ママ友LINEグループでハブられた!? 難関大卒の母、「娘がグズ」という愚痴で毒親認定に「ショックでした」

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 既婚者の女性同士が集まって、夫の愚痴を語り合う光景をよく見かける。同じ妻という立場だけに、お互いに共感し合える部分が多いのだろう。一方で、前回、ママ友間の「子ども自慢」に関して取り上げたが、親同士が自分の子どもについて愚痴ることはあるのだろうか。ママ友のグループチャットを覗いてみよう。

「割り算もできないの……」自虐を装いながら先取り学習を自慢するママ

 都内にある小学校に8歳になる男児を通わせている早苗さん(仮名)は、約2カ月に及ぶ休校期間が明け、ママ友とのグループチャットでは、小学校生活での話題が飛び交うようになったという。

「子どもの宿題を親が見ているかどうか、また授業に必要なものの準備などについて、メッセージのやりとりをしています。特に休校の影響で、学習内容についての話題が多くなった気がします。うちの子は今年、小学校3年生なのですが、せっかく覚えた九九も、お休みの間に忘れてしまったようで、たまに間違えることがあるんです。でもまだ小3だしと、のんびり構えていました」

しかし、休校期間が明けた今、家庭ごとに学習差が出ている事実に気付いたという早苗さん。

「休校期間中に勉強を進めていた家庭もあるようです。ママ友が『うちは〇〇までできるようになったよ』と、グループチャットで話していて、内心焦ってしまいましたよ……。なかでも、息子と仲が良い男の子のママ・Mさんの話にはヒヤッとさせられました。Mさんは、『うちの子、3ケタのかけ算のひっ算が苦手で、しょっちゅう間違ってしまうの』と、グループチャットで愚痴っていたんですが、3ケタのひっ算は学校でまだ習っていないんですよ。彼女は子どもを公文に通わせたり、通信講座も受講させたりしているため、先取り学習をしているという意識がないみたいなんです」

 早苗さんは、先日Mさんから直接送られてきたメッセージの返答に困ってしまったという。

「『息子が割り算でつまずいてる』という自虐的な内容だったんですが、『それは大変だね』と同調するわけにもいかず、結局『大丈夫、うちの子はまだ掛け算も間違えちゃうの』と返信しました。Mさんは謙遜のつもりかもしれないのですが、私の息子がまだ習ってもいないことにについて、『こんな簡単なこともできないのよ』と言われるのは、ちょっとモヤっとしてしまうんです」

 一見、子どもに対する愚痴のように聞こえるエピソードも、ママ友同士では、そう捉えられないケースもあるようだ。

「Mさんは、『うちの子はできない』と言いつつ、相手から『うちはもっとできない』という話を聞くことで、安心しているようなんですよね。特に学力に差が出る算数に関しては、明らかに難しい問題を例に出して、『息子がつまづいていて困っている』とメッセージを送ってくるのです。これって逆に自慢ですよね……」

 乳幼児の子どもを持つママたちは、成長過程での不安や悩みをグループチャットで分かち合うというが、子どもの年齢が上がるにつれ、ママたちの目は、成長過程より学力に向いてしまう。学力は個人差も大きいだけに、グループチャットで語るのは配慮が必要な話題だろう。

 奈緒美さん(仮名)は、都内にある小学校に5年生になる女児を通わせている。彼女は、難関大学の理系学部を卒業しており、娘の勉強を自宅で見ているという。

「私は一人っ子で、小学校高学年から塾へ通い、受験をして私立中学に入学しました。学校でも成績は優秀なほうで、希望していた大学に進学。娘はまだ小5とはいえ、同じ頃の自分と比べると、簡単な問題を間違えるし、運動神経も良くなく、何をやらせても失敗ばかりでイライラしてしまうんです」

 奈緒美さんは、低学年の頃から親しいママ友数人と、グループチャットでなにげない会話をしている。しかし、その中のあるママから距離を置かれてしまったそうだ。

「以前、みんなでファミレスに出かけた際、私が娘の前で『この子はピアノを習わせているのに、私よりヘタ』『娘は足も遅くて、徒競走で後ろのほうだった』『本当グズで嫌になる』と愚痴ったのが、気に障ったようなんです……。相手の子どもの悪口とかは一切言っていないのに、どうしてだろうと思って、ママ友に『なにか気に障ることを言った?』と聞いてみたら、『〇〇ちゃんがかわいそう』って、娘のことを言われてしまって……」

 子どもの頃に優秀だった親は、過度に息子や娘に期待をしてしまい、つい人前で自分の子どもをけなしてしまう傾向があるのでは……奈緒美さんは、ママ友からそう忠告されたという。

「自分では単なる愚痴のつもりだったのですが、周りからは毒親のように見られていたみたいでショックでした。私からの話題はなんとなくスルーされているというか、ハブられているようなので、ママ友とのグループチャットでは、今は相づちのような返信だけするようにしています」

 関東近県にある小学校に4年生になる娘を通わせている梓さん(仮名)は、ママ友とのグループチャットで、「女の子は、自分のことは自分でできるからいいわよね」と言われるのが面倒だという。

「ちょっとやんちゃな男の子のママが、よくグループチャットに、『うちの子は、ランドセルの中からぐちゃぐちゃになったプリントが出てくるの』『脱いだものも脱ぎっぱなしで困っちゃう』というような愚痴を送ってくるんです。それに加えて『女の子はしっかりしていていいわよね』と言われるんですが、うちの娘もプリントの出し忘れはしょっちゅうだし、靴下も脱ぎ捨てたままにしたりしていたり、全然しっかりしていない(笑)。メッセージを見ていると“男の子の育児は女の子よりも大変”と言いたいんだろうなって、わかるんですが……。別のママ友と『女の子も手間がかかるよね』と言い合っていますよ」

 ママたちは子を持つ者同士、わかり合える部分も多いからこそ、仕事や家事の合間に子育ての悩みや愚痴をメッセージで送り、励まし合うことができる。しかし、程度をはき違えてしまうと、相手に不快感を与えてしまう可能性もぬぐえない。今は面と向かって話す機会が少なく、誤解が生じやすい面もあるため、子どもの愚痴に聞こえるような話題は、避けたほうが無難なのかもしれない。

万引きGメン憤怒! タトゥー夫婦の共犯目撃も「おれは盗ってないから」……ふんぞり返る夫の秘密

 こんにちは、保安員の澄江です。

 長年にわたり、契約をいただいている現場に入ると、過去に捕捉した人と遭遇することがあります。捕捉された時、出入禁止の誓約書に署名を為しているにもかかわらず、素知らぬ顔で入ってきてしまう実情があるのです。きちんと買い物をしてくれるのならまだしも、懲りずに犯行を繰り返す人も多く、私などの存在に気付いて犯行を中止する人までいる始末。面(自分の顔、正体)が割れてしまっているので、それも仕方のないことですが、いない時にやられていると思うと、どうしてもイライラしてしまいます。最近は、万引きをして捕まった人を顔認証登録することで、そうした方の入店を拒否する店も増えてきました。6割を超えると言われる万引きの再犯率を考えれば、それも当然の流れなのかもしれません。今回は、過去に捕らえて更生を誓ってくれた万引き犯に、みごとに裏切られた話をしたいと思います。

 当日の現場は、関東の外れに位置する食品スーパーT。長年にわたり、地元に根付いた商売をしている老舗のスーパーです。勤務の中盤、閑散とした店内を流していると、以前に捕らえた40代前半の女性から声をかけられました。腕や首すじにいくつかのタトゥーを入れた、どことなくタレントの田中律子さんに似ている色黒の女です。

「あ、また今日も入ってるんだ」
「ええ、まあ。今日は、どうされたの?」
「買い物に来たんですけど、まだ出禁なのかな? やっぱり来ちゃダメですか?」
「それは私が許可できることじゃないけど、変なことしないならいいと思いますよ」

 この店で彼女を捕らえたのは、1年ほど前のこと。刺身や惣菜、それに缶ビールなどをバッグに隠して精算しないまま外に出た彼女が、店の前にある駐輪場に停めた自転車に乗り込もうとしたところで声をかけたのです。その時は、商品の精算を済ませ、今後は店に出入りしない旨の誓約書に署名させられた上で、警察に引き渡されるというお決まりの流れで処理されました。前科前歴がないということで被害届は出されなかったものの、身柄の引き受けに家族を呼ばれたようで、あの日のことは死ぬほど後悔していると話しています。

「もうあんな思いは、二度としたくないので、絶対にしません。あの時、捕まえてもらえなかったら、もっとエスカレートしていたような気がして……。お姉さんに、感謝しているくらいなんです」
「そう思ってもらえるなら、ありがたいですけど……。では、仕事中なので、失礼しますね」

 過去に捕らえた人からの声かけは、何度か経験したことがありますが、あまり気分のいいものではありません。話すことも特にないので、その場から逃げるように立ち去った私は、そのまま休憩に入って彼女との遭遇を回避しました。このような状況に陥った時には、身を隠すのが一番なのです。

 それから、およそ3カ月。スーパーTで巡回をしていると、件の彼女が旦那さんらしき人と2人で店に入ってくるのが見えました。旦那さんらしき人の体にも、たくさんのタトゥーが入っており、とても目立っていたのです。なんとなく目を離せないでいると、入店するなり二手に分かれた2人は、誰かを探しているような動きで店内を大きく一周してみせました。そうして入口前に戻ると合流して、仲良くカートを押し始めたのです。あまりに不自然な行動に強い悪意を感じた私は、落ち着きない様子で周囲を気にして歩く2人に気付かれぬよう、つばのついた帽子を目深に被って、その後を追いました。新型コロナウイルスによる自粛要請期間中のため、客足は少なく、少しでも油断すれば気付かれてしまう状況です。慎重に追尾を続けると、いくつかの商品を棚取りした2人は、この店一番の死角箇所に入っていきました。

(前も、あそこで入れたのよね)

 犯行に至ることを確信して、身を隠しながら2人の行動を見守ると、旦那さんらしき人と目配せをした女が、刺身や牛肉、ビールなどの商品を次々と自分のバッグに隠していきました。見張り役がいることで安心しているのか、前回の時よりも堂々と、臆することなく犯行に及んでいるように見えます。通常客を装いたいのか、バッグには入りそうにないサイズのキャベツと長ネギの精算を済ませて店の外に出た2人に声をかけると、まるでお化けでも見たかのような顔で驚かれました。

「こんばんは。また会ったわね」
「ひっつ! あれ? 今日も入っていたの?」
「あなたには関係ないことよ。ちゃんとお金払わないと、ね。お二人とも事務所まで来ていただけますか?」

 そう言うと、旦那さんと思しき人が、口を尖らせて言いました。

「なんで? こいつが勝手にやったことで、おれは関係ないよ。なにも盗ってないし」
「私、全部見ていましたから。奥さんだけのせいにしたら可哀想よ。どちらにせよ、迎えに来ないといけなくなるだろうし」
「……………………」

 2人を事務所に連れて行き、盗んだ商品をデスクに出させると、計5点、合計2,800円ほどの商品が出てきました。所持金は、2人合わせても1,000円足らずで、商品を買い取ることはできません、2人の身分確認を済ませて、店長さんを呼んで判断を仰ぐと、すぐに警察を呼ぶことになりました。その動きを察したらしい旦那が、私たちを言い含めるように、投げやりな口調で言います。

「女房のやったことは謝るけどさ、おれは盗ってないから。警察呼んでもいいけど、おれは関係ないからね」
「そうですか? 警察には、自分の目で見たことだけをお話ししますので、ご心配なく」

 旦那に裏切られて、自分の行く末を案じているのか、いつのまにか号泣していた女が、両手で私の手を握り締めて言いました。

「前に捕まってから、本当に、ずっとやっていなかったんですけど、2人ともコロナで仕事がなくなっちゃって……」

 コロナ禍における濃厚接触は避けたいところですが、ボロボロと涙を流す彼女を見れば、その手を振り払う気持ちにもなれません。宥めるように相槌を打ちながら話を聞いていると、2人共に派遣社員で、コロナの影響で仕事がなくなり、収入が途絶えてしまったことから、やむなく再犯に及んでしまったと話しています。

「給付金は出たけど、家賃と光熱費でなくなって……。こうするしかなかったんです」

 確かに同情すべき話に聞こえますが、共犯行為はもちろん、私を探してから犯行に至った点は非常に悪質で、とても見過ごせるものではありません。なによりも、明らかな共犯関係にありながら、泣き咽ぶ奥さんを尻目に犯行を否認し、偉そうに腕を組んで貧乏ゆすりをしている旦那が許せない気持ちになりました。普段は温厚な店長さんも同様だったようで、今回は厳しくしてもらおうと、珍しいことに被害届を出すと話しています。

「旦那のほう、こないだ送ったばかりのヤツです。今日は、時間かかっても大丈夫ですか?」

 まもなくして臨場した顔馴染みの警察官によると、この旦那は数週間前にも、別の店舗で万引きをして捕まっており、書類送検されたばかりとのこと。その背景を聞けば、全ての罪を妻になすりつけて無関係を装うのも理解でき、やむなく再犯に至ったという女の主張にも合点がいきます。結局は、夫婦共に逮捕されてしまいましたが、女の流した涙だけは本当だったような気がして、どこか救われた気持ちになりました。
(文=澄江、監修=伊東ゆう)

万引きGメン憤怒! タトゥー夫婦の共犯目撃も「おれは盗ってないから」……ふんぞり返る夫の秘密

 こんにちは、保安員の澄江です。

 長年にわたり、契約をいただいている現場に入ると、過去に捕捉した人と遭遇することがあります。捕捉された時、出入禁止の誓約書に署名を為しているにもかかわらず、素知らぬ顔で入ってきてしまう実情があるのです。きちんと買い物をしてくれるのならまだしも、懲りずに犯行を繰り返す人も多く、私などの存在に気付いて犯行を中止する人までいる始末。面(自分の顔、正体)が割れてしまっているので、それも仕方のないことですが、いない時にやられていると思うと、どうしてもイライラしてしまいます。最近は、万引きをして捕まった人を顔認証登録することで、そうした方の入店を拒否する店も増えてきました。6割を超えると言われる万引きの再犯率を考えれば、それも当然の流れなのかもしれません。今回は、過去に捕らえて更生を誓ってくれた万引き犯に、みごとに裏切られた話をしたいと思います。

 当日の現場は、関東の外れに位置する食品スーパーT。長年にわたり、地元に根付いた商売をしている老舗のスーパーです。勤務の中盤、閑散とした店内を流していると、以前に捕らえた40代前半の女性から声をかけられました。腕や首すじにいくつかのタトゥーを入れた、どことなくタレントの田中律子さんに似ている色黒の女です。

「あ、また今日も入ってるんだ」
「ええ、まあ。今日は、どうされたの?」
「買い物に来たんですけど、まだ出禁なのかな? やっぱり来ちゃダメですか?」
「それは私が許可できることじゃないけど、変なことしないならいいと思いますよ」

 この店で彼女を捕らえたのは、1年ほど前のこと。刺身や惣菜、それに缶ビールなどをバッグに隠して精算しないまま外に出た彼女が、店の前にある駐輪場に停めた自転車に乗り込もうとしたところで声をかけたのです。その時は、商品の精算を済ませ、今後は店に出入りしない旨の誓約書に署名させられた上で、警察に引き渡されるというお決まりの流れで処理されました。前科前歴がないということで被害届は出されなかったものの、身柄の引き受けに家族を呼ばれたようで、あの日のことは死ぬほど後悔していると話しています。

「もうあんな思いは、二度としたくないので、絶対にしません。あの時、捕まえてもらえなかったら、もっとエスカレートしていたような気がして……。お姉さんに、感謝しているくらいなんです」
「そう思ってもらえるなら、ありがたいですけど……。では、仕事中なので、失礼しますね」

 過去に捕らえた人からの声かけは、何度か経験したことがありますが、あまり気分のいいものではありません。話すことも特にないので、その場から逃げるように立ち去った私は、そのまま休憩に入って彼女との遭遇を回避しました。このような状況に陥った時には、身を隠すのが一番なのです。

 それから、およそ3カ月。スーパーTで巡回をしていると、件の彼女が旦那さんらしき人と2人で店に入ってくるのが見えました。旦那さんらしき人の体にも、たくさんのタトゥーが入っており、とても目立っていたのです。なんとなく目を離せないでいると、入店するなり二手に分かれた2人は、誰かを探しているような動きで店内を大きく一周してみせました。そうして入口前に戻ると合流して、仲良くカートを押し始めたのです。あまりに不自然な行動に強い悪意を感じた私は、落ち着きない様子で周囲を気にして歩く2人に気付かれぬよう、つばのついた帽子を目深に被って、その後を追いました。新型コロナウイルスによる自粛要請期間中のため、客足は少なく、少しでも油断すれば気付かれてしまう状況です。慎重に追尾を続けると、いくつかの商品を棚取りした2人は、この店一番の死角箇所に入っていきました。

(前も、あそこで入れたのよね)

 犯行に至ることを確信して、身を隠しながら2人の行動を見守ると、旦那さんらしき人と目配せをした女が、刺身や牛肉、ビールなどの商品を次々と自分のバッグに隠していきました。見張り役がいることで安心しているのか、前回の時よりも堂々と、臆することなく犯行に及んでいるように見えます。通常客を装いたいのか、バッグには入りそうにないサイズのキャベツと長ネギの精算を済ませて店の外に出た2人に声をかけると、まるでお化けでも見たかのような顔で驚かれました。

「こんばんは。また会ったわね」
「ひっつ! あれ? 今日も入っていたの?」
「あなたには関係ないことよ。ちゃんとお金払わないと、ね。お二人とも事務所まで来ていただけますか?」

 そう言うと、旦那さんと思しき人が、口を尖らせて言いました。

「なんで? こいつが勝手にやったことで、おれは関係ないよ。なにも盗ってないし」
「私、全部見ていましたから。奥さんだけのせいにしたら可哀想よ。どちらにせよ、迎えに来ないといけなくなるだろうし」
「……………………」

 2人を事務所に連れて行き、盗んだ商品をデスクに出させると、計5点、合計2,800円ほどの商品が出てきました。所持金は、2人合わせても1,000円足らずで、商品を買い取ることはできません、2人の身分確認を済ませて、店長さんを呼んで判断を仰ぐと、すぐに警察を呼ぶことになりました。その動きを察したらしい旦那が、私たちを言い含めるように、投げやりな口調で言います。

「女房のやったことは謝るけどさ、おれは盗ってないから。警察呼んでもいいけど、おれは関係ないからね」
「そうですか? 警察には、自分の目で見たことだけをお話ししますので、ご心配なく」

 旦那に裏切られて、自分の行く末を案じているのか、いつのまにか号泣していた女が、両手で私の手を握り締めて言いました。

「前に捕まってから、本当に、ずっとやっていなかったんですけど、2人ともコロナで仕事がなくなっちゃって……」

 コロナ禍における濃厚接触は避けたいところですが、ボロボロと涙を流す彼女を見れば、その手を振り払う気持ちにもなれません。宥めるように相槌を打ちながら話を聞いていると、2人共に派遣社員で、コロナの影響で仕事がなくなり、収入が途絶えてしまったことから、やむなく再犯に及んでしまったと話しています。

「給付金は出たけど、家賃と光熱費でなくなって……。こうするしかなかったんです」

 確かに同情すべき話に聞こえますが、共犯行為はもちろん、私を探してから犯行に至った点は非常に悪質で、とても見過ごせるものではありません。なによりも、明らかな共犯関係にありながら、泣き咽ぶ奥さんを尻目に犯行を否認し、偉そうに腕を組んで貧乏ゆすりをしている旦那が許せない気持ちになりました。普段は温厚な店長さんも同様だったようで、今回は厳しくしてもらおうと、珍しいことに被害届を出すと話しています。

「旦那のほう、こないだ送ったばかりのヤツです。今日は、時間かかっても大丈夫ですか?」

 まもなくして臨場した顔馴染みの警察官によると、この旦那は数週間前にも、別の店舗で万引きをして捕まっており、書類送検されたばかりとのこと。その背景を聞けば、全ての罪を妻になすりつけて無関係を装うのも理解でき、やむなく再犯に至ったという女の主張にも合点がいきます。結局は、夫婦共に逮捕されてしまいましたが、女の流した涙だけは本当だったような気がして、どこか救われた気持ちになりました。
(文=澄江、監修=伊東ゆう)

「清原和博の辛抱は、あと3年」、『薬物依存症』を読んだ元ポン中が言うワケ

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

元ポン中が読んだ『薬物依存症』

 清原さんの新刊『薬物依存症』(文藝春秋)、皆さんはお読みになりました? もうめちゃくちゃ感動しましたよ。6月15日に執行猶予期間が満了したそうで、それに合わせて出されたそうです。「2016年2月2日の逮捕から4年4カ月。覚醒剤取締法違反によって懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決」やそうです。

 一冊目の『告白』(2018年、同)は、暗いし、やっぱり迷いや被害者意識を感じましたが、今回は「だいぶ落ち着いてきたんとちがうかな」ちゅう印象です。

 やっぱりね、パクられ(逮捕され)たら、被害者意識はめっちゃ強くなるもんです。私もそうでした。つい「なんで私だけ? ほかにも悪い人めっちゃおるのに」と、泣けてくるんですよ。クスリなんかに手を出した自分が全部悪いのに。でも、今回は「清原さんは、ツラいながらもがんばってるんやなあ。これなら大丈夫やな」と思えました。

「ありがとう」は魔法の言葉

 大丈夫と思った理由はいくつかあるんですが、まずは本を買うてみてください(笑)。

 ちょっとだけ言っちゃうと、「ありがとう」の数がめっちゃ多いことですね。電子書籍で買うた編集者さんが数えてくれたんですが(笑)、1冊目に出てくる「ありがとう」の数は2つ。しかも1つは清原さんやなくて記者さんの言葉です。

 でも今回はナント9つで、1つは警察官の言葉(苦笑)ですが、あとはみんな清原さんの言葉です。これだけでも全然ちゃいますよね。心変われば、「ありがとう」を使うところも変わるんです。ちなみに「感謝」は、1冊目は4つ、今回は5つやそうですが、1冊目のうち2つは「野球」と「巨人」への感謝やからビミョーなところです。でも、今回はタクシーの運転手さんを含めて全部、人への感謝やから、これはすごい進化です。

 やっぱりね、「ありがとう」は魔法の言葉なんですよ。自然に言えるのは、もうかなりいいセンいってるゆうこと。ちなみに警察官の「ありがとう」とは、清原さんに職務質問ののち尿検査をした担当者の言葉ですからウケましたね。

「(検査の)ご協力ありがとうございました。この(採尿して検査した)尿は、いりますか?」

 これには、編集者さんが驚いていました。

「これって、誰にでも言うんですか? 清原さんへのイヤガラセ?」

 もっちろん検査した人、全員に言います。私も毎回言われてます。髪の毛も唾液も、みんな「私のもの」やから、「持って帰る?」と聞かれるんですよ、マジで。

 誰がいるか!(笑) その場で廃棄させますわ。飲尿療法とちゃうから。

 清原さんの執行猶予明けについて、選手時代から仲がよかったデーブ大久保さんや佐々木主浩さんなど野球関係者のほか、まさかの中居正広さんもテレビ番組でめっちゃ応援されていて、これも感動しましたね。大手事務所を辞めたから、自由なことを言えるんかな(笑)。

 ご家族とも会えるようになったのも、ホンマによかった。トラウマの「逮捕記念日」(?)に、息子さんが人生初のランニング・ホームランを打ったそうで、これもええ話ですよね。涙が出ましたよ。

 パクられても、これだけみんなの温かい励ましの言葉が多いのは、清原さんがホンモノやから。今でも一流やから。がんばってきたから。みんなの期待は重いかもですが、応えられると思いますよ。

 あと、もひとつ書いちゃうと、清原さんは「我慢」より「辛抱」ちゅう言葉を使うそうです。辛抱、ええ言葉やと思います。

 私の経験上、清原さんの「辛抱」は、あと3年ですね。「石の上にも三年」いいますが、ホンマにそうです。執行猶予が明けて、今から3年がんばれば、すべてええ方向にいきますよ。私もそうでしたから。

 心から応援しています。子どもの頃から大好きです。いつまでも、私の「憧れの番長・清原」でいてください!!

「清原和博の辛抱は、あと3年」、『薬物依存症』を読んだ元ポン中が言うワケ

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

元ポン中が読んだ『薬物依存症』

 清原さんの新刊『薬物依存症』(文藝春秋)、皆さんはお読みになりました? もうめちゃくちゃ感動しましたよ。6月15日に執行猶予期間が満了したそうで、それに合わせて出されたそうです。「2016年2月2日の逮捕から4年4カ月。覚醒剤取締法違反によって懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決」やそうです。

 一冊目の『告白』(2018年、同)は、暗いし、やっぱり迷いや被害者意識を感じましたが、今回は「だいぶ落ち着いてきたんとちがうかな」ちゅう印象です。

 やっぱりね、パクられ(逮捕され)たら、被害者意識はめっちゃ強くなるもんです。私もそうでした。つい「なんで私だけ? ほかにも悪い人めっちゃおるのに」と、泣けてくるんですよ。クスリなんかに手を出した自分が全部悪いのに。でも、今回は「清原さんは、ツラいながらもがんばってるんやなあ。これなら大丈夫やな」と思えました。

「ありがとう」は魔法の言葉

 大丈夫と思った理由はいくつかあるんですが、まずは本を買うてみてください(笑)。

 ちょっとだけ言っちゃうと、「ありがとう」の数がめっちゃ多いことですね。電子書籍で買うた編集者さんが数えてくれたんですが(笑)、1冊目に出てくる「ありがとう」の数は2つ。しかも1つは清原さんやなくて記者さんの言葉です。

 でも今回はナント9つで、1つは警察官の言葉(苦笑)ですが、あとはみんな清原さんの言葉です。これだけでも全然ちゃいますよね。心変われば、「ありがとう」を使うところも変わるんです。ちなみに「感謝」は、1冊目は4つ、今回は5つやそうですが、1冊目のうち2つは「野球」と「巨人」への感謝やからビミョーなところです。でも、今回はタクシーの運転手さんを含めて全部、人への感謝やから、これはすごい進化です。

 やっぱりね、「ありがとう」は魔法の言葉なんですよ。自然に言えるのは、もうかなりいいセンいってるゆうこと。ちなみに警察官の「ありがとう」とは、清原さんに職務質問ののち尿検査をした担当者の言葉ですからウケましたね。

「(検査の)ご協力ありがとうございました。この(採尿して検査した)尿は、いりますか?」

 これには、編集者さんが驚いていました。

「これって、誰にでも言うんですか? 清原さんへのイヤガラセ?」

 もっちろん検査した人、全員に言います。私も毎回言われてます。髪の毛も唾液も、みんな「私のもの」やから、「持って帰る?」と聞かれるんですよ、マジで。

 誰がいるか!(笑) その場で廃棄させますわ。飲尿療法とちゃうから。

 清原さんの執行猶予明けについて、選手時代から仲がよかったデーブ大久保さんや佐々木主浩さんなど野球関係者のほか、まさかの中居正広さんもテレビ番組でめっちゃ応援されていて、これも感動しましたね。大手事務所を辞めたから、自由なことを言えるんかな(笑)。

 ご家族とも会えるようになったのも、ホンマによかった。トラウマの「逮捕記念日」(?)に、息子さんが人生初のランニング・ホームランを打ったそうで、これもええ話ですよね。涙が出ましたよ。

 パクられても、これだけみんなの温かい励ましの言葉が多いのは、清原さんがホンモノやから。今でも一流やから。がんばってきたから。みんなの期待は重いかもですが、応えられると思いますよ。

 あと、もひとつ書いちゃうと、清原さんは「我慢」より「辛抱」ちゅう言葉を使うそうです。辛抱、ええ言葉やと思います。

 私の経験上、清原さんの「辛抱」は、あと3年ですね。「石の上にも三年」いいますが、ホンマにそうです。執行猶予が明けて、今から3年がんばれば、すべてええ方向にいきますよ。私もそうでしたから。

 心から応援しています。子どもの頃から大好きです。いつまでも、私の「憧れの番長・清原」でいてください!!

宇垣美里、広瀬すず、永野芽郁……『スカッとジャパン』で“苦手な女性”告白し話題の芸能人

  6月15日放送のバラエティ番組『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)に、フリーアナウンサーの宇垣美里が出演。番組では、共演者の“怪しすぎる私生活”をまとめたVTRが紹介され、ブランコに乗っている宇垣アナの映像が取り上げられた。

「宇垣アナは、移動中に公園でブランコを見つけると、わざわざマネジャーを引き止めてでも乗りたくなるそうです。しかし、リモート出演していたタレントの若槻千夏からは、『めちゃめちゃ面倒くさいタレントですよ』と煙たがられることに。そんな宇垣は、番組内で“苦手な女性”について語り、ネット上で反響を集めました」(芸能ライター)

 「子どもが何かした時に、『あそこのお姉さんに怒られるよ』とかって言ってくる女性」が不快だという宇垣は、「人の名前を使わないで、自分で怒ったら? って思います」と苦言を呈した。ネット上では、「すごい納得! 人を理由に使うな!」「たまにいるよね〜私も嫌な思いしたことあるよ……」と共感が寄せられていたが……。

「しかしその後、若槻が『グラビア撮影でもないのに“まぶしい~”みたいな感じでSNSに(写真を)上げる女、太陽を感じている女』に物申し、同様の写真をアップしていた人物として、宇垣アナを名指ししました。そのため、ネット上では『いやいや、宇垣が一番めんどくさい女でしょ!』『ブランコに乗るとか、不思議ちゃんアピールでもしてる?』とツッコまれることに」(同)

 同番組では、「苦手な女性」について女性ゲストに聞くことが恒例化しており、3月16日の放送では、女優の広瀬すずが「自分のことを棚に上げるタイプの女性が苦手」と話していた。

「なんでも、SNS上で『自分が嫌いな対象の女性が上げているような写真を(見て)、“これ女子が上げるやつ〜”』と言っている女性を見たことがあるそう。しかしその女性は、自分もSNSに同じような写真をアップしていたらしく、広瀬は『面倒くさいなぁ〜って。別に言わなくてもいいのにって』と感じたそうです。この回答に、番組MCのウッチャンナンチャン・内村光良が『なんか指原(莉乃)に似た感じ』と具体的な名前を挙げたところ、広瀬は顔を覆いながら笑っていました」(同)

 広瀬の意見にネット上では、「たとえが具体的すぎて気になる。誰のこと言ってるの?」「他人のSNSめちゃくちゃチェックしてるんだね。なんか怖い」といった声のほか、内村のツッコミへの反応について「これ完全に指原のことじゃん? そう疑われても仕方ないよね」「ウソでも否定したほうがよかったでしょ」と指摘されることに。

 3月9日の放送に登場した女優の永野芽郁は、“苦手な女性”を明かしたことで、ネット上で心配の声が上がっていた。

「永野は番組内で、『プライドが高すぎるがゆえに、人の話を聞き入れない人は苦手ですね』とキッパリ答えていました。また、そういった人が仲良くしようとしてきたときには、『大丈夫です』と断るのだとか。永野の発言にネット上では『そういう大人にはなりたくないよね』『芽郁ちゃんかっこいい!』と好意的な声が上がりつつ、『数年後に自分がそういう人にならないでね……』『若手女優だから思うことかも。売れてきたらどうなるだろう』と、永野の今後を危惧するような人もいました」(同)

 共感されたり、あるいは反感を買ったりと、さまざまな反応が寄せられる「苦手な女性」の告白内容。今後も『スカッとジャパン』に登場した女性ゲストは、この話題に乗ることになるのだろうか?

宇垣美里、広瀬すず、永野芽郁……『スカッとジャパン』で“苦手な女性”告白し話題の芸能人

  6月15日放送のバラエティ番組『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)に、フリーアナウンサーの宇垣美里が出演。番組では、共演者の“怪しすぎる私生活”をまとめたVTRが紹介され、ブランコに乗っている宇垣アナの映像が取り上げられた。

「宇垣アナは、移動中に公園でブランコを見つけると、わざわざマネジャーを引き止めてでも乗りたくなるそうです。しかし、リモート出演していたタレントの若槻千夏からは、『めちゃめちゃ面倒くさいタレントですよ』と煙たがられることに。そんな宇垣は、番組内で“苦手な女性”について語り、ネット上で反響を集めました」(芸能ライター)

 「子どもが何かした時に、『あそこのお姉さんに怒られるよ』とかって言ってくる女性」が不快だという宇垣は、「人の名前を使わないで、自分で怒ったら? って思います」と苦言を呈した。ネット上では、「すごい納得! 人を理由に使うな!」「たまにいるよね〜私も嫌な思いしたことあるよ……」と共感が寄せられていたが……。

「しかしその後、若槻が『グラビア撮影でもないのに“まぶしい~”みたいな感じでSNSに(写真を)上げる女、太陽を感じている女』に物申し、同様の写真をアップしていた人物として、宇垣アナを名指ししました。そのため、ネット上では『いやいや、宇垣が一番めんどくさい女でしょ!』『ブランコに乗るとか、不思議ちゃんアピールでもしてる?』とツッコまれることに」(同)

 同番組では、「苦手な女性」について女性ゲストに聞くことが恒例化しており、3月16日の放送では、女優の広瀬すずが「自分のことを棚に上げるタイプの女性が苦手」と話していた。

「なんでも、SNS上で『自分が嫌いな対象の女性が上げているような写真を(見て)、“これ女子が上げるやつ〜”』と言っている女性を見たことがあるそう。しかしその女性は、自分もSNSに同じような写真をアップしていたらしく、広瀬は『面倒くさいなぁ〜って。別に言わなくてもいいのにって』と感じたそうです。この回答に、番組MCのウッチャンナンチャン・内村光良が『なんか指原(莉乃)に似た感じ』と具体的な名前を挙げたところ、広瀬は顔を覆いながら笑っていました」(同)

 広瀬の意見にネット上では、「たとえが具体的すぎて気になる。誰のこと言ってるの?」「他人のSNSめちゃくちゃチェックしてるんだね。なんか怖い」といった声のほか、内村のツッコミへの反応について「これ完全に指原のことじゃん? そう疑われても仕方ないよね」「ウソでも否定したほうがよかったでしょ」と指摘されることに。

 3月9日の放送に登場した女優の永野芽郁は、“苦手な女性”を明かしたことで、ネット上で心配の声が上がっていた。

「永野は番組内で、『プライドが高すぎるがゆえに、人の話を聞き入れない人は苦手ですね』とキッパリ答えていました。また、そういった人が仲良くしようとしてきたときには、『大丈夫です』と断るのだとか。永野の発言にネット上では『そういう大人にはなりたくないよね』『芽郁ちゃんかっこいい!』と好意的な声が上がりつつ、『数年後に自分がそういう人にならないでね……』『若手女優だから思うことかも。売れてきたらどうなるだろう』と、永野の今後を危惧するような人もいました」(同)

 共感されたり、あるいは反感を買ったりと、さまざまな反応が寄せられる「苦手な女性」の告白内容。今後も『スカッとジャパン』に登場した女性ゲストは、この話題に乗ることになるのだろうか?

「がめつい夫婦って印象」「本業はなんなの?」YouTuberデビューするも物議を醸した芸能人

 6月14日、タレントで実業家の川崎希が自身のブログを更新し、夫でタレントのアレクサンダーとのYouTubeチャンネル「アレのんちゃんねる」を開設すると発表した。ブログ内で川崎は、「お家での過ごし方とかお料理とかあと他にもいろんなことを更新する予定だよ~」と予告し、同日にアレクも自身のブログで「仲良しの日も 喧嘩の日も 雨の日も」と、日々動画の更新を行うとアピールしている。

「川崎は2013年2月にアレクと結婚し、17年8月に長男を出産。日常生活や子育てについてつづったブログは、さまざまな意味で反響を集めていて、ママタレとしても注目されています。一方アレクは、“ヒモ夫”ぶりが世間にウケるも、同年3月には『フライデー』(講談社)に“カーセックス不倫”をスッパ抜かれ、川崎の妊娠中だったこともあり、ネット上では批判の声が上がっていました」(芸能ライター)

 なお、6月28日現在、「アレのんちゃんねる」のチャンネル登録者数は約3,700人と、非常に寂しい数字。ネット上では、川崎&アレク夫妻のYouTube進出について、「ビジネス夫婦の新たな戦略?」「私生活を切り売りしすぎ。必死感がすごい」「がめつい夫婦って印象しかない」といった冷ややかな声が寄せられていた。

 ニュースサイト「ORICON NEWS」が2月に発表した「好きなYouTuberランキング」で第1位を獲得した女優の本田翼も、チャンネル開設当初は否定的な声が上がっていた。

「18年9月に『ほんだのばいく』を開設した本田は、ゲーム実況の生配信および動画投稿を開始し、たった2本の動画でチャンネル登録者数100万人を突破したツワモノです。ホラーアクションゲームの実況中継をしたところ、同時間帯の視聴者数が世界第1位を記録するなど、YouTuberとしての存在感はケタ違いと言えるでしょう」(同)

 しかし、そんな本田でも「この人、本業はなんなの?」「YouTuberとして成功しているのはすごいけど、女優業は中途半端なままだよね」「演技ヘタだし、YouTuberとして頑張ったほうがよさそう」など、ネット上では厳しい声が相次いでいた。

 19年6月に闇営業問題が発覚して以来、テレビから姿を消している、お笑い芸人の雨上がり決死隊・宮迫博之。今年1月29日には、YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」で“謝罪動画”を公開したが、さらなる批判を集めることに。

「この動画では、明石家さんまの個人事務所の『預かり』となっていることや、いずれは相方の蛍原徹とコンビ活動をしたいといった、今後の展望も語られていました。途中で涙ぐむ場面もありましたが、ネット上では『全部自分が悪いのになんで泣いてんの?』『同情を買おうとしてる感じがミエミエ。恥ずかしくなってくる』『YouTubeでも需要ないと思いますよ』など、総じて歓迎されている雰囲気ではありませんでした」(同)

 しかし、そんな宮迫のチャンネル登録者は28日時点で約98万人となり、100万人の大台達成も目前。人気YouTuberとのコラボ動画や、カラオケ動画が視聴者の興味を引いたようで、コメント欄には好意的な声も増えている。

 本田や宮迫のように、スタート当初は批判的な意見が寄せられても、のちに大人気YouTuberとなる例は少なくない。こうした前例も、芸能人のYouTube進出を後押ししているのだろう。

カズレーザー、『サンジャポ』『とくダネ!』でのコメントに絶賛続出のワケ――「独自の正義感」「浮世離れしてない」!?

 メイプル超合金のカズレーザーが、現在テレビ界で、「コメンテーター」として注目を集めている。ここ最近だと、元NEWS・手越祐也のジャニーズ退所や、『テラスハウス』(Netflix配信)出演者である女子プロレスラー・木村花さんの自殺に起因するネットの誹謗中傷問題、さらにはナインティナイン・岡村隆史の不適切発言などに対し、「周囲の意見に流されない、業界に忖度しない、キレの良いコメントを次々に発信して、世間からの支持を集めている」(芸能記者)という。

 カズレーザーは現在、『サンデー・ジャポン』(TBS系)『とくダネ!』(フジテレビ系)などでコメンテーターとして活躍している。今年4月、新型コロナウイルス感染拡大により、貧困に陥った女性が「風俗店で働くようになること」を期待する旨の発言が問題視され、岡村が大バッシングを受けた際には、『サンジャポ』でこんな発言をしていた。

「このときネット上では、岡村に対し、『チコちゃんに叱られる!』(NHK)降板を求める署名活動が起こっていました。これには『署名活動はやりすぎ』という反発も強まっていたのですが、カズレーザーは、『あの発言に不快感なり思うことがある人は、署名活動をするべき』と述べ、活動を後押し。先輩である岡村や、岡村の所属する大手事務所・吉本興業への“忖度なし”の意見が話題を集めたんです。また、相方の矢部浩之が、ラジオで岡村に公開説教を行ったことに対し、『コンビ同士っていう狭い範囲に(問題を)落とし込んだのは、僕はあんまりよくなかったんじゃないかと思います』と疑問を呈した。世間では矢部の“相方愛”が称賛されるような流れになっていたのですが、それは問題の本質を見落としていると鋭く指摘したんです」(同)

 『テラスハウス』出演者・木村さんが自ら命を絶った原因とされるネットでの誹謗中傷問題に対しても、その発言が注目された。

「カズレーザーも芸能人なわけですから、局や制作サイドに気を使ったコメントをするかと思われました。しかし『サンジャポ』で、誹謗中傷コメントを発信する側に対し『熱を持って見てるんだから、誹謗中傷はある。止めたって無限に出る』と一定の理解を示し、ネットの現状を冷静に分析した一方、『若い人、未成熟の人に対して作ってた番組。その視聴者をリテラシーが足りないと言っても。作り手がもっと配慮すること』と、制作サイドの在り方を問題視したんです」(同)

 直近だと、手越の事務所退所騒動へのコメントも、ほかのコメンテーターとは一線を画す内容だったとして話題に。

「テレビでは、手越の退所に関しては、どちらかというと厳しい論調で伝えていたのですが、そんな中カズレーザーは『とくダネ!』で、手越が自らのYouTubeチャンネルで記者会見を行うことを、メディアが盛んに取り上げている状況を指摘し、『こんな宣伝してくれるなら(手越は)絶対に成功する』『こうやってモデルケースで成功するとジャニーズ以外でも大手事務所とかを退所される人が増える』とコメント。つまり、手越に苦言を呈そうとしているテレビが、間接的に彼のネット活動を後押しするかのような状況を生み出していると分析したわけです」(同)

 ネットでは、こうしたカズレーザーのコメントに対し、「相変わらず絶妙なところを突いてくる」「カズレーザーの視点はいつも独特で感心する」など、称賛の声があふれている。

「カズレーザーは昨年も、木下優樹菜がタピオカドリンク店店長に送った恫喝疑惑DMに対し、『カタギの言葉じゃない』と指摘し、『その通り』とネット上で話題になっていました。カズレーザーがコメントすれば、その都度『独特』と言われ、確かにその通りだと思いますが、騒動を煽るようなスタンスではなく、常に中立を保ち、世間の常識に尺度を合わせながら持論を展開している印象。そこに共感が集まるのでしょう。また感情的ではない、淡々とした口調も、支持を得ている要因だと思います」(同)

 カズレーザーは同志社大学卒業の「インテリ芸人」としても知られている。

「でもコメンテーターとして、そのインテリぶりをひけらかすことはほとんどない。そこもまた好感を持たれているポイントじゃないでしょうか。世間に広く認知されるようになったのは、メイプル超合金として『M-1グランプリ2015』の決勝に進んで以後ですが、ブレーク当初は奇抜なファッションや髪の色のイメージなどから、キワモノ的な目で見られてたのに、 今ではすっかりイメージが変わってきています。当初持たれていた一発屋のイメージももうありません。 芸人としてだけでなく、コメンテーターとして新たな地位を築き、今後も独特の立ち位置で人気を継続していくのでは」(同)

 コメントの裏に、知的さや彼独自の正義感が見え隠れしつつも、極端な浮世離れはしていない――そんなカズレーザーのコメントに、今後も注目していきたい。

嵐、「サクラップ消失」の“Rebornシリーズ”に落胆の声……「残念すぎ」「バカにしてる?」とファン

 嵐のデジタルシングル「Face Down: Reborn」が、6月26日より各配信サービスにて販売開始となった。「Face Down」は、2012年に大野智が主演を務めた月9ドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)の主題歌で、ファンの間でも人気があるダンスナンバー。さっそくダウンロードしたファンの間では高評価が上がっているものの、一部からは不満の声が漏れているようだ。

 過去のシングル曲をリプロダクションする嵐の“Reborn”企画は、昨年12月にスタートし、今年5月までに「A-RA-SHI : Reborn」「a Day in Our Life : Reborn」「One Love : Reborn」「Love so sweet : Reborn」をリリース。5曲目となる今回は、12年5月に発売されたシングル「Face Down」にアレンジを加えた「Face Down: Reborn」で、嵐の公式YouTubeチャンネルでは「ARASHI - Face Down : Reborn [Official Lyric Video]」(26日)も配信されている。再生回数は同日午後5時時点で50万台を突破した。

 これまでのRebornシリーズも賛否両論が噴出していたが、「Face Down: Reborn」に関しては特に、リプロダクションしたことによって“サクラップ”と呼ばれる櫻井翔のラップパートがなくなり、ファンから「原曲をリスペクトしてほしかった」などと落胆の声が。嵐といえば、今年の12月末をもって活動休止に入り、来年からは大野を除く4人が個人の活動へシフトする予定だ。そんな中で、過去のシングルを“焼き直す”リリースが続いていることに対し、「活動休止まであと半年しかないんだし、新曲を聞かせて!」「Rebornはもういらないって……いい加減学んで」「Rebornの何がいいのかわからない。嵐から気持ちが離れそう」「Rebornは原曲の良さをなくしてるし、お金をかけてまですることじゃない」と、快く思っていない人たちも少なくない。

「一部ファンは、嵐の“世界”に向けた発信が増えている点にも違和感を抱いています。『Face Down: Reborn』は、ほぼ全編英語の歌詞に書き換えられているため、『海外ウケを意識しすぎて英語だらけ。日本のファンをバカにしてる?』『日本のファンはほったらかしで、今さら世界進出を目指してるんですね』『日本のファンとしては、海外しか見てない嵐の現状が残念すぎる』といった辛らつなコメントもあります。また、『急に海外ウケを狙いすぎて空回りしてるよ。今の嵐は見ててつらい』『活休前に、世界じゃなくて“嵐ファン”に向けての楽曲を配信してほしい』と、フラストレーションが溜まっている人も少なくないようです」(ジャニーズに詳しい記者)

 こうしたシビアな意見は、嵐の公式Twitterにも飛んでいる。「Rebornはいらない」といったストレートなリプライに対し、別のファンが「Rebornを楽しみにしてるファンもいる」「いらないなら聞かなきゃいい」と反論するなど、不穏な空気になっていた。

「嵐は6月2日にSNSで最新デジタルシングル『Party Starters』のリリース情報を解禁し、詳細は後日公開するとアナウンスしていました。しかし、同日に配信されたファンクラブ会員向けのメール伝言板サービスで、同シングルの『発売延期』を発表。新曲を世界中のファンに届けるべく、各配信プラットフォームを通じて販売する予定だったとした上で、『アメリカにおける抗議デモ』の動向に注視していたと説明しています。事態を重く見た嵐サイドは発売延期を決めたそうですが、26日の時点で新たな発売日は未定の状態。さらに“あと半年”という焦りもあるのか、嵐の活動方針に関する不満が募っているのでしょう」(同)

 すべてのファンを喜ばせることは難しいのかもしれないが、せめて多く寄せられている指摘や要望には耳を傾けてもらいたいものだ。