なぜ「不妊」「不妊治療」はタブーなのか? 「セックスしたら妊娠するのは当たり前」という勘違い

 少子化が叫ばれる一方、「子どもがほしいのに、なかなか授かることができない」という「不妊」の悩みを持つ男女が少なくない現代。2018年1月期には、不妊治療をテーマにした連続ドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)が放送され話題を呼んだほか、ネット上では不妊治療の保険適用化が議論されたり、女性が不妊治療によって退職せざる得ない事態が疑問視されるなど、「不妊」「不妊治療」は社会的な問題として扱われるようになっている。

 しかし、まだまだ「不妊」「不妊治療」は“タブー”とされる面も強いのではないだろうか。不妊に悩む女性たちが集うネット掲示板を覗いてみると、「不妊治療しんどい」という声が飛び交い、その理由を「不妊であることを周囲に相談できずつらい」「不妊治療をしていると孤独感に苛まれる」とする切実なコメントを少なからず目にする。治療自体の身体的・金銭的負担、仕事と治療の両立といった問題以前に、世間がタブー視することによって、精神的に追い詰められてしまう当事者がいるようだ。

 なぜ「不妊」「不妊治療」はタブーなのか、それが当事者を苦しめる要因になっているのではないか――今回、「“不妊”をもっと“普通に話せること”に」を活動理念の一つに掲げ、現在・過去・未来の不妊体験者を支援する「NPO法人Fine」の理事長・松本亜樹子氏に話を聞いた。

タブーは「不妊は異常」という大いなる勘違いから生まれる

――不妊や不妊治療の当事者を精神的に追い詰めている背景に、これらがタブー視されていることがあるように思うのですが、どうお考えでしょうか。

松本亜樹子氏(以下、松本) 確かにタブー視されていると思います。そのタブーを生んでいるのは、「子どもはできて当たり前」「不妊は普通ではない、異常なこと」という偏見・勘違いによるものではないでしょうか。現在、日本で不妊に悩むカップルは5.5組に1組、また体外受精で生まれている子どもは16人に1人と言われているなど、不妊や不妊治療は決して珍しくないことなのですが……それがまったく知られていないため、当事者が「どうして私は子どもができないんだろう」と思い詰め、かつそれを周囲に話しづらくなって、一人で悩みを抱え込んでしまう状況が生まれているのだと思います。

――松本さんは「Fine」の活動を通して多くの当事者の話をお聞きになってきたと思います。不妊や不妊症への勘違いが、当事者を傷つけてしまうケースも少なくないのではないでしょうか。

松本 「不妊は特殊」という勘違いによって、「かわいそう」「気の毒」と同情されてしまい、それが当事者の精神的負担になることがあります。また、不妊の原因はわからないことがほとんどで、むしろはっきりわかる方が稀なのに、それが知られていないため、「不摂生しているから」「どちらかの体に欠陥があるのでは」「若い頃、女遊び/男遊びをしすぎたのがよくなかった」などと言われてしまうことまである。これも当事者を傷つけると思います。

 おそらく、当事者は周囲に同情され、気を使われるのが最もしんどいように思いますね。例えば、子持ちの友人たちが、自分の前では子どもの話をあえてしない……など。もちろん、思いやりからなんでしょうが、当事者は「気を使わせてしまって悪い」と自分を責めてしまうんです。逆に、「これを食べると妊娠しやすいらしい」「ここの病院がいいよ」など、良かれと思っていろんなアドバイスやおすすめをしてくれることもありますが、これもすでに試していたり、それでもだめだったりするケースが多いので、対応に困るという話はよく聞きます。

――実際に妊娠・出産するのは女性であることから、不妊治療は女性が中心になりがちです。パートナーの不妊への偏見・勘違いが、女性側を苦しめるといったケースもあると思います。

松本 それは本当によくありますね。例えば、妊娠・出産の正しい知識を知らず、「妊娠はいつでもできるから」と、子どもをつくることや結婚自体を先延ばしにして、女性側を悩ませるケース。危機感のなさゆえに、病院に行くことを嫌がる話もよく耳にしますね。

――女性と男性とでは、妊娠・出産の知識に違いがありそうですね。

松本 1年間で自然妊娠する確率、年齢とともに卵子が老化すること、さらには妊娠しても出産できるとは限らないことなど、知らない男性は結構いると思いますよ。あと、近年ようやく「男性不妊」が取り上げられつつありますが、「不妊は女性の問題」と勘違いしている男性は多いですね。「自分に原因はない」と言い張り、不妊治療の検査を受けたがらないというケースは珍しくありません。「『〇〇レディースクリニック』なんて名前の病院は、俺が行くところではない!」と、断固として病院に行くことすら拒否する男性の話も聞きましたね。女性側にとって「パートナーが一緒に病院へ行ってくれるだけありがたい」という現状もあるように思います。あと、パートナーだけでなく、自分の母親と確執ができてしまう女性も結構いるんです。

――親子という間柄から、母親が不妊に対してズケズケと口を出すのでしょうか。

松本 母親自身も娘が不妊であることにショックを受け、「私はあなたを健康に産んで、健康に育ててきたはずなのに」などと口にしてしまうんです。また、どこかで自分と娘を重ね合わせてしまうのか、不妊治療に首をつっこんでくることはよくあって、妊娠に効果的と言われる食料品を送り付けてきたり、病院までついてきたり……心配なのはわかりますが、娘の気持ちとしては、できれば口を出してほしくない。そっとしておいてほしい……そう思う方は多いです。

 そもそも母親って、子どもを産んでいるわけですから、不妊当事者ではないわけですよね。だから、その点を踏まえ、いくら親子といえど、不妊に関してはわかり合えないと最初から理解した上でコミュニケーションを取っていかないと、2人の間に修復できないような亀裂が走ってしまう可能性もあります。母親の言っていることを、聞き流せるなら聞き流し、距離を置けるなら置かないといけません。ただ、不妊に関しては、母親の方が娘との距離感がわからなくなっているケースが多いかもしれません。

――母親もまた、不妊や不妊治療について知らないがゆえに、こうした事態が発生してしまうんですね。

松本 母親の介入によって、パートナーの男性が置いてけぼりになることもあるんですよ。妊娠・出産は、やはりカップル2人の問題であって、親の問題ではない。不妊をめぐる母親との関係に悩む人は、「不妊については、つらくなるのでもう話さないでほしい。自分たちで話し合って決めていくので、見守ってほしい」とはっきり伝えた方がいいでしょう。

――パートナー、母親、友人知人らに不妊や不妊治療の話をできないとなると、あとはもう、当事者同士で悩みを共有するしかないですね。

松本 不妊治療のクリニックへ行くと、自分以外にも不妊の人はたくさんいるとわかりますが、ただ、張りつめたような独特な空気があって、ほかの患者さんに話しかけることはできませんよね。不妊治療を受けている同士といっても、相手がどんな状況にあるかわかりませんから。例えば、隣に座っている患者さんは、妊娠したけれど流産して処置しにきた人かもしれないし、今回が最後と決めて体外受精の結果待ちをしている人かもしれない、はたまたこれから治療を始める初診の人かもしれない。できるだけ近しい状況の人と話せればいいのだけど、人それぞれ状況が違うだけに、当事者同士であっても、おいそれと悩みを打ち明けられないと思います。

 それでもやはり、不妊や不妊治療のことを話す相手がおらず、孤立してしまうことは、当事者にとって最も大きな問題。なかなか難しいことですが、誰かが口火を切ることで、もっと不妊や不妊治療がオープンになってほしい。みんながみんな、気を使い合って黙ったままでは、状況は変わらないので、自分の話せる範囲で自己開示していくことも大切だと思います。「Fine」では当事者を「ひとりぼっちにしない」ための支援も行っていますので、ぜひ気軽に利用していただけるといいなと思います。

――そもそも、なぜ「子どもはできて当たり前」という偏見・勘違いが、これほどまで世間に浸透しているのでしょうか。

松本 日本の性教育が影響していると思います。学校の教科書では「生理→妊娠の仕組み→性病と中絶」と順を追って学ぶと思うのですが、そこに「不妊」がない。「生理のある人がセックスしたら妊娠する」という前提のもと、避妊方法などは教わる一方、「セックスしても妊娠しないことがある」とは教わらないんですね。性に関する話は家族の間でもしにくいだけに、不妊や不妊症への偏見・勘違いは、教育のところから変えていかないと解消しないと感じています。

――確かに、不妊について学校で学んだ記憶はありません。

松本 セックスしたら妊娠“してしまう”というニュアンスで教わった人も多いと思います。日本の性教育は遅れている、アンタッチャブルな分野と言われていますが、今後もっと切り込んでいかなくてはいけないと感じます。不妊に関して言えば、不妊自体や人工授精・体外受精の治療を教えるだけでなく、精子提供・卵子提供によって妊娠・出産する人もいること、さらに発展させて、さまざまな家族の在り方として、養子縁組などについても扱うべきではないでしょうか。海外にはそういったことを教えているところも実際にあるんですよ。

――教育以外でも、世間の不妊への意識を変えていく方法はありますか。

松本 国が不妊や不妊治療に関する取り組みを行うことで、人々の意識が変わることはあると思っています。今年の春、厚生労働省が不妊治療と仕事の両立支援のため、企業向けのマニュアルを出すことになったんです。また6月から施行される「改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」にも、不妊治療を行っている人に対するハラスメントが対象に入ることになりました。これまで市民権を得ていなかったように思う不妊の当事者の状況が、少しずつではありますが、変わってきたと思います。このように、国側の取り組みがきっかけで、人々が「もしかして不妊の人っていっぱいいる?」「自分の周りにも不妊治療をしている人がいるかもしれない」と気づき、決して特殊ではないという認識が広がっていってほしいですね。

――そうした制度や法律が、「子どもはできて当たり前」の空気をなくし、めぐりめぐって、不妊に苦しむ当事者を救うことにもつながるといいですね。

松本 ただそうなるためには、例えば、会社に不妊治療をめぐる制度ができても、使えなかったら意味がない。不妊治療は生理周期に合わせて突発的で頻回な通院が必要で、クリニックに行くと想定外の通院予定を言われることも多いのに、「不妊治療の休暇制度は1カ月前に申請を出さないといけない」というルールを敷く会社も実際にあると聞きます。せっかく制度をつくってくれているのに、実情に即していないものであると、当事者が使えず、もったいないことになりかねません。何も不妊治療に対して新しく制度をつくってほしいということでもなく、現状の制度を「不妊治療にも」使えるようにしてもらえれば、それでも十分助かる人は多いはずです。また制度をつくること自体より、“風土”が大事という点にも、注視していかなければいけません。せっかく制度があるのに、それを使いづらい風土があっては、結局絵に描いた餅になってしまいます。それが最ももったいないことではないでしょうか。

 社会が、突然ガラッと変わることはないと思いますが、だからこそ、学校や職場でちょっとずつちょっとずつ妊娠の正しい情報、不妊についての啓発を行い、“刷り込み”をしていき、人々の意識が変わっていく……そして、不妊当事者が「自分はおかしい」「人に言えない」と悩むことがなくなる社会になっていってほしいと思います。

松本亜樹子(まつもと・あきこ)
「NPO法人Fine」理事長。一般社団法人日本支援対話学会理事。長崎県長崎市生まれ。コーチ、人材育成・企業研修講師、フリーアナウンサーとして活躍。自身の不妊体験から2004年、「NPO法人Fine」を立ち上げる。著書に『不妊治療のやめどき』(WAVE出版)がある。

NPO法人Fine
不妊体験者による、不妊体験者のための、セルフサポートグループ。「『不妊』や『不妊治療』が、社会全体にもっと正しく理解され、不妊治療を受けることや、それを受けずに自然にまかせて授かる日を待つこと、また夫婦二人の道を選ぶこと、あるいは養子や里子を迎えることなど、不妊に関わるすべてのことが『ごくありふれた普通のこと』になること」を理想に掲げ、講演会・シンポジウム、勉強会等の開催、カウンセリング事業、公的機関・医療機関等、関係各機関への働きかけなど、不妊にまつわるさまざまな活動を行っている。
連絡先:Eメール npofine@j-fine.jp/Fax 03-5665-1606
公式サイト

萬田久子風の万引き犯に「早く死ね、ばーか」と逃げられて……Gメンの犯した“完全なミス”

 こんにちは、保安員の澄江です。

 ここのところ、少し暖かくなったとは言え、まだまだ寒い日が続いていて、毎日がつらいですよね。私たちが派遣される現場の大半を占める食品スーパーの店内は、大きな冷蔵庫のようなものなので、どうしても体が冷えてしまいます。その影響なのか、近頃は、足腰に痛みを感じることが増えてきました。この仕事の基本は、視力と脚力。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、万引き行為の現認は“瞬間”の世界なので、万全の体調で挑まなければ結果を残すことはできないのです。

 先日は、現認の取れた30代前半と思しき女性万引き犯の素早い行動に足がついていかず、まんまとチャリ(一度隠した商品を出されること)され、逃げられてしまいました。今回は、その時のことについて、お話ししたいと思います。

常習犯としか思えない動きを見せる、萬田久子風の女

 当日の現場は、東京の湾岸地域に位置する大型総合スーパーT。1階に食品、2階にドラッグコスメ、3階にはテナントの百円ショップを有する大きなお店で、過去に何度もお世話になったことのある馴染み深い現場です。やけに出入口の多い厄介な造りと、店員の少ない売場が多くの万引き犯に好まれているようで、その被害が減ることはありません。各売場をハシゴする被疑者も多く、どのフロアにいても気の抜けない状況に置かれるため、ひどく疲れる現場の一つと言えるでしょう。

 最近は、夜の被害が多いらしく、終電に合わせたシフトでの出勤です。遅めのランチを済ませてから現場に向かい総合事務所まで挨拶に出向くと、肝臓が悪そうな顔色をした初老の店長さんが、興奮した面持ちで食い入るように防犯カメラのモニターを睨んでいました。

「おお、ちょうどいいところに! 前から目をつけていた女がさ、ちょうどいまやっているから、すぐに入ってくれる?」

 すぐさまモニターを確認すると、大きなつばのついた帽子を被った萬田久子さんを一般人にしたような女性が、2階の売場でカゴの中にある化粧品などを次々とバッグに隠していました。「棚取りは見た」と店長さんが言うので、この店のモノを隠し込んでいることに違いないと思われますが、商売柄、犯行の一部始終を自分の目で見なければ気が済みません。店内に入って行動を見守ると、カゴの中にある商品をバッグに入れ尽くした女は、さらに2本の化粧水をわしづかみにしてみせました。それをバッグの中に直接隠すと、そそくさとエレベーターに乗り込んでいきます。場数を踏んだ常習者としか思えない動きに、自然と身体が緊張してしまい、両脇から変な汗が流れ出ました。

(一緒に乗り込めば、正体がバレる)

 自分の直感に従い、エスカレーターに乗るべく踵を返した瞬間、左膝が抜けたようになってしまいました。うまく力の入らない状態となった左足を引き摺り、ぴょこぴょこと体を跳ねさせながらエスカレーターに乗り込み、痛む左膝を擦りつつ女の居場所を探ります。

(あ、やばい!)

 すると、間の悪いことに、エレベーターの扉が開いた瞬間、女と目が合ってしまいました。どうやら自分の感情が顔に出てしまったようで、帽子のつばに覆われた闇深い目を、じっと私の方に向けて微動だにしません。エレベーターを降りることなく、平然とした様子で扉を閉めた女は、そのまま上階に引き返していくようです。

(あの女、相当な常習者ね。一瞬で、完全に見抜かれたわ)

 追わないわけにもいかず、もたもたと2階まで引き返すと、妙に軽やかな足取りでエレベーターをあとにする女の姿がありました。エレベーター脇には、バッグから戻したと思われる商品が満載されたカゴが放置されており、もはや取り返しのつかない状況です。完全なミスに呆然としていると、大胆にも私に向かって近づいてきた女が、すれ違いざまに呟きました。

「早く死ね、ばーか……」

 忸怩たる思いで店の外に出て行く女の背中を見送り、放置されたカゴを回収して足を引き摺りながら事務所に戻ると、どうやら常習者の捕捉を待ち詫びていたらしい店長さんが目を丸くして言いました。

「あれ、どうした? 取っ組み合いでもしてきたの?」
「いえ、ちょっと挫いちゃったみたいで……」
「あの女は?」
「バレて、出されちゃいました。たぶん、全部あると思うんですけど……」

(せっかく見つけてやったのに、なにをやっているんだ)

 そう言いたげな表情で私を見下ろした店長さんでしたが、気を取り直したように言葉を飲み込むと、女が置いていった商品の確認を始めました。未遂の被害は、計18点、合計1万6,000円ほど。生鮮食品などは、一度バッグに入れられたことを理由に廃棄処分され、化粧品などの商品は清拭した後で売場に戻されます。次々と捨てられていく高級食材を眺めながら、「捨てるくらいなら私が買い取ります」と申し出たい気持ちを堪えていると、怒りに震える店長さんの独り言が微かに聞こえてきました。

「盗まれて、ただで食わせるくらいなら、捨てちまった方がよっぽどいいよ」

 容易く近寄れない店長さんの雰囲気に気圧され、なるべく静かに事務所を出た私は、汚名を返上するべく現場に戻ります。膝の痛みが治まらないので、なるべく歩かないで済むよう、メインの出入口近くに陣取って入店者のチェックをすることにしました。そうしているうちに、入店直後から不審な動きをする60歳代と思しき男性を発見。その後を追えば、カップ酒やおにぎり、ホタテの缶詰などをポケットに隠して、なにも買うことなく平然とした様子で店から出ていってしまいます。さほど動きも早くないので、首尾よく声をかけるまでに至り、素直に認めた男を事務所に連れていきました。

「すみません、魔が差しちゃって。お金払いますので、今回だけは勘弁してください」
「金あるなら、ちゃんと買えよ。今回は勘弁してあげるけど、もうウチの店には、二度と来ないでくれるかな?」

 手を合わせて懇願する男を見下ろしながら、凄むように店長さんが言うと、深くうなずいて応じた男が、ポケットから取り出した財布の中から1枚のカードを抜き取って言いました。

「ポイントで支払います。もう来ちゃいけないなら、電子マネーも精算しちゃってください」

 万引きした商品の支払いに、ポイントを利用する人は初めてのこと。逃げられて罵倒された悔しさや膝の痛みも忘れて、ついつい笑ってしまった次第です。
(文=澄江、監修=伊東ゆう)

不倫タレント擁護? 熱愛否定? SNS投稿に「何が言いたいの?」と批判集中の芸能人3人

 1月29日、俳優・三浦春馬が自身のTwitterを更新。「明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う」(原文ママ)と投稿したのだが、「何が言いたいの?」とネット上で批判された。

「三浦の投稿は、同月23日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によって俳優・東出昌大の不倫が発覚した約1週間後。2人は昨年5月、今年5月公開予定の映画『コンフィデンスマンJP』シリーズで共演していることもあり、ネット上の人が『東出へのバッシングに対しての発言ではないか』と邪推。そのため、『東出を擁護してるの? あいまいな言い方は控えるべき』『余計なこと言わなきゃいいのに』『残念なイメージがついた』など辛口コメントが噴出しました」(芸能ライター)

 SNSの投稿内容に対し、同様の批判が寄せられた芸能人は三浦だけではない。女優・高畑充希もその一人だ。18年9月10日、高畑はインスタグラムに自身の横顔の写真とともに「根も葉もない、を通り越して、もはや砂漠、に樹を生やす エネルギーと潤いがあるなら。もう少し別の、美しい花を咲かせてくれたらいいのにな、と思う。今日この頃。世知辛いぜ、世の中っ。突然の飛び火に王子様もびっくりだろうな。。本当にごめんね」と文章をつづった。

「同月6日発売の『女性セブン』(小学館)が、交際をウワサされていた俳優の坂口健太郎と破局し、俳優の城田優との親交を深めていると報じたばかりでした。高畑と城田は、15年4月公開の映画『シンデレラ』でそれぞれエラとキット王子の吹き替えを担当しています。そのため城田のことを“王子”と呼んでおり、ネット上では『インスタに意味深なことを書かないで、城田に直接謝罪すればいいのでは?』『ポエムじゃなくて、普通の文章で反論すればいいのに』『そもそもゴシップに反応しないのが賢い芸能人だと思う』など厳しい言葉が寄せられました」(同)

 また、タレント・ダレノガレ明美が17年11月18日、自身のTwitterに「まだ結婚したくないなぁー。仕事したい!(中略)いろいろやらせてくださる事務所に感謝でしかない。わたし、いきなり夜中に思いついて、すぐ行動に移しちゃうから、事務所の方からしたらバタバタしちゃうはずだけど、なにも言わず協力してくれる優しい事務所。ありがたい」とつぶやき、同事務所に所属するタレント・ローラへの「あてつけなのでは?」と物議を醸した。

「同年6月、ローラがTwitterに『最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど、わたしは人には絶対にしない』などと投稿し、事務所との確執が発覚。8月には『文春』で、ローラが事務所とまるで“奴隷”のような契約を結んでいることが伝えられ、また11月にも『フライデー』(講談社)で、ローラが代理人弁護士を通じ、事務所に契約解除の文書を一方的に送付したこと、さらに兄が代表を務める新事務所設立が報じられました」(同)

 ダレノガレの投稿のタイミングから、ローラの騒動を臆測する声が多く聞こえ、ネット上では「ダレノガレは何が言いたいの? ローラへのあてつけ? だとしたら性格が悪すぎる」という声や、「ローラが糾弾する事務所をここまで持ち上げるのは逆に不自然」「事務所に媚びを売って、仕事をもらうつもりなんだろうな」など波紋を呼んだ。
 
 深く考えずに投稿した可能性もあるが、影響力が大きい芸能人はたった一言で好感度を下げることも。不用意な発言は控えたほうがいいだろう。

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「マルチツール(キーホルダー型)」他5アイテム【週間まとめ2/10~2/14】

安くてお得に日用品を買いに行ったつもりが、あれもこれもとカゴに入れてしまう100均ショップ。「超便利!」とほくそ笑むグッズもあれば、「買わなきゃよかった……」なトホホなグッズも潜む、魑魅魍魎な100均ワールドのアイテムを、ズボラなアラサー女子が私見全開で斬る「100均ずぼらシュラン」、今週のまとめです。

ダイソー【貼れるコーナーポケット(書類・写真用)10ポケット】

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「マルチツール(キーホルダー型)」他5アイテム【週間まとめ2/10~2/14】の画像1

中がポケット状になった三角形の透明なシール。ノートなどに貼って、自分だけのオリジナルアルバムができちゃいます。

ダイソー【落ち落ちV 粉末おそうじ用袋キャップ】

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「マルチツール(キーホルダー型)」他5アイテム【週間まとめ2/10~2/14】の画像2

重曹や粉末洗剤の袋に取りつけられるクリップ。小さめの袋にフィットするサイズです。

ダイソー【マルチツール(キーホルダー型)】

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「マルチツール(キーホルダー型)」他5アイテム【週間まとめ2/10~2/14】の画像3

栓抜き、レターナイフ、ドライバーなど、1つで9つの機能を供えたキーホルダー型のアイテムです。

ダイソー【2ライン フットローラー】

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足ツボを刺激するフットマッサージ用のローラー。ながらマッサージにぴったり。200円の商品です。

ダイソー【UG リップオイル】

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ダイソーの人気コスメブランド「UR GLAM」のリップオイル。見た目以上にたっぷり容量!

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槇原敬之と元同棲相手“金ちゃん”の知られざる関係――覚せい剤逮捕のウラ側に「金銭トラブル」の匂い

 「2年前の薬物所持」で立件という、芸能界では前代未聞と言える容疑で逮捕された槇原敬之。マスコミ関係者の間では、元同棲相手による“復讐説”もささやかれており、今後の警察の捜査や槇原の供述に注目が集まっている。

 槇原をめぐっては、2018年5月頃、一部関係者の間で“破局説”が取り沙汰されていたという。

「同棲していた元交際相手と言われているのが、槇原の個人事務所代表である、“金ちゃん”と呼ばれる人物。彼がいつの間にか代表から外れていたことから、破局説がマスコミ界隈を駆け巡ったんです。彼は1999年、槇原とともに覚せい剤取締法違反で逮捕された過去があり、当時槇原は薬物を断ち切るため、“金ちゃん”との関係も終わりにすると訴えていました」(スポーツ紙記者)

 しかし、両者の交流はその後もずっと続いていたという。

「ともに激情型というか、たびたび金銭トラブルで揉めごとを起こしていたようなのですが、ある時、周囲の人たちが誰も手に負えないような大げんかに発展したことがあったとか。その直前、両者の“クッション役”になっていたスタッフが退社していたことも、けんかが激化した原因だったと言われています。こうして、槇原は“金ちゃん”を会社の代表から追いやったとみられるのですが、その数日後、“金ちゃん”は薬物で逮捕されてしまいました」(同)

  “金ちゃん”逮捕の背景について、業界内では「槇原が警察に情報提供したのでは」とウワサされていたとのこと。そして、今回の槇原逮捕は、“金ちゃん”の情報提供がきっかけだったと一部で報じられている。

「なんでも槇原は、周囲に『あいつは金に汚くて困ってる』とたびたび愚痴っていたというし、一方の“金ちゃん”も『槇原はお金にだらしなくて困る』と漏らしていたそうで、それこそ金銭面での衝突を十数年にわたって繰り広げてきたのでは。2人は公私にわたるパートナーだったものの、こうした仲たがいが、逮捕につながった可能性は否定できません」(制作会社関係者)

 なお、この制作会社関係者によると、20年前の逮捕後、釈放された槇原は、周囲にこんな釈明を行っていたのだとか。

「実にあっけらかんとした表情で、『(逮捕されたのは)はツイてなかったな~』と。今回の逮捕をめぐって、世間から『せっかく薬物を断ち切り、アーティストと復活したのに……』という声が出ていますが、もしかしたら槇原自身は、そこまで大ごとだと思っていないのではと、邪推してしまいます」(同)

 二度目の逮捕となった槇原はいま何を思っているのか、今後の展開に注目していきたい。

King&Prince・岸優太、「モテたい」と連呼! 「ジャニーズなのに」「自覚ないの?」ファン指摘

 今年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向け、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)で放送中のKing&Princeの「MEDAL RUSH」。2月10~14日は、岸優太が「ウエイトリフティング」に挑戦した。

 自衛隊体育学校を訪れた岸は、戦車をバックに「やってまいりました。岸の回です」と意気揚々と登場し、「射撃ですね」と挑戦する競技を予想。しかし、実際は「ウエイトリフティング」で、リオ五輪56キロ級代表として出場した高尾宏明選手から指導を受けることになった。

 130キロのバーベルを持ち上げる高尾選手の姿に、驚きを隠せない岸だったが、ベンチプレスなら最大95キロまで上げられるという。そこで、130キロのバーベルを持ち上げようとしたものの、びくともせず「えっ? ウソでしょ?」と岸は呆然。重りを100キロまで減らし、再度挑戦してみるが、かすかに揺れる程度で「まじで無理! 何でですか?」と不思議な様子。

 すると、高尾選手は「(岸が得意な)ベンチプレスは胸筋と腕力を使うけど、ウエイトリフティングは上体というよりも下半身」と説明。ウエイトリフティングは脚で地面を蹴りつけ、その反動で持ち上げるそう。

 そこで「クリーン&ジャーク」という持ち上げ方を学ぶことに。第1動作でバーを地面から鎖骨の位置まで持ち上げ、膝をまっすぐに伸ばし、第2動作で脚を開くと同時に頭上に持ち上げる。まずは、重りをつけずにバーのみで練習をするが、それでも20キロあり岸の体力は限界寸前。

 スタッフから「これだけ筋肉使ったのどれくらいぶりですか?」と聞かれ、「人生で一番ですよ。脚に関してはマジで。脚がビビッてます」というほど、疲労が溜まっているという。しかし、「モテたいで生きてる。初期設定が『モテたい』」という気持ちを胸に、「そこを超えて僕は強くなりたいです」とやる気を出す岸だった。

 その後、フォームを改善した岸は40キロを持ち上げることに成功。そして、限界を超えるために50キロに挑戦したが、2回失敗し「完全に諦めた」と弱音を吐く場面も。それでも3回目の挑戦で成功させ、「間違いなくモテますね」と自信をつけたのだった。

 この放送に、ネット上では「ジャニーズなのに『モテたい』岸くんがかわいい!」「すでにモテてるよ」「めちゃめちゃモテてる自覚ないの?」という声が集まった。

【コンビニ飯】ファミマ「体が温まる」500円以下メニューを厳選! 管理栄養士のおすすめ3品

 「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“ジャンクフード大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

第1回:「ファミリーマート」で体が温まる“500円以下”のメニューを教えてください!

 こたつの中で冷たいアイスを食べるのもいいけど、温かいものを食べてまったりするのも幸せなこの季節。コンビニでも、おでんやお鍋といった冬ならではの商品がズラリと並んでいます。今回は、野菜をたっぷり使った温かいスープが人気の「ファミリーマート」商品の中から、500円以下で買える“ポカポカメニュー”を選んでいただきました。

――「体を温める食べもの」というと、唐辛子など「辛いもの」を思い浮かべるのですが、栄養学の視点からはおすすめできますか?

川村郁子氏(以下、川村) 唐辛子はカプサイシンの作用で一時的にポカポカと温まるものの、発汗作用によって汗をかいてしまうため、最終的に体が冷えると考えています。ショウガもピリッと辛く、体を温める食材としてよく使われますが、同じ辛いものならこっちがおすすめ。ショウガは「ショウガオール」という辛味成分によって、食べると体温が上昇したという実験がいくつかあります。

――「辛いもの」以外で体が温まるメニューを選ぶ場合は、どういったことを気にするとよいのでしょうか?

川村 まずは「温まる=熱量」となる食品を摂取することです。栄養素の中で熱量(エネルギー)を持っているのは、炭水化物、脂質、タンパク質の3つ。その中で、特に意識して摂取してほしいのがタンパク質です。

 食事をすると、何もしていないのに体がポカポカと温まるのを感じませんか? これは「食事誘発性熱産生(DIT)」と呼ばれる消費エネルギーによるもので、食事で体を温めるには、DITを上げることが効果的です。脂質のみ摂取した場合は約4%、糖質のみ摂取した場合は約6%上がるのに対し、タンパク質のみ摂取した場合は約30%と、最も高くなります。よって、食事で体を温めたい場合は、タンパク質が多く含まれるメニューを選ぶとよいでしょう。

――そのほかに、コンビニでメニューを選ぶときのコツはありますか?

川村 タンパク質を摂取する以外にも、食事で体を温めるには、大きく3つのポイントがあります。

1)シンプルに温かいもの
 これはわかりやすいと思いますが、やはり物理的に温かいメニューを選ぶのが大切です。冷たい状態で売られているおにぎりやサンドイッチなどは、温められるメニューを選ぶのがよいでしょう。

2)かみごたえのあるもの
 根菜類やきのこ、野菜類などはかみごたえがあるため、咀嚼の回数が増えます。咀嚼のために筋肉を多く動かすと、体温上昇につながると考えられます。

3)ビタミンB群が摂れるもの
 栄養素を熱量(エネルギー)に変えるためには、代謝を助けるビタミンB群が必要です。肉類や魚介類、豆類、ごまなどの種実類に多く含まれているので、これらが入っているメニューを選ぶと、代謝の助けになってよいでしょう。

――では、ズバリ「ファミリーマート」商品の中から、条件をクリアする“体ポカポカメニュー”を教えてください。

「1/2日分の野菜が摂れるちゃんぽん風スープ」398円(税込)

 豚骨ベースのちゃんぽん風スープ。豚肉でタンパク質が摂れますし、キャベツなどのシャキシャキした野菜が入っていて、かみごたえも◎。野菜たっぷりなので、ヘルシーなのもうれしいですね。

「7種野菜が摂れる豚汁」348円(税込)

 豚肉と厚揚げが入っているので、タンパク質の摂取はバッチリ! かみごたえのある根菜類も入っていておすすめです。

「いわしのつみれ汁」398円(税込)

 ショウガの風味がアクセントになった和風スープです。いわしを材料とするつみれでタンパク質を摂取でき、ごぼうなどの根菜類も豊富です。

次回……「ローソン」でダイエット中でも罪悪感なく食べられるスイーツ見つけた!

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム/WEBサイト:「酒好きの食育

指原莉乃「義理チョコ廃止」を宣言 ホワイトデー強制にも疑問の声

 今月14日、指原莉乃がTwitterで「義理チョコ廃止」を宣言し話題になっている。

<今年から義理チョコ廃止しました! もらった方も申し訳ないだろうし、義理にお返しとかめんどくさいと思うし、差し入れするようなチョコって意外と高いからです! 男女問わずみんな楽だからです! そして義理チョコを渡すことで得られる評価ってなんか嫌だからです! よろしくお願いいたします!!!>

 このツイートには、賛成のリプライが多数ついている。

 バレンタインデーの義理チョコには、「日々の感謝を伝える」といった意味が込められており、学校などでは女子同士で「友チョコ」を交換して楽しむこともある。

 しかし、女性社員から男性社員への義理チョコが強制ルール化している職場もあり、特に女性側から「金銭的負担が大きい」「強制するのは女性差別」だと否定的な声が上がっている。

「"女子"から目上男性への愛情表現の儀式が職場で習慣化してるって、まずいよね」
 2018年2月、チョコレートのメーカーである「ゴディバ」は、日本経済新聞に<日本は義理チョコをやめよう>との広告を掲載。以下は、その広告に綴られた文章の一部だ。

<バレンタインデーは嫌いだ、という女性がいます。その日が休日だと、内心ホッとするという女性がいます。なぜなら、義理チョコを誰にあげるかを考えたり、準備をしたりするのがあまりにもタイヘンだから、というのです>

<それはこの国の女性たちをずっと見てきた私たちゴディバも、肌で感じてきたこと。もちろん本命はあっていいけど、義理チョコはなくてもいい。いや、この時代、ないほうがいい。そう思うに至ったのです。そもそもバレンタインは、純粋に気持ちを伝える日。社内の人間関係を調整する日ではない>

<だから男性のみなさんから、とりわけそれぞれの会社のトップから、彼女たちにまずひと言、言ってあげてください。『義理チョコ、ムリしないで』と。気持ちを伝える歓びを、もっと多くの人に楽しんでほしいから。そしてバレンタインデーを、もっと好きになってほしいから>

 「ゴディバ」の広告は今年も再び注目を集めており、タレント・エッセイストの小島慶子さんはTwitterで広告を取り上げたネット記事をリツイートする形で義理チョコについて言及している。

<義理チョコやめようやと言ったり書いたりして来た身としては嬉しい限り。上げる方ももらってお返しする方も手間とお金かかるだけだし。「"女子"から目上男性への愛情表現」の儀式が職場で習慣化してるって、まずいよね>

 確かにセクハラに直結する可能性もある。職場で女性が男性に義理チョコをあげる、つまり「感謝する」ことがルール化しており、ジェンダーバイアスの強化につながっているとも言えるだろう。

義理チョコ廃止に賛成する男性
 義理チョコをもらう側となる男性からも、廃止に賛成する声が聞こえる。芸人のカンニング竹山は「AERAdot.」の連載で、ホワイトデーに義理チョコのお返しをするのは面倒くさいと訴えた。

<男だって面倒だったりするから、返さない人も結構います。世間的には“返還率”3割ぐらいでしょう。僕はハンカチやハンドタオルをお返しにするけど、それだって結局は妻に頼んで買ってもらっているし、お互いに金だけかかっていて、よくよく考えると全く意味がない>

<女性側は「あげなきゃ」というプレッシャーがあるだろうし、金もかかる。もらう男としても、大人になったら100%嬉しいわけじゃないのが本音です>

 筆者の知り得るところでも、女性社員からもらった義理チョコの約3倍の額の品を、男性社員がホワイトデーに返すことが“きまり”になっている会社がある。チョコをもらう男性側の、お返しの負担は大きい。

 「義理チョコ禁止」を宣言する会社もあるが、未だに風習として続けている会社も。SNS上では「今年も義理チョコの季節がやってきた……」と嘆く投稿が散見される。

 ホワイトデーもバレンタインの義理チョコも、それ自体が悪習というわけではない。菓子などを売りたい企業都合のキャンペーンである側面は大きいが、このイベントを楽しむ人々ももちろん大勢いる。問題なのは、義理チョコやホワイトデーが強制的なものになっていることである。

 強制されなくても、感謝や親愛の気持ちを表現するために義理チョコを渡したいという女性もいるだろうし、それも尊重される。義理チョコを贈りたくない女性も同じように尊重される。どちらの選択をしても批判対象にはならないことが理想だ。

 もちろんホワイトデーも然り。なんなら「女性から男性へ」などというルールもなくていいはずである。渡したい人が渡し、返したい人が返す、個人的なイベントに立ち返ってはどうだろうか。

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