YouTube×スピリチュアルは相性バツグン!? 新たな“教祖様”「スピチューバー」に要注意!

 弱った心に入り込む、甘い言葉やラクに稼げそうな情報――。ネット上には、無責任な理論で集客しては人を食い物にする、スピリチュアリスト、霊能者、民間資格カウンセラーなどがあふれています。「この人たちのようになれるかも」と彼らを信じ込んでしまえば、価値観や金銭感覚をゆがめられるのはあっという間。友人や家族を失ってからでは、もう遅い! 「スピリチュアルウォッチャー」黒猫ドラネコが、現代社会にのさばる怪しい“教祖様”を眼光鋭く分析します。

 最近は、猫も杓子もYouTubeですね。落ち目な芸能人が一発逆転を狙うだけでなく、不祥事を起こした人の「再出発の場」にもなっています。素人でも、企画が当たればネット上で有名になれる時代の中で、根拠の薄い“怪しいスピリチュアル”を流布し、注目を集める人もいるようです。今回は、私たちスピウォッチャーもまだ把握しきれていない「スピリチュアルYouTuber」の急増に警報を鳴らしたいと思います。

 YouTubeで何気なく「スピリチュアル」と検索したところ、サムネイルを見やすく整え、それっぽい誘い文句を付け、10分前後の動画に仕上げてアップする「スピリチュアルYouTuber」(以下、「スピチューバー」と呼びます)を大勢見つけました。登録者が数万人というチャンネルも珍しくなく、一つひとつの動画も何万回と再生されています。これまで、このコラムで取り上げてきた教祖様たちよりも、はるかに人気なのでは……!?

 というわけで、いろいろと視聴した中から、ツッコミどころ満載な人気スピチューバーの動画をピックアップ。ここで紹介すると再生数が伸びるでしょうから、スピチューバ―の皆さんは感謝してくださいね。

「誰でも言える」ことを“ドヤ顔”で語るスピチューバー

 真っ先に目に付いたのは、『ワンネスチャンネル』(登録者約4.8万人)の“使命発見アドバイザー”Yurieさん。「【2020年】未来を大予測!荒れる新時代が始まる…!?」というタイトルの動画では、「高次元の存在が日本に何が必要だと言っているのか皆さんにシェアしたい」と語りだし、「『臨機応変に対応しなさい』とのメッセージがある」「ポンッと行動できるような柔軟性とか思い切り、対応力が必要になってくる」と話していました(新入社員へのアドバイスか?)。この人に限らず、スピチューバーは「なんであなたにそれがわかるの?」とか、「そんなの誰でも言えるわ!」ということを“ドヤ顔”でしゃべるので、ツッコミがいがあります。

 Yurieさんが最近配信した動画の中で、特に「うわぁ……」と変な声が出たのは、「あなたがインフルにかかる本当の理由とは?予防法をお伝えします!」なる動画。Yurieさんいわく、インフルエンザは「なりやすい傾向であったり、なっちゃう意味っていうのがあります」とのこと。インフルエンザになりやすいタイプには「共通点がある」そうで、「今、やりたいことをやっていない人、やりたくないことをやっている人」だといいます。なぜならば、「やりたくないことをやっていると免疫力がガクンと下がっちゃう」ため、ウイルスが体に入りやすくなるのだそう。「やりたいことをやる」ことで免疫力を上げ、ストレスを感じない生活をするのが、インフルエンザ予防になると語っていました。

 「ストレスは万病のもと」と言いますし、あながち間違ってないのかもしれませんが、同じ動画の中でYurieさんが「免疫力が上がる」ことの一例として、「精製された白砂糖をとらない」と話していたのが気になりました。白砂糖が体に悪いというのは、極端な自然派信仰ではよく言われていることで、「砂糖が白くなるのは漂白しているから」「茶色の砂糖は体にいい」なんて説を聞いたことがあるかもしれません。しかし、2018年1月22日放送の『あさイチ』(NHK)で、砂糖について解説していた女子栄養大学短期大学部・松田早苗教授によると、茶と白の砂糖は成分に「微々たる」違いしかないそうです。また、「白砂糖は漂白されている」説については、製造工程を説明しながらキッパリ否定、「茶色い砂糖が体にいい」という説も、NHKの調査により「科学的根拠を示すものはない」とされていました。

 「糖分を摂りすぎないように」と助言するならまだしも(これも誰だって言えるけど)、医師でも専門家でもない“使命発見アドバイザー”が世間に向けていい加減な発言をし、それがネット上で延々と配信されている状況は、非常に危ういと感じます。インフルエンザの予防法に期待して動画を見た人は、さぞガッカリしたことでしょうね。これがストレスになって、免疫力が下がらなければよいのですが。

 次は、英国在住(らしい)MOMOYOさんの『MOMOYO channel』(登録者約4.6万人)です。彼女の場合、不思議な雰囲気のお部屋と、「あの」「ええっと」「なんか」「っていうか」といった口癖が気になって、全然内容が入ってきません。また、動画「龍の意識に目覚める」の中で、「何度『龍ってなんですか?』って問いただしても、なんか『命』っていう言葉が返ってくる」「大切なのは龍のことを考えること」とおっしゃっています(なんかよくわかりませんが、濃密な情報をありがとうございます)。

 スピリチュアルで注目を浴びたい人って、龍とか神様とか宇宙とか、“エネルギーがあるぽいもの”を持ちだして、それっぽく語るのが本当にお好きですよね。ちなみに、最近スピリチュアル界隈では「龍」ブームが来ている様子。“ウォーキング健康法”で知られるデューク更家氏は、「8歳の頃から龍が見える」そうですが、デューク氏が著書で表明して以降、なぜか「自分も龍が見える」と言う人が増え続けています。「これは商売になる!」とでも思ったのでしょうかね(ほかのものを自分で探せって)。

【関連記事】心屋仁之助氏・デューク更家氏も出演――スピリチュアルイベント『龍の日』で目撃した一部始終

 続いて『潜在意識コーチングHonami』さん(登録者約4.5万人)は、「【決定版】お金の引き寄せの潜在意識書き換え3ステップ!年収100倍の体験談」といった、スピ好きでなくても思わずクリックしてしまいそうな動画を公開中。「今ある豊かさに目を向ける」「数字を意識して月収設定」「どんな豊かさか具体的にイメージ」と、お金を引き寄せる方法をアドバイスしています。意識とイメージで年収100倍になるなんて、楽勝……なわけあるか!

 Honamiさんの自己紹介文には、「自己啓発セミナーに1000万円投資」し、そこから「月商8000万を達成」したとあります。どうやら今月、新チャンネルへ移行するらしく、そちらでは「見た瞬間から人生・お仕事がうまくいく秘訣を発信」するとのこと。彼女は単に“スピっぽいこと”を発信しているのではなく、動画をきっかけに“スピリチュアルビジネス”を展開したいという意識が強すぎます。投稿動画の概要欄で「無料オンラインセミナー」の宣伝をしていたのでURLをクリックしてみたところ、情報商材の販売サイトっぽい、超うさんくさいサイトに飛びました。「怪しい話に乗っちゃダメ!」という例として、このサイトを教科書に載せるのはいかがでしょうか?

 ほかにも多くのスピチューバーがいて、それら動画のコメント欄にも「あなたに出会えてよかった!」「毎日動画見てます!」と、スピ情報に飢えているらしいファンがうごめいています。こうした動画は、まさに「誰でも見られる無料自己啓発セミナー」の様相。お手軽な分、高額セミナーなどに誘導されやすいので、注意が必要です。たとえばYurieさんは、各動画の概要欄に必ずオンラインサロンの宣伝を載せています。メンバー限定動画が見られる「ワンネス クラスルーム」は年会費2万3,333円、Yurieさんが会員の悩みに直接答える「ワンネス コーチング」は月額1万6,500円です。これだけの価値が伴っているかどうかは、立ち止まってしっかり検証するべきでしょう。

 YouTubeはチャンネル登録者数が1,000人を超えれば収益化でき、再生数がお金になります。ガイドラインに違反している「差別的な内容」「著作権を侵害するもの」「アダルトコンテンツ」などは、アップロード後すぐに削除されるようですが、「思想的、宗教的なもの」「信ぴょう性や根拠なし」の動画は現状特にお咎めがなく、野放しになっています。つまり、サムネイルやタイトルで人の興味を引けば、口先だけでこの秩序のない世界に生息でき、簡単にスピリチュアルビジネスを展開できてしまうのです。ニッチな話題でそれなりに愛好者がいるスピリチュアルと、YouTubeの相性はかなり良いのではないでしょうか。

 片っ端からチャンネル登録をして、毎日のように動画を再生する熱心なファンだけでなく、なんとなく気になったから時間をつぶすために動画を見る人も多いはず。こうした気軽な再生でも、数字が積み重なるうちに「人気者」として影響力を持ってしまうし、表向きは「多くの信用を得ている人」になります。当然、その数字は人格や思想の健全さを担保するものではありません。軽妙なBGMの中で、人気スピチューバーがいくら成功体験や神秘的なことを語っても、「真実を述べている」「不思議な力を持っている」「この人は本物だ」と信じるのは危険だと感じます。

 神様、龍、宇宙、アセンション、潜在意識や引き寄せなどなど、根拠に乏しいことばかり語っても稼げるスピチューバー。好きな時間に好きなように動画を配信し、カモの飛来を待つことができるYouTubeは、いわば「教祖様のお池」のよう。スピチューバーたちの無料動画をきっかけに、セミナーや情報商材にお金を払うところまで深入りしてもよいのか、慎重に考えてもらいたいです。気軽な視聴の先に、あなたを一般社会と乖離した思想や価値観に染める教祖様がいる可能性を、絶対に忘れないでください。

 最後に、このコラムを読んでいる方も楽しめそうな、個人的オススメチャンネルを紹介します。

■カルト研究室

 女性3人組によるラジオ番組。最近チャンネル登録者数が1,000人を超えたばかりですが、取り上げるテーマは国内外問わず、カルト集団や問題を起こした宗教など幅広いです。勉強熱心な女性たちが、飾ることなく軽快に談義しています。当コラムではおなじみ「子宮信仰(子宮系)」の回もありますよ。

■山口敏太郎タートルカンパニー公式チャンネル

 オカルト研究の第一人者・山口敏太郎さんによる「ATLASラジオ」を配信。長年の研究に裏打ちされた山口さんのオカルト知識は、エンターテインメント性があります。スピリチュアルビジネスを展開する教祖様の浅い思想にはかなり批判的で、最近は弁舌鋭く「スピ詐欺ワーカーをぶっ潰せ!」とも。こうした怒りを表明する、専門性のある人が増えてほしいです。

YouTube×スピリチュアルは相性バツグン!? 新たな“教祖様”「スピチューバー」に要注意!

 弱った心に入り込む、甘い言葉やラクに稼げそうな情報――。ネット上には、無責任な理論で集客しては人を食い物にする、スピリチュアリスト、霊能者、民間資格カウンセラーなどがあふれています。「この人たちのようになれるかも」と彼らを信じ込んでしまえば、価値観や金銭感覚をゆがめられるのはあっという間。友人や家族を失ってからでは、もう遅い! 「スピリチュアルウォッチャー」黒猫ドラネコが、現代社会にのさばる怪しい“教祖様”を眼光鋭く分析します。

 最近は、猫も杓子もYouTubeですね。落ち目な芸能人が一発逆転を狙うだけでなく、不祥事を起こした人の「再出発の場」にもなっています。素人でも、企画が当たればネット上で有名になれる時代の中で、根拠の薄い“怪しいスピリチュアル”を流布し、注目を集める人もいるようです。今回は、私たちスピウォッチャーもまだ把握しきれていない「スピリチュアルYouTuber」の急増に警報を鳴らしたいと思います。

 YouTubeで何気なく「スピリチュアル」と検索したところ、サムネイルを見やすく整え、それっぽい誘い文句を付け、10分前後の動画に仕上げてアップする「スピリチュアルYouTuber」(以下、「スピチューバー」と呼びます)を大勢見つけました。登録者が数万人というチャンネルも珍しくなく、一つひとつの動画も何万回と再生されています。これまで、このコラムで取り上げてきた教祖様たちよりも、はるかに人気なのでは……!?

 というわけで、いろいろと視聴した中から、ツッコミどころ満載な人気スピチューバーの動画をピックアップ。ここで紹介すると再生数が伸びるでしょうから、スピチューバ―の皆さんは感謝してくださいね。

「誰でも言える」ことを“ドヤ顔”で語るスピチューバー

 真っ先に目に付いたのは、『ワンネスチャンネル』(登録者約4.8万人)の“使命発見アドバイザー”Yurieさん。「【2020年】未来を大予測!荒れる新時代が始まる…!?」というタイトルの動画では、「高次元の存在が日本に何が必要だと言っているのか皆さんにシェアしたい」と語りだし、「『臨機応変に対応しなさい』とのメッセージがある」「ポンッと行動できるような柔軟性とか思い切り、対応力が必要になってくる」と話していました(新入社員へのアドバイスか?)。この人に限らず、スピチューバーは「なんであなたにそれがわかるの?」とか、「そんなの誰でも言えるわ!」ということを“ドヤ顔”でしゃべるので、ツッコミがいがあります。

 Yurieさんが最近配信した動画の中で、特に「うわぁ……」と変な声が出たのは、「あなたがインフルにかかる本当の理由とは?予防法をお伝えします!」なる動画。Yurieさんいわく、インフルエンザは「なりやすい傾向であったり、なっちゃう意味っていうのがあります」とのこと。インフルエンザになりやすいタイプには「共通点がある」そうで、「今、やりたいことをやっていない人、やりたくないことをやっている人」だといいます。なぜならば、「やりたくないことをやっていると免疫力がガクンと下がっちゃう」ため、ウイルスが体に入りやすくなるのだそう。「やりたいことをやる」ことで免疫力を上げ、ストレスを感じない生活をするのが、インフルエンザ予防になると語っていました。

 「ストレスは万病のもと」と言いますし、あながち間違ってないのかもしれませんが、同じ動画の中でYurieさんが「免疫力が上がる」ことの一例として、「精製された白砂糖をとらない」と話していたのが気になりました。白砂糖が体に悪いというのは、極端な自然派信仰ではよく言われていることで、「砂糖が白くなるのは漂白しているから」「茶色の砂糖は体にいい」なんて説を聞いたことがあるかもしれません。しかし、2018年1月22日放送の『あさイチ』(NHK)で、砂糖について解説していた女子栄養大学短期大学部・松田早苗教授によると、茶と白の砂糖は成分に「微々たる」違いしかないそうです。また、「白砂糖は漂白されている」説については、製造工程を説明しながらキッパリ否定、「茶色い砂糖が体にいい」という説も、NHKの調査により「科学的根拠を示すものはない」とされていました。

 「糖分を摂りすぎないように」と助言するならまだしも(これも誰だって言えるけど)、医師でも専門家でもない“使命発見アドバイザー”が世間に向けていい加減な発言をし、それがネット上で延々と配信されている状況は、非常に危ういと感じます。インフルエンザの予防法に期待して動画を見た人は、さぞガッカリしたことでしょうね。これがストレスになって、免疫力が下がらなければよいのですが。

 次は、英国在住(らしい)MOMOYOさんの『MOMOYO channel』(登録者約4.6万人)です。彼女の場合、不思議な雰囲気のお部屋と、「あの」「ええっと」「なんか」「っていうか」といった口癖が気になって、全然内容が入ってきません。また、動画「龍の意識に目覚める」の中で、「何度『龍ってなんですか?』って問いただしても、なんか『命』っていう言葉が返ってくる」「大切なのは龍のことを考えること」とおっしゃっています(なんかよくわかりませんが、濃密な情報をありがとうございます)。

 スピリチュアルで注目を浴びたい人って、龍とか神様とか宇宙とか、“エネルギーがあるぽいもの”を持ちだして、それっぽく語るのが本当にお好きですよね。ちなみに、最近スピリチュアル界隈では「龍」ブームが来ている様子。“ウォーキング健康法”で知られるデューク更家氏は、「8歳の頃から龍が見える」そうですが、デューク氏が著書で表明して以降、なぜか「自分も龍が見える」と言う人が増え続けています。「これは商売になる!」とでも思ったのでしょうかね(ほかのものを自分で探せって)。

【関連記事】心屋仁之助氏・デューク更家氏も出演――スピリチュアルイベント『龍の日』で目撃した一部始終

 続いて『潜在意識コーチングHonami』さん(登録者約4.5万人)は、「【決定版】お金の引き寄せの潜在意識書き換え3ステップ!年収100倍の体験談」といった、スピ好きでなくても思わずクリックしてしまいそうな動画を公開中。「今ある豊かさに目を向ける」「数字を意識して月収設定」「どんな豊かさか具体的にイメージ」と、お金を引き寄せる方法をアドバイスしています。意識とイメージで年収100倍になるなんて、楽勝……なわけあるか!

 Honamiさんの自己紹介文には、「自己啓発セミナーに1000万円投資」し、そこから「月商8000万を達成」したとあります。どうやら今月、新チャンネルへ移行するらしく、そちらでは「見た瞬間から人生・お仕事がうまくいく秘訣を発信」するとのこと。彼女は単に“スピっぽいこと”を発信しているのではなく、動画をきっかけに“スピリチュアルビジネス”を展開したいという意識が強すぎます。投稿動画の概要欄で「無料オンラインセミナー」の宣伝をしていたのでURLをクリックしてみたところ、情報商材の販売サイトっぽい、超うさんくさいサイトに飛びました。「怪しい話に乗っちゃダメ!」という例として、このサイトを教科書に載せるのはいかがでしょうか?

 ほかにも多くのスピチューバーがいて、それら動画のコメント欄にも「あなたに出会えてよかった!」「毎日動画見てます!」と、スピ情報に飢えているらしいファンがうごめいています。こうした動画は、まさに「誰でも見られる無料自己啓発セミナー」の様相。お手軽な分、高額セミナーなどに誘導されやすいので、注意が必要です。たとえばYurieさんは、各動画の概要欄に必ずオンラインサロンの宣伝を載せています。メンバー限定動画が見られる「ワンネス クラスルーム」は年会費2万3,333円、Yurieさんが会員の悩みに直接答える「ワンネス コーチング」は月額1万6,500円です。これだけの価値が伴っているかどうかは、立ち止まってしっかり検証するべきでしょう。

 YouTubeはチャンネル登録者数が1,000人を超えれば収益化でき、再生数がお金になります。ガイドラインに違反している「差別的な内容」「著作権を侵害するもの」「アダルトコンテンツ」などは、アップロード後すぐに削除されるようですが、「思想的、宗教的なもの」「信ぴょう性や根拠なし」の動画は現状特にお咎めがなく、野放しになっています。つまり、サムネイルやタイトルで人の興味を引けば、口先だけでこの秩序のない世界に生息でき、簡単にスピリチュアルビジネスを展開できてしまうのです。ニッチな話題でそれなりに愛好者がいるスピリチュアルと、YouTubeの相性はかなり良いのではないでしょうか。

 片っ端からチャンネル登録をして、毎日のように動画を再生する熱心なファンだけでなく、なんとなく気になったから時間をつぶすために動画を見る人も多いはず。こうした気軽な再生でも、数字が積み重なるうちに「人気者」として影響力を持ってしまうし、表向きは「多くの信用を得ている人」になります。当然、その数字は人格や思想の健全さを担保するものではありません。軽妙なBGMの中で、人気スピチューバーがいくら成功体験や神秘的なことを語っても、「真実を述べている」「不思議な力を持っている」「この人は本物だ」と信じるのは危険だと感じます。

 神様、龍、宇宙、アセンション、潜在意識や引き寄せなどなど、根拠に乏しいことばかり語っても稼げるスピチューバー。好きな時間に好きなように動画を配信し、カモの飛来を待つことができるYouTubeは、いわば「教祖様のお池」のよう。スピチューバーたちの無料動画をきっかけに、セミナーや情報商材にお金を払うところまで深入りしてもよいのか、慎重に考えてもらいたいです。気軽な視聴の先に、あなたを一般社会と乖離した思想や価値観に染める教祖様がいる可能性を、絶対に忘れないでください。

 最後に、このコラムを読んでいる方も楽しめそうな、個人的オススメチャンネルを紹介します。

■カルト研究室

 女性3人組によるラジオ番組。最近チャンネル登録者数が1,000人を超えたばかりですが、取り上げるテーマは国内外問わず、カルト集団や問題を起こした宗教など幅広いです。勉強熱心な女性たちが、飾ることなく軽快に談義しています。当コラムではおなじみ「子宮信仰(子宮系)」の回もありますよ。

■山口敏太郎タートルカンパニー公式チャンネル

 オカルト研究の第一人者・山口敏太郎さんによる「ATLASラジオ」を配信。長年の研究に裏打ちされた山口さんのオカルト知識は、エンターテインメント性があります。スピリチュアルビジネスを展開する教祖様の浅い思想にはかなり批判的で、最近は弁舌鋭く「スピ詐欺ワーカーをぶっ潰せ!」とも。こうした怒りを表明する、専門性のある人が増えてほしいです。

松嶋尚美「子どもの食事中にYouTube見せる」に賛否。テレビもYouTubeも一緒?

 松嶋尚美が「子どもが食事中にYouTubeを見ることを許可している」と明かし、賛否両論が集まっている。

 今月5日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、香川県議会の子どものネット・ゲーム時間を1日60分に制限する条例について特集。

 出演者らがコメントをする場面で松嶋は、<私はこんなの作ってもあんまり意味ないんちゃうん? って思ってしまうんですけど>と条例に否定的な姿勢をみせる。

 続けて、自分の8歳と6歳の子どもは習い事で時間がないため、夕食時にYouTubeを見ることを許可していると語った。

<逆にうちは、ご飯食べながらYouTube見てもいいって言ってる。「あなたは時間ないし」って>
<7時に習い事、サッカーの練習から帰ってきて、そこからご飯、お風呂ってなったら、そこで「30、40分YouTube見ながらご飯食べな」「それでリラックスできるんでしょ?」って>

 なお松嶋は、「(子どもがYouTubeに)依存してないから言えるのかもしれないけど」と付け加えている。

 この発言にネット上では、「うちも見せている」と同意する声がある一方、「テレビはいいけどYouTubeは禁止」との意見も少なくない。

テレビは“流す”でもYouTubeは“見る”という意見
 食事中のテレビはOKだがYouTubeはNG。タレントの西山茉希もこの問題に頭を悩ませていた。西山は2017年、ブログに「食事中に子どもがYouTubeを見たがって困っている」との思いを綴っている。

 西山によると、娘がご飯を食べている時にYouTubeを見たいと言い出したため、「見ながらだったら食べなくていいよ」と諭したという。すると娘は「なんでテレビついてるのにYouTubeはダメなの?」と反論し、西山は言葉を失ってしまったそうだ。

<ごはんの時にYouTube見られるって、作った側として正直嫌だもん。
しかも家族団欒の場所で同じご飯食べながらひとつの映像に夢中になられるって。。。悲しくないですか>

<当たり前じゃないのかな。テレビが流れてる分にはまだしも、食事をみんなで楽しもうとすることって、当たり前じゃないのかな。。。
作った人に対して失礼だって思わないのかな。。。
なんか謎だ。
私はやっぱり、嫌だ。
YouTube見ながらご飯食べてる食卓なんて、そんなん嫌だな。
私も私で
だめなのかなぁーーー。
なんかへこんだ夜>

 テレビはあくまでも “流す”ものでBGM扱いすることもできるが、YouTubeは“見る”ものであるため、食事を蔑ろにしていると感じるのだろう。これには共感のコメントも複数ついている。

子どもにとってはテレビもYouTubeも一緒?
 しかし育児系のネット掲示板などでは、「子どもにとってはテレビもYouTubeも一緒」と受け入れる流れも見られる。

 NTTドコモのモバイル社会研究所の調査(2019年、関東1都6県在住が対象)によると、小学3年生~4年生で従来のケータイとスマホを持っている割合は40%で、そのうち35%がスマホだという。

 年齢が上昇するほど、スマホの所有率は高くなり、中学1年生~3年生になると、従来のケータイとスマホを持っている割合は65%で、うちスマホの割合は97%だそうだ。

 また、2017年のビッグローブの調査によると、小学生の半数以上がスマホ動画を視聴しているという結果も出ている。

 今の小中学生は、おもちゃ紹介やゲーム実況などエンタメ系の動画から、勉強の解説動画まで、気軽にYouTubeに触れている。テレビとYouTubeの“境界線”をさほど感じてはいない可能性もある。

スマホ画面はみんなで一緒に視聴しづらい
 とはいえ、食事を用意する側、また一緒に食卓を囲む側としては、子どもが食事をしながらスマホの画面に見入っている光景は、快いものではないだろう。食事を“団らん”と捉えていればなおさらだ。

 テレビならば複数人で共有できるものの、スマホ画面の映像はそうもいかない。テレビでYouTubeなどの動画を流すという手もあるが、子どもが好んで見たがる動画を親も同じように楽しめればの話である。

 たとえ親子関係でなくとも、すぐ横にいる自分を無視して相手がスマホゲームや動画、チャットなどに夢中になっていれば、存在を軽んじられているようにも感じるだろう。これは食事中に限らない。

 またYouTube動画そのものに否定的な保護者もいる。アニメのキャラクターなどを用いて子ども向けと見せかけ、性的表現や暴力表現を流す動画、(エルサゲート)もあるためだ。子どもがどんな動画を見ているかわからない状況に、不安を覚える保護者の心理もわからなくはない。

子どもを尊重するやり方
 ただ、自分の子ども時代を振り返ってみてほしい。エッチなもの、暴力的なものなど「見てはいけない」とされているコンテンツにどうしようもなく惹かれることはなかっただろうか。親の禁止をかいくぐるスリルもある。人によっては、子どもだからといって純真無垢な存在として扱われることが気持ち悪かったという記憶もあるのではないか。

 親が自分の価値観を頭ごなしに押し付けるのではなく、子どもの「YouTubeを見たい」という気持ちを尊重しながら、親子間でYouTube視聴のルールを設ける家庭もある。たとえば、端末に「制限付きモード」を設定し、不適切な動画が極力出てこないようにする。食事の際にYouTubeを見る場合は、端末をテレビ画面につなぎ、動画を一緒に見ながらコミュニケーションをとる……など。

 YouTubeに限らずインターネットの利用については、一律に禁止しても何も解決しない。家庭ごとに工夫をして向き合っていくしかないだろう。

カテゴリー: 未分類

Sexy Zone・菊池風磨と佐藤勝利、メンバー間の“呼び名”遍歴を回想! 「愛おしいよね」とポツリ

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)の2月3~6日の放送に、菊池風磨と佐藤勝利が登場。メンバー間の“呼び名”について語った。

 6日の放送で、リスナーから「Sexy Zoneのメンバー間の呼び方は、今どうなっていますか? 最近、マリウスくんが勝利くんを呼び捨てしていて、そのほかのメンバーはお互いにどう呼び合っているのかなと思いました。仕事用の呼び方、プライベートの呼び方を使い分けているなら教えてください」という質問が届く。

 佐藤は「もとから『くん』つけなくていいよ」と伝えていたが、マリウス葉から「いや、『くん』つける!」と言われたという。また、最近呼び名が変わったことについては、「なんで変わったのかは、わかんないです」とコメントした。

 そんな佐藤も、デビュー直後から現在までの間で、メンバーの呼び名が変わったといい、デビュー直後は中島健人のことを「健人くん」と呼び、「意地を張って、『ケンティー』って呼んでなかった気がする」と振り返った。その後、「中島」を経て、現在は「ケンティー」と呼んでいるそう。

 一方、菊池は「俺は変わんないな」と、デビュー当時からメンバーの呼び方に、あまり変化はないとのこと。菊池によると、中島は「風磨」から「菊池」に呼び方を変えたといい、「あれ謎なんだよな」とボソリ。佐藤も気がついていたようで、「風磨くんが『中島』って呼ぶのに合わせたんじゃないですか?」と推測したが、菊池はあまり腑に落ちない様子。「何を意識したのか謎なんですけど、いつか解明したいです」と語っていた。

 ただ、中島は今でもたまに「風磨」と呼ぶことがあるといい、佐藤は「『ヤベッ』って思ってそうだよね」と笑っていた。また、菊池いわく中島は「『風磨』だけじゃなくて『菊池』って名前を(世間に)知ってほしい」と話しているそうだが、佐藤は「それは違うと思う。(風磨呼びが)恥ずかしくなったんだと思う」と分析。菊池は「愛おしいよね」「メンバーの愛おしいところも、呼び方(の変化で)見えてくる」とまとめていた。

 ちなみに、松島聡のことを菊池は「聡ちゃん」「松島」、佐藤は「聡ちゃん」「聡くん」「松島」「聡」といろいろな呼び方をしているんだとか。ただ、メールの場合のみ、名前を呼び捨てにするのが恥ずかしくなるため、「松島」と送るそう。

 この放送に、ファンからは「呼び名トークだけで、グループの空気感が伝わる!」「こっちまで愛おしい気持ちになった」などの声が集まった。

【ジャニーズマンガ】同時デビュー!? YOUやってごらん!【『ヅャニーさん』第87回】

芸能界で大活躍する、ヅャニーズ事務所の名物社長・ヅャニーさんの日常をお届け☆ヅャニーズJr.のスノ男と6トンズのデビューを任されたキッター。実はヅャニーさんも計画があったようで……?

ジャスティン・ビーバーが薬物依存のリアルを告白! 「スタッフが、僕の脈があるかを確認していた」

 2月14日のバレンタインデーに5年ぶりとなる新作アルバム『Changes』を発売し、5月14日~9月26日に北米ツアーを行うジャスティン・ビーバー。アルバムから先行する形で発表された、ニューシングル「Yummy」のミュージックビデオは「ノリノリでおもしろい」と好評。スターになるきっかけとなったYouTubeでは、チャンネル登録者数5,000万人を突破した初のアーティストとなるなど、カムバックに向けて勢いづいている。

 そんなジャスティンが、現地時間3日と5日に、YouTubeチャンネルでドキュメンタリーシリーズ『JUSTIN BIEBER: SEASONS』の最新エピソードを配信。薬物依存と病気について赤裸々に語り、人々に大きな衝撃を与えた。

 3日に公開された第5話では、「初めてマリファナを吸ったのは、12~13歳」と告白。「めっちゃハイになって。僕ってマリファナ好きなんだなって気づいたよね。それからしばらくマリファナにハマってた」「でも依存するようになってきちゃって。あぁ、やめなきゃって気づいたんだ」と、うつろな瞳で明かした。

 一度はやめたものの、思春期になると再びドラッグに手を出すようになり、「リーンをチビチビ飲んで、ピル(錠剤)をパクパク食べて。モーリー(MDMA/エクスタシー)をキメたり、マジックマッシュルームとか、なんでもやってた」と告白。リーンとは、コデインとプロメタジン(抗ヒスタミン)入りのせき止めシロップのことで、乱用は非常に危険だとされている。しかし、ジャスティンは、「若かったしね。成長の過程で、なんでも試してみたかったんだよ」「まぁ、よくある話なんだけど、僕の場合(パパラッチ)カメラに追いかけ回され、世間の目にさらされていた」と弁解していた。

 そして、「金は腐るほどあったから、周囲には金目当ての奴らがわんさかいた」「悪いことを好んでやるようになっちゃったんだ。だって目の前に転がってるんだもの。これやったら、僕はきっとハッピーになれるんだ、って思っちゃったよね」と、19~21歳の頃のダークな時代を振り返った。

 「笑顔のマグショット」「レストランの厨房にある掃除バケツに放尿する動画」「法廷でのブーたれた顔」など、問題児の頃の悪事の映像が次々と流れる中、ジャスティンは、大勢の人と働いていたにもかかわらず無責任なことばかりしてきたことについて、「これって家庭で学ぶものだと思うんだけど、僕が育ったのは、信頼とか責任とかない不安定な家庭環境だったから、身についてなかったんだ」と説明。

 悪ガキでお調子者、なおかつチームプレーが苦手だったため、所属していたバスケットチームのコーチからも嫌われており、子どもの頃から「僕は悪い人間なんだ」と思っていたそう。「両親から学ぶべきチームワークも、(自分の父と母は結婚してなかったし、仲も悪かったから)全然学べなかった」と述べ、それゆえ無責任なことをしてしまったのだと語った。

 ハイになって「今が楽しければいいや」とやりたい放題してきたジャスティンだが、このままだと死んでしまうと自覚し、断薬に踏み切ったとのこと。「夜、部屋で寝てると、セキュリティー担当がやってきて、僕の脈があるか確かめてたんだよ。僕がちゃんと生きてるかって」「朝起きると、まず錠剤を飲んで。そして大麻を吸わないと、一日が始まらなかったんだ。本当に怖かったんだ」と依存症状態を生々しく激白し、「お願いだから断薬させてください。そしたら、あとは自分でなんとかしますから」と神に祈ることで、断薬に成功できたものの、根本的な問題は解決されていないため、「また戻っちゃうんだよね。よくある話だけど」と、あきらめたような顔をしてみせた。

 2014年9月からジャスティンを担当している医師は、「初めて彼を診察した時は、薬物をやめたばかりでボロボロだった」「不安定で、不眠状態だった」と回想。ジャスティンはこの医師のもと、薬物依存を根本的に断ち切る治療を受けており、ドキュメンタリーでは抗うつ剤を飲んだり、脳や内臓により多くの酸素を送る寝袋のような装置に中に入る療法を受けたり、「NAD」と呼ばれる点滴を受けていることも紹介された。NADは、ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドのことで、薬物依存によりダメージを受けた脳の機能やDNAを修復する治療に役立つとされている。ジャスティンは、いまなお体中に毒素がある状態で、ひどいニキビもそのせいだと説明していた。

 薬物依存治療を受けるようになり、かなりの時間がたってもなかなか無気力から抜け出せなかったジャスティンは19年、原因を突き止めるために全身をくまなく検査。その結果、ライム病とエプスタイン・バーウイルス感染症に罹患していたことが判明。ライム病は精神神経系の症状が強く出る細菌性の感染病、エプスタイン・バーウイルスは倦怠感が強く出る伝染性単核症であり、担当医は「以前、精神科医が診断した双極性障害は誤診」と断言した。

 「薬が抜けた状態になってから、私たちは関係を持つようになった」と明かした、ジャスティンの妻ヘイリーは、若者の薬物依存について、「(精神的に)苦しい時にセルフ・メディケイト(=自分で自分を治療しよう)として手を出す」という持論を展開。常にジャスティンのそばにいて愛情を注ぎ、心身の健康をサポートしているという。

 ジャスティンは最後に、「世の中には才能を持っている人がたくさんいるのに、無駄にしている人が多い」「変われるチャンスがあるのに、そのチャンスを生かせない人が多い」と新作アルバムのタイトルに込められた意味を語っていた。

 5日に公開された第6話では、不安症と戦いながら新作アルバムを制作するジャスティンの姿を紹介。行動学のスペシャリストであるメンタルヘルスの専門家によるセラピーを受けながら、父親のように見守り続けてくれているマネジャーのスクーター・ブラウン、絶妙なタイミングでストレスを解消できるよう気を配ってくれるヘイリー、ほかにも大勢のスタッフの支えを得て、最高のアルバムを作ろうと奮闘する姿をカメラは追っている。

 この第5話と6話の配信後、ネット上では、「親は選べないから気の毒だよね」「親のせいにしてるけど、仕事の量があまりにも多すぎて、頭がパンクして薬に手を出したのでは?」「現実逃避のために悪いことしたと言ってる。パパラッチも問題だけど、あの異常なコンサートの数が元凶でしょ」などと同情が集まっている。

 一方で、「今の彼も全く健康的に見えない。ライム病じゃなくて、依存症からは抜け出せていないのか、もしくは精神的に病んでいるように見える」「まだまだ具合悪いのに、新作アルバムを作らされたり、新作アルバムのPRのためにドキュメンタリーを作らされているみたいだ」と、見ていていたたまれないという人も。

 5月に始まるツアーのミーツ&グリート付きVIPチケットの価格が約1,500ドル(約16万5,000円)と高額であることも話題となっているジャスティン。無理のないスケジュールで、体調と相談しながらファンを満足させるコンサートを開催してほしいものだ。

ジャスティン・ビーバーが薬物依存のリアルを告白! 「スタッフが、僕の脈があるかを確認していた」

 2月14日のバレンタインデーに5年ぶりとなる新作アルバム『Changes』を発売し、5月14日~9月26日に北米ツアーを行うジャスティン・ビーバー。アルバムから先行する形で発表された、ニューシングル「Yummy」のミュージックビデオは「ノリノリでおもしろい」と好評。スターになるきっかけとなったYouTubeでは、チャンネル登録者数5,000万人を突破した初のアーティストとなるなど、カムバックに向けて勢いづいている。

 そんなジャスティンが、現地時間3日と5日に、YouTubeチャンネルでドキュメンタリーシリーズ『JUSTIN BIEBER: SEASONS』の最新エピソードを配信。薬物依存と病気について赤裸々に語り、人々に大きな衝撃を与えた。

 3日に公開された第5話では、「初めてマリファナを吸ったのは、12~13歳」と告白。「めっちゃハイになって。僕ってマリファナ好きなんだなって気づいたよね。それからしばらくマリファナにハマってた」「でも依存するようになってきちゃって。あぁ、やめなきゃって気づいたんだ」と、うつろな瞳で明かした。

 一度はやめたものの、思春期になると再びドラッグに手を出すようになり、「リーンをチビチビ飲んで、ピル(錠剤)をパクパク食べて。モーリー(MDMA/エクスタシー)をキメたり、マジックマッシュルームとか、なんでもやってた」と告白。リーンとは、コデインとプロメタジン(抗ヒスタミン)入りのせき止めシロップのことで、乱用は非常に危険だとされている。しかし、ジャスティンは、「若かったしね。成長の過程で、なんでも試してみたかったんだよ」「まぁ、よくある話なんだけど、僕の場合(パパラッチ)カメラに追いかけ回され、世間の目にさらされていた」と弁解していた。

 そして、「金は腐るほどあったから、周囲には金目当ての奴らがわんさかいた」「悪いことを好んでやるようになっちゃったんだ。だって目の前に転がってるんだもの。これやったら、僕はきっとハッピーになれるんだ、って思っちゃったよね」と、19~21歳の頃のダークな時代を振り返った。

 「笑顔のマグショット」「レストランの厨房にある掃除バケツに放尿する動画」「法廷でのブーたれた顔」など、問題児の頃の悪事の映像が次々と流れる中、ジャスティンは、大勢の人と働いていたにもかかわらず無責任なことばかりしてきたことについて、「これって家庭で学ぶものだと思うんだけど、僕が育ったのは、信頼とか責任とかない不安定な家庭環境だったから、身についてなかったんだ」と説明。

 悪ガキでお調子者、なおかつチームプレーが苦手だったため、所属していたバスケットチームのコーチからも嫌われており、子どもの頃から「僕は悪い人間なんだ」と思っていたそう。「両親から学ぶべきチームワークも、(自分の父と母は結婚してなかったし、仲も悪かったから)全然学べなかった」と述べ、それゆえ無責任なことをしてしまったのだと語った。

 ハイになって「今が楽しければいいや」とやりたい放題してきたジャスティンだが、このままだと死んでしまうと自覚し、断薬に踏み切ったとのこと。「夜、部屋で寝てると、セキュリティー担当がやってきて、僕の脈があるか確かめてたんだよ。僕がちゃんと生きてるかって」「朝起きると、まず錠剤を飲んで。そして大麻を吸わないと、一日が始まらなかったんだ。本当に怖かったんだ」と依存症状態を生々しく激白し、「お願いだから断薬させてください。そしたら、あとは自分でなんとかしますから」と神に祈ることで、断薬に成功できたものの、根本的な問題は解決されていないため、「また戻っちゃうんだよね。よくある話だけど」と、あきらめたような顔をしてみせた。

 2014年9月からジャスティンを担当している医師は、「初めて彼を診察した時は、薬物をやめたばかりでボロボロだった」「不安定で、不眠状態だった」と回想。ジャスティンはこの医師のもと、薬物依存を根本的に断ち切る治療を受けており、ドキュメンタリーでは抗うつ剤を飲んだり、脳や内臓により多くの酸素を送る寝袋のような装置に中に入る療法を受けたり、「NAD」と呼ばれる点滴を受けていることも紹介された。NADは、ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドのことで、薬物依存によりダメージを受けた脳の機能やDNAを修復する治療に役立つとされている。ジャスティンは、いまなお体中に毒素がある状態で、ひどいニキビもそのせいだと説明していた。

 薬物依存治療を受けるようになり、かなりの時間がたってもなかなか無気力から抜け出せなかったジャスティンは19年、原因を突き止めるために全身をくまなく検査。その結果、ライム病とエプスタイン・バーウイルス感染症に罹患していたことが判明。ライム病は精神神経系の症状が強く出る細菌性の感染病、エプスタイン・バーウイルスは倦怠感が強く出る伝染性単核症であり、担当医は「以前、精神科医が診断した双極性障害は誤診」と断言した。

 「薬が抜けた状態になってから、私たちは関係を持つようになった」と明かした、ジャスティンの妻ヘイリーは、若者の薬物依存について、「(精神的に)苦しい時にセルフ・メディケイト(=自分で自分を治療しよう)として手を出す」という持論を展開。常にジャスティンのそばにいて愛情を注ぎ、心身の健康をサポートしているという。

 ジャスティンは最後に、「世の中には才能を持っている人がたくさんいるのに、無駄にしている人が多い」「変われるチャンスがあるのに、そのチャンスを生かせない人が多い」と新作アルバムのタイトルに込められた意味を語っていた。

 5日に公開された第6話では、不安症と戦いながら新作アルバムを制作するジャスティンの姿を紹介。行動学のスペシャリストであるメンタルヘルスの専門家によるセラピーを受けながら、父親のように見守り続けてくれているマネジャーのスクーター・ブラウン、絶妙なタイミングでストレスを解消できるよう気を配ってくれるヘイリー、ほかにも大勢のスタッフの支えを得て、最高のアルバムを作ろうと奮闘する姿をカメラは追っている。

 この第5話と6話の配信後、ネット上では、「親は選べないから気の毒だよね」「親のせいにしてるけど、仕事の量があまりにも多すぎて、頭がパンクして薬に手を出したのでは?」「現実逃避のために悪いことしたと言ってる。パパラッチも問題だけど、あの異常なコンサートの数が元凶でしょ」などと同情が集まっている。

 一方で、「今の彼も全く健康的に見えない。ライム病じゃなくて、依存症からは抜け出せていないのか、もしくは精神的に病んでいるように見える」「まだまだ具合悪いのに、新作アルバムを作らされたり、新作アルバムのPRのためにドキュメンタリーを作らされているみたいだ」と、見ていていたたまれないという人も。

 5月に始まるツアーのミーツ&グリート付きVIPチケットの価格が約1,500ドル(約16万5,000円)と高額であることも話題となっているジャスティン。無理のないスケジュールで、体調と相談しながらファンを満足させるコンサートを開催してほしいものだ。

【マンガ】「新婚1年でセックスレス」の責任はどこにある? ”勃たない夫”、妻側の視点は

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【アラサー独身OLと愛犬の日常】仕事中……ひとりニヤニヤが止まらないワケ

 ――独身、一人暮らし、彼氏なしのアラサー・いとうぽよん。平日は仕事に追われ、会社と家を往復するだけの毎日。 せっかくの休日も、ダラダラ過ごしているうちに終わり、気づけば月曜日……。そんな退屈な日々に嫌気がしたある日、彼女の前に“天使”が現れた――。その名は、「ジップ」。

 このお話は、1匹のワンちゃんとの出会いによって、最高な生活を手に入れたアラサー独身女の日常をゆる〜く描いた実話である。  

★過去話はこちらから

第19話

 服についたジップの毛を見て、一人ニヤニヤしながらコピーとってる日々。

――毎週、金曜日に最新話を更新。次回20話は2月14日(金)の更新予定です。

いとうぽよん
1988年生まれのイラストレーター。イラスト以外にも、版画、裁縫、グッズ制作など幅広く活動中。 インスタグラムにて、自身の日常生活を描いたエッセイマンガを不定期投稿。
https://www.instagram.com/itoupoyon/
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