ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、10月1日~7日公開の動画をチェックします!
7 MEN 侍・今野、木村拓哉は「人間じゃない」「アンパンマンより上」
2日にアップされたのは「7 MEN 侍【ジャニーズエピソード】木村さん相葉さん永瀬くん…語らせてください!」。今回は「ジャニーズエピソードトーク王」と題し、7 MEN 侍の6人がジャニーズの先輩・後輩たちとのエピソードを語る企画。カードに書かれた指定の人物について、サイコロを振って出た目のメンバーが話す流れになっている。お題の人物は、HiHi Jets・井上瑞稀、美 少年・岩崎大昇というJr.仲間たちのエピソードが続き、その後はなんと大先輩・木村拓哉に決まった。
過去の動画でも大の木村好きを公言してきた今野大輝は、拍手しながら立ち上がり、「運命、運命! 運命、ターン!」と大興奮。サイコロが一瞬、今野で止まったかと思いきや、カメラの脚立に激突して矢花黎の目に変わってしまった。すると、今野は佐々木大光や菅田琳寧に向かって「お前らが前出たからだよ、今!」と、ブチギレ。
気を取り直して、矢花は今年2月に行われたソロコンサート『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』を今野とともに見に行ったと明かした上で、「Snow Manの皆さんとかも見学に来てて。見学のメンツすらもスゴい人たちばっかみたいな感じで見学させてもらって。ちょうど知り合いのマネジャーさんがいて。『今野、好きなんでしょ?』って。『ちょっと待ってて』って言って、偉大な先輩たちの中でJr.のこんな2人が挨拶させてもらえるってなって。話し終わった後に『ちょっとカメラ』って、木村さんのほうから、写真を撮ってくださって。僕らと。本当にそのライブとかでも、やっぱ振り返るだけで歓声が上がって。こういう人を本当に“スター”って言うんだなと思って。スゴい感動しました」とエピソードを語った。
今野が「コンサートで……っていうのも、俺が話したかったの。マジで」と悔しがると、矢花は「泣いてたもん。1曲目ぐらいから」と、公演中の様子を暴露。本人も「もうホント、うるっと来ちゃって。もうホント、レベルが違うんだよね。もうホントに、人間じゃないの。“神”っていうレベルだから。神レベルなの。俺、ホントに3歳の時から本当に尊敬してて。アンパンマンより上なのよ!」と熱弁。あこがれのヒーローと至近距離で会話ができ、一緒に写真を撮れたことは、今野にとって人生の財産となる思い出になったのだろう。
このほか、SixTONESメンバーは“タイプ別のアニキ肌”だとわかる交流話や、Snow Man・目黒蓮との舞台共演裏話、King&Princeの永瀬廉は、佐々木、美 少年・岩崎、HiHi Jets・高橋優斗の「にぃに」だというエピソードも。また、Travis Japan・松田元太がテーマになった際は、佐々木が「たぶんね、あんまり誰も知らないと思うけど。俺、一回ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)に……」と切り出し、自分と菅田、今野、松田、Travis Japan・松倉海斗と「グループ組んでみなよ」と言われたと、振り返った。
当時、松田と松倉とはファミリーレストランで話をしたといい、「Travisに入る前だよね」(今野)「で、(2人はその後)Travisに入って。俺らは今に至る」(佐々木)と告白。どんな話し合いの結果、ユニット化されなかったのかは言及しなかったものの、矢花らは初耳だったのか、「へぇ~!」と、驚いていた。タイトルにジャニーズタレントの名前も入っているため、再生回数は9日時点で35万台と、いつもよりハイペースで伸びている。
7日の動画は「少年忍者 【ジャニーズあるある】ジャニーさんの言いそうなこと!」(再生回数は9日時点で18万台)。企画は「少年忍者的!あるあるラリー!!」で、参加メンバーは青木滉平、安嶋秀生、内村颯太、豊田陸人、平塚翔馬、檜山光成、深田竜生、元木湧の8名。川崎皇輝が不在のため、進行役は珍しく深田が担当している。天然なキャラクターで知られる深田は、冒頭から台本を丸読みするほど初々しい司会ぶりを見せたが、毎週更新の「Jr.チャンネル」において、こうした挑戦的な振り分けは大事だろう。
そして、最初の“あるあるネタ”のテーマは「コンサートに必ず持っていくもの」。アイロン、メモ帳、ワックス、ファンデーション……とラリーが続く中で、筆者が個人的に気になったのは、深田が挙げた「爪切り」だ。周囲がアウト判定するかと思ったものの、“あるある”なのかすんなりスルー。誰一人として疑問の声を上げず、「こんな理由で……」といった補足もしなかったあたり、彼らにとって爪切りを現場に持ってくることは当たり前なのかもしれない。おそらく、踊っている時に引っ掻いて、周りのJr.を傷つけてしまわないように……という事情なのだと推測できるが、あらかじめスタッフから指示を受けたのか、それとも暗黙のルールで持参しているのかなど、できれば何かしらの詳細コメントが欲しかったと感じたのは、筆者だけだろうか。
その後は「女子が喜びそうな一言」「小学校の時、好きだった行事・イベント」「学校の先生がよく言うこと」のお題を経て、ラストは「ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)が言いそうなこと」を答えていくメンバー。「言いそうなこと」であって、彼らの実体験とは限らないが、「君、ごはん食べたの?」「これでコンビニ行ってきなよ」「YOU、本当に高校生?」とのフレーズに、周囲は「あるある!」と、即座に反応していた。中には、「鈴木くん、鈴木くん、あっ! 佐藤くん!」と、可愛らしい言い間違いの再現も。また、内村いわく、ジャニー氏は「少年忍者、みんな合わせて何人じゃ?」というダジャレを「ずーっと言ってた」とか。こういったジャニー氏の話をする8人の目は輝いており、どのテーマよりも楽しそうだ。目標の3周をクリアし、「ジャニーさん、ありがとう!」(元木)「ジャニーさんのおかげ!」(平塚)と感謝する姿も、非常に微笑ましかった。
1日の動画は「Travis Japan【無音ダンス】『Lock Lock』音楽なしでシンクロできるか?」。ダンススキルが高いグループとして知られているTravis Japanが、途中から“音楽なし”の無音状態で誤差のないように踊りきる企画にチャレンジ。「Jr.チャンネル」では、過去に「HiHi Jets【無音ダンス】バラバラで踊って合わせられるか!?」(7月5日)「美 少年【無音ダンス】音楽なしでも踊れます!」(8月15日)も公開されているが、“正確にリズムを刻めるかどうか”が求められる撮影とあって、2組のメンバーとも苦戦していた。
Travis Japanは、オリジナル曲「Lock Lock」で挑戦。本番前は、振付師の一面も持つ吉澤閑也が「大丈夫でしょう。Travis Japanなんで、余裕っすよ」と宣言したほか、川島如恵留も「普段、メンバーで振り入れやる時とかは、基本、僕がリズム出してるんで。まぁ、まぁ、大丈夫でしょう」と、豪語。「僕がリズム出してるんで」の部分は、指パッチンをしながら話しているのだが、これが後に川島の“悲劇”を生むことになる。実際に始めてみると、驚くほどピッタリ踊る人、どんどんズレていってしまう人……と、明暗分かれる結果に。最終的にメンバーにイジられまくり、“サムい一発ギャグ”の罰ゲームを受けるハメになったのは誰なのか、ぜひ動画でチェックしてほしい。
そんなこの動画は、一度アップされるもすぐに非公開となり、あらためて投稿するというドタバタな展開となった。1日の午後8時15分、「Jr.チャンネル」のTwitterアカウントが「本日20:00アップ予定の動画が少々遅れております。申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください」と、ツイート。これより前に一部ファンは動画を見れたそうで、リプライ欄には「2回目見ようとしたら消えてた……」「さっき動画が見れたのは幻覚だね」「今、見終わりましたが……あれはマボロシ?」「見終わったけど、さっきのはなんだったんだろう……」「どうかお蔵入りはやめてください」「アップされたの見ちゃった。また上がるの楽しみにしてます」といったコメントが寄せられていた。
そして、午後9時12分に「動画更新」を報告。最初の動画を視聴していたファンの書き込みによれば、編集後は一部シーンのテロップが変わったほか、概要欄に美 少年とHiHi Jetsの無音ダンス動画のリンクが追加されていたという。定時に配信するも、細かいミスや不足している点に気づき、一度取り下げて急ピッチで手を加えたのだろう。こうして、いつもより1時間遅れで上がった今動画の再生回数は9日時点で72万台と、順調に伸びている。
4日に更新されたのは「HiHi Jets【僕たちの価値観】メンバー愛を検証する!」(再生回数は9日時点で24万台)。今回は、1人1回ずつ親になり、メンバーの価値観を予想して答えるという企画にチャレンジしている。正解すれば1ポイントで、最下位のメンバーは“みんなに喜んでもらえる差し入れ”を持ってくるシステムに決定。これは、「【初ドライブ企画!?】のはずが…ドッキリで笑けた」(9月20日配信)で作間龍斗がかき氷機を持参した回がきっかけとなっているのだが、筆者としては激マズドリンクを飲むなどの定番の罰ゲームよりも、こういったポジティブな形式は新鮮味があって良い試みだと感じた。いつも積極的に意見を出し、自分たちでルールを提案しつつ収録に臨んでいるHiHi Jetsらしい取り組みだろう。
最初の親は高橋優斗で、お題は「どうしても食べたいラーメン店。待てる行列は何分?」。当人は「並ぶの大っ嫌い」だそうで、その情報をもとに4人は「20分」(作間&猪狩蒼弥)「60分」(橋本涼)「1時間」(井上瑞稀)と記入していた。しかし、実際のところは「10分」で、全員ハズレ。自分自身はどれぐらい待てるかというと、井上は最長の「3時間」と答えており、この問題だけでも、それぞれの物事に対する考え方の違いが明確に分かれていた。以降も「スーパーで2人分の夕食を作るための買い物。でもちょっと買いすぎた…いくら?」「返信遅いな…メールでメッセージ送信後何分経過している?」と、具体的な設定ありきで進んでいく。終盤では橋本の言動に振り回され、現場が大盛り上がりする一幕もあった。
今回のように、価値観がテーマの場合は、かなりパーソナルな部分が見える企画とあって、ファンからは「HiHi Jetsとはいえ、価値観がみんな一緒ってわけではないんだなと実感した」「みんなの価値観を知れて面白かった。瑞稀くん、行列で3時間も待てるんだ」「出題者に回答を寄せるだけじゃなくて、ちゃんとほかのメンバーの価値観もわかって面白かった」と、好反応が上がっている。ただ……正直に言うと、HiHi Jetsによほど興味がない限り、最後までじっくりと視聴するのは、なかなか厳しい動画かもしれない。冒頭に例題も入るため、失礼ながら筆者は3問目ぐらいで飽きてきてしまい、14分通して見終わる前に集中力が切れてしまった。
ちなみに、最後に猪狩が「(価値観は)合わせる必要があるものではない」「見てる人、わかってほしいのは感覚っていうのは統一する必要はない。違いを楽しんでいただきたいなと思います」とコメントしているのだが、このフォローを入れたことには拍手を送りたい。
美 少年の動画は、通常分の「【ダンス動画】Super Boys(dance ver.)」と、企業のプロモーション「【アレンジ中華まん】超簡単で美味しいレシピ」の2本が公開されている。3日配信のダンス動画で、美 少年はオリジナル曲「Super Boys」を披露。扇子を使ったパフォーマンスが特徴的だが、ステージに立つ時のような衣装姿とは違い、ラフな私服でのダンス映像は、貴重だろう。ファンからは「個々の振りがじっくり見られるから『Super Boys』の定点動画はうれしい」「美 少年のみんな、ダンスがうまくなってて感慨深い。努力してるんだね!」「『Super Boys』のダンス動画、めちゃめちゃ楽しみにしてた! 何度見てもみんなカッコよすぎ」「美 少年は、誰がセンターでも違和感がない。ダンスも、見せ方も確実に上達していて、未来が明るすぎる」と、絶賛のコメントが多く上がっている。
2本目(5日配信)は、山崎製パン株式会社とのコラボレーション動画で、6人が「中華まんの具たっぷりシリーズ」の簡単アレンジにトライしている。那須雄登が「塾の帰りによく食べた」と同商品に関する思い出を振り返ると、佐藤龍我が「俺も塾の帰り食べたなぁ」と便乗。佐藤といえば、どちらかといえば天然な言動が多いキャラクターだけに、那須が「塾行ってたん?」と聞き返したほか、テロップでも「塾で学んだ知識どこいった?」と、ツッコまれていた。
今回はスタッフが事前に考えたアレンジレシピを1人ずつ作るとのことだが、過去の経験を踏まえて嫌な予感がしたのか、浮所飛貴は「ちょっと待って」「YouTubeのスタッフさんってそんなに優しい? これ大丈夫?」と疑問視。この意見に対し、那須は「企業さんとのタイアップの時、結構優しい」と、“大人たち”の裏事情をぶっちゃけていたのだった。なお、調理シーンでは、料理が得意な岩崎大昇が立ち会い、メンバーのサポートに回っている。再生回数は、1本目が24万台、2本目は23万台(9日時点)。
今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。