【ファミリーマート】冷凍食品“最強ちょい足しメニュー”を管理栄養士がズバリおすすめ

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

仕事帰りの夕飯にピッタリ! 「ファミマ」冷食ちょい足し“最強メニュー”

 今回は、冷凍食品の中でもちょい足しができる「おかず」と「野菜」に注目。ファミリーマートの商品を対象に、チルド・加工食品にプラスしたい、冷凍食品の“最強メニュー”を川村先生に教えていただきました。

――冷凍食品は保存が利くこともあって、主食に“ちょい足し”するメニューとして重宝しそうです。

川村郁子先生(以下、川村) 一食分に小分けされていて、長期保存ができる冷凍食品は、その日の食卓に足りない栄養素をちょっと補うのにピッタリだと思います。今回は、チルド・加工食品として売られている「おむすび2ケ入」「ごまだれ冷し中華」「コク旨中華そば」を主食としたときに、ぜひ組み合わせてほしい冷凍食品を、それぞれ紹介していきます。

――ではまず、「おむすび2ケ入」からいきましょう。夕飯がこれだけだと、ちょっと量が少ない気がしますね。

川村 それと、おむすびだけでは栄養が偏ってしまいます。摂取できないタンパク質やビタミンB群を補いたいので、「豚の生姜焼き」や「直火焼なんこつ入りつくね」など、タンパク質を含むお肉系のおかずを一緒に食べるといいでしょう。

 もう少しこってりしたものが食べたいときは、「牛プルコギ風」「辛旨タッカルビ(チーズ入り)」もおすすめ。さらに、生野菜をプラスすれば完璧です!

――「ごまだれ冷し中華」と組み合わせる冷凍食品は、なんですか?

川村 冷やし中華はそもそも、野菜や海藻、卵や鶏肉など、いろいろな食材がとれる優れたメニューなんですよね。ただ、野菜は栄養価の低いきゅうりのみなので、もう少し緑黄色野菜をプラスしたいところ。「一口サイズのブロッコリー」や「宮崎県産のカットほうれん草」、「レンジで塩味枝豆」などが手軽に食べられていいですね。

 ブロッコリーやほうれん草は、「ごまだれ冷し中華」にトッピングするのもアリだと思います。ごまだれにも合いますし、食べ応えもアップしますよ。また、枝豆は晩酌のおつまみとして最高なので、個人的におすすめです(笑)。

――最後に、カップラーメンの「コク旨中華そば」と組み合わせたい冷凍食品をお願いします。

川村 カップラーメンは手軽に食べられていいですが、やはり野菜不足が気になります。こちらも冷凍の単品野菜をプラスしたり、「肉入りカット野菜」をトッピングしてみましょう。野菜に含まれるβカロテンやビタミンK、カリウム、食物繊維がプラスできます。

 あとは「バター香るほうれん草ベーコン」も、しっかりとおかずになるのでいいですね。ちなみに、βカロテンはそのままで食べるより、油と一緒に摂取した方が吸収しやすくなります。ラーメンの脂質と相性がいいので、まさに最強の組み合わせと言えそうです。

――ストックができて調理も簡単、さらに栄養を補えるという点で、冷凍食品は優秀ですね。

川村 そうですね。カップラーメンやおにぎり、麺類だけだと、どうしても野菜やタンパク質源となるおかずの不足が気になります。そんなとき、冷凍食品をちょっとプラスすることで、コストを抑えながらも、栄養バランスも整えられます。ぜひ、積極的に利用してほしいですね。

竹内涼真の最悪な二面性を暴露 元恋人の所属事務所は怒り心頭か

 爽やか俳優・竹内涼真の意外な二面性が、最悪の形で暴露されてしまった。29日発売の「FRIDAY」(講談社)が報じたところによれば、竹内はこの4月まで交際・同棲していた女優・吉谷彩子とひどい別れ方をしたようだ。

 同誌は竹内と女優の三吉彩花のツーショット写真を複数枚掲載。現在、竹内の自宅マンションで二人は半同棲中だという(もっとも、双方の所属事務所は「ただの友人」と濁しているが)。それだけならば何の問題もない熱愛記事だが、竹内は吉谷との交際中から浮気を繰り返した挙句、三吉を新しい「彼女」だと家族に紹介して“乗り換え”。おまけに吉谷に借りた100万円を踏み倒そうとしていたという。

 ドラマ『陸王』(TBS系)で共演した竹内と吉谷は約3年にわたり交際。お互いの両親へも挨拶していたが、今年4月に破局。同誌によれば、竹内が一方的に吉谷に別れを告げ、自宅マンションから彼女を追い出したという。しかし今年の4月は例年とは違い世界中が異様な空気に包まれていた。新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が発令される中、同棲していた部屋から追い出すというのは、事実だとすればあまりに非情。

 また、金銭面のルーズさも衝撃的だ。吉谷との同棲生活では、彼女が生活費などを100万円近く立て替えていたが、竹内は破局に際してこの金を返済しようともせず、双方のマネージャーが話し合う事態になったそうだ。竹内はホリプロ、吉谷は小栗旬や綾野剛を擁するトライストーン・エンタテイメント所属である。

 2013年にデビューした竹内は、NHK朝ドラ『ひよっこ』、連続ドラマ『下町ロケット』シリーズ(TBS系)、『過保護のカホコ』(日本テレビ系)、『陸王』(TBS系)などに出演し、幅広い世代のファンを獲得してブレイクした。好青年イメージも強く、好感度の高い若手役者だ。「国民の彼氏」とまで呼ばれたほどである。今年1月クールの主演ドラマ『テセウスの船』もヒットした。

 順風満帆だった竹内だが、プライベートでの意外な一面が露呈したことは、少なからず仕事にも影響を及ぼすだろう。ホリプロは吉谷とのトラブルについて「金銭トラブルが生じていたという事実はありません」と否定しているものの、これほどまでに詳しく書かれている以上、身近な人間からのリークがあったと見られる。少なくともトライストーン側は怒り心頭だろう。また、新恋人・三吉の所属するアミューズも、この交際を阻止すべく動くかもしれない。

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Zeebra、“ラップバトル”と“誹謗中傷”の違いに持論! 「一緒にするのは違う」「同列じゃない」と賛同されたワケ

 フリースタイルラップバトルにスポットを当てたバラエティ番組『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)でメインMCを務める、ヒップホップミュージシャンのZeebra。そんな彼が、Twitterに寄せられた批判に対して反論し、話題となっている。

 Zeebraは5月28日、「SNSでの誹謗中傷は良くないってツイートに『曲で人をディスったお前が言うな』って人が居ます」と、自身のTwitterに投稿。続けて、「ダンジョン観れば一目瞭然ですがヒップホップにはバトルが付き物なんで、ディスられるのが嫌ならヒップホップはやるなって事です」と、『フリースタイルダンジョン』を例に出して反論した。

「Zeebraは5月23日にTwitterで『現実社会での礼儀ってそもそも人と人とのコミュニケーションを潤滑にする為に出来上がっていった物。ネットじゃ要らないなんて通用する訳がない』と、ネット上に蔓延する誹謗中傷に持論を展開していたんです。同日に、ネットでの誹謗中傷を苦に自ら命を絶ったと見られる、プロレスラーの木村花さんに関した発言だったと思われますが、この投稿に『公開処刑はいいのか?』という内容のリプライをされていました。これは、Zeebraが所属するヒップホップグループ・キングギドラが2002年に発売したアルバム『最終兵器』収録の『公開処刑』という曲の中で、Dragon Ashの降谷建志を痛烈に批判したことに対する指摘だと思われます」(芸能ライター)

 前出28日のツイートは、こうした意見を受けてのものだろう。ネット上では「ヒップホップは当人同士が理解した上で行っていることだし、誹謗中傷と一緒にするのは違う」「SNSの誹謗中傷とラップバトルは同列に並べていいものじゃない」と賛同の声が多く集まっているが、中には「お笑い番組のイジリがいじめになるのと同じで、ディスが誹謗中傷に変わらないとも言い切れないのでは」といった意見もある。

「Zeebraは昨年12月、ラップバトルに負けた罰ゲームで川に飛びこんだ男子高校生が死亡した事故について、『あまりにも悲しい出来事に心が痛いです』と、Twitterに投稿していました。『自分世代は「ヒップホップの精神が伝え損ねたが故」と思います』という反省や、『もう若いラッパーが死ぬのを見たくありません』とつづっており、多くの共感を得ていましたね。ヒップホップの精神をまっとうに伝えようとする中で、『お前が言うな』とツッコミを受けたことは、Zeebra的にカチンときたのでしょう」(同)

 そんなZeebraも、2018年3月にパフォーマンスグループのAAA・日高光啓のファンとツーショット撮影に応じた際、トラブルを起こしている。

「日高のファンは、ZeebraとのツーショットをTwitterに投稿したものの、“ゼブラ”と名前を間違えていたんです。そこにZeebraが『名前違うよ。ちょっと撮り損感。日高のファンってそんなもんなの?』とリプライを送り、ファンがこの投稿を削除したあとも、『俺の名前知らないレベルならファンでもなんでもないんだから(写真撮影を)頼むの止めて欲しい』などと投稿し、批判を浴びていました。こうした背景からか、今回の件についても『Zeebra、本当に丸くなったな』という声も聞かれています」(同)

 5月26日には、「今日の夕方に長男の息子、自分にとっての初孫が産まれました!」とTwitterで報告していたZeebra。家族が増えたことで「丸くなった」のかは不明だが、今回の発言に関しては、筋が通っていると見る人が多かったようだ。

Kis-My-Ft2・北山宏光、千賀健永の“胸キュンセリフ”に首をひねる……「文章おかしい」と指摘した“大不評”の一言

 Kis-My-Ft2の冠番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)が5月28日深夜に放送された。この日も特別編として、「番組愛を確かめる キスブサ名言クイズ」が行われた。

 過去のVTRを振り返り、メンバーの名言や迷言をクイズ形式で答えていくこの企画。今回は、二階堂高嗣と北山宏光が登場した。まず挑戦した二階堂は、3問続けて正解。しかし、その後続けて3問不正解となってしまい、最終的には罰ゲーム「今の気持ちを即興ラップ」をやらされることに。

 二階堂は「全問正解目指した俺 でも結局3問しか正解してない俺 そう、そんな俺は今までで一番ダサい俺 これからも『キスマイ超BUSAIKU!?』みんな見ててよ 俺オーレ!」という謎のラップを披露し、「ぐは〜! 恥ずかしい!」と悶絶していた。

 続いて北山は、これまで誰もできなかった5問連続正解を成し遂げ、全問正解に王手をかけたものの、最終問題の19年1月放送「この人と過ごしてよかったなぁと思える最高の別れ方」にて、千賀健永のセリフを当てる場面で苦戦。別れた直後、「次の人も幸せにしてあげてね」と言って去ろうとした彼女を千賀が抱きしめ、「次の人の前に○○」といったセリフを当てる問題だった。北山は首をひねりつつ、「キスしようか」と答えるも不正解に。正解は「最後だから」で、放送当時、一般審査員から大不評を食らったセリフだった。

 これには北山も「文章おかしいよね!?」と困惑していたが、結局1問ミスだったため、「キュンとする一言を添えてキス顔」という罰ゲームを行うことに。北山は真剣な表情を浮かべて「明日も頑張ろうね」とささやき、唇を少し突き出してキス顔を披露。しかし、カメラを見つめて数秒後には照れが我慢できなかったのか噴き出し、大爆笑してしまった。

 北山の罰ゲームを見たファンからは、「最後の照れは反則でしょう! 我々にとってはただのご褒美!」「ちょっと待って、北山くんがかっこいい&かわいいでしんどいです……!」「最後の照れ笑いまでが最高の罰ゲームでした!」といった大反響が集まっていた。

光州事件の被害者・加害者の双方の苦しみを救った、韓国映画『26年』の“ファンタジー”性

近年、K-POPや映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日本へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。

※参照:韓国映画『タクシー運転手』異例の大ヒットがあぶり出した、「光州事件」めぐる国民の怒りと後悔

『26年』

 1980年5月の光州。家の中で、生まれたばかりの子どもの名前を相談する若い夫婦に突然飛んでくる銃弾、そして子どもを背負ったまま息絶える母親。好奇心で見物していたデモから逃げ遅れた姉弟にも銃弾が容赦なく降り注ぎ、体内から漏れ出る臓器を抱えながら弟を逃がそうとする姉。行方不明の夫を探して、腐敗し蝿のたかる死体の山をかき分ける妻。市民と対峙した恐怖で、反射的に惨殺してしまう戒厳軍の兵士……。

 韓国映画『26年』(チョ・グニョン監督、2012)の冒頭、アニメーションで描写される光州事件の様子だ。残酷と思われる描写もあるかもしれない。だがこれらはすべて、光州事件の写真や証言として語られてきた真実がもとになっている。この場面だけアニメーションを選択したのは、原作が同名のウェブ漫画だという事情もあるのだろうが、この事件がデモ隊以外の市民をも惨殺した事件だったことを知らしめる意図も隠されているのかもしれない。

 前回取り上げた『タクシー運転手 約束は海を越えて』が事件当時を描いた作品であるのに対して、今回の『26年』は「その後」をテーマにしている。光州事件で大切な人を失った遺族たち、あるいは思いがけず加害者となった兵士が、「その後」をどのように生きたのか。映画ではその帰結としての彼らの大胆な計画が、アクションたっぷりに描かれるが、これは決して馬鹿げたフィクションなどではない。前回は事件の歴史的経緯を中心に紹介したが、今回は生き残った人々のトラウマについて焦点を当ててみよう。

≪物語≫

 光州事件から26年後のソウル。ヤクザのクァク・ジンベ(チン・グ)、女子射撃の韓国代表選手シム・ミジン(ハン・ヘジン)、警察官のクォン・ジョンヒョク(イム・スロン)の3人は、警備会社社長のキム・ガプセ(イ・ギョンヨン)と秘書のキム・ジュアン(ペ・スビン)の呼びかけで一堂に会す。一見何のつながりもないように見える3人だが、実は光州事件の犠牲者遺族という共通点があった。さらにジュアンもまた同じ境遇であり、キム社長は虐殺に加担した元戒厳軍で、強い罪悪感からジュアンを養子にしていたことが明らかになる。

 キム親子の目的はただひとつ。虐殺の元凶である「あの人」(チャン・グァン)を暗殺し、遺族の恨みを晴らすこと。手厚い警備によって保護されている「あの人」を暗殺するため、緻密な作戦計画を進めていく一行。そしてついに、キム親子は「あの人」との面会を果たすのだが……。

 物語からも明らかなように、本作は、被害者遺族たちによる事件の首謀者・全斗煥(チョン・ドファン)元大統領の暗殺計画を描いている。ただし映画の中に「全斗煥」という名前は一度も登場しない。すべて「あの人」と言い換えられている。だがそれでも、韓国人にとっては「あの人」が「全斗煥」であることは火を見るよりも明らかであり、存命中の元大統領の暗殺というストーリーを進めるためには、これが精いっぱいの方法だったことは想像に難くない。映画公開時の試写会では、全に銃口が向けられる場面で観客から「撃て!」という声が上がり、ネット上でも「まだ生きている人間の暗殺を描くなど、一体どれだけ嫌われているんだ」といった書き込みが見られた。うそでもいいから「全の死」を目撃したいと願う国民が非常に多かったことがよくわかる。

 だがそんな国民感情に反して、一度は死刑宣告を受けた人物にもかかわらず、全の暮らしは手厚く守られている。劇中でも描かれているように、24時間365日の厳重な警備に加えて、外出時は警察官の手動操作で、車がスムーズに通れるよう信号は切り替えられる。そのすべてが税金によって賄われていることは言うまでもない。

 さて、事件の関係者たちが抱え込んだ痛みは、癒えることのないままトラウマとなって残り続ける。実際に当時、近しい人の無残な死を目の当たりにしたショックから、その後自殺に追い込まれたり、精神的苦痛にさいなまれ続けているという家族らの話は、現在でもニュースなどで度々耳にする。2018年に放送された時事番組『그것이 알고 싶다(それが知りたい)』の新たな検証では、戒厳軍によるレイプの被害者の悲惨な現状や、子どもを含む民間人への無差別乱射などの事実が明かされ、光州事件の惨状を改めて実感させた。

 多くの支援団体が、遺族や被害者の心のケアに力を入れているが、中でも「光州トラウマセンター」では、毎年事件の起きた5月になると心理的不安を起こす現象を「5月症候群」と名付け、その治療を専門的に行っているという。そんな光州の人々にとっては、虐殺の元凶でありながら自らの罪を認めようともせず、のうのうと暮らす全が存在している限り、光州事件は常に「現在」であり続けている。彼らが事件に何らかのピリオドを打つためには、ウソでもとっぴなストーリーでも、トラウマの根源を除去するための儀式=「全の死」が必要だったに違いない。

 その意味で本作が興味深いのは、“トラウマを治癒するためのファンタジー”の役割を引き受けたことである。精神分析の創始者であるフロイトの言葉を借りれば、トラウマを癒やす装置であるファンタジーは、「現実に反してでも願望を成就させ、再び現実に戻らせる場」であり、ファンタジーという「心理的装置によって、人間は神経症にならずに生きることができる」のだという。そして、想像力を土台にした芸術活動にこそ、現実にはかなわない願いをファンタジーという形でかなえ、現実の苦痛を癒やす機能があるのだと。

 それを踏まえると、本作は映画という芸術の装置を通して、現実にはかなわない「全の暗殺」という願望を昇華し(実際の映画の結末がどうであれ)、トラウマを抱えながらも人々が再び人生を生きられるよう、現実に戻してくれるファンタジーと捉えることができる。

 ただしトラウマは、事件の被害者だけに現れるのではない。本作でのキム社長のように、命令に従うしかなかった戒厳軍兵士の中にも、罪悪感というトラウマに苦しんだ人は多い。彼らは犠牲者に謝罪したり、光州の記念公園を訪れたりすることで自らの罪を癒やそうとしてきたが、一方で本作の登場人物で、全のSPであるマ室長(チョ・ドクジェ)のように、軍人としての人生そのものを否定される恐怖から、全を生き延びさせ、罪悪感を抑圧したまま生きている者もいる。いずれにせよ光州事件は、加害者vs.被害者という単純な二項対立からはわからない、幾重にも深いトラウマを生んだ歴史的出来事だったのである。

 一方、フロイトが提示したファンタジーの効能は、韓国において伝統的とされる情緒「한(ハン、恨みやトラウマの意)」とも共通するものがある。そして「ハン」を晴らすための儀式を「한풀이(ハンプリ)」というが、この「ハンプリ」が言うならば「ファンタジーを繰り広げる装置」になるのだ。たとえば、つい先日、市民が作った全の像をトラックの荷台に乗せ、全の自宅近くをぐるぐると回るデモが行われた。韓国メディアは「ドライブスルー・デモ」と報じたが、これもまた、一向に謝罪する姿勢を見せない全をファンタジーの世界に召喚し、「ハン=トラウマ」を晴らそうとした「ハンプリ」の儀式だったといえよう。

 話を映画に戻そう。実は本作は、完成までに紆余曲折を経ている。製作にあたり、当初は大手通信会社の支援が予定されていたものの途中で手を引いてしまい、急きょクラウドファンディングで資金を集めたのだ。また監督2人が続けて降板し、結局美術監督だったチョ・グニョンが監督を任されるという混乱ぶりだった。その背景には、当時の李明博(イ・ミョンバク)率いる保守派政権の介入があったともウワサされている。それでも公開時はちょうど、朴槿恵(パク・クネ)と文在寅(ムン・ジェイン)による大統領選が盛り上がりを見せており、進歩派の文は僅差で破れるものの、映画は観客動員約300万人というヒットとなった。

 残念ながら日本では劇場公開もDVD発売もされていないが、動画配信サイト「Netflix」では見ることができる。エンドロールに連なる膨大な数の名前は、クラウドファンディングに協力した人たちだ。決して知名度は高くないが、多くの国民の怒りと応援によって支えられた作品であり、もっと多くの人に見られてしかるべき映画だと思う。

事件を「心で理解した」、当事者とのエピソード

 最後に、私自身にとっての光州との邂逅を紹介して終わりたいと思う。事件当時小学5年生だった私には、正直何の実感もなかったのだが、その後、通っていたソウルの小学校に光州からの転校生がやってきた。彼との記憶はただひとつだけ。事件のとき、彼は「すごくキュウリが食べたかった」のだそうだ。話の文脈も、彼の意図するところも今となっては思い出せないが、私の脳裏にはそれ以来、暑い5月の光州で、惨劇の最中、食べ物も飲み物もろくに与えられなかった子どもが、のどの渇きと空腹を同時に満たすために、キュウリを欲する姿が焼き付いて離れない。

 「光州事件は頭だけでなく、心で理解しなければならない」とよく言われる。光州事件という「歴史」だけでなく、それが人々にもたらしたさまざまな「記憶」、その双方から事件を語り継いでいかなければならない。

崔盛旭(チェ・ソンウク)

1969年韓国生まれ。映画研究者。明治学院大学大学院で芸術学(映画専攻)博士号取得。著書に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン)、共著に『韓国映画で学ぶ韓国社会と歴史』(キネマ旬報社)、『日本映画は生きている 第4巻 スクリーンのなかの他者』(岩波書店)など。韓国映画の魅力を、文化や社会的背景を交えながら伝える仕事に取り組んでいる。

森脇健児、「赤坂ミニマラソン」に向けタイ極秘特訓も……TBS『オールスター感謝祭』中止で同情の声

 新型コロナウイルスの影響により、ドラマなどのロケが中断され、“3密”になりやすいバラエティやニュース番組のスタジオ収録もリモートで行われるケースが増えている中、TBSの大型特番『オールスター感謝祭2020春』(TBS系)の中止が発表された。当初、4月4日に生放送される予定だったが、いったん延期が発表され、結局、中止せざるを得ないと判断された格好だ。なお、次回の放送予定については未定という。

 『感謝祭』といえば、名物企画「赤坂5丁目ミニマラソン」が毎回大いに盛り上がっていることでも知られる。この企画に「毎回命をかけて出場している」(芸能ライター)と言われるのが、タレント・森脇健児だ。

「森脇は高校時代、陸上でインターハイ出場経験もある健脚。2003年の秋に、赤坂5丁目ミニマラソンに初出場・初優勝して以降、連続出場を果たしており、これまで3度の優勝を勝ち取っています。『走る前には毎回ホテルで遺書を書く』というエピソードもあり、本人もかなり力を入れているようです」(同)

 今年3月には、自身のYouTubeチャンネル「やる気!元気!森脇チャンネル」で、ミニマラソン出場に向けたトレーニング動画を公開していた森脇。ドラマ『陸王』(TBS系)のモデルになったと言われ、これまで高橋尚子やイチロー、香川真司らのシューズを製作したというシューフィッター・三村仁司氏に特注でオリジナルランニングシューズを作ってもらったといい、それを履いて本番に備えていたようだが、残念ながらこの春は、ミニマラソン名物“心臓破りの坂”を駆け上がることができなくなってしまった。

「森脇はほかにも、タイで極秘のトレーニングキャンプも行うなど、ミニマラソンに全力を注いでいました。そういった事情を知っている人も少なくないのか、今回の中止に際して、ネット上では『森脇さんの活躍はいつ見られるんだよ』『感謝祭は中止でも森脇さんだけは走らせてあげて』『森脇さんから走る仕事を奪うな』など、心配や同情の声が寄せられています。森脇はキー局での露出が少ないため、『貴重な全国露出の機会なのに』と悔しがる人も見受けられましたね」(同)

 森脇が特訓の成果を披露できる日はいつになるのだろうか。

クリスティアーノ・ロナウド、「1200万いいね!」集める! 自粛生活で伸び放題の「新ヘアスタイル写真」が話題

 徐々に経済活動を解禁している国や地域もあるが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、世界各地で自粛生活が強いられている。生活に必要不可欠でないビジネスは営業不可だけに、美容院に行けず、またヘアスタイリストに自宅出張してもらうことも難しいため、ヘアスタイルが乱れているセレブも少なくない。

 女優エヴァ・ロンゴリアは伸びてきた白髪をスプレーで染める動画をインスタグラムに投稿し、「こんな短期間で根元が真っ白になるなんて」と世間を驚かせた。歌手ケイティ・ペリーは染めていたブロンドの根元が地毛のブルネットになってしまっており、エレガントなロングヘアの印象が強い女優のガブリエル・ユニオンも、地毛はカーリーなベリーショートだったことが判明。「髪の毛がここまで印象を大きく左右するなんて……」と多くの人が感じたものだった。

 そんな中、髪の毛が伸びたことで好感度を上げている者も。「鏡に映る自分を見て、いいなって思う。自分の姿を見るのは好きだよ、もちろんね」という発言で知られる、“サッカー界随一のナルシスト”クリスティアーノ・ロナウドである。

 イタリア1部リーグ(セリエA)のユベントスに所属するクリスティアーノは、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断したため、故郷ポルトガルのマデイラ島に帰還。自宅でトレーニングに励み、4人の子どもたちや、「いつか結婚する」と宣言している恋人ジョージナ・ロドリゲスら家族と共にゆったりとした時間を過ごした。

 そんな彼だが、もともとは短髪だったものの、現在はジョージナに後頭部とサイドをバリカンでそってもらいつつ、頭頂部の毛は伸ばしてゴムで結ぶという“ちょんまげスタイル”に移行している。

 5月15日には、“パンツ一丁で、胸に大胸筋を鍛えるEMSパッドを貼った写真”をインスタグラムに投稿。「乳首を鍛えているみたい!」「なにかのプレイ?」とネット上を騒然とさせたが、この時はサイドの髪の毛がかなり伸びており、「このまま伸ばすのか」「それとも試合再開と同時に切ってしまうのか」とファンの間で話題となっていた。

 セリエAが6月中旬~下旬にリーグ再開を目指していると報じられ、クリスティアーノも5月26日、約2カ月ぶりにチームに合流。翌27日更新のインスタでは、ゴムをほどき、かなり伸びてウェーブががった新ヘアスタイルをお披露目した。

 この写真に、ネット上は「マンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)時代のヘアスタイルにそっくり!」と騒然。まだ10代後半で田舎臭かったマンU時代と異なり、今の彼は精悍な顔つきであるため、無造作なヘアは最高にかっこよく、メッセージ欄に記された「(この髪形を)承認してくれる?」という呼びかけに、ファンは「します!」「史上最高です!」「若返ってる」「美しいです」と大絶賛。たちまち1200万近い「いいね!」を集めた。

 昨年、スペインで植毛クリニックを開いたこともあり、クリスティアーノの髪の毛の生え際が「マンU時代とは違う」「生え際が不自然。植毛してるんじゃないか」と意地悪い目で見るアンチもいるが、フサフサの髪の毛はとても自然だ。

 クリスティアーノといえば、スペイン・マドリッドの蝋人形館に展示されている“クリロナにまったく似ていないことで有名な蝋人形”のために、毎月、自身のヘアスタイリストを派遣して髪の毛の手入れを行わせている。果たして、蝋人形も本人に合わせてヘアチェンジするのか? そちらも気になると

FUJIWARA・藤本敏史に「タピオカ」「事務所総出」イジリ! 『ダウンタウンDX』視聴者から「木下優樹菜ネタは笑えない」

 5月28日放送のバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に、FUJIWARA・藤本敏史が出演。昨年の“タピオカ騒動”によって、現在、芸能活動休止中の元妻・木下優樹菜をネタにする場面が多く、一部ネットユーザーから「笑えない」との声が寄せられた。

「木下は19年10月、都内タピオカドリンク店店長とトラブルになっていたことが発覚。しかも、木下が店側に送っていた『弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね』という“恫喝”めいたダイレクトメッセージの内容も流出し、大炎上に発展しました。これを受け、木下は同11月18日に無期限の芸能活動自粛を発表。翌月の12月31日には、タピオカ騒動とは無関係としつつも、藤本との離婚を公表しました」(芸能ライター)

 その後、藤本はバラエティで離婚をイジられるようになり、今回の『ダウンタウンDX』では、“コロナ禍”で一人寂しい自粛生活を送るVTRを公開。番組ではほかにも、離婚が決まった時に電話をもらったというダウンタウン・松本人志や千原兄弟・千原ジュニアが、当時、落ち込んでいた藤本の様子を暴露したり、俳優・八嶋智人が「(自粛中は)家族でずっといるから……。あ、藤本さんすみません」と、わざと謝ったりして、笑いを誘っていた。

「ネット上には『こうやって離婚をネタにしてもらうほうが、芸人としては救われるのかもね』という意見もありますが、『木下が騒動を起こしたせいで、ほんと可哀想』『だんだんフジモンが気の毒になってきた』など、哀れみの声も出ています」(同)

 一方で、ネットユーザーが騒然とする一幕もあった。藤本が「娘とは毎日会ってますね」と述べた際、松本が「事務所総出で」と発言したことが、「『事務所総出で』なんてツッコミありなの!?」とにわかに騒がれたよう。

「千原や若手女優・大友花恋も、藤本をイジるため『タピオカ』と口にする場面があったのですが、ネット上では『タピオカ騒動は笑えないし、ネタするもんじゃない』『木下の“恫喝”まがいの言葉を笑いにするのは違う』『フジモンもタピオカ騒動イジリはNGにすべき』などと言われています」(同)

 そもそも「最近の藤本は“元嫁ネタ”ばっかり」という書き込みもネット上に増えているだけに、藤本も新たなネタで勝負できるようになってほしいものだ。

【独身OLと愛犬の日常】ベランダで○○! 独自のストレス発散方法で隣人トラブルに!? 

 ――独身、一人暮らし、彼氏なしのアラサー・いとうぽよん。平日は仕事に追われ、会社と家を往復するだけの毎日。 せっかくの休日も、ダラダラ過ごしているうちに終わり、気づけば月曜日……。そんな退屈な日々に嫌気がしたある日、彼女の前に“天使”が現れた――。その名は、「ジップ」。

 このお話は、1匹のワンちゃんとの出会いによって、最高な生活を手に入れたアラサー独身女の日常をゆる〜く描いた実話である。  

第34話

 それ以降外では一切歌わず、 窓閉めてから爆音で歌うようになった。

――毎週、金曜日に最新話を更新。次回35話は6月5日(金)の更新予定です。

「9月入学制度」は見送りも「現状でギリギリ」と教員たちが悲鳴! 学校再開で見過ごされる課題

「どさくさに紛れて9月入学なんて話も出ていますけれど、実現するわけがない。それよりも今年をどう乗り切ればいいのか」

 首都圏でも緊急事態宣言が解除され、今週末あるいは6月1日からの小中高校の授業再開に向けて教育現場では準備が進められている。今回、新型コロナウイルスの感染拡大で学校が長期休校したことで、政府や識者からは「9月入学制度」の導入を検討する声まで出てきた。降って湧いたこの案は、27日に2021年度からの導入を見送る方針で固めたことが明らかになった。

 一時は盛り上がった9月入学制度だが、教育現場には、歓迎する声はまったくなかったどころか「現場を知らない勝手な話」とでもいうべき怒りすら聞かれた。

「9月入学なんて、実現するとはまったく思えませんね。これまでの学習指導要領に則った授業計画はもちろん、学校の年間行事の流れまですべて見直さなければなりません。教員全員が、授業も何もせず、移行の準備だけすればいいんだったらできるかもしれませんけどね」

 そう話すのは、都内の小学校教師。都内の小学校では1クラスの人数が40人に近く、ソーシャルディスタンスなんて不可能というところもざら。クラスを2つに分けて行う分散授業や時差通学を導入する予定で、感染リスクを高める「3密」もある程度はクリアされそうだ。それでもまだまだ問題は尽きない。

「登校時に生徒の体温結果や体調を把握するといいますが、現時点でも教員は朝から授業準備や事務仕事で時間はギリギリです。どうやって時間を割けばいいというのでしょう」(同)

 まだ都内では実施されていないものの、何人かの都内公立学校の教員に聞いたところ、小学校で噴出する問題はだいたい予想できるというのだ。検温したり、健康チェックを行う間に騒ぎ出す生徒。また、新学期シーズンがズレたことで、必ず「学校に行きたくない」という生徒も出てくるだろう。そんな子どもが親に引きずられてやってきて、校門で泣きだしてしまうという十数年来定番の光景も、今年は急増することは織り込み済み。教員不足が叫ばれている中で分散登校を導入した結果、少人数になったクラスで従来通りの教育ができるとは言い難いだろう。

 全国の小中高校では、タブレット端末を配布し、オンライン授業を導入することで解決を図ろうとしている地域もあるが、これにも現場は懐疑的だ。こちらは都内の区役所などと取引のあるIT系企業の担当者の声。

「テレワークになった人がZoomで会議するのが流行していますが、10人揃えば1人か2人は『マイクが入らない』とか『画像が映らない』とか、何らかのトラブルが起きますよね。児童・生徒を相手にオンライン授業したら、どれだけトラブルが続出するか。それに対応しているうちに授業時間は終わってしまいます」

 東京都のブルジョア地帯といえる港区では、全小中学校にiPadを1人1台配布、早々とオンライン授業を実施することを決めるなどし注目されている。ところが、すでにデジタル化でタブレットの配布が実施されている小中学校では、児童・生徒がクラスメイトのタブレットを盗んで転売するというケースも相次いでいるという。Wi-Fi環境がないとか、親がパソコンに詳しくないという声はあちこちで耳にするが、問題はその程度では終わらないのだ。

 現場の努力に委ねられている部分が多い授業再開後の動向。しかし、どんなに教員たちが善処しても授業の質が低下することは避けられない。

「実際に授業が再開されると、問題は次々に噴出するでしょう。文部科学省が5月22日に発表した衛生管理マニュアルによると、近距離で対面形式となるグループワークや近距離で一斉に大きな声で話す活動などは、感染リスクが高いものとして、感染レベルの高い地域では行わないよう呼びかけられています。音楽の合唱・楽器演奏、家庭科の調理実習、図画工作・美術・工芸の共同制作、体育の密集運動など、教科にかかわらず、実習や共同作業が必要なことはまったくできません。『ゆとり世代』のように、10年後、今の子どもたちが『コロナ世代』と揶揄されてしまうことは目に見えてますよ」(前出・小学校教師)

 9月入学どころか、どうやって学校の機能を維持するのか、今年の教育行政は喫緊の課題が多過ぎる。