HiHi Jets「Snow Man乱入」「虹プロ」で話題、7 MEN 侍・菅田は股間の食い込みに驚愕【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、6月25日~7月1日公開の動画を注目度順にチェックします!

HiHi Jets、「虹プロ」「Snow Man乱入」が話題に

 28日に配信されたのは「HiHi Jets【メンバー愛が試される?】井上瑞稀クイズは波乱な結末!?」。高橋優斗、猪狩蒼弥に続くメンバークイズの第3弾で、今回は井上瑞稀編を行っている。最初は井上のフルネーム(漢字)&生年月日と血液型を記入する初歩的な問題。ここは、小さい頃からともに活動し、同じ高校に通っていた“はしみず”の相方である橋本涼のみが見事に正解した。以降は「昔、一緒に帰っていた先輩は?」「教習所に通っていた時の一番の思い出は?」「美 少年・藤井直樹の誕生日に送るはずが間違ってメールした後輩のNは誰?」と、いずれもジャニーズ仲間のエピソードが続く。ちなみに、3問目の答えはS字クランクの練習中に、バイクに乗る美 少年・岩崎大昇と遭遇したことだそうで、突然の出来事により「笑っちゃってグンって(車が)乗り上げた」とか。

 一方、この動画を見たファンが食いついていたのは、第7問の「今ハマっている曲は何と何?」。その2曲とは、俳優・北村匠海がボーカルを務める4人組ダンスロックバンド・DISH//の「猫」と、中島美嘉の「雪の華」。井上は「雪の華」について、「オーディション番組かなんかで歌ってて、それきっかけでめちゃくちゃハマって。今ね、ずっと聞いてるの」と明かしていたのだが、これを受けてファンの間では「瑞稀くん、もしかして『虹プロ』見てた?」と、話題に。

 「虹プロ」は、動画配信サイト・Huluで配信されているグローバルオーディション番組『Nizi Project』の略称。6月末に合格者9名が発表され、「NiziU」というグループ名でデビューが決まったばかり。情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)でも同プロジェクトの特集企画を放送していたほか、多くの芸能人がSNSに感想を綴り、ネット上でも大きな注目を集めた番組だ。「雪の華」はボーカルレベルテストなどで使われていた楽曲とあって、タイムリーなオーディション番組=虹プロと、結びつける人が多かったのだろう。

 その後、解答者の猪狩、高橋、橋本、作間龍斗が井上の嫌いな食べ物を予想していると、Snow Man・佐久間大介&深澤辰哉が突如、撮影に乱入(15分58秒頃~)。礼儀正しいHiHi Jetsはすぐに立ち上がり、佐久間が「どうしたの? 急になんか……なんかの撮影みたいだけど。YouTube撮ってんの!?」と、ややわざとらしい小芝居で登場。「めっちゃ久しぶりですね」(橋本)「久しぶり」(佐久間)と会話し、企画内容を知ったSnow Manの2人はクイズの景品として、佐久間は手に持っていたプリン、深澤が帽子を提供。優しい彼らは、後輩に無茶ぶりをするどころか、企画の邪魔をすることもなく、ご褒美だけを置いて嵐のように過ぎ去っていった。

 コメント欄やSNSを見ると、「DISH//の名前がジャニーズのHiHi Jetsの口から出る日が来るとは感慨深い」「佐久間くんとふっか、なんでプリンと帽子持ってたの? もともとご褒美あげる予定で来たのかな?」「いろんな人の名前が出てきたし、Snow Man乱入しちゃうし、今回のHiTubeは神回」「HiHi JetsとSnow Manファンを掛け持ちしてるから、幸せな回!」「さらっといろんな人の名前出てくるのがスゴい」と、さまざまな反応が上がっている。なお、岩崎がバイクの免許を取得していたことを知らなかったJr.ファンも多かったのか、「大昇、密かにバイクの免許取ってた!」「大昇くん、いつの間にバイクの免許取ってたの……」「大昇、バイクの免許持ってるなんてカッコいい!」との書き込みも。

 前週の「目指せ紙ヒコーキの達人」は定時より1時間早い日曜午後7時台に配信され、再生回数は公開後5日で24万台だったが、今回は倍以上の54万台を記録している(7月3日時点)。

 26日にアップされたのは「7 MEN 侍【逆立ちチャレンジ】逆立ちしながらTシャツ着ます!」(再生回数は7月3日時点で22万台)。タイトル通り、今回は「逆立ち」がメインテーマで、逆立ちをしたままお水を飲んだり、Tシャツを着たりと、難題に挑んでいる。オープニングも佐々木大光を除く5人が逆立ちしているが、左端の真っ赤な衣装を着る菅田琳寧についつい目を奪われてしまったのは、筆者だけではないはず。前週のゲーム企画で最下位となり、「メンバーカラー(赤の全身タイツ)を着用」するハメになった菅田。撮影前にみんなで全身タイツをカットしたといい、もはやホットパンツ&タンクトップのような出で立ちで、肌の露出は多め。頭部も髪の毛がぴょこぴょこと飛び出し、まるでトマトの妖精のような格好だ。

 本人も「ちょっと食い込みが気になる」と股間の露出が心配な様子で、31秒頃にはお尻がチラ見えするなど、なかなか際どい衣装になっている。一方で、King&Prince・岸優太も挑戦したという「逆立ちTシャツやレンジ」では、佐々木、中村嶺亜、今野大輝が上半身裸に。そんな中、やはり身体能力が高く、全身がほどよく引き締まっている菅田の肉体美に動揺するファンも多かったのか、SNSやコメント欄には「琳寧の全身タイツが際どすぎ。見てるこっちが焦った」「侍Tubeの琳寧、お尻がほぼ見えてない?」「琳寧の身体、彫刻レベルで美しい」「琳寧くん、めっちゃキレイな筋肉だけど、お尻まで見えちゃって大丈夫?」「侍Tubeは琳寧のお尻が気になりすぎて、そこしか目がいかなかった……あんな際どい全身タイツなのにスタッフさんもOK出したんだ(笑)」と、驚きの声が上がっていた。

 25日の動画は「Travis Japan【家しりとり】もちろん『ん』は負けなのに...」で、メンバー7人が家にある私物を使って「ものしりとり」にチャレンジしている。わずか30秒の間にアイテムを準備し、次の人を指名。全員1周できればゲームクリアとなるが、失敗すれば連帯責任で自分の顔に落書きをしなければならないという罰ゲーム付きだ。最初のテーマは川島如恵留が「万年筆(まんねんひつ)」を選び、吉澤閑也にパス。いきなり難しいお題かと思われたが、吉澤はすぐに「爪切り(つめきり)」を持参し、「早っ!」と驚かれていた。次に回ってきた宮近海斗は「お母さん、りんごある?」「あ、メロンはいらない!」と、家族を巻き込む一幕も。

 こうした指名制のため、名前を呼ばれた人は「考えてなかった」(宮近)「待って!」(松倉海斗)など焦る場面があり、視聴者側も「次は誰に回るのか」といったドキドキ感を味わえるだろう。順番がワンパターンになっていないだけに、最後まで飽きずに見ることができるゲームだ。また、ジャニーズタレントの場合、私物はモザイクがかかるなどベールに包まれている部分も多いが、前述の爪切りのほか、コップ、スリッパ、枕がモザイクなしに出てくるあたりに、リモート収録ならではの特別感がある。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「Jr.チャンネル」の撮影はしばらくリモート収録が続いていたが、ここまで自宅内のアイテムをお披露目したのは、Travis Japanだけかもしれない。

 そんな中、松倉はノリノリで歌いながら時間をカウントする、大きな声で応援、罰ゲームにすら一生懸命な一面……など、この日一番の盛り上げ係として大活躍。なお、4分38秒頃の松田元太をはじめ、次に回したメンバーが頭を悩ませていた時、「ごめん!」とお詫びする場面も随所に見られる。仲間への思いやりがある点も、Travis Japanらしい平和な雰囲気の動画となっていた(エンディングでも七五三掛龍也の行動を褒めまくっている)。ゲームが進むにつれ、動画の冒頭とはまるで違う姿になったメンバーの顔にも要注目。再生回数は7月3日時点で50万台と、かなりハイペースで伸びている。

 27日の動画は「美 少年【大昇’Sキッチン】愛情で…さらなる進化の本気料理~2/2~」(再生回数は7月3日時点で25万台)。前週に引き続き、岩崎大昇がメンバーに料理を振る舞う企画の後編。アルバイトの金指一世がサポートしつつ、岩崎はそれぞれの好みに沿って調理していき、藤井直樹には「ナポリタン」を、那須雄登のために「麻婆ナス」を用意したのだった。2人とも完成品を大絶賛する中、今回は残る3人をおもてなししている。

 最初は浮所飛貴で、岩崎が作ったのは「ネギのアヒージョ」。白だしと七味を入れて和風に仕上げ、実食したネギ好きの浮所は「奥が深い味。これは旨い!」と、ベタ褒めした。オリーブオイルを使うスペイン料理のアヒージョに白だしや七味を加えるあたりは料理研究家レベルの発想であり、「芽(芯)は焦げやすいらしいんですよ。これを取らないと、にんにくの焦げ臭い感じになります」と補足するなど、いかに岩崎が普段から料理について勉強しているのかが伝わってくる。次の金指には「今日は手伝ってくれて。いっぱい頑張ってくれたね」「まかない兼バイト代です」と、彼の好物を使って「ナスの肉詰め」をプレゼント。

 調理シーンで岩崎がナスの中身をくり抜いていた際は、「(フルーツの)皮むくの苦手なんですよ。りんごとか、梨とか。事務所に、なんかあるんですよ。その、給湯室みたいなところ。そこでむいてたんですよ。で、ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)もいたので、ちょうどそしたら少し、ちょっと多めに切ってあげようと思って。めちゃくちゃ下手くそで、3つくらい切るんですけど、スゴい時間かかっちゃって。(ジャニー氏から)『100個くらい切ったのかと思ったよ。何やってんだよ』って。『時間かかりすぎだよ』って、言われたことがあって。それ以来、全然フルーツとかむいてないっていう……」と、やや切ないエピソードを明かしていた。

 ナスの肉詰めを食べた金指が「うまっ! ヤベー!」と大興奮すると、「なんかもう、金指が幸せそうに食べてるだけで、うれしいよ。おっちゃんたちは」(浮所)と、しみじみ。藤井も「後ろ姿でね、美味しそうなの伝わるんだよ」と温かい目で見守れば、さらに浮所は「しかもやっぱね、今日頑張っただけあるから。その分、美味しく感じるんだろうね」と、金指が岩崎のアシスタントを務めたことに触れた。岩崎に比べ、料理の経験は少ないながらも協力した金指は「そうね!」と、ニッコリ。岩崎の技術を称賛するのはもちろん、助手の金指を気遣う優しい美 少年の空気感にほっこりした気持ちになった視聴者も多いのではないだろうか。

 最後の佐藤龍我は大ボリュームの「いちごパフェ」を堪能し、「うまぁ~い!」と、絶叫。「包まれる、もう。キュンキュンしちゃう。このパフェに」(佐藤)「大昇にキュンキュンしちゃう?」(浮所)「しちゃうわ」(佐藤)との声を受け、おでこに手を当てて心なしか古臭いリアクションで照れる岩崎の様子は、個人的にツボだった。最終的に全員が納得いく結果となり、立ち上がって「大昇先生、ありがとうございました!」(浮所)と、お辞儀。浮所は「また第3弾、大昇先生が作ってくれるみたいなので、癒やされましょう。みなさんで」とも話しており、次回の「大昇’Sキッチン」開店もすでに決定しているようだ。岩崎×金指ペアも面白かったものの、今後はアシスタントを交代制にして新鮮味を出すなど、レギュラー化に期待したい。

 7月1日の動画は「少年忍者 【ステイホームの特訓】3Dラテアート!暗記!くしゃみ?」(再生回数は3日時点で15万台)。少年忍者は、ステイホーム期間に「少年忍者の○○マスターへの道!」として、それぞれ異なる課題を特訓。前週は小田将聖・川崎皇輝・黒田光輝・瀧陽次朗・長瀬結星が本番を迎えたが、今回は青木滉平・北川拓実・鈴木悠仁・檜山光成・平塚翔馬・深田竜生のチャレンジの模様を公開している。

 トップバッターの北川が取り組んだのは「ミュージカル絵描き歌」。これは、SixTONES・京本大我が『嵐にしやがれ』(日本テレビ系、1月11日放送)や、YouTubeチャンネル内の動画「SixTONES - Drawing Musical『絵かき歌ミュージカル』誕生!」(4月24日配信)などで披露していたもの。京本は、北川がお題を発表した「少年忍者【最近家で何してる?】まずは11名でリモートに挑戦!」(5月27日配信)を見ていたそうで、「楽しみにしてる」「俺(北川)の方がうまかったら、持ち芸にしていいよ」と、本人に声をかけたとか。

 さっそく、北川が「にんじん朝から掘り起こし~♪」と歌い始めるも、歌詞に合わせて絵を描くメンバーは「ちょっと待って」「歌がうますぎてわかんない」と、苦笑い。撮影場所の広さが功を奏し、実際に北川はまるでエコーがかかっているかのように美声を響かせていた。練習動画では描く絵とデザイン決め、歌詞作りまで自らこなしており、真摯に向き合ってきたことがうかがえる。この仕上がりを見た京本はどう受け止めたのか、ぜひ感想が聞きたいところだ。

 その後、残る5人も「ドローンを操って自分の股をくぐらせる」(鈴木)「ルービックキューブを2分以内に全面揃える」(平塚)「300個の英単語の中から10問抜粋 全問正解する」(青木)「こよりを使って1分間で10回くしゃみ」(深田)「3Dラテアート クマ」(檜山)と、多種多様な一芸を繰り広げていく。最後の檜山はこの場で牛乳を泡立ててクリーム状にし、温度や時間にもこだわって丁寧に実演。デリケートな作業が求められるだけに、自宅での苦労が伝わる挑戦となっていた。ファンからは「拓実くん、歌うますぎ」「青木くん、スゴすぎる! 300個も英単語覚えて、一生懸命努力した姿がかっこよかった」「檜山くんのラテアート姿はカフェ店員だし、これは恋しちゃうわ」「檜山くん、マジでイケメン店員。もっと極めて特技にしてほしい」と、彼らの健闘を称えるコメントが上がっている。

佐藤健と錦戸亮が意味深な絡み! ドラマ出演再開への布石か

佐藤健の公式YouTubeチャンネルと、錦戸亮・赤西仁のYouTubeチャンネル『NO GOOD TV』がコラボし、3人に山田孝之を加えたメンバーでオンライン人狼ゲームを楽しむ動画シリーズがそれぞれのチャンネルで続々とアップされている。その動画内での佐藤健と錦戸亮の絡みが、“意味深”だと話題だ。

 佐藤健と錦戸亮・赤西仁が一緒に人狼ゲームを楽しむのは、これが初めてではないという。佐藤は大の人狼ゲーム好きで、プライベートでもメンタリストDaiGoなどが参加する人狼ゲームの会を開いているほど。錦戸と赤西と山田も、その会に参加してゲームをしたことがあるそうだ。

 佐藤の人狼ゲームの腕前はかなりのものらしく、山田は<佐藤健の嘘の上手さエグいよ>と太鼓判を押す。その前評判通り、動画では常に佐藤がゲームをリード。会話を先導し、誰が人狼なのかを巧みに見抜いていた。本当にすごい腕前だ。

 さて、このオンライン人狼ゲームで赤西と山田は、やけに佐藤と錦戸の仲をとりもつような会話を繰り広げたうえ、電波状況の関係から赤西と山田が配信から抜け、佐藤と錦戸がふたりきりになる場面があった。

 佐藤と錦戸は人狼ゲームの会や、バラエティー番組での共演などもあり、初対面ではないものの、会話はどこかぎこちない。主な原因は錦戸の人見知りな性格にあるようだ。人狼ゲームの会のときも、人見知りであまり喋らなかった錦戸を佐藤が「みんな喋らなきゃこのゲームできないから」と叱る場面もあったという。

 そんな二人の距離は、オンライン人狼ゲームを通してようやく少し縮まったようだ。錦戸は「たけちゃん」、佐藤は「亮ちゃん」と呼び合いながらゲームを楽しむまでに急接近していた。

錦戸亮のアミューズ移籍を匂わせている?
 さて、どこか不自然な佐藤健と錦戸亮の2ショットを受け、「錦戸が佐藤の所属する事務所・アミューズへ移籍することを匂わせているのでは?」と勘繰る声が一部で上がっている。

 錦戸は2019年9月にジャニーズ事務所を退所した後すぐ、ミュージシャンとしてアルバムをリリースしツアーも行うなど、芸能活動を精力的に継続しているが、一方でもともと評判の高かった役者としての仕事はぱったりとなくなっている。ジャニーズ退所以降、テレビドラマへの出演は1本もない。錦戸自身、今年2月にはこんなツイートを投稿していた。

<HDに未だに残してある以前出ていた青春ドラマを、数日間で一気に見直しました。懐かしくもあり、大変でも充実した日々だったなぁなんて、想いに耽っていました>
<久々セリフ言いたいなって欲も出てきました。何にも気にしないで馬鹿なふりして気軽に連絡くれればいいのにな>

 テレビ局側からジャニーズ事務所への忖度があり、錦戸に役者としてのオファーが来ないことを示唆するこの投稿は波紋を呼んだ。

 ただ、芝居のオファーがないわけではないそうで、「仕事がなくなって退所を後悔している」とした週刊誌の記事にはSNSで毅然と反論。「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)2020年6月号のインタビューでは、アイドルとしては出来なかったような役にも挑戦したいため、1発目の役者仕事は吟味していると語っていた。とはいえ、そのオファーがテレビドラマなのか映画なのか舞台なのかは判然としない。

 確かにジャニーズ事務所には魅力的なタレントが大勢いるが、しかし「辞めたタレントを出すと、事務所との関係が悪くなる」という暗黙の業界ルールをこのまま温存しては不健全だ。ただ、最近では、そうした業界ルールをなくそうとするかのような動きも見え始めている。2018年に退所した今井翼だ。

 今井は大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)に出演。8月からも連続ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』(日本テレビ系)に出演予定だ。テレビドラマへの復帰は、今井が今年4月から交流の深い片岡愛之助も在籍する松竹エンタテインメントに所属したことが背景にある。

 錦戸の場合も、大泉洋、賀来賢人、神木隆之介、佐藤健、野村周平、吉沢亮といった数々の人気役者を擁する大手芸能事務所のアミューズと提携できれば、テレビドラマ復帰の大きなきっかけとなる可能性は高い。演技派と名高い佐藤と錦戸が共演するような機会が生まれれば、話題性も抜群であることは間違いないが、果たして実現可能性はいかほどだろうか。

カテゴリー: 未分類

メルカリで13万円も出したのに……VR機器を購入した買い物狂いに待ち受けた、思わぬ“副作用”

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

「3,280円で手軽にVR体験ができるらしい」

 ある日、Amazonをあてもなく巡回していると、「VR」という面白そうなものに出会いました。VRといえば、バーチャル・リアリティの略。仮想現実とも訳されます。そう、VRゴーグルを装着すれば視界の360度が覆われ、瞬く間に仮想現実の世界に入っていくというわけ!

「へー! 家の中で絶叫マシーンに乗ったり、いろんな景色が見れたら楽しいやん!」

 買い物狂いの私はすぐに反応し、VRについて調べ始めました。

 発売当初はものすごく高かったVR機器だけど、もうそんな安くなってんのね~。3,280円ならポケットマネーでお支払いできますわよ、おほほ。……でも、そんなに安くて大丈夫なのかしらねえ?

 小さい頃、祖母に「電化製品は安物はだめだぁ。高ぇものを買え。ナショナルなら間違いない」と教わってきた私。VRも安い物=悪い物ではなかろうな? と意地悪な姑のような顔つきで星1(最低評価)のレビューを舐めるように見ることに。

「プラスチック越しにスマホを見ているのと何も変わらない」「ピントが合わない。安物買いの銭失い」というレビューを目ざとく見つけて「ほら見たことか!!」としたり顔になりました。やはり、ばっちゃんの教えは間違っていなかった。安いものはやっぱり値段なりなんだわ(注:良いレビューもいっぱいありました)。

 高いものを買っておけば間違いがないのだ、と思い直し、今度はVRで一番高いものを探し始めました。調べていくと、群を抜いて高かったのがPlayStation 4のVR。

 それもそのはず。多くの安価なVR機器は、スマホをセットして映像を楽しむものなのに対し、プレステ4はVR対応ゲームができるのです。しかも、モーションコントローラーを使えば、剣をふったり、銃を打ったりすることをリアルに体験できるのだそう。VR対応ソフトの中には、私がめちゃくちゃやり込んだ『The Elder Scrolls V: Skyrim』(通称、スカイリム)というゲームもありました。こりゃすごい。スカイリムの世界に入れるなんて!

 一度思い立つと止まれない私は、その日のうちにVRの機器、モーションコントローラー、プレステ4PROをメルカリで購入し、モーションコントローラー、充電器、ソフトを揃えていきました。お値段総額13万円なーり! もちろんリボ払いなーり!

 結論から言うと、VRは感動するほどすごかったです。若干、ピントが合わなかったり、もや~っと見えたりもするのですが、ゲームソフトによっては非常に映像がキレイ!

 特に私が気に入ったのは『イーグルフライト』というゲーム。これは自分が鷹になって、空を飛び回りながらさまざまなゲームをクリアしていくというものなのですが、操作はコントローラーではなく、自分の首を傾けることで行います。実際、鷹も首を傾けることで方向転換しているんだって!

 操作に慣れると自在に大空を飛び回ることができますし、仲間の鳥を援護したり、洞窟の中を抜けるスリルがまた楽しい! ゲームセンターにあるボックス型のゲーム機のような臨場感を自宅で味わえるのです。VR買ってよかった~!! 家の中がゲームセンターになっちまったぜ、ひゃっほい!!

 しかし、調子に乗って遊んでいたのもつかの間。20分ほど経過したところで、胸のあたりがムカムカしてきました。き、気持ち悪い……。これが噂のVR酔いってやつなのね……。高低差のある場所で上を見たり下を見る動作を繰り返すと、すごく酔います。バトンタッチした母も15分ほどプレイし、「くらくらする。足がふらふらする」とのこと。

 このVR酔い、対策としては、頭をあまり動かさないようにしたり、あちこち見ないようにしたり、座ったりするのが良いらしいです。え~~、きょろきょろ周りを見るのがVRの一番の楽しみなのに!! インターネットで検索してみると、あちこちで「VR酔い」の対策を書いている記事がありましたが、結局、一番の酔い防止策は「VR酔いに慣れる」ことと書かれていましたね。

 VR酔いは、視覚系と前庭系の間で生じるミスマッチが原因なのだそうです。簡単に言うと、目は「あなたは動いている!」と伝えているのに、ほかの感覚器官は脳にあなたが動いていないと伝えてしまう状況(普通の乗り物酔いはこの逆)。これは何度も繰り返し体験することで体が慣れて酔わなくなるのだとか。

 はあ~。フリマアプリでやけにVRを出品する人が多いなと思ってたけど、みんなVR酔いにやられて泣く泣く出品したのかぁ……。プレステ4プロ、モーションコントローラー2個、銃用のコントローラー、ゲームソフト、VR機器とフルセットで出しながら「プレイは数回です」と書かれている人もいました。こ、怖い。私は彼らの二の舞にはならんぞ。吐しゃ物にまみれながらもプレイしてやるゥゥゥゥ!!!!

 これからVRをプレイしようと思っている人はフリマアプリでフルセットを買えば、すぐに始められるのでお得かもしれません。しかし、中にはプレイは2、3回でも、購入して6年以上放置している場合もあるので、状態はしっかり確かめてから購入してくださいね。

「突然大声を上げて怒り出す」要介護4の父と生活保護の兄……30代女性が背負った“家族”と“介護”の現実

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 多くの親が「ヨロヨロ・ドタリ期」に入るのは、この超高齢化社会においては80代から90代となっている。もちろんそれに合わせて、介護する子どもも60代、ときには70代となっていく。「老老介護」だ。

 その一方で、若いうちから親の介護に直面する子どももいる。今回ご紹介するのは、中村万里江さん(仮名)。35歳という若さだ。中村さんの両親もまだ60代。介護の話を聞くのが申し訳なく思えるほどだが、中村さんは思いのほか快活な女性だった。

 介護をしているから暗い、というのは偏見であることはじゅうぶん承知している。それでも、もし自分が中村さんの立場に置かれたら、とてもこんなに明るくはふるまえないだろうと思う。

父のパニック症状に戸惑う

 コトのはじまりは、2016年。中村さんの父、博之さん(仮名・当時64)がくも膜下出血で倒れたのだ。

 「頭が痛い」と訴える博之さんに、母の晃子さん(仮名・当時64)はすぐに救急車を呼んだ。搬送された病院で手術、2カ月ほど入院したのちにリハビリ病院に移り、3カ月機能訓練を受けた。

 自宅に戻った博之さんは、左半身のマヒと、高次脳機能障害で要介護4と認定された。入浴介助はヘルパーが必要だったが、トイレや食事は自分でできていたというので、身体状況はそれほど深刻ではなかったといえるだろう。

「ただ、失語と半側空間無視(※1)がありました。発することのできる言葉は『はい』くらい。でも数字と曜日だけには強いんです。不思議ですよね。母と私は、父がときどき起こす“感情失禁”(※2)といわれるパニック症状にとまどいました。もともと声が大きい人だったこともあり、何かに対して気に入らなかったり、イライラしたりすると、突然大声を上げて怒り出すんです」

※1 視力に問題がないのに、目にしている空間の半分に気が付きにくくなる障害
※2 ちょっとしたことで突然泣いたり、怒ったり、笑ったりするなど、場に応じて感情を抑制することができず、人前で表出してしまう状況

 中村さんはずっと海外で働いていたのだが、博之さんが倒れた頃は仕事を辞めて帰国、実家に戻っていた。晃子さんとともに博之さんの介護に当たることができたのは、晃子さんにとっては幸運だったといえるだろう。二人で試行錯誤しながら、博之さんへの対応の方法を編み出していった。

「感情的になったらいったんその場を離れる。それから父に何が言いたいのか聞いても、答えられないので、質問するときには『はい』『いいえ』で答えられるようにしました。ただ、何でも『はい』なんです(笑)。なので『はい』の言い方で、答えを推測することができるようになっていきましたね」

 とはいえ、中村さんにとって、常に博之さんのそばにいるのは楽なことではなかった。再就職した中村さんは、博之さんが倒れて2年後、実家から自転車で5分の場所で一人暮らしをはじめる。こうして、晃子さんをサポートしつつ、博之さんを介護する体制が整っていった。

 そんなとき、中村さんのもとに兄(43)が事故を起こしたという連絡が入った。

「兄は就職氷河期世代で、大学卒業後、就職がうまくいかず引きこもっていました。親が就職させようとしたのですが、それもダメ。借金をつくって親が肩代わりしたこともあります。兄の問題で家族会議をしても、父は怒る、母は兄をかばう。私が冷静に場を仕切る、というような関係だったんですが、その後、私は海外に行ったこともあり、兄とは距離を置いていました。日本に戻ってきたときには、兄は関西にいて、生活保護を受けながら、自分のように生きづらさを抱えている人にカウンセリングのようなことをしたりして生活していたようです。自分が生きづらさを抱えている当人なんですけどね(苦笑)。それでも生活保護を受けながら、なんとか自立して暮らせてはいたんです」

 そんな兄を心配した晃子さんが、家に戻したいと言ったこともある。中村さんは、そうなると晃子さんが兄を支援しすぎてまたダメにしてしまうだけのような気がして、「兄を戻すのなら、もう私は二度とかかわらない」と言って反対したという。

「そういうわけで、兄は関西で暮らしていたんですが、警察から『兄が事故で入院している』という連絡が来たんです。自転車による自損事故だったようです。駆けつけてみると、かなりカルチャーショックを受けました。警察の方によると、兄が暮らしている場所は関西のなかでも特に治安の悪い地区だということでした。私が働いていた国も、先進国とは言えませんが、そういう世界ともまた違う。そんな場所で兄は暮らしていたんです。おまけに、事故によって外傷性クモ膜下出血を発症していました。幸い、そう重症ではなく、リハビリをして退院することができました。本人は昔より記憶力がなくなったと言っていますが」

 兄よりも8歳も年下ながら、しっかりした妹だ。しっかりせざるを得なかったというべきか。ともかく、兄の問題はこうしてなんとか落ち着いた。と思う間もなく、今度は母・晃子さんの体調が悪くなる。博之さんが倒れて3年後、昨年の頭のことだった。

――続きは、7月12日(日)更新

 

ワーママ雑誌「Domani」、大仰な「人生で本当に必要な7つのもの」特集の“内訳”にズッコけたワケ

 働くママ向けファッション誌「Domani」(小学館)の8・9月号が発売になりました。表紙には「人生で本当に必要な7つのもの」という一見、壮大なテーマが掲げられています。

 いつも誌面を華やかに盛り上げている読者モデル「Domanist」が、どのように工夫しながらコロナ禍の自粛生活を乗り切ったのか……なども垣間見られるのではと期待してしまうのですが、果たしてその中身とは。早速、見て行きましょう!

<トピックス>
◎今、人生に本当に必要な7つのもの
◎Domaniオンラインサロン、大盛況につき、追加メンバー募集します(ハート)
◎神崎恵・人生訓

人生に本当に必要なのは「リモート映え」

 「今、人生に本当に必要な7つのもの」という大仰な巻頭特集から見ていきましょう。冒頭には編集部からの「この原稿を書いている今日、全国で緊急事態宣言が解除されました。少しずつ、日常が戻ってきたと感じている人も多い様子。この号が発売されるころ、社会はどうなっているのでしょう」等の神妙なメッセージが。その流れで同誌が提案するのが「今、人生に本当に必要な7つのもの」とは一体。新型コロナウイルスの影響で、さまざまなものごとの優先順位や意識が変わったであろう「Domani」読者層の「人生で本当に大切なもの」を知りたい! と興味をそそられた時点で、もう負けでした。

 その内訳を見てみると、びっくり仰天。「1.軽やか黒ジャケット」「2.きちんと白Tシャツ」「3.きれいめブルーデニム」「4.ニュアンシー・セットアップ」「5.ドラマティック・カラースカート」「6.黒ゆるタックパンツ」「7.映え黒レースブラウス」の7つです。

 もちろん、おしゃれすることで気持ちを上げるのはとても大事だと思うのですが、しかし、この内容は「今夏ワーママが持っていたい7着!」くらいのタイトルで充分では。

 「軽やか黒ジャケット」に寄せられたワーママからのコメントは「何より上質感が大事。知性も感じられるものを」など、テンプレをなぞったかのような文言。一方「映え黒レースブラウス」へのコメントでは、「リモート会議も増えてきたので、ここにきて急にトップスのデザインが重要視されてきました」とわずかに時事を取り入れていましたが、“リモート会議映え”が「今、人生に本当に必要な7つ」に堂々ランクインするとは。コロナ禍以前は確かに考えられなかったことではありますが、タイトルが大げさすぎて中身との落差にずっこけた特集でした。

 続いては、今号で最も気になった記事「Domaniオンラインサロン、大盛況につき、追加メンバー募集します(ハート)」のページです。今まで気づいていなかったことが悔やまれますが、「Domani」はファッション誌初の「オンラインサロン」を今年4月からオープンしていたそう。会費は月額3,000円。べらぼうに高いわけではなく、しかし決して安くもない絶妙な設定です。(ちなみにオリエンタルラジオ・中田敦彦のサロンは月額980円、キングコング・西野亮廣は1,000円、堀江貴文は1万1,000円)。

 紹介されている活動内容は、「スキルシェアできる」「新しいことにチャレンジできる」「コミュニケーションが盛ん」など、何ともぼんやりしています。最も具体的な企画は「Domani編集長の文章講座」でした。こちらはぜひ受けてみたいです。

 しかし、「会員自身に『Web Domani』にご登場いただくことも、あるかもしれません!」「『Web Domani』にメンバー執筆の記事が公開されました」等と煽り、Domanistに憧れる純粋な読者の「私も『Domani』に出られるかも!」という気持ちをうまく利用しているようにも見え、うさん臭さを感じないでもない、この商売。

 検索してみると、現在のサロン会員は61人(7月2日時点)だそうです。今後どのように発展していくのか気になるところです。

またしても神崎恵の長男が無表情

 期待していたDomanistの自粛生活レポートなどはなく、肩透かしにあった今号。癒やしとなったのは、連載「神崎恵・人生訓」でした。

 前号に引き続き、神崎恵さんのTHE・無表情な長男(19歳)が登場しています。今回掲載されている母子ツーショット写真は2枚ですが、前回同様、彼の表情は「無」です。神崎さんに頭をポンポンされながら、仏頂面とも言えない無の表情でカメラを見つめる彼。そして神崎さんと背中を合わせて立ち、これまた無のまま、下方向を見つめる彼。

 その表情には照れもあるのか、家での彼は優しい様子。意見が食い違ったときは冷静に自分の意見をつづったLINEが送られてきたり、力仕事は引き受けてくれたり、どのバラエティーに神崎さんが出るべきか出ないべきか、ジャッジしてくれたりするそうです。

 一家に一人、神崎さんの息子がいてくれればいいのに。と思うほど、彼の虜になってきました。ぜひまた登場して「Domani」の清涼剤となってほしいものです。

ワーママ雑誌「Domani」、大仰な「人生で本当に必要な7つのもの」特集の“内訳”にズッコけたワケ

 働くママ向けファッション誌「Domani」(小学館)の8・9月号が発売になりました。表紙には「人生で本当に必要な7つのもの」という一見、壮大なテーマが掲げられています。

 いつも誌面を華やかに盛り上げている読者モデル「Domanist」が、どのように工夫しながらコロナ禍の自粛生活を乗り切ったのか……なども垣間見られるのではと期待してしまうのですが、果たしてその中身とは。早速、見て行きましょう!

<トピックス>
◎今、人生に本当に必要な7つのもの
◎Domaniオンラインサロン、大盛況につき、追加メンバー募集します(ハート)
◎神崎恵・人生訓

人生に本当に必要なのは「リモート映え」

 「今、人生に本当に必要な7つのもの」という大仰な巻頭特集から見ていきましょう。冒頭には編集部からの「この原稿を書いている今日、全国で緊急事態宣言が解除されました。少しずつ、日常が戻ってきたと感じている人も多い様子。この号が発売されるころ、社会はどうなっているのでしょう」等の神妙なメッセージが。その流れで同誌が提案するのが「今、人生に本当に必要な7つのもの」とは一体。新型コロナウイルスの影響で、さまざまなものごとの優先順位や意識が変わったであろう「Domani」読者層の「人生で本当に大切なもの」を知りたい! と興味をそそられた時点で、もう負けでした。

 その内訳を見てみると、びっくり仰天。「1.軽やか黒ジャケット」「2.きちんと白Tシャツ」「3.きれいめブルーデニム」「4.ニュアンシー・セットアップ」「5.ドラマティック・カラースカート」「6.黒ゆるタックパンツ」「7.映え黒レースブラウス」の7つです。

 もちろん、おしゃれすることで気持ちを上げるのはとても大事だと思うのですが、しかし、この内容は「今夏ワーママが持っていたい7着!」くらいのタイトルで充分では。

 「軽やか黒ジャケット」に寄せられたワーママからのコメントは「何より上質感が大事。知性も感じられるものを」など、テンプレをなぞったかのような文言。一方「映え黒レースブラウス」へのコメントでは、「リモート会議も増えてきたので、ここにきて急にトップスのデザインが重要視されてきました」とわずかに時事を取り入れていましたが、“リモート会議映え”が「今、人生に本当に必要な7つ」に堂々ランクインするとは。コロナ禍以前は確かに考えられなかったことではありますが、タイトルが大げさすぎて中身との落差にずっこけた特集でした。

 続いては、今号で最も気になった記事「Domaniオンラインサロン、大盛況につき、追加メンバー募集します(ハート)」のページです。今まで気づいていなかったことが悔やまれますが、「Domani」はファッション誌初の「オンラインサロン」を今年4月からオープンしていたそう。会費は月額3,000円。べらぼうに高いわけではなく、しかし決して安くもない絶妙な設定です。(ちなみにオリエンタルラジオ・中田敦彦のサロンは月額980円、キングコング・西野亮廣は1,000円、堀江貴文は1万1,000円)。

 紹介されている活動内容は、「スキルシェアできる」「新しいことにチャレンジできる」「コミュニケーションが盛ん」など、何ともぼんやりしています。最も具体的な企画は「Domani編集長の文章講座」でした。こちらはぜひ受けてみたいです。

 しかし、「会員自身に『Web Domani』にご登場いただくことも、あるかもしれません!」「『Web Domani』にメンバー執筆の記事が公開されました」等と煽り、Domanistに憧れる純粋な読者の「私も『Domani』に出られるかも!」という気持ちをうまく利用しているようにも見え、うさん臭さを感じないでもない、この商売。

 検索してみると、現在のサロン会員は61人(7月2日時点)だそうです。今後どのように発展していくのか気になるところです。

またしても神崎恵の長男が無表情

 期待していたDomanistの自粛生活レポートなどはなく、肩透かしにあった今号。癒やしとなったのは、連載「神崎恵・人生訓」でした。

 前号に引き続き、神崎恵さんのTHE・無表情な長男(19歳)が登場しています。今回掲載されている母子ツーショット写真は2枚ですが、前回同様、彼の表情は「無」です。神崎さんに頭をポンポンされながら、仏頂面とも言えない無の表情でカメラを見つめる彼。そして神崎さんと背中を合わせて立ち、これまた無のまま、下方向を見つめる彼。

 その表情には照れもあるのか、家での彼は優しい様子。意見が食い違ったときは冷静に自分の意見をつづったLINEが送られてきたり、力仕事は引き受けてくれたり、どのバラエティーに神崎さんが出るべきか出ないべきか、ジャッジしてくれたりするそうです。

 一家に一人、神崎さんの息子がいてくれればいいのに。と思うほど、彼の虜になってきました。ぜひまた登場して「Domani」の清涼剤となってほしいものです。

山口組と吉本興業の関係、「闇営業」問題――元ヤクザの妻が読む『吉本興業史』

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

吉本興業の「謝罪マスター」の著書

 世の中、本当にいろんな、ヤクザに関する本が出ていますね(自分も出してますけど)。書評が続くのもどうかと思いましたが、やはり『吉本興業史』(竹中功著、KADOKAWA)は書かせていただくことにしました。核心的なところはスルーかなと思ってましたが(失礼)、わりとディープでしたね。まあ中田カウスさんについては、報道された事実とかを淡々と書かれている印象でしたが。

 著者は、現在は退職されていますが、吉本興業の伝説の広報マンで、所属芸人の謝罪会見の仕切りなど「謝罪マスター」としても知られる方なのだそうです。

初代吉本興業社長は、山口組三代目の葬儀に列席

「ええか、今日のいまこの時をもって、ヤクザとはいっさい関わってはならん!」

 主だった所属芸人さんたちを前に、吉本興業初代社長の林正之助さんが突然言いだしたのは、バブル前夜の1981年夏のこと。三代目山口組・田岡一雄組長が亡くなる7月23日の少し前だったそうです。

 本書などによると、正之助さんは創業者の吉本せいさんの弟さんで、十代の頃から姉夫婦の仕事を手伝っていました。兵庫県警の内部資料『広域暴力団山口組壊滅史』に「山口組準構成員」と書かれるほどヤクザとの関係は知られていましたが、91年に亡くなられた後も、吉本興業を大きくした「やり手の興行師」としてレジェンドになっていますね。

 ちなみに吉本興業のホームページによると、「吉本吉兵衛(通称・泰三)・せい夫婦が、天満天神近くの寄席『第二文芸館』で、寄席経営の第一歩を踏み出」したのは1912年。初代山口組・山口春吉親分が神戸に山口組の看板を掲げたのは1915年ですから、まったく同じ時代を歩んでいます。

 この正之助さんは二代目山口組・山口登組長とも親しかったそうで、そんな人から急に「ヤクザと付き合うな」と言われても、周囲は困惑しますよねえ。

 そもそも昭和までは、ヤクザの親分が芸人さんをひいきにするのは当たり前で、飲食の面倒はもちろん、用心棒的なこともしていました。うちの亡きオットも芸人さんをスナックなんかで見かけると、お会計をしてあげたりしてましたよ。あと、うちはやってません(と思いたい)が、シャブ屋のパシリ(使い走り、配達係)にしてお小遣いをあげることも珍しくありませんでした。

 ていうか昔の芸人さんたちは、たいていは大酒飲みで女(男)癖も悪く、コンプライアンス的に問題がある人ばかりでしたが、それでも親分の言うことは聞くので、興行師も助かっていたと思います。それに、正之助さん本人は、田岡組長が亡くなった時に葬儀に参列していて、週刊誌に撮られてますしね。記事を見せてきたカウスさんに「あれは双子の弟や」とシレッと釈明するあたり、さすが「吉本の人」です。

 「ヤクザと付き合うな」と言いだしたのは、三代目亡き後の「いろいろ」を考えてのことだったと思います。

現在の社長への愛ある批判も

 本書は、少し前の所属芸人さんの「闇営業」問題についてもページが割かれています。記者会見した現在の社長さんに対する批判もあって、ナルホドと思いました。ラクなお商売はないわけですが、本や服を作る会社とは違うこともよくわかります。約6,000人もの芸人さんを抱える大所帯の経営幹部は「守り」に入ってしまって、もはやファミリーとは呼べないということですね。ヤクザの組織も、そんな感じです。

 それにしても、こういう本って「誰得」なんでしょうね? 今さら「吉本にヤクザが関わってたなんて、ショックゥ」なんて方はいらっしゃらないでしょうし。「オレのこと書いてねえだろうな」って慌てて買っちゃう“関係者”も少しはいるかもですが(笑)、まあ「薄々わかってはいたけど、詳しく知りたい」方々向けなのでしょうか。いずれにしろ、著者さんの古巣への「愛」はよくわかる労作といえます。

山口組と吉本興業の関係、「闇営業」問題――元ヤクザの妻が読む『吉本興業史』

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

吉本興業の「謝罪マスター」の著書

 世の中、本当にいろんな、ヤクザに関する本が出ていますね(自分も出してますけど)。書評が続くのもどうかと思いましたが、やはり『吉本興業史』(竹中功著、KADOKAWA)は書かせていただくことにしました。核心的なところはスルーかなと思ってましたが(失礼)、わりとディープでしたね。まあ中田カウスさんについては、報道された事実とかを淡々と書かれている印象でしたが。

 著者は、現在は退職されていますが、吉本興業の伝説の広報マンで、所属芸人の謝罪会見の仕切りなど「謝罪マスター」としても知られる方なのだそうです。

初代吉本興業社長は、山口組三代目の葬儀に列席

「ええか、今日のいまこの時をもって、ヤクザとはいっさい関わってはならん!」

 主だった所属芸人さんたちを前に、吉本興業初代社長の林正之助さんが突然言いだしたのは、バブル前夜の1981年夏のこと。三代目山口組・田岡一雄組長が亡くなる7月23日の少し前だったそうです。

 本書などによると、正之助さんは創業者の吉本せいさんの弟さんで、十代の頃から姉夫婦の仕事を手伝っていました。兵庫県警の内部資料『広域暴力団山口組壊滅史』に「山口組準構成員」と書かれるほどヤクザとの関係は知られていましたが、91年に亡くなられた後も、吉本興業を大きくした「やり手の興行師」としてレジェンドになっていますね。

 ちなみに吉本興業のホームページによると、「吉本吉兵衛(通称・泰三)・せい夫婦が、天満天神近くの寄席『第二文芸館』で、寄席経営の第一歩を踏み出」したのは1912年。初代山口組・山口春吉親分が神戸に山口組の看板を掲げたのは1915年ですから、まったく同じ時代を歩んでいます。

 この正之助さんは二代目山口組・山口登組長とも親しかったそうで、そんな人から急に「ヤクザと付き合うな」と言われても、周囲は困惑しますよねえ。

 そもそも昭和までは、ヤクザの親分が芸人さんをひいきにするのは当たり前で、飲食の面倒はもちろん、用心棒的なこともしていました。うちの亡きオットも芸人さんをスナックなんかで見かけると、お会計をしてあげたりしてましたよ。あと、うちはやってません(と思いたい)が、シャブ屋のパシリ(使い走り、配達係)にしてお小遣いをあげることも珍しくありませんでした。

 ていうか昔の芸人さんたちは、たいていは大酒飲みで女(男)癖も悪く、コンプライアンス的に問題がある人ばかりでしたが、それでも親分の言うことは聞くので、興行師も助かっていたと思います。それに、正之助さん本人は、田岡組長が亡くなった時に葬儀に参列していて、週刊誌に撮られてますしね。記事を見せてきたカウスさんに「あれは双子の弟や」とシレッと釈明するあたり、さすが「吉本の人」です。

 「ヤクザと付き合うな」と言いだしたのは、三代目亡き後の「いろいろ」を考えてのことだったと思います。

現在の社長への愛ある批判も

 本書は、少し前の所属芸人さんの「闇営業」問題についてもページが割かれています。記者会見した現在の社長さんに対する批判もあって、ナルホドと思いました。ラクなお商売はないわけですが、本や服を作る会社とは違うこともよくわかります。約6,000人もの芸人さんを抱える大所帯の経営幹部は「守り」に入ってしまって、もはやファミリーとは呼べないということですね。ヤクザの組織も、そんな感じです。

 それにしても、こういう本って「誰得」なんでしょうね? 今さら「吉本にヤクザが関わってたなんて、ショックゥ」なんて方はいらっしゃらないでしょうし。「オレのこと書いてねえだろうな」って慌てて買っちゃう“関係者”も少しはいるかもですが(笑)、まあ「薄々わかってはいたけど、詳しく知りたい」方々向けなのでしょうか。いずれにしろ、著者さんの古巣への「愛」はよくわかる労作といえます。

「このスピードは信じられない」「またやらかす」“活動自粛”から復帰で呆れられた芸能人

 昨年11月から芸能活動を自粛していたタレントの木下優樹菜が、7月1日に活動再開を発表。所属事務所のプラチナムプロダクションは同日に公式サイトに謝罪文を掲載、また、木下本人も自身のインスタグラムで「この度は、社会人として芸能人として私自身の自覚や配慮が足りず、関係者の方々、ファンの皆様にご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんでした」と謝罪した上で、「私らしく頑張っていきたいと思っています」と今後の活動についてつづっている。

「木下は昨年10月、姉が務める都内のタピオカドリンク店とトラブルを起こし、オーナー夫妻にSNSで恫喝まがいのダイレクトメッセージを送っていたことも明らかになっています。これによってネット上で批判を浴び、活動自粛に追い込まれたわけですが、ここにきて復帰を発表。しかし、ネットユーザーからは『イメージ最悪だし、もう需要ない』『タピオカ店と和解したの? うやむやにしたまま復帰するのかよ』と、冷ややかな反応が上がっています」(芸能ライター)

 木下のように、活動自粛から復帰を遂げ、世間から厳しい声を浴びたタレントがいる。6月19日にジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也は、23日に都内で記者会見を開催。会見の様子は、自身のYouTubeチャンネル「手越祐也チャンネル」にて生配信され、同時接続者数は最高で132万人を突破した一方、「言い訳ばかりの会見だった」といった苦言がネット上に飛び交っている。

「手越は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下で“会食”を行っていたと報じられ、ジャニーズ事務所から活動自粛の処分を受けていました。会見では、この会食について『医療従事者を交えて今後のビジョンを語る会だった』などと弁明したものの、視聴者からは『反省の欠片もない会見。ずっと言い訳』『話すこと全部が薄っぺらい』『自分は悪くないって言いいたいだけ?』といった厳しい意見が続出することになりました」(同)

 翌日、手越の会見を取り上げました『スッキリ!』(日本テレビ系)では、MCを務める極楽とんぼ・加藤浩次が「情報交換だったらリモートでできたでしょ」と指摘。『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)の安藤優子アナウンサーも「神経を逆なでされる感じがしました」などと、不快感をあらわに。その後、手越は自身のYouTubeチャンネルに2本の動画をアップ。芸能活動を再開させた形になっているが、ネット上では「復帰するの早すぎない?」「自分が何やっても許されるって勘違いしてるんだろうな」「反省してないのが会見でよくわかったから、このスピードで手越が復帰するのは信じられない」などと批判を浴びている。

 6月21日に芸能活動再開を発表したモデルの道端アンジェリカは、8月7日発売のヌード写真集『Angelica』(双葉社)で仕事復帰。昨年10月に夫である飲食店経営者が、知人男性から現金35万円を脅し取ったとして逮捕され、道端自身も夫と共謀したという恐喝容疑で書類送検に。のちに不起訴となったものの、道端は所属事務所から契約を解除され、実質的な活動休止状態となっていた。

「この写真集を発売するにあたり、道端は『モデルとしての決意』と『シングルマザーとして頑張っていく覚悟』を作品に込めたそうですが、ネット上では冷ややかな反応が上がっているようです。『相当黒いイメージがついちゃったからなあ。何をやっても挽回は難しそう』『こんな復帰の仕方で、本人は納得してるのかな?』『話題作りのために脱いだんだろうけど、誰に需要があるのかわからない』といった声が散見されます」(同)

 2017年に所属事務所エヴァーグリーン・ エンタテイメントから契約を解除され、一度は芸能界から消えていた、俳優の山本裕典。派手な女性関係や素行の悪さが契約解除の理由ともいわれていたが、18年6月、福岡県に本社を置く芸能プロダクション「ワイツー」に所属し、同年12月に自身のSNSで芸能活動復帰を宣言した。今夏放送予定のドラマ『彼が僕に恋した理由』(TOKYO MX)で主演を務めると発表されていたが……。

「新型コロナウイルス感染防止のため外出自粛が呼びかけられる中、山本が都内のパチンコ店を訪れていたことが報じられ、公式ホームページで謝罪する事態に。この一件により、ドラマ『彼が僕に恋した理由』の主演も辞退しています。ネット上では『何度問題を起こせば気が済むんだろうね?』『こういう人って、そもそも常識がないんだと思う。きっとまたなんかやらかすよ』『この調子じゃ、今の事務所が契約解除するのも時間の問題かも』と、厳しい指摘が寄せられました」(同)

 自分の失敗と向き合い、しっかり反省してから再出発すれば、世間も後押ししてくれるはずなのだが……。

トランプへの皮肉で人気急上昇! アンドリュー・クオモNY州知事、日本であまり知られていない「7つ」のこと

 新型コロナウイルスによる死亡者が10万人を超えたアメリカ。大規模感染の震源地となったニューヨーク州では3月以降、感染者数が急増し医療崩壊の危機に直面したが、住民はパニックに陥ることなく、州が出す要請に従った。

 自我の強いニューヨーカーたちが一丸となって事実上の都市封鎖に従ったのは、「責任はすべて私が持つ」と言い切り、休むことなくコロナ対策に奮闘するアンドリュー・クオモ知事の姿に心を打たれたから。

 科学的根拠に基づく対策を打ち出し、定例記者会見ではどんな絶望的な状況でも隠すことなく州民に報告。州民は、そんな姿勢に絶大な信頼を寄せるようになった。そんな定例記者会見は、トランプ大統領からの文句や言いがかりへの反論が最高だと全米が注目するように。大統領指示で送られてきた人工呼吸器が少なすぎると発言していた会見中に、大統領が「文句ばっかり言ってないで、ちゃんと仕事しろ」とツイートしたことを記者から告げられると、「私の会見なんか見ている大統領の方こそ、仕事なさったほうがいいのでは」と神妙な面持ちで痛烈に批判。

 「医療機器などを送っているのに感謝しない」という大統領のツイートには、「感謝すべきことには、ありがとうと言っている。一体どうしてほしいのか、ブーケや花束も贈ったほうがいいのか」「あなたは大統領の仕事をしたまでだけど、どうもありがとうございました」と涼しい顔で皮肉たっぷりに返し、「大統領より何枚も上手!」と称賛されている。

 未曾有の事態における強いリーダーシップが高く評価され、「大統領選に出馬してほしい」と熱望されているクオモ知事について、日本ではあまり知られていないその素顔を紹介しよう。

1:一族の経歴が華麗すぎる!

 4人の祖父母はいずれもイタリア生まれか、イタリア系であるクオモ知事。ニューヨークで生まれ育った父マリオは、法律を学んでいたニューヨークのセント・ジョーンズ大学で母マチルダと知り合い、結婚。弁護士事務所で働いた後、政治家へと転向し、ニューヨーク州務長官、副州知事、州知事を歴任し、地元ニューヨークに尽くしてきた人物でもある。

 クオモ知事が連日行っている記者会見では、母親を気遣う言葉を頻繁に口にし、「さすがママ大好きなイタリア系だ」と話題に。重症化しやすい70歳以上の高齢者を守るために作った法は、母の名前から「マチルダ法」とするほど。

 知事には3人の姉妹、13歳年下の弟がいる。長女マーガレットは放射線科医師で、母と共に財団を立ち上げてイタリア語教育促進に貢献。次女のマリアはエミー賞を獲得しているドキュメンタリー・プロデューサーで、ホームレスの権利のためシェルターを設立するなど活動家としても活躍している。ファッションデザイナーのケネス・コールの妻としても有名だ。

 三女マデリーンは弁護士で、弟のクリスは弁護士免許を取得後、ジャーナリストに。CNNのアンカーとして人気を博し、1997年には「People」誌の「最もセクシーな人」に選ばれた。ジョン・F・ケネディ・ジュニア急死後は、「ニューヨークの独身男性の中で、結婚相手として最も理想的な人」と呼ばれるようになった。

 父マリオがニューヨーク州知事選に立候補した際、クオモ知事は選挙対策委員の一員となり、全力でサポート。当選後も同居し、アドバイザーとして父を支えた。年間1ドルの報酬しか受け取らなかったと伝えられているが、父を通して強力な人脈を築いた。

 ホームレスに住宅を供給するNPO団体「特権なき住宅供給事業」を創設し、1993年からは当時のクリントン政権から米住宅都市開発局の一員に抜てきされる。97~01年には同局長官を務めた。

 そんな中、90年にはケネディ家の一員で、故ロバート・ケネディの娘であるケリー・ケネディと結婚。結婚生活はケンカが絶えなかったようで、2005年に離婚。ケリーとの間にもうけた3人の娘はみな才女で、ハーバード卒のカーラは現在知事と一緒に暮らし、新型コロナウイルス対策をサポート。カーラの双子の妹で、ブラウン大卒のマリアもニューヨーク市保健局のボランティアとして、マスク着用の推進活動を行っている。三女ミカエラは、先日ブラウン大学を卒業したばかり。クオモ知事が、若者に自粛生活の重要性を呼びかけた会見では、知事の隣に座ってサポート。Twitterで政治的発言をよく投稿することから、ミカエラが政治家として後を継ぐのではないかと期待が高まっている。

3:仲の良い弟とのトークで好感度アップ!

 前述の通り、弟クリスはCNNの人気アンカー。旬のゲストを迎えて鋭く切り込むロングインタビューが売りの看板番組『クオモ・プライムタイム』を持つ有能なジャーナリストだが、これまでクオモ知事にインタビューをすることはなかった。

 しかし新型コロナ感染拡大に伴い、知事が『クオモ・プライムタイム』にリモート出演するように。2人はコロナに関する深刻な話の合間に、仲の良い兄弟だからこそのコミカルな会話を交わし、これが毎日悲惨なニュースばかりで落ちこんでいたアメリカ人の楽しみとなった。

クリス:「お忙しいところ出演していただき、ありがとうございます」
クオモ知事:「お袋が出ろと言うからね」
クリス:(白目)

クリス:「州のために懸命に働いてらっしゃいますが、どうか母に電話してあげてください。声を聞きたがってますよ」
知事:「この番組に出る前に、お袋に電話したよ。『息子の中で、あなたが一番のお気に入り』って言われたよ。おまえは2番目に好きだって。よかったな」
クリス:「いや、そんなこと言わないでしょ」

知事:「言うわけないし」

 またCMを流すため「すみませんが」と話を遮るクリスに、クオモ知事は「すまないと思うなら、遮るな」と一蹴。「親父譲りなんですよね。あなたの(物事を)ガンガン進めちゃうところ」と返したクリスに、「自分は譲り受けてないとでも?」と真顔で言い放った。

 丁々発止のやりとりを見せていたが、クリスがウイルスに感染し、自宅地下室に自主隔離しながら番組を続けた際には、知事は「つらいだろうが、多くのアメリカ人が必要としている情報を発信している」「誇らしく思う」と称賛。定例記者会見でも弟を気遣う兄の顔を見せ、全米が感動。ますます好感度がアップした。

 クオモ知事には意外な友人がいる。歌手のビリー・ジョエルだ。ニューヨークで生まれ育ったという共通点を持つ2人は長年友情を温め、15年にビリーが32歳年下の女性と4度目の結婚式を挙げた際には、クオモ知事も参列。ビリーはこの4番目の妻との間に、4歳と2歳の娘がいるが、4歳の娘のゴッドファーザーがクオモ知事であり、家族ぐるみの付き合いをしている。

 大型バイクが趣味である2人は、「9.11被害者を追悼しながらグラウンド・ゼロまでライディングする」というイベントに何度も参加。16年6月には、乳がん啓蒙のためのモーターサイクル・ライドに一緒に臨み、バイクを通して行える活動に積極的に参加している。

 クオモ知事は、音楽ストリーミングサービス「Spotify」のプレイリストに、ビリーの曲がを何曲も入れていると語るなど、アーティストとしてもビリーを敬愛しているようだ。

その5:ニップルピアス愛用疑惑!?

 3月末の定例記者会見で、ジャストサイズの白いポロシャツを着用していたクオモ知事だが、ネットユーザーは、乳首周辺にピアスのようなシルエットが浮かんでいることに注目。「まさかニップルピアス?」と、騒然となった。

 人気深夜トーク番組『Late Show』で取り上げられるほど話題になったが、知事側は否定。このニップルピアス疑惑だが、「乳首を目立たなくさせるために貼ったテープが、ピアスのように見えただけ」という説が有力。テープにシワがよって浮き上がってしまったのだろうとみられている。

その6:美人料理家のガールフレンドとは切れぬ仲?

 「理想的な独身男性」として女性人気の高いクオモ知事だが、昨年まで長年の恋人がいた。お相手は、アメリカで人気の美人料理研究家サンドラ・リーだ。

 05年にパーティで知り合った2人はたちまち恋に落ち、交際を開始。サンドラは、いくつもの看板番組を持ち、これまでに料理本を27冊出版。推定資産2,000万ドル(約21億円)と自立したキャリアウーマンで、知事と出会った当時は20歳年上の億万長者と離婚したばかり。2人はバツイチ同士のカップルとなった。

 08年、知事はサンドラの家に移り、同居を開始。ケンカすることのない穏やかなカップルで、家族を交えて夫婦同然に生活していた。15年にサンドラが乳がんのため乳房切除術を受けた時も、知事は多忙な中、彼女に寄り添い励ました。ところが皮肉なことに、がん寛解後に彼女は乳がん啓蒙者として活動をするようになり、一緒にいる時間が激減したため、すれ違いが生じたとみられている。サンドラの家が売りに出され、2人は別居したと報じられてからしばらくした、19年9月、破局について共同声明を出したのだった。

 元恋人になったはずのサンドラだが、新型コロナへの対応でクオモ人気が高まると、「彼とは、家も友情もシェアしている仲」「破局後、どちらも新しい人とはデートしていない」「彼はまだ私の男」と、世の女性たちをけん制。「死ぬまで彼のことは守るし、何かあったらすぐに駆けつける」と、“自分は特別な存在なのだ”と猛アピール。彼女は知事のニップルピアス疑惑でネット上が大騒ぎしていた際にも、「みんなのために一生懸命働いている人に、そんなくだらないことを言うな!」と激怒していた。

 11月3日に行われる、2020年アメリカ合衆国大統領選。新型コロナウイルス感染拡大に伴う失業率増加と景気後退を受け、共和党のトランプ大統領が再選されるのは難しいという見方が出ている。

 一方で、民主党代表候補確実だとされるジョー・バイデン前副大統領についても、イマイチだと考えている人が多い。英・メイ前首相のことを「サッチャー首相」と言い間違えたり、外交政策スピーチではイラクとイランを混同。スーパーチューズデーで勝利した際にも、妻の右手を持って「私の妹ヴァレリー!」と言うなど、物忘れのような言い間違えを連発。講演で「貧しい子どもたちだって、白人の子どもと同じように頭が良く、才能があるんだよ」と励ましては白人至上主義者とバッシングされるなど失言も多く、北朝鮮の国営通信社「朝鮮中央通信」からは、「愚鈍でIQが低い」と馬鹿にされる始末。挙句の果てには、民主党のイベントで「合衆国上院議員に立候補しています!」と自己紹介し、「ジョーは、自分が大統領に立候補してると理解しているのか?」と国民からも心配されているからだ。

 そのため、コロナ禍で強いリーダーシップを発揮するクオモ知事に対し、「大統領になって!」という声が巻き起こっている。今からでも民主党代表候補に立候補し、国を立て直してほしいというのだ。

 しかし、残念ながらクオモ知事にはその気はないよう。3月、弟クリスの番組に出演した際、「みんな知りたがっているから答えてほしい。大統領選に出る可能性はあるのか?」と問われると、「ノー」と即答。「答えないということ?」と問われて、「答えはノーということだ」。さらに「考えたことはある?」「ノー」、「考える余地は?」「ノー」と断言。

 昨年、22年の次期知事選に出馬する意向を明かしていること、父マリオも期待されるも大統領選には出馬しなかったため、今後も大統領選に出馬する可能性は低いとみられている。