ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、10月22日~28日公開の動画をチェックします!
HiHi Jets・橋本涼の言動に「イケメンすぎ」「惚れる」の声
25日に配信されたのは「HiHi Jets【以心伝心で連想ゲーム】7 MEN 侍との緊急バトル!?」(再生回数は30日時点で25万台)。オープニングが始まると、突如として7 MEN 侍の“狂犬”こと佐々木大光が「どうも~!」と、大声で叫びながら姿を現した。しかし、そんな佐々木をあえて無視しつつ、進行に徹する猪狩蒼弥。ほかの7 MEN 侍が加わったところで、あらためて「今日ゲームやるって聞いたんで。罰ゲームが必要かなって……」と切り出した佐々木だった。7 MEN 侍は「【罰ゲームドリンク研究所】ジャニーズJr.に提供します!」(9月18日公開)にて、強烈なドリンクを開発したばかり。動画をチェックしていたのか、高橋優斗は「あれ、ホント余計なことしてくれたなと思った」と、どうやら不満があるようだ。
今回、7 MEN 侍が持参したのは矢花黎特製の「二度と悪いことが出来なくなるジュース」。中身はくさや、にんにく、激辛ソースといった個性の強い具材だが、「決して僕たちも、そんなHiHiに勧めたかったわけじゃないんですよ。俺らはね。でも、矢花が『どうしても』って……」と、責任をなすりつける佐々木。矢花が飲む流れになったところで、高橋が「さすがに矢花だけはちょっと可哀想だからさ、今野(大輝)の声、一言も聞いてないから、今野で」と巻き込む展開に。今度は今野が「HiHiの誰かも。誰か!」と呼びかけると、佐々木が「橋本くん」と指名。名指しされた本人は「わかった! 俺がここで7 MENとノーリアクション対決して、勝ったら今日の罰ゲーム、これじゃなくていい?」と、自ら犠牲になると受けて立ったのだった。
理不尽な理由で“ゲームで負けた人のための罰ゲームドリンク”を試飲するハメになったにもかかわらず、メンバーを守ろうとする橋本。前週、周囲の悪ノリで好物のナンを食べられずに終わったが、彼は一体どこまで度量が広いのか……。そして、矢花、今野、本高克樹、橋本でリアクション対決を行った場面は、ぜひ矢花の表情にも注目してほしい。結果的に現場を荒らして帰った7 MEN 侍について、猪狩は「俺らのチャンネル出禁にする」と、ボヤいていた。
一方、本題は連想ゲームの以心伝心版。答えを伏せた状態で進むだけに、予想しながら視聴できる楽しさがあるだろう。ネット上では「涼くんの男気、スゴくカッコよかった!」「橋本涼、顔も言動もイケメンすぎる」「自ら罰ゲームを回避しにいく橋本涼、カッコ良すぎてみんな惚れる」「涼くんの優しさとたくましさを垣間見れる神動画」「涼くんはあまりにも優しすぎて、心配になる。涼くんの良さを多くの人に伝えるためにも応援していきたい」と、橋本の対応に絶賛の声が上がっている。
Travis Japanは、通常回の「【演技力】表情で内容を伝えろ!」(22日)に加えて、27日にはパフォーマンス動画「『Talk it! Make it!』(LIVE 2020 ENTER 1234567)」も公開されている。1本目は、彼らの演技力が試される「感情表現NO.1決定戦」で、4つのシチュエーションの中から、指定のお題を“顔の表情だけ”で演じるというゲーム。周りのメンバーはその様子を見て、どのシチュエーションなのかを予想し、結果によってポイントが加算されていく仕組みだ。
例えば、トップバッターの川島如恵留は「ファンからお手紙をもらった時の笑顔」「吉澤閑也が渾身の一発ギャグを披露した時の笑顔」「晩御飯に食べたい物が出て来た時の笑顔」「困って受け流す時の作った笑顔」のうち、1つを披露したが、あまりうまく伝わらなかったのか、正解したのは1人のみ。本人は「悔しい!」と、残念がっていた。
そんな中、スタッフの“Travis Japan愛”の強さがうかがえるシーンも。吉澤のターンには「しらす丼が『生』で食べられなかった時の怒り」という、昨年7月18日配信の「【鎌倉グルメ】空腹で白熱!テイクアウト以心伝心!!」を連想させるお題が登場。この時の当事者である、松田元太自らが再現した後、編集によって当時シーンも挿入されていた。ほかにも、「途中まで勝っていたのにMCの采配で負けた時の怒り」については、七五三掛龍也が「【8/10は何の日?】極上アイスクリーム争奪戦!?」(今年8月10日配信)での1コマを実演。こうして、過去回で実際に出て来た場面がシチュエーションに織り込まれていることで、メンバーの誕生日や、総集編のタイミングではないにもかかわらず、特別感のある構成となっていた。
2本目は、9月26日・27日に無観客で行われた配信ライブ『Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567』より、オリジナル曲「Talk it! Make it!」の歌唱映像を大公開。9月~10月にかけて投稿された「『GET ALIVE』(Johnny's World Happy LIVE with YOU Jr.祭り ~Wash Your Hands~)」「『Happy Groovy』(LIVE 2020 ENTER 1234567)」はダンスパフォーマンスを堪能できたが、今回はトロッコに乗りながら歌った後、7人がステージで“わちゃわちゃ”と楽しそうに絡むなど、自由度たっぷり。中村海人はカメラにキス顔で近づいたり(1分31秒頃~)、宮近海斗が松倉海斗、中村、七五三掛の頭をポンポン(2分45秒頃)する一幕も。中村らが自撮りしている映像を含め、顔のアップも多くなっている。
ファンからは「うみちゃん、キス顔をサービスしてくれてるからドキドキしちゃう」「うみくんのキス顔や顔面ドアップがYouTubeで見れるなんて幸せ!」「ちゃかまちゅの頭ポンポン、最高!」「YouTubeに映像を上げてくれて感謝です! 無料で見られるとは贅沢」「カメラに向かってたくさんファンサービスしてくれてありがとう!」「『ENTER 1234567』の『Talk it! Make it!』はいつものTravis Japanよりもわちゃわちゃ感があってほっこりする」と、興奮気味のコメントが相次いでいた。再生回数は1本目が34万台、2本目は26万台(10月30日時点)。
7 MEN 侍の動画は通常回の「【絆で乗り越えろ】7回チャレンジ!」(23日)と、プロモーションの「【チョコダンス!】そしてダジャレ対決でキレキレ!!」(26日)の2本が配信されている。1本目では、グループ名にかけた「7回チャレンジ」にトライ。メンバー全員で協力しながら、神経衰弱、円周率100桁暗記といった合計7種類のテーマに挑み、7回以内のクリアを目指す企画だ。お題のポーズを「せーの」で表現する「ポーズを揃えまSHOW」で、Sexy Zoneの「Sexy Summerに雪が降る」や、SixTONESの「Imitation Rain」の印象的な振り付けを披露。7 MEN 侍がどんなダンスシーンを思い浮かべたのかは、ぜひ動画で確認してほしい。なお、7つのゲームはジャンルが異なっているだけに、頭の回転の速さ、記憶力の良さなど、6人の素質が垣間見える。
ちなみに、一部のチャレンジはダイジェストで公開したのだが、筆者は個人的にこの編集に疑問を感じてしまった。5thチャレンジの課題は「名前に数字が入るジャニーズタレント6人を被らせず回答できれば成功」で、V6・三宅健(矢花黎)、Travis Japan・七五三掛龍也(本高克樹)、Hey!Say!JUMP・八乙女光(中村嶺亜)まではハッキリと聞き取れるものの、残る菅田琳寧、佐々木大光、今野大輝が誰の名前を記入したのかがわかりにくく、モヤモヤした気持ちに。おそらく、視聴者の大多数がジャニーズファンである「Jr.チャンネル」において、ジャニーズタレント関連の話題は“引き”があるはず。
お題の発表~シンキングタイムの模様を見せても良さそうなところ、ここをサラリと流したスタッフの判断に、落胆した視聴者も少なくないのではないだろうか。実際、ネット上の声を探してみると、わずかに「YouTubeさん、ジャニーズチャレンジは見たかったよ」「ジャニーズチャレンジ企画を見たかったという思いが諦めきれてなくて、ずっと数字のつくジャニーズを探してる」と、嘆く書き込みも見受けられた。
2本目は、チョコのダジャレが書いてあるビスケットのお菓子「サク山チョコ次郎」(株式会社正栄デリシィ)の紹介動画。チョコにまつわるダジャレを考える大喜利企画を行ったほか、最後は同商品のマスコットキャラクター・チョコジローくんと一緒にダンスでコラボレーションしている。再生回数は1本目が14万台、2本目は14万台(30日時点)。
24日の動画は「美 少年【NGなし!!】数字に関する質問で合計100目指せ!」。“親”になったメンバーが残る5人に向けて数字に関する質問を出し、ピッタリ100を目指すゲームに挑戦している。冒頭、岩崎大昇が「ここで皆さん、素晴らしいお知らせがあります。『みんな好きなアイスを今から頼んでいい』って」と告げると、比較的に高価格なハーゲンダッツをリクエストする美 少年。お会計は、ゲームで最下位になったメンバーが支払うそうで、「スタッフ分もゴチになります」(テロップ)とのこと。浮所飛貴は「スタッフさんたち、何もマイナスないね。この企画。これからこういうの、たぶんたくさん来るよ!」「こういうのばっかりになるよ!」とコメント。現場にはスタッフらしき男性たちの笑い声が響いていた。
今回は「プライベート丸裸」と銘打った通り、「初恋の年齢は?」「睡眠時間の平均は?」「子どもは何人欲しい?」「初めてのおつかいは何歳?」といった踏み込んだお題に回答。初恋相手に関する具体的なエピソードも赤裸々告白しており、中でも那須雄登は「バレンタインチョコの最高個数」について聞かれた際、「50(個)」と、驚きの数字を記入していた。おそらく小学校~高校生時代の話だと思われるが、「だいたい年下の子は組で来るんですよ。みんな一人じゃ来れないから」「可愛かったです」と、ジャニーズアイドルにふさわしい“モテ男”っぷりを明かしたのだった。
また、「理想の結婚年齢は?」との問いで、浮所&佐藤龍我の口からドッキリ発言も。現在17歳の佐藤は「20(歳)」と書き、現在18歳の浮所が「22(歳)」を選んでいたのだが、「早く結婚したいよね」(浮所)「早く結婚したい」(佐藤)「ずっと長く一緒にいたい」(浮所)と、ぶっちゃけていた。そして、ラストで最下位のメンバーが領収書をカメラに見せたところ、「5,571円」と、アイス代だけでもなかなかの金額に(一人で数種類買った人もいるため)。スタッフの分を何個購入したのかは不明ながら、最後は美 少年がおいしそうにアイスを食べているシーンで幕を閉じた。
最近の「Jr.チャンネル」では、HiHi Jetsが「【初ドライブ企画!?】のはずが…ドッキリで笑けた」(9月20日配信)以降、“みんなに喜んでもらえる差し入れ”を持参するなど、罰ゲームに代わるシステムを導入している。こちらも自腹とみられるだけに、タレント側の負担は大きくなってしまうものの、視聴者は「何を買ってきたのか」という一種のサプライズ感を楽しめるだろう。ただ、この美 少年の回のような“スタッフ分も支払うサービス”が果たして必要なのかは、個人的に引っかかりを覚えてしまう。美 少年側が「スタッフの方もどうぞ」と促したわけではなく、浮所のコメントからするとメンバー発信の提案ではないことがうかがえる。藤井直樹を除く5人はまだ十代で、高校生は3人(岩崎・佐藤・金指一世)。実質、普通の高校生よりも稼いでいるとはいえ、スタッフの分を含む買い物(罰ゲーム)は極力減らしてほしいと感じたのは、筆者だけだろうか。
ちなみに、今動画は30分早い午後7時30分頃に投稿されている。同日午後8時開始の『池上彰のニュース そうだったのか!!』(テレビ朝日系)に那須が出演しただけに、ファンは「美Tubeのアップがいつもより早かったのは、那須くんが8時から地上波のテレビに出演するからかな?」「美Tube早いと思ったら、8時から那須くんが番組に出るからか! スタッフさん優しいな」「美Tube早めの更新、ありがとうございます。スタッフさんは気遣いの塊だね」「那須くんのテレビに合わせて美Tube上げてくれる担当スタッフに感謝」と、感激していた。再生回数は30日時点で25万台。
28日の動画は「少年忍者【お前には勝つ】絶対負けらない戦いがここにある!!」。参加メンバーは内村颯太、川崎皇輝、川崎星輝、黒田光輝、鈴木悠仁、瀧陽次朗、長瀬結星、檜山光成、深田竜生、元木湧の10名で、今回は“先輩後輩関係なし”の企画「相手を指名しろ! お前になら勝てる!」を実施している。これは、2組によるバトルで、対決の内容に合わせて、相手チームから「こいつになら勝てる」と思うメンバーを指名するというもの。
進行役の皇輝が「さっそくなんだけど、5・5でチーム分けをしたいんですよ。夏感じてる靴履いてるやつらが5人なんで」と着目し、組み合わせはスニーカーチーム(長瀬・黒田・皇輝・星輝・瀧)と、サンダルチーム(元木・深田・鈴木・内村・檜山)に決定。せっかく川崎兄弟が揃っている回だけに、兄弟対決も面白そうだなと思っていたのだが、残念ながら2人は同じチームになってしまった。以降は“無礼講”で、ロシアンビリビリペン・ロシアンシュークリーム、30秒ダンス(嵐の『A・RA・SHI』)、顔面クッキーなど10試合で勝負。ターゲットにされやすいのか、出番の多い黒田の活躍が印象に残る1本だった。この動画は通常より約30分遅れで更新され、再生回数は13万台(30日時点)。