木村拓哉、ソロライブでSMAP曲披露も「歌わないで」「さんまに言われたから?」と波紋

 木村拓哉にとって初のソロライブツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』が、2月8日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕した。ステージでは自身のソロ曲だけでなく、SMAPのヒット曲も披露したが、SMAPファンからは賛否両論が噴出している。また、2日目のMC内で衝撃的なエピソードを明かし、会場がドン引きする場面もあったという。

 1月8日にソロアルバム『Go with the Flow』をリリースした木村。こうしたライブは、SMAP解散前の2015年1月に行った名古屋公演以来のステージとなり、オープニングでは待っていたファンに「ようこそ! そして、お待たせしました」と挨拶。セットリストはアルバム収録曲が中心の構成になっていたが、自身が出演した1996年の連続ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)の主題歌「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸 withNaomi Campbell)なども披露し、会場は大盛り上がりだったという。

 また、グループ時代の自身のソロ曲以外に、SMAPの「SHAKE」「夜空ノムコウ」も歌唱したが、これには親交のある明石家さんまの“助言”があったそうだ。木村いわく、ライブの開催前に「なんでアルバムの曲しかやらへんのや。楽曲は、アーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や」などと言われたといい、この言葉に背中を押されて選曲したという。木村は初日のステージ上で、「これからも、みんなと自分の共有物を大切にしていきたいと思います」とSMAP時代の曲について話したものの、SMAPファンの反応は真っ二つに割れている。

 SMAPメンバーといえば、17年9月に稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がジャニーズ事務所を退所しており、以降3人は公の場でSMAP時代の楽曲を歌っていない。こうした現状もあり、ネット上には「木村くんがSMAPの曲を歌ったのはショック……。5人が揃った時に歌ってほしかった。聞いてくれる人との共有物なだけじゃなく、SMAP5人のものでもあるんだけどな」「木村くんがSMAPの曲を歌ったこと、手放しで喜べない。結局、そこにいないメンバーを思ってしまうから、5人じゃないとモヤモヤする」「お願いだから『世界に一つだけの花』だけは歌わないで」と、否定的なコメントが多数見受けられる。

 また、特にさんまの名前が出た点に引っかかった人も少なくないようで、「さんまに言われたから歌うんだ。『自分が歌いたいから』じゃないのか……」「さんまの話じゃなくて、『SMAPが大事だから歌いたい』って言ったのなら、また気持ちは違っただろうな」「3人は、SMAPの曲を歌えなくなっても新しい道に進むという決断をしたのに、さんまさんが勧めるからと一人でSMAPを歌ってしまう木村さんにはガッカリ」「『さんまさんに~』という話をして自分が叩かれないように予防線を張ったのは微妙な気持ちなった」といった声も。

 とはいえ、「いくら助言があっても、木村くん自身に抵抗があったら実現しなかった。木村くんの中でSMAPの曲を歌いたい思いがあったからこそだと思う」「SMAPへの愛があるからだからこそ、1人でSMAPの曲を守ってくれているんだね」「木村くんは3人が歌っていないことも承知の上で、SMAPの曲を歌ったんだと思う。木村くんを信じたい」「木村くんがSMAPを愛してることが伝わってきたし、ファンのことを考えた上での選曲や構成だと思った」「木村くんは“SMAPの木村拓哉”としてそこにいると感じた」と、擁護するファンの書き込みも上がっている。

 そして、ライブを見に行ったファンによると、2日目は「SHAKE」ではなく、2000年のミリオンセラー(100万枚)シングル「らいおんハート」を歌ったそうだ。

「前日に『SHAKE』を歌ったコーナーに差し掛かると、木村くんが『みんなYahoo!ニュースとかで記事を見たでしょ。同じことやってもつまらない』と、切り出したんです。そして、バンドメンバーが次の曲のイントロのコーラス部分を歌い始めると、それが『らいおんハート』だと気づいたファンからは、『キャー!』『フー!』といったうれしい悲鳴が飛び交いました。振り付けが当時のままだったことにも感動しましたし、バックに4人の女性ダンサーを従えていたので、木村くんを含めて“5人”が踊る姿は鳥肌モノでした。ただ、アンコールで『夜空ノムコウ』を聞いた時は、ほかの4人の歌声を思い出してしまい、寂しさや、少し複雑な気持ちが押し寄せてきました。過去のソロ曲やSMAPの曲をパフォーマンスしている時は、泣きながら見守っている人も多かったですし、うれしそうにノリノリでペンライトを振っているファンも。その涙がうれし涙なのか、悲しい涙なのか、その人の気持ちはわかりませんが……」(SMAPファンの女性)

 一方、2日目のMCタイムでは今回のコンサートグッズについて解説する中、ショッキングな出来事を打ち明けたようだ。グッズは「木村拓哉がオーナーのサーフショップがあったら……」というコンセプトで製作されたもので、サーフィン好きな木村のこだわりが詰まったアイテムとなっている。

「オレンジ色のエコバッグは、持っているだけで目がいくような『救難カラー』にしたそう。会場付近でも持っている人を『スゴく見かけた』と発言した流れで、木村くんは『会場の周りはいいけど、自宅の周りはちょっと勘弁して』と、言い出したんです。なんでも、初日の公演が終わった夜に自宅に帰ろうとしたところ、そのオレンジのバッグを持った人が背後に立っていたとか。『自分が家に着くって時に“たしかオレンジの袋、今いたなぁ”って振り返ったら、その人が電信柱にフッと……(隠れた)』と、告白していました。木村くんが明るい口調で笑いながら話していたので、会場からも笑い声が漏れていたのですが、『エー……』という驚嘆や引き気味の反応も。要は、木村くんの家を知っているファンが帰宅時間に合わせて自宅周辺に現れたという、“マナー違反”に言及したわけです。本人は冗談っぽく『本当に目立つので、くれぐれもそういう使い方はなしにしましょう』と締めていたものの、ファンはその後静まり返ってしまいました」(前出・ファン)

 国立代々木競技場第一体育館では11日に追加公演が行われ、同19日・20日に大阪城ホールのステージに立つ木村。待ちわびていたファンのためにも、けがなく無事に突っ走ってほしいものだ。

木村拓哉、ソロライブでSMAP曲披露も「歌わないで」「さんまに言われたから?」と波紋

 木村拓哉にとって初のソロライブツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』が、2月8日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕した。ステージでは自身のソロ曲だけでなく、SMAPのヒット曲も披露したが、SMAPファンからは賛否両論が噴出している。また、2日目のMC内で衝撃的なエピソードを明かし、会場がドン引きする場面もあったという。

 1月8日にソロアルバム『Go with the Flow』をリリースした木村。こうしたライブは、SMAP解散前の2015年1月に行った名古屋公演以来のステージとなり、オープニングでは待っていたファンに「ようこそ! そして、お待たせしました」と挨拶。セットリストはアルバム収録曲が中心の構成になっていたが、自身が出演した1996年の連続ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)の主題歌「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸 withNaomi Campbell)なども披露し、会場は大盛り上がりだったという。

 また、グループ時代の自身のソロ曲以外に、SMAPの「SHAKE」「夜空ノムコウ」も歌唱したが、これには親交のある明石家さんまの“助言”があったそうだ。木村いわく、ライブの開催前に「なんでアルバムの曲しかやらへんのや。楽曲は、アーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や」などと言われたといい、この言葉に背中を押されて選曲したという。木村は初日のステージ上で、「これからも、みんなと自分の共有物を大切にしていきたいと思います」とSMAP時代の曲について話したものの、SMAPファンの反応は真っ二つに割れている。

 SMAPメンバーといえば、17年9月に稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がジャニーズ事務所を退所しており、以降3人は公の場でSMAP時代の楽曲を歌っていない。こうした現状もあり、ネット上には「木村くんがSMAPの曲を歌ったのはショック……。5人が揃った時に歌ってほしかった。聞いてくれる人との共有物なだけじゃなく、SMAP5人のものでもあるんだけどな」「木村くんがSMAPの曲を歌ったこと、手放しで喜べない。結局、そこにいないメンバーを思ってしまうから、5人じゃないとモヤモヤする」「お願いだから『世界に一つだけの花』だけは歌わないで」と、否定的なコメントが多数見受けられる。

 また、特にさんまの名前が出た点に引っかかった人も少なくないようで、「さんまに言われたから歌うんだ。『自分が歌いたいから』じゃないのか……」「さんまの話じゃなくて、『SMAPが大事だから歌いたい』って言ったのなら、また気持ちは違っただろうな」「3人は、SMAPの曲を歌えなくなっても新しい道に進むという決断をしたのに、さんまさんが勧めるからと一人でSMAPを歌ってしまう木村さんにはガッカリ」「『さんまさんに~』という話をして自分が叩かれないように予防線を張ったのは微妙な気持ちなった」といった声も。

 とはいえ、「いくら助言があっても、木村くん自身に抵抗があったら実現しなかった。木村くんの中でSMAPの曲を歌いたい思いがあったからこそだと思う」「SMAPへの愛があるからだからこそ、1人でSMAPの曲を守ってくれているんだね」「木村くんは3人が歌っていないことも承知の上で、SMAPの曲を歌ったんだと思う。木村くんを信じたい」「木村くんがSMAPを愛してることが伝わってきたし、ファンのことを考えた上での選曲や構成だと思った」「木村くんは“SMAPの木村拓哉”としてそこにいると感じた」と、擁護するファンの書き込みも上がっている。

 そして、ライブを見に行ったファンによると、2日目は「SHAKE」ではなく、2000年のミリオンセラー(100万枚)シングル「らいおんハート」を歌ったそうだ。

「前日に『SHAKE』を歌ったコーナーに差し掛かると、木村くんが『みんなYahoo!ニュースとかで記事を見たでしょ。同じことやってもつまらない』と、切り出したんです。そして、バンドメンバーが次の曲のイントロのコーラス部分を歌い始めると、それが『らいおんハート』だと気づいたファンからは、『キャー!』『フー!』といったうれしい悲鳴が飛び交いました。振り付けが当時のままだったことにも感動しましたし、バックに4人の女性ダンサーを従えていたので、木村くんを含めて“5人”が踊る姿は鳥肌モノでした。ただ、アンコールで『夜空ノムコウ』を聞いた時は、ほかの4人の歌声を思い出してしまい、寂しさや、少し複雑な気持ちが押し寄せてきました。過去のソロ曲やSMAPの曲をパフォーマンスしている時は、泣きながら見守っている人も多かったですし、うれしそうにノリノリでペンライトを振っているファンも。その涙がうれし涙なのか、悲しい涙なのか、その人の気持ちはわかりませんが……」(SMAPファンの女性)

 一方、2日目のMCタイムでは今回のコンサートグッズについて解説する中、ショッキングな出来事を打ち明けたようだ。グッズは「木村拓哉がオーナーのサーフショップがあったら……」というコンセプトで製作されたもので、サーフィン好きな木村のこだわりが詰まったアイテムとなっている。

「オレンジ色のエコバッグは、持っているだけで目がいくような『救難カラー』にしたそう。会場付近でも持っている人を『スゴく見かけた』と発言した流れで、木村くんは『会場の周りはいいけど、自宅の周りはちょっと勘弁して』と、言い出したんです。なんでも、初日の公演が終わった夜に自宅に帰ろうとしたところ、そのオレンジのバッグを持った人が背後に立っていたとか。『自分が家に着くって時に“たしかオレンジの袋、今いたなぁ”って振り返ったら、その人が電信柱にフッと……(隠れた)』と、告白していました。木村くんが明るい口調で笑いながら話していたので、会場からも笑い声が漏れていたのですが、『エー……』という驚嘆や引き気味の反応も。要は、木村くんの家を知っているファンが帰宅時間に合わせて自宅周辺に現れたという、“マナー違反”に言及したわけです。本人は冗談っぽく『本当に目立つので、くれぐれもそういう使い方はなしにしましょう』と締めていたものの、ファンはその後静まり返ってしまいました」(前出・ファン)

 国立代々木競技場第一体育館では11日に追加公演が行われ、同19日・20日に大阪城ホールのステージに立つ木村。待ちわびていたファンのためにも、けがなく無事に突っ走ってほしいものだ。

『ザ・ノンフィクション』お笑い界の情と情け「はぐれ者で生きていく ~借金とギャンブルと夢の行方~」

日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。2月9日放送のテーマは『はぐれ者で生きていく ~借金とギャンブルと夢の行方~』。落語団体に属さないはぐれ落語家の快楽亭ブラック、そしてその生き方に憧れた弟子、快楽亭ブラ坊の日々。

あらすじ

 フリー落語家の快楽亭ブラ坊、34歳。落語団体に所属していないため、「末廣亭」など寄席の高座には上がれず、落語を披露するのは飲食店やスナックだ。6年同棲していた彼女と折半するはずの家賃は3万円しか払えず、やがてそれすら払えなくなり、別れを告げられ部屋を引き払う。元彼女や愛媛の両親、知り合いから借りた金は総額300万円を超える。借金の原因はギャンブルだ。

 ブラ坊がその破天荒な生き方や落語センスに憧れ、弟子入りした師匠の快楽亭ブラックもまた、ギャンブルでの借金が2000万円を超え、立川談志から除名された過去がある。生き方に共通点はあるが、師匠・ブラックは平成12年には春風亭昇太らとともに文化庁芸術祭賞演芸部門優秀賞を受賞、 今も全国からお座敷がかかり爆笑をかっさらう。一方のブラ坊は客がまったく来ない中で落語をすることもあり、技術にも雲泥の差がある。ギャンブルからも足が洗えず、落語に身の入らない日々が続く。

 そんな中、ブラ坊はまだ師匠から客前での披露について許可を得ていない演目を、勘違いから披露してしまう。それを知ったブラックは、ブログに「破門だ」と怒りを綴るが、ブラ坊にしてみれば、直接言わずブログへ書いたことに不満を抱き、素直に謝れない。二人の関係はギクシャクしたものになる。

謝れないブラ坊が取った行動

 ブラックとブラ坊のすれ違いは、よくある「言った/言わない」が原因ともいえる。どっちかが明確に悪いと言い切れない、ギクシャクした冷戦関係は、職場や家庭にゴマンとあるだろう。こういうとき、下の立場の側が、上の側にとりあえず謝る、という選択肢だってあるはずだが、ブラ坊はすぐに謝らずしばらく考え、やはりブラックから稽古を受けたい、と考えが固まったのちに、謝罪文を携え師匠に詫びていた。

 もちろん、早期解決を試みたほうがいい場合だってあるだろう。時間がたって関係がさらに悪化したり他人を巻き込んで大ごとになったり、取り返しのつかないことになることだってある。しかし、この今回のブラ坊の「納得いかないうちは謝らない」もわかる気がする。納得いかない状態で謝っても、結局何かしこりが残り、それが後々膨らんで、取り返しのつかないことになり、ということもあり得る。どちらが正解と言い切れるものではない。謝るのは難しく、大変だ。

 ブラ坊はブラックに謝る際、ブラックの好物で、小田原でしか買えないと思われる一つ千円もする「夏柑ゼリー」3つと反省文を携え、ブラックの出張先である名古屋へと向かう。そして、関係者を交じえた打ち上げで、酒を飲み上機嫌のブラックが「夏柑ゼリーを持って詫びに来たな」と笑い、二人はようやく和解する。買うのが大変そうなゼリーを携え、東京にいるときでなく、名古屋出張中を狙ってしおらしく謝りに行くあたり、ブラ坊、こう見えてなかなかの策士ではないだろうか。

 番組中、立川一門である落語家、立川志ら玉がブラックを訪ねてきた。ブラックに古典落語を披露し、ブラックから客前で演じる許可を得た。志ら玉の前名は快楽亭ブラ汁 で、もとはブラックの弟子だったのだ。ブラックは談志から除名された際、弟弟子にあたる立川志らくに志ら玉を預ける。

 志ら玉によると、「もう(除名された)ブラックとは、付き合うなと言った人もいるといううわさは聞きましたけど、(立川)志らくは『ブラック兄さんのところに行ってやれよ、たまには帰ってやれよ』と言ってくれたんで」 とのことだ。

 個人的に、志らくといえばMCを務めている情報番組『グッとラック!』(TBS系)のイメージが強く、番組での発言がネットニュースになって炎上してる人、という印象だった。過去には、自分の劇団の手伝いに(落語の)弟子たちが来なかったことで、「全員破門にするか前座に降格するか」とツイートし波紋を呼んだこともあった。落語のイベントならともかく、志らくの劇団の手伝いなら、弟子にしてみれば関係ないとも言える。この一件では、弟子たちに同情してしまった。

 しかし、志ら玉のくだりを知ると、志らくはよくも悪くも情に厚く、その分、他人にも自分と同等の“情”を求めるタイプに思える。それは昭和的でもあり、マッチョ的ではないだろうか。しかしこれは、志らくの性格というより「落語界」、引いては「お笑い界」全体がそういう感覚をベースにしているようにも感じられる。

 ブラック、ブラ坊ともにギャンブル狂というのも、なんとも“マッチョ”だ。お笑いを志す人の中には、そうした空気になじめず苦労する人もいるだろうが、一方で人とのつながりが希薄な個人主義の時代には希少な、情みなぎる世界がたまらない人だっているだろう。そういう人にとって、「お笑い界」は幸せな場所なのかもしれない。

 次週の『ザ・ノンフィクション』は「もう一度 お父さんに逢いたい ~ホストの僕とフィリピンパブ嬢の母~」。大阪のホストクラブで働く日本人の父、フィリピン人の母を持つレオが、一度しか会ったことのない父親を捜す。

『ザ・ノンフィクション』お笑い界の情と情け「はぐれ者で生きていく ~借金とギャンブルと夢の行方~」

日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。2月9日放送のテーマは『はぐれ者で生きていく ~借金とギャンブルと夢の行方~』。落語団体に属さないはぐれ落語家の快楽亭ブラック、そしてその生き方に憧れた弟子、快楽亭ブラ坊の日々。

あらすじ

 フリー落語家の快楽亭ブラ坊、34歳。落語団体に所属していないため、「末廣亭」など寄席の高座には上がれず、落語を披露するのは飲食店やスナックだ。6年同棲していた彼女と折半するはずの家賃は3万円しか払えず、やがてそれすら払えなくなり、別れを告げられ部屋を引き払う。元彼女や愛媛の両親、知り合いから借りた金は総額300万円を超える。借金の原因はギャンブルだ。

 ブラ坊がその破天荒な生き方や落語センスに憧れ、弟子入りした師匠の快楽亭ブラックもまた、ギャンブルでの借金が2000万円を超え、立川談志から除名された過去がある。生き方に共通点はあるが、師匠・ブラックは平成12年には春風亭昇太らとともに文化庁芸術祭賞演芸部門優秀賞を受賞、 今も全国からお座敷がかかり爆笑をかっさらう。一方のブラ坊は客がまったく来ない中で落語をすることもあり、技術にも雲泥の差がある。ギャンブルからも足が洗えず、落語に身の入らない日々が続く。

 そんな中、ブラ坊はまだ師匠から客前での披露について許可を得ていない演目を、勘違いから披露してしまう。それを知ったブラックは、ブログに「破門だ」と怒りを綴るが、ブラ坊にしてみれば、直接言わずブログへ書いたことに不満を抱き、素直に謝れない。二人の関係はギクシャクしたものになる。

謝れないブラ坊が取った行動

 ブラックとブラ坊のすれ違いは、よくある「言った/言わない」が原因ともいえる。どっちかが明確に悪いと言い切れない、ギクシャクした冷戦関係は、職場や家庭にゴマンとあるだろう。こういうとき、下の立場の側が、上の側にとりあえず謝る、という選択肢だってあるはずだが、ブラ坊はすぐに謝らずしばらく考え、やはりブラックから稽古を受けたい、と考えが固まったのちに、謝罪文を携え師匠に詫びていた。

 もちろん、早期解決を試みたほうがいい場合だってあるだろう。時間がたって関係がさらに悪化したり他人を巻き込んで大ごとになったり、取り返しのつかないことになることだってある。しかし、この今回のブラ坊の「納得いかないうちは謝らない」もわかる気がする。納得いかない状態で謝っても、結局何かしこりが残り、それが後々膨らんで、取り返しのつかないことになり、ということもあり得る。どちらが正解と言い切れるものではない。謝るのは難しく、大変だ。

 ブラ坊はブラックに謝る際、ブラックの好物で、小田原でしか買えないと思われる一つ千円もする「夏柑ゼリー」3つと反省文を携え、ブラックの出張先である名古屋へと向かう。そして、関係者を交じえた打ち上げで、酒を飲み上機嫌のブラックが「夏柑ゼリーを持って詫びに来たな」と笑い、二人はようやく和解する。買うのが大変そうなゼリーを携え、東京にいるときでなく、名古屋出張中を狙ってしおらしく謝りに行くあたり、ブラ坊、こう見えてなかなかの策士ではないだろうか。

 番組中、立川一門である落語家、立川志ら玉がブラックを訪ねてきた。ブラックに古典落語を披露し、ブラックから客前で演じる許可を得た。志ら玉の前名は快楽亭ブラ汁 で、もとはブラックの弟子だったのだ。ブラックは談志から除名された際、弟弟子にあたる立川志らくに志ら玉を預ける。

 志ら玉によると、「もう(除名された)ブラックとは、付き合うなと言った人もいるといううわさは聞きましたけど、(立川)志らくは『ブラック兄さんのところに行ってやれよ、たまには帰ってやれよ』と言ってくれたんで」 とのことだ。

 個人的に、志らくといえばMCを務めている情報番組『グッとラック!』(TBS系)のイメージが強く、番組での発言がネットニュースになって炎上してる人、という印象だった。過去には、自分の劇団の手伝いに(落語の)弟子たちが来なかったことで、「全員破門にするか前座に降格するか」とツイートし波紋を呼んだこともあった。落語のイベントならともかく、志らくの劇団の手伝いなら、弟子にしてみれば関係ないとも言える。この一件では、弟子たちに同情してしまった。

 しかし、志ら玉のくだりを知ると、志らくはよくも悪くも情に厚く、その分、他人にも自分と同等の“情”を求めるタイプに思える。それは昭和的でもあり、マッチョ的ではないだろうか。しかしこれは、志らくの性格というより「落語界」、引いては「お笑い界」全体がそういう感覚をベースにしているようにも感じられる。

 ブラック、ブラ坊ともにギャンブル狂というのも、なんとも“マッチョ”だ。お笑いを志す人の中には、そうした空気になじめず苦労する人もいるだろうが、一方で人とのつながりが希薄な個人主義の時代には希少な、情みなぎる世界がたまらない人だっているだろう。そういう人にとって、「お笑い界」は幸せな場所なのかもしれない。

 次週の『ザ・ノンフィクション』は「もう一度 お父さんに逢いたい ~ホストの僕とフィリピンパブ嬢の母~」。大阪のホストクラブで働く日本人の父、フィリピン人の母を持つレオが、一度しか会ったことのない父親を捜す。

セックスを拒む女と、セックスを拒まれる男。夫婦間のすれ違いはなぜ起きる?

 近年、夫婦間のセックスレスを題材にした作品が急増している。『夫のちんぽが入らない』『今日も拒まれてます~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~』『あなたがしてくれなくても』……創作やエッセイ問わず、いつも主人公になるのは女性だ。

 さらに2019年9月には、際立って拒絶の姿勢を示したエッセイ『夫のHがイヤだった。』(亜紀書房)が発売。夫との性生活が著者であるMioさんの体を蝕んでいく様子を、痛々しくも克明に描き話題となり、多くのメディアでも取り上げられた。

 そんななか、ついに男性の口からセックスレスが語られる作品が登場したのだ。小説『それでも俺は、妻としたい』(新潮社)の著者である足立紳さんが描く主人公・豪太は、妻・チカから罵詈雑言を浴びせられても、めげずに妻とのセックスに挑んでゆく。

 セックスを拒む女と、セックスを拒まれる男ーー。Mioさんと足立紳さんの、絶対に相容れない立場によるセックスレス対談をお届けします。

ーー足立さんは『夫のHがイヤだった。』を読んでどう思われましたか?

足立紳さん(以下、足立):タイトルにインパクトがありますよね。たいていの男性はまずそこに引っかかると思います。僕もすぐに表紙の写真を撮って、仕事仲間に「いまこういう本を読んでいるんだけど」ってメールをしたくらいです。

 仲間のなかの結婚10年以上の男性たちは、みんな「うわー聞きたくない」といった反応を示していました。僕もプロローグから「これはヤバい……」と思いつつ、読むうちにわかるのは、夫とのセックスに肉体的な痛みがともなっていたのは、心身共に相当苦痛だっただろうなということ。

 僕自身、妻をはじめ、人数は少ないですがこれまで付き合ってきた女性たちは、ガンガンいってくるタイプが多かったんです。Mioさんは夫にイヤなことをいわないタイプだったんですか?

Mioさん(以下、Mio):イヤなことがあったらそもそも付き合わないと思っていましたし、イヤな部分はあまりなかったんですよ。

足立:セックスときの痛みはイヤな部分ではなかったんですか? 「痛い」と伝えたりは?

Mio:「痛い」「気持ちよくない」といったことを少しはいいましたが、わたし自身が「やっているうちに痛くなくなる、気持ちよくなるんだろうな」と思っていたんです。

“いい人”の夫と、自分を責める妻
足立:「痛い」と伝えると、元夫さんはどんな反応を示すんですか?

Mio:耳に入っていないというか、「じゃあ痛くしないよ」でおしまいになってしまう。「どうして痛いんだろう」と寄り添うところまでは至らない感じでした。

足立:となると、「これ以上いっても無駄か」と思ってしまいそう。

Mio:そうですね。いってもわからないなら、「むしろわたしのほうが悪いんじゃないのか?」と思ってしまって、元夫が一方的に悪いとは思えませんでした。人間的にはすごくいい人で、自信を持って結婚しましたしね。

足立:たしかに、Mioさんのお父様が亡くなったとき、ひとりになったお母様の元へ「すぐに引っ越そう」という決断を下したところは、すごいと思いました。9割の男性はできませんよ。

Mio:そうなんです。いい人なんです。

足立:「セックスが痛い」ことで、どんどん関係が破綻してゆき、愛せなくなり、離婚するまでの経緯が描かれていますが、それでも離婚に至るまでは何年も要しているので、痛みがありながらも「それさえなければ最高の人だったんだろうな」というふうに読みました。僕が読んでいて気になったのは、Mioさんはあまりにも自分を責めすぎなのでは? というところです。

Mio:当時のわたしはセックスに関する知識がなくて、男性向けAVを見たことがある程度でした。元夫も、そうなんです。男性向けAVって、AV男優さんがいきなり挿入すると女優さんは途端に気持ちよさそうにするじゃないですか。あれが「セックス中の、女の正解」だと思っていたんです。いきなり胸を触られても気持ちよくないのが通常なのに、「気持ちよくないわたしがおかしい」んだと。

足立:女性は「自分がおかしい」と思いがちなんでしょうか?

Mio:そういう方も多いですね。というのも、わたしが離婚した端的な理由は「夫のセックスを拒んだから」でしたが、こんな理由で離婚するのって自分くらい、つまり少数派だと思っていたんです。

 でもわたしは現在、離婚業務を専門とする税理士、行政書士、カウンセラーとして仕事をしていますが、「夫のセックスがつらいから離婚したい」「セックスを拒むと八つ当たりされるのがイヤだ」といった声をたくさん聞いて、「AV女優と同じようにならなきゃダメだ」と勘違いしている女性が多いんじゃないかってことに気づきました。AV女優さんはみんな気持ちよさそうにしているけど、実際には演技ですよね。それで、わたしの経験を書こうと思ったんです。

足立:そんなふうに受け身の態勢の女性の方が多いんですね。僕の周りの女性は、「AVなんかファンタジーだから。あれって全部演技だから。信用してる男ってほんとバカだな」ってスタンスの人が多かったので。

 たしかにろくな性教育を受けていない影響もあり、日本の男性はAVでセックスに触れる人がほとんどですよね。だから、AVの刷り込みで苦しんでいる女性がすごく多いという事実は、男性側はあまり想像できていないと思います。当時は「セックスってこういうもんなのか」と思いつつ、いまは「あれは演技だ」というのを前提で見ていますが。

「年収50万」という不甲斐なさ
ーー『それでも俺は、妻としたい』の主人公・豪太の妻であるチカも、男性経験がそんなに豊富ではなさそうですが、Mioさんとは対照的に、なぜ豪太とのセックスであんなに主張できるんでしょうか。セックス中、「そのぺろぺろなめまくるのキモイからさっさと入れてイっちゃってよ。5秒っつったでしょ、あーウゼー」「何でこんなにパイ毛長いの、病気なんじゃないの」など、ディスりが小気味よく繰り出されていました。

足立:チカの母親も普段からそういうタイプ、ということかもしれませんね。逆に、母親が虐げられた家庭で育つと、我慢することが普通だと思い、主張できなくなってしまうことがありますからね。

ーーMioさんは、『それでも俺は〜』を読まれてどう思いましたか?

Mio:すごい夫婦だなと思いました。「ここまでしていて別れないんだ」って(笑)。

ーーMioさんなら豪太と別れていますか?

Mio:だと思います(笑)。相手に罵詈雑言をぶつける様がすごいなと思いつつ、でもあそこまでいえるのっていいなあとも思いました。と同時に、あそこまでいう相手と、なぜ一緒にいるんだろう? と疑問符が浮かびました。チカはなぜあそこまでいえてしまうんですか?

足立:元々ガンガンいう性格なうえ、豪太が不甲斐ないからどんどんひどくなっていったんです。

Mio:「年収50万円」という描写がありますが、経済的な不甲斐なさですか?

足立:そうでしょうね。

ーーとはいえ、チカは豪太とのセックスで性的快感を得ているのが印象的でした。

Mio:読んでいて、チカは性欲が強い女性なんだと思いました。セックス中に「トヨエツを妄想しているんだから、おまえは喋るなよ」といった場面がありましたよね。豪太が好きだからセックスをするというより、相手を使ったオナニーのようなセックス、といった感覚なんですかね。セックスしたからといって豪太と仲よくなるわけではないけど、つらいわけではないし、そもそもイヤではないんだろうなと。

足立:たしかに、「痛い」といった物理的な苦痛はないですね。

Mio:読んでいてうらやましいぐらいでした。「セックスはしたいけど、夫のことは気に食わないから、させない」というスタンスが。

ーーチカの性格は、読みはじめは驚きますが、徐々にキツイながらもかわいらしさも伝わってきました。そのキツさを真っ正面から受け止める豪太は大変だろうとは思いますが、なんといっても年収50万円ですし、受け止めざるを得ないんだと思いました。ケンカにはなるけど常に「すみません」というスタンスで、ケンカが原因で夫婦関係が破綻することにはならなかったのではないでしょうか。

Mio:年収について、チカは実際のところはそれほど気にしていないような気がします。

足立:豪太を責める材料のひとつ、という感覚だと思います。年収に価値観を置いている女性だったら、とっくに別れていますしね。

Mio:「お前の稼ぎが少ないから」といったチカの台詞がありますが、「それって男性にいっちゃおしまいな台詞じゃないの!?」ってハラハラしました。

足立:それは飛び越えてはいけない一線なんですか?

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セックスを拒む女と、セックスを拒まれる男。夫婦間のすれ違いはなぜ起きる?

 近年、夫婦間のセックスレスを題材にした作品が急増している。『夫のちんぽが入らない』『今日も拒まれてます~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~』『あなたがしてくれなくても』……創作やエッセイ問わず、いつも主人公になるのは女性だ。

 さらに2019年9月には、際立って拒絶の姿勢を示したエッセイ『夫のHがイヤだった。』(亜紀書房)が発売。夫との性生活が著者であるMioさんの体を蝕んでいく様子を、痛々しくも克明に描き話題となり、多くのメディアでも取り上げられた。

 そんななか、ついに男性の口からセックスレスが語られる作品が登場したのだ。小説『それでも俺は、妻としたい』(新潮社)の著者である足立紳さんが描く主人公・豪太は、妻・チカから罵詈雑言を浴びせられても、めげずに妻とのセックスに挑んでゆく。

 セックスを拒む女と、セックスを拒まれる男ーー。Mioさんと足立紳さんの、絶対に相容れない立場によるセックスレス対談をお届けします。

ーー足立さんは『夫のHがイヤだった。』を読んでどう思われましたか?

足立紳さん(以下、足立):タイトルにインパクトがありますよね。たいていの男性はまずそこに引っかかると思います。僕もすぐに表紙の写真を撮って、仕事仲間に「いまこういう本を読んでいるんだけど」ってメールをしたくらいです。

 仲間のなかの結婚10年以上の男性たちは、みんな「うわー聞きたくない」といった反応を示していました。僕もプロローグから「これはヤバい……」と思いつつ、読むうちにわかるのは、夫とのセックスに肉体的な痛みがともなっていたのは、心身共に相当苦痛だっただろうなということ。

 僕自身、妻をはじめ、人数は少ないですがこれまで付き合ってきた女性たちは、ガンガンいってくるタイプが多かったんです。Mioさんは夫にイヤなことをいわないタイプだったんですか?

Mioさん(以下、Mio):イヤなことがあったらそもそも付き合わないと思っていましたし、イヤな部分はあまりなかったんですよ。

足立:セックスときの痛みはイヤな部分ではなかったんですか? 「痛い」と伝えたりは?

Mio:「痛い」「気持ちよくない」といったことを少しはいいましたが、わたし自身が「やっているうちに痛くなくなる、気持ちよくなるんだろうな」と思っていたんです。

“いい人”の夫と、自分を責める妻
足立:「痛い」と伝えると、元夫さんはどんな反応を示すんですか?

Mio:耳に入っていないというか、「じゃあ痛くしないよ」でおしまいになってしまう。「どうして痛いんだろう」と寄り添うところまでは至らない感じでした。

足立:となると、「これ以上いっても無駄か」と思ってしまいそう。

Mio:そうですね。いってもわからないなら、「むしろわたしのほうが悪いんじゃないのか?」と思ってしまって、元夫が一方的に悪いとは思えませんでした。人間的にはすごくいい人で、自信を持って結婚しましたしね。

足立:たしかに、Mioさんのお父様が亡くなったとき、ひとりになったお母様の元へ「すぐに引っ越そう」という決断を下したところは、すごいと思いました。9割の男性はできませんよ。

Mio:そうなんです。いい人なんです。

足立:「セックスが痛い」ことで、どんどん関係が破綻してゆき、愛せなくなり、離婚するまでの経緯が描かれていますが、それでも離婚に至るまでは何年も要しているので、痛みがありながらも「それさえなければ最高の人だったんだろうな」というふうに読みました。僕が読んでいて気になったのは、Mioさんはあまりにも自分を責めすぎなのでは? というところです。

Mio:当時のわたしはセックスに関する知識がなくて、男性向けAVを見たことがある程度でした。元夫も、そうなんです。男性向けAVって、AV男優さんがいきなり挿入すると女優さんは途端に気持ちよさそうにするじゃないですか。あれが「セックス中の、女の正解」だと思っていたんです。いきなり胸を触られても気持ちよくないのが通常なのに、「気持ちよくないわたしがおかしい」んだと。

足立:女性は「自分がおかしい」と思いがちなんでしょうか?

Mio:そういう方も多いですね。というのも、わたしが離婚した端的な理由は「夫のセックスを拒んだから」でしたが、こんな理由で離婚するのって自分くらい、つまり少数派だと思っていたんです。

 でもわたしは現在、離婚業務を専門とする税理士、行政書士、カウンセラーとして仕事をしていますが、「夫のセックスがつらいから離婚したい」「セックスを拒むと八つ当たりされるのがイヤだ」といった声をたくさん聞いて、「AV女優と同じようにならなきゃダメだ」と勘違いしている女性が多いんじゃないかってことに気づきました。AV女優さんはみんな気持ちよさそうにしているけど、実際には演技ですよね。それで、わたしの経験を書こうと思ったんです。

足立:そんなふうに受け身の態勢の女性の方が多いんですね。僕の周りの女性は、「AVなんかファンタジーだから。あれって全部演技だから。信用してる男ってほんとバカだな」ってスタンスの人が多かったので。

 たしかにろくな性教育を受けていない影響もあり、日本の男性はAVでセックスに触れる人がほとんどですよね。だから、AVの刷り込みで苦しんでいる女性がすごく多いという事実は、男性側はあまり想像できていないと思います。当時は「セックスってこういうもんなのか」と思いつつ、いまは「あれは演技だ」というのを前提で見ていますが。

「年収50万」という不甲斐なさ
ーー『それでも俺は、妻としたい』の主人公・豪太の妻であるチカも、男性経験がそんなに豊富ではなさそうですが、Mioさんとは対照的に、なぜ豪太とのセックスであんなに主張できるんでしょうか。セックス中、「そのぺろぺろなめまくるのキモイからさっさと入れてイっちゃってよ。5秒っつったでしょ、あーウゼー」「何でこんなにパイ毛長いの、病気なんじゃないの」など、ディスりが小気味よく繰り出されていました。

足立:チカの母親も普段からそういうタイプ、ということかもしれませんね。逆に、母親が虐げられた家庭で育つと、我慢することが普通だと思い、主張できなくなってしまうことがありますからね。

ーーMioさんは、『それでも俺は〜』を読まれてどう思いましたか?

Mio:すごい夫婦だなと思いました。「ここまでしていて別れないんだ」って(笑)。

ーーMioさんなら豪太と別れていますか?

Mio:だと思います(笑)。相手に罵詈雑言をぶつける様がすごいなと思いつつ、でもあそこまでいえるのっていいなあとも思いました。と同時に、あそこまでいう相手と、なぜ一緒にいるんだろう? と疑問符が浮かびました。チカはなぜあそこまでいえてしまうんですか?

足立:元々ガンガンいう性格なうえ、豪太が不甲斐ないからどんどんひどくなっていったんです。

Mio:「年収50万円」という描写がありますが、経済的な不甲斐なさですか?

足立:そうでしょうね。

ーーとはいえ、チカは豪太とのセックスで性的快感を得ているのが印象的でした。

Mio:読んでいて、チカは性欲が強い女性なんだと思いました。セックス中に「トヨエツを妄想しているんだから、おまえは喋るなよ」といった場面がありましたよね。豪太が好きだからセックスをするというより、相手を使ったオナニーのようなセックス、といった感覚なんですかね。セックスしたからといって豪太と仲よくなるわけではないけど、つらいわけではないし、そもそもイヤではないんだろうなと。

足立:たしかに、「痛い」といった物理的な苦痛はないですね。

Mio:読んでいてうらやましいぐらいでした。「セックスはしたいけど、夫のことは気に食わないから、させない」というスタンスが。

ーーチカの性格は、読みはじめは驚きますが、徐々にキツイながらもかわいらしさも伝わってきました。そのキツさを真っ正面から受け止める豪太は大変だろうとは思いますが、なんといっても年収50万円ですし、受け止めざるを得ないんだと思いました。ケンカにはなるけど常に「すみません」というスタンスで、ケンカが原因で夫婦関係が破綻することにはならなかったのではないでしょうか。

Mio:年収について、チカは実際のところはそれほど気にしていないような気がします。

足立:豪太を責める材料のひとつ、という感覚だと思います。年収に価値観を置いている女性だったら、とっくに別れていますしね。

Mio:「お前の稼ぎが少ないから」といったチカの台詞がありますが、「それって男性にいっちゃおしまいな台詞じゃないの!?」ってハラハラしました。

足立:それは飛び越えてはいけない一線なんですか?

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ジャニーズWEST・濱田崇裕、1時間30分のロケが無駄に……!? 「時間かかりすぎ」とスタッフ苦言のワケ

 ジャニーズWESTの『エージェントWEST!』(朝日放送)が、2月8日深夜に放送された。同番組は、ゲストの“ささやかな願い”を叶えるトークバラエティで、この日は先週に引き続き、お笑い芸人・小島よしおが出演した。

 小島の“ささやかな願い”は、「ベランダに放置しサビだらけになったバーベルをピカピカに戻してほしい」というもの。この願いを叶えるロケは、すでに濱田崇裕が実行済み。しかし、小島がこのロケVTRを見るには、WESTメンバーが出したお題にすべて答えなければならない。

 今回は、語学学校を経営する小島の父親もゲストとして登場。小島がWESTからのお題にすべて答えたところで、いよいよ“ささやかな願い”のロケVTRを見ることに。

 小島のバーベルを見た濱田は、全体がサビで覆われている状態に「う~わ! えっ、これはヤバイ!」「どれぐらい放置したんや!?」と衝撃のよう。まずは一般家庭にもあるものでサビ取りに挑戦することになり、レモン汁とお酢をキッチンペーパーに浸してバーベルに巻き、10分間放置。すると、キッチンペーパーにサビが付着し、歯ブラシで擦るだけでもどんどんキレイになっていった。早くも手ごたえを感じた濱田は、思わず「チョロいなあ~」と余裕のようだ。

 しかし、その余裕もつかの間、バーベルの凹凸部分はいくら擦っても“ピカピカ”には程遠く、先の見えないサビ取りに、濱田は思わずがっくり。見かねたスタッフが「(このまま)やりますか?」と聞くと、濱田は白目をむきながら「やります! やらせてください!」と気合を入れ直していた。

 作業開始から1時間30分が経過したところで、スタッフが濱田に「あまりに時間がかかりすぎてるんで、ある業者さんをお呼びしてるんです」と一言。登場したのはサビ取りの専門業者で、時間をかけて作業していた濱田はあぜん。「なんでこれ……早く業者さん呼んでくれなかったんですか?」という濱田に、「すごい一生懸命やられてたんで、ちょっと言いにくくなっちゃって……」とスタッフ。思わず「オープニングから言ってもらって大丈夫!」と返した濱田だった。

 そんな濱田のサビ取り結果を見た業者スタッフは、「これくらいやったら数分で……」と一言。1時間半をかけて作業しただけに、愕然とする濱田だったが、業者スタッフはレーザーを使ってサビを落とす「P-LASER」なる機械を使うという。なんでも、橋げたのボルトのサビ落としなどにも利用されるほど、強力なのだという。

 この機械を使ってサビ落としに挑戦すると、その威力にVTRを見ていた小島やWESTメンバーも「ウソやん!?」「ホンマに!?」「何これ?」と仰天。P-LASERでの作業が楽しくなった様子の濱田は、その後も順調にサビ落としを続けて、ピカピカになったバーベルを小島の元に持っていくことに成功したのだった。

 この日の放送にファンからは、「業者さんが出てきた時、申し訳ないけど笑ってしまった。濱ちゃん本当にお疲れ!」「すっごく丁寧に作業してて、本当にそういう濱ちゃんカッコいいなって思った」「濱田くんとスタッフさんのやりとりが微笑ましかったわ~」といった感想が寄せられた。

ジャニーズWEST・濱田崇裕、1時間30分のロケが無駄に……!? 「時間かかりすぎ」とスタッフ苦言のワケ

 ジャニーズWESTの『エージェントWEST!』(朝日放送)が、2月8日深夜に放送された。同番組は、ゲストの“ささやかな願い”を叶えるトークバラエティで、この日は先週に引き続き、お笑い芸人・小島よしおが出演した。

 小島の“ささやかな願い”は、「ベランダに放置しサビだらけになったバーベルをピカピカに戻してほしい」というもの。この願いを叶えるロケは、すでに濱田崇裕が実行済み。しかし、小島がこのロケVTRを見るには、WESTメンバーが出したお題にすべて答えなければならない。

 今回は、語学学校を経営する小島の父親もゲストとして登場。小島がWESTからのお題にすべて答えたところで、いよいよ“ささやかな願い”のロケVTRを見ることに。

 小島のバーベルを見た濱田は、全体がサビで覆われている状態に「う~わ! えっ、これはヤバイ!」「どれぐらい放置したんや!?」と衝撃のよう。まずは一般家庭にもあるものでサビ取りに挑戦することになり、レモン汁とお酢をキッチンペーパーに浸してバーベルに巻き、10分間放置。すると、キッチンペーパーにサビが付着し、歯ブラシで擦るだけでもどんどんキレイになっていった。早くも手ごたえを感じた濱田は、思わず「チョロいなあ~」と余裕のようだ。

 しかし、その余裕もつかの間、バーベルの凹凸部分はいくら擦っても“ピカピカ”には程遠く、先の見えないサビ取りに、濱田は思わずがっくり。見かねたスタッフが「(このまま)やりますか?」と聞くと、濱田は白目をむきながら「やります! やらせてください!」と気合を入れ直していた。

 作業開始から1時間30分が経過したところで、スタッフが濱田に「あまりに時間がかかりすぎてるんで、ある業者さんをお呼びしてるんです」と一言。登場したのはサビ取りの専門業者で、時間をかけて作業していた濱田はあぜん。「なんでこれ……早く業者さん呼んでくれなかったんですか?」という濱田に、「すごい一生懸命やられてたんで、ちょっと言いにくくなっちゃって……」とスタッフ。思わず「オープニングから言ってもらって大丈夫!」と返した濱田だった。

 そんな濱田のサビ取り結果を見た業者スタッフは、「これくらいやったら数分で……」と一言。1時間半をかけて作業しただけに、愕然とする濱田だったが、業者スタッフはレーザーを使ってサビを落とす「P-LASER」なる機械を使うという。なんでも、橋げたのボルトのサビ落としなどにも利用されるほど、強力なのだという。

 この機械を使ってサビ落としに挑戦すると、その威力にVTRを見ていた小島やWESTメンバーも「ウソやん!?」「ホンマに!?」「何これ?」と仰天。P-LASERでの作業が楽しくなった様子の濱田は、その後も順調にサビ落としを続けて、ピカピカになったバーベルを小島の元に持っていくことに成功したのだった。

 この日の放送にファンからは、「業者さんが出てきた時、申し訳ないけど笑ってしまった。濱ちゃん本当にお疲れ!」「すっごく丁寧に作業してて、本当にそういう濱ちゃんカッコいいなって思った」「濱田くんとスタッフさんのやりとりが微笑ましかったわ~」といった感想が寄せられた。

「トイレ」の3大お悩み、収納ナシ・狭い・臭いをプロが解決! 実例3パターンでスッキリ片付く

 汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。今回はトイレを片付けます!

リビングの片付け編
寝室の片付け編
クローゼットの片付け編

狭いトイレの収納を増やして、オシャレに見せたい(主婦Mさん・32歳)

 「家が汚いせいで夫が帰らない」という理由で、当コーナーに応募してくださったMさん。「神経質なほどキレイ好き」という旦那さまを思って、居心地の良い家にしたいそうです。でも、トイレを見ても「落ち着かない」印象です。

 これまで、押入れ(収納庫の確保)→寝室(収納庫の確保)→洋服(多いモノの断捨離)と基本的な順序で進みました。今回からは、家族が使う「共有スペース」を片付けます。まずは「トイレ」から。

 Mさんが抱えているお悩みには、こちらの3点。

[1]収納が少ない
[2]掃除がしにくい
[3]オシャレにならない

 これらを解決しましょう。

[Before]

 収納力を上げる「突っ張り棚」があるものの、使わないモノが占領中です。育児グッズの空き箱は「いつか売るときのために」と保管しがちですが、衛生用品は売れにくいモノです。不安な方は、フリマアプリの相場をチェックしてみて。Mさんも潔く諦めて、処分しました。どうしても箱付きで売りたいのなら、肌の密着が少ないアイテムだけに。空き箱はコンパクトに畳んで保管しましょう。

[解決1]トイレには「今使うモノ」を置くこと!

[After]

 Mさん宅の場合、生活用品のストックを保管する「生活倉庫」を用意したので消耗品は補充式にしました。使う分だけを置いたので、圧迫感も控えめです。ちなみに、家の近くに店舗があるなら過剰なストックは必要ありません。お買い得品に目が眩むほど、家がどんどん狭くなります。

[Before]

 この状態では床を拭き掃除しようにも、モノをどける必要があります。掃除にかかる工程数が多いと、やる気はダウンします。マットや便座カバーを見ても、こまめに交換はしていなさそうです。

[Before]

 トイレの臭いが気になって、消臭剤が増えたというMさん。目に見えない臭いは、床の小物や布モノに付着するので処分することに。マットがないと足元が寒いのなら、クッションスリッパを使うようにしましょう。

[解決2]床に何も置かないほど、掃除が簡単に!

[After]

 臭いの元を処分した後は、[1]直置きをしない[2]布モノを使わない[3]アルコール除菌シートを手元に置く、の3つで清潔感をキープ。トイレの便座と床を、サッと拭ける状態にするほど掃除も楽になります。

[Before]

 ディスプレイされた一角。飾ったまま放置されて、ホコリだけが増えていました。小鳥のオブジェも、死んでいるみたい。 扉を開けた瞬間、ホラーを感じました。Mさんのメンタルが心配なほど、手に負えない感が伝わります。

[解決3]テイストを統一するだけで、スッキリ!

[After]

 トイレを片付けた後に、Mさん自身がディスプレイを楽しみました。生活感漂う消臭剤スプレーは、リメイクシートで目隠し。ウッドとグリーンで統一した、ナチュラル系のトイレに変身です。

[Before]

 Mさんだけのトイレなら、[Before]のままでも問題になりません。でも、一緒に住む人が不快に思うなら、争いのきっかけになってしまいます。

[After]

 男性は「華美」を嫌う傾向があります。そして、子どもは情報が多いと混乱してしまいます。訪問者は、使い捨てを好みます。トイレは、家族3人と訪問者が使う場所です。いろいろ飾りたいMさんには、殺風景かもしれませんが「掃除が楽になる」仕組みこそ、キレイが続く秘訣です。これでまたひとつ、「夫が帰りたくなる家」に近づきました。