筋トレ系人気YouTuber・ケビン、DV疑惑浮上でネット騒然! 告発ツイートと“女性の青アザ写真”に波紋広がる

 料理研究家兼・筋トレ系YouTuberとして人気を集めるケビンに、“DV疑惑”が持ち上がっている。4月27日、ケビンは約4万人のフォロワーを抱えるTwitterアカウントに、ひさしぶりの投稿をしていた。

「ケビンは『しばらくSNSから離れていて 久しぶりに戻ってくると まるで浦島太郎にでもなったような気分だ まるで別世界に来ているような奇妙な感覚 この世界では生きていけないと死を選ぶか この世界でやっていくと覚悟を決めて生きる事を選ぶか』と、意味深な言葉をつづっていました。続く投稿でも『失われた時間は大きいけど 今は一歩踏み出せた事に拍手』などと投稿しており、ネット上では『何かあったの?』と心配の声が続出したんです」(芸能ライター)

 この約半日後、「こんな嘘っぱちのカッコつけた投稿は出来るのに逮捕の事実も隠して、私に謝罪のラインも出来ないで腐ってること隠し続けられると勘違いしてる本当に終わってる人間だね」と、“セルフリプライ”が投稿された。自身の投稿に対し自ら返信したのだ。

「どうやら、ケビン以外の人物が、彼のアカウントを乗っ取って返信したようです。そこには、目の周りが赤黒く腫れ、顎のあたりまで青アザがある女性の自撮り写真が2枚ついています。現在、一連の投稿は削除されていますが、ケビンが過去に投稿した妻とのツーショットはTwitterに残っており、自撮り写真の女性とよく似ていたことから、『これってケビンが奥さんを殴ったってこと?』『もしかして、奥さんがDVを告発したのか?』と、ネット上が騒然としました」(同)

 ケビンは2014年12月にYouTubeチャンネル「Kevin MuscleBridg」を開設し、わかりやすい筋トレ解説が好評を得ていた。メディア出演も多く、槇原敬之のシングル「超えろ。」(15年)のミュージックビデオや、PCメーカー・Lenovoのプロモーションビデオに登場したこともある。“筋トレ系YouTuber”として知名度が高かったものの、今回の騒動によってケビンはYouTubeチャンネルを閉鎖、インスタグラムのアカウントも削除している。

「こうした動きから、ケビンのファンも『やましいことがなかったら、チャンネル閉鎖なんてしないよな?』『ケビンさんの動画よく見てたけど、奥さんをDVするような人だったなんて吐き気がする』『仲のいい夫婦に見えたのにガッカリ。DVが事実なら、とてつもなく悲しい』と、困惑しているよう。真偽は不明ですが、ケビンに対して説明を求める声も上がっている状況です」(同)

 さまざまな臆測が広がる中、ケビンはこのまま雲隠れするつもりなのだろうか……?

「ボールペンあるのに見つからない!」を防ぐ、プロ直伝の正しい文房具“整理収納”方法

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

今回のお悩み:使いたいときに限ってモノが見つからない

 毎日の生活の中で、「探し物」に費やす時間はどれくらいありますか? たいていは小さなモノで、「確か持っていたような……」と、つぶやきながら探していませんか? 結局見つからず、「買ったほうが早い」なんて経験があったらご用心。

 今回は、「頻繁に使う文房具やペンは、どこに置くべきか?」をテーマに「文房具の収納法」をお届け。面倒なようでやってみたら楽しい、7つのステップで片付けます

[ステップ.1]家中に出しっぱなしの「文房具」を集める

 Mさん宅のチェストに入っていたモノを、ぜんぶ出しました。前回整理した、取扱説明書をはじめ「目的の異なるモノ」が適当に詰め込んでありました。このように、散らかった小物を整理するときは、片付けながらざっくりと種類別にまとめておきます。小物の片付けは、「部屋がスッキリ」してから取りかかるように。

[ステップ.2]「種類別」に分類しながら、好きなモノだけ残す

 家中のペンを集めたら、約100本ありました。Mさんひとり分で、この量です。これらを、「種類別」に空き箱を使って分類します。作業中は必ず「手に持つ」ため、瞬間的な気持ちに従います。例えば、使いにくかった、自分で選んでいない、古い、汚いなどです。こういった、マイナスの感情を宿ったモノはそのまま処分。「必要と感じたモノだけ残す」ように、素早く振り分けます。

 「種類別」に分けたら、次は「3つのチェック」。地味だけど楽しむ人も多い作業です。例えば、ペンならこの3点を確認します。

[1]インクは出る?
[2]書き心地は?
[3]持ちやすさは?

 モノの役割を果たすチェックをしながら、機能的に使えるモノだけを残します。これで、書けないペンを手にする“プチストレス”がなくなります。

[ステップ.4]今すぐ使いきりたい、大切な「1本」を選ぶ

 写真上を見ると、3色ボールペンが4本あります。ここから、大切な「1本」を選んで抜きます。これが、1軍の場所(ペン立て)に入るペン。残りの3本は、2軍(ストック)としてゴム等でひとまとめ。ホッチキスやハサミも、同じように1個に絞ります。

[ステップ.5]よく使う場所の近くに収納する

[After]

 「文房具」を1軍・2軍と選んだら、よく使う場所(食卓テーブル)の近くに収納します。Mさん宅の場合、キッチンの反対側にある食器棚を活用しました。モノを収納する時は、目的を持った場所によく使うモノを原則に!

[After]

 モノの出し入れを最短にするなら、出して並べて置くのが一番です。ホテルのアメニティのような並べ方ですね。とはいえ、全てを出しっぱなしにすると見栄えが悪くなるので、扉で隠せるコチラへ。文房具は、「タテ入れ」だと「戻す手間」がかかりません。よく使うモノだからこそ、1発で取り出せるように。

[ステップ.7]2軍は「仕切りボックス」でストック収納

[After]

 引出し収納を快適にする、セリアの「仕切りボックス 浅型」(約W12×D30×H6.2cm)を2つ用意しました。2枚の仕切り板を、お好みのサイズに調整できるのがポイントです。ここには、滅多に使わない文房具とポーチに入れたペンのストックをイン。自分で選んだ「1本のペン」を使い切る生活は、シンプルライフの目標にもなるので頑張ってトライしてほしいと思います。

[まとめ]使い切れない「文房具」で悟る、「片付けの本質」

 文房具のような小物は、「いつか使える」「多くても困らない」と後回しにしがちですが、「片付けの本質」が見えるメリットがあります。

 実は筆者も、ペン1本「使い切る」ことができません。でも、徹底的に片付けた結果、すぐ買う癖は減らせました。反対に、1本のペンを大切に使う人に出会ったらよ〜く観察してみてください。その人は、お金の使い方も丁寧だと思います。小さな「文房具の片付け」を通して、大きな気付きに出会えますように。

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TOKIO・松岡昌宏、SixTONES・高地優吾へ「全然やんちゃじゃねー」と苦言!? グループ内の“存在意義”語る

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『TOKIOWALKER』(NACK5)。5月3日の放送では、松岡の後輩・SixTONESの高地優吾を迎え、ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)について語り合う場面があった。

 高地は同ドラマの第3話で、航空会社社長の運転手・国木田洋平として、ゲスト出演することが発表されている。松岡はラジオの冒頭、「うちの事務所のスタジオのほうにですね、別の収録でちょっと訪れていたこの野郎を紹介します」と前置きし、高地が「本当にいきなりですけど……お邪魔します!」と、元気に登場。高地のゲスト回である第3話は、本来なら5月8日放送だったものの、新型コロナウイルス感染拡大に伴い撮影スケジュールに影響が出ているため、放送が延期になったそう。高地はクランクアップしているが、松岡自身はまだ第3話の収録を終えていないという。

 その上で、松岡が「どうでしたか、今回ね。はじめましてだったもんね?」と高地に感想を聞くと、ドラマのレギュラー出演者であるHey!Say!JUMP・伊野尾慧とも初共演で「ずっと緊張してた」という。しかし、「2日目、3日目と(撮影を)やっていくうちに、『ミタゾノ』のチームに入れてるなっていう感じが少しあって。すごい楽しかったです」 と答えていた。高地いわく、演技をするのがひさしぶりだったこともあり、「めっちゃ緊張してました」とのこと。

 すると松岡は、高地の演技について「面白かったけどね」と振り返り、「別に上目線で言うわけじゃなくて、キャラクターあるなあ〜と思って」と評価。また、高地の眉毛が凛々しく、 声が落ち着いているため、「時代劇やりゃいいのに」 と勧めたそう。

 その後、高地の芸歴が12年目になることに触れた松岡は、「お前、長いのね!」と仰天。松岡は最近、高地がジャニーズJr.時代に所属していたユニット「B.I.Shadow」が音楽番組に出演した際の映像を見たらしく、「あんなかわいらしいグループが一気に……ちょっとSixTONESってね、うちでいったらかっこいい系の……」と路線の違いに言及。高地が「やんちゃ系の」 と言葉を重ねると、松岡は「お前、全然やんちゃじゃねーじゃん!」と爆笑し、高地も「そうなんですよ。SixTONESの中だったら、一番アイドルしてる」とコメントしていた。

 松岡から見ると、ジェシーや田中樹は“SixTONESらしい”メンバーだと思うものの、高地に対しては「お前、(V6)長野(博)くん方面じゃん?」といい、グループの方向性とは違う雰囲気を感じているそう。これには高地自身も「そうなんですよ。僕もなんか、SixTONESと合ってないなっていうのを感じてるんですけど……」とポロリ。とはいえ、「ジャニー(喜多川)さんは、『お前はいるだけがいい』」と言っていたそうで、 松岡は「必要なんだよ、そういうのがきっと。あれだろ、KAT-TUNの中丸(雄一)みたいなもんだよ、きっと!」と、グループにおける高地の存在意義に納得していた。高地はこれを聞き、「たぶん、そうだと思います。みんなの緩和剤になれたらいいのかな」と笑いながら同意していたのだった。

 ドラマの初共演を経て、すっかり仲良くなった様子の松岡と高地。第3話の放送が待ち遠しいところだ。

小5娘の交友関係や中学受験も、新型コロナウイルスの影響大ですよ!

 みなさんも食傷気味だと思いますが、相変わらず新型コロナウイルスのネタです。というか、新型コロナのせいで何もできないので、マジで日々の変化が何もない! 小学5年生の娘ココはというと、毎日朝10時~正午はバドミントンクラブの自主トレに行っています。その後は、クラブの友だちとコンビニで何か買って昼ごはんを食べ、公園か友だちの家で遊び、18時ごろに帰ってくるという生活。これをもう2週間くらい続けてます。

 そのバドミントンの自主トレですが、参加しない子の方が圧倒的に多い。オレも数人のママに「毎日公園で自主トレをやってるから来れば?」とLINEしたけど、「外出を控えてるので無理」という返事でした。ほかの参加してない子どもたちもやはり同じ理由のよう。平日午前中の公園はぜんぜん人がおらず、ほぼ貸し切り状態だから感染の心配はゼロだと思うんですよね。学校も休みだし、外出自粛となったら毎日子どもたちは家の中で何をやってるんだろう? 「ちょっとは公園で遊びたい!」とかないのかね?

 ほどんどの子はゲームをやっているんだろうな。あと、ネットのニュースで見たのですが、母親と一緒に料理をする、おやつにホットケーキやクッキーを親子で作るなど、料理をしている人も多いらしい。そうしたら毎日家でやることはゲーム、料理作りの2つがメインなんだろう。これだと完全に子どもは飽きるね。いくらゲーム好きな子だとしても1日中はマジで無理でしょ。絶対に飽きる。

 それでも感染が怖いから自宅にいるというわけか……まあ、そういうご家庭も多いと思う。オレも否定はしません。コロナに対する考え方は人それぞれだと思うしね。何が言いたいかというと、外出自粛している子の親に「たまには一緒に遊ぼう」とか「自主トレに行かない?」などと気軽に誘えなくなってるということ。ココが聞いてくるんですよ。「あの子もバドミントンに誘ってみてよ」とか「明日遊べないか聞いてみて」とか。そういう時は、ココに「バドミントンの練習に来ない子たちは、もうみんなコロナが怖いから遊べないんだよ」と言い聞かせてます。今はもう感染に対して潔癖じゃない親の子どもしか遊ばないし、会わないようになってきてます。交友関係も変わってきたということかな。

 先週から週に1回、ココの小学校の担任から電話がかかってくるようになりました。先生が生徒全員の自宅に電話して子どもたちの様子を聞いて回ってるそう。「ココは毎日公園でバドミントンの自主トレをやってます」と伝えると、「運動不足の解消になっていいですね」とのこと。「ほかの子どもたちはどう過ごしているんですか?」と聞いてみると、「それぞれですが、だいたいが外出自粛してるようです」。やっぱり。先生も生徒40人に電話して状況を聞くだけでも大変ですよ。

 そういえば小学校は今まで1学年3クラス編成だったんですが、この春に3人ほど転校してしまい、ココの学年は40人ずつの2クラスになりました。ちなみに転校した3人は全員小学校受験し、1人は青山学院初等部に行くんですって。ママ友から聞いて初めて知ったのですが、小学4年のタイミングで私立受験(編入)する子が結構いるみたい。6年生で受験するより受験勉強が楽なのかも? そのまま付属の中学にも上がれるわけで、私立中学に行かせたい親としては4年生で受験というのがベストらしい。なるほどな。

 ココは中学受験するのかという問題だが、今のところまだわかりません。コロナで妻くらたまの収入がかなり減っているし、その代わりをオレの収入で埋め合わせできるわけがない。受験にかかるお金の問題がある。あとはココが「受験したい!」というモチベーションになってない。うちは無理やりにでも勉強して受験しろ、ということは言わない方針なんです。要は本人次第。なので、休校中の時間がたっぷりある毎日の中で、自ら積極的に勉強しているのであれば、お金の問題は置いといて受験させようと思いますが、今のところその傾向は見えないわけです。多分、受験はしないんだろうなぁ。

GACKT、YouTubeの“英会話”レッスン動画が「どんな塾よりわかりやすい」「なんか胡散臭い」と賛否

 “正月特番”として、テレビ朝日系で毎年放送されている人気バラエティ『芸能人格付けチェック』。同番組での活躍が特に話題を集めるミュージシャンのGACKTが、YouTubeにて英会話のレッスンを始めたという。

 GACKTは4月24日と28日、自身のYouTubeチャンネルで「英語ガク習塾」という動画をアップ。24日公開の「英語ガク習塾 Lesson 0 〜塾長のご挨拶〜」では、英語についての相談をよく受けるとした上で、「英語を一朝一夕で話せるようになるなんてことはない」「海外に住んだからといって(英語が)話せるのではない」と断言。正しいポイントを押さえた練習をすることで、英語力を上昇させることが可能だとアドバイスしている。

「28日の動画では、『I'm sorry. How's that?(ごめん、どういうこと?)』という文章を例題として、このフレーズの発音を1時間以上じっくりと解説していました。『自分が発音できる言葉は聞こえるって話なんです』と持論を語っており、GACKTは発音を重点的に教えていくとのこと。この動画は5月4日の時点で37万回以上再生されており、コメント欄では『GACKTから無料で英語のレッスン受けられるなんてすごい時代』『ここまで上手に教えられる英語の先生はいない!』『どんな英会話塾よりわかりやすい。これからも更新楽しみにしてます!』と絶賛されています」(芸能ライター)

 一方で、ネット上では「なんでGACKTが英語塾? 胡散臭くない?」「新しいビジネスかな?」といった疑問の声も上がっている。

「GACKTといえば、19年3月発売の『週刊文春』(文藝春秋)にて、仮装通貨『スピンドル』をめぐる“違法営業疑惑”を報じられています。それ以前にも、東日本大震災の義援金を募る『SHOW YOUR HEART基金』を設立したものの、12年にはこの一部を横領したとの疑惑が浮上。今年1月に『直撃!シンソウ坂上SP』(フジテレビ系)へ出演した際、横領について否定していましたが、GACKTには“胡散臭い”印象が付き物になってしまったようですね」(同)

 ネガティブなイメージを払拭するためにも、今後の「英語ガク習塾」に期待したいところだ。

『ザ・ノンフィクション』人が消えたナイトクラブの苦悩「銀座の夜は いま・・・菜々江ママの天国と地獄」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。5月3日の放送は「銀座の夜は いま…菜々江ママの天国と地獄」。

あらすじ

 席に座るだけで4万円、月商1億円をはじき出す銀座の一等地にある高級クラブ「クラブNanae」。オーナーママの唐沢菜々江は18歳で埼玉・春日部のスナックで働き、結婚して一度、夜の街から離れるが夫の借金により復帰。22歳で上野のキャバクラでナンバーワンとなり、25歳で銀座のクラブにスカウトされてからは銀座一筋20年だ。

 銀座のクラブは全盛期の半数まで減少しているという。政財界の要人が足を運ぶこともあり、格式を重んじ秘密主義な気風も強い銀座の一方、カジュアルな雰囲気の六本木や歌舞伎町に人が流れている。菜々江は銀座でホステスを目指す人が増えればと、YouTubeに自身のチャンネルを開設し情報発信も行っている。

 菜々江は「クラブNanae」以外にも印刷会社やワインバーなど、5つの会社を展開。さらに銀座で働くホステスのために、時短美容ができるサロンも2020年4月に開業する予定だった。

 しかし20年2月、横浜・大黒ふ頭沖に停泊中のクルーズ船から新型コロナウイルス感染者が出たことから、コロナの脅威と不安が銀座へ徐々に広がりはじめる。クラブNanaeは家賃や従業員の給料など1カ月の固定費だけで2500万円以上かかるため、赤字を1円でも減らそうと当初は店を開けていた。

 しかし翌月3月29日に志村けんさんが闘病の末に亡くなり、コロナをめぐる情勢や心構えは一変する。志村さんは夜の街を愛した人でもあったため、感染源だと疑うウワサもたった。そして3月30日、小池百合子東京都知事によるバーやナイトクラブなど接客業を通じた感染の増加と、そういった場所への自粛を呼びかける会見が行われ、翌日から「クラブNanae」も営業を中止する。

 当初は短期間の休業を想定していたが、4月7日の緊急事態宣言を受け、菜々江はGWまでの休業を決断する。銀座の街からは人が消え、クラブNanaeの3~5月の売り上げは前年同期比で8割以上減、金額にして2.2億円のマイナスという非常に厳しい状況を迎えた。しかし菜々江は「倒産はしません 意地でも」と新型コロナ融資を申し込むなど奔走する。

銀座らしさと型破り、バランス感覚が巧みな菜々江

 菜々江はYouTubeを活用するなど、人々が思い描きがちな「銀座のママ像」からは型破りなことをする一方で、菜々江のファッションやヘアメイクは46歳という年齢にしてはとてもバブリーで、そのため実年齢よりも上に見えた。

 例えば黒の和装のときは、髪をたっぷり膨らませて結う。最近は頭を小さく見せるためすっきりと結ったスタイルを多く見かけるが、ボリュームある菜々江の髪からは風格と貫禄と格式を感じる。それはまさに「銀座」だ。

 29歳からママをはじめ、今も走り続ける菜々江にとっては、「若々しく見せる」ことよりも「銀座のクラブの主としてふさわしい姿でいる」ことのほうが大切なのだろう。YouTubeなど新しいものを取り入れる一方で、自分の見た目はクラシカルで権威と風格を感じさせる「銀座」テイストをしっかり守る。バランス感覚の良さを感じた。

 今回、番組の取材は19年の秋から始まっていた。きっと『ザ・ノンフィクション』取材班は、当初は違う企画で菜々江に密着しようとしていたのだろう。それは多分、“YouTubeも活用する、銀座のママらしからぬオーナーママ・菜々江。時にピンチやトラブルもあるけれど、それを仲間たちと乗り越え、今日も菜々江は愛する銀座の街のため奮闘する”といった筋書きだったのではないか。しかし、コロナという終わりの見えない、想定をはるかに超えた「ピンチやトラブル」に、菜々江も世界中も見舞われることになってしまった。

 2019年の年末、「クラブNanae」を訪ねた客は菜々江のことを「みんなに夢を売って、女の子にも夢を売って、お客さんにも夢を売って」と褒めていた。座るだけで4万円かかる「夢」を成立させ、月商1億をはじき出していたのは菜々江の不断の努力と才覚によるものだろう。

 しかしコロナ禍のもと、直近3カ月の売り上げ見込みは前年比8割減と厳しい状況だ。5月31日まで緊急事態宣言が延長される中、つらく厳しい日々はまだまだ続くだろう。番組の最後、休業中の菜々江は、オンラインで銀座のママと飲む、といったテーマのネット配信をしていた。菜々江に限らず店を開けられないナイトワークの人たちが「オンラインキャバクラ」「オンラインクラブ」を始めたとは見聞きするが、こういった取り組みで得られる金銭的な成果はいかほどなのだろう。

 以前、演出家の松崎文也氏を取材した際、舞台と映画やドラマの違いについて、人は直接目の前で頑張っている人をなかなか嫌いになれないが、レンズを介して見るときはひどく冷静になってしまう(※)と聞いた。私自身、演劇を生で見たときはそれぞれの役者の良さを感じたが、同じ演目をDVDで見た際、この人は踊りがいまいち、この人は歌がヘタ、と見る目が一気にシビアになって自分でも驚いた。

 「画面越しの人を夢中にさせる」のは、とんでもなく難しい。ナイトワーカーの人たちが、それまで目の前の客に提供していたのは、高額な「夢」だ。銀座というステータスや憧れが込みで成立していた夢の世界が、自宅で画面越しになれば、人は自ずと冷静になり、理性が介入しやすくなる。正直、オンラインのナイトワークはかなり厳しいのではないだろうか。

 しかし人間はどんな時代でも適応し変化を遂げてきた。私の悲観的な予測を覆すような画期的で、夢のある痛快なオンラインナイトワークの誕生を願う。

 次週のザ・ノンフィクションは『花子と先生の18年 ~人生を変えた犬~ 前編』。野良猫や捨て犬など飼い主のいない動物の治療を積極的に行う獣医師の太田快作。そのきっかけとなったのが18年前に青森の保健所から引き取った犬、花子との出会いだった。先生と花子の日々を見つめる――と、間違いなく号泣回が来るので箱ティッシュを用意しておきたい。

「テレビ・映画」と「舞台」における演技の決定的違いって? 松崎史也氏に聞く!【ヘタの研究】

赤西仁、錦戸亮、小栗旬、山田孝之の“飲み会動画”が好評のウラで……「下品」「ドン引き」と言われるワケ

 錦戸亮と赤西仁の共同プロジェクト「N/A」が、4月9日にスタートさせたYouTubeチャンネル「NO GOOD TV」。錦戸、赤西、小栗旬、山田孝之のオンライン飲み会動画が、同チャンネルに続々とアップされ、話題になっている。

 同チャンネルは、新型コロナウイルスの影響で外出自粛を余儀なくされているファンに向け、自宅で過ごす時間を楽しんでほしいという目的で、錦戸と赤西が立ち上げたもの。初回(4月12日)には、日本にいる錦戸とアメリカにいる赤西がオンラインで会話する動画が公開され、先月24日からは小栗と山田を交えたオンライン飲み会の様子を連続で投稿。5月1日には、最新動画としてオンライン飲み会の第3弾がアップされた。

「人気タレント4人のプライベート感あふれるオンライン飲み会動画は大きな話題を呼び、再生回数は第1弾が300万回以上を記録。視聴者からは『みんな男前すぎ』『需要しかない』『これはYouTuber殺し』といった好意的な反応が集まっているようです」(芸能ライター)

 しかし一方では、4人のオンライン飲み会について「ヤカラ」「下品すぎる」という声も寄せられている。

「お酒が入っていることで開放的になっているのか、下品なやりとりがたびたび見受けられるのです。第1弾では、錦戸が『じゃあみんなで〇〇〇出してやりましょうよ!』と呼びかけ、モニターに写らないようにしながら、全員性器を露出させて飲むという場面がありました」(同)

 彼らの下ネタエピソードは、これだけではない。

「第2弾でも、赤西と小栗が真剣に語っているときに、錦戸が山田に対してチャットで『パンツ脱いじゃおうか』とメッセージを送り、山田が乗り気になるシーンも。第3弾では心理テストを行ったのですが、『あなたに水がかかりました。それは体のどこですか?』というお題が出された際、山田は男性器の名前を挙げたようで『ピー』と自主規制音が流れていました。こうしたやりとりに、ネットでは『ノリが痛い』『ゲスなプライベートな部分は見たくない』『下品すぎてドン引きした』といった否定的な声も上がっています」(同)

 山田といえば、先月17日発売の写真誌「フライデー」(講談社)に、東京・銀座で合コンを行う予定だったことを報じられたばかり。このとき、山田は合コンがキャンセルになり、参加者の男性陣と高級すし店で食事をしたとして、「妻子持ちなのに合コンって」「思いっきり不要不急の外出じゃん」と批判を浴びていた。

「また、赤西はジャニーズ時代、『赤西軍団』という俗称で知られるグループを率いて、錦戸をはじめとするジャニーズメンバーと夜遊びに興じていたことが広く知られています。錦戸に至っては、お持ち帰りした女性に撮られたとみられる“ベッド写真”まで流出したことがある。さらに小栗も、さまざまな女性芸能人との熱愛スキャンダルが報じられたモテ男で、妻・山田優の妊娠中には、デリヘル利用疑惑を報じられ、大炎上しました。過去のスキャンダルのイメージがいまだ残る4人だけに、オンライン飲み会での開けっぴろげな言動に『ガラが悪い』という印象を強めた人もいたようですね」(同)

 とは言いつつ、動画が好評を博しているのも事実だけに、今後も、4人のオンライン飲み会の動画は配信されるのか、注目していきたい。

松浦勝人、「ふざけんな」と激怒! 『M 愛すべき人がいて』に関する「ネット記事削除」のウラ側

 浜崎あゆみの自伝的小説が原作の連続ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)。最新の第3話が5月2日に放送されたものの、次回以降の放送は延期が発表されており、一部の視聴者を落胆させている。そんな中、同作に関する一部ネットメディアの記事が「削除させられていた」(スポーツ紙記者)という。

 浜崎とエイベックス代表取締役会長CEO・松浦勝人氏をモデルにした「アユとマサ」が、互いに惹かれ合いながら、激動の音楽業界を駆け抜ける姿を描いた同作。かつての大映ドラマを彷彿とさせるようなインパクトのあるキャラクターや演出が話題となり、初回放送時から、SNSなどで、視聴者の“ツッコミ”が飛び交うことに。また原作では端役だった松浦氏の秘書を田中みな実が演じており、その怪演ぶりも注目を集めているようだ。

「『M』はメディアでも盛んに取り上げられていますが、正面から作品を褒め称えるというより、むしろ制作側の“悪ノリ”に近い演出をイジっている印象。とは言え、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、放送開始を延期する連続ドラマが続出する中、同作は今期のトップ話題作と言って過言ではないでしょう」(テレビ誌ライター)

 そんな中、松浦氏が4月29日、Twitterで、『M』に関するネットニュースに「ふざけんな。そんなこと一言もいってねーよ」「誤らせるから」(原文ママ)といった“怒り”の投稿を行い、SNS上を騒然とさせた。

「松浦氏が完全否定したネットニュースは、もともと『日刊ゲンダイ』が報じた記事を元に書かれたもの。松浦氏が『マックスマサ(三浦翔平)がもっとイケメンだったら、もっと数字が上がっただろう』とスタッフに語っていたというもので、さらに、同作の初回放送当日、『文春オンライン』が報じた松浦氏の薬物疑惑についても、『せっかく文春がプロモーションしてくれたのにね』と、やはり視聴率不振につなげて話していたとも伝えていました」(前出・記者)

 松浦氏が「いってねーよ」と指摘した発言は、「三浦翔平がもっとイケメンだったら」と「文春がプロモーションしてくれたのに」のどちらだったのだろうか。

「信ぴょう性も不明ですし、両方否定したとも考えられますが、いずれにせよ、この件を伝えたネットニュースは、エイベックスサイドの要請により削除されたようです。『文春』の薬物疑惑記事に関しては、こうした要請を行っていないとみられるだけに、松浦氏は自身のことより『M』の評判のほうを重視しているのではないでしょうか」(同)

 こうして、人知れず削除という形で決着していた「松浦発言」報道だが、視聴者にとっては、これも『M』を楽しむためのスパイスとなったかもしれない。

「セルフハイフは危険」の風潮に疑問!? 医師が「美容医療、高額すぎる」問題を斬る

 今年2月、消費者問題・暮らしの問題に取り組む独立行政法人「国民生活センター」から、近年、神経損傷や火傷の相談が増えているとして、「セルフハイフ」への注意喚起が行われた。このハイフとは、美容クリニックで行われている、高密度焦点式超音波を用いた「たるみ・小顔治療」だが、近年ではエステサロン界にも広まっており、そんな中で、自ら施術を行うセルフハイフが登場した流れだ。

 セルフハイフの特徴は、何と言っても値段の安さ。クリニックでは一般的に、1回10〜20万円、機器の種類によっては30〜40万円することも珍しくないが、セルフだと1回3,000円程度というケースも。しかし安いからと言って、危険度の高い施術を受けるのは避けたいという心理が働くが、美容クリニックの医師たちは、これをどう見ているのだろうか? 前回は、セルフハイフでの神経損傷や火傷がいかにして起こるのかについて着目したが、今回、東京美容医療クリニック院長・高尚威先生に見解をお聞きしたところ、「私は『セルフハイフは絶対ダメ』という派ではないです」という意見が飛び出した。

セルフよりエステティシャンによる施術のほうが「危険」!?

 ハイフ自体には、確かに神経損傷や火傷のリスクはあるというものの、高先生は、大手セルフハイフサロンは「それなりにちゃんとした機器を使っているのではないか」と見解を述べる。

「エステ用のハイフは、基本的に、医療用のものより出力が低くなければいけません。というのも、ハイフは皮下組織に直接熱エネルギーを加え、“組織を変性”させることによって、たるみを改善するものなのですが、これは医療行為であり、エステで行うと医師法に触れてしまう。つまり、組織を変性させない程度……まぁ、脂肪層をちょっと温めて、一瞬キュッとさせるくらいでなくてはいけないのです。しかし実際には、海外の展示会などで、型落ちになった安価な医療用ハイフを購入し、エステティシャンが勝手に高出力で施術を行っているエステサロンがいっぱいあるんですよ。一方で、全国にフランチャイズ展開しているようなセルフハイフサロンは、事故が起こった際に責任を負うリスクを避けるため、こうした違法性が生じかねない機器は使用していないと思います」

 高先生は、セルフハイフサロンより、エステティシャンが医療用ハイフを使用するエステサロンのほうが「危険度は高いのではないか」という。

「大手セルフハイフサロンで使用されているのは、シャワー型ハイフというものです。もともと低出力に設定されているのに加え、もし火傷しそうになった場合、強い痛みを感じるので、その瞬間にハイフの先端を皮膚から離せば、大きな火傷にはならないと思います。また神経損傷に関しては、どれくらいのレベルかにもよりますが、事前に、皮下の浅いところに神経が通っている部位は『打たないように』と、説明を行えば、避けられるのではないでしょうか。何よりもスタッフ教育、マニュアル周知の徹底が重要だと感じますね」

 とは言っても、実際に、セルフハイフによる事故例が報告されているわけだが、高先生いわく、セルフに限らずハイフ全般において、「ハンドピースに個体差があること」が、その主たる要因になっているのではないかとのこと。

「ハンドピースは、中国で大量生産されているのですが、品質検査を行う際に、板で行うんです。実際の皮膚に使うには、さらに高い品質が求められますが、板という『固体』と『皮膚』の差によって、問題が起きていることは考えられますね。ハンドピースの先を新しいものに変えたら、急に出力が高くなってしまうといったことが起こるんですよ。そうすると、マニュアル通りにセルフハイフの施術を行っていても、事故が起こる可能性はある。まぁでもこれは、クリニックでも起こりうること。それは部品を供給する側の問題と言え、検品の精度を上げるなどの対応を必要となります」

 高先生によれば、セルフハイフは「イリュージョン」だという。低出力ゆえに、熱エネルギーによって組織を変性させるどころか、皮下脂肪を少し温めて、一瞬、熱収縮を起こす程度に過ぎないといい、「なので小顔になったように思えても、すぐに元に戻ってしまう。3,000円という値段も妥当だと思いますよ」とのこと。

「皮膚は、浅いところから真皮、皮下脂肪、筋層で構成されていて、ハイフは『筋層』にまで熱エネルギー加えると言われ、だからこそすごい、逆に怖いと思われている人もいるでしょうが、本当に『筋層』にまで届いているかなんて、確かめようがないですよね。ガリガリな人と太っている人とでは、皮下脂肪の厚みに差があるので、皮膚から筋層までの距離にも違いが生じるはずなのに、ハイフを受ける際に、皮下脂肪の厚みを考えてハンドピースを変え、照射深度を調整するなんてことはしません。もともと、リフトアップ手術を行う際、この『筋層』を引っ張り上げることから、メーカー側がブランディングとして『熱エネルギーが筋層まで届く』と言っているに過ぎない。単に、メーカー側の売り文句なんですよ」

 ハイフの知られざるカラクリを明かしてくれた高先生。その上で「セルフハイフ、全然いいと思う」と述べる理由について次のように語ってくれた。

「クリニックでハイフを受けようと思うと、安くても1回10万円、中には30〜40万円かかるところもあって、とにかく高額すぎる。でも若い人は特に、そんなにお金は持っていないでしょうし、『受けたいけど受けられない』という状況が生まれていると思うんです。でも、施術を受けたい人誰もが受けられるようになるほうが、みんなが幸せになる。だから僕は、値段の安いセルフハイフが広まることはいいことだと思うんです。もしセルフだと、神経損傷のリスクが……というなら、例えば、神経を傷つけかねない部位にハイフを当てそうになったら、アラームが鳴って停止するようなシステムを搭載するとか、機械を進化させたほうがいいのではないでしょうか」

 ハイフはクリニックでしか受けるべきではないといった“規制”の風潮が生まれると、ハイフ自体の進化を阻止してしまうのではないかとも高先生は言う。「国民生活センター」からのセルフハイフへの注意喚起は、誰もが気軽に、かつ安全に受けることができる施術が広まるにはどうしたらいいか、という問題を考えさせる契機と言えそうだ。

高尚威(こう・しょうい)
東京美容医療クリニック院長。奈良県立医科大学卒業。タカナシクリニックを始め、都内大手美容クリニックに勤務し、17年に東京美容医療クリニックを開院。「高品質な美容医療と続けやすい安心の価格でご提供する、 美のかかりつけ医」をモットーに診療にあたる。
東京美容医療クリニック

「セルフハイフは危険」の風潮に疑問!? 医師が「美容医療、高額すぎる」問題を斬る

 今年2月、消費者問題・暮らしの問題に取り組む独立行政法人「国民生活センター」から、近年、神経損傷や火傷の相談が増えているとして、「セルフハイフ」への注意喚起が行われた。このハイフとは、美容クリニックで行われている、高密度焦点式超音波を用いた「たるみ・小顔治療」だが、近年ではエステサロン界にも広まっており、そんな中で、自ら施術を行うセルフハイフが登場した流れだ。

 セルフハイフの特徴は、何と言っても値段の安さ。クリニックでは一般的に、1回10〜20万円、機器の種類によっては30〜40万円することも珍しくないが、セルフだと1回3,000円程度というケースも。しかし安いからと言って、危険度の高い施術を受けるのは避けたいという心理が働くが、美容クリニックの医師たちは、これをどう見ているのだろうか? 前回は、セルフハイフでの神経損傷や火傷がいかにして起こるのかについて着目したが、今回、東京美容医療クリニック院長・高尚威先生に見解をお聞きしたところ、「私は『セルフハイフは絶対ダメ』という派ではないです」という意見が飛び出した。

セルフよりエステティシャンによる施術のほうが「危険」!?

 ハイフ自体には、確かに神経損傷や火傷のリスクはあるというものの、高先生は、大手セルフハイフサロンは「それなりにちゃんとした機器を使っているのではないか」と見解を述べる。

「エステ用のハイフは、基本的に、医療用のものより出力が低くなければいけません。というのも、ハイフは皮下組織に直接熱エネルギーを加え、“組織を変性”させることによって、たるみを改善するものなのですが、これは医療行為であり、エステで行うと医師法に触れてしまう。つまり、組織を変性させない程度……まぁ、脂肪層をちょっと温めて、一瞬キュッとさせるくらいでなくてはいけないのです。しかし実際には、海外の展示会などで、型落ちになった安価な医療用ハイフを購入し、エステティシャンが勝手に高出力で施術を行っているエステサロンがいっぱいあるんですよ。一方で、全国にフランチャイズ展開しているようなセルフハイフサロンは、事故が起こった際に責任を負うリスクを避けるため、こうした違法性が生じかねない機器は使用していないと思います」

 高先生は、セルフハイフサロンより、エステティシャンが医療用ハイフを使用するエステサロンのほうが「危険度は高いのではないか」という。

「大手セルフハイフサロンで使用されているのは、シャワー型ハイフというものです。もともと低出力に設定されているのに加え、もし火傷しそうになった場合、強い痛みを感じるので、その瞬間にハイフの先端を皮膚から離せば、大きな火傷にはならないと思います。また神経損傷に関しては、どれくらいのレベルかにもよりますが、事前に、皮下の浅いところに神経が通っている部位は『打たないように』と、説明を行えば、避けられるのではないでしょうか。何よりもスタッフ教育、マニュアル周知の徹底が重要だと感じますね」

 とは言っても、実際に、セルフハイフによる事故例が報告されているわけだが、高先生いわく、セルフに限らずハイフ全般において、「ハンドピースに個体差があること」が、その主たる要因になっているのではないかとのこと。

「ハンドピースは、中国で大量生産されているのですが、品質検査を行う際に、板で行うんです。実際の皮膚に使うには、さらに高い品質が求められますが、板という『固体』と『皮膚』の差によって、問題が起きていることは考えられますね。ハンドピースの先を新しいものに変えたら、急に出力が高くなってしまうといったことが起こるんですよ。そうすると、マニュアル通りにセルフハイフの施術を行っていても、事故が起こる可能性はある。まぁでもこれは、クリニックでも起こりうること。それは部品を供給する側の問題と言え、検品の精度を上げるなどの対応を必要となります」

 高先生によれば、セルフハイフは「イリュージョン」だという。低出力ゆえに、熱エネルギーによって組織を変性させるどころか、皮下脂肪を少し温めて、一瞬、熱収縮を起こす程度に過ぎないといい、「なので小顔になったように思えても、すぐに元に戻ってしまう。3,000円という値段も妥当だと思いますよ」とのこと。

「皮膚は、浅いところから真皮、皮下脂肪、筋層で構成されていて、ハイフは『筋層』にまで熱エネルギー加えると言われ、だからこそすごい、逆に怖いと思われている人もいるでしょうが、本当に『筋層』にまで届いているかなんて、確かめようがないですよね。ガリガリな人と太っている人とでは、皮下脂肪の厚みに差があるので、皮膚から筋層までの距離にも違いが生じるはずなのに、ハイフを受ける際に、皮下脂肪の厚みを考えてハンドピースを変え、照射深度を調整するなんてことはしません。もともと、リフトアップ手術を行う際、この『筋層』を引っ張り上げることから、メーカー側がブランディングとして『熱エネルギーが筋層まで届く』と言っているに過ぎない。単に、メーカー側の売り文句なんですよ」

 ハイフの知られざるカラクリを明かしてくれた高先生。その上で「セルフハイフ、全然いいと思う」と述べる理由について次のように語ってくれた。

「クリニックでハイフを受けようと思うと、安くても1回10万円、中には30〜40万円かかるところもあって、とにかく高額すぎる。でも若い人は特に、そんなにお金は持っていないでしょうし、『受けたいけど受けられない』という状況が生まれていると思うんです。でも、施術を受けたい人誰もが受けられるようになるほうが、みんなが幸せになる。だから僕は、値段の安いセルフハイフが広まることはいいことだと思うんです。もしセルフだと、神経損傷のリスクが……というなら、例えば、神経を傷つけかねない部位にハイフを当てそうになったら、アラームが鳴って停止するようなシステムを搭載するとか、機械を進化させたほうがいいのではないでしょうか」

 ハイフはクリニックでしか受けるべきではないといった“規制”の風潮が生まれると、ハイフ自体の進化を阻止してしまうのではないかとも高先生は言う。「国民生活センター」からのセルフハイフへの注意喚起は、誰もが気軽に、かつ安全に受けることができる施術が広まるにはどうしたらいいか、という問題を考えさせる契機と言えそうだ。

高尚威(こう・しょうい)
東京美容医療クリニック院長。奈良県立医科大学卒業。タカナシクリニックを始め、都内大手美容クリニックに勤務し、17年に東京美容医療クリニックを開院。「高品質な美容医療と続けやすい安心の価格でご提供する、 美のかかりつけ医」をモットーに診療にあたる。
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