能年玲奈こと“のん”が昭和歌謡を披露!  6年ぶりとなる実写映画『星屑の町』鑑賞券プレゼント

 能年玲奈こと“のん”が、同名義で初めて出演する映画『星屑の町』が3月6日より全国公開されます! 本作は、地方回りの売れないムード歌謡コーラスグループ「山田修とハローナイツ」の悲哀を描いた人気舞台『星屑の町』シリーズを映画化したもの。2014年12月の主演映画『海月姫』以来、約6年ぶりとなる実写映画で、のんが演じるのは、東北の田舎町で歌手になることを夢見ながら、スナックを経営する母と暮らすヒロイン・久間部愛。のんの代表作でもあるNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地、岩手県・久慈市でも撮影が行われたそうです。早速あらすじを見てきましょう!

 大手レコード会社の社員だった山田修(小宮孝泰)をリーダーに、歌好きの飲み仲間や大阪・ミナミの歌手・天野真吾(大平サブロー)をボーカルに迎えてスタートした「山田修とハローナイツ」。結成から十数年がたってもこれといったヒット曲がなく、ベテラン女性歌手・キティ岩城(戸田恵子)らと地方を回りながら細々と活動を続けていた。ある日、修の生まれ故郷・東北の田舎町を訪れ際、メンバーは歌手になることを夢見る愛に出会う。「ハローナイツに入れてほしい」と直訴してきた愛に適当な返事をしたことから、大騒動に発展して……!?

 本作でのんは、吹き替えなしで、昭和歌謡の名曲「恋の季節」「宗右衛門町ブルース」「ほんきかしら」に挑戦したとのこと。さらに、彼女の歌声をイメージして作られたオリジナル楽曲「シャボン玉」も要注目です。

 今回は、映画『星屑の町』の鑑賞券を3名の方にプレゼント。笑ってホロリとする本作を劇場でご覧になるのはいかがでしょうか。サイ女読者の皆さま、奮ってご応募ください。お待ちしております!

※2月24日正午〆

ご応募はこちらから
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Snow Manラウール「ファンの人たちに受け入れてもらえるか不安だった」

 Snow Man(スノーマン)の衝撃的なデビューから数週間、デビューシングルの売上はミリオン超えで快進撃は止まりません。しかし滝沢秀明氏による強烈なプッシュと“ラウール推し”に困惑する業界内外の声は、当然Snow Manメンバー本人にも届いていたようで……。

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 先日、「ラウール推しに物申す」みたいな記事を書いてしまったワケですが、早くもお詫びです。すももももーしわけございませんでしたぁ。

 2月6日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)を見ていて、今やすっかりラウール推しへと鞍替えし、シレッと瞬時に華麗なる手のひら返しをやり遂げたアツでございます。オホホホうふふふ、皆様どうぞお許しを~っ!

 今さらの言い訳なんだけど、ラウールくんのことは認めていたのよ。でもホラ、長きに渡り6人体制のSnow Manを取材してきた古い人間なんで、ついうっかりね。岩本照くん、深澤辰哉くん、渡辺翔太くん、阿部亮平くん、宮舘涼太くん、佐久間大介くんには何年もインタビューしてきて、ちょっとした苦楽を共にしてきたという自負もなくもないし……。

 スノはみんな実力はあるのになかなか日の目を見なくて何だかなぁと思っていたんだけど、実は随分前からこんな声を聞いていたのよ。誰かは明かせないけど、ジャニーズ事務所の内部事情に詳しいある人の弁。

「滝沢秀明が『Snow Manを何が何でもデビューさせる』って息巻いてるよ。彼らは全力で尽くしてくれるし、タッキーを尊敬しているから可愛いんだろうなぁ。今後は"滝沢政権"に歯向かう者は容赦なく切っていくという方針らしい。慕ってくる後輩には手を差し伸べるけど、あとは切り捨て御免だって」

 この話を聞いたのは、タッキー&翼の解散や、ジャニー喜多川氏の後継者になることが正式発表される以前のこと。その時に出た"滝沢政権"なるワードに、聞いていた側はみんな「?」となっていたんだけど、我々の伺い知れない水面下では令和が始まるう~んと前、とっくのとうに滝沢政権新時代はスタートしていたのね。

 まぁそんなことは今更どーでもいいんだけど、それほどまでに滝沢副社長からの寵愛を受け続けていたSnow Manがある日突然、6人体制から9人体制になり、晴れてCDデビューの朗報。アツの周りでも「デビューは嬉しいけどちょ、ちょっと待ってよ。CDデビューのための強化だったってこと?  これがタッキーのやり方だったの?」とモヤモヤ。さらに「向井康二くんや目黒蓮くんは分かるけど、ラウールって誰?」とザワザワ。

 アツも康二くんは関西ジャニーズJr.の頃からの付き合いだし、目黒くんはひかるやふっかもゲスト出演していた野島伸司さん脚本のドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(日本テレビ系)にレギュラー出演していたからお馴染み。ただ、「一体ラウールって何者なの?」の問いには、勉強不足で誰も答えられない状況だったわけ。

 とはいえ、いざラウールが登場してみると、そのスタイルといい、キレッキレのダンスといい、一目瞭然のスターっぷり。だけど、弱冠16歳の少年のいきなりの加入に、正直ちょっと違和感を覚えちゃったのよね。

 酸いも甘いも噛み分けた苦労人のふっかは27歳。最年長なのに愛すべきいじられキャラでしょ。年の差11歳よ、それってどーなのよって思うじゃない?

  全力でふっか推しを続ける編集者のTちゃんなんて「ふっかがラウールのことを『若くて身長もあってダンスも上手いし、羨ましいぐらいだよ。メンバーみんなの弟的存在で可愛がられてる』なんて言ってた。そんなところでお兄ちゃん気質を見せなくていいから。ふっかも前に前にどんどん出て行って欲しいのにぃ」と涙しちゃって。

 照くん担当のアイドル誌記者は「これでまたひかるの新たなる肉体改造が始まるかも知れない。口には出さないけど、もともと負けず嫌いだしストイックだから」と心配したりで、ラウール加入はファンのみならず業界内でも物議を醸していたのよ。でもまぁ、今や全ては杞憂に終わったわけなんだけどね。

ゴリ推し批判からの手の平返し
 冒頭に話した『櫻井・有吉のTHE夜会』では、風間俊介くんが「僕の推しメン」としてラウールくんを紹介したんだけど、ラウールくんの特技がまさかの「乳首の位置当て」だったから爆笑。

 銀シャリ・鰻さんと早着替え対決をしてカッコよく大勝利を収めたものの、着替え途中で失敗した鰻さんのズルズルな姿を見て「えっ、もしかしてこっちが正解?」と不安げに言い放つなど、その大暴走が面白かったのなんのって。

 風間先輩は「ラウールはカリスマ性があるところがいいのに~」と嘆いてみせたけど、素のまんまのラウールくんがあらわになって、アツの周りでも手のひら返し同士が急増よ。

 「風間くんのリードや桜井翔くんの上手い合いの手もあってまんまと策略にハマった気がしないでもないけど、ラウール株は急上昇だもんね。大爆笑したわ。これでもう思う存分、Snow Man全員を応援出来るわね」だって。昨日までアツも含めゴリ推しだなんだとブーブー言ってた連中が、あっという間にコロッと転がされて大変貌を遂げちゃって。ホントごめんあそばせね。

ラウール「最初は不安だった」
 思えばSnow Manのトークスキルはかなり高いのよね。超絶アニメオタクで、二次元の「嫁が何人もいる」と豪語するさっくんのしゃべりもめちゃくちゃ面白いじゃない?  仲良しのKis-My-Ft2・宮田俊哉くんとはアニメ仲間で、宮っちと「3日連続でご飯を食べて癒されまくった」そう。

 幼稚園からの幼なじみで絆深いシンメでもある翔太くんとダテ様は、しっかり地に足が着いた安定の名コンビ。阿部ちゃんはご存じジャニーズ初の気象予報士で、上智大学の大学院卒という高学歴アイドル。目黒くんは見てお分かりのようにどっからどう見ても高身長のイケメンで顔面偏差値が高すぎよね。康二はさすが関西の血を引く男、あの端正な顔立ちから繰り出す関西弁トークはいつどんな時も滑り知らず。かつてのお仲間である平野紫耀くんが先にデビューしてしまって心配してたけど、努力が報われたよね。

 これだけユニークで個性豊かな年上メンバーに囲まれてるんだもの、新加入となったラウールくんの立場になって考えてみたら、最初は大変だったのかも知れないわね。長く多くの経験を積んできたお兄ちゃんズがいて、心強いだろう反面、その中で自分を出していくって簡単なことじゃないだろうし。

 リリース3日でミリオンセラーを記録という華々しいCDデビューを飾った今、改めて取材で聞いてみると……ラウールくんも「最初は不安だった」とポロリだったのよ。

「だって今までのファンの人たちに受け入れてもらえるかどうか分からなかったから。ステージに上がる時も心配だったな。でも今はもう何でも言えちゃう環境を作ってもらってるし、どんなことにも9人で向き合っていけるこの毎日に感謝しかない」

 最後はキラッキラの笑顔で宣言してくれたけど、きっと今までの取材でも、悲しい思いをしたことがあるんじゃないかしら?  長年のジャニーズ担当者たちは、口には出さないけれど、Snow Man可愛さに「ラウール? 誰?  知らなーい」な態度をそれとなく出してたかもしれないし……。

 何気ない雑談もそりゃ勝手知ったるひかるやふっか、さっくんと弾ませちゃうし、そこへ康二が入ってきて交ぜっ返す感じでわちゃわちゃしちゃってたし、アツもそんな場面を作っちゃったこと、あったかも。もちろんそんなつもりはなかったんだけど、うっかりラウールくんに疎外感を与えていたんじゃないかと、今さらながらの反省です。ホント、ごめんなさい!

 メンバーはそれぞれ高校や大学に行って、学生時代を謳歌してたけど、ラウールくんはまだ現役高校生。学校も仕事も……の両立、いきなりの大人の世界への進出で戸惑うこともいっぱいあるだろうに。同じく新加入メンバーである目黒くんが「忙しい日々だけど、ラウールが普通の高校生活が送れるように祈ってるんだ」って言ってたけど、頼もしいお兄ちゃんズに頼れるところは頼って、高校も楽しんで欲しいな。

 3月20からは待望のASIA TOUR『2D.2D』も始まって、東京からタイ、シンガポール、インドネシア、台湾などでの公演が予定されてるのよね。新型コロナウイルスの世界的な蔓延が気がかりだけど、もし収束の目処が立ってツアーを決行するなら、どうか成功させてほしいわ。最大のライバルであり同士でもあるSixTONESと切磋琢磨しあいながら、世界に羽ばたいて行って欲しいと願うばかりよ。

 デビュー曲『D.D.』の歌詞じゃないけれど、彼らが「テッペンを見せてくれる」日に期待しちゃうわ。アツも遅ればせながら、ちゃっかり心を入れ替えて応援していく所存でございますので、Snow Manファンの皆様、改めましてどうぞお見知りおきを〜!

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花粉症の室内対策を専門家が解説! 「空気清浄機は“入り口”に置け!」有効な3つのポイント

 現在、世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルス肺炎。日本でも感染者の数は日を追うごとに増しており、テレビのニュースは、連日コロナ関連の話題で持ちきりだ。さらに、毎年冬に流行するインフルエンザウイルス感染症に加え、早くも国内では花粉シーズンが到来。東京都の発表によると、青梅市と八王子市で2月3日よりスギ花粉の飛散開始を確認。過去10年の平均より14日早く、昨年よりも8日早いという。

 免疫アレルギー性疾患のエキスパートであり、花粉症治療の第一人者である日本医科大学の大久保公裕教授は、「北海道と東北の北日本では昨夏、平年より晴れの日が続き気温も高く、花粉を生産する雄花の生育がよかったため、今年は花粉の飛散量が多い」と語る。一方で、東日本や西日本では天候不順が続いたために飛散量は少なく、関東では過去10年の5割ほどだとか。

 とはいえ花粉症患者にとっては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、のどの違和感といった症状に悩まされるつらい時期。マスクや防護眼鏡の着用は最も手軽で有効的な花粉対策ともされているが、コロナウイルスの影響もあり、マスクは日本各地で品薄状態に。ネット上では「コロナも怖いけど、花粉症だからマスクがないと困る」「マスクがないから外に出たらくしゃみ鼻水が止まらない」という悲鳴も上がっている。

 ならば、室内での花粉対策だけでも万全にしたいところ。花粉除去に有効な対策法について、大久保教授に解説いただいた。

花粉の侵入を防ぐ、3つの室内対策

 「花粉をはじめ、コロナやインフルエンザなどのウイルス、黄砂やPM2.5といった大気汚染物質は、基本的には鼻の粘膜から人体に侵入してくる」という。続けて大久保教授は、一般家庭でできる花粉対策を3つ挙げてくれた。

(1)花粉を持ち込まない……室内に入る前に花粉を落とす
(2)排除する……空気清浄機は、玄関・部屋の入り口に置く
(3)まき散らさない……部屋の空気をしっかりと循環させる。加湿器も効果的。床に落ちた花粉は、掃除機で吸い取る

 室内に入る際には、外でコートを脱ぎ、花粉を払い落とすことは必須。また、髪や顔にも花粉が付着しているため、帰宅後はなるべくすぐにお風呂に入り、まずは全身を洗い流してから頭や顔の汚れを落とすことが重要だそう。目の中の汚れを落とすために洗眼液を使用する人もいるだろうが、どうしても目の周りに花粉が残ってしまうため、大久保教授はシャワーを浴びて一気に汚れを洗い落とすことを薦めている。また、女性には、「外に出ると化粧の上に花粉が乗った状態になります。ですから、化粧直しを途中でするのなら、一度、化粧を落としてしまうくらいがいいと思います」とアドバイスをしてくれた。

花粉症対策で空気清浄機を使うなら「入り口」に

 室内での花粉対策として、空気中に浮遊するウイルスや有害物質、ハウスダストなどの汚れを除去してくれる「空気清浄機」の使用は一般的だが、大久保教授は「空気の循環を意識して置く場所を決めることが重要」だと語る。

 空気清浄機の性能を最大限に発揮させたければ、部屋の隅に設置するのはNG。「出入りの多い玄関や、人が集まるリビングであれば、なるべく入り口のほうに置く」ことがベストだそうだ。

「寒い季節なので鍋をする機会も多いと思いますが、そんな時、みなさん換気扇をつけますよね。換気扇をつけるということは、室内の空気を外に出すために、空気を引っ張る状態になります。また、窓を開けると今度は外気が入ってくる。このように、家の中の空気の流れがどうなっているかを考えながら、効率よく空気清浄機を使用することがおすすめです」

花粉症の症状緩和には就寝時の「加湿」がマスト

 花粉症を防ぐためには、花粉が粘膜から体内に侵入してくるのをシャットアウトすることが先決。花粉から粘膜を守る上で大切なことは、「粘膜を乾燥させないこと」。花粉は軽いためよく飛ぶが、加湿をすることで空気中に浮遊していた花粉は下に落ち、二度と空中を舞うことはないという。

「なぜ冬の時期にウイルスが流行するかというと、空気が乾燥しているため、空気中に浮遊したウイルスがたくさん飛散するからなんです。反対に、ジメジメとした夏はあまりウイルスがはやりませんよね」と大久保教授は解説する。

 特に重要なのが、就寝時の加湿だ。一日の中で同じ部屋にとどまっている時間が一番長いのは、ほとんどの人が職場と寝室や寝床だろう。「空気がほとんど動かない寝室には加湿器を、ほかの部屋では空気の流れをみながら空気清浄機を使うと考えていただければいいと思います」と、部屋ごとに使い分けることがポイントだ。もちろん、床に落ちた花粉の掃除も忘れてはいけない。

 なお、大久保教授は「花粉は目に見えませんので、イメージをすることが大事」とも語る。

「これからの時期、暖かくなったからといってランチを屋外で食べるとすると、食事には花粉が入ってしまいますし、髪にも花粉が付着してしまいます。花粉の飛散がピークとなる2~3月は、ちょっと天気が良くても、一番花粉が多く飛ぶ昼時はなるべく室内で食事をとってください」

 今までは無縁だったのに、急に花粉症の症状を発症したという人は決して珍しくないという。「私は大丈夫」と思わず、早めの対策を心がけ、花粉症予防に努めてみてはいかがだろう。
(解説・大久保公裕 取材/文・サイゾーウーマン編集部)

花粉症の室内対策を専門家が解説! 「空気清浄機は“入り口”に置け!」有効な3つのポイント

 現在、世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルス肺炎。日本でも感染者の数は日を追うごとに増しており、テレビのニュースは、連日コロナ関連の話題で持ちきりだ。さらに、毎年冬に流行するインフルエンザウイルス感染症に加え、早くも国内では花粉シーズンが到来。東京都の発表によると、青梅市と八王子市で2月3日よりスギ花粉の飛散開始を確認。過去10年の平均より14日早く、昨年よりも8日早いという。

 免疫アレルギー性疾患のエキスパートであり、花粉症治療の第一人者である日本医科大学の大久保公裕教授は、「北海道と東北の北日本では昨夏、平年より晴れの日が続き気温も高く、花粉を生産する雄花の生育がよかったため、今年は花粉の飛散量が多い」と語る。一方で、東日本や西日本では天候不順が続いたために飛散量は少なく、関東では過去10年の5割ほどだとか。

 とはいえ花粉症患者にとっては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、のどの違和感といった症状に悩まされるつらい時期。マスクや防護眼鏡の着用は最も手軽で有効的な花粉対策ともされているが、コロナウイルスの影響もあり、マスクは日本各地で品薄状態に。ネット上では「コロナも怖いけど、花粉症だからマスクがないと困る」「マスクがないから外に出たらくしゃみ鼻水が止まらない」という悲鳴も上がっている。

 ならば、室内での花粉対策だけでも万全にしたいところ。花粉除去に有効な対策法について、大久保教授に解説いただいた。

花粉の侵入を防ぐ、3つの室内対策

 「花粉をはじめ、コロナやインフルエンザなどのウイルス、黄砂やPM2.5といった大気汚染物質は、基本的には鼻の粘膜から人体に侵入してくる」という。続けて大久保教授は、一般家庭でできる花粉対策を3つ挙げてくれた。

(1)花粉を持ち込まない……室内に入る前に花粉を落とす
(2)排除する……空気清浄機は、玄関・部屋の入り口に置く
(3)まき散らさない……部屋の空気をしっかりと循環させる。加湿器も効果的。床に落ちた花粉は、掃除機で吸い取る

 室内に入る際には、外でコートを脱ぎ、花粉を払い落とすことは必須。また、髪や顔にも花粉が付着しているため、帰宅後はなるべくすぐにお風呂に入り、まずは全身を洗い流してから頭や顔の汚れを落とすことが重要だそう。目の中の汚れを落とすために洗眼液を使用する人もいるだろうが、どうしても目の周りに花粉が残ってしまうため、大久保教授はシャワーを浴びて一気に汚れを洗い落とすことを薦めている。また、女性には、「外に出ると化粧の上に花粉が乗った状態になります。ですから、化粧直しを途中でするのなら、一度、化粧を落としてしまうくらいがいいと思います」とアドバイスをしてくれた。

花粉症対策で空気清浄機を使うなら「入り口」に

 室内での花粉対策として、空気中に浮遊するウイルスや有害物質、ハウスダストなどの汚れを除去してくれる「空気清浄機」の使用は一般的だが、大久保教授は「空気の循環を意識して置く場所を決めることが重要」だと語る。

 空気清浄機の性能を最大限に発揮させたければ、部屋の隅に設置するのはNG。「出入りの多い玄関や、人が集まるリビングであれば、なるべく入り口のほうに置く」ことがベストだそうだ。

「寒い季節なので鍋をする機会も多いと思いますが、そんな時、みなさん換気扇をつけますよね。換気扇をつけるということは、室内の空気を外に出すために、空気を引っ張る状態になります。また、窓を開けると今度は外気が入ってくる。このように、家の中の空気の流れがどうなっているかを考えながら、効率よく空気清浄機を使用することがおすすめです」

花粉症の症状緩和には就寝時の「加湿」がマスト

 花粉症を防ぐためには、花粉が粘膜から体内に侵入してくるのをシャットアウトすることが先決。花粉から粘膜を守る上で大切なことは、「粘膜を乾燥させないこと」。花粉は軽いためよく飛ぶが、加湿をすることで空気中に浮遊していた花粉は下に落ち、二度と空中を舞うことはないという。

「なぜ冬の時期にウイルスが流行するかというと、空気が乾燥しているため、空気中に浮遊したウイルスがたくさん飛散するからなんです。反対に、ジメジメとした夏はあまりウイルスがはやりませんよね」と大久保教授は解説する。

 特に重要なのが、就寝時の加湿だ。一日の中で同じ部屋にとどまっている時間が一番長いのは、ほとんどの人が職場と寝室や寝床だろう。「空気がほとんど動かない寝室には加湿器を、ほかの部屋では空気の流れをみながら空気清浄機を使うと考えていただければいいと思います」と、部屋ごとに使い分けることがポイントだ。もちろん、床に落ちた花粉の掃除も忘れてはいけない。

 なお、大久保教授は「花粉は目に見えませんので、イメージをすることが大事」とも語る。

「これからの時期、暖かくなったからといってランチを屋外で食べるとすると、食事には花粉が入ってしまいますし、髪にも花粉が付着してしまいます。花粉の飛散がピークとなる2~3月は、ちょっと天気が良くても、一番花粉が多く飛ぶ昼時はなるべく室内で食事をとってください」

 今までは無縁だったのに、急に花粉症の症状を発症したという人は決して珍しくないという。「私は大丈夫」と思わず、早めの対策を心がけ、花粉症予防に努めてみてはいかがだろう。
(解説・大久保公裕 取材/文・サイゾーウーマン編集部)

1日100万円稼いだコスプレイヤー、“業界の闇”を大暴露! 「豊胸&マンすじ見せ」で人気になれる!?

カネと欲望が渦巻くコスプレ業界――40代“現役”コスプレイヤー・椎名蜜が、業界の闇をぶっちゃけます!

 みなさんはじめまして、椎名蜜(しいな・みつ)と申します。現在40代ですが、まだ細々とコスプレをしています。

 世間一般的にコスプレといえば、どんなイメージを持つ人が多いでしょうか? 昔は「大人のプレイ」というイメージが強かったかもしれませんが、今はメディアの影響か、「アニメやゲームのキャラクター衣装を身にまとって楽しむ、オタクの趣味」と広く認知されているのではないでしょうか。

 私も最初は、ゲーム好きの趣味が高じてコスプレを始めました。自分で衣装を制作して、鏡の前でポーズの練習をし、東京ビッグサイトなどで行われるコスプレイベントに出かけ、そこで同じ趣味の仲間をつくるのが楽しかったです。コスプレイヤーを撮影するカメラマン(カメラ小僧=「カメコ」と呼ばれます)から、「ホームページはないの?」と言われたことがきっかけで(この頃は、今ほどSNSが普及していなかったです)、自分のコスプレ写真を見てもらうため、同じ趣味を持つ人と交流するために、インスタグラムの感覚でホームページを立ち上げました。すると、界隈の人から多数声がかかり、雑誌やネット番組、映画にも出演させていただき、グラビアアイドル的な活動もしました。

 その頃、コスプレ活動に支障が出るからと、勤めていた会社を退職。まともな社会との唯一の接点を、なぜ自ら断ち切ってしまったのか悔やまれますが、今、過去の自分を振り返ってみると、「ちやほやされるのがうれしかった」のだと思います。30歳を越えてから、内面的なものが人の魅力・価値につながると気づきましたが、当時は自分自身を売り物にして、とにかく「いいね!」と反応してほしかったのです。それはもう、病的なまでに……。

 会社員ではなくなった私の収入源は、自分でつくったコスプレ写真集の販売と、撮影会で得る報酬などでした。多い時で、写真集の売り上げは月に40万円。年に2度開催される「コミックマーケット」(以下「コミケ」)など、大型イベントで写真集を出すと、1日約100万円売り上げることもありました。

 1日でこれだけお金が入れば、朝早く起きて会社に行って嫌な同僚と一緒に仕事をするよりも、楽しいコスプレをして暮らしていたほうが幸せ。容姿についてネット上で叩かれたり、プロポーションを維持したくて摂食障害になったりして、かなり病んだ時期もありましたが、コスプレで誰かに認めてもらうのが、私の生きがいだったのです。

 しかし、20代後半になると状況が一変。かわいくて若い女の子がどんどんコスプレ業界に入ってくるのに対し、自分の年齢は上がっていく一方。いつの間にか好きなキャラのコスプレではなく、「話題になっていて、人気があるキャラだから」という理由でコスプレをする自分がいました。そうすれば簡単に写真集が売れるし、サイトの訪問者が増えるからです。コスプレを始めたときの「ゲームやキャラが好き」という思いは、すっかり二の次になっていました。

 過激な写真を撮らないと、写真集が売れないという状況にも陥っていきます。人気のあるキャラのコスプレをして、ニーソックスとスカートの間から太ももを見せる露出に始まり、“見せパンツ”をはいてのパンチラ、服を脱いで水着レベルの露出度になり、さらにはTバックに……。

 その結果、一時は写真集がバカ売れしたものの、「椎名蜜は露出するのが当たり前」と思われたのか、また売り上げが低迷。そこで私は、豊胸手術という手段に打って出ます。「Tバックで尻を売ったら、次は乳で売るしかない!」という安直な考えです。しかし、サイズの合わないシリコンを入れてしまったため、めちゃくちゃ痛くて「早く取りたい!」と苦しむ日々。だけど、「せっかく痛い思いして写真集のために入れたのに!」と意地になって胸を出し続けていました。

 衣装の布面積はどんどん小さくなり、今度はアンダーヘアも永久脱毛してツルツルに。レオタード的な衣装のを着たときに、さりげなくマンすじを見せるテクニックまで身につけました(“うっかり写真に写っちゃった感”を演出するのがポイント)。最後はもはや、「コスプレなのか?」と疑うレベルまで布面積を減らし、300枚ある写真のうち50枚しかちゃんと服を着てない、みたいな写真集をつくるしか手段がなくなってしまいます。

 アラサーの時点でちゃんとした定職にも就かず、10~20代の子と同じ土俵で戦おうとしている自分。主な収入源がコスプレ写真集と撮影会という現実が「非常にヤバい」と気づいたのは、30歳になってからでした。

 振り返ってみると、20代の間よくつるんでいたのはコスプレ界隈の人たちばかりで、その中でも、コスプレを“商売”にして生活をしている人たちでした。いつまでもコスプレ写真集を売って生活できるはずがないのに、私の中ではそれが当たり前になりすぎていて、まともな職歴がないことを「ヤバい」と思えなかったのです。周囲の人も私と同じ境遇でしたが、特に危機感を持っておらず、「写真はフォトショップで修正すればいいじゃない」「年取ってシワができたら、ヒアルロン酸とかボトックス打てばごまかせるよ」「歴が長い分、いろんなカメコさん知ってるし、ファンも多いから大丈夫」と楽観的。

 昼頃に起きて、夜にコスプレ衣装をつくったり、写真の編集をしたりという日々を繰り返すうちに、曜日の感覚がわからなくなるほど、私の日常生活は麻痺していきます。当時、コスプレ系のお仕事で縁があったエンタメ系会社の方と飲みに行ったとき、ようやく自分が社会とズレていることに気がつきます。街中で卑猥な言葉を発しても、仲間内ではそんなにびっくりされませんが、彼らが生きている一般社会では、完全にアウト!

 生活が昼夜逆転していたので、深夜にTwitterでつぶやきまくっていましたが、これもドン引きされます。Twitterのアイコンを頻繁に変えることも、普段から胸が出そうな露出度の高い服を着ていることも、「ちょっとおかしいんじゃない?」と首をかしげられる世界があることを、このとき知ったのです。私はこれを機に、コスプレと関係することをいったんお休みし、“一般人”になれるように服装やメイクを研究。過激なコスプレをしている経歴がバレて、遠回しに「ウチには来ないで」とお断りされたため、飲み会を開いてくれた前出の会社とは別の、エンタメ系会社の派遣社員になりました。そこで“社会”というものに慣れ始めたとき、「自分が長くいた世界はめちゃくちゃ異様だった」と再確認しました。

 そんな私が過去を振り返って、「あれはおかしかったなあ」とコスプレイヤーについてしみじみ思うことを、連載の中で紹介していこうと思います。ぜひお付き合いくださいませ。

なぜ「不妊」「不妊治療」はタブーなのか? 「セックスしたら妊娠するのは当たり前」という勘違い

 少子化が叫ばれる一方、「子どもがほしいのに、なかなか授かることができない」という「不妊」の悩みを持つ男女が少なくない現代。2018年1月期には、不妊治療をテーマにした連続ドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)が放送され話題を呼んだほか、ネット上では不妊治療の保険適用化が議論されたり、女性が不妊治療によって退職せざる得ない事態が疑問視されるなど、「不妊」「不妊治療」は社会的な問題として扱われるようになっている。

 しかし、まだまだ「不妊」「不妊治療」は“タブー”とされる面も強いのではないだろうか。不妊に悩む女性たちが集うネット掲示板を覗いてみると、「不妊治療しんどい」という声が飛び交い、その理由を「不妊であることを周囲に相談できずつらい」「不妊治療をしていると孤独感に苛まれる」とする切実なコメントを少なからず目にする。治療自体の身体的・金銭的負担、仕事と治療の両立といった問題以前に、世間がタブー視することによって、精神的に追い詰められてしまう当事者がいるようだ。

 なぜ「不妊」「不妊治療」はタブーなのか、それが当事者を苦しめる要因になっているのではないか――今回、「“不妊”をもっと“普通に話せること”に」を活動理念の一つに掲げ、現在・過去・未来の不妊体験者を支援する「NPO法人Fine」の理事長・松本亜樹子氏に話を聞いた。

タブーは「不妊は異常」という大いなる勘違いから生まれる

――不妊や不妊治療の当事者を精神的に追い詰めている背景に、これらがタブー視されていることがあるように思うのですが、どうお考えでしょうか。

松本亜樹子氏(以下、松本) 確かにタブー視されていると思います。そのタブーを生んでいるのは、「子どもはできて当たり前」「不妊は普通ではない、異常なこと」という偏見・勘違いによるものではないでしょうか。現在、日本で不妊に悩むカップルは5.5組に1組、また体外受精で生まれている子どもは16人に1人と言われているなど、不妊や不妊治療は決して珍しくないことなのですが……それがまったく知られていないため、当事者が「どうして私は子どもができないんだろう」と思い詰め、かつそれを周囲に話しづらくなって、一人で悩みを抱え込んでしまう状況が生まれているのだと思います。

――松本さんは「Fine」の活動を通して多くの当事者の話をお聞きになってきたと思います。不妊や不妊症への勘違いが、当事者を傷つけてしまうケースも少なくないのではないでしょうか。

松本 「不妊は特殊」という勘違いによって、「かわいそう」「気の毒」と同情されてしまい、それが当事者の精神的負担になることがあります。また、不妊の原因はわからないことがほとんどで、むしろはっきりわかる方が稀なのに、それが知られていないため、「不摂生しているから」「どちらかの体に欠陥があるのでは」「若い頃、女遊び/男遊びをしすぎたのがよくなかった」などと言われてしまうことまである。これも当事者を傷つけると思います。

 おそらく、当事者は周囲に同情され、気を使われるのが最もしんどいように思いますね。例えば、子持ちの友人たちが、自分の前では子どもの話をあえてしない……など。もちろん、思いやりからなんでしょうが、当事者は「気を使わせてしまって悪い」と自分を責めてしまうんです。逆に、「これを食べると妊娠しやすいらしい」「ここの病院がいいよ」など、良かれと思っていろんなアドバイスやおすすめをしてくれることもありますが、これもすでに試していたり、それでもだめだったりするケースが多いので、対応に困るという話はよく聞きます。

――実際に妊娠・出産するのは女性であることから、不妊治療は女性が中心になりがちです。パートナーの不妊への偏見・勘違いが、女性側を苦しめるといったケースもあると思います。

松本 それは本当によくありますね。例えば、妊娠・出産の正しい知識を知らず、「妊娠はいつでもできるから」と、子どもをつくることや結婚自体を先延ばしにして、女性側を悩ませるケース。危機感のなさゆえに、病院に行くことを嫌がる話もよく耳にしますね。

――女性と男性とでは、妊娠・出産の知識に違いがありそうですね。

松本 1年間で自然妊娠する確率、年齢とともに卵子が老化すること、さらには妊娠しても出産できるとは限らないことなど、知らない男性は結構いると思いますよ。あと、近年ようやく「男性不妊」が取り上げられつつありますが、「不妊は女性の問題」と勘違いしている男性は多いですね。「自分に原因はない」と言い張り、不妊治療の検査を受けたがらないというケースは珍しくありません。「『〇〇レディースクリニック』なんて名前の病院は、俺が行くところではない!」と、断固として病院に行くことすら拒否する男性の話も聞きましたね。女性側にとって「パートナーが一緒に病院へ行ってくれるだけありがたい」という現状もあるように思います。あと、パートナーだけでなく、自分の母親と確執ができてしまう女性も結構いるんです。

――親子という間柄から、母親が不妊に対してズケズケと口を出すのでしょうか。

松本 母親自身も娘が不妊であることにショックを受け、「私はあなたを健康に産んで、健康に育ててきたはずなのに」などと口にしてしまうんです。また、どこかで自分と娘を重ね合わせてしまうのか、不妊治療に首をつっこんでくることはよくあって、妊娠に効果的と言われる食料品を送り付けてきたり、病院までついてきたり……心配なのはわかりますが、娘の気持ちとしては、できれば口を出してほしくない。そっとしておいてほしい……そう思う方は多いです。

 そもそも母親って、子どもを産んでいるわけですから、不妊当事者ではないわけですよね。だから、その点を踏まえ、いくら親子といえど、不妊に関してはわかり合えないと最初から理解した上でコミュニケーションを取っていかないと、2人の間に修復できないような亀裂が走ってしまう可能性もあります。母親の言っていることを、聞き流せるなら聞き流し、距離を置けるなら置かないといけません。ただ、不妊に関しては、母親の方が娘との距離感がわからなくなっているケースが多いかもしれません。

――母親もまた、不妊や不妊治療について知らないがゆえに、こうした事態が発生してしまうんですね。

松本 母親の介入によって、パートナーの男性が置いてけぼりになることもあるんですよ。妊娠・出産は、やはりカップル2人の問題であって、親の問題ではない。不妊をめぐる母親との関係に悩む人は、「不妊については、つらくなるのでもう話さないでほしい。自分たちで話し合って決めていくので、見守ってほしい」とはっきり伝えた方がいいでしょう。

――パートナー、母親、友人知人らに不妊や不妊治療の話をできないとなると、あとはもう、当事者同士で悩みを共有するしかないですね。

松本 不妊治療のクリニックへ行くと、自分以外にも不妊の人はたくさんいるとわかりますが、ただ、張りつめたような独特な空気があって、ほかの患者さんに話しかけることはできませんよね。不妊治療を受けている同士といっても、相手がどんな状況にあるかわかりませんから。例えば、隣に座っている患者さんは、妊娠したけれど流産して処置しにきた人かもしれないし、今回が最後と決めて体外受精の結果待ちをしている人かもしれない、はたまたこれから治療を始める初診の人かもしれない。できるだけ近しい状況の人と話せればいいのだけど、人それぞれ状況が違うだけに、当事者同士であっても、おいそれと悩みを打ち明けられないと思います。

 それでもやはり、不妊や不妊治療のことを話す相手がおらず、孤立してしまうことは、当事者にとって最も大きな問題。なかなか難しいことですが、誰かが口火を切ることで、もっと不妊や不妊治療がオープンになってほしい。みんながみんな、気を使い合って黙ったままでは、状況は変わらないので、自分の話せる範囲で自己開示していくことも大切だと思います。「Fine」では当事者を「ひとりぼっちにしない」ための支援も行っていますので、ぜひ気軽に利用していただけるといいなと思います。

――そもそも、なぜ「子どもはできて当たり前」という偏見・勘違いが、これほどまで世間に浸透しているのでしょうか。

松本 日本の性教育が影響していると思います。学校の教科書では「生理→妊娠の仕組み→性病と中絶」と順を追って学ぶと思うのですが、そこに「不妊」がない。「生理のある人がセックスしたら妊娠する」という前提のもと、避妊方法などは教わる一方、「セックスしても妊娠しないことがある」とは教わらないんですね。性に関する話は家族の間でもしにくいだけに、不妊や不妊症への偏見・勘違いは、教育のところから変えていかないと解消しないと感じています。

――確かに、不妊について学校で学んだ記憶はありません。

松本 セックスしたら妊娠“してしまう”というニュアンスで教わった人も多いと思います。日本の性教育は遅れている、アンタッチャブルな分野と言われていますが、今後もっと切り込んでいかなくてはいけないと感じます。不妊に関して言えば、不妊自体や人工授精・体外受精の治療を教えるだけでなく、精子提供・卵子提供によって妊娠・出産する人もいること、さらに発展させて、さまざまな家族の在り方として、養子縁組などについても扱うべきではないでしょうか。海外にはそういったことを教えているところも実際にあるんですよ。

――教育以外でも、世間の不妊への意識を変えていく方法はありますか。

松本 国が不妊や不妊治療に関する取り組みを行うことで、人々の意識が変わることはあると思っています。今年の春、厚生労働省が不妊治療と仕事の両立支援のため、企業向けのマニュアルを出すことになったんです。また6月から施行される「改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」にも、不妊治療を行っている人に対するハラスメントが対象に入ることになりました。これまで市民権を得ていなかったように思う不妊の当事者の状況が、少しずつではありますが、変わってきたと思います。このように、国側の取り組みがきっかけで、人々が「もしかして不妊の人っていっぱいいる?」「自分の周りにも不妊治療をしている人がいるかもしれない」と気づき、決して特殊ではないという認識が広がっていってほしいですね。

――そうした制度や法律が、「子どもはできて当たり前」の空気をなくし、めぐりめぐって、不妊に苦しむ当事者を救うことにもつながるといいですね。

松本 ただそうなるためには、例えば、会社に不妊治療をめぐる制度ができても、使えなかったら意味がない。不妊治療は生理周期に合わせて突発的で頻回な通院が必要で、クリニックに行くと想定外の通院予定を言われることも多いのに、「不妊治療の休暇制度は1カ月前に申請を出さないといけない」というルールを敷く会社も実際にあると聞きます。せっかく制度をつくってくれているのに、実情に即していないものであると、当事者が使えず、もったいないことになりかねません。何も不妊治療に対して新しく制度をつくってほしいということでもなく、現状の制度を「不妊治療にも」使えるようにしてもらえれば、それでも十分助かる人は多いはずです。また制度をつくること自体より、“風土”が大事という点にも、注視していかなければいけません。せっかく制度があるのに、それを使いづらい風土があっては、結局絵に描いた餅になってしまいます。それが最ももったいないことではないでしょうか。

 社会が、突然ガラッと変わることはないと思いますが、だからこそ、学校や職場でちょっとずつちょっとずつ妊娠の正しい情報、不妊についての啓発を行い、“刷り込み”をしていき、人々の意識が変わっていく……そして、不妊当事者が「自分はおかしい」「人に言えない」と悩むことがなくなる社会になっていってほしいと思います。

松本亜樹子(まつもと・あきこ)
「NPO法人Fine」理事長。一般社団法人日本支援対話学会理事。長崎県長崎市生まれ。コーチ、人材育成・企業研修講師、フリーアナウンサーとして活躍。自身の不妊体験から2004年、「NPO法人Fine」を立ち上げる。著書に『不妊治療のやめどき』(WAVE出版)がある。

NPO法人Fine
不妊体験者による、不妊体験者のための、セルフサポートグループ。「『不妊』や『不妊治療』が、社会全体にもっと正しく理解され、不妊治療を受けることや、それを受けずに自然にまかせて授かる日を待つこと、また夫婦二人の道を選ぶこと、あるいは養子や里子を迎えることなど、不妊に関わるすべてのことが『ごくありふれた普通のこと』になること」を理想に掲げ、講演会・シンポジウム、勉強会等の開催、カウンセリング事業、公的機関・医療機関等、関係各機関への働きかけなど、不妊にまつわるさまざまな活動を行っている。
連絡先:Eメール npofine@j-fine.jp/Fax 03-5665-1606
公式サイト

萬田久子風の万引き犯に「早く死ね、ばーか」と逃げられて……Gメンの犯した“完全なミス”

 こんにちは、保安員の澄江です。

 ここのところ、少し暖かくなったとは言え、まだまだ寒い日が続いていて、毎日がつらいですよね。私たちが派遣される現場の大半を占める食品スーパーの店内は、大きな冷蔵庫のようなものなので、どうしても体が冷えてしまいます。その影響なのか、近頃は、足腰に痛みを感じることが増えてきました。この仕事の基本は、視力と脚力。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、万引き行為の現認は“瞬間”の世界なので、万全の体調で挑まなければ結果を残すことはできないのです。

 先日は、現認の取れた30代前半と思しき女性万引き犯の素早い行動に足がついていかず、まんまとチャリ(一度隠した商品を出されること)され、逃げられてしまいました。今回は、その時のことについて、お話ししたいと思います。

常習犯としか思えない動きを見せる、萬田久子風の女

 当日の現場は、東京の湾岸地域に位置する大型総合スーパーT。1階に食品、2階にドラッグコスメ、3階にはテナントの百円ショップを有する大きなお店で、過去に何度もお世話になったことのある馴染み深い現場です。やけに出入口の多い厄介な造りと、店員の少ない売場が多くの万引き犯に好まれているようで、その被害が減ることはありません。各売場をハシゴする被疑者も多く、どのフロアにいても気の抜けない状況に置かれるため、ひどく疲れる現場の一つと言えるでしょう。

 最近は、夜の被害が多いらしく、終電に合わせたシフトでの出勤です。遅めのランチを済ませてから現場に向かい総合事務所まで挨拶に出向くと、肝臓が悪そうな顔色をした初老の店長さんが、興奮した面持ちで食い入るように防犯カメラのモニターを睨んでいました。

「おお、ちょうどいいところに! 前から目をつけていた女がさ、ちょうどいまやっているから、すぐに入ってくれる?」

 すぐさまモニターを確認すると、大きなつばのついた帽子を被った萬田久子さんを一般人にしたような女性が、2階の売場でカゴの中にある化粧品などを次々とバッグに隠していました。「棚取りは見た」と店長さんが言うので、この店のモノを隠し込んでいることに違いないと思われますが、商売柄、犯行の一部始終を自分の目で見なければ気が済みません。店内に入って行動を見守ると、カゴの中にある商品をバッグに入れ尽くした女は、さらに2本の化粧水をわしづかみにしてみせました。それをバッグの中に直接隠すと、そそくさとエレベーターに乗り込んでいきます。場数を踏んだ常習者としか思えない動きに、自然と身体が緊張してしまい、両脇から変な汗が流れ出ました。

(一緒に乗り込めば、正体がバレる)

 自分の直感に従い、エスカレーターに乗るべく踵を返した瞬間、左膝が抜けたようになってしまいました。うまく力の入らない状態となった左足を引き摺り、ぴょこぴょこと体を跳ねさせながらエスカレーターに乗り込み、痛む左膝を擦りつつ女の居場所を探ります。

(あ、やばい!)

 すると、間の悪いことに、エレベーターの扉が開いた瞬間、女と目が合ってしまいました。どうやら自分の感情が顔に出てしまったようで、帽子のつばに覆われた闇深い目を、じっと私の方に向けて微動だにしません。エレベーターを降りることなく、平然とした様子で扉を閉めた女は、そのまま上階に引き返していくようです。

(あの女、相当な常習者ね。一瞬で、完全に見抜かれたわ)

 追わないわけにもいかず、もたもたと2階まで引き返すと、妙に軽やかな足取りでエレベーターをあとにする女の姿がありました。エレベーター脇には、バッグから戻したと思われる商品が満載されたカゴが放置されており、もはや取り返しのつかない状況です。完全なミスに呆然としていると、大胆にも私に向かって近づいてきた女が、すれ違いざまに呟きました。

「早く死ね、ばーか……」

 忸怩たる思いで店の外に出て行く女の背中を見送り、放置されたカゴを回収して足を引き摺りながら事務所に戻ると、どうやら常習者の捕捉を待ち詫びていたらしい店長さんが目を丸くして言いました。

「あれ、どうした? 取っ組み合いでもしてきたの?」
「いえ、ちょっと挫いちゃったみたいで……」
「あの女は?」
「バレて、出されちゃいました。たぶん、全部あると思うんですけど……」

(せっかく見つけてやったのに、なにをやっているんだ)

 そう言いたげな表情で私を見下ろした店長さんでしたが、気を取り直したように言葉を飲み込むと、女が置いていった商品の確認を始めました。未遂の被害は、計18点、合計1万6,000円ほど。生鮮食品などは、一度バッグに入れられたことを理由に廃棄処分され、化粧品などの商品は清拭した後で売場に戻されます。次々と捨てられていく高級食材を眺めながら、「捨てるくらいなら私が買い取ります」と申し出たい気持ちを堪えていると、怒りに震える店長さんの独り言が微かに聞こえてきました。

「盗まれて、ただで食わせるくらいなら、捨てちまった方がよっぽどいいよ」

 容易く近寄れない店長さんの雰囲気に気圧され、なるべく静かに事務所を出た私は、汚名を返上するべく現場に戻ります。膝の痛みが治まらないので、なるべく歩かないで済むよう、メインの出入口近くに陣取って入店者のチェックをすることにしました。そうしているうちに、入店直後から不審な動きをする60歳代と思しき男性を発見。その後を追えば、カップ酒やおにぎり、ホタテの缶詰などをポケットに隠して、なにも買うことなく平然とした様子で店から出ていってしまいます。さほど動きも早くないので、首尾よく声をかけるまでに至り、素直に認めた男を事務所に連れていきました。

「すみません、魔が差しちゃって。お金払いますので、今回だけは勘弁してください」
「金あるなら、ちゃんと買えよ。今回は勘弁してあげるけど、もうウチの店には、二度と来ないでくれるかな?」

 手を合わせて懇願する男を見下ろしながら、凄むように店長さんが言うと、深くうなずいて応じた男が、ポケットから取り出した財布の中から1枚のカードを抜き取って言いました。

「ポイントで支払います。もう来ちゃいけないなら、電子マネーも精算しちゃってください」

 万引きした商品の支払いに、ポイントを利用する人は初めてのこと。逃げられて罵倒された悔しさや膝の痛みも忘れて、ついつい笑ってしまった次第です。
(文=澄江、監修=伊東ゆう)

不倫タレント擁護? 熱愛否定? SNS投稿に「何が言いたいの?」と批判集中の芸能人3人

 1月29日、俳優・三浦春馬が自身のTwitterを更新。「明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う」(原文ママ)と投稿したのだが、「何が言いたいの?」とネット上で批判された。

「三浦の投稿は、同月23日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によって俳優・東出昌大の不倫が発覚した約1週間後。2人は昨年5月、今年5月公開予定の映画『コンフィデンスマンJP』シリーズで共演していることもあり、ネット上の人が『東出へのバッシングに対しての発言ではないか』と邪推。そのため、『東出を擁護してるの? あいまいな言い方は控えるべき』『余計なこと言わなきゃいいのに』『残念なイメージがついた』など辛口コメントが噴出しました」(芸能ライター)

 SNSの投稿内容に対し、同様の批判が寄せられた芸能人は三浦だけではない。女優・高畑充希もその一人だ。18年9月10日、高畑はインスタグラムに自身の横顔の写真とともに「根も葉もない、を通り越して、もはや砂漠、に樹を生やす エネルギーと潤いがあるなら。もう少し別の、美しい花を咲かせてくれたらいいのにな、と思う。今日この頃。世知辛いぜ、世の中っ。突然の飛び火に王子様もびっくりだろうな。。本当にごめんね」と文章をつづった。

「同月6日発売の『女性セブン』(小学館)が、交際をウワサされていた俳優の坂口健太郎と破局し、俳優の城田優との親交を深めていると報じたばかりでした。高畑と城田は、15年4月公開の映画『シンデレラ』でそれぞれエラとキット王子の吹き替えを担当しています。そのため城田のことを“王子”と呼んでおり、ネット上では『インスタに意味深なことを書かないで、城田に直接謝罪すればいいのでは?』『ポエムじゃなくて、普通の文章で反論すればいいのに』『そもそもゴシップに反応しないのが賢い芸能人だと思う』など厳しい言葉が寄せられました」(同)

 また、タレント・ダレノガレ明美が17年11月18日、自身のTwitterに「まだ結婚したくないなぁー。仕事したい!(中略)いろいろやらせてくださる事務所に感謝でしかない。わたし、いきなり夜中に思いついて、すぐ行動に移しちゃうから、事務所の方からしたらバタバタしちゃうはずだけど、なにも言わず協力してくれる優しい事務所。ありがたい」とつぶやき、同事務所に所属するタレント・ローラへの「あてつけなのでは?」と物議を醸した。

「同年6月、ローラがTwitterに『最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど、わたしは人には絶対にしない』などと投稿し、事務所との確執が発覚。8月には『文春』で、ローラが事務所とまるで“奴隷”のような契約を結んでいることが伝えられ、また11月にも『フライデー』(講談社)で、ローラが代理人弁護士を通じ、事務所に契約解除の文書を一方的に送付したこと、さらに兄が代表を務める新事務所設立が報じられました」(同)

 ダレノガレの投稿のタイミングから、ローラの騒動を臆測する声が多く聞こえ、ネット上では「ダレノガレは何が言いたいの? ローラへのあてつけ? だとしたら性格が悪すぎる」という声や、「ローラが糾弾する事務所をここまで持ち上げるのは逆に不自然」「事務所に媚びを売って、仕事をもらうつもりなんだろうな」など波紋を呼んだ。
 
 深く考えずに投稿した可能性もあるが、影響力が大きい芸能人はたった一言で好感度を下げることも。不用意な発言は控えたほうがいいだろう。

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「マルチツール(キーホルダー型)」他5アイテム【週間まとめ2/10~2/14】

安くてお得に日用品を買いに行ったつもりが、あれもこれもとカゴに入れてしまう100均ショップ。「超便利!」とほくそ笑むグッズもあれば、「買わなきゃよかった……」なトホホなグッズも潜む、魑魅魍魎な100均ワールドのアイテムを、ズボラなアラサー女子が私見全開で斬る「100均ずぼらシュラン」、今週のまとめです。

ダイソー【貼れるコーナーポケット(書類・写真用)10ポケット】

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「マルチツール(キーホルダー型)」他5アイテム【週間まとめ2/10~2/14】の画像1

中がポケット状になった三角形の透明なシール。ノートなどに貼って、自分だけのオリジナルアルバムができちゃいます。

ダイソー【落ち落ちV 粉末おそうじ用袋キャップ】

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「マルチツール(キーホルダー型)」他5アイテム【週間まとめ2/10~2/14】の画像2

重曹や粉末洗剤の袋に取りつけられるクリップ。小さめの袋にフィットするサイズです。

ダイソー【マルチツール(キーホルダー型)】

【100均ずぼらシュラン】ダイソー「マルチツール(キーホルダー型)」他5アイテム【週間まとめ2/10~2/14】の画像3

栓抜き、レターナイフ、ドライバーなど、1つで9つの機能を供えたキーホルダー型のアイテムです。

ダイソー【2ライン フットローラー】

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足ツボを刺激するフットマッサージ用のローラー。ながらマッサージにぴったり。200円の商品です。

ダイソー【UG リップオイル】

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ダイソーの人気コスメブランド「UR GLAM」のリップオイル。見た目以上にたっぷり容量!

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