汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。
今回のテーマ:かさばる『書類収納』を簡単にまとめたい
前回でリビングが終わり、いよいよ最終ステージ「小物・書類の整理」に入ります。長引く「おうち時間」で家の片付けもやり尽くした! という方にもオススメしたい「書類整理」を始めていきましょう。
[Before]
書類を仕分けする場所、保管する置く場所(モノの住所)を決めていないと、どんどん溜まってしまうのが「紙モノ」の怖さ。必要なときに見つからず、約束の日を忘れてしまったなんてことありませんか? 面倒だと後回しがちな「書類整理」ですが、実は簡単なんです。その方法を、[ポイント別]に解説していきます。
まずは、片付け前の「書類の動線」をチェック!
[動線を整理してみると]


どれだけ「紙モノ」が家に入ってくるのか、上図のように整理してみました。もの凄い量と種類ですよね。この他、ポストに入ったチラシや紙袋まで紙はやってきます。でも実は、お金に関係する「重要書類」以外は、「すべて不要」と考えれば簡単なんです。
[ポイント.2]紙のまま残すのは「重要書類」だけ!

お金に関する「重要書類」を上図にまとめました。もちろん、お金の運用法や職種で内容も変わります。何を残すべきか、がわかればゴールはそこです!
ちなみに、「子どもの思い出」を残したい家庭は? 子どもが描いた絵、通知表などは「親の思い出」です。だから、ダンボール1箱までと上限を決めるとスッキリ。収納が少ない家では、写真(DATA化)にします。できれば、記憶が新鮮ないうちにやってしまうほど◎(例えば、テストで100点を取った日に撮影、期限を決めてから処分など)。今は、スマホでクラウド管理のほうが“もしも”の時も消えずに済みます。
[筆者宅例]
個人事業主の場合、確定申告のため5〜7年の保管が必要です。家計簿を付ける家なら[収入・支出]を記録するまで保管。一般的には、レシートに記載された返品と交換期限(平均1〜4週間)まで持つと安心です。毎日のレシート整理(お金の動きを確認する習慣)が、無駄使いの見直しにも役立ちます。
[ポイント.4]家の「重要書類」を仕分ける4つのステップ

次に、仕分け方(4つのステップ)を説明します。もちろん、住人の性格や収納家具によっても変わります。基本的には、「入れるだけ」「挟むだけ」などワンアクションで済むようにまとめます。
[1]重要書類を1カ所(トレーなど)に集める
[2]種類別(契約書関係など)に仕分けする
[3]保管期間別(短期/長期)に分ける
[3A]短期の保管……DATA化、貼る、箱に入れるなど
[3B]長期の保管……ドキュメントorクリアファイルに挟む
[4]置く場所(住所を決める)に保管する
筆者宅の例(収納法)を使って、よりわかりやすく説明していきます。
[筆者宅例]
郵便物からチラシなど処分する紙を抜いてから、まとめて確認できる日まで、「重要書類」を1カ所に集めておきます。ただし、学校や塾から届く子どものお知らせは手にした瞬間に確認。重要ならその場で、スマホや手帳に記録。提出期限があれば、その日に書いて置くなど習慣化。
[ステップ.2]クリアホルダーを使って「種類別」に仕分け
[筆者宅例]
続いては、種類別の仕分け。「お金に関する資料」をはじめ、検討中のカタログや確認前の通知も入ります。25年以上試した結果、クリアホルダーを使った方法が簡単でした。これなら、家族も迷いません。仕分け後は、しっかり目を通して「保管」か「処分」の2択に振り分けます。
[筆者宅例]
種類別に分けたら、保管期間別に分類します。例えば、契約の支払日など近日中(短期)に必要な書類と、不動産売買の契約書(長期)では保管する場所が変わります。写真は、ダイソーのクリア書類ケース(200円)にまとめた「長期保管」の種類別収納。
[短期]「貼る」方法がラク!
[筆者宅例]
「短期保管」は、スマホを使ったDATA化とマグネットやボードに貼った正面管理が簡単です。テーブル上で管理できる家なら、横置き(レタートレイ、重ね箱)や縦置き(ファイルボックス)も良いですが、忘れがちになります。
[長期]入れるより「挟むだけ」が簡単!
[筆者宅例]
長期保管する「重要書類」は、「挟むだけ」のクリアホルダーが簡単。「投げ入れるだけ」のドキュメント型も◎です。1枚づつシートに入れる「シート型ファイル」は見やすい反面、更新(処分)しにくい欠点があります。
[筆者宅例]
短期は目に入る場所へ。長期保管する「重要書類」は、引き出しや棚の中へ。いざという時に、家族みんながわかる置く場所(モノの住所)を決めておきます。このように、戻す場所を決めるだけで紙モノの散らかりがなくなります。
[ポイント.5]スマホアプリを使って、家中「ペーパーレス」に!

長い「おうち時間」こそ、スマホアプリを使った「ペーパーレス」に挑戦! 筆者宅でも上図のアプリを使って、「紙のレス化」に取り組んでいます。例えば、レシートを撮影するだけで家計簿になる「マネーフォワード」や、待つ時間がない「薬局店のアプリ」、近所のスーパーのアプリでポイントカードも処分できました。スマホ収納に切り替えることで、お財布もスリムになります。
Mさんにも、さまざまな家電の取扱説明書が見られるアプリ「トリセツ」をダウンロードしてもらいました。かさばっていた「取扱説明書」もぜ〜んぶ処分! いつでもどこでも家電のサイズ、使い方を探し出せます。登録や打ち込みも簡単だから、10分程度でサクサク終了です。
[Mさん宅After]
Mさん宅の長期保管する「重要書類」はコレだけとなりました。細かい仕分けは、旦那さまと取り組む必要があるので、これからまたスリムになる予定。
[ラスト]書類を整理する「動線作り」もスッキリのコツ!
[Mさん宅:After]
Mさん宅のリビングです。書類の整理を食卓テーブルでする場合、玄関からの流れ(動線作り)も重要ポイントになります。書類を仕分けする場所、保管する置く場所(モノの住所)を決めるだけで片付けやすい家に変身です。
☆☆☆収納のお悩み[何歳でもOK!]大募集!☆☆☆
片付けのちょっとした“お悩み”に、収納ライターの伊藤まきさんが、目からウロコの解決方法を提案します! アナタの部屋の「困っている場所」の写真を撮って「お悩み詳細」のコメントを添えて、下記よりご応募ください。