『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、2月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。
凌「トイレに行ったと信じてる」(テラスハウス第32話)
バスケットボール選手の凌は、告白してくれたモデルのビビにハッキリとした答えを出さないまま、テラスハウス卒業を宣言。「チームの監督に『そろそろテラハを出てほしい』って言われてて……」と、監督を言い訳に使うあたりがセコい。
ビビは「トイレ行ってくる」と言い残し、メンバーに隠れて涙するが、凌は「トイレに行ったと信じてる」と言い、ビビを放置した。
「トイレに行ったと信じてる」――。バスケットボール選手としての人気を守りたい凌が、女子との面倒な接触から逃げるために生み出した名(迷)ゼリフだった。
凌、土壇場の悪あがき(テラスハウス第32話)
凌にずっと片思いしていたプロレスラーの花は、あらためて「2カ月半好きでした」と告白した。凌はフッた上で、「そういうふうに見られなかった理由は、別に花ちゃんがプロレスラーだからっていう理由じゃないよ」と、イメージ回復に精を出す。
「すごいキレイだと思うし、これは嘘じゃないよ?」「元気なバイブスっていうのは帰ってくるときに楽しみだった」「自分に自信を持って、これからいい人と出会って頑張って」と用意してきたような言葉を次々と並べた。
また、ビビからも誘われてプレイルームへ。そこでビビに促され、告白の返事を「ビビちゃんがアメリカに行くっていうのが頭に残ってたし、だから恋人とかはイメージができなかった」「最初からテラハで恋愛する気はなかった」と、やっと告げる。しかしその直後、「一生こんないい子でキレイな子に会うことないかもしれないし、後悔するかもしれないけど」とも付け加える。
卒業前に少しでもイメージを回復するため、悪あがきするその姿は、体育のバスケの時間、試合終了間際に絶対に届かないところからロングシュートしちゃう男子小学生を思わせた。
凌としては、このまま女子と接近せず、バスケファンをキープしていきたい気持ちだったのだろうか。しかし、ビビがそれを阻止した。フラれた直後のプレイルームでビビは、上からのしかかるようにして凌にキス。生々しい音を立てながらのキスは約40秒も続き、その間、凌は受け入れるのみ。されるがままの横顔からは、「これ見られたらバスケファンに叩かれそうだなぁ」という思いが漏れている気がした。
悲劇のヒロインモードに入ったビビは、キス後も「泣きそうだなと思った、今。だけど泣きたくない。あなたの前で泣きたくない!」「あなたが私の“日本に残る理由”になるのかなと思ってた。もうっ、大嫌い大嫌い大嫌い!」と言い募ったが、凌からの反応は特になかった。
フラれた直後に40秒の一方的ベロチューをかませる最強メンタルの秘密は、ビビがこの配信の直後、2月5日に投稿したインスタの長文から紐解けそうなので、興味のある方はぜひ。
愛華、まだ凌をディスる(テラスハウス第32話)
「凌くんは売名」と陰口を叩いていた大学生(休学中)の愛華も、凌の卒業宣言には「寂しい」と号泣した。しかしその後の、花とのトークでは再び凌叩きに転じ、「何だかんだ、テラスハウスにいるうちは、凌くんは『横浜ビー・コルセアーズのキャプテンの凌くん』だよ」「凌くんって別に、自分の最低限のことはするけど、みんなのために何かするとか、洗い物、ゴミ出し、掃除とかはしてないよね!」と笑顔でディスる。翌日卒業する凌に、もうそこまで言わなくても……。二面性が恐ろしい。
メンバーはプレイルームの大画面で、愛華が凌に銀座で1万2,000円の寿司をおごらせて花にマウントを取った「ザギンでシースー事件」の配信(第24話)を鑑賞。愛華は、自分の醜態とスタジオメンバーの批判的なリアクションを見て号泣し、友人に長々と電話して愚痴る。
愛華に思いを寄せているリリー・フランキーの付き人・トパスは、「(ザギンでシースー事件を見ても)マジで俺は何も思わなかった。周りにいる俺らが愛華の魅力をわかってればいいんじゃないの」と慰めるが、「ハア、それでいいやって思える気持ちがほしい。弱いし……。テラハに出る人間じゃなかったと思う……」とグズグズ。その後、トパスがどさくさ紛れに3回告白したが、スルーした。
翌朝、愛華はスッキリした顔でトパスの前に現れると、テラハ卒業を宣言。ドロドロの軽井沢編を経た視聴者からすれば、「え、あれしきのことで!?」と拍子抜けである。
最後まで、なぜテラハに出たかよくわからない人物だった。凌を「売名」とディスり、ネットやスタジオの意見にやたら反応するあたり、「ただの一般テラハファンだったのに、たまたま出ちゃった!」的なものだったのだろうか。トパスに「私も好きだなって思ってる。卒業前に、もう一回お出かけしようよ」と告げた愛華。トパスが、最後の好感度上げの道具として使い捨てされないことを祈りたい。


