Travis Japan100万回再生突破のダンス動画、HiHi Jets・猪狩が初ドライブ企画に“ガチ焦り”【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月17日~23日公開の動画を注目度順にチェックします!

Travis Japan、ファン主導で「夢ハリ」ダンス動画が100万再生達成

 17日に配信されたのは「Travis Japan【ダンス動画】夢のHollywood(dance ver.)」。オリジナル曲「夢のHollywood」のリハーサル動画で、1曲のうちに7人の息の合った踊りやタップ、ステッキを使ったダンスまで、さまざまなパフォーマンスが楽しめる。基本、生歌ではなく音源が流れている状態だが、大サビで宮近海斗が「YouTubeのドリームステージ」と歌詞を変えた歌声などはバッチリ採用していた。SNSやコメント欄では「夢ハリの定点動画、ありがとうございます! タップ練習します」「夢ハリの定点、ずっと待ってた! 7人のパフォーマンス、最高すぎる」「夢ハリは衣装にタップシューズのイメージが強いから、私服で踊っている姿が新鮮だった」「ダンススキルが高くて、こんなにシンクロしてるグループは稀。手足の動きが全部揃ってるけど、その中でも一人一人の踊りに個性がある」と、歓喜の声が続出。

 また、22日にはパフォーマンス動画「『GET ALIVE』(Johnny's World Happy LIVE with YOU Jr.祭り ~Wash Your Hands~)」も公開。こちらは歌声や動きが荒々しく、優美さもある「夢のHollywood」でのTravis Japanとはギャップを感じる映像だ。再生回数は1本目が115万台、2本目は30万台と、「【ダンス動画】夢のHollywood」は配信1週間ほどで100万台に到達していた(25日時点)。

 これには裏事情があり、ファンが「24日午後8時までに100万回再生達成」を目指し、Twitter上で「#TravisJapan結成3000日」「#夢ハリミリオン」「#ミリオンチャレンジ」といった関連のハッシュタグをつけて呼びかけていたのだ。

 24日午前中の段階で「#夢のHollywood」がTwitterのトレンド入りを果たした結果、ジャニーズファンが「トレンドに上がっていたので視聴した。個々のダンススキルが高いし、まだデビューしていないのが不思議なくらい」「トレンドに上がっていたから見たけど、トラジャのダンスがうますぎてビビった」「トレンドに入っているからどうしたんだろうと思ったら、まもなくミリオン再生だって。少しでも力になれれば!」と、協力する流れに。こうして、Travis Japanに花を持たせたいファンたちの奮闘によって「【ダンス動画】夢のHollywood」は、24日のうちに100万回視聴を突破。「Johnny's net オンライン」で26日・27日に配信されるライブ『Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567』に向け、後押しできれば……という思いも込められていたようだ。

 24日、メンバーは公式携帯サイト・Johnny's webのグループ連載「とらまる」で、今回の一件に言及。七五三掛龍也が「とらじゃのメンバーみんな喜んでるよ!!」「ありがと」と感謝の思いを綴り、吉澤閑也は「みんなのおかげでYouTubeの夢ハリ100万回再生超えましたねー!!」「もっともっとトラジャが色んな人に知ってもらえたら嬉しいな!!!!」と、触れていた。川島如恵留も、「Travis Japanの結成日から、記念すべき3000日という今日を、本当におめでたい日にしてくれてありがとう」と、ファンの思いをしっかり受け止めている様子。この喜びを26日・27日のライブで爆発させると宣言したのだった。

 20日の動画は「HiHi Jets【初ドライブ企画!?】のはずが…ドッキリで笑けた」(再生回数は25日時点で39万台)。オープニングは、ハイテンションの橋本涼が「皆さん大好き、ドライブ企画でございま~す!」と切り出し、作間龍斗や猪狩蒼弥らもウキウキしている様子。しかし、新型コロナウイルスの影響を考えて「室内で楽しめるドライブ企画」になり、三密を避けるため、作間&井上瑞稀、猪狩&橋本、高橋優斗の3チームで行動すると告げた。一人ぼっちになった高橋は明らかに不満げで、「なんでだよ!」と抵抗(免許所持者で分けているそう)したが、井上は「マジな話するよ。俺と、はしもっちゃんが一人で乗ってさ、持つわけない」「優斗は(トーク力で)信頼されてのことだと思うよ」とフォローを入れた。

 メンバーには「最新ドライブ企画」とだけ伝えてあるといい、猪狩は任天堂のアクションレースゲーム「マリオカート」のようなものではないかと予想。すると「待ってる間、暇じゃない!?」「最初で最後の夏の思い出作ろう」と提案した佐久間。実は、前回の動画「【思い出クイズ】作間は“誰”から“何”をもらったのか?」(13日配信)で今回のロケに差し入れすることが決まっていたため、自腹で買ったかき氷マシンを持参していたのだ。まずは猪狩&橋本ペアが目隠しをさせられた状態でドライブ体験施設へ移動。到着したのは、暗闇のガレージに停めてある車で、なんとこれはマリオカートなどではなく、「ドライブインお化け屋敷」という“公演”だった。

 何が待ち受けているのかわからず、怯える猪狩たちとは対照的に、平和な待機組はかき氷を開始。一方、車内では「心霊スポットでクラクションを鳴らすと、この世ならざるものが呼び起こされると言われています」とナレーションがスタートし、状況を察した2人は「ふざけんなよ!!」(猪狩)「ちょっと待ってよ、マジで!!」(橋本)と激しく動揺。以降は、いつも冷静沈着な猪狩が、珍しく“ガチ焦り”。不気味なアナウンスとともに、女性が助けを求めて助手席の窓ガラスを叩いてきたり、殺人鬼らしき男が現れたりするたびに、猪狩は「出て来るなよ!!」「最悪や!!」「マジ無理!!」と、大絶叫。

 かたや、和気あいあいとかき氷を満喫する井上、作間、高橋。この日、作間がかき氷マシンを持ち込んだのは偶然のタイミングだったはずだが、のんきなかき氷企画と、恐怖体験のコントラストは、まるでドラマを見ているようだ。修羅場と化した車内映像をベースに、ポップで軽快なBGMが流れるかき氷シーンをベストタイミングで挟み込む編集が秀逸で、 “天国と地獄”の2つの場面が切り替わるたび、ついつい吹き出して笑ってしまったのは、筆者だけではないはずだ(とはいえ、体感した本人たちはトラウマレベルかも)。

 ようやく終了すると、猪狩は「俺、死ぬんだと思った。途中から(お化け屋敷と現実の)境目がわからなくなって、マジで殺されるんじゃないかなと思った」と吐露。ネタバレせず、今度は井上&作間チームに引き継ぐと、1組目同様に大パニック。そして、単独で向かった高橋は事態を把握し、「無理だって!!」の一言を連発した。それでも自撮りカメラを離さず、タレントとしては立派な姿勢で臨んでいたものの、さすがに終盤は撮影を放棄。帰還後は「シャレにならん……」と疲労困憊していた。これまで、謎解き企画などでも名作を生み出してきたHiHi Jets。今回はあらためて、HiHi Jetsと編集チームの相性の良さを感じさせられる1本だった。

 19日に更新されたのは「美 少年【ドッキリ誕生日】20歳の藤井直樹をサプライズで祝ってみた」(再生回数は25日時点で30万台)。冒頭は藤井直樹の進行でスタートし、「今日は炊き込みご飯の企画です」と発表。しかし、実際は9月18日に20歳の誕生日を迎えた藤井のサプライズバースデーで、浮所飛貴が「今日の企画は藤井くん、誕生日おめでとう企画~!」と訂正。藤井が目を丸くしていると、周囲は「ハッピーバースデートゥーユー」を歌ってお祝いした。さらにサプライズで、たまたま居合わせたというHiHi Jets・作間龍斗がケーキを持って登場。美 少年メンバーも知らなかったそうで、「作ちゃん!」と本気で驚いていた。

 そして、岩崎大昇が「美 少年から初めての成人」と言ったのに続いて、金指一世が「美青年です!」とコメントすると、5人は突然のボケ(?)に戸惑いつつも大笑いし、浮所はずっこけるほど大きなリアクションを見せていた。その後、バースデーメッセージ(サプライズの手紙)の朗読に入り、トップバッターは浮所。「昔はケンカしましたね。グループが別々になった時とかも、ちょっと気まずかった時期もあって。一時期話さない時もあったり……それが今ではこんなにも仲良くなっちゃって。いつも藤井くんには助けられています」と、生々しいエピソードを交じえつつメッセージを送った。

 続いて、那須雄登の手紙は、唯一の“縦書き”。今どきの若者にしては珍しく古風なスタイルで、藤井への思いをしたためていた(朗読シーンは、まるで授業中に作文を読んでいるみたい)。また、佐藤龍我は「いつも周りに気を使い、まとめてくれて、とってもとってもオシャレで尊敬しています! 僕たち5人はガキだから、藤井くんのことをイジっても、嫌な顔一つせず、笑顔に大人な対応をします。カッコいいです!」と藤井の優しい性格や魅力について触れ、「本当に藤井くんと出会えてよかったです!」と告白。美 少年(当時は東京B少年)に後から加入した金指は、「僕がグループに入ったばかりの頃、スゴく不安で、何もわからなかった時に、藤井くんに優しく声をかけてもらって、勇気づけられました」など感謝し、ラストの岩崎は事前に手紙を書かずに、その場で考えて気持ちを伝えていた。

 最後はプレゼントを渡し、ケーキを食べて終了。全体的に温かい雰囲気に包まれた動画とあって、ファンは「メンバーからの手紙で感動した。藤井くん、これからもキラキラアイドルで輝いていてね」「藤井くんがお祝いされる側なのに、みんなの成長に感慨深くなっているのが“美 少年のお母さん”って感じで微笑ましかった」「みんなの“藤井くん愛”が見れてめちゃくちゃいい企画!」「美 少年の平和な空気感は、藤井くんが源なんだなって伝わる動画だった」と、大感激している。

 7 MEN 侍の動画は通常回の「【罰ゲームドリンク研究所】ジャニーズJr.に提供します!」(18日)と、花王株式会社とコラボレーションした「【目指せ!名監督】プロモーション動画撮影対決」(21日)の2本が配信されている。1本目は、「ジャニーズJr.チャンネル」の罰ゲームドリンクを研究・開発するという、かなりチャレンジングな企画。本来ならば、タレントではなくスタッフ(もしくは芸人)がやる仕事だが、お馴染みのノニジュースやセンブリ茶を超える新しいドリンクを生み出そうと、7 MEN 侍の6人が体を張って奮闘している。

 現場には、海外の強烈なドリンクや、レモン、クエン酸、納豆、くさやなどの材料がズラリ。酸味や激辛でアプローチする人、とにかく癖のあるものを混ぜ合わせる人……と、各々のセンスで作っていった。試飲のたびに悶絶するも、中には刺激が足りないハズレも誕生。“罰ゲームドリンク”と銘打っている限り、味覚や嗅覚を攻撃する飲み物でなければ意味がないだろう。そんな中、クレイジーな男・矢花黎はくさや、激辛ソース、ニンニクなどを配合した「二度と悪いことが出来なくなるジュース」を作成。見ているこちらもついつい顔をしかめてしまうような完成品だったが、メンバーも「くせ~」「かれぇ~」と、大騒ぎしていた。

 2本目では、それぞれが監督となり、セブンプレミアムライフスタイル「メンズビオレ SMART」のプロモーション動画を撮影。その中で、ファンから疑問の声が出ていたのは、菅田琳寧と佐々木大光の服装だ。2人とも、異なる素材を縫い合わせたようなアシンメトリーの洋服を着ているのだが、デザインは少々異なるものの、形がよく似ているのだ。ベージュ系のコーデュロイパンツも共通しており、まるで“双子コーデ”のよう。ただ、特にこのトップスについては言及しておらず、撮影動画の視聴タイムになると、2人は別のTシャツに着替えていた。

 ファンの間では「琳寧と大光、ズボンも似てるしペアルック?」「琳寧と大光の服、どうなってるの? そこしか目がいかなかった」「琳寧と大光の服、どういうこと? オシャレすぎてついていけない」「琳寧くんと大光くんの服が特殊すぎて話が頭に入ってこない。どういう作りの服なの?」と話題になっていたが、何か事情はあるのだろうか……? 再生回数は1本目が22万台、2本目は17万台(25日時点)。

 23日にアップされたのは「少年忍者【スクープトーク第3弾】実は入所10年目です」(再生回数は25日時点で17万台)。スクープトークシリーズの第3弾の前編で、参加メンバーは青木滉平、安嶋秀生、内村颯太、小田将聖、北川拓実、久保廉、山井飛翔の7人だ。今回の進行担当は内村だが、安嶋や北川は後ろで心配そうに見つめており、「できるんですか? MCは?」(北川)と聞くと、本人は「任せてください!」と自信満々のよう。

 しかし、実際は緊張していたらしく、「ちなみにオープニング何回撮ったっけ?」(安嶋)とイジられ、「ごめんなさい、4回目です」(内村)と正直に告白。続けて、「えっと、一人をターゲットにして。あの~、みんなでしゃべっていくんだけど……」「新たな自分に気づけたらいいかなと思ってます。この企画で」と、初々しくルール説明を口にした。

 まず、ジャニーズに入所した年を確認すると、安嶋が「僕は今年で10年目です」と申告し、2016年4月入所の北川は「スゲー! 大御所やん、もう!」と驚愕。そんな中、もっとも歴が浅いのは、18年11月に入った久保。年齢も芸歴も差がある彼らが、それぞれメンバーだからこそ知っている裏の顔や、プライベートのエピソードを話していく。今回、個人的な必見ポイントは、かねてより“小田好き”を公言している北川が感情をあらわにするシーンだ。

 青木について話す場面で、小田は「人柄が優しすぎて、イジりが下手っぴなんです。『(田村)海琉、可愛いね! 久保廉、可愛いね!』。俺の場合だと、『おい、黙れ!』って感じなんです。だから、ちょっとイジり慣れてない部分が……」とコメント。青木が「海琉、可愛い。久保廉も可愛い。将聖も……あぁ、まぁ~……」と実演すると、すかさず北川が「可愛いだろう!」と参戦し、青木が「可愛いからこそ、ちょっとイジりたくなっちゃう」と言い訳すれば、北川はデレデレした顔で「そうだよね! それもわかりますね!」と、すぐさま乗っかっていた(もはや、ただのファン)。もちろん、北川は本心で言っているものとみられるが、ファンの間でも北川と小田の“おもち兄弟”は人気が高いコンビ。あえて青木に突っかかり、笑いを誘った北川のサービス精神に感心してしまった。

 山井は青木のターンを「軸が一番しっかりしている」と褒めるなど、普段から他者のパフォーマンスをよく見ている勉強熱心な一面がうかがえる。こうして青木の癖や言動に関する話題が続き、最後に内村は「愛想笑いのプロ」とズバリ。これには、青木自身も「愛想笑いをしているつもりはありますね」「笑ってないと不安になるみたいなところが……。一対一で話したり、人と話すのが、もともとそんな得意じゃなくて。店員さん呼べなくて。あと、電話もダメだった。相手がどう思ってるかをずっと気にしちゃうみたいな。それで、“場を持つ(保つ)ための笑う”みたいな」と打ち明けた。仲の良い美 少年・金指一世も、「青木っていつもなんか変なところで笑っているよね」と、述べていたそうだ(ちなみに、8分頃に『愛想笑いは青木の蘇生術』とテロップが出るが、おそらく本来使いたかったのは『処世術』)。

 安嶋のターンでは、おちゃめな性格から「プライドが高い」との指摘が出たほか、久保に関しては「鬼ごっこが大好き」(北川)という微笑ましい暴露も。次回、残る内村、小田、北川、山井のスクープを楽しみに待ちたい。

セブンイレブンの弁当、露骨な底上げ? ステルス値上げ指摘する声相次ぐ

 大手コンビニチェーン「セブンイレブン」で販売されている弁当の“容器の底上げによるかさ増し”を疑う投稿がSNSに相次いでいる。

 特に槍玉に上がっているのが、「スタミナ炭火焼肉弁当」(594円)だ。9月15日から全国で順次発売となっているこの商品、焼肉がいっぱいに敷き詰められており、ボリューム満点な印象を与えるが、容器が著しく薄く実際のボリューム感はない。加えて、一番外側の黒い容器が、ご飯と肉の入っている赤い容器を収める、という二重構造になっている。

 同商品以外にも、不自然に盛り上がった形状の弁当やパスタ容器に不満を訴え、容量のかさ増しを指摘する投稿がTwitterに散見された(※以下、掲載のツイートは投稿主の許可を得たもの)。

久しぶりにセブンの弁当食ったけど容器のかさ増し酷すぎw
底なのに傾きすぎでしょw pic.twitter.com/hTIapiWXci

— シヨウヤ (@shoyan_511) September 14, 2020
 

セブンイレブン、ミートスパも上げ底になってるpic.twitter.com/sXwtrqz4Bb

— シラス兵長 (@_nkss_rs) September 15, 2020
 

セブンイレブンのミートソースパスタの底上げがやばい。真ん中ソースだけだった pic.twitter.com/Qvmx9UQpq4

— ゆきとぴえろ (@kana_pi_e) August 9, 2020
 

セブンイレブンに激おこ
お弁当の底上げが半端ないぞ
値段上げて!量を少なくする?あくどい商売

♯セブンイレブン pic.twitter.com/dnBhEtCdaS

— ダバ (@WwwDABAwwW) August 10, 2020
 

いやさ……マジで最近のセブンイレブンふざけてんなよ…
上げ底ばっかしてっから売れねぇんだよ…。
客単価に拘りすぎてこんなのばっかやってるとホントに客離れるよpic.twitter.com/H7JMBI2id6

— yana (@yana200mileclub) August 31, 2020
 

私だって、たまには怒るよ!
セブンイレブンさん!
せこいんだよ、弁当容器!
あげ底ならぬ、底しぼり。
素直に小さい弁当容器でいいじゃん。
こういうことするから印象悪いんですよ!
物流コスト的にも無駄多いですよね
せっかく美味しいお弁当だったのに、後味悪し#セブンイレブン pic.twitter.com/nflMp3nbov

— hayoge (@hayoge711) September 21, 2020
 

 セブンイレブンの商品は、これまでにも値段を変えずに容量を減らす“ステルス値上げ”を指摘されている。値段は上がっていないがこっそり内容量を減らすことで実質的な値上げになっている、という意味だ。

 2019年5月に「いなり寿司3個入り」(200円)が「やわらかジューシーいなり2個入り」(205円)にリニューアルされた時も、いなり寿司が一つ減らされた上に5円値上げされたことに、「姑息なやり方」だと批判する声が相次いでいた。

 消費者庁の物価モニター調査によれば、「3年前と比較して実質値上げが増えたと感じる」と回答した人は82.2%に上っている。このことにネガティブな印象を持っている消費者は多く、「日常的に買っている商品について、実質値上げが原因で買う商品を変えた(または買うのをやめた)ことがある」 (24.8%)と4人に1人が回答しており、企業目線で見ると適切な戦略なのかは疑問符がつく。

 実際、江崎グリコのデザート飲料「ドロリッチ」は、発売当初の2007年には大きな支持を集めていたが、ステルス値上げを伴う度重なるリニューアルが影響して、生産が終了(2019年3月)したと言われた。

セブンイレブン「環境問題に配慮したデザイン」
 セブンイレブンは容器の底上げでステルス値上げをしているのだろうか。同社に問い合わせると、容器の変更については環境への配慮だと説明された。

「昨今の環境課題であるプラスチックごみ削減の目的で容器素材を薄くしており、強度を保つための設計であると同時に、レンジ加熱の際に中心まで温まりやすい形状にしております」

 現在の容器は環境問題や消費者に配慮したものだという。

 また、実際に消費者から容器に関する問い合わせやクレームが入っているかについては「個別のお客様からの指摘・ご意見については、開示を控える」とのことだった。

カテゴリー: 未分類

オシャレな「ビニール傘」が欲しい人必見! 買って正解だった「デザイン良し」「壊れにくい」「安物感ゼロ」の高機能傘とは!?


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 最近、オシャレに力を入れている私ですが、なんかこう……「今日のあたいはキまらないわ」と思う日がありました。それは――雨の日。

 傘を持った瞬間、急にその日のコーディネートがちぐはぐになってしまうのです。というのも、うちにある傘は、昔々、私や母が購入したド派手な花柄模様。その傘を持ってしまうと、シンプルなコーディネートがおかしくなってしまうのです。

 むむむ……傘は盲点だった。たしかに真にオシャレ道を行くならば、小物にこそ気を配らねばならぬはず……。オシャレな傘を買わねばならない。いますぐに。

 そんなわけで私は最高にオシャレな傘を求めて、ウェブサイトをさまよい始めました。今までの私ならなにも考えずにド派手な花柄をチョイスしてきましたが、「オシャレは全体のバランス」ということを知った今、傘はどんな格好にも合うシンプルなものがよいのではないかと思い至りました。

 やっぱりシンプルな白? ドット柄くらいはあり?それとも……。

 結局、その日は「これだ!」というものが決まらず、仙台に見に行くことに。そして、仙台で私は運命の出会いを果たしました。

 私がビビビッと来た傘――それは、ROPEのビニール傘!!

 全体はビニールなんだけど、柄の部分が木でできており、ビニール傘のうちは辛子色。その傘がなんともオシャレに見えたのです。価格も2,500円と手ごろで、「これはいいなあ」と私は傘を手に唸りました。さすがオシャレさん御用達のお店、ROPE! 傘までナイスチョイスじゃないの。

 ルンルン気分でその傘を購入し、「これで私もオシャレさんの仲間入りだわ~♪」とはしゃぎまくった日から数日。私の地元は連日、豪雨が降り続けました。

 私は毎日コンビニ飯女なので、毎日6時に「腹が減った~」と唸りながらコンビニへと出かけます。その日もなにも考えずにオシャレなビニール傘を手に外に出ました。ところが……。

 ビュオオオオオオ!!!! という風とともに勢いよく傘が乱れ、次の瞬間には傘の骨がぶっ壊れてしまったのです。NOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!

 あ、あんた!! コ、コレ、ワンコイン傘じゃないんだよ!! 2,500円も払ってたった一度の強風でぶっ壊れるってそんな……そんな……あたしゃ承知しないわよおおおお!!!!!!

 しかし、どんなに私が「承知しない」と叫んだところで、傘はぶっ壊れており、私の右肩はめちゃくちゃ濡れていました。私はすっかり意気消沈して家に戻り、いつものド派手な花柄の傘でコンビニへと向かったのです……。

 やっぱり、ビニール傘って頑丈なものはないのかねえ……。どうしてもオシャレなビニール傘が忘れられなかった私は、Amazonや楽天でビニール傘を調べ始めました。ビニール傘で有名なのは「フルトン」というブランドだということがわかり、「じゃあ、このフルトンの傘を買ってみようかなあ」とレビューを見ていた時のことでした。「日本製のホワイトローズの傘のほうがやっぱり良い」というレビューを見つけ、「ホワイトローズ?」と私は首を傾げました。そんな傘、全然出てこなかったけどなあ……?

 何気なく「ホワイトローズ 傘」で検索する私。と、次の瞬間、ビビビビビッと体に衝撃が走りました。まさに、私の好みを詰め込んだ傘が現れたのです。ROPEの傘の雰囲気にそっくり! しかし、そのお値段約9,000円也!! 高えええええええ!!!!

 しかし、調べてみると、ホワイトローズという会社は「壊れにくい傘」を独自開発している会社とのこと。ただの傘ではないことはすぐにわかりました。

「風は通すが雨は通さない『逆支弁』機構(特許取得)により、強風で傘が裏返るのを防ぎます。傘の生地にあえて“穴”をあけることで、内側から風にあおられても空気を逃がして傘が裏返しになりにくい作り。傘を広げた時に、風が外側に抜ける通り道ができるため、持ち手にかかる負担も和らげてくれます」

 だって。うーん、傘に穴を開けるって驚きだけど、すごく良さそうなことが伝わってくる!! なんていったって、このお値段をつけるっていうことはそういうことよ!! 高いこそ正義ッ!!!!!

「高い物=商品に自信があるからその値段=良いもの」と刷り込まれているMy Brain。この傘もきっと良いものであろうと信じこみ、私はすぐさまポチりました。

 毎度毎度、千葉N子という女は高い買い物をしては痛い目に遭っている女だ……と皆さん、思われていますよね……? 今回の買い物もどうせだめだろうと思っていますよね……? 結局、数日でぶっ壊れたと騒いで終わるんでしょう……? と思っていますよね??

 ところがどっこい!!!! 今回の買い物は最高でした!!!!!!!!

 ビニール傘というと、骨が弱かったり、ビニール同士がべたべたしていたりして開きにくいものですが、今回の傘はしっかりした質感だったのです。傘自体もどっしりしていて、安物感がないのも素晴らしい。また、ビニール傘ゆえに傘を差したときも外がクリアに見えるのもすばらしい!! 良い買い物した~~~~!!!! ひゃっほ~~~~!!

 とはいえ、こうして買い物に成功すると、今度はストックを買いたくなってくるんですよねえ……。これぞ買い物狂い。現在、同じ傘をあと3本くらい買いたい衝動と必死に戦っています……。

“詮索好き”のママ友LINEにイライラ! 「液体ミルクよく使ってるの?」「楽でいいわね」上から目線に我慢の限界、距離を置くことに

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 かつて、「マウンティング」という言葉が話題になったことがある。人間関係において「自分のほうが優位」とことさらにアピールすることを指し、ママ友同士の関係でも、高級産院での出産や、海外製の高額ベビーカーの使用を鼻にかけるママから「マウンティングされた」といった話をよく耳にした。しかし、最近では、そういったあからさまなマウンティングの事例を聞くことはほとんどなくなり、代わりに「詮索好きのママ」に悩まされるケースを見聞きすることが増えている。今回は、そんな悩めるママたちの本音を紹介する。

先輩ママ友にSNSをチェックされ……「液体ミルク」の使用にチクリ

 都内に住んでいる千里さん(仮名)は、今年5月に男児を出産したばかり。コロナ禍での出産となり、通常とは違う環境の中での出産は、ストレスも多かったそうだ。

「緊急事態宣言の最中に出産となったため、前倒しで関東近県にある実家に里帰りして、出産しました。そのため、都内に住む夫は立ち合い出産もできず、出産後に子どもに会わせられたのは、退院の日でした」

 千里さんは、「不安が多い中での出産だったので、友人からのLINEメッセージには、とても勇気づけられた」と語る。しかし、中には必要以上に育児についてアドバイスを送ってくるママ友もいるという。

「今、コロナ禍で時間があるせいなのか、元々の友人で先に出産していたママ友Yさんからのメッセージが、とにかく厄介なんです」

 産院の母親学級や地域センターで出会ったママ友は、子どもの月齢が近いため相談もしやすい。しかし、元々の友人がママ友となった場合は、子どもの年齢が違うため、先輩ママが後輩ママに、子育ての助言をするというやりとりが多くなる。しかし後輩ママにとっては、それを疎ましく感じる人もいるようなのだ。

「Yさんは、かつて同じ企業で働いていた同僚でした。現在4歳の男児を育児中のため、ここ数年は疎遠になっていたんです。しかし、私がSNSなどで『#プレママ』というタグをつけて投稿しているのを見たようで、『悩みとかあれば何でも聞いて! 』とメッセージを送ってきました」

 そんなYさんは、何かと詮索好きなタイプだという。

「例えば、私がSNSに、『外出時に液体ミルクを使ったら、とても便利だった』と投稿したのを見たらしくて、『液体ミルクって、どういうもの?』『よく使ってるの?』とメッセージが来て。しかも『私の頃には液体ミルクはなかったのよ。楽でいいわねー(笑)』とも言われ、どう反応してよいのか困惑しましたよ……」

 育児グッズは日進月歩で進化している。育児中に精神的孤独を感じていたママの中には、当時のつらい記憶が強く残るため、便利な育児グッズを使うママに対して、「私の時代はもっと大変だったのに」「今時のママは楽をしている」などと感じる人もいるのかもしれない。

「Yさんは、一緒に働いていた頃からも世話焼きの部分があって、自分がしていることは良いことだという意識が強かったんです……。それゆえに、詮索ばかりしてくるんだと思います。以前も、Yさんからやたらと、『子どもにはどういう服を着せてるの?』というメッセージが来て、面倒くさいなぁと思って返信していたんですが、Yさんのお宅に遊びに行ったら、段ボールの中に明らかに着古した服が入っていて、『お古とか平気? 遠慮せずに持って行ってよ』と言うんですよ。ファストファッションの服ばかりで、正直、まったく欲しくなく、しかも、Yさんの息子さんが寄ってきて、譲るのが嫌なのか『うー』って、うなりだしたんです……。するとYさんは、『これはリサイクルと言って、人の役に立つの』と、上から目線で言うものですから、さすがにカチンときて今は距離を置いています」

 先輩ママからのいらぬお世話だけでも厄介だが、それに伴い詮索されるのは気持ちがいいものではないだろう。「SNSで妊娠自体を隠すことは不自然ですし、Yさんみたいな先輩ママとの接触を避けることはなかなか難しい」と千里さんはため息を吐く。

 いまだに解消されたとは言えない待機児童問題。ママ友同士には、保活をめぐるさまざまな葛藤があるという。

 都内に住む佳乃さん(仮名)は、学習塾の事務をしながら3歳の女児を育児中だ。

「実はうちは小規模保育所に2歳まで通わせていました。ここは0〜2歳までの児童しか入園できないため、満2歳の時に、再度保活をする必要があったんです。ただ、ほとんどの保育園が満員のため転園ができませんでした」

 このように、待機児童解消のための措置とも言える小規模保育所は、退園した後に再度、保育園か幼稚園に入園し直す必要がある。佳乃さんは、同じ小規模保育所に預けていたママ友と、グループチャットで「今度、〇〇の近くに保育園ができるよ」などと、盛んに情報交換をしていたそうだ。

 現在、保育園や幼稚園によっては、満3歳児クラスから基本的には保育料が無償となっているが、佳乃さんは無償の認可保育園には入れず、「出費にはなりますが、認可外保育園に通わせている」そうだ。

「うちの夫はフリーランスで撮影の仕事をしているのですが、仕事の忙しさはまちまち。私は学習塾の事務のバイトをしていて、週3~4勤務なので、認可保育園に入園するための点数が足りなかったようなのです。でも、どうしても認可保育園に転園させたいので、その点数稼ぎのために、今は認可外保育園に預けている感じですね」

 そんな中、あるママ友からグループチャットに、「保育園決まった?」と尋ねるメッセージが入ったという。佳乃さんが「認可外」と伝えると、「旦那さんがフリーランスだから、入れるわけないと思ってた」という返信が来たそうで、「本心だとしても、イラっときましたね……」と漏らす。

「そのママ友も、認可保育園に入園できず、認証保育園に通わせているそうで、補助金は受給できても、完全な無償にはならなかったといいます。そのため、周りの家庭が認可なのか、そうではないのかを詮索するメッセージを、ほかのママ友とのグループチャットにも送っているのだと、別のママ友から聞きました。自分よりも良い思いをしている人が、許せなかったんでしょうね……」

 グループチャットは、同じ境遇のママと情報交換ができるメリットがある半面、相手のほうが恵まれた環境にあると知ってしまい、モヤッとすることもあるだろう。全ての家庭に平等な環境が整うのは難しいが、その大きな不満が、一部のママを“詮索”に駆り立ててしまっているのかもしれない。

父が行方不明になって警察へーー「今どこにいるかわからない」逆探知でようやく見つけた姿は……

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。三井麻美さん(仮名・31)は高校生のときに、まだ52歳だった父、義徳さん(仮名)が若年性アルツハイマー病と診断された。義徳さんは仕事を辞めたものの、デイサービスを断られ、家族が仕事でいなくなる日中は一人で過ごしていた。

(前回はこちら:認知症になった52歳の父、東日本大震災で避難所生活に

行方不明になって警察のお世話になる

 麻美さんの話を聞くと、義徳さんは認知症になってより活動的になっているように思われた。実際、麻美さん家族が在宅介護中もっとも大変だったのが、義徳さんの徘徊だった。

 日中は義徳さんが一人だったため、余計に家族の苦労は増した。

「家に帰れなくなって、探しに行っても見つからなくて捜索願を出したり、知らないご近所の家に行って、110番通報されたり……と、毎回警察のお世話になっていました。匿名の電話があって、『ちゃんと面倒をみろ!』『アルツハイマー病? そんなの知らん!』と怒鳴られることもありました。母は警察からもご近所からも叱られていました」

 冬のある日。午後から降り積もる雪のなか、麻美さんが帰宅すると、義徳さんはまだ帰っていなかった。

「携帯に電話すると、『今どこにいるかわからない』と言っていました。日も暮れているし、暗くなったら探せないと思って、警察に捜索願を出しました。私も父が行きそうな場所を探しましたが、見つかりません。最後は、警察に電話番号から逆探知してもらって、GPSを使って位置を特定して、ようやく見つけることができました。見つかったとき、同じ場所を行ったり来たりしていたそうです。帰ってきたときには、寒さで顔が真っ赤になっていました。携帯を持っていなかったらどうなっていたかと、怖くなりました」

 それでも、義徳さんは免許証を返納していたので、出かける手段が自転車や徒歩しかないというのがまだ幸いだった。家族が免許を返納させたのは、賢明な判断だったといえるだろう。とはいえ、若い頃から車とバイクが趣味だった義徳さんにとって、免許返納はどうしても納得できないことだった。

「それは抵抗していました。それを見て、祖母も自分の息子がかわいそうになったようで、『免許を取り上げるな。好きなことをさせてやれ』と反対してきたんです。そのうえ私たちが仕事でいない日中、父を連れ出して運転させていたこともあったんです。そんなことも一因になり、今は祖母との縁を切りました」

 もしものことがあったらどうしようと、家族は常にヒヤヒヤしていたと明かす。麻美さん家族は何度も義徳さんを説得し、免許センターの人からも強く言ってもらい、ようやく返納できたという。

「返納したあとも、免許証はどこだとしつこく言っていましたが、話を逸らすうちに忘れていきました」

 祖母もいわば敵。周囲から責められるなか、介護サービスや施設を利用できず、典子さんが追いつめられてもおかしくない。自治体には相談しなかったのだろうか?

「しました。が、期待にはこたえてくれませんでした。唯一のアドバイスが『ご近所に病気のことを話して、わかってもらいましょう』と。それで、母がご近所に病気のことを話しても、理解してくれるどころか、逆に怒られたと言っていました」

 施設も探した。資料を取り寄せたが、料金が高すぎたり、義徳さんが自由に動けるからと断られたりしたという。

――続きは10月3日公開

「中学受験をやめる」小6秋の模試で、合格確率が80%超→20%に暴落……“コツコツ型”の娘が白旗をあげた日

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 中学受験を目指す多くの小学6年生にとって、晩夏から秋の成績は“底”になる。それは朝から晩までの過酷な夏期講習が終了したことが大きい。この総まとめでもある夏期講習をもって、全ての単元を終え、これからは過去問などの実践演習に移るからである。

 つまり、今までは模試を除いては、その週の単元を重点的に学習することに重きを置いてきたものの、実践演習の対象は全単元に広がりを見せるために、以前、解けていたはずの問題も忘却の彼方に追いやられ、解答できず。取ったこともないような低い点数を見て、自信を失くす子は多い。

 美羽ちゃん(仮名)も、その一人であった。

 美羽ちゃんは4年生の秋に行ったS学園の文化祭に魅せられ、以来、ずっとS学園を目指して、懸命に努力を重ねてきた。その甲斐あって、6年生の9月までは、S学園の合格確率が80%超。塾の先生も太鼓判を押すほど、合格が確実視される成績をキープし続けてきたのだ。

 ところが、秋の模試で信じられないことが起こった。その合格確率が一気に20%まで下がってしまう。コンピューターが出した結論は「志望校の再考」。美羽ちゃんは自信を喪失し、泣き崩れた。

 母の薫さん(仮名)がどう慰めようとも、部屋から一歩も出ず、塾も休むようになってしまったという。そして、ついに美羽ちゃんは、薫さんに「受験をやめる」と伝えたそうだ。

 薫さんは、筆者に当時のことを振り返ってこう言った。

「美羽は、親の私が言うのもなんですが、真面目なコツコツ型で、本当に毎日、手抜きなしに頑張ってきたと思います。それなのに、1回の模試で今まで積み重ねてきたものが根こそぎ崩れてしまったようで、どうにも立ち直りませんでした……」

 S学園は難関校であり、かつ大人気校なので、倍率も高い。美羽ちゃんと同じ塾に通う子たちの中にも、「S学園命」というほどに憧れを持って、日夜、頑張っている子が多いのだ。

 そんなある日、美羽ちゃんの自宅に郵便物が届いたそうだ。差出人は塾の担任の先生。その中身は、美羽ちゃんが休んでいた10日分のプリントと手書きのメッセージ。さらに、美羽ちゃんが仲良くしている子たちのメッセージもつづられていたという。

「これを見て、美羽も私も泣きました……。本来ならば、ライバルは一人でも脱落してくれたほうが好都合なはずだと思うのですが、友達からのメッセージは違ったんです」

「待ってるからね。一緒にまた〇セン(〇先生)の授業で大笑いしよう!」
「美羽がいないとつまんないよ!」
「みんなで一緒にS学園に行こう!」

 そして、最後に担任の先生の筆でこうあったという。「美羽ちゃんとこのクラスは私が合格させる!」と。

 美羽ちゃんはこれを見て、薫さんに「覚悟が決まった」と言ったそうだ。

「美羽は、『こんなに思ってもらっているのに、泣いてばかりいるなんて申し訳なさすぎる! 私は絶対に頑張る!』と息を吹き返したんです」

 先生も周りも、その日の授業から復帰した美羽ちゃんを何事もなかったかのように受け入れてくれたという。さらに担任の先生は、S学園志望者に「S学園スペシャル」という問題集を作り、配布してくれたそうだ。

 美羽ちゃんは仲間たちとその答え合わせをするなどで、あらためてS学園に対する志望度を高め、過去10年分の過去問も順調にこなしていく。

 そして、受験直前、塾の最終日。担任の先生は、クラスに向かってこう檄を飛ばしたという。

「今まで、何年もの間、あなた方は懸命に努力を重ねてきたということを先生は知っています。その途中では、何度も何度も『受験をやめよう』『やめてしまいたい』と思ったことでしょう。でも、あなた方は今、こうして、堂々と、明日の試験を待っています。これを何よりの誇りにして、明日は正々堂々と戦ってきてください。先生は全員が合格することを信じています!」

 この言葉に勇気をもらい美羽ちゃん含め、そのクラスのS学園志望者は全員、合格を勝ち取ったそうだ。

 多くの受験生が、丸3年という歳月をかけて中学受験に挑むのだが、小学生にとっての3年間はあまりにも長く、その旅路は決して順風満帆とはいかない。

 ほぼ全員、成績が思うように上がらなかったり、塾生活に嫌気が差したり、美羽ちゃんのように「合格の可能性がほとんどない」という事態に追い込まれたりするのである。

 合格するか、しないかは時の運もあるので、致し方ない面もあるが、それでも、人生の中で目標を持ち、それに向かって、仲間たちとも一緒に懸命に頑張ったという経験は得難いものだと思う。

 先日、現在中学2年生になった美羽ちゃんが、友人たちと共に出身塾に遊びに行って、同じようにスランプに悩む子の相談に乗ってあげたそうだ。美羽ちゃんは薫さんに、こう言ったという。

「あの時、やめなくてよかった。人生って多分、無駄なことは何もないんだね」

 薫さんが「これは、私の子育ての中でも、かなりうれしい言葉の一つになりました」と語ってくれたのが、とても印象に残っている。

「中学受験をやめる」小6秋の模試で、合格確率が80%超→20%に暴落……“コツコツ型”の娘が白旗をあげた日

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 中学受験を目指す多くの小学6年生にとって、晩夏から秋の成績は“底”になる。それは朝から晩までの過酷な夏期講習が終了したことが大きい。この総まとめでもある夏期講習をもって、全ての単元を終え、これからは過去問などの実践演習に移るからである。

 つまり、今までは模試を除いては、その週の単元を重点的に学習することに重きを置いてきたものの、実践演習の対象は全単元に広がりを見せるために、以前、解けていたはずの問題も忘却の彼方に追いやられ、解答できず。取ったこともないような低い点数を見て、自信を失くす子は多い。

 美羽ちゃん(仮名)も、その一人であった。

 美羽ちゃんは4年生の秋に行ったS学園の文化祭に魅せられ、以来、ずっとS学園を目指して、懸命に努力を重ねてきた。その甲斐あって、6年生の9月までは、S学園の合格確率が80%超。塾の先生も太鼓判を押すほど、合格が確実視される成績をキープし続けてきたのだ。

 ところが、秋の模試で信じられないことが起こった。その合格確率が一気に20%まで下がってしまう。コンピューターが出した結論は「志望校の再考」。美羽ちゃんは自信を喪失し、泣き崩れた。

 母の薫さん(仮名)がどう慰めようとも、部屋から一歩も出ず、塾も休むようになってしまったという。そして、ついに美羽ちゃんは、薫さんに「受験をやめる」と伝えたそうだ。

 薫さんは、筆者に当時のことを振り返ってこう言った。

「美羽は、親の私が言うのもなんですが、真面目なコツコツ型で、本当に毎日、手抜きなしに頑張ってきたと思います。それなのに、1回の模試で今まで積み重ねてきたものが根こそぎ崩れてしまったようで、どうにも立ち直りませんでした……」

 S学園は難関校であり、かつ大人気校なので、倍率も高い。美羽ちゃんと同じ塾に通う子たちの中にも、「S学園命」というほどに憧れを持って、日夜、頑張っている子が多いのだ。

 そんなある日、美羽ちゃんの自宅に郵便物が届いたそうだ。差出人は塾の担任の先生。その中身は、美羽ちゃんが休んでいた10日分のプリントと手書きのメッセージ。さらに、美羽ちゃんが仲良くしている子たちのメッセージもつづられていたという。

「これを見て、美羽も私も泣きました……。本来ならば、ライバルは一人でも脱落してくれたほうが好都合なはずだと思うのですが、友達からのメッセージは違ったんです」

「待ってるからね。一緒にまた〇セン(〇先生)の授業で大笑いしよう!」
「美羽がいないとつまんないよ!」
「みんなで一緒にS学園に行こう!」

 そして、最後に担任の先生の筆でこうあったという。「美羽ちゃんとこのクラスは私が合格させる!」と。

 美羽ちゃんはこれを見て、薫さんに「覚悟が決まった」と言ったそうだ。

「美羽は、『こんなに思ってもらっているのに、泣いてばかりいるなんて申し訳なさすぎる! 私は絶対に頑張る!』と息を吹き返したんです」

 先生も周りも、その日の授業から復帰した美羽ちゃんを何事もなかったかのように受け入れてくれたという。さらに担任の先生は、S学園志望者に「S学園スペシャル」という問題集を作り、配布してくれたそうだ。

 美羽ちゃんは仲間たちとその答え合わせをするなどで、あらためてS学園に対する志望度を高め、過去10年分の過去問も順調にこなしていく。

 そして、受験直前、塾の最終日。担任の先生は、クラスに向かってこう檄を飛ばしたという。

「今まで、何年もの間、あなた方は懸命に努力を重ねてきたということを先生は知っています。その途中では、何度も何度も『受験をやめよう』『やめてしまいたい』と思ったことでしょう。でも、あなた方は今、こうして、堂々と、明日の試験を待っています。これを何よりの誇りにして、明日は正々堂々と戦ってきてください。先生は全員が合格することを信じています!」

 この言葉に勇気をもらい美羽ちゃん含め、そのクラスのS学園志望者は全員、合格を勝ち取ったそうだ。

 多くの受験生が、丸3年という歳月をかけて中学受験に挑むのだが、小学生にとっての3年間はあまりにも長く、その旅路は決して順風満帆とはいかない。

 ほぼ全員、成績が思うように上がらなかったり、塾生活に嫌気が差したり、美羽ちゃんのように「合格の可能性がほとんどない」という事態に追い込まれたりするのである。

 合格するか、しないかは時の運もあるので、致し方ない面もあるが、それでも、人生の中で目標を持ち、それに向かって、仲間たちとも一緒に懸命に頑張ったという経験は得難いものだと思う。

 先日、現在中学2年生になった美羽ちゃんが、友人たちと共に出身塾に遊びに行って、同じようにスランプに悩む子の相談に乗ってあげたそうだ。美羽ちゃんは薫さんに、こう言ったという。

「あの時、やめなくてよかった。人生って多分、無駄なことは何もないんだね」

 薫さんが「これは、私の子育ての中でも、かなりうれしい言葉の一つになりました」と語ってくれたのが、とても印象に残っている。

神戸山口組脱退で「神戸山健組」発足!? 元極妻が考える半グレの台頭と「ネオヤクザ」

神戸山口組脱退で「神戸山健組」発足!? 元極妻が考える半グレの台頭と「ネオヤクザ」の画像1今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

神戸山口組から「神戸山健組」が脱退

 この原稿を書いている9月23日午後、「神戸山健組」発足のうわさが流れてきました。詳しいことがわかったら、また書かせてくださいね。ネットでも「令和二年八月」付で、「五代目山健組々長 中田浩司」として神戸山口組脱退表明の「御挨拶」を見ることができますね。さすがの達筆です。

 以前も書かせていただいていますが、中田組長は獄中で接見禁止処分を受けていて、弁護士さんしか面会できないので、真意が伝わりにくいといわれていました。なので、私もあまり先走らないように(これでも)しております。

 まあ神戸山口組からの離脱勢は、以前から「これからは(山健組として)イッポン(いっぽんどっこ=大組織に所属せず、独立を維持している組織)で行く」とは言っていたので、意外というわけでもないのですが、時代は変わっていくものなのですね。

 国内最大組織である山口組が変化を続ける一方で、犯罪集団としての半グレは相変わらず注目されていますね。

 9月にはテレビ朝日系のドキュメンタリー番組『テレメンタリー2020』で半グレに取材した「コロナ禍 闇に溶ける半グレ」が放映されました。特に目新しい企画ではなかったのですが(失礼)、半グレ集団のトップとしてタタキ(強盗)の要員をいわゆる闇サイトで募集する「元山口組組員」氏などがインタビューに応じていました。

 ご承知のようにヤクザは組織として厳しくまとまっているのに対して、半グレは犯罪のためのゆるい集まりです。強盗や詐欺などのために離合集散を繰り返すだけなので、参加する若者は束縛されないからラクだし、警察も把握できないので、取り締まりが難しいといわれています。半グレには女の子も入れますしね。

 「今のヤクザには任俠の心などない」と言われて久しいですが、さすがに(単なる犯罪集団の)半グレよりはいいんじゃないの……と思いながら見ていたら、この「元山口組組員」氏が、気になることをおっしゃっていました。

「(半グレ集団のメンバーは)『手下』じゃなくて、『仲間』なんですよ」

 なるほど。みんな「仲間」を求めているんですね。これまでは戦後の貧しい時代を中心に、頼りがいがあって男がほれる「親分」や「兄貴分」に人気があったと思うんですが、もっとラクでゆるいヨコのつながりがいいんですね。山口組時代に、親分に恵まれなかったのかな。

 でも、だからっつって、独り暮らしのおばあさんのところにタタキに入っちゃダメよ(笑)。もはや任侠の心が「ない」といわれてるヤクザの中にも、ヤクザには「オレオレ詐欺とか、年寄りを泣かせるようなことはしない」という矜持を持ってる人はまだいると思いますよ。

 もっと言っちゃうと、半グレの台頭は、戦後のGHQの支配の時と似ています。GHQは、国家神道の廃止や警察権力の弱体化とともにヤクザ組織の解散を内務省に指示したわけですが、これによって「愚連隊」が強くなっていったんですね。まあ今は不況や暴排のせいで半グレもヤクザも犯罪をやるしかないのでしょうが、昔の愚連隊はスター的な存在でした。万年東一さんや、安藤昇さんですね。半グレの「グレ」には、「愚連隊」の意味もあるようですしね。

 宮崎学先生によると、万年さんは「ヤクザは、窮屈でいけないよ」と口癖のように言っていたそうですが(小説『万年東一』角川書店、絶版)、亡きオットの兄貴分の兄貴分的なレジェンドヤクザ氏(故人)は、「万年さんも安藤さんも、愚連隊というより立派な親分だった」そうですから、どうですかね。

 万年さん的には、ヤクザ社会が上下関係やしきたりに厳しいことをやんわりと批判されていたのでしょうか。テレビに出ていた半グレ氏にはまったく共感できませんでしたが、「手下より仲間が欲しい」というのは、万年さんと共通してるかもしれません。

矢沢永吉「35億円」博多華丸・大吉「250万円」! 多額の借金を“完済”して話題となった芸能人

 9月15日、俳優でミュージシャンの岸部四郎さんが8月28日に逝去していたことが明らかになり、その半生に再び注目が集まっている。

「グループ・サウンズを代表するバンド『ザ・タイガース』に兄の岸部一徳と共に在籍し、ギタリストを務めていた四郎さんは、俳優や司会業でも活躍。日本テレビ系列のドラマシリーズ『西遊記』(1978~80年)での沙悟浄役や、同局のワイドショー『ルックルックこんにちは』(1984~98年)のMCとしての活動が広く知られています。しかし、自身の浪費癖や投資の失敗、知人の連帯保証人になったことなどから5億2000万円もの借金を抱え、98年に自己破産。その後は、自虐的な“貧乏キャラ”としてメディアに出演していたものの、2009年頃から体調が悪化し、露出が激減していました」(芸能ライター)

 四郎さんのほかにも、巨額の借金を背負ってしまう芸能人は少なくないが、“完済”して話題を集めた人もいる。

「最も有名なのは、“永ちゃん”の愛称で親しまれる大御所ミュージシャン・矢沢永吉でしょう。矢沢はオーストラリアの観光地であるゴールドコーストを気に入り、そこに音楽学校やスタジオなどを建設するプロジェクトを立てましたが、担当者が矢沢に虚偽の報告を行い、別のビジネスを行っていたことが発覚。詐欺や横領で35億円の損失を出し、矢沢がこの借金を全て背負うことになりました。しかし、その後もテレビやCM出演など精力的に活動し、6年ほどで完済したそうです」(同)

 この一件は、矢沢ファンの間で“伝説”として語り継がれており、ネット上では「並大抵の努力じゃ完済は無理。さすが永ちゃん」「信頼した人にだまされてショックだっただろうに、それを感じさせない前向きさがすごい」などと称賛されていた。

 さらに、メディアに引っ張りだこの人気者の中にも、借金に苦しんだ過去のある人物がいるとか。

「ドラマや映画で常に存在感を発揮している俳優の阿部寛は、バブル期の不動産投資に失敗し、億単位の借金を背負ったそう。さらに、モデルから俳優に転身したものの、仕事が激減。借金とのダブルパンチに苦しんだ阿部でしたが、割り切ってさまざまな仕事をこなしたことで、20年ほどで完済したそうです。また、お笑いコンビの博多華丸・大吉も、借金に苦しんだ過去があることで有名。デビュー当時からレギュラー番組を抱えていた人気コンビでしたが、当時のマネジャーが『芸人なら遊ぶべき』などと2人をそそのかし、消費者金融から借金をしてでも後輩芸人におごるといった生活を続けた結果、華丸が500万円、大吉が250万円の借金を背負うことになったそう。なお、2人とも現在は完済しているそうです」(同)

 大吉は18年9月放送の『あさイチ』(NHK)にて、650万円の借金を背負っているという視聴者の相談に対し、「(借金を隠すと)結果的に大迷惑をかけちゃう」「早めに誰かに伝えましょう」と、実体験をもとにアドバイス。ネット上では「実際に借金で苦しんでた大吉先生だからこそ言える」「ちゃんと完済した大吉先生だから、信頼できるし説得力がある」「大吉先生も周囲に迷惑かけたりしたのかな。でも、完済できてよかった」といった声が寄せられていた。

 巨額の借金を重ねても、自身の努力で完済したというエピソードが多くある芸能界。とはいえ現実的には、大吉が言うように誰かに「相談」することが、借金問題解決の一番の近道だろう。

矢沢永吉「35億円」博多華丸・大吉「250万円」! 多額の借金を“完済”して話題となった芸能人

 9月15日、俳優でミュージシャンの岸部四郎さんが8月28日に逝去していたことが明らかになり、その半生に再び注目が集まっている。

「グループ・サウンズを代表するバンド『ザ・タイガース』に兄の岸部一徳と共に在籍し、ギタリストを務めていた四郎さんは、俳優や司会業でも活躍。日本テレビ系列のドラマシリーズ『西遊記』(1978~80年)での沙悟浄役や、同局のワイドショー『ルックルックこんにちは』(1984~98年)のMCとしての活動が広く知られています。しかし、自身の浪費癖や投資の失敗、知人の連帯保証人になったことなどから5億2000万円もの借金を抱え、98年に自己破産。その後は、自虐的な“貧乏キャラ”としてメディアに出演していたものの、2009年頃から体調が悪化し、露出が激減していました」(芸能ライター)

 四郎さんのほかにも、巨額の借金を背負ってしまう芸能人は少なくないが、“完済”して話題を集めた人もいる。

「最も有名なのは、“永ちゃん”の愛称で親しまれる大御所ミュージシャン・矢沢永吉でしょう。矢沢はオーストラリアの観光地であるゴールドコーストを気に入り、そこに音楽学校やスタジオなどを建設するプロジェクトを立てましたが、担当者が矢沢に虚偽の報告を行い、別のビジネスを行っていたことが発覚。詐欺や横領で35億円の損失を出し、矢沢がこの借金を全て背負うことになりました。しかし、その後もテレビやCM出演など精力的に活動し、6年ほどで完済したそうです」(同)

 この一件は、矢沢ファンの間で“伝説”として語り継がれており、ネット上では「並大抵の努力じゃ完済は無理。さすが永ちゃん」「信頼した人にだまされてショックだっただろうに、それを感じさせない前向きさがすごい」などと称賛されていた。

 さらに、メディアに引っ張りだこの人気者の中にも、借金に苦しんだ過去のある人物がいるとか。

「ドラマや映画で常に存在感を発揮している俳優の阿部寛は、バブル期の不動産投資に失敗し、億単位の借金を背負ったそう。さらに、モデルから俳優に転身したものの、仕事が激減。借金とのダブルパンチに苦しんだ阿部でしたが、割り切ってさまざまな仕事をこなしたことで、20年ほどで完済したそうです。また、お笑いコンビの博多華丸・大吉も、借金に苦しんだ過去があることで有名。デビュー当時からレギュラー番組を抱えていた人気コンビでしたが、当時のマネジャーが『芸人なら遊ぶべき』などと2人をそそのかし、消費者金融から借金をしてでも後輩芸人におごるといった生活を続けた結果、華丸が500万円、大吉が250万円の借金を背負うことになったそう。なお、2人とも現在は完済しているそうです」(同)

 大吉は18年9月放送の『あさイチ』(NHK)にて、650万円の借金を背負っているという視聴者の相談に対し、「(借金を隠すと)結果的に大迷惑をかけちゃう」「早めに誰かに伝えましょう」と、実体験をもとにアドバイス。ネット上では「実際に借金で苦しんでた大吉先生だからこそ言える」「ちゃんと完済した大吉先生だから、信頼できるし説得力がある」「大吉先生も周囲に迷惑かけたりしたのかな。でも、完済できてよかった」といった声が寄せられていた。

 巨額の借金を重ねても、自身の努力で完済したというエピソードが多くある芸能界。とはいえ現実的には、大吉が言うように誰かに「相談」することが、借金問題解決の一番の近道だろう。