ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、6月18日~24日公開の動画を注目度順チェックします!
美 少年・岩崎&金指コンビの料理シーンが好評!
20日の動画は、美 少年・岩崎大昇がキッチンに立つ料理企画「【大昇’Sキッチン】愛情たっぷり?の本気料理~1/2~」。2月公開の「【バンジーの罰】岩﨑大昇がメンバーに料理を振る舞う!!!!!!」で慣れた手つきや、調理のポイントなどを伝授し、ファンからは絶賛の声が続出、メンバー5人も手料理に大喜びし、大成功に終わった企画だ。今回はその第2弾で、「アルバイトくん」こと金指一世がアシスタントとして参加。約3カ月ぶりの対面となったものの、ソーシャルディスタンスを守り、微妙な距離間で立っていた。
最初に作るのは、藤井直樹のための「ナポリタン」。料理経験がない金指は、人生初のタマネギカットに取りかかるが、その包丁使いには確かにぎこちなさが表れていた(怖い)。視聴者は「手を切らないように気をつけて……」と祈りながら見るしかないが、現場の岩崎は「いいよ!」「もうちょっと分厚くてもいいけど。うん! 金指くんの丁寧さが伝わればいい。やっぱ気持ちだから。気持ちですから、料理はきっと」と、優しい言葉をかけてエールを送った(褒めて伸ばすタイプ?)。
その後も、前回同様にオススメの具材の切り方など、豆知識を挟みつつ進めていく岩崎。ウインナーを手にした際は、斜めに面を広く切ると話し、「ウインナーって、旨味がスゴいらしいんですよ。これくらい広くいけば、たぶん旨味が外に出て、パスタにへばりつきます」と、説明した。そんな岩崎の様子を凝視する金指は、技を盗んで同じ切り方をするかと思いきや、どちらかと言えば断面は乱切りふうのカットに。
そして、岩崎は金指に“パスタ茹で”を任命。6分過ぎは、塩とパスタをお鍋に投入しただけにもかかわらず、なぜかドヤ顔になる金指の可愛さについつい笑ってしまう(ただ、これ以降の仕事は基本的に鍋をかきまわすか、見ているのみ)。ちなみに藤井の実食中、「ソーセージね、味がしみてて美味しいんだけど。ちょっと気になるのはね、サイズがバラバラじゃない?」とツッコまれた時は、「切り方ってなんでもいいんじゃないの?」と、開き直る金指だった。前述の通り、岩崎は切り方にもこだわったはずだが、特にこの失言を注意することはなく、次の料理へ。
2品目は「那須にはナスを」と、那須雄登用の「麻婆ナス」を準備。ここでも、金指は包丁を持ってお手伝いし、「ナスできました~」と自分用のカメラに近づけた(10分過ぎ)。個人的に、このシーンは上に表示されている「TAISHO’Sキッチン 麻婆ナス」のテロップが金指の目元に少し被ってしまった点が残念だ。一方、岩崎が材料を炒める段階になると、ニヤニヤして料理番組のマネっ子をする金指。やることがなく、ついにはキッチンに肘をついて岩崎を観察する一幕もあった(10分50秒頃)。
試食タイムでは、那須の口から驚くべきワードが飛び出している。岩崎は水溶き片栗粉を入れてとろみをつけているのだが、「これさ、なんて言うの? この……ジェル?」と那須。その瞬間、メンバーは「ヤバイって、こういう人!」(佐藤龍我)「お前さ、料理にジェル入れるの?」(浮所飛貴)と、ワードチョイスに疑問を抱いた。さらに、那須は「何この辛み? これはペペロンチーノ?」(実際は鷹の爪)と、全く別の料理名まで出す始末。現役の慶應義塾大学生としてクイズ番組にも出ている那須だが、“食レポ”は苦手なのだろうか……?
概要欄によると、「今回も、大昇が朝早くから準備し、僕らのためにおもてなしをしてくれました」とのこと。その言葉通り、「藤井くんはよくナポリタン食べてるよね、まず。俺らさ、一緒にご飯行くとさ、すぐナポリタン食べるじゃん」「那須、辛いの好きじゃん。若干、辛めに設定した」と述べており、メンバーの好みに沿ってメニューを考えたこともうかがい知れる。自身がメインの企画とはいえ、解説しながら調理をする、アシスタントの金指に指導するなど、尽力した岩崎の誠実さが伝わってくる1本だった。
コメント欄も「大昇、なぁくんがよくナポリタン食べてるのも、那須くんが辛いの好きなのを知ってて、好みの味付けにしてるのが最高」「大昇くんの料理は美味しそうだし、愛情がこもっててほっこりする。大昇’Sキッチン大好き!」「美 少年と大昇くんの人間性や、温かさが再確認できるから、大昇’Sキッチンはシリーズ化してほしい!」「大昇くん、かっこ良すぎる……優しさがあふれていて、素晴らしい動画」「大昇くんの言葉をうれしそうに復唱する金指くんが可愛すぎる」と、ベタ褒めの感想が相次いでいる。この動画は、定時の午後8時より約2時間半遅れで更新されたが、再生回数は26日時点で34万台。いつも以上に好ペースとあって、後編の再生回数にも期待ができそうだ。
19日にアップされたのは「7 MEN 侍【妄想キャラバトル】ボードゲームに初挑戦!」(再生回数は26日時点で23万台)。7 MEN 侍は撮り溜めが多かったのか、初リモート収録動画は5グループの中で最も遅い6月5日配信回だったが、今回、早くも現場に集合し、ソーシャルディスタンスを保った上で撮影に臨んでいる(概要欄によると、それでも約3カ月ぶりのロケだそう)。そんな中、7 MEN 侍はおしゃべりカードバトル「ペチャリブレ」を実施。
冒頭、中村嶺亜が「ペチャリブレって何?」と聞くと、進行役の矢花黎が「1対1で戦うカードゲームになっています。カードが2種類ありまして。キャラクターカードっていうのが1枚。それから、特徴カードっていうのが2枚引きます。例えば、引いたキャラクターカードが『おかん』で、さっき言ったように特徴(カード)が『目からビームが出る』『日本刀』って出たら、“目からビームが出せて、日本刀を持ってるおかん”っていうキャラクターで戦う。それで、自分のキャラクターの強さをアピールする」と、解説した。これを2セット行い、残りの4人が判定するという。
さっそく、先攻・佐々木大光、後攻・今野大輝の試合が始まると、「映画監督、召喚! 札束をカメラマンに払い、今野の裏の性格を暴き。そして、お前の人生を転落させる。ターンエンド!」(佐々木)「俺はアイドルを召喚! さらに、この高学歴カードをセット。そして、こいつはもう慶応生です。もう戦術は腐るほどある。ターンエンド!」(今野)と白熱。2セット目で「巨大化できるカードをアイドルにセット。そして、巨大化をする。ブワー……。もう大きくなりました。こいつの巨大化は地球と同じぐらいのサイズ。トドメだ!」とイキっていた今野だが、終了後に「待って、すんげー幼稚園生みたいなことやってる」と、我に返った。
概要欄にも「僕たち癖強すぎちゃいまして…本来とは違った楽しみ方になっちゃったかもしれないです。結果、自分たちで観たら恥ずかしい動画になりました 笑小学生男子のノリです。わかってもらえると思うんだけどなあ~」と記載がある通り、“男子ノリ全開”の動画となっている。また、漫画やアニメ「遊☆戯☆王」(集英社)シリーズのネタと思われるワードも盛りだくさん。特に、弁が立つ矢花や本高克樹のアピールタイムは“聞き応え”が十分で、「ちなみに俺、入所した頃とか、それこそSixTONESの(森本)慎太郎くんとかと、ショップにまで行ってやってたからね。カードゲーム」と話す中村と、インテリ・本高の勝負は、お互いの個性がぶつかり合っていた。
なお、筆者が特に興奮したのは、矢花と本高の対決だ。戦隊ヒーローのキャラクターカードを所持した先攻・本高は「みんなに勇気を与えて、しかもみんなを守りながら、かつ幸せを与えることができるっていう素晴らしい存在なんです。なんで、こういうね、特徴カードがなくてもこいつだけでもういけちゃうんです。そうなんです、こいつは最強なんです! ターンエンド!」と、自信満々に発言。しかし、後攻の矢花は「発明家、召喚。発明家はね、戦隊(ヒーローが)変身する時、やっぱ道具使うじゃないですか。ね? 出元ですから。もう、発注止めます。まず、もうベルトの発注、止めさせていただきます」と、“発明家は変身ベルトの開発者だった”というストーリー性のある展開に持ち込んだ。
続けて、「なので、変身することはもうできません」「そんなことも知らずにね、ぬけぬけとやっぱ。足も向けられないような親元にね、こんな勝負を仕掛けてくるとは。発明できますから、こっちは。もう、変身しちゃう。なんならこっちが。こっちがヒーロー。作ればいいんだもん」と主張すると、今度は本高が「マザコン」の特徴カードで「僕も知っていた。あなたのベルトによって僕は生かされていたということを。だってあなたは僕のママなんだから!」と、応戦(この対決めちゃめちゃおもしろい)。語彙力のある者同士のバトルだけあって、周囲も夢中になって見守り、「満足感があるね。やっぱり」(中村)「2人、スゴいね」(菅田琳寧)と、称えていた。
以降も矢花のコメントは切れ味抜群。なぜか大量にカードを持つ今野に「カードシェアすんなよ」とツッコんだほか、「数で来るヤツってね、だいたいね。弱いから。おんねん、おんねん、もう。そういうヤツ。そういうね、装備つけるやつ、本当のここ(心)弱いから」と、名言を連発。口達者な矢花の攻撃は、ある種のエンターテインメントにもなっていた(HiHi Jets・猪狩蒼弥とのゲームが見てみたい)。
24日の動画は「少年忍者【成功or失敗】家で練習した一芸披露!」(再生回数は26日時点で17万台)。今回は、3カ月ぶりに青木滉平・小田将聖・川崎皇輝・北川拓実・黒田光輝・鈴木悠仁・瀧陽次朗・長瀬結星・檜山光成・平塚翔馬・深田竜生が集まり、撮影を敢行。ステイホーム期間中、彼らは「少年忍者の○○マスターへの道!」と題して、各々が何か一芸を身につける課題に取り組んでおり、この日はそのお披露目会となっている。
これまで、「毎日10分くらい撮影した練習動画をスタッフに送る」とのルールがあったそうだが、コツコツこなす人もいれば、サボっているメンバーもいたとか。MCの川崎が「3本しか送ってないヤツがいる。なっ、黒田!」と名指しすると、「1日1個モノマネを習得」が宿題となっていた黒田は、「一応ね、マスターはしてきました」「僕の好きなネタを、ちょっと見せてあげたいと思います」と、余裕のコメントを残したが……。
その後は、新型コロナウイルス感染防止策として、発表者以外は5人ずつ距離をあけて立つ、または座った状態で見学。中でも、進行役の川崎は資料を目の前のテーブルに置いていたため、まるで面接官や、オーディションの審査員のような雰囲気を醸し出している。
それぞれ自宅で奮闘してきたものとみられるが、初っ端から失敗する人、楽々と目標をクリアしてより難しいチャレンジを見せた人など、成果はさまざま。もちろん、いつも練習していた環境とは異なる点や、稽古期間が短かったか、本番で緊張した……などの可能性もあり、力を発揮できなかったメンバーもいるのだろう。
個人的に驚いたのは、いつもみんなを引っ張るしっかり者・川崎の発表タイム。川崎が挑んだのは「逆立ちを10秒間」で、直前のトークでは「1ヶ月やったわけですよ。アクロバットできますから。なんだかんだ」「そういうことですよ」と、やけに自らハードルを上げていた。しかし、逆立ちを始めてすぐにパタンとそのまま後方に倒れてしまい、現場は騒然。自宅で特訓するも、コツを掴めずに収録日を迎えてしまったんだとか。比較的になんでも器用にこなす川崎が、珍しく自分自身のせいで罰ゲームのドリアンドリンクを飲み、大ダメージを受けていた。
一方、問題の黒田は「自信のある3個ぐらい」のモノマネを実演。アニメのキャラクターと芸人をかけ合わせるなど、なかなかマニアックなネタを見せたが、審査員になった10人は厳しい目でチェックしたのだった(ちなみにこの日の黒田は、やたらとなかやまきんに君推し)。また、最後はブリッジをして近づいてくる川崎に、メンバーが「キャー、キャー」と、後ずさりする場面も。アメリカのホラー映画『エクソシスト ディレクターズカット版』(2000年公開)の有名なシーン「スパイダー・ウォーク」を思い出す、シュールなエンディングとなっていた。次回は6人分の挑戦の模様を公開するとのことで、どんな展開が待っているのか、期待が高まる。
18日の動画は「Travis Japan【二者択一で半半ゲーム】できないと過激?な罰」(再生回数は26日時点で39万台)。新型コロナウイルスの影響で、今回もTravis Japanはビデオ通話を使ったリモート収録を実施。答えが半分半分になるよう、二者択一の質問をするというゲームを楽しんでいる。
最初の出題者は川島如恵留に決まり、残る6人に向けて「紅茶orコーヒー」と質問。すると、コーヒー派が5(七五三掛龍也・中村海人・松倉海斗・松田元太・吉澤閑也)で、紅茶派は宮近海斗のみと、川島にとって想定外の結果に。さっそく、罰ゲームを受けるハメになり、事前に届いたものらしき紙袋を開けた川島は“奇抜なカツラ”とご対面。川島のもとにあったのはモヒカンカツラだったが、なんと撮影終了まで装着し続けなければならないとか。カツラ姿で再登場した川島は、カツラと頭の形がピッタリで、「似合う!」(松倉)「それでクイズ番組とか出てほしいわ」(松田)「頭は良さそう」(宮近)とメンバーにイジられてしまった。
次の松田は、イマイチゲームの趣旨を理解してない様子で、お題のミスチョイスもあり、川島に続いて罰ゲームを実行。バーコード頭のカツラを被ると、「マジで恥ずいんだけど。イヤなんだけど」(松田)と不満を漏らしつつ、サングラスをかけてふざける余裕もあった。ここで、川島が「俺らもいつか、そういう髪形になるぐらいまで一緒にいるのかもしれないもんね。そうしたら笑えなくなってくるよ」と感慨深げに発言し、宮近は「よくつなげられたね、そのエモ(エモい言葉)に」と、ツッコミ。松倉も「ホントだよ、天才だよ!」と、川島の感性に驚いていた。
そんな中、“事件”が勃発したのは、七五三掛が出題者になった回。「簡単なお題はやめた」「今、自分で買い物ができるとしたらね」と前置きし、「ゆびわorネックレス」のどちらを購入するか問いかけた。初めて3人・3人に分かれてクリアしたのだが、成功したにもかかわらず、微妙な空気が流れる事態に。その後、吉澤もバーコード頭のカツラの餌食になり、「まだしめも残ってるよ」(中村)「じゃあ、七五三掛で!」(吉澤)と、再び七五三掛のターンに突入した。本人は「ヤダよ! ヤダよ!」と抵抗するも、宮近が「指しちゃいけないみたいなルールないからね」と悪ノリし、台本をチェックした松倉は「確かに、1人1回とは書いてませんね」と、お知らせ。
強引に2回目に持ち込まれた七五三掛が「ダンスレッスンをする時。キャップ派か、バケットハット派か」と質問したところ、2人・4人のため失敗。川島と同じモヒカンカツラを被って現れると、「ちょっと出てる、横。ここ出てる。耳かけろ!」(松倉)などとダメ出しをくらった。そもそも、本来なら罰ゲームを回避できたはずが、周りに乗せられた結果、アイドルとしてはあまり見せたくない姿をお披露目。嫌がらずになんだかんだ受け入れるという、七五三掛の人の良さが仇となった。
そして、「最後だからビシッと決めたい」と宣言した宮近が選んだのは「しょうゆは浴びる派? かける派?」で、川島らは「何、『浴びる派』って。どういうこと!?」と、困惑。宮近としては、あえて片方(かける)に票が集まるテーマにしたようだが、思いのほかちょうど半々に分かれ、「罰ゲームみたいな空気」(宮近)になってしまったのだった。このほか、細かいシーンで言うと、質問に茶々を入れられて拗ねる吉澤(9分54秒頃)、毛量が多すぎてカツラに髪の毛が収まらない松田(12分35秒頃)、ハーフパンツの丈が短すぎて生足を晒す七五三掛(13分39秒頃~)、パンチパーマ&リーゼントカツラの松倉(16分~)も個人的な注目ポイント。
和やかな雰囲気の彼らに対し、ネット上のファンは「罰ゲームのカツラを被って、キャッキャしてるトラジャが可愛すぎる」「如恵留の発言がエモい。おじさんになってもトラジャでいてね」「謎に2回やらされてるしめちゃんに笑った」「しめちゃんが2回やるとは思わなかったし、みんなのカツラ姿が面白かった」と、癒やされた人も多かったようだ。
21日の動画は「HiHi Jets【目指せ紙ヒコーキの達人】ギネスを超えろ!」。久しぶりに直接対面した上での収録となり、まずは近況トークからスタート。リモート収録回を経て、すっかり筋トレキャラになった橋本涼の筋肉トークや、先輩グループ・嵐のレギュラー番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系、6月6日放送)で「HiHi Jets【ダイエット!?】バランスボールで色々してみた!」(今年1月配信)の動画が紹介されたことに言及。井上瑞稀は「あれ、スゴいよね」と感激し、たまたまリアルタイムで視聴していたという橋本も「ビックリした」「大興奮だよね。めっちゃ大興奮した」と、うれしそうだ。
メイン企画は「紙ヒコーキで遊ぼう」で、以降は「飛行時間バトル」「協力して着陸ゲーム」を満喫。工夫して紙飛行機を作る、飛ばし方を考えるといった過程は、まるで学校の休み時間のお遊びタイムを見ているようだった。この動画は、いつもの午後8時より一時間早い7時頃にアップされ、再生回数は26日時点で24万台。