パーフェクトだった母が脳梗塞にーーシングルマザーが直面した、両親の壮絶な介護

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。新型コロナウイルスで、外に出かけられずに鬱々としている親世代は少なくない。デイサービスやショートステイが中止されたり、施設への面会が禁止されたりしているという声も聞こえてくる。高齢者が感染すると重症化する恐れがあることから、これらの対応は当然なことだろう。とはいえ、これが長期化するとどんな影響が出てくるのか心配だ。

 さて、今回は仕事をしながら両親を見送ったシングルマザーの話をお届けしたい。

娘を育ててくれた自慢の母

 春木直美さん(仮名・53)は、東京郊外のマンションに一人で暮らしている。離婚したときには1歳になったばかりだった一人娘のひとみさん(仮名・27)は、結婚して家を出た。時間が変則的な仕事の直美さんに代わって、ひとみさんを育ててくれた両親の謙作さん(仮名)と八重子さん(仮名)は、1年ほど前に相次いで亡くなった。

「私が仕事を続けられたのも、20年以上ひとみを育ててくれた両親のおかげ。本当に感謝しています。母はいつも自分のことは二の次。昔かたぎの父や私たち家族を第一に考えて、とことん尽くしてくれる人でした。家事はパーフェクト。特に母の料理は誰もが絶賛するほどの腕前でした」

 母の八重子さんは80歳を過ぎたころから、足の痛みを訴えるようになった。検査したところ、脊柱管狭窄症だと診断された。痛みのため、足腰の筋肉も固まってしまっており、強い痛みが毎日朝から半日ほど続いた。

「母はリハビリにも通いながら自分でもストレッチを続けていました。調子がいい日には買い物に行けたし、家事もやってくれていました」

母が脳梗塞に――

 そんな日々が2年ほど続いたある日、八重子さんがこれまでになく強い痛みを訴えた。歩くことはもちろん、立ち上がることもできない。這ってトイレに行くほどだったが、八重子さんも直美さんも脊柱管狭窄症による痛みだと思い込んでいた。いつものように、時間がたてば痛みも治まるだろうと楽観視していたのだが、逆に八重子さんはだんだん顔色が悪くなり、ついには唇が紫に、口も半開きになった。

 この頃、直美さんは仕事のため東京で生活し、週末には実家に戻るという生活をしていた。というのも、いったん結婚して家を出たひとみさんが、夫のDVが原因で幼い娘を連れて実家に戻っていたのだ。DVを間近で見続けていたせいか、ひとみさんの娘は人におびえ、極度の人見知りになっていたという。そのことにショックを受けた八重子さんが、ひとみさんの娘の面倒をみると宣言したのだ。

 ところが、八重子さんは足の痛みで家事や育児が思うようにできなくなったため、ひとみさんが平日に家事育児をし、週末には直美さんが実家に戻り、ひとみさんが仕事に行くという生活をしていたのだ。

「娘は介護を学んでいたので、足の痛い母のケアをして、通院にも付き添ってくれていました。私の代わりに育ててくれた母のことを、娘は大切にしていたんです。だから、このときも母の様子を見て『これはいつもの痛みとは違う』と、救急車を呼びました」

 ひとみさんのカンは正しかった。

 八重子さんは脳梗塞を起こしていた。幸い発見が早かったので軽症ですみ、リハビリ病院で半年リハビリをすると、マヒや言語障害もなく、自分のことは自分でできるくらいまで回復した。

 ところが、退院当日、八重子さんはベッドから立ち上がろうとしてバランスを崩し、転倒してしまう。

――続きは、4月12日(日)公開

“着物警察”を恐れるなかれ! プロが語る、着物の自由な楽しみ方――「自分で選んで、自分で着れば、それでいい」

  「その着付けはなっちゃいない」「その着物にその帯はおかしい」――着物で街を歩いているときに、見知らぬご婦人から突然“摘発”されたという人は少なくない。こうしたご婦人方はネット上で「着物警察」と呼ばれ、着物警察怖さに着物や浴衣での外出を敬遠する人も出てきているようだ。

 しかし、「着物警察なんて怖がらず、好きに着ていい」と力強いメッセージを『マツコの知らない世界』(TBS系)で発したのが、着物デザイナー・池田重子氏の娘であり、目黒にある「時代布と時代衣裳 池田」で店主を務める池田由紀子氏だ。池田氏によると、“着物警察”の発祥は戦後と、案外歴史も浅いらしい。「もっと自由に楽しんでいい」という着物の世界について、池田氏に話を聞いた。

五千円札の樋口一葉は今よりもルーズに着物を着ていた

――着物を着て外出した時、着物や着方について「こうあるべきだ」と厳しく注意をしてくる「着物警察」に遭遇したという報告の声が、近頃、ネット上でよく見られるようになりました。実は私も、若い頃に「浴衣警察」に摘発されたことがあるんです。

池田由紀子氏(以下、池田) あらかわいそうに……。“着物警察”の方は、「その帯は合っていない、帯が長すぎる、あなたは背が低いのにその柄はないわ」とか、そこまで言うのかというようなことまでおっしゃる方もいるようですね。でも、そもそも、おはしょり(着物を着たときに、帯の下に出る「折り返し」部分のこと)は指一本だとか何センチだとか、そういうことを言い出したのは、戦後からなんです。

――着方に関するルールが細かくなったのは、案外最近なんですね。

池田 今の着物のスタイルが確立したのが、だいたい江戸後期。ぜひ「明治時代 着物 女性」でネットで画像検索をしてみてください。着方がずっと自由なんですよ。例えば、この五千円札の樋口一葉さんは重ね着をされていますが、どれが着物に見えますか?

――3枚着ているように見えますね。着物の上に羽織を2枚重ねているようにも見えます。

池田 実は、一番下の柄のものは「半襟」です。その上が着物、その上が羽織ですね。

――今の着物の着方に慣れた目で見ると、ずいぶん半襟が見えているというか、上の着物の襟を開けすぎているように見えますね。

池田 昔はこのぐらい襟を開けて着ていたんです。ギャザーが寄るくらいのおはしょりをして着ている人もいました。そのぐらい自由だったんです。

 しかも、明治時代には「着付け教室」なんてありません。当然、器用な人もいれば器用じゃない人もいますから、みんな自分流で好きに着ていました。しかし戦後になって洋服文化が定着し、着物があまり着られなくなってくると、婦人雑誌で綺麗な女優さんやモデルさんがパリッと着物を着ているのが「お手本」となっていった。例えば、雑誌の写真だと着物にシワを寄せないために、後ろをピンで留めたりしているんですが、そのようにして、きちっと写っている着物姿を見て、「これが正しい着物の着方なんだ!」と認識されるようになってしまったんです。

 なので、「着物はきちっとした着方をしなければいけない」と言う人の言葉を真に受けないでください。スルーしていいと思うんです。

大奥の「着物警察」は、打ち首・獄門の世界だった

――そこまで気にする必要はないと。

池田 はい。なぜ着物であれこれ言う人がいるかというと、着物はそもそも「武家のコスチューム」だった、という面も関係しているんだと思います。武家社会は階級制度。階級によって着ていいものといけないものの境界線が、すごくはっきりしていました。大奥なんて大変ですよ。着物の色、柄、材質まで決まっていて、間違おうものなら打ち首ですから。

――今の着物警察どころじゃない厳しさですね。

池田 でも今は、着物は非日常のものになりましたよね。それなのに、昔と同じことをそのまま言っていていいのかと。さらに今は温暖化が進み、戦後と比べ、夏は気温が10度近くも高くなっていると言われています。それに、お母様が普段着として着物をお召しになっているのをご覧になったことはありませんよね? 私は母が着物を着る家庭で育ちましたから、自然に知識が身につきましたけど、そうでなければ知らなくて当然。それを着物警察の方は「常識がない」と責めてくるじゃないですか(笑)。しかも学校で教えられるわけでもないですし、知る由がないんです。教育を受けていないのに非常識だと言うのは、いかがなものかと思います。

――着方を気にする以前に、シチュエーションによって、どの種類の着物を着ればいいのか、そもそも種類の見分けすらつかないという人も多いと思います。例えば、「振袖」は袖が長いからわかりやすい一方、「留袖」と「訪問着」は見た目も似ており、違いがわかりにくくて……。

池田 留袖は下に柄があって、上が無地です。色が黒なのは黒留袖。色が付いているのが色留袖。訪問着は上にも柄があるものです。 

 一番格が高いのは、振袖と留袖です。例えば、現代で着物を着る機会としてパッと思い浮かぶのは、“結婚式”でしょう。新郎新婦のお母さまは黒留袖を着るのがベストですね。色留袖は新郎新婦のお母さま以外の親族が着るのがよいとされていたりとか、ある程度決まりがありますが、訪問着でも構いません。もっとも、カジュアルなウエディングパーティーでしたら、全員訪問着でもいいんじゃない? と思います。参列者の皆さんで合意があれば、それで構わないのではないでしょうか。

 一方、お茶の世界などは、お師匠さん、宗匠の意向に沿ったほうがスムーズだと私は思います。私はあえてその中には入りません。入ったら抗うようなことを言ってしまいますから。そうすると、周りの人を不快な気持ちにさせてしまうじゃないですか。波風を立てるようなことをあえて言わなくてもいいですよね。

――着物警察のように、わざわざ文句を言う必要はないと。

池田 はい。礼節をわきまえた上で、自分で選んで、自分で着れば、それでいいんです。

「いつまで振袖を着られるのか」問題

――素朴な疑問なのですが、振袖は未婚女性の正装と言われ、「若い人が着るもの」というイメージも強いと思います。実際にいくつまで着られるのでしょうか? 

池田 振袖に限らず、「私は●歳ですけれども、この着物を着られますか?」というご質問はよくいただきますね。着物を選ぶ時、みなさん「何歳」から入られる。そのたびに申し上げているのは、「黒柳徹子さんは80代にして赤い振袖よ」と。その方の生き方と、持っていらっしゃるエネルギーによって、着られるかどうかが決まりますから、最終的にご自分のご判断です。自分でOKだと思ったらOKなんですよ。

――なんだか希望が湧いてきますね!

池田 着物を着るには、人生で大事な3つのものを使います。それは、「時間」「お金」「エネルギー」です。夏なんて暑くてクーラーをガンガンかけないと着られませんし、髪の毛を結うところから始まって着物を着るところまで、私の場合、小一時間ほどかかってしまいます。

 そんな大事な3つを使うのに、人様に何か言われたくないですよね。なので、最終的には「自分で良しとするか」です。でもこれって、着物に限らず洋服選びでも一緒ですよね。今日はこの服を着ようという、その時の気分であったり体調であったり、TPOであったり。着物だって同じように考えればいいと思います。何を選んで何を着るかは自己責任ですから、自分の生き方も含めて肯定できる「センス」を身に着けることが大切だと思いますね。 

* * *

 後編では引き続き池田氏に、着物のコーディネートのコツや、「いきなり着物は」という方にお勧めの浴衣の着こなしについて伺う。 

■池田由紀子 着物店「時代布と時代衣裳 池田」の二代目店主。お店の創業者である母・池田重子氏の跡を継ぎ、着物デザイナー、着物コレクターとして、日本の着物文化を次世代へ伝えるための活動を行っている。月3回、着物コーディネート教室を開催中。

「時代布と時代衣裳 池田」
https://ikeda-kimono.com/

コロナをめぐって刑務所に暴動が起こる!? 元女囚が考える、受刑者の不満問題

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

日本から覚せい剤が消える!?

 4月1日、エイプリルフールでしたね。何かおもろいウソはありましたか? 瑠美的には、「日本から覚せい剤が消える件」にウケました。実はウソやなく、「覚せい剤取締法」が「覚醒剤取締法」になるだけでした。理由は「ややこしいから」。そのまんまです。

 編集者さんによると、昔は「醒」の字が「常用漢字」になかったから、やそうですが、よけいわかんないです。日本が戦争に負けた時に、漢字はなくしてアルファベットにしようとされていたそうです。

 ぜんぜんわからへんけど、これからは「覚せい剤」やなしに「覚醒剤」です。覚えておいてください。私も覚えましたが、もうパクられる(逮捕される)こともないので、必要ないと思いたいです。

ハンパない日本の刑務所の消毒ぶり

 さて本題。

 コロナ問題、大変なことになっていますね。特に大阪の北区のクラブは、集団感染が発表されました。お店には、けっこうな有名人もいてたといわれています。ここまででなくても、お休みするお店も多く、売り上げが相当落ちています。ゆうても私の地元は、まだのんびりしたもので、「コロナが怖いからムショに入りたいわ。あんな安全な場所はないから」とか言う友だちもいてます。たしかに、ムショにはそういう面はあります。私の頃も、消毒はめっちゃしてました。お風呂は一日置きですけどね。とにかく犯罪者が密集しているので、誰かがかかると大変です。

 そういえば去年の2月には名古屋刑務所で300人のインフルエンザ発症騒動がありましたが、これがコロナやったら相当アレですね。

 まあまだ日本のムショは、コロナ問題も静かなようです。今のところは京都刑務所でマスクを大量に盗んだ刑務官が処分されているくらいですかね。マンガみたいです。もちろん今は安全でも、どうなるかわかりません。生命に関わるとなれば、懲役(受刑者)も黙っていません。

 徳島刑務所で10年以上前に起こった暴動も、直接の原因は「医者への不満」やったといわれています。もともと懲役は食事や入浴などでかなり制限された生活をしているので、不満がたまりまくっています。そこに、必要もないのに肛門に指を入れて大出血させるようなアホ医者がおったら、暴れるに決まっています。

 今回も、コロナで対策を間違えたら、暴れる懲役は出てくるかもしれません。すでに海外では、懲役たちが暴れまくっていますよね。南米コロンビアの刑務所ではコロナをめぐる暴動で23人も亡くなっていますし、タイの刑務所でも「所内にコロナ感染者がいる」ゆうウワサを聞いた懲役たちが、放火して脱走する騒ぎになっています。

 アメリカの刑務所も、ワシントンでは脱走者が出たそうですね。カリフォルニアは感染者が多すぎて微罪の懲役は釈放されているそうですが、正解と思います。

 日本がこうなるとは思いたくないですが、徳島の時は、けっこうえぐかったと聞いています。コロナ騒動、マジ早く収まってほしいです。皆さんもお気をつけて。

コロナをめぐって刑務所に暴動が起こる!? 元女囚が考える、受刑者の不満問題

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

日本から覚せい剤が消える!?

 4月1日、エイプリルフールでしたね。何かおもろいウソはありましたか? 瑠美的には、「日本から覚せい剤が消える件」にウケました。実はウソやなく、「覚せい剤取締法」が「覚醒剤取締法」になるだけでした。理由は「ややこしいから」。そのまんまです。

 編集者さんによると、昔は「醒」の字が「常用漢字」になかったから、やそうですが、よけいわかんないです。日本が戦争に負けた時に、漢字はなくしてアルファベットにしようとされていたそうです。

 ぜんぜんわからへんけど、これからは「覚せい剤」やなしに「覚醒剤」です。覚えておいてください。私も覚えましたが、もうパクられる(逮捕される)こともないので、必要ないと思いたいです。

ハンパない日本の刑務所の消毒ぶり

 さて本題。

 コロナ問題、大変なことになっていますね。特に大阪の北区のクラブは、集団感染が発表されました。お店には、けっこうな有名人もいてたといわれています。ここまででなくても、お休みするお店も多く、売り上げが相当落ちています。ゆうても私の地元は、まだのんびりしたもので、「コロナが怖いからムショに入りたいわ。あんな安全な場所はないから」とか言う友だちもいてます。たしかに、ムショにはそういう面はあります。私の頃も、消毒はめっちゃしてました。お風呂は一日置きですけどね。とにかく犯罪者が密集しているので、誰かがかかると大変です。

 そういえば去年の2月には名古屋刑務所で300人のインフルエンザ発症騒動がありましたが、これがコロナやったら相当アレですね。

 まあまだ日本のムショは、コロナ問題も静かなようです。今のところは京都刑務所でマスクを大量に盗んだ刑務官が処分されているくらいですかね。マンガみたいです。もちろん今は安全でも、どうなるかわかりません。生命に関わるとなれば、懲役(受刑者)も黙っていません。

 徳島刑務所で10年以上前に起こった暴動も、直接の原因は「医者への不満」やったといわれています。もともと懲役は食事や入浴などでかなり制限された生活をしているので、不満がたまりまくっています。そこに、必要もないのに肛門に指を入れて大出血させるようなアホ医者がおったら、暴れるに決まっています。

 今回も、コロナで対策を間違えたら、暴れる懲役は出てくるかもしれません。すでに海外では、懲役たちが暴れまくっていますよね。南米コロンビアの刑務所ではコロナをめぐる暴動で23人も亡くなっていますし、タイの刑務所でも「所内にコロナ感染者がいる」ゆうウワサを聞いた懲役たちが、放火して脱走する騒ぎになっています。

 アメリカの刑務所も、ワシントンでは脱走者が出たそうですね。カリフォルニアは感染者が多すぎて微罪の懲役は釈放されているそうですが、正解と思います。

 日本がこうなるとは思いたくないですが、徳島の時は、けっこうえぐかったと聞いています。コロナ騒動、マジ早く収まってほしいです。皆さんもお気をつけて。

「あまりにもひどい」「差別的で気分悪い」“失言”により大バッシングを受けた有名人3人

 3月17日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)に、女優の広瀬すずが出演。同20日に公開された映画『一度死んでみた』の劇中に登場する“若返りの薬”が話題になった際、広瀬は「10歳くらいパッと年を取れる薬が欲しい」とコメントしていた。話題と真逆の発言だった上に、広瀬が現在21歳ということもあって、「若くありたい」と願う女性を中心に、「この子って、いつも人をバカにしたようなこと言うよね」「アラサーの自分が聞くと、めっちゃイラっとする」「これ普通に失言でしょ?」など、ネット上で反感を買った。

 広瀬のように、“失言”で非難を浴びた有名人はほかにも。

「フリーアナウンサーの長谷川豊は、2016年9月19日に更新した自身のブログに『自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!』と題した記事を掲載。ネット上では、『口が悪いにもほどがある!』『誰もが見る場で公開するには相応しくない文章』『アナウンサーとは思えない暴言。あまりにもひどい』など、批判が続出しました。これを受け、長谷川は当時出演していた全番組を降板する事態となりました」(芸能ライター)

 歌手の倖田來未も、08年1月放送のラジオ特別番組『倖田來未のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、驚きの失言をした過去がある。

「当時25歳だった倖田は、結婚した自身のマネジャーに『いつ子どもつくるの?』と聞きつつ、『やっぱ、35(歳)ぐらいまわると、お母さんの羊水が腐ってくるんですね』と発言。するとネット上では『これの発言はひどい! 悪ノリでは通用しない』『ファンだったけど、もう興味なくなった』など、大バッシングが起こりました。後日、所属事務所だけでなく、ニッポン放送の公式サイトにも謝罪文が掲載され、放送翌日から倖田は活動休止となりました。同年4月には復帰していますが、現在も倖田に“失言”のイメージを持つ人は少なくないでしょう」(同)

 “イケメンシェフ”として人気を博した川越達也氏は、自身の経営するイタリア料理店「タツヤ・カワゴエ」がネット上で批判を受けたことに苦言を呈するも、逆に非難されることとなった。
 
「騒動の発端は、13年5月に公開されたWebサイト『サイゾーpremium』の取材記事で、飲食店評価サイト『食べログ』について、『年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともあるが、 そういう人たちには高級店の企業努力や歴史がわからない』とコメントしたこと。同サイトで『注文していないのに水代として800円取られた』などと、自身の店を批判されたことには『そういうお店(高級店)に行ったことがないから“800円取られた”という感覚になるんですよ』と応酬しましたが、ネットユーザーからは川越氏の発言に批判的な声が相次ぎました」(同)

 川越氏はその後、『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演し、「数字で表現してしまったことで誤解を招いてしまった」「僕が生意気でした」と発言を謝罪。しかし、ネット上では「高級店の料理は庶民の口には合わないってこと? なんか差別的で気分悪い」「この人の店、これから閉店ラッシュだろうね」とバッシングはやまなかった。この騒動が影響したのかは定かではないが、閉店へと追い込まれた店舗もあるという。

 有名人の発言は、良くも悪くも注目を集める。“たった一言”でその後の人生を左右することもあると、肝に銘じるべきだろう。

「外出自粛」「休校」で懸念される虐待増加――“加害親の回復” なくして子どもは守れない

 新型コロナウイルス対策により、世界各国で親も子も「外出自粛」が要請されています。親は感染の不安、就労や収入の危機などでストレスが倍増。子どもは家の中で十分に運動できず、友達とも遊べず、ストレス発散場がなくきょうだい間のケンカが頻発したり、親の指示に従わない行動を起こしやすくなるでしょう。高まったストレスに家族の孤立状況が重なると、しつけのつもりの体罰は歯止めを失い、エスカレートして“虐待”になりがちです。子育てに体罰を用いている親は、「体罰は決してしない」と自分に言い聞かせていないと、家族が危険な状態に陥るかもしれません。

「親の回復」を命じる法律は20年間立法に至らない

 虐待問題の解決は、子どもの分離・救済にとどまらず、虐待をしている親の回復が必須です。2000年5月に成立した児童虐待防止法の立法過程で、私は国会参考人として、「虐待をした親の回復支援」を法制度の中に組み込む重要性を訴えましたが、法制化には至りませんでした。当時の日本には、親の回復支援の取り組みはゼロでした。たとえ親の回復支援を義務付ける法制化がされても、その受け皿が日本にはないに等しいという日本の現実。親への回復プログラムを開発し、日本におけるその方法論と経験ノウハウ蓄積を始めないことには法制化すらできないと痛感したことが、「MY TREE プログラム」の開発と実践の始まりでした。

 以来19年間、虐待に至ってしまった親の回復を目的とする「MY TREE プログラム」を児童相談所の主催などで、各地で実施してきました。これまで1,138人の親がこのプログラムを修了し、虐待言動をストップしています。本当はもっと多くの親たちにプログラムを活用してほしいのですが、虐待に至った親に回復プログラム受講を命じる法律は、今もって日本にはないため、受講動機がない親に届けることができないでいます。

「体罰が必要」という他者の意識からも虐待が生まれる

 深刻な虐待に至ってしまった親たちの“回復支援”は、子育てスキルを教える“養育支援”ではありません。母親支援でも父親支援でもなく、その人の“全体性”回復への支援です。虐待行動に悩む親たちは、今までの人生において他者から尊重されなかった痛みと深い悲しみを、怒りの形で子どもに爆発させているケースが多いです。加害の更生は、被害によって傷ついた心身の回復からしか始まりません。

 その被害は、必ずしも家族内被虐待体験ではありません。虐待は親から子への世代間連鎖は3割で、7割は連鎖しないという統計数値もあります。虐待以外でも、人はいろんなところで傷つけられているのです。子ども時代のひどいいじめや性被害、親の依存症、大規模な自然災害被害、教師の体罰など。身体的虐待の発生は、親の抱える問題だけでなく、「体罰は必要」という根強い社会意識も影響するのです。

 「虐待をした親の回復支援」の取り組みは、制度的・予算的支援がごくわずかです。虐待に至ってしまった親の回復や重要性、緊急性が広く認識されていないこと、児童相談所は虐待通告対応で忙しすぎること、プログラムの受講命令制度がないことなどが理由だと考えられます。しかし、親の回復によって、どれだけの社会的経済的コストが軽減できるかは計り知れないのです。

 乳児院(編注:孤児となった乳児の入院と援助を目的とした児童福祉施設)を措置する経費は、東京都の場合、1年間で1人につき約682万円と試算されています(17年日本財団「子どもの家庭養育のコスト構造に関する調査報告書」より)。「MY TREE プログラム」を10人の親に提供するためにかかる経費は約150~200万円です。親の回復ケアに公的資金を使うことは極めて費用対効果の高いことなのです。たとえ子どもを親から分離して施設に措置しても、その間に親の回復がなければ、子どもは家に帰れません。帰したために再虐待となってしまったケースも少なくありません。

 虐待に至ってしまった親も変われることを、私たちは19年間の経験から知っています。本人がそれを望みさえすれば、人間は変わることができるのです。嵐の日、折れずにしなることができる木のように、大地に根を張る生き方は、誰にでも可能なのです。

■森田ゆり(もりた・ゆり)
作家、「MY TREEプログラム」(虐待に至った親の回復)代表理事。 元立命館大学客員教授、元カリフォルニア大学主任研究員。 1981年からCalifornia CAP Training Centerで、 1985年からはカリフォルニア州社会福祉局子ども虐待防止室トレーナーとして勤務。 1990年からカリフォルニア大学主任研究員として、多様性、 人種差別、性差別ハラスメントなど、 人権問題の研修プログラム開発と大学教職員への研修指導に当たる 。1997年に日本でエンパワメント・センターを設立し、行政、 企業、民間の依頼で、多様性、人権問題、虐待、DV、 しつけと体罰、性暴力、ヨーガ、 マインドフルネスなどをテーマに研修活動をしている。 虐待に至ってしまった親の回復プログラムMY TREEペアレンツ・プログラムを2001年に開発し、 全国にその実践者を養成、 19年間で1138人の虐待言動を終始した修了生を出している。 第57回保健文化賞、朝日ジャーナル・ノンフィクション大賞、 アメリカン・ヨーガ・アライアンス賞など受賞。

「親の気が知れない」「本当に撮りたかった?」若くしてヌードを披露し物議を醸した芸能人

 女優の栗山千明が3月23日、Twitterアカウントを開設。30年以上所属していた芸能事務所の退社を報告した。栗山は「幼く何も分からない私を30年にわたりご指導いただきました事務所関係者様には感謝しかありません」と投稿し、今後は自身で事務所を立ち上げるようだ。

「5歳で芸能界に入った栗山は、ティーン向け雑誌『ピチレモン』(学研プラス)や『ニコラ』(新潮社)などのモデルとして活動していました。1997年に写真集『神話少女〜栗山千明〜』(同)を発売しましたが、のちに物議を醸し絶版となっています。写真集の中には栗山のヌードが数枚収録されているのですが、撮影当時、彼女は11歳だったとか。99年に児童ポルノ禁止法が施行されたため、出版社が自主規制および絶版にしています」(芸能ライター)

 この騒動は今もネット上で語り継がれており、「子どものヌード写真が普通に流通してるって、どんな時代だったの……」「写真集出版にOKした事務所もおかしいし、何よりも親の気が知れない」といった批判的な声が多い。

 女優の菅野美穂が97年に発売した『NUDITY』(インディペンデンス)は、現在も「歴代女性写真集発行部数ランキング」2位をキープする大ヒット作。しかし、発売時に20歳だった菅野の“号泣会見”は、さまざまな臆測を呼んだ。

「当時、人気女優が次々とヌード写真集を出版していた時代背景からか、菅野も『NUDITY』でヘアヌードに挑戦。清純派アイドル的な存在だった菅野のヌードは、世間に大きな衝撃を与えました。ところが、写真集発売後の会見で、記者から『ヌードになったことを友達はどう思っているか?』と質問された菅野は、突然号泣し、約10分も泣き続けたんです」(同)

 このとき菅野は、『NUDITY』発売前に収録写真が漏えいしたことに不服を訴え、無断で掲載したスポーツ紙と雑誌に対して抗議するために会見を開いていた。しかし、この号泣が大きな話題となってしまったため、今でもネット上では「菅野は本当にヌード写真撮りたかったんだろうか?」「女優がカメラの前で泣き続けるなんて、撮影のとき何かあったんじゃないの?」などと言われている。

「女優の吉高由里子も、08年公開の映画『蛇にピアス』でヌードと濡れ場を披露しています。吉高は当時19歳でしたが、体当たりの演技は高い評価を得て、『第32回日本アカデミー賞』新人俳優賞に輝きました。ネット上でも、『映画自体が面白いけど、何よりも吉高さんの演技に心打たれた』『女優としての執念が伝わる!』など、称賛の声を集めましたが、一方で『18歳以上ではあるけど、未成年だと思うとちょっと……』といった戸惑いの声も聞かれました」(同)

 当時の時代背景があるとはいえ、写真集や映画など形に残る作品なだけに、彼女たちの姿がいたずらに消費されないことを願うばかりだ。

香取慎吾&三谷幸喜、「シットコム」ドラマ挑戦も……あの「酷評続出」映画の二の舞いを不安視する声

三谷幸喜と香取慎吾がタッグを組むAmazon Primeオリジナルドラマ『誰かが、見ている』が秋に配信されることが発表された。香取ファンの間では、「今から楽しみ」「最強タッグだね」といった喜びの声が上がる一方、 一部マスコミ関係者の間で「早くも同作の配信を不安視する声が聞かれ始めている」(芸能ライター)という。

 同作はAmazon Prime Videoの会員向けサービス「日本開始5周年」を記念し、Amazonが企画から参加して制作するオリジナルドラマシリー ズの第1弾。内容は、しゃれた会話やシチュエーションが満載のシットコム(シチュエーションコメディ)になるといい、前述の芸能ライターによれば「公開された主演の香取のビジュアルも奇抜で、脚本・監督を担当する三谷は、早くも『香取さんにぴったりの役』『喜劇俳優として日本を代表する一人』と、香取の存在感に期待を寄せていると報じられています」と、三谷も手応えたっぷりのようだ。

 だが、現場での期待をよそに、同作を不安視する向きもあるという。

「これまでも、NHK大河ドラマ『新選組!』や映画『THE 有頂天ホテル』などでタッグを組んできた二人ですが、 2015年に公開された映画『ギャラクシー街道』のあまりにも不甲斐ない内容を思い出したマスコミ関係者の間で、このコンビの新作の完成を手放しで喜べない空気が漂っているようです」 (同)

 『ギャラクシー街道』は、三谷監督が「スペースロマンティックコメディ」と銘打ち、香取に加え、綾瀬はるかや小栗旬といった豪華俳優陣を起用して制作し、公開前には大いに期待されたコメディ映画だ。

「しかし公開されるやいなや、観客からはその意味不明なシチュエーションや中身のないナンセンスな笑いの連続に『クソつまらない』『ガッカリ』『最後まで見られない』などと手厳しい評価ばかりだったのです。今回の三谷と香取のタッグによるシットコムは、『ギャラクシー街道』の二の舞いにならないか、香取のことが心配になってしまいますね」(芸能誌編集者)

 香取のコメディ路線についても「限界説がささやかれている」との見解も。

「若かりし頃からコメディ指向が強く、その分野で実績も残してきた香取ですが、おバカなキャラを演じるのが可愛く見えていた頃と違い、現在、彼はすでに43歳のいい大人。ただ勢いに任せておバカキャラを演じても、『逆に悲壮感のようなものや痛々しさが滲み出てしまうのでは……』と見るマスコミ関係者も少なくありません」(同)

 また、今回の『誰かが、見ている』 についても、「香取のビジュアルは、若かりし頃の佐藤蛾次郎と武田鉄矢を足して二で割ったようなキャラクター。若い頃ならその変なおじさんぶりが話題になったでしょうが、今の香取では、老けた印象ばかりが際立ってしまう印象もあります。香取は昨年公開の映画『凪待ち』で、恋人を殺されたギャンブル依存症の男というシリアスな役を演じ好評を博しただけに、この路線のほうが向いているのでは」(同)

 『誰かが、見ている』への不安が的中しないことを祈るばかりだが……。

Snow Man、岩本照の活動自粛でCD発売延期? 「SixTONESが先に発表」「音源差し替え」にファン動揺

 今年1月にジャニーズ事務所初の合同CDデビューを果たしたSixTONESとSnow Man。先日、SixTONESが6月3日に2ndシングル(タイトル未定)を単独でリリースするとの発表があり、2作目からはSnow Manとは分かれて個別に活動するようだ。その一方で、現在Snow Manファンの間では彼らの2ndシングルが「発売延期になるのではないか」と、騒ぎになっている。

 SixTONESとSnow Manによるデビューシングル「Imitation Rain / D.D.」は、発売初週に132.8万枚を記録し、オリコン週間シングルランキングで、首位を獲得。発売3日でミリオンセラー(104.4万枚)になり、ジャニーズアーティストとしては最速でのミリオン達成だった。

 そして今回、SixTONESのリリース日が判明すると、多くのファンからは「2ndシングルはスノスト別々で安心した」「2ndシングルがどうのこうのよりも、セット売りから解放されたことがうれしい」「やっとスト単体での活躍が見れる!」と、歓喜の声が続出。さらには、「デビューの時は『合同にしたら誰でもミリオンいく』とか言われて悔しかった。2ndシングルは、SixTONESに単独でミリオンを取らせてあげたい」と奮起している人も。今作でSixTONESのみの売り上げ枚数が明らかになるとあって、ファンは自然と気合が入っているようだ。

 かたやSnow Manは、3月27日発売の「フライデー」(講談社)が、リーダーの岩本照について「未成年女子とラブホで飲酒」していたという過去のスキャンダルを報道。これを受け、ジャニーズ事務所は30日に「一定期間芸能活動を自粛」させると発表し、Snow Manはしばらく8人で活動することとなった。そんな中、新たな展開が。テレビアニメ『ブラッククローバー』(テレビ東京系)の4月7日放送回から、新オープニングテーマとして、Snow Manの楽曲「Stories」が起用されるという。しかし、所属レコード会社であるエイベックス・エンタテインメントのHPには「オープニングテーマ『Stories』はSnow Man8名での歌唱となります」と記載があり、謹慎中の岩本の歌声は含まれていないようだ。

 さらに、同楽曲については「5月発売説」がファンの間で話題を呼んでいる。

「『ブラッククローバー』は『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の田畠裕基氏による同名マンガで、同誌の6日発売号とされる誌面の一部が日本のSNSで広まり、その内容が大きな注目を集めているんです。そこには、オープニングテーマがSnow Manの『Stories』に決定したとの文章とともに、『「Stories」収録のCDは5月発売予定!!』と告知が載っています。ここには『岩本照さんからのコメント』も掲載されており、今回の情報解禁時に『Snow Manコメント』として使われた文面と共通していました。それだけに、流出した誌面が合成やイタズラの可能性は低いでしょう。つまり、『週刊少年ジャンプ』4月6日発売号の制作段階では、5月にCDを出す予定で進行していたと思われます」(ジャニーズに詳しい記者)

 この流出画像によって、「実はSnow Manも2ndシングルが5月発売で決まっているのではないか」といった声が噴出。5月発売であれば、SixTONESのシングル発売より先になることから、「普通だったらSnow Manを先に発表しない? なんで告知されないんだろう」「Snow ManのCDは発売延期?」と、ネット上のファンは動揺している。

「また、Snow Manのラジオ番組では、岩本の歌声が別の人物に“差し替え”になっていたという疑惑も浮上。4月2日オンエアーのラジオ『Snow Manの素のまんま』(文化放送)にて、未音源化の新曲『KISSIN' MY LIPS』が流れたのですが、岩本と佐久間大介のパートだけ『メンバーの声じゃない』『デモテープなどの音源に変わっているのでは?』と、ファンが騒然としました。昨年9月、プライベート写真の流出が原因で、ジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jetsの作間龍斗&橋本涼が活動自粛となった時も、アニメ『爆丸バトルプラネット』(テレビ東京系)のオープニングテーマ&エンディングテーマから2人の歌声が消え、再録バージョンに切り替わったことがありました。過去にこうした例があるため、Snow Manにも同様の対応をとったのかもしれません」(同)

 「5月発売予定」のCDはスケジュール通りに進んでいるのか? この作品に岩本が参加しているのか? 不安を抱えるファンのためにも、近日中になんらかの公式発表があることを願いたい。