Go To トラベル開始、大都市からの旅行者の本音――「東京はコロナから逃げられない牢獄」「感染の危険感じない」

 迷走状態のまま、4連休とともにスタートした「Go To トラベルキャンペーン」。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛により、大きな打撃を受けた国内の観光業や飲食業などの事業者支援を目的として政府が打ち出したこの施策は、4月に実施が決まり、8月上旬から開始が予定されていた。

 その後、政府は7月23日からの4連休に合わせて開始日を7月22日に前倒しすると発表するも、東京を中心に再び感染者が増加していることから、飲食や旅行などの消費喚起を促すキャンペーンの実施に世間から反発の声が続出。これを受け、政府はキャンペーン開始直前の今月17日に、東京都内を発着する旅行や、都民の利用は対象外にし、これによって発生するキャンセル料金は補償しないと表明。しかし、今度は旅行業者から批判の声が相次いだため、政府は20日、キャンセル料金を補償することを決定した。

 そうして22日にキャンペーンがスタート。新型コロナウイルス感染者数は連日過去最多を更新する中、全国の観光地では観光客の姿が見受けられるようになっているという。直前に制度が見直されたことで「見切り発車」といった批判も多いGo To トラベル事業だが、観光産業にとっては、まさに進むも地獄、戻るも地獄という状況。たとえ感染のリスクがあったとしても、「観光客には来てもらわないと困る」というのが実情であろう。

観光産業の現状は……奇妙な雰囲気が漂う京都の街

 去る6月、筆者は観光客の失われた状況を取材しようと京都を訪れた。訪れるにあたってまず驚いたのは、ホテルの宿泊価格だ。筆者がいつも利用している四条烏丸のビジネスホテルは、ここ数年、価格が上昇する一方。狭い部屋でも平日で1泊1万円前後が当たり前になっていた。それが、コロナ禍によって価格は大幅に下落し、1泊3,000円程度に。ホテルの従業員も「今までで、最も安い価格です」と言うほどそれでも、「客足が戻ってくる雰囲気はまったくない」という。

 とにかく、京都の雰囲気は今まで感じたことがないほど奇妙なものだった。なにしろ、コロナ禍によって京都の街は、世界各国から観光客が訪れる古都から、地元民しかいない地方都市へと様変わりしていたのだ。河原町あたりの繁華街は、地元民でそこそこ賑わってはいるものの、観光客ゼロの光景は明らかに異様だった。

 観光客向けのエリアに足を運べば、その落ち込みぶりは目の当たりにできた。昨年まで、アジアからの観光客で足の踏み場のなかった錦市場は、営業している店も少なく、あちこちに「長期休業」の貼り紙がある。人気アーケード街・新京極あたりでも、地元民向けの店はまだ賑わいがあるものの、土産物屋は閑古鳥が鳴いていた。

 ほかにも様子を見ようと清水寺に足を運んだところ、さらに驚きの光景があった。これまで、何度も訪れている清水寺の参道。ここで商売をしていれば絶対に潰れることなどあるまいと思っていた商店が、ことごとくシャッターを下ろしているのだ。わずかに開けている店も、店員が虚空に向かって呼び込みをしていたり、「マスクあります」の貼り紙があったり……。もはや、Go To トラベルでもなんでも、とにかく人に来てもらわねばというのが本音だろう。

 とはいえ、Go To トラベルに関しては、感染に気をつけながら旅行を楽しむか、感染リスクがある中で旅行なんてとんでもないと考えるか、人々の意見は二分しされている。特に、旅行に否定的な意見はSNSなどでもよく見受けられるが、意外に見えてこないのは、実際に旅行に出かけている人の意見だ。

 一体、感染リスクを背負ってまで旅行に出かける理由は何なのか。Go To トラベルによる混雑を前に、岩手県を除いた東北地方を旅行してきたという男性は、次のように話す。

「行き帰りの新幹線を除けば、感染の危険性はさほど感じません。なにしろ一人旅ですから、人に接触する機会はほとんどありません。食事も黙ってとりますし、会話らしき会話をするのは、宿の受付の人くらい。濃厚接触なんてまったくありませんよ」

 この間、東京を離れて地方を旅して来た人たちが一様に話すのは、東京や大阪などの大都市圏と地方の状況差である。

「地方でも人混みではマスクをしていないとひんしゅくを買います。でも、人通りの少ないところでは外している人も多く、賑わっている地方都市の繁華街でも、東京ほど3密状態になるなんてことはほとんどありません。東京に暮らして働いているだけで、どれだけ感染のことを考えて緊張を強いられているのかに気づきました」(同)

 こうした落差は、この間の地方取材で筆者も感じている。なにしろ、だいたいの地方都市は車社会のため、道を歩いている人自体少ない。まず、人口が少ないので人通りもまばらで、マスクを外していたとしても、白い目で見られないだろうエリアも多々ある。

 つまり、感染の少ない地域は感染拡大が止まらない大都市圏からはある意味“楽園”のように見えているわけだ。Go To トラベルの東京除外でキャンセルしたものの、地方のリゾート地を家族旅行する予定だったという男性はこんな話を。

「感染する、させるのリスクは常にありますが、濃厚接触するのは家族くらいでしょう。ここまで感染が拡大するとわかっていたら、1月の時点で家族を地方の実家へ避難させていましたよ。東京で生活するのは、もはやコロナから逃げることもできない牢獄にいるような気分です。感染のリスクはありますが、数日でもコロナの恐怖から逃れないと、正直気が変になりそうです」

 壊滅した観光業界にとっては、少しでも収益を取り戻すべく藁にもすがる思いのGo To トラベル。一方、これを利用して旅行する人たちは、たとえ一時的でもコロナの恐怖から逃れようとしているのも事実。感染防止対策を徹底した上での旅行は、心の安寧を得るための一つの手段なのかもしれない。

BTSはなぜ日本語でも歌うのか? K-POPアイドルが「日本語バージョン」を出す理由

 7月15日にBTSの2年半ぶり、通算4枚目のアルバム『MAP OF THE SOUL:7~THE JOURNEY~』がリリースされた。

 BTSが韓国でリリースするアルバムではタイトル曲は主にダンスパフォーマンスを主体とするアップテンポな楽曲が多い印象だが、日本でのアルバムのタイトル曲となるオリジナル曲はバラードだったり、ミドルテンポでメロディアスな、ラップよりはボーカルが主体の楽曲が多い。

 今回のBTSのアルバムに収録された「Lights」もミドルテンポのメロディアスな曲で「Your Eyes Tell」はバラード、「Stay Gold」はゴスペル調で、やはりボーカルパフォーマンスが主体の楽曲だ。韓国のタイトル曲でも「春の日(Spring Day)」のようなミドルテンポでメロディが主体の楽曲もないわけではないが、「日本語の楽曲」をリリースする際には韓国語の楽曲とは明確な差異をつける事を意識していると考えられるだろう。

 J-POPとK-POPの両方で多くの楽曲提供に参加しているアンドレアス・オバーグ氏は以前、韓国でのインタビュー(http://idology.kr/7772)でJ-POPとK-POPの違いについて訊かれた時、「フレージングの差が決定的だ。K-POPの場合は若干もっとリズミカルな音楽、より多くの16分音符が使われてシンコペーションが強く感じられる、つまり『ファンキーな』音楽がより好まれる傾向がある。(略)J-POPを聞いてみると、彼らはより平易で直線的なフレージングを好むことがわかる。ほとんどの伝統的なボーイバンドやアイドルの音楽がすべてそうだ」と話していた。「韓国語と日本語の違いがそのような音楽の違いや好みをつくっていると思うか?」という問いには「もちろんだ。韓国語の発音はシンコペーションが強い音楽、ファンクやヒップホップなどのブラックミュージックが更に自然に合うと思う」と答えている。

 ほとんどの音節が母音で終わる開音節である日本語と、日本語より多くの母音とパッチムを持ち、開音節と子音で終わる閉音節の両方を使う韓国語の違いを意識した結果、よりJ-POP的でメロディアスなボーカル主体の楽曲をあえて好んで制作しているとも考えられる。

 次に、アルバムの半分以上を占める「日本語バージョン」だが、韓国での活動曲である「IDOL」「Boy With Love」「Fake Love」「ON」以外の楽曲(「Airplane Pt.2」「Black Swan」「Make It Right」)の選択に関しては、先述のように「より日本語に合いやすい」楽曲を意識して選んだような印象がある。韓国アルバムではタイトル曲よりも激しいダンスパフォーマンスが印象的だった「Dionysus」に関しては、オリジナルの歌詞でもサビの部分で「飲め飲め」と繰り返すパートがあるが、日本語に訳される事でそのどこかユーモラスな部分がダイレクトに伝わる事で、韓国語が直接的にはわからないリスナーにとっては韓国語のバージョンとはまた異なる印象を与えるかもしれない。

 今回のアルバムに収録された13曲のうち新録のINTRO・OUTRO、シングルとしてリリース済み・アルバム用新曲の5曲以外の8曲は既存曲の「日本語バージョン」であるが、日本でのオリジナルアルバムでも毎回収録曲をサンプリングしたINTROとOUTROを収録しており、アルバムの基本的な構成も韓国アルバムと同じにしている。日本国内ツアー用のアルバム的な立ち位置だった「Wake Up」以外は花様年華シリーズに対しての「Youth」、Love Yourselfシリーズに対する「Face Yourself」そして今回のMap Of The Soulシリーズと、日本のアルバムも韓国アルバムの延長上にある作品であるという事を一貫して表現してきているようだ。

 このように日本のKPOP界隈ではお馴染みとなっている「日本オリジナル楽曲」「日本語バージョン」ではあるが、日本でも「BTSはビルボードチャートの1位をとるくらいアメリカでも人気がある」という認識が広まっている現在、「アメリカでは韓国語でパフォーマンスしている(英語の楽曲は出さない)のに、なぜ日本では日本語の楽曲・バージョンをパフォーマンスするのか」という疑問をもつ人もいるかもしれない。そこで、このアルバムを通して「日本語バージョン/日本オリジナル楽曲」というものの歴史的経緯と意味について振り返ってみたい。

「日本語バージョン」のビジネス的な歴史
 韓国のアーティストが最初から必ずしも日本語で歌っていたわけではない。東方神起や少女時代で知られるSMエンターテイメントは2000年代初頭までに何回か日本進出を試みていたが、韓国での人気グループをそのまま輸出しても当時はなかなかうまく行かないなかで考え出されたのが文化技術(CT=Culture Technology)理論と名づけられた「現地化戦略」であった。このCT理論とは3段階に分けられている。

第1段階:韓国の事務所が直接作って輸出する

第2段階:海外の現地企業との協力を通じて市場拡大を図る

第3段階:現地企業と合弁会社を立ち上げ、韓国のCT(文化技術)を伝授する

 この「現地化戦略」においてあえて「韓国のアーティスト」という売り方をしなかったBoAや東方神起が日本のアーティストとほぼ同等のブレイクをした結果、K-POPという言葉が使われるようになる前から韓国のアーティストというものがポップスやアイドルの分野でも一般的に認知されて受け入れられるようなベースが出来たという事だろう。これが後に日本での「第一次K-POPブーム」のきっかけへと繋がっていったが、現在までこの手法がK-POPアイドルの日本進出にあたっての基本手法になっており、BTSは完全にSMの手法をそのまま応用している。

ビジネス的な側面:韓国と日本のアルバムリリース手法の違い
 韓国ではアルバムリリースの資金はほぼ全て事務所が出すのが普通で、レコード会社は流通を担当するだけだが、日本ではレコード会社の出資割合も多いため、それなりにレコード会社がリターンを受けられるリリーススタイルが求められるのではないかと考えられる。出資するからにはレコード会社もプロモーションに資金と労力を使ってくれるという構図があるのではないか。

 そのためにはオリジナルシングル・アルバムのリリースが理想的であり、事務所的にも全ての資金とリスクを負う必要がないので、ある程度の利益が見込まれる規模のファンドムがある海外でのビジネスという事を考慮しても、悪くない条件が揃っているという事ではないだろうか。

 今回の『MAP OF THE SOUL 7:The JOURNEY』も初動で55万枚以上売れている。逆にレコード会社に所属していないと、特にメジャーなプロモーション的にはドームクラス以上のコンサートやTV出演などで制限が出てくる場合もあるだろう。

K-POPの大手会社、日本進出への野望とアメリカでのスタンスの違い
 上記の「CT理論」を実践していった結果、日本では既にK-POPはひとつの音楽ジャンルとして定着している。その結果、現在ではメジャー事務所の多くはもはや「K-POP」「外タレ」という枠を超えて、人気の邦楽アーティスト達と同じ土俵で並ぶ事を目標としていると思われる。

 BTSの所属事務所であるBigHitエンターテイメントも、「日本のトップ芸能事務所に食い込みたい」という趣旨の発言をしていた事がある。その為には「ファンダム」「K-POPファン」という枠を超えた一般層へのアプローチという点で、あえて日本語で歌う事を選択している部分もあるのではないだろうか。

 特にBTSは韓国でブレイクする前の2015年までは韓国よりも日本で人気があると本国でも言われていた。ファンドムはレイヤーになっており、特に人気がトップクラスのアイドルでは、コアなファンドムの意向はさておいても、「人気があるから好き」というような浮動票というべきファン層や「お茶の間」へのアピールポイントとしての日本語がある種の武器になる場合もあるのだろう。

 上記の部分も含めての戦略上、チャート上位に入る規模のファンドムは構築されているが「K-POP」「アイドルファンドム」というバイアスが強い、あるいはまだその入り口に立ったばかりのアメリカを含めてのその他の文化圏では、「あえて韓国語で歌う」事でK-POPのイメージにあるエキゾチズムや神秘性を利用して価値を高めようとしている部分もあるのではないかと思われる。

 韓国のウェブマガジン「PPSS」に載ったKPOPと韓国語の関係性についてのコラムではこういった記述があった。

「(K-POPが)海外のリスナーたちにアピールするためにはグローバルポップミュージックとは異なる「異国情緒」を必ず表現しなければならない。これは音楽的な様式ですでにグローバルな普遍性をある程度確保したために可能なことでもある。音楽は簡単に親しみを持たせる事ができるEDM(そして若干のヒップホップ的味付け)であっても、それでも「韓国語の歌詞」で異国的な味を発揮することだ」
(https://m.blog.naver.com/PostView.nhn?blogId=funky829&logNo=221146605278&proxyReferer=)

 そもそもBTSがアメリカで一般からも注目されるようになったきっかけは「楽曲そのもの」ではなく「(ウェブ・チャート上での)ファンドムの動き」である。故に華々しいチャート成績の陰には「自分たちのファンが頑張ってくれている」部分もある事を理解した上で「韓国語で歌っている韓国人のグループがアメリカで大きなファンドムを獲得している」という事そのものに価値があると理解しているのではないか。

 逆に言えばアメリカでネイティブではないアーティストが英語で活動する事の難しさがある一方、日本では日本語で歌うネイティブではないアーティストを受け入れる素地がある(KPOP以外でも演歌やロックバンドなど複数思い浮かぶ)と言うことでもあるだろう。アメリカと日本ではそれぞれ目指すものが違うために、活動のスタンスが異なるという事ではないだろうか。

韓国語の歌詞と日本語の歌詞
 実際はBTSのように「アイドルとしてのファンドム」が人気の根幹である場合、ファンとしては「何語でも彼らがパフォーマンスする事に意味がある」ということになるため、どの言語のパフォーマンスでも売上そのものは大きくは変わりにくいと思うが(日本語オリジナル楽曲も80カ国以上のiTunesで1位になっている)、その国の言葉で歌う事には言語的バイアスがなくなる事によるデメリットも出てくる。

 ネイティブである韓国ではBTSの楽曲の歌詞自体の評価はあまり高くない(むしろパフォーマンスの中では問題を指摘される事の方が多い)という事を考えると、翻訳を通す事で聴き手が自由に(勝手に)ファンタジー持つ余白が出来る事がメリットになるという事でもある。

 YGエンターテイメントのようにアーティストの活動場所での語学力そのものを強化(YG所属アーティストのライブでは、デビューコンサートから通訳が不在である)する事で「現地化」に説得力を持たせようとするパターンもあるが、日本活動ではそのデメリットと一般層へのアプローチとのバランスを考えると、日本語を熟知した日本側の制作陣に委ねた日本オリジナル曲を出す事が最善の選択かもしれないが、ほかの活動時間との兼ね合いで生まれるのが「日本語バージョン」という事かもしれない。

 「日本語バージョン」の「音のハマり方」、あるいは意味を重視しすぎるが故に歌詞の持つポエティックな側面がおざなりになったりという、クオリティ面での問題が出ることもあるかもしれないが、すでに韓国語バージョンに親しんでいる日本語ネイティブの「ファン」が日本語バージョンを聴いたときに感じる「違和感」に関しては、先述の「クオリティ」に起因するものなのか、「耳慣れない」という部分から来るものなのか、もしくは「意味がわからずかっこいいと思っていた歌詞だが、意味がダイレクトにわかってしまうとイメージが違った」という王様(欧米の有名な楽曲を日本語直訳詞で歌って笑いをとったアーティスト)的「言語バイアス」の魔法が解けたからなのかは、リスナー自身が韓国語と日本語を同じくらい理解できなければわからないのではないだろうか。

 また、近年K-POPでは海外の作曲家による楽曲が多くを占めているが、OH MY GIRLのプロデューサーを務めていたチェ・ジュヒョク氏は「海外の作曲家は通常英語で作詞した歌詞をつけて完成した曲を企画会社側に送り、関係者の方は一旦英語の歌詞がついた曲を聞いて本当に気に入ります。しかし、いざ韓国語で歌詞を付けてメンバーに歌わせると駄目なんですよ。(略)同じ曲でも言語で違いが出てくるんですよ。これはジャンルに関係なく、韓国歌謡が持つ特徴でしょうね」と述べており(http://idology.kr/8497)、K-POPの制作現場においても「言語的バイアス」というものが存在している事を明らかにしている。

「自作」としてのアイデンティティ?
 「自作しているアーティストの場合、現地化や日本語オリジナル曲では直接作ったものとの差異が出てくるのでは」という話に関してはどうなるだろうか。

 「BTSは自作している」という印象が一般的には強いと思われるが、実際のBTSの具体的な制作手法は神秘のヴェールにつつまれている部分もある。作曲に共同参加したアメリカの作曲家からの「制作の仕方に関しては守秘義務のある部分もある」という発言もあった。勿論メンバーが製作に参加している事は間違いないが、タイトル曲ではメインでメンバーが作曲している楽曲はまだない。アルバムのブックレットではデビュー当時からプロデューサー以外誰がメインなのかはあえてわからない表記にしているようだ(音源配信サイトのクレジットでは名前の順番で参加割合が確認できる)。

 個人のミックステープでも事務所所属のプロデューサーはもれなく参加しており、どちらかといえばメンバーも含めた「チームBTS」というべきスタイルでの制作なのではないかと思われる。メンバーの創作パーツや意見は反映されるとしても、基本は共同でプロデューサーや共同作曲の海外作曲家などもいる事を考えれば、日本の作詞・作曲家と共同で作曲することにも本質的には大きな差はないと言っても良いのではないだろうか。

韓国の現地化&カバー文化
 韓国では日本文化が解放されたのがほんの数十年前で、今でも国営放送では日本語の歌は流れないし、ほぼ放送禁止状態である。その反面、日本の歌を韓国語でカバーして国民的なヒットになった曲は「I LOVE YOU(尾崎豊)」「雪の華(中島美嘉)」など珍しくないし、日本の歌だと知らずに聴いていたという人も少なくないようだ。

 アニメや漫画なども、韓国が舞台に変わっていたりキャラクターが韓国人に改変されて韓国のもののように定着してきた文化がある。日本のドラマを放送する場合も、字幕だけではなく画面に出てくる文字、例えば看板や表札、新聞や本、トラックの文字等まで全て韓国語に直して放送されている。

 つまり、韓国では日本の文化を現地化して消費してきた歴史があり、そういう点では日本人が考えるほど「現地化」という行為そのものに抵抗がない部分もあるのかもしれない。

 実際、韓国語のウェブトゥーンが日本に配信される時は人気作品ほど日本が舞台で日本人の名前に変えてあるケースが多い。最近の例だと日本でもドラマがヒットしている『梨泰院クラス』の原作ウェブトゥーンが日本配信バージョンでは『六本木クラス』に「日本化」されており、主人公のパク・セロイは宮部新という名前になっている。

 日本に配信されている韓国のウェブトゥーンはほとんどの配信会社が韓国企業であり、「現地でハネるには現地の名前にした方がいいでしょう(我々にとってのスラムダンクやクレヨンしんちゃんや名探偵コナンみたいに)」というような「韓国的」な感覚でやっている事ではないかと思われる。

 日本の文化的には、舞台設定やキャラクターの名前のような大切な部分をわざわざ変えていいのだろうか? という戸惑いの方が大きく、不必要にも感じられると思うのだが、これは「韓国のアーティストが日本語でパフォーマンスすること」や「日本語バージョン」への抵抗とどこか似ているように感じられる。

多様化する「現地化」と海外活動のスタイル
 日本国内ではとかく「日本でだけ」という口調で語られがちだが、「K-POPの現地語バージョン」は実際は日本語だけではない。一時期K-POPの中国進出が活発だった時期は中国語バージョンも数多くリリースされたが、政治的な理由で韓国のアーティストは中国内で本格的な活動できなくなったために、現在は止まっているだけではないかと思われる(2016年に韓国が高高度防衛ミサイルを配備した報復措置として、中国では韓国の芸能人の活動が制限されていると思われる)。

 BTSも過去中国にFCを作った時期には中国語バージョンをリリースしており、中国語圏で披露していた。「CT理論」の産みの親であるSMは現在でも英語・日本語・中国語の区別なく活動国での現地語バージョンをリリースしており、当初は韓中でパラレル的に二つのグループを活動させる予定だったEXOは中国語バージョンのアルバムを同時にリリースしていたし、SUPER JUNIORの中でも個人でタイのCMに出演するくらい人気のあるメンバーのキュヒョンは、ソロ曲のタイ語バージョンリリースしている。

 BTSの例でよく挙げられる「英語バージョン」に関しても、SM所属のNCT(NCTはCT理論の進化版とも言えるネオ・カルチャー・テクノロジー理論を体現するべく作られた)だけでなく欧米圏で人気を拡大しつつあるJYP所属のGOT7やStray Kids、アメリカのリパブリック・レコードと契約した(G)I-DLEなど現在では珍しくない。中でもMONSTA Xは昨年欧米活動の本格化にあたって、アメリカのレコード会社から全曲英語のオリジナルアルバムをリリースした。

 このように、現地語バージョンは決して「日本でだけ」の手法ではないが、日本が韓国のアーティストにとって概ね活動を継続しやすい環境であるという部分は大きいのかもしれない。近年ではThe BOYZのように「日本オリジナルアルバムだけど収録曲はほぼ韓国語か英語(少し日本語)」というパターンや、先に日本語でリリースした曲を後から韓国語バージョンでリリースしたりと様々なパターンがある。

 つまり、多様化する活動スタイルの中からどのようなやり方を選ぶかはK-POPアーティスト(事務所)側に選択肢があるという事でもあるだろう。韓国では一部のファン(かどうかはわからないが…)が「日本語で歌うな」という抗議行動をしたりするケースが、特に特定のグループが人気が出た後に見られたりもするし、「韓国のアーティストが日本で日本語でパフォーマンスする」という事に反射的に「強制性」を感じてしまう層もいるのかもしれない。

 しかし、そのような目線自体が逆にK-POP=韓国の事務所・アーティストに主体性がないかのような一種のバイアスとも言えるだろう。

 SMの提唱した「CT理論」は3段階あったが、JYPが中国でBOYSTORYを結成したり日本でNizi Projectを経てNiziUを作ったやり方は、まさに第3段階の「現地企業と合弁会社を立ち上げ、韓国のCT(文化技術)を伝授する」である。CT理論の究極段階は、このように「どこの国で、どの言語で、何人がパフォーマンスしてもK-POP」というスタイルを確立する事にあるという事になる。

 「ロック」や「ヒップホップ」のような存在になる事を目指しているのであれば、「日本では日本語の曲をリリースして日本語でパフォーマンスする」というのは、K-POPの壮大な野望のほんの一過程にすぎないのかもしれない。

カテゴリー: 未分類

収納のプロが選ぶ、「100均水回りグッズ」! キャンドゥの4種でお風呂場スッキリ清潔

夏になると水回りに繁殖する、「カビ」「ヌメリ」「匂い」に悩まされます。この「不衛生の三大悩み」を防止するのが、水切りを目的とする「浮かせる収納」です。今回は、100均の「人気店」だけで買える「お風呂収納グッズ」をテーマに活用実例をご紹介!

「キャンドゥ」で選ぶ4アイテム! オリジナル商品がオシャレ!

 大理石柄やモノクロのインテリア雑貨など、センスが光るオリジナル商品の多い「キャンドゥ」。前回の「セリア」と同様、キャンドゥにも「ハンキングフック」など、壁面収納グッズがたくさんあります。今回は、キャンドゥからお風呂収納に使えるグッズを4種選びました。

磁石タイプの「タオル掛け」

 まずは、磁石タイプの「タオル掛け」です。お風呂の壁面収納には、吸盤フックよりマグネットを選びます。着脱のしやすさから、壁を掃除するときにすぐ動かせるからです。吸盤だと、一度付けたら動かしにくくなって黒カビが発生しがち。そんな経験、ありませんか?

浴室用だけじゃなく「洗濯機用」も活用して!

 本来は、冷蔵庫や洗濯機などのスチール素材向けのため、「防水加工」はありません。浴室で使う裏技として、ビニール製のガムテープで磁石を覆います。もちろん、錆が付く心配はありますが、付けっぱなしの吸盤に付く黒カビよりは安心です。

 こちらは、屋外ランドリーグッズです。本来は、屋外で使うモノですから、雨ざらしにも対応できます。風呂桶、手桶、バスチェア、バススリッパなどを引っ掛けることができて便利。ダイソーでも扱っています。

 お風呂のランドリーパイプに引っ掛けました。お風呂グッズを「水切り」するほど、カビを防止できます。水に濡れたバスチェアを置いたままにしない習慣が、面倒なカビ掃除を簡単にします。

 こちらも、屋外ランドリー用です。底穴もしっかり付いた、「ピンチバスケット」です。個人的な感想ですが、100均のプラスチック製品で優秀と感じるのは「イノマタ化学会社」さんばかり。安心のメーカーさんです。

 浴室に作り付けの収納棚、タオルバーがないという家にもおすすめです。お風呂掃除グッズやブラシ類を、グループにまとめて収納するとよいと思います。

 こちらはタオルバー用の「小物ポケット」。キャンドゥのお風呂用収納小物コーナーにも、壁用収納グッズがたくさんあります。

 お風呂収納でグッズを選ぶときは、以下の5つがポイントです。

[1]底穴が付いている(水切りがよくなる
[2]圧迫感のないシンプルな色味(ステンレス、白、透明)
[3]丸洗いしやすい形状
[4]壁からすぐ着脱できる、ハンキングorマグネット仕様
[5]耐荷重の表示(洗顔フォーム1個、平均で約150g)

[まとめ]

片付けの時は、100均で「モノの住所」を試してから頑丈な浴室用タオルハンガーを買うようにしてくださいと伝えています。モノを捨てられない方の多くは、「高かったから」が多いためです。まずは、使用感を試して見極めるのも100均との付き合い方です。

☆☆☆あなたのお部屋、まるごと片付けます! ご依頼を大募集☆☆☆

 自分のお部屋を片付けたい女性を大・大・大募集! 収納ライターの伊藤まきさんが、実際に部屋を訪れて一緒に片付けしていきます! 何歳でも可、一人暮らしでも、家族暮らしでもOK。(※お住まいは都内23区限定となります)

 アナタの部屋の「困っている場所」の写真を撮って「お悩み詳細」のコメントを添えて、下記よりご応募ください。

これまでのお悩み解決記事はこちら

★応募フォームはこちら★

『24時間テレビ』志村けんさんドラマ放送で、ジャニーズWEST・重岡大毅がとばっちり!? 「「利用するな」「最低」と批判続出!

 8月22~23日にかけて放送が予定されている、毎年恒例の大型チャリティ番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。その中で、今年3月に新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎のため亡くなった志村けんさん(享年70)のヒストリードラマ『誰も知らない志村けん−残してくれた最後のメッセージ−』が放送されることが、7月25日の『志村どうぶつ園』(同)内で発表された。しかし、ネット上では「亡くなってからそんなに時間がたってないのにドラマ化するのは早すぎる」「人の死をネタにするな!」と批判が続出している。

「ドラマは、志村さんと16年間仕事をともにしてきたという番組ディレクターが主人公で、スタッフから見た志村さんの知られざる素顔が描かれるといいます。主人公のディレクター役は、『24時間テレビ』メインパーソナリティの一人であるジャニーズWEST・重岡大毅が演じると発表されたのですが、ネット上ではドラマ化自体に反対する声が続出。『なんでもかんでも美談にする気か!』『亡くなったばかりの人まで利用するとか最低だな』と、怒りの声が噴出しています」(芸能ライター)

 そもそも、今年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、7月に開会予定だった東京オリンピック・パラリンピックも来年に延期することが決定している。また、フジテレビ系で毎年放送されていた『FNS27時間テレビ』も、6月に放送中止を発表していたため、『24時間テレビ』の放送を強行すること自体に疑問を抱く人は多い。

「しかも、7月に入り都内を中心に感染者が再び増加し始めており、芸能界にもその波が押し寄せ、いつどこで誰が感染してもおかしくない状況。何より、志村さんは新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなっているため、ネット上では『いまだにコロナが猛威を振るっている中で、ドラマ撮影するつもりか!』『そんなことしてる場合じゃないと思う』との反対意見が続出。『医療従事者の奮闘記にするべき』という指摘もあります」(同)

 一方で、ジャニーズWESTのファンからは「叩かれるってわかってるドラマに出てほしくなかった」「重岡くんは好きだけど、これはかわいそう。批判されるのが怖い」「シゲが悪いわけじゃないのに、きっと叩かれるんだろうな」と、不安の声も上がっている。

 何かと風当たりが強い『24時間テレビ』。今年は異例の無観客で行われ、名物企画のチャリティマラソンも行わない予定だというが、果たしてこの状態で視聴者に勇気を与えることはできるのか。くれぐれも、感染防止対策だけはしっかりと務めてほしいところだ。

『ザ・ノンフィクション』引きこもりがあぶり出す、それぞれの問題「父と息子とはぐれた心 ~引きこもった僕の1年~」

日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。7月26日は「父と息子とはぐれた心 ~引きこもった僕の1年~」というテーマで放送された。

あらすじ

 キタノ家の長男、ヨウヘイ(24歳)は大学卒業間近に突然、自宅に引きこもりだす。真っ白な顔でゲームに没頭し、昼夜逆転の生活を繰り返すヨウヘイを前に困り果てた両親は、富山市にある自立支援施設「はぐれ雲」に息子を預ける。

 「はぐれ雲」では引きこもりや不登校を経験した10〜40代の男女が、ひとつ屋根の下で暮らし、就労訓練などを受けながら自立を目指している。最初の頃、ヨウヘイは、はぐれ雲でも無気力や不機嫌さを隠さなかったが、徐々に集団生活に慣れていく。1年後、両親との面談において、ヨウヘイの顔はまだこわばっており、親子仲は「大改善」とまではいかないが、当初は無視を続けていた親からのLINEにも返信するようになる。はぐれ雲の仲間内では笑顔を見せたり、ヨウヘイは大きく変化していた。

父と息子だけの問題だろうか?

 ヨウヘイの両親は、子どもの進路や教育に強く介入する過干渉な父親と、子どもに過保護な母親という「両親そろって過剰」なタイプに見えた。今回のタイトルは「父と息子とはぐれた心」であり、父親と子の葛藤をメインに扱っていたが、私には母親にも、ヨウヘイを引きこもらせた要因があるように思えた。

 この父親と母親は方向性は違えど、ヨウヘイから「考える機会」を奪っている点では共通しているようにみえたのだ。父親は、ヨウヘイが自ら進路を考える機会を奪い、母親はかいがいしく面倒を「見すぎる」ことで、ヨウヘイが考えて動く機会を奪っているように思える。

 ヨウヘイははぐれ雲で過ごした1年間で、無気力でまっすぐ立てずいつも上体がフラフラとしていて、24歳なのに精神年齢が12歳くらいに見える若者から、30kgの木を抱えて運ぶほどの体力と、仲間の前では快活に笑い、地元の人とも交流する若者にまで変貌を遂げる。はぐれ雲での集団生活や、農作業の手伝い、地元の人とのふれあいなども大きかったと思うが、はぐれ雲で行った毎日の「家事」が果たした役割が特に大きかったのではないだろうか。

 ヨウヘイはそれまで家で家事をしたことなどまったくなかったという。母親が家事を一切させず、朝は大学の授業に合わせて起こすなど、かいがいしく世話を焼いていた。それだけに、はぐれ雲に入所した当初は、やる気もなくもたついた手つきで配膳をし、皿洗いもふてくされながら乱暴にやっていたが、1年後は、手際よくおかずの味付けまでしていた。

 家事は「できないことができるようになった」という達成感を味わいやすい。毎日のことなので、今日は卵がうまく焼けなかったから、明日は味付けや火加減をこうしてみよう、と試行錯誤もできる。清掃の家事は爽やかな気分にもなれる。それに学校の勉強は受験以降は役に立たないものも多いが、家事は生きていく上で避けられない行為だ。ヨウヘイが、家事をもっと早くやっていたら、状況は違っていたのではないだろうかと思った。

 はぐれ雲を夫婦で運営し、家事を担当する川又佳子は、ヨウヘイの問題点を指摘するが、手は出さず、ヨウヘイに最後までやらせていた。自分でやったほうがよっぽど早く、ストレスもたまらないとわかった上で、あえて「見守り、やらせる」ことを選ぶ。

 一方の母親は、父親が高圧的な分、私が優しくしてあげないと、と思っているように見えた。しかし、「過保護」も子どもから考える機会を奪う行為だ。両親ともヨウヘイを「見守る」ことができず手を出してしまっているのだ。

「親がやってくれるだろう」という子どもと「その通りやってしまう」親

 番組後半、ヨウヘイと両親が面談したときに、父親は「(大学の復学について)親に言われたからやったといわれるのは嫌、自己責任で決めてほしい」と話していた。それまで両親は、ヨウヘイに手取り足取り介入して、「考えるな」とでもいうような教育をしてきたのに、ここで急に「自分で考えろ」と突き放す。

 一方でヨウヘイは、面談に来た親を前に顔を露骨にこわばらせていたが、いざ就活を行うことになると、親にLINEで「スーツほしい そろそろ就活しようかな」と送っていた。両親の「自己責任で決めてほしい」という言葉と、それを受けたヨウヘイの「スーツほしい」という自発的な言葉は、家族全員のそれぞれの成長を感じさせるようにも見える。だが、自分で自発的にスーツを買うのではなく、「スーツほしい」とさえ言えば親が用意してくれるだろう、といまだヨウヘイが信じて疑いもしていないようにも見えた。

 また親も、その連絡を受けたらスーツをヨウヘイのもとに即座に送る。ここは「自分で買ったら」、せめて「金は出すから自分で選んでみたら」ではないだろうか。「親がやってくれるだろう」と自分から動こうとしない子どもと、進んで「やってしまう」親。結局、親子の関係は根本ではあまり変わっていないようにも見えた。

 ヨウヘイの引きこもりはキタノ家の父、母、ヨウヘイの三者それぞれに課題を突き付けていると思う。

 来週は「おなかも心もいっぱいに ~はっちゃんの幸せ食堂~」。500円食べ放題の食堂を一人で営む85歳のはっちゃん。そんなはっちゃんと新型コロナウイルスの戦いの日々。

日テレ『リモートで殺される』、「時間のムダ」と酷評! 放送後の“Hulu独占配信”にも「ウンザリ」の声

 本田翼、新田真剣佑、前田敦子、乃木坂46・齋藤飛鳥らが出演したリアルタイムミステリードラマ『リモートで殺される』(日本テレビ系)が、7月26日に放送。音楽プロデューサーの秋元康氏が企画・原案を担当し、ホラー映画『リング』シリーズなどのヒット作を手掛けた中田秀夫氏が監督を務めた話題作だが、ネット上で大きな批判を浴びているという。

「この作品は、新型コロナウイルスの流行に伴う自粛期間中に、高校の同級生6人がリモート通話を通じて再会。過去に起こった同級生の自殺騒動などについて話しているうちに、別の同級生が火事で死亡する事件が起こり、さらに、リモート通話に参加した6人も次々に殺されていく……といった内容です。同作のラストでは、殺人事件の真犯人や過去の自殺騒動の顛末などについて明かされたものの、完全には詳細が判明せず、本編終了後に有料動画サイト・Huluで独占配信された『リモートで殺される 殺人の裏側編』にて、真相が明らかになる形でした」(芸能ライター)

 この“肩透かし”とも言える結末に、ネット上では「これで終わり? すっごいモヤモヤするんだけど!」「この手法、詐欺と言ってもいいんじゃない?」「時間をムダにした」といった批判が続出。また、「『あなたの番です』とまったく同じ流れじゃん。いい加減やめてほしい」「この手法を繰り返していると、今後誰も見なくなるよ?」と、昨年同局で放送された連続ドラマ『あなたの番です』と同様の展開だったと指摘する声も多い。

「『あな番』は、昨年4月から9月にわたって放送された連続ドラマで、『リモートで殺される』と同じく秋元氏が企画・原案を担当。最終回の平均視聴率は19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大ヒットしましたが、こちらも最終回の放送後、元乃木坂46・西野七瀬が演じた真犯人のバックグラウンドを描いた『番外編 過去の扉』がHulu限定で配信されており、『“Huluに入らないと全部見られない”って、最初に言ってよ』『ちゃんと地上波で完結させろ!』と批判が相次ぎました。この“続きはHuluで”という終わり方は、日テレの連ドラで何度も用いられている手法ですが、『いい加減にしてほしい』『残念な終わり方』『このやり方、本当にウンザリ』と毎回不評を買っています」(同)

 昨年10月期に放送されたTBS系の連続ドラマ『グランメゾン東京』でも、動画配信サイト・Paraviで番外編『グラグラメゾン東京 ~平古祥平の揺れる思い~』を本編と同時配信していたが、こちらはメインストーリーにほとんど影響を与えない内容だったため、番外編だけ配信にした手法はおおむね好評だった。

「配信サイトをうまく使えばブーイングも出ないのでしょうが、日テレはことごとく失敗している印象。『Huluの加入者数を増やす意図が見え見えでイヤ。断固として入りたくない』『こういうやり方ばっかりだと、日テレのドラマ自体見たくなくなる』といった声もあり、“Hulu商法”のようなことが続けば、視聴者が離れていってしまうかもしれません」(同)

 何度批判を浴びても、頑なにこのスタイルを貫く日テレ。結局、“Hulu商法”は成功しているということなのだろうか……?

小倉優子、第三子出産で「主人からの思い遣りに感謝」とコメント! 「離婚危機で別居中なのに」「怖い」マスコミ困惑

 タレント・小倉優子が7月27日、インスタグラムで「7月22日、無事に第三子となる男の子を出産いたしました」と発表。同時に、別居が報じられている歯科医の夫・S氏についても言及したことで、業界内外を騒然とさせているようだ。

「小倉は2011年に美容師・菊池勲氏と結婚したものの、第2子妊娠中に菊池氏の不倫が発覚し、17年3月に離婚。18年12月に現在の夫であるS氏と再婚し、今年2月27日にインスタで『この度第3子を授かりました』と報告した際には、ファンから祝福コメントが寄せられていました。しかしその後、3月11日付の『サンケイスポーツ』が、昨年末からS氏とは別居状態で、離婚危機にあると伝え、世間を驚かせました」(芸能ライター)

 同紙報道の翌日、小倉はインスタで「報道された内容には事実と異なることもありますが、夫を支える妻として私の至らない点がありました。今は家族で穏やかに過ごせる日を心から願い、二人の子供達と新しい命を大切に守って参りたいと考えております」などと投稿したきり、更新を停止。今月14日には「女性自身」(光文社)が、小倉の出産が迫っているにもかかわらず、S氏とは弁護士を通じてしか話せない状況にあると報じていた。

「そんな中、27日付の『サンスポ』が小倉の出産をスクープすると、同日に本人がインスタを更新。マスクを装着し、我が子を抱く写真とともに『退院して落ち着いてから皆さまにご報告させていただこうと思っておりましたが、本日報道がありましたので、このタイミングでご報告させてください』と、あらためて出産を発表。ファンからは温かなメッセージが寄せられています」(同)

 一方、小倉はこの投稿で、夫に関しても言及しているのだが、一部ネットユーザーやマスコミ関係者から「怖い」という声が出ているようだ。

「小倉は、別居しているはずのS氏について、『出産を支えてくれた主人』『主人からの思い遣りに感謝しつつ過ごしております』とつづっているんです。まるで夫婦円満であることをアピールするかのようなコメントに、マスコミ関係者の間では『小倉が何を考えてるのわからない』『おめでたい話題だけど、引いてしまう』といった困惑の声が広がっていますよ。『私達夫婦についての事実とは異なる報道』と書かれているだけに、小倉にも言い分はありそうですが、何がどう違うのか説明は一切なく、もし説明“できない”のであれば、出産報告だけすれば良かったはずです」(テレビ局関係者)

 実際はすでに、夫婦関係が元通りになっていたというのなら驚きだが、次こそはしっかり真相を語ってファンを安心させてほしいものだ。

ワン・ダイレクション結成10周年も、元メンバー・ゼインは無反応! 「そんなに1Dが嫌なのか」「イメージ悪すぎ」とショックの声

 7月23日に記念すべき結成10周年を迎えた、英ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」(以下、1D)。前日から「#10YearsOfOneDirection」「#10YearsOf1D」というハッシュタグをツイートし、各国のTwitterのトレンド上位にランクインさせながら待ち構えていたファンたちは、当日、メンバーがインスタグラム・Twitterの両方に投稿したバンドへの熱い思いに大感激した。

 ハリー・スタイルズは、コンサートステージ上で、初期メンバー5人が輪になって抱き合う写真を投稿。「この10年間に起きた全てのことに、僕がどれだけ感謝しているか、どう言葉にしようかと必死になって考えた。子どもの頃は夢でしなかったものを見て、いろいろな場所に行くことができた。素晴らしい人たちと出会い、一緒に仕事をするという光栄な思いをして、生涯の宝物のように大事にしたい友情を築くこともできた。みんなのサポートなしではここまで来るのは不可能だったと断言できる。永遠に感謝するよ」「10年もたったなんて本当に信じられない。僕たちのクルーやチーム、これまで僕らを助けてくれた人たちみんな、ありがとう」「ファンのみんな、アイ・ラブ・ユー。心の底から感謝している。全てはみんなのおかげ。何もかも変えてくれたのはみんななんだ」「最後に、メンバーのボーイズたち。めちゃくちゃ愛してる。みんなで一緒に成し遂げたこと全てを、これ以上ないほど誇らしく思ってる。10周年のために乾杯。H」といった長文のメッセージを添えた。

 リアム・ペインはTwitterに、10年前の7月23日、父親に送った「ボーイズバンドのメンバーになったよ」というテキストメッセージのスクリーンショット画像と、初期メンバー5人でジャンプする写真を投稿。「なんて道のりだったんだろう……10年前のこの日、バンドが結成されて父さんにこのテキストを送った時には、この先に何が待ち構えているのか、全然わかっていなかった。何年もの間、僕たちをサポートしてくれたみんな、ありがとう。そして、僕と一緒にバンドの歴史を分かち合ってくれたメンバーのボーイズたちに感謝」というメッセージを添えた。リアムはTikTokにも1Dの思い出映像や、ラジオ番組にリモート出演した時の「1Dの成功はみんなの支えがあったから」と熱弁する映像も投稿した。

 ルイ・トムリンソンはインスタに、1Dの初集合写真を投稿。「僕たちが初めて一緒に撮影した写真。僕たちがシェアした思い出は本当に素晴らしいものだった。もう10年たったなんて信じられないよ。振り返って、めちゃくちゃ誇らしく思う。メンバーのみんな、本当にありがとう。そしてファンのみんな、愛してる。いつものようにね x」というメッセージを添えた。またTwitterで、当日の朝は過去の1D映像を見ながら過ごし、感情的になっていると告白。ゼインを含むメンバー全員一人ひとりに「誇らしく思っているよ」と呼びかけた。また、バンドをここまで成長させてくれたファンに対しても「みんなのおかげだ」と感謝の意を示した。

 ナイル・ホーランは、たくさんのプレゼントが投げ込まれたコンサートステージの上に、初期メンバー5人で立つ写真をインスタに投稿。「この4人の紳士と出会った時は、これから僕たちがこんなことを成し遂げるなんて夢にも思ってなかったよね」「僕たちは本当に、たくさんの素敵な思い出を一緒にシェアしてきた。毎日のように、何百万人もの人たちの愛を世界中から感じられたことは、本当に刺激的で。(1Dは)僕たちの人生の大部分を占めるものであり、これからもずっとそうだと思う。今日の僕たちに乾杯。この10年間、僕たちを応援してくれた素晴らしいみんな、本当にありがとう」というメッセージを、リアム、ハリー、ゼイン、ルイと、「♯10YearsOfOneDirection」というハッシュタグを添えた。また、「バンドを支えてくれた150人のクルーを祝福する日でもあるんだよ」とツイート。ほかのメンバーのツイートに「ラブ・ユー」とコメントし、クルーやメンバーへの愛を表現した。

 ファンを大事にし、クルーやスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、メンバーへの「ありがとう」と祝福の言葉も忘れない4人に、ファンは「活動休止してソロアーティストとして活躍し、充実したプライベートライフも送っているのに、原点である1Dは大事にしているんだ!」と大喜び。ネット上は「だから1Dが大好き!」「ずっとついていく!」といった声であふれ返った。

 一方で、4人が忘れず感謝の気持ちを贈ったにもかかわらず、2015年3月に電撃脱退したゼインが、SNSに何も投稿しなかったことに落胆する人も続出。

 彼はメンバーの誰にも相談せず、別れのあいさつもせずに突然脱退。その後、1Dの音楽は「フ●ックだ」とディスり、メンバーになったことを後悔している旨を告白。ほかのメンバーとの仲はよくなく、脱退後は誰とも口をきいていないなどと暴露してきたゼインのことを、ルイはずっとよく思っておらず、19年10月に受けた英タブロイド紙「METRO」のインタビューでは、「許せない」と怒りをあらわにしていた。

 そんなルイでさえも、10周年にはゼインの名前を入れて「誇りに思う」とツイートしたのに、ゼインはメンバーのSNS投稿全てに無反応。ネット上には、「そんなに1Dが嫌なのか」「イメージ悪すぎ」「がっかり」という声、「ゼインに『ツイートして!』ってお願いしているファンが多いけど、脱退したのだからそんなことする義理はない」「嫌な思い出しかないバンドなんだから、結成10周年を祝う気持ちになんてなれないんでしょう」と理解を示す声、「妊娠中の恋人ジジ(・ハディッド)のケアでそれどこじゃないんでしょ」と推測する声まで飛び交っている。

 一時期、メンバーが示唆していた10周年を記念した再結集について、「もしかしたら、コロナ禍が終わってからのお楽しみかも!」と希望を捨てないファンもいるが、万が一実現したとしても、今回の対応を見る限り、ゼインが参加する可能性は極めて低そう。「もうゼインが1Dの一員として、ほかのメンバーと一緒に姿を見せることはないだろう」などと悲観する声も上がっていた。

 期待されていた10周年記念の新曲発表やメンバーの再結集はなかったが、活動休止した2016年から更新がストップしていたバンドの公式インスタグラムが投稿を再開し、10周年当日には、ファン一人ひとりに合ったプレイリストを自動作成してくれる特設サイト「10yearsof1d.com」をオープン。公式YouTubeチャンネルでは彼らの軌跡を描いたスペシャル映像、バンドが誕生したイギリスの国民的オーディション番組『Xファクター』公式YouTubeチャンネルでは、メンバーそれぞれの初オーディションの映像を一つにまとめた動画が公開されるなど、コロナ禍の中でもファンを大いに楽しませてくれた。

 公式YouTubeではイギリス時間27日まで毎日、4KウルトラHDリマスター動画が公開され、28日には締めとしてツアー『Where We Are Tour』のライブストリーミングが行われるなど、10周年の余韻は数日続く。

 バンドとしての活動を休止してからも、圧倒的な人気を誇り続ける1D。近日中には何らかのサプライズがあるのではないかと期待しているファンも少なくないが、果たして!?

Hey!Say!JUMP・有岡大貴、「アイドルとして未熟」と反省!? 『いたジャン』で「もっと頑張る」宣言のワケ

 Hey!Say!JUMPの冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系、7月25日放送)では、先週に引き続き新企画「Hey!Say!オールナイトJUMP!」を放送。この企画は「番組に疑問を投稿してきた視聴者に、メンバーが生電話をして問題を解決をする」という内容で、今週は高木雄也、有岡大貴、八乙女光が登場した。

 まず高木が電話をしたのは、「“みかんを揉んだら甘くなる”という疑問を検証してほしい」という14歳のキムさん。さっそく電話をつないで高木と会話を始めるも、キムさんは話している相手が“番組スタッフ”だと思っているよう。

 そんな中、高木が「ちなみに、僕のことわかってます?」と聞くと、「え? 誰ですか?」と言われて無言に。高木が「Hey!Say!JUMPだったら誰が好きですか?」と話題を変えたところ、キムさんは「え? 待って! え? え? え? ……高木くんですか?」とプチパニック状態になりつつ、「山田(涼介)くんが好き」と正直に答える。スタジオが笑いに包まれる中、高木は「違う意味で汗かいてる……」と落ち込むのだった。ちなみに、検証結果はメンバー全員一致で「みかんは揉むと甘くなる」と答えていた。

 次に、有岡が「激辛料理を食べてもHey!Say!JUMPのメンバーなら汗をかかずさわやかに食べられる?」という疑問を持つミーちゃんに電話し、しばらく会話をするも、ミーちゃんもまた、相手が有岡だと気づかず。有岡が自己紹介すると、彼女も「え!?」と驚いていたが、メンバーの中では伊野尾慧が一番好きだと告白され、またしてもスタジオでは爆笑が起こる。

 その後、実際に有岡が「激辛麻婆豆腐」を食べて、汗をかかないか検証することに。レンゲに麻婆豆腐をのせてカメラに笑顔を振りまいていると、八乙女が「目元の小ジワが増えたね」とチクリ。有岡は「やめろ!」と言いながら、「知念(侑李)にも言われたよ、それ」と八乙女の指摘を認めていた。

 検証結果はというと、52秒で額や目の下に汗をかくという結果に。有岡は汗をかかない“さわやかなアイドル”になれなかったとの思いからか、「まだまだアイドルとして未熟だったと再確認しましたので、これからもっともっとアイドルとして頑張っていきます」と、真面目に宣言。さらに「あの……僕のことは嫌いになっても、伊野尾のことは嫌いにならないでください!」といい、スタジオの笑いを誘った。

 この放送にネット上では、「『いたジャン』の企画、なかなか自担とつながらないのが不思議」「一番好きなメンバーを聞いて自分じゃなくて落ち込む流れが鉄板ギャグみたいになってて笑う」「電話越しだとJUMPの声だってわからないものなのかな?」といった感想が寄せられていた。

SixTONES・高地優吾、嵐・相葉雅紀が好きすぎる!? 「ただの相葉担で可愛い」とファンもほっこり

 Snow Man、SixTONES、ジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanの3組が週替わりでパーソナリティを務めている『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)午後10時台。7月25日の放送回では、SixTONESから高地優吾と森本慎太郎が登場した。

 番組冒頭で高地は、「皆さんに報告したいことがあります」と高らかに宣言し、「なんと嵐の相葉(雅紀)さんと連絡先を交換できました!」と告白。高地は以前からことあるごとに「相葉のことが好き、尊敬している」とラブコールを送っていたため、「やっとですよ」と念願がかない、興奮冷めやらぬ様子。

 続けて、高地は「昨日、音楽番組で一緒にならせていただいて……」と、24日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で共演した際に連絡先を交換したことも明かし、「もう緊張しましたけど、あの一瞬の出来事を僕は一生忘れません! これからよろしくお願いします!」とテンション高めに相葉へのメッセージを送っていた。2人はすでにやりとりをしているようで、高地は「バイクの写真なんか見せてもらったりして……興奮しておりますが……」と声を弾ませながら、一緒に食事に行く約束をしたこともファンに報告したのだった。

 一方、森本は同日放送のとんねるず・木梨憲武がパーソナリティを務める『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ)にゲスト出演したことを振り返り、木梨のことを「僕の芸能界の父親といっても過言ではない……」とコメント。森本と木梨は、森本がジャニーズJr.時代の小・中学生の頃にバラエティ番組『お茶の水ハカセ』(TBS系、2009〜11年)で共演した仲。久しぶりの再会に、「会った時にちょっと泣きそうになるくらい、めちゃ感動しちゃって……。会えてうれしかった、本当に」と感慨深げに語った。また、森本も高地と同じく、すぐに連絡をしたとのことで、木梨からは「またすぐな!」と返信があったという。

 高地、森本ともに芸能界の大先輩と交流を深めた週ということで、2人は「また共演できるように頑張ろうな」と、決意を新たにしていた。

 この放送を受け、ネット上では「ノリさんと慎太郎くんのラジオ最高だったよ」「慎太郎くんの『ノリさーん!』が、めっちゃ可愛かった」という声が上がっていたほか、Twitter上では、「#高地優吾が相葉さんと連絡先交換したってよ」というハッシュタグをつけた投稿が続出。「『嵐にしやがれ』で相葉くんとツーリング行けるのを待ってるよ」「ほんとこーちくんって、ただの相葉担で可愛いすぎる。おめでとう~」「これから2人の仲が深まるといいね!」など、高地を祝福するコメントも多数寄せられていた。