「VERY」教育虐待・不妊を語るウラで、カバーモデル・矢野未希子の“いい妻”連載がツラすぎる!

 今年で創刊25周年となる「VERY」(光文社)。25年といえば四半世紀ですから、今や創刊当時の読者の娘たちが、「VERY」の読者世代に突入していることでしょう。子育て中の女性をメインターゲットに置く「VERY」は、とにかく分厚い雑誌です。ファッション、ヘアメイク、仕事・育児・家事、夫婦関係……。「VERY」でクローズアップされるテーマは多岐に渡っており、現代の子育て女性のありとあらゆる関心ごと、全てを対象にしているのかもしれません。そんな「VERY」4月号を見ていきます!

<トピックス>
◎選びひとつで、楽にも自由にもなれちゃう! 最近、オシャレは“バッグ頼み”な私たち
◎受験勉強だけじゃない、過剰な習い事も… もしかして、教育虐待?/シンマイさんと学ぶVERY世代と卵子凍結
◎今月の“いい妻”みっこ

自由どころか不自由しかない!?

 今号の大特集は「選びひとつで、楽にも自由にもなれちゃう! 最近、オシャレは“バッグ頼み”な私たち」。ママが“楽”や“自由”、そして“オシャレ”になるための必需アイテムとして、バッグが列挙されています。

 育児中のママにとってバッグ選びが重要という点に異論はありませんが、「VERY」では、“楽”とか“自由”と謳っているわりに、他人から「どう見えるか」をかなり意識していて、読んでいるとむしろ“不自由”が感じられるのです。顕著なのが「Part2 カジュアルすぎず、主張しすぎず、ちょうどいいラインが知りたい! コンサバ園ママのための、春のはじめましてQ&A ~バッグ編~」。コンサバ園ママが抱えるであろう悩みに答える形式でバッグが紹介されていきますが、バッグひとつとて「こう見られたい!」という複雑な自意識が感じられます。

 例えば、「Q.クラスの懇談会ランチの日にオシャレするなら?」――懇親会ではとにかく話しかけやすい雰囲気が大事! 今の気分が詰まったバッグなら、コミュニケーションにつながる、と解説します。また、「Q.入園式で、悪目立ちしないきちんとバッグは?」――ブランドが前面に出たものより、等身大のかっちりバッグ。目立ちすぎず凛とした母っぽさを大事にしたいママが増えている、といった具合です。“コンサバ園ママのため”という括りも関係しているのかもしれませんが、話しかけやすく見られたい、凛とした母に見られたいと、「どう見えるか」をかなり意識しています。

 別の企画「タイプ別着映える好感度ワンピを探せ」でも、“好感度”と銘打っているだけあって、「通勤姿もドラマチックに見える」「撥刺ヘルシー見えで先生ウケよし!」など、「どう見えるか」は重大事項。ただし、「楽してきちんと見えたい産後復帰ママは」というフレーズは正直でよろしい。「VERY」はママが“楽”すること自体は推奨しているようですね。 

 どうやら「VERY」におけるファッションとは、最終的に他人に“どう見えるか”が核になっているようです。もちろん、“どう見えるか”が重要という価値観が悪いわけではないですし、実際、“どう見えるか”によって承認欲求や自己顕示欲が満たされることもあるでしょうが、それって楽で自由なのでしょうか。

 ただファッションを提示するだけではないのが「VERY」の大きな特徴で、近年は社会問題を頻繁に特集しています。今号で取り上げているのは、卵子凍結、教育虐待について。

「受験勉強だけじゃない、過剰な習い事も… もしかして、教育虐待?」では“教育虐待”について、専門家からの解説とアドバイス。「子どもを周りと比較し、親としての自分にも優劣をつける考え方を変えてください」「親の期待で何かを強いるのはスタートとしては好ましくありません」といった“正しいこと”が的確に書かれています。ただ、その“正しいこと”がどうしてもできず、苦しんでいる親もいるのでは……。しかし次のページでは、教育虐待の概念を提唱した臨床心理士・武田信子氏のインタビューが掲載されており、武田氏は「教育虐待は親の責任ではなく、日本の社会や学校教育を含めたこの国の現状が原因」ときっぱり語っていて、「いいね!」を押したくなりました。

 たとえば“ほかの子と比べるのはよくない”はよく言われますが、ではなぜ親がほかの子と比べてしまうのかといえば、おそらく社会の構造や価値観とは無関係ではなく、教育虐待は親を責めるだけでは解決しない問題であることは、子育て世代が知っておくべき情報ではないでしょうか。

VERYモデルたちのノロケ連載

 「VERY」では、モデルによるコラムが複数ありますが、なかには毒にも薬にもならぬ内容も混ざっています。

 最も不可解なのは、2020年1月号から「VERY」カバーモデルを務めている矢野未希子の新連載「今月の“いい妻”みっこ(ハート)」。夫との出会いや、付き合って1週間後に夫の髪形やファッションを自分好みにイメチェンさせたことについて、「ハート」や「(笑)」を多用しながら記されているのですが、この連載、「VERY」に必要……? 女性の生き方や子育てについて意識の高い「VERY」だけに、読み物ページで読者が求めているのは、一人の女性がさまざまな選択をしながら生きていく上で生じる迷いや葛藤、それらをどう乗り越えたか、あるいはどう折り合いをつけたかとか、生々しさや人間味、はたまた社会への問題提起を伴ったエピソードではないでしょうか。

 来月はプロポーズについて語るとのことで、「次号もお楽しみに(ハート)」と終えていますが、矢野の連載を楽しみにしている読者がどれだけいるのか、心配になった次第です。
(中崎亜衣)

Sexy Zone・佐藤勝利、「これが実力です」「最悪だよ〜!」とマリウス葉の“偏差値”を知り自暴自棄に

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。3月16~19日の放送は、佐藤勝利とマリウス葉が担当する。2月15日に放送されたトークバラエティ『山里亮太とSexy Zone 女の脳が男を捨てる。』(中京テレビ)で“恋愛偏差値最下位”になった佐藤が、この結果をいまだに引きずっていることが明らかになった。

 『女の脳が男を捨てる。』では、事前のアンケートをもとにした“恋愛偏差値ランキング”の成績によって、スタジオの席順が決まる形式。1位は菊池風磨、2位にマリウス、3位が中島健人で、4位になった佐藤は「イヤイヤイヤイヤ」と不満そうだったものの、番組の最後まで“恋愛偏差値最下位”の位置をキープしたのだった。

 そんな中、17日放送のラジオでは、リスナーから「彼女と大切な記念日をお祝いするなら『おうちで2人きりでゆったり』or『高級レストランで特別な時間を過ごす』のどちらがいいですか?」と質問が届き、佐藤は「後者ですね」と即答。これにマリウスが「確かに素敵だと思う」と同調しつつ、「家っていうのはなんでダメなんですか?」と質問。すると、佐藤は「ダメってわけじゃないけど……」と歯切れが悪くなり、「この間の特番では、記念日を大事にしないキャラクターに見えたかもしれないですけど。記念日は、もちろん祝いますよ!」と“言い訳”モードに。

 『女の脳が男を捨てる。』では、佐藤が「記念日をめちゃくちゃ大事にする(女性が理解できない)。祝う必要ある?」と発言し、ゲストのゆきぽよが「え?」とドン引きする場面も。さらに、ゆきぽよは「記念日を大切にできないってことは、そこまで(彼女が)大事じゃない。たぶん、勝利さんがそこまで人を好きになったことがない」と、佐藤にハッキリと指摘していたのだ。

 そこで、ラジオでは挽回とばかりに、マリウスからの「どういう記念日が一番好き?」「それ以外の記念日はあんまり?」という質問に対し、「やっぱり相手の誕生日じゃないですか?」「結婚したら結婚記念日とかいいね」と答えていく佐藤。しかし「初めて会った日とかは?」と聞かれると、「それは……数字として記憶してないからさ……」と言葉に詰まりつつ、「『あなたと会った』っていうのが、俺の記憶だからね!」とキメ台詞のように放ったものの、急に恥ずかしくなったのか、「これが最下位です! これが最下位の実力です! こういうこと言うから最下位なんだよ、最悪だよ~!」と自暴自棄に。

 一方、そんな佐藤から「お前2位だろ? なんで2位なんだよ? 2位の人からしたらどうなんですか?」と詰め寄られたマリウスは、「正直どっちもいいんですよ。ちゃんと面白い会話ができて、食事できれば」とあっさり。すると佐藤は「ズルくないか、それ。ズルいんだよね、恋愛偏差値ランキング上位なんて。どうせズルいんだよ。『ズルい人ランキング』と一緒!」と言い始め、最終的に「俺は最下位だからズルくなくて、真正面から立ち向かえてる人! それが佐藤!」と、自分のいいように解釈して開き直るのだった。

 この放送にリスナーからは、「勝利くんには勝利くんの考え方があっていいと思うけどなあ。あんまり気にしないでほしい」「あの結果、めちゃくちゃ引きずってるじゃん……。私はどんな勝利くんでも好きだから、元気出して!」「勝利くんの性格をよく知っているファンは、超理解してるよ。最下位引きずらないでね」など、励ましの言葉が集まっていた。

山下智久、“ジャニーズ退所”のカウントダウン突入!? 「亀と山Pが最後の仕事」のウワサ

 中居正広の独立発表により、「次に退所するジャニーズタレントは誰だ?」と、さまざまな報道がなされている。真っ先に名前が飛び出したTOKIO・長瀬智也については、ジャニーズサイドも「明確に否定していなかった」(スポーツ紙記者)という声もあり、近々進退に関しての発表があってもおかしくない状況だ。そんな中、山下智久もまた、「退所へのカウントダウンに入った」と言われているという。

 山下は昨年10月、アメリカの人気俳優、ウィル・スミスが代表を務める海外のエンタメ企業とエージェント契約を結んだと、「週刊女性」(主婦と生活社)に報じられている。

「それ以前にも、山下はジャニーズが正式に解禁していなかったSNSを先駆けて開設するなど、ほかの所属タレントとは違う独特の立ち位置にいました。その理由は、山下の“日和見主義”が招いたものと言われています」(同)

 山下は2003年、NEWSのメンバーとしてデビューし、05年にはKAT-TUN・亀梨和也とのユニット「修二と彰」で大ブレークを果たしているが、11年にNEWSを脱退し、その際、事務所内“派閥”も鞍替えしていたという。

「もともと属していた、現社長・藤島ジュリー景子の派閥から、飯島三智氏の派閥へと乗り換えたんです。しかし、16年に飯島氏がジャニーズを退社する前後に、芸能活動自体が半ば休止状態に。そして17年、亀梨と共演したドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)で『亀と山P』を結成したときに、ジュリー氏のもとに“出戻り”ました」(同)

 当時、山下はジュリー氏、またメリー喜多川現会長に頭を下げて、出戻りを許されたという報道もあった。

「飯島氏の派閥にいたこともあり、ジュリー氏の管轄下と言っても、そこまで彼女の意向に縛られすぎることはなく、のびのびとソロ活動を行うようになっています。そんな中で、ジャニーズの外に出て活動したいという気持ちが膨らんでいったのか、『退所説』が浮上しており、親しい関係者の間で、『今やっている仕事は、ジャニーズへの置き土産なのだろう』などとウワサされているんです。今年はまた『亀と山P』として亀梨とタッグを組み、4月にアルバムを発売、また、5月からはドームツアーが予定されているのですが、これが『現役ジャニーズとしての最後の仕事なのでは』とささやかれています」(レコード会社関係者)

 中居の独立に関しては、当面はマネジャーがジャニーズに籍を置いたまま窓口を続けると伝えられており、業界内で「ジャニーズでは珍しい円満退所」と言われている。山下も、今後の芸能活動に悪影響が出ない形での円満退所が成立すれば、いずれは“エンタメの本場”に飛び立つことになるのかもしれない。

山下智久、“ジャニーズ退所”のカウントダウン突入!? 「亀と山Pが最後の仕事」のウワサ

 中居正広の独立発表により、「次に退所するジャニーズタレントは誰だ?」と、さまざまな報道がなされている。真っ先に名前が飛び出したTOKIO・長瀬智也については、ジャニーズサイドも「明確に否定していなかった」(スポーツ紙記者)という声もあり、近々進退に関しての発表があってもおかしくない状況だ。そんな中、山下智久もまた、「退所へのカウントダウンに入った」と言われているという。

 山下は昨年10月、アメリカの人気俳優、ウィル・スミスが代表を務める海外のエンタメ企業とエージェント契約を結んだと、「週刊女性」(主婦と生活社)に報じられている。

「それ以前にも、山下はジャニーズが正式に解禁していなかったSNSを先駆けて開設するなど、ほかの所属タレントとは違う独特の立ち位置にいました。その理由は、山下の“日和見主義”が招いたものと言われています」(同)

 山下は2003年、NEWSのメンバーとしてデビューし、05年にはKAT-TUN・亀梨和也とのユニット「修二と彰」で大ブレークを果たしているが、11年にNEWSを脱退し、その際、事務所内“派閥”も鞍替えしていたという。

「もともと属していた、現社長・藤島ジュリー景子の派閥から、飯島三智氏の派閥へと乗り換えたんです。しかし、16年に飯島氏がジャニーズを退社する前後に、芸能活動自体が半ば休止状態に。そして17年、亀梨と共演したドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)で『亀と山P』を結成したときに、ジュリー氏のもとに“出戻り”ました」(同)

 当時、山下はジュリー氏、またメリー喜多川現会長に頭を下げて、出戻りを許されたという報道もあった。

「飯島氏の派閥にいたこともあり、ジュリー氏の管轄下と言っても、そこまで彼女の意向に縛られすぎることはなく、のびのびとソロ活動を行うようになっています。そんな中で、ジャニーズの外に出て活動したいという気持ちが膨らんでいったのか、『退所説』が浮上しており、親しい関係者の間で、『今やっている仕事は、ジャニーズへの置き土産なのだろう』などとウワサされているんです。今年はまた『亀と山P』として亀梨とタッグを組み、4月にアルバムを発売、また、5月からはドームツアーが予定されているのですが、これが『現役ジャニーズとしての最後の仕事なのでは』とささやかれています」(レコード会社関係者)

 中居の独立に関しては、当面はマネジャーがジャニーズに籍を置いたまま窓口を続けると伝えられており、業界内で「ジャニーズでは珍しい円満退所」と言われている。山下も、今後の芸能活動に悪影響が出ない形での円満退所が成立すれば、いずれは“エンタメの本場”に飛び立つことになるのかもしれない。

映画『スマホを落としただけなのに』を、セキュリティのプロが語る!「Wi-Fiは鍵がかかっていれば安全」は間違い?

 2018年に公開された映画『スマホを落としただけなのに』の続編となる『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が、2月22日から公開されている。志賀晃氏の同名小説(宝島社)を原作とした同シリーズは、タイトルにある通り、スマホを落としてしまったことで個人情報が流出し、思わぬ事件に巻き込まれてしまうという恐怖を描いた、現代社会ならではのミステリーサスペンスだ。

 興行収入19.6億円(興行通信社調べ、以下同)の大ヒットを記録した前作同様、今作も映画観客動員ランキングで初登場2位にランクインし、興行収入15億円以上が見込める好スタートを切った。ネット上では「描写がリアル」「ある意味、ホラー映画」と大きな反響を呼んでいるが、その一方、一部では、登場人物たちのセキュリティ対策が「甘すぎる」と疑問視する声も少なくない。

 では実際に、第三者からの不正アクセスを防ぎ、個人情報を守るためにはどのような対策を行えばよいのか。映画のストーリーをもとに、情報セキュリティ対策の強化や優れたIT人材の育成に取り組む、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター企画部の加賀谷伸一郎氏に話を聞いた。

スマホのパスワードは長く、複雑に

――映画1作目では、落としたスマホのパスワードが“彼女の誕生日”という推測されやすいものだったことから、スマホを拾った犯人に簡単にパスワードを破られてしまいました。こうした事態を防ぐ方法を教えてください。

加賀谷伸一郎(以下、加賀谷) 画面ロックのパスワードをできるだけ長く、複雑にすることが大切です。まずiPhoneの場合、15年9月にリリースされたソフトウェア・iOS 9から、初期設定で数字6桁のパスコードを使用することができます。従来の4桁から6桁に桁数が増えたことで、数字の組み合わせも1万通りから100万通りに増え、セキュリティ強度も高くなりました。そして、パスコードを10回連続して間違えるとデータを消去(初期化)するという機能もあるので、「設定」の「Face IDとパスコード」にある「データを消去」を有効にしてください。6桁なら、10回のうちにロックが外れる確率はかなり低いでしょう。

 しかし、古い端末を使用していたり、ソフトウェアのアップデートを行っていなかったり……あと、「覚えやすく管理がしやすいから」と設定し直し、4桁のパスコードを使用し続けている人も意外と多いんです。iPhoneの数字入力画面はガラケーのボタンと同じ配列の「テンキー」となっていて、4桁の短いパスコードだと、指の動きからも数字が推測されやすくなってしまうので、やはりなるべく6桁のパスコードを設定することをおすすめします。

 なお、数字のほかに、英数字のパスワードを設定する方法もあり、こちらは100桁以上の英数字が設定可能なんですが、入力が面倒なので、使う人はあまりいないと思いますが(笑)。

――Androidを使用している場合はどのように設定すればよいでしょうか?

加賀谷 Androidの場合、機種によっても異なりますが、4桁の数字を用いた「PINコード」、9つの点を指でなぞる「パターンロック」、4桁以上の英数字と記号を組み合わせる「パスワード」と、画面ロックの方法は複数あります。一定回数間違っても数秒~数十秒待てば再度トライできてしまいます。そのため、第三者に推測されず、かつ自分が解除しやすい程度に長いパスワードを設定することが大切です。

 なお、最近はiPhoneとAndroidに共通して、指紋認証や顔認証などの生体認証機能が搭載された端末が増えてきています。セキュリティ強度も高いため、できるだけこれらを活用するようにしてください。そもそも被害に遭わないためには、パスワードの設定以前に、“端末はできるだけ肌身離さず持っておく”ということも重要です。

――現在公開中の2作目では、カフェでスマホを無料Wi-Fi(公衆無線LAN)に接続したことから、個人情報が漏れてしまいます。Wi-Fiの使用だけで、簡単に情報を抜き取られてしまうものなのでしょうか?

加賀谷 情報を抜き取ることが難しいか、易しいかでいうと、難しいです。ただ、有線LANの場合は、端末をケーブルでLANに接続することでインターネットに接続されますが、無線LANの場合はケーブルを使用しない電波によるデータ通信になりますから、技術がある人であれば、電波を拾うことで通信内容を覗くことができてしまうんです。

 Wi-Fiのような無線LANのアクセスポイントには、「SSID」という識別子が付けられています。SSIDは同じ空間に複数のアクセスポイントがあった時に、接続先を見つけやすくするための目印としてつけられた「名前」のようなもの。インターネットに接続する場合は、そのSSIDから1つを選び、許可された人のみ使えるようにあらかじめ設定されているWi-Fiパスワードによって接続するのですが、セキュリティ強度の低いネットワークだと、通信内容が筒抜けになってしまう可能性があります。

 もっと危険性が高いのは、無料で開放されているWi-Fiに多い、パスワードが設定されていないケース。第三者にどんなページを閲覧していたか知られたり、サイトで入力した個人情報が流出してしまうなどの危険性がさらに高まると考えられるでしょう。

――では、セキュリティ強度の高いWi-Fiを見分ける方法はあるのでしょうか?

加賀谷 Wi-Fiを安全に使おうとすると、さまざまな知識が必要になってきます。スマホの画面に表示されるSSIDだけでは、そのネットワークのセキュリティ強度まではわからず、一般の方がどれが安全でどれが危険かを見分けることは非常に困難です。

 また、パスワードは親機側に設定されているため、自分で親機を管理していなければ、複雑なものに変更したくても変更できない。ですから、無料・有料にかかわらず、Wi-Fiを使用する際は、“情報を読み取られている可能性がある”ということを常に頭に入れておく必要があります。

――「パスワードが設定されているから安全」というわけではないのですね。

加賀谷 これは少々怖い話かもしれませんが、例えば第三者がある無料Wi-Fiとまったく同じSSIDとパスワードを設定し、本物よりも電波を強くした不正なアクセスポイントを設置したとします。すると、端末は電波の強いほうに接続してしまいますよね。そうなると、いくらセキュリティ強度が高いネットワークでも意味を成しません。通信内容が全て読み取られたり、不正なウェブサイトに誘導されたりします。ですから、「パスワードが設定されているから安全」と言い切ることはできないんです。

 近頃は、公共施設や飲食店、宿泊施設など、無料でWi-Fiを使用できる環境も整ってきました。しかし、セキュリティ強度を高めると、使用できない古い端末も出てくるため、セキュリティ強度の低いネットワークを用いることがほとんど。そのため、きちんと情報流出のリスクを理解した上で設置している場所には、「自己責任でご利用ください」といった表示がされています。そのほうが、設置者としては善良かと思いますね。

(解説=独立行政法人情報処理推進機構・セキュリティセンター企画部・加賀谷伸一郎氏/取材・文=サイゾーウーマン編集部)

■加賀谷伸一郎 独立行政法人情報処理推進機構・セキュリティセンター企画部・エキスパート(サイバーセキュリティ担当)。情報セキュリティ対策の強化や優れたIT人材の育成に取り組んでいる。

■独立行政法人 情報処理推進機構公式サイト:https://www.ipa.go.jp/
■IPA情報セキュリティ安心相談窓口公式Twitter:@IPA_anshin

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、コンビニロケで万引き疑惑!? 「Gメンが出てくる!」と大騒ぎしたワケ

 Hey!Say!JUMPの伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が3月19日に放送された。

 この日、伊野尾のコーナー「いのおピクチャー」で公開されたのは、お皿とフォークを持った伊野尾自身の写真。伊野尾はこの写真を見ながら「とあるカメラマンに『いのお飯』の瞬間を撮ってもらいました」と、同番組内のコーナー「いのお飯」の際に撮影したものだと説明した。写真の伊野尾は、まるで不意打ちで撮られたかのような、少々気の抜けた表情。しかし、実は共演者の生田竜聖アナウンサーがフィルムカメラで撮影したものだと明かし、そのノスタルジックな仕上がりに伊野尾も満足げだった。

 この写真に視聴者からは、「さすがいつも隣で伊野尾くんを見てる生田アナ! めっちゃリラックスした表情だな〜」「伊野尾くんはやっぱり撮りたくなる被写体だよね」という声が集まっていた。

 その後放送された「イノ調」のコーナーでは、「最先端のスーパー&コンビニ」を伊野尾が調査。あらかじめ専用アプリをダウンロードしたスマホを持って入店すると、商品を選んだあとレジを通さずそのまま店外に出るだけで決済が完了するという「レジレス」のコンビニを紹介し、伊野尾も実際に買い物を試してみることに。水とお菓子を手に持ち、「あ、ポテトサラダ食べよー。ポテトサラダ食べたい」と言いながら3品を選び終え、恐る恐る店を出てみる。すると案内役の担当者から「これでお会計終了です」と声がかかり、伊野尾もレジを通さず店を出られてしまったことに「ウソでしょ!?」と動揺を隠しきれない様子。「これあと10歩くらい(店外に)歩いたら、万引きGメンがここから出てくるやつじゃないですか?」と続け、最新のシステムに驚きっぱなしだった。

 このコンビニは、商品棚に付けられたセンサーと天井に設置されたカメラで、客が購入した商品を把握するため、店を出た時点で自動的に決済ができるのだとか。伊野尾は「近い未来、街でこういうコンビニが増えたらまた生活が変わりますよね、ガラリと。なんかワクワクしますね」とリポートしていた。

 今回の「イノ調」に視聴者からは、「最先端コンビニで万引きGメンに怯えてて可愛い」「伊野尾ファンは今日、水とお菓子とポテトサラダを買いまくると思う!」という声が寄せられていた。

木村拓哉、SNSの“家族投稿”が波紋……工藤静香に祝福メッセージ送り「アイドルではない」と失望の声

 元SMAP・木村拓哉と、妻で歌手・工藤静香の間に生まれた長女が、「Cocomi」としてモデルデビューを果たすことが明らかになった。2018年5月に女性ファッション誌「ELLE JAPON」7月号(ハースト婦人画報社)の表紙を飾りデビューした次女でモデルのKoki,に続き、姉妹揃って芸能界入りすることに。一家総出で表舞台に立つ“木村家”の方針や、子どもたちの活動をめぐって、ファンの間では賛否両論が噴出している。

 Cocomiは2001年5月1日生まれで、現在18歳。3月28日発売の「VOGUE JAPAN」5月号(コンデナスト・ジャパン)の表紙を務めるほか、フランスを代表する高級ブランド「クリスチャン・ディオール」のアンバサダーに就任し、モデルとしての活動をスタートさせた。3月19日付の「スポーツニッポン」によると、同月に高校を卒業した彼女は、4月から大学へ進学。11歳でフルートを始め、昨年の「第2回日本奏楽コンクール」で最高位に輝くなど実績を積んでおり、今後は学生、フルート奏者に加えて、モデル活動も行っていくようだ。また、同紙は「ディオール関係者が1年以上前から注目し、演奏会を見に来ていた」とも伝えていた。

 Koki,が芸能界入りしたときも世間に大きな衝撃を与えたが、今回のCocomiのデビューについても、SMAP時代から応援するファンは複雑な心境を抱えているようだ。

「Koki,は、15歳だった18年5月にデビューし、同8月に『ブルガリ』の日本初&世界最年少アンバサダーへ就任。同9月には『シャネル』の日本人初ビューティーアンバサダーにも抜てきされています。こうした海外の有名ブランドと仕事をするたびに、ネット上では『ハイブランドの仕事しかしないって、工藤静香が決めてるのかな? ティーン誌のモデルならまだしも、いつも無理させられてる気がする』『親の七光りならぬ、キムタクと工藤静香を足して親の14光りがスゴい』と、否定的なコメントがどんどん増えていっているんです」(ジャニーズに詳しい記者)

 こうした批判を目にしているためか、一部の木村ファンからは「次女もいきなりアンバサダーをやって叩かれたのに、売り方変えないのね。木村家、ハートが強すぎる」「音楽家なら、音楽で話題になるほうが叩かれなくて済むのに、本当にやり方がヘタ」「なんでわざわざ妹と同じモデルをやるのかな? デビューの仕方も同じだし、ワンパターンかよ」「妹と同じ形でデビューって、どう考えても不自然」と、ひんしゅくを買っている。また、Koki,も音楽家の一面を持ち、自身が作曲した楽曲「片隅」を歌手・三浦大知に提供しているだけに、早くも「CocomiはKoki,の二番煎じ」といった声もある。

 一方で、母親の工藤は19日にインスタグラムを更新し、「一生懸命、でも楽しく子育てをしている中、いつもの様に様々な噂がありました。娘2人とも、とっても思いやりのある、優しい子に成長してくれました」などと、Cocomiのデビューに言及した。さらに同日、木村も「Weibo(微博)」にCocomiとKoki,のツーショットをアップし、「go FLY!! my ANGELS!! TAK」(羽ばたけ 俺の天使たち)とメッセージを投稿。娘の芸能界デビューにエールを送っていた。

 これを受け、熱心な木村ファンは「木村くんのご家族、素晴らしい。これからも応援していきたい」「Cocomiちゃんのデビューを知った瞬間はショックだったけど、木村くんがうれしそうだし、応援するしかない」「木村くんのWeibo素敵。ANGELたちのこれからの活躍が楽しみ!」と、“木村家”の芸能活動を支持しているようだ。

 しかし、“アイドル・木村拓哉”を見守っていきたいファンは、「Weibo」のコメントに落胆。そもそも、木村はKoki,がデビューした直後、メディアでの言及は一切していなかった。デビューから約3か月後の18年8月に『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)へ出演し、番組司会の宮根誠司と対談する中で、初めて「彼女がやってみたいということは、だったらその背中を押すしかない」と、Koki,について語っている。

「ところが、18年12月にWeiboを開設した木村は、徐々にプライベートを晒すようになり、工藤が49歳になった昨年4月には『happy birthday 拓哉』と祝福メッセージを投稿していました。今年2月5日にKoki,が17歳の誕生日を迎えたときも、木村はWeiboに『happy birthday!!』と、彼女が赤ちゃんの頃の写真を載せていたんです。こうした経緯もあり、ネット上の一部木村ファンからは『今後は木村拓哉じゃなくて“木村家”ごと見せられるのか……』『Weiboやインスタでお祝いメッセージに家族写真……これがうれしいと思えない自分にもモヤモヤする』『木村くんのファンだけど、彼の家族には興味ない。もうアイドルではいてくれないんだね』と、失望の声が出ています」(同)

 今後、家族4人での共演が実現するとなったら、木村のファンはさらに複雑な心境になりそうだ。

木村拓哉、SNSの“家族投稿”が波紋……工藤静香に祝福メッセージ送り「アイドルではない」と失望の声

 元SMAP・木村拓哉と、妻で歌手・工藤静香の間に生まれた長女が、「Cocomi」としてモデルデビューを果たすことが明らかになった。2018年5月に女性ファッション誌「ELLE JAPON」7月号(ハースト婦人画報社)の表紙を飾りデビューした次女でモデルのKoki,に続き、姉妹揃って芸能界入りすることに。一家総出で表舞台に立つ“木村家”の方針や、子どもたちの活動をめぐって、ファンの間では賛否両論が噴出している。

 Cocomiは2001年5月1日生まれで、現在18歳。3月28日発売の「VOGUE JAPAN」5月号(コンデナスト・ジャパン)の表紙を務めるほか、フランスを代表する高級ブランド「クリスチャン・ディオール」のアンバサダーに就任し、モデルとしての活動をスタートさせた。3月19日付の「スポーツニッポン」によると、同月に高校を卒業した彼女は、4月から大学へ進学。11歳でフルートを始め、昨年の「第2回日本奏楽コンクール」で最高位に輝くなど実績を積んでおり、今後は学生、フルート奏者に加えて、モデル活動も行っていくようだ。また、同紙は「ディオール関係者が1年以上前から注目し、演奏会を見に来ていた」とも伝えていた。

 Koki,が芸能界入りしたときも世間に大きな衝撃を与えたが、今回のCocomiのデビューについても、SMAP時代から応援するファンは複雑な心境を抱えているようだ。

「Koki,は、15歳だった18年5月にデビューし、同8月に『ブルガリ』の日本初&世界最年少アンバサダーへ就任。同9月には『シャネル』の日本人初ビューティーアンバサダーにも抜てきされています。こうした海外の有名ブランドと仕事をするたびに、ネット上では『ハイブランドの仕事しかしないって、工藤静香が決めてるのかな? ティーン誌のモデルならまだしも、いつも無理させられてる気がする』『親の七光りならぬ、キムタクと工藤静香を足して親の14光りがスゴい』と、否定的なコメントがどんどん増えていっているんです」(ジャニーズに詳しい記者)

 こうした批判を目にしているためか、一部の木村ファンからは「次女もいきなりアンバサダーをやって叩かれたのに、売り方変えないのね。木村家、ハートが強すぎる」「音楽家なら、音楽で話題になるほうが叩かれなくて済むのに、本当にやり方がヘタ」「なんでわざわざ妹と同じモデルをやるのかな? デビューの仕方も同じだし、ワンパターンかよ」「妹と同じ形でデビューって、どう考えても不自然」と、ひんしゅくを買っている。また、Koki,も音楽家の一面を持ち、自身が作曲した楽曲「片隅」を歌手・三浦大知に提供しているだけに、早くも「CocomiはKoki,の二番煎じ」といった声もある。

 一方で、母親の工藤は19日にインスタグラムを更新し、「一生懸命、でも楽しく子育てをしている中、いつもの様に様々な噂がありました。娘2人とも、とっても思いやりのある、優しい子に成長してくれました」などと、Cocomiのデビューに言及した。さらに同日、木村も「Weibo(微博)」にCocomiとKoki,のツーショットをアップし、「go FLY!! my ANGELS!! TAK」(羽ばたけ 俺の天使たち)とメッセージを投稿。娘の芸能界デビューにエールを送っていた。

 これを受け、熱心な木村ファンは「木村くんのご家族、素晴らしい。これからも応援していきたい」「Cocomiちゃんのデビューを知った瞬間はショックだったけど、木村くんがうれしそうだし、応援するしかない」「木村くんのWeibo素敵。ANGELたちのこれからの活躍が楽しみ!」と、“木村家”の芸能活動を支持しているようだ。

 しかし、“アイドル・木村拓哉”を見守っていきたいファンは、「Weibo」のコメントに落胆。そもそも、木村はKoki,がデビューした直後、メディアでの言及は一切していなかった。デビューから約3か月後の18年8月に『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)へ出演し、番組司会の宮根誠司と対談する中で、初めて「彼女がやってみたいということは、だったらその背中を押すしかない」と、Koki,について語っている。

「ところが、18年12月にWeiboを開設した木村は、徐々にプライベートを晒すようになり、工藤が49歳になった昨年4月には『happy birthday 拓哉』と祝福メッセージを投稿していました。今年2月5日にKoki,が17歳の誕生日を迎えたときも、木村はWeiboに『happy birthday!!』と、彼女が赤ちゃんの頃の写真を載せていたんです。こうした経緯もあり、ネット上の一部木村ファンからは『今後は木村拓哉じゃなくて“木村家”ごと見せられるのか……』『Weiboやインスタでお祝いメッセージに家族写真……これがうれしいと思えない自分にもモヤモヤする』『木村くんのファンだけど、彼の家族には興味ない。もうアイドルではいてくれないんだね』と、失望の声が出ています」(同)

 今後、家族4人での共演が実現するとなったら、木村のファンはさらに複雑な心境になりそうだ。

「杏と唐田どちらが好き?」という質問を絶賛――『とくダネ!』と小倉智昭に危惧すること

「杏と唐田どちらが好き?」という質問を絶賛――『とくダネ!』と小倉智昭に危惧すること
小倉智昭は「SNS時代」を理解していない――「杏と唐田どちらが好き?」という質問を絶賛するヤバさ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「芸能史上に残ります」小倉智昭
『とくダネ!』(フジテレビ系、3月18日)

 会ったこともない芸能人について、ああだこうだ書くことを小商いにしている私が芸能ニュースに望むこと、それは「ちょっと笑える要素」があってほしいということだ。私の中で「不倫」というのは、芸能ニュースとして最適の部類に入るのかもしれない。なぜなら日本には姦通罪はないため、警察のお世話になる案件ではなく、また人命が失われるわけでもなく安心してネタにできる、そして「ちょっと笑えるポイント」に事欠かないからだ。

 「週刊文春」(文藝春秋)が、女優・鈴木杏樹と新派の俳優・喜多村緑郎の不倫を報じたが、2人は千葉の海岸でデートをし、ラブホテルで休憩したという。名の知れた芸能人がお安いラブホテルに行くというのが「ちょっと笑える要素」であり、こういう部分があると、ネタにしやすいし、沈静化するのも早いように感じている。しかし、俳優・東出昌大の不倫のように、「笑える要素ゼロ」の不倫は、私にとっては好ましくない芸能ニュースだ。女優・杏の妊娠中から不倫を始め、結婚生活5年のうち不倫は約3年、お相手の女優・唐田えりかはSNSで匂わせを連発と、「笑える要素ゼロ」。女性をイラつかせる要素を全部詰め込んだかのような不倫は、バッシングが過熱しやすい。事実、不倫発覚後2カ月近く経過したものの、テレビも週刊誌もSNSも、この話題で持ちきりだ。

SNSで変わったワイドショーと週刊誌

 昔は芸能人の不倫スキャンダルを報じるのは、週刊誌とテレビだけだった。週刊誌は1週間もすれば店頭から消えるし、ワイドショーも週刊誌から提供されるネタだけで番組を作り続けるのには限度がある。不倫のニュースも2~3日くらいで終息していたように記憶している。

 しかし、SNSの出現で、ワイドショーも変わった。テレビはSNSの反応を視聴者の意見とみなし、既存の情報とからめて、視聴者の反応をテレビで取り上げることにより、同じ話題を引っ張ることをし始めた。視聴者の意見に対し、さらに芸能人のコメンテーターがコメントし、それがネットニュースになり、そこに視聴者がまた反応する。こうなると、ニュースは延々と続き、「悪いことをした人」は、ずっと責められることになる。

 一方でSNSによって週刊誌は変わったのだろうか。東出の不倫を最初に報じた「文春」は、唐田や東出の言い分を続報した。この話題に読者が食いつくと踏んだのかもしれないが、これは小室哲哉氏の時と同じ轍を踏まないための「文春」側の“防御”ではないかと、私は勝手に感じている。

 2018年、「文春」が音楽プロデューサー・小室氏の不倫を報じた。くも膜下出血による後遺症で療養中のKEIKOという妻がありながら、看護師の女性を家に招き入れていたのだ。SNSでは激しいバッシングが起きるが、小室氏は会見を開き、妻の介護疲れから女性看護師に癒やしを求めたこと、また、男性としての機能を失っているので不倫ではないことを告白。しかし、騒動のけじめとして引退を発表する。この時に、介護に疲れた小室氏に同情の声が起こり、「『文春』が小室を引退に追い込んだ」「週刊誌にそこまでする権利があるのか」という怒りの声がSNS上に上がった。バッシングの矛先が小室氏から「文春」に変わったのだ。

 この経験から、「文春」は騒動の登場人物全てに焦点を当て、バランスを取ることで、1人だけを追い込みすぎることを避けようとしたのではないだろうか。例えば唐田は、先輩である杏に対し、不倫を匂わせる行為を連発するしたたかな女性という印象を持つ人も多いだろうが、「文春」は、唐田が東出と別れようと葛藤していたことも記事にしている。この記事を読んだからといって、唐田のイメージが回復することはないだろうが、「そこまで悪い子でもない」という印象を受ける人は多いだろう。また「文春」は東出にも直撃取材を行い、「いま、自分は自分の過ちから、かけがえのない日々を失ったことを実感しています」という本人のコメントを引き出した。唐田の記事同様、この発言があっても東出のイメージは地に落ちたままだが、「不倫を悔いている」というスタンスを見せることで、世間のバッシングが過熱するのを抑えた可能性はあるだろう。

 東出や唐田を追い込みすぎると、「文春」自体が批判にさらされるから、東出や唐田の言い分も掲載した……これは私の臆測に過ぎないが、杏にダメージを与えた側の言い分も掲載するというのは、「機会を均等に与える」という意味で公平なのである。

 しかし、テレビに、週刊誌のような配慮はあるのだろうか?

 3月17日、東出が不倫報道後、初めて公の場に姿を見せた。杏と離婚するのか取材陣から質問が集中する中、「これ以上、妻を傷つけたくありません」という理由から、「お答えできません」という回答に終始していた。そんな中、ある女性レポーターが「杏さん、唐田さん、どちらが好き?」と質問し、東出が「妻」と答えず「お答えできない」と言ったことが、ネットで話題になっている。「杏」と答えれば、「それなら、なぜ不倫したのか?」と言われてしまうから、うかつに答えられないだろうし、そう答えることで、「やっぱり、唐田をもてあそんだ」という意見が起こらないとも限らない。東出の答えは、そういった意味で「正解」と言えるだろう。

 翌18日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、司会の小倉智昭が、この質問を「芸能史上に残ります」と絶賛していた。しかし、この質問は本当に必要だろうか? 今更こんなことを聞いて、何の意味があるのだろうか?

 東出は今、芸能人として一番の危機を迎えていることは間違いないだろう。がた落ちした好感度を、これ以上下げたくないだろうから、どんな失礼な質問も我慢して答えなくてはいけない。不愉快な表情を少しでも見せれば、「反省していない」と言われかねないからだ。

 弱っているときにつけこむように、「杏と唐田どちらが好き?」というきわどい質問をすることを良しとした小倉は、これを「面白い」と思っているのかもしれないが、そういういじめのような論理がまかりとおるのは、情報源がテレビだけだった時代ではないだろうか。「悪いことをしたから」を理由に、調子に乗って芸能人を追い込むと、「文春」が抗議にさらされたように、SNSから批判の声が上がり、今度は怒りの矛先が、番組や小倉本人に行く可能性があることに気づいているのだろうか?

 ちなみに小倉と言えば、かつて『とくダネ!』でコンビを組んでいた女優・菊川怜の結婚相手である実業家男性と食事をし、「いい男」「こちらが言葉遣いに気を使わないといけないほど、きちっとしている」とベタ褒めしていたことがある。しかしその実業家男性は、2人の女性との間に、同時期に婚外子をもうけていたと「文春」が報じた。さらに、「週刊新潮」(新潮社)は、さらにもう1人、実業家男性の子どもを出産した女性がおり、彼女が養育費を求めて訴えを起こしたと報じている。小倉が何をもって「いい男」と判断したかは不明だが、もし「一代で莫大な財を築いたから、いい男」と思ったのだとしたら、それは時代遅れだと言えるだろう。「オトコは仕事さえデキれば、オンナにだらしがなくてもいい」という時代はもう終わっているからこそ、不倫がこんなに騒がれるのだ。

 小倉のこうした言動を見ると、年を取ることがマイナスだとは思わないが、ある程度は時代に沿う努力は必要ではないだろうかと感じる。そうしないと、テレビも小倉自身もどんどん「過去の遺物」に成り下がっていくように思えてならない。