『テセウスの船』最終回19.6%で有終の美も、「最高のドラマ」「伏線回収できてない」と不満噴出

 竹内涼真が主演を務めたTBSの日曜劇場『テセウスの船』の最終回が3月22日に放送され、平均視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回の14.9%から4.7ポイントと大幅アップし有終の美を飾ったが、黒幕の正体&結末に、ネット上では「最高のドラマ」「伏線回収できてない」と賛否の声が上がっている。

 同作は、31年前の平成元年に起こった「音臼小無差別殺人事件」の犯人として逮捕された佐野文吾(鈴木亮平)を父に持つ田村心(竹内涼真)が、事件直前にタイムスリップし、事件の真相を探っていくという本格ミステリー。東元俊哉氏の同名漫画(講談社)が原作になっている。

「第9話までに、心の姉である鈴(白鳥玉季)の同級生で、小学生の加藤みきお(柴崎楓雅)が事件に関わっており、共犯者がいることがわかっていました。最終回を前に、ネット上では黒幕は誰なのか“考察合戦”が白熱。そんな中、最終回でその人物は、村の名士の息子である田中正志(霜降り明星・せいや)だったことが判明し、『お前だったのか!』『まさかの黒幕』と大きな反響を集めていました」(芸能ライター)

 しかし、ドラマ前半で退場した金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)や新聞配達員の翼(竜星涼)らを殺したのがはっきりと描かれず、ネット上には「モヤモヤが残る」「伏線張りすぎて回収できてないじゃん」との不満も噴出していた。

「また、数十年後の未来の佐野家は幸せに暮らしつつも、心が2度過去にタイムスリップして事件発生を食い止め、父の冤罪を晴らしたという事実を知っているのは文吾だけというラストには、『切ない』という声とともに、『家族みんな幸せになってよかった』『素敵なラストだった』との声が多く上がっていました」(同)

 そんな中で、成長した心の姉・鈴(貫地谷しほり)の姿には、「整形したんじゃなかった?」と疑問視する視聴者が多かった様子。というのも、心は一度、過去から現在に戻ってきた際に、“殺人犯の娘だという正体を隠すため”に整形して顔を変えた姉と会っているからだ。

「これについて、ドラマの公式Twitterアカウントは、『テセウスの船 最終回の秘密……最後の鈴、皆さん気づきましたか。#貫地谷しほり さんのインスタにその答えが』とツイート。貫地谷は、過去の顔とラストの顔写真や動画を投稿しており、ネットユーザーは『ほくろが違う』『鼻が微妙に違う』と反応していましたが、『正体を隠すはずの整形どころか、ただのプチ整形』と、整形の“甘さ”を指摘する視聴者も。一方、ラストシーンでは、ハライチ・澤部佑が成長した心の兄・慎吾として初登場したのですが『弟のほうが整形してるじゃん』『何が一番びっくりしたって、あの可愛い弟が澤部になってたことだよ』と、違う意味で大きな反響を集めていました」(同)

 なお、動画配信サイト・Paraviでは現在、『テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開』を配信しており、視聴者したユーザーによると、「これで全て伏線が回収されてる」「見たほうがいい」と満足度の高い仕上がりになっている模様。

 まさかの結末には賛否あるにせよ、19.6%の高視聴率を獲得した『テセウスの船』は、TBSはもちろん、主演を務めた竹内の俳優活動にも大きく影響する代表作になったことは違いないだろう。

工藤静香の教えか Cocomiが「週刊文春」に反撃

 工藤静香と木村拓哉の長女・Cocomiの“芸能界デビュー”が華々しく報じられたすぐ後のこと。Cocomiは「週刊文春」(文藝春秋)が母校である高校の生徒に送ったという“取材依頼”をInstagramに公開し、関係者に迷惑をかけて申し訳ないと謝罪した。

 「文春」からCocomiの友人たちへ送られたというメッセージは以下のとおり。

<こんにちは! 突然のご連絡ご連絡失礼いたします。週刊文春デジタル編集部(取材用アカウント)です。>
<現在、木村拓哉さんの長女・木村心美さんの芸能界デビューされた件について取材を進めています。○○(高校の名前)女子高音楽科に在学されていた心美さんがどんな方なのか、もしご存知のことがあれば教えていただけませんでしょうか。>

 Cocomiは同級生の友人からメッセージの存在を知らされたといい、メッセージのスクリーンショットと共に、母校の生徒らへ<きっと困惑なさっている生徒の方々もいると思います。申し訳ございません。ごめんなさい。>と謝罪を綴った。

 Cocomiが謝る必要はまったくないと思うが、表向きは生徒たちへの謝罪文だ。しかし彼女が「文春」からのメッセージをスクリーンショットして公開したことは、週刊誌への“怒り”を感じさせる。

 Cocomiの情報が解禁になったのは今月19日だが、木村拓哉と工藤静香の娘ということから、幼少期から週刊誌に追われる生活を送ってきたようだ。芸能記者やカメラマンたちは、子供時代の写真も大量に持っているだろう。“解禁”となってから数日、すでにCocomiの少女時代の写真を掲載したメディアもある。

 これまで、どの高校に進学した、フルート奏者として賞を受賞した、どこそこで短期アルバイトをしているなど、様々な週刊誌がCocomiのプライベートな情報を逐一報じられてきた。それは「木村拓哉と工藤静香の娘」であるがゆえ避けられないことだったのだろう。

 芸能人とマスコミは「持ちつ持たれつ」。ヨイショ記事を書いてもらう代わりに、プライベート写真を撮らせてあげる、といったやりとりは日常茶飯事だという。それは母・工藤静香とて例外ではないはずだが、一方で彼女は敵対する週刊誌報道には反論するなど、ファイティングポーズをとってもいる。特に「週刊文春」はお気に召さないようだ。

 2016年12月、「週刊文春」は工藤がディナーショーで着用していた衣装を「全身黒ずくめで喪服のよう」「SMAPの追悼」などと報じる。すると工藤は、モバイルファンクラブのメルマガで「捉え方や想像力にはビックリしましたね」と報道を皮肉った。

 2017年1月に工藤が公式Instagramを開設すると、またしても「文春」が工藤のInstagramが“炎上”していると報道する。こちらに対しても工藤はメルマガで「インスタ炎上などしていない」と反論。

 続けてInstagramにも、<人を中傷する様なコメントや悪口なんてありません。皆さんモラル、マナーがある素敵な方ばかりです。先ず料理教室みたいなインスタで炎上? なんてする暇あったら、みんな夕食を考えます>と綴った。

 SNSが普及したことで、週刊誌の報道に反論する芸能人も増えている。理不尽なプライバシー侵害や事実と異なる報道にまで黙って耐える必要はないだろう。

[wezzy_blogcard 62551]
[wezzy_blogcard 74305]

カテゴリー: 未分類

『ザ・ノンフィクション』日光さる軍団で働く新人1年生「就職先はさる軍団 ~師匠と弟子と新入社員~」

日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。3月22日の放送は「就職先はさる軍団 ~師匠と弟子と新入社員~」。

あらすじ

 猿と家族同然に過ごし、師匠から弟子へ受け継がれてきた伝統のスタイルも今や昔。「日光さる軍団劇場」を運営する株式会社モンキーエンタープライズは、週休2日と働き方改革に対応している。2019年春に7人の新入社員が入るが、早々に2人脱落していた。

 新入社員は同社のボスでもあり、“反省ザル”次郎と共に一世を風靡した村崎太郎氏を怖がっている。週2回、会社で行われる宴会では、酔った太郎のご高説を、固まった表情で聞く。20歳すぎの彼ら彼女らはテレビ出演も多かった反省ザルの頃の太郎を知らない。

 一方で、そんな新入社員を指導する41歳のゆりあも苦労する。ゆりあ自身は、しごかれ、泣けばそれをさらに厳しく叱責されるという厳しい環境下で芸を磨いてきた。しかし、伝統芸を受け継ぐというより、会社に入社する感覚の今の若手社員に、これまでのやり方が通じないことも理解している。模索しながらの指導が続くも、ゆりあの情熱は徐々に新入社員に伝わっていく。

 新入社員の一人、夢子は猿回しについて「稽古で10割(猿が)できても舞台では6割」と、動物芸ならではの難しさを話す。入社から約1年後、新入社員のお披露目の場となる新人公演が始まるが……。

頑張っても報われるとは限らない仕事

 今回は、働く大人が忘れかけそうな“初々しさ”を思い出させてくれる良回だった。日光さる軍団に新入社員で入った、面倒を避けたがる覇気に欠ける若者たちが、1年をかけて仕事に情熱を注ぐ社会人のキリッとした顔つきに変わっていく。

 新入社員の一人、吉澤は人との交流が苦手で、観光牧場への就職を希望していたがかなわず、さる軍団の「飼育係」希望で入社した。週末に一人でゲームをするのが楽しみな今どきの青年だったが、ゆりあの指導で火がつき、休日も稽古に勤しむようになる。

 新人公演の日は、吉澤の両親も遠方から駆けつけた。しかし、ほかの新入社員が猿を連れて並ぶ中、吉澤のパートナーである猿のなごみちゃんだけは満員の客席にパニックになってしまう。当たり前だが猿にも性格があり、なごみちゃんは臆病なのだ。あわてふためく様子を愛嬌だと笑っていた客も、それが数分続けばざわついてくる。

 吉澤のデビューは「何もできない」という非常にほろ苦いものとなった。公演を終え、肩を落とす吉澤を太郎は抱きしめ「悔しがれ、いっぱい悔しがれ、負けんなよ。お前自身に負けんなよ」 と太郎自身も涙する。頑張ったところで報われるとも限らないのが仕事だ。そもそも仕事に限らず人生のすべてが頑張ったから報われるとは限らない。ツラく、しんどいことも多い。しかし、悔しいと思える機会すらない状態、諦めの日々をただ過ごすことのほうが「負け」なのではないかと、悔しがる吉澤の姿を見て感じた。

 なお、番組の最後では最近撮影された、吉澤となごみちゃんの猿回しの様子が流れた。なごみちゃんは見事に舞台でハードルの幅跳びをジャンプを決めて喝采を浴びていた。吉澤もなごみちゃんも負けなかったのだ。

 同じく新入社員の夢子はパートナーとして、新人には少々扱いづらい6歳の発情期のオス「はん君」を選ぶ。夢子は早く舞台に出たがっていたが、高尾山さる園での初公演ではん君は何もしてくれず、夢子のデビューもほろ苦いものとなった。しかし、その後の新人公演ではん君は夢子の掛け声に合わせてバク転5連続を華麗に決めた。

 夢子が社会人になって初めての帰省では、母親に女の子からファンレターをもらったことなどを話していた。その後、夢子は旧友と再会し、大学生の友人の一人は夢子の仕事ぶりに涙していた。一足先に大人になった夢子がまぶしかったのだろう。新人の夢子にとっても、母親や友人に、自分のここ一年の軌跡を話せたことは、強い励みになったはずだ。

 日々の暮らしの中で、自分の仕事の話をする人が少ないように思う。特に年を重ねた人ほど少ない。それでも誰かに聞いてもらいたい気持ちがあるから、愚痴や自慢を聞いてくれるキャバクラやスナックは潰れないのだろう。「仕事でこんなことをした」「頑張ったね」と仕事の話を上手に聞いて、聞かれてという行為がもっと自然になれば、心の調子を崩す人は減るのではないかと、私は思っている。

 なお、モンキーエンタープライズのホームページを見ると、日光の劇場以外でも、上野公園など関東を中心に路上公演を行っている。夢子や吉澤の活躍も見られるかもしれない。

 次週のザ・ノンフィクションは今週同様若者の新生活をテーマにした『夢と涙の六本木 ~モモとチャムの上京物語~』。夜の六本木でダンサーとして働くため香川から上京したモモと、中学生の時、年齢を偽りキャバクラでアルバイトをしていた栃木から上京したチャムの話。

「メーガン妃とセックスした」とウソつけば7万ドル払う!? 英タブロイド紙の“やらせ”をデート相手が告発

 3月末に英国王室から離脱する、ヘンリー王子とメーガン妃。へンリー王子は、王室を離れる理由を、妻子のプライバシーを守り、平穏な生活を送るためだと明言している。彼らのプライベートを侵害してきたのは、イギリスのタブロイド紙(以下、タブロイド)であり、アメリカ人で離婚歴のあるメーガン妃を、交際発覚当初から意地悪く報道してきた。

 中でも実父トーマス・マークルとの不仲は格好のネタとなり、各紙こぞってメーガン妃がいかに冷酷な娘かを報道。娘と疎遠となり、経済的に困窮するトーマスがネットカフェで背中を丸めながらメーガン妃のことを検索する写真が掲載された際には、「この姿を見ても平気なのか!?」とメーガン妃が大バッシングを受けた。が、後にこれはトーマスとパパラッチが仕組んで撮影した写真だったことが判明。写真はタブロイドがパパラッチから1万ポンド(約130万円)で買ったもので、その一部を父親が受け取ったと報じられると、「パパラッチはタブロイドに指示されてこの写真を撮影したのでは?」とウワサされたものだった。

 このように金にものを言わせてメーガン妃バッシングに情熱を注いできたタブロイドだが、現地時間17日、タブロイドにまつわる爆弾発言が投下された。

 発言者は、サイモン・レックスという米国人俳優。メーガン妃同様、数多くの作品に出演している俳優で、売れない時期はゲイ・ポルノに男優として出演した経験も持つ、“パリス・ヒルトンの元カレ”だ。

 サイモンとメーガン妃は、2005年に米「UPN」局で放送されたコメディ『Cuts』シーズン1第5話にゲスト出演。それが縁で交際していたとウワサされていた。サイモンは、18年に受けたタブロイド「ザ・サン」のインタビューで、デートしたのは一度きりで、2度目のデートは断られたことを明かし、「ポルノ男優の過去を知られちゃったのかも」「(デートの際に)ニンニクのきいた麺を食べたから、口が臭いって嫌われたのかな?」とユーモアたっぷりに語っていた。

 そのサイモンが今回、「Hollywood Raw」というポッドキャストでタブロイドの悪行を暴露。「(メーガン妃とは)何も起きなかったんだ。キスさえもしていないんだよ。デートという雰囲気ではなかったし、一緒に出かけたのも一度だけ」「テレビ番組の撮影で知り合い、ランチしただけって関係なのにさ」「これだけははっきりさせたい」と断言。

 続けて、「メーガンとデートしていたと報じられた時、いくつかのタブロイドから『金を支払うから、男女の仲だったとウソをついてほしい』という話を持ちかけられてね」「大金を積まれたけど、それが正しいことだと思えなくて。ロイヤル・フ●ッキング・ファミリーを、めちゃくちゃにはしたくなかったし」と、Fワードを使っておどけた。

 どのタブロイドかは明かさなかったものの、「セックスしたとか、性的関係を持ったってウソ話をしてくれというのもあった」「結構な金だったよ。確か7万ドル(約780万円)を支払うと提示された」ことも明かした。

 サイモンは、一部のタブロイドから報酬をもらったことを認め、「真実だけを話したからね。受け取った額も少なかったよ」と説明。自分が困窮している時に話を持ちかけられていたら、金目当てにウソをついていた可能性も高いと正直に話し、「でもあの時は、(ウソをつくのは)よくないと感じたし、金にはそんなに困っていなかったからね。だから断ったんだ」と語った。

 ヘンリー王子を傷つけたくなかったともいい、「自分はいい人すぎるのかもしれない」「あんなオファーをされたら、受けちゃう人も多いと思う。自分は嫌だったから受けなかったけど」と、タブロイドにまつわる闇をさらりと語った。

 このサイモンの暴露話に、ネット上では「イギリスのタブロイドって本当にクソ」「メーガン妃の父親や異母きょうだいもたくさん金をもらったんだろうね。イギリスから逃げたくなるのも理解できる」といったメーガンに同情する意見がある一方、「でも王室もタブロイドに書かれることで、注目や人気を維持できてるのも事実だし」「こんな話は世界中に山ほどある。仕方ないのでは」などと、冷ややかな意見も飛び交っていた。

 メーガン妃は、昨年、トーマスに宛てた手紙の一部を掲載したタブロイド「デイリー・メール」姉妹紙、「メール・オン・サンデー」を提訴。同紙は「立場的にプライバシーを期待するのはおかしい」「父親にも話す権利はある」「そもそも流出することを意識して、丁寧な字で手紙を書いている」と真っ向から反論。父親も、タブロイドに手紙を見せたのは、メーガン妃の友人たちが米芸能誌「People」に「彼女は父親に愛情のこもった手紙を送った」と話したことが事実ではないと証明するため、と主張。この裁判で、父親が同紙から報酬をもらったのか、またその金額はいくらなのか、といった点にも注目が集まりそうだ。

 現在生活の拠点にしているカナダでもパパラッチに追いかけ回されているヘンリー王子夫妻。すでに弁護士を通して法的手段を辞さないことを警告しているが、タブロイドとの攻防は、まだまだ続きそうだ。

キッチンに「ゴミ箱置けない」「カウンターが物置化」! 子どものイタズラ対策“NG例”を収納のプロが解決

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

お悩み:子どもにも安全なキッチンにしたい(主婦Mさん・32歳)

[Before]キッチンカウンター

 Mさんが大きな「キッチンカウンター」を購入した動機は、「子どもを見守りながら料理をしたい」でした。でも実際は、「子どもは何も悪くないのに、触っちゃダメと叱ってばかり」という危険な場所に……。今回は、「キッチンカウンター」周りの問題を3つに分けて解決していきます。

[問題1]分別ゴミを置く場所がない

 カウンター下には、琺瑯の米びつ、飲料水、卓上コンロ、飲料水のストックなど目的の異なるモノが詰まっていました。これらはすべて、食品庫へ収納!

[After]

 キッチンのゴミ箱は、毎日使うモノなので優先的に配置を決めます。ポイントは、足元に近い収納棚へセットすること。また、ゴミ箱への固定観念を捨てるのも解決の近道に。Mさん宅では、ニトリの収納ボックスが余ったので分別用ゴミ箱に代用。使い勝手を確認して、リサイクル用の箱も買い足す予定です。

[問題2]カウンターが物置になってしまう

[Before]

 腰高のカウンターほどモノが置きやすい場所はありません。散らかりを防ぐには、使う目的とルールを持つこと。Mさんの場合は、リビングにいる子どもを見守りながら調理の作業をしたいという目的です。

[After]

 目的の「調理の作業スペース」を確保したら、「空間の確保」をマイルールにすることでリバウンド防止に。それも難しい場合は、トレーを用意して「この枠内に一時置きをする」とするのもオススメ。

 レイアウトも調理中の動線をチェックして変更しました。電子レンジは、冷蔵庫のドアと同じ向きに。前回、オキシクリーンでキレイにしたオーブントースターは、食器棚と同じ向きの食卓テーブル側へ向けました。

[After]

 朝食に必要なアイテムをグループ化して、準備を簡単にする仕組みです。用意したのは、ダイソーのスチールラック(棚2枚+ポール4本+フック)1,100円(税抜き/ライター調べ)です。同じ時間に使うモノを、ワンセットに考えた収納です。

[Before]

 「子どもが手の届くモノをすべて出す」という問題です。Mさんが実践した対策は以下の3つ。その結果、上へ上へとモノが溢れてしまいました。

■Mさんが実践した子どものイタズラ対策

[1]  キッチンへのベビーガードをDIYで設置
[2]  引き出しには、100均の安全ロックを付ける
[3]  手の届く範囲を空っぽにして、中身を高いところに置く

 大人から見るとイタズラでも、子どもにとっては好奇心からの行動。お手伝いをしているつもりです。モノを手の届かない上へ置いても、視線は届きます。いっそのこと、「出すことを前提とした収納」を考えたほうが簡単です。

[After]

 以前の白い収納箱には、細かいモノが雑多に入っていました。子どもにとっては、宝探しのようにワクワクする箱だったと思います。Afterでは、開けても良い収納箱をあえて用意。印刷機の上は、ゴミ袋なので散らかっても困りません。子どもにとっても、元に戻しやすいモノです。

[解決3-2]バックル型なら子どもが開けにくい!

[見本]

 ほか4つの収納ボックスは、バックル型の蓋付きタイプへ変更。子ども(現在2歳)の力では開けることができません。また、固定化した細かくないモノ(珈琲道具)を選び、好奇心が満たされて関心もなくなるように収納。スッキリすれば、子どもの好奇心対策も簡単! 今回の対策はこの3つの考え方をベースにしています。

[1]キッチンに出ていたモノのほとんどを、食品庫と棚へ収納。
→キッチンのベビーガードを外せる

[2]危険なモノ、細かいモノは子どもの手と目の届かない場所へ。
→ 扉や引き出しも目の届く範囲になった

[3]出してもいいモノをあえて置く。細かいモノを置かない。
→手の届く範囲の収納を工夫する

 

[全体After]

 以前のキッチンは、子どもの行動に追いつかないほど「目に見えるモノ」だらけ。片付け後は、注意が行き届くだけの数に変わりました。宝探しのような散らかりをなくして、シンプルにすることで「触りたい欲求」がほぼなくなったとMさん。声を荒げて、「危ないから触っちゃダメ!」から「一緒に作ろうね」と言えるキッチンへ変わったそうです。まずは、ひと安心!

 

岡本信彦だけじゃない! 神谷浩史、浪川大輔……人気声優たちが「結婚」を隠したワケ

 3月21日に配信されたニュースサイト「文春オンライン」の記事により、人気声優・岡本信彦が、同じく声優でプロ雀士でもある大亀あすかと結婚していたことが発覚。さらには不倫疑惑まで浮上し、ファンを中心にネット上を騒然とさせている。

「岡本は、現在第4期が放送されているアニメ『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系)の爆豪勝己役など、数々のキャラクターを演じてきた人気声優。今回の報道により、大亀と結婚していたこと、同時に、今年1月に別の女性と新宿・歌舞伎町のラブホテルに入った様子もスクープされてしまいました」(芸能ライター)

 「文春」の取材に対し、岡本が所属する声優事務所のプロ・フィットは、本人が既婚者であると認めた上で「プライベートと仕事を明確に分けておりますので、配偶者がいることを積極的に公表しておりませんでした」と説明。また、ラブホテルでの“密会”が報じられた相手については、「派遣型マッサージの担当者」と回答している。

「今回のスクープを受け、ネット上には『結婚した時に公表してほしかった』『文春砲で結婚を知るなんて……』『不倫を週刊誌に撮られて結婚がバレるって一番ダサいし恥ずかしい』など呆れた声があふれていますが、人気声優が結婚してもその事実を伏せるというケースは珍しくありません。2016年には『フラッシュ』(光文社)が、人気声優・神谷浩史と愛娘のツーショットとともに、漫画家・中村光氏と結婚していたことを報じ、ファンに衝撃を与えました。また、17年発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、やはり人気声優の浪川大輔が、実は既婚者であること、また自身が経営する個人事務所の契約社員と不倫関係にあったという疑惑をダブルスクープ。浪川のバレ方も赤っ恥ですが、そもそも声優が結婚を公表しないのには理由があるんです」(テレビ局関係者)

 その裏には、声優の“アイドル化”が大きく影響しているという。

「昨年結婚を公表した梶裕貴&竹達彩奈、逢坂良太&沼倉愛美のように、近年、結婚を公表する声優は増えてきている印象ですが、それでもまだまだオープンにしづらいのは、声優が“アイドル化”しているから。声優の“ファンビジネス”は現在、出演作品の舞台挨拶や上映会、公開録音などのほか、写真集やイメージビデオ発売に伴うイベント、ライブなどの音楽活動、専門誌へのグラビア出演というように幅広く、熱心に応援しているファンも多いんです。岡本も“イケメン声優”として、アイドル的な人気を誇っているだけに、結婚を公表することによる“ファン離れ”を恐れ、これまでその事実を、ひた隠しにしてきたのでしょう」(同)

 2012年にミニアルバム『Palette』でアーティストデビューを果たした岡本は、これを含め、現在までにミニアルバムを5枚、シングル5枚、オリジナルアルバム1枚をリリース。発売記念イベントとして、トーク&握手会やハイタッチ会を開催するなど、ファンとの交流の場も設けている。

「こうしたいわゆる“アイドル売り”をしていると、やはり結婚によって人気低下を免れない面があるのではないでしょうか。それが顕著だったのは、男性アイドル声優界でもトップ人気を誇る宮野真守の結婚発表時。宮野は08年に自ら公式ブログと動画で一般女性との結婚と、相手女性の妊娠を発表しましたが、一部ファンが荒れ狂い、SNSで宮野のCDを叩き割ったことを報告するなど、ネット上で“大炎上”に発展。この騒動により、岡本に限らず、男性声優やその事務所サイドは、のちのち暴露されてしまうリスクがあったとしても、ひとまずは“サイレント結婚”という形を取るケースが増えたようです。とはいえ、関係者の間では当然ウワサが出回るため、そのうち週刊誌に証拠をつかまれるなどをして、結婚が発覚してしまうというのが、最近の傾向ですね」(同)

 どのような形でも、“推し”の結婚を知ればショックを受けるファンはいるだろうが、予期せぬ形で知らされるより、本人の口から報告を受けたほうが、その傷はまだ浅いのかもしれない。とはいえ、昨今の声優界の情勢を考えると、今後も週刊誌報道を通じて発覚するケースは続きそうだ。

岡本信彦だけじゃない! 神谷浩史、浪川大輔……人気声優たちが「結婚」を隠したワケ

 3月21日に配信されたニュースサイト「文春オンライン」の記事により、人気声優・岡本信彦が、同じく声優でプロ雀士でもある大亀あすかと結婚していたことが発覚。さらには不倫疑惑まで浮上し、ファンを中心にネット上を騒然とさせている。

「岡本は、現在第4期が放送されているアニメ『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系)の爆豪勝己役など、数々のキャラクターを演じてきた人気声優。今回の報道により、大亀と結婚していたこと、同時に、今年1月に別の女性と新宿・歌舞伎町のラブホテルに入った様子もスクープされてしまいました」(芸能ライター)

 「文春」の取材に対し、岡本が所属する声優事務所のプロ・フィットは、本人が既婚者であると認めた上で「プライベートと仕事を明確に分けておりますので、配偶者がいることを積極的に公表しておりませんでした」と説明。また、ラブホテルでの“密会”が報じられた相手については、「派遣型マッサージの担当者」と回答している。

「今回のスクープを受け、ネット上には『結婚した時に公表してほしかった』『文春砲で結婚を知るなんて……』『不倫を週刊誌に撮られて結婚がバレるって一番ダサいし恥ずかしい』など呆れた声があふれていますが、人気声優が結婚してもその事実を伏せるというケースは珍しくありません。2016年には『フラッシュ』(光文社)が、人気声優・神谷浩史と愛娘のツーショットとともに、漫画家・中村光氏と結婚していたことを報じ、ファンに衝撃を与えました。また、17年発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、やはり人気声優の浪川大輔が、実は既婚者であること、また自身が経営する個人事務所の契約社員と不倫関係にあったという疑惑をダブルスクープ。浪川のバレ方も赤っ恥ですが、そもそも声優が結婚を公表しないのには理由があるんです」(テレビ局関係者)

 その裏には、声優の“アイドル化”が大きく影響しているという。

「昨年結婚を公表した梶裕貴&竹達彩奈、逢坂良太&沼倉愛美のように、近年、結婚を公表する声優は増えてきている印象ですが、それでもまだまだオープンにしづらいのは、声優が“アイドル化”しているから。声優の“ファンビジネス”は現在、出演作品の舞台挨拶や上映会、公開録音などのほか、写真集やイメージビデオ発売に伴うイベント、ライブなどの音楽活動、専門誌へのグラビア出演というように幅広く、熱心に応援しているファンも多いんです。岡本も“イケメン声優”として、アイドル的な人気を誇っているだけに、結婚を公表することによる“ファン離れ”を恐れ、これまでその事実を、ひた隠しにしてきたのでしょう」(同)

 2012年にミニアルバム『Palette』でアーティストデビューを果たした岡本は、これを含め、現在までにミニアルバムを5枚、シングル5枚、オリジナルアルバム1枚をリリース。発売記念イベントとして、トーク&握手会やハイタッチ会を開催するなど、ファンとの交流の場も設けている。

「こうしたいわゆる“アイドル売り”をしていると、やはり結婚によって人気低下を免れない面があるのではないでしょうか。それが顕著だったのは、男性アイドル声優界でもトップ人気を誇る宮野真守の結婚発表時。宮野は08年に自ら公式ブログと動画で一般女性との結婚と、相手女性の妊娠を発表しましたが、一部ファンが荒れ狂い、SNSで宮野のCDを叩き割ったことを報告するなど、ネット上で“大炎上”に発展。この騒動により、岡本に限らず、男性声優やその事務所サイドは、のちのち暴露されてしまうリスクがあったとしても、ひとまずは“サイレント結婚”という形を取るケースが増えたようです。とはいえ、関係者の間では当然ウワサが出回るため、そのうち週刊誌に証拠をつかまれるなどをして、結婚が発覚してしまうというのが、最近の傾向ですね」(同)

 どのような形でも、“推し”の結婚を知ればショックを受けるファンはいるだろうが、予期せぬ形で知らされるより、本人の口から報告を受けたほうが、その傷はまだ浅いのかもしれない。とはいえ、昨今の声優界の情勢を考えると、今後も週刊誌報道を通じて発覚するケースは続きそうだ。

安倍首相、東京オリンピック「延期容認」表明――いま振り返る「大会ボランティアと就活」問題

 世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、安倍晋三首相が3月23日、国際オリンピック委員会(IOC)の意向によって、今夏開催予定である東京オリンピック・パラリンピックの延期を容認する考えを示した。この発言を受け、ネット上は「致し方なし」「延期が望ましいと思う」といった反応が出ており、最終的にどのような決着が着くのか、世界中が固唾をのんで見守っている。

 東京五輪に関しては、以前からさまざまな問題があると指摘されてきた。その一つが、ボランティア問題だ。「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」(以下、組織委)が募集要項を公開すると、ボランティアへの負担が大きすぎると物議を呼び、「ブラックボランティア」と批判の嵐に。しかしその一方で、組織委が特にボランティアに「大学生」を有望視しているとみられることから、「就職活動に有利なのでは?」といった言説も飛び交うようになったのだ。

 そんな状況を受け、サイゾーウーマンでは、五輪ボランティアをめぐるウワサの真偽に迫る記事を掲載。就活・ブラック企業事情に詳しいノンフィクションライター・恵比須半蔵氏が、ずばり「就活に有利とはならない」と考察したこの問題を、五輪開催の行方に注目が集まる中、いま一度掲載する。

(編集部)


(初出:2018年9月15日)

東京五輪ボランティア経験は「ブラック企業のいいカモ」に? 「就活に有利」のウソに迫る

 「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」(以下、組織委)が9月12日、大会ボランティアの募集を9月26日13時からスタートすることを発表した。「会場内等で観客や大会関係者の案内」「競技会場や練習会場内で競技運営等のサポート」などの活動を予定しており、募集人数は8万人。また東京都も、観客の交通案内を行う都市ボランティアを、同日同時刻より3万人募集するそうだ。

 東京五輪の大会ボランティアといえば、その募集要項が公開されるや否や、「ブラックボランティア」「やりがい搾取」と大炎上。「大会期間中及び大会期間前後において、10日以上の活動を基本」「休憩・待機時間を含み、1日8時間程度活動」「事前のオリエンテーションや研修に合計2回参加」「交通費及び宿泊は、自己負担・自己手配」というボランティアへの負担がかなり大きい内容で、しかも当然のことながら「無償」とあって、ネット上では「誰がこんな過酷なボランティアをしようと思うんだ」「人が集まらないのでは?」と声が飛び交っている。

 組織委は、大会ボランティアの担い手として、主に大学生を有望視しているようで、組織委はボランティアの募集開始前までに、全国の大学を回って、「ボランティア募集説明会」を開催。また、7月には、文部科学省とスポーツ庁が、全国の大学と高等専門学校に対し、大会期間中の授業や試験の日程を柔軟に変更するよう求める通知を出している。そんな中でよく言われているのが、「東京五輪オリンピックは就職活動に有利になる」といった言説だ。確かに、大会ボランティアの経験は人生で何度も経験できるものではなく、また大学生の中には「少しでも有利に働くのであればやってみたい」と思う者もいるのではないだろうか。果たして、このウワサは本当なのか? 今回、『あらゆる就職情報は操作されている』(扶桑社)の著者であり、就活・ブラック企業事情に詳しいノンフィクションライター・恵比須半蔵氏が、ウワサの真偽ほか、逆に大会ボランティアが就活の妨げになる可能性、はたまた大会ボランティアが“ブラック化”した背景を明かす。

Q.「就職活動に有利となる」のは本当なのか?
A.残念ながら、東京五輪にボランティアとして参加した経験は就活で有利に働きません。

 東京五輪のボランティア活動を前面に押し出した就活は失敗する可能性が高いです。大手メーカーの採用担当者からこのような話を聞きました。「有利? いやいやそんなことはありえません。災害ボランティアならともかく、東京2020ではねえ……。お祭り気分に浸りたいだけの自己満足、青春の思い出づくりとしか思えません。それを嬉々として語られてもしらけますよ」。ほかにも、ため息まじりの似たような本音を複数耳にします。しかし採用の現場が嘆くのも無理はありません。

 彼らはエントリーシートや面接でのよくあるエピソード「自分が成長した話」に辟易しているのです。それは例えば、「バイトでリーダーとなり、いろいろなトラブルもあったが、最終的にほかのバイトたちをまとめ、それで自分は人間的に成長することできた」というものです。「苦難・解決・成長」という紋切り型のこのパターンは、ある就活予備校が有効な自己PRとして受講者に勧め、テンプレート化され拡散したものです。ちなみに、なぜか居酒屋のバイト体験談が圧倒的に多いのですが、それはサークルやゼミでの活動等にも応用できます。――そしてもちろん東京五輪でのボランティアでも使えます。「最初は現場が混乱していたが、仲間どうし手を取り合って頑張り、外国人観光客の役に立つことができ、その体験で自分は成長できました」。こんな感じでしょうか。担当者の神経を逆なですることは確実です。もしAI採用を導入する企業が出てきたら「東京五輪 ボランティア活動」という単語のあるエントリーシートは、不採用のフラグとともに弾かれるかもしれません。残念ながら、就活で有利に働くことはありません。

 採用担当者のなかには真逆の声もあります。「東京2020のボランティアを自慢げに口にする学生? そりゃ喜んで採用しますよ。安易にブームに押し流される、簡単にメディアの影響を受けて行動する学生は、会社の言うことも疑いもせず聞き入れます。言い方は悪いが、使い捨ての“兵隊”として最高ですから(笑)」(大手金融)。扱いやすい“素直”すぎる学生はブラック企業からは引く手あまたなのです。従順な学生を入れ食いできる「ボランティア経験者採用枠」ができる可能性さえあります。一般企業からは拒絶され、ブラック企業からは諸手をあげて歓迎される。きわめてリスクの高い就活戦術だと言わざるを得ません。

 余談ですが、経団連の中西宏明会長が、2021年度入社から「就活ルール」を廃止すると述べたことにより、東京五輪のボランティア活動と就活がぶつかるのではないかと危惧する学生もいるでしょう。しかし現行の採用選考スケジュールを完全遵守している企業はありませんので、気にする必要はありません。採用意欲の強い企業はさまざまな手段で、ほしい人材に接触してきます。

Q.なぜ「ブラックボランティア」と言われるのか?
A.東京五輪ボランティアをめぐるゴタゴタ、その元凶は“おもてなし”にあります。

 東京五輪ボランティアへさまざまな不平不満が続出していますが、突きつめると1つの疑問に要約できます。「なぜ11万人もの無償ボランティアありきのオリンピック運営なのか?」。

 不満や疑問を持つ人たちを、さらにいらだたせるのは、ボランティアは無償なのに、参加を呼びかけるウェブサイトやイベントには潤沢に予算が使われているということです。あきらかに矛盾しています。なぜこんな状況になっているのでしょうか?

 ボランティアが無償ではなくてならない最大の理由、それはズバリ“おもてなし”。言うまでもなく東京に誘致したときのIOCへのプレゼンコンセプトです。“おもてなし”は、善意からなる心づくしの歓迎という意味ですから、外国人観光客を迎えるボランティアたちがお金で働いているではマズいのです。しかしこの混乱している状況下で、湯水のように予算を使う組織委、東京都、さらに受注側の広告代理店は倫理が欠如しているとしかいいようがありません。

 ただし「やりがい搾取」という表現は適切ではありません。「ボランティアをやりたいのに、研修とかめどくさそう。それにお金がもらえないなんてひどい!」というのは、甘えた考え、単なるわがままです。事前に条件が開示されているのですから、嫌ならやらなければいいだけのことです。

 東京五輪ボランティアに関しては上述した通りです。その他のボランティア活動の経験エピソードが採用選考ではねられないようにするためには、「苦難・解決・成長」パターンではなく、まったく別の切り口、オリジナリティが必要です。その自信がなければ自己PRのメインに据えないのが賢明です。

 空前の売り手市場、そして少子化のなか、優秀な学生を採用したい企業はみな頭を悩ませています。就職氷河期では学生のマイナス面を探し出して不採用にした企業も、いまはプラスの部分を見つけて採用しようとしています。ただしSNSで情報が共有されていることの弊害をどの採用担当者もそろって口にします。自己アピール、志望動機が全て同じに見えると。そのような学生でもいいと考えるのは、すぐに辞めることを前提にしているブラック企業くらいです。

 つながりを求め、あるいは承認欲求のために、もはや無くてはならないSNS。災害時のライフラインになるという側面はありますが、手にする情報が均一化する欠点も指摘されています。自分のなかに確たるフィルターを設け、情報の取捨選択を常に行い、同じ情報を目にしても、カスタマイズして自分の言葉で口にすることができる。企業が求めるのは、そのようなタイプの人材です。

Q.大学生の東京五輪ボランティアに思うこと
A.ボランティア活動が授業の単位になる大学があります。しかしその実情は……。

 NHKが東京五輪のボランティア活動について都内の国公私立138の大学にアンケートを取り、86%に当たる119校から回答を得ました。結果は「学生の自主性に任せる」が50校、「積極的に参加してほしい」は48校で均衡しています。しかし参加してほしいと答えた大学のなかにはスペックの低い学校が多いのが実情です。

 五輪ボランティアを授業の単位とする大学もありますが、少子化に拍車がかかるなか、お金を払えば誰でも入学できるというマイナス評価が下されているところがほとんどです。存続が危うい大学が、生き残りを賭け「当校の学生のなんと○パーセントが東京五輪をボランティアとして支えました!」と謳い、入学希望者を集めようと考えているからです。逆に偏差値の高い大学の学生は、自分の頭を使って考え、国や東京都に踊らされるようなボランティア参加を疑問視しています。企業がどちらの学生に来てほしいのか、考えるまでもありません。

安倍首相、東京オリンピック「延期容認」表明――いま振り返る「大会ボランティアと就活」問題

 世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、安倍晋三首相が3月23日、国際オリンピック委員会(IOC)の意向によって、今夏開催予定である東京オリンピック・パラリンピックの延期を容認する考えを示した。この発言を受け、ネット上は「致し方なし」「延期が望ましいと思う」といった反応が出ており、最終的にどのような決着が着くのか、世界中が固唾をのんで見守っている。

 東京五輪に関しては、以前からさまざまな問題があると指摘されてきた。その一つが、ボランティア問題だ。「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」(以下、組織委)が募集要項を公開すると、ボランティアへの負担が大きすぎると物議を呼び、「ブラックボランティア」と批判の嵐に。しかしその一方で、組織委が特にボランティアに「大学生」を有望視しているとみられることから、「就職活動に有利なのでは?」といった言説も飛び交うようになったのだ。

 そんな状況を受け、サイゾーウーマンでは、五輪ボランティアをめぐるウワサの真偽に迫る記事を掲載。就活・ブラック企業事情に詳しいノンフィクションライター・恵比須半蔵氏が、ずばり「就活に有利とはならない」と考察したこの問題を、五輪開催の行方に注目が集まる中、いま一度掲載する。

(編集部)


(初出:2018年9月15日)

東京五輪ボランティア経験は「ブラック企業のいいカモ」に? 「就活に有利」のウソに迫る

 「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」(以下、組織委)が9月12日、大会ボランティアの募集を9月26日13時からスタートすることを発表した。「会場内等で観客や大会関係者の案内」「競技会場や練習会場内で競技運営等のサポート」などの活動を予定しており、募集人数は8万人。また東京都も、観客の交通案内を行う都市ボランティアを、同日同時刻より3万人募集するそうだ。

 東京五輪の大会ボランティアといえば、その募集要項が公開されるや否や、「ブラックボランティア」「やりがい搾取」と大炎上。「大会期間中及び大会期間前後において、10日以上の活動を基本」「休憩・待機時間を含み、1日8時間程度活動」「事前のオリエンテーションや研修に合計2回参加」「交通費及び宿泊は、自己負担・自己手配」というボランティアへの負担がかなり大きい内容で、しかも当然のことながら「無償」とあって、ネット上では「誰がこんな過酷なボランティアをしようと思うんだ」「人が集まらないのでは?」と声が飛び交っている。

 組織委は、大会ボランティアの担い手として、主に大学生を有望視しているようで、組織委はボランティアの募集開始前までに、全国の大学を回って、「ボランティア募集説明会」を開催。また、7月には、文部科学省とスポーツ庁が、全国の大学と高等専門学校に対し、大会期間中の授業や試験の日程を柔軟に変更するよう求める通知を出している。そんな中でよく言われているのが、「東京五輪オリンピックは就職活動に有利になる」といった言説だ。確かに、大会ボランティアの経験は人生で何度も経験できるものではなく、また大学生の中には「少しでも有利に働くのであればやってみたい」と思う者もいるのではないだろうか。果たして、このウワサは本当なのか? 今回、『あらゆる就職情報は操作されている』(扶桑社)の著者であり、就活・ブラック企業事情に詳しいノンフィクションライター・恵比須半蔵氏が、ウワサの真偽ほか、逆に大会ボランティアが就活の妨げになる可能性、はたまた大会ボランティアが“ブラック化”した背景を明かす。

Q.「就職活動に有利となる」のは本当なのか?
A.残念ながら、東京五輪にボランティアとして参加した経験は就活で有利に働きません。

 東京五輪のボランティア活動を前面に押し出した就活は失敗する可能性が高いです。大手メーカーの採用担当者からこのような話を聞きました。「有利? いやいやそんなことはありえません。災害ボランティアならともかく、東京2020ではねえ……。お祭り気分に浸りたいだけの自己満足、青春の思い出づくりとしか思えません。それを嬉々として語られてもしらけますよ」。ほかにも、ため息まじりの似たような本音を複数耳にします。しかし採用の現場が嘆くのも無理はありません。

 彼らはエントリーシートや面接でのよくあるエピソード「自分が成長した話」に辟易しているのです。それは例えば、「バイトでリーダーとなり、いろいろなトラブルもあったが、最終的にほかのバイトたちをまとめ、それで自分は人間的に成長することできた」というものです。「苦難・解決・成長」という紋切り型のこのパターンは、ある就活予備校が有効な自己PRとして受講者に勧め、テンプレート化され拡散したものです。ちなみに、なぜか居酒屋のバイト体験談が圧倒的に多いのですが、それはサークルやゼミでの活動等にも応用できます。――そしてもちろん東京五輪でのボランティアでも使えます。「最初は現場が混乱していたが、仲間どうし手を取り合って頑張り、外国人観光客の役に立つことができ、その体験で自分は成長できました」。こんな感じでしょうか。担当者の神経を逆なですることは確実です。もしAI採用を導入する企業が出てきたら「東京五輪 ボランティア活動」という単語のあるエントリーシートは、不採用のフラグとともに弾かれるかもしれません。残念ながら、就活で有利に働くことはありません。

 採用担当者のなかには真逆の声もあります。「東京2020のボランティアを自慢げに口にする学生? そりゃ喜んで採用しますよ。安易にブームに押し流される、簡単にメディアの影響を受けて行動する学生は、会社の言うことも疑いもせず聞き入れます。言い方は悪いが、使い捨ての“兵隊”として最高ですから(笑)」(大手金融)。扱いやすい“素直”すぎる学生はブラック企業からは引く手あまたなのです。従順な学生を入れ食いできる「ボランティア経験者採用枠」ができる可能性さえあります。一般企業からは拒絶され、ブラック企業からは諸手をあげて歓迎される。きわめてリスクの高い就活戦術だと言わざるを得ません。

 余談ですが、経団連の中西宏明会長が、2021年度入社から「就活ルール」を廃止すると述べたことにより、東京五輪のボランティア活動と就活がぶつかるのではないかと危惧する学生もいるでしょう。しかし現行の採用選考スケジュールを完全遵守している企業はありませんので、気にする必要はありません。採用意欲の強い企業はさまざまな手段で、ほしい人材に接触してきます。

Q.なぜ「ブラックボランティア」と言われるのか?
A.東京五輪ボランティアをめぐるゴタゴタ、その元凶は“おもてなし”にあります。

 東京五輪ボランティアへさまざまな不平不満が続出していますが、突きつめると1つの疑問に要約できます。「なぜ11万人もの無償ボランティアありきのオリンピック運営なのか?」。

 不満や疑問を持つ人たちを、さらにいらだたせるのは、ボランティアは無償なのに、参加を呼びかけるウェブサイトやイベントには潤沢に予算が使われているということです。あきらかに矛盾しています。なぜこんな状況になっているのでしょうか?

 ボランティアが無償ではなくてならない最大の理由、それはズバリ“おもてなし”。言うまでもなく東京に誘致したときのIOCへのプレゼンコンセプトです。“おもてなし”は、善意からなる心づくしの歓迎という意味ですから、外国人観光客を迎えるボランティアたちがお金で働いているではマズいのです。しかしこの混乱している状況下で、湯水のように予算を使う組織委、東京都、さらに受注側の広告代理店は倫理が欠如しているとしかいいようがありません。

 ただし「やりがい搾取」という表現は適切ではありません。「ボランティアをやりたいのに、研修とかめどくさそう。それにお金がもらえないなんてひどい!」というのは、甘えた考え、単なるわがままです。事前に条件が開示されているのですから、嫌ならやらなければいいだけのことです。

 東京五輪ボランティアに関しては上述した通りです。その他のボランティア活動の経験エピソードが採用選考ではねられないようにするためには、「苦難・解決・成長」パターンではなく、まったく別の切り口、オリジナリティが必要です。その自信がなければ自己PRのメインに据えないのが賢明です。

 空前の売り手市場、そして少子化のなか、優秀な学生を採用したい企業はみな頭を悩ませています。就職氷河期では学生のマイナス面を探し出して不採用にした企業も、いまはプラスの部分を見つけて採用しようとしています。ただしSNSで情報が共有されていることの弊害をどの採用担当者もそろって口にします。自己アピール、志望動機が全て同じに見えると。そのような学生でもいいと考えるのは、すぐに辞めることを前提にしているブラック企業くらいです。

 つながりを求め、あるいは承認欲求のために、もはや無くてはならないSNS。災害時のライフラインになるという側面はありますが、手にする情報が均一化する欠点も指摘されています。自分のなかに確たるフィルターを設け、情報の取捨選択を常に行い、同じ情報を目にしても、カスタマイズして自分の言葉で口にすることができる。企業が求めるのは、そのようなタイプの人材です。

Q.大学生の東京五輪ボランティアに思うこと
A.ボランティア活動が授業の単位になる大学があります。しかしその実情は……。

 NHKが東京五輪のボランティア活動について都内の国公私立138の大学にアンケートを取り、86%に当たる119校から回答を得ました。結果は「学生の自主性に任せる」が50校、「積極的に参加してほしい」は48校で均衡しています。しかし参加してほしいと答えた大学のなかにはスペックの低い学校が多いのが実情です。

 五輪ボランティアを授業の単位とする大学もありますが、少子化に拍車がかかるなか、お金を払えば誰でも入学できるというマイナス評価が下されているところがほとんどです。存続が危うい大学が、生き残りを賭け「当校の学生のなんと○パーセントが東京五輪をボランティアとして支えました!」と謳い、入学希望者を集めようと考えているからです。逆に偏差値の高い大学の学生は、自分の頭を使って考え、国や東京都に踊らされるようなボランティア参加を疑問視しています。企業がどちらの学生に来てほしいのか、考えるまでもありません。

関ジャニ∞、冠番組“また”批判続出……「土屋太鳳を無人島に持っていく」大倉忠義の発言が物議

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)が3月21日に放送され、先週に続き、緊急特別企画「せっ勝ちグルメin奈良」が行われた。メンバー全員“超せっかち”という関ジャニ∞が、コンサートツアー中に訪れた奈良県で、大人気の絶品レストランを訪問。頼んだメニューが一番最初に運ばれてきた人のみ食べられ、さらに、食べた人からロケが終了していくというルールだ。

 1軒目では村上信五、2軒目では横山裕の頼んだメニューが一番最初に運ばれてきたため、一足先にロケが終了している。今週は、残った丸山隆平、大倉忠義、安田章大で3軒目の高級中華料理店「長寿」へ。そこで大倉は「四川麻婆豆腐」、安田は「酸辣湯スープそば」、丸山が「フカヒレ姿煮」を注文。調理をしている間に、奈良テレビの吉川奈央アナウンサーから「無人島に一つ持っていけるなら、何を持っていく?」という質問が飛んだ。

 思わず「アイドル誌か?」とツッコミを入れつつ、大倉は即座に「土屋太鳳ちゃん」と回答。「なんで? タレントさん連れてくん?」(丸山)「その心は?」(安田)と、メンバーも驚きを隠せずにいたが、大倉は「頑張れそうやん!」と理由を明かした。天真爛漫で元気なイメージがある土屋と一緒にいれば、自然とポジティブになれるという意味なのか、丸山も「あの子はすごいもんな、ガッツがな……」と共感。ちなみに、丸山は「銛(もり)」、安田は「2.8リットルの焼酎」を持っていくと答えていた。

 そんな中、一番最初に運ばれてきたのは、大倉が注文した「四川麻婆豆腐」。大倉は自身が注文したメニューだけでなく、後から運ばれてきた丸山の「フカヒレの姿煮」も食べながら、ロケが無事に終了。

 残された丸山と安田は、4軒目のうなぎ店「みしまや」に到着。どちらかは何も食べられずロケが終了する展開となり、「うなぎの特上丼」を注文した安田が勝利した。「おいしい!」と絶賛する安田の横で、「ひつまぶしセット」を頼むも食べられなかった丸山は、「ほ~んま地獄や……久しぶりに過酷なロケや!」と絶叫。すると、吉川アナが丸山へ“大仏の形をした手作りクッキー”を大量に渡す展開に。これには「うれしいけど~……」と、複雑な表情を浮かべる丸山だった。

 この放送後、ネット上には「土屋太鳳ちゃんがいると『頑張れそう』って言ってた大倉くん、シンプルに気持ち悪い」「女性のことを“もの”扱いしてるってことだよね? 大倉さんの発言、かなり問題では?」「今までジャニーズだから許されてきたんだろうけど、すごく不快な発言だった。喜んでるファンもどうかと思う」など、大倉の発言に対する指摘が上がることに。

 同番組は、メンバーが女性の容姿をイジったり、深夜に街を歩く女性にいきなり声をかける企画を放送し、ネットで炎上した過去がある。大倉のこうした発言から、炎上の原因は関ジャニ∞メンバー自身にもあると言えそうだ。