六代目山口組に発砲した76歳のヒットマン——元極妻が考える、老ヤクザの生きざま

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

ヒットマンは76歳

 2月2日午後、六代目山口組のナンバー2の自宅に発砲したヒットマンが76歳だったことが波紋を呼びましたね。引退してからだいぶたっているようですし、私の亡きオットの兄弟分たちも知り合いではないようです。銃をどこで調達したのかも明らかになっていません。

 このヒットマンが対立する神戸山口組の中核組織である山健組の関係者だったことで、対立抗争の火種との懸念もありました。ところが、六代目側はすでに、この件に関してカエシ(報復)を禁じる通達を出していることが一部で報じられています。 

 松葉会の事件の時もそうでしたが、最近は「特定抗争指定暴力団」指定を受けていることもあってか、カエシはしない方向になっているようです。

 それにしても76歳……。山健組事務所前の射殺事件のヒットマンは68歳ですから、やむにやまれぬ事情を考えてしまいますね。

今の若い不良は組員にならない

 1992年に暴力団対策法が施行されていますが、それからもしばらくは、ヤクザもヤクザらしく生きられていました。バブル期ほどではないにしても、経済的になんとかなっていて、抗争で組織のために鉄砲玉となった若者には、裁判費用や家族の生活、出所後のそれなりのポストを用意できていました。

 ところが、2011年までに暴力団排除条例が全国の自治体で施行され、景気もずっと悪いままなので、かなり厳しくなりました。正業に就けず、カタギのスポンサーやビジネスパートナーも激減したことで、違法薬物、オレオレ詐欺、博打くらいしかシノギがなくなってしまったのです。

 組のために長い懲役に行ったところで、服役中に組がなくなる可能性も否定できません。

「若いモンには(銃撃に)行かせられねえって、みんな言ってるよ。かわいそうだもん」

 オットの兄弟分の古参ヤクザは口をそろえます。少子化もあり、今どきの若いコはオレオレ詐欺の出し子などを手伝っても、盃を受ける(=正式な組員になる)ことは減っています。暴排のせいで、そっちのほうがラクだからです。今の若い不良は、ヤクザとも半グレともほどほどに付き合い、都合のいい時だけ犯罪の片棒を担ぐスタイルが増えてきていると聞いています。

 シニアのヤクザたちは、今さらそんな生き方はできません。ヤクザ組織から去るも地獄、残るも地獄となれば、シニアだって銃を取るという選択肢も出てきますね。

「持病もあるし、家族もいないから、俺も古巣のために最後に一花咲かせたいって、マジ思うことあるわ」

 タバコの煙を吐きながら、そう明かす70代もいます。その背景には、もちろん貧困もあります。とはいえ本当に高齢者がヒットマンになるのは簡単ではないですよね。でも、昨今の事件を見ていると、そんなこともあるのかなと思ってしまいます。居場所のない元ヤクザたちは、今後も行動を起こすかもしれません。

 毎度の結論ですが、過剰な暴排は本当に百害あって一利なしですよ。

【待田よりご報告】突然ですが、2月16日の深夜、ついにワタクシもテレビデビューと相成りました。以前も何度かお話をいただいており、あまりにもおこがましすぎるので、辞退申し上げていたのですが、ちょっと今回は魔が差したといいますか(笑)。
『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』という番組、関西テレビで厳密には17日の午前零時30分からで、関西限定なのですが、ご都合が合えばご覧いただきたいと思います。

六代目山口組に発砲した76歳のヒットマン——元極妻が考える、老ヤクザの生きざま

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

ヒットマンは76歳

 2月2日午後、六代目山口組のナンバー2の自宅に発砲したヒットマンが76歳だったことが波紋を呼びましたね。引退してからだいぶたっているようですし、私の亡きオットの兄弟分たちも知り合いではないようです。銃をどこで調達したのかも明らかになっていません。

 このヒットマンが対立する神戸山口組の中核組織である山健組の関係者だったことで、対立抗争の火種との懸念もありました。ところが、六代目側はすでに、この件に関してカエシ(報復)を禁じる通達を出していることが一部で報じられています。 

 松葉会の事件の時もそうでしたが、最近は「特定抗争指定暴力団」指定を受けていることもあってか、カエシはしない方向になっているようです。

 それにしても76歳……。山健組事務所前の射殺事件のヒットマンは68歳ですから、やむにやまれぬ事情を考えてしまいますね。

今の若い不良は組員にならない

 1992年に暴力団対策法が施行されていますが、それからもしばらくは、ヤクザもヤクザらしく生きられていました。バブル期ほどではないにしても、経済的になんとかなっていて、抗争で組織のために鉄砲玉となった若者には、裁判費用や家族の生活、出所後のそれなりのポストを用意できていました。

 ところが、2011年までに暴力団排除条例が全国の自治体で施行され、景気もずっと悪いままなので、かなり厳しくなりました。正業に就けず、カタギのスポンサーやビジネスパートナーも激減したことで、違法薬物、オレオレ詐欺、博打くらいしかシノギがなくなってしまったのです。

 組のために長い懲役に行ったところで、服役中に組がなくなる可能性も否定できません。

「若いモンには(銃撃に)行かせられねえって、みんな言ってるよ。かわいそうだもん」

 オットの兄弟分の古参ヤクザは口をそろえます。少子化もあり、今どきの若いコはオレオレ詐欺の出し子などを手伝っても、盃を受ける(=正式な組員になる)ことは減っています。暴排のせいで、そっちのほうがラクだからです。今の若い不良は、ヤクザとも半グレともほどほどに付き合い、都合のいい時だけ犯罪の片棒を担ぐスタイルが増えてきていると聞いています。

 シニアのヤクザたちは、今さらそんな生き方はできません。ヤクザ組織から去るも地獄、残るも地獄となれば、シニアだって銃を取るという選択肢も出てきますね。

「持病もあるし、家族もいないから、俺も古巣のために最後に一花咲かせたいって、マジ思うことあるわ」

 タバコの煙を吐きながら、そう明かす70代もいます。その背景には、もちろん貧困もあります。とはいえ本当に高齢者がヒットマンになるのは簡単ではないですよね。でも、昨今の事件を見ていると、そんなこともあるのかなと思ってしまいます。居場所のない元ヤクザたちは、今後も行動を起こすかもしれません。

 毎度の結論ですが、過剰な暴排は本当に百害あって一利なしですよ。

【待田よりご報告】突然ですが、2月16日の深夜、ついにワタクシもテレビデビューと相成りました。以前も何度かお話をいただいており、あまりにもおこがましすぎるので、辞退申し上げていたのですが、ちょっと今回は魔が差したといいますか(笑)。
『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』という番組、関西テレビで厳密には17日の午前零時30分からで、関西限定なのですが、ご都合が合えばご覧いただきたいと思います。

「子どもは親の所有物じゃない」「絶対にグレる」子育て法が物議を醸した有名人3人

 お笑い芸人・青木さやかが、1月28日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した。この日は「捨てる人VS捨てられない人」をテーマにトークが展開され、青木は「捨てる人」として登場。そこで子育てエピソードを交えながら、片付け術を明かしたところ、視聴者から批判が沸き上がった。

「青木は小学4年生の娘の道具が『すごく増える』といい、娘が長いこと触れてもいないボックスを“今後、使わない”と予想したそう。そして、『絶対にわからないよう』に娘に黙って処分したところ、娘は気付き『ママは何でも捨てる!』と怒ったといいます」(芸能ライター)

 青木の発言に、ネット上からは「子どもは親の所有物じゃないんだから、意見を聞くべき」「勝手に捨てるのはダメ」「大人にとってはガラクタでも、子どもからしたら宝物なんじゃないの?」など非難の声が寄せられた。

 子育てエピソードが、物議を醸した有名人は青木だけではない。ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子もその一人だ。

「2016年2月12日、『東京新聞』に高嶋の子育てコラム『ゲーム機バキバキ事件』が掲載されました。記事によると、高嶋はかねてから子どもにはゲームを与えない方針を貫いてきたものの、9歳の長男が友人の母親からプレゼントされたため、特別に使用を許可したそう。公平性を保つために6歳の次男にもゲーム機を買い与えたところ、長男が約束していた使用時間を破り、次男もチェロの練習をさぼったため、それぞれのゲーム機を折ったといいます」(同)

 高嶋のこの行動に、ネット上では「しつけのためだからって、物を壊す神経が理解できない」「没収すればいいのでは」「友達のお母さんやゲーム会社に失礼」というバッシングが起こった。同年2月25日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、高嶋は「ゲームファンや任天堂さんにとても失礼な事だったと今は感じています」と謝罪したが、「カッとなって壊したのではなく、あくまで子供達との“約束”だった」と子どもの同意の上で壊したと説明している。

 また、15年9月21日の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で放送された、歌手・hitomiの長女への接し方に、視聴者から疑問の声が上がった。

「番組はhitomi一家に密着取材。当時6歳の長女が長男の頬にキスをしようとすると、hitomiが『調子に乗るなよ』と発言したり、旅行中に海賊に扮したアトラクションキャストと遭遇し、怖がる長女を『楽しくしなさいよ。みんなの気持ちを乱すんだよ』と説教。さらに長女がケータリング形式の食事中に『ご飯なくなっちゃった』と訴えると、『だから何? 自分でもらってきなさい』と厳しい口調で接していました」(同)

 視聴者から「こんな叱り方をしてたら絶対にグレる」「6歳の子どもに要求しすぎ」「子どもなんて気分屋。ちゃんと言い分があるのかもしれないし、この接し方はひどい」などさまざまな意見が飛び交った。

 子育て法や方針が家庭によって異なるのは当然だ。しかし、あまりにも行きすぎた言動は、視聴者から批判が集まるのかもしれない。

「子どもは親の所有物じゃない」「絶対にグレる」子育て法が物議を醸した有名人3人

 お笑い芸人・青木さやかが、1月28日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した。この日は「捨てる人VS捨てられない人」をテーマにトークが展開され、青木は「捨てる人」として登場。そこで子育てエピソードを交えながら、片付け術を明かしたところ、視聴者から批判が沸き上がった。

「青木は小学4年生の娘の道具が『すごく増える』といい、娘が長いこと触れてもいないボックスを“今後、使わない”と予想したそう。そして、『絶対にわからないよう』に娘に黙って処分したところ、娘は気付き『ママは何でも捨てる!』と怒ったといいます」(芸能ライター)

 青木の発言に、ネット上からは「子どもは親の所有物じゃないんだから、意見を聞くべき」「勝手に捨てるのはダメ」「大人にとってはガラクタでも、子どもからしたら宝物なんじゃないの?」など非難の声が寄せられた。

 子育てエピソードが、物議を醸した有名人は青木だけではない。ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子もその一人だ。

「2016年2月12日、『東京新聞』に高嶋の子育てコラム『ゲーム機バキバキ事件』が掲載されました。記事によると、高嶋はかねてから子どもにはゲームを与えない方針を貫いてきたものの、9歳の長男が友人の母親からプレゼントされたため、特別に使用を許可したそう。公平性を保つために6歳の次男にもゲーム機を買い与えたところ、長男が約束していた使用時間を破り、次男もチェロの練習をさぼったため、それぞれのゲーム機を折ったといいます」(同)

 高嶋のこの行動に、ネット上では「しつけのためだからって、物を壊す神経が理解できない」「没収すればいいのでは」「友達のお母さんやゲーム会社に失礼」というバッシングが起こった。同年2月25日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、高嶋は「ゲームファンや任天堂さんにとても失礼な事だったと今は感じています」と謝罪したが、「カッとなって壊したのではなく、あくまで子供達との“約束”だった」と子どもの同意の上で壊したと説明している。

 また、15年9月21日の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で放送された、歌手・hitomiの長女への接し方に、視聴者から疑問の声が上がった。

「番組はhitomi一家に密着取材。当時6歳の長女が長男の頬にキスをしようとすると、hitomiが『調子に乗るなよ』と発言したり、旅行中に海賊に扮したアトラクションキャストと遭遇し、怖がる長女を『楽しくしなさいよ。みんなの気持ちを乱すんだよ』と説教。さらに長女がケータリング形式の食事中に『ご飯なくなっちゃった』と訴えると、『だから何? 自分でもらってきなさい』と厳しい口調で接していました」(同)

 視聴者から「こんな叱り方をしてたら絶対にグレる」「6歳の子どもに要求しすぎ」「子どもなんて気分屋。ちゃんと言い分があるのかもしれないし、この接し方はひどい」などさまざまな意見が飛び交った。

 子育て法や方針が家庭によって異なるのは当然だ。しかし、あまりにも行きすぎた言動は、視聴者から批判が集まるのかもしれない。

ブラッド・ピット初のオスカー受賞作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』7つのトリビア

 1969年のハリウッドを舞台に、映画スターへの転身をもくろむテレビ俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、リックのスタントマンを務めるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)を通して、業界の光と闇、そして不気味なカルト教団マンソン・ファミリーの姿を描いた話題作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。

 コミカルだがシリアスでもある同作は、鬼才クエンティン・タランティーノ監督の長編映画。実際に起きた、カルト集団「マンソン・ファミリー」による女優シャロン・テート殺害事件が題材になっていることから、製作決定の時点から大きな注目を集め、世界的大ヒットとなった。現地時間2月9日に開催されたアカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞など10部門にノミネートされ、うち助演男優賞、美術賞を受賞。今回は、そんな『ワンス~』の、あまり知られていないトリビアをご紹介しよう。

レオは通常の半額のギャラで出演に同意:『ワンハリ』トリビア1

 70年代に子役としてキャリアをスタートさせてからというもの、出演料は右肩上がり。現在の総資産は2億ドル(約220億円)以上だと伝えられているレオナルド・ディカプリオ。40代に入っても役者としての人気は衰えず。そんなレオナルドだが、米エンタメ業界誌「Variety」によると、『ワンス~』のギャラは、通常要求する額の半額である1,000万ドル(約11億円)だったとのこと。

 同作の製作費は1億ドル(約110億円)であり、人気役者であるブラッドやマーゴット・ロビー、アル・パチーノやカート・ラッセルら大御所俳優、ダコタ・ファニングらの人気女優、ほかにも知名度の高い役者が多く出演しているため、レオナルドは少しでも費用を抑えるためにと「自分の出演料は1,000万ドルでよい」と同意したという。

あの子役はオーディションなしで即決:『ワンハリ』トリビア2

 テレビをつけたまま脚本を執筆するというタランティーノ監督。『ワンス~』執筆中、トルーディ・フレイザーという子役が出てくるシーンを書いている時に、たまたまテレビでシットコムの『アメリカン・ハウスワイフ』で子役が登場するシーンが放送されていたとのこと。その子役を見て、クエンティンは「今書いているシーンは、この子に演じさせよう」とひらめき、演じていたジュリア・バターズに出演をオファーした。

 レオナルド演じる“泣き虫俳優リック”を励ます、プロ意識を持った大人びた子役という難しい役どころをオファーされたジュリアは、タランティーノ映画もレオナルド出演作も見たことがなかったそうで、「そんなすごい人たちと一緒に働くとは思っていなかった」とのこと。米エンタメサイト「The Wrap」のインタビューでは、台本の読み合わせをした後、監督の提案でしばらくレオナルドと雑談したそう。「これまで会った中で一番すごい役者は?」という質問には、「レオ」と即答。「彼のおかげで、セリフではなく心で会話をするという、そんな演技ができた」とコメントしている。

 ラスト30分が予想だにしない展開となり、多くの観客を驚かせた『ワンス~』。タランティーノ監督は、流出を防ぐために、脚本をガッチリとガードした。撮影前に作った台本は、たったの1冊。その台本をレオナルドやブラッドらと契約する時に読ませたのだが、監督の目の前でしか読むことが許されなかった。

 その後も、台本をすべて通して読むことが許されたのは、主要キャストであるレオナルド、ブラッド、マーゴットと、プロデューサーのデヴィッド・ハイマンだけ。ほかの俳優に手渡された台本からは少なくとも30ページ以上が取り除かれ、展開が読めないようにした。

 タランティーノは以前『ヘイトフル・エイト』(15)の脚本がリークしたことが相当トラウマになっており、早い段階から脚本を金庫にしまうなどしていたため、今回は流出を防ぐことができたとも伝えられている。

オーディションで2度落とされたブルース・ウィリスの長女:『ワンハリ』トリビア4

 ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの長女で、子どもの頃から両親の映画に出演するなど役者歴は長いルーマー・ウィリス。ハリウッドでは2世だからと優遇されることはほとんどないため、彼女も地道にオーディションを受け、仕事を得ている。

 『ワンス~』には是が非でも出演したいと強く思ったルーマーは、2つの役のオーディションを受けたが落選。「オーディションを受けられただけよかった。記念だと思おう」と気を取り直していた30歳の誕生日の3日前。「ある役を演じてほしい」と連絡を受けたそうで、「どんな役でも演じます!」と即答。こうしてマーゴット演じるシャロンの友人で、女優ジョアンナ・ペティット役にキャスティングされた。

 ジョアンナは、シャロンが殺害される前に彼女の邸宅を訪問していた、生前の彼女を最後に見た生き証人と伝えられている女性。出演時間は短いが観客の印象に残る役で、ルーマーは見事に演じた。ちなみにルーマーが同作で最初に撮影したのは、車を運転するシーン。タランティーノ監督は彼女をリラックスさせようと、「ブルース・ウィリスの娘さんなんだから、威勢よく運転してくれよ」と声をかけてくれたとのこと。彼女はタランティーノ監督について、50人を超える役者一人ひとりを気遣う素晴らしい監督だとたたえていた。

ぶっ続けて12時間オーディションを受けさせられたオースティン・バトラー:『ワンハリ』トリビア5

 カルト集団「マンソン・ファミリー」の一員で、シャロンを襲撃したグループの一人、テックスを演じたオースティン・バトラー。彼は、米業界紙「Hollywood Reporter」のインタビューで、同作のオーディションについて「どのキャラクターのオーディションを受けているのか知らなかったから、(最初のオーディションには)デニムシャツを着て行ったんだ。タランティーノ監督からは『いい人と悪い人と、それぞれ演じ、撮影して欲しい』と指示されてね」「そのテープを見た監督から、出演していた舞台の休演日にロスに来てほしいといわれて、月曜日に劇場から空港に直行してロスに飛んだんだ。数時間だけしか寝てない状態で、監督と1日中会うハメになってね。12時間、次から次へとさまざまなシーンを演じさせられたんだ」と説明。

 「通常のオーディションにかかる時間は20分程度。でも、この作品のオーディションは12時間も続いて、びっくりした。しかもオーディション終了後、すぐに『で、この役やる?』とオファーされ、即決してもらえたんだと、さらにびっくりした」と明かしている。

 『ワンス~』には、伝説的アクションスター、故ブルース・リーが登場する。演じるのは韓国系アメリカ人俳優マイク・モーなのだが、このシーンを見たブルースの娘シャノン・リーが「父があまりにも傲慢で失礼な人間に描かれている」と大激怒。中国の国家電影局に抗議の文書を送った。

 残酷で過激なシーンが多いタランティーノ作品は、これまでにも同局から「中国の基準に適合するよう編集し直すべし」と命じられ、大いに揉めてきた。ラスト30分のシーン以外は残酷なシーンがほとんどない『ワンス~』は、中国で初めてノーカットで公開されたかもしれないタランティーノ作品になるはずだったのだ。

 クエンティンは、シャノンの抗議に対して「いやいや。ブルース・リーは傲慢な嫌な奴だったんだよ。しゃべり方とか。勝手に捏造したわけじゃない」と言い放ち、編集版の製作を拒否。公開は取りやめとなってしまった。

 中国映画市場は年間興収1兆円ともいわれており、ハリウッド映画にとっても巨大マーケットなっている。この公開取りやめを受け、同作を製作したソニー・ピクチャーズと、出資した北京に本社があるボナ・フィルム・グループは大打撃を受けたと伝えられている。

キャスティング候補に挙がっていた!? 大物スターたち:『ワンハリ』トリビア7

 タランティーノ作品の常連である俳優サミュエル・L・ジャクソンは、米映画サイト「Cinemablend」のインタビューで「今回、なんでキャスティングされなかったのかわからないよ。連絡なかったんだよ」とぼやいていたが、2017年に米芸能紙「Page Six」は「大手業界誌『Deadline』が、サミュエルが主要キャラクターの一人を演じるという情報をつかんだ。(監督とサミュエルは)相棒的な関係だからね」と報道していた。そのため、一時は主要キャラクターの有力候補に挙がっていたとみられている。

 同じく17年には、タランティーノ監督が、シャロン役のキャスティングを、マーゴット・ロビーかジェニファー・ローレンスで迷っていると、複数のメディアが報道。米ニュースサイト「TMZ」から、どちらにシャロン役を演じてほしいかと聞かれたシャロンの妹デブラは、「マーゴット・ロビーね」「別に嫌いとかじゃないんだけど、ジェニファーは姉を演じるほど美しくないわ」と発言。この意見が反映されたのか、マーゴットが見事役を射止めた。

 また、ブラッドが演じるクリフ役の候補にトム・クルーズが入っていたことを、タランティーノ監督がポッドキャスト『Happy Sad Confused』で認め、「レオナルドとブラッドのペアが完璧だったから、ブラッドにした。もしどちらかが出演できなければ、まったく別の役者を組み合わせていた」「レオナルドとブラッドのバディは完璧。なかなかないこと」と発言。改めて奇跡的なキャスティングが実現したのだと語った。

「1年後には消えている」「勘違いも甚だしい」発言が「天狗」だと批判を集めた芸能人3人

 1月30日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に、お笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近大樹が出演。この日は「今年が大事芸人2020」と題して、ブレーク中の芸人が登場し、芸能界で生き残るために日々抱える苦悩や不安を語った。

「MCの雨上がり決死隊・蛍原徹から不安や悩みを問われた兼近は、『何か正直、今一番YouTubeが楽しくなっちゃって』と語りました。続けてテレビ収録について、『収録時間がバカみてぇに長ぇ上に、信じられないくらい座らされて。ワケわかんない人たちの話とかを聞いて、放送されるのは一瞬』と本音をポロリ。さらに、『若手はワイプ芸が大事とか意味わかんないルールがある』など愚痴をこぼしたんです」(芸能ライター)

 すぐさま、りんたろー。が「両方(テレビもYouTubeも)頑張りたい」とフォローしたものの、ネット上からは「調子乗りすぎ」「どうせ1年後には消えているだろうけど」「面白くないし干されればいいのに」と厳しい声が寄せられた。

 発言が「天狗」だと物議を醸した芸能人は兼近のほかにもいる。3人組音楽ユニット・いきものがかりの山下穂尊もその一人だ。

 2019年7月4日、文藝春秋が運営するニュースサイト「文春オンライン」が、山下の女性問題を報じた。記事によると、山下は飲み会で知り合った女性と、18年7月末から19年1月にかけて交際関係にあったそう。しかし、次第に会う頻度は減っていき、ある時女性が山下の自宅を訪れると、ゴミ箱には使用済みのコンドームが捨てられていたという。

「そこで、山下を心配した女性が『そんなことばっかしてたら仕事無くすよ?』とLINEを送ると、山下は『NHKが俺らのこと好きだから、無くならないですわ』と返信。そのスクリーンショットが記事に掲載され、一部業界関係者から批判が集まることに。またネット上でも、『メンバーの才能にぶら下がっているだけなのに、勘違いも甚だしい』『スキャンダルが出て、人気がなくなればNHKも見放すでしょ』『真面目に「紅白歌合戦」の出場を目標にしている人に失礼』など辛らつな言葉が続出しました」(同)

 また、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦にも、同様の批判が噴出したことがある。

「18年10月10日放送のラジオ『オリエンタルラジオ 中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)で、中田は同月2日に始めたネット販売の売り上げに言及。Tシャツは1着が1万円と高額であるにもかかわらず、『フタを開けたらどうなったかというと、めちゃくちゃ売れました』と売れ行きは好調だったとか。そして、『ぶっちゃけた話、先週1日分のギャラは諸先輩方のギャラの半年分を上回っている。ごめんなさい先輩! 俺は皆さんが半年分で稼ぐものを先週だけで稼ぎましたよ。それぐらいの大成功』『俺はこんなことを言うためにやったわけじゃない。これは序章に過ぎない』という強気な発言を口にしたんです」(同)

 中田は相方・藤森慎吾とともに、14年10月3日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に「天狗になりすぎちゃった先生」として登場し、過去の言動を反省している。そのため、ネット上からは「番組で反省していたのはパフォーマンス? 性格の悪さって直らないんだね」という声や、「なんでこういう鼻につく言い方するんだろう」「面白くないのに稼げるってすごい」など辛口コメントが飛び交った。

 成功は自身の努力や才能だけで勝ち取れるわけではない。活動を支える関係者やファン、視聴者に不快感を与える発言は、結果的に自分の首を絞めているだけかもしれない。

関ジャニ∞・安田章大、「一般女性とLINE交換」で波紋――「ヤバい」「ありえない」とファン不安

 昨年11月より47都道府県ツアー『KANJANI∞ 47TOUR UPDATE 2019-2020』を開催中の関ジャニ∞。2月14日の香川・レクザムホール(香川県県民ホール)公演では、安田章大が「電車内で知り合った50代女性とLINEで連絡先を交換した」という驚きのエピソードを明かし、ファンの間に衝撃が走っている。

 関ジャニ∞にとって、12年ぶりとなる今ツアー。同日に別の会場で2公演を実施するなど、過密スケジュールの中、全国のファンを楽しませているよう。14日の公演に参加したファンのレポートによれば、安田は山口の周南市文化会館(12日)のステージ終了後、大阪へ向かったという。そして翌日、大阪・サンケイホールブリーゼで舞台『青木さん家の奥さん』を観劇。これは、関西ジャニーズJr.・なにわ男子の大橋和也&藤原丈一郎、Aぇ! group・末澤誠也&草間リチャード敬太が出演する作品だが、合間を縫って後輩の勇姿を見届けたようだ。

 そんな安田は、大阪から香川への移動にあたり、新幹線と快速マリンライナーを利用。車内ではいずれも、同じ50代の女性と「たまたま隣の席」になったといい、レギュラー番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)を「見ている」と声をかけられ、話が盛り上がったとか。また、その女性の夫は釣りが趣味とのことで、50分ほど会話して仲良くなった結果、女性とLINEで連絡先を交換。「今度、家に泊まらせてもらう」と安田は語ったそう。

「安田は、レギュラー番組『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)内で、世界中に友だちを作る『安田ワールドフレンドリー』なるコーナーを持っています。それだけに、大多数のファンは『安田くん、初対面の人とLINE交換しちゃうとか可愛すぎる』『マダムと仲良くなってLINEを交換しちゃうあたり、ヤスくんらしいエピソードだね』『安田さんとLINE交換できるなんて、その女性はきっと素敵な人なんだろうな』と、好意的に受け止めています。本当に偶然の出会いだったのかはわかりませんが、ファンにとって“2連続で隣の席”という状況は、羨ましい限りなのでしょう。まるでドラマのような展開とあって、『どれだけ徳を積んだら安田くんの隣の席に座れて、連絡先を交換できるの?』『私も安田くんの隣に座りたかった!』と、嫉妬心を覗かせているファンも少なくありません」(ジャニーズに詳しい記者)

 いくら安田がフレンドリーな性格とはいえ、初対面の一般女性といきなり連絡先を交換し、それをコンサートで告白するジャニーズタレントは珍しいだろう。楽観的に捉えているファンが多い一方で、「話が盛り上がった流れでLINE交換して、相手の家に遊びに行く約束をする安田くん、ちょっとヤバくない?」「安田くん、そんな簡単にLINE交換するのはダメだよ。フレンドリーにもほどがある」「安田くんと一般人のLINE交換とかありえない。アイドルの安売りじゃん」「今回は大丈夫でも、いつか変な人に捕まりそう」と、心配の声も出ている。

「関ジャニ∞といえば、近年は大倉忠義への“つきまとい行為”が問題視されています。18年11月、大倉は公式携帯サイト・Johnny’s webの連載にて、ルールを守らない一部ファンによるつきまとい行為について、実情をつづりました。例えば、仕事の移動で駅や空港にいると、『カバンの中にモノを入れられたり 突然手を繋がれたり』などの被害に遭うと告白。プライベートで食事をした際、駅や空港にたびたび出現するファンが横のテーブルに座っていたこともあると明かし、『これはストーカー行為ではないのか』と苦言を呈したんです。さらに、大倉は今年1月31日に更新したJohnny’s webの個人連載の中でも、『#状況は一切変わってない』と、迷惑ファンが減っていない旨を示唆。もちろん、安田は相手の女性が信用できると思ったからこそ、LINEでやり取りする流れになったのでしょう。しかし、大倉のような一般人とのトラブルもあるだけに、ファンは不安になるのかもしれません」(同)

 意気投合した50代女性、そしてその夫と安田が良好な関係を築いてくれればよいのだが……。