ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月24日~30日公開の動画を注目度順にチェックします!
少年忍者の手紙企画、「涙が止まらない」「マジで泣けた」と大好評
少年忍者の動画は、日本郵便株式会社のプロモーション「【本当の気持ち…】友情,夢,嫉妬…全てを手紙に」(28日)と、通常回の「【スクープトーク第3弾!後編】メンバーヘ告っちゃいます!」(30日)の2本が配信されている。1本目の参加者は、青木滉平、稲葉通陽、内村颯太、小田将聖、川崎皇輝、北川拓実、久保廉、黒田光輝、鈴木悠仁、田村海琉、平塚翔馬、檜山光成、元木湧の13人。メンバーに手紙を書いて“感謝の気持ち”を伝えるという趣旨で、高校を卒業した最年長組・平塚、青木、元木に加えて、中学生組の小田、田村、久保、稲葉が「おふざけなし」で手紙を準備していた。
小田は過去の動画でも仲良しぶりを見せている北川へのメッセージをしたためたるなど、後輩から先輩に渡すパターンもあれば、切磋琢磨してきた同年代の仲間にお礼の言葉を述べる場面も。どれも思いのこもった内容となっていたが、特に後半で“涙腺崩壊”したファンも少なくないだろう。高校卒業組の手紙では、ジャニーズJr.の世界特有のリアルな悩みや葛藤を吐露しているのだ。
青木は長らく活動をともにする檜山との関係について、「ずっとシンメ(シンメトリー)でやってきて、お互いうれしいことも、悲しいことも、一緒に共有してきたね」と振り返った上で、「最近はシンメでステージに立てないことも増えてきたけど、変わらずに檜山くんは俺にとって大切な存在です。俺一人で不安な時は、これからも支えてくれるとうれしいです!」などと、胸にしまっていた気持ちを届けた。読み手の青木は感情がこみ上げて詰まってしまい、檜山も感想を言えないほど大号泣。さらに、青木は「2人だけ出てない曲があったりとか、2人だけみんなと違う振りを踊ってたりとか。そういう経験を結構してきたんで……」「その分、感謝が大きいです」とコメント。こうした青木の愛ある言葉を受け止めた檜山は「マジで家宝。これは」と、大事そうに手紙を握りしめた。
また、元木が同期の内村に向けて書いた手紙でも、Jr.活動でのつらい過去に言及。それぞれ、1年ほど「仕事がまったくない」という時期があったそうで、「俺はもうやめようかなと思ってたんですよ。野球をしていこうと思ってたんですけど。その時、颯太はどんなことを思ってそんな日々を過ごしていたのかなと、わからないけど。2015年~16年の初めて出た『ジャニーズワールド』のリハーサルに呼ばれて。そこで俺たちはチャンスだと思って、2人で必死にやってきたね。それから何回も出させていただけるようになって、本当に良かったね」と回顧。時にはシンメで踊る機会もあったものの、「颯太がだんだん前に行くようになって、俺は置いてかれてる気持ちに勝手になって、不安になって、その不安が嫉妬に変わって、正直ズルいと思っちゃいました」と当時の胸中を正直に明かした。
続けて、元木は「でも、それは颯太がちゃんと努力して練習してきたから、その結果なんだと思って、それで負けたくないなと思って。だから、俺はスゴい必死に練習しました。颯太のおかげで、今の俺がいるんだと思います」と感謝。現在はCDデビューができるかどうか、先が見えない状況であり、今後はグループ編成が変わる可能性もあるだろう。元木は「これから、俺たちどうなっていくか本当にわからないけど、ずっと一緒にいれたらいいなと思っています」と、本音をぶつけていた。
これを受けて内村も、仕事が入らなかった期間に「勉強でいこう」と決意したと語り、「湧とか友だちに、最後の『バイバイ』ぐらいは言おうかなと思って、最後のオーディションを受けたんですよ。受けて、受かったから今があるみたいな。だから、その時にオーディションに行って良かったなって思いました」と激白。こうして、ステージに立つことが当たり前ではない、選ばれし者や、実力を見せつけた者がステップアップしていくという、競争社会の厳しさが垣間見えた今回の動画。少年忍者メンバー間の深い絆を感じ、視聴後は胸がいっぱいになった人も多いのではないだろうか。
ファンからは「少年忍者の動画で涙が止まらない……」「うちわくコンビの手紙、泣いた。そりゃ嫉妬しちゃうよね……でも、それをバネに頑張った湧くんは偉い!」「うちわく、本当に泣けた。『嫉妬してた』って言える関係性っていいね」「檜山くんと元木くんの手紙、マジで泣けた……彼らにしかわからないことって、たくさんあるんだろうね」と、感激の声が相次いでいる。
2本目で印象に残ったのは、小田を溺愛する北川の名言だ。本来、ターゲットの秘密や知られざるエピソードを暴露する企画のはずが、北川は「俺がね、(小田と)出会って思ったことを今から言いたいと思います。まず、朝起きるじゃないですか。朝、起きて“あ、今日も地球上に小田将聖が存在しているんだ”。この時点で、幸せな毎日が確実に約束されてます!」と、なぜか自身の愛情をアピール。内村が「生きてることがファンサね」と“ファン心”を代弁した一方、唐突な告白に対し、小田はついつい赤面していたのだった。再生回数は1本目が34万台、2本目は12万台(10月2日時点)。
26日に更新されたのは「美 少年【ゲーム企画】Jr.メンバーにあだ名をつけるはずが…大喜利に!」(再生回数は10月2日時点で37万台)。今回は、昨年3月公開の動画「【先輩ジャニーズに…】例えてナンジャモンジャ!」でTravis Japanが楽しんだカードゲーム「ナンジャモンジャ」のアレンジバージョン。本来の手法は、カードに描かれた“謎の生物”に名前を付けていき、そのカードが出た時に名前をいち早く叫んだ人がカードをゲットできるという、記憶力が重要な勝負だ。今回はカードのイラストではなく、「ジャニーズJr.チャンネル」の名場面を素材とし、美 少年メンバーが瞬時に名前を決めていく。
さっそく始めると、「親指の角度11時」「歯並びがいいなぁ ハハァー」「オレ変顔もやります 渉くん」など見たままの表現が続出。また、先輩にあたるTravis Japanの写真に対しても容赦ない名付けをし、もはやバラエティ番組の「写真で一言ボケて」大会となっていた。7 MEN 侍・矢花黎のおちゃらけた表情を目にした浮所飛貴は「ヒゲ剃れ!」と、個人的なダメ出しも。そんな動画の中で、一部ファンは9分35秒頃の浮所の動きに注目。上半身だけで何やらダンスしているのだが、これはK-POPボーイズグループ・BTS(防弾少年団)の新曲「Dynamite」(8月21日発表のデジタルシングル)の振り付けではないかと、ネット上で指摘が入っていた。
確かに、BTSの公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」に上がっている動画「'Dynamite' Dance Practice」(9月2日公開)を見ると、43秒頃からの踊りと酷似している。美 少年メンバーといえば、佐藤龍我のBTS好きはファンの間で広く知られており、昨年10月公開の「【奇跡の連続】現代版流鏑馬をやってみた!」内で、同グループの「Boy With Luv」のダンスを踊っている疑惑が話題となったこともあった。浮所も世界で注目を集めるBTSの楽曲をチェックし、影響を受けてダンスを練習していた可能性は高いだろう。
Twitter上では「浮所くんがBTSの『Dynamite』を踊ってて大興奮! 龍我くんならわかるけど……やっぱり『Dynamite』ははやってるんだな」「浮所くん、美TubeでBTSの『Dynamite』踊ってる……? いろいろなエンターテインメントに触れているんだね」「浮所くん、『Dynamite』のサビをガッツリ踊ってたけど、BTS好きなの!?」と、ファンが盛り上がっていた。
24日の動画は「Travis Japan【おバカはどっち!?】抜き打ちテストで学力を徹底調査!」(再生回数は10月2日時点で61万台)。今回は七五三掛龍也発信の企画で、7月2日公開の「【珍解答連発】七五三掛の学力テストは衝撃的!」について、「誕生日企画、俺の。勉強のテストやったじゃん。あれでね、俺だけバカみたいな感じになってるけど、俺以外も結構バカなの」「一番ヤバかったのはこの人(松田元太)」と、名指し。「実は俺よりヤバいんじゃないかな」と感じたそうで、松田の学力を知るために「抜き打ち学力テスト」を行うという。
松田に小学1年生~3年生程度の問題を10問出題するが、本人は「小学生の時、鬼バチクソ成績良かったよ」と、自信満々。まずは、小学1年生の算数より「赤いボールが4個、青いボールが2個あります。ボールは合わせて何個ですか?」との例題が出ると、「舐めてんのか!!」と不機嫌になっていた。残るメンバーは、これを踏まえて松田の正解数を予想し、大外しした場合は出前で頼むお寿司をおごる罰ゲーム付き。青山学院大学卒業のインテリ・川島如恵留が当然のように出題側に回る一方、ほかの5人は松田と一緒にクイズに挑戦しているのだが……。
松田の解答をイジり倒す展開になるかと思いきや、カンニング疑惑がたびたび浮上しながらも、言い出しっぺの七五三掛がある意味で活躍したほか、新たな“おバカ候補”も判明。今後もクイズ・お勉強企画が続いていくことを予感させる結末となっていた。Travis Japanの場合、こうした学力テストでもギスギスした雰囲気にならないのは、メンバーを温かく包み込み、この手の撮影で頼りになる川島の存在あってこそ成立しているのだろう。松田がどれくらい正解したのか、誰がお寿司の代金を支払ったのかは、ぜひ動画で確認してほしい。
25日にアップされたのは「7 MEN 侍【インスタント】世界の麺を食べ尽くせ!」(再生回数は10月2日時点で20万台)。7 MEN 侍の“MEN”にかけて、世界のインスタント麺を食べ比べるという撮影だが、単純に6人で味わうわけではなく、ゲーム要素も盛り込んだ企画となっている。メンバーの手元には15枚のチップが用意されており、国旗や簡単なキーワードを聞いて、“食べたい”と思ったらチップを賭けるルール。チップは1度に7枚まで、多く出した上位2名だけが試食可能だ。
オープニングで「美味しいものが出てくるという前提でいいんですよね?」(本高克樹)「自分の好き嫌いはあるかもしれない」(矢花黎)との会話があった通り、進めていく中で本人にとっての当たり・ハズレが明確に。少ないヒントをもとに勝負に出た結果、口に合わない味付けや、実は苦手な食材が使われていた……といったパターンも。例えば、パクチーが大嫌いな本高はベトナムの「フォーパクチー」をゲットしてしまい、「あちらの方が渋い顔してらっしゃいますが……」(矢花)と言われると「一番嫌いな食べ物1位がパクチーです」と告白。一口食べて「あ~……ごめんなさい」と、ギブアップした。
本高といえば、グルメ企画ではいつも食欲旺盛で、メンバーに“デブキャラ”扱いされる場面もしばしば。この日も「美味しいものが出てくるという前提……」と確認した上で、ちゃっかり3杯目を獲得したにもかかわらず、最後に大嫌いなパクチーを引き当てるという、不運に見舞われてしまった。個人的に、これは“深夜に見てはいけない動画”の1つだと感じたため、視聴の際は注意が必要かもしれない。
HiHi Jetsの動画は27日に「【ダンス動画】Fight Back (dance ver.)」と、29日に「『Eyes of the future』(Summer Paradise 2020)」がアップされている。1本目は、私服でのダンス動画で、目まぐるしくセンターが入れ替わるあたりも見どころ。HiHi Jetsの場合、ローラースケートでのパフォーマンス動画も多いが、今回はじっくりと足先まで彼らの踊りを鑑賞できるだろう。
また、2本目は8月に「Johnny's net オンライン」で配信された無観客ライブ『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』の会場で撮影したもので、バッチリと衣装を着たアイドル姿で登場。1分57秒頃からは、突如、猪狩蒼弥にラップパートを託された高橋優斗が「ウソでしょ~!?」と驚きながらも、慎重に歌詞を追っていく様子についつい笑ってしまう。ファンの間では「優斗のラップ、想像以上にグダグダで可愛い」「みんなが優斗を見守っている図が最高だね」「優斗、まともにラップ歌えてないけど、それを見て微笑んでるメンバーが愛しかった」と、好意的な声が上がっていた。再生回数は1本目が28万台、2本目は19万台(10月2日時点)。
覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。