【スタバ】新作「イチゴフラペチーノ」に衝撃の事実! 「高カロリー」「栄養不足」でいいところナシ!?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

スタバ新作・イチゴフラペチーノに衝撃の事実!? 「ランチにプラス」は要注意!

 6月8日、スターバックスから新作「シュワッとイチゴフラペチーノ」「ゴロッとイチゴフラペチーノ」が発売されました。暑い季節にピッタリで、ゴクゴク飲めるフラペチーノ……と思いきや、衝撃の事実が発覚!? ということで今回は、スタバの新作2品について、川村先生に解説をお願いしました。

――スターバックスの新作「シュワッとイチゴフラペチーノ」「ゴロッとイチゴフラペチーノ」が早速人気のようですね。

川村郁子先生(以下、川村) この季節はやはり、冷たいフラペチーノがおいしいですよね。カロリーと栄養素を調べたところ、こんな感じでした。

「シュワッとイチゴフラペチーノ」(640円・税別)
445kcal/たんぱく質1.0g/脂質9.0g/炭水化物89.3g/食塩相当量1.1g

「ゴロッとイチゴフラペチーノ」(640円・税別)
458kcal/たんぱく質1.2g/脂質13.9g/炭水化物81.4g/食塩相当量0.4g

――445kcalと458kcal!? 飲み物としては、かなり高カロリーな気がします。

川村 そうですね。たとえば、マクドナルドの「ダブルチーズバーガー(単品)」が457kcalなので、「ゴロッとイチゴフラペチーノ」とほぼ同値になります。セブン-イレブンの「手巻おにぎり 果肉の旨み紀州南高梅」(1個155kcal)に換算すると、約3つ分。ですので、ランチを食べた後に「イチゴフラペチーノ」を飲むのは、カロリーオーバーになってしまいそうです。

――2種の「イチゴフラペチーノ」は、なぜこんなにカロリーが高いのでしょうか?

川村 どんな材料を使用しているのか、詳細がわからないのでなんとも言えないのですが、イチゴ果肉ソースの砂糖や、イチゴのラクトアイスが一つの原因でしょう。さらに、「シュワッとイチゴフラペチーノ」にはジェリー、「ゴロッとイチゴフラペチーノ」にはクリームが入っているため、脂質や糖質がプラスされて、カロリーが高くなっていると考えられます。

――2種の「イチゴフラペチーノ」から摂取できる栄養素はありますか?

川村 生のイチゴの場合はビタミンCの摂取が期待できますが、ジャム状になっていると、あまり多くは摂れないかもしれません。「ゴロッとイチゴフラペチーノ」にはクリームがたっぷり入っているので、カルシウムは多少摂れるかと思いますが……。残念ながら、カロリーのわりに、摂取できる栄養素が少ないですね。

――では、ランチに「イチゴフラペチーノ」を飲む場合、不足している栄養素を補うには、どんなフードと組み合わせるのがいいですか?

川村 イチゴフラペチーノをランチのお供として飲む場合、1食の中で補いたい栄養素は、食物繊維やビタミンB群です。スターバックスのフードから選ぶなら、食物繊維を多く含むごぼう、レンコンといった根菜を使った「根菜チキン サラダラップ」、ビタミンBを含むサーモンを使った「アボカドサーモン サラダラップ」をおすすめします。

 あとはたとえば、セブン-イレブンの「たんぱく質が摂れる!鶏むね肉サラダ」や「グリーンサラダボウル(チリミート&チキン)」などの野菜メニューはどうでしょうか? インスタントの「ねばねば海藻スープ」を組み合わせて、食物繊維をプラスするのもいいですね。

 夏には熱いかもしれませんが、「1/2日分の野菜!ねぎ鍋(柚子胡椒付き)」といった鍋メニューと組み合わせるのもおすすめです。フラペチーノを飲むと体が冷えますので、冷たい食べ物ばかりではなく、温かいメニューも取り入れてみましょう。

――フラペチーノのようなデザートドリンクを楽しむときに、気をつけるべきことを教えてください。

川村 まず前提として、たまにフラペチーノを飲む程度であれば、カロリーや栄養素に対して神経質になる必要はないと、私は考えています。スイーツやデザートも同様で、心の栄養として思いっきり楽しんでください。

 ただし、週に3回以上といった高頻度で飲む場合には、何かしらの対処をとったほうがいいですね。おやつに「イチゴフラペチーノ」を飲もうと思っている日は、“低脂質、低糖質、高たんぱく質”のランチにするなど、1日のトータルで栄養素を調整してみましょう。あとは、なるべく階段を使う、 一駅分多めに歩くといった運動で、カロリーを消費する方法もあります。

 間違っても、「フラペチーノを飲んだから1食抜く」という考えはいけません。フラペチーノで得られなかった栄養素はほかの食事で補い、余分なカロリーはいつもより少しだけ多く運動して消費するようにしましょう。
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育」 https://shokuikuko.net/

『ハリー・ポッター』のJ・K・ローリング、突如「私はDVと性暴力からの生還者」と告白! トランス女性に差別発言、出演者からの反発を受けて

 実写化された映画シリーズが大ヒットし、世界的大作家となった『ハリー・ポッター』のJ・K・ローリング。同シリーズに登場する、ホグワーツ魔法魔術学校のダンブルドア校長が「ゲイ」であることを告白したり、ファンにTwitterで「魔法魔術学校の生徒に、LGBTQの生徒はいるのか」と聞かれた際には、「もちろん」と回答するなど、長らく、LGBTQフレンドリーな作家と思われてきた。

 しかし、2017年に「トランス女性は強姦魔」という内容のツイートに「いいね」を押し、翌年には、女性刑務所に収容されたトランス女性受刑者は女性受刑者を強姦し放題で、「まるで鶏小屋にいるキツネだ」と指摘するツイートにも「いいね」をポチリ。「女性の安全のために、女性専用のスペースにトランス女性を入れるべきではない」といった意見を支持していた。

 その後も、トランス女性は「ドレスを着た男性」というツイートに「いいね」を押したことで大いに叩かれて、「更年期のせいで……」と苦しい弁解をした。「『ハリー・ポッター』を読むと、社会的マイノリティに偏見を持たず、差別しない人になる」ととの研究結果が学術雑誌に発表されるほどの物語を生み出した作家だけに、「まさかのTERF(トランスジェンダーを排除するラディカル・フェミニスト)だったなんて!」と批判が上がるようになった。

 昨年末も、「男性は女性になれない」「生物学的な性は変えられない」というツイートをして勤務先に解雇された女性を支持し、「好きな服装をし、自分のことを好きなように呼べばいい。合意した大人とだったら、誰と寝たってかまわない。でも生物学的な性は確かに存在する」とツイートし、生まれ持った性別は生涯そのまま変わらないという持論を展開した。

 そんなローリングが、6月6日、英ポータルサイト「Devex」に掲載された、「コロナ後の世界を“月経がある人々”にとって、より平等なものにするためには」というオピニオン記事に対して、「“月経のある人”。確か、そういう人たちのことを指す言葉があったわよねぇ。誰か思い出すのを手伝って。Wumben? Wimpund?  Woomud?」とツイート。月経があるのはWomanしかいないのに――と、バカにしたようにつぶやいた。

 そして、「トランスの人たちには何十年も共感し、親近感も持ってきたわ。女性と同じように弱いから」と述べる一方で、「(私のように)セックス(性/生物学的な性差)は確かに存在すると考えるだけで、トランス嫌いと決めつけるのはナンセンスだわ」と主張。自分はトランスの人々の権利や人生を尊重しており、「トランスを理由に差別されるのなら一緒にデモ行進だってする」「でも同時に、私の人生は女性であることによって形作られてきたわけで、そのことを言うのはヘイトだとは思わない」と語り、長年の考えは変わらないと改めて主張。

 「この3年、トランスの人たちや医師、ジェンダーの専門家が書いた本やブログ、科学誌を読んできた」からトランスの特質を熟知していると断言。「自分と違う考えを持っているからって、その人が何も知らないだなんて思わないことね」と強気にツイートした。

 この投稿はたちまち注目され、「トランス女性も女性!」「閉経した女性、病気で子宮をとったら女性は生理ないけど、彼女たちはもう女性じゃないってこと!?」などのバッシングが殺到。「ローリングはTERF!」「トランスフォビックだ」と大炎上した。

 ののしられてもローリングは謝罪をせず、「フェミナチ、TERF、ビッチ、ウィッチ(魔女)。時代は変わるけど、女性に対するヘイトは永遠ね」とあきれたようにツイート。それがますます反発を呼び、「『ハリー・ポッター』が嫌いになった」「“生徒の中にLGBTいる”とか言ってたけど、別に同性愛が描かれているわけじゃないし」「もうあの本、読みたくない。捨てる」といった意見がネット上に飛び交うようになってしまった。

 この騒ぎを受け、8日、映画化シリーズで主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフが、LGBTQの若者の自殺防止に取り組む非営利団体「The Trevor Project」の公式ウェブサイトにエッセイを寄稿。「マスコミは僕と彼女の内輪もめみたく書き立てたがるだろうけど、違うからね」と前置きした上で、「トランス女性は女性だよ」と明言。ローリングの発言があっても、『ハリー・ポッター』シリーズを嫌いにならないでほしいと呼びかけた。

 その後、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンも、「トランス女性は女性」と、トランス側への支持を表明。

 『ハリー・ポッター』のスピンオフシリーズである、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズの主人公ニュート・スキャマンダーを演じたエディ・レッドメインも、10日、米誌「Variety」に「ジョー(ローリング)の意見と僕の意見は合わない」「トランス女性は女性。トランス男性は男性だ」という声明を発表した。

 そんな渦中のローリングだが、Twitterでの炎上が終息しないからか、10日、自身のブログで「家庭内暴力(DV)と性暴力に遭った過去がある。被害者ではなく生還者よ」「思い出すことがトラウマになるから今まで言わなかったけど」と突然告白。

 「トランスジェンダーの活動家からののしられ、脅されている」とし、多くの女性がトランスジェンダーの活動家を恐れていると持論を展開。「自分にも複雑な過去があるから」若い頃、性について悩み、長年トランスジェンダーに関する問題について考えてきたと述べ、「今回、DVと性暴力に遭った過去をカミングアウトしたのは、女性専用のスペースにトランス女性が加わることに対して懸念を抱いているため、中傷や偏見を持たれる、自分のような過去を持つたくさんの女性たちと連帯を強めたかったから」と説明した。

 ローリングは自身の件について、加害者などの詳細は明かしていないが、彼女にとって「生物学的な性」の強さを思い知らされた体験だったのだろう。また、そのトラウマから、女性専用のスペースにトランス女性が加わることを嫌がるようになったのかもしれない。

 しかし、6月はLGBTQの権利向上を掲げるプライド月間であり、また世界中で人種差別反対デモ活動が巻き起こっていることもあり、「ローリングはトランスフォビア」「TERF」「トランスを差別するシスジェンダーだ」といったバッシングは当分収まりそうにない。これまで友好的な関係を築いてきた作品の出演者たちからも反発されているローリングだが、今後、この議論は、どのように展開していくのだろうか?

竹内涼真は元カノ・吉谷彩子に何をした? 父親の話が全然違う! 情報錯綜の怪

 竹内涼真の二股疑惑や金銭トラブルを「FRIDAY」2020年6月12日号(講談社)が報じてから約2週間が経過したが、その後、なぜか竹内を取り巻く不確かな情報が錯綜し、週間仕事に奇妙な食い違いが生じている。

 まず最初に「FRIDAY」が報じた内容から振り返りたい。記事によると、竹内と女優の吉谷彩子は3年ほど交際し同棲していたが、今年4月に竹内は一方的に別れを告げ、コロナ禍にもかかわらず吉谷を追い出した。そして三吉彩花に乗り換えたという。また、吉谷は生活費を100万円ほど肩代わりしていたが、竹内は破局に際して返済しようとせず、双方のマネージャーが話し合うに至ったとも。竹内の非情な態度に多くの批判が集まった。

 しかし今月9日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、竹内涼真側の“言い分”を掲載。竹内が吉谷をマンションから追い出したのは、ベッドシーツを引き裂くなど彼女のヒステリックな性格に耐えられなかったからだという。金銭トラブルも実際は100万円にも満たない額で、一緒に犬を買ったときに、吉谷が肩代わりしていただけだそうだ。

 この時点で、「FRIDAY」と「週刊女性」とでは金銭トラブルに関して相違がみられるが、今月12日に公開された「日刊ゲンダイDIGITAL」の記事はまた違った見解だ。

 「日刊ゲンダイDIGITAL」によると、吉谷が肩代わりしていた金額は100万円程度で、同棲するにあたり生活用品を買い替えた時に発生したお金だという。ただ、吉谷はお金を返してもらうつもりはなかったというのだ。

 また今月4日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が伝えた、タクシーとの接触事故を起こしたこともある竹内の“オラオラ運転”についても「日刊ゲンダイDIGITAL」は否定。危なっかしい印象だが“下手”なだけでオラオラ運転とは程遠いと、芸能ライターが証言している。いずれにせよ安全運転はできていないようだ。

「吉谷彩子の父親」の言葉が全然違う
 不可解なのは、「吉谷彩子の父親」の受け答えが、今月10日公開の「文春オンライン」と「FRIDAY」2019年6月26日号で正反対に解釈されて書かれていることだ。

 まず「文春オンライン」の内容はこうだ。娘と竹内の破局についてスポーツ紙で知った父親は非常に驚いたというが、吉谷に連絡することはしなかったといい、吉谷からも連絡はないそうだ。娘はもう大人なため、干渉はしない姿勢をみせていた。

 また「文春オンライン」では吉谷の事務所関係者の証言も掲載しているが、「当人たちの収入から考えて100万円はトラブルになる額ではない」「恋愛関係が終わっても二人は割り切って一緒に生活していた」と述べている。

 しかし一方で、「FRIDAY」の取材に応じた父親は様子が全く違う。

 それによれば吉谷は5月の初め頃、着の身着のまま2匹の犬を連れて、実家に帰ってきたという。竹内の家を追い出され友人の家に宿泊することになったため、ペットを預かってほしいと頼まれたそうだ。金銭トラブルについては両親も把握しているといい、事務所が間に入ったと証言している。

 そして父親は最後、竹内に「ひとつだけ言いたい」と切り出し、吉谷の荷物を返してほしいと懇願。なんと吉谷はマンションを追い出されて以降、荷物を取りたくても家に入れてもらえないのだという。

 これにもびっくりだ。「文春オンライン」では、「報道後にスタッフが竹内くんの立ち合いのもと、同棲していた部屋から吉谷の荷物を運び出して、いまは親友の家に身を寄せています」と吉谷の事務所関係者が証言していたのだから。一体何が事実なのか、さっぱりわからない。

 竹内と吉谷の間に何があったのか、謎は深まるばかりだ。

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村上春樹原作・韓国映画『バーニング 劇場版』、『パラサイト』につながる“ヒエラルキー”と“分断”の闇

近年、K-POPや映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日本へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。

『バーニング 劇場版』

 『万引き家族』(是枝裕和監督、2018)が最高賞パルム・ドールを受賞し、日本中が盛り上がりを見せた2018年のカンヌ国際映画祭。コンペティションのラインナップには、1本の韓国映画も名を連ねていた。イ・チャンドン監督の『バーニング 劇場版』である。イ監督は本作が8年ぶりの新作ということで、近年の韓国映画ファンにはなじみが薄い名前かもしれないが、ある男の死から時間をさかのぼって光州事件のトラウマまでたどり着く『ペパーミントキャンディ』(1999)、出所したばかりのチンピラと脳性マヒの女性の恋愛を描く『オアシス』(02)、娘を誘拐された母親の精神とカトリシズムの問題に切り込んだ『シークレット・サンシャイン』(07)などで数々の賞を受賞している、韓国を代表する映画作家である。

 『バーニング 劇場版』もカンヌで国際映画批評家連盟賞を受賞するなど高く評価されたが、それ以上に話題を集めたのが、村上春樹の短編『納屋を焼く』を原作にしていたことであった。世界的な人気作家であり、韓国でも老若男女を問わず幅広いファンを持つ村上の小説を、イ・チャンドンはどのように映画化するのか? 2人の巨匠の出会いがどんな化学反応を生むのかと、韓国メディアも製作当初から注目していた。

 今回のコラムでは、韓国における村上人気を紹介しつつ、原作と映画の違いに焦点を当てて、映画が目指した表現を探ってみたい。

 村上作品が初めて韓国に紹介されたのは、『ノルウェイの森(노르웨이의 숲)』が翻訳出版された1988年のことだった。実際この作品が国内外における村上の出世作となったわけだが、実は韓国では売れ行きが悪く、これといった反応も得られていなかった。タイトルの元になっているビートルズの同名曲が韓国では長年発売禁止曲だったため知名度が低く、「実際にノルウェイにある森についての本」だと誤解されてしまったため、このままでは作品の素晴らしさが葬られてしまうと判断した出版社は、間もなく『상실의 시대(喪失の時代)』と題名を変えて再出版に踏み切った。すると今度はたちまちベストセラーとなり、村上の名は一気に韓国中に知れ渡るようになったのである。

 その後の展開はもはや言わずもがなであろう。ファンが爆発的に増え、過去作品の翻訳出版が相次ぐ中、当時の若者に支持されていたアーティスト、イ・ソラが自身のテレビ番組で「村上春樹にハマっている」と発言し大反響を呼んだというエピソードが示すように、とりわけ『喪失の時代』は、若者たちの間で「洗練された文化アイコン」となり、「読まなければ話が通じない」と言われるほどの社会現象になった。

 こうした「春樹ブーム」は90年代を通して冷めることなく続き、しまいには韓国の若手作家たちの「盗作疑惑」まで持ち上がった。本人たちは、盗作ではないものの、村上独特の文体やスタイル、雰囲気といったものに多大な影響を受けたと認めた。いずれにせよ村上は、読者のみならず同時代の作家にも新しいスタイルをもたらし、村上からの影響を公言する作家の中には、映画化もされた『영원한 제국(永遠なる帝国)』のイ・インファらがいる。

 1980年代末に、最後の軍事政権である盧泰愚(ノ・テウ)政権から民主化の「約束」を勝ち取った韓国では、90年代初頭、軍事政権という目の前の「敵」が消え、学生運動は壮絶な宴の後の虚脱感、喪失感に包まれていった。そんな中で登場したのが、80年代の「闘いの世代」とは一線を画す、90年代の「新世代」と呼ばれる若者たちである。この世代の一番の特徴は「イデオロギーより私が大事」という個人的志向が強いことであった。80年代、国家との闘いに身を投じてきた世代が「個としての自分」を省察する余裕を持たなかったのに対し、90年代の新世代にとっては、内面の葛藤や人間関係などの私的領域が生活の中心となった。

 こうして80年代の闘いの世代は「喪失感」を、90年代の新世代は「個としての自分」と向き合っていたところに、『喪失の時代』が登場したのである。韓国での“春樹ブーム”の背景には、「この喪失の時代をどう生きるべきか」を提示してくれる作家の存在を必要としていた時代の変化と、それに伴う新たな価値観の模索があったといえるだろう。

 このように、“春樹ブーム”といっても韓国には韓国ならではの文脈があったわけなのだが、ではイ・チャンドン監督は村上の原作を、どのように韓国の文脈に置き換えて映画化したのだろうか? まずはあらすじから見てみよう。

≪物語≫
 作家を夢見るジョンス(ユ・アイン)は、宅配のアルバイトの途中で幼なじみの女性ヘミ(チョン・ジョンソ)と偶然再会する。まもなくヘミは、旅行中の猫の世話をジョンスに頼んでアフリカへと旅立つ。帰国すると、現地で出会った男性ベン(スティーブン・ユァン)をジョンスに紹介する。金持ちだが素性のわからないベンと付き合う中で、ジョンスはベンからビニールハウスを焼く趣味があること、そして近日中にジョンスの家の近くのビニールハウスを焼くつもりであることを聞く。近所のビニールハウスを調べるジョンスは、同じ頃、突然姿を消したヘミを探すうちに、ベンに対する疑念を募らせていく。

 人物構成や、納屋(ビニールハウス)を焼くというモチーフは生かしつつ、サスペンス的な要素をふんだんに取り入れて、原作にはない「謎(犯人)の解明」という面白さも追求した本作だが、それだけで終わらせないのがイ・チャンドンのすごさである。監督自身が言及しているように、現在の韓国の若者たちが抱える無力感や怒りが、本作の物語展開に大きく関わっているのだ。では、「韓国の若者たちが抱える現実」とは一体どのようなものだろうか? 映画に描かれている2つのメタファーからそれを探ってみよう。

 ひとつは「名前」である。原作では登場人物はすべて「私」「彼女」「彼」という代名詞で書かれ、名前を持っていない。それに対して映画では「ジョンス」「ヘミ」「ベン」という名前が与えられている。短編小説と長編映画の違いを考えると当たり前かもしれないが、この「名前を与える」ことこそが、物語の展開において非常に重要なメタファーとなるのである。

 原作は名前がないゆえに、世界中の誰もがそれぞれの生活や環境に合わせて、物語を解釈できる。つまり原作が普遍性を獲得しているのに対して、映画では具体的な名前を与えることで「韓国」という文脈を付与している。そして、「ジョンス」「ヘミ」というありふれた名前と、「ベン」との間には、決定的な格差が横たわっている。

 日本人にもすぐにわかるように、「ベン」はいわゆる韓国人の名前ではなく、英語では「Ben」とつづられる外国人の名前である。つまり、得体の知れない不思議な男「ベン」は、在米韓国人(または帰国者)と推測できる。

 韓国には、今に至るまで、「在米韓国人」への憧れが根強く残っている。実際に成功したかは別として、韓国人にとっては「アメリカン・ドリーム」を叶えた成功者そのものなのだ。数多くのドラマや映画で「在米韓国人」は、おしゃれで金持ちで社会的地位の高いキャラクターとして描かれてきた。高級マンションに住んで高級外車を乗り回し、パーティと大麻の日常を送る「ベン」もまた例外ではない。「ベン」と名付けることで、彼について多くを語らずとも、韓国社会に根強く残る「羨望の眼差しを向けられる在米韓国人」のイメージを植え付けることができる。

 そんな「ベン」と、大学は出たものの就職もできず、小説も書けず、アルバイトをしながらトラブルメーカーである父親の裁判を見守る「ジョンス」との間には、到底乗り越えられない「格差」が存在している。それは、借金返済のために安っぽいダンサーのバイトをしながら空虚な日常を送る「ヘミ」(その空虚さは、彼女が習っているというパントマイムに象徴される)も同様だ。

 近頃、韓国の若者の間では、「금수저(クムスジョ=金のスプーン」「흙수저(フクスジョ=土のスプーン)」という言葉がはやっている。それぞれ「金持ち」と「貧乏人」を意味し、経済的に困窮している若者たちが自嘲的に使うものだ。“高嶺の花”である「クムスジョ」=ベンと、ご飯すらろくに食べられない「フクスジョ」=ジョンス。若者の失業率が最悪な状況に陥っている今の韓国社会には、「ベン」よりも「ジョンス」や「ヘミ」が圧倒的に多いのは言うまでもない。

 本作には「ベン」という象徴的な名前が入ることで、3人の登場人物の間に明確なヒエラルキーが生まれ、原作には描かれなかった「名前」が、多くを語るメタファーとなっているのだ。

 もうひとつのメタファーは「分断」である。ジョンスの実家があるパジュは、北朝鮮との境界である38度線に最も近い田舎町だ。この町では、北朝鮮からの「対韓国宣伝放送」が日常的に響きわたり、「分断」という現実が生々しく迫ってくる。パジュの町が自由に行き来できない南北の断絶を表しているように、前述した3人の間のヒエラルキーが、決して乗り越えられない「分断」によって断絶していることを隠喩する。

 宣伝放送を聞いてひとごとのように「面白い」というベン、「この世の果てのアフリカで感じた」絶望感を韓国の果てであるパジュで思い出したかのように、上半身裸になってグレイト・ハンガー(生きる意味に飢えている人)のダンスを踊るヘミ、そんなヘミの内面には気づかずに「(男の前で裸になるなんて)売春婦のようだ」と怒るジョンスの間の「分断」は、歴然としている。それ以上進むことのできない「境界線」という意味では、パジュという街はどこにも行き場のない、追い詰められたジョンスの立ち位置を象徴しているともいえるだろう。追い詰められているジョンスに、ヘミの内面まで見てくれる余裕などないのだ。

 そんな分断の空間では、言葉も断絶される。相手の発する言葉の意味合いが伝わらないのだ。本作を本格的なサスペンスへ導く言葉「ビニールハウス」は、断絶のメタファーでもある。同じ「ビニールハウス」という言葉でも、ベンの言うそれと、ジョンスの捉えるそれにズレが生じることで、分断・断絶の意味合いはさらに強まることになる(まるで延々とズレるばかりの南北会談のように)。

 ヘミとベンがジョンスの家に遊びに来た際に、ベンが語った「ビニールハウス」は、最初から意味深なニュアンスを含んでいたが、文字通りに受け取ったジョンスは、そのズレのために大切なもの(ヘミ)を失い、無力感からやがて強い怒りへと突き動かされていく。

 同じ言葉に対する意味合いのズレがもたらす分断は、韓国社会に度々見られるものである。つい最近大きな関心を集めている、慰安婦支援団体をめぐる問題がいい例だ(※)。彼らは30年以上にわたって一緒に闘ってきた「同志」にもかかわらず、それぞれの名分と利害にズレが生じていたために、知らず知らずのうちに分断が生まれ、醜い暴露合戦に至ってしまった。「慰安婦」問題の解決というひとつの指標を共有していたはずなのに、些細な意味合いのズレがやがて大きな断絶となり、彼らは大事なものを失ってしまったように見える。

 映画のラストに描かれる、ベンに対するジョンスの復讐(それが現実でも想像でも)は、社会的格差と階層間の分断が生み出す無力感と怒りが、「象徴的な暴力」となって表現されたと言ってよいだろう。昨年のカンヌ、今年のアカデミー賞で大きな話題をさらった韓国映画『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)の結末にも共通するこの描写は、現在の韓国社会において、格差と分断の問題がそれほど深刻であることを物語っている。焼かれるべきは「ビニールハウス」ではなく、「格差」や「分断」かもしれない。

※日本軍「慰安婦」だった李容洙氏が2020年5月に会見を開き、30年間共に活動してきた「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」の前代表・尹美香氏に対し、寄付金の使途の透明性や、活動の在り方などの問題を提起。その後も、互いの主張が平行線をたどったり、保守派・進歩派それぞれのメディアや論客が“場外”から参戦するなど、大きな騒動となっている。

『バーニング 劇場版』
Blu-ray、DVD発売中
販売・発売元:ツイン

崔盛旭(チェ・ソンウク)
1969年韓国生まれ。映画研究者。明治学院大学大学院で芸術学(映画専攻)博士号取得。著書に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン)、共著に『韓国映画で学ぶ韓国社会と歴史』(キネマ旬報社)、『日本映画は生きている 第4巻 スクリーンのなかの他者』(岩波書店)など。韓国映画の魅力を、文化や社会的背景を交えながら伝える仕事に取り組んでいる。

武井壮、不倫の“加害者”めぐり持論展開も「言い訳か?」「自分も女性問題があったくせに」と厳しい声

元陸上選手で、引退後はタレントとして活動している武井壮。そんな彼が、SNSで“不倫問題”に言及し、ネット上で物議を醸している。

 武井は6月10日、自身のTwitterに「不倫男を擁護するつもりはまるでないが、それをペラペラ喋る女性にも辟易としている」と投稿。続けて、「妻帯者と知って不貞を働いたなら被害者ではなく加害者であって、それを雑誌やマスコミに喋って唯一の被害者である相手の妻や子供に二児的な損害と甚大な精神的社会的ダメージを与える低俗な行為だと認識するべきだよ」(原文ママ)と持論を展開した。

「この投稿は12日午後5時の時点で6万近いリツイートと32万以上の『いいね』を獲得し、大きな注目を集めています。ネット上では『正直どっちもクズだよね』『無理やりしたわけじゃないなら、武井壮の言う通りだと思う』と同意が寄せられる一方で、最近世間を騒がせた、アンジャッシュ・渡部建の不倫問題に絡めて『芸能人仲間をかばってるの?』『渡部もリスクを知っててやったんだろうから、自業自得』『どっちにしろ、悪いのは渡部でしょ』など、武井の意見に異を唱える声も集まっており、賛否両論となっています」(芸能ライター)

 武井は同日、この投稿を「渡部の件」だと解釈したネットニュースに「オレは一言も人の名前などは書いてませんが? 不倫問題全般に関して思っている事を書いたまでです」と指摘。特定の騒動に対するコメントではないと否定したものの、ネット上では「このタイミングで投稿しといてその言い訳は通らない」「そこをボカすのはさすがにセコくない?」と、ツッコミを受けている。

「武井は翌11日にTwitterで『【相手の女性も被害者です】ってんなわけない』『性癖や行為の回数べらべら週刊誌に喋って取材料もらって「遊ばれた、ひどい」って被害者ヅラしてたら、最低だろ?男でも女でも同じ事だろう?』と投稿。しかし、その約10分後に『これを最後に男女間のトラブルに関してのツイートは今後一切いたしません』とトーンダウンしたんです。『一言付け足すわ』として、最後に『一番言いたいのは「自分の価値を下げないほうがいいよ」ってことだよ。。男も女も。。』とつづっていました」(同)

 武井は2017年、「週刊文春」(文藝春秋)によって、過去の結婚歴や離婚歴、DV疑惑に加え、交際相手に対する借金で民事訴訟に発展したことを報じられている。この際、同誌の直撃取材を受けた武井は、DV疑惑をきっぱり否定したものの、女性問題に対して「『百獣の王』と言ってるくらいですから獣です。肉食ですからお察し頂いて」と、暗に認めるようなコメントを出していた。

「昨年11月25日に放送された『有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ超会議』(TBS系)では、武井が結婚相手について『若ければ若い方がいい』と発言し、ネット上でドン引きされたことも。こうした武井の過去に絡めて、『人をかばってるように見せて、自分の言い訳か?』『自分も女性問題があったくせに、よく偉そうに言えるね。ご意見番気取り?』と厳しい意見も出ています」(同)

 堂々と持論を語った武井だが、自身の女性問題についても注目が集まったことで、藪をつついて蛇を出す結果となってしまったようだ。

声優・鬼頭明里、ライブ“チケ代2倍”は「仕方ない」? コロナ禍で「金策に走る」倒産危機の声優事務所も……

 新型コロナウイルスの影響で、音楽ライブやイベントの中止が相次いでいる中、アニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)のヒロイン・竈門禰豆子役などで知られる声優・鬼頭明里のライブツアーのチケット代が2倍近く値上がりしたことで注目を集めている。Twitterでは、一時「チケ代2倍」というワードがトレンド入りした。

 公式サイトによると、今年9月から10月にかけて、東京・大阪・愛知で開催される鬼頭のファーストライブツアーの料金は、当初6,800円(税別、以下同)だったが、政府が発表したコロナ禍におけるイベント開催の収容可能人数制限に則ってライブを開催するため、予算の都合上、1万2,000円に価格改定を行うという。ネット上では「正直、仕方ない」「それでも行きたい人は行く」などの肯定的な意見のほか、「無理すぎ」「つらい」などの悲鳴も飛び交っている。

「声優業界にとって、ライブやイベントは最大の収入源なので、業界内は現在、前代未聞の痛手を負っています。そのため、チケット代の値上げは致し方ないところでしょう。ナレーションやアニメなどのレギュラー仕事で食べていけるベテラン声優はともかく、アイドル的な人気に支えられている若手声優にとっては死活問題。新型コロナの影響で、毎週末行われていたイベント興行が全て中止となり、収入はゼロに等しい状態になっています」(声優業界関係者)

 人気声優たちは毎週末にアニメやゲームなど出演作品に関連したイベントに登場し、そのギャランティはアニメのレギュラーの数倍になるという。また昨今ではアイドルやアーティストとして音楽活動を行う者も増え、声優がキャパ1万人を超えるホールやアリーナでライブを行うことも当たり前になってきた。

「しかし、やはりコロナの影響でアリーナクラスのコンサートが軒並み中止になり、なおかつ先の見通しも立たない状況のため、これまで所属声優のアイドル人気にあやかってきた声優事務所や音楽レーベルはこれからの方針を必死に模索していると思いますよ。特に大打撃を食らっているのは、個人事務所を立ち上げフリーで活動している声優や、小規模声優事務所。ベテラン勢を多く抱えている大手声優事務所は、ナレーションなどの安定した仕事が入りますのでやりくりはできますが、イベント収入に重きを置いていた事務所は軒並み金策に走っているでしょう。イベント収入以外で収益を上げる戦略を打ち出せない事務所は潰れていくんじゃないですかね」(同)

 順風満帆の声優業界であったが、新型コロナウイルスの打撃を受け、業界の在り方を再考する必要に迫られている。今後の展開を見守りたい。

【独身OLと愛犬の日常】「吐くならここに!」犬の嘔吐時の大胆すぎる対処法

 ――独身、一人暮らし、彼氏なしのアラサー・いとうぽよん。平日は仕事に追われ、会社と家を往復するだけの毎日。 せっかくの休日も、ダラダラ過ごしているうちに終わり、気づけば月曜日……。そんな退屈な日々に嫌気がしたある日、彼女の前に“天使”が現れた――。その名は、「ジップ」。

 このお話は、1匹のワンちゃんとの出会いによって、最高な生活を手に入れたアラサー独身女の日常をゆる〜く描いた実話である。  

第36話

 ズボン洗濯中パンツ一丁で思う「ソファカバーは守りきったぞ……!」。

――毎週、金曜日に最新話を更新。次回37話は6月19日(金)の更新予定です。

Sexy Zone・中島健人、『鬼滅の刃』で妄想トーク! 自ら考案した「華柱」の詳細設定を明かす

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。6月8~11日の放送回に中島健人が出演し、“ステイホーム”中にSixTONES・京本大我と熱い妄想を繰り広げていたという“鬼滅の刃トーク”の中身を明かした。

 人気漫画『鬼滅の刃』(集英社)にハマっているという中島。本作は、主人公の竈門炭治郎が、鬼になった妹・禰豆子を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、仲間とともに“鬼狩り”としての道を突き進むというストーリー。炭治郎が属する「鬼殺隊」には、「水の呼吸」「炎の呼吸」など、身体能力を上昇させる呼吸方法の使い手が存在するのだが、その流派によって「水柱」「炎柱」という肩書を持つ最高位の剣士が9人いる。

 8日の放送回で「もし、柱になるとしたら?」という話題になると、中島は「オリジナルだったら俺は“華柱”。京本は“闇柱”」と説明。というのも、京本とステイホーム中に「お前だったら何柱?」という他愛のないメールを3日間連続でやりとりし、繰り出す技についても細かい設定を作っていたという。ちなみに『鬼滅の刃』のオフィシャルファンブックも買ったらしく、その適性判断では「水柱」という結果だったそうだ。

 『鬼滅の刃』トークは止まらず、中島は自身が作った技名も披露。「俺が京本と話してたのはね、華柱の場合、『拾壱ノ型 八重咲乱闘華(じゅういちのかた やえざくららんとうか)』みたいな」「あと『捌ノ型(はちのかた)』かな。京本と話したんだけど、『桜苦乱』っていう……桜が舞い降りた瞬間に相手のことを斬り刻んで、みたいな。『八重咲乱闘華』は、八重桜の花のように何回転もして、いつの間にか相手が花が散ったかのような感じで斬り刻まれていく」と、どんなふうに相手の鬼を倒していくかについても事細かく説明していた。

 また、ほかの日にも「彼女にするなら、胡蝶しのぶ」「後輩にするなら、竈門炭治郎」と告白したり、アニメで好きなシーンについて語ったりするなど、この週の話題は『鬼滅の刃』尽くしに。オープニングでは自分のことを毎回「華柱の中島健人です」と紹介するほどだった。

 この放送にネット上では「華柱・中島健人、最高すぎる」「ちゃんと技の詳細まで作り上げてるのさすが」「男子2人でキャッキャ話してるの可愛い(笑)」「華柱の技、実際にありそう。考えるのうまいなぁ」「我々も鬼殺隊として華柱さまを盛り上げるために頑張らねば」などの声が集まっていた。

嵐・二宮和也は「物欲が高まっている」!? メンバーが見た「夢」の内容で、深層心理が丸裸に

 嵐の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)が6月11日に放送された。この日は久々にチーム戦が行われたが、新型コロナウイルス感染予防対策のため、メンバーが別室からそれぞれ出演するリモート収録のスタイルは変わらず。撮影した個々の映像をスタジオ風の背景に合成させ、メンバーを集合させる形となり、相葉雅紀はこの方法について「慣れてはきましたよ」とコメント。「まだまだ大変な状況が続いてるじゃないですか。『VS嵐』を見て、ちょっとでも楽しんでいただけたら、そういう思いでやっております」と話していた。

 また、オープニングでは、放送前日の6月10日が「夢の日」ということで、「夢」をテーマにトークを展開。まず櫻井翔が「この前見た夢、たぶん国立競技場だったんだと思う」と切り出し、「全然リハやってないのに、すぐオープングなの」とその内容を明かしながら、こうした夢をたまに見ると告白。「(観客は)『ワー!』ってなってるんだけど、俺リハやってないし。『やった?』って(ほかのメンバーに)聞くと、『ちょっと家でやった』『えっ? やってんの?』って」と焦り、会場は大盛り上がりの中、「一人踊れない」という夢をよく見ると明かした。

 すると、大野智がこれに反応。「それで言うと、急きょ昔やった舞台を明日やんなきゃいけない」「本番になって(舞台に)出るのよ。そこはうまいことやって、(袖に)ハケてまた台本を読む」という夢を一時期よく見ていたと明かした。また、相葉も「舞台のも見たし、ライブのも見た」と、同じ状況の夢を見たことがあるとのこと。また『NHK紅白歌合戦』の司会の前には、「一応カンペあるじゃない。あれがまったく消える」という内容の夢を見たといい、相葉は「いつもヘマしたときにやる行動とまったく同じことやってた」と、夢の中でもその場にしゃがみ込んでしまったそうで、メンバーから猛ツッコミを受けていた。

 なお、番組にコメントを寄せた心理アナリスト・亜門虹彦氏によると、3人が見た夢は、「仕事などで『失敗してはいけない』と思っているときによく見る」もので、「この夢を見る人は仕事への責任感が人一倍強い」とのこと。

 さらに、「宝くじで5万当たる」夢を見ることが多いという二宮和也は、「物欲が高まっており、とにかく5万円くらいのものを欲しいのでは」と予想。最近見た夢は、「めちゃめちゃ英語で流暢に喋ってる夢」と答えた松本潤については、「多くの人と仲良くなりたいという欲求が高まっている表れ。この夢を見るということは、松本さんはかなり人見知りなタイプかも」と分析した。ちなみに松本は夢から覚めた後、実際に英語をしゃべってみるも、なかなかうまくいかなかったと話していた。

 この日の放送に視聴者からは、「仕事への責任感が強いってさすがすぎる!」「夢の中までプロ意識の高さが出るのか……!」「ニノの5万円の夢、現実的すぎて笑った」「起きてから英語をしゃべってみた潤くん、かわいいな」という声が集まっていた。

King&Prince・永瀬廉、岸優太のグループメールに「可愛いな~」「敬礼でもしてるのかな?」とメロメロのワケ

 King&Prince・永瀬廉がパーソナリティを務めるラジオ番組『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)。放送開始から1周年となった6月11日の放送回では、今だから言える裏話を語った。

 近況として「みんなが可愛く見えて仕方がない」と悩みを告白した永瀬。最近はスーパーでほとんどの人がマスクを着けているため、口元を隠して目元だけ化粧をしている女性を見ると可愛く見えるのだという。そんな永瀬は、放送開始から1周年を迎えた番組について、今年の目標である「先輩を呼ぶ」を達成できていないと告白。番組が決まった当初はうれしい気持ちがある半面、「一人やから難しい。頑張れるだけ頑張ってみよう」と思っていたという。しかし、初収録後は慣れていないためか、頭も口も回らなくなり声もかすれてしまったようで「この先、持つかな? 何年も」と不安になったこともあっったそう。それが今では、好きな仕事ベスト3に入るほどラジオ収録が楽しみになっていて、「5年、10年、20年……と長く続く番組にしていきたい」という目標を語った。

 その後、関西ジャニーズJr.のなにわ男子・高橋恭平が「永瀬廉の好きなところを10個あげていたのを聞いて、永瀬くんがKis-My-Ft2・玉森(裕太)くんを好きな様子とすごく似ている気がします」というメールが届くと、「そうね、たしかに玉さんと俺との関係に似てるかもね」と認めていた永瀬。

 最近、玉森との関係は進展しているらしく、玉森と玉森の友人である俳優の阿見201を含めた3人でバトルロワイヤルゲームをして遊ぶこともあるのだとか。しかし、阿見はゲームがヘタらしく「阿見さんが弱いのよ、弱くて弱くて」と嘆く永瀬。一方で、玉森と2人で「2対2」で戦うトーナメント制のゲームに参加したときは優勝したようで「あのときは玉さんも喜んでたね。『うぉー!』って感じじゃなかったけど、いつもみたいにクールに喜んでた」と報告。あらためて「大好きです、玉さんが」と語っていた。

 しかし、先日のラジオで報告していたゲーム『あつまれ どうぶつの森』については、「もうやめた」と告白。どうやら、卵を集める「イースターイベント」が永瀬に合わなかったようで「気が向いたらやる」と現在は中断していると明かしていた。

 その後、岸優太と永瀬が好きで、永瀬が岸の話をすることを「俺の優太節」と呼んでいるというリスナーから、「廉くんに『俺の優太節』を聞かせてほしいです」とメールが寄せられた。これを受け、永瀬は「無意識」に岸のことが好きだといい、「グループとかで打ち合わせするたびに、マネジャーからグループメールがくるんですよ。みんなは『わかりました』って送るんですけど、岸くんは『了解です!!!!!』ってビックリマークが平均5個(ついてる)」とのエピソードも披露。

 この返信を見ると、永瀬は「あ~了解してるな~。可愛いな~」「この子、返信しながら敬礼でもしてんのかな? 可愛い、クセなんでしょうね」と、メロメロになっているようで、逆にビックリマークが1個しかついていないと「岸さん風邪ひいてないかな? 大丈夫かな?」と心配になると語っていた。

 この放送に「恭平くん、玉さん、岸くんの話聞けて良かった! 1周年おめでとう!」などの声が集まっていた。