ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、3月26日~4月1日公開の動画をチェックします!
ジャニーさん「大昇だけは本当に心配」だった!?
29日に更新されたのは「HiHi Jets【嘘つきを探せ】このマル秘エピソード…ホント?ウソ?」。今回は、「嘘つきを探し出せ! ダウトーーク」と題し、エピソードトークの中で演技力と推理力が試される企画にチャレンジしている。「嘘」のカードを引いた人物のみがテーマに沿った作り話を披露。残る4人は本当のネタを明かしつつ、誰が嘘をついているのかを予想するゲームだ。そして、最初のお題は「僕だけが知っている!? ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)伝説」。ジャニー氏といえば、天然なキャラクターで知られただけに「結構、信じられないようなこといっぱいやってる」(猪狩蒼弥)「『嘘だ!』ってこといっぱいあるしね」(橋本涼)「嘘つきやすいっていうのはあります」(猪狩)と、見極めるのは困難だと話していた。
1人目の高橋優斗は、自身と美 少年・岩崎大昇、7 MEN 侍・佐々木大光は仲が良いと前置きした上で、「大昇がケツを大光に向けて、大光がそのケツをリズムに乗って叩くっていうのがあって。それについて、僕とジャニーさんでツッコむっていうのが、結構仲良い感じで4人でよくやってたんですけど。ジャニーさんはスゴく心配しながらやってたんですよ。『君、ホントにそれ人前でやらないでよ!』って。もうホントに心配なんだよ、君は! やめてよ!』ってずっと言ってたの。それで2人が出て行った後に、俺とジャニーさんが2人になったんだけど、『もう……大昇だけは本当に心配だよ』って言ってましたね」と、告白(これは本当のエピソード)。
実際、晩年のジャニー氏は岩崎をイチ推ししており、コンサートで演歌を歌わせるなど、彼の歌唱力を高く評価していた。高橋と岩崎がジャニー氏にとって“スペオキ”(スペシャルお気に入り)であることは周知の事実だが、あらためてこういった会話の内容を聞くと、ジャニー氏がいかに岩崎を大事に育てようとしていたのかが、うかがえた。このほか、エレベーター、カードゲームにまつわるジャニー氏の「可愛い」思い出や、優しい人柄が伝わる裏話も。以降は「最近のマイブーム」「人生で一番最初の記憶」「雑誌の取材でのエピソード」について語り、それぞれが貴重な情報をファンに提供している。再生回数は、4月3日時点で25万台。
4月1日の動画は「少年忍者【みんなで遠足~第4弾~】願いを叫べ!大声選手権」(再生回数は3日時点で17万台)。引き続き、東京・御岳山で撮影を行っており、今回は「願い事を叫んで誰が一番大きい声を出せるか」を競い合っている。ボリュームは、スマートフォンアプリで測定。トップバッターの川崎星輝は「人気者になりた~い」と、いきなり切実な思いをぶっちゃけた。すると、後ろに立つ内村颯太は「今は人気じゃないんですか?」と、チクリ。兄の皇輝が「知名度が欲しいの?」と掘り下げたところ、「はい。海外とかに行っても話しかけられるような……」と、述べていた。
以降も個人の夢やグループとしての目標を掲げるなど、主に仕事に関する雄叫びを続けるメンバー。そんな中で筆者が気になったのは、健康面に触れた現在中学2年生の久保廉と、高校2年生・深田竜生のコメントだ。久保は「1年間、元気に過ごせますように~!」と大声を上げ、130dbを獲得(おじいちゃんの願い……)。理由については、「この4日間ぐらい、ずっとお腹痛くて。ちょこちょこトイレ行ってるんですよ。だから、それ面倒くさいなぁって思って……」とのことで、今のリアルな胸中をこぼしたようだ。
かたや、深田は「じいちゃんまで笑って暮らしたい」と、主張。ちなみに彼は、エンタメサイト「ISLAND TV」のプロフィール欄でも「将来の夢」の質問に対して「じいちゃんまで笑っている」と答えていただけに、これはウケ狙いではなく、本心なのだろう。志が高いメンバーの発言に感動する一方で、こうした素直な叫びは、聞いていてほんわかした気持ちになった。また、一番笑わせてもらったのは、鈴木悠仁の「ガイドさんじゃありませ~ん!」という一言。確かにこの日の服装、すでに完成された顔つき、体格といい、そう見えなくもないため、核心をついたネタはインパクト大だった(実は裏で“ガイドさんごっこ”のような一幕があったらしい)。
そして、King&Prince・岸優太のファンを公言する長瀬結星は「岸くんとご飯行きた~い!」と、かなり具体的な願望を口に。昨年9月に上演された岸主演舞台『DREAM BOYS』の時に本人と話す機会があったそうで、「その時に『ご飯行こう』って言われたんですけど。年明けに連絡が来て。で、返信したんですよ。まだ2月になっても返ってこない」と、打ち明けていた。この動画によって事態は進展するのか、今後の続報に期待したい。
美 少年の動画は、通常回の「結婚しよう】10秒でプロポーズの言葉を捧げる!」(28日)と、プロモーションの「【語学発音動画】中国語を耳コピ!翻訳アプリに正しく伝わるか?」(30日)の2本が配信されている。1本目は、浮所飛貴が家から持ち込んだボードゲームシリーズ回で、「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」を使って楽しんでいる。これは、制限時間10秒のうちに、単語カードを組み合わせてプロポーズの言葉を考えるというゲーム。始める前にメンバーが「恥ずかしい」(佐藤龍我)「照れくさくなっちゃうね」(岩崎大昇)とこぼしているように、セリフを発するシーンで、思わず照れてしまう人も。恋人気分が味わえるため、美 少年ファンにとってはうれしい動画だろう(イヤホンでの視聴を推奨したい)。
胸キュンフレーズが飛び出す中で筆者の印象に残ったのは、岩崎の的確なコメントだ。初戦で佐藤が「僕は君の希望 本当の終わらない これからもずっと愛してる」と言うと、岩崎は「『僕は君の希望』なんだ。『君は僕の希望』じゃない」と、冷静に指摘。メンバーは大爆笑し、那須雄登も「自分に自信がある」「強気、ドS設定ね」と、ツッコんでいた。さらに、13分30秒頃は無難なワードチョイスで乗り越えた藤井直樹に対し、「全部置きにいってる」と、辛口評価。なお、那須が「おばさん 君を愛してる。これからもずっと ゴールイン」(16分20秒頃)とカメラ目線でバッチリ決めた際、本人は「年の差結婚ってあるよね~」と補足するも、岩崎は「年の差結婚はあるかもしれないけど、『おばさん』とは言わない」と、バッサリ斬り捨てたのだった。
この会話について、ネット上の一部ファンは「『おばさん』ってカードが出てきた時に、那須くんがすかさず『年の差結婚もある』ってフォローして、大昇くんが『おばさんとは言わない』って言ったところ、年上のファンにも優しくて、こういう美 少年の素敵な価値観に感動した」「『おばさん』には吹いたけど、その後の大昇くんのコメントにキュンとした」「『年の差結婚はあるけど、おばさんとは言わない』って真面目な顔で言う大昇さん、リアコすぎた」「『おばさんとは言わない』って言う大昇にときめいた」と、感激している。
ほかには、突如、浮所が「地獄見せてあげるよ。一緒の墓に入ろう」と恐ろしいワードをぶっこんできた場面や(11分52秒頃)、那須に「頭悪そう」と容赦ないダメ出しを受けた佐藤のプロポーズ(14分10秒頃~)、那須の「赤ちゃんを愛してる」発言に浮所が「デキ婚!?」と驚く一幕も見どころの1つだ(15分29秒頃~)。
毎度ながら浮所家ゲームシリーズ回にはハズレがないが、それにしても、家族と思わず赤面してしまうようなゲームをする浮所家の関係性が気になってしまう。とはいえ、考える力や国語力を伸ばそうとする教育方針に、ファンからも「家族でプロポーズのゲームをしてるのかと思うと、浮所家が愛おしい」「教育の一環でカードゲームをやらせるのは素晴らしいけど、思春期の子にプロポーズを言わせるゲームを選ぶのはスゴいな」「家族でこのゲームをやるなんて、明るい家族なんだね」「浮所家って何? アイドル育成所なの?」と、驚きの声が漏れていた。
2本目は、マルハニチロ株式会社の冷凍食品「五目シュウマイ~香りと旨み~」のPR企画。こちらは、中国語を勉強していたという那須の得意げな表情に注目して見てほしい(3分59秒頃、6分1秒、8分41秒頃など、絶妙に人をイラつかせる顔をしている)。再生回数は、4月3日時点で1本目が27万台、2本目は22万台だった。
26日の動画は「Travis Japan【捜索願い】黄金の中村海人を東京23区で探せ!」(再生回数は4月3日時点で38万台)。街へ繰り出したメンバーを探し出す企画の第3弾で、「【捜索願い】松田元太がデートで行く場所を推理!?」(2018年11月)「【捜索願い】TOKYOに松倉海斗が潜伏中…推理して確保せよ!」(昨年6月)に続いて、今回は中村海人がメインの回となっている。過去に“探される側”だった松田&松倉は私服姿だったが、この日の中村は「【大捜索!!】遊園地で黄金の中村海人を探せ!」(昨年5月)でも登場した黄金の全身タイツにお着替え。冒頭、中村が捜索範囲について「東京都23区」と告げると、川島如恵留は「嘘でしょ!? この部屋とかじゃなくて?」と驚きつつ、「絶対、スタッフさんついていってあげてくださいね」と、気遣った。
中村が目指すのは「もう一度行きたい場所」。「みんなで一回は行ったことあります。YouTubeではないですね。この7人で行った」などとヒントを出し、一足先に出発した。移動手段は公共交通機関のみとのことで、黄金タイツの中村もそのまま乃木坂駅へ。本人はすでにこの非現実的な状況を楽しんでいるのか、渋谷駅に着いた時も、猛ダッシュでカメラに突進。スタッフに「どうでした? 電車は?」と問われた中村は「えー……結論から言いますと、人は、変なものは目にしない」と、笑い飛ばしていた(確かにこの姿なら、渋谷を歩いていても中村だと気づかれにくいかも)。
もはや“黄金タイツハイ”になっているようで、「俺、渋谷に来たらやってみたいことが1つあったんですね。黄金タイツマンとして。スクランブル交差点をこの格好で歩いてみる」と話し、実際に横断。トラブルもなく無事に渡り切った中村は「最高ですね」とご満悦で、忠犬ハチ公と記念撮影をする余裕ぶり。気が済んだ後は、ようやく本来の目的地へ向かったのだった。その頃、メンバーは松田・宮近海斗・吉澤閑也と川島・松倉・七五三掛龍也の2チームに分かれ、中村が行きそうなスポットを予想した上で、捜索開始。松田たちはEX THEATER ROPPONGIで、川島たちはフジテレビ湾岸スタジオに絞り込んだ。
特に後者は「危ない点は、ここから湾岸スタジオまで電車で行くと、40分かかるんですよ。1回行ってそこじゃなかったら、ゲームエンド」(川島)「引き返せないっていうか、賭けではあるよね」(松倉)「それ怖いわ」(七五三掛)と、かなりリスクの高い場所まで足を運ぶとか。一方、すでにゴール地点で待機していた中村はソワソワした様子で「寒い時って、人ってね、たぶんオシッコしたくなるの」「オシッコしたい……」と、本音を吐露。我慢できなくなり、急きょ公園のトイレを利用したそうだ。こうして“黄金タイツで人混みを歩く”という見せ場を作り、上着も羽織らずに待つなど、体を張っていた中村は、間違いなく今回の動画のMVPだろう。
ちなみに、当人は雑誌の撮影で訪れた某所を選んでいたのだが、「ここは約3年前ぐらいに、松田・松倉が(グループに)入った時に、あらためて雑誌をね、一緒に撮ったんですよ。その時に俺たちの決意とか、これからどういうふうになっていきたいとか、未来像を語って、スゴいイケてる写真をここで撮った記憶があったんですよ。僕の中で。なので、ここだったら鮮明に残っててくれるかなって……」と、メンバー愛をのぞかせる場面も(黄金タイツで話すような内容ではない)。気分屋でやる気のない表情を見せる瞬間も多い彼だが、実は情に厚い性格なのだと、感じることができる一幕だった。
ファンからは「これで普通に都内を歩ける海人がスゴい」「うみんちゅ、黄金タイツで電車乗ったのはメンタル強すぎ」「海人の良いところがあふれている企画。どこでそんな鋼のメンタルを身につけたんだろう」と、感心の声が続出。また、新型コロナウイルスの感染拡大により、政府が不要不急の外出の自粛を呼びかけている最中とあって、「今からでも、撮影日を知らせることはできないのかな? 何日か前に撮ってるよね?」「概要欄に撮影日を載せないと誤解する人が増えそうな気がする」「『Jr.チャンネル』の撮り溜めを知らない人からすれば『こんな時期に……』って思う人がいるかも」「トラジャが誤解されて、悪く言われるのは嫌だから、『自粛要請より前に撮っている』と書いてほしい」と、企画内容へのバッシングを心配するコメントもわずかに見受けられた。
また、Travis Japanは「緊急コメント【祝!100万人突破】ありがとうございます」(30日公開)にも登場しており、「Jr.チャンネル」の登録者数が100万人を突破した件について、5グループを代表してお礼の言葉を述べている。こちらの再生回数は27万台(4月3日時点)。
27日にアップされたのは、7 MEN 侍が引き続き茨城県の「ダチョウ王国」でロケを行った「7 MEN 侍【罰ゲーム決行】60羽のダチョウと対決!?」。今野大輝、佐々木大光、菅田琳寧の罰ゲーム執行回で、特に今野&菅田は、アイドルとしてはやや恥ずかしい白の全身タイツを着させられていた(Travis Japanの動画と同じく2日連続でJr.の全身タイツ姿が見られる)。3人にはそれぞれにミッションが与えられており、「柵の中に隠された人形を手に入れる」(今野)「ダチョウに白タイツのエサを食べてもらう」(菅田)「ダチョウとのツーショット写真を撮影する」(佐々木)というもの。
今回は、特別な許可を得た上で、約60羽のダチョウがいる広場にお邪魔するそう。今野は「入る前に、やっぱ新入生とかも挨拶するのある」「挨拶だけしよう」と、ダチョウへの声がけを提案。明らかに目立っているデカめのダチョウに対し、「初っ端から来んなよ!」と威嚇しつつも、「みんな、よろしくお願いします!」と、律儀に頭を下げた(1分22秒頃、シュールな映像になっている)。かたや、佐々木といえば、「【触覚だけで動物を当てろ】大光の涙のわけは?」(13日配信)でも、ひよこを見て涙を流していたほどの鳥嫌い。またもや半泣き状態で、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせて罰ゲームに挑んだ。
しかし、以降も佐々木は「飼育員さん、離れないでください」「ダチョウさん、友達になろう。ね、友達になろう」と、弱腰のまま。本人が怖がっているところ申し訳ないが、リアクションが可愛すぎて、ついつい母性本能をくすぐられてしまったのは、筆者だけだろうか。また、個人的にツボだったのは、人形を発見した今野が小屋の奥に向かう場面だ。4分10秒頃、ダチョウの遊び場に踏み込むためか、なぜか生真面目に一礼し、人形を取りに行っていた。どうやら今野は、ダチョウにも挨拶や礼儀を重んじるタイプらしい。
そんな中、メンバーにも見放され、ダチョウも寄ってこない不憫な菅田や、怖がる佐々木をサポートする優しい仲間たち……など、見逃せないポイントが盛りだくさん。散々ビビっていた佐々木が集団で行動するダチョウに「ちゃんと自我を持とうぜ!」と強気に出るシーン(6分10秒頃)で笑ってしまった視聴者も多いのではないだろうか。動画はいつもより約1時間遅れで更新され、再生回数は4月3日時点で14万台。