ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、11月19日~25日公開の動画を注目度順にチェックします!
HiHi Jets・井上&橋本のユニット、あわや「だんご3兄弟」だった!?
HiHi Jetsの動画は、通常回の「【後加入した作間の気持ち…】初めて語ります」(22日)と、マルハニチロ冷凍ピザシリーズのプロモーション「【フリーズゲーム】ピザ食べたら誰かが固まった!?」(23日)の2本が配信されている。1本目は、前週に引き続き年表を作りながらHiHi Jetsメンバーの歴史を振り返っていく企画。今回はジャニーズ事務所に所属後、グループに入るまでどのような活動を行ってきたのかを、さかのぼっている。
2009年7月19日に入所したベテラン・橋本涼は、嵐が国立競技場で開催したコンサートに出演した時、相葉雅紀に「君、何歳?」と聞かれたという貴重なエピソードをさっそく披露。8~9歳だった橋本が申告すると、「スゴい、頑張ってね!」と温かい言葉を返してくれたといい、当時は「スゲー! 嵐に話しかけられた!」と、舞い上がったとか。また、ドラマ『斉藤さん2』(日本テレビ系、13年放送)で親子役を演じた女優・桐谷美玲と、現在も交流が続いていることを明かした。
年表が15年に差し掛かると、自身と井上瑞稀、そしてすでに退所している稲葉愛弥とのユニット・中3トリオの結成に言及。猪狩蒼弥は「俺、(発表のステージを)見てた。舞台のスゴい下で。通路の下とかで見てた。だって、俺の隣りにいた中3の子が『俺も中3なんだけどな……』って」「あの時の中3はみんな羨んでたよ、きっと」と、橋本たちは“選ばれし中学3年生”だったと称えた。「Jr.のグループが出てなかったんだよね、まったく」(猪狩)「その時はTravis JapanさんとSnow Manさんかな?」(橋本)と、この頃はSixTONESらもグループ化されていない状態であり、猪狩は「ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)が名前をつけて、グループを久しぶりにつけたっていうので、めちゃくちゃ盛り上がってたんだよ」と、述べた。
ジャニー氏からは「名前を君たちにつけてあげるよ」と言われていたそうで、「俺ら悪ガキだったから、その時。グループ名が早く知りたくて。ジャニーさんが考えている紙を勝手に見たの。で、『だんご3兄弟って、どうすんだよ!? これ!』って」(井上)「いろいろ書いてある中で、一番しっかり書いてあるやつが『だんご3兄弟』って……」(橋本)「『これヤッベーぞ! 俺ら、この先だんご3兄弟として生きていくのか!?』」(井上)と戦慄していたとか。しかし、「蓋開けたら中3トリオだったから、だんご3兄弟からの中3トリオだから、おぉー!」(橋本)「なぜかめちゃめちゃうれしかった」(井上)と、裏話を告白。
ここで、猪狩は「それこそ、この後グループもガンガン出てくるじゃん。懐かしい名前だと、Classmate Jとか、天才Geniusとか、それこそHiHi Jetもそうだけど。グループブームの走りだよ。中3トリオから、バーンと破裂したようにグループが続々と出てくるようになった」と、補足した。足を組み、一歩引いた目線で冷静にJr.の変遷を語る猪狩の様子は、タレントというよりもジャニーズオタクの解説員。その後のトークでも、猪狩によるプチ情報がどんどんと出てくるのだった(東京・阿佐ヶ谷ロフトAあたりで開催されるマニアックなトークイベントに出ていそうな風貌)。
続く井上は、嵐・松本潤主演ドラマ『夏の恋は虹色に輝く』(フジテレビ系、10年放送)や、相葉とバーモントカレーのCMで共演するほど、小さい頃より大活躍してきたJr.の一人。木村拓哉主演ドラマ『南極大陸』(TBS系、11年放送)にも出演したが、この時はJr.たちと、他事務所の子役を含めてオーディションを受け、奇跡的に受かったんだとか。役柄のためにいきなり坊主頭にさせられ、「マジで俺もう、なんのためにジャニーズ入ったんだろうって……」と、苦い思い出をぶっちゃけた。
一方、作間龍斗は、Kis-My-Ft2のデビュー曲「Everybody Go」(11年発売)の間奏の振り付けを知っていたことで、Jr.内で認められる存在に。猪狩いわく、作間は『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)といったテレビ番組には呼ばれていなかったが、その出来事をきっかけに一目置かれるようになり、活躍の場が増えていったらしい。猪狩は「それこそ変な話、一番ちっちゃいJr.のくくりの中で、それが確か14人いたの。全部合わせて。『チビJr.』って呼ばれてた。俺もその中の、一番後ろの一番端っこだったんだけど。(作間は)そのチビJr.の中の一番前の、どセンター張ってた、ずっと」「俺、だって絶対、作間デビューすると思ってたもん。浅はかだから」と、作間の印象を明かした。
以降、学業とJr.の仕事の両立に励んだ作間。器用だったためか、スタッフからも何かと頼りにされていたそうだ。そんな中でHiHi Jetsの前身・HiHi Jetの“スーパーリベロ”となり、18年に正式加入。本人によれば、それまでは部活感覚だったが、初めて「ジャニーズで芸能活動」をしていくと、覚悟が決まったようだ。当時の猪狩、井上、橋本、高橋優斗は4人体制に限界を感じており、ジャニー氏にも「作間しかいねぇよ」と、相談。メンバーが熱烈オファーするも、中学卒業のタイミングだった作間は、1カ月程度悩んだという。
加入を決断した理由については、「自分個人として必要とされるみたいなのがなかったから、自分の活躍できる場所が見つかった感じがした。自分の力を出せる場所があるんだなっていうので、決めたのかな。確か」「(以前は)自分を主張しようとしてこなかった感じ。ロボットみたいな感じだった、ずっと。だったけどやっぱり、色が大事じゃない。HiHi Jetsって。意識みたいのは変わってきたね」と、本音を打ち明けていた。次回は猪狩、高橋のヒストリー編とのことで、こちらにも注目したい。
ちなみにこの動画、「Jr.チャンネル」のTwitterは22日午後8時6分に「本日アップの動画に不具合があったため修正して再度アップいたします。申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください」と、ツイート。2時間後の10時6分に、あらためて更新報告していた。再生回数は1本目が35万台、2本目は21万台(27日時点)。
19日に配信されたのは「Travis Japan【直筆お手紙】宮近誕生日…2ヵ月遅れのサプライズ」。久しぶりに屋外でのロケを敢行し、宮近海斗がメインの「宮近ベガス」を行うと発表。しかし、実際は9月22日に23歳の誕生日を迎えた宮近のバースデーサプライズで、6人が内緒で手紙を用意してきていたのだ。
まず、宮近と同級生である中村海人は「ずっと一緒にいた親友とも思っています。ただ、今はその領域を超えたんじゃないかなと思っています。仕事と親友の間くらいですかね。少し寂しい気持ちもあります。あんまりご飯にも行かなくなったし、前みたいに僕の家にも遊びに来てくれなくなっている」とただの友達関係ではなくなった寂しさを口に。
さらに、「僕は宮近海斗という存在が好きです。僕はこれからも海斗と笑っていきたいです。これからも海斗とダンスと歌を歌いたい。これからも僕の親友でいてください。たまにはご飯も誘ってください」と、熱いメッセージを送った。宮近といえば、Travis Japanのセンターで、リーダーでもある。こうしたメンバーの手紙から伝わってきたのは、宮近が確実にグループの“支柱”になっているということだ。
その一方で弱みを見せずに仲間を引っ張っていっているのか、「無理な時は頼ってください。いつでも支えます」(中村)「ちゃかはあまり弱音を吐いたり、不安や緊張などの感情をあまり表に出さないので、心のうちが少し心配になったりもしたり」(松倉海斗)「無理はせず、背負いすぎず、7人で分担できるものはして、みんなで助け合っていこうぜ!」(松田元太)などと、気遣う言葉も。感動が押し寄せるだけではなく、七五三掛龍也や松田の天然キャラぶりが現場に笑いをもたらし、ハートフルな1本となっていた。
多くの視聴者も、「Travis Japanのリーダーはちゃかしかいないし、ちゃかでよかったと思ってる。いつも頑張ってくれてありがとう!」「常に周りのことを考えているちゃかがリーダーでいてくれて、とっても頼もしい。メンバーにも言われてたけど、つらい時はみんなに頼ってね!」「みんながちゃかを尊敬していて、支えたいと思っているのが伝わる。愛されてるちゃかのことが大好き!」「Travis Japanは全員が素敵な人。笑顔で見ていたのに、自然と涙が出てきた。温かい気持ちになれる動画をありがとう」と、胸を揺さぶられたようだ。この動画は通常の午後8時より約2時間遅れで更新され、再生回数は39万台(27日時点)。
21日に更新されたのは「美 少年【ドッキリ】一軒家からの脱出?いいえ…お化け屋敷です」。美 少年にとって久しぶりのロケ企画となったが、単なる「脱出ゲーム」かと思いきや、恐怖のドッキリが待ち構えている……という内容だ。冒頭、何も知らないメンバーは「脱出ゲームってどんな感じなの?」(那須雄登)「たぶん俺の予想はクイズ系だと思う」(浮所飛貴)とワクワクしている様子で、岩崎大昇は「俺らポンコツっていうイメージあるから、払拭していきましょう!」と、やる気満々。前週公開の「【チキンレース】大昇の逆襲…本当のチキン野郎は他にいる!!」で、その岩崎と藤井直樹は不名誉な「美 少年イチのチキン野郎」になったこともあり、浮所が「ぜひともダブルチキンでチーム組んでいただきたい」と、提案した。
そして結果的に、ペアはダブルチキン(岩崎&藤井)、チーム高学歴(浮所&那須)、末っ子コンビ(佐藤龍我&金指一世)に決定。トップバッターの浮所と那須が先に出発し、「こんなところにあるんですか!? やめてくださいよ、ドッキリとか本当に……」「よくない癖がついちゃってる。YouTubeのスタッフさんを疑うっていう癖がついてしまっている」(浮所)と漏らした矢先、ドッキリだとわかると、浮所は「バカじゃん!」と連呼。実は、彼らが連れて来られたのは一軒家のお化け屋敷で、「うきなすは同居するため引っ越し物件を内見しに来た。しかしそこには殺人鬼が! 果たして無事に脱出することができるのか……」との設定付きだったのだ。
動揺しながら家に入り、スタッフが退室したところで、制限時間30分の脱出ゲームがスタート。玄関の鍵を探す余裕もなく、助けを求める女性の声、突然鳴り響く電話、迫りくる殺人鬼……と、次々に恐ろしい仕掛けが2人を襲った。その間、歌やダンスで怖さを誤魔化そうとしていた浮所は大声で叫ぶほか、「足に力が入らない……」とポツリ。どさくさに紛れて、「雄登、先陣切って。飛貴! 飛貴って呼んで!」と、愛が重い彼女のようなお願いをする一幕もあった(那須は『浮所早くしろ』とスルー)。
かたや、車内で待機する4人は呑気にババ抜きを楽しむ有り様。「本当はこれ、怖い心霊のお化け屋敷とかじゃないの?」(岩崎)「ワンチャンある」(金指)「それヤバいね」(藤井)「でも俺、大丈夫なんですよ。那須がたぶん一番ビビリ」(岩崎)と話していたのだが……。岩崎の予想に反して、那須は意外にもしっかりと浮所をリードしていた印象。怖がっている本人には申し訳ないが、対象的に殺人鬼とのやりとりなどは、浮所のヘタレっぷりについつい笑ってしまう。終了後、玄関を出る際は、安心して腰が抜けたのか「はぁー……」(浮所)と、崩れ落ちていた。今回は浮所&那須バージョンのみで、残る4人の模様は次回に続くとのこと。
視聴者からは「『飛貴って呼んで』『浮所早くしろ』の流れが最高(笑)」「どさくさに紛れて那須くんに『飛貴』って呼んでもらおうとして失敗してる浮所くん、めちゃくちゃ笑った」「実際に行ったら絶対怖いだろうな……浮所くん、よく乗り切ったね」「死ぬほどビビってる浮所くんが最高に愛おしい!」と、浮所の言動に関するコメントが多く上がっている。タイトルに「ドッキリ」と入っているためか、再生回数は27日時点で26万台と、順調に増えていた。
25日の動画は「少年忍者【先輩すみません!】勝手になりきりジャニーズ」。出演者はヴァサイェガ渉、小田将聖、川崎皇輝、久保廉、黒田光輝、田村海琉、檜山光成、元木湧の8人で、今回は彼らがジャニーズ事務所の先輩になりきるという企画だ。まず、親になったメンバーが先輩の名前が書かれているカードを引き、自分のイメージに沿ってモノマネを披露。残る7人はその人物を予想し、正解に応じてポイント獲得となる。トップバッターの川崎は、比較的に特徴があり、真似しやすいA.B.C-Z・塚田僚一の言動を再現。モノマネタイムの後は、問題になった先輩に関するトークコーナーも。
田村は、会ったこともない元SMAP・木村拓哉に挑戦。ここでは、まだジャニーズの研修生だった小学3年生の頃、1人で『GIFT of SMAP -CONCERT TOUR'2012-』に参加したヴァサイェガが木村とのエピソードを語っている。「俺、そこでもう本当に好きになった」といい、「ライブのDVDをサイン入りで(木村からもらって)。しかも、俺の名前も書いてあって。しかもそれで、木村さんに『渉』って名前を言ったら、ヴァサイェガまでちゃんと書いてくれた。本当にスゴくない!? 全然、7年くらい前のことなのに、しっかり名前も覚えてくれてて」と、木村の神対応を告白。話を聞いた元木は「さすがだね~!」と、大先輩の優しさに感激していた。
以降は、嵐・櫻井翔、Snow ManやKing&Princeメンバーを演じる少年忍者。特に前半は、しゃべっている時に出てくる情報やワードから推測しやすかったものの、後半は解答席も迷うほどのお題ばかり。視聴者も一緒に考えて楽しむことができるだろう。17分11秒頃は、ジャニーズ退所発表前の収録だったためか、「山下くん」と、10月31日付で事務所を退所した山下智久の名前も見受けられた。
ちなみに今回の動画を視聴したファンの間では、主に久保の“声”の変化に驚きの声が上がっている。彼は現在、中学3年生だが、3分30秒~44秒頃など、話しているシーンを見て、声が少し低くなっていると感じた人も多かったようだ。「YouTubeを見たら久保廉、声が低くなってきてる?」「久保廉が声変わりしかけてて、驚きを隠せない」「久保廉、見た目は変わってないのに声だけ変わった」「久保廉、誰!? ってくらい声変わっててビックリした」「久保廉の声、聞き慣れないけどめっちゃかわいい」と、困惑のコメントが出ていた。再生回数は公開後2日時点で16万台。
20日の動画は「7 MEN 侍【ダマしダマされ…】チーム戦人狼!」。今回は3人対3人のチーム戦人狼で、“一人だけ周りと違う行動をとっている人物”を当てるゲーム。佐々木大光の希望により、組み合わせは「【ダンスNo.1は誰?】僕たちジャニーズなんで踊れます!」(10月16日配信)のリベンジとして、佐々木、今野大輝、菅田琳寧の「チームRTK」と、中村嶺亜、本高克樹、矢花黎の「チームMRY」に決まった。
勝利チームは特上寿司のご褒美付きとあって、ワイワイと楽しい撮影になるかと思いきや、一筋縄ではいかないのが「Jr.チャンネル」の企画。のっけから「タバスコ入りトマトジュースを飲んでいるのは一体誰!?」という体を張ったお題が登場した。2021年1月スタートのドラマ『ゲキカラドウ』(テレビ東京)に出演する中村は、すでに撮影に参加しているためか、「マジ!? タバスコ!? 俺さ、今辛いの食ってるけど、いけんだけど。(タバスコの)味嫌いなんだよね。トマトジュースって言った!? うわ~、もうどっちにしろ無理だ!」と、絶望。
矢花は辛いものが得意、本高が苦手といった状況の中、果たして誰がタバスコ入りトマトジュースを飲んだのか……。各々の演技力がかなり重要となっており、相手チームの佐々木たちはあるメンバーの余裕な表情にすっかり騙されていた。この後も「激くさタオルの臭いを嗅いでいるのは一体誰!?」「コーヒーでお蕎麦を食べているのは一体誰!?」「わざび大量のお寿司を食べているのは一体誰?!」など、肉体的にも精神的にもキツそうな難題が続出。12分過ぎ、いつもローテンションな今野が珍しく大騒ぎし、「こんな声出ることないよ、俺!」と、アピールする場面も。果たして、特上寿司を味わえたのはどちらのチームなのか、ぜひ動画でチェックしてほしい。
SNSやコメント欄では「こんぴ、大光、琳寧チームが面白い!」「みんな演技が上手で、全くわからなかった。6人の仲の良さと、クルクル変わる豊かな表情に癒やされた!」「誰が騙しているのかを考えたり、正解がわかってから演技を見るのも面白かったので何回も見る」「メンバーが協力し合う姿が見れるからチーム戦は楽しい」と、ファンも盛り上がっていた。再生回数は27日時点で14万台。近年流行した人狼ゲームの派生型とはいえ、残念ながらさほど伸びていない印象だ。

覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。