【コンビニ飯】「セブン」「ファミマ」「ローソン」“冷凍食品”徹底比較! 管理栄養士が1位に選んだのは?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

コンビニ3社“冷凍食品”徹底比較! 野菜たっぷり「ちゃんぽん麺」の第1位は?

 長引く外出自粛、食料品の買い置きに便利なのが「冷凍食品」。普段料理をしない人でも簡単に調理でき、日持ちするのが魅力の一つです。コンビニで手軽に買える冷凍食品の中でも、特に麺類は種類が豊富。「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」のラインナップを見てみると、うどんやパスタ、ラーメンといった定番商品のほかに、全店で「ちゃんぽん麺」が取り扱われていることを発見! ちゃんぽん麺といえば、野菜をたっぷりとれるのが魅力ですよね。今回はそんな「ちゃんぽん麺」に注目して、川村先生にお話を伺いました。

――大手コンビニがこぞって冷凍の「ちゃんぽん麺」を出していて、少し不思議な感じがします。理由はなんだと思われますか?

川村郁子先生(以下、川村) 「ちゃんぽん麺」は野菜やお肉、魚介類などたくさんの食材が入っています。コンビニの冷凍食品メニューの中でも、1品で多くの食材がとれる商品として、人気が高いのかもしれませんね。

――「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」のちゃんぽん麺を比較して、栄養価の面から順位をつけると、どのような結果になりますか?

川村 正直なところ、「味や具材含めて好きなモノを選んでください!」というのが本音です(笑)。それだけ、甲乙つけがたいということです。あえて選ぶとすれば、第1位はファミリーマートの「1/2日分の野菜ちゃんぽん」(税込498円/375kal)ですかね。

 ほかの2社と比べて、野菜の量が多いことが理由です。1日で摂取したい野菜の目安量は350gですが、この量を食べようとすると、生野菜サラダや小鉢、炒め物など、朝・昼・晩でいろいろと用意しなければなりませんが、調理の手間がかかって大変です。そんな中、1食で1/2日分の野菜がとれる商品は、すごくありがたいものです。

 個人的に、栄養バランスを意識した食事を毎日するならば、“手軽さ”が非常に大事だと考えています。なので、コンビニで手軽に買えて、かつ野菜量の多い冷凍のちゃんぽん麺を選ぶというのは、健康的な食事を習慣化するための方法として、アリだと思いますよ。

――ズボラな人たちを勇気づける言葉ですね……! ほかにも第1位に選んだ理由はありますか?

川村 セブン-イレブン、ローソンのちゃんぽん麺と比較すると、食塩相当量がやや少ない点ですね。とはいえ、1食あたりの食塩相当量として考えると、この商品でもやや多め。スープは全部飲まずに残すなど、気を使ったほうがよさそうです。ちゃんぽんスープはとてもおいしいので、もったいない気持ちはありますが……。

――では続いて、第2位をお願いします。

川村 第2位は、福岡県出身の私の独断と偏見で、セブン-イレブン「一風堂 博多ちゃんぽん 1人前」(税込386円/373kcal)にさせてください!(笑)。出身地を理由に順位をつけるほど、第2位と第3位には差がないということなので……。

 とはいえ、ちゃんと根拠もあります。カロリーが1杯あたり373kcalと、ほかの2社と比較して最も低いんですよね。一方で、タンパク質は16.9gと、セブン-イレブンがやや多くなっています。ちなみに、一風堂といえば“赤丸”ですが、この商品には「赤丸辛みそ」がついているので、辛旨い味付けが好きな方も楽しめると思います。

――では、第3位のローソンはいかがでしょうか?

川村 ローソン「コク旨仕立てのちゃんぽん」(税込430円/461kcal)は、イカやムキエビなど高たんぱく質で低脂質な魚介類、野菜など12種類の具材が入っているのがいいですね。コンビニ食ばかりだと、肉がメインのメニューに偏りがちになるので、魚介類は積極的に食べるようにしてほしいです。ただ、3社の中だとカロリーがずば抜けて高いので、注意するべきでしょう。

――素朴な疑問なのですが、冷凍されても食品の栄養価は変わらないのでしょうか?

川村 生野菜をそのまま冷蔵庫に入れていると、酵素の働きや呼吸、水分の蒸発などにより、栄養価が落ちてしまいます。しかし、食材が新鮮なうちに冷凍・加熱して、酵素の働きを失活させることで、栄養価の損失を防げるんです。これが、冷凍食品のいい点だと思います。

 また、冷凍することによって、解凍時に食材の組織が壊れやすくなり、旨味が溶け出しやすくなります。ちゃんぽん麺のように、いろんな食材の旨味でおいしいスープが楽しめるようなメニューと冷凍食品は、相性がいいのではないでしょうか。

 ただし、ビタミンCなど水溶性ビタミンは、加熱することによって減少してしまいますので、冷凍食品だけでなく、生野菜も食事に取り入れてほしいです。1日の中でうまくバランスをとって、両方を摂取したいですね。

――では逆に、冷凍ちゃんぽん麺の欠点を挙げるならどこでしょうか?

川村 ちゃんぽん麺はいろんな食材を一度にとることができますし、野菜もたっぷり食べられますが、やはり食塩のとりすぎは気になります。先ほども言った通り、スープはすべて飲み干さないようにしましょう。

 サイドメニューとして、ナトリウムの排出を助けるカリウムを含む食材をとりましょう。たとえば、豆乳や生野菜サラダと組み合わせたり、食後のデザートに生果物を食べるといいですね。海藻類もカリウムや食物繊維が多い食材ですので、ちゃんぽんに焼きのりをトッピングしてみたり、乾燥ワカメをプラスしてみたりして、手軽に栄養を補いましょう。

 また、3社ともタンパク質が15.1g~16.9gと、1食分としてはやや少ないです。卵や豆腐をプラスしたり、その日に食べる別の食事で補ったりして調整するといいですよ。
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。

手越祐也、ジャニーズ退所も? 滝沢副社長「もう要らない」

 相次ぐNEWS手越祐也のスキャンダル報道に、ついにジャニーズ事務所も向き合わざるを得なくなったようだ。場合によっては退所の可能性も出てきている。

 手越は新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国的に外出自粛が呼びかけられた今年のゴールデンウィーク、複数の女性と飲み会を開いていたことが「週刊文春」(文藝春秋)2020年5月21日号で明らかに。

 報道についてジャニーズ事務所側が手越に事実確認したところ、手越は「掲載内容の相違はあれど、女性を伴う外出の事実を認め」たという。これを受け、ジャニーズタレント総勢76名による期間限定ユニット「Twenty★Twenty」への手越の参加は見合わせになった。

 ジャニーズ事務所は「Johnny’s Smile Up ! Project」として、新型コロナウイルス感染拡大防止の支援に取り組んでいる。医療機関へのマスク・防護服寄付など、積極的な社会貢献活動をするとともに、それぞれのタレントたちが「家にいよう」とファンへ呼びかけている。

 YouTubeの公式チャンネルでも、所属タレントたちが手洗いやダンス、家事などを披露。CDデビュー組の多くが参加する期間限定ユニット「Twenty★Twenty」も支援活動の一環であり、Mr.Childrenの櫻井和寿が作詞・作曲を手掛けたチャリティーソング「smile」を歌うことが発表されたばかりだった。

 未成年女性との飲酒など、手越はこれまで何度もトラブルを報じられてきたが、謝罪も活動自粛もなかった。しかし緊急事態宣言下でも変わらぬ軽率な行動は、ジャニーズ事務所もさすがに看過できないと判断したようだ。

 手越が「こんな時だからこそ明るく楽しく」と三密状態の宴を催した一方、ある先輩は「なぜステイホームなのか」を真摯に説いていた。KinKi Kidsの堂本光一だ。

 堂本光一の主演舞台『Endless SHOCK』は、今年2月4日~3月31日に東京・帝国劇場で上演予定だったが、イベント自粛要請を受け休演。「日経エンタテインメント!」(日経BP)2020年5月号の光一のエッセイによると、一度は3月20日からの上演再開が可能と見られたものの、光一は全公演休止を選んだそうだ。3月22日には、公式Instagramにて『Endless SHOCK』全編を生配信し好評を博した。

 堂本光一は、今月11日深夜放送の『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)で、『Endless SHOCK』休演について触れた。『Endless SHOCK』の休演について、ミュージカル俳優・井上芳雄と話す機会があったという。

 井上に「もしも自分が(新型コロナウイルスを)もらってしまって、自分が稽古場に行った時にほかの出演者に感染させることを考えると、観に行くこともできない」と言われた光一は、「確かにそうだな」と腑に落ちた。

<世の中さ、いまだに外出自粛とか色々ある中で「ウェーイ!」とやっている人、ニュースでたまにいるじゃない。うつされてしまう人がいるってことを、なぜ考えないのか>
<マスクも、人から「もらわない」はもちろんかもしれないけど、何より、「人にうつさないこと」を考えてのマスクだと思うんですよね>
<何をどうやって予防するかというのは、「自分がどうこう」も大事だけど、「人にうつさない」「人に危害を与えないこと」っていうのを、まず一番に考えて行動できるようになると、絶対あんなことしないと思うんですけどね>

 今さらではあるが、堂本光一の言葉を手越も噛み締めているだろうか。

 NEWSも、今年予定していた全国ツアーが軒並み中止となり、振替公演もなくなった。まだ開催中止か否かのアナウンスがない6月のドーム公演(大阪、東京、愛知)も、どうなるかはわからない。

手越祐也は「Twenty★Twenty」の参加こそ見合わせるが、活動自粛や謹慎の報告はない。ジャニーズ事務所内では手越の今後の処遇について、意見が分かれているようだ。

「手越くんは何度スキャンダルを起こしても懲りないんですよね。今まで何のお咎めもないのは、メリー会長とジュリー社長、それに東山紀之さんなど事務所の重鎮たちはこぞって手越を寵愛しているから。
ただ滝沢秀明副社長は事務所内の規律を正そうとしている。このままでは頑張っている後輩たちに示しがつかないですし、『手越はもう要らない』と言っています。事務所内で、どう折り合いをつけるかですね……」(事務所関係者)

 どうやら手越はジャニーズ屈指の愛されキャラのようだが、やはり今回も「ほぼ」お咎めなしなのだろうか。

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韓国映画『タクシー運転手』異例の大ヒットがあぶり出した、「光州事件」めぐる国民の怒りと後悔

近年、K-POPや映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日本へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。

『タクシー運転手~約束は海を越えて』

 韓国では今年、1980年5月に起こった光州事件からちょうど40年という節目の年を迎えている。本来ならば記念式典や関連イベントが開催されるはずだったのだが、コロナ禍で中止が相次ぐ中、4月末に大きな注目を集める裁判が開かれた。被告は全斗煥(チョン・ドファン)元大統領、光州事件の「主犯」ともいえる人物である。

 チョン氏は2017年に出版した『全斗煥回顧録』の中で、相変わらず「光州事件はアカ(共産主義者)によって煽られて起きた反乱」「ヘリからの銃撃は真っ赤なウソ」といった記述を繰り返し、事件の犠牲者に対する名誉毀損だとして市民団体から提訴されたのだ。裁判でも予想通り、容疑を否定し主張を貫くその姿には、自らが指揮した虐殺への反省も、犠牲者や遺族への謝罪も毛頭見られなかった。そこには、不当な裁判だと逆ギレしている元権力者の醜悪な本性しかなかった。

 ではその「光州事件」とは一体なんだったのか? なぜ40年という月日がたった今でも、韓国国民にとって「まだ終わっていない」事件として関心を集め続けているのか? このコラムでは5月に配信する2回にわたって光州事件を取り上げる。1回目は、ドイツ人記者と彼を乗せたタクシー運転手の目線から事件を描いた『タクシー運転手~約束は海を越えて』(チャン・フン監督、2017)を通して、歴史的な視点から事件の概要を振り返りたい。

 韓国では2017年5月、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾・罷免に伴い、文在寅(ムン・ジェイン)が大統領に就任し、10年ぶりに進歩派政権が誕生した。進歩派政権はこれまでも光州事件の真相究明に力を入れてきたこともあり、前政権下では公開が厳しかったであろう、光州事件を題材にした映画が文政権下に公開されたこと自体は不思議ではない。驚くべきは、本作が観客動員1,200万人以上という大ヒットを記録したことだった。光州事件を扱った映画は、数は少ないもののこれまでにもあったが、完成度は別としてどうしても重苦しさが先に立ってしまい、ヒットはしにくいと考えられていたからだ。では本作の大ヒットの要因はなんだったのだろうか? 私見では、本作が「外側からの目線」で光州事件を描いたからではないかと思う。まずは物語から紹介しよう。

≪物語≫

 1980年のソウル。タクシー運転手のマンソプ(ソン・ガンホ)は、あちこちで繰り広げられる学生デモに悪態をつきながら車を走らせていた。ひょんなことからドイツ人記者ピーター(トーマス・クレッチマン)を光州まで乗せる仕事について聞きつけたマンソプは、大金に目がくらみ喜び勇んで向かうものの、光州への道路はなぜか軍人によって遮断されていた。

 検問を逃れ、なんとか光州にたどり着くも、そこにはデモ隊と軍隊が衝突する異様な光景が展開されていた。危ないから引き返そうとするマンソプだが、ピーターはカメラを向けて街を撮影し始める。ピーターと対立しつつも、大学生ジェシク(リュ・ジュンヨル)や光州のタクシー運転手(ユ・ヘジン)と知り合う中で、次第に事の重大さに気づいていくマンソプ。一人家で待つ娘を心配し、一度はソウルへ戻ろうとするマンソプだったが、光州での実態が捏造されて報道されている事実を知り、再び光州へと車を向かわせる。
 物語からもわかるように、マンソプは知識も教養もない一般「庶民」と呼べるような存在であり、当初学生デモにもまったく理解を示していなかった。そんな彼がソウルという「外側」から光州に入り、少しずつ真相に近づきながら権力者の横暴に目を覚ましていく、という作り方そのものが、私を含め多くの韓国人の共感を呼んだのではないだろうか。

 というのも、当時ほとんどの国民は軍事政権の捏造通り、光州事件をアカによる反乱だと信じ切っていたのだ。そして時が流れ、軍事政権が幕を下ろし、徐々に事件の全貌が明らかになるにつれて、外側の人々は軍事政権への怒りと同時に、事件から目をそらしてきた己の愚かさを恥じ、事件の犠牲者に対する罪悪感にさいなまれるようになっていった。いまさら光州事件を自分が語るのは図々しい……そんな複雑な思いを多くの人が抱いていたところに、マンソプが登場したのだ。自分と同じ目線を持つマンソプに感情移入し、事件を目の当たりにして次第に変わっていく彼に自分を重ね合わせる――本作の大ヒットの背景には、多くの韓国人(観客)に共有されていた、歴史をめぐる国民的心情があったと考えられる。

 ではここからは、光州事件についての歴史的な経緯を紹介していこう。光州事件は1980年5月18~27日にかけて、韓国南部の都市・光州で起こった反軍事独裁・民主化闘争運動である。その端緒は、79年10月26日の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の暗殺事件にまで遡る。朴の暗殺をきっかけに全斗煥による軍事クーデターが起こり、それに対する抵抗として光州事件は始まったのだ。

 暗殺から2カ月後の12月12日、全と盧泰愚(ノ・テウ、後に全に続いて大統領になる)らが率いる軍の組織がクーデターを起こして実権を掌握する。18年間にも及んだ朴の独裁政権が終わり、いよいよ韓国にも民主化の春が来ると思われた矢先だったため、社会全体からの反発は大きく、とりわけ大学の春休みが明けた80年4月以降は、大学生や労働者たちのデモが全国に拡大していった。

 全の率いる新軍部は、5月17日に集会の禁止や報道の事前検閲、大学の休校など戒厳令の拡大措置を発令、翌18日には他の大学と同じように、光州の全南(チョンナム)大学でも学生と戒厳軍が対峙したのだが、光州では戒厳軍が突然棒で手当たり次第に殴り始め、学生は次々と連行された。市民らが軍の過剰な暴力に驚き止めに入ると、軍は一般市民に対しても暴力を振るい、こうして市民を巻き込んだ光州事件が始まったのだ。

 19日、市民によるデモが大きくなるにつれ、戒厳軍も兵力を増やし、ついに市民に向けて発砲を開始した。この発砲を命じたのが誰かという問題は、現在でも大きな争点となっている。韓国の憲法に「国軍は、国家の安全保障および国土防衛の神聖なる義務を遂行することを使命とし」(第5条)とあるように、国民を守るはずの軍が主権者である国民に向かって発砲することは、いわば「反逆罪」にあたる。それだけの判断を最前線のいちチ軍人や作戦本部が行うはずもなく、軍のトップだった全が命令を下したことは間違いないものの、全自身が否定し続けているのが現実だ。20日には軍の銃撃に対抗して市民も武装を始め、組織化して軍の撤退や民主化を要求する声明を発表する。しかし軍による統制で孤立状態に陥っていた光州の声が外部に届くことはなかった。

 映画ではピーターが20日に光州に入り、命がけで撮影したフィルムを持って21日に脱出するが、光州ではその後も全羅南道庁を拠点に、市民軍が戒厳軍に対して応戦し続けた。膠着状態を打開しようとした戒厳軍は、大勢の兵力に加えて戦車をも光州に送り込み、ついに27日、道庁で最後まで抵抗した市民軍はほとんどが射殺されて、光州事件は「北朝鮮に煽られたアカによる反乱」として終結した。この日に道庁ではどれだけの市民軍が殺害されたかも正確にはなっていないし、光州事件全体を通じての犠牲者数も不明のままだ。ピーター(実際はユルゲン・ヒンツペーター)が持ち出したフィルムによって事件の映像が報道され、韓国は国際社会から批判されるものの、言論統制によって当時国民が真実に触れることはなかった。

 韓国ではその後も長きにわたって、徹底して事件の真相を捏造する新軍部に対し、真相を究明しようとする闘いが続いた。そしてついに軍事政権の終焉とともに発足した金泳三(キム・ヨンサム)政権下の95年、光州事件を検証するための「5・18特別法」が成立した。光州事件は「5・18民主化運動」と正式に名付けられ、「アカによる反乱」などではなく「戒厳軍の鎮圧に対して、民主主義のために光州の学生・市民らが命をかけて立ち向かった歴史的事件」と定義されて、5月18日は光州民主化運動の国家指定記念日となった。全斗煥と盧泰愚は虐殺の罪を問われてそれぞれ死刑・懲役刑を言い渡され(後に特別赦免)、軍による虐殺を司法が認めたことで、光州の犠牲は無駄ではなかったことが証明された。2011年には、事件の関連史料がユネスコの世界記憶遺産に登録され、犠牲者・遺族への補償や行方不明者の捜索は今もなお続けられている。

 以上が事件の全体像だが、そもそも当時各地でデモが起こっていたにもかかわらず、なぜ光州だけがこのような事態に陥ったのだろうか。その背景には、朴正煕政権時代に作られた根強い「地域差別」が存在している。1963年以来続いていた軍事独裁政権だったが、70年代前半、彼には手ごわい政敵がいた。金大中(キム・デジュン)である。軍事独裁打倒の先頭に立ち、国民からの熱い支持を受けていた金に対抗するため、朴は金をアカに仕立て上げ、金の出身地であった全羅道(光州を含む地方)の連中もアカだという間違った認識を広めていった。「全羅道出身者とは付き合うな」という差別意識は国全体に浸透し、テレビドラマに登場する汚れ役は、多くが全羅道の方言をしゃべっていたものだ。全もまたこの地域差別を利用し、アカたちの反乱を制圧した自分こそが大統領にふさわしいのだと見せつけようとした。光州事件は、政府による統制だけではなく、光州なら起こってもおかしくないという、外側の人々の「やっぱりね!」という誤った認識・偏見が、光州をスケープゴートに仕立ててしまったといえる。

 最後に、映画にまつわる後日談を紹介して終わりにしよう。ピーターのモデルとなったドイツ人記者ヒンツペーター氏は光州事件を世界に知らしめたことを評価され、2003年に韓国の権威ある言論賞を受賞、その時のスピーチでタクシー運転手キム・サボク氏に言及したことが映画製作のきっかけになったことはよく知られている。本作はほとんどが実話に基づいているが、ピーターに偽名を告げ、彼の受賞を街角でそっと見守るマンソプというラストは、作り手の温かな想像力によるものであり、映画の最後では再会がかなわないままヒンツペーター氏が他界した事実が語られていた。

 ところが、映画の公開後にキム・サボク氏の息子と名乗る人物が現れたことによって、サボク氏の消息が明らかになったのだ。息子によると、実際のサボク氏はマンソプのような庶民派運転手ではなく、外国人相手の観光ガイドを専門にしていた「ホテルタクシー」の経営者であり、早くから政治活動に参加、光州にも強い使命感を持って向かった人であることがわかった。そして、光州事件から4年後の84年、すでにがんで亡くなっていたことも。ヒンツペーター氏が必死でサボク氏を探していた時、彼はもうこの世に存在していなかったのだ。

 この報道を聞いて、私は少しばかりがっかりしてしまった。マンソプのようなキャラクターを期待していたのに、実はそんな「エラい」人だったのかと。だがそれと同時に、映画の力を実感したのも事実である。タクシー運転手の正体がわからなかったことで、ソン・ガンホ演じるマンソプが誕生し、彼だったからこそ多くの観客が映画に惹きつけられたのだから。本作が韓国国内に限らず、日本をはじめ外国でもヒットした要因もそこにあるに違いない。本作はこれからも末長く愛されてしかるべき映画だと思う。

『タクシー運転手 約束は海を越えて』
発売元:クロックワークス 販売元:TCエンタテインメント
提供:クロックワークス/博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
Blu-ray  5,184円(税込) / DVD 4,104円(税込)

崔盛旭(チェ・ソンウク)
1969年韓国生まれ。映画研究者。明治学院大学大学院で芸術学(映画専攻)博士号取得。著書に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン)、共著に『韓国映画で学ぶ韓国社会と歴史』(キネマ旬報社)、『日本映画は生きている 第4巻 スクリーンのなかの他者』(岩波書店)など。韓国映画の魅力を、文化や社会的背景を交えながら伝える仕事に取り組んでいる。

韓国映画『タクシー運転手』異例の大ヒットがあぶり出した、「光州事件」めぐる国民の怒りと後悔

近年、K-POPや映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日本へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。

『タクシー運転手~約束は海を越えて』

 韓国では今年、1980年5月に起こった光州事件からちょうど40年という節目の年を迎えている。本来ならば記念式典や関連イベントが開催されるはずだったのだが、コロナ禍で中止が相次ぐ中、4月末に大きな注目を集める裁判が開かれた。被告は全斗煥(チョン・ドファン)元大統領、光州事件の「主犯」ともいえる人物である。

 チョン氏は2017年に出版した『全斗煥回顧録』の中で、相変わらず「光州事件はアカ(共産主義者)によって煽られて起きた反乱」「ヘリからの銃撃は真っ赤なウソ」といった記述を繰り返し、事件の犠牲者に対する名誉毀損だとして市民団体から提訴されたのだ。裁判でも予想通り、容疑を否定し主張を貫くその姿には、自らが指揮した虐殺への反省も、犠牲者や遺族への謝罪も毛頭見られなかった。そこには、不当な裁判だと逆ギレしている元権力者の醜悪な本性しかなかった。

 ではその「光州事件」とは一体なんだったのか? なぜ40年という月日がたった今でも、韓国国民にとって「まだ終わっていない」事件として関心を集め続けているのか? このコラムでは5月に配信する2回にわたって光州事件を取り上げる。1回目は、ドイツ人記者と彼を乗せたタクシー運転手の目線から事件を描いた『タクシー運転手~約束は海を越えて』(チャン・フン監督、2017)を通して、歴史的な視点から事件の概要を振り返りたい。

 韓国では2017年5月、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾・罷免に伴い、文在寅(ムン・ジェイン)が大統領に就任し、10年ぶりに進歩派政権が誕生した。進歩派政権はこれまでも光州事件の真相究明に力を入れてきたこともあり、前政権下では公開が厳しかったであろう、光州事件を題材にした映画が文政権下に公開されたこと自体は不思議ではない。驚くべきは、本作が観客動員1,200万人以上という大ヒットを記録したことだった。光州事件を扱った映画は、数は少ないもののこれまでにもあったが、完成度は別としてどうしても重苦しさが先に立ってしまい、ヒットはしにくいと考えられていたからだ。では本作の大ヒットの要因はなんだったのだろうか? 私見では、本作が「外側からの目線」で光州事件を描いたからではないかと思う。まずは物語から紹介しよう。

≪物語≫

 1980年のソウル。タクシー運転手のマンソプ(ソン・ガンホ)は、あちこちで繰り広げられる学生デモに悪態をつきながら車を走らせていた。ひょんなことからドイツ人記者ピーター(トーマス・クレッチマン)を光州まで乗せる仕事について聞きつけたマンソプは、大金に目がくらみ喜び勇んで向かうものの、光州への道路はなぜか軍人によって遮断されていた。

 検問を逃れ、なんとか光州にたどり着くも、そこにはデモ隊と軍隊が衝突する異様な光景が展開されていた。危ないから引き返そうとするマンソプだが、ピーターはカメラを向けて街を撮影し始める。ピーターと対立しつつも、大学生ジェシク(リュ・ジュンヨル)や光州のタクシー運転手(ユ・ヘジン)と知り合う中で、次第に事の重大さに気づいていくマンソプ。一人家で待つ娘を心配し、一度はソウルへ戻ろうとするマンソプだったが、光州での実態が捏造されて報道されている事実を知り、再び光州へと車を向かわせる。
 物語からもわかるように、マンソプは知識も教養もない一般「庶民」と呼べるような存在であり、当初学生デモにもまったく理解を示していなかった。そんな彼がソウルという「外側」から光州に入り、少しずつ真相に近づきながら権力者の横暴に目を覚ましていく、という作り方そのものが、私を含め多くの韓国人の共感を呼んだのではないだろうか。

 というのも、当時ほとんどの国民は軍事政権の捏造通り、光州事件をアカによる反乱だと信じ切っていたのだ。そして時が流れ、軍事政権が幕を下ろし、徐々に事件の全貌が明らかになるにつれて、外側の人々は軍事政権への怒りと同時に、事件から目をそらしてきた己の愚かさを恥じ、事件の犠牲者に対する罪悪感にさいなまれるようになっていった。いまさら光州事件を自分が語るのは図々しい……そんな複雑な思いを多くの人が抱いていたところに、マンソプが登場したのだ。自分と同じ目線を持つマンソプに感情移入し、事件を目の当たりにして次第に変わっていく彼に自分を重ね合わせる――本作の大ヒットの背景には、多くの韓国人(観客)に共有されていた、歴史をめぐる国民的心情があったと考えられる。

 ではここからは、光州事件についての歴史的な経緯を紹介していこう。光州事件は1980年5月18~27日にかけて、韓国南部の都市・光州で起こった反軍事独裁・民主化闘争運動である。その端緒は、79年10月26日の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の暗殺事件にまで遡る。朴の暗殺をきっかけに全斗煥による軍事クーデターが起こり、それに対する抵抗として光州事件は始まったのだ。

 暗殺から2カ月後の12月12日、全と盧泰愚(ノ・テウ、後に全に続いて大統領になる)らが率いる軍の組織がクーデターを起こして実権を掌握する。18年間にも及んだ朴の独裁政権が終わり、いよいよ韓国にも民主化の春が来ると思われた矢先だったため、社会全体からの反発は大きく、とりわけ大学の春休みが明けた80年4月以降は、大学生や労働者たちのデモが全国に拡大していった。

 全の率いる新軍部は、5月17日に集会の禁止や報道の事前検閲、大学の休校など戒厳令の拡大措置を発令、翌18日には他の大学と同じように、光州の全南(チョンナム)大学でも学生と戒厳軍が対峙したのだが、光州では戒厳軍が突然棒で手当たり次第に殴り始め、学生は次々と連行された。市民らが軍の過剰な暴力に驚き止めに入ると、軍は一般市民に対しても暴力を振るい、こうして市民を巻き込んだ光州事件が始まったのだ。

 19日、市民によるデモが大きくなるにつれ、戒厳軍も兵力を増やし、ついに市民に向けて発砲を開始した。この発砲を命じたのが誰かという問題は、現在でも大きな争点となっている。韓国の憲法に「国軍は、国家の安全保障および国土防衛の神聖なる義務を遂行することを使命とし」(第5条)とあるように、国民を守るはずの軍が主権者である国民に向かって発砲することは、いわば「反逆罪」にあたる。それだけの判断を最前線のいちチ軍人や作戦本部が行うはずもなく、軍のトップだった全が命令を下したことは間違いないものの、全自身が否定し続けているのが現実だ。20日には軍の銃撃に対抗して市民も武装を始め、組織化して軍の撤退や民主化を要求する声明を発表する。しかし軍による統制で孤立状態に陥っていた光州の声が外部に届くことはなかった。

 映画ではピーターが20日に光州に入り、命がけで撮影したフィルムを持って21日に脱出するが、光州ではその後も全羅南道庁を拠点に、市民軍が戒厳軍に対して応戦し続けた。膠着状態を打開しようとした戒厳軍は、大勢の兵力に加えて戦車をも光州に送り込み、ついに27日、道庁で最後まで抵抗した市民軍はほとんどが射殺されて、光州事件は「北朝鮮に煽られたアカによる反乱」として終結した。この日に道庁ではどれだけの市民軍が殺害されたかも正確にはなっていないし、光州事件全体を通じての犠牲者数も不明のままだ。ピーター(実際はユルゲン・ヒンツペーター)が持ち出したフィルムによって事件の映像が報道され、韓国は国際社会から批判されるものの、言論統制によって当時国民が真実に触れることはなかった。

 韓国ではその後も長きにわたって、徹底して事件の真相を捏造する新軍部に対し、真相を究明しようとする闘いが続いた。そしてついに軍事政権の終焉とともに発足した金泳三(キム・ヨンサム)政権下の95年、光州事件を検証するための「5・18特別法」が成立した。光州事件は「5・18民主化運動」と正式に名付けられ、「アカによる反乱」などではなく「戒厳軍の鎮圧に対して、民主主義のために光州の学生・市民らが命をかけて立ち向かった歴史的事件」と定義されて、5月18日は光州民主化運動の国家指定記念日となった。全斗煥と盧泰愚は虐殺の罪を問われてそれぞれ死刑・懲役刑を言い渡され(後に特別赦免)、軍による虐殺を司法が認めたことで、光州の犠牲は無駄ではなかったことが証明された。2011年には、事件の関連史料がユネスコの世界記憶遺産に登録され、犠牲者・遺族への補償や行方不明者の捜索は今もなお続けられている。

 以上が事件の全体像だが、そもそも当時各地でデモが起こっていたにもかかわらず、なぜ光州だけがこのような事態に陥ったのだろうか。その背景には、朴正煕政権時代に作られた根強い「地域差別」が存在している。1963年以来続いていた軍事独裁政権だったが、70年代前半、彼には手ごわい政敵がいた。金大中(キム・デジュン)である。軍事独裁打倒の先頭に立ち、国民からの熱い支持を受けていた金に対抗するため、朴は金をアカに仕立て上げ、金の出身地であった全羅道(光州を含む地方)の連中もアカだという間違った認識を広めていった。「全羅道出身者とは付き合うな」という差別意識は国全体に浸透し、テレビドラマに登場する汚れ役は、多くが全羅道の方言をしゃべっていたものだ。全もまたこの地域差別を利用し、アカたちの反乱を制圧した自分こそが大統領にふさわしいのだと見せつけようとした。光州事件は、政府による統制だけではなく、光州なら起こってもおかしくないという、外側の人々の「やっぱりね!」という誤った認識・偏見が、光州をスケープゴートに仕立ててしまったといえる。

 最後に、映画にまつわる後日談を紹介して終わりにしよう。ピーターのモデルとなったドイツ人記者ヒンツペーター氏は光州事件を世界に知らしめたことを評価され、2003年に韓国の権威ある言論賞を受賞、その時のスピーチでタクシー運転手キム・サボク氏に言及したことが映画製作のきっかけになったことはよく知られている。本作はほとんどが実話に基づいているが、ピーターに偽名を告げ、彼の受賞を街角でそっと見守るマンソプというラストは、作り手の温かな想像力によるものであり、映画の最後では再会がかなわないままヒンツペーター氏が他界した事実が語られていた。

 ところが、映画の公開後にキム・サボク氏の息子と名乗る人物が現れたことによって、サボク氏の消息が明らかになったのだ。息子によると、実際のサボク氏はマンソプのような庶民派運転手ではなく、外国人相手の観光ガイドを専門にしていた「ホテルタクシー」の経営者であり、早くから政治活動に参加、光州にも強い使命感を持って向かった人であることがわかった。そして、光州事件から4年後の84年、すでにがんで亡くなっていたことも。ヒンツペーター氏が必死でサボク氏を探していた時、彼はもうこの世に存在していなかったのだ。

 この報道を聞いて、私は少しばかりがっかりしてしまった。マンソプのようなキャラクターを期待していたのに、実はそんな「エラい」人だったのかと。だがそれと同時に、映画の力を実感したのも事実である。タクシー運転手の正体がわからなかったことで、ソン・ガンホ演じるマンソプが誕生し、彼だったからこそ多くの観客が映画に惹きつけられたのだから。本作が韓国国内に限らず、日本をはじめ外国でもヒットした要因もそこにあるに違いない。本作はこれからも末長く愛されてしかるべき映画だと思う。

『タクシー運転手 約束は海を越えて』
発売元:クロックワークス 販売元:TCエンタテインメント
提供:クロックワークス/博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
Blu-ray  5,184円(税込) / DVD 4,104円(税込)

崔盛旭(チェ・ソンウク)
1969年韓国生まれ。映画研究者。明治学院大学大学院で芸術学(映画専攻)博士号取得。著書に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン)、共著に『韓国映画で学ぶ韓国社会と歴史』(キネマ旬報社)、『日本映画は生きている 第4巻 スクリーンのなかの他者』(岩波書店)など。韓国映画の魅力を、文化や社会的背景を交えながら伝える仕事に取り組んでいる。

ナインティナイン・矢部浩之、『ANN』復帰に賛否両論……「相方思い」「なんだかんだ岡村に甘い」の声

 4月23日に放送された『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にて、「女性蔑視」発言をしたとして批判を浴びた、ナインティナイン・岡村隆史。5月14日には、同番組である発表を行い、ネット上で賛否両論を呼んでいる。

 この日、同番組には岡村に加え、相方の矢部浩之が出演。レギュラーではないにもかかわらず、3週連続でラジオに出演している矢部に、岡村は「本当に申し訳ない」と頭を下げると、「今日こうやって相方が来てくれているのにも、実は大事なわけがありまして」と切り出した。

「岡村は例の失言以降、矢部といろいろ話し合ったと明かし、最終的にはラジオ番組を『一緒にやってくれってお願い』したそう。そして、『改めて2人で再スタートさせていただくことになりました。そのスタートの日なんですが、5月14日、つまりは今日ということでございます』と足早に発表。2014年からは岡村のソロラジオとして放送していた『オールナイトニッポン』が、およそ5年8カ月ぶりにコンビでのラジオに戻ったんです」(芸能ライター)

 ネット上では、矢部の復帰について「リスナーとしても、矢部っちがいてくれると安心」「矢部っち、相方思いで素晴らしい!」と喜ぶ声がある一方で、「矢部がいようがいまいが、岡村のスタンスは変わらないでしょ」「今さら矢部を呼び戻さないで、潔く若手芸人に席を譲れば?」など、この決定に違和感を持つ人もいるよう。さらには、「なんか矢部が異常に持ち上げられてて気持ち悪い……」「岡村より常識はあるかもしれないけど、芸人としては面白くないよね?」と、今回の一件で矢部の評価がうなぎ上りになっている状況について、疑問を訴える声も少なくない。

「4月30日に同番組へ出演した矢部は、“公開説教”と称して岡村の欠点を指摘。『リスナーはみんな、岡村隆史が大好きでイエスマン』とした上で、スタッフも含め『注意してくれる人がほとんどいなくなってきた』と、岡村が甘やかされている環境にも問題があると発言していました。これについて多くの共感が寄せられていたのですが、今回はその矢部自身が岡村に対し、これ以上ない助け舟を出したとも言えます。そのため、ネット上では『なんだかんだ、矢部も岡村に甘い』『あの説教はなんだったの? これじゃ結局何も変わらない』といった厳しい声も見受けられます」(同)

 果たして矢部の復活は、岡村にとってストッパーになるのか、ただの甘やかしになるのか……今後の放送により注目が集まりそうだ。

ナインティナイン・矢部浩之、『ANN』復帰に賛否両論……「相方思い」「なんだかんだ岡村に甘い」の声

 4月23日に放送された『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にて、「女性蔑視」発言をしたとして批判を浴びた、ナインティナイン・岡村隆史。5月14日には、同番組である発表を行い、ネット上で賛否両論を呼んでいる。

 この日、同番組には岡村に加え、相方の矢部浩之が出演。レギュラーではないにもかかわらず、3週連続でラジオに出演している矢部に、岡村は「本当に申し訳ない」と頭を下げると、「今日こうやって相方が来てくれているのにも、実は大事なわけがありまして」と切り出した。

「岡村は例の失言以降、矢部といろいろ話し合ったと明かし、最終的にはラジオ番組を『一緒にやってくれってお願い』したそう。そして、『改めて2人で再スタートさせていただくことになりました。そのスタートの日なんですが、5月14日、つまりは今日ということでございます』と足早に発表。2014年からは岡村のソロラジオとして放送していた『オールナイトニッポン』が、およそ5年8カ月ぶりにコンビでのラジオに戻ったんです」(芸能ライター)

 ネット上では、矢部の復帰について「リスナーとしても、矢部っちがいてくれると安心」「矢部っち、相方思いで素晴らしい!」と喜ぶ声がある一方で、「矢部がいようがいまいが、岡村のスタンスは変わらないでしょ」「今さら矢部を呼び戻さないで、潔く若手芸人に席を譲れば?」など、この決定に違和感を持つ人もいるよう。さらには、「なんか矢部が異常に持ち上げられてて気持ち悪い……」「岡村より常識はあるかもしれないけど、芸人としては面白くないよね?」と、今回の一件で矢部の評価がうなぎ上りになっている状況について、疑問を訴える声も少なくない。

「4月30日に同番組へ出演した矢部は、“公開説教”と称して岡村の欠点を指摘。『リスナーはみんな、岡村隆史が大好きでイエスマン』とした上で、スタッフも含め『注意してくれる人がほとんどいなくなってきた』と、岡村が甘やかされている環境にも問題があると発言していました。これについて多くの共感が寄せられていたのですが、今回はその矢部自身が岡村に対し、これ以上ない助け舟を出したとも言えます。そのため、ネット上では『なんだかんだ、矢部も岡村に甘い』『あの説教はなんだったの? これじゃ結局何も変わらない』といった厳しい声も見受けられます」(同)

 果たして矢部の復活は、岡村にとってストッパーになるのか、ただの甘やかしになるのか……今後の放送により注目が集まりそうだ。

【付録レビュー】「InRed」6月号、神崎恵監修!「絶対失敗しない」コスメセットは大活躍間違いナシ!【女性誌】

 いまや付録で雑誌を選ぶのは当たり前。毎月魅力的な付録が登場し、どれにしようか迷いますよね。そこで、付録を実際に手にして、見た目や使い勝手を徹底レビューします!

今日の付録:「InRed」2020年6月号「神崎恵監修 絶対失敗しない!コスメセット、大人のメイクBOOK」

使い勝手:★★★★☆(コンパクトサイズで持ち歩きにも◎)
お得度:★★★★★(ひとつのパレットに9種類のコスメ!)
高級感:★★★★☆(流行をおさえつつ上品なカラー☆)

 「Inred」(宝島社)6月号の付録は、雑誌で見ない日はない大人気の美容家・神崎恵さん監修による「絶対失敗しない!コスメ完璧セット」と別冊付録「絶対に失敗しない!大人のメイクブック」の2点!

 コスメ完璧セットの内容は2つのアイテム。一つ目「失敗しないメイクパレット」は、9種類のコスメがひとつのパレットに! 今どきなカジュアルメイクが決まります。サイズは、長さ7.4×幅7.4cm(パレットを閉じた状態)。

 二つ目の「チークブラシ」は、仕上がりを段違いにアップしてくれる優れもの♪ サイズは、長さ9.3×直径1.6cm(キャップを閉じたブラシ収納時)、素材は、本体がアルミ、ブラシがPBTでできています。なお別冊付録には、メイクパレットとチークブラシの使い方が載っているので、神崎のメイク術を自分でも簡単に挑戦できそうです。

 早速、気になるポイントやこだわりポイントをメイクパレットから紹介していきます!

 「失敗しないメイクパレット」は、9種類のコスメを収納しながらも、手の平サイズでコンパクト。持ち運びにピッタリです!

 蓋を開けるとミラーが付いているので、自分で鏡を用意する必要はありません!

 さらに、パレットの中にはチップとアイブロウブラシが一本になったものが付いています♪

 パレットの中にあるコスメは全部で9種類です。

A:アラを光でカバーするコンシーラー……肌馴染みが良く、パール感もあるのでハイライト代わりとしても使えそう!
B:くすみや赤みをカバーするコンシーラー……カバー力のあるコンシーラーなので、色は暗め。
C :ピンクハイライト……ほどよい血色を加えてくれて、チークとしても使える!
D: コーラルチーク……今年っぽいコーラルカラーでH、Iどちらのリップにも合う♪
E:アイブロウ……今どきの太め眉毛も重く見えすぎないブラウン。
F:ブラウンアイシャドウ……赤みのあるブラウンでライン状に引いても◎
G:ベージュアイシャドウ……細かいラメで上品な仕上がりに! 涙袋にも使えそう♪
H:テラコッタリップ……トレンドカラー+デニムやワンピースにも合う夏に映えるリップ。
I:ボルドーリップ……色は濃いめだけど透明感があるので気軽に使えそう!

 トレンドを取り入れつつ、失敗しない華やかなでカジュアルメイクが叶えられるといううれしいアイテムです♪

 次に紹介するのは「チークブラシ」。これ一つで、メイクの完成度を一気に上げてくれます。

 化粧ポーチに入れやすいコンパクトサイズで、うれしいキャップ付きです☆ 柔らかいナイロン毛で、肌触りも◎

 ほどよくコシもあり、とても使いやすそうです。

 別冊付録には、メイクパレットとチークブラシの使い方がわかる「絶対に失敗しない!大人のメイクブック」が付いています。

 さまざまなメイクの提案や、付録の解説も載っているので、これを見れば、メイクが苦手な人でもトレンドメイクを楽しめること間違いなしです。パレットもチークブラシも、ポーチに入るコンパクトサイズで、メイク直しにも便利な今月号の付録。旅行時にも大活躍してくれそうです♪

※サイズはライターが測っているため、実際とは異なる場合があります。

華原朋美、愛犬に「オナマイ」と謎の言葉連呼! “おうち時間”再放送に「怖い」「笑えない」の声続出

 5月13日、『今夜くらべてみました 3時間SP』(日本テレビ系)で、 過去に放送された芸能人たちの“おうち時間” が次々に紹介されたのだが、愛犬と暮らす歌手・華原朋美の浮世離れした日常に、放送中からSNS上で「笑えない」「怖い」「眠れない」といった声が噴出する事態となった。

 華原の自宅映像は、2017年に放送された内容を再編集したもの。仕事を終え、帰宅した後、犬と戯れる姿や、母と長時間電話する様子、深夜に一人大熱唱するシーンなどが紹介されたが……。

「華原は、チワワを2匹飼っており、名前は“のだめちゃん”と“のいちゃん”。よほど溺愛しているのか、帰宅するなり、まず、のだめちゃんの頭にガブッとかぶりついていました。その映像だけでもかなりインパクトがあるのですが、さらにのだめちゃんとのいちゃんをそれぞれ抱き寄せ、『オナマイ、オナマイ』と意味不明の言葉を、まるでおまじないのように1時間近くも唱え続けていました。『オナマイ』 というのは、華原いわく『のだめちゃんの名をもじった呼び名』とのことですが、どこをどうもじったのか、まったく理解できません」(テレビライター)

 さらに、家の観葉植物の鉢を抱え、「にゃにゃにゃにゃにゃにゃ」と謎のハイテンションで声をかけたり、犬に話しかけるのと同じようなテンションで、自身の母親と2時間弱、電話で話すシーンも。

「ほかにも、深夜に部屋で一人カラオケを始めたりと、衝撃的なシーンの連続でした。華原にとってはごく当たり前の日常なのでしょうが、一般視聴者からすれば違和感を覚える行動ばかりで、SNSでは、視聴者からの『テレビに出しちゃダメなのでは』『見ていられない』『心配』という声が飛び交っていました」(同)

 華原といえば18年7月に、東証一部上場企業である大手戸建分譲会社・飯田グループホールディングスの代表取締役会長・森和彦氏との不倫が報じられたかと思えば、昨年5月に突然の妊娠を発表。お相手は外資系企業の一般人と伝えられたが、同8月下旬に未婚のまま第1子男児を出産した。

「そんな話題の尽きない華原ですが、出産後は子育てに専念しているようで、メディアへの露出が激減していたんです。そんな中、再放送とはいえお茶の間に突然登場し、“奇行”の数々が紹介されたわけですから、一般視聴者がドン引きしたのも当然だと思います。むしろ、本放送の17年のときより、不倫や突然の出産発表を経た今のほうが、視聴者の反響も大きかったのでは。ファンも、久々に彼女のプライベートの様子を見て、現在子育てでストレスを溜めていないかなど、心配を募らせたかもしれませんね」(同)

 今後、世間の華原を見る目も変化していくのではないかと、前出のライターは指摘する。

「これまでとっぴな言動を繰り返し、自己流の生き方を貫いてきた華原ですが、子どもを産んだことで、『ちゃんと子育てできているのか?』など、さらに厳しい目を向けられるようになってもおかしくありません。よからぬ批判を避けるためにも、今後は歌手活動に専念したほうがいいのでは」(同)

 再放送によって、お騒がせ歌手のイメージを強めてしまった華原だが、今後どのような活動を展開していくのか見守っていきたい。

【独身OLと愛犬の日常】一人暮らしの激コワ心霊体験〜深夜に響く不気味な笑い声〜

 ――独身、一人暮らし、彼氏なしのアラサー・いとうぽよん。平日は仕事に追われ、会社と家を往復するだけの毎日。 せっかくの休日も、ダラダラ過ごしているうちに終わり、気づけば月曜日……。そんな退屈な日々に嫌気がしたある日、彼女の前に“天使”が現れた――。その名は、「ジップ」。

 このお話は、1匹のワンちゃんとの出会いによって、最高な生活を手に入れたアラサー独身女の日常をゆる〜く描いた実話である。  

第32話

 「んもぅっ」ギュ! ってして私は安らかな眠りについた……。

――毎週、金曜日に最新話を更新。次回33話は5月22日(金)の更新予定です。

ウイルス・パニック映画『コンテイジョン』と同じ展開に……マット・デイモン、実生活でも継子が新型コロナに感染していた!

 「新型コロナウイルス感染症の出現を9年前に予言していた!」と、いま再注目されているウイルス・パニック映画『コンテイジョン』(2011)。同作でマット・デイモンは、「香港出張から戻ってきた妻と、幼い継子を“正体不明の病”で立て続けに亡くした挙げ句、妻の浮気を知らされて大ショックを受けるが、前妻との娘を守るために奮闘する男」を演じた。

 この作品は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)や感染症の専門家たちから助言を得て製作されたことから、キャストたちは感染症予防の重要性を熟知している。3月末、マットは4人の共演者と共に、“予言作”に出ていた自分たちに注目が集まっていることを利用し、多くの人に感染拡大予防を呼びかけようと動画を作成。それぞれがリモート収録した動画を編集してひとつにまとめた「恐怖でなく事実を拡散しよう」というタイトルの動画は、世界中で話題になった。

 マットはこの動画を、新作映画『The Last Duel』の撮影のため訪れ、そのまま自主隔離生活に突入したアイルランドのリゾート地ダルキーで撮ったとのこと。ダルキーの住民たちは、ロックダウン直前に帰国することもできたのに、この地で自主隔離生活を送る選択をしたマットを大歓迎しており、マットの情報が欲しいとメディアからコンタクトされてもスルー。彼のプライバシーを守ってきた。

 そんなマットが今週、アイルランドのラジオ番組『Fully Charged』に、ビデオ会議アプリを使ってリモート出演した。

 町で目撃されたり、地元スーパーでビニール袋を持って歩く写真をパパラッチされたりと、ダルキーにすっかり溶け込んでいるマット。自主隔離生活は、同行していた妻と下の3人の娘たちと一緒に行っているとのことで、「撮影に8週間かかるから、子どもたちの勉強をみてくれる教師も連れて来たんだ。今、みんなリモート学習しているけど、うちの子たちは先生に横について教えてもらっていてね。悪いなって思うよ」とも発言。

 「知人で感染した人はいる?」という質問を受けた際には、「実はニューヨークの大学に通っている一番上の娘が、ルームメイトと一緒に感染してしまったんだ。結構早い段階でね。今はもう回復してるけど」と告白。「我々は5月末にはロサンゼルスに帰り、そのタイミングで長女も戻ってくることになっている。今後のことは、それから考えようと思う」と述べ、ステイホーム、ソーシャル・ディスタンス、手洗いの徹底をあらためて訴えた。

 また、マットはアイルランド首相レオ・バラッカーのパンデミック対策を称賛。「君たちの首相は実際に病院へ出向き、仕事をする。バッドアスだよね(最高にかっこいい)。レベルが違うよ」と褒めちぎり、DJたちを喜ばせた。

 その一方で、アメリカが新型コロナの検査を十分に行えていないことに懸念を示し、「第2波、第3波が起こるだろう」と予想。「アメリカではまだまだ(検査が)浸透していないところが多くてね……」と嘆いた。

 20歳になるマットの長女は妻の連れ子で、実子である13歳の次女、11歳の三女、9歳の四女とは年が離れているが、マットは実子同様に愛情を注ぎ、育てている。ルームメイトと一緒で一人きりではなかったといえ、心配しただろうと同情を集めているのだ。

 ちなみに英大手タブロイド紙「ミラー」によると、マットがダルキーで滞在しているのは5ベッドルーム・5バスルームの一軒家。キッチンの天井まである大きな窓からはダブリンの海岸が見渡せ、広々としたベッドルームからは木々が見えるなどリラックス効果抜群。プール、サウナ、ビリヤードが楽しめるプレイルームもある、週の家賃7,000ユーロ(約81万円)の豪邸で、近くにはボノ、ジ・エッジ、イギリスが誇る伝説的ミュージシャン、ヴァン・モリソンも住んでいるとのこと。

 今月末には帰国するマットは、「コロナが落ち着いて撮影ができるようになったら、ダルキーに必ず戻ってくる」と笑顔で約束したが、ネット上では「その日はいつになるのだろう」「数年後になるのかな……」「コロナ後の世界は大きく変わってしまうというし、自由に国と国を行き来できなくなるのではないか」と悲観する声も上がっている。