ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、5月21日~28日公開の動画をチェックします!
美 少年・浮所の“手越ポーズ”に「今はダメ」の声
美 少年の動画は、通常回の「【それ当たり前?】お味噌汁の具材定番5つ選ぶとしたら?」(23日)と、プロモーションの「【問題作!?】スローモーション映えに挑戦してみた!」(25日)の2本が配信されている。1本目は前週に引き続きリモート収録で、オープニングでは浮所飛貴が「企画を持ってきました。『教えて王道5選』!」と企画を発表。これは、スタッフからお題を与えられたメンバーが王道だと思う5選を考えた後、ほかのメンバーが推測していくというゲームだ。
今回は、藤井直樹、金指一世、佐藤龍我が順番に親となり、「味噌汁の具材」(藤井)「夏に食べたくなるもの」(金指)「魚といえば?」(佐藤)をテーマに予想合戦を展開。各々の成績によって一喜一憂する中、親の佐藤は正解を明かす前にうっかり口を滑らすなど、天然キャラぶりを発揮した。なお、佐藤がスケッチブックを裏返した13分6秒頃、よく見ると「そうめん」「すいか」といった文字が紛れているほか、ローマ字のサインのような形跡も。空き時間にサインの書き方を練習していたのかもしれない。
終始、楽しそうな美 少年に対し、コメント欄には「リモートでも美 少年のわちゃわちゃ感が伝わってきて面白い。見ていて元気が出る」「天然爆発な龍我ちゃんが可愛いし、しれ~っとサインの練習を怠らないところは尊敬する」「みんな優しすぎて、肯定的で平和な美 少年に癒やされる」「メンバー誰も指摘してないけど、金指くんの『かき氷』が『かき“永”』になってる(笑)」と、さまざまな感想が寄せられている。
一方、浮所は10分4~9秒頃にNEWS・手越祐也が得意とする「テイッ」らしきポーズを披露していたが、一部視聴者はこの部分に反応。手越の度重なる“ステイホーム破り”が問題視された直後だっただけに、Twitter上では「浮所くんが『テイッ』って言った瞬間、マジで固まった。今の時期にそれは……」「美Tubeはいつ撮ったの? 今、『テイッ』はダメ」「YouTubeで『テイッ』ってやってたけど、手越みたいな人間にはならないで」「浮所ファンだから、手越の真似はしないでほしい」「浮所くんが『テイッ』ってやってたけど、今は自粛したほうがいい」「浮所くんの『テイッ』は可愛いけど、手越みたいにチャラくなったら泣く」「浮所、手越にあこがれてるんだったら、今すぐやめたほうがいい」と、辛らつな声も少なくなかった(26日には手越の活動自粛処分も明らかに)。
2本目は、ロート製薬株式会社の日焼け止め商品「スキンアクア」とのコラボレーション動画。3月に室内プールにて撮影したものだそうで、プールから上がった瞬間をスローモーションで撮り、その際のキメ顔&さわやかなキメ台詞について判定する「スローモーション映え選手権」を行っている。冒頭で「水面から出るから、たぶんだいたいがみんなブサイク」(浮所)「ジャニーズであり、美 少年でもあるからね」「プライド持ってやっていこうよ!」(岩崎大昇)と話した彼らのカメラ映りは、ぜひ本編で確認してほしい。再生回数は、1本目が25万台、2本目は24万台(29日時点)。
21日の動画は「Travis Japan【祝!松田元太】21歳にサプライズレター!」(再生回数は29日時点で52万台)。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、Travis Japanは5月7日公開の動画から、リモート形式で収録を行っている。初回は、中村海人の誕生日をお祝いするため、メンバーがサプライズで手紙を書いて朗読したが、今回は4月19日に21歳になった松田元太バージョンだ(収録の2日前が誕生日当日だったそう)。
まずは川島如恵留が「俺からいくわ!」とトップバッターを申し出ると、宮近海斗は「如恵留が一番しっかりしてるからね」と、ボソリ(これが結果的に“フリ”になる)。実際、川島はメンバーイチの高学歴なのだが、手紙自体は「げんたくんは、きょうもとってもげんきにすごしていますか? げんたくんはいつもげんきです。だからきょうもきっとげんたくんはげんきだとおもいます。げんたくんはなんさいになったのかな?」と、全編にわたってひらがなで書いたものだった。読み方も“小さい子向け”になっており、「きょうはげんたくんのごいりょく(語彙力)にあわせておはなししてみました」とのこと。普通ならば、「おい!」や「ふざけるな!」とツッコんでもおかしくないところだが、純粋な松田は素直に「ありがとう!」「如恵留らしく、こう伝えてくれて。これからも一緒にふざけ合いましょう!」と、にこやかに受け止めていた。
次の吉澤閑也は、「元太と初めて会った時のことは、正直あまり覚えてないです」と、突き放す一文からスタート。しっかりと笑いを取った後は、「今でも元太はいろんな人に好かれていたり、仲良くしてるエピソードとかを聞いていると、本当にこの人は、愛されるために生まれてきたんだなって思います。元太といるとスゴくハッピーな気持ちになります」と、人柄をベタ褒めした。また、「いきなりだけど、8.8の時、元太が泣いていたのを思い出しました」と、昨年8月開催のコンサート『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』にも言及。当日はSixTONESとSnow Manが同時CDデビューを発表し、Travis Japanが悔しい思いを味わった瞬間でもある。
当日の出来事については、「元太や如恵留が泣いてるのを見て、俺は泣いたらダメだ。こんな時こそみんなを支えてあげたいって思った!」と、回想。「いつも元気な元太が泣いてる時は、俺に頼ってください! 俺はみんなの味方だし、元太の味方です。これからも、元太は元太らしく、トラジャにいてください」と、エールを送った。普段は一発ギャグを披露するなど、バラエティ色の強い吉澤だが、こうした場面ではおふざけモードは封印。松田や視聴者の心をグッと掴む、“エモい”手紙を読み上げた。松田にとっても、吉澤の存在は大きかったようで、「しずね、ホントありがとうね。心の優しい人だなっていうかさ。8.8の時も、隣でもう静かに、肩をこうやってやって支えてくれたり、無言で支えてくれるというか。スゴいリアコ(リア恋)枠で。ホントうれしかった」と感謝。
七五三掛龍也は「目の前でヒゲを抜くのはやめてね」と、具体的に直してほしい松田のポイントを挙げつつも、「元太はトラジャの最年少で、いつも元気いっぱいで、踊るとセクシーだし、ギャップがあるよね。元太は、我が道を行くスタイルがあって、それがカッコいいし、俺はそんな元太が好きだよ!!」と、愛の告白。プライベートでご飯に行く機会が多いという七五三掛ならではの目線で、手紙をしたためたのだった。感想コメントでは、天然キャラな松田らしい珍発言が飛び出す一幕も。
宮近は「めんどくせーな」とボヤいた後、たどたどしい口調で食事のエピソードを振り返る。実際に文字は書いておらず、中村の回と同様に“アドリブ朗読”というオチ付きだったが、松田は「やっぱ、ちゃかっぽくて、素直になれないっていうか。本当はありがとうって思ってるのに、なんか言わない感じ」「うれしかった」と怒ることもなく、きちんとお礼の言葉を述べた。中村は「ご飯行くと、いつも熱い話をするよね。自分たちの行き詰まった時、いつも助けられてるよ!!」「Travis Japanに入ってくれてありがとう」などと、いつもはなかなか伝えられないようなメッセージをプレゼント。5人目までが終わった段階で、メンバー個々で食事に行った話が多く出ていただけに、松田がいかに人付き合いがうまい性格であり、それぞれと良好な関係を築いているのかがうかがえた。吉澤が「愛されるために生まれてきた」と表したのも、納得だ。
そして、大トリに選ばれたのは、松田の相棒・松倉海斗。この2人といえば、2014年5月以降は、Sexy Zoneの派生ユニットで、松島聡率いる「Sexy 松」のメンバーとして一時的に活動。同グループが自然消滅してしまい、17年11月、ともにTravis Japanに加入した。松倉は、松田と最初に出会った11年2月からの思い出を語った上で、「なにげなく元太が近くにいることや、“シンメ”として、ニコイチになることが多くなりました。お互い、若い頃はギスギスすることも多々ありましたね。喧嘩して2カ月間、一切口をきかない時もありました」と衝撃的な過去を激白。しかし、松倉が15年にKinKi Kids・堂本光一主演舞台『Endless SHOCK』に出演し、松田と離れた期間によって、「あらためて元太の大切さや、偉大さ」を感じたという。こうした“松松の絆”を思い返した松倉は「元太がいたから、今の自分がいるよ。これからもよろしくね」と、締めくくった。
ほかのメンバーも感動したのか、感慨深げな表情を浮かべる一同。ここで、川島は18年11月配信の動画「【ベストフレンドS】話題のカードゲームで大盛上がり!」でも口走った「やっぱり松松かよ!」の一言をつぶやき、周囲も「出た!」「久々に聞いたわ!」と興奮。6人分の愛のこもった手紙はどれも素晴らしい内容であり、優劣をつけるわけではないのだが、個人的にもやはり終盤の松倉の手紙で、胸がいっぱいに。Travis Japanに入る前から2人を見守ってきたファンならば、おそらく涙腺崩壊必至のシーンだろう。松田の“愛され力”を象徴するような、笑いの絶えないハートフルな1本となっていた。
コメント欄やSNSでは「Travis Japanのグループ愛、何回見ても泣ける」「史上最高の涙の回になった!」「Travis Japanって、雰囲気から“優しさ”が滲み出てるグループだよね」「やっぱり松松は運命共同体なんだなってあらためて思った」「松松はもちろんだけど、トラジャみんなが素敵な関係なんだなってのが伝わる」「松倉くんが元太に手紙を読んでる時の5人の表情もスゴく良かった。心の底から、松松が加入して良かったと思ってるんだろうな」と、感激の声があふれている。
22日に更新されたのは「7 MEN 侍【人狼がいる脱出ゲーム】謎解いて…裏切り者を探せ!」(再生回数は29日時点で25万台)。前週の動画で、「【ガムテープで拘束】何秒で脱出できる?」に挑戦した6人。この回は、2組に分かれて、敵チームのメンバーをガムテープやサランラップで拘束し、どちらが早く脱出できるかを競い合った。しかし、今回は昨年春にSixTONES、Snow Man、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年がチャレンジした曜日横断特別企画と同じ要領で、謎解きがメインのリアル脱出ゲームを実施。7 MEN 侍バージョンの面白いところは、ただ問題を解決して脱出するだけではなく、実は答えを知っている“人狼”が潜んでいること。あるメンバーは仲間を騙しつつ、ミスリードしていく役割を任されていたのだ(ほかの5人は人狼の存在すら知らない状態)。
制限時間は、7 MEN 侍にかけて7分。会議室に閉じ込められた後、6人は次々とテレビ画面に表示される「椅子」「緑」「右回り」といったヒントを頼りに、答えを予想していく。ちなみに、動画内の彼らの様子はというと、矢花黎は撮影開始早々に白目をむいたり(58秒頃、1分28秒頃)と妙なテンションだったほか、相変わらず静かな今野大輝とは対照的に、本高克樹、中村嶺亜、菅田琳寧は積極的にアイデアを出していた。その裏で、固定カメラへのアピールも忘れず、定期的におかしな言動をとる佐々木大光……。脱出を阻止しようとする裏切り者は一体誰なのか、視聴者も推理しながら動画を楽しめる。
そして、最終的に1人の人狼が隠れていたと聞くと、それぞれの発言を思い出し、怪しい人物を特定する流れに。周囲を欺くには知性も必要となるが、筋肉自慢の菅田に関して、今野が「琳寧は脳筋だからない」と、さりげなく暴言を吐くシーンも。結果を知った後は「新しいね。これ流行るんじゃない?」(菅田)「バズりますね」(今野)と、この企画に手応えを感じているようだった。人狼の正体は終盤まで伏せられているだけに、見終わった後にもう一度再生したくなった人も多いはず。5月8日配信回より始まったエンディングの「お題当てお絵かき」コーナーを含め、遊び心満載の7 MEN 侍の動画は、“おうち時間”にピッタリの1本だろう。
24日に更新されたのは「HiHi Jets【ねぇ最近何してる?】初リモートで近況報告会!」。HiHi Jetsにとって初のリモート収録で、それぞれ自宅で撮影している模様。「めっちゃ久しぶりだね」(高橋優斗)「久しぶり。元気だった?」(猪狩蒼弥)と挨拶からスタートし、高橋が「みんな環境によってでしょうけど、きっとたぶん、これ家族に丸聞こえですからね」と言うと、井上瑞稀は「申し訳ないけど、なかなかスイッチは入らないよ!」と、正直に打ち明けた。
そんな彼は、ラフな部屋着スタイルだったものの、最低限のメイクは施している様子。個人的には、高橋&猪狩の眉毛が普段よりしっかりしているように見え、メイク感覚を失っている彼らに外出自粛生活の長さを感じた。また、ゆる~いトークを繰り広げていると、猪狩は「っていうかさ、ヤバくない? この感じ。俺、どうやってしゃべってたっけな? みたいな。今だって……こんな面白くない? 超つまんない、この会話」と反省モードに。そして「ちょっと暑くなってきた。冷房入れよう。さよなら~」と立ち上がった瞬間、突如として高級感あふれる椅子がお目見え。「椅子、ヤバくね!?」(高橋)「どっかの王様なの!?」(井上)「貴族みたいな椅子じゃん」(高橋)と、ザワつく一同だった。
以降は、トレーニングに励む橋本涼の肉体美に食いつき、「ヤバイよ、肩幅」(井上)「ゴリゴリじゃない!?」「笑っちゃうんだけど」(猪狩)と、盛り上がるメンバー。この流れで、エンタメサイト「ISLAND TV」(4月27日配信)内で、女性アイドル「バナナナナナ」に扮したモーニングルーティン動画に言及。「1人だけ、全然テイスト違くなかった!?」「あれ、ひどいよ!」(高橋)とダメ出しが入り、問題の“筋トレキャラ”の映像も放送された。その後、1日の予定を円グラフで紹介。睡眠時間はバラバラで、現在の生活リズムの影響もあり、「体動かさないからさ、お腹減らなくない? 俺今さ、全然メシ食わないんだけど」(井上)「俺も入らない。いつも通り入らないわ」(作間龍斗)「ブクブク太ってるんだけど」(猪狩)と、体調にも変化があったようだ。ここで、ストイックな橋本ですら、「太るのはしょうがないよね。今の期間は。みんな」とナイスフォローを挟んでいた。
そんな橋本の1日をチェックすることになると、猪狩は「“ガチもっちゃん”の見ますか」と筋トレをガチでやってる橋本をイジり発言。すると、橋本は毎日2時間も筋トレしていることが明らかになり、「ご飯も今、スゴいこだわってて。カリフラワーとかさ、そういうのにしたりとか。低糖質なものとか、結構考えて、自分でやってるの」と橋本。「いつか、俺のガチもっちゃん企画やるからさ!」と宣言し、「筋肉の時、ガチもっちゃんだから」と猪狩命名のあだ名を受け入れた上で、「マジ、逃さないからね。4人」と、恐ろしい一言を放った(スパルタ指導になりそう)。かたや、家族と花札ばかりやっているという猪狩は「いやいや、俺は見とく」と断固拒否したが、果たして“ガチもっちゃん”によるトレーニングは実現するのか……。
後半は、在宅でできる「今後やりたい企画」について相談していると、初期の「寝かしつけ絵本『赤ずきん』と『桃太郎』【イケボ】」(同4月1日)「HiHi Jetsがことわざに挑戦状【2階から目薬】」(2018年3月25日)や、同年9月配信の高尾山ロケの思い出を振り返る5人。井上発信で、パート別にアカペラで多重録音する動画の案も浮上し、最後に高橋は「こういう形(リモート)で、ちょっとずつお届けしていければなと思っていますので、ぜひよろしくお願いします」と、視聴者に呼びかけていた。再生回数はいつもよりハイペースで、公開後5日時点にして57万台を記録している。
27日の動画は「少年忍者【最近家で何してる?】まずは11名でリモートに挑戦!」(再生回数は29日時点で24万台)。少年忍者初のリモート収録で、今回は青木滉平・小田将聖・川崎皇輝・北川拓実・黒田光輝・鈴木悠仁・瀧陽次朗・長瀬結星・平塚翔馬・深田竜生・檜山光成の11名が出演。それぞれの1日のスケジュールを絵日記&円グラフで公開しているため、26分の長編となっている。オープニングは、川崎が「お久しぶりです」「僕たち、仕事的には3月末に最後会ったので。もう約1カ月半以上、会ってないわけですよ」と切り出すと、深田は「寂しいっすね」と、返答。
外出自粛期間中の生活について話題が及ぶと、「愛犬とイチャイチャしてました」(瀧)「俺はゲームしかしてないっすよ」(北川)との報告が出たほか、深田は「アコギ(アコースティックギター)始めました」と報告。そんな深田はヘアスタイルも影響しているのか、どこか精悍な顔つきになったよう。また、ライフスタイルに変化が生じたメンバーも多く、長瀬をはじめ、11人中7人が料理を始めたとか。1日のスケジュールを見ていくと、中には規則正しい毎日を送る人もいれば、かなり生活サイクルが乱れている子も。
一方、意外にもヤンチャな一面をのぞかせたのは小田。「おねえちゃんにちょっかい出しますね。おねえちゃんがスマホ(スマートフォン)イジってる時に、勝手に部屋入って、爆音で音楽流したりしてますね」と、なかなか迷惑なイタズラを仕掛けているそうだ。普段、深々とお辞儀する姿や、敬語の使い方などから、筆者は勝手に“おとなしい、礼儀正しい子”というイメージを抱いていただけに、小田の新たな一面を知ることができたエピソードだった。さらに、周りを楽しませようとネタを仕込む黒田・長瀬のサービス精神や、瀧・平塚の味のある絵も注目ポイントだ。
なお、後半では、ステイホーム期間に一芸を身につける「少年忍者の○○マスターへの道」企画の始動が明らかに。事前にスタッフから宿題が出ており、個々に考えたテーマを発表していった。お題の被りは禁止で、「毎日10分でもいいので必ず練習風景を自分で撮影」「達成できなかった人は罰ゲーム(特製ジュース)」といった条件付き。決定したテーマは、「ルービックキューブを全面揃える」「3Dラテアート」「英単語300個覚える」「ミュージカル絵描き歌」「こよりを使って1分間で10回クシャミを出す」「1日1個モノマネを習得」など、バラエティに富んだ内容となっていた。概要欄によれば、「他の11名は後日登場します」とのことで、今後の配信も楽しみに待ちたい。
渋谷典子(仮名・当時26)が、福岡則夫(仮名・当時21)さんをめった刺しにしたのは、1997年10月19日、19時15分過ぎのこと。福岡さんは近くの病院に搬送されたものの、1時間半後に息を引き取った。学習院大学文学部哲学科4年生の福岡さんと、風俗店勤務の典子。出会いは、福岡さんのアルバイトがきっかけだった。夜の六本木でスカウトマンとして稼ぐ福岡さんが、山梨に暮らす典子を口説き落とし、新宿の風俗店に入店させたのだ。「有名大学の学生でしっかりしている」ーー親身に世話を焼く彼を信用した典子は、「お金を貯めて美容院を開き、彼と結婚する」という夢を持つ。マンションに同棲し、多い月で250万円は稼ぎ、店でもナンバー3となった典子だったが、福岡さんには、スカウトの顔とも、大学生の顔とも違う、別の顔があった。