ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、2月13日~19日公開の動画を注目度順に紹介します!
美 少年・岩崎、料理スキルが本格的!
美 少年の動画は、通常回の「【バンジーの罰】岩﨑大昇がメンバーに料理を振る舞う!!!!!!」(15日)と、プロモーションの「【ダンス伝言ゲーム】音声通話だけで伝えて!」(17日)の2本が配信されている。1本目は岩崎のメイン回で、オープニングも1人で寂しく進行。岩崎といえば、「【ドッキリ罰ゲーム】バンジージャンプで衝撃の結末!」(昨年11月2日配信)内でバンジージャンプに挑戦するハメになったが、突然の出来事のため覚悟が決められず、飛べないままロケを終えていた。
その後、「あれに代わる罰ゲームはないか」との話になり、メンバー内で“5人に1品ずつ料理を振る舞うことでチャラにする”と、決まったんだとか。「Jr.チャンネル」スタッフは「ワードバスケットがおもしろすぎた!」(11月30日配信)「ジャスミンチーズミルクティーがくる~」(12月2日配信)などで「バンジー飛べない男」「罰ゲームは終わってません」と執拗にイジってきたが、これでバンジーネタも一区切りがつくようだ(一安心)。
次は買い出しシーンに切り替わり、カメラの撮り方も相まって、岩崎と“買い物デート”の疑似体験ができる。残念ながら声は聞き取りにくいが、「好きなものをチョイスすることが(日頃の)感謝の意もこもってる」と話していたそう。料理が得意だという岩崎は「あった。ナス!」「これ安いから、これにしましょう」と値段にまで気を配り、買い物上手な一面を垣間見せた。両手にスーパーの袋をさげて歩く後ろ姿も、ある意味で貴重な場面だ(彼女気分になれる)。
そして、1分過ぎからはメンバーが集合し、2度目のオープニングがスタート。浮所飛貴が「1人だけさ、マネジャーさんからの連絡で、入り時間がすっごい早かった」と岩崎だけ先に集合したと明かしたとおり、メンバーが来る前に準備を終えていた岩崎はすでにお疲れモード。なんと、5時間前にスタンバイしていたという。そんな中、佐藤龍我が「めっちゃ腹減った」「早く出してよ。おなか空いたよ!」と急かすと、岩崎は「子どもって残酷ですね」と、すっかり親目線でコメント。
料理は一人ずつ違ったメニューで、食べた人が10点満点で採点していく。1人目の佐藤の料理について、岩崎は「スゴい食べる時食べるんですけど、軽食みたいな方がいい気がするから」と話し、サンドイッチを用意。コンビニエンスストアのサラダチキンや、佐藤の好物である梅、大葉などを混ぜて作っていた。その手つきや、調理に関する知識は“普段から料理をするんだろうな”と伝わるほど、さまになっている。一方で、老婆心ながら筆者がほんの少し気になったのは、金指一世に捧げたハンバーグの焼き加減だ。9分58秒頃、金指がハンバーグを割って中のチーズを見せた際、注視すると中央のお肉がやや赤く見える。チーズが溶けているため、熱は入っていたとみられるが……。お肉の鮮度も左右するものの、食後に金指がおなかを壊さなかったか心配になってしまった。
こうした初々しい面はあるも、全体的に岩崎の好青年ぶりが目立った今回の動画。メンバーの喜ぶ姿を想像してメニューを考える優しさ、玉ねぎを切るシーンで、「よくよく考えたら、お母さんってスゴいっすね。毎朝っすよ。レシピ悩んで、買い出し行って……」(7分頃)と母親に感謝するなど、性格の良さがにじみ出ている。また、メンバー側も彼の料理に満点を出し、基本的に岩崎を褒め続けるという平和な罰ゲームになったことも含め、良い“禊”企画になったのではないだろうか。
ネット上のファンからも「美Tubeで大昇に恋した」「今回の料理企画、大昇の買い出しから撮ってくれたところが良い。リア恋女ファンが爆誕した」「大昇、料理うますぎて爆モテだわ。料理の仕事来ないかな~」「料理を作る大昇がリア恋キャラ過ぎた。エプロンつけてる姿も可愛いなぁ」「大昇、いいパパになりそう」と、興奮気味の感想が相次いでいる。
2本目は、KDDI株式会社(auの学割)とのコラボレーション企画。カラオケボックスでの撮影となり、グループ通話を使って「電話の音声だけでダンスを伝えることができるのか」にチャレンジしている。1人だけがお手本の動画を視聴し、残る5人は指示役の説明を頼りにダンスを完成させるというもの。こちらの岩崎は、癒やし系の雰囲気だった1本目とは打って変わって、コメントがキレッキレ。「気づいたんだけどさ。浮所、指示役絶対向いてない」「1ミリもわかんなかった!」(8分12秒頃)とストレートにダメ出ししたほか、有名私立高校に通う那須雄登に対して、「もし高学歴をそんだけ謳うんだったら、ここで的確な指示ができるはず」(9分44秒頃)と、煽っていた。
17歳にしてはおとなびたワードセンスが岩崎の魅力の1つでもあり、個人的に2本とも彼の言動に好感を抱くポイントが多かった2本。「バンジーの罰」は通常より約1時間40分遅れでアップされ、再生回数は39万台、「ダンス伝言ゲーム」が28万台を記録していた(21日時点)。
16日の動画は「HiHi Jets【タピオカの次】賞味期限20分!のバナナジュースって?」(再生回数は21日時点で28万台)。今回は、5人で東京・八丁堀の近くにある「そんなバナナ (sonna banana)」を訪問し、ジュースをかけたクイズバトルを行っている。オープニングでは、高橋優斗が「北海道は函館に来ております!」と小ボケをかましたほか、橋本涼は“歌舞伎ポーズ”を披露し、猪狩蒼弥が進行役の高橋のセリフを奪ったりと、自由奔放な振る舞いが目立つ。スキャンダルで活動自粛していた橋本&作間龍斗が今年1月より復帰したが、徐々にかつてのリラックスムードに戻ってきたようだ。
また、HiHi Jetsのグルメ企画といえば、「【真ん中選手権】値段を予想して自分好みの定食作り!」(昨年10月6日配信)「【絶品ホルモン】正解者しか食べれない!」(10月20日)「【真ん中争奪】横浜中華街で値段予想バトル!」(11月17日)など、これまでは高橋の成績が悪かったが、この日はまさかの絶好調。1問目のクイズに正解すると、白目をむきながら得意げな顔でバナナジュースを吸い込み、作間からは「ウザい」との声も(5分28秒頃~)。カップを持つ際もあえて下の方を持つ独特なスタイルで、これ見よがしに味わっていた。
そんな高橋の“絶妙に腹が立つ顔”が面白い一方で、筆者が感心したのは、過去のクイズ系・謎解き企画でも賢さを証明してきた猪狩の能力だ。最終戦のテーマは「富士山」で、3択のうち本当の雑学を当てる問題。「A.富士山は元々『富し山』(とみしやま)と呼ばれていた」「B.富士山で結婚式を挙げることができる」「C.富士山は2つの山でできている」の選択肢を聞いた時、猪狩は「昔ってどれぐらい昔? 江戸とかさらに前?」と、スタッフに質問した。「江戸時代」(スタッフ)「『とみしやま』としか呼ばれてない? 『富士山』とは呼ばれてなかったってこと?」(猪狩)と確認し、何やら答えを導き出した様子。
その後、「Aはたぶんウソです。百人一首で『富士の高嶺に雪は降りつつ』(田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ)っていう節があるんですよ」と述べ、Bを選んで見事に正解していたのだった。これにはファンからも「百人一首の『富士の高嶺に雪は降りつつ』がナチュラルに出てくるガリさん、スゴい」「ガリさんの口から百人一首が出てきて驚きだったけど、教養の深さはさすがだな」と、称賛の声が上がっている。
19日の動画は「少年忍者 【全員アンケート】意外なキャラや特技が発覚!!」。今回は“メンバーのことをもっと知ってもらおう”との思いから、少年忍者を深掘りする「一斉アンケート調査」を実施している。事前の回答をもとに気になるコメントをピックアップしていくもので、MCはお馴染みの川崎皇輝に加えて、長瀬結星がアシスタントを担当。長瀬といえば「新年の抱負」(1月1日配信)内で、「個人的に言うと、MCにも挑戦したいっていう。皇輝くん第2号にちょっとなってみたいなと思うんで」と話していただけに、夢に一歩近づいた形だ。
最初のテーマは「尊敬しているジャニーズの先輩は?」。King&Prince・高橋海人、SixTONES・京本大我、Hey!Say!JUMP・山田涼介の名前が挙がる中、ヴァサイェガ渉は「京本くんに頭をポンポンされた」と、胸キュンな思い出も告白。また、King&Prince・岸優太を選んだ瀧陽次朗は「歌めちゃめちゃうまいじゃないですか。その上にめちゃめちゃ優しいんですよ。お菓子とかを、当たり前のようにくれるんですよ」と、ほっこりエピソードを語った(お菓子をあげる岸も、それに釣られる瀧も可愛い)。かねてより岸ファンを公言している長瀬は「岸くんが歌い終わった後にイヤモニ(イヤーモニター)を外す仕草」のモノマネも披露。
次の「10年後どうなっていたい?」の質問では、「【ガチ会議】斬新企画案で意外な一面が!?」(12日配信)でメンバーに“サイコパス”認定された内村颯太が「ぼんさいをそだてて、にわでこいをそだてる」と、年齢層高めの構想を明かす。「普通に、10年後かと思わなくて。10年後がめっちゃ後だと思って。50年後とか……」と意味不明な説明を付け加えるなど、個性を発揮していた。さらに、田村海琉が「誰にでも同じ態度」で接しているのかどうか、VTRをもとに検証したほか、入所当時に坊主だった久保廉が「仕事で『やれ』って言われたら(いつでも坊主に)できます」と、宣言する場面も。プロ意識が高いかと思いきや、織山尚大が「次の髪型、坊主です」と発言したところ、「ムリ!」と、動揺。本当は現在の長髪が気に入っているようで、「ヤバイよ~!」と焦る姿が実に微笑ましかった。
13分45秒頃からは、北川拓実と小田将聖が相思相愛トークを展開。「恋人なんで」「付き合ってます、すみません!」(北川)と視聴者にアピールし、「将聖が入ってきた時から、マジで好きで」との一言には、小田が手で顔を覆って“ガチ照れ”してしまった。2人はこの場で愛情を確認し合うも、なぜか北川が小田ではなく瀧とペアルックふうの私服を着ているというオチに、メンバーは大爆笑。全体を通じて、少年忍者の仲の良さが伝わる動画になっており、彼らを応援する人はもちろん、新規ファンにとっても見応え十分の内容だろう。次回の後半戦も楽しみに待ちたい。なお、この動画は通常より約2時間遅れで更新され、再生回数は18万台(21日時点)。
Travis Japanの動画は、13日に通常回の「【バレンタイン】ガチのラブレター!胸キュン選手権」と、「【単独コンサート発表】みんなに伝えたいハッピーなお知らせ!」の2本が配信されている。1本目は、バレンタインデーにかけた胸キュン企画で、その名も「3行だけの真剣ラブレター」。メンバー7人が便箋選びから始め、架空の女性宛のラブレターを書いた後、朗読するというもの。3分頃のペンを回しながら考えを巡らせる松倉海斗などを見ても伝わる通り、それぞれ悩みつつも“ガチ”で執筆していた。
完成した手紙は、「がんばってる所、長所も短所もお前の全てを愛してる」といったストレートな表現もあり、ファンにとっては垂涎モノの回だろう(メッセージが3行に収まっていない人もチラホラ)。また、エスティ ローダーのプロモーション動画「【ドキドキ注意】自撮りで胸キュン選手権」(昨年12月23日配信)とのつながりを意識したメンバーもいるため、未視聴ならばこちらを踏まえた方が楽しめるかもしれない。ちなみに、14分52秒頃は中村海人が七五三掛龍也に「愛してるよ」と言い放ち、頭や顔を撫で回す場面も(中村は2分過ぎにも吉澤閑也の頭を撫でている)。
そして2本目は、4月より始まる単独ライブ『Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567』の告知動画となっている。再生回数は1本目が35万台、2本目は20万台(21日時点)。
14日の動画は「7 MEN 侍【ご褒美焼肉】グルメ今野も大興奮激ウマ焼肉!」(再生回数は21日時点で16万台)。1月配信の「【三種の神器をそろえましょう】衝撃の新事実が続々!?」内のゲームにて、焼肉ロケに行く権利をゲットした彼ら。今回はそれが実現した形で、冒頭はこじんまりとしたスペースに6人がぎっちりと座っている映像からスタートする。そんな中、筆者がまず気になったのは、“画質が悪い”ということだ。
店内の壁やテーブルがブラウン系であるためか、全体的に暗い印象になっており、引きの場面は顔もボヤケて見えるほど。パソコンやスマートフォンで高画質の「1080p」で設定しても、ドッキリ企画の“隠しカメラの映像”のような雰囲気を醸し出している。脱出ゲームをクリアしたHiHi Jetsは、ご褒美で“高級な焼肉屋”の個室にて食事を楽しんでいたものの(昨年4月14日配信)、7 MEN 侍バージョンは撮影環境や機材の問題か、少々残念な仕上がりになっていた。
一方、焼肉は全員が無条件に堪能できるわけではなく、過去の企画によって菅田琳寧&本高克樹が指定の2品を食べられないと決まり、佐々木と中村嶺亜は1品プラスとなっている。本高は1品目の時点でお預けをくらうも、ほかの5人は大興奮。また、2品目の牛タンが運ばれてきた後、おそらく「Jr.チャンネル」スタッフから「ちょっと牛タンにテンションもってもらって。もうちょっと」と指示を出されたメンバーは「うわ~、牛タンだ~!」(菅田)「イェ~イ! 牛タン~!」(佐々木)などと、わざとらしく大騒ぎした。すると、今野大輝が「俺、ご飯屋さんで奇声出す人、一番嫌い」と、チクリ。ごもっともな意見であり、周りに気を使わずに自分の主張を通せる今野は“強い”と、純粋に羨ましくもなった。
合間に菅田への「7Question」なるコーナーも挟み、『炎の体育会TV』(TBS系)内の「上田ジャニーズ陸上部」でお世話になっているKAT-TUN・上田竜也とのご飯会話も。個人的には、佐々木&矢花黎のキレイなお箸の持ち方にもぜひ注目してほしい。おいしそうにモリモリと焼肉を味わう様子が微笑ましい1本ながら、やはり視聴者の間でも「暗くて画質が粗いのが惜しい」「プライベート動画が流失したみたいな画質だな」「HiHiの焼肉店は高級だったのに、7MENは6人がぎゅうぎゅうの小さいテーブルかつ、盗撮動画より画質が悪い」「HiHiみたいなお店で撮ればよかったのに……予算の問題?」「侍Tube、画質悪すぎて萎えたから見るのやめた」と、否定的な反応が見受けられる。
一部ファンは「焼肉回の画質が悪すぎるのは、きっと店内が暗すぎて編集で無理やり明るくしたんだろうな」と想像しているほか、「公式動画でこんなに画質が悪いのは初めて見た。事前に調べてないの?」と、スタッフに対する手厳しい声も。次回、こうしたお店で食事シーンを撮影する際は、もう少し明るい室内を選ぶべきなのかもしれない。





