HiHi Jets・高橋の「嵐」イメージが「ヤバい」!? Travis Japan・松倉は松田に「一番怖かった」ドン引き【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、7月2日~8日公開の動画をチェックします!

HiHi Jets・高橋、嵐・大野智のイメージが「ヤバい」!?

 HiHi Jetsの動画は、通常回の「【無音ダンス】バラバラで踊って合わせられるか!?」(5日)と、プロモーションの「【香水バトル】この香りジャニーズだと誰?」(6日)の2本が配信されている。1本目は、体内時計を頼りに「無音状態で踊ってもズレずに最後まで踊れるのか?」を検証するダンス企画。1人ずつバラバラに踊り、最後に動画を合わせた時にシンクロするのかを見ていくという。課題曲は、彼らが何回も踊っているオリジナル曲「HiHi Jets」。「できると思いま~す」(井上瑞稀)「俺、この振り作ってますから、言っても。振り付け・構成、俺ですから。間違えようがない」(猪狩蒼弥)「たぶん大丈夫だと思います。結構、テンポ取るの得意なんで。バッチリいけると思います」(作間龍斗)と自信をのぞかせたが……。メンバーの予想に反した結果となり、全員で映像をチェックするシーンは大盛り上がりしていた。

 2本目は、株式会社フィッツコーポレーションとのコラボレーション動画で、取り上げるのは、カラフルなボトルが特徴的な香水「BODY FANTASIES」。まずは、高校時代に「ピュアソープ」を使用していた橋本涼をはじめ、手元に用意されたさまざまな種類の香りについて印象を語っていく。「ホワイトムスク」を嗅いだ時は「ちょっとチャラくない?」(井上)「いいやんちゃ感」(高橋優斗)「根はいいヤツの……」(猪狩)と、率直なイメージを口にしていた。

 その上で、今回は香りを感じた後にジャニーズのメンバーだと誰をイメージするのか……を考える企画にチャレンジ。最初の「ピュアソープ KinKi Kidsならどっち?」は見事に5人の意見が一致するも、「ホワイトムスク 嵐のメンバーだと誰?」では、相葉雅紀(橋本)、大野智(高橋)、松本潤(猪狩)、櫻井翔(井上&作間)と、解答がバラついた。これを受け、「俺から言わせてもらえば、大野くんが一番意味わかんないよ」(猪狩)「なんで? わかるでしょ!」(高橋)「さっきの話、聞いてた? 『やんちゃ』って、みんなで。だから俺は、やんちゃな部分の中に上品さがある櫻井くん。昔、やんちゃだったじゃん、櫻井くん」(井上)と審議開始。責められた高橋は「大野くんもきっと、やんちゃなんだろうね」と自分の主張を曲げず、井上から「後付けヤバい」と、ツッコまれてしまった。

 「フリージア V6のメンバーなら誰?」「スウィートピオニー 少年忍者のメンバーだと誰?」と続き、最後は美 少年・金指一世が「どの香り?」という逆パターンの質問。すると、かねてより動画内で金指愛を熱弁している猪狩は眉間にシワを寄せるほど熟考。「今、俺のあれだと『ウェディングデイ』になっちゃう」と言って、井上から「結婚する気だ!」と笑われた。結局、選択肢の中からウェディングデイは外され、それぞれフリージア(橋本)、フレンチベアー(井上)、ホワイトムスク(作間)、コットンキャンディースウィート(猪狩&高橋)をチョイス。

 橋本が「フリージアはちょっと大人っぽい香り。で、最近、金指はちょっと大人っぽくなってきて」と述べると、すかさず「それは違うね」と、割って入る猪狩。金指は一学年下であり、自身とさほど年齢が離れているわけでもないが、「一世は、大人っぽくはなってきたけど、まだ子どもだもん」と断言した。高橋が「そうなんだよね!」と同調した際も、「カッーっと美 少年で見た時で言ったら、まだ子どもだよ」とキッパリ。「俺も(橋本と)同じ意見なのよ。大人っぽい成長してきた金指って感じで。一世ね、俺、甘い匂い好きじゃないと思う」(井上)「そうだよな! 俺もね、あんまり甘いのはね……」(橋本)と2人が異議を唱えるも、猪狩は「違う、違う。好きか嫌いかとか、そういうことじゃないんだよね。つけててほしいっていう。この企画、そうだから! スゲー主観的な……」と、ヒートアップしていた。

 コメント欄やSNSの感想を見ると、「瑞稀くん、櫻井くんのことを『やんちゃの中に上品さがある』って的確に表現しててスゴい!」「動画では香りが伝わらないと思ったけど、感想をしっかり言ってくれるからわかりやすい」「ジャニーズメンバーにたとえてるとところが面白くて、商品を使ってみたいって気持ちになった」と、高評価が相次いでいる。さらに、“猪狩警察出動”の場面に食いついた視聴者も多く、「ガリさん、一世愛が強すぎて笑った」「いっちぇと一歳しか変わらない猪狩くんが『まだ子ども』って力説するのヤバい」「猪狩さん、いっちぇ愛が重すぎ(笑)。そんなあなたもまだ17歳じゃん」「猪狩くん、『一世はまだ子ども』って言っているけど、一学年しか変わらないでしょ」と、話題になっていた。

 再生回数は1本目が43万台で、2本目はジャニーズタレントの名前が数々飛び出したおかげなのか、46万台と、順調に伸びている(10日時点)。

 2日の動画は「Travis Japan【珍解答連発】七五三掛の学力テストは衝撃的!」(再生回数は10日時点で61万台)。新型コロナウイルス感染拡大により、各グループともしばらくリモート収録を行ってきたが、ついにTravis Japanも一堂に介し、ソーシャルディスタンスを保ちつつ撮影に臨んでいる。本題に入る前に、まずは外出自粛期間中の出来事についてトーク。宮近海斗が「久しぶりに収録するんで、会えなかった期間、何してたとか。例えば先輩と交流だったり、Jr.の人と交流あった人とか……」と切り出すと、松田元太は「Hey!Say!JUMPの八乙女光くん。スゴいお世話になったじゃん、みんな。ツアーついたりして」と、報告した。

 ここで、宮近は「待って、なんかソワソワする。なんでだ? なんでだろう? 違う、元太じゃない。この空気がね」と、本音をポロリ。実際に会うのが久しぶりだったためか、以降も宮近と川島如恵留の会話が衝突するなど、自粛明けならではのアクシデントも。ちなみに、松田は「光くんとは、ほぼ毎日レベルでリモートでご飯食べたり。水飲んだり……」と、たわいもない時間をともに過ごしていたそうだ。七五三掛龍也はHiHi Jets・橋本涼や、松倉海斗と「しょっちゅうゲームしてて。その記憶しかない」と話したほか、吉澤閑也は少年忍者・山井飛翔の名前を挙げ、「テレビ電話して。自粛中にYouTubeの企画で“特技を作る”みたいな。バスケで指の上でボールを回すみたいな。10秒やるみたいな感じで言って、『閑也くんに教えてもらいます』って言ってくれて、今、教えてる」とのこと。

 ひとしきり近況を明かした後は、6月23日に25歳の誕生日を迎えた七五三掛をフィーチャーしたメイン企画に突入。「どんどん大人になっていってもらいたい」として、小学生が答えられるレベルの常識的な問題を20問出題し、そのうち何問正解できるかをメンバーが予想するという。第1問は「『かわいい子には『?』をさせよ』何をさせる?」といった比較的に簡単なものからスタート。正解は「旅」だが、天然キャラで知られる七五三掛は「運動」と書き、今回のクイズが想像もつかない展開となることを予感させた。「三角すい」を図で表す場面では、魚が泳ぐ水槽を描き、「これは金魚とかを入れる、“三角のすいそう”みたいなやつ」と解答。松倉は「しめ、やっぱりスゴいな」と、独自の視点に思わず感心してしまった。

 そんな中、空欄を埋めて四字熟語を完成させる問題は“松松コンビ”こと松倉と松田が偶然の一致を見せる。しかし、「栃木県の県庁所在地」を答える16問目で、松倉もドン引きの事態に。主役の七五三掛は毎週火曜にとちぎテレビで放送中の『イブ6プラス』にレギュラー出演しているため、もちろん当てられるかと思いきや、「宇都宮市」ではなく、「宇都野宮」と記入。すると、松田は「俺、イブ6市」と回答し、どうやら番組名に引っ張られてそう思い込んでいたようで、松倉から「(グループに入って)3年間の中で一番怖かった」、七五三掛にも「俺よりアホやな」と容赦ない言葉を浴びせられてしまった。

 17問目は「少年隊のデビューシングル」を書く問題で、「仮面舞踏会」を「仮面舞踊会」と間違えた七五三掛。松田に至っては少年隊の6枚目のシングル「君だけに」だと思ったといい、「マジでごめんなさい、すみません!」と、カメラに向かって頭を下げた。そして、最終問題は過去の「【一蓮托生】全員正解しないと食べられません!」(3月12日配信)でも出題された「鮭のタマゴを何という?」(いくらまたはすじこ)。この撮影時、「ししゃも」と予想して不正解だった七五三掛は「タラコ」と再びハズしており、川島に「あなたは『ジャニーズJr.チャンネル』を、もっとちゃんと復習してください」と、怒られてしまった。ところが、大事な言葉が聞き取れなかったのか、「……え?」(七五三掛)と、ポカーン。マイペースな七五三掛の様子にメンバーが大爆笑するなど、対面でも相変わらず平和な空気感がTravis Japanらしい1本だった。

 3日にアップされたのは「7 MEN 侍【楽器でしゃべくり】ジャニーズで弟にするなら?結婚するなら?」(再生回数は10日時点で26万台)。バンドスタイルのパフォーマンスも得意とする彼らは、楽器を使ったゲーム企画「ソレ楽器で答えて」に挑戦している。最近、グループ内では中村嶺亜がベースからギター、矢花黎はリードギターを経てベースになるなど、担当楽器を変更したそう。今回は、お題に対する答えを楽器の音で表現し、メンバーに伝えるというルールだ。

 さっそく始まると、トップバッターの菅田琳寧に与えられた質問は「Jr.チャンネルのメンバーの中で彼氏にしたいのは誰?」。実際に菅田がギターを弾いてみるも、わずかな音では判断がつかず、笑うしかない一同。菅田の答えは美 少年・浮所飛貴で、「やっぱりなんかその、楽しいんで。浮所くん、可愛いじゃん」と説明した。本高克樹への最初の質問は「ジャニーズ事務所所属タレント全員の中で結婚するなら誰?」。Snow Man・阿部亮平、Sexy Zone・中島健人の名前が出る中、当人は嵐・櫻井翔をセレクト。この段階で菅田と本高はお互いの問題を当て合っており、周囲は「この2人気持ち悪い、ちょっと!」(中村)「デキてる!」(今野大輝)とメンバーをざわつかせていた。

 「今さばきたい魚は?」と、魚好きを公言する本高らしい問題もありつつ、以降の今野、佐々木大光、中村、矢花黎のターンは「ジャニーズ事務所所属タレント全員の中で彼女にするなら誰ですか?」「アイドル以外でなりたい職業は?」「Jr.チャンネルのメンバーで弟にしたい人は?」「好きなジャニーズソングは?」と、ジャニーズファン必見のお題が続出。「Jr.チャンネルのメンバーで父になってほしいのは?」と聞かれた佐々木は、10年ほど先輩だというTravis Japan・吉澤閑也を指名し、「優しい。タメ口言っても全然怒んない」と、明かした。

 昨年12月配信の「【僕たちバンドです】楽器の音だけで演奏者を当てる!?」と同じく、こうした企画は、楽器演奏ができる7 MEN 侍ならではの独自路線だ。今の「Jr.チャンネル」の参加グループにおいて、被りようのない特徴であり、ジャニーズに興味がないような、新たなファン層を掴める可能性も。また、昨年9月公開の「企画会議」にて、コメント欄で歌詞を募集し、ファンと一緒に楽曲制作を行う案や、ミュージックビデオの撮影をしたいというアイデアも出ていただけに、ゆくゆくはこれらの長期的な企画にも着手していってほしいものだ。

 8日の動画は「少年忍者 【家で特訓】未来に役立て!?一芸披露!」で、6月24日・7月1日配信回でも行った「少年忍者の○○マスターへの道!」の発表会(再生回数は10日時点で16万台)。ステイホーム期間を使い、少年忍者メンバーはそれぞれ異なる一芸を身につけるために特訓してきたが、今回は安嶋秀生・稲葉通陽・織山尚大・内村颯太・ヴァサイェガ渉・川崎星輝・久保廉・田村海琉・元木湧・山井飛翔の10名が登場している。

 トップバッターの山井は「バスケットボールを指先10秒間回す」に挑戦。Travis Japanの動画(2日)で吉澤閑也が触れていた通り、ビデオ通話で1時間もコツを伝授したそうだ。ここで、吉澤とビデオ通話をつなぎ、「めっちゃ緊張してます、今」と、弱音を吐く山井。吉澤は「俺がついてるから! たった10秒だから大丈夫だよ!」と、温かい言葉で背中を押していた。連日、9歳年下の山井の練習に付き合ってあげた上に、本番でもサプライズで顔を見せるとは、吉澤はどこまでいい先輩なのだろう。「俺がついてるから」という男気あふれる言葉のチョイスも、個人的に好印象だ。偶然にも7 MEN 侍・佐々木大光が吉澤について「優しい。タメ口言っても全然怒んない」と話していたこともあり、この2本の動画を通じて、彼の懐の深さが十分に伝わってきた。

 そんな親切な吉澤のバックアップで、山井のチャレンジは大成功。弟子の勇姿を目にした吉澤は「すげぇ。ウェーイ!」と、喜んでいた。その後は「バランスボールに乗ってけん玉」(久保)「180度開脚&上半身を床につける」(元木)「Y字バランス」(稲葉)「リフティング20回」(織山)を披露していくが、努力の成果を出せた人、残念ながら力を発揮できなかった人……と、明暗分かれる結果に。中でも、ヴァサイェガが取り組んだ難題「Jr.チャンネル参加メンバー全員(46人)の名前・誕生日・血液型を覚える」は、メンバー同様に視聴者側もついつい固唾を呑んで見守ってしまう場面だろう。

 コメント欄やネット上では「忍者Tubeの閑也先輩、イケメン!」「閑也先輩、優しい。山井くんのおかげでいいものが見れた」「山井くん、しーくんに教えてもらってよかったね! 」「閑也くんの『俺がついてるから』がカッコよすぎて惚れた」「山井くん、しーくんと仲良くしてくれてありがとう! ボール回しが上手でビックリ。スゴい練習したんだろうな」「閑也パパがカッコよすぎるし、山井くんは可愛い。この2人、癒される」と、吉澤絡みの感想が目立っていた。次回は「マスターへの道」最終回とのことで、残るメンバーの実演を楽しみに待ちたい。

 4日の動画は「美 少年【カップインチャレンジ】毎回早出特訓はいやだぁ~!」(再生回数は10日時点で21万台)。今回の企画は藤井直樹発信の「ピンポン球カップインチャレンジ」で、冒頭は「この自粛期間中に、みんないろいろ動画とか見てたと思うんだけど。僕ね、ちょっと気になるのがあったんですけどね。例えば、こうやってコップがあるでしょ。こういうのに、こうやってバウンドさせて(ピンポン球を)入れるの」と、お手本を見せつつ説明した。

 ピンポン球を調理器具にバウンドさせていき、カップに入れることが目標だが、器具をいくつ経由したかで得点が変わるというルールを設定(1個5点など)。制限時間は1時間で、「一番得点が低かったチームには罰ゲーム」と知ると、「罰ゲームあると、みんな無口になるんだもん。ガチすぎて」(那須雄登)「真剣になっちゃうから。もうやりたくないから」(佐藤龍我)とボヤいていた。

 さらに藤井が「今回の罰ゲームに関しては、ちょっと僕もね、これは厳しい課題だなと思ったんですけど……この先ね、YouTubeのロケに来るたびに、早く入るか、遅く出るかで。6つ鍋を経由して入れるっていう荒業に挑戦してもらいます。それができるまで永遠にやります」と告げたところ、佐藤は「それを動画にするってこと?」と、スタッフの意図がイマイチ理解できていない様子。浮所飛貴は「やるってことでしょ。たぶん、最後とかにつけるんじゃない?」と、編集方針まで想定した。しかし、メンバーが趣旨を把握した段階で、「このあと誰もが予想もしなかったまさかの展開に!」(2分32秒)とのテロップが。容易に進むとは思えない、不測の事態を予告していた。

 バトル形式で行うべく、那須・藤井、佐藤・岩崎大昇、浮所・金指一世ペアに分かれてスタート。「微調整していこうか」「とりあえず数こなそう」(浮所)と意見を出して協力し合うチームや、いきなりカップインをクリアしたセンス抜群の藤井、あまり深く考えずに続ける佐藤&岩崎ペアと、その過程はさまざま。一方、概要欄には「楽しそうじゃん!と思い企画したら…負けチームにはとんでもない罰ゲームが! 絶対に負けられない戦い!そのせいで、ゲームルールも二転三転で(笑)」と記載があったのだが、実際に5分13秒頃に藤井が「今のままでは、よろしくないということで。テコ入れが入りました!」と、お知らせ。この間、相棒の那須が「よろしくないよぉ~! よいしょ~! 動画面白くなかったのかなぁ~!」と、明るく盛り上げるあたりがなんとも健気だ。

 大幅なルール変更となり、「最初にカップに入れたチームが勝ち」「投げる位置とカップまでの距離は1m以上」「2バウンド以上させてカップインさせる」といった条件が新たに加わった。極めつけは「今までの点数は無効」と、これまでの成果は台無しに。再スタートを切って奮闘するも、9分29秒頃は「時間が迫ってきたのでここで再び特別ルール」として、「カップ→ボール(キッチンペーパー付き)」と、かなり難易度を下げてトライ。ここは浮所&金指がイチ抜けし、那須&藤井も続くと、浮所は岩崎&佐藤ペアに関して「次の一発で入ったらさ、ちょっと見てあげよう(罰ゲームなし)」と、提案した。だが、そう上手くはいかず、「罰ゲーム決定」「今後6バウンド成功するまでやり続けます」という結果に終わった。

 ルールがブレブレの撮影となってしまったものの、最後は「まぁ、楽しかったから、よし!」(浮所)「そう!」(那須)と、元気にコメント。視聴者を安心させる意味もあったとみられるが、自分に言い聞かせるように声を上げたような気がしたのは、筆者だけだろうか。こういった企画の場合、テレビ番組などでは出演者が挑む前にスタッフがシミュレーションをすることも少なくないはず。この日はその準備をしていなかったのか、それとも本番の彼らの動きがスタッフの想像を超えるものだったのか……(メンバー発信の企画のため、展開が読めないようにあえて試していなかった可能性もあるが)。撮れ高や動画の出来栄えを気にした“大人たち”による2度のルール変更に戸惑ったのは、現場の6人だけでなく、視聴者も同じだろう。

 思えば、美 少年の動画は「【ダンス動画?】水中で『Cosmic Melody』踊ってみた!驚いた!」(5月配信)でも、「やはり企画にちょっと無理がありました」(テロップ)と、途中で企画を変更したばかり。今年春のロケは、当日に路面凍結のハプニングに見舞われ、本来の目的だったワカサギ釣りではなく、突如スキー&スノーボードを体験した回も(カワハギ釣りは後日実現)。とはいえ、やってみないとわからないこともあるだけに、状況に合わせて臨機応変に対応する美 少年の姿勢は評価したいところだ。また、筆者は「【大昇’Sキッチン】愛情たっぷり?の本気料理~1/2~」(6月20日配信)に関して、金指の固定カメラに切り替わる時に上部のテロップが「目元に少し被ってしまった点が残念」だと指摘していたが、今回の動画も同様の現象が起きている。「負けたチームは過去最大級の罰ゲーム」の文字のせいで、メンバーの立っている場所によっては、顔が見えないシーンが随所に見られた。

 ファンからは「美Tubeのこういうユルい企画が好き。いろんなことを経験して大きくなってほしい」「美 少年たちが楽しそうにゲームをする姿が大好き」と好意的な感想もあれば、「面白かったけど、あんなにルール変更するのはありなのかって気になった」「企画的に仕方ないけど、今回の美Tubeはカメラアングルが……」「顔のアップがなかなか見れなくてもどかしい」「美 少年が可愛いから見てて元気出たけど、テロップが顔にかかっていたのは残念」「美Tubeの編集者には、ファンは企画が成功するかどうかよりもアイドルの顔が見たいってことを伝えたい」「そもそも引きの映像で顔が画角から外れてる上に、テロップで隠される動画なんて誰が見たいの?」と、クレームも出ていた。

 

木下優樹菜の不倫もタピオカ恫喝も伏線があった?「言いたいことを言っていく」暴言録を振り返る

 引退したにもかかわらず、木下優樹菜(32)の不倫騒動が波紋を広げている。6日、所属事務所は公式サイトにコメントを発表。「慎重に協議を続ける中で、当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断し、また本人からの申し出を受けた」ために専属マネジメント契約を解除し引退に至ったとわざわざ公表しており、腹に据えかねている様子だ。

 タピオカ恫喝騒動後の活動自粛や離婚を経て、7月1日に芸能活動再開を発表したばかりだった木下。各週刊誌やニュースサイトでは、案の定というべきか、ここにきて事務所が複数の不倫疑惑を把握したと報じられており、いやはやアンジャッシュ渡部建(47)といい今年は“複数”不倫が相次いでいる。

 木下優樹菜には以前からサッカー日本代表の乾貴士選手(32)との縦読み不倫疑惑があったが、それに加えて、別の男性芸能人Aや、実業家男性Bとも過去に関係があったのではという。「ヤンキーは一途」というステレオタイプなイメージを崩壊させる奔放ぶりだ。

 引退のきっかけは不倫なのかもしれないが、そもそも木下が芸能活動を自粛するきっかけとなったのは、姉が勤めていたタピオカ店への恫喝DMが公となったことだった。

 <弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね>など、バックの大きさをチラつかせての脅しとも取れるDMを送っていたが、その幼稚な文章が流出したことは致命的だった。

 しかし振り返ってみれば、木下は一般人に対して恫喝まがいのことをしていると、彼女自身で明かしていた。5年前には自身が出演したテレビ番組で普通に暴露していたのだ。

 5年前、『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』(日本テレビ系)にゲストとして登場した木下は、元夫・藤本敏史と外出していた際に5人組が近寄ってきて「藤本じゃね?」と話しかけられた時のエピソードを披露。相手の“タメ語”に腹を立て、「つか、お前こそ誰だよ! お前がまず名乗れよ! 名前聞かせろよ!」と怒鳴る木下の迫力に圧倒されたのか男たちは名前を名乗ったのだが、木下は「お前の名前、一生忘れねぇから!」とスゴんだそう。木下優樹菜らしい武勇伝だ。

 SNSでも大暴れしていた時期がある。「言葉遣いに気をつけて」と苦言を呈されれば<じゃま!じゃま!だまれひまじん!あ?>と応じ、インスタにアップした顔写真に対して「法令線が…」とコメントしたユーザーには<だっせーあだなw>と、そのユーザーのプロフィールに「○○(アカウント名)とは私の小さい頃の家族の中のあだなです」と記されていることを揶揄。

 また、料理の写真をアップした際に「おいしそ~やけど皿に緑と赤が足りないね!」とコメントされれば、そのユーザーによるコメント部分をスクショし<ごはんのせたらダメ出しきた…赤と緑たりなくてごめんなさいww爆笑!>という文章を添え投稿。“こいつ叩いていいよ”の合図であり、飼い慣らされた木下のフォロワーが当該ユーザーを一斉に叩いた。

 さらに、真偽不明ゆえ大事にはならなかったが、夢の国・ディズニーランドで木下・藤本ファミリーらに遭遇した一般人らが「恫喝された」と訴える書き込みもネット上にはこれまで複数あった。木下のインスタコメント欄に、被害を書き連ねるユーザーもいたほどだ。

 その訴えによれば、アトラクションの順番待ち中に撮影の練習をしていた一般人に対して、自分を撮られたと思った木下が「今撮ったやつ全部消せよ」「他人撮って練習してんじゃねーよ」と要求。削除に手間取ると「モタモタしてんじゃねーよ、早く消せって言ってんだよ!」など怒鳴られたという。

 別の人は、ディズニーで木下ファミリーを目撃して握手してもらおうと思ったが、木下から「ジロジロ見てんじゃねえし……まじうざっ」と聞こえるように言われ、睨みつけられたという。夢の国から一気に治安の悪い世界に転落する恐怖体験だ。

 ハワイでも遭遇体験談が上がっている。ホテルのプールを訪れ、たまたま空いていた木下の隣のビーチチェアに荷物を置いた一般人。すると木下は「今借りたばっかだよ……だる」と言い、荷物をまとめて移動してしまったのだという。ちなみにハワイといえば、7日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で甲斐よしひろが、ハワイの入国審査で木下の後ろに並んだがかなり待たされたという経験を暴露。「六本木か銀座の高級なお店の方かと思った」などとも話していた。

 さて、タピオカ店店主を「おばたん」「いい年こいたばばあ」などと罵倒した木下だが、こうして振り返ると少なくとも本人のインスタや発言から“そういうことを言いそう感”がぷんぷん漂う。にもかかわらず、木下と藤本を“理想の夫婦”としてメディアが取り上げることは多かった。つまり、かつては木下の暴言も武勇伝だったし、SNSでのコメントに応戦したりというスタイルも受け入れられていたのだ。

 2015年当時、あるイベントに登壇した木下は、こうした自身のスタイルについて「言いたいことも言っているし叩かれることもあるけど、叩かれるのも聞こえないくらい支持してくれる人が多いので、これからも言いたいことを言っていく」と語り、変えるつもりはないと示していた。なるほど、当時は「叩かれるのも聞こえないくらい支持してくれる人が多」かったのだ。

 ちなみに2017年には「SCawaii!!(エスカワイイ)」(主婦の友社)上のインタビューにて恋愛観を語っていた。そこでは、同誌読者くらいの年頃のときは、木下も遊んで遊ばれてボロボロになるまで振り回されるような恋愛をしていたこと、オレ様気質の男に尽くし、嫌われたくなくていい顔をし、浮気されても別れられなかったことなどを語っている。そんな恋愛も楽しかったが、藤本と付き合って「それは本当の自分じゃなかった」と気付いたというのだ。そのうえで、木下は読者にも今すぐに理想の相手・運命の相手と出会うとかではなく、とにかくたくさん恋愛をして経験を積むことをすすめている。

 「言いたいことを言っていく」と公言した末路がタピオカ店恫喝騒動であり、「たくさん恋愛をして経験を積む」ことを繰り返したら複数人との不倫が報じられ……なかなかデンジャラスな生き方だ。

 ともあれ暴言に関しては、木下としては「言いたいことを言っていく」スタイルを何も変えてはいない。彼女の暴言は今に始まったわけではないし、かつて彼女はそのスタイルのまま人気タレントになっていた。上記「エスカワ」インタビュー記事には、「仕事も結婚も充実してる木下優樹菜が私たちの未来の理想像」とあった。ということは? 木下のスタイルは変わっていないが、時代が変わったのだろう。令和の時代、木下的なファイトスタイルは若者の憧れも生まないし、引かれるものになったのである。

(ブログウォッチャー京子)

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メルカリで購入後に「動作不良」トラブル発覚! 事務局に怒りの問い合わせも、“補償”が下りず、泣き寝入り

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 前回、「PlayStation VR」の「モーションコントローラー」の件で、メルカリの出品者と殴り合いの喧嘩……ではなく、口喧嘩をした私です(第29回参照)。結局、私が購入したものは、最新型のPS4に対応した「PlayStation Move モーションコントローラー」ではなく、PS3用の旧型のもので、PS4とも互換性があるコントローラーであることが判明しました。そして、私はもう二度と電化製品をフリマアプリで買わないと誓った……。誓ったんですよ……あの時は……。

 しかし、同タイミングで、アホの子・千葉に思いがけなく売上金がポンと入ってしまったのです……! 悲しきかな貧乏脳の私は、銀行振り込み手数料の100円をケチり、またもやPSVR用のコントローラーを買ってしまったのでした。二度あることは三度ある。泣きっ面に鉢。三つ子の魂百まで。ああ……無念。

 家にコントローラーが届き、ちゃんと動作確認して、出品者に受け取り通知を送った直後のことでした。「さーて、本格的に遊ぶかあ!」と思ったところ、コントローラーが反応しなくなってしまったのです。ぎょえええええええ!!!!!! もう受け取り通知だしちゃったんですけどお!!!!

 フリマアプリといえば、ラクマとメルカリが大手ですが、ユーザーの間では、「ラクマはまったくトラブルに対処してくれない。メルカリはちゃんと補償してくれる(ただし、何度も依頼すると退会処分になる)」といわれています。

 確かに、その昔、ラクマでトラブルに遭った時には、「双方の話し合いで解決してください」としか言われず、結局私が折れて取引を終えたのでした。ラクマの場合は、どんなに揉めても、時間がたてば出品者側に売上金が振り込まれ、強制的に取り引きが終わるとのうわさもあります。

 対してメルカリは、比較的補償が下りやすいと言われています。私もその昔、アクリルのジュエリーケースを購入したのですが、届いた時には角が割れており、事務局に問い合わせたところ、すぐに補償が下りました。配送業者であるクロネコヤマトから調査に関する連絡はありませんでしたが、「配送中の事故」ということで処理されたようです。価格が1,500円と少額だったので下りやすかったのかもしれませんが……。

 メルカリの事務局に問い合わせた私は、返信を待つ間、補償が下りる場合のことを公式Q&Aサービス「メルカリボックス」で調べてみました。すると、以下のような質問を見つけました。

「とある数万円程度の家電の購入を予定しております。取引数はたくさんございますが、万を越える買い物、電気製品の購入は初めてのため、もし不具合があればどうなるんだろうと不安になり、こちらの質問ボックスで検索してみると、最近のメルカリはきちんと補償してくれない、双方の話し合いで解決しないといけない、明らかな破損があったのにほんの一部補償のみしかなかった、大型だったので返品もできず手軽に捨てもできずに、破棄代金までかかり大損をした。などのお話が多々見受けられ、怖くなってきました」

 これだ! 私とおんなじ相談! すると、回答にはこんな文言が書かれていました。

「私もメルカリ便で購入したものが破損していました。出品者、配送会社は問題なく発送、配送したといい、事務局は2割ポイントで補償するか、納得できないならあとは当事者で解決してくださいと案内されました」

「昔はメルカリ便の補償がしっかりしてましたが、あまりにも破損などが多すぎて全額補償ができなくなってるんだと思います。ここでの相談見ていても、毎日かなりの人が補償を受けられなかったとか全額ではなかったとの書き込みを見ますので……」

「以前は配送時の事故であれば、全額補償してもらえましたが、最近は2割程度らしいです」

 どうやら、私が全額補償を受けられた当時は、みんな全額補償されていたものの、現在は補償してもらえても2割程度というウワサ……。ごねまくった方が補償を受けていた事例もありましたが、記録に残るはずなので、何度もやれば退会処分になる恐れもあるのだそう。

 ふうむ……いいだろう。私はごねてごねてごねまくってやるゥ!!

 翌日、メルカリから以下のような連絡が来ました。

「このたびは、届いた商品に不備があったとのことで、ご不快な思いをおかけし申し訳ございません。お問い合わせをいただき恐縮ですが、商品に不備があったとのことですので、出品者へ商品の状態・利用可否をお伝えください。併せて、お伝えいただいてから24時間後までを目安に、出品者からのご返答をお待ちください。また、メルカリでの取引は、お客さま間の責任のもとで進行し、トラブルが生じた場合もお話し合いいただく必要がございます」

 出品者さんに連絡したけど、うんともすんとも言われなかったんでい!! 仕方ないので、「返金について出品者の同意が得られないこと」「初期不良の件についてお聞きしたい」とのことを書いて送ると、こんな答えでした。

「恐れ入りますが、該当の取引は出品者の同意がないため、サポートをおこなうことができません。取引完了後の返金は、下記の全てに該当する場合のみ承っております。

・出品者が取引メッセージで返金に同意している
・出品者が商品代金以上の売上金やポイントを保有している
・取引メッセージの利用が可能である

※取引完了後に、取引メッセージを使用されない期間が14日を超えた時点で、利用ができなくなります」

 なんだこの他人行儀な回答はー!!

「出品者が全く話を聞いてくれないので、サポートに連絡をしているのです。こちらはしっかりと充電しましたが、コントローラーは反応しません。配送中に壊れる可能性はまれですが、メルカリさまのほうで補償していただけないものなのでしょうか? しっかりとしたメルカリさまの意見をお聞きしたいです」とごねまくってみました。

 すると結果は……。

 さっきと同じコピペが送られてきました!!!! LINEの自動返信チャットかよ!(爆)

 昔はきちんと不具合保障をしてくれたメルカリですが、現在はラクマのように「双方の話し合いで~」と丸投げ状態になっているようです。

 せめて受け取り通知を出していなければ、向こうに売上金が入らなかったかもしれませんが、もうどうすることもできません。公式Q&Aサービス「メルカリボックス」では、家電を購入することに対して、「保証書はフリマで購入したら無効になります。保証書は店舗で購入した方しか使えません。メルカリで購入するなら、自己責任になります」というコメントも見ましたし、買った自分があほだったんだなあ……と思うしかないです。

中学受験塾のトップに君臨……「神童」と呼ばれた息子が、最難関私立でつまずいてしまったワケ

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 中学受験は数字がモノをいう世界。中高一貫校は“偏差値”という数字で明確に上位校から下位校までがランキングされている。さらに受験生たちは、毎月行われるテストの点数でクラス分けされ、塾によっては席までもが、成績順で決められているのだ。

 このように、好むと好まざるにかかわらず、塾内には数字によるヒエラルキーが存在する。つまり、超難関校を目指す一番上のクラスが、その塾の校舎内では格付け上位になるわけだ。

 当然、一番上のクラスの、そのまたトップ層に君臨している児童は、小学校内でも、塾内でも“神童”という名を欲しいままにしている。そのため、たいていの子たちは「自分は天才・秀才である」というプライドを保ったまま、最難関校に入学していくのだ。

 健君(仮名)も、そういう“神童”の一人だった。健君は幼い頃から、音楽教師の母、美恵子さん(仮名)の影響でピアノを始め、さらに英会話、水泳、公文式と、さまざまな習い事をしていたそうだが、利発で聡明、練習熱心ということもあり、どの習い事でも、先生方に「筋がいい」と褒められていたという。

 やがて、小学4年生になった健君は中学受験塾に入塾した。もちろん、健君の努力もあり、卒塾するまで、最上位クラスの1番に君臨し続けたという。

 そして、最難関と呼ばれる中学に無事に合格。意気揚々と中学生活をスタートさせたが、健君はその後、ある壁にぶつかったという。

 中1の時は、それでも楽しそうに通っていたらしいのだが、中2に進級し始めたあたりから、健君に元気がなくなってきたのを、美恵子さんは感じ取っていたという。

 やがて1学期の期末考査が行われたが、成績は見るも無残。夏休み明けの2学期になると、健君は登校することができなくなったそうだ。

 美恵子さんが「原因はイジメなの?」と聞いてみるものの、健君は「違う」と力なく答えるだけで、布団を被って寝てしまう。体調不良かと疑い、内科医に連れていくも、「問題なし」という診断結果で、美恵子さんはほとほと困ってしまったという。

 美恵子さんいわく「朝からずっと沈んでいて、夕方近くになると、ようやく元気になる」という“謎の病”を発症したかのようだったとのこと。しかし、カウンセラーの先生のところに行っても原因はわからなかったそうだ。

 そして健君は学校に行けないまま、中2の3月を迎えることになった。そんな中、健君の従弟に当たる大学生の勇気君(仮名)がやって来て、健君を東南アジア旅行に誘ってくれたという。

「健、暇なら、俺に付き合え!」

 旅が趣味でもある勇気君は、自転車で日本1周旅行をしたり、北米大陸をキャンピングカーで縦断したという人物。一人っ子の健君にとっては兄貴分である。久しぶりに会う真っ黒に日焼けした勇気君に魅せられたのか、健君は意外にもあっさりと了承し、2人は機上の人となったのだそうだ。

それから約1カ月あまりたった後、健君が帰国。身長を追い抜かれたことに美恵子さんは、まず驚いたという。

「どうだった?」と聞く美恵子さんに、健君は「土埃舞う道で市井に生きる人たちの喧騒を聞いていた」と答えたらしい。

そして、健君は中3に進級、何事もなかったかのように、クラスに復帰した。

 なぜ息子は、再び学校へ行けるようになったのか。不思議でたまらなかった美恵子さんは、勇気君に「健の心境の変化を教えて」と尋ねたらしいが、笑顔で「さあね、中2病を抜けたんじゃねえの?」としか答えてくれず。真相は藪の中かぁ……と思っていたという。

 それから、5年の年月が流れ、健君は難関私立大学に入学。そんなある日、筆者に「あの時の原因がわかった!」と、美恵子さんからの連絡が入ったのだ。

なんでも、健君から、ポツリとこんな話をされたのだという。

「俺、ずっと井の中の蛙だったんだと思う。子どもの頃、結構ピアノがうまかったじゃん? だから、『合唱祭の伴奏は絶対、俺が選ばれるだろう』と思ってたんだよ。でもうちのクラス、ピアノ弾ける奴なんか山ほどいて、しかも有名コンクールで表彰されてる奴もいてさ。しかもそいつに、勉強でも負けてて、もう何やっても勝てないんだよ。あの頃、上には上がいるってことが、結構ショックだったんだ」

 幼稚園から小学校時代、全てにおいて“神童”扱いされてきた健君には、相当なるプライドがあり、そのおかげで、日々努力ができていたそう。しかし、中学校に入ったら、周りは神童だらけ。必死に努力して、その地位をキープしてきた自分とは違い、彼らは本当の天才だといい、しかもそんな同級生がそこらにゴロゴロいる環境に、ドンドンと自分の価値を見失っていく思いだったそうだ。

 美恵子さんは健君が自分のことを「井の中の蛙」と表現したことで、全てに合点がいったという。

「健は、あの学校の中で天狗の鼻をへし折られたんです。でも東南アジア旅行で、自分のいる世界は狭すぎるって気付いたみたい。随分と大人になってくれたと思います……」

 今、健君は1年間の海外留学に向けて準備中だと聞いている。

「お母さんに告知しますか?」がんステージ4の母、要介護4の父――30代女性が抱えた両親の介護

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。前回に続き、30代で両親の介護に直面している中村万里江さん(仮名・35)の話をお届けしたい。

 中村さんの父博之さん(仮名)は2016年、64歳のときにクモ膜下出血で高次脳機能障害を発症し、母の晃子さん(仮名・当時64)と協力して介護をしていた。引きこもり経験のある兄(43)は、関西で生活保護を受けながら暮らしていたが、事故で軽い高次脳機能障害を負った。幸い、リハビリで一人暮らしができるくらいに回復してホッとしたのもつかの間、今度は晃子さんの体調が悪くなった。2019年頭のことだ。

(前回はこちら:要介護4の父と生活保護の兄……30代女性が背負った“家族”と“介護”の現実

母はステージ4のがんだった

 「食欲がない」と病院を受診し、検査した晃子さんにステージ4のがんが見つかった。そのうえ、腹膜播種(はしゅ)も起こしていたという。腹膜播種とは、がん細胞が臓器の壁を破って、腹膜に広がっている状態だ。

「今の時代には珍しく、母本人ではなく、私と伯母が先生から母の病状について説明を受けました。それで『お母さんに告知しますか?』と。伯母は言わない方がよいと言ったんですが、私は告知を選択し、翌日先生からあらためて母に告知してもらいました。先に自分が知らされるってイヤですね……」

 抗がん剤治療ができること、そして食べられない状態を改善するために、胃のバイパス手術をすることを提案された。

 晃子さんが手術のために入院するとなると、問題は博之さんの介護をどうするかだ。そこで、中村さんは博之さんをショートステイにお願いすることにした。それまでも、晃子さんが旅行するときなど、博之さんをショートステイに預けていたので気軽にお願いしたが、晃子さんの入院、手術にかかりっきりになったため、博之さんは施設へ“預けっぱなし”という状態になっていたという。

「父が大声で騒ぐ」施設スタッフからの連絡

「そのうち施設から、『父が大声で騒いで、ほかの利用者さんがびっくりしている』という電話が頻繁にかかってくるようになりました。『精神を安定させる薬を出しますか?』とも言われました。これは、出ていけということだろうか? と。ケアマネに相談すると、父が訴えていることをスタッフが解決できれば、落ち着くはずだというんです。つまり、父と施設スタッフの関わり方次第でもっとうまくやれるんじゃないか、ということ。しかし、施設としてもスタッフが足りていないので私に来てほしいと……。そんな経緯があり、父が安心して暮らせる場所を見つけたいと思うようになりました」

 中村さんは、博之さんの施設探しをはじめた。ホーム紹介会社から紹介された有料老人ホームをいくつか見学したが、気に入るところはなかった。

「そんなとき、知り合いがホーム紹介会社を立ち上げたと言っていたのを思い出して、相談してみたんです。すぐに会ってくれて、まずは父の経済状況を把握してそこから施設を絞りなさいと。それから具体的なホーム探しのポイントを教えてくれました」

 このアドバイスが奏功し、間もなく博之さんのホームが決まったという。

「入居者が“ぐでーん”としてないように見えたこと、それから入居者が企画、運営するクラブ活動があったことが決め手になりました。父は社交的な人でしたが、施設は父より年上の方ばかり。それがイヤでデイサービスに行くのも拒否していたくらいだったので、施設でほかの入居者さんたちとうまくやっていけるかが心配でした。でも、そうしたクラブ活動があるようなホームなら大丈夫じゃないかと思えたんです」

 優先順位の筆頭だった予算、ホームの費用はどれくらいかかっているのだろうか。聞いてみたところ、「前払金ゼロのプランで、月額40万円」という答えに驚いた。これは高くはないだろうか?

「高いです。正直なところ、そう遠くない時期に手持ち資金は底をつくのが見えています」

 経済状況を第一に考えるようにアドバイスされたはずなのに、これだけ頭の回転の速い中村さんがそこだけ見落としたとも考えられない。どういうことなのか?

「実は、今の仕事と並行して、大学時代の恩師が取り組んでいる事業プログラムの手伝いをしているんです。それが、日本で生きづらさを抱えている人たちが東南アジアにコミュニティをつくって暮らすというものです。高次脳機能障害を持つ父が、まさに生きづらさを抱えているし、引きこもり経験のある兄もそう。父は海外が好きなので、このプログラムが実現すればそこに移住してハッピーに暮らせるんじゃないかという目算があったんです。それで、今のホームは高いとは思いつつ、終の棲家にするつもりはなかったので、費用については目をつぶったんです。ところが、このコロナ禍で事業がストップしてしまっていて、どうしたものか、悩んでいるところなんです」

――続きは7月19日更新

ママ友LINEで「収入」「祖父母サポート」の格差に愕然! 「小1の壁」に直面した母の嘆き

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 ワーママが頭を悩ませる問題「小1の壁」をご存じだろうか。保育園では、遅い時間までの預かりが可能だったが、小学校に入学すると、下校時間が午後3時前と早くなる。そのため、保護者……特に母親は、働き方を変えなければいけないという問題=「小1の壁」にぶち当たるのだ。それ以外にも、平日に行われる保護者会や、PTAの役員活動など、子どもが小学生になると、保護者の負担が増える傾向にあり、これらも「小1の壁」と呼ばれているという。今回は、そんな「小1の壁」に悩むママたちの声を紹介する。

来年の学童に入られなかったら……。時短勤務できないママの悩み

 佳代子さん(仮名)は、都内にある文具メーカーで事務をしており、現在、6歳男児と2歳の女児を都内にある保育園に通わせている。来年、息子が小学校に入学したら、放課後は学童クラブに預け、佳代子さんは「これまで通りに働くつもり」だという。

「小学校に併設されている公営の学童クラブを希望しています。うちの地域では、希望する学童がいくつかあっても、1カ所にしか願書が出せないんです。夫も私も実家は地方、親も高齢とあって頼ることができない。無認可や小規模保育所など、選択肢が多かった保活よりも、学童は全体数が少ないので、無事入れるか不安です」

 学童クラブ、放課後クラブと呼ばれる、小学生の子どもを預かってくれる施設は、保育園よりもまだまだ数が少ない。また、民間運営の学童もあるが、指導員の人数や、施設の大きさ、費用などに幅があるという。

「今年はコロナ禍の影響で、学童の説明会や見学会などが行われるかどうかわからないんです。学童の願書の配布は11月からですが、すでに来年小学校入学予定の子どもを持つママ友たちと、LINEのグループチャットで情報交換をしています。『あそこの学童は、今ちょうど定員に空きがあるから入りやすいかも』とか、『〇〇地域に新しい学童ができるって』というようなやりとりしていますね」

 佳代子さんいわく、学童選びには、「遅くまで預かってくれるか」が重要な基準になるという。

「現在、保育園で午後7時までみてもらっているので、学童でも同じ時間まで預かってほしいですね。コロナ禍の影響で夫の収入がダウンしているのもあって、私が時短勤務に切り替えたり、勤務時間の短い仕事に転職するわけにはいかないんですよ」

 もし無事に希望通りの学童に入れても、保育園に通う下の子がいる場合は、負担が大きくなるので、やはり「憂鬱だ」という。

「来年から、上の子の学童と下の子の保育園、迎えの場所が2カ所になるんです。仕事が終わって、急いで帰ってきて、学童から保育園をはしごしなければいけません。雨が降ったりしたら移動が大変ですよ」

 そんな悩み多き佳代子さんは、「ママ友LINEで小学校入学後の話になると、近所に住む両親に子どもの迎えを頼めるママや、金銭的余裕のある家庭のママとの間に、格差を感じてしまう」と漏らす。

「ママ友から『もし入れなかったら、ばあばの家でみててもらう』というような返信がくると、ため息が出ます。あと、あるママ友に『習い事をさせるか、民間運営の学童に入れるつもり』と言われたときも、へこみましたね。うちだって余裕があれば、民間学童や、小学校まで迎えに来てくれる学習塾に入れたいですよ。保活よりも学童は受け皿が少ないですよね」

 千明さん(仮名)は、美容師として働きながら、今年、小学校に入学した女児を育てている。

「保育園とは違い、小学校はこんなにも負担が多いとは思いませんでした。保育園では、迎えに行った時に、保育で必要なものや行事予定などを保育士さんから口頭で連絡してもらえました。でも、小学校に入ると、配布物にびっしり持ち物が記されていて、ちゃんと目を通さないと、抜けが生じてしまいます。よくママ友とグループチャットで『工作で使う牛乳パックって明日でいいんだよね?』などと確認したりしていますよ」

 また、教育現場がまだまだアナログなのも、親の負担をさらに大きくしているという。

「宿題があれば、私が丸つけをして、毎朝、検温カードにも手書きで体温を記入しています。小1の子を持つ親って、とにかくやることが多くて、子どもが家に帰ってからの時間があっという間なんです」

 千明さんの夫は、美容関係の企業に勤めており、時短勤務で働いている千明さんが、お迎えから家事、育児を担っているそうだ。

「今は美容院もコロナ禍の影響で空いているため、時短勤務しています。入学前は、ママ友とのグループチャットでPTAについて盛り上がっていましたね。『PTAの役員をどのタイミングでやるか』とか、『PTAの広報誌を作る担当は意外と楽だと聞いた』とか、『学年ごとの連絡係を担当する学級委員は大変』とか……。でも、休校措置が長かったのもあり、今年はPTA活動も縮小されることになりました。また、今年は、学校の夏祭りや運動会なども中止だそうです。ホッとする半面、『小1の壁』が先延ばしにされただけで、負担は変わらないんですよね」

 今年は休校期間の振り替えとして、土曜授業が増加しているほか、夏休みの短縮が予定されている。

「小学校の授業があるため、土曜も早く起きなければならず、それがつらいですね。同じ接客業のママ友と『明日も早いから、頑張ろうね』と、金曜の晩に送ったりもします。これで夏休みも短縮となると、本当にゆっくりできる時間が全然ないなぁと、ちょっと憂鬱になりますね」

 千明さんは、毎日慌ただしく過ぎていく中で、ママ友とのグループチャットが息抜きになっているという。

「夕飯を作る暇が全然なく、レトルトやできあいの総菜を買って帰ることも。今は、ママ友に直接会って話すのも難しいため、仲が良いママだけの少人数のグループチャットに、『朝、皿を洗ったと思ったら、また夜も洗い物でいっぱいだよ』というような、何気ないメッセージを送っています。『うちもだよ』という同意をもらえるだけで、ホッとできるんですよね」

 今は、夫婦共働きが普通の時代。しかし、子どもが小学生になると、預け先を探すのも一苦労、日々の学習のサポートやPTA活動などの負担も大きく、手一杯になる人も多いのではないだろうか。今後、夫婦共働きの家庭はますます増えていくとみられるだけに、夫婦での家事・育児分担を進めるとともに、学童や学校側の環境を変えることも必要なのかもしれない。

ママ友LINEで「収入」「祖父母サポート」の格差に愕然! 「小1の壁」に直面した母の嘆き

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 ワーママが頭を悩ませる問題「小1の壁」をご存じだろうか。保育園では、遅い時間までの預かりが可能だったが、小学校に入学すると、下校時間が午後3時前と早くなる。そのため、保護者……特に母親は、働き方を変えなければいけないという問題=「小1の壁」にぶち当たるのだ。それ以外にも、平日に行われる保護者会や、PTAの役員活動など、子どもが小学生になると、保護者の負担が増える傾向にあり、これらも「小1の壁」と呼ばれているという。今回は、そんな「小1の壁」に悩むママたちの声を紹介する。

来年の学童に入られなかったら……。時短勤務できないママの悩み

 佳代子さん(仮名)は、都内にある文具メーカーで事務をしており、現在、6歳男児と2歳の女児を都内にある保育園に通わせている。来年、息子が小学校に入学したら、放課後は学童クラブに預け、佳代子さんは「これまで通りに働くつもり」だという。

「小学校に併設されている公営の学童クラブを希望しています。うちの地域では、希望する学童がいくつかあっても、1カ所にしか願書が出せないんです。夫も私も実家は地方、親も高齢とあって頼ることができない。無認可や小規模保育所など、選択肢が多かった保活よりも、学童は全体数が少ないので、無事入れるか不安です」

 学童クラブ、放課後クラブと呼ばれる、小学生の子どもを預かってくれる施設は、保育園よりもまだまだ数が少ない。また、民間運営の学童もあるが、指導員の人数や、施設の大きさ、費用などに幅があるという。

「今年はコロナ禍の影響で、学童の説明会や見学会などが行われるかどうかわからないんです。学童の願書の配布は11月からですが、すでに来年小学校入学予定の子どもを持つママ友たちと、LINEのグループチャットで情報交換をしています。『あそこの学童は、今ちょうど定員に空きがあるから入りやすいかも』とか、『〇〇地域に新しい学童ができるって』というようなやりとりしていますね」

 佳代子さんいわく、学童選びには、「遅くまで預かってくれるか」が重要な基準になるという。

「現在、保育園で午後7時までみてもらっているので、学童でも同じ時間まで預かってほしいですね。コロナ禍の影響で夫の収入がダウンしているのもあって、私が時短勤務に切り替えたり、勤務時間の短い仕事に転職するわけにはいかないんですよ」

 もし無事に希望通りの学童に入れても、保育園に通う下の子がいる場合は、負担が大きくなるので、やはり「憂鬱だ」という。

「来年から、上の子の学童と下の子の保育園、迎えの場所が2カ所になるんです。仕事が終わって、急いで帰ってきて、学童から保育園をはしごしなければいけません。雨が降ったりしたら移動が大変ですよ」

 そんな悩み多き佳代子さんは、「ママ友LINEで小学校入学後の話になると、近所に住む両親に子どもの迎えを頼めるママや、金銭的余裕のある家庭のママとの間に、格差を感じてしまう」と漏らす。

「ママ友から『もし入れなかったら、ばあばの家でみててもらう』というような返信がくると、ため息が出ます。あと、あるママ友に『習い事をさせるか、民間運営の学童に入れるつもり』と言われたときも、へこみましたね。うちだって余裕があれば、民間学童や、小学校まで迎えに来てくれる学習塾に入れたいですよ。保活よりも学童は受け皿が少ないですよね」

 千明さん(仮名)は、美容師として働きながら、今年、小学校に入学した女児を育てている。

「保育園とは違い、小学校はこんなにも負担が多いとは思いませんでした。保育園では、迎えに行った時に、保育で必要なものや行事予定などを保育士さんから口頭で連絡してもらえました。でも、小学校に入ると、配布物にびっしり持ち物が記されていて、ちゃんと目を通さないと、抜けが生じてしまいます。よくママ友とグループチャットで『工作で使う牛乳パックって明日でいいんだよね?』などと確認したりしていますよ」

 また、教育現場がまだまだアナログなのも、親の負担をさらに大きくしているという。

「宿題があれば、私が丸つけをして、毎朝、検温カードにも手書きで体温を記入しています。小1の子を持つ親って、とにかくやることが多くて、子どもが家に帰ってからの時間があっという間なんです」

 千明さんの夫は、美容関係の企業に勤めており、時短勤務で働いている千明さんが、お迎えから家事、育児を担っているそうだ。

「今は美容院もコロナ禍の影響で空いているため、時短勤務しています。入学前は、ママ友とのグループチャットでPTAについて盛り上がっていましたね。『PTAの役員をどのタイミングでやるか』とか、『PTAの広報誌を作る担当は意外と楽だと聞いた』とか、『学年ごとの連絡係を担当する学級委員は大変』とか……。でも、休校措置が長かったのもあり、今年はPTA活動も縮小されることになりました。また、今年は、学校の夏祭りや運動会なども中止だそうです。ホッとする半面、『小1の壁』が先延ばしにされただけで、負担は変わらないんですよね」

 今年は休校期間の振り替えとして、土曜授業が増加しているほか、夏休みの短縮が予定されている。

「小学校の授業があるため、土曜も早く起きなければならず、それがつらいですね。同じ接客業のママ友と『明日も早いから、頑張ろうね』と、金曜の晩に送ったりもします。これで夏休みも短縮となると、本当にゆっくりできる時間が全然ないなぁと、ちょっと憂鬱になりますね」

 千明さんは、毎日慌ただしく過ぎていく中で、ママ友とのグループチャットが息抜きになっているという。

「夕飯を作る暇が全然なく、レトルトやできあいの総菜を買って帰ることも。今は、ママ友に直接会って話すのも難しいため、仲が良いママだけの少人数のグループチャットに、『朝、皿を洗ったと思ったら、また夜も洗い物でいっぱいだよ』というような、何気ないメッセージを送っています。『うちもだよ』という同意をもらえるだけで、ホッとできるんですよね」

 今は、夫婦共働きが普通の時代。しかし、子どもが小学生になると、預け先を探すのも一苦労、日々の学習のサポートやPTA活動などの負担も大きく、手一杯になる人も多いのではないだろうか。今後、夫婦共働きの家庭はますます増えていくとみられるだけに、夫婦での家事・育児分担を進めるとともに、学童や学校側の環境を変えることも必要なのかもしれない。

元女囚が考える、マッキー&マーシー覚醒剤裁判――薬物依存はムショに行っても治らない

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

マッキーとマーシーの裁判

 コロナで延期されていたマッキーこと槇原敬之さんの初公判の日程が、7月21日と発表されましたね。例によって覚醒剤取締法違反(所持)ですが、むしろ中野は「前歯のなさ」が気になりましたね。50歳くらいやそうですが、どう見てもオジイですよね。やっぱりシャブですかね。私は大丈夫ですけどね。念のため。

 それに、2年も前の「所持容疑」ということで、「おかしい」という声もありますね。私もどうかと思いますが、どうなるんでしょうね。

 そして、6月30日には同じく覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕されていたマーシーこと田代まさしさんの控訴審が開かれ、一日だけで終わったようです。もともと殺人事件とかではないですが、やっぱり裁判は早くなりましたね。「迅速化」ちゅうやつです。ちゅうか瑠美としたことが、マーシーが控訴してたの知りませんでしたよ……。ニュースでも、あんまり大きく出てなかった気がします。

 控訴審でマーシーが「志村けんさんの死をムダにしない」ちゅうたそうですが、そもそも控訴とコロナ関係ないし、ネットでも「志村さんのこと言うより、まず控訴するなや」とか「反省が見られない」みたいな意見が目立ちました。

 私はマーシーのファンですが、やっぱりちょっとそう思います。もちろん判決に不服があれば控訴はできます。まあ判決が確定していない未決囚のほうが、私服で面会できたり、手紙は毎日OKで、お菓子も食べられますから、ラクなんですよ。もちろん、お金があればですけど。

 一審ですぐムショに行くよりも、「ギリギリまで未決囚」を狙う不良も普通にいてます。でも、控訴審のほうが判決が重くなることもないとは言えません。ちなみに中野の「獄トモ」は、2人を殺して一審は懲役15年でしたが、控訴したら無期になってしまいました。まだ獄中(なか)にいてます。つまり控訴はある意味バクチみたいなところがあるんですが、マーシーの場合は、それはないと判断したのでしょう。

 報道やとマーシーは「収監前に更生施設のプログラムを少しでも長く受けておきたい」と思ったらしいですし、マーシーの実子さんもツイッターで「刑務所に入って薬物依存が治るんだったらとっくに父ちゃん治ってるよ…」とつぶやいてます。ほんまそのとおりですが、世間様は「ええことやな」とは言わないと思います。

「適切な更生プログラム」って?

 ニュースやと、マーシーは「茨城県鹿嶋市の施設で生活」してるそうで、たぶんダルクの潮騒ジョブトレーニングセンターですね。この施設は再就職の支援でも有名なところです。ここでなるべく長くトレーニングして、懲役に行くちゅうことなのでしょうね。実子さんのおっしゃるとおり、ムショに行っても治りませんけどね。

 実子さんは、同じツイートで「こんなに再犯者が多いのだから刑務所の現状のプログラムでは無理だと思う。薬物依存は刑務所の辛さより欲望が勝つ恐ろしい病気。適切なプログラムを受けないと無理…」としていて、9,000人くらいの人がリツイートしてました。

 中野も同感ですけど、控訴は「黙秘権」と同じで、別に正当な権利は権利やけど、行使したら「ふてぶてしい」とかいわれるヤツです。一般人はええけど人気商売やからなあ、と心配になっています。お2人とも、まだこれからいろいろあると思いますが、お早い社会復帰をお祈りしてます。相談にも乗りますよー。

「仲良しそうなのにショック」「無責任極まりない」“別居報道”で衝撃を与えた芸能人

 6月25日発売の週刊誌「女性セブン」(小学館)が、女優・前田敦子と俳優・勝地涼夫妻の別居をスクープ。昨年3月に長男が誕生したばかりとあって、ネット上で話題になっていた。

「記事によると、今年の冬頃から勝地に“家出”のウワサが浮上し、現在は前田と子どもが暮らしている自宅とは別のマンションを借り、そこで生活しているとか。2人の指から結婚指輪が消えていることや、夫婦喧嘩が絶えないことも伝えています。ちなみに、昨年5月には、前田が路上で勝地に“激昂”している場面が『週刊文春』(文藝春秋)に激写されています」(芸能ライター)

 こうした経緯もあり、ネット上では「予想できた展開。結婚した時から別れそうな気がしてた」「なんかお互い気難しそうだもん……」「案の定すぎて驚きがない」といった、冷静な反応が寄せられている。

「2017年8月発売の『女性自身』(光文社)は、お笑い芸人のますだおかだ・岡田圭右の別居を報道。同年2月に娘の岡田結実が女優デビュー、妻と長男もバラエティ番組に出演し始めたタイミングだったため、ネット上は『“家族売り”始めたのにこれはマズいでしょ』『仲良しそうに見えたのに。結構ショック』と、騒然。一方で、『話題作りのためにネタを仕込んだのでは?』との指摘もありました。しかしその後、岡田は同年12月に、レギュラーを務めていた情報番組『PON!』(日本テレビ系)にて離婚を発表。19年に一般女性と再婚しています」(同)

 今年2月、自身のインスタグラムで第3子の妊娠を発表した、タレントの小倉優子。18年に再婚した歯科医師の夫との子どもだが、3月11日発売の「サンケイスポーツ」は、夫婦の“離婚危機”を報じている。

「小倉は出産予定が今夏だと明かしていますが、『サンスポ』の記事によると、夫は昨年末に家を出ており、すでに2人は別居中なのだそう。小倉に専業主婦になってほしい夫と、芸能活動を続けたい本人の気持ちがすれ違い、夫婦関係に亀裂が生じたそうです。また、夫は実子の誕生後も『会いたくない』と主張しているとも書かれており、ネット上では『ひどすぎる。自分の子どもなのによくそんなこと言えるね』『無責任極まりない。芸能人だとわかっていて付き合ったんでしょ?』と、夫に非難の声が寄せられました」(同)

 離婚を免れるための“冷却期間”として、別居を選択する場合もあるかもしれないが、果たして今後はどのような形に落ち着くのだろうか。

米倉涼子「2000万円の贈り物」石田ゆり子「3億円の高級物件」“豪快な買い物”で反響を集めた芸能人

 歌手・浜崎あゆみの半生を描いた同名小説を原作としたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系・ABEMA)が、7月4日に最終回を迎えた。浜崎は翌5日に自身のインスタグラムのストーリーを更新し、「ほんと最低で最高で、大嫌いで大好きでした」「『M』よ、静かに眠れ…」と感想を投稿。ドラマ放送中、浜崎は同作に一言もコメントを寄せていなかっただけに、ネット上では驚きの声が上がった。

「『M』を通して、あらためて浜崎に興味を持った視聴者も多いようです。“アユ役”を演じた安斉かれんは、劇中で浜崎のファッションを彷彿とさせる衣装で出演していたため、ネット上では『やっぱり浜崎あゆみはファッションリーダーだね』『当時あゆに憧れて、服装マネしてたわ〜』と懐かしむ声も。浜崎は現在も、高級ブランドを身につけた姿でインスタグラムに登場し、ファンの間で話題になっています」(芸能ライター)

 2018年7月20日にインスタグラムを更新した際は、レディースシューズブランド「YELLO」のサンダル3足と、高級ブランド「バレンシアガ」のスニーカー3足を“大人買い”したと報告。ネット上では、「さすが、ファッションリーダーあゆ!」「買い物するとき、価格で悩むことってあるのかな? うらやましい」とファンを大興奮させた一方、「そんなに靴ばっかり買ってどうすんの?」「足何本あるんだよ」といったツッコミも寄せられていた。

 浜崎のように、一度に大量の買い物をしたり、高額品を購入したことにより、ネット上で驚かれた芸能人はほかにもいる。

「女優の米倉涼子は、高級ブランドで年間2000万円も使っていたと、14年7月発売の『女性自身』(光文社)に報じられています。バスローブやブランケット、ベビーウエアなどを販売する『カシウエア』というブランドをよく訪れるそうで、米倉はそこで購入した商品を、仕事でお世話になった人や友人へのプレゼントにしているとか」(同)

 ネット上では、「プレゼントに2000万って、一体いくら稼いでいるんだろ?」「2000万円を自分じゃなくて人に使うってすごい……尊敬します」「本物の売れっ子女優って感じ。米倉さんかっこいい!」などと称賛されていた。また、女優・石田ゆり子の豪快な買い物事情も話題に。

「19年10月25日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演した石田は、フランス・パリで買い物を楽しんでいる際、自分は『物欲の塊』だと明かしていました。そんな石田、この放送前日に発売された『女性セブン』(小学館)で、20年ほど前に購入したマンションを売却し、17年5月に都内の高級住宅街に一戸建てを新築したと報じられています。さらに、19年2月にも都内の一等地に約3億円の高級物件を購入したらしく、“不動産王”の道を歩んでいるようです」(同)

 ネット上では、「家をいくつも購入するとか、これが究極の大人買い……!」「好きにお金を使うために、しっかり運用してるんだろうなあ。すごく賢いと思う」「CMやドラマにいっぱい出てるし、相当稼いでるだろうね。でも、下品な感じがしないからすごいわ」など、羨むようなコメントも見受けられた。

 有名人が豪快にお金を使う話題は、人の関心を引くもの。今後もこうした“大人買い”は、さまざまな理由で注目されそうだ。