ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、3月12日~18日公開の動画を注目度順にチェックします!
HiHi Jets・井上、プロ意識&アイドル力の高さに絶賛の声
HiHi Jetsの動画は、メインの「【100m落下】日本一のバンジーは怖すぎた!」に加えて、「【100mバンジー】360°カメラ(ノーカット版)」の3本を含む計4本が配信されている(いずれも15日公開)。高さ日本一のバンジージャンプがある「竜神大吊橋」(茨城県)にたどり着いた一行。ロケに至るきっかけは少々複雑だが、「美 少年【ドッキリ罰ゲーム】バンジージャンプで衝撃の結末!」(昨年11月2日公開)が大元となっている。この動画では、美 少年・岩崎大昇がサプライズで罰ゲームのバンジージャンプを飛ぶはずだったが、勇気が出ずに飛べずに終了。翌日公開の「HiHi Jets【乱入】岩﨑大昇と…バンジーをかけて対決?」で、井上瑞稀と一緒にバンジーをするという流れになったのだった。しかしその後、岩崎は他企画によりバンジーチャレンジが帳消しになり、残された井上がなぜか一人で飛ぶハメに。動画のオープニング時点で明らかに具合が悪そうな井上は「憂鬱」と、本音をこぼした(心なしか、いつもより目力がない)。
この日は1時間の貸切予約のため、「誰が飛んでも、何回飛んでもいい状況」とのこと。とはいえ、飛ぶつもりがない4人は会話が弾むなど、お気楽モードだった。撮影スタンバイ中、一人寂しくバンジージャンプ台を見つめる井上はカメラマンに「飛んだら実際カッコいいですか? 俺の中での葛藤だよな……」と尋ね、気持ちの整理をつけている様子。まずは全員で受付に向かい、井上をはじめ残る4人も念のため申請書にサインをした。それでも、「とりあえず書いておくだけ書いておこうかな」「書いといて、“やっぱ無理”はあり?」(橋本涼)とリラックスするメンバーとは違い、井上は「ヤダ」「飛びたくない」と駄々っ子モード。そして、5人それぞれハーネスを装着し、いざジャンプ台へ。
4人は景色を楽しむ余裕がある一方、手が震えているという井上は「立ってください」(施設スタッフ)「ヤダ!」(井上)と拒否。またも「飛んだらカッコいいですか?」と聞き、周囲が「カッコいい」と口を揃え、猪狩蒼弥は「飛ばなきゃカッコ悪い」と背中を押した。極限状態に置かれた井上はしばし恐怖と格闘した末に、「飛んだらカッコいい?」と確認(本日3回目)。アイドルとして、ファンや視聴者に“自分がどう映るのか”を気にする姿勢は素晴らしく、見ているこちらの胸が熱くなるやりとりだ。覚悟を決めた井上は、ようやくカウントダウンに乗っかってフライング。飛んでいる最中には「死ぬ! 助けて! 怖い!」と叫ぶも、落ち着いた後はカメラに「見たか~! お前ら~! 俺をもう、チキンと呼ばせんからな!」と、急にオラついていた。
こうして、男気を示した本人は「よかった? 飛んで」(高橋優斗)と問われ、「いろんな意見があると思うけど、俺は飛んでよかったと思ってない」とボソリ。とはいえ、「けど……もう1回行きたい。もう1回行ってもいけるね、俺はもう」と一皮むけたようで、「俺、負けず嫌いだからさ。那須・一世が飛んでるのはデカかったね。よく頑張った、俺」と自身を褒め称えた(BGMも相まって感動的なシーンになっている)。貸し切り時間終了まで19分となり、「俺は飛びたいっていう気持ちよりも、飛ばなかったと思われたくない」(猪狩)「俺もそれが嫌だ。なんならちょっと飛べるんじゃないか」(高橋)「飛んどいたらいいね」(作間龍斗)「飛びたいよな」(橋本)「まさかこういう展開になるとは思わなかった」(猪狩)と心境に変化が訪れた4人。
じゃんけんの結果、作間&橋本に決まり、「そこ(ジャンプ台)まで行って、本性が出るんじゃないかな」(高橋)「普段イキってるだけだったんじゃないの?」(猪狩)と煽られた橋本は、思ったよりすんなりジャンプ。時間制限効果もあり、同じく比較的にサクッと飛んだ作間は「アクロバット特有のぉ、妖精さんが飛んでいるぅ~」と、謎の言葉を発していた(別でアップされている360°カメラ・作間編も面白いので要チェック)。主役の井上は「達成感はスゴい」「『カッコいい』が僕の調味料ですから。幸せですよ」と晴れやかな表情を浮かべ、エンディングでは「アイスバケツチャレンジみたいに、次飛ぶグループを指名して、そのグループが飛ぶ」と、提案。グループ・個人名を挙げてバトンを回していたのだった。
ちなみに、前週の段階で一部ファンの間では「大昇のバンジーの付き添いだったのに、瑞稀くんが飛ばなきゃいけないのが意味わからない」「瑞稀くんがバンジー飛ばなきゃいけなくて、大昇が免れたのは許せない」と岩崎サイドを責める声も見受けられたが、今回の概要欄には「動画内では岩﨑大昇に対して、やいのやいの言うてた僕らですが実は感謝もしてるんです。こんな体験ができたのは大昇くんのおかげだってこと」と、HiHi Jetsメンバーのコメントが掲載されている。
井上の勇姿を見たファンは「不安や恐怖と戦って飛んだ瑞稀くんのことを思うと、涙が止まらない」「『飛んだらカッコいい?』って、どこまでも“カッコいい”を追求する瑞稀が好き」「『飛んだらカッコいい?』って何回も聞く瑞稀くんが可愛すぎた。お疲れ様!」と、大感激。かたや、作間&橋本は昨年9月にプライベートの寝顔写真が流出し、年内いっぱい活動を自粛していたコンビとあって、「禊バンジー」という声もわずかに出ていた。再生回数はメイン動画が26万台、360°カメラ・井上編は13万台、橋本編が7万台、作間編は17万台となっている(20日時点)。
13日の動画は、茨城県の「ダチョウ王国」でロケを行っている「7 MEN 侍【触覚だけで動物を当てろ】大光の涙のわけは?」(再生回数は20日時点で20万台)。冒頭から可愛い子ヒツジやアルパカが登場する通り、動物×ジャニーズの絡みが存分に楽しめる1本となっている。今回の本題は、今野大輝の罰ゲーム「ダチョウと遊ぶ」を実行すること。しかし、鳥が苦手な佐々木大光は「マジで無理! ちょっと待って、前にアヒルがいるのよ!」と足取りが重く、彼にとっても過酷な撮影になってしまったようだ。
施設内の「動物ふれあい公園」では、本高克樹がアルパカのツバ攻撃に遭ったほか、同じくアルパカの動きに驚いた今野がベンチ椅子に引っかかって転倒するといったおマヌケな姿も(2分40秒~)。自分が原因にもかかわらず、「文句あんのかよ!」とアルパカを威嚇する今野の様子は、笑わずにはいられない。その後は「動物さん 触って答えて」と題し、目隠しをして触覚だけで何の動物か当てるというゲームにチャレンジ。積極的に動物と触れ合っている菅田琳寧や中村嶺亜とは対照的に、イマイチ乗り切れではない2人は「マジで仮病で休めばよかった」(佐々木)「怖いんですけど」(今野)と、ビクついていた。
佐々木といえば、ぶっ飛んだキャラクターゆえに“狂犬”の異名がついており、今野は比較的にクールでローテンションな人物。ところが、両者とも鳥の鳴き声を聞いて絶叫するなど、パニック状態に。見ていて可哀想なほど、精神的ダメージを受けていた。ひよことの対面シーンで、ついにはこぼれてくる涙を手で拭う佐々木。怖いのか、ひよこに触れた後の安堵感からか、さめざめと泣く佐々木の隣で、今野もうつむいて黙り込む始末。矢花黎は「こんぴの顔、あれ財布落とした人の顔。めっちゃお金入ってた財布、落とした時」と、ナイスなたとえでイジった。
そんなクイズの中、インパクト大の“声”が聞こえる一幕も。飼育員がメンバーの首に蛇をかけていった時、矢花は首が弱点なのか、妙に色っぽい声を出していたのだ(12分38秒頃、反応した矢花自身も笑ってしまっている)。一部の視聴者は「矢花くんの声、これアップして大丈夫なやつ?」「矢花さんが蛇のせられた時の声、完全に18禁だよね?」「あんな変態な声出して、ビックリしちゃった」と、衝撃を受けていた。
14日の動画は「美 少年【群馬アポなし旅】まさかの…ラストに地獄を見たメンバーが!」(再生回数は20日時点で24万台)。前週、路面凍結が原因で、本来の目的であるワカサギ釣りを断念した美 少年。予定がなくなった結果、浮所飛貴が「たんばらスキーパーク」に電話で交渉し、急きょスキー&スノーボードを満喫したのだった。スキー場で4時間も遊んだという彼らは、午後4時になって「お腹空いた~」と、腹ペコ&お疲れの様子(と言いつつ動画開始早々に金指はガムらしき何かを噛んでいる)。引き続き「アポなし旅」となり、車内で次のスポットを探すことに。
温泉や焼肉店などの候補が挙がる中、藤井直樹が「ふれあいの駅 南郷温泉 しゃくなげの湯」に電話で連絡。温泉の撮影は許可が降りなかったものの、食事処の使用は一発OKをもらえた。筆者は前回、スキー場を説得した浮所に対して、メンバーからお礼の言葉が聞けなかった点について指摘していたが、今回は那須が拍手でリアクション。完全におネムな佐藤龍我は、喜ぶどころか、すでに眠りに入っているようだった。無計画のロケため、到着後はHiHi Jetsの企画「間を取りましょうゲーム」のルールを拝借し、メニュー金額の間をとった人だけが食べられる対決に挑戦。結論から言うと、6人のうち金指一世のみが2連敗してしまい、唯一お預けをくらうという悲惨な状況に(9分7秒~、目が点になっている)。
1戦目を終えて、おなかがいっぱいになったか、メンバーを思っているのか、2戦目は勝負を捨てて安価なフライドポテトを選んだ藤井や、2戦目でも食事にありつけなかった金指の背中を岩崎大昇がさすったり、頭をポンポンして励ます姿(8分27秒頃、10分22秒頃など)にそれぞれの優しさが表れていた。そもそも、金指は「SAで朝食交換会】よきところでプチドッキリ朝ごはん!」(2月29日公開)でも、朝食代をかけたくじで一番安い300円を引いてしまい、朝の時点で不穏なスタートを切っている(実際にその300円の朝ごはんを食べたのは浮所だったが……)。
それだけに、ファンの間では「金指くんだけ食べられないのは心が痛い」「かなぴ~、あんなに動いてご飯なしとか可哀想すぎる。撮影以外では自腹で食べてるのかもしれないけど……」「ゲームとはいえ、金指くんが食べられないのは許せない。育ち盛りなんだよ!」「朝から頑張ったんだから、食事くらい普通に食べさせてあげてほしかった」「お昼ご飯も食べれなかったのに、スタッフひどい……おなかペコペコな一世くんを見るだけでつらい」と、憐れむコメントが相次いでいる。また、「藤井くんと大昇、本当に優しくて心が温まる」「金指くん、一番年下なのに文句言わないで偉い」「一世くん、何も食べれなかったのに文句一つ言わなくて、成長を感じた。見た目だけじゃなくて、中身もしっかり大人になっていてうれしい」といった感想も出ていた。
12日に更新されたのは「Travis Japan【一蓮托生】全員正解しないと食べられません!」(再生回数は20日時点で37万台)。2月24日の動画より続く千葉県・鴨川シーワールド編で、今回は窓からシャチの姿を見られるレストラン「オーシャン」にて撮影を行っている。ここでメンバー7人が挑戦するのは「全員で正解を目指せ! フルコースお魚クイズ」。お魚にまつわる常識クイズや魚へんの漢字読み書き問題に答え、全員正解1問につき1品、全品を食べるには5問正解が必須となるという。
連帯責任とあって、宮近海斗は「不安だね~」と、本音を吐露。特に筆者も、過去回で天然・おバカな言動を見せた七五三掛龍也、松倉海斗、松田元太の“活躍”に期待しながら視聴していたのだが……。前菜の野菜サラダをかけた第1問は、「鮭のたまごを何という?」。「優しくない?」(中村海人)「マジか……」(松倉)「俺、ガチでわかっちゃったよ」(七五三掛)「これはわかるでしょ!」(中村)「わかんない方がおかしい。これは」「生きてきた中で、絶対食べたと思う」(七五三掛)と、さまざまなリアクションをする面々。
そして、一同が出した解答は「イクラ」(川島如恵留)「たら」(松倉)「イクラ」(吉澤閑也)「ししゃも」(七五三掛)「イクラ」(中村)「イクラ」(松田)「いくら」(宮近)。正しいのは5人が書いた「いくら」(またはすじこ)だが、宮近に「たらの子ども(たまご)は?」と聞かれた松倉は「えっと……明太子!」(実際はたらこ)と、述べた。さらに、ついさっき「わかんない方がおかしい」と豪語した七五三掛は「ししゃもが普通に大人になって、鮭になると思ってた」と、とんでもない思い違いをしていたよう。先行き不安な展開となり、中村は「今日、マジでメシ食えない可能性が……」と、弱気になっていた。
この段階では、七五三掛自身も出演し、司会のダウンタウン・浜田雅功が驚くほどの珍解答を連発したバラエティ『そんなコト考えた事なかったクイズ! トリニクって何の肉!?』(テレビ朝日系)を見ている気分になってしまったが、次の「魚へんの漢字を全員で20個書け」で、ミラクルを起こす場面も。以降は、松倉が「クッソー! なんでこんなバカなんだ……」(8分44秒頃)と自己嫌悪に陥ったほか、窓越しに見えるシャチにTravis Japanが手を振るという、可愛いサービスカットもあった(9分20秒~)。
彼らといえば、ファンの間で「平和な雰囲気のグループ」と言われているが、「この手のクイズ企画でよくある、“正解した人だけ食べられる”というルールじゃなくて、“正解したらみんなで食べる”っていうのがほんわかしたTravis Japanにピッタリ」「いつも励まし合って、誰のことも責めない。TravisJapanの良さが詰まってる動画!」「間違えた人を『ふざけんなよ!』とか責めるのではなく、称え合えるTravisJapanを人として尊敬する」と、感激していた。
18日の動画は、前週より続く「少年忍者 【みんなで遠足~第2弾~】御岳山に登ってみた!」。山井飛翔を除く21人で、東京・梅市にある御岳山を訪れた少年忍者。今回は2チームに分かれ、ガイド同伴で「御岳山レア写真バトル」なる対決を実施しており、中学生~高校生合同の“ガチ遠足”の模様に密着した1本になっている。植物や動物の写真を撮っていく中、そのレア度によってポイントが変動するといい、「罰ゲームはなく合計ポイントの多いチームにご褒美」という平和すぎるルールも、視聴者側が安心して楽しめる展開だ。
川崎皇輝らお兄ちゃん組が愛されキャラ・久保廉をイジるなど、素の部分やメンバー同士の自然なやり取りが垣間見れる場面が盛りだくさん。個人的には、カメラマンを気遣う優しい小田将聖(5分15秒頃)、美容系YouTuberふうの稲葉通陽(8分32秒~)、天然キャラで知られる深田竜生が相手チームとすれ違った際に「手ぬるぬるしてる人がいた」(12分18秒頃)と意外にも目ざとい一面を発揮するシーン、その深田が田村海琉を、檜山光成は久保をおんぶする姿(13分39秒~)に注目してほしい。この動画は通常の午後8時より約1時間半遅れで更新され、再生回数は20日時点で19万台を記録している。
