あれもこれもとつい買ってしまう調味料。新しい味覚にワクワクしたのに、気づけばお蔵入り……。そんな調味料をカンタンおいしく使い切る方法を、調味料ソムリエ/野菜ソムリエのMICHIKOが伝授! 今回は、気づけば瓶に少し残ったままになりがちな「いちごジャム」のアレンジレシピです。
いちごジャム
「いちごジャム」が冷蔵庫に入っているとホッと安心するのは、あの真っ赤な色合いとやわらかな甘みが、食欲をそそるからでしょうか。紅茶やヨーグルトに入れたり、トーストにぬったりとポピュラーないちごジャムですが、料理に甘味と旨味・ツヤを加える調味料としても、使い勝手はバツグンです。
肉や魚を焼く際、ちょっと甘味を加えたい、そんな時に隠し味として重宝します。砂糖と違ったフルーティーな甘味は、肉や魚料理にピッタリでコクのある旨味をプラスしてくれます。サバの味噌煮なら、砂糖の変わりに加えたり、野菜の炒め物なら、炒めながら少量加えると旨味がアップします。ポテトサラダや卵焼きの下味にプラスするのもおススメです。鶏手羽中にジャムと醤油と酒を加えて混ぜ込み、フライパンで焼くだけで照り焼きが完成!
ジャムは最古の保存食品と言ってもいいかもしれません。16世紀後半に日本にもたらされたそうですが、南蛮風を好んだ、かの武将の織田信長も食べたのかもしれませんね。
アレンジレシピ:いちごジャムの生姜焼き
いちごジャムがお肉を柔らかく、うま味たっぷりに仕上げてくれます♪
【材 料】(2人分)
・豚肉(生姜焼き用) 150g
A・いちごジャム 大さじ1強
・醤油、酒、生姜(すりおろし) 各小さじ1
・オリーブ油 小さじ1
・サラダ野菜 90g
【作り方】
1)豚肉に(A)を加えて混ぜ、10分ほどおく。
2)フライパンにオリーブオイルを入れ、1を加えて汁気がなくなるまで、炒め煮にする。
3)器に盛り、サラダ野菜を添える。
*いちごジャムは、「新宿高野」商品を使用しています。
ジャムとは、フルーツ等をしっかりと煮詰めてトロミを出したもの。コンフィチュールというおしゃれな呼び方もありますが、こちらはフランス語です。品物によってはフルーツの形がゴロッと入っているものもあれば、ペースト状のものもあります。
サラダのドレッシングなら、いちごジャムと酢を各大さじ1、オリーブ油を大さじ2、塩と胡椒を少々混ぜれば、自家製ドレッシングの出来上がり! カレーやビーフシチューの隠し味に使うなら、4人分で大さじ1くらいをルーが溶けてから、最後に加えましょう。残れば、冷蔵庫で保存しましょう。
これ1本あれば、あなたも料理上手に♪
<レポ>編集部員が作ってみました!
いちごジャムと生姜焼き!? いったいどんな味なの……? そんな気持ちを抱きつつ、実際に作ってみました! 結果は、いちごジャムの気配は薄く、豚肉と生姜の旨味が増した味わい。いちごジャムを大さじ1より多く使ったのですが、甘みやいちごの果肉・ツブツブ感はかすかに感じる程度。なにも知らずに食べたら、いちごジャムが入ってるとはなかなか気づかないでしょう。
ちなみに、普通の生姜焼きも同時に作って食べ比べたのですが、いちごジャムのほうが、味に深みと広がりを感じました! いちごジャムって、大さじ1くらいの量が残りがちですよね。そんなときはぜひぜひ、生姜焼きに足してみては?