【テラスハウスレビュー】凌に振り回されるビビと花……愛華の「高みの見物」感に思うこと

 『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、1月配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

凌の10分<トパスの10秒(テラスハウス29話)

 プロバスケットボール選手の凌は、プロレスラーの花とモデルのビビ、2人から好意を寄せられている。花のことはあからさまにけん制し始めるが、ビビには思わせぶりとも取れるあいまいな態度を取る。そのため最近の配信では、凌とビビのソファーでのツーショットシーンがやけに長く、29話では合計約10分も続いた。ソファー上で、ビビがアピールし、凌がどっちつかずの表情で受け流す、の繰り返しが、動きのない絵面で続く10分間は長い……。何かにつけ「ビビとは話ができる」と言っている凌だが、それほど面白みある会話ができているようには見えない。

 その一方、リリー・フランキーの付き人、トパスの29話での登場は一瞬。主な発言はキッチンでの「氷嚢、探します。これです。すみません」だけだった。ソファー上の動かない凌の10分より、氷嚢を探すトパスの10秒の方が面白い。

“普通の21歳”を出す愛華(テラスハウス第30話、31話)

 トパスから「明らかにビビちゃんと花ちゃんには持ってない感情を愛華には持ってる」「見た目通りじゃないのが魅力的」と告げられた大学生(休学中)の愛華。「慣れてる子、キャバクラみたいって(視聴者に)言われてるけど、普通の21歳だからさ。それに気付いてくれてうれしい」と喜び、ほぼ両思いな雰囲気に。

 別の日の昼下がり、2人は至近距離でソファーに寝そべり、「はあ、まったり休日」「天気いい」「今日暖かい」「ねっ」と熟年夫婦のような会話を交わし、スマホをいじる。31話でも同じ体勢で寝そべり、「クリスマスソング聞いてた♪」という2人。「ザギンでシースー」発言などなかったように、“普通の21歳”感を出してくる愛華の底はまだ知れない。

 「今起きている全てが自分の責任」「愛は自分の中で作るもの」など、自己啓発書から飛び出してきたようなポジティブ発言が得意なビビ。スタンドアップコメディアン志望の快が、ネタで滑って落ち込んでいると、ビビは「自分の一番悩んでることある? それをテーマにした方が一番熱く話せるじゃん」と相談に乗ろうとする。快が「何で生きてんのか、っていうのが一番多い」と答えると、ビビは「本当にそれ考えてるの!?」と呆れ気にツッコみ、「かっこいいから今言っただけじゃなくて!? 本当にそれを?」と疑いの目を向けていた。

 コメディーのネタにするにしては「何で生きてるのか」は確かにざっくりしすぎているかもしれない。しかし、「何で生きているのか」というそもそもの部分に疑問を持っておらず、「本当にそれ考えてるの!?」と言えちゃうタイプのビビだからこそ、あそこまでポジティブ&正論を誇って生きていけるのかもしれないと納得した。

愛華、高みの見物(テラスハウス第30話、31話)

 ハッキリしない凌に振り回される花とビビ。愛華は「凌くんに聞いちゃおうかな、もう!」と張り切り、凌をプレイルームに呼び出した。凌から、花への気持ちはないこと、ビビに対しても「きれいだと思うし、話ができる。けど、遠距離恋愛する気はない」と進展させる気がないことを聞き出した。

 だが、花とビビの待つ女子部屋に戻ると、「いろんな話、できた~」ととぼけるのみ。花は詳しく知りたがるが、「当事者じゃないから……。でも聞けて良かった」と思わせぶりに言うだけで、花にもビビにも「まだわからないよ、(凌は気持ちを)出してないだけかもしれないじゃん。どうしようっていう段階だと思う」と、なぜか知り得た情報とは逆のことを言って微笑む。

 その表情には、精神的余裕を取り戻した、愛華の“高みの見物”感がよく現れている。その余裕は、トパスから好意を寄せられたこと、また、トパスが「自分を叩く視聴者」に言いたいことを全部代弁してくれたことにより、生まれたものだろう。なんとも素晴らしい表情であった。

 凌は結局、花に対し、“花にもビビにも特別な感情がない”と自分で告げる。だが、ビビには“気持ちはあるけど夢を応援したいから”と別のことを言う。女子3人が部屋にそろい、凌の発言を照らし合わせ、ビビは凌の二枚舌に「マジでヤダ、超腹立つ!」とキレる。

 すると愛華は、凌がテラハに入った理由を「私はもう勝手に売名って思ってるよ」と言い放った。テラハに売名目的なしで入る人はいないと思っていたので、「自分自身もメンバーなのに、売名を堂々と非難する愛華って、逆に何のためにテラハに出たのだろう?」と考え込んでしまった。トパスとの恋がうまくいっていても、愛華の暗躍は続きそう。大いに期待したい。

重度難聴でもコミュニケーションはできる。でも、子どもは産みたくなかった。

 病気や障害、その他さまざまなトラブルは、私たちの人生にいつ訪れるかわからない。子育て中に病いに倒れることもあれば、先天的に疾患や障害を抱えていることもある。

 生まれながらにして重度の聴覚障害がある牧野友香子さん(31歳)。彼女が24歳で出産した娘は、50万人にひとりの確率で発症する難病を抱えて生まれてきた。

 自身の病いと子どもの病い。両方を抱えながら前向きに人生を歩む彼女は、現在、聴覚障害児への学習・教育支援やカウンセリングを行う団体「デフサポ」を営んでいる。ユカコさんのこれまでの歩みや、妊娠・出産・子育てについて話を聞いた。

両親が難聴に気づいたのは2歳の時

(撮影:玉居子泰子)
 ユカコさんの難聴のレベルは両耳120dB。周囲の会話はもとより、車のクラクションやジェット機の音さえ聞こえない。

 そのことが分かったのは、ユカコさんが2歳になってからのことだった。

 現在でこそ、厚生労働省は先天性難聴の早期発見を目指し、生後30日以内のすべての新生児を対象に新生児聴覚スクリーニング検査受診を奨励している。だが、ユカコさんが生まれた1988年当時には、まだ早期の聴覚検査はなかった。

「何かがおかしい」

 ニコニコとよく笑うこの赤ちゃんは、もしかして耳が聞こえにくいのかもしれない。最初に気がついたのは母親だった。

「顔を見て話せば、あーうーと反応を示すのに、後ろから呼びかけたらまったく返事をしない。電気を消して部屋が暗くなると途端になにも話さなくなる。言葉の出も遅いので、母はもしかしてと思っていたようです」

「精密検査をして初めて、重度の難聴だと判明しました。そこから半年後に補聴器をつけ、ようやく少し音が入ってきたんです」

 だが、その頃までに、ユカコさんは両親の口の形を見て、言葉を読む感覚を自然に学んでいた。時には母の言葉を真似て、似たような発音で「ワンちゃんワンワン」などということもあったという。

ユカコさんは3歳になり、母は悩んだ末、聾学校ではなく一般の幼稚園に入園させた。

 聾学校は当時手話での教育が始まりだした頃で、手話で育てるか口話で育てるかを悩んだ。手話だと情報も確実にわかり安心だが、外の世界(差別的表現になるかも?社会に、とかのほうがいいですかね…?)に触れる機会は少なくなる。

 娘には出来るだけ多くの人と知り合う機会を持って欲しい。そう思った母は、幼稚園と並行して発音やことばを学ぶ「ことばの教室」にもユカコさんを通わせた。

 この教室で徹底的に発音とことばを学んだおかげで、現在、ユカコさんは、一般の人とほぼ変わらないスピードで口話でのコミュニケーションが取れる。相手の口の動きを読み取り、それに応じて返事を返す。

 取材時、「ゆっくり話した方がいいですか?」と聞く私に、「いえ、普通のテンポでお願いします。ゆっくりだとかえって読み取りにくいんです」と笑った。そしてその言葉通り、取材中、言葉のキャッチボールに困ることはまったくなかった。冗談や大阪弁を交え、コロコロ表情を変えながら質問に答えてくれるユカコさんは、話すことを楽しんでいるように見えた。

「幼稚園も、小学校以降もずっと普通学校に通っていました。友人はほぼ健聴者ばかりで、夫もそうです。大学を出て就職してからは、一人暮らしをしました。

 もちろん、聾学校に行ってしっかりしたサポートを受けるメリットは大きいし、普通の学校で苦労したこともたくさんあります。ご家庭の考えや本人の状況によって、どんな環境で育てるのがベストかはそれぞれ異なります。でも、いろんな選択肢を持てるようにと、様々な挑戦をさせてくれた母にはとても感謝しています」

両親との会話に入れないドライブ
 ユカコさんには健聴者の妹がいる。家の中でも、学校でも、自分一人だけが耳が聞こえないことで、不自由や寂しさを感じたことはなかったのだろうか。

「家の中ではそんなに不自由はありませんでした。みんな私の顔を見て話してくれました。妹は特に私と話すのがうまくて、私が顔を上げたタイミングで話しかけてくれる。生まれた時から当たり前になっていたから、自然に覚えたみたいです。

 ただ親同士の大人の会話には全然入っていけなくて。妹はなんとなく聞いて『いま、両親は機嫌悪いぞ』とわかるのに、私は気づかないからいつも空気が読めない(笑)。

 家族で車に乗って出かけると、前の席の両親と妹の話題に入れないから、ドライブは嫌いでしたね。学校でも女の子たちがグループで噂話をしたりする時は会話がわからないところもあって苦手で。聞き返しづらいときは聞いているふりをして会話を流したりもしていました」

 それでも、“真面目な父”と“明るくて楽観的な母”、“クールな妹”に囲まれて、ユカコさんはすくすくと育ったし、学校でも聞こえないことを特別扱いされず、たくさんの友達に恵まれた。

「中高生になるとケータイ電話が流行り始めて。メールを使ってやり取りできるようになってからは、友達との会話もすごく楽になりましたね。

 ただ、学校の授業はずっと苦手でした。先生の口の動きをずっと見ていないと、ついていけないし後ろ向きに話されるとわからない。英語のテストでリスニング問題が出るとどうしても0点になります。

 リスニングの割合を変えて欲しいと先生に交渉したこともありましたが、当時は合理的配慮なんてないからなかなか意見は通らなくて。『だったら赤点になる点数をゆるくしてください!』と食い下がったりもしていました(笑)。おかげで交渉力は身についたかな」

 ハンディがあるぶん、どういう理解が必要なのか。どんな環境下と条件下なら能力を発揮できるのか。ユカコさんは自分にできることと必要なサポートを明確にし、周囲の手を借りながらチャレンジをし続けた。

 大学では心理学を学び、就職は障害者雇用枠ではなく一般枠で応募したソニー株式会社からの採用を獲得した。東京で一人暮らしを始め、仕事に遊びにと青春を謳歌した。

 だが、一つ心に決めていることがあった。

 それは「子どもは絶対、産まない」ということだった。

予想外の出会い、結婚、そして妊娠
 高校生ごろからユカコさんは「将来子どもは産まない」と決めていたという。家族や友人に恵まれ楽しく生きてきた。でも、聞こえないことで人とは違う苦労を重ねてきたことも事実だ。

「遺伝への恐れは強くて。結婚はしてみたいと思っていたけれど子どもは産みたくないと。母は『それもいいんちゃう?』と言ってくれました。『でも、何があるかわからんしな』とも言ってましたね」

 何があるかわからん。まさに、人生はそんなことの繰り返しだ。

 東京に出て自立してからユカコさんは、毎日を謳歌していた。朝はウェイクボードをしてから出社し、夜は飲み会に参加した。会社の上司や同僚にも恵まれて仕事は楽しかった。

 ある週末、友人に誘われて出かけたキャンプで一人の男性と出会った。のちの夫になる人だ。

「夜通しワインを飲んで、仲良くなって(笑)。そこから割とすぐにおつきあいが始まって、1年後には結婚しました。展開が早いですよね(笑)。彼にも子どもが欲しくないということは伝えていましたが、『別にいいよ』という返事でした。まだお互い若かったですしね」

 生まれてくる赤ちゃんのことも心配だが、何より難聴である自分に、どんな子育てができるのか。それを考えると不安になった。手話をしながら子育てをしている人の話題は、ニュースや記事にもなることがあったが、口話で子育てをしている聴覚障害者のロールモデルはなかなか見つからなかった。

「そういう人もいたのかもしれませんが、私は聾学校に行かなかったので、聴覚障害がある人との繋がりが逆に少なくて。

 子どもを産んだとして、たとえば赤ちゃんが夜泣いてミルクを欲しがっても、聞こえない自分はどうやって気付いてあげられるんだろう。赤ちゃんが急に体調が悪くなっても救急車を呼べないのにどうすればいいんだろう。そんなふうに細かい不安はたくさんありました。

 でもそれを聞く相手もいなかったし、誰かを探して聞こうという発想も当時はありませんでした」

 夫の母にも、子どもをつくる気はないと伝え、承諾をとっていた。

「そもそも耳の聞こえない私を最初から受け入れてくれて、結婚に賛成してくれた人だったので。別にいいんじゃない、と言ってくれて。ありがたかったですね」

 ところがやはり、人生は何が起こるかわからないものだ。ある時ユカコさんは、しばらく月経が来ていないことに気がついた。あれ、と思った時にはすでに妊娠5カ月になっていた。

「嬉しいよりも『どうしよう!』という思いが強くて。ちょうど仕事で大きなプロジェクトを任されたばかりだったので、キャリアはどうなるんだろう、とそんなことばかり考えていました」

 突然の妊娠に戸惑うユカコさんを、さらに不安に陥れる出来事が起きる。数カ月後に受けた検査で、お腹の赤ちゃんになんらかの異常がある可能性が示唆されたのだ。

<後編につづきます:公開予定日は2月4日です>

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メルカリ・リサイクルショップ・古着出張買取……「着なくなった洋服」をお金に変える出品法&売り方

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

リビングの片付け編
寝室の片付け編
クローゼットの片付け編

着ない洋服は、少しでもお金に変えたい(主婦Mさん・32歳)

 部屋が埋もれるほどの洋服を「5つの捨て方」で減らした後は、洋服を売る作業です。メルカリはもちろん、一度に大量の洋服を手放すことができる買い取り業者も利用します。

 今回は、洋服のブランドや状態によって3店舗のリサイクル店を活用。洋服を売る順序とともに、売れた金額と手放した量をご紹介!

ケース1: 「メルカリ」は人気ブランドや状態◎のものを!

 人気ブランドなら、まずメルカリで出品。状態が「未使用に近い」なら買い手の多い人気市場です。また、高級ブランドなら「全体的に状態が悪い」でも値段がつくことも。ただし、売れるまで保管する必要があるので、家のスペースを奪わない量まで、とするのが理想です。

メルカリ|洋服の出品ポイント&売り方

[1]保管期間を考えて、長く粘らないこと
[2]買い手の希望価格を受け入れ、欲張らないこと
[3]撮影や交渉など面倒が多い

 メルカリ出品分を抜いた後は、リサイクル店へ回します。買い取り方法は、出張・持ち込み・宅配の3パターンから選びます。Mさんの場合、[1]大量数を一度に手放したい[2]未使用品が多い[3]育児中で外出しにくい、といった条件から「出張」を選択。今回は、駅前に店舗を構える有名店“ティファナ”を選びました。

 実母から贈られた洋服が「新品・未使用」ばかりのため、8,100円とまとまった金額になりました。通販のノーブランドアイテムでも、状態の良いため値がつきます。一方、人気ブランドでも着用感(目立った傷や汚れなし/やや傷や汚れあり)が目立つ洋服は査定の対象外に。お金になった衣類だけ渡します。

リサイクル店(出張)|洋服の売り方

[1]人力で運べない、育児で外出できない場合に◎
[2]点数が多いほど、時間と手間をカットできる
[3]人気ブランドでも着用感あるものはNG

 先のT店で厳しかった、着用感(目立った傷や汚れなし/やや傷や汚れあり)のあるブランド服を他店で査定してもらい、3,680円となりました。選んだのは、ほつれ、シミがあってもOKという “モードオフ”です。値段の付かない洋服も、引き取ってくれました。家に持ち帰る労力を考えると、喜んで手放すことができます。(※店舗によって値付けが異なる可能性もあります)

リサイクルショップ(持ち込み)|洋服の売り方

[1]運び出しに、車や人手が必要になる
[2]値段が付かなくても引き取ってもらうこと!

 残った洋服は、重さで買い取ってくれる“キングファミリー”へ。2,314円分となりました。ただし、Mさんの家から車で30分かかるため、労力や車代を考えると「処分したほうが効率的」とショックを覚えられたようです。それでも「捨てられない性格」の方には、うれしいシステムです。量が多ければ、トライするのも有りかも。

リサイクル店(持ち込み/グラム)の心得

[1]着ないのに捨てられない洋服の最終手段
[2]車を借りた場合、赤字になるケースも多い

メルカリ・出張買取・重さ(グラム)買取店、「着なくなった服」を売るための傾向&対策!の画像7

 「着ないけど捨てられない服」に悩む方も、お金に変われば決心がつきます。今回は、3種のリサイクル店で1万4,094円になりました。メルカリ分を入れると、さらに増えます。また、着用済の靴など売れにくい衣類はフリーマーケットといった最終手段もあります。ちなみに、今回同時に処分した本とCD類はブックオフで約3,000円。収納家具と家電類は、ジモティーで約7,000円になりました。

まとめ:メルカリ・リサイクルショップ買取「着なくなった服」をお金に変える出品法&売り方

 お金を得るには多くの時間・手間・労力が必要です。買うのは簡単なのに、「手放すことがどんなに困難か」を知るのも「片付けの心得」のひとつ。大変な思いをした分、お金の使い方が慎重になれば◎です。

 

SF9「One Love」から紐解くK-POPとFrench House――Abba・DAFT PUNKにつながるEXO他17曲

――毎月リリースされるK-POPの楽曲。それらを楽しみ尽くす“視点”を、さまざまなジャンルのDJを経て現在はK-POPのクラブイベントを主宰するe_e_li_c_a氏がレクチャー。1月にリリースされた曲から[いま聞くべき曲]を紹介します!

今月の1曲‖SF9 - One Love

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 今回の活動でデビュー4年目にして音楽番組初1位を獲得した、FNC Entertainment所属の9人組ボーイズグループSF9。1位おめでとうございます。タイトル曲の「Good Guy」はとても良い4つ打ちですが、今月は今回リリースされたアルバム『First Collection』の収録曲「One Love」を紹介したいと思います。

 今回のキーワードは「French House」。French Houseといっても、すぐにどういうものなのか思い浮かばない方もいるかもしれませんが、先月の記事で2019年にリリースされたEDM楽曲として紹介したDONGKIZの「Fever」はFrench Houseと呼べるでしょう。

 これまでの記事で解説してきたジャンルと同じように、French Houseもさまざまなジャンルからの影響を受け、段々と形作られました。「House」とついているように「Funk House」「Funky House」などのジャンルと並行して、「Euro Disco」「Space Disco」「Deep House」などの影響を受け、90年代中盤に生まれた4つ打ちでBPMは110~130ぐらいまでのものを言います。

 時を追って説明していきますが、時は遡り70年代中盤にアメリカから始まったDiscoのブームは世界中に広がり、スウェーデンからはABBA、ドイツからはArabesque、Boney M.、Dschinghis Khan、フランスからはHot Blood、Cerroneなどヨーロッパの国単位でたくさんのアーティスト・グループが出てきました。それらがアメリカ・イギリスとは差別化され、70年代後半に「Euro Disco」というジャンルとして確立していきます。

■Abba - Dancing Queen

■Boney M. - Sunny

■Hot Blood - Soul Dracula

■Dschinghis Khan - Dschinghis Khan

 自国での担い手が増えると自然と幅も広がり、フランスでは派生ジャンルとして1977年頃~80年代前半にかけてSpace Discoと呼ばれる、サウンドもビジュアルも未来・宇宙的テーマを取り扱ったジャンルが流行します。映画『スターウォーズ』シリーズが77~83年にかけて公開されており、少なくともそこからの影響がなかったことはないでしょう。

■Space - Magic Fly

■Sheila &Black Devotion - Spacer

 Euro DiscoからSpace Discoが派生したように、80年代はItalo Discoが生まれ、80年代後半に作られるEuro Discoはスペインとギリシャ、ポーランドやロシアが生産のメインになっていきます。90年代に入ると、House、Acid Houseなどから影響を受け、Euro Discoのスタイルは段々と変わっていきます。

 そんなEuro Discoの最終形態がFrench Houseと言われており、もちろん少しはEuro DiscoやSpace Discoの影響を受けていますが、どちらかというと70、80年代のアメリカのダンスミュージック、P-Funk、Chicago HouseのJackin'(Jazz)的な部分を取り入れています。HouseやTechnoのリズムにそれらをはめ込み、そこにフィルター系のエフェクトを加えたもので、ファンキーなギターのサウンドと上ネタのシンセなどに特徴があります。

 90年代中盤に生まれた、今はFrench Houseと呼ばれるような楽曲をもともとは「Nu Disco」や「Disco House」、「New Disco」などと呼んでいました。「French House」の原型となる「French Touch」というフレーズが87年にパリで行われたクラブイベントに名付けられた説、96年に音楽雑誌のレビューで定義付けられた説など諸説ありますが、99年にMTV UKの特番において、フランスで起こっているこのようなジャンルの楽曲がリリースされる現象を「French house explosion」と呼び、そこからMTV経由で各国に伝わり、French Touchという現象が世界中に「French House」というジャンルとして伝わりメインストリーム化していきます。

 French Houseの代表的なアーティストは、私と同世代もしくは上の方なら知らない方はいないであろう、Daft Punkなどが挙げられます。今までの説明を踏まえ1stアルバムとしてリリースされた『Homework』に収録されている「Around the world」を聞くと、宇宙的な要素を感じさせるシンセの上ネタ、リズムとしての4つ打ちの要素、Funkっぽさのあるベースなど今まで説明したさまざまな要素が読み取れると思います。

 世界的にヒットしたFrench Houseを2つ紹介します。

■Cassius - 1999

■Stardust - Music Sounds Better With You

2010年代のFrench House

 また70~80年代のUS Disco、80年代のItalo DanceやFrench Houseから影響を受け、2000年代中盤頃に「Nu Disco」というジャンルが生まれます。混乱するかもしれませんが、先述の90年代に「French House」を「Nu Disco」と呼んでいた時のものとは全く別物で、オンラインで楽曲配信サービスをする「Juno」や「Beatport」がダンスミュージックをジャンル分けするのに使い出したのが、2000年に入ってからの「Nu Disco」です。02年に、音楽雑誌が「70年代ディスコ/ファンクに現代のテクノロジーと繊細な楽曲制作を適用した結果、誕生した音楽」として「Nu Disco」を評しました。

 具体的には90年代後半~2000年代のEuro Discoの楽曲を「Nu Disco」と命名し直すことでわかりやすくなっただけかなとは思いますが、90年代のリリース当時に「French House」と分類されていたものも、今では「Nu Disco」にくくられたりしているので、「French House」「Disco House」「Electro Disco」などを包括する位置付けになっているように思います。

 2010年代の「French House」「Disco House」などの楽曲をいくつか紹介します。

■Justice - D.A.N.C.E.

■Louis La Roche - Gimme Gimme

■Madeon - The City

 ということで細かくこれは「French House」、これは「Nu Disco」「Euro Disco」……と括るのが難しいですが、毎回恒例、ざっくりとそのジャンルに該当するK-Pop楽曲を挙げていきたいと思います。

f(x) - 시그널 (Signal) 2013/07/29

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9MUSES(나인뮤지스) _ Glue(글루) 2013/12/04

KARA(카라) - 맘마미아 (Mamma Mia) 2014/08/17

Wonder Girls - I Feel You 2015/08/02

SHINee 샤이니 - Married To The Music 2015/08/02

Brown Eyed Girls(브라운아이드걸스) - Wave 2015/11/5

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스누퍼(SNUPER) - 지켜줄게(Platonic Love) 2016/03/07

EXO 엑소 - Lucky One 2016/6/9

TopSecret(일급비밀) - She 2017/01/03

SUPER JUNIOR(슈퍼주니어) - Spin Up! 2017/11/6

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EXO-CBX - Vroom Vroom 2018/4/10

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키(Key) - Imagine 2018/11/26

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유빈(Yubin) - Thank U Soooo Much 2018/11/27

김동한 (KIM DONG HAN) - FOCUS 2019/5/1

우주소녀 (WJSN) - Boogie Up 2019/6/4

U-KNOW 유노윤호 - 불러 (Hit Me Up) (Feat. 기리보이)2019/06/07

YOUNGJAE(영재) - GRAVITY 2019/06/11

<落選したけど……紹介したい1曲>
ENOi - 사과 (Not Sorry)
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5月にも紹介したENOiがカムバしました! タイトル曲も良いのですが、アルバム1曲目のこちらがSF9の「Good guy」好きな人は絶対好きなDeep House楽曲なので、聴いてください。

<近況>
特に何の用事もなしにバンコクとホーチミンに10日間程いたので寒いのが辛いです。NCT Dreamを見たのですがヘチャンが30cmぐらいのところに来たのでヒッ! と言いながらのけぞりました。「Trigger the Fever」最高!

e_e_li_c_a
1987年生まれ。18歳からDJを始めヒップホップ、ソウル、 ファンク、ジャズ、中東音楽、 タイポップスなどさまざまなジャンルを経て現在K-POPをかけるクラブイベント「Todak Todak」を主催。楽曲的な面白さとアイドルとしての魅力の双方からK-POPを紹介して人気を集める。

Twitter @e_e_li_c_a TodakTodak 
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宮迫博之が“炎上系YouTuber”に転身!? 松本人志の「忠告」無視し「発想が汚い」と批判続出

 ダウンタウン・松本人志が2月2日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。吉本興業に無断で反社会的組織から金銭を受け取った“闇営業問題”で活動休止中の雨上がり決死隊・宮迫博之が、1月29日にYouTubeで活動を再開させたことに対し、宮迫本人に電話で「もうちょっとおとなしくしといた方がいい」と苦言を呈したことを告白した。これにはネット上で「ほんとそう」と松本に賛成の声が多く寄せられており、さらに、松本が明かした宮迫からの報告内容には「発想が薄汚い」「まじで宮迫は性格悪い」と批判が続出している。

 宮迫は29日に、YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」にて、「宮迫博之よりご報告」というタイトルの謝罪動画を配信している。

「番組で、松本は『あくまでも報告で、相談ではない』『(明石家)さんまさんのところにお世話になるって言ってるし、俺が何かを言える立場ではない』と断った上で、宮迫からYouTubeで活動を再開させる予定があると報告を受けていたことを明かしました。ただ、活動再開のタイミングに関しては、『「ちょっとどうなの?」と久しぶりに言いましたよ。その(動画を)流すタイミングも』と苦言を呈し、これにはネット上でも『まっちゃんも反対してたんだ』『これは誰でも反対するだろうね』との声が集まっていましたね」(芸能ライター)

 松本が言うタイミングとは、同じく闇営業問題で活動休止中だったロンドンブーツ1号2号・田村亮の復帰ライブ&会見を翌日に控えた29日に、宮迫が動画を配信したこと。松本は宮迫から「ロンブーのトークライブの後がいいか前日がいいかを悩んでいる」と相談を受けていたことも明かしている。

「これについて松本は、『その二択の意味もわからない』とし、『「とにかくもうちょっとおとなしくしといた方がいい」って言いました』と助言したとのこと。しかし、それもむなしく、宮迫は田村の会見前日に動画を配信。宮迫は騒動で謹慎処分を受ける前にも、松本の『嘘ついちゃったら何もかも嘘やと思われるよ』という言葉を無視して『(反社会的組織から)金銭を受け取っていない』と嘘をついたため、ネット上では『亮より先に復帰したいっていう気持ちが見えすぎて気持ち悪い』『結局さんまさんも松本さんも裏切ってるし、人の意見聞く気ないんだろうね』『その二択っていう時点で、宮迫の汚さがわかる』と批判が集中していました」(芸能ライター)

 さらに松本は、「宮迫ひとりの考えではないんでしょうね」としながらも、「でも今なんか交渉事ではすんなりいってないことも、ちらほら俺の耳には入ってきている」とも明かしており、まだ問題は山積みであることを匂わせていた。

 一方の宮迫はというと、謝罪動画を公開した翌日から、ヒカルやレペゼン地球のDJ社長といった“炎上系YouTuber”とのコラボ動画を次々配信。もちろん否定的なコメントはあるものの、意外にも、どの動画も低評価より高評価が多く、チャンネル登録数は4日で44万人を超えている(2月3日午後5時現在)。

 炎上系YouTuber転身で、形勢逆転なるか――。

ジャニーズWEST・小瀧望、芸人の稽古場で「アカン!」と反応した“テレビ的にNG”なものとは?

 ジャニーズWESTの冠番組『エージェントWEST!』(朝日放送)が、2月1日深夜に放送された。同番組は、ゲストの“ささやかな願い”を叶えるトークバラエティで、この日はお笑い芸人・小島よしおが出演した。

 小島の“ささやかな願い”は、「ベランダに放置し、サビだらけになったバーベルをピカピカに戻してほしい」というもの。この願いを叶えるロケは、すでに濱田崇裕が実行済み。しかし、小島がこのロケVTRを見るには、WESTメンバーが出したお題にすべて答えなければならない。

 WESTメンバーがロケを行うことになったのは、小島の稽古場である「ピーヤ蔵前」。小島はここでネタの考案や小道具製作、子ども向けライブなども行っているという。今回はこの「ピーヤ蔵前」の中をWESTメンバーが“ガサ入れ”し、それぞれが見つけたモノにまつわるエピソードを、小島から聞き出すことに。

 まず桐山照史が、小島のトレードマークともいえる海パンを大量に発見。すると小瀧望も「ワンショルダー海パン」という、不思議な形の海パンを見つける。実際に小島がこれを試着すると、テレビ的にNGな露出度で、「出てる!」「アカン!」と大爆笑のWESTメンバー。

 その後、重岡大毅が「ナマハゲ伝導士」と書かれたDVDを発見。これについて小島は、将来への不安からさまざまな資格を取得していた過去を明かし、「ナマハゲ伝導士」もその一つだと説明。秋田まで出向き、「ナマハゲ伝導士」になるための試験を受けるほど本気だったそう。ほかにも「キッズコーディネーショントレーナー」「パーソナルトレーナー」の資格も所有しているそうで、小島の真面目な一面に、重岡は思わず「海パンも哀愁漂ってきた……」とポツリ。

 そんな中、小島がWESTメンバーへ「子どもとの接し方」を伝授することに。動画配信サービス「Paravi」で放送中の番組『パパジャニWEST』にて、子どもと触れ合う機会が増えているWESTメンバーに向け、小島は「とにかく恥ずかしがらない」ことが大切だとアドバイス。子どもから絶大な人気を誇る小島の言葉に、声をそろえて「へ~!」と納得するWESTメンバーだった。

 さらに、子どもたちの間ではやっているゲームを尋ねられた小島は、自身が考案した「スーパーほいほいよしおじゃんけん」だと答える。これは、小島がグーを出したら「そんなの関係ねぇ」、チョキなら「ウェーイ」、パーなら「ピーヤ」と、素早く反応してギャグをやるというもの。実際にWESTメンバーが挑戦してみると、これが意外に大盛り上がり。重岡が「ライブでもやってみたいな~」と言うと、小島のほうから「どんどんやって!」とお願いされていた。

 放送を見ていたファンからも「スーパーほいほいよしおじゃんけん、結構盛り上がりそうじゃない!?」「本人から『やって』って言われたらやるしかないね(笑)」「WESTってこういうゲーム好きそう~! 実際ライブでやったら楽しそう!」と好評だった。

嵐・二宮和也、『ニノさん』に批判コメント続出! 「絡まないで」「キツい」と言われたゲスト

 嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系)が2月2日に放送され、放送300回記念の新企画「超アウェーコロシアム」が行われた。

 「世間的にはマイノリティーな嗜好を持つ人が、『アンチ軍団』にその良さをプレゼンして興味を持ってもらう」という企画で、プレゼンターとして俳優・宍戸開、お笑い芸人の安田大サーカス・クロちゃんが登場。一方、「アンチ軍団」にはモデルでタレントの池田美優(みちょぱ)、お笑い芸人のおぎやはぎ・小木博明らが登場した。

 前半戦は、宍戸が大好きな「パクチー」を、嫌いな人たちにプレゼン。二宮は「(料理にパクチーが)入っていたら食べるけど、入っていないから食べないよね」と、自ら進んでパクチーを口にしようとは思わないとか。「好きとは言えない」と“パクチー嫌い”を宣言していた二宮は、宍戸のプレゼンが終わっても、その意見を変えていなかった。

 後半戦は、バラエティ番組に出演するたび、ネット上で“炎上騒動”を起こしてきたクロちゃんが、「自分を好きになってほしいしん!」と独特の語尾を用いて自身をプレゼン。しかし、アンチ軍団の池田は「無理無理無理。本当に嫌いなんですよ、結構ガチで」とドン引き。クロちゃんは自身のTwitterで、池田の名前を頻繁に出しているそうで、これも「かなり迷惑」だという。二宮も、本気か冗談かわからない表情で、クロちゃんのことが「嫌い」だと主張していた。

 そこで、クロちゃんのことをよく知る後輩芸人・ワンワンニャンニャンの菊地優志がスタジオに登場。「社会福祉主事任用資格や社交ダンス1級、アロマコーディネーターやカポエイラ帯持ちと、たくさんの資格を持っている」とクロちゃんの魅力を説明し、「今日はクロちゃんがみちょぱさんのためにアロマを作ってきた」と明かす。

 すると池田は、「いらない、いらない、いらない」と嫌そうな顔をし、近づいてくるクロちゃんに「ストップ!」とピシャリ。それでも、クロちゃんは構わず池田の目の前まで来て、ペパーミント、ヒノキ、イランイランをミックスしたアロマを嗅がせる。この香りは「気分が高揚してクロちゃんを好きだと思ってしまう」媚薬の効果があるらしく、スタジオでは悲鳴が。しかし、クロちゃん自身「この匂い苦手だから、吐いちゃいます!」とのことで、効果はよくわからないという。二宮はこれを聞いて思わず吹き出し、顔を伏せながら笑っていたのだった。

 ネット上では「二宮さんが楽しそうでよかった」「クロちゃんのこと気に入ってるのかな?」という声があった一方、「クロちゃん私も無理……。お願いだからニノと絡まないで」「毎週『ニノさん』楽しみにしてるのに、クロちゃんのせいで台無し」「クロちゃん出てるの本当にキツい。『ニノさん』見たいのに見れない」など、クロちゃんに対する批判が続出。来週も引き続きゲスト登場する予定だが、二宮ファンにとっては“試練”となりそうだ。

嵐・二宮和也、『ニノさん』に批判コメント続出! 「絡まないで」「キツい」と言われたゲスト

 嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系)が2月2日に放送され、放送300回記念の新企画「超アウェーコロシアム」が行われた。

 「世間的にはマイノリティーな嗜好を持つ人が、『アンチ軍団』にその良さをプレゼンして興味を持ってもらう」という企画で、プレゼンターとして俳優・宍戸開、お笑い芸人の安田大サーカス・クロちゃんが登場。一方、「アンチ軍団」にはモデルでタレントの池田美優(みちょぱ)、お笑い芸人のおぎやはぎ・小木博明らが登場した。

 前半戦は、宍戸が大好きな「パクチー」を、嫌いな人たちにプレゼン。二宮は「(料理にパクチーが)入っていたら食べるけど、入っていないから食べないよね」と、自ら進んでパクチーを口にしようとは思わないとか。「好きとは言えない」と“パクチー嫌い”を宣言していた二宮は、宍戸のプレゼンが終わっても、その意見を変えていなかった。

 後半戦は、バラエティ番組に出演するたび、ネット上で“炎上騒動”を起こしてきたクロちゃんが、「自分を好きになってほしいしん!」と独特の語尾を用いて自身をプレゼン。しかし、アンチ軍団の池田は「無理無理無理。本当に嫌いなんですよ、結構ガチで」とドン引き。クロちゃんは自身のTwitterで、池田の名前を頻繁に出しているそうで、これも「かなり迷惑」だという。二宮も、本気か冗談かわからない表情で、クロちゃんのことが「嫌い」だと主張していた。

 そこで、クロちゃんのことをよく知る後輩芸人・ワンワンニャンニャンの菊地優志がスタジオに登場。「社会福祉主事任用資格や社交ダンス1級、アロマコーディネーターやカポエイラ帯持ちと、たくさんの資格を持っている」とクロちゃんの魅力を説明し、「今日はクロちゃんがみちょぱさんのためにアロマを作ってきた」と明かす。

 すると池田は、「いらない、いらない、いらない」と嫌そうな顔をし、近づいてくるクロちゃんに「ストップ!」とピシャリ。それでも、クロちゃんは構わず池田の目の前まで来て、ペパーミント、ヒノキ、イランイランをミックスしたアロマを嗅がせる。この香りは「気分が高揚してクロちゃんを好きだと思ってしまう」媚薬の効果があるらしく、スタジオでは悲鳴が。しかし、クロちゃん自身「この匂い苦手だから、吐いちゃいます!」とのことで、効果はよくわからないという。二宮はこれを聞いて思わず吹き出し、顔を伏せながら笑っていたのだった。

 ネット上では「二宮さんが楽しそうでよかった」「クロちゃんのこと気に入ってるのかな?」という声があった一方、「クロちゃん私も無理……。お願いだからニノと絡まないで」「毎週『ニノさん』楽しみにしてるのに、クロちゃんのせいで台無し」「クロちゃん出てるの本当にキツい。『ニノさん』見たいのに見れない」など、クロちゃんに対する批判が続出。来週も引き続きゲスト登場する予定だが、二宮ファンにとっては“試練”となりそうだ。

『ザ・ノンフィクション』不良少女を怒り、叱るという意味『モモコと熱血和尚 おじさん、ありがとう』

根強いファンを持つ日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。2月2日放送のテーマは『モモコと熱血和尚 おじさん、ありがとう』。家出や反抗を繰り返す中学生、モモコが“熱血和尚”の廣中邦充さんの元で再生するまでを追う。そして、廣中さんと妻・待子さんの人生について。

あらすじ

 愛知県岡崎市にある「平成の駆け込み寺」こと西居院の住職、廣中邦充さんは、非行、虐待、いじめ、引きこもり、薬物依存といったさまざまな事情から親元で暮らせない子どもを、無償で引き取り、更生させてきた。その数20年で1,000人以上。

 九州からやってきた中学2年生のモモコも寺に引き取られる。モモコは親に対しては反抗的な態度をとり、家の壁を殴って壊したりもするが、寺では人懐っこく、勉強にも積極的に取り組むなど一見問題なさそうに過ごす。しかし、休日のたびに派手に化粧をして町に繰り出し、男に自分から声をかける生活を送っていた。モモコが無断で外泊し、廣中さんや寺のほかの子どもたちは方々を探し回る。その後、親によって見つけられたモモコは両親とともに寺に現れ、廣中さんや寺の子どもたち、さらにそれまでモモコにあまり時間を割かなかった父親にも叱られたことで、ようやく変わるきっかけをつかむ。

 廣中さんは2012年にステージ4の肺がんが見つかり、治療をしながらその後も精力的に講演活動を続けるが、17年にがんが脳に転移。19年4月、妻、待子さんや多くの寺の子どもたちに看取られ69歳の生涯を終える。

「誰もてめぇのこと信じなくなるぞ!」という怒り

 廣中さんを主役にした『ザ・ノンフィクション』シリーズは、「おじさん、ありがとう ~ショウとタクマと熱血和尚~」として昨年も放送されている

 この回では、改造学ランなど昭和の雰囲気を色濃く残した古風なヤンキー・ショウが、生気のないヤンキー・タクマの無断外泊に対し、ものすごく怒り、叱っていた。そして今回も、一見明るくソツなく振る舞いながら、町に繰り出し男に声をかけ、挙句に無断外泊するなど危うい行動をとるモモコに対し、寺の先輩格であるマヤは胸ぐらをつかみ「誰もてめぇのこと信じなくなるぞ!」と真剣に怒っていた。モモコは廣中さんにも親にも叱られていたが、姉のような存在であるマヤが叱ったことも効いたのではないだろうか。この寺では、生活を共にする仲間が怒り、叱るのだ。

 廣中さんといい、ショウといいマヤといい、他人がした悪事や迷惑に対し本気に怒り、叱れる人は、愛情のある優しい人だと思う。問題のある人に対し、令和の今、「怒る、叱る」よりも「面倒なやつだから金輪際関わらない」ほうを選択する人は多いだろうし、荒れる自分の子どもに対してすら「関わりたくない」と他人事のように思っている親も、すでに大勢いるだろう。

 廣中さんは講演で大人たちに「担任の先生も教育委員会も、確かに原因はあるかもしれないけども家庭の中にもう一つ大きな原因があるんじゃないだろうか? 自分の大好きな娘や息子が自殺をしてしまうまで気が付かない親は親じゃない!」 と訴えた。いじめられていることを親にだけは知られたくないと隠す子どもも多い。しかし、廣中さんの発言からは、子どもが隠しているようなことでも、親は気にかけ、関わり、気づいてやれなければいけないんだ、という強い思いを感じた。これは生半可な人間が言っても説得力がまるでないだろうが、1,000人を更生させた廣中さんが言うからこそ響く言葉ではないか。

 1,000人以上の子どもを更生させた廣中家では、20年にわたり、常に家には大勢の子どもたちがいた。その環境についてどう思うのか、番組スタッフが廣中さんの妻・待子さんに聞いたところ、「一人になりたいこともあるよ。だけどお父さんと二人だけだったらこの家は寂しいと思うし」「良くもあり悪くもありだ」 と笑っていた。

 待子は廣中さんが闘病中、毎日病院を訪れていた。廣中さんは最晩年、足元もおぼつかなくなってきたが、大勢が集まる説法の場で、「ありがとうって言える、今日はちょうどいい機会なんですよ」 とゆったりとした口調で待子さんに感謝を告げる。待子さんは、番組スタッフに「いずれ人間は亡くなるんだろうけどでも、お父さんは何もなくても何もできなくてもいいから、じっとそこに居(お)って欲しい」 と廣中さんへの思いを話していて、廣中夫妻のお互いへの強く深い愛情を感じた。待子さんあっての廣中さんの超人的な活動だったのだと思う。

 廣中夫妻が問題を抱えた子どもたちや、そしてお互いに対しここまで愛情豊かになれたのは、もともとの性格や仏教の教えもあるのかもしれないが、「人と関わることから逃げない」生活で育まれたものもあるのかもしれない。愛の反対は「無関心」だとマザーテレサも言っている。

 次週のザ・ノンフィクションは『はぐれ者で生きていく ~借金とギャンブルと夢の行方~』。プロの落語家だが、寄席や大ホールの高座に上がることはできず、飲食店やスナックで落語会を開く「落語界の“はぐれ者”」に憧れた、もう一人の「はぐれ者」の話。

『ザ・ノンフィクション』不良少女を怒り、叱るという意味『モモコと熱血和尚 おじさん、ありがとう』

根強いファンを持つ日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。2月2日放送のテーマは『モモコと熱血和尚 おじさん、ありがとう』。家出や反抗を繰り返す中学生、モモコが“熱血和尚”の廣中邦充さんの元で再生するまでを追う。そして、廣中さんと妻・待子さんの人生について。

あらすじ

 愛知県岡崎市にある「平成の駆け込み寺」こと西居院の住職、廣中邦充さんは、非行、虐待、いじめ、引きこもり、薬物依存といったさまざまな事情から親元で暮らせない子どもを、無償で引き取り、更生させてきた。その数20年で1,000人以上。

 九州からやってきた中学2年生のモモコも寺に引き取られる。モモコは親に対しては反抗的な態度をとり、家の壁を殴って壊したりもするが、寺では人懐っこく、勉強にも積極的に取り組むなど一見問題なさそうに過ごす。しかし、休日のたびに派手に化粧をして町に繰り出し、男に自分から声をかける生活を送っていた。モモコが無断で外泊し、廣中さんや寺のほかの子どもたちは方々を探し回る。その後、親によって見つけられたモモコは両親とともに寺に現れ、廣中さんや寺の子どもたち、さらにそれまでモモコにあまり時間を割かなかった父親にも叱られたことで、ようやく変わるきっかけをつかむ。

 廣中さんは2012年にステージ4の肺がんが見つかり、治療をしながらその後も精力的に講演活動を続けるが、17年にがんが脳に転移。19年4月、妻、待子さんや多くの寺の子どもたちに看取られ69歳の生涯を終える。

「誰もてめぇのこと信じなくなるぞ!」という怒り

 廣中さんを主役にした『ザ・ノンフィクション』シリーズは、「おじさん、ありがとう ~ショウとタクマと熱血和尚~」として昨年も放送されている

 この回では、改造学ランなど昭和の雰囲気を色濃く残した古風なヤンキー・ショウが、生気のないヤンキー・タクマの無断外泊に対し、ものすごく怒り、叱っていた。そして今回も、一見明るくソツなく振る舞いながら、町に繰り出し男に声をかけ、挙句に無断外泊するなど危うい行動をとるモモコに対し、寺の先輩格であるマヤは胸ぐらをつかみ「誰もてめぇのこと信じなくなるぞ!」と真剣に怒っていた。モモコは廣中さんにも親にも叱られていたが、姉のような存在であるマヤが叱ったことも効いたのではないだろうか。この寺では、生活を共にする仲間が怒り、叱るのだ。

 廣中さんといい、ショウといいマヤといい、他人がした悪事や迷惑に対し本気に怒り、叱れる人は、愛情のある優しい人だと思う。問題のある人に対し、令和の今、「怒る、叱る」よりも「面倒なやつだから金輪際関わらない」ほうを選択する人は多いだろうし、荒れる自分の子どもに対してすら「関わりたくない」と他人事のように思っている親も、すでに大勢いるだろう。

 廣中さんは講演で大人たちに「担任の先生も教育委員会も、確かに原因はあるかもしれないけども家庭の中にもう一つ大きな原因があるんじゃないだろうか? 自分の大好きな娘や息子が自殺をしてしまうまで気が付かない親は親じゃない!」 と訴えた。いじめられていることを親にだけは知られたくないと隠す子どもも多い。しかし、廣中さんの発言からは、子どもが隠しているようなことでも、親は気にかけ、関わり、気づいてやれなければいけないんだ、という強い思いを感じた。これは生半可な人間が言っても説得力がまるでないだろうが、1,000人を更生させた廣中さんが言うからこそ響く言葉ではないか。

 1,000人以上の子どもを更生させた廣中家では、20年にわたり、常に家には大勢の子どもたちがいた。その環境についてどう思うのか、番組スタッフが廣中さんの妻・待子さんに聞いたところ、「一人になりたいこともあるよ。だけどお父さんと二人だけだったらこの家は寂しいと思うし」「良くもあり悪くもありだ」 と笑っていた。

 待子は廣中さんが闘病中、毎日病院を訪れていた。廣中さんは最晩年、足元もおぼつかなくなってきたが、大勢が集まる説法の場で、「ありがとうって言える、今日はちょうどいい機会なんですよ」 とゆったりとした口調で待子さんに感謝を告げる。待子さんは、番組スタッフに「いずれ人間は亡くなるんだろうけどでも、お父さんは何もなくても何もできなくてもいいから、じっとそこに居(お)って欲しい」 と廣中さんへの思いを話していて、廣中夫妻のお互いへの強く深い愛情を感じた。待子さんあっての廣中さんの超人的な活動だったのだと思う。

 廣中夫妻が問題を抱えた子どもたちや、そしてお互いに対しここまで愛情豊かになれたのは、もともとの性格や仏教の教えもあるのかもしれないが、「人と関わることから逃げない」生活で育まれたものもあるのかもしれない。愛の反対は「無関心」だとマザーテレサも言っている。

 次週のザ・ノンフィクションは『はぐれ者で生きていく ~借金とギャンブルと夢の行方~』。プロの落語家だが、寄席や大ホールの高座に上がることはできず、飲食店やスナックで落語会を開く「落語界の“はぐれ者”」に憧れた、もう一人の「はぐれ者」の話。