ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、10月29日~11月4日公開の動画をチェックします!
7 MEN 侍・矢花、ジャニーズオーディション4回の猛者
10月30日の動画は「7 MEN 侍【ジャニーズオーディション必勝法】知られざるエピソードが連発!!」。今回は「話術を磨け! ラジオ企画」と題して、6人がラジオ番組風のトークにトライ。しかし、ただ会話するだけでなく、「ことわざを入れながら話す」(矢花黎)など、秘密のミッションも同時進行しており、メンバーはかなり頭を使いながら撮影に臨んでいたようだ。最初のトークテーマは、それぞれの「入所時期と同期たち」。彼らの中で最もベテランなのは、2009年10月3日にジャニーズ事務所に入所した中村嶺亜。11年に入った菅田琳寧はTravis Japan・松田元太、Sexy Zone・松島聡が同期で、「当時、100人ぐらい集められてた。午前の部と午後の部で。A・B・Cパターンに分かれてて。Aに元ちゃんとかいたの覚えてる」と、語った。
さらに、「バナさんもだから一緒でしょ。たぶん、そういう感じでしょ? A・B・Cパターンみたいな」(菅田)と振りを受け、矢花は「俺は3人ぐらいに分けられて。次も呼ばれるけど、いい位置にはいないとこを。そこから5年くらいずっとそのままだったから」と申告。矢花の場合は「たぶん琳寧くんが一緒だから」(矢花)「じゃあ、元ちゃんとかとも一緒なのか」(菅田)と同期も曖昧なほど、あまり目立つ機会もなく仕事を続けていたという。
そんな状況とあって、矢花は「King&PrinceのKINGの3人(高橋海人・永瀬廉・平野紫耀)とか、どっちかって言ったら歴だけで見たら後輩みたいな話になったけど、それで要は、“くん付け”とかじゃなく、タメ語で話したりっていうのは考えられないんだよね」とのこと。ここで、佐々木大光が高橋や平野のモノマネをし、タメ語を試していた(モノマネはキンプリファンから叩かれてもおかしくないクオリティーの低さ)。
11年8月27日に合格した本高克樹は、オーディション会場で振付師が「こんな速さで(ダンスが)覚えられなかったらJr.になんかなれねぇよ」とつぶやいたのを聞いてしまい、「俺もう、Jr.になれないんだ」と、半ば諦めたそう。かたや、矢花が「俺は最初に、その琳寧くんたちと同じ11年で受けた後に、そこから1年間コンサートに出なくて。ここ(今野大輝)のオーディションも一緒に受けてる」と明かすと、菅田は「琳寧、実は克樹のオーディションも一緒に受けてるの。琳寧もキスマイ(Kis-My-Ft2)さんのデビュー前のオーディション受けてる。琳寧、2回オーディション受けてる」と、告白。
特に矢花は「俺、たぶん4回ぐらい(オーディションに参加した)。何回も名札つけたもん。オーディション生はみんな名札が置いてあるんだよね。名札を持って、レッスン着に、ここに安ピン(安全ピン)でつけて」と、オーディションのベテランだと判明。選出方法は時期によって異なり、エリートコース、ダンスができる即戦力の子を採用するコンサートJr.のオーディションなど、さまざまなケースがあるようだ。
一方、12年にジャニーズ入りを果たした今野はオーディション後にそのままジャニーズ伝統の舞台『SUMMARY』のリハーサルに出たといい、矢花は「ある意味、あの年のエリート組に入ってた。俺は『SUMMARY』出れなかったから」「練習はしたよ」と、ボソリ。なお、今野が「海パンJr.やってました」と言うと、「伝説の!?」(矢花)「海パンJr.やったことあるの!?」(本高)と、驚きのリアクションが。Jr.ファンの間でもたびたび話題になる「海パンJr.」(または水着Jr.)ネタだが、本人たちは「海パン恥ずかしいよなぁ~」(中村)「マジで恥ずいのよ」(今野)「思春期だからね。中学生なんて」(中村)と、ぶっちゃけていた。
そして、佐々木が15年5月2日のオーディションについて、「過去史上(参加者が)一番少なかった」と話したところ、またも矢花が「ちなみに僕はその中にいました」と、苦笑い。「Jr.はさ、3種類あるじゃない。エリートでいく子と、定期的に呼ばれる子と、何回もオーディションに混ぜられる子と……」と解説するも、本高は「俺、その枠知らなかった」と、ビックリ。もはや、“ジャニーズオーディションマスター”の矢花が「(履歴書をあらためて)送る子もいるし、呼ばれて行ったらまた名札があって……」と補足すれば、本高は「もう入所日そっち(15年)でいいじゃん」と指摘し、佐々木も「お前、あんまり図に乗るなよ」と、ツッコんでいた。
こうして、矢花は菅田、今野、佐々木とオーディションに同席していたという、メンバーも衝撃の新事実が発覚。本高は「スゴい泥臭くジャニーズに入られたんですね」「ジャニーズでも、オーディションを語れる人間って、あんまいないと思うよ」と皮肉交じりに称えていた。ちなみに、矢花以外のミッションの内容は伏せられた状態だが、視聴者は「この人に与えられた指示は何か」と、繰り返し見たくなる内容かもしれない。その正解は後編の動画で明らかになるようだ。再生回数は11月6日時点で26万台。
11月4日に公開されたのは「少年忍者【ここだけの話】メンバーに対して直してほしいところ」(再生回数は6日時点で14万台)。出演者は織山尚大、ヴァサイェガ渉、川崎皇輝、北川拓実、黒田光輝の5名で、彼らの絆を確かめるべく、お題に対する1人の回答をほかのメンバーが予想するという企画に取り組んでいる。ルール説明の際、進行役の川崎が「4人の答えの中で1人でも合ってたら、クリアです。1人でいいんだよ」と告げると、織山は「それでダメだったら解散だよね」と、爆弾発言。5問以上成功すれば、“プチ贅沢なお土産”がもらえるといい、筆者としては安易に罰ゲームを用意しなかったスタッフの判断を評価したい。
そんな中、「初めて出会った場所は?」「少年忍者のここが好きというところは?」「羨ましいなと思っていることは?」などの質問に答える一同。「直してほしいなと思っているところ」のテーマで、川崎は黒田について「名前が一緒」と書いたほか、残る3人は「たまにやる気ない」(ヴァサイェガ)「超気分屋」(北川)「ふざけだすと止まらない」(織山)と、手厳しくダメ出しした。
過去、ヴァサイェガは東京・帝国劇場の舞台で“一人でタップダンスをする”といった大役を任されたにもかかわらず、「こいつ、『マジでタップやりたくないんだけど』ってマジで言ってたもん。ビックリしちゃって。本当に言ってんのかな!? こいつって」(川崎)と暴露。本人は「中二病だった」と弁解していたものの、おそらく川崎含め周囲は冷めた目で見ていたのだろう。
ちなみに、今回の動画には「#少年忍者 #直してほしいところ #5忍者」とのハッシュタグがついていた。かつて、ヴァサイェガ、北川、皇輝、内村颯太、元木湧の5人が「5忍者」というくくりで雑誌などに登場した時期があったため、これが一部ファンの間で物議を醸している。今動画に出ている5人は、5月にシアタークリエで開催予定だった『ジャニーズ銀座2020』の「F」グループのメンバーだったこともあり、ファンの間で「クリエF」などと呼ばれているのだ。本来の「5忍者」に思い入れのあるファンにとっては、デリケートな問題なのだろう。
SNS上では「何も知らない新規ファンがそう言うのは仕方ないけど、公式の動画でそんな簡単に『5忍者』を使うの?」「公式がハッシュタグで5忍者とつけるのは胸がザワつく」「5忍者のタグは消して」「5忍者じゃなくて『クリエF』と表記してほしかった」「5忍者はクリエFのことじゃなくて、皇輝、渉、拓実、颯太、湧の5人で組んでたのが公式ユニットでしょ?」「5忍者のタグで嫌な気持ちになった」と、否定的な反応も上がっていた。
11月1日の動画は「HiHi Jets【色んな飴でわたあめ作ったら】結構イケた!?」(再生回数は11月6日時点で27万台)。この日のメンバーは法被姿で、まずは橋本涼が「文化祭気分で楽しんでいきたいと思います!」と、元気よく進行。今回は、わた菓子用のカラーザラメは使わず、好きな飴を細かく砕き、わたあめ製造機でオリジナルのわたあめを作るとのこと。“どんな飴でもわたあめになるのか”を試す実験的な企画でもある。加えて、「縁日の要素も入れてるから。今日は神企画」(橋本)だと言い、飴を選ぶ上で「金魚すくい」「射的ゲーム」にもチャレンジしている。
今年は新型コロナウイルスの流行で各地のイベントが中止となっていただけに、視聴者側もお祭り気分を味わえる内容。金魚すくい、射的とも小道具をセッティング済みで、かなり手の込んだ作りになっている。正直、メンバーは現場で遊ぶのみだが、スタッフの準備は大変だったのではないだろうか。
一方、娯楽企画とあってメンバーの気持ちも高揚しているのか、突如として小芝を始めるなど、やや内輪ノリな場面も(途中で“一体何を見せられているんだ……”という気分になる)。これまでは新型コロナ感染防止策でソーシャルディスタンスを保っていたが、以前に比べて “密”になっているため、より“わちゃわちゃ感”が強く印象に残ってしまったのかもしれない。
とはいえ、こうしたHiHi Jetsならではの雰囲気が好きなファンからは「時々出てくる変わったキャラクターがHiHi Jetsらしくて楽しかった」「新キャラがあふれてて大好き(笑)」「即興劇を含めてみんな自由に楽しんでいて可愛い! いつも以上にあっという間に終わった」「見てるこっちまで笑顔になった。罰ゲームもなく、5人で楽しく食べてる動画は最高!」と、絶賛のコメントが相次いでいる。
10月29日の動画は「Travis Japan【即興で褒めろ】もちろん悪口禁止です!!」で、タイトル通り、ほかのメンバーを褒め合うゲームにチャレンジしている。まず、50音が書かれたカードを1枚めくり、その文字から始まる言葉を使って、メンバーを褒めていくというもの。うまくお題に沿って、絶妙にヨイショする人もいれば、天然なキャラクターで知られる松倉海斗&松田元太は「屁臭くないよね」「にんにく好き?」といった独特なワードセンスで場を盛り上げるなど、大活躍している。
ちなみに、テーマに相応しくないコメントを残した人物には、お口を強制リセットする罰ゲーム(ドリンク)が待っており、1ターンごとに実行。「Jr.チャンネル」内で最も罰ゲームドリンクを飲んでいるのではないかと思うほど、Travis Japanの動画において定番となっているものの、今回のように“褒める”がコンセプトならば、たまには一番良かった人にご褒美でもよいのでは……という気も(各回につき制裁を加えるのではなく、ポイント制にして最終的な合計点が低かった人が飲むなど)。個人的に、今回は松倉のビジュアルの良さが際立っていると感じ、彼の言動から目が離せない1本だった。再生回数は11月6日時点で44万台。
10月31日に配信されたのは「美 少年【逆再生ダンス】逆回転で踊ってみた!!」。今回、美 少年はオリジナル曲「僕らはMysterious」のサビパートのみ逆再生で流し、振り付けも逆再生で踊る高難度のダンスに挑戦している。企画を聞いた際、メンバーの口からは「難しくない?」(岩崎大昇)「終わりからやって来るってこと?」(那須雄登)「めっちゃ頭使うんだけど」(佐藤龍我)「こういうものとして新しく覚えるほうが早いんじゃない?」「いや~、キツいぜ。これ」(浮所飛貴)と、数々の弱気な発言が飛び出していたが……。
練習では、ジャニーズ事務所入所前からダンスを習っていたという美 少年のダンス担当・藤井直樹や、グループのムードメーカー・浮所が積極的に声を出してメンバーを鼓舞。やってみると想像を超える難しさだったのか、途中で「いつものゲームがやりたいです」(那須)「今からでもマジカルバナナにしませんか?」(岩崎)と嘆く始末だ。次第にテンションがおかしくなったほか、仲間に対して「本気でやれよ!」(岩崎)「本気でやれ! ここがドームだと思って踊れ!」(浮所)と、注意する一幕もあるほどで、1時間でどれほどのクオリティーの逆再生ダンスに仕上がったのかは、ぜひ動画で確認してほしい。
視聴者の間では、「逆再生ダンスは難しいのに、さすがジャニーズ。普段こんなふうにダンスを覚えてるのかな? というのが知れてうれしい」「『僕らはMysterious』って、逆再生するとこんな感じなんだ。見てる側もよくわからなくなってくるぐらいなのに、本人たちはちゃんと踊れててスゴい」「『本気でやれよ!』『ここがドームだと思って踊れ!』がツボだった(笑)」「手や上半身の動きが逆だと難しそう……いつもこんな感じで練習してるのかな~と思ってニコニコしながら見てた」と、健闘を称える書き込みが見受けられた。
ちなみに、前週は30分早い午後7時30分頃に投稿されていたが、今回は午後7時と、1時間早いアップとなった。午後8時から『池上彰のニュース そうだったのか!!』(テレビ朝日系)に佐藤&那須がゲスト出演するため、ファンを気遣った上での対応とみられる。再生回数は11月6日時点で22万台。
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