今回の2・3月号で、「Domani」(小学館)はワーママ向けにリニューアルされて1周年。“記念号”として、表紙に木村拓哉を起用し、「10P独占スペシャルインタビュー」も掲載しています。木村の紹介文「平成という時代を彩り、長きにわたって孤高の存在であり続け、歴史を塗り替えてきたトップスター」の仰々しさに、気合が現れています。個人的には、注目していた連載「実録!? 東京23区・働く母の生態ファイル」が前号で終了してしまったことでテンションがガタ落ちではありますが、「Domani」最新号の中身、早速見ていきましょう!
<トピックス>
◎奇跡の44歳! 神崎恵さんの“かわいい女(ハート)”のつくり方
◎2019→2020 Domani的ワー/ママの年末年始、全部見せます(ハート)
◎噂のDomanistをネ・ホ・ハ・ホ!
神崎恵は「銀色夏生好き」というプチ情報
今号の特集は「2020年はママだって“かわいい女”(ハート)」。わざわざ“ママだって”と主張するあたり、ママとは普通はかわいくないものである、という論を押し付けられるようでモヤッとしますが、そこはひとまず置いておくとして、「Domani」が提唱するその「ママだけどかわいい」の代表格が44歳の美容家・神崎恵のようです。
彼女はエッセイ「神崎恵・人生訓」を連載しているほかにも、毎号どこかしらのページに登場する人気ぶり。今号では「奇跡の44歳! 神崎恵さんの“かわいい女(ハート)”のつくり方」なる企画が組まれ、彼女の美の秘訣などがたっぷりと語られています。
女優さんなどの場合は、ポジティブ精神論か「ちゃんと洗顔をしていっぱい寝よう!」といったフワフワした話が多くなりがちですが、神崎は違います。小顔に見せるコツは「顔の四隅を(髪の)カーテンで隠す」、顔が老けて見える日は「チークを大きめに入れる」、髪形で悩んだら「ヘッドスパして毛先を3cm切る」など、具体的なアドバイスが多い。離婚したいという相談には、経験者としての意見を添えて「仮面夫婦を通すのもひとつ」と助言します。決められない人間にとって、ズバリ答えを提示してくれる存在は、タイミングによっては神のように見えます。読んでいると彼女に心酔する読者の気持ちもわかりかけてくる魔力! 恐ろしや、神崎恵……。
今回の企画では、そんな神崎に関する豆知識もたくさん。中でも「銀色夏生を読む小学生だった」という部分に心つかまれました。「今も自分の本の原稿は自分で書いています。今、多くの人に言葉を届ける仕事ができて本当に幸せです」とのこと。『読むだけで思わず二度見される美人になれる』(KADOKAWA)や『「あのコの可愛さは普通じゃない」と噂される女になる』(宝島社)などのパンチの効いた著書名も、銀色夏生の影響を受けているのでしょうか。
続いては、読者モデルDomanistの年末年始を探る「2019→2020 Domani的ワー/ママの年末年始、全部見せます(ハート)」。華やか~な子連れ年末年始の過ごし方が、10人分紹介されています。
ある人は友人とリムジン女子会をしたあとポーランドとタイへ行き、ある人は「子どもが小さいため、実際にはなかなか着物で初詣に行けませんが」と言いつつナゼか着物姿の写真を披露し、ある人は『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか――すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる』(英治出版)と『ホモサピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 上・下巻』(河出書房新社)を読み、ある人は元日に「テッサ」(註:ふぐ刺し)を食べてからハワイへ。子どもがいてのそのバイタリティーには圧倒され、華やかに書かれているけど実際はドタバタなのだろうと想像しただけで、ぐったりしてきます。
しかし「Domani」に「テッサ」が登場しがち(昨年の10・11月号には、子どもの好物がテッサだと言うママが登場)なのは気になるところです。
ただのキラキラ読モ見本市に
毎号楽しみにしていた連載「実録!? 東京23区・働く母の生態ファイル」が打ち切りとなってしまいましたが、その代わりに今号からは新連載もたくさん。中で最も興味をそそられたのは、読者モデルを根掘り葉掘りする企画「噂のDomanistをネ・ホ・ハ・ホ!」でした。ついさっき読んだ企画と似通った「年末年始、私はこうやって自分を甘やかしてます(ハート)」では、サンバの衣装に身を包んで踊る人、週5で英語教室に通いセブ島に語学留学した人、女友達と弾丸韓国旅行をした人などが登場し、ここでもそのせわしなさにぐったり。
やはり、匿名・顔出しナシの「東京23区・働く母の生態ファイル」が終わってしまったことで、嫉妬や自慢、マウンティングの入り混じった本音っぽい言葉が読めるページはなくなり、ただのキラキラDomanist見本市のようになってしまった感があります。キラキラした人間を見て、「自分も頑張るぞ」と思えるタイプのワーママには(かなりターゲットが絞られますが)最高の雑誌かもしれません。
嵐の「不仲説」報道が鳴りやまない。二宮和也が昨年11月、ジャニーズ事務所の意向に背き、2020年末の活動休止を待たずして、元フリーアナウンサー・伊藤綾子と結婚したことに端を発し、メンバー間に深い溝ができていると週刊誌が報じているのだ。発表時、メンバーの櫻井翔と相葉雅紀は祝福コメントを出したものの、大野智と松本潤は一切触れなかったことも、不仲説に拍車をかけているとみられる。



