HiHi Jets・猪狩蒼弥、ファンに宛てた“手紙”動画が「編集ヤバい」「元気出た」と評判【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、4月23日~30日公開の動画をチェックします!

Jr.からの手紙、コンサート裏話やジャニーさんエピソード飛び出す

 同チャンネルでは、4月20日より緊急特別企画の「君に届け~僕からのhappyレター」がアップされている。5グループ全メンバー46名がファンへ手紙を書き、自身で朗読した音声を過去の映像とともに公開。7夜連続で、各グループのうち1日6~7人が登場している。前回の記事では、1本目のTravis Japan・松田元太の音声に「女性の声が聞こえる」と注目を集めた一件を取り上げたが、これ以降はこういった疑惑はあまり話題になっていないようだ。

 23日にアップされたの第四夜は、HiHi Jets・猪狩蒼弥のパートが「面白い」と、好意的な声が続出。「こんにちは。初めてお手紙を書くので、少し緊張してます」といった初々しい自己紹介から始まった後、「さあ、ファンレター感でてたでしょうか? リスペクトの意を込めて、真似させて頂きました。この後も、ギャルの人格が憑依してしまったら申し訳ありません。あと、突発的に叫ぶ可能性がございますので、イヤホン等を装着していたら、十分にご注意ください。それにしても、手書きの手紙をデジタルで配s えっ、ちょっと待って、見てぇ、ネイルまぢヤバくなぁい?」(原文ママ)と、おふざけモードに突入。内容に沿って、表情豊かな猪狩の姿を盛り込み、他メンバーに比べてかなりポップな編集になっていた。

 SNSやコメント欄では「ガリさんだけ異常に凝ってるね。普段のガリさんらしくて、うれしい」「猪狩くんのhappyレター、読み方も面白いし、編集が最高すぎる!」「猪狩くんのお手紙、“猪狩蒼弥”すぎて、さすがとしか言いようがない。手紙の世界観を壊さない編集で、手の込み方がヤバい」「今回も泣くんだろうなぁ……って思って見たら、最高に笑わせてもらった。めちゃめちゃ元気出た」「たぶん、今回のお手紙企画で、視聴者を一番笑わせてくれたのはガリさん」と、絶賛されている。

 24日の第五夜は、Travis Japan・七五三掛龍也が単独コンサートの舞台裏で起こったアクシデントについて告白。昨年3月に行った『Travis Japan Concert 2019 ~ぷれぜんと~』(神奈川県・横浜アリーナ)のステージで、「実は、コンサート中に足を痛めちゃって 踊るのも歌うのも辛かった時があったんだ」と、打ち明けている。そんな時も、ファンが励みになったといい、「僕らのことを応援してくれるみんなの顔や、君からもらうファンレター、だめかもと思ったけどそのおかげでやり遂げることができたんだ!! それくらい君の存在って大きいんだよ。君が僕を支えてくれたように次は僕が君を支えたいし守りたいと思ってる。そして一緒に成長して同じ未来を歩んでいきたい」などと、愛のこもったメッセージを送っていた。

 この動画の大トリはHiHi Jets・橋本涼で、4分以上にわたる長文の手紙をしたためている。本人は触れていないものの、橋本といえば、昨年9月にプライベートの寝顔写真がネット上に流出し、仲間の作間龍斗とともに芸能活動を自粛していた。休業期間をへて痛感したのか、「自分はジャニーズとして活動させて頂いている事が凄く幸せです」(8分頃)と、吐露。また、数年前はコンサート中のMCタイムをめぐってジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)に怒られたそうだが、ある時に「YOU達最高だよ! crazyだよ!」と褒められたというエピソードも。最後はファンへ「逆にアンケート」として、髪形や服装に関するリクエストをコメント欄で募集。メンバーの好きなポイントもつづっており、中身の詰まった手紙になっていた。ファン参加型とあって、コメント欄には橋本に向けた回答も多く寄せられている。

 25日の第六夜で個人的に気になったのは、少年忍者・内村颯太の手紙。まずは、「僕は家で十歩ぐらいしか歩いてないので2kgぐらい体重増えました」と、ある意味で人間味あふれた近況報告にクスリと笑ってしまう。そして、ほぼ全タレントがアドバイスなどを書いてくれるファンレターに感謝する中、内村の場合は「いつもファンレターありがとうございます! 読む力がついて、国語の問題が早く解けるようになったきがします!」と、別の視点からお礼の言葉を述べているのだ。コンサートや舞台が軒並み中止・延期となり、“会えない時期”だからこそグッとくる内容はたくさんあったが、内村のような独自の感性に癒やされた人も多いのではないだろうか。

 26日の最終夜は、現在19歳らしからぬ言葉遣いで、政治家のような手紙を書いた7 MEN 侍・矢花黎、ラップで思いを伝える少年忍者・ヴァサイェガ渉のパートにもぜひ注目してほしい。全7本の再生回数は、1本目が圧倒的な54万台で、以降は28万台、23万台、22万台、18万台、16万台、19万台を記録している(5月1日時点)。

 29日の動画は「少年忍者【初ドッキリの滝行へ】ダミー企画のガチ相撲」(再生回数は5月1日時点で18万台)。新型コロナウイルス感染拡大により、政府が不要不急の外出自粛を呼びかけている影響か、冒頭では「この動画は2020年3月上旬に撮影されたものです」とのテロップが表示されている。今回は、川崎皇輝らをはじめとする“お兄ちゃん”組のみがロケに出動(元木湧の代役で鈴木悠仁も参加)。エンタメサイト「ISLAND TV」で平塚翔馬が発した「滝行」の一言をきっかけに、少年忍者初のドッキリ企画を行うという。

 まずは、タネ明かしまでに「第1回!おとぎ話聖地巡礼ツアー~金太郎編~」と題したダミー企画を敢行。現在は、ロケが実施不可能なだけに、ファンの間で「Jr.チャンネル」の更新が止まるのではないかと心配する声も出ているが、動画の概要欄によると、「今週から4週にかけてその模様を配信させていただきま~す」とのこと。少なくとも、少年忍者の回はしばらく更新が続くようだ。

 金太郎の生誕地「金時公園」(静岡県)にやって来た一行は、金太郎の逸話「クマと相撲をとっていた」にかけて、チーム対抗「ガチ相撲対決」にチャレンジ。全5戦のうち3勝した方が勝利で、チーム名は「茶髪」と「ポパイ」に決まった。さっそく試合が始まると、ヴァサイェガ渉VS深田竜生は、なかなかアクロバティックな相撲を展開。ちなみに、天然キャラで知られる深田は、川崎が話している途中で「ジャン!」と土俵を指したり(2分54分頃)、金太郎のオブジェに声をかけたり(5分54秒頃)と、この日も彼らしいお茶目な言動が随所に見られた。

 上着がカブっていた鈴木と豊田陸人の“Gジャン対決”は、長瀬結星が「これ負けた人は、Gジャンもう着れないですから」とルールを追加。鈴木は「無理っす」と豊田にビビってしまい、行司(長瀬)が「見合って、見合って~」と促した際も、視線をそらしていたほど。結果、鈴木は奮闘の甲斐なく負けてしまったのだが、本当にGジャンを脱いで手に持つ姿が妙に健気だった(11分過ぎからはおそらく安嶋秀生の上着を借りている)。仲良しコンビの織山尚大VS北川拓実は手に汗握る接戦を繰り広げ、最終戦の安嶋VS内村颯太はあっという間に決着。勝利チームにはご褒美のはずが、もはや罰ゲームとも言える“金太郎コスプレ”を披露したのだった。

 30日に配信されたのは「Travis Japan【初ドライブ】カーナビ禁止で開運スポット巡り~3/3~」(再生回数は5月1日時点で20万台)。「Jr.チャンネル」開設2周年のお祝いと、さらなる発展&運気アップを願って、都内の開運スポットを巡っているTravis Japan。1~2本目はドライブにあまり慣れていない松倉海斗の緊迫感ある運転の様子を公開。そして、1カ所目の開運スポットに立ち寄った後は、ドライバー・七五三掛龍也、ナビは宮近海斗に交代。七五三掛の運転は安定していたようで、車内では宮近提案の「(Travis Japanの動画の)挨拶だけ聞いて何の回か当てるゲーム」「総評クイズ」で盛り上がった。

 六本木・テレビ朝日付近を通った時は、川島如恵留が「六本木といえばね、やっぱりあれじゃない? 『Mステ』じゃない?」と切り出し、七五三掛も「『Mステ』うれしかったね」と、感慨深げにコメント。Travis Japanは、2月7日放送の『ミュージックステーション』(同)に単独初出演し、「ジャニーズ冬の名曲」をカバー。ダンス力に定評のある彼らだけに、シンクロダンスがネット上でも話題になった。ファンは大いに喜んでいたが、本人たちも「良い思い出だよね」(川島)「椅子に座れたのがマジやばかった」(松田元太)「あれが一番感動した」(吉澤閑也)と、しみじみ。

 さらに、松倉は「次はさ、自分たちの曲でもやってみたいよね。オリジナル曲で。だって、『夢のHollywood』とかさ、例えば踊ってるのとか、もう泣いちゃうよね」と目標を口に。前週の動画で、松倉は七五三掛の運転姿を目にするなり、「いいね、しめ。カッコよくね? 俺もそうなりてぇ。練習しよう!」と、前向きに発言。仕事とプライベートでは状況が異なるとはいえ、ファンはこうした向上心の高い点に惹かれているのかもしれないと、感じる場面だった。

 7人は2カ所目にあたる「愛宕神社」に到着し、「出世の階段」と呼ばれる急な参道を登って参拝。神社内の茶店が3カ所目に設定されており、開運フード「撤饌うどん」を全員で実食した。1本目の時点で、「都内7ヶ所」を巡っていくと宣言していたものの、時間の都合により、撮影はここでストップ。概要欄によれば、今回の動画は「2020年2月に撮影したもの」だというが、いつか公開されるであろう続編を楽しみに待ちたい。

 なお、コメント欄には「しめちゃんの運転でみんながワイワイしてるの見て幸せな気分になった」「宮近くん、しっかりナビもしつつ、メンバーと視聴者が楽しめる企画を入れてくるって、器用すぎる」といった感想や、「オリジナル曲で『Mステ』出ようね!」「『Mステ』で『夢ハリ』を歌う日が来たら赤飯炊く。絶対叶えよう!」「『Mステ』にTravis Japanの出演をリクエストします」と、『Mステ』絡みの書き込みも相次いでいる。

二宮和也は洗脳されている? 芸能界に巣食う不気味な霊能スキャンダル

 嵐の二宮和也(36)と昨年11月に結婚した元フリーアナウンサーのAさん(39)が、「女性霊能師」に心酔しているという。4月30日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた記事によれば、夫妻は今年の元日に極秘結婚式を行う予定で準備を進めていたが、気の毒にもジャニーズ事務所に阻止されてしまったそうだが、挙式を始め夫婦の動向にアドバイスしているのが、件の女性霊能師だというのだ。

 結婚式の予定は嵐のメンバーにも知らされていなかったそうで、となると出席者は嵐メンバーなどジャニーズ関係者を除いたごくわずかな身内だったのかもしれない。だが一方で吉永小百合や西島秀俊など、二宮が懇意にしている著名人は招待していたというから、ジャニーズ事務所としても「完全プライベートというわけにはいかない」と判断し、中止を要請したのだろうか。

 さて、嵐の活動休止を待たずして、事務所やメンバーの反対を押し切っての結婚も、挙式前のウエディングフォト撮影も、昔からのファンにとってみれば“二宮和也らしからぬ行動”だという。「文春」はそうしたファンの不信感に応えるかのように、<メンバーで最も親しい相葉や、二宮の家族は「誰かに洗脳、マインドコントロールされているのでは」と心配するまでになっていた>と綴る。どうも二宮とAさんの会話には占いやスピリチュアル系の言動が多いのだそうだ。

 同誌によればAさんはかねてよりその女性霊能師を「マダム」と呼び「マダムが言うには〜」とよく話していたそう。マダムは高齢の女性霊能師で、財界や政治家にも多数の顧客を抱えるという。

 Aさんに限らず、こうした“洗脳”報道はかねてよりおいしい芸能記事として扱われてきた。2015年には能年玲奈(現・のん)が「生ゴミ先生」こと“謎の女性演出家”A子さんに洗脳され演技のレッスンを受けているほか、個人事務所設立にあたってもこのA子さんが取締役に就任していたという報道があった。ただこれを本当に“洗脳”と呼んでいいのかどうかは疑問だった。何しろのんは所属していた大手芸能事務所からの離脱問題で揉めに揉め、2020年の現在もなお問題が解決したとは言い難い状況にあるからだ。

 さらに遡ること2011年頃のこと、オセロの中島知子が同居している女性占い師に洗脳され、コントロールされているという報道が相次いだ。当時、テレビバラエティのみならずドラマや映画でも女優として活躍中だった中島は、その後急激にメディア露出が減り、消えた。だが、この「女性占い師」を知る芸能記者曰く、「あの騒動は本当に謎だった」という。

「中島さんとその女性は本当にただの親密な友人というか、同年代の女友達という感じでした。その女性が占い師だと名乗っていたこともないですし、何がどうしてそんな報道になったのか、周辺はただただ困惑していましたね」(芸能記者)

 騒動が落ち着いた2015年、中島は『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)へ出演して真相を自ら語ったが「洗脳はされていないですね」「仲が良いと家に来るじゃないですか。そんな感じです。だからしょっちゅう家にいたりとか、そういう感じでいただけなんですよ」と、あくまでも友人だったことを強調していた。

 「自分は洗脳されてしまった」と明かした例もある。辺見マリは『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演し、自称“拝み屋”の女性たちの口車に乗せられ、実に4億9000万円もの大金を貢いでしまったと吐露した。

 ジャニーズ事務所の現会長・メリー喜多川氏や、その娘で同社社長の藤島ジュリー景子氏には懇意にしている“お抱え占い師”や“家相を見るお抱え鑑定士”がおり、特にメリー氏は大安吉日などに強いこだわりをもつといわれる。コンサートや舞台の開催発表日も風水で決めることが多いという。やはり芸能界は水商売、不安定な業種だけに占い等にすがりたくなるものなのだろうか。

 また、芸能界という特殊な世界においては、身近な人へ仕事やプライベートの相談を行うのも憚られる場合があるだろう。そうしたとき、秘密を守れる相手として、占い師や霊能者に相談することも選択肢の一つとして自然なのかもしれない。

 ただし、他方を貶めるために「洗脳されている」等と歪んだ噂を流布するケースもある以上、全ての洗脳スキャンダルを鵜呑みにはできないが……二宮の場合は、どちらなのだろう。

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Amazon「プライム・ワードローブ」で“奇跡”到来! 買い物狂い、17万5,000円のペリーコで「オシャレ番長」目指す

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 前回、私は「本物のオシャレさんは靴とバッグにお金をかけるもの」と言いましたわよね? 本の受け売りだけど、あたしは思いっきり信じたの。そこでブランドバッグを購入した結果は……わかるわね?

 オシャレのためには多少の犠牲はいとわない! たとえカード破産が日に日に近づいていようとも、私は最後の日まで戦うのだ!!

 というわけで、今回は靴です、靴。靴はほんっとーに苦手なんです、私。というのも、私は足のサイズが25~25.5cmなので、「あらちょっと靴見ようかしら」なんて感覚で靴屋を覗いても、可愛い靴はみんな24.5cmまでしか作っていないので、サイズがないんです。しかも、ヒールの高い靴って足が痛くなりそうだし……。

 そのため、今までの私はもっぱらスニーカーばかり履いていました。無難、というだけの理由でナイキの灰色のスニーカーを……。そんな私に意識改革が訪れたのは去年の夏のこと……。

 とあるサイトの取材記事を作るために上京した私はそこで編集長に会ったのですが、その編集長は私の恰好を見た瞬間、「え? え?」と言ったのです。

「その靴なに? そのずたぼろのバッグも何?」

 何って、ナイキのスニーカーですけど。バッグは……いつだったかの雑誌の付録ですけど……。

 それから、オシャレな都会人の編集長は、私をいじり倒しました。そこで私は知りましたね。「無難」というだけで、選ぶアイテムなどこの世に存在してはいけないのだ、と。無難とか実用性が高い、なんてものはいらんのよ、ファッションには!! オシャレは我慢!! 血がにじんでもヒールを履くべし!! スニーカーは地底の底に封印してやるうううう!!

 そんなわけで、私は大足でも履けるようなヒール靴を探して、オシャレな雑誌を読みまくりました。そこで目についたのが「ペリーコ」というブランド。ペリーコとは、イタリアのヴェニス郊外フォッソに本社・ファクトリーを持つシューズブランド。日本公式サイトによると、「シンプルでありながらも洗練されたエレガントなデザインと美しい色使い、そして良質な素材と卓越した職人技術により生み出される最上級の履き心地の靴を提案します」だそうです。うん、ほんとシンプルなのに佇まいが素敵なのよねえ。

 雑誌で「お、この靴かわいい!」と思うと、大体ペリーコ。ペリーコの靴を履いたら私のイイ女度がめちゃんこ上がる気がするのです。欲しい。履いてみたい。またもや、私の物欲センサーがウィンウィンと黄色く点滅し始めました。

 んん……!? この「ショートブーツ」、めちゃくちゃかわいいやんけ!!!

 それは、バックにチャックが付いた細いブーツでした。金の金具がとっても可愛いのです。こ、これ欲し~~~!!!!!!

 とはいえ、ペリーコはブランド靴としてはリーズナブルと言えど、ブーツは約8万円。おまけにサイズ感がわかりません……。フリマアプリを覗いてみると、「38.5サイズ」が7万円くらいで売っていましたが……どうしよう、ええい、買ってしまおうか。

 そのとき、私は胸に手を当てて今までの出来事を考えました。「安い!」と飛びついて、フリマアプリで購入した数々の靴たち……。期待に胸を膨らませて履いてみたものの、小さかったり大きかったり、甲がきつかったりして捨ててきた数々の靴たち……。

 そう、靴というものは「なにこれ、ぴったりじゃない!」などというシンデレラストーリーなどめったに起こらないものなのです。危険だ……危険すぎる……。7,000円で売ってるならともかく、7万て!

 そこで私は次なる策を思いつきました。Amazonの「プライム・ワードローブ」を使おうではないか! と。プライム・ワードローブとは、服や靴を試着することができるプライム会員向けのサービスのこと。クレジット決済をしなくても大丈夫ですし、送られてくる箱の中にヤマトの伝票が入っているので、そのまま貼り付けて返送することが可能なのです。これだ!!!!!!

 私はすぐさまプライム・ローブの中からペリーコの靴を探しました。おお、あるある。ちゃんと25cmのもあるぞ。しかも、定価5万のパンプスが3万に値下げされてる!! これもこれも値下げされてる!! こ、これは……「狩人、罠にかかる」ってヤツだろうか……。私はこれからしようとしている行為に一抹の不安を覚えました。サイズを見るだけのつもりで注文しようとしているけど、これはAmazonの罠……? もし届いた靴が気に入ったら……そのときは……、3足の靴をカートに入れたところで総額を見ると……10万5,000円でした。

「…………」

 さすがの私(買い物狂い)も震えましたね……。返品する気満々でしたが、ちゃんと返品できなければ8日後にこの価格を請求されちゃうのです。いやそれより、注文した靴全部気に入っても、この価格よ……? 気に入ったら、絶対欲しくなる私。今月もカード利用料40万コースか!?

 戦々恐々としながら注文ボタンをポチッ!! なんと翌日にはAmazonさんから靴が届きました。ほんと、相変わらず仕事がはやいわあ……。

 初めて対面するペリーコの靴は、箱からしてそんじょそこらのピンク色の箱じゃありませんでした。「ペリーコ」の文字がしっかり入っています。開けると、ペリーコの布袋が入っており、丁寧に丁寧に片方ずつ靴が薄紙で包まれていていました。……おお、靴も美しい

 どうしよう、私マジで欲しくなってきちゃった。今月も支払いのために一生懸命働いている私だけど、また12回払いで靴を買ってしまう……? でも、オシャレはバッグと靴なのよ、N子! このペリーコの靴を履けば誰しもが私を「オシャレ番長」(?)だと認めてくれるわ! 勇気を出すのよ、N子!

「フンッ!!!!!!」

 勢いよく靴を足に入れた私は、次の瞬間、あまりの窮屈さに「ぐえええ」と唸りました。ち、ちいせえええええ!!!!

 なんだよ、これ!? ほんとに25cmなの!? 幅も長さもぎっちぎちなんですけど!! ほんと、シンデレラに出てくる姉の気分でしたよ……。なんとか靴に足をねじ込んでみるものの、痛くて歩けやしないよ……。

 そんなわけで今回は17万5,000円(Amazonの靴3足とフリマアプリのブーツ)の借金を奇跡的にまぬがれた私です……。ああ、靴が買えなくてよかったというべきなのか……。私に合う靴は一体どこにあるの……? 25cm~25.5cmの靴でオシャレで可愛くて安い靴の情報求む……。

K-Popアイドルいま注目のラップ人材、15曲! ソテジワアイドゥルからMCNDまで、韓国ラップ重要まとめ

――毎月リリースされるK-POPの楽曲。それらを楽しみ尽くす“視点”を、さまざまなジャンルのDJを経て現在はK-POPのクラブイベントを主宰するe_e_li_c_a氏がレクチャー。4月にリリースされた曲から[いま聞くべき曲]を紹介します!

今月の1曲 ‖ MCND - 떠(Spring)

 3月に「落選したけど、紹介したい1曲」枠で少し紹介した、TOP MEDIA所属5人組男性グループMCNDの「떠(Spring)」です。今年2月27日にデビューし、3月29日に「ICE AGE」の活動が終わりましたが、2週間もたたずに高速カムバックしました。リパッケージなら理解できる間隔ですが、シングルとして新たにこの曲をリリースし、即座に1カ月程度活動をするというのは前代未聞です。そもそも1月2日にフリーデビューということで、前述リンク先にある「TOP GANG」という曲をリリースし、2週間弱活動していたので、つまり1月からほぼ休みなしです。今これを書くためにスケジュールを整理していて途端に心配になってきました。ちなみにいま現在「떠(Spring)」は11バージョン動画が出ているので、是非Youtubeで検索して見てみて下さい。

 と、ここまで一息で説明しましたが、今回は何の特集かというと、「ラップ」についてです。今更ではありますが、よく知らない方も多いと思うのでラップのルーツや変遷について説明していきたいと思います。

 ちなみに「ラップ」と「Hiphop」は密接に結びついており、これからの説明は「Hiphopのルーツ」と言い換えることもできますが、HiphopはラップやDJ、ブレイクダンスなども含めた文化全般のことを指しているため、今回はラップに焦点を当てて解説していきます。

ラップのルーツとは?

 まず「ラップ(Rapping)」という単語ですが、元々は擬音語でトントン・コツコツのような物音を表します。音楽的な意味では60年代頃にアメリカ東海岸で誰かを説得したり楽しませたりする、ユニークで滑らかな話し方、言葉遊び的な意味でスラングとして使われだしたのが始まりで、そこから転じて「しゃべるような歌」という意味が広がりました。

 次はルーツについてですが、「Griot(グリオ)」と「Dozens(ダズンズ)」の2つがラップのルーツと言われています。ルーツなので、これがラップに直結するわけではありません。

 Griotは13世紀以降、西アフリカのコミュニティーで歴史家、語り手、賛美歌手、詩人、ミュージシャンとさまざまな役割を担ってきた人たちのことを言います。世代を越えたコミュニティーを維持していくために必要な情報を、楽器と共に独特のリズムと掛け声で言葉・歌に乗せてパフォーマンスすることで伝えていました。どこの国・地域でも昔は口承伝承というものがあったかと思いますが、その一つと言えるでしょう。

 Dozensは18世紀頃、アフリカ大陸から奴隷としてアメリカ大陸の主に東海岸に連れてこられたアフリカン・アメリカン(ここでアメリカンとつけるのが正しいかどうかはわかりません)が始めた遊びの一つで、観客がいる中1対1で互いの学力や見た目、経済状況、家族をけなす罵りの言葉を言い合い、一方が感情的になったり手を出すなど、言い返せなくなってしまったら負けというものです。

 当時は奴隷だったアフリカン・アメリカン同士のストレス発散に一役を買っていたと言われており、目的は罵倒や喧嘩をすることではなく、馬鹿にされても怒らない精神力の強さや言葉の表現力を競うことだったそうです。これが現在のフリースタイルラップバトルの原型と言われています。フリースタイルバトルと言えばイメージできる方が多いと思いますが、音楽がかかっていない状態でDozensに近いわかりやすいものを挙げます。

 更に、1960年代前半に盛んだった公民権運動でマルコムXやキング牧師などの演説があったこと、レゲエのToasting(トースティング、祝杯を上げること)という、ビートに合わせてしゃべったり語ったりする行為も、ラップの成り立ちに影響していると言われています。公民権運動を経て、70年代前半にThe Last PoetsやGil Scott-Heronなどはポエトリーリーディングのように音楽に詩を乗せるスタイルを取りました。

1979年、最初のラップ曲がBillboardでTop40入り

 サンプリングの説明をした際にも挙げたKool Herc。彼はジャマイカ出身ですが、親の仕事の関係でNYのサウスブロンクスに引っ越し、Hiphopのビートとなるブレイクビーツを生み出します。

 70年代NYで、はやりのディスコに行くお金のない若者たちは、街角(ブロック)で電柱から電気を拝借してDJ機材を設置し、無料のDJパーティー(ブロックパーティー)を始めます。そこでかかるブレイクビーツに、マイクを取って言葉を乗せる人たちが出てきました。恐らくここはDozensやレゲエのToastingの影響が大きいのではないかと思いますが、言い回しや拍子の取り方に段々と多様性が出てきて、韻を踏むようなことも行われ始めます。

 そうして最初のラップ曲と言われているThe Sugarhill Gangの「Rapper's Delight」が1979年にリリースされ、BillboardのTop40に入ります。

 ここまでが、ざっくりとHiphopの創始の部分となります。ちなみにNetflixの『Hiphop Evolution』というドキュメンタリーがこのあたりをわかりやすく説明しているので興味がある方は見てみて下さい。

 NYのサウスブロンクスから始まったHiphopは東海岸から西海岸に広がり、さらに南部にも波及していき、Jukeのルーツとして紹介したMiam BassやTrapなどにも影響していきます。またHiphopが国を越え浸透し、既存のジャンルとラップが融合しGrimeやReggaetonなどと言った新しいジャンルも生まれます。

 楽曲の雰囲気、歌詞の内容やラップのスタイル、 BPMは年代や地域によってさまざまですが、 80年代半ばから90年代初頭にかけては「Golden age Hiphop」とカテゴライズされるHiphop黄金期で、 BPM85~100ぐらいが主流でした。

 ラップのスタイルとしては下記のSnoop Dogg、Dr.Dre、2Pacなどの「ストレートフォワード」、CommonやLauryn Hillの「ルービックキューブ」、Lil Jonの「チャント」、Twistaの「シンコペートバウンス」などに分けられます。

■Eric B. & Rakim - Paid In Full (1987 NY)

■De La Soul - Me Myself And I (1989 NY)

■A Tribe Called Quest - Check The Rhime (1991 NY)

■Common - Take It EZ (1992 Chicago,Illinois)

■Snoop Dogg - Gin & Juice (1993 California)

■The Notorious B.I.G. - Big Poppa (1994 NY)

■2pac feat Dr.Dre - California Love (1995 California)

■Lauryn Hill - Doo-Wop (1998 NY)

■Lil Jon & The East Side Boyz - Get Low (2002 Atlanta,Georgia)

■Nelly - Hot In Herre (2002 Austin,Texas)

■Eminem - Without Me (2002 Detroit,Michigan)

■Ludacris ft. Shawnna - Stand Up (2003 Atlanta,Georgia)

■T.I. - Rubber Band Man (2003 Atlanta,Georgia)

■Twista - Slow Jamz (2004 Chicago,Illinois)

 HiphopがNYメインだった時期から東海岸、さらには南部に拡がっていく様子が、なんとなくわかりやすそうな曲を選んでみました。

東海岸・南部のHiphop〜現在の主流へ

 2000年代に入るとBPMが少し速くなりますが、アトランタを中心したサザンHiphopからTrapが派生した流れによりBPMは段々と落ち、トラックの音数も少なくなっていきます。

 下記に挙げたものはBPM60~70台です。ラップを聞くとわかるように、BPMが遅くなると1小節4拍(1、2、3、4)が時間的に長くなり余裕が生まれることで、4拍中に123、123、123、123と3連符を取れるようになります。昨今耳にするラップはこの、Trapのラップスタイルがかなり主流になってきていると思います。

■Gucci Mane - Wasted (2009 Atlanta,Georgia)

■Drake - Hotline Bling (2015 Toronto,Canada)

■Migos - Bad and Boujee (2016 Atlanta,Georgia)

 韓国での話に移りましょう。89年に発売された홍서범(ホン・ソボム)の김삿갓(キムサッカッ 金笠)が韓国で初めてのラップ曲と言われています。

 しかし当時韓国にはHiphopという概念自体がなかったため、発売してすぐに放送禁止曲となります。理由は「音程不安」。その後、90年代に入りDEUXやソテジワアイドゥル、ジヌションなどのアーティストを中心にHiphopの文化も含めたラップが浸透していきます。ソテジワアイドゥルのメンバー、ヤン・ヒョンソク(通称:ヤンサ)は言わずもがなYG Entertainmentの元社長です。

■서태지와 아이들(ソテジワアイドゥル) - 난 알아요(ナン アラヨ 私は知ってます)

 94年にデビューしたDJ DOC、98年にデビューしたYG Entertainment所属の1TYMなどがHiphopアイドルの走りと呼べるでしょう。
■DJ DOC - 머피의 법칙(マーフィーの法則) 1995

■1TYM - Hot 뜨거(Hot 熱い) 2003

 現在、K-Popグループには必ずラップ担当という立ち位置がありますが、直接的な理由はわかりません。アイドルの走りでもあるソテジワアイドゥルなどがHiphop路線の楽曲をやっていたことが影響しているのでしょうか。

 90年代から00年代前半にかけての、韓国では第一世代のアイドルと位置付けられる人たちの中に、すでにラップ担当というものがありましたが、ボーカルができないダンス担当メンバーが仕方なくやるパート、という位置付けでした。ただ当時はラップに詳しい聞き手も少なく、スキルなどはそこまで重要視されませんでした。

 そんなYG Entertainmentでしたが、恐らく思惑外だと思うのですがBIGBANGやWinnerなどラップのうまいグループのデビューがあり、他事務所からもBlock Bなど、第一世代のような取ってつけたラップ担当ではなくスキルのある人間がきちんとラップを担当するケースも増えていきます。

K-Popアイドル、注目のラップ人材

 ということでここまで道のりが長かったわけですが、私好みなラップをする人を挙げていきます
■Block B (Zico、パッキョン)

■BTOB (イルン、ミニョク)

■AOA (ジミン)

■Monsta X (ジュホン)

■iKON (B.I、BOBBY)

■NCT127 (テヨン、マーク)

■VICTON (ハンセ)

■THE BOYZ (ソヌ)、(G)I-DLE (ソヨン)

■Stray Kids (バンチャン、チャンビン、ハン)

■D-Crunch (O.V、Dylan、チャニョン)

■ATEEZ (ホンジュン)

■TREI (チャンヒョン)

■WE IN THE ZONE (イスン)

■DKB (イチャン)

■MCND (Castle J、BIC、ウィン)

<落選したけど……紹介したい1曲>
■청하 (CHUNG HA) - Stay Tonight

 チョンハの新曲、Stay Tonightです。サウンドはディープハウス・ベースラインハウス、ダンスはヴォーギング・ワッキングなどが取り入れられ、スタイリングは南アジア意識などさまざまな要素が入り組んでいます。そして一人だからこそできるこの布陣……。最早チョンハ節を確立したと言っても過言ではないでしょう。

<近況>
普段は家と会社を行き来する生活しか送っていませんが、5月8日(金)19時~からTwitchにて、今度はJYP特集のDJをします。前回のSM特集では同時最高視聴数4600人だったようで、反響にびっくりしています。これから準備がんばりますのでお楽しみに!

e_e_li_c_a
1987年生まれ。18歳からDJを始めヒップホップ、ソウル、 ファンク、ジャズ、中東音楽、 タイポップスなどさまざまなジャンルを経て現在K-POPをかけるクラブイベント「Todak Todak」を主催。楽曲的な面白さとアイドルとしての魅力の双方からK-POPを紹介して人気を集める。

Twitter @e_e_li_c_a TodakTodak 
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『イッテQ』安室奈美恵とイモトアヤコ初対面を再放送! 「アムロちゃん」が教えた「媚びない」カッコよさ

 2007年にスタートし、いまや日本テレビの看板バラエティに成長した『世界の果てまでイッテQ!』。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各局バラエティ番組の撮影がストップする中、5月3日の放送回では、「イモト×安室奈美恵…感動の初対面再び 人生最大!涙のドッキリ完全公開SP」と題して、2018年7月29日に放送された安室奈美恵とイモトアヤコの初対面の様子を再び流すという。

 イモトといえば、芸能界屈指の安室ファンとして知られる。18年9月に引退を表明していた安室に会いたいと、台湾ライブを訪れたのだが、その後、ヘビ料理屋に強制連行され、苦手なヘビを食すことに。すると、その場に店員に扮した安室本人が登場するというドッキリが行われ、イモトは狂喜乱舞といった様子だったのだ。この放送は、視聴者から大きな反響を呼び、今回あらためて再放送される運びとなったという。

 引退から1年半。『イッテQ!』の再放送によって、再び「アムロちゃん」フィーバーが起こる可能性もあるが、そもそも安室はなぜこれほどまでに人々を魅了するのだろうか。サイゾーウーマンでは、安室が、引退を表明した2017年、「S Cawaii!」(主婦の友社)元編集長で、現在ウェブメディア「OTONA SALONE」編集長を務める浅見悦子氏に、「安室奈美恵とは、女の子にとって、どんな存在だったのか」を聞くインタビューを行っていた。『イッテQ』再放送で、安室が久しぶりにテレビに登場するのを機に、このインタビューを再掲する。

(編集部)


(初出:2017年10月14日)

安室奈美恵、「ファッション」「メイク」「マインド」が女の子たちに与えた価値観

 2017年9月20日、歌手の安室奈美恵が、来年9月の引退を発表した。日本を代表する歌姫の突然の引退表明は、世間に衝撃を走らせ、ネット上には、「信じられない!」「どうしてこんな突然?」「悲しすぎる」といった声が飛び交う一方、「立派な引き際に感動」「第2の人生を楽しんでほしい」といったエールも多く寄せられていた。

 安室は1995年、小室哲哉プロデュースのシングル「Body Feels EXIT」をリリースし、一躍時の人となった。10代のコギャルたちは、こぞって彼女のファッションや髪形、メイクをマネし、96年には“アムラー”が全盛に。リリースするシングルは軒並み大ヒットを飛ばしたものの、97年には、突然TRFのダンサー・SAMとのできちゃった結婚を発表する。その後、02年には離婚を経験するが、常にステージには立ち続け、近年ではその圧倒的なパフォーマンス力でファンを虜にしている。

 齢40を迎えてもなお、デビュー当時と変わらず“安室ちゃん”という愛称で親しまれる彼女は、一体ギャル、ひいては女の子にとって、どんな存在だったのだろう。「S Cawaii!」(主婦の友社)元編集長で、現在ウェブメディア「OTONA SALONE」編集長を務める浅見悦子氏に話をうかがった。

激しく踊って歌う女性歌手を見たことがなかった

――浅見さんは、96年当時のアムラーブームをどのように見ていましたか。

浅見悦子氏(以下、浅見) 95年、コギャルブームの先駆けとなった「Cawaii!」(主婦の友社)が創刊されたんですが、当時は、コギャルたちの“お手本”となる女性が芸能界におらず、同誌には当初、読モばかりが出ていました。80年代頭だと、松田聖子さん、中森明菜さん、小泉今日子さん、80年代の終わりの方だと、南野陽子さん、斉藤由貴さん、菊池桃子さんといったアイドル歌手が女の子のあこがれだったものの、その後、アイドル氷河期が訪れ、女優のW浅野(浅野ゆう子、浅野温子)、鈴木保奈美さん、山口智子さんなんかが、人気になっていきました。アイドル歌手ではなく女優の時代になったのですが、若い女の子にとって、女優さんは遠すぎる存在なので、コギャルの“なりたい像”にはならなかったんですよね。そんな時、彗星のごとくコギャルたちの前に現れたのが、安室さんだったという印象です。

 私は安室さんの5歳年上なので、アムラーブームの頃は、もう20代で社会人2年目。普通女の人って、自分より少し上の女性にあこがれを持つものですが、初めて年下の女の子で「すごい!」「かっこいい!」と思ったのが、安室さんでした。

――安室さんのどのようなところが、かっこよかったんでしょう。

浅見 まず、93~94年頃に、いわゆる“小室サウンド”がブームになっていたという下地があったかと思います。「小室サウンドはかっこいい」という風潮の中、安室さんが登場し、しかも“踊りながら歌う”というのが、画期的でかっこよかった。それまで日本には、あんな激しく踊って歌う女性はいなかったのではないでしょうか。私たちの世代では、マドンナやジャネット・ジャクソンなど、欧米の女性でしか見たことがなかったんですよ。安室さんは、いうなれば、親近感を抱かせるアイドル性を持った“アーティスト”でした。

――確かに、楽曲も、可愛さよりかっこよさが際立ったものでした。

浅見 モテや媚びを意識していないようなところも、かっこよかったですね。若い女性で、あそこまで男性を意識しない歌手は、それまでいなかったような気もします。安室さんはスタイルが日本人離れしていて、ミニスカートがとてもよく似合いますが、それは男性に可愛く見せるためではなく、脚をきれいに見せるためのもの。ピンクふわふわなミニスカートとは真逆の、シャープ、ストレート、キラキラなミニスカートでした。そんなところが、コギャルの「あんなふうになりたい」という思いを揺さぶったのではないでしょうか。

――安室さんのヘアメイクも、コギャルに影響を及ぼしましたよね。

浅見 なんて言ったって、あの小顔ですよ(笑)! 当時、資生堂の「ロスタロット」という小顔コスメが飛ぶように売れ、雑誌の特集でも「小顔」がよく取り上げられるようになり、小顔ブームが到来しました。それは、やっぱり安室さんの影響が大きかったように思います。今では、ギャルではなくとも、女性がメイクでシェーディングすることは珍しくなくなりましたし、写真を撮るときにあごを引いたりもしますよね。「小顔になりたい」という願望を女性に植え付けたのが、安室さんでした。

――安室さんと同じく、浜崎あゆみさんも、「ギャルのカリスマ」といわれていますが、2人に違いはありますか。

浅見 安室さんは77年生まれ、浜崎さんは78年生まれと、年齢は1つしか変わらないのですが、90年代半ばのギャル第1世代のカリスマが安室さん、2000年代初頭のギャル第2世代のカリスマが浜崎さんかなと思います。安室さんは、スタイル込みの“全身”でギャルからあこがれられた一方、浜崎さんは、“顔”であこがれられた。特にあのクリッとした目のインパクトは大きかったですよ。浜崎さんの登場で、でか目ブームが起こり、各社がマスカラを次々に開発し始めましたし、今もなお「大きな目=美しい」という価値観は根付いています。二重を作るファイバーも、浜崎さんがいなかったら生まれなかったと思いますよ。

 私個人としては、安室さんはクイーン、浜崎さんはプリンセスのイメージ。クイーンは、孤高の存在で、決定権も自分にある。プリンセスは、王様なり王子様なりがいる。実際に浜崎さんは、周りから「姫」と呼ばれていますしね。

(後編に続く)

認知症の父が土下座で「至らない人間で申し訳ない。許してほしい」――介護する娘に、頭を下げた

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。シングルマザーの春木直美さん(仮名・53)の話を続けよう。脳梗塞を二度起こした母・八重子さん(仮名)、心疾患と進行した胆管がんを抱える父・謙作さん(仮名)の二人を介護をしていた直美さんは、退院して自宅に戻った謙作さんのひどいせん妄で疲れ果て、自宅介護は限界に達していた。孫を置いて仕事に行こうとする娘、ひとみさん(仮名・27)にキレてしまうほどだった。

(前回:「父のせん妄で、もうめちゃくちゃ」育児と仕事、両親の病――追い詰められた自宅介護の果てに……

「非常識だ」医師からの激怒

 病院は受け入れてくれず、ケアマネは相談にも乗ってくれない。直美さんが最後に助けを求めたのは、謙作さんが心不全を起こしたときに診てもらったクリニックの医師だった。

「このままじゃ、私は死んでしまう。もう3日も寝ていないんです。父の下血は鮮血なんです」と窮状を訴えた。

 直美さんは以前、病状が安定した患者が在宅復帰に向けた医療を行う「地域包括ケア病棟」というものがあることを前にケアマネから聞いていたので、「地域包括ケア病棟に紹介状を書いてほしい」と頼み込んだ。

 だが、医師に書いてもらった紹介状を手に、地域包括ケア病棟のある病院に駆け込んだ直美さんは、そこの医師に激怒されたという。「急に来て、入院させてくださいなんて非常識だ」と。

 直美さんは、紹介状を書いてくれた医師にお詫びの電話を入れた。そして数日預かってくれる施設すら紹介してくれないケアマネを電話先で怒鳴った。

 途方に暮れていた直美さんに、救いの手が伸びた。紹介状を書いてくれたクリニックの医師が地域包括ケア病棟の担当医に直接電話をしてくれたのだ。激怒した医師も謙作さんの状態が良くないことがわかり、病院のベッドを空けてくれた。

 よかった、というべきなのだろうか。いや、こうまでしないと誰も動いてはくれないということなのだ。すべての扉を閉められて、追い詰められている親や家族がいったいどれくらいいるのだろう。それを考えると、暗澹たる気持ちになる。

 謙作さんのせん妄がひどく眠れない日が続いていたにもかかわらずき、子どもを押し付けて仕事に行こうとするひとみさんに、直美さんがキレてしまったときの謙作さんの姿が、今も忘れられないという。

「椅子を布団に投げつけて、家を飛び出し、ファミレスでビールを飲んで頭を冷やして家に戻りました。すると父が私に『至らない人間で申し訳ない。俺が悪いんです。許してください』と土下座したんです。母が倒れてからは優しくなりましたが、昔気質で怖かった父が頭を下げている。父にそんな思いをさせてしまったことが悔しくて、悲しくて、『お父さんは悪くないよ。ここまで育ててくれたじゃない』と父を抱きしめました」

 地域包括ケア病棟に入院した謙作さんを診察した医師に、「もう在宅でみるレベルじゃない」と言われ、驚いたという。

「この病院のスタッフには感謝してもしきれません。薬を整理して全身を丁寧にケアしてくれただけでなく、父が夜中にせん妄を起こして私の名前を呼んで探し回っても、怒ることもなく、父に『私が直美よ』と言って落ち着かせてくれていました」

 これがプロというものだろう。もちろんこれまでに直美さんにかかわってきた人たちも、皆プロだったはずなのだが――。

 謙作さんはこの病院で2カ月過ごし、病院の系列の老人保健施設に移った。認知症も進み、要介護4となっていたので、「自宅に戻せる状態ではない」と判断されたのだ。老人保健施設に入って1カ月後、謙作さんは誤嚥性肺炎を起こし、病院に運ばれた。

「入院手続きをしていると急変しました。医師や看護師が集まっていて父に近づけなかったので、せめて足だけでもと思ってマッサージをしていたところ、30分ほどであっけなく亡くなってしまいました」

 謙作さんの葬送、寺や葬儀社の手配をし、施設に荷物を引き取りに行く……と、直美さんは謙作さんの死を悲しんでいる間もなかったし、八重子さんのところに行く余裕もなかった。

元女囚も「コロナ離婚ブーム」でパートナーとお別れ! 無収入で病死の前に飢え死に!?

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

「おうちにいよう」で家庭内暴力

 コロナ問題、さすがにもう飽きましたよね。いつまで続くんでしょ?

 感染された方とご家族、お友だちはホンマにお気の毒です。私も毎日ビビりながらの生活を送ってますょぉ。ちうか、のんびり「おうちにいよう」とか気楽に言えてる人はいいですね。みんな死活問題ですよ。

 私が経営しているラウンジも、2軒とも「休業要請」で閉めたまんまで無収入。そうです、今、中野はまさかのプー太郎生活なのです。マジこの先が不安で泣きそうですょ。コロナで死ぬ前に飢え死にしたら、政府はどうしてくれるんですかね。

 そもそも豪邸ならともかく、ふつうに家の中はもともと「3密」やないですか。ずっと家にいてたら家族でケンカも増えそうですよね。

 そして……。私自身も考える時間とかが増えちゃって、「コロナ離婚ブーム」に乗って、長年連れ添った人と別れちゃいました。えへ、書いてしまいました。

 それに、やっぱり海外でも家庭内暴力が増えてるんですね。日本はカウントできひんだけで、もっと多いもわかりませんよ。

 コロナは収まってからも大変と思います。今はどんどん町のお店が廃業していますよね。私も、あと何カ月もこの状態が続いたら……何年も頑張って築き上げたお店がダメになっちゃいますね……悔しすぎますょ本当に。でもお店を閉めるしかなかった人たちは、お仕事はどうされるのでしょうか? 全員生活保護でもおかしくないですよ。

 ムショのコロナ問題も深刻のようですね。外国では、コロナの感染拡大を受けて懲役を釈放しているところも出ています。マフィアのボスも釈放されて問題になっているようです。ぶっちゃけ私も賛成できません。シャバに戻ったら絶対に悪いことをするからです。トルコでは小さな娘ちゃんを殺したバカがいましたね。なかなか殺すまではなくても、やっぱりええことはしないと思いますよ。私の経験から話してます。

 ムショ側が感染拡大におびえているのは、懲役のためを思っているわけでは全然なく、所長の出世に響くからだけでしょう。感染拡大は、懲役の自殺や脱走と同じで「不祥事」ですからね。地元の拘置所の看守がコロナに感染したとかいう話も流れてきました。とにかく懲役を刑期の間、あとは未決を判決確定まで押し込めておくのが施設のシゴトなので、それ以外は「あってはならない」のです。いうても、けっこう自殺とか起こってますよね。昔ほどは出世に響かないのとちがいますかね。記者会見で頭を下げて終わってる気がします。

ムショでコロナ騒動

 先日は友だちの友だちが入ってるムショで、ちょっと騒動があったと聞きました。何人かの「新入りさん」たちが「おかずの味がしない」と騒ぎだし、「コロナキター!」となったそうです。でも、全員熱はないし、満足に検査もできひん状態です。慌てて聞き取りをしたところ、なんと「ガチでおかずが薄味すぎた」ちゅうことでした。

 ずっと獄中(なか)にいてるグループは薄味に慣れきっていただけで、新入りさんたちには薄味すぎたんですね。施設側は「懲役の健康のため」と説明しているようですが、限度があります。

 私がいた施設はそこまで薄味ではなかったですし、麦飯も慣れるとヘルシーでおいしかったですが、こんなところで薄味が問題になるとはびっくりですね。でも塩って大事なんですよ。昭和くらいまでは取り調べで「塩抜きの食事」とかあったと聞いています。塩分が少なくなると、やる気がなくなって、取り調べで何でも「ゲロって」(しゃべって)しまうそうです。江戸時代にはそういう拷問もあったようです。

 ムショで塩分控えめ食にすると、懲役もやる気をなくしておとなしくなる……とか思うてませんかね? 想像ですけどね。これはコロナのせいではないですが、塩分控えめはほどほどに、と思います。

「たるみ改善」「小顔効果」で人気のセルフハイフ、「神経損傷」「火傷」が報告されるワケを医師解説

「『セルフエステ』の契約は慎重に検討しましょう!」

 今年2月、消費者問題・暮らしの問題に取り組む独立行政法人「国民生活センター」が、近年セルフエステに関する相談が増加しているとして、注意喚起を行った。その具体的な事例として挙げられているのが、「HIFU(ハイフ)」である。

 ハイフとは、「切らないフェイスリフト」として、近年、美容クリニックやエステティックサロンで人気を博す施術。高密度の超音波によって、皮下組織に熱エネルギーを加えることで、たるみを改善したり、小顔を叶えるというものだという。そんなハイフが最近、クリニックやエステより安価で受けられる「セルフエステ」として広がりを見せており、全国にフランチャイズ展開するサロンも登場、若者の間でブームになっている。

 しかし、その裏で、利用者から「機器を自分で操作し顔にあてたところ、唇の神経を損傷した」「やけどのように赤く腫れた」といった相談が、国民生活センターに寄せられているというのだ。専門知識のない一般人が、神経損傷ややけどの危険性もあるというセルフハイフを行うのは、注意が必要と感じるが、美容クリニックの医師たちは、これをどう見ているのだろうか? 今回、広尾プライム皮膚科の沼尾真美先生に見解をお聞きした。

以前に比べて低年齢化? 「ハイフ」は20代にも人気

 広尾プライム皮膚科でも施術メニューにあるというハイフ。もともとハイフは、「保険診療による幹細胞癌等の治療に用いられていた機械」と沼尾先生。高密度の超音波で腫瘍細胞を熱変性壊死させる治療で使われているものだという。

「美容クリニックでは、SMAS層に熱エネルギーを加えることでコラーゲンの生成を促し、たるみを改善させるというのを主な目的としているケースが多いと思います。また熱収縮させることによるリフトアップ効果も期待できます」

 この熱収縮とは、牛肉などを火で焼いた時に、キュッと縮む現象を想像するとわかりやすいとのこと。

「ハイフ施術を受ける方は、数年前だと『たるみが気になるけれど、糸を入れるなどの手術には踏み込めない』といった40〜50代、またそれ以上の年代が中心でしたが、最近では『小顔になりたい』という20代も多く、以前と比べて低年齢化している印象です」

 沼尾先生いわく、たるみレベルが大きいほど、ハイフの効果はわかりづらい傾向があり、糸リフトなどの手術を行った上で、糸を入れられない箇所にのみハイフを施すケースもあるとのこと。一方、20〜30代のほうが即時効果を得やすい面はあるそうだ。

 そんな若者にも人気のハイフだが、クリニックでの施術は、金額的な面で、誰もが気軽に受けられるものではないだろう。というのも、特に「元祖ハイフ」と呼ばれ、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を得ているハイフ機器「ウルセラ」による施術は、クリニックによっては1回30〜40万円することも珍しくない。現在では、「ウルセラ」より安価なハイフ機器が登場し、クリニックでの施術代も以前と比べて安くなりつつあるとは言え、それでも1回10〜20万円程度の価格設定が一般的のようだ。

 しかし、エステでのハイフは「1回1〜2万円」程度、セルフハイフに至っては「1回3,000円」を切るというサロンも存在しており、若い世代にとっては手を伸ばしやすい価格帯と言えるだろう。しかし国民生活センターには、その安全性を疑問視するような相談が寄せられているのだ。では具体的に、セルフハイフでの神経損傷や火傷はいかにして起こるのか。

「クリニックでのハイフ施術でも、神経損傷のリスクはあります。特に『ウルセラ』は高出力で、熱エネルギーがかなり深いところにまで届くので、かなりの痛みを伴うとともに、打ち方によっては神経を傷つけしてしまうことがあり、実際にそういった事例を見たこともあります。一方、セルフハイフでは、おそらくクリニックで使用するハイフより、低出力で皮膚の浅い部分にしか照射できない仕様になっているのでしょうが、出力の高低が安定しないこともあるのでは。浅いところに神経が通っている“ハイフを当ててはいけない部位”……例えば、口の下のあたりやおでこのサイドに、たまたま強い出力で照射してしまった場合、神経を損傷する危険性はあると思います」

 セルフハイフでは、事前に「照射してはいけない箇所」の説明がされているというが、機械の操作に慣れていないと、“ついうっかり”が起こる可能性は否めないだろう。クリニックの中には、患者さんの顔にマーキングをして、「打ってはいけない箇所」を明確にするなどの対策を取っているところもあるというが、「セルフハイフの場合、マーキングをせず、鏡を見ながらハイフを当てていくと聞くので、大丈夫かなとは思います」とのこと。なお、この照射深度は、ハイフのハンドピースのヘッドを押し付ける強さによっても変わってくるというだけに、セルフで行うには、経験がないとなかなか難しいものなのかもしれない。

「また、ハイフは動かしながら皮膚に照射していくのですが、重なって同じ箇所に打ってしまうと、火傷のリスクもあります。基本的にハイフの施術には、解剖学的な知識と技術が必要となるというわけです。繰り返しになりますが、セルフハイフはそういった知識や技術がなくても受けられるよう、低出力に設定されているのだろうと考えられるものの、だとすると『効果を実感できないのでは』とも思ってしまいますね。同じハイフと言えど、『ウルセラ』とセルフハイフの機械とでは、まったくの別物なのかなと感じます」

 「ウルセラ」は、コラーゲン生成期間を考えると、「半年に一度受ければ十分と言われている」というが、セルフハイフは、2週間ごとの施術が推奨されるケースが目立つ。沼尾先生は「それだけ頻繁に受け続け、例えば20年後に皮膚がどういう状態になるのかは、しっかり検証されていないのでは」といった疑問も抱いたそうだ。

 誰もが気軽に受けられるセルフハイフだが、実際にサロンに足を運ぶ前に、ハイフとは何かを調べてみるということが大切なのかもしれない。

沼尾真美(ぬまお・まみ)
2006年、香川大学医学部卒業後。医療センターにて皮膚科、形成外科、都内美容クリニック院長を経て、昨年から広尾プライム皮膚科勤務。主に得意としている治療は「注入」と「スレッドリフト」の治療。
広尾プライム皮膚科

ーー後編では、「セルフハイフ以上に、エステティシャンが施術を行うハイフのほうが危険度が高いのではないか」とする医師の見解をご紹介する。

「どうか幸せになって」「毅然と振る舞ってすごい」夫のスキャンダル対応で好感度を上げた芸能人

 4月19日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、元衆院議員でタレントの宮崎謙介&金子恵美夫妻が出演。新型コロナウイルス対策をめぐる政府の動きについて、意見を述べるなどしていた。

「かつて、『政界一の“遊び人”』と言われていた宮崎は、加藤鮎子衆議院議員と離婚後の2015年に、金子と再婚しました。男性の国会議員として、初めて育児休業取得を宣言して注目を集めましたが、16年2月、金子の出産間際に自宅マンションへ女性タレントを招き入れた不倫疑惑が『週刊文春』(文藝春秋)にスッパ抜かれ、議員辞職へと追い込まれています。しかし、金子は今年1月26日放送の『サンジャポ』で、『夫の人格を否定されるのもいやだった。“離婚しないの?”と周囲から結論を押しつけられるのもいやだった』などと語っています。不倫騒動で宮崎が世間からバッシングを浴びても、フォローするような姿勢を見せていましたね」(芸能ライター)

 ネット上では、金子のこうした発言に対して「他人事だから笑える話だけど、本人は相当苦労してきたはず。それでも毅然と振る舞っていてすごい」「あんな屈辱的なことをされても、家族として受け入れた金子さんは器が大きい」「不倫に厳しいご時世だけど、本人たちが納得してるならそれでいいんだよね」といった声が上がっていた。

 金子のように、夫の不貞によって高感度を上げた芸能人妻はほかにも。俳優・東出昌大の妻で女優の杏がその一人だ。

「今年1月、女優の唐田えりかと3年にわたって不倫関係にあったと報じられた東出には、現在も世間から批判の声が絶えません。そんな中、杏は2月18日に都内で行われた文化庁主催のイベント『文化プログラム参加促進シンポジウム』に出席。報道後初めて、公の場に登場するとあって、大きな注目を集めました。杏はイベント終了後、報道陣へ向かって『この場に関係ないことで恐縮です。いろんな方にご迷惑をおかけし、お騒がせしてしまって申し訳ありません』と、東出の騒動について謝罪したんです」(同)

 杏の対応について、ネット上では「杏さんは肝が据わっている。応援したくなる人だなあ」「杏さんにはどうか幸せになってほしい……」「メディアへの対応に品格感じる。東出のことは本当に腹が立つけど、杏さんには頑張ってほしい」といった応援の声が多数上がっていた。

 16年10月、歌舞伎役者・中村橋之助の不倫が報じられた際も、妻でタレントの三田寛子が記者に対応。降りしきる雨の中、三田はビニール傘を差して「芸以外のことでお騒がせする結果になってしまい、夫婦で主人も私も至らぬ点がありましたので、深く深く反省しております」と、騒動を謝罪した。

「18年3月30日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した三田は、“梨園の妻”について語っています。アイドル時代に橋之助と出会った三田は、3年半の交際を経て結婚。その際、『歌舞伎役者との結婚は就職』と覚悟を決めたなどと語っていました。厳しい試練にも屈することはなかったという三田は、『それがやっぱり愛の力っていうんですかね~』と、満足げな表情を見せていました。 ネット上では、『夫を心から愛していなければ無理な話だと思う』と三田を称賛する声もありましたが、『ちょっと無理してないか心配。優しすぎるから夫が調子に乗るのでは?』『妻が甘やかしてるから夫が反省できないんだろうな』という意見も少なくなかったです」(同)

  “不倫”は世間から批判を浴びるだけでなく、夫婦の明暗を大きく分ける人生の節目となるのだろう。

「ゴキブリがいそう」「人間が生活してると思えない」“汚部屋”公開でイメージを下げた芸能人3人

 フリーアナウンサーの加藤綾子似としてブレーク中の芸人・餅田コシヒカリが、3月4日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演。ゴミが放置された“汚部屋”を公開し、視聴者をドン引きさせていた。

「宮城県から上京した餅田は、現在一人暮らしをしているといい、自宅をVTRで紹介しました。しかし、玄関にはゴミ袋が放置されており、『(ゴミは)溜めて一気に出したいタイプ』だと明かしていました。部屋の中には、賞味期限が2カ月前の牛乳や、飲みかけのペットボトルが散乱している状態で、枕の下からは乾燥したコンタクトレンズまで発見されたんです。スタジオでは悲鳴のような驚きの声が飛び交い、ネット上でも『よくこんな部屋住めるな』『ガチの汚部屋だった……』『不衛生すぎる! ゴミぐらい捨てろよ!』といった拒否反応を示されていましたね」(芸能ライター)

 4月6日放送の『有吉ゼミ』(同)でも、餅田の自宅を訪れる企画があった。引っ越して7年になるというが、掃除は餅田の母親がやってくれた一度きりだと明かしていた。

「お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんは、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でも何度か紹介された“汚部屋”の現状を、3月4日に自身のインスタグラムで公開しました。床だけでなく、ベッド上にまで洋服などが散乱しており、部屋の中心にあるエアロバイクには大きめのビニール袋が掛けられていました。ネット上では『きったな! ゴキブリがめっちゃいそう……』『人間が生活する部屋とは思えない』『エアロバイク、明らかに使ってないでしょ!?』といった意見が飛び交いました」(同)

 新型コロナウイルス感染防止のため、外出自粛が続いている今、クロちゃんは頻繁に自宅での自撮り写真をインスタグラムにアップ。しかし、この“汚部屋”が写るたびに、コメント欄は「マジで汚い!」「ちゃんと掃除して!」といったツッコミで埋め尽くされている。

 2019年7月15日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に俳優の菅田将暉と柄本佑が出演した際は、菅田が“汚部屋”の住人だと発覚している。

「2人はプライベートでも交流があるらしく、柄本は菅田の自宅について、『ゴミもそうですし、シンクの中に食器がバーっと(置いてある)。台所の脇にでっかいゴミ袋が2つ。開きっぱなしの(袋)があって、飲みかけのコンビニのアイスコーヒーがバンッと捨ててあった』と、状況を説明しました。菅田は『ありのままの僕を見てほしい』という理由から、掃除をしなかったようです。ネット上では『よくある若者の部屋だけど、俳優としてはマイナスイメージ』『人が来るときぐらい掃除したらいいのに……』という意見の一方で、『忙しいから掃除する暇ないのかな?』『菅田将暉も汚い部屋に住んでると思うと安心する』など、“汚部屋”を擁護するコメントもありました」(同)

 自宅は完全なプライベート空間とはいえ、いきすぎた“汚部屋”が世間に知られてしまうと、タレントイメージにまで影響を及ぼしてしまうようだ。