「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
不二家・銀座コージーコーナー・シャトレーゼ、「太りにくいスイーツ」を発見!
最近、“ペコちゃん”でおなじみの老舗洋菓子メーカー「不二家」の店舗が続々と閉店しています。子どもの頃は誕生日のケーキを買いに行ったけど、今は足が遠のいている方も多いのでは。それに何より、「甘い物は太る」と思ってなかなか手が伸びないことも……。そこで今回は、店舗を構える大手菓子メーカーである「不二家」「銀座コージーコーナー」「シャトレーゼ」から、川村先生に「食べても太りにくいスイーツ」を紹介してもらいました!
――3店舗とも洋菓子をメインに扱っていますが、どうしてもカロリーや脂質が気になってしまいます……。
川村郁子先生(以下、川村) 洋菓子には、バターや生クリーム、小麦粉、砂糖、卵、牛乳、果物、チョコレートなど、いろいろな食材が使用されています。カロリーや脂質が気になるとき、または夜遅い時間に食べる場合には、なるべくバターや生クリームなど、脂質を含む食材が少ない洋菓子を選びましょう。
そこでおすすめなのが、カスタードを使ったスイーツ。カスタードクリームは生クリームと比較すると脂質を抑えることができ、卵や牛乳のタンパク質やビタミン、ミネラルも補えます。同じシュークリームを選ぶなら、ホイップクリームよりもカスタードクリームが入っているものにすると、脂質を抑えることができるんです。一緒に飲むドリンクをブラックコーヒー、ストレートティーなど無糖のものにして糖分を控えると、カロリー調節にもなりますよ。
とはいえ、「今日はどうしても生クリームたっぷりのショートケーキが食べたい!」という時だってありますよね(笑)。そんな時は我慢しないで、本当に食べたいものを選んで、存分に楽しんでいいと思います。ただし、そういった“ご褒美DAY”は週1日までにするなど、頻度には気をつけましょう。
――逆に、昼間であればカロリーや脂質を気にせず、スイーツを楽しめるのでしょうか?
川村 夜の間食に気をつけなければいけない理由は、体の代謝が落ちる時間帯だからです。なので基本的に、スイーツは代謝の高い午前中や、日中に食べたほうがいいですね。中でも、食後の2~3時間後くらいが一番おすすめ。例えば、正午にランチを食べた場合は、午後3時頃が間食するのにちょうどいいタイミングなんです。間食は1日だいたい200kcal以内を心がけると、なおいいでしょう。
――では今回は、日中の間食にもちょうどいい、手軽に食べられるスイーツを「不二家」「銀座コージーコーナー」「シャトレーゼ」から選んでください。まず、「不二家」から。
川村 ふわふわな食感で癒やされる「ペコちゃんのほっぺ(カスタード)」(税別100円)がおすすめです。柔らかいスポンジの中にカスタードクリームが入っていて、生クリームをたっぷり使用したケーキよりは、こちらの商品のほうが脂質を抑えることができます。味もいくつか選べるので、飽きずに楽しめそう。カスタードを使った商品だと、定番の「プレミアムカスタードプリン」(税別186円)もいいですね。
また、シフォン生地のケーキは、卵白を泡立てて空気でふわふわにしているため、比較的カロリーが抑えられます。ケーキを食べた満足感を味わいつつ、カロリーが抑えられる「シフォン主義。(バニラ)」(税別362円)も、甘い物好きな人にはうれしいでしょう。
――続いて、「銀座コージーコーナー」はどうですか?
川村 果物をベースとした「フルーツコンポートゼリー」(税別195円)がいいですね。ひんやりとした食感を楽しめて、果物に含まれるビタミン類や食物繊維を補えるのが魅力です。味もいくつかあるので、気分で好みのものを選べます。
「エクレア(カスタード)」(税別120円)も比較的カロリーが低く、カスタードクリームを使用しているので、洋菓子の中でもおすすめしたいメニュー。ほかに、「銀座プリン」(税別130円)や「ジャンボシュークリーム(カスタード)」(税別130円)も、カロリーを抑えつつ、たんぱく質やビタミンB群、カルシウムなどの栄養成分を補うことができるのでおすすめです。
――最後に「シャトレーゼ」をお願いします。
川村 シャトレーゼには「糖質カットスイーツ」というカテゴリがあって、ネットでも話題になっていました。でも実は、レギュラーメニューの中にも、糖質やカロリー、脂質が控えめのスイーツが用意されているんですよ。牛乳をベースに果物を使用した「八ヶ岳契約牧場の牛乳寒天 つぶつぶ柑橘入り」(税別120円)や「杏仁豆腐いちご」(税別100円)は、200kcal以内で脂質も10g未満と非常にヘルシー。これなら、夕食後のデザートにも気にせず食べられるでしょう。
もちろん、糖質カットスイーツも優秀。「糖質50%カットのいちごクリームロール」(税別120円)「糖質72%カットのスフレチーズケーキ」(税別250円)「糖質83%カットのプリン キャラメルナッツクリーム」(税別160円)など、1個200kcal以内に収まるメニューも多いので、間食にピッタリだと言えます。
洋菓子は確かに、糖質や脂質、カロリーの高いものが多いです。でも、食べることでリラックスできたり、仕事の休憩中に間食をして「午後も頑張るぞ!」とやる気が出たり、数値では表せない心の栄養にもなりますよね。なので、頻度や時間帯を気にしていれば、甘い物を過度に避ける必要はないと思いますよ!