ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月17日~23日公開の動画を注目度順にチェックします!
Travis Japan、ファン主導で「夢ハリ」ダンス動画が100万再生達成
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17日に配信されたのは「Travis Japan【ダンス動画】夢のHollywood(dance ver.)」。オリジナル曲「夢のHollywood」のリハーサル動画で、1曲のうちに7人の息の合った踊りやタップ、ステッキを使ったダンスまで、さまざまなパフォーマンスが楽しめる。基本、生歌ではなく音源が流れている状態だが、大サビで宮近海斗が「YouTubeのドリームステージ」と歌詞を変えた歌声などはバッチリ採用していた。SNSやコメント欄では「夢ハリの定点動画、ありがとうございます! タップ練習します」「夢ハリの定点、ずっと待ってた! 7人のパフォーマンス、最高すぎる」「夢ハリは衣装にタップシューズのイメージが強いから、私服で踊っている姿が新鮮だった」「ダンススキルが高くて、こんなにシンクロしてるグループは稀。手足の動きが全部揃ってるけど、その中でも一人一人の踊りに個性がある」と、歓喜の声が続出。
また、22日にはパフォーマンス動画「『GET ALIVE』(Johnny's World Happy LIVE with YOU Jr.祭り ~Wash Your Hands~)」も公開。こちらは歌声や動きが荒々しく、優美さもある「夢のHollywood」でのTravis Japanとはギャップを感じる映像だ。再生回数は1本目が115万台、2本目は30万台と、「【ダンス動画】夢のHollywood」は配信1週間ほどで100万台に到達していた(25日時点)。
これには裏事情があり、ファンが「24日午後8時までに100万回再生達成」を目指し、Twitter上で「#TravisJapan結成3000日」「#夢ハリミリオン」「#ミリオンチャレンジ」といった関連のハッシュタグをつけて呼びかけていたのだ。
24日午前中の段階で「#夢のHollywood」がTwitterのトレンド入りを果たした結果、ジャニーズファンが「トレンドに上がっていたので視聴した。個々のダンススキルが高いし、まだデビューしていないのが不思議なくらい」「トレンドに上がっていたから見たけど、トラジャのダンスがうますぎてビビった」「トレンドに入っているからどうしたんだろうと思ったら、まもなくミリオン再生だって。少しでも力になれれば!」と、協力する流れに。こうして、Travis Japanに花を持たせたいファンたちの奮闘によって「【ダンス動画】夢のHollywood」は、24日のうちに100万回視聴を突破。「Johnny's net オンライン」で26日・27日に配信されるライブ『Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567』に向け、後押しできれば……という思いも込められていたようだ。
24日、メンバーは公式携帯サイト・Johnny's webのグループ連載「とらまる」で、今回の一件に言及。七五三掛龍也が「とらじゃのメンバーみんな喜んでるよ!!」「ありがと」と感謝の思いを綴り、吉澤閑也は「みんなのおかげでYouTubeの夢ハリ100万回再生超えましたねー!!」「もっともっとトラジャが色んな人に知ってもらえたら嬉しいな!!!!」と、触れていた。川島如恵留も、「Travis Japanの結成日から、記念すべき3000日という今日を、本当におめでたい日にしてくれてありがとう」と、ファンの思いをしっかり受け止めている様子。この喜びを26日・27日のライブで爆発させると宣言したのだった。
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20日の動画は「HiHi Jets【初ドライブ企画!?】のはずが…ドッキリで笑けた」(再生回数は25日時点で39万台)。オープニングは、ハイテンションの橋本涼が「皆さん大好き、ドライブ企画でございま~す!」と切り出し、作間龍斗や猪狩蒼弥らもウキウキしている様子。しかし、新型コロナウイルスの影響を考えて「室内で楽しめるドライブ企画」になり、三密を避けるため、作間&井上瑞稀、猪狩&橋本、高橋優斗の3チームで行動すると告げた。一人ぼっちになった高橋は明らかに不満げで、「なんでだよ!」と抵抗(免許所持者で分けているそう)したが、井上は「マジな話するよ。俺と、はしもっちゃんが一人で乗ってさ、持つわけない」「優斗は(トーク力で)信頼されてのことだと思うよ」とフォローを入れた。
メンバーには「最新ドライブ企画」とだけ伝えてあるといい、猪狩は任天堂のアクションレースゲーム「マリオカート」のようなものではないかと予想。すると「待ってる間、暇じゃない!?」「最初で最後の夏の思い出作ろう」と提案した佐久間。実は、前回の動画「【思い出クイズ】作間は“誰”から“何”をもらったのか?」(13日配信)で今回のロケに差し入れすることが決まっていたため、自腹で買ったかき氷マシンを持参していたのだ。まずは猪狩&橋本ペアが目隠しをさせられた状態でドライブ体験施設へ移動。到着したのは、暗闇のガレージに停めてある車で、なんとこれはマリオカートなどではなく、「ドライブインお化け屋敷」という“公演”だった。
何が待ち受けているのかわからず、怯える猪狩たちとは対照的に、平和な待機組はかき氷を開始。一方、車内では「心霊スポットでクラクションを鳴らすと、この世ならざるものが呼び起こされると言われています」とナレーションがスタートし、状況を察した2人は「ふざけんなよ!!」(猪狩)「ちょっと待ってよ、マジで!!」(橋本)と激しく動揺。以降は、いつも冷静沈着な猪狩が、珍しく“ガチ焦り”。不気味なアナウンスとともに、女性が助けを求めて助手席の窓ガラスを叩いてきたり、殺人鬼らしき男が現れたりするたびに、猪狩は「出て来るなよ!!」「最悪や!!」「マジ無理!!」と、大絶叫。
かたや、和気あいあいとかき氷を満喫する井上、作間、高橋。この日、作間がかき氷マシンを持ち込んだのは偶然のタイミングだったはずだが、のんきなかき氷企画と、恐怖体験のコントラストは、まるでドラマを見ているようだ。修羅場と化した車内映像をベースに、ポップで軽快なBGMが流れるかき氷シーンをベストタイミングで挟み込む編集が秀逸で、 “天国と地獄”の2つの場面が切り替わるたび、ついつい吹き出して笑ってしまったのは、筆者だけではないはずだ(とはいえ、体感した本人たちはトラウマレベルかも)。
ようやく終了すると、猪狩は「俺、死ぬんだと思った。途中から(お化け屋敷と現実の)境目がわからなくなって、マジで殺されるんじゃないかなと思った」と吐露。ネタバレせず、今度は井上&作間チームに引き継ぐと、1組目同様に大パニック。そして、単独で向かった高橋は事態を把握し、「無理だって!!」の一言を連発した。それでも自撮りカメラを離さず、タレントとしては立派な姿勢で臨んでいたものの、さすがに終盤は撮影を放棄。帰還後は「シャレにならん……」と疲労困憊していた。これまで、謎解き企画などでも名作を生み出してきたHiHi Jets。今回はあらためて、HiHi Jetsと編集チームの相性の良さを感じさせられる1本だった。
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19日に更新されたのは「美 少年【ドッキリ誕生日】20歳の藤井直樹をサプライズで祝ってみた」(再生回数は25日時点で30万台)。冒頭は藤井直樹の進行でスタートし、「今日は炊き込みご飯の企画です」と発表。しかし、実際は9月18日に20歳の誕生日を迎えた藤井のサプライズバースデーで、浮所飛貴が「今日の企画は藤井くん、誕生日おめでとう企画~!」と訂正。藤井が目を丸くしていると、周囲は「ハッピーバースデートゥーユー」を歌ってお祝いした。さらにサプライズで、たまたま居合わせたというHiHi Jets・作間龍斗がケーキを持って登場。美 少年メンバーも知らなかったそうで、「作ちゃん!」と本気で驚いていた。
そして、岩崎大昇が「美 少年から初めての成人」と言ったのに続いて、金指一世が「美青年です!」とコメントすると、5人は突然のボケ(?)に戸惑いつつも大笑いし、浮所はずっこけるほど大きなリアクションを見せていた。その後、バースデーメッセージ(サプライズの手紙)の朗読に入り、トップバッターは浮所。「昔はケンカしましたね。グループが別々になった時とかも、ちょっと気まずかった時期もあって。一時期話さない時もあったり……それが今ではこんなにも仲良くなっちゃって。いつも藤井くんには助けられています」と、生々しいエピソードを交じえつつメッセージを送った。
続いて、那須雄登の手紙は、唯一の“縦書き”。今どきの若者にしては珍しく古風なスタイルで、藤井への思いをしたためていた(朗読シーンは、まるで授業中に作文を読んでいるみたい)。また、佐藤龍我は「いつも周りに気を使い、まとめてくれて、とってもとってもオシャレで尊敬しています! 僕たち5人はガキだから、藤井くんのことをイジっても、嫌な顔一つせず、笑顔に大人な対応をします。カッコいいです!」と藤井の優しい性格や魅力について触れ、「本当に藤井くんと出会えてよかったです!」と告白。美 少年(当時は東京B少年)に後から加入した金指は、「僕がグループに入ったばかりの頃、スゴく不安で、何もわからなかった時に、藤井くんに優しく声をかけてもらって、勇気づけられました」など感謝し、ラストの岩崎は事前に手紙を書かずに、その場で考えて気持ちを伝えていた。
最後はプレゼントを渡し、ケーキを食べて終了。全体的に温かい雰囲気に包まれた動画とあって、ファンは「メンバーからの手紙で感動した。藤井くん、これからもキラキラアイドルで輝いていてね」「藤井くんがお祝いされる側なのに、みんなの成長に感慨深くなっているのが“美 少年のお母さん”って感じで微笑ましかった」「みんなの“藤井くん愛”が見れてめちゃくちゃいい企画!」「美 少年の平和な空気感は、藤井くんが源なんだなって伝わる動画だった」と、大感激している。
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7 MEN 侍の動画は通常回の「【罰ゲームドリンク研究所】ジャニーズJr.に提供します!」(18日)と、花王株式会社とコラボレーションした「【目指せ!名監督】プロモーション動画撮影対決」(21日)の2本が配信されている。1本目は、「ジャニーズJr.チャンネル」の罰ゲームドリンクを研究・開発するという、かなりチャレンジングな企画。本来ならば、タレントではなくスタッフ(もしくは芸人)がやる仕事だが、お馴染みのノニジュースやセンブリ茶を超える新しいドリンクを生み出そうと、7 MEN 侍の6人が体を張って奮闘している。
現場には、海外の強烈なドリンクや、レモン、クエン酸、納豆、くさやなどの材料がズラリ。酸味や激辛でアプローチする人、とにかく癖のあるものを混ぜ合わせる人……と、各々のセンスで作っていった。試飲のたびに悶絶するも、中には刺激が足りないハズレも誕生。“罰ゲームドリンク”と銘打っている限り、味覚や嗅覚を攻撃する飲み物でなければ意味がないだろう。そんな中、クレイジーな男・矢花黎はくさや、激辛ソース、ニンニクなどを配合した「二度と悪いことが出来なくなるジュース」を作成。見ているこちらもついつい顔をしかめてしまうような完成品だったが、メンバーも「くせ~」「かれぇ~」と、大騒ぎしていた。
2本目では、それぞれが監督となり、セブンプレミアムライフスタイル「メンズビオレ SMART」のプロモーション動画を撮影。その中で、ファンから疑問の声が出ていたのは、菅田琳寧と佐々木大光の服装だ。2人とも、異なる素材を縫い合わせたようなアシンメトリーの洋服を着ているのだが、デザインは少々異なるものの、形がよく似ているのだ。ベージュ系のコーデュロイパンツも共通しており、まるで“双子コーデ”のよう。ただ、特にこのトップスについては言及しておらず、撮影動画の視聴タイムになると、2人は別のTシャツに着替えていた。
ファンの間では「琳寧と大光、ズボンも似てるしペアルック?」「琳寧と大光の服、どうなってるの? そこしか目がいかなかった」「琳寧と大光の服、どういうこと? オシャレすぎてついていけない」「琳寧くんと大光くんの服が特殊すぎて話が頭に入ってこない。どういう作りの服なの?」と話題になっていたが、何か事情はあるのだろうか……? 再生回数は1本目が22万台、2本目は17万台(25日時点)。
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23日にアップされたのは「少年忍者【スクープトーク第3弾】実は入所10年目です」(再生回数は25日時点で17万台)。スクープトークシリーズの第3弾の前編で、参加メンバーは青木滉平、安嶋秀生、内村颯太、小田将聖、北川拓実、久保廉、山井飛翔の7人だ。今回の進行担当は内村だが、安嶋や北川は後ろで心配そうに見つめており、「できるんですか? MCは?」(北川)と聞くと、本人は「任せてください!」と自信満々のよう。
しかし、実際は緊張していたらしく、「ちなみにオープニング何回撮ったっけ?」(安嶋)とイジられ、「ごめんなさい、4回目です」(内村)と正直に告白。続けて、「えっと、一人をターゲットにして。あの~、みんなでしゃべっていくんだけど……」「新たな自分に気づけたらいいかなと思ってます。この企画で」と、初々しくルール説明を口にした。
まず、ジャニーズに入所した年を確認すると、安嶋が「僕は今年で10年目です」と申告し、2016年4月入所の北川は「スゲー! 大御所やん、もう!」と驚愕。そんな中、もっとも歴が浅いのは、18年11月に入った久保。年齢も芸歴も差がある彼らが、それぞれメンバーだからこそ知っている裏の顔や、プライベートのエピソードを話していく。今回、個人的な必見ポイントは、かねてより“小田好き”を公言している北川が感情をあらわにするシーンだ。
青木について話す場面で、小田は「人柄が優しすぎて、イジりが下手っぴなんです。『(田村)海琉、可愛いね! 久保廉、可愛いね!』。俺の場合だと、『おい、黙れ!』って感じなんです。だから、ちょっとイジり慣れてない部分が……」とコメント。青木が「海琉、可愛い。久保廉も可愛い。将聖も……あぁ、まぁ~……」と実演すると、すかさず北川が「可愛いだろう!」と参戦し、青木が「可愛いからこそ、ちょっとイジりたくなっちゃう」と言い訳すれば、北川はデレデレした顔で「そうだよね! それもわかりますね!」と、すぐさま乗っかっていた(もはや、ただのファン)。もちろん、北川は本心で言っているものとみられるが、ファンの間でも北川と小田の“おもち兄弟”は人気が高いコンビ。あえて青木に突っかかり、笑いを誘った北川のサービス精神に感心してしまった。
山井は青木のターンを「軸が一番しっかりしている」と褒めるなど、普段から他者のパフォーマンスをよく見ている勉強熱心な一面がうかがえる。こうして青木の癖や言動に関する話題が続き、最後に内村は「愛想笑いのプロ」とズバリ。これには、青木自身も「愛想笑いをしているつもりはありますね」「笑ってないと不安になるみたいなところが……。一対一で話したり、人と話すのが、もともとそんな得意じゃなくて。店員さん呼べなくて。あと、電話もダメだった。相手がどう思ってるかをずっと気にしちゃうみたいな。それで、“場を持つ(保つ)ための笑う”みたいな」と打ち明けた。仲の良い美 少年・金指一世も、「青木っていつもなんか変なところで笑っているよね」と、述べていたそうだ(ちなみに、8分頃に『愛想笑いは青木の蘇生術』とテロップが出るが、おそらく本来使いたかったのは『処世術』)。
安嶋のターンでは、おちゃめな性格から「プライドが高い」との指摘が出たほか、久保に関しては「鬼ごっこが大好き」(北川)という微笑ましい暴露も。次回、残る内村、小田、北川、山井のスクープを楽しみに待ちたい。