ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、6月25日~7月1日公開の動画を注目度順にチェックします!
HiHi Jets、「虹プロ」「Snow Man乱入」が話題に
28日に配信されたのは「HiHi Jets【メンバー愛が試される?】井上瑞稀クイズは波乱な結末!?」。高橋優斗、猪狩蒼弥に続くメンバークイズの第3弾で、今回は井上瑞稀編を行っている。最初は井上のフルネーム(漢字)&生年月日と血液型を記入する初歩的な問題。ここは、小さい頃からともに活動し、同じ高校に通っていた“はしみず”の相方である橋本涼のみが見事に正解した。以降は「昔、一緒に帰っていた先輩は?」「教習所に通っていた時の一番の思い出は?」「美 少年・藤井直樹の誕生日に送るはずが間違ってメールした後輩のNは誰?」と、いずれもジャニーズ仲間のエピソードが続く。ちなみに、3問目の答えはS字クランクの練習中に、バイクに乗る美 少年・岩崎大昇と遭遇したことだそうで、突然の出来事により「笑っちゃってグンって(車が)乗り上げた」とか。
一方、この動画を見たファンが食いついていたのは、第7問の「今ハマっている曲は何と何?」。その2曲とは、俳優・北村匠海がボーカルを務める4人組ダンスロックバンド・DISH//の「猫」と、中島美嘉の「雪の華」。井上は「雪の華」について、「オーディション番組かなんかで歌ってて、それきっかけでめちゃくちゃハマって。今ね、ずっと聞いてるの」と明かしていたのだが、これを受けてファンの間では「瑞稀くん、もしかして『虹プロ』見てた?」と、話題に。
「虹プロ」は、動画配信サイト・Huluで配信されているグローバルオーディション番組『Nizi Project』の略称。6月末に合格者9名が発表され、「NiziU」というグループ名でデビューが決まったばかり。情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)でも同プロジェクトの特集企画を放送していたほか、多くの芸能人がSNSに感想を綴り、ネット上でも大きな注目を集めた番組だ。「雪の華」はボーカルレベルテストなどで使われていた楽曲とあって、タイムリーなオーディション番組=虹プロと、結びつける人が多かったのだろう。
その後、解答者の猪狩、高橋、橋本、作間龍斗が井上の嫌いな食べ物を予想していると、Snow Man・佐久間大介&深澤辰哉が突如、撮影に乱入(15分58秒頃~)。礼儀正しいHiHi Jetsはすぐに立ち上がり、佐久間が「どうしたの? 急になんか……なんかの撮影みたいだけど。YouTube撮ってんの!?」と、ややわざとらしい小芝居で登場。「めっちゃ久しぶりですね」(橋本)「久しぶり」(佐久間)と会話し、企画内容を知ったSnow Manの2人はクイズの景品として、佐久間は手に持っていたプリン、深澤が帽子を提供。優しい彼らは、後輩に無茶ぶりをするどころか、企画の邪魔をすることもなく、ご褒美だけを置いて嵐のように過ぎ去っていった。
コメント欄やSNSを見ると、「DISH//の名前がジャニーズのHiHi Jetsの口から出る日が来るとは感慨深い」「佐久間くんとふっか、なんでプリンと帽子持ってたの? もともとご褒美あげる予定で来たのかな?」「いろんな人の名前が出てきたし、Snow Man乱入しちゃうし、今回のHiTubeは神回」「HiHi JetsとSnow Manファンを掛け持ちしてるから、幸せな回!」「さらっといろんな人の名前出てくるのがスゴい」と、さまざまな反応が上がっている。なお、岩崎がバイクの免許を取得していたことを知らなかったJr.ファンも多かったのか、「大昇、密かにバイクの免許取ってた!」「大昇くん、いつの間にバイクの免許取ってたの……」「大昇、バイクの免許持ってるなんてカッコいい!」との書き込みも。
前週の「目指せ紙ヒコーキの達人」は定時より1時間早い日曜午後7時台に配信され、再生回数は公開後5日で24万台だったが、今回は倍以上の54万台を記録している(7月3日時点)。
26日にアップされたのは「7 MEN 侍【逆立ちチャレンジ】逆立ちしながらTシャツ着ます!」(再生回数は7月3日時点で22万台)。タイトル通り、今回は「逆立ち」がメインテーマで、逆立ちをしたままお水を飲んだり、Tシャツを着たりと、難題に挑んでいる。オープニングも佐々木大光を除く5人が逆立ちしているが、左端の真っ赤な衣装を着る菅田琳寧についつい目を奪われてしまったのは、筆者だけではないはず。前週のゲーム企画で最下位となり、「メンバーカラー(赤の全身タイツ)を着用」するハメになった菅田。撮影前にみんなで全身タイツをカットしたといい、もはやホットパンツ&タンクトップのような出で立ちで、肌の露出は多め。頭部も髪の毛がぴょこぴょこと飛び出し、まるでトマトの妖精のような格好だ。
本人も「ちょっと食い込みが気になる」と股間の露出が心配な様子で、31秒頃にはお尻がチラ見えするなど、なかなか際どい衣装になっている。一方で、King&Prince・岸優太も挑戦したという「逆立ちTシャツやレンジ」では、佐々木、中村嶺亜、今野大輝が上半身裸に。そんな中、やはり身体能力が高く、全身がほどよく引き締まっている菅田の肉体美に動揺するファンも多かったのか、SNSやコメント欄には「琳寧の全身タイツが際どすぎ。見てるこっちが焦った」「侍Tubeの琳寧、お尻がほぼ見えてない?」「琳寧の身体、彫刻レベルで美しい」「琳寧くん、めっちゃキレイな筋肉だけど、お尻まで見えちゃって大丈夫?」「侍Tubeは琳寧のお尻が気になりすぎて、そこしか目がいかなかった……あんな際どい全身タイツなのにスタッフさんもOK出したんだ(笑)」と、驚きの声が上がっていた。
25日の動画は「Travis Japan【家しりとり】もちろん『ん』は負けなのに...」で、メンバー7人が家にある私物を使って「ものしりとり」にチャレンジしている。わずか30秒の間にアイテムを準備し、次の人を指名。全員1周できればゲームクリアとなるが、失敗すれば連帯責任で自分の顔に落書きをしなければならないという罰ゲーム付きだ。最初のテーマは川島如恵留が「万年筆(まんねんひつ)」を選び、吉澤閑也にパス。いきなり難しいお題かと思われたが、吉澤はすぐに「爪切り(つめきり)」を持参し、「早っ!」と驚かれていた。次に回ってきた宮近海斗は「お母さん、りんごある?」「あ、メロンはいらない!」と、家族を巻き込む一幕も。
こうした指名制のため、名前を呼ばれた人は「考えてなかった」(宮近)「待って!」(松倉海斗)など焦る場面があり、視聴者側も「次は誰に回るのか」といったドキドキ感を味わえるだろう。順番がワンパターンになっていないだけに、最後まで飽きずに見ることができるゲームだ。また、ジャニーズタレントの場合、私物はモザイクがかかるなどベールに包まれている部分も多いが、前述の爪切りのほか、コップ、スリッパ、枕がモザイクなしに出てくるあたりに、リモート収録ならではの特別感がある。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「Jr.チャンネル」の撮影はしばらくリモート収録が続いていたが、ここまで自宅内のアイテムをお披露目したのは、Travis Japanだけかもしれない。
そんな中、松倉はノリノリで歌いながら時間をカウントする、大きな声で応援、罰ゲームにすら一生懸命な一面……など、この日一番の盛り上げ係として大活躍。なお、4分38秒頃の松田元太をはじめ、次に回したメンバーが頭を悩ませていた時、「ごめん!」とお詫びする場面も随所に見られる。仲間への思いやりがある点も、Travis Japanらしい平和な雰囲気の動画となっていた(エンディングでも七五三掛龍也の行動を褒めまくっている)。ゲームが進むにつれ、動画の冒頭とはまるで違う姿になったメンバーの顔にも要注目。再生回数は7月3日時点で50万台と、かなりハイペースで伸びている。
27日の動画は「美 少年【大昇’Sキッチン】愛情で…さらなる進化の本気料理~2/2~」(再生回数は7月3日時点で25万台)。前週に引き続き、岩崎大昇がメンバーに料理を振る舞う企画の後編。アルバイトの金指一世がサポートしつつ、岩崎はそれぞれの好みに沿って調理していき、藤井直樹には「ナポリタン」を、那須雄登のために「麻婆ナス」を用意したのだった。2人とも完成品を大絶賛する中、今回は残る3人をおもてなししている。
最初は浮所飛貴で、岩崎が作ったのは「ネギのアヒージョ」。白だしと七味を入れて和風に仕上げ、実食したネギ好きの浮所は「奥が深い味。これは旨い!」と、ベタ褒めした。オリーブオイルを使うスペイン料理のアヒージョに白だしや七味を加えるあたりは料理研究家レベルの発想であり、「芽(芯)は焦げやすいらしいんですよ。これを取らないと、にんにくの焦げ臭い感じになります」と補足するなど、いかに岩崎が普段から料理について勉強しているのかが伝わってくる。次の金指には「今日は手伝ってくれて。いっぱい頑張ってくれたね」「まかない兼バイト代です」と、彼の好物を使って「ナスの肉詰め」をプレゼント。
調理シーンで岩崎がナスの中身をくり抜いていた際は、「(フルーツの)皮むくの苦手なんですよ。りんごとか、梨とか。事務所に、なんかあるんですよ。その、給湯室みたいなところ。そこでむいてたんですよ。で、ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)もいたので、ちょうどそしたら少し、ちょっと多めに切ってあげようと思って。めちゃくちゃ下手くそで、3つくらい切るんですけど、スゴい時間かかっちゃって。(ジャニー氏から)『100個くらい切ったのかと思ったよ。何やってんだよ』って。『時間かかりすぎだよ』って、言われたことがあって。それ以来、全然フルーツとかむいてないっていう……」と、やや切ないエピソードを明かしていた。
ナスの肉詰めを食べた金指が「うまっ! ヤベー!」と大興奮すると、「なんかもう、金指が幸せそうに食べてるだけで、うれしいよ。おっちゃんたちは」(浮所)と、しみじみ。藤井も「後ろ姿でね、美味しそうなの伝わるんだよ」と温かい目で見守れば、さらに浮所は「しかもやっぱね、今日頑張っただけあるから。その分、美味しく感じるんだろうね」と、金指が岩崎のアシスタントを務めたことに触れた。岩崎に比べ、料理の経験は少ないながらも協力した金指は「そうね!」と、ニッコリ。岩崎の技術を称賛するのはもちろん、助手の金指を気遣う優しい美 少年の空気感にほっこりした気持ちになった視聴者も多いのではないだろうか。
最後の佐藤龍我は大ボリュームの「いちごパフェ」を堪能し、「うまぁ~い!」と、絶叫。「包まれる、もう。キュンキュンしちゃう。このパフェに」(佐藤)「大昇にキュンキュンしちゃう?」(浮所)「しちゃうわ」(佐藤)との声を受け、おでこに手を当てて心なしか古臭いリアクションで照れる岩崎の様子は、個人的にツボだった。最終的に全員が納得いく結果となり、立ち上がって「大昇先生、ありがとうございました!」(浮所)と、お辞儀。浮所は「また第3弾、大昇先生が作ってくれるみたいなので、癒やされましょう。みなさんで」とも話しており、次回の「大昇’Sキッチン」開店もすでに決定しているようだ。岩崎×金指ペアも面白かったものの、今後はアシスタントを交代制にして新鮮味を出すなど、レギュラー化に期待したい。
7月1日の動画は「少年忍者 【ステイホームの特訓】3Dラテアート!暗記!くしゃみ?」(再生回数は3日時点で15万台)。少年忍者は、ステイホーム期間に「少年忍者の○○マスターへの道!」として、それぞれ異なる課題を特訓。前週は小田将聖・川崎皇輝・黒田光輝・瀧陽次朗・長瀬結星が本番を迎えたが、今回は青木滉平・北川拓実・鈴木悠仁・檜山光成・平塚翔馬・深田竜生のチャレンジの模様を公開している。
トップバッターの北川が取り組んだのは「ミュージカル絵描き歌」。これは、SixTONES・京本大我が『嵐にしやがれ』(日本テレビ系、1月11日放送)や、YouTubeチャンネル内の動画「SixTONES - Drawing Musical『絵かき歌ミュージカル』誕生!」(4月24日配信)などで披露していたもの。京本は、北川がお題を発表した「少年忍者【最近家で何してる?】まずは11名でリモートに挑戦!」(5月27日配信)を見ていたそうで、「楽しみにしてる」「俺(北川)の方がうまかったら、持ち芸にしていいよ」と、本人に声をかけたとか。
さっそく、北川が「にんじん朝から掘り起こし~♪」と歌い始めるも、歌詞に合わせて絵を描くメンバーは「ちょっと待って」「歌がうますぎてわかんない」と、苦笑い。撮影場所の広さが功を奏し、実際に北川はまるでエコーがかかっているかのように美声を響かせていた。練習動画では描く絵とデザイン決め、歌詞作りまで自らこなしており、真摯に向き合ってきたことがうかがえる。この仕上がりを見た京本はどう受け止めたのか、ぜひ感想が聞きたいところだ。
その後、残る5人も「ドローンを操って自分の股をくぐらせる」(鈴木)「ルービックキューブを2分以内に全面揃える」(平塚)「300個の英単語の中から10問抜粋 全問正解する」(青木)「こよりを使って1分間で10回くしゃみ」(深田)「3Dラテアート クマ」(檜山)と、多種多様な一芸を繰り広げていく。最後の檜山はこの場で牛乳を泡立ててクリーム状にし、温度や時間にもこだわって丁寧に実演。デリケートな作業が求められるだけに、自宅での苦労が伝わる挑戦となっていた。ファンからは「拓実くん、歌うますぎ」「青木くん、スゴすぎる! 300個も英単語覚えて、一生懸命努力した姿がかっこよかった」「檜山くんのラテアート姿はカフェ店員だし、これは恋しちゃうわ」「檜山くん、マジでイケメン店員。もっと極めて特技にしてほしい」と、彼らの健闘を称えるコメントが上がっている。
