「月見バーガー」No.1はコレ! マクドナルド・ケンタッキー・ロッテリア、プロが高評価ジャッジの「月見」メニューは?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

■マクドナルド・ケンタッキー・ロッテリア「月見バーガー」比較

 今年も「月見バーガー」の季節がやってきました! 中秋の名月になぞらえたメニューが、ファストフード各社で展開されています。満月を思わせる卵の黄身が彩りを添えてくれる月見メニュー、秋が来ると毎年食べてしまうというファンも多いのでは? ということで今回は、管理栄養士の川村先生に「マクドナルド」「ケンタッキー」「ロッテリア」の月見メニューを、カロリーや栄養素の面から比較してもらいました。

――マクドナルドは、定番の「月見バーガー」「チーズ月見」に加え、今年は「濃厚ふわとろ月見」が新登場しました。

川村郁子先生(以下、川村) すべて定番の「月見バーガー」がベースになっていて、ビーフのパティにベーコン、卵、オーロラソースという組み合わせですね。タンパク質や飽和脂肪酸、ビタミンB郡、鉄などの栄養素が摂取できます。カロリーは、「月見バーガー」が408kcal、チーズがプラスされた「チーズ月見」が458kcal、さらに卵がプラスされた「濃厚ふわとろ月見」が506kcalとなっていて、チーズや卵がプラスされた分だけカロリーも増えていくという感じ。

 マックの「月見バーガー」は、ビーフやチーズ、ベーコンなど脂質の多い食品が組み合わさっているので、サイドメニューのポテトのサイズを小さくしたり、サラダやスイートコーンに変更したりして、調整したほうがいいかもしれません。

――続いて、ケンタッキーの「とろ~り月見サンド」はどうですか?

川村 ケンタッキーの定番メニュー「チキンフィレサンド」と「和風チキンカツサンド」に、目玉焼きがプラスされた商品ですね。「とろ~り月見和風チキンカツサンド」の甘辛いタレには、醤油やみりん、砂糖などが入っていると推測されますが、こうした調味料を使うと炭水化物量が増えやすいので、気になる方はご注意を。また、カロリーも「とろ~り月見チキンフィレサンド」が458kcal、「とろ~り月見和風チキンカツサンド」は520kcalで、単純に数字だけ比べると、マックよりやや高めです。

――最後に、ロッテリアの「半熟月見ロッテリアクラシックバーガー」についてお願いします。

川村 ロッテリアは、つなぎを使わない本格的ビーフパティと、デミグラスソースがほかの店舗にはない特徴。「半熟月見ロッテリアクラシックバーガー」は、トマトが入っているのもいいですね。ビーフと卵のタンパク質、脂質、ビタミンB群や鉄、レタスやトマトに含まれるカリウム、βカロテンなどが摂取できると思います。

 ただし、バンズは通常のものより一回り大きい直径11cmサイズで、パティも大きめなので、その分カロリーや脂質、タンパク質、炭水化物は多くなります。カロリーを控えつつ月見を楽しみたい場合には、少し小さいサイズの「半熟月見 ロッテリア クラシックバーガーJr.」を選ぶのも一つの方法。こうして調整できる点はありがたいですね。

■「月見バーガー」の定番・マクドナルドは意外な評価に……?

――では、「マクドナルド」「ケンタッキー」「ロッテリア」の月見メニューを比べて、栄養を気にしつつ食べるなら、どこの店舗がおすすめですか?

川村 今回は正直難しいのですが……ロッテリアとケンタッキーが同率1位です。両店舗とも、キャベツやトマトなど、少量でも野菜が入っていることで、多少は栄養バランスがよくなるからです。マクドナルドは写真を見る限り、ロッテリアとケンタッキーに比べて野菜がほとんど入っていないようなので、3位とさせていただきました。

 とはいえ、期間限定の特別メニューは、単なる食事というよりも、楽しみの一つですよね。なので、栄養やカロリーを深く考えすぎず、食べたいときに食べましょう! 前後の食事で野菜をしっかり補ったり、サイドメニューやドリンクで調節すれば大丈夫。期間を逃さないように、早めに足を運びましょう!
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育」 https://shokuikuko.net/

「月見バーガー」No.1はコレ! マクドナルド・ケンタッキー・ロッテリア、プロが高評価ジャッジの「月見」メニューは?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

■マクドナルド・ケンタッキー・ロッテリア「月見バーガー」比較

 今年も「月見バーガー」の季節がやってきました! 中秋の名月になぞらえたメニューが、ファストフード各社で展開されています。満月を思わせる卵の黄身が彩りを添えてくれる月見メニュー、秋が来ると毎年食べてしまうというファンも多いのでは? ということで今回は、管理栄養士の川村先生に「マクドナルド」「ケンタッキー」「ロッテリア」の月見メニューを、カロリーや栄養素の面から比較してもらいました。

――マクドナルドは、定番の「月見バーガー」「チーズ月見」に加え、今年は「濃厚ふわとろ月見」が新登場しました。

川村郁子先生(以下、川村) すべて定番の「月見バーガー」がベースになっていて、ビーフのパティにベーコン、卵、オーロラソースという組み合わせですね。タンパク質や飽和脂肪酸、ビタミンB郡、鉄などの栄養素が摂取できます。カロリーは、「月見バーガー」が408kcal、チーズがプラスされた「チーズ月見」が458kcal、さらに卵がプラスされた「濃厚ふわとろ月見」が506kcalとなっていて、チーズや卵がプラスされた分だけカロリーも増えていくという感じ。

 マックの「月見バーガー」は、ビーフやチーズ、ベーコンなど脂質の多い食品が組み合わさっているので、サイドメニューのポテトのサイズを小さくしたり、サラダやスイートコーンに変更したりして、調整したほうがいいかもしれません。

――続いて、ケンタッキーの「とろ~り月見サンド」はどうですか?

川村 ケンタッキーの定番メニュー「チキンフィレサンド」と「和風チキンカツサンド」に、目玉焼きがプラスされた商品ですね。「とろ~り月見和風チキンカツサンド」の甘辛いタレには、醤油やみりん、砂糖などが入っていると推測されますが、こうした調味料を使うと炭水化物量が増えやすいので、気になる方はご注意を。また、カロリーも「とろ~り月見チキンフィレサンド」が458kcal、「とろ~り月見和風チキンカツサンド」は520kcalで、単純に数字だけ比べると、マックよりやや高めです。

――最後に、ロッテリアの「半熟月見ロッテリアクラシックバーガー」についてお願いします。

川村 ロッテリアは、つなぎを使わない本格的ビーフパティと、デミグラスソースがほかの店舗にはない特徴。「半熟月見ロッテリアクラシックバーガー」は、トマトが入っているのもいいですね。ビーフと卵のタンパク質、脂質、ビタミンB群や鉄、レタスやトマトに含まれるカリウム、βカロテンなどが摂取できると思います。

 ただし、バンズは通常のものより一回り大きい直径11cmサイズで、パティも大きめなので、その分カロリーや脂質、タンパク質、炭水化物は多くなります。カロリーを控えつつ月見を楽しみたい場合には、少し小さいサイズの「半熟月見 ロッテリア クラシックバーガーJr.」を選ぶのも一つの方法。こうして調整できる点はありがたいですね。

■「月見バーガー」の定番・マクドナルドは意外な評価に……?

――では、「マクドナルド」「ケンタッキー」「ロッテリア」の月見メニューを比べて、栄養を気にしつつ食べるなら、どこの店舗がおすすめですか?

川村 今回は正直難しいのですが……ロッテリアとケンタッキーが同率1位です。両店舗とも、キャベツやトマトなど、少量でも野菜が入っていることで、多少は栄養バランスがよくなるからです。マクドナルドは写真を見る限り、ロッテリアとケンタッキーに比べて野菜がほとんど入っていないようなので、3位とさせていただきました。

 とはいえ、期間限定の特別メニューは、単なる食事というよりも、楽しみの一つですよね。なので、栄養やカロリーを深く考えすぎず、食べたいときに食べましょう! 前後の食事で野菜をしっかり補ったり、サイドメニューやドリンクで調節すれば大丈夫。期間を逃さないように、早めに足を運びましょう!
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育」 https://shokuikuko.net/

田中圭、泥酔で警察沙汰 ドラマ撮影も二日酔いで「アル中なの?」「コロナ大丈夫か」 心配と批判相次ぐ

俳優の田中圭が、泥酔状態でタクシーの料金を支払うことができず、警察に保護されていたことをNHKニュースが報じた。

 NHKによれば、田中は8月3日の早朝、東京・世田谷区の自宅にタクシーで向かっていたが、運転手が声をかけても起きないほど泥酔しており、料金の支払いができなかったため、通報を受けた警察に数時間保護されたという。当日、田中は知人と一緒に都内の飲食店などで酒を飲んでいたというが、田中の所属事務所は「現段階では答えられない」と詳細を控えている。

 田中にはかねてより飲酒量が多すぎること、仕事のスケジュールが詰まっていても酒を控えられないことが報じられていた。今回の件は起こるべくして起こったともいえる。

 現在放送中のドラマ『アンサング・シンデレラ』(フジテレビ系)の撮影現場でも、田中は目が開けられないほど顔がむくんだ二日酔い状態で現場入りし、共演者の石原さとみを激怒させたという。

 女優では北川景子も、田中の酒癖を指摘していた。2018年公開の映画『スマホを落としただけなのに』で田中と共演した北川は、映画の公開直前イベントで、「通常のときは大丈夫ですけど、お酒が入ると愉快になる方だと思うので(SNSなどをやる場合は)そういうときは気をつけてほしい」と田中についてコメント。共演者からみても、酔った田中は危うい様子だったのだろう。

 2018年8月、「週刊現代」(講談社)のインタビューで田中はプライベートにも言及。妻で元女優のさくらについて、周囲の人々から「よく圭の嫁なんてできるよね。彼女は偉い」と言われるといい、「俺ってそんな欠陥人間なの?」と驚いたというが、自身の性格について「自己中だってよく指摘されます」とも回答。プライベートでは自他ともに認める“ダメ人間”なのだろうか。

 ただ、酒癖だけでなく田中にはいくつかよくない噂もまとわりついており、ファンからは心配の声が上がっていた。

田中圭に相次いだ「ギャンブルで危うい」報道
 2018年にドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の大ヒットでブレイクを果たした田中だが、下積み時代は長く、役者としては10代から経験を積んできた。ついに掴んだブレイクでマスコミに狙われ、ネガティブな噂が一気に襲いかかってきたのもその頃のことだ。

 同年7月に「東スポ」が“超人気イケメン俳優の違法闇カジノ店出入り疑惑”と報じると、ネットではギャンブル好きを公言する田中を疑う声が広まり、「フライデー」(講談社)が“超売れっ子俳優T”の素行不良を報じるなど、イニシャルで散々ネタにされた。のみならず、「女性セブン」(小学館)はイニシャルではなく実名で、田中が雀荘で賭け麻雀に興じていたことを報じてもいる。

 とはいえ、いくらネガティブな報道があっても、2018年以降の田中は立ち止まる暇のない忙しさ。常に連続ドラマを掛け持ちする売れっ子ぶりで、9月11日には山田涼介とのダブル主演ドラマ『キワどい二人』(TBS系)がオンエア開始する。いくらなんでもオーバーワークだ。その背景にはブレイク前にギャンブルの借金がかさんでしまい、その借金を事務所が肩代わりしてくれたため、仕事を断ることができないという話もある。

ドラマ収録中にスタジオの出入り口で寝ていたという田中圭。ドラマ『アンサング・シンデレラ』公式Twitterより

田中圭、コロナ拡大の東京で朝まで泥酔に批判
 今回、泥酔状態で警察に保護されたという田中だが、アルコールへの依存度合は大丈夫なのか。もともと酒好きだとしても、仕事場まで酒の匂いをさせてくるというのは度を越している。忙しい日々のストレスで、酒に溺れているということも考えられるだろう。

 また、首都圏で新型コロナウイルスの感染が再び拡大していた8月上旬に朝まで飲み明かしていたことにもネットでは「残念」「危機管理能力どうなってるの」と批判がある。確かに、どのテレビ局もドラマの撮影現場では過剰なほど神経質に感染対策を徹底しているのに、俳優が感染予防を疎かにしていては元も子もない。

 同時に「アル中なのでは?」「病院に行った方がいい」と心配するファンの声も大きい。もっともなことだろう。過労がたたって最悪の事態を引き起こす前に、休養期間を設けた方が良いのではないだろうか。

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Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、「童貞じゃないです!」発言にメンバー困惑! 「なんの話ですか!?」とファンも驚き

 Kis-My-Ft2の冠番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)が9月3日深夜に放送された。この日は、事前にテーマが知らされない“抜き打ちテスト”形式で、「デート中に元カノに遭遇し、『今の彼女どれくらい好きか見せて』と言われる」シチュエーションの対応に、メンバーが挑戦。ゲスト審査員には、タレントの若槻千夏、みちょぱ(池田美優)、歌手の松田ゆう姫が登場した。

 第1位を獲得したのは、横尾渉。カフェでひと休み中、彼女が席を外した隙に突然「久しぶり。別れてから3年ぶりだね?」と話しかけてきた元カノに対し、横尾は即座に「俺、彼女とデート中なんだ」とけん制。さらに、「私、まだ渉と別れたこと納得してないんだけど。今の彼女どれくらい好きか見せてよ」と迫る元カノに対して、冷静に「見せるとか関係なくない? 今デート中だし。それはあらためて話そうか。まあ、話すこともないんだけど」と、ピシャリと言い放つ。

 続けて「俺は彼女のこと好きだし、もう終わった話だし。ごめん」といい、「俺は俺で新しい人見つけて、この人と結婚しようと思ってる」とプロポーズまで。元カノがその場を去ると、彼女には「聞きたいことあったら全部ちゃんとしゃべるから。もうちゃんと終わったことだから」と、フォローを入れていた。VTR前には「無理だよ……」と、不安な表情を見せていた横尾。しかし、これは演技だったようで、スタジオでは「やり方が汚い!」「絶対自信あった!」とブーイングが起こることに。総合得点は79点で、この日のトップとなった。

 一方、惜しくも第2位だったのは、第1位常連の藤ヶ谷太輔。元カノとの遭遇に困惑しつつも冷静に対応し、「今の彼女どれくらい好きか見せてよ」という攻撃に対しては、「今、俺はもう全く(元カノへの)気持ちもないし、今彼女がすごく大切だから」とはっきり答えていた。さらに、たどたどしくも彼女を抱き寄せて、「こういうのも見せられるくらい」とラブラブぶりを見せつけ、総合得点は68点。

 若槻はこの対応を絶賛し、みちょぱも「これだったら元カノも諦めてくれるんだろうな」と納得していたものの、彼女の抱き寄せ方について「なんか、童貞っぽくないですか? 童貞が女の人触るのに慣れてない感じが出ちゃって……」と指摘。これに松田が「なんで? 童貞でもいいじゃんね!」とフォローを入れると、藤ヶ谷は恥ずかしそうに「ちなみに、ご存じでしょうけど……童貞じゃないです!」と断言。キスマイメンバーから「言わなくていい!」と苦笑いされたのだった。

 この日の放送にファンからは、「藤ヶ谷くん、突然なんの話ですか!?」「本人の口から『童貞じゃないです』っていう宣言、なかなかパンチがあるな」「これぞ深夜番組って感じの流れでした!」といった、驚きの声が集まっていた。

「Netflixと制作契約」のヘンリー王子とメーガン妃、「金もうけのときだけメディア利用」と批判の嵐

 昨年10月、個人的な手紙を不法に入手・掲載したとして、英大手タブロイド紙「メール・オン・サンデー」を提訴した、ヘンリー王子(35)とメーガン妃(39)。

 今年7月には、この裁判でメーガン妃が「英国王室は、マスコミのいじめや偽りの報道から自分を守ってくれなかった」と主張していることが判明。ヘンリー王子はそんなメーガン妃を守るため、3月末で英国王室を離脱する決意をし、4月に英大手4大タブロイド紙「デイリーメール」「サン」「ミラー」「エクスプレス」に対して、「報道姿勢に同意できない」ため「今後、事実確認を求められても応じない。質問も受けないし、一切関わりを持たない」と一方的に絶縁宣言をした。

 ヘンリー王子が、英国王室になじめないメーガン妃のために、また妻子のプライバシーを守るために必死になっているのは誰の目から見ても明らかで、ネット上では「言いなりになりすぎだけど、理想のパートナー」「ハリウッドのテレビ女優のために王室を捨てるだなんて、心打たれる」と感動する声が上がったものだった。

 しかし、メーガン妃をフォローするためにヘンリー王子が偽名を使い、インスタグラムのアカウントを作ったこと、出産前に胎児の性別を知っていたり、名前はアーチボルトにしようかと一瞬考えたことなど、あれやこれやプライベートを暴露された話題の本『Finding Freedom』に関しては2人ともスルー。

 著者である王室ライターたちは「インタビューなどの執筆協力は受けていない」と明言したものの、2人が抗議しないということは「暗黙の了解なのだろう」「自分たちの都合のいいように書かせたに違いない」などとささやかれている。

 そんなヘンリー王子とメーガン妃が、2億人近い会員数を誇る動画配信サービス世界最大手のNetflixと制作契約したことを発表。「『プライバシーの尊重!』と神経をとがらせるくせに、ハリウッド進出?」と、しらける声が続出しているのだ。

 9月2日、ヘンリー王子とメーガン妃は、米「ニューヨーク・タイムズ」電子版を通してNetflixと制作契約をしたことを明かし、また「情報だけではなく、人々に希望を与えるコンテンツを制作する」「新米の親として、人々にインスピレーションを与える家族向けの番組制作を重要視している」と抱負を語り、「(Netflixなら、世界中の人々に)行動を促すインパクトのあるコンテンツをシェアする手助けをしてくれるだろう」と熱弁した。

 米「TMZ」によると契約は複数年にわたるもので、映画、ドキュメンタリー番組、子ども向け番組などを手掛けるとのこと。これらを制作する2人のプロダクションは、さぞかし高額の報酬を受け取るだろうと推測している。

 ヘンリー王子とメーガン妃は、基本的にプロデューサーとして制作に参加するが、ドキュメンタリーでは出演することもあるだろうとも報道。Netflixで、先月末に配信開始されたドキュメンタリー番組『ライジング・フェニックス:パラリンピックと人間の可能性』にはヘンリー王子が登場するが、今後、頻繁に王子の顔を見ることとなりそうだ。

 メーガン妃に女優業復帰の意向はないそうだが、4月からディズニーのストリーミングサービス「Disney+」で配信されているドキュメンタリー番組『Elephant』のナレーションを担当していることから、今後もナレーターとして出演する可能性は大いにあると伝えられている。

 この発表を米メディアは一斉に「ハリウッド進出!」と書き立てたが、ネット上では違和感を抱く人が続出。というのも、この2人、コロナ禍の中、移住したカリフォルニア州ロサンゼルスの邸宅の庭で、息子アーチーと遊んでいるところを「ヘリコプターやドローンを使い、盗撮された」として、複数のパパラッチに対して訴訟を起こしたばかり。アメリカでも「プライバシー侵害!」と大騒ぎしているのに、「『Finding Freedom』のように自分たちに都合の良いときだけ、金もうけのときだけメディアを利用しようとするのか」といった声が、ネット上では多く上がっている。

 ヘンリー王子とメーガン妃は、8月に入り、カリフォルニア州の高級住宅街サンタバーバラにある敷地1,672平方メートルの大豪邸を、1,465万ドル(約15億5,000万円)で購入。屋敷までの間に複数のゲートが設置され、彼らが望む“プライバシーの確保”は万全だと伝えられる一方、「購入資金や屋敷の維持費、外出時のセキュリティー費用、生活費はどこから出るんだ?」「まさかアメリカ人の税金が使われるわけじゃないだろうな!」などとネット上を騒然とさせた。

 今回、Netflixがどれほどの契約金を2人に支払ったのかは明かされていないが、かなりの額だとみられており、「今後の生活費のために契約したのだろう」「この契約金があったから、豪邸も購入できたのでは」と納得する声も上がっている。

 サンタバーバラで新生活を送るヘンリー王子やメーガン妃の姿をカメラに収めようと、周囲のショッピングモールにはパパラッチが待機。2人を一目見ようと、観光客まで押し寄せているそうで、近隣住民たちは「迷惑しまくっている」とも報道されている。2人も迷惑しているものと思われるが、ネット上では「自分たちの人気にニンマリしているんじゃない? まだまだ稼げるって」と意地悪な意見も出ている。

 一体、2人はNetflixでどのような番組を制作するのか? ヒット作を生み出すことはできるのか? 賞を受賞することもあるのだろうか? 今後の2人の活躍を、生ぬるく見守っていきたい。

“整形告白”の新庄剛志、まるで別人に!? 「声優の宮野真守に似てる」「しゃべり方も変わった!」と視聴者驚き

 元プロ野球選手・新庄剛志が、9月3日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)にゲスト出演。ネット上では、新庄のさまざまな“変化”に注目が集まった。

 かつて阪神タイガースや北海道日本ハムファイターズに所属し、日本のプロ野球界を盛り上げ、メジャーリーガーとしても活躍した新庄。2006年に現役引退し、長年インドネシア・バリ島を生活の拠点にしていたが、今年になって帰国。昨年11月には、自身のインスタグラムで“現役復帰”を宣言し、世間を驚かせた。現在は、球団からのオファーを待っている状況で、合同トライアウトも視野に入れるという。

「今回の番組で、MCの嵐・櫻井翔が『(現役復帰の)一番の理由』を尋ねると、新庄は『野球辞めて、バリで13年暮らしてて、野球が教えたくなった』『YouTubeやら何やらで野球を教えてて、教えてるうちに体が動くようになった』と振り返り、『ある日、朝起きて、2秒後に“俺、野球やろう”と思った。で、すぐにインスタにアップした』と、説明しました」(芸能ライター)

 番組ではこのほか、新庄の“セレブなエピソード”が明かされ、新庄オリジナルの腹筋トレーニングに、出演者のKAT-TUN・上田竜也、ぺこぱ・松陰寺太勇が挑戦するシーンもあった。

「また、新庄はこれまでも“整形”を公表していますが、現在、の美容・整形代の累計が3000万円を突破していると告白。アイラインや、薄くてコンプレックスだったという眉毛にタトゥーを入れたり、『新庄ってバレたくなかった時期』に顔を整形したです。なお、24歳の時に歯をセラミックにした費用だけでも2200万円かかったといいます」(同)

 そんな新庄を見たネットユーザーからは、「確かに、昔の顔と全然違う」「見かけるたびに別人のよう」「新庄って言われないと誰かわからない」「なんかどんどんカワイイ系の顔になってる」「声優の宮野真守に似てる!」との指摘や、「新庄ってこんなしゃべり方だったっけ?」「昔はもっとハキハキしゃべってたけど、今は違う」といったコメントも寄せられていた。

「新庄の激変ぶりには、驚がくする視聴者が多い一方で『好きなことを好きなようにやれてて、そんな新庄の生き方に憧れるわ~』『整形も、自分のお金でやってることだしね』など、好意的な書き込みも少なくありません」(同)

 現在の新庄が、野球でどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみにしたい。

Sexy Zone・マリウス葉、かつては「葉マリウス」だった! 名前変更のきっかけは「ジャニーさんが……」

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。8月31日~9月3日にはマリウス葉が登場し、自身の名前の表記について語った。

 31日の放送回で「先日、Sexy ZoneのライブDVDを見ていてふと思ったのですが、マリウスくんは小学生や中学生当時、名札にフルネームを書いていましたか? マリウスくんのフルネームはかなり長いので、限られた枠にギチギチで書いていたのか気になります」とメッセージが寄せられた。

 同番組でもたびたび明かしているが、マリウスの本名は「葉マリウス ユリウス 成龍 シュミッヒ」。ただ、マリウスは当時どのように名前を書いていたか覚えていないようで、マネジャーに確認し「葉マリウスだったと思います。マネジャーいわく」と、ジャニーズ入所当時は、今の「マリウス葉」ではなく「葉マリウス」と名乗っていたと回顧。

 また、さすがにフルネームで書くことはなかったというが、「ローマ字で書いてたかもしれない。葉は“葉っぱ”でマリウスはローマ字とか……いろいろあった。多分公演によって違う。地方によって違ったりしてたんで、毎回一緒ではなったんですけど」「ローマ字だけでmarius youとかもあったかもしれない。どこかで」と、実は公演によって名札に書く名前が違っていたと告白した。

 そして、あらためて「もともと知らない人もいるかもしれないけど、ジャニーズ入りたてのとき“葉マリウス”だったんですよ」と説明すると、「だからよく『よう! マリウス!』っていうギャグとかやってたりしてて。それでジャニーさんが『いや、YOUは“マリウス葉”のほうがいい』みたいな」と、故・ジャニー喜多川元社長の助言により、今の名前に変更になったと明かした。

 また、“葉マリウス”と名乗る以前に載った雑誌では、フルネームを記載していたこともあったようだが「どこが名前かわかんない」と言われたことがあるといい、これも表記名を変更するキッカケになったようだ。ただ「僕にはいろんな名前があります。みなさん、ぜひ覚えてください」と、ファンにはぜひフルネームを知っておいてもらいたいとアピール。

 さらに「日本にはミドルネームとかないようね」と切り出すと、「ドイツは親の名前とか入れる人多いんだよね。だから僕はおじいちゃんの名前で、お兄ちゃんがお父さんの名前が入ってるんだよね」とも明かしていた。

 この放送にファンからは「ジャニーさんの一声で変わったのね!」「つくづくジャニーさんの直感ってすごいね。葉マリウス→マリウス葉に変えたジャニーさん、ほんとすごいな 」「マリちゃんの名前かっこいいよね」「ジェシーは、ジャニーさんに漢字で当て字をつけられそうになったらしいけど(笑)。マリウスはそんなことなくてよかったね」などの声が集まっていた。

木下優樹菜、インスタ再始動で「リアルなファン数バレる」? 長年の“フォロワー水増し疑惑”に注目集まる

 今年7月、所属していたプラチナムプロダクションから契約を解除され、芸能界から引退状態にあった元タレントの木下優樹菜が、新たにインスタグラムのアカウントを開設し、SNSでの活動を再始動させた。木下はトラブルのあったタピオカ店オーナー夫妻と現在裁判中の身であり、ネット上では「なぜいま?」「裁判が終わってからにしたほうが」などと苦言が飛び交っている。

 昨年、実の姉が働いていた都内タピオカ店オーナーとトラブルになり、恫喝まがいのダイレクトメッセージを送っていたことが発覚し、大炎上の末、芸能活動休止に追い込まれた木下。今年7月、活動再開を発表するも、直後に事務所を解雇となり、引退状態となっていた。

 そんな中、9月に入り木下は新しいインスタアカウントを開設。友人の赤ちゃんを抱く動画を投稿し、自身のファンに向けて「木下組のみんなへ(ハート)」「ゆきなの周りのみんなと話し合って木下組とリモートで会う事にしたよーーーみんなに感謝の気持ちを直接伝えたいので」とコメントを添えた。これにファンも「おかえりなさい。またゆきなを見れるの本当にうれしい」「またこうやってつながれる場所ができた」と次々に歓喜の声を上げているが、一方ネット掲示板などでは「まったく反省してない」「図太すぎる」などの苦言が噴出している。

「まだ何も投稿されていないものの、木下はTikTokのアカウントも新たに開設。木下が『木下組』と呼ぶ、熱心なファンにとっては喜ばしいニュースでしょうが、ファン以外はあきれ果てているといった様子です。現在の木下は、タピオカ店オーナー側から損害賠償請求をされ、裁判中の身だけに、『どうしてこのタイミングで?』『まともな感覚じゃない』と指摘されているほか、『マスコミに取り上げてもらうために、あえてこの時期にSNSを始動させたのでは?』という臆測も飛び交っています」(芸能ライター)

 そんな中、ネットユーザーは、新しいインスタアカウントの“フォロワー数”に高い関心を持っているようだ。

「以前のインスタアカウントでは、フォロワー数500万人超を誇っていたのですが、長年“水増し疑惑”がささやかれていたんです。そのため、新しいアカウントのフォロワー数次第で、その疑惑が本当かどうか、また、現在残っている『リアルなファン数がバレるのでは』と言われています。なお現在のフォロワー数は7.4万人(4日午後3時現在)。どこまで増えるか見ものです」( 同)

 今後、木下はどのような活動を展開していくつもりなのか。

「インスタで、『木下組』に向けてメッセージを発信しているところを見ると、小規模なファンビジネスを行っていくつもりなのかもしれません。経済的な面では、これまでの蓄えもあるでしょうし、ただちに困窮してしまうような状態にはないと思いますが、今後の収入に関して、まったく不安がないわけではないでしょう。残ったファンを相手に、SNSや有料のオンラインイベント、グッズ販売などで生計を維持していこうという考えがあるのでは」(同)

 今後、裁判では、木下本人が出廷する可能性もあると言われているが、「『裁判などどこ吹く風』といった木下のインスタ投稿を見ていると、木下の今後が心配になってきます。開き直っているのか、打たれ強いのか……」(同)との指摘も。良くも悪くも“懲りない”木下の今後に注目が集まる。

嵐・松本潤が熱弁した“こだわり”に、メンバー驚がく!? 櫻井翔が「俺らにはわからん」と苦笑いしたワケ

 嵐の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)が9月3日に放送され、松本潤の意外な一面が明らかとなった。

 放送当日は「クエン酸の日」ということで、番組オープニングでは、嵐メンバーが「好きな酸っぱい料理」をテーマにトークを展開。まず松本が、「もずく酢!」とドヤ顔で答えると、ほかの4人は「あぁ~!」「好きだよね!」と納得の様子。「あれば必ず頼むね」と語る松本の“もずく酢好き”はメンバーもよく知っているようで、櫻井翔は、「なんなら、(店の)メニューにあると、先に松潤の頼んでおくもんね」とも明かしていた。そんな松本について、櫻井はさらに「酢豚も好きなイメージがある」と指摘。松本はうれしそうに「酢豚も好きだね~」と笑顔を見せていた。

 また、相葉雅紀が「酸辣湯麺も好きでしょ?」と聞くと、松本は「酸辣湯麺も好き」と回答。要は「酢」が好きなそうで、櫻井いわく、中華料理店を訪れた際、松本は店員に「お酢ありますか?」ではなく、「黒酢ありますか?」「赤酢ありますか?」と聞くそうで、強いこだわりを持っているのだとか。「俺らには(違いが)わからん」と苦笑いする櫻井に便乗して、二宮和也も「(酢に)色(のこだわりを)入れてくるよね」と茶々を入れていたが、そんな2人をよそに、松本は最近のお気に入りとして「ぶどう酢のドリンク」を紹介。「ワインとかを作るようなぶどうでお酢を作るのよ。で、それを水とかで薄めて飲む」と明かし、メンバーを驚かせた。

 櫻井は「なんかある? ほかに……」と、松本のあまりの“酢好きぶり”に戸惑いをみせつつも、思いついたように「嵐、酸辣湯(好き)率高い!」と発言し、二宮も継続的に食べ続けていることを明かした。すると二宮は「俺は酸辣湯でやってますね! イメージキャラクターなんで」と宣言。「オフィシャルイメージキャラクター?」とツッコむ櫻井に、「勝手にやってますから」と、好きが高じた結果、酸辣湯のイメージキャラクターを勝手に名乗っていると冗談交じりに語っていた。

 この日の放送に視聴者からは、「ニノにインスタント酸辣湯のCMとか来そう」「お酢って疲労回復効果あるし、やっぱ松潤疲れてるのかな」「松潤、いろんなこだわりを極めすぎてる」という声が集まっていた。

オスカー「『パラサイト』快挙」スーパーボウル「ジェイ・Zで人種問題回避」エンタメで見る米国の変化【辰巳JUNK×渡辺志保対談】

 NBAのスーパースター選手だったコービー・ブライアントが、13歳の次女と搭乗していたヘリコプターが墜落し、即死。その夜、開催されたグラミー賞授賞式はコービー追悼式のようになるという悲劇的なスタートを切った2020年。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大やBLMのうねりで、価値観も大きく変わった。

 そこで、昨年末に引き続き、ブラックミュージックやヒップホップに詳しいライターの渡辺志保さんと、ゴシップとカルチャーの両視点からショービズ界に斬り込むライター辰巳JUNKさんに、20年前半(1月~6月末)に起こったトピックを振り返りつつ、アメリカの“変化”について語ってもらった。

オスカー『パラサイト』快挙の意味

――毎年、年が明けてすぐに開催されるアワードシーズンを迎えるハリウッド。今年のアカデミー賞(オスカー)は、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が作品賞・監督賞・脚本賞などを勝ち取り、「歴史的快挙」とまで言われました。お2人は、これをどうご覧になりましたか? 

辰巳JUNKさん (以下、辰巳)オスカー会員が事前にメディアのインタビューで、『パラサイト』について「普通におもしろい」「多くの会員から愛されている」と評価していたし、順当という感じがしますね。外国語映画では、去年、メキシコを舞台に中流家庭のハウスキーパーを描いた『ROMA/ローマ』(アルフォンソ・キュアロン監督、アメリカ・メキシコ合作)が作品賞の有力候補として注目を集めていましたが、アーティスティックな作風だったこともあり、オスカー会員から「秀でているのはわかるが(内容理解が)難しかった」的なことを言われていて。その点、『パラサイト』は、経済格差というグローバルな社会問題を扱いつつ、ストレートにおもしろいと思えるわかりやすさが強みになったのでは。

渡辺志保さん (以下、渡辺)『パラサイト』は監督賞・作品賞など多部門にわたって受賞し、大快挙でしたね。これは私にとっては驚きでした。オスカーは有色人種や外国語の作品に対して、積極的に複数のトロフィーを授ける印象はあまりありませんでした。辰巳さんがおっしゃる通り、昨年は『ROMA/ローマ』が作品賞を逃してしまったし。オスカー側が、多様性というか、マイノリティへの視点を持っていたんだと感じました。

辰巳 あと、アメリカではポン・ジュノ監督の人気がすごかった。

渡辺 「VOGUE」「ヴァニティ・フェア」など米エンタメメディアの取材を前もって受けていましたが、そこでのすさまじいキャラ立ちを感じました。

辰巳 セレブたちにも人気でしたよね。「アカデミー賞はローカルな賞」とさらっと発言して、それが喜ばれたり。それと『パラサイト』は、“インターネット発のアカデミー賞作品”といわれているんですよ。もともと作品自体、細かな伏線に加えて韓国のローカルネタが多い。仕掛けが多いミステリーとしてネット上で考察合戦が盛り上がるバイラルコンテンツになっていました。

渡辺 SNSで種明かしをするという流れですね。

辰巳 同作のアメリカでの配給会社が、ネットマーケティングに力を入れていたらしいです。これまでだと、アカデミー狙いの映画は街中に看板を出して宣伝することにお金をかけていたけど、『パラサイト』はネットの力でオスカーにたどり着くことができた新しいパターン。

渡辺 今年のオスカーって、『ワンス・アポンア・タイム・イン・ハリウッド』『ジョーカー』など、「いかにもオスカー」な作品が並びましたよね。並み居る競合を抑えて、ポン・ジュノにここまでスポットライトを当てたのが、繰り返しますけど、米エンタメシーンでこれまであったかなといった驚きがあります。それを受けて、今後の動きが気になるところ。今年は外国語映画にスポットライトを当てたから、来年からは通常のオスカーに戻るのか。それとも、あくまでアメリカ中心主義的なオスカーではなく、もっと世界に開かれたオスカーとして発展していくのか。

辰巳 実は今年のオスカーは、マイノリティ人種や女性のノミネートが少ないことで反発が強かった。グレタ・ガーウィグ(『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の女性監督)や『ハスラーズ』の主演女優ジェニファー・ロペス(J.Lo)も絶対にノミネートされると言われていたのに、落とされました。まぁ、J.Loは2月に開催された「スーパーボウル」のハーフタイムショーを大成功させて評判を上げましたが。

――ポン・ジュノ監督が受賞後のインタビューで、非英語圏映画における「字幕の壁」が崩れてきたといった旨を話していましたが、動画・音楽ストリーミングサービスの普及により外国コンテンツに触れる機会が増えたことが、今回の『パラサイト』躍進の一因なのでしょうか?

渡辺 昨年、アメリカの音楽業界の方とお話をする機会があったのですが、まさにその通りで、アメリカのユーザー/リスナーの外国語コンテンツを受け入れる人たちの割合が、今まで以上に多いそう。そのきっかけとなったのが、スペイン語圏であるラテン系コンテンツの爆発的ヒットだったそうですが、それがBTSなどのブレ―クにもつながっているということなのでしょう。

――BTSは音楽だけでなく、彼らの存在自体がアメリカでも大きな影響力を持っていますよね。

渡辺 DJのスティーヴ・アオキさんにインタビューした時にうかがったのですが、日系アメリカ人としてロサンゼルスで生まれ育ってきた彼が感じたのは、白人には白人のヒーローがたくさんいるけど、「アジア人のステレオタイプやロールモデルといえばジャッキー・チェン」で、そこからずっと抜け出せなかったということ。なので、BTSのブレイクは、アジア系アメリカンの子どもたちのロールモデルとして大きな役割を果たしている、とおっしゃっていました。今、BTSから影響を受けている子が大人になったら、また違う価値観が生まれそうな感じはしますね。

――先ほど話に出ましたが、近年はコリン・キャパニック(※1)に端を発した人種問題で揺れていたNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)が、「スーパーボウル」ハーフタイムショーにJ.Loとシャキーラというラテンルーツを持つ女性アーティストを起用しました。これはどう見ましたか?

※1 サンフランシスコ・フォーティナイナーズの元クォーター・バック。2016年にミネソタ州で、警察官に自動車のテールランプがついていないと止められた黒人男性フィランド・キャスティルが、射殺させる事件が発生。コリンは、この人種差別事件に抗議するため、試合前の国歌斉唱時に膝をつくという行動を始めた。これを問題視したNFLは18年5月、「国歌斉唱時には起立すること」を義務化。コリンは17年シーズン以降、NFLから事実上追放され、その後、和解が成立するも、現在までどのチームとも契約に至っていない。

辰巳 ちょっと話は飛躍するのですが、5月末から活性化したブラック・ライブズ・マター(警察などによる黒人への残虐行為に反対する人種差別抗議運動、以下BLM)を受けて、NFL幹部が「人種差別にまつわる選手の訴えを聞いてこなかった」と謝罪したことに驚きました。

渡辺 それはNFLの改革にジェイ・Zを招いたこと(※2)も大きかったのでしょうか?

※2 コリン・キャパニックの抗議が発端となり、NFLは社会正義を目的とするキャンペーン「インスパイア・チェンジ」を始め、これを強化するため、19年8月に、ジェイ・Zが創設したエンターテインメント企業「Roc Nation」とパートナーシップを結んだ。この契約によりジェイは「スーパーボウル」ハーフタイムショーのエンターテインメント、社会正義を監督する役割を担うことになった。

辰巳 ジェイ・Zをパートナーとして受け入れることは、NFLの姿勢を示すターニングポイントだったと思います。今回の「スーパーボウル」ハーフタイムショーは、黒人に関する人種問題を想起させないラテン系女性スターをフックアップし、成功したといった感じでしょうか。ラテン系市民が多いマイアミが開催地でしたしね。

――もし来年無事に「スーパーボウル」が開催されるとしたら、BLMなどを受けて、どんな方向性になるとお考えですか?

渡辺 融和な方向、“みんなでがんばろう”といった流れですかね。かつ、黒人アーティトが先頭に立つ存在として登場するようなステージになるのでは。

――ハーフタイムショーは時流を反映しますからね。

渡辺 ビヨンセとブルーノ・マーズ、コールドプレイがパフォーマンスした16年は、ビヨンセの「Formation」という曲がブラック・パワーを強調するようなパフォーマンスで「政治的すぎる」として叩かれました。だから18年は、ジャスティン・ティンバーレイクを起用して、“ザ・エンターテインメント”を持ってきた。これまでのNFLなら来年は無難なステージになりそうですが、人種差別を認めて謝罪したり、黒人カルチャーに影響力を持つジェイ・Zが関わったりしていますから、政治色が強いステージとなるのか。どちらかだと思います。

辰巳 10年代前半の「スーパーボウル」のハーフタイムショーといえば、世界平和や米軍への感謝みたいな、あまり意見が分かれないというか、議論が起こりにくいテーマや演出が多かった。そんななか、渡辺さんがおっしゃる通り、16年のビヨンセは「政治的すぎる」と議論を呼びました。1960〜70年代に警察と対立した黒人解放運動組織ブラックパンサー党を模した衣装をまといながらBLM要素のある楽曲「Formation」をパフォームしたことから、称賛を浴びる一方「アンチ警察」だとして反発も呼び、警察官や保安官がデモ行進を行うまでの騒動に発展したんです。

 こうした流れもあって、翌17年のレディー・ガガは、トランプ政権に物申すんじゃないかというプレッシャーと期待をかけられましたが、直接的にアンチ・トランプ的なパフォーマンスはしないまま、反トランプ派のアンセムとされる「This Land is Your Land」を歌うなど、密かにメッセージを込めて。これがウケたんですよね。J.Loが今回パフォーマンス中、少女たちがケージに入れられている演出を行って暗にトランプ政権の移民政策を批判したのも、ガガと同じ(直接的ではないプロテスト表現の)流れだったと思います。

 スーパーボウルのハーフタイムショーは、日本でいうなら“紅白の大トリ”が紅白全編を一人でやるような、それくらい栄誉と注目度がある国民的なお祭りですから、パフォーマンスの仕方が問われますよね。

渡辺 アワードそのものが大きな受け皿となっているオスカーやグラミーとは違いますからね。ハーフタイムショーだと、何を発言しても叩かれる、何を表現しても叩かれるという怖さはあります。

――そのグラミーですが、今年はノミネート/受賞作もさることながら、グラミー賞そのものが大きな話題となりました。その経緯を知らない人もいるので、お2人から説明していただけますか?

渡辺 グラミー賞を主催する団体「ザ・レコーディング・アカデミー」のトップに長年鎮座してきたポートナウ会長が、「女性アーティストの受賞が少ない」という非難に対して、「女性アーティストはもっと努力しなければならない」と女性蔑視の失言をして大炎上したんです。

辰巳 それで辞任に追い込まれた。次にデボラ・デューガンという白人女性が新会長に就任したんですけど、わずか5カ月ぐらいで辞めてしまった。

渡辺 授賞式の1週間前に辞めさせられたんですよね。

辰巳 そのデボラが、米雇用機会均等委員会に告発文を送って。

渡辺 それも授賞式の前日くらいでしたね。

辰巳 その内容が、「グラミーはボーイズクラブで、人種差別と性差別がまかり通っている」「私はハラスメントをされた」「元会長はアーティストから性暴行を告発されていた」など。また、グラミー賞の一般部門の選考システムは、全会員から投票を募って上位候補をリストアップし、選考委員会が8つほどノミニーを選ぶという流れになっているんです。このノミネーション会議で、高順位だったアリアナ・グランデやエド・シーランが落とされるなど不正が横行していると、デボラは明かしています。

 デボラは40ページにわたる告発文を提出したんですけど、グラミー側はそれを否定。デボラこそ不正行為をしようとしてほかの女性幹部から告発されていたと主張して、完全に泥沼となりました。

渡辺 これらがリアルタイムで報道されている中、前夜祭でアイコニック・アワード(功労賞)を受賞したP・ディディ(ショーン・コムズ)が、「ブラックミュージックはグラミーから尊敬されたことがない」と発言。授賞式の幕が上がるまで、グラミーはずっとバッシングされてましたね。なおかつ直前にコービー・ブライアントが亡くなり、最悪な雰囲気のまま始まったという感じでした。

 アリシア・キーズが2年連続司会を務め、最多受賞のビリー・アイリッシュはグラミー史上最年少ということで、「女性が活躍したグラミー賞」にしたかったんでしょうが、2人に対するプレッシャーが重すぎて、不健康さを感じましたね。「我々は古いシステムを拒絶します」など、グラミーへの皮肉かな? とも受け取ることができるアリシアのモノローグは最高でしたけど。

辰巳 式自体は、コービーへの追悼が印象に残るものになりましたね。

渡辺 数時間前に彼の乗ったヘリコプターが墜落して死亡したという報道があったばかりなのに、オープニングではアリシア・キーズがボーイズIIメンと共に、彼らの代表曲でもある「It’s So Hard to Say Goodbye to Yesterday」を急きょ追悼のパフォーマンスとしてアカペラで歌ったんです。ボーイズIIメンはもともとタイラー・ザ・クリエイターのステージに参加する予定で会場にいたのですが、アリシアと10分間だけ楽屋でリハーサルをし、追悼パフォーマンスに挑んだそう。衣装が私服のような感じで、臨場感もすごかったですね。オープニング・パフォーマンスしたリゾもコービーへの追悼シャウトをしていましたし、その後に続いたリル・ナズ・Xやニプシー・ハッスルのトリビュート・ステージでも、コービーへのメッセージが見受けられました。

――グラミーといえば6月に、これまでR&Bやヒップホップといったブラック・ミュージックを包括する「アーバン」というジャンル名を廃止することを発表しました。「アーバン」という名称は時代遅れ、といった批判は数年前からありましたが、わかりやすく説明してもらえますか?

辰巳 もともと、今年のグラミー賞で最優秀ラップ・アルバム部門を受賞した(ラッパーの)タイラー・ザ・クリエイターが、「黒人アーティストは、ポップジャンルに入れてもらえない。人種や肌の色ゆえに、アーバンという言葉に押し込まれている」といったニュアンスの批判をしていたんです。それにビリー・アイリッシュも「私は白人のティーンエイジャーの女性だからポップに入れられている。私が白人じゃなかったら、ラップジャンルに入れられてると思う。(黒人の)リゾは私よりポップなのに、R&B(および「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞」)に入れられている」と賛同した。そういった流れを受けて、人種指定ニュアンスがまとわりつくアーバンというジャンルカテゴリをやめようと。

渡辺 BLMの問題が浮き彫りになった時に、グラミー側は「アーバンという名称を変更します」と発表しました。でも、BLM以前からそういった動きはあったと明かしているので、少なからず1月末のグラミーのタイミングでなされたタイラーの発言はインパクトがあったのではと思います。

 もともと「アーバン・ミュージック」は70年代にニューヨークの黒人ラジオDJが作ったカテゴリーでもあるんですよ。当時、ラジオ局がスポンサーを集めなければならかったのですが、スポンサーの多くは白人企業。その人たちにソウルやディスコなどのブラック・ミュージックと言ってもなかなかお金を出してもらえないので、スノッブな白人にもウケるようなカテゴリーとして「アーバン」を作り、お金を出してもらったという経緯があるそうなんです。米ユニバーサル・ミュージックなども、アーバンという部署名をなくすと言っています。音楽業界を覆すような大きな改革にはならなくても、ある程度の改革にはなると思いますし、これまでの価値観を刷新するという意味では、いいタイミングなのかな? と感じました。

――後編は9月5日公開