ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、4月9日~15日公開の動画をチェックします!
HiHi Jets、「俺は俺」とROLAND並の“猪狩語録”が続々
12日にアップされたのは、猪狩蒼弥のメイン回「HiHi Jets【猪狩蒼弥の謎】メンバーも知らないマル秘 トーク~前編」(再生回数は17日時点で36万台)。2月配信の「【高橋優斗知ってますか】メンバーも知らないエピソード公開します!」企画の第2弾で、猪狩自らが考えたクイズをメンバーに出題。最近の口癖だという「それが俺とお前の違い」を皮切りに、“猪狩節”が炸裂している1本だ。本人いわく、レベル1の問題は、猪狩の座右の銘を当てるもの。実は3つあるといい、高橋、井上瑞稀、作間龍斗、橋本涼は「触らぬ神に祟りなし」「猪狩蒼弥」以外の1つを予想することに。
実際は「俺は俺」だそうで、高橋が書いた「唯一無二」に対しては「俺は俺だから。別に俺が唯一無二である必要はないんだよね」(猪狩)とサラリ。この発言だけ聞けば、単なる“イキリ男”に見えてしまうかもしれないが、彼の場合は実力を伴っている上に、キャラが確立されているため、個人的にはさほど嫌な印象は受けなかった(むしろ清々しい)。今、活躍するJr.内で、ここまで言い切る人は珍しく、ある意味で突出した存在だろう。「俺か、俺以外か」で知られるカリスマホスト・ROLANDに負けず劣らずの名言だ。
以降は、ファンの間で“歩く国語辞典”と呼ばれる猪狩らしい幼少期のエピソードが出る中、高橋からは「なんだ、これ! わかんねぇーよ! 難しくて、つまんねーよ」とクレームが噴出するシーンも。簡単なはずの生年月日や血液型で認識の違いが露呈してしまった一方、「美 少年のメンバーで顔が好きなのは誰?」の問いでは、全員が大正解。第5問の「観客を盛り上げる優斗 その時、脳内で何を唱えている?」の答えは、高橋の体調を心配する、猪狩の優しさが垣間見えていた。
猪狩ならではの強気なコメントを受け、多くのファンは「『俺は俺だから、唯一無二である必要はない』って、最高にカッコいい」「猪狩くんの『俺は俺』というスタンスが大好き。自分もそうありたい」「『俺は俺だから唯一無二である必要はない』か……。猪狩くんに、一生ついていく!」「『俺は俺だから。俺が唯一無二である必要はない』って言葉が心に刺さった。周りと比較して落ち込んでいたけど、気にしなくていいんだね。蒼弥くん、ありがとう」と、勇気づけられたようだ。
10日の動画は、「7 MEN 侍【初ドッキリ】嶺亜にガチで手紙書いてサプライズ仕掛けてみた!」(再生回数は17日時点で34万台)。2日に23歳の誕生日を迎えた中村嶺亜のバースデードッキリで、まずはダミー企画「知ったかぶり王決定戦」からスタート。この日の主役がお題を引く場面になり、「嶺亜くん お誕生日おめでとう by佐々木大光」との一文を見た中村は「プッ」と、吹き出してしまった。菅田が本来の趣旨を説明した後は、バースデーメッセージの音読タイムへ。
トップバッターの佐々木は、やや照れた表情を見せつつ、「気づけば23歳。これからもかわいい感じは続づけますか? いや、続けてください。7 MENのアイドルがいないと ただのやばい集団になってしまいます。れいあはアイドル中のアイドル! アイドルの鏡です!! そのままでいてくれたらグループのバランスが保てます!!」(原文ママ)などと、アイドル力の高い中村のキャラクターを全面的に支持した。
さらに、この機会に言いたいこととして、「れいあはグループの中で一番先輩で一番歳上で ぼくたちには計り知れないくらいのプレッシャーを抱えてると思います!」「れいあは自分の中であまり泣かないと決めてると言ってましたね!! でも泣きたい時は泣いてください。ポジティブな事はいい事ですがたまには弱音を吐いてもいいと思います! あまり自分追い込まないでください!!」と、“自分たちを頼ってほしい”という胸中を告白。グループの顔&大黒柱の中村に、普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを表した。
佐々木の手紙にあった通り、自身の弱い部分などをあまり見せたがらない中村は「待って、これ一番苦手かもしれない」と珍しく動揺。一方、佐々木といえばグループのバラエティ担当であり、「Jr.チャンネル」内では“狂犬”扱いされているものの、本来は繊細な一面を持っている人物だ。「普段の真面目な大光が出てましたね」(本高克樹)「後半、緊張して震えてるあたりが大光っぽかった」(中村)と指摘され、「これで好感度、僕も上がりますよね?」(佐々木)と、オチをつけて場を盛り上げていた。最年少(現在17歳)の佐々木が最年長・中村の苦悩を知っており、その上で優しい言葉をかける様子を見て、グッときたファンも多いだろう。
続いて、本高は入所したばかりの「れいあくん」と呼んでいた当時に思いを馳せて手紙をしたためたそう。Travis Japan・松倉海斗に「変な事を吹聴されて、僕がれいあの事を本気で好きなのではないかと疑いをかけられて、僕は弁明の余地もなく休業してしまい、困ったのを思い出しました。一部のファンの間ではこの名残が残っているような気がするので、ここで弁明させていただきますが、当時は先輩として、現在はメンバーとして“LoveではなくLike”の気持ちでいます」と、具体的なエピソードを交えてお祝いした。
中村が「ちょっとこの場利用したよね」とイジると、裏事情を把握していなかった矢花黎は「そんなつらい過去があったんですね」とビックリ。当事者の中村は「可愛いのは、それを気にしちゃうとこだよね。気にしなきゃいいのに」と余裕の表情だったが、本高は「ちょっと気にしてましたね、やっぱ……」と、本音を漏らしていた。そのほか、矢花は手紙に“縦読み”を入れ込み、今野大輝&菅田琳寧もオリジナリティあふれる文章を書くなど、グループの歴史を感じさせる1本。最後に中村は「(今後は)舞台の挨拶とか克樹に考えてもらわなかったり、あとはそうだな……。曲を起こす時も、矢花に頼らないで自分で耳コピしたり。人に頼らず、23歳なので、いいお兄さんになれるように頑張ります」「でも、大事なとこは変えないでいくんでよろしくお願いします!」と、宣言した。
7 MEN 侍は、18年2月の結成後、メンバーの入れ替わりをへて現在の6人体制に。終盤のケーキ登場シーンのグダグダぶりも含めて微笑ましく、良い関係性を築いていることが十分に伝わってくるサプライズ企画だった。ファンからは、「大光の手紙で泣いた」「みんな本当にいい子だな~と思った。こんなに素敵なグループのファンでいれて幸せ」「大光くんに『たまには頼って』と言われた後に『人に頼らず、いいお兄さんになれるように』と抱負を語るのは嶺亜くんらしいけど、心配でもある。抱え込みすぎないように……」「克樹くんの昔のエピソードがエモい」「まつくが『本高は嶺亜がマジで好き』と吹聴して、弁明できないまま休業期間に入ったという本高くんのエピソードが面白すぎる」と、さまざまな感想が上がっている。
ちなみに、矢花の私服に注目している一部ファンも。「100WANI」(ワニのイラスト付き)と書かれた長袖スウェットを着ているのだが、どうやらこれは漫画家・きくちゆうき氏がTwitter上で発表し、大きな話題となった4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の公式グッズのようだ。気づいた視聴者は「矢花くん、ワニのスウェット着てるから漫画見てたよね」「ワニのスウェット着る矢花くんが可愛い」「矢花、まんまとワニ商法に乗ったな……」と、食いついていた。
9日に配信されたのは、「Travis Japan【初ドライブ】カーナビ禁止で開運スポット巡り~1/3~」(再生回数は17日時点で69万台)。タイトル通り、Travis Japanメンバーが「Jr.チャンネル」で初の運転姿を披露している1本だ。今回はチャンネル開設2周年を祝い、さらなる発展と運気アップを願うために都内の開運スポットへ。カーナビゲーションを使わず、助手席に座るメンバーが地図を見て道案内しながら、自分たちの力だけで7箇所を巡るという。
彼らの中で、自動車運転免許を持っているのは、川島如恵留、七五三掛龍也、松倉海斗、宮近海斗の4人。運転頻度について確認すると、「月イチとか」「比較的、簡単な道路は全然いける」(七五三掛)「ちょっとずつレンタカーしたり」(宮近)「友達とドライブ行くことが多くて。何なら、友達の引っ越しとかも。業者さんみたいなことをね。ベッドとか運び出したりとかしてる」(川島)と、定期的にハンドルを握る機会はあるそうだ。その間、一人だけソワソワしている松倉は「去年の1月……。おばあちゃん家に行った」と、報告。ロケ日に用意されていたのはワゴン車だったが、およそ1年前に乗ったのは「軽(自動車)」とのこと。
運命のドライバー決めでは、なんと最も自信がない松倉がくじを引き、ナビ係は七五三掛が就任。周囲が「最悪だよ!」(吉澤閑也)「不安しかないわ!」(中村海人)とザワつくと、七五三掛は「オレ、結構テキトーだから」と、あっさり言い放った。いざ運転席に座れば、松倉は「マジ、どっちだっけ? こっちがアクセル? アクセルこっちですよね?」とスタッフに尋ねる有り様。すかさず、ファンの間で“トラジャのママ”と呼ばれている川島が「どうした!? どうした!?」と駆け寄り、久しぶりの運転でプチパニックになる松倉をサポートした。この時点で、“開運どころじゃない、危険な旅になりそう”な予感はプンプン。さらには、出発早々に急停車し、車内は大騒ぎになっていた(この車に乗るのは怖い……)。
ひとまず、世田谷区・豪徳寺にある「東肥軒」に向かって走り出すも、今度は地図を手にする七五三掛が「今、自分がどこにいるのかがわからない」と、発言。2列目に座る川島&宮近がアドバイスを送った時も、「じゃあ、渋谷に行く? 1回」(七五三掛)「どうやって行くの?」(松倉)「へっへっへっへ」(七五三掛)と、やはり頼りなさが伝わる2人だった。こんな状況で、よくスタッフとメンバーは松倉&七五三掛コンビに任せたな……と思ってしまったのは、筆者だけだろうか(事務所がNGを出してもおかしくないレベルでは?)。
松倉が落ち着きを取り戻して運転すると、「いいね!」(川島)「松倉、カッコいいよ!」(吉澤)「ナイス、ナイス!」(七五三掛)「全然大丈夫だよ!」「俺、クラの運転で寝れるかもしれない」(中村)などと、“褒めて伸ばすタイプ”のメンバーたち。しかし、慣れていない松倉にとっては、車線変更ですらも一大事で、「ブレーキ! ブレーキ! ブレーキ!」(七五三掛)「わかってる! わかってる!」(松倉)と、声を荒げる一幕も。1本目は東肥軒に到着する前の段階で終わっており、以降も交通量の多いエリアを走行し、松倉に困難が待ち受けているようだ。
コメント欄やSNSでは、「久々の運転でメンバーを乗せて都内を運転する松倉くん、本当にスゴい! めちゃくちゃカッコよかった!」「1年ぶりの運転であんな都会の道を走るなんて普通は怖いのに、まつくはスゴい」「松倉くんの運転が心配で、ときめいたとかよりも、別の意味でドキドキな動画だった。松倉くん、頑張ったね。偉い!」と、松倉の奮闘を褒める声が続出している。
免許所有者とあって、結果的に松倉はなんとか運転できていたとはいえ、事故やトラブルなど、タレントの身に何かあってからでは遅いだろう。3本にわたって公開されるということは、ロケ自体は大きなアクシデントもなく無事に終わったようだが……。今後もスタッフには、Jr.の安全面を優先した上で、企画を進めてもらいたいものだ。
11日の動画は「美 少年【ワカサギ釣り】季節外れの山中湖で釣ってみた」(再生回数は17日時点で23万台)。冒頭は、オープニング撮影前のオフショットで、美 少年と白鳥の絡みシーンから始まる。浮所飛貴は、よちよちと近づいてくる白鳥に「こんにちは~」と挨拶したり、「見て、向こう見て。あれ、カメラ」「バイバイ~」と、小さい子どもと接するように話しかけていた(可愛い)。ちなみに、その模様はJr.公式エンタメサイト・ISLAND TVの動画でも公開されている。
そして、今回の本題は、3月配信回で路面凍結によって実現できなかった念願のワカサギ釣り。山梨県・山中湖にやって来た彼らは「やっとできる」(佐藤龍我)とうれしそうだったものの、スタッフいわく「正直、暖冬なので釣れるかどうか……」とのこと。この手のロケは、天候などに左右される場合もあり、一筋縄ではいかないようだ。
浮所&佐藤、金指一世&那須雄登、岩崎大昇&藤井直樹のバトル形式に決まり、「【大漁です】八景島はめちゃめちゃ釣れました!」(昨年5月配信)を踏まえて、浮所は「これは勝ったわ。魚釣りの名人いるから」と、自信満々に断言。船の中で釣りを行うが、“大の虫嫌い”の岩崎と藤井はワカサギの餌の紅さし虫が付けられず、早くも暗雲が立ち込めた。ようやく釣りがスタートするも、制限時間30分にもかかわらず、10分~15が経過してもヒットなし。撮れ高、動画が面白く成立するかどうかを気にするメンバーは「ヤバいよ。この企画、とんでもないことになっちゃうよ……」(那須)「地味やな」「何もない時間が今、スゴい過ぎようとしてるんですけど、これはマズい。誰か釣れ! 1匹でもいいから!」(岩崎)と、不安を口にした。
「Jr.チャンネル」の釣り企画といえば、「HiHi Jets【試練】釣り堀でお蔵入り企画か!?」(昨年5月配信)で、視聴者から辛口コメントが続出したことも。メンバーがしゃべらない上に釣果が悪い、エンディングトークは真っ暗の屋外……と、欠点ばかりの1本だったが、美 少年のワカサギ釣りも、前半は“お蔵入り寸前”の展開となっていた。しかし、残りの時間で最悪の事態は免れ、佐藤は「良かったよ、これ! 神回!」と、ハイテンションに。ワカサギとの出会いに恵まれない那須に対し、佐藤が「楽しい?」と嫌味たっぷりに聞く場面もあった(7分頃)。1回目はロケ中断、リベンジ回も不発では、やりきれない気持ちになってしまうだろう。メンバー以上に安堵しているのは、スタッフサイドなのかもしれない。
少年忍者の動画は、彼らにとって初のプロモーション「【顔面崩壊】この顔は何パン?菓子パン以顔伝心」(13日)と、通常回の「【こねくり王誕生】ねんど以心伝心ゲームで珍作発表!」(15日)の2本が配信されている。1本目は、山崎製パン株式会社とのコラボレーションで、同社の菓子パンを使った企画「以顔伝心で当てろ! 表情だけでパン当て対決!」にチャレンジ。美男子たちがパンの特徴を顔で表現するという、なかなかのトンデモ企画だ。
11人ずつの2チームに分かれ、伝達者10名がお題のパンを解答者1名に向けて伝えていく。特に元木湧、黒田光輝の思い切った形相(5分58秒頃~)や、3戦目の織山尚大、ヴァサイェガ渉の顔面崩壊ぶりは「Jr.チャンネル」的にギリギリのライン。終始、メンバーの明るい笑い声が響き渡っていたほか、ご褒美のパンをおいしそうに食べるサービスカットも見どころとなっている。
通常回の冒頭では、「たまたま寄ったらみんな撮影してて、楽しそうだったから」との理由で、美 少年・岩崎大昇が乱入。「人数的にバレないかな」と思って紛れ込んだものの、「さすがにダメだわ」と客観視し、早々に去っていった。こちらの撮影に参加しているのは、主に高校生の年上メンバー14名。1月公開の「【画伯王誕生】可愛すぎるイラスト以心伝心ゲーム!」のねんどバージョンで、「甘い食べ物」「動物園の人気者」といったテーマに沿って試行錯誤している。芸術センスや器用さが求められるため、中には見栄えの悪い作品も誕生。安嶋秀生や青木滉平らのクオリティには、周囲から驚きの反応が相次いでいた。再生回数は1本目が32万台、2本目は22万台と、順調に伸びている(17日時点)。
