HiHi Jets5人で再開も賛否両論、少年忍者の「企画会議」は微笑ましさ抜群!【ジャニーズJr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、1月16日~22日公開の動画から注目度順に紹介します!

HiHi Jets・作間&橋本が復帰するも賛否両論

 19日の動画は「HiHi Jets【5人です】お久しぶりです!!!!!」。HiHi Jetsの作間龍斗&橋本涼といえば、プライベート写真の流出騒動がきっかけで、昨年9月上旬から活動を自粛。グループは猪狩蒼弥・井上瑞稀・高橋優斗の3人体制となり、「Jr.チャンネル」も2人の穴を埋めるようにさまざまな企画に取り組んできた。年内で作間&橋本の“謹慎期間”が終了し、2020年より5人での活動を再開。今回はスキャンダル後、初めて作間と橋本が「Jr.チャンネル」に登場し、全員で「2020年にやりたいこととやりたくないこと」を挙げる企画会議を行っている。

 冒頭は、グループのリーダー的存在である高橋が「今回の動画から、また僕たちは5人で配信させていただきますので、よろしくお願いします」と、挨拶。深々とお辞儀し、独特な雰囲気の中で撮影がスタートした。ちなみに、高橋や猪狩が派手な柄物の私服を着ている一方、作間は茶色×ジーンズ、橋本は全身黒と、一応はおとなしい色合いの洋服を選んできたようだ。そして、高橋は「久しぶりですけど、お2人は。見てました?」「僕たち3人で配信してましたけど」と、作間&橋本に質問。作間は3人の動画をチェックしていたようだが、橋本はというと、「やっぱ最初らへん見てから、なんかあんま見てなかった。やっぱその、自分が“入りたいな”っていう気持ちになっちゃうから見なかった。だから今まで溜めてた」と、素直に告白していた(撮影に参加できなかったのは自業自得では……?)。

 また、作間は自身の太ももをさすりながら話すなど落ち着きがなく、「より一層ヘタになった?」(高橋)「俺らの問題もあるかもしれない。会話のリズムが難しい」(猪狩)と、手厳しくツッコむ2人。「作ちゃん久々トークでテンポ掴めず!?」とのテロップも入っており、とても女性スキャンダルで“やらかした”メンバーの復帰回とは思えないほど、歓迎ムードの編集になっていた。以降は、前述の通りアイデアを出し合うのみで、なぜ休むことになったのか、その期間に何をして、どう反省したのか……といったコメントはなし。ファンクラブサイトにはお詫び文を掲載していたものの、動画で本人たちの口から「ご迷惑とご心配をおかけしました」と、一言でも発信することがなぜできなかったのか、疑問を抱いてしまった。

 ネット上では「やっぱり5人のHiHi Jetsが好き」「グループを守ってくれた優斗くん、瑞稀くん、猪狩くん、ありがとう。5人のHiHi Jets、おかえりなさい」「作間くんと橋本くん、死ぬほど待ってたよ!」と温かい言葉も続出しているが、「礼儀として、せめて謝罪動画は出してほしかった」5人だったから謝罪の言葉だけでも見ようと思ったのに、謝罪してなかった。謝罪するのが当たり前では?」「ちゃんとした謝罪もなくて、ヘラヘラした態度。YouTubeさえ見てないとか仕事舐めてるし、見てて不快」「HiHiの動画、コメント欄に祝福の声が多いのはなんなの? 復帰って、作間と橋本は病気でもしてたの? 呆れるわ」「『謝らなくていいよ』っていうのは、滝沢秀明副社長の指示?」と、ネガティブな感想があるのは事実だ。

 中には「HiHiの動画、3人の時は見ていたけど、やっぱり5人になるとつまらない」と辛口コメントも。作間と橋本には申し訳ないが、筆者も「【ポケベル知ってる?】数字だけで出会えるか!」(昨年9月16日配信)「【懐かしのガラケー】漢字一文字だけで出会いゴールできるのか?」(11月~12月配信)など、3人での動画の方がいち視聴者として楽しめていたため、5人に戻れば空気感が変わってしまうのではないかと懸念している。それが杞憂であればよいのだが……今後の展開を見守っていきたい。話題性のある内容だけに、再生回数は24日時点で72万台。今回取り上げた動画の中でも断トツトップの数字を記録していた。

 22日の動画は「少年忍者 【YouTubeでやりたいこと】企画会議でメンバーの個性が爆発!」(再生回数は24日時点で15万台)。今回は、「Jr.チャンネル」で実現したい企画をプレゼンテーションする回で、稲葉通陽、小田将聖、織山尚大、川﨑皇輝、北川拓実、久保廉、黒田光輝、田村海琉、ヴァサイェガ渉の9人が出演している。トップバッターのヴァサイェガは「体力測定」「女装」「大食い対決」を提案。「女装」に関しては、“ファンが見たいのでは”といった思いから挙げたそうで、現在16歳ながら、きちんとYouTubeに向き合っているあたりに好感を抱いた。続く小田も、ノートに細かく図を書くなど真剣に取り組んでおり、ホワイトボードを使って解説する場面も。個人的には、田村が出した「ハンカチ落とし」「じゃんけん列車」という素朴な企画の可愛さにグッと来てしまった。

 そんなプレゼンタイム中は、少年忍者のリーダー的存在・川崎のサポート力が光っている。久保が「人狼は将聖と被っちゃったんですけど」と言うと、「被っちゃったね。しょうがない。もう(発表)4人目だもんね。俺もすでにだいぶ被ってる」と、フォローを入れていたのだ(優しさが染みる)。なお、久保がパラリンピックの正式種目「ボッチャ」について、たどたどしくも一生懸命に説明するさまは、見ているこちらもついつい笑顔になってしまう。この時も川崎は久保を助けてあげていたが、最終的に「とにかくそういうことですよ! ネットで調べた方が……」(久保)と、放棄する自由さも微笑ましい。

 ほかにも川崎は、Snow ManやHiHi Jetsの動画の細かいポイントまで記憶していただけに、普段から先輩たちの活躍を見て勉強している様子が伝わってくる。自身のプレゼンも、文書作成ソフトか何かを使って候補をまとめるなど、抜かりなし。一連の言動を目にして、少年忍者の動画は、川崎なくして成り立たないと、あらためて感じた(まるで社会人経験があるかのような振る舞い)。

 また、筆者は「大縄跳び」(稲葉)「チーム対抗リレー」(北川)「日光江戸村で忍者と対決」(黒田)「料理対決」(織山)「一芸習得」(川崎)と、各々がメンバーの特性、22人の強みを生かした企画を練っていることにも感動(学校やJr.活動の合間に準備してきたかと思うと泣けてくる)。基本的に表舞台に出る仕事をしているからなのか、学生にしてはプレゼンがうまく、堂々としている点にも衝撃を受けた。そして、メンバーが記したメモをちゃんと画面上に映してくれている編集サイドにも拍手を贈りたい。

 最後は投票によって「運動会」「外ロケ」「忍者企画」の実行が決定。個人的に、何人かが持ち込んだ「遠足」ロケでの“おやつ交換”を楽しみに待ちたい。特に今回のような少年忍者の動画は、彼らと同世代ならば学校にまつわる話に共感・親近感を抱き、逆に大人たちはノスタルジックな気持ちになる人も少なくないはず。視聴後、心が豊かになった気がするのは、筆者だけだろうか。

 7 MEN 侍の動画は、通常回の「【さりげない人狼】あなたは見抜けますか?」(17日)と、プロモーションの「【三種の神器をそろえましょう】衝撃の新事実が続々!?」(20日)の2本が配信されている。1本目は、「Jr.チャンネル」内で恒例化しつつある「人狼ゲーム」に挑戦。通常とはルールが異なり、“人狼”のカードを引いてしまった人物が90秒以内に指定のミッションを行うという「実は合図が出てました人狼」だ。市民が人狼を暴いた際はポイント獲得となり、逆に怪しまれなかった場合は人狼にポイントが入るとのこと。ゲームを始めてみると、佐々木大光がやたらと疑われがちだったり、5戦目で今野大輝が意外な直感力を発揮する一幕も。残念ながら罰ゲームが決まったメンバーはなぜかうれしそうなリアクションを見せていた。

 2本目は、ビオフェルミン製薬株式会社「ビオフェルミンVC」のPR動画で、3つの答えを揃える以心伝心ゲーム。「楽器といえば?」「○○ラーメンといえば?」といった問題に答える中、6分頃には今野の小学生時代の写真が登場。「【目指せハワイロケ!】いい感じの数字で以心伝心」(昨年11月配信)で、「学校まで歩いたことないんすよね」「親にバイクで送ってもらうか、車で」と温室育ちぶりを明かしていたが、なんと当時は茶髪&エクステの“ギャル男”だったのだ(しかも立膝をついて座っている)。ここで、菅田琳寧が「大光も、小6の写真見せてもらったけど、“お父さん”だったもんね」と、発言。実際の写真が公開されたが、確かに同級生に比べて頭一つ抜きん出た状態で、小6とは思えないほどのスタイル。その体格差を見れば、笑わずにはいられないだろう。

 さらに、「ジャニーズのコンサート会場といえば?」の問題で、7 MEN 侍メンバーの入所に関する新事実が発覚。菅田、矢花黎は、同じタイミングで嵐の東京・国立競技場でのコンサートに出演していたとのことで、「同期いた! 初めて見つけた!」(矢花)と、大興奮。本高克樹が「俺も、たぶんそのリハ(リハーサル)で、『嵐のコンサート出ましょう』って言われて、出なかった」と告白すると、矢花は「じゃあ、同期だ!」と、食いついていた。以降はジャニーズ活動における思い出話に発展し、佐々木の口からは「俺、これは覚えてる。みんなスッゲー緊張してるの。初ステージで。『ヤバい、緊張するね』って言った時に、塚田くん(A.B.C-Z・塚田僚一)が、『みんな頑張ろうね!』って(声をかけてくれた)。みんな緊張してるから、誰も返事しなかった」と、やや塚田の可哀相なエピソードも。最後は正解数により、ご褒美で焼き肉ロケ企画が決定したのだった。

 ファンの間では、主に今野&佐々木の写真についての感想が多く上がっており、「小学生時代のこんぴの写真、チャラい!」「こんぴーの小学生時代はクセが強すぎて、親の顔が見てみたい(笑)。大光のお父さん感もめちゃくちゃ面白い」「こんぴ、謎が増すばかり。小学生時代にエクステ、茶髪、車通学って強すぎる!」「こんぴ、小学生の頃から茶髪&エクステって、ヤンキー? でも写真の顔は天使」「こんぴの写真、撮影場所はコンクリート打ちっぱなしの室内だけど、家かな? 階段の幅から推測するとかなり広い家。今野家ヤバイ」と、驚愕していた。再生回数は1本目が17万台、2本目は18万台(24日時点)。

 18日にアップされたのは「美 少年【写真でじゃんけん】HiHi Jets・7 MEN 侍・少年忍者…Jr.を撮りまくる!!!」。今回は、King&Princeの平野紫耀・永瀬廉・高橋海人が座長を務める舞台『JOHNNYS' ISLAND』(帝国劇場、19年12月8日~20年1月27日まで)に出演している美 少年が、休憩中にJr.たちと戯れる企画だ。これは「写真じゃんけん」と題したゲームで、インスタントカメラを使って10枚の写真を撮り、その後スタッフが出すお題に最も当てはまるカットを発表するというもの。

 チーム分けは岩崎大昇&那須雄登、浮所飛貴&佐藤龍我、金指一世&藤井直樹の3組に決まり、それぞれ「身長が高いJr.は?」など、お題を想定しつつ撮影に臨んでいた。そんな中で、個人的には東京B少年(元のグループ名)加入時はまだ13歳だった金指が、年下の少年忍者・久保廉や田村海琉に「引き続き頑張ってね」「今、何歳? 一番若い?」と話しかけるシーンに胸が熱くなった(6分過ぎ)。

 その後はお題の発表が行われたが、第3問の「名前に濁点が一番多いJr.は?」で事件が勃発。浮所&佐藤は少年忍者のヴァサイェガ渉、金指&藤井が同じく少年忍者の安嶋秀生を選出すると、岩崎&那須はHiHi Jetsの猪狩、井上、高橋のスリーショットをお披露目したのだ。

 確かにHiHi Jetsは「いがり」「みずき」と2つ濁点があるも、佐藤らが「はい、なし!」と抗議。すると、岩崎は「待って、待って。最初のルール説明で、別に1人と言ってないじゃん」と言い張った(ずる賢い)。一方、そもそも撮影にあたっては「別のチームがすでに写真を撮っていた場合はNG」との条件付きだったが、HiHi Jetsの3人はこれを逆手に取って悪巧みを実行。岩崎がHiHi Jetsの楽屋を訪れた際、「誰も撮られてない?」(岩崎)「知らない。まず企画の趣旨が、俺らわかんないから」(猪狩)「Jr.を10人撮って。それでお題が出されるんですよ。持ってる写真の中から出すっていう……」(那須)「なるほどね」(高橋)などと“初めて聞いたふう”を装っていたのだが……。これは彼らの演技で、実は開始直後に浮所&佐藤チームが先にやって来ていたとか。

 その時、「次にあれが来たら断らなきゃいけないの?」(猪狩)「お願いします」(佐藤)「結果教えて! 応援してるから」(猪狩)と会話していたにもかかわらず、イタズラ好きのHiHi Jetsがシラを切ったのだ。加えて、HiHi Jetsは金指&藤井チームのことも「もう撮られちゃいました?」(金指)「全然大丈夫だよ」(高橋)「いいよ、俺らそういうの気にしないから」(井上)「え、そういうの気にしないといけないんですよね、企画的に。ここへ来てスゴいフェイントかけられてる、俺ら」(藤井)「撮りたいの? 撮りたくないの?」(猪狩)「撮りたい」(金指&藤井)「じゃあ、いいじゃん」(HiHi Jets)と、誘導。

 それでも、藤井が「もし、2枚目だったらさ、俺ら無効票になっちゃう」と恐れていると、ちょうど現れた浮所が「残念~! 僕たちがHiHi Jets撮らせてもらってま~す!」とあっさりと告白し。「いや、何言ってんの?」(高橋)「撮ってないよ」(猪狩)「あれ俺じゃないんだけど」(高橋)と取り繕う2人だったが、“マジレッサー”の美 少年は「でもだって、HiHiは撮ってるから。ほら、ゆうぴーと瑞稀。ガーリーもいるもん、ここに!」(浮所)「めっちゃキメてますよ」(佐藤)と、手札を公開。苦笑い気味の金指は悲しげに「ダメだ……。行こう」と、すんなり退散してしまった。HiHi Jetsの作戦は浮所&佐藤を助けたかっただけなのか、それとも単純にゲームを引っかき回したかったのか……?

 さらに、7 MEN 侍・佐々木も岩崎&那須、浮所&佐藤チームの両方に同じポーズの写真を撮らせ、“賑やかし要員”としては抜群の個性を見せていた。怒った佐藤が写真を壁に投げつけた瞬間、「人、人!」(那須)と率先して拾いに行く那須&岩崎の優しさにも注目。ファンからは「美 少年は誰一人として騙し合うってことを考えないところが可愛い! 今週もほのぼのでいいね」「美 少年と他グループとの関係性が垣間見れて楽しかった!」「龍我、浮所くんが写真撮る時に『ハイ、チーズ』に合わせてポーズしてて可愛い」「金指くんが控えめながらも、ちゃんと先輩してて泣ける」「淡々と撮り進めていく美 少年に対して、動画的に面白くなるようにトラブルを巻き起こそうとするHiHi Jetsと大光のバラエティ力に感謝」と、さまざまな感想が上がっている。

 他グループも出演しているだけに、再生回数は波紋を呼んだ前週の「【ドッキリで重大発表】3人で新ユニット…マジか!!!!!!」と、ほぼ同ペースの32万台(24日時点)。

 16日の動画は「Travis Japan【童謡で踊ってみた】みんなが知っているあの曲に本気ダンス2」。昨年3月公開の「【童謡で踊ってみた】みんなが知ってるあの曲に本気ダンス!」の続編で、前回のテーマ曲は「アルプス一万尺」だったが、新作は「どんぐりころころ」にチャレンジしている。振り付けは、引き続き吉澤閑也が担当。1カ月ほど前から、「どんぐりころころ」に合うオリジナルダンスを考えていたという。まずは吉澤がダンスの構成について説明。「最初だけ(松田)元太がセンターで……」と言うと、宮近海斗は「なんで元太にしたの?」と不思議そう。吉澤いわく、Kis-My-Ft2・宮田俊哉に「元太がセンターの時、なんか良かったよ」と褒められたことがあるそうだが、現役センター・宮近はやや複雑な表情を浮かべていた。

 練習を終えて本番の撮影が始まるも、お互いにミス連発。まとめ役の吉澤は七五三掛龍也が“ふざけすぎている”と指摘したが、当人は「俺よりふざけてる奴、絶対いたから。まず一番は松倉(海斗)」と言ってのけ、振り付けの一部で「頭振ってた」と、チクリ。松倉が「違う、違う、違う! マジでやってない!」と大焦りで否定した後、さらに七五三掛は「(中村)海人も頭振ってた」と重ねて主張。巻き添えを食らった中村は松倉のように反論するわけでもなく、呆れた顔で七五三掛を見つめていたが、ふてくされてしまったよう。

 そんな中村に向けて、「しめが言ってるんだから」「ユニゾンでみんなで心を合わせる」と説得する吉澤。振りの作成&ダンス指導に加えて、いざこざの仲裁までする吉澤の苦労を思うと、ついつい同情してしまう。なお、トラブルの一因である七五三掛が、ふてくされる中村に「それができたら、もう終わるんだよ」と肩に触れると払いのけられてしまうという、波乱の展開を迎えてしまった(とはいえ喧嘩コントの範疇)。失敗を重ねた末に心を一つにし、10回目でなんとか成功。癒やし系の曲調とは対照的に、キレキレのダンスを披露したのだった。

 コメント欄やSNSでは「約1分しかない曲の中で何回フォーメーション変わるの……しーくん天才!」「ピリつくところもカットせずに流してくれるスタッフさん、トラジャとファンのことわかってるな~」「しめちゃんとうみくんが喧嘩してる姿を見て、止めに入る閑也がカッコよすぎる」「しめんちゅの喧嘩、ヒヤヒヤした。『どんぐりころころ』を踊ってる人たちの雰囲気じゃない」と、吉澤の振り付けを絶賛する声や、七五三掛×中村の絡みに反応する声も。ファンが頑張って視聴しているためか、再生回数は24日時点で91万台と、以前よりも明らかに早いペースで伸びていた。

Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔「気まぐれなツンデレ男みたいに言わないで!」

華も数字も寂しげな1月クールのドラマでも出色だというKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔さん主演の深夜ドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ系)。

 医療・警察ドラマだらけの中、ピュアなラブストーリーで、藤ヶ谷太輔さんが演じる“心に傷を負った家具職人”に胸を打たれてしまったというアツ。キスマイのデビューから現在までの歴史が走馬灯のように浮かんでしまったそうで……。

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 新春ドラマがほぼ出揃ったとあって、“いつメン”たちと恒例のランチ会を開催。でもね、案の定というべきか、週刊誌記者が開口一番「今クールはダメだ。春クールに期待しよう」とバッサリと言い切ったから、もうみんな苦笑いよ。

「だってさ、4月ドラマは7年ぶりに大復活する堺雅人さん主演の『半沢直樹2』(TBS系)があるし、これはもう文句なく大本命でしょ。それに13年ぶりとなる篠原涼子さんの主演作『ハケンの品格』(日本テレビ系)も新しい仕掛けがいっぱいだし、木村拓哉さん主演の『BG~身辺警護人~』も帰ってくるし春まで寝て待つわ。今クールは期待してた『テセウスの船』(TBS系)もちょっと残念な感じで早くも離脱しそうだし」(週刊誌記者)

 でも、真っ昼間からアワアワなシャンパンをアオリ出してシャンパンボトルが呆気なく1本空いた頃、いつしかKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔くん主演の深夜ドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ系)の話へと。いつメンのみんなもたいぴーとは顔なじみだから、いろんな思いが溢れちゃったみたい。

 というのも、今回たいぴーが演じる壱晴という家具職人は、大切な人を失ってから”記念日反応”という症状に見舞われて、苦しんでいる最中なの。あんまり聞いたことなくない?  このドラマの宣伝インタビューでは誰もが「藤ヶ谷くんの記念日と言えば何ですか?」という質問をしたんだけど、たいぴーは「やっぱりキスマイのデビュー日かな」って言ったの。

ツンデレ王子・藤ヶ谷太輔の真骨頂
 うんうん。あれは忘れもしない、2011年8月10日のこと。恵比寿ガーデンプレイスでCDデビューイベントがあって、暑さ真っ盛りの真夏日だったのに颯爽と純白のスーツ姿で現れて。ず~っと応援してきたファンの皆さん同様、それまで長きに渡り一緒に仕事をしてきた担当記者や編集者たちもジーンとしちゃって、涙をこらえてステージを見ていたのよ。

 何だか照れちゃって、アツもいつものように軽口が叩けず「これから忙しくなるんだから覚悟しとかなきゃね」と言ったら「もうめちゃくちゃ忙しくなりたいよ。朝から晩まで仕事したい。アイドルを全うしたい!」と答えてきたたいぴー。

 あの日のことが走馬灯のように鮮明に蘇ってきていた矢先、後輩のSixTONESとSnowManがCDデビューして。ストスノのデビュー日に『ZIP!』(日本テレビ系)を見ながらウルウルしちゃったのは絶対にナイショだけど、アツはたいぴーがこうやってアイドルを超越して俳優としても活躍していることが本当に嬉しいのよね。デビューから紆余曲折があっても、ちゃんと一歩ずつ確実に階段を上って行ったんだから。

 特に今回の壱晴はとても難しい役で、心に抱えた傷を克服していく姿も胸を打つし、家具職人という難役への挑戦でもあるし。本物の家具職人さんについてみっちり練習して、いろんなお話も聞いてきたんですって。

 たいぴーは、「家具の世界は奥が深い。0.1ミリのズレも許されないんだ。職人気質って凄いなと思った」と感激の面持ち。その影響で家具が欲しくなっちゃったそうで「今回の役を通していろいろと知識を得て、部屋の配置も考えつつ、じっくりしっかり選びたい」そうなの。こだわり派のオシャレな男だから、きっと素敵な家具をチョイスするんだろうな。選んだらちゃんと紹介して貰わなくちゃね。

 壱晴は恋人の死を乗り越えていくちょっと影のあるミステリアスな男性で、でも一方で人懐っこい面もあってという複雑な役。そんな彼が奈緒ちゃん演じる恋に不器用な女性・桜子と出会い、人生をやり直していくというラブストーリー。ドキドキさせてくれそうでしょ?

  アツは「最強のツンデレ王子・たいぴーには、二面性のある役はピッタリじゃん」と思って、あくまで褒め言葉として言ってみたんだけど、「人を調子のいい男、気まぐれなツンデレ男みたいに言わない!」って怒られちゃった。えっ、たいぴーってば正真正銘のツンデレじゃない。

 まあ「最近、ツン部分しか見てないような気がする」んだけど、ご本人は「そりゃ人によって自ずと態度は変わるもんでしょ。何でデレの部分を見せなくちゃならないんだよ。勿体ない!」だって。何なのよ~。

 忘れもしない数年前、誕生日に勇気を振り絞って「あのね、今日はアツのお誕生日なんだけど」と言ってみたら、たいぴー王子は「よかったな、誕生日に俺に会えて」と言ってのけたのよ。「おめでとう」の言葉なんて一切なかったわ。このツンデレたいぴーがっ!

 でも変なところで優しいから、みんなたいぴーに参っちゃうのよね。いつメンたちがインタビューに行く時なんて「うちの担当記者がいつも大変ご迷惑をおかけしています。今日はもう何でも聞いてください。いい取材にしましょう」とか言うそうなの。どういう気?  アツはそんな気の利いた”お優しいお言葉“なんて聞いたことがないけどね。

 とはいえ時にサラリと「幻のたいぴーマジック」を繰り出して人の心をわしづかみにしていくんだからどうにも憎めない、それが藤ヶ谷太輔という男なの。結果、「やめるときも、すこやかなるときも」、最後はたいぴーに心を掴まれてしまうのよ、悔しいわぁ。冬枯れ厳しいドラマ業界だけど、たいぴーの新しい魅力がふんだんに見られること請け合いのドラマなので、ぜひぜひご覧あれ。ツンデレ王子がアナタをお待ちしていますから。

横浜流星が田中圭を好きすぎる
 さてさて、冬枯れだと散々言っておいて恐縮だけれど、最後に他のドラマについても書いておこうかしら。NHKは沢尻エリカ騒動でゴタゴタしたけど、大河ドラマ『麒麟がくる』の見応えはやっぱりさすが。初のフル4K撮影とあって色鮮やかで豪華絢爛な衣装も素敵だったし、セットも精巧によく出来てたし、何より大河の主役を担う長谷川博己さんの気迫が伝わってきたでしょ?

  アツは『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の頃から折に触れ長谷川さんのインタビューをしてきたんだけど、勝手に「ついに大河の主演を張るまでになったのかぁ」と胸アツになっちゃって。「麒麟、キターッ」って感動しながら見ていたの。

 そしてそして毎朝、松下洸平さんに癒されている連続テレビ小説『スカーレット』にも朗報が! 何と3月放送分から稲垣吾郎くんが出演するというんだから、これはもうお楽しみ度100倍よね。新春ドラマを酷評したいつメンたちだって「なんだかんだ言ってNHKは強い。特に連続テレビ小説と大河は結局、見ちゃう!」と納得顔。

 民放では、まさかの不倫で離婚の危機に陥っている東出昌大さんが現在、テレビ朝日系の連ドラに出ているんだけど、テレビ誌の編集者でさえ「あれ、タイトルなんだったっけな。桐谷健太と出てるんだけど『ケンジとヤスコ』だっけ?」な~んて言ってたぐらいで、タイトルさえ思い出せない影の薄さ。そんなのってあり?

 正確には桐谷さんと東出さんの主演ドラマは『ケイジとケンジ  所轄と地検の24時』というらしいんだけど、いつメンたちも口々に「知らない。見てない。追ってない」のナイナイ攻撃よ。ちなみにテレビ誌編集者が言ったドラマタイトルも間違いで、それを言うなら『ヤスコとケンジ』が正解ね。そんなこと言ってたら『ヤスケン』に出演していた松岡昌宏くんに叱られちゃうわよ~。

 ちなみにアツ的には相変わらず清野菜名ちゃんと横浜流星くんのW主演作『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)を激推し。流星くんの成長を見ていて嬉し泣きしそうな勢いよ。仲良しの田中圭さんが父親役で出演しているから嬉しすぎちゃって、撮影の合間に圭さんに“恋人繋ぎ”を仕掛けるいたずらっ子の流星くん。な、何て可愛いの~。

 胸きゅんきゅんドラマといえば、上白石萌音ちゃんと佐藤健さん主演の『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)。健くん演じるドS医師の天堂語録にシビレっ放しで、気絶しそうだもん。本当はこの会でも『恋つづ』の話を大声でしたかったんだけど、いつメンの皆さんは興味ナシだったから泣く泣く断念よ。吉高由里子ちゃん主演の『知らなくていいコト』(日本テレビ系)も現場が楽しいし、演じるケイトがオシャレでかなりいい感じなんだけどなぁ。グッと我慢。

 まぁ、そんなこんなで業界内でも「ドラマ、見てない。秒で離脱」発言が続く非常に厳しい状況なんだけど、ひとつは“推しドラマ”があると一週間お仕事や学校を頑張れるってものよね。もちろんテレビ以外にも楽しいコンテンツはたくさんあるけれど。気になった作品がありましたら、一度見てくださいませね!

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ウエルシア、マツキヨ、ツルハ……ドラッグストアマニアが語る「このチェーン店がすごい!」

 すっかり人々の生活になくてはならない存在となった「ドラッグストア」。かつての「薬局」とは一線を画し、コスメや日用品が充実、プライベートブランド(PB)商品は安価で質の良いものが多く、食料品も「スーパーより安く買える」と人気を博している。しかし、ドラッグストアと一口に言っても、各店それぞれの特色があることをご存じだろうか。今回、“ドラッグストアマニア”であるFP/ライターの齋藤めぐみさんに、独断と偏見で「このドラッグストアがすごい」ベスト3を選出してもらった。

このドラッグストアがすごい第1位……ウエルシア
「『ウエル活』で節約&『糖質オフ』スイーツでダイエット! 両方の夢を叶えてくれるドラッグストア」

 「ウエル活」という言葉をすでに知っている人も多いのではないでしょうか? 

 これは、ウエルシアの「お客様感謝デー」で、Tポイントを使ってお得に買い物をする方法のことを指し、該当日である毎月20日には、節約家の買い物客がウエルシアへ大集結するのです。Tポイントを200ポイント以上持っていたら、商品が1.5倍増しで購入できる……つまり通常1Tポイント=1円となるところを、この日だけは1Tポイント=1.5円換算になります。1,000ポイントあれば1,500円分の商品が買えるというお得すぎる1日なのです。

 20日になると、インスタグラムにはハッシュタグ「#ウエル活」で、次々と戦利品の写真が上がります。食料品や日用品を、画面に入り切らないほど、どっさり買っている人がたくさん。こんなにお得で……本当にいいんでしょうか?

 特にオススメの人気商品は、ウエルシアが独自に展開している糖質オフのスイーツシリーズ。

 例えば、「糖質を抑えた ペコパフケーキ ミルキークリーム」は、不二家とのコラボ商品で税込108円という安さながら、ふわふわ食感のスポンジケーキと練乳クリームの甘さで食べごたえがあります。なのに、糖質8.8gという低さに驚きです。また、「糖質ひかえめショコラクッキー」も糖質8.9gでダイエット中の人にはうれしい一品。6個入りという少量だからと侮るなかれ。有名パティシエールの阪本久枝さんが監修で、チョコの味はしっかりあるのに決して甘すぎない、罪悪感なしに小腹を満たせるスイーツなのです。ドラッグストアのスイーツというと、安さのあまりついつい買いすぎてしまいがちですが、ウエル活でお財布に優しく、さらに糖質も低いスイーツとなれば安心して買えちゃいますよね!

 消費税10%で節約志向は高まる一方。今後も、ウエルシアは私たち消費者にかかせないドラッグストアとして存在感を増していくでしょう。

 オシャレな女性の間で話題になっているのが、インスタ映えするマツキヨPB商品です。ティッシュやマスクといった普段何気なく使う消耗品でも、白と黒がベースのモダンシンプルなデザインパッケージが生活のグレードをぐぐっと引き上げてくれますよ!

 さらに人気が高いのが、マツキヨオリジナルのスキンケアシリーズ。その高品質が話題となり、雑誌で大きく取り上げられるほど、美容家の間でもメジャーな存在なのです。

 特に注目したいのは、「アルジェラン」と「ブランホワイト」のシリーズ。アルジェランは、本格的なオーガニック成分にこだわったスキンケア&ヘアケア商品です。中でも、「ボディソープ モイスト(しっとりタイプ)」は、数々の生活雑誌・ファッション誌で取り上げられているお墨付きの人気商品。オーガニックソープナッツとオーガニックアルガンオイルを配合して、濃密泡でしっかり洗えるのに保湿力が抜群と話題なのです! ダマスクローズ精油とゼラニウム精油を合わせた上品な香りで、バスタイムも華やぐことでしょう。

 一方、ブランホワイトは、マツキヨとナリス化粧品が共同開発したスキンケア商品。「ふきとりから始める美白ケア」をコンセプトに、毎日のスキンケアで無理なく角質ケアができ、透明感のある肌に近づけてくれると人気を博しています。普段使い用の化粧水・乳液から、スペシャルケア用の集中マスクまでそろっているので、ブランホワイトのシリーズだけでスキンケアが完結できちゃいます。

 エステへ頻繁に通うには時間もお金もかかりますが、最寄りのマツキヨへ足を運べば本格的な美白ケアが自宅でできるようになるかもしれませんよ!

 ツルハは北海道を拠点にして、東北地方に多いドラッグストアです。その数は、ドラッグストアの中でもぶっちぎりの全国2,000店舗超え! まさに消費者の一番身近で暮らしを支えるドラッグストアなのです。

 そんなツルハの強みは、PB「くらしリズム」商品の圧倒的な安さと品揃えにあります。日用品から食料品に至るまで主要メーカーの商品より約3~10%も安いので、あれば迷わず手に取ってしまいます。品質も、本家に引けを取らないものばかりです。

 例えば、各メーカーから発売されている「ハトムギ化粧水」も、くらしリズムにラインナップされており、500mlで税込437円という圧倒的コスパ。これなら毎日じゃぶじゃぶ使えます! 無着色・無香料でサラサラとした肌なじみの良いテクスチャなので、お風呂上がりの全身保湿にぴったりだと思います。

 また、パッケージが可愛らしい商品もおすすめ。「ハーバル薬用泡ハンドソープ」は、なにはともあれ、ピングーが可愛すぎます! 自宅にあったら癒やされること間違いなし。ヤシの実からつくられた、合成界面活性剤・合成香料・着色料・防腐剤全てフリーの手肌に優しい泡状せっけんです。泡切れもいいので、子どもでもひとりで上手に手洗いできるのではないでしょうか。

 さらに、個人的に超おすすめなのが、ツルハのネットショップ。くらしリズムの商品が安定の低価格で買えるのはもちろん、なんと酒類専用のショップまであるんですよ! そこでは、ツルハの本拠地・北海道ならではの貴重なワインや日本酒をどっさり取り揃えています。また、お酒に合うおいしい特産品まで手に入るので、自宅にいながら北海道を味わい尽くせるのです。

 ツルハは、もはやドラッグストアという業界の枠を超えて、その店舗数と安さと品揃えで、北海道から全国の消費を盛り上げているんですね!

【総評】
 正直、ドラッグストアで「安い」のはもう当たり前の時代です。安さだけの競争は平成で終わってしまいました。今や、ドラッグストアは、地域のスーパーのようにさまざまな種類の商品が買えて、コンビニのように24時間開いているところもあり、また病院のように健康相談ができたり、エステサロンのごとく肌質診断などもできる、何でもありなところなのです。

 その可能性はまだまだ無限大。2019年からの急速なキャッシュレス決済の流れによって、ポイントも貯まりやすくなり、ますますお得にドラッグストアを利用できるようになりました。

 令和はいよいよドラッグストアがもっと便利に躍進する時代! これからどんなお店やサービスが登場するのか楽しみですね!

パート先の介護サービスがきっかけに――老夫婦、妻の決断「夫のことは支えるが……」

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 折田真由美さん(仮名・51)は、最近「夫婦ってなんだろう」と、しきりに考える。夫の稔さん(仮名・55)の義父母は、ケンカの絶えない夫婦だったが、義母がパーキンソン病になり体が動かなくなっていくと、義父がかいがいしく介護をするようになった。「夫婦はいくらケンカをしていても、最期はお互いを思いやるものだ」という折田さんの母の言葉を何度も思い出している。というのも、エリートサラリーマンだった稔さんが起業したものの、二度の倒産で暮らしが激変したからだ。

(前編はこちら:年収2000万円のエリート夫が二度の破産――「夫婦ってなんだろう?」と妻が自問するワケ)

こんなときこそ夫を支えるべきなんじゃないか

 二度目の倒産後は、稔さんが50歳を超えていたこともあり、職探しは難航した。50社ほどに書類を出し、面接までこぎつけても、「なぜあなたのような立派な経歴の人が」と驚かれて「うちにはもったいない」と採用を断られる。

「最初の会社を辞めたときが40歳。もう一花咲かせたいと思ったんでしょうが、あのとき反対しておけば……と何度も後悔しました。下の息子は、生活が苦しい思い出しかないと言っています」

 いっそ離婚した方がいいのではないか、と思ったこともある。しかし、義父母の関係を見て、「自分も夫を支えないといけないんじゃないか」と思い直した。

「夫も、子どものことはかわいがっていましたし……」

 折田さんは、友人にはこういった話はできなかったという。

「こんなどん底の生活、愚痴を聞かされても困るでしょう。母も年を取っているので、心配はかけられません。肝心の夫は毎日部屋にこもりっきりで、何をしているのか、何を考えているのかわかりませんでした」

 そのころ、折田さんはデイサービスでパート勤めをしていた。介護ヘルパーの資格はなかったが、人手不足だったので採用されたという。送迎バスにも乗った。運転していたのは、折田さんよりも5歳ほど年下の男性。折田さんのように、送迎だけをするパート職員だった。毎日顔を合わせるうち、次第にその男性に家庭の話をするようになった。

「その人に家の話をするようになって、ずいぶん救われました。その人も送迎のアルバイトをするくらいだから、事情はうちと似たりよったりだったんだと思います。夫のことを打ち明けると、『男ってそんなものですよ。何も言わなくても、つらい思いをしているはずなので、今は黙っておいた方がいい』と言ってもらい、そんなものかと思えるようになりました」

 その後、その男性は再就職先が見つかり、運転手を辞めた。折田さんは、保育士の通信教育を受け、猛勉強をして保育士の資格を取った。今は保育所の非常勤職員として働いている。稔さんも、小さな会社に再就職することができた。

「夫もなんとか就職できてホッとしましたが、お給料は悲しいくらい安いです。週末には、お小遣い稼ぎのために近くのホームセンターで駐車場の誘導員をしています。そんな姿を見ていると、バリバリ稼いでいたころの夫と比べてしまうし、かわいそうだなと思います。縁があって家族になったんだから、義父のように夫を支えていかなくてはならないとも思っています。ただ、夫のことが今も好きか、と問われれば、もう好きだとは思わないです」

 折田さんは、今でもデイサービスの運転手だった男性とときどき会っている。

「その人とお茶を飲みながら、たわいもな話をするのが今の一番の楽しみ。そういう存在の人がいるだけで、私の人生も捨てたもんじゃないなと思えるんです」

 LINEでやりとりもしている。後ろめたいことはしていないというが、子どもに見られて誤解されたくないので、すぐに消している。そして、折田さんはまもなくおばあちゃんになる。

「苦労させてしまいましたが、子どもたちも社会人になりました。長女は家庭を持って、もうすぐお母さんになるんです。これでようやく一段落ついたなと思っています。これからどんな人生が待っているかはわかりませんが、長女が夫婦で支え合って、家庭を築いていければそれでいいと思います」

 折田さんのスマホには、時おりLINEの着信を知らせる音が鳴っていた。折田さん夫婦の「つじつま」はどこで合うのだろう。

ママ友LINEで「子ども同士のトラブル」を相談――「犯人捜しやめなよ」と忠告されてショック

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 子ども同士のトラブルに、保護者はどこまで介入してよいのか。最近は、プライバシーなどの問題から、保育園や幼稚園では、トラブルになった相手の個人名を開示しないことも。こうした状況に頭を悩ませるママが、ママ友同士のグループチャットに助けを求めるケースもあるそうだ。

娘を蹴った子を教えてもらえず、幼稚園に不信感

 友紀さん(仮名)は、2歳になる女児をプレ幼稚園に通わせている。少子化と言われているが、人気幼稚園の場合は入園希望者が定員を上回ることも珍しくない。そのため、年少児の入園が優先される2歳児からのプレ幼稚園に子どもを入れるケースが主流になってきているという。

 プレ幼稚園は、園児数も少なく、母子同室で遊ぶ時間もあるため、必然とママ同士の付き合いが避けられないという。

「これから入園を希望する幼稚園なので、なるべくトラブルは避けたいのですが、母子分離での保育中に、娘が同じクラスの子に耳の上を蹴られてしまったようなのです。よく見ると赤くなっていて、痛がっていました。幼稚園からの説明では、『保育中の園児同士のトラブルは、その場で先生が対応しているので安心してほしい。ケガがあれば、看護師や病院にも連れていく』という説明だけで、誰がやったのか教えてくれないんです……」

 子どもに聞こうにも、2歳児だと、「どういう状況で誰にケガを負わされたのか」を説明するのはまだ難しいという。

「どうやら男の子ではあるようなんですが、特定はできず。誰かわかれば、娘と接触をさせないよう気をつけるのに……と、モヤモヤしていました。そこで、女の子のママさんだけのグループチャットで、娘のケガについて打ち明けたんです。すると、ほかのママさんから、『うちも男の子に噛まれた』といった話を聞くことができました。あるママさんが言うには、『うちの子は、その男の子の名前を言うことはできなかったけど、下駄箱についているその子のマークを指さした』『それで、どの子がやったのかわかった』と。私にも男の子の名前を教えてくれました」

 園で解決してもらえない不満を、ママ同士のグループチャットで解消できたという友紀さん。「ママ友と情報交換ができ、子どもを幼稚園に通わせることへの不安が減りました」と語る。

「私も子どもの頃、幼稚園でケガをしたんですが、それをうまく親に伝えられなかった記憶があります。今は、親同士がグループチャットで、あまり大きな声ではしにくい話も気軽にできるようになりました。子ども同士のトラブルも、ある意味解決策が増えた気がします」

 都下にある小規模保育園に4歳になる娘を通わせている明美さん(仮名)。「娘には、小麦粉などに軽い食物アレルギーがある」という。

「食べ物によっては軽いじんましんが出たり、また咳など循環器に症状が出るんです。そのため、小規模で保育士の目が行き届く園を選びました。でも、この前、ポケットの中にクッキーなどのお菓子を入れて持ってきた5歳児の男の子がいて、合同保育の時に娘が食べてしまったらしいんです」

 幸いにも、ひどいアレルギー症状につながるような症状が出なかったため、難を逃れたという。しかし、その際の園側の対応に不満を感じたようだ。

「『プライバシーの問題で、どの子が持ってきたのか言えない』の一点張りだったんです。おもちゃやお菓子を持ってくるのはルール違反なのに、徹底されていないのは園側の問題。にもかかわらず、そっけない態度で、どうしても納得いかなかったです」

 明美さんは、同じ園に通っているママさんたちのグループチャットで、「持ってきたのは、誰かわかりますか?」と聞いてみたという。

「すると、別のママさんからメッセージが来て『犯人捜しみたいなのはやめなよ』と書いてありました。娘は、アレルギーが入院につながることもあるのに、事の大きさが伝わらずつらかったです……逆に事の大きさがわかっているから、私が暴走しないように咎めたのかもしれませんが」

 モヤモヤを抱える日々を送っていた明美さんだが、後日、迎えの時間に一緒になった男児のママから直接謝罪を受けたという。

「私のメッセージを見たママが、お菓子を持ってきた男の子のママに、内々に伝えてくれたそうです。最初は気まずかったですが、事情を話すと打ち解けました。LINEは、『こういうことがあった』というのを伝えるのには良いですが、単刀直入に『誰か』と聞いたのはよくなかったかもしれません……。直接話す方が、誤解がなくていいと思いましたね」

 関東近県にある保育園に6歳になる娘を通わせている弥生さん(仮名)は、最近、子どもたちが「性差」に気づいてきたという。

「ある時、娘の元気がなかったので、お風呂で二人きりになった時に、理由を聞いてみたのです。すると、トイレの時に局部を見せてきたり、午睡(昼寝)の時に、布団にもぐってきてお尻などを触ってくる男児がいるらしいんです……。保育士さんにもちらっと聞いてみたのですが、『この年頃になると、男の子と女の子が違うというのがわかってきて、ちょっとふざけて着替えの時に裸を見せることはあります』と言われてしまい、娘のことは聞けませんでした」

 神妙そうな面持ちで語る弥生さん。このような性にまつわる話題は、ママ友同士でも、言いづらいという。

「ママ友のグループチャットでも、その話題に少し触れました。でも、話しづらいのか、そのままスルーされてしまい……。でも、小学生のお兄ちゃんがいるママさんが、グループチャットではなく直でメッセージを送ってきました。彼女がグループチャットにいるのは知っていたのですが、ほかのママさんが招待した人だったので、私とは直の友達ではなく、個人的に話すのは今回が初。ママさんいわく、上の子が6歳くらいの頃に、外で性器を触る癖があったので、悩んでいたそうです」

 この出来事で、弥生さんは、思わぬグループチャットの利点に気づいたという。

「グループチャット上で話題を出すと、その場では言いづらくても、個別で連絡してくれる今回のようなケースもあるんだなと思いました。そのママさんは、『たとえ言いづらくても、保育士さんに「ある男の子から、うちの娘が嫌な思いをさせられている」と伝えた方が、向こうのためにもなるよ』とアドバイスをしてくれました。また、伝え方についても『事実だけをシンプルに』と教えてくれたんです」

 このように、ママ友のグループチャットでは、子ども同士のトラブルをなんとか解決しようと奮闘するママたちの姿が見える。ただその場合、感情に任せるのではなく、冷静に「どのように相談するのがベストなのか」を考えることが大事ではないかと思う。

山本ゆりさん「ハッシュドもちベーコンチーズ」レシピ、こんな食べ方アリ!? 料理って素敵かもしれない!

料理がまったくできない主婦の私。もう4年ほど夫が料理を担当していますが、子どもの成長とともに「いやでも作らなあかん時」に見舞われるように……。そこで「かんたん」「ラクチン」とTwitterで話題のレシピにチャレンジしていきます!

今日のレシピ:山本ゆりさん【サクサク!ハッシュドもちベーコンチーズ】

 正月のモチが余ってるけど、私はモチの焼き方すら知らない。そんなレベルの私でも、モチを使ってできるレシピはないものか? と頼った先は、“簡単料理レシピの神”我らの山本ゆりさん。チャレンジしてみました。

【材料】
・切りモチ 1つ(約50g)
・ハーフベーコン 1枚
・ピザ用チーズ 大さじ1~2
・片栗粉 小さじ2

 料理手順はこちら。

1)切りモチ1個、ハーフベーコン1枚は7ミリ角(適当でOK)に切る。
2)1に片栗粉小さじ2、ピザ用チーズ大さじ1~2を加えて混ぜる。
3)多めの油を引いたフライパンに、2を広げ、蓋をして弱~中火で焼く。膨らんだらひっくり返して、両面こんがり焼く。
※じっくりと片面3分ほどかけて膨らむまで焼く。
※裏返して油がなくなってたら、足してください(カロリーは無視することな)

 早速作ってみましょう!

 料理ができない私が、まずつまずいてしまったのは、モチを7mmに切るところ。……そもそもモチって包丁で切れるの? 私が包丁を持つことに、我が家の料理担当・夫は心配そうにキッチンの柱から見ていた。どう頑張っても1cmになってしまったけど気にしない。

 モチやベーコンを気持ち7mmぽく切ったら、チーズや片栗粉と混ぜます。私はモチ2個分だったので片栗粉も2倍必要なのか悩みましたが、なんとなくこんな感じかな? 結果、どうやら入れすぎたよう。山本ゆりさんのレシピはもっと片栗粉が少なかったよね……(不安)。

 多めの油を引いて、フライパンで焼くと書かれていたけど、具材がバラバラの状態なので、思わず炒めそうになってしまった。もう一度レシピを見たら、まあるく固めておくようだ。そうすると、モチやチーズや片栗粉がひっつくという仕組み(と、柱の向こうにいた夫に言われて慌てて具材をかき集めてジッと待つ)。

 レシピに「蓋をする」って書いてあって慌てて蓋を探す。最初にレシピを見ていたにもかかわらず、全く準備ができていないところが、“料理負け組”感を物語る。負けない。主人が「蓋はココやで」とすかさず被せてくれた。さすが我が家の料理担当。フライパンの蓋が我が家にあったことすら私は知らなかった……。

 蓋をしたのはいいけど、片面3分間放っておくのは焦げそうで不安なので、何度か蓋を取って確認。いい感じの色になってきた頃にはモチがふっくらしてきた!

 「おもちをあまりいじくり倒したらあかんで」と主人に言われたので、おとなしくジッと待つ。もうそろそろいいかなぁ〜と、レシピ通りの3分くらい経過したところでひっくり返す! けど……ヒィィ怖い! ひっくり返すのが本当に苦手なんです。でもモチが膨らんでしっかり塊になってたから簡単にひっくり返せた。

 ひっくり返したあと、油が足りなかったら足す。山本ゆりさんは「カロリーは気にするな」と仰っていたので、遠慮なく油を足す。「油が多いのがサクサクしてとにかく美味しい」というので多い分にはいいのだろうと、勝手に判断。待つこと3分……。できた!


 山本ゆりさんのレシピの完成図はネギがトッピングされていたけど、私はノリで海苔をトッピング。我ながら焦げずにうまくできたものだと自信満々。

 表面はパリパリサクサクです。それなのに、このおいしそうな「とろ〜り感」。ベーコンもカリカリです。おいしそう。

 実際に食べてみると、ベーコンとチーズが思ったよりいい感じに主張してくる。表面のベーコンはカリカリなんですが、モチの中からひょっこり出てくるベーコンはジューシー!

 まるで「ぼんち揚せんべい」を食べてるような歯ざわりで、そこにチーズのほんのり焦げたしょっぱさ。そして中身はビヨーンと伸びるもっちりモチと、ジューシーベーコン。そこに加わるベーコン&チーズがたまらなくおいしかったです! 実はこれを作る前、冷蔵庫にベーコンがなかったので「ベーコンなし」を作ってみたんです。しかし、こうして食べ比べてみると、絶対ベーコンはあったほうがいい! 鼻息荒くいただきました。

 料理は苦手だけど、素敵かもしれない。モチって、こんな食べ方があるんだ! と本当に感動の一品でした。夫も「これはうまい!」と絶賛ですし、4歳の息子も食べられそうです。山本ゆりさんありがとう〜! おなかもいっぱいにになりました(笑)!

【総評】
もう一度作りたい度:★★★★☆
ズボラ主婦でも再現可能度:★★★★☆
子どもウケまたは夫ウケ:★★★★★

レシピ製作者:山本ゆり(syunkon レンジは600W)

中学受験本番、プレッシャーで「腹痛」に……お試し校「不合格」の親子を救った人物とは?

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 各地で中学受験の本番を迎え、いよいよ、来週末からは東京・神奈川での「最終決戦」が繰り広げられる。本命校受験を前にした親子は、まさに“落ち着かない日々”を過ごしていることだろう。特に「うちの子は本番に弱いのではないか」と我が子のメンタルを心配している親の気苦労は計り知れない。

「普段の“振り返りテスト”はできるのに、模試だとできなくなる」
「家で過去問をやれば点数が取れるのに、試験会場に行くとダメだ」
「今までの模試で良かった試しがない」

など、「受験本番でも同じことが起こるのでは?」という不安に苛まれ、頭に浮かぶ文字は「不合格」の3文字……。こうなると、悪い予感しかしなくなり、ますます心配になって、負のスパイラルに突入しやすいのだ。

「腹痛に見舞われるのでは」という不安で腹痛に

 確かに「本番に弱い子」というのは存在する。茜ちゃん(仮名)も、母の幸子さん(仮名)が太鼓判を押すほどの「本番に弱い」タイプであった。

 小学校4年生から通っている中学受験塾の成績は悪くはない。茜ちゃんはコツコツ型で、塾の復習テストも毎回、好成績である。それなのに、模擬試験会場やほかの校舎でテストを受けると信じられないほどのミスを連発するそうだ。

「誰に似たのか、茜は本当にプレッシャーに弱くて……。模試になるとおなかが痛くなるんですよ……」と幸子さん。

 なんでも、初めての模試の会場が、マンモス大学と呼ばれている校舎だったらしく、茜ちゃんはその雰囲気に気後れしてしまい、さらに会場が広すぎたせいでトイレの位置がわからず、粗相をしてしまったそうだ。

 粗相と言っても他人には気づかれないレベルだったというが、このことが年頃の少女にはトラウマになってしまう。以降、茜ちゃんは模試を受けるたびに、「腹痛に見舞われるのではないか?」という恐怖と戦ってきた。しかも、そのプレッシャーによって、本当におなかが痛くなるようになったとのこと。

 当然、幸子さんは、模試前の食事に消化の良いものを出したり、小児科でもらった整腸剤を飲ませるなどの対策を取ってきたが、効果はない。さらに神経内科に通わせるも、症状は消えなかったという。

 1月受験では、ついに電車の中でも腹痛を起こし、ようやく受験会場に辿り着いたものの、結果は残念ながら不合格。「本番のためのお試し」受験であったにもかかわらず、その「お試し」さえも落としてしまった親子は、失意のどん底に落ちた。

 そんな時に、幸子さんは近所に住んでいる奈美さん(仮名)という大学生に偶然、再会したそうだ。

 奈美さんは、茜ちゃんにとって「永遠の班長さん」であり、憧れの人。茜ちゃんが小学校に入学したばかりの頃、通学班の班長だった人物で、まだ幼かった茜ちゃんの面倒をみてくれていた「優しいお姉さん」なのだという。

 「お久しぶりです、茜ちゃんママ。茜ちゃんはお元気ですか?」と声を掛けられた幸子さんは、奈美さんに向かって「誰にも言えなかった秘密」を打ち明けてしまったそうだ。

「自分でもどうしてあの時、そんなことを言ったのか、わからないんですが……奈美ちゃんに『茜、お試し受験に失敗してしまって。実はね、前から過敏性腸症候群になってるみたいで、試験になると決まっておなかが痛くなるの。これじゃあ、本命校も受かるわけないわよね』と弱音を吐いたんです」

 すると幸子さんは、奈美さんから意外な提案を受けることになった。

「奈美ちゃんは『私、茜ちゃんの気持ち、わかります。私もそうでしたもん』と共感してくれました。しかもそれだけじゃなくって『そうだ! 試験日は月曜ですよね。その前の土日、ちょっと、茜ちゃんをお借りしてもいいですか?』と……」

 そして、奈美さんは次の土曜日、試験が始まる時刻に合わせて茜ちゃんとともに家を出発し、本命中の本命である2月1日受験校の会場に出かけたそうだ。さらに翌日の日曜日も、同じ時刻に茜ちゃんを連れて、その学校を訪れたという。

 そしてその翌日、2月1日の本番日も奈美さんが同じ受験会場まで付き添ってくれたという。

「2月1日の朝、奈美ちゃんは校門の前で、茜にこう言ってくれました。『茜ちゃん、2度あることは3度あるって知ってる? 昨日も一昨日も、全然、おなかは痛くならなかった! だから、今日も絶対、大丈夫! うまくいくから安心して!』って。そしたら、茜ったら『奈美ネエ、2度あることは3度って悪い意味じゃね? それを言うなら、3度目の正直じゃないの?』って口答えしたんですよ。私は、笑顔でやりとりする2人の様子を見ながら、なんだか『今日の茜は大丈夫!』と思えて、泣きそうになりました」

 茜ちゃんがいよいよ校舎に吸い込まれていく直前、奈美さんは茜ちゃんを呼び止めて、「合格のお守りあげる! もし、心配になったら、これ舐めるんだよ! これは合格を呼ぶ魔法の薬ね」と言って、その手に4粒の綺麗な色のキャンディを握らせたそうだ。そして、その日の夜、茜ちゃんは自宅に奈美さんを招き、一緒にネットで合格発表を見たという。

 結果は合格。飛び上がる茜ちゃん。号泣する幸子さん。そして、部屋には奈美さんの祝福の言葉が響いたという。
 
「おめでとう! ようこそ、S大付属に! これで、茜ちゃんは再び、私の直の後輩だね」

 そう、奈美さんはこの学校の卒業生で、彼女いわく「自分の母校に入りたいという可愛い子を助けるのは先輩としての当然の務め」とのこと。受験直前、うちの子は本番に弱いと追い詰められている人に、少しでも参考になれば幸いだ。

女子刑務所と男子刑務所の違いとは? 元女囚が語る、塀の中の「オンナ」と「オトコ」

覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

受刑者は割り振られた番号で罪がわかる

 ついこの間、「おめでとう」と言い合っていたのに、あっという間に1月ももうすぐ終わりですね。おめでたいといえば、懲役経験者なら知らない人はいない女性デュオのPaix2(ペペ)の「500回目の刑務所コンサート」がニュースになっていました。なんとボランティアでムショの慰問を20年も続けてるんですよ。私もムショで聴かせてもらいましたが、涙ぐんじゃう人も多いです。

 500回おめでとうございます。これからもずっとムショで歌ってほしいです。

 最近、Vシネマ『日本統一』にハマっております。仕事や家事の合間にちょこちょこ見ている感じです。Wikipediaによると、「横浜出身の不良青年である氷室蓮司(本宮泰風)、田村悠人(山口祥行)が日本最大の任侠団体『侠和会』の盃を受け、会の発展と日本極道界統一を目指し奮闘する姿を描く」ドラマです。ゴリゴリのヤクザドラマで、ちょっと前に亡くなった梅宮辰夫さんが出演されてますし、去年のクリスマスに逮捕された国会議員の秋元司さんがなぜか「マル暴刑事」で出てたのも話題です。
 

 秋元さんは「めっちゃ出たがってた」そうで、変わった方ですね。でもドラマはおもろくて、友だちや編集者さんにも勧めてます。テーマがテーマなので、ムショの場面も多いのですが、あらためて男子刑務所は女子刑務所とは違うなあと思うことがけっこうあります。

 この『日本統一』にも出てきますが、男はムショに入ると、まず自分の所属する組と自分のポジションを明らかにします。昔の「お控えなすって」みたいな感じでしょうか。でも、女子は自分の夫や恋人の組織なんか言いませんし、むしろ言うたらバカにされる可能性が高いです。入る前はナニをしていたか、どんな事件を起こしたかとかも、クスリなどは言うこともありますが、殺人とかのコは黙っていますね。そのうち仲よくなったりすれば自分から言いますが、刑務官からの情報のほか「称呼番号」からもなんとなくわかります。

 称呼番号とは、懲役(受刑者)全員に割り振られているマイナンバーみたいなもので、刑務官からは名前でなくこの番号で呼ばれるのがタテマエです。親しくなると名前でも呼ばれます。多分どこの女子刑も同じと思いますが、私がいた施設は、どこも1番から10番までの番号は殺人、100番までは長期、累犯は200番台、300番台は初犯とかに分かれていました。たまに「8番」とかが入ってくると、かなりざわつきますね(笑)。

 ネット情報では、長野刑務所に務めていたホリエモンは755で、1000番台以降は懲役8年以上やそうで、これも女子刑とは違いますね。普通ならホリエモンみたいに「初犯でヤクザでもない短期の人」は栃木の黒羽刑務所とかPFI刑務所やと思うんですが、リアルヤクザもいる長野刑務所に送られるなんて、よっぽどホリエモンは検察官に嫌われてたんやなと思います。ゴーン元会長もそうですが、検察官はお金持ちが憎いのかもしれません。

 もともとムショにいる女子は男子の10分の1くらいの人数で、犯罪もだいたい個人的なことです。男子のようにヤクザ以外でも半グレや窃盗団などの組織で動く女子はあんまりいないですね。大半の男子たちは組の看板を背負ってムショに来てるので、ケンカもメンツの問題になります。自分だけやなく、親分の、兄貴分の、弟分の顔に泥を塗ったとか、そんなんでケンカが始まってしまいます。

 もちろん女子のケンカは、ほぼ100%個人的問題です(笑)。ちょっとぶつかったとか、「アイツ、生意気や」とか、そんなところですね。

 そして、男子は組の対面を保つためにお金も必要です。たとえば差し入れ屋(刑務所や拘置所などで日用品などを販売する委託先)から石けんを買うのでも、一番高いボディソープを選びます。「○○組は、安い石けんを使うてるんやな」とか言われてしまうと、組の関係者がみんな恥をかくからです。

 女子はそのへんは堅実で、みんな一番安いのを使うし、自分だけ高いのを使うと逆にいじめられることもあります。女子は空気を読んでいるだけですね。でも、そもそもいろんな種類の石けんを売るのがおかしいんと違いますかね。最初から一種類ならモメることもないのに。これは施設と差し入れ屋の利権と思いますが、どうでしょう。

 女子刑務所と男子刑務所の違いは、「オンナ」と「オトコ」の違いであり、つまり「社会の縮図」ちゅうことです。

※この連載が本になりました!
女子刑務所ライフ!』(イースト・プレス)発売中です。

「ドライブレコーダーは必須」「素直に同情できない」危険運転の被害を告白した芸能人3人

 お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、1月9日放送のラジオ『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、あおり運転の被害に遭ったことを告白した。

「岡村は正月休みを地元・大阪で過ごしたといい、友人と飲食店までタクシーで向かったそう。店の付近に到着したものの、場所がわからず、スピードを落として走っていると、後続車がクラクションを鳴らしてきたといいます。また、タクシーの横を走行し、窓を開けて『カーッ!』と言いながら、圧力をかけてきたそうです」(芸能ライター)

 その後も後続車はタクシーを付け回したといい、岡村は「ずーっと付いてきて、ずーっと(クラクションを)鳴らされた。怖かったわ」と語った。ネット上では「後方にもドライブレコーダーをつけようと思った」「岡村もタクシー運転手も怖かっただろうな……」「付け回してくるのは怖すぎ」など同情の声が寄せられた。

 危険運転の被害を報告した芸能人はほかにもいる。タレント・江口ともみもその1人だ。2018年12月4日、江口は「東名高速にて恐怖」というタイトルのブログを更新。東名高速道路を走行中、トラックが危険な車線変更をしてきたという。迫りくるトラックに異常を感じた江口は、ブレーキを踏みながら中央分離帯へ車を寄せたといい、「本当に死ぬかと思いました」と振り返った。

「同乗者の夫・つまみ枝豆によると、トラックの窓に設置されたカーテンが3分の2ほど閉まっていたとか。江口はトラック運転手に向けて、『カーテンは休憩時だけにしてください そして車線変更時はトラックは特に死角があると思うので、目視を必ずしてください』と呼びかけました。ネット上には『大型トラックに幅寄せされたら恐怖』『2人ともケガがなくてよかった』『同じような経験があるけど、ドライブレコーダーは必須だと思った』など、いろいろな意見が飛び交いました」(同)

 このように芸能人が危険運転の被害を報告すると、ネット上では同情されるものだが、逆に批判を呼んだ人物もいる。それはお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史だ。藤本は、19年11月8日の『ミント!』(MBS系)で、高速道路を走行中にあおり運転の被害に遭っていたことを告白。「これだけ問題になってるのに、いまだに高速を走っているとあおり運転をしてる車を見ます。されたこともあります」とコメントした。

「同年10月、元妻の木下優樹菜が、自身の姉の元勤務先である都内のタピオカドリンク店店長とトラブルになり、恫喝まがいのダイレクトメッセージを送っていたことが発覚。ネットが大炎上し、“タピオカ騒動”と呼ばれるようになりました。そのため、藤本は被害者という立場であったものの、『木下に圧をかけられた一般人も怖かったと思う』『あおられる側の気持ちがわかった?』など厳しい言葉が続出したんです」(同)

 多くの芸能人も、あおり運転の被害に遭っている様子。誰もがドライブレコーダーを搭載するなど、日頃から対策や対処方法を考えておいた方が良さそうだ。

【付録レビュー】「美的」3月号、神崎恵「美リップ養成ブラシ」でプロ級メイクがかなう!?【女性誌】

いまや付録で雑誌を選ぶのは当たり前。毎月魅力的な付録が登場し、どれにしようか迷いますよね。そこで、付録を実際に手にして、見た目や使い勝手を徹底レビューします!

今日の付録:「美的」2020年3月号「神崎 恵監修 美リップ養成ブラシ、オルフェス 夜用ジェルマスク」

デザイン:★★★★☆(高級感がある)
クオリティ:★★★★☆(付録とは思えない)
使い勝手:★★★★☆(1本で二刀流♪)

「美的」3月号と付録

 「美的」(小学館)3月号の付録は、こちらの2点です。

・神崎 恵監修 美リップ養成ブラシ
・オルフェス 夜用ジェルマスク(貼り込み付録)

 「美リップ養成ブラシ」は、人気の美容家・神崎恵さん監修のもの。平型ブラシとリップスポンジが1本になった、とても便利なアイテムです! 貼り込み付録は、シートマスクが大人気のオルフェスの「夜用ジェルマスク」。

 早速、リップ養成ブラシから見ていきましょう♪

 神崎 恵さん監修の「美リップ養成ブラシ」は、高級感のあるピンクゴールドの本体に、ピンクの文字で神崎さんの名前と「BITEKI」のロゴ入りです。本体素材はアルミ。全長は約13.3cm、直径は約1.2cm。

美リップ養成ブラシ1

 キャップを外すと片側は平型ブラシ、もう片側はリップスポンジ。さすが二刀流!

美リップ養成ブラシ 平形ブラシ

 平型ブラシは、毛先部分は丸みを帯びたカットでコシがあり、とても気持ちの良い肌触りです。ブラシ部分の素材はナイロン。

 ブラシを横から見るとこんな感じです。

美リップ養成ブラシ

 平たいブラシなので、広い面と細い部分で使い方を変えられるのも便利ですよね。

美リップ養成ブラシ

 スポンジは丸型でしっかりと密に詰まっていて、スカスカしておらず肌触りもとても良いですよ♪ 程良い硬さや弾力があるので、ブラシでのせたリップを馴染ませるのにもよさそう。また、リップメイクの仕上げにも活躍してくれそうです。スポンジ部分はSBR(スチレン・ブタジエンゴム、合成ゴム)とのこと。

 ポーチにも入れやすいサイズで、しかも1本で二刀流! これでプロ級の美しいリップメイクをGETしましょう。

 貼り込み付録の「夜用ジェルマスク」は、シートマスクが大人気のオルフェスのものです。

夜用ジェルマスク

 ぷるんとしたジェルがとても気持ち良い、柔らかめのテクスチャーです。

夜用ジェルマスク 中身

 伸ばすと肌にスーッと馴染んでいきました。塗って眠るだけでスキンケアができるという優れもの♪ さらに、グレープフルーツのような柑橘系の香りなのもうれしいポイントです。

 これがあれば助かるな〜を叶えてくれる、大満足の付録内容でした。

※サイズはライターが測っているため、実際とは異なる場合があります。

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