下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
漫画家の水島新司氏が引退を表明した。御歳81歳だという。今まで現役だったことがすごい! 『ドカベン』大好き(特に里中智)だったけど、思えば読んでいたの小学校の頃だった(苦笑)。水島先生、お元気で楽しいリタイア生活を楽しんでほしい。
第532回(11/26〜12/1発売号より)
1位「山田孝之 独占インタビュー90分『7歳息子に望むのは学力よりも生存力!』」(「女性自身」12月15日号)
2位「山下智久 ウィル・スミスに(秘)進路相談――“英語失格”で肉体派俳優転身へ」(「女性自身」12月15日号)
3位「松田優作さん長女が『炎上芸人』ウーマン村本と熱愛 龍平と翔太の洗礼」(「女性セブン」12月10日号)
おーー! そうきたか。俳優の山田孝之が「女性自身」のインタビューに登場、問題の“ユニオン結成”について言及したのだ。というのも山田と「自身」は因縁の関係にあった。2カ月ほど前の10月13日号で「自身」が「山田が俳優や監督のためのユニオン結成をくわだてている」と報じたが、山田本人は即座にこれを否定、自身のインスタグラムで「記事を見せてもらいました」「ファンタジー作家さんの文章はとても面白かったです」と皮肉ったからだ。
だが変人とは言われるものの、筋を通す山田のこと、おそらく「自身」に自分の本意をきちんと語りたいと申し出たのではないか。今回のインタビューで“ユニオン問題”にも触れ、その真意を語っているからだ。まず山田は俳優のための組合が必要との声もあるが、自分はプロデューサーとしてその環境を変えていきたいと考えているという。
「プロデューサーであれば、撮影現場での労働時間や睡眠時間も決めることができるし、さらに儲かったときの利益の配分のルールも作ることができます」
なるほど、組合を作るのではなく自分がプロデューサーとなって環境を変える。ある意味、現実的な発想でもある。というのも、俳優のユニオン問題は、以前から取りざたされていたものだった。たとえば5年ほど前、山田と同世代でもある小栗旬が雑誌インタビューで俳優の労働条件を改善するべく、俳優のための労働組合づくりを構想していると語っている。
しかも、小栗はその覚悟がない人が多く「ちょっと悲しい」とその心情を吐露、また日本の芸能界の力学(俳優個人より芸能事務所の力が絶大ということ)から「誰かに殺されるかもしれない」との覚悟で戦う必要があるとまで語っていた。
しかし、現在まで小栗が言うような俳優の労働組合は実現に至っていない。実力俳優たちが問題意識を持ち、旧態依然とした芸能界を変えたいと思っても、日本の芸能界を変えるのは一筋縄ではいかないのだろう。それでも俳優たちの問題意識は続いていた。そして今回の“プロデューサーという立場で俳優の労働環境を変える”という山田の構想。日本の芸能界、エンタメ界の将来のためにも、ぜひ、実現してほしい。
ジャニーズ事務所を独立した山下智久だが、今回の「女性自身」の記事は――。記事ではジャニーズを辞めた山下が、映画『The Man From Toronto(原題)』への出演が決定し、さらに渡辺謙や菊地凛子も出演するアメリカ制作配信ドラマへの出演も決まっていると紹介するのだが、その理由として後ろ盾のウィル・スミスが存在するとして、こんなことが書かれている。
「今回のデビュー作のプロデューサーもウィルとなじみの深い人で、ウィルの顔を立てる意味でも今回の起用が決定したと聞いています」
まるでウィル・スミスのコネ、ごね押しと言いたいような――。しかもこのコメントとしたのは“ハリウッド関係者”だという。ハリウッド関係者って一体――。さらに、このハリウッド関係者は、山下の英語力の低さを指摘し、今後はアクション、肉体派俳優になるしかないと解説する。巧妙な悪意満載な記事だと思う。
驚きのスクープだ。ウーマンラッシュアワーの村本大輔と、松田優作の長女でアーティストの松田ゆう姫の熱愛を「女性セブン」が報じている。記事を読むと2人はまさにラブラブ。すでに村本の生まれ故郷の福井にも一緒に行ったりしているのだとか。さらに母親の美由紀も政権批判もいとわず、村本の原発発言を拡散したこともあるらしい。母親とも気が合うなら百人力だろう。
そうなると、松田家もすごいことになる。長男・龍平の恋人はモデルのモーガン茉愛羅、次男・翔太の妻はモデルで千代の富士の次女・秋元梢、そして長女・ゆう姫の恋人はウーマン村本。さらに美由紀の姉は女優の熊谷真実で、熊谷の元夫はつかこうへい。故人も多いが、石田純一一家にも負けない有名人揃い一家だ。