ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月10日~16日公開の動画をチェックします!
HiHi Jets・橋本、Snow Manメンバーは「めっちゃいい先輩」
HiHi Jetsの動画は、通常回の「【思い出クイズ】作間は“誰”から“何”をもらったのか?」(13日)と、プロモーションの「【ご利益あり!?】幸せリップで幸福を撮影してみた!」(14日)の2本が配信されている。1本目は、メンバークイズ企画の第4弾・作間龍斗編。第1問から、いきなり「生年月日・血液型&おばあちゃんから呼ばれているあだ名は何?」との難問で始まったほか、「寝る時のエアコンの設定温度は?」と、マニアックな問題が続出。メンバーはついつい、「知らねぇよ!」と、声を荒げていた。そして、第3問は「Tシャツをプレゼントしてくれた先輩は誰?」というもの。これは、事務所に入所(2013年2月)後、初めての舞台『JOHNNYS' World -ジャニーズ・ワールド-』での出来事だったそうだが、15年5月にジャニーズ入りした高橋優斗は「知らねぇよ! 入ってねぇもん、俺!」と、ご機嫌斜めに。
猪狩蒼弥は「Hey!Say!JUMPさん、あとはSexy Zoneさん、A.B.C-Zさんらへんってことかな?」と思い返すも、「当時ジャニーズJr.だった」(作間)と聞き、SixTONESやSnow Manも候補に。また、作間はTシャツをもらった時の状況について、「たぶん俺のことを“ちっちゃい子”っていう認識で、ホントに着なかったTシャツを『はいあげる』って感じで、急に。優しい人だね。スゴい優しい人」「俺、アクロバット隊だった」と、ヒントを与えた。橋本涼は「Snow Manさんな気がする」とつぶやき、猪狩も「佐久間(大介)くんとかが、『同じサクマだろ』みたいな感じで渡しそうな気がする」と、想像。橋本は「(Snow Manは)みんな優しいからさ、可能性があるんだよな」と、決めかねていた。Tシャツのデザインは、サングラスが胸元に引っかかっているイラストだといい、4人とも深澤辰哉と予想。
深澤といえば、「HiHi Jets【メンバー愛が試される?】井上瑞稀クイズは波乱な結末!?」(6月28日配信)に乱入し、景品の帽子を提供したこともあり、高橋は「経験があったじゃないですか」「急にパッとくれたりする方なんだなっていうのはスゴく思ったので」と、理由を話した。猪狩は「昔さ、深澤くんとちっちゃい子で写真撮ったじゃん。ちっちゃい子、スゲー好きなイメージあるんだよね。だから、あげたのかなと思った」と回顧したが、実際の正解はSnow Man・渡辺翔太だとか。作間が「意外でしょ!? 急によ。渡辺翔太くんが歩いてきて、『あげるよ』ってくれたの」と明かすと、橋本は「めっちゃいい先輩やん」と、感心した。
さらに、第4問の「『サマパラ2015』のジャニーズマンションで作間の真上(2階)にいたのは誰?」では、美 少年・岩崎大昇の名前も。当時、岩崎と高橋はシンメ(左右対称)のポジションで踊っていたというが、作間は「めちゃくちゃ怒られてるのよ、リハで」「めっちゃ高橋ってやつが怒られてる(と思っていた)」と、暴露。高橋自身も「レーザーみたいの指されて、『お前、踊れよ』みたいな。振り覚えてないわけよ」と、苦い思い出を語った。オープニングで幕を勢いよく引いて踊りだす流れだったそうだが、「マジで超ムズいのよ、あれ! 俺と大昇だけ、幕全部残っちゃって……」(高橋)と言うと、現場のスタッフも大笑い。作間のメイン回とはいえ、ジャニーズ内の貴重なエピソードも盛り込まれた1本だった。
2本目は「エスティ ローダー ピュア カラー エンヴィ クリスタル リップスティック」とコラボレーションし、「自分の思うささやかな幸せ」にまつわる再現写真を撮影。こちらはヘアメイクと衣装を用意してもらったためか、いつものラフな「Jr.チャンネル」の彼らとは違う、キラキラアイドル姿を堪能できるだろう。なお、HiHi Jets効果でリップの注文が殺到したようで、WEBSHOPの商品ページに「配送遅延のお知らせ」が表示されている(9月18日時点)。刻印サービスを指定した場合は「お届けまでに約4週間お時間を頂戴しております」「お詫びとしてスペシャルサイズのサンプルを同梱させていただきます」と、アナウンスしていた。再生回数は1本目が37万台、2本目は26万台(同18日時点)。
10日の動画は「Travis Japan【ミリオンヒットメーカー】バズるヒットタイトルを考えろ!」(再生回数は18日時点で41万台)。「巷で密かに流行っているゲームをやってみよう」シリーズで、今回はカード2枚を使って言葉を組み合わせ、ヒットしそうな商品タイトルを考えるゲーム「ミリオンヒットメーカー」をプレイしている。開発チーム(2班)の提案をジャッジする部長は、4月期ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)で正社員の役柄を演じた中村海人が担当。“それっぽいカツラ”(バーコードハゲ)を被り、6人のプレゼンに耳を傾けている。なお、ゲーム中のテーマは、小説や映画のタイトルから、「100年後に流行る流行語orギャグ」「Travis Japan100枚目のシングル名」と、各々の想像力が試されるものばかり。メンバーの突飛な発想にクスッと笑ってしまう場面も多い1本だろう。
実は、このゲームのデザインやイラストを手掛けたのは、1999年リリースの「あの紙ヒコーキ くもり空わって」などが大ヒットした「19」の元メンバーで、イラストレーター・326(ナカムラミツル)氏なんだとか。11日、326氏は「Jr.チャンネル」Twitterの投稿を引用ツイートしながら、「なんか知らん間にとんでもない事になってる笑 (作者です)Jr.の人達に遊んでもらえるなんて光栄すぎんだろ」と、言及。続けて、「ジャニオタとしては嬉しすぎる…。いや、オタって言うと失礼やな。もっともっと詳しい人達おるからな。しかもしっかり番組になってて。このゲームのポテンシャルを最高に引き出してくれとる…いや、ゲームの面白さ超えとる…。言葉選びのセンスすごいなみんな…天才かよ。感謝」と、興奮気味につづっているのだ。勉強不足で申し訳ないが、個人的には326氏がジャニオタだったことに驚いてしまった。
ちなみに、「美 少年【数字で価値観ゲーム】みんなで協力…足を引っ張るのは誰だ!?」(5日配信)で美 少年が楽しんだボードゲーム「ito(イト)」も326氏の作品だそうで、「マジかよ!itoもやってもらってたんかあああああああ 作者冥利に尽きる…」「ファンの人が丁寧に教えてくれたけどitoは美 少年の浮所飛貴さんの持ち込み企画やて。そこからミリメカに繋がったんやろな…感謝しかない本当に有難う御座います。そしてやっぱりファンの人も優しすぎる!俺はジャニも好きやけどジャニヲタも好き…愛に溢れとるのさ。ファンはタレントを映す鏡だからね」(11日~12にかけのツイート)と、喜びをあらわにしていた。
そんな中、326氏は「流行語orギャグ」のお題にて、あるメンバーが発した「マダムとイヴ」について、「天才だと思いました。作った本人より今日出てた皆さんの方がセンスあります 絶対に笑」と、大絶賛している。「Jr.チャンネル」とカードゲームをめぐっては、「7 MEN 侍【恋愛ゲーム】片思い相手に告白…SixTONESから乱入者」(8月7日公開)で7 MEN 侍が「3ターンだけ君が好き」にチャレンジした後、ちょっとしたトラブルが発生。制作者の「MOTTGAME」サイドは、Twitterを通じて本来のルールと動画内の遊び方が異なっている点に苦言を呈したものの、今回の場合は作者も歓喜しているという、双方にとってもハッピーな展開となっていた。
12日の動画は「美 少年【昭和クイズ】真夏の少年…撮影現場に潜入」。18日に最終回を迎えたドラマ『真夏の少年~19452020』(テレビ朝日系)で、初主演を務めていた美 少年。今回はその撮影現場で収録が行われ、ヘアセットや衣装を含めて、劇中のスタイルで登場している。冒頭、ヤンキーで“見掛け倒しトリオ”の一人・春日篤を演じた浮所飛貴は椅子の上に腰掛けており、「なぜ私たちが今、この格好で俺がこの座り方なのかわかる人」と、クイズを出題。すると、藤井直樹が「今日は、ドラマの8話の撮影だからです」と答え、本題に入るかと思いきや、岩崎大昇は「でも、椅子の上に足を乗せるのはどうかと思います!」と、注意。浮所は「すみません」とすんなり降り、申し訳なさそうに頭を下げていた(どういう茶番?)。
役が抜けきれてない6人は「YouTubeの今までの感覚わかんなくなってる」(岩崎)「わかる、わかる!」(佐藤龍我)「自分、何者だっけ? ってなるから」(岩崎)と、コメント。一方、ドラマは、軍人・三平三平(博多華丸)が、戦時下から現代にタイムスリップしてきたという設定とあって、この日は「昭和クイズ」を実施するとのこと。現役大学生の浮所と那須雄登はクイズ番組に何度も出演しているが、那須は「今後のクイズ番組に呼ばれるかどうかかかってますので……シビアです」と、ややプレッシャーを感じていた。かたや、おバカキャラの佐藤は「どんどん呼んでください、僕! 僕、1回も呼ばれたことないんで! どんどん呼んでください!」と、クイズ番組に逆オファーしたが……。
第1問は「昭和の家庭用電話機『黒電話』かけ方を知っていますか?」。実物を目にしたことがなかったのか、金指一世に至っては、黒電話を見つめて険しい顔になり、しばしフリーズしてしまった(4分5秒頃~)。平成生まれの美 少年は苦戦し、正解者は一人のみ。以降の「昭和に流行した生き物の名前を答えよ(3種類)」「このおもちゃの名前と遊び方を答えなさい」も全員正解とはいかず、彼らにとっては難しい問題が続いたようだ。なお、エリマキトカゲの写真に対し、佐藤は「エイリアン」「恐竜か……」と口走る始末。那須から「(昭和に)恐竜おったの? まだ」とツッコまれ、本人は特に反論もせずにうなずいていた。この調子では、クイズ番組への進出はなかなか厳しそうだ。
しかし、そんな天然の佐藤も、俳優としては“天才肌タイプ”なのかもしれない。ドラマの撮影にも密着しているのだが、「Jr.チャンネル」のスタッフが「監督が褒めてたよ。龍我のこと」と教えると、「ホントですか!? うわ、うれしい! でも、もっともっと頑張らないとなと思います。でも、楽しいっすね」と、笑顔になっていた。また、美 少年は15日にパフォーマンス動画「『LALA love』(Summer Paradise 2020)」も配信され、再生回数は1本目が25万台、2本目は24万台(18日時点)。
7 MEN 侍の動画は「【スタジオライブ】『サムダマ』披露!」と、「【緊急公開】スタジオライブのウラ側」(いずれも11日)の2本が配信されている。彼らは、「【重大発表ドッキリ】でも知ってまして…さらにドッキリ!」(5月1日公開)内で、グループにとって初めてのオリジナル曲を作ってもらえることになったと、ファンに報告。今回はバンドスタイルでのパフォーマンスも得意とする7 MEN 侍が、その記念すべき曲「サムダマ」をスタジオで披露している。「スタジオライブのウラ側」のオープニングトークによると、前述のドッキリ動画の配信は5月だったが、撮影自体は2月に行われていたとのこと。
矢花黎が「最初聞いた時どう思った?」と率直な感想を尋ねると、中村嶺亜は「カッコいいけど、自分たちに合うかわかんなかった、正直。やったことなかったからね」と、告白。これまで、先輩たちの楽曲を「激しい」アレンジで弾いてきたものの、それに比べて今作は少し歴史をさかのぼったような「ハードロックテイスト」だといい、矢花は「これを2020年にJr.がやるのか……と思って」と、本音を吐露した。また、中村も「渋いよね」「Jr.のいろんなグループがオリジナル曲たくさん持ってるけどさ、なくない? この感じ。ないよね」と、「サムダマ」に誇りを持っているよう。これは、配信ライブ『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』より前の収録(7月末)だったそうで、入念なチェックを繰り返しつつ、緊張した面持ちで本番に臨んでいた。
終了後、メンバーは「楽しかった」(菅田琳寧)「緊張したのか、ちょっと自由度はなかったよね。ちゃんといい子にやったよね」(中村)「矢花がスッゲー暴れてんだもん。なんか隣で」(今野大輝)などと、コメント。「あんまやると、これ破壊したらお金払わなきゃいけなくなっちゃう」と語った矢花の暴れっぷりは、ぜひ本編の「【スタジオライブ】『サムダマ』」で確認してほしい。ちなみに歌中、ファンに言ってほしいという「セブンメン~!」のレスポンスをめぐって、本高克樹と佐々木大光らの意見が食い違う一幕もあった。そして、ウラ側動画の最後はTOKIOの楽曲「JUMBO」を演奏。ラストで、床に寝転ぶほど完全燃焼した矢花の姿にも注目だ。ただ、こちらはマイクの問題なのか、歌詞が聞き取れるレベルまで、歌声がしっかりと聞こえない点が個人的に残念だった。
毎度ながら、こうした音楽系の企画は「Jr.チャンネル」の中でも7 MEN 侍ならではの独自性が生かされている。コメント欄やSNS上でも、「やっぱりバンドやってる7 MEN 侍が好き! 普段の侍Tubeとは全然違って、楽器を持つと豹変するみんなが愛おしい」「誰よりも暴れまくってる矢花くんがカッコいい」「裏側も見れてスゴくうれしい! 早く『セーンメーン』って叫びにいきたい。『JUMBO』の披露までありがとう」「真面目なスタジオライブはミュージックビデオを見てるみたいでカッコいいけど、ウラ側はいつものわちゃわちゃしてる7 MEN 侍だった。彼らのギャップや振り幅がわかる動画をありがとうございます」と、高評価が続出。
中にはTOKIOファンから「ライブで盛り上がる特別な曲なので、カッコよく、楽しそうに演奏してくれてうれしい! また機会があったらTOKIOの曲を演奏してください」と、好意的な声も寄せられていた。再生回数はスタジオライブが17万台、ウラ側は13万台(9月18日時点)。
16日の動画は、前週より続く「少年忍者 【スクープトーク第2弾後編】中2の気持ちを告白します!」(再生回数は18日時点で15万台)。登場メンバーは稲葉通陽、織山尚大、田村海琉、豊田陸人、平塚翔馬、元木湧、ヴァサイェガ渉の7人で、知られざるエピソードや裏の顔を告白し合うという企画。
今回は、田村、平塚、稲葉、元木がターゲットとなっている。最初の田村のターンでは、織山が「(鈴木)悠仁にめちゃくちゃアタリ強いのよ」と、指摘。そもそも鈴木といえば、「【全員アンケート第2弾】メンバーの知られざる秘密が明らかに…」(2月26日配信)で、「メンバーのここを直してほしい」とのテーマになった際、久保廉から「ゆうじん君 すぐ『チュー』しようとする」と、名指しされていたのだった。ハグを含めると被害者は全員いると判明し、久保に最後のハグ&チューをして打ち止めとなったはずだが……。8月26日配信の「【スクープトーク後編】コイツの秘密…暴露します!」でも、久保の次の標的が北川拓実になったと、檜山光成が暴露していた。
これに関して、田村は「YouTubeで『抱きついたりしない』って決めたじゃないですか。その1週間後ぐらいにもうルール破ってんすよ。注意ずっとしてたんですよ。『言われたやん』って。でも、言うこと全然聞かなくて。なんかもう、“あっ、ダメだ!”みたいな……」と、鈴木の“更生”を諦めてしまったとか。田村の話しぶりは「本当にどうしようもない……」と、本気で呆れている様子が伝わってくる。切迫感を漂わせる田村の姿に、思わず笑ってしまった視聴者も少なくないだろう。また、田村は稲葉らが鈴木にコショコショをされている時にも助けに向かうそうだが、見境なく手を出す鈴木に対し、元木は「あいつ怪獣だよ。悠仁、怪獣だよ」と、吐き捨てていた。
そんな中、個人的に今回の動画で好意的な印象を抱いたのが、平塚の人柄だ。ヴァサイェガのコメントで、挨拶を大事する礼儀正しい性格が明らかになったほか、稲葉とは通りすがりに話し、気にかけてあげているという。また、織山は「最近レッスンで(自分が)偏頭痛持ちだから、『頭痛い』って、ずっとちょっと休んでたの。結局治って、たまたまひらつが来て。(川崎)星輝と一緒に。そしたら『本当に偏頭痛大丈夫? 頭大丈夫?』ってめちゃくちゃ心配するの。やっぱり優しいんだよね。ボケっとして、なんも考えてないように見えるんですよ」「ビックリした、俺。こんなこと言える子なの!? みたいな」と、証言した。
一方、田村いわく、平塚はリハーサルで位置や振り付けを間違えた時に「ちょっと笑いながら正しいところに戻ったりとか」するものの、「それで場が和むからスゴい」(織山)「怒られないよね」「振付師が笑うっていう」(ヴァサイェガ)と、平塚は“愛されキャラ”でもあるらしい。ちなみに、当の平塚自身は「落ち込まないほうがいいよ、人生って」「反省はしてるよ」と、ポジティブさをのぞかせていた。根がいい子だとわかる話ばかりが相次ぐも、最後に元木が高校時代の爆弾ネタを投下。授業中、2人でしゃべっていて先生に怒られた途端、元木を指差して責任をなすりつける……といった平塚のズルい一面が発覚したのだった。
スクープトーク第3弾は、おそらく残りの北川、久保、青木滉平、安嶋秀生、内村颯太、小田将聖、山井飛翔が出演する模様。特に、ここ2カ月ほど青木、安嶋、山井らの登板が減っているだけに、近いうちに実施してくれることを願いたい。
