バカリズム脚本・主演、淡々と銀行員の日常を描いた映画『架空OL日記』鑑賞券プレゼント

 バカリズムが脚本・主演を務める映画『架空OL日記』が、2月28日より全国公開されます! 原作は、2006年から開始された、バカリズムが銀行勤めのOLになりきり、架空の日常をつづるブログ「架空升野日記」で、13年に小学館文庫から書籍化。17年にはテレビドラマ版が放送され、「第36回向田邦子賞」を受賞しました。バカリズム演じるOL・私と、その同僚たちの何気ない日常が描かれる本作ですが、ドラマ版で同僚のOLを演じた夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子が続投。新キャストに、シム・ウンギョン、坂井真紀を迎え、たわいもない日々が再び始まります。早速あらすじを見てきましょう!

 月曜日の朝、銀行勤めのOL“私”(バカリズム)は、眠気に耐えながらもバッチリとメイクして家を出る。満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で仲良しの同期・藤川真紀(夏帆)と合流。会社に到着し、更衣室で後輩・五十嵐紗英 (佐藤玲)と入社8年目の小峰智子(臼田あさ美)、10年目の酒木法子(山田真歩)も加わり、就業前のおしゃべりに花を咲かせるが……。

 すでに、「OLの朝編」「更衣室編」「化粧室編」と名付けられた、スポット映像が「架空OL日記」YouTube公式チャンネルにて公開中です。バカリズムが等身大の姿で、OLを演じているのですが、不思議なことに違和感がありません。ドラマ同様、絶妙な空気感がスポット映像から漂ってきます。

 今回は、映画『架空OL日記』の鑑賞券を3名の方にプレゼント。映画版とはいえ、特に事件も何も起きず、淡々とユーモラスに、時に辛辣に描かれるとのこと。サイ女読者の皆さま、奮ってご応募ください。お待ちしております!

※2月3日正午〆

ご応募はこちらから
カテゴリー: 未分類

『いきなりマリッジ』ハイスペ編 美にこだわる男女の交際0日婚【第一話】

今熱い恋愛リアリティショー『いきなりマリッジ』(AbemaTV)。テーマは「もしも交際0日で結婚したらどうなるの?」で、男女が30日間結婚生活をした末に本当に結婚するか決めるという番組の引きはなかなか強いものがあります。

「もうさー、交際0日で結婚したい」

 思いますよ。よく思います。

 もういちから恋愛すること自体がめんどくさい。江戸時代みたいに許嫁が決まっていて、「今日からお前たちは夫婦だ!」って言われて顔を合わせたほうが案外うまくいくんじゃないかなーなんて夢見ちゃったりして。

 そんな男女のお試し結婚生活をのぞき見る『いきなりマリッジ』は、下世話な好奇心満載の現代人に刺さる番組。これまで1、2、3の1組目は残念ながら結婚ENDには至らず、三連続でカップル不成立でした。「やっぱ交際0日婚なんてムリかー」と思っていたら、3の続きとして『ハイスぺ編』が始まりました!

花嫁ナツキと花婿タケルの「ハイスペックぶり」とは
 『いきなりマリッジ ハイスペ編』のカップルは文字どおり、花嫁&花婿ともにハイスペックという触れ込み。何しろ『ハイスぺ夫婦編・年収1400万ハイスぺ夫婦』と銘打ってますから。

 花嫁のナツキ(29)はフィットネスインストラクターで年収800万。フィットネスインストラクターってそんなに儲かるの!? ビリーズブートキャンプのビリー隊長みたいにDVDで儲けちゃってる系!?

 花婿のタケル(33)はヘアメイクアップアーティストで年収600万。夫婦合算で1400万円です。最初は『バチェラー』のように年収1400万円の男性とそうじゃない女性の組み合わせかと思いましたが、そうではなかったのが新しい[sm1] 。

 ちなみにタケルはRADWIMPSのボーカルのようないで立ち(RADWIMPSに詳しくなくてすみません)。「昨日もできるだけいい状態にしようとエステに行ってきました」と気合十分で、仕事柄、美意識高い系です。

結婚相手に求めるものは『顔』
第一印象は花嫁・花婿とも「普通にモテそう」という感じでしたが、お互いの『結婚相手に求める理想』を見た瞬間、早速「おお……」と思いました。

 花嫁の希望、第2位は『顔と身長(175㎝以上)』。花婿の希望、第1位は『顔』だったのです。あんたら、遠慮しないわね~~~。あえてゲスくする、恋リア(恋愛リアリティショー)あるあるです。

 私の友達にも「旦那は完全に顔で選んだ」っていう女性がいるけど、彼女はどんなにムカついても旦那の顔を見ると穏やかな気持ちになれるそうです。でも、ほとんどの日本国民は『相手に求めるものは顔です』なんて言えないでしょう……「こいつ、自分の顔見て言えよ」と思われそうだから……。さすがハイスぺ美男美女カップルは正直ですわ。

 いざ対面すると、お互いに好印象。タケルは「お互いにボケたりツッコんだりできそうな関係になれそう」、ナツキは「(タケルは)キレイ。でも、今まで顔の良い人には相手にされてこなかったからちょっと不安」と、ナツキのほうがやや自信なさげでした。相手の顔がよすぎるとビビっちゃう気持ちは庶民と同じなのね。でもビビっちゃうのに『顔と身長(175㎝以上)』を条件に入れているのか……?

美意識で通じる2人
 結婚式を終え、2人は新居へ。お互いにまだ敬語ですが、ナツキが購入した北海道土産をつまみに、ビールで乾杯! ムキムキの黒マッチョ・ナツキと自分を「あたし」呼びするメイク男子・タケルのトークテーマはおのずと『美意識』についてになりました。

ナツキ「お腹は割れてない。エロくないからイヤなの。目指しているところは、「この子とやりたいな」って思われる体」

 率直でかっけええええ!! と、素直に思いました。でも普通それ、言える? 相手は「結婚するかもしれない人」なわけで、やって終わりの人じゃないですよね?

 とはいえ『美』という点で気の合う二人。初日を終えて、お互いに「今日会った感じがしない」「まだまだ喋り足りない」と、まだ好印象。

 中でもナツキは、『一緒に高めていけるのかなと期待。外側から内側をきれいにしていく。内側をきれいにして外側に出していくっていう内と外をやっている気がする。2人揃ったら最高やん、みたいな』と笑顔で答えていました。

 とはいえ、『美意識』が高いということは、お互いに厳しい目を持っているということ。その昔、私も美意識の高い男と付き合ったことがあったものの、だんだんシンデレラの継母みたいな男に思えてきて別れました。ちょっとしたことで、「そんなのもできないの!」とか「ここの掃除がなってない!」とか言われて……。

 よく「一緒に高めあえる関係が理想」というけれど、舞台は家の中ですよ? そんなの疲れちゃません? ハイスペには関係ないのでしょうか。それに、あれほど美しい上に人間性も素晴らしいと言われる杏さんと結婚した東出昌大さんがあっさり不倫するのに、どれだけいい体をしてても結婚からずっと「この子とやりたいな」と思われるのは「体がいいだけ」じゃ絶対無理でしょう。

 突っ込みどころ満載の『ハイスぺ編』は始まったばかり。継続してウォッチしていきます。

カテゴリー: 未分類

『いきなりマリッジ』ハイスペ編 美にこだわる男女の交際0日婚【第一話】

今熱い恋愛リアリティショー『いきなりマリッジ』(AbemaTV)。テーマは「もしも交際0日で結婚したらどうなるの?」で、男女が30日間結婚生活をした末に本当に結婚するか決めるという番組の引きはなかなか強いものがあります。

「もうさー、交際0日で結婚したい」

 思いますよ。よく思います。

 もういちから恋愛すること自体がめんどくさい。江戸時代みたいに許嫁が決まっていて、「今日からお前たちは夫婦だ!」って言われて顔を合わせたほうが案外うまくいくんじゃないかなーなんて夢見ちゃったりして。

 そんな男女のお試し結婚生活をのぞき見る『いきなりマリッジ』は、下世話な好奇心満載の現代人に刺さる番組。これまで1、2、3の1組目は残念ながら結婚ENDには至らず、三連続でカップル不成立でした。「やっぱ交際0日婚なんてムリかー」と思っていたら、3の続きとして『ハイスぺ編』が始まりました!

花嫁ナツキと花婿タケルの「ハイスペックぶり」とは
 『いきなりマリッジ ハイスペ編』のカップルは文字どおり、花嫁&花婿ともにハイスペックという触れ込み。何しろ『ハイスぺ夫婦編・年収1400万ハイスぺ夫婦』と銘打ってますから。

 花嫁のナツキ(29)はフィットネスインストラクターで年収800万。フィットネスインストラクターってそんなに儲かるの!? ビリーズブートキャンプのビリー隊長みたいにDVDで儲けちゃってる系!?

 花婿のタケル(33)はヘアメイクアップアーティストで年収600万。夫婦合算で1400万円です。最初は『バチェラー』のように年収1400万円の男性とそうじゃない女性の組み合わせかと思いましたが、そうではなかったのが新しい[sm1] 。

 ちなみにタケルはRADWIMPSのボーカルのようないで立ち(RADWIMPSに詳しくなくてすみません)。「昨日もできるだけいい状態にしようとエステに行ってきました」と気合十分で、仕事柄、美意識高い系です。

結婚相手に求めるものは『顔』
第一印象は花嫁・花婿とも「普通にモテそう」という感じでしたが、お互いの『結婚相手に求める理想』を見た瞬間、早速「おお……」と思いました。

 花嫁の希望、第2位は『顔と身長(175㎝以上)』。花婿の希望、第1位は『顔』だったのです。あんたら、遠慮しないわね~~~。あえてゲスくする、恋リア(恋愛リアリティショー)あるあるです。

 私の友達にも「旦那は完全に顔で選んだ」っていう女性がいるけど、彼女はどんなにムカついても旦那の顔を見ると穏やかな気持ちになれるそうです。でも、ほとんどの日本国民は『相手に求めるものは顔です』なんて言えないでしょう……「こいつ、自分の顔見て言えよ」と思われそうだから……。さすがハイスぺ美男美女カップルは正直ですわ。

 いざ対面すると、お互いに好印象。タケルは「お互いにボケたりツッコんだりできそうな関係になれそう」、ナツキは「(タケルは)キレイ。でも、今まで顔の良い人には相手にされてこなかったからちょっと不安」と、ナツキのほうがやや自信なさげでした。相手の顔がよすぎるとビビっちゃう気持ちは庶民と同じなのね。でもビビっちゃうのに『顔と身長(175㎝以上)』を条件に入れているのか……?

美意識で通じる2人
 結婚式を終え、2人は新居へ。お互いにまだ敬語ですが、ナツキが購入した北海道土産をつまみに、ビールで乾杯! ムキムキの黒マッチョ・ナツキと自分を「あたし」呼びするメイク男子・タケルのトークテーマはおのずと『美意識』についてになりました。

ナツキ「お腹は割れてない。エロくないからイヤなの。目指しているところは、「この子とやりたいな」って思われる体」

 率直でかっけええええ!! と、素直に思いました。でも普通それ、言える? 相手は「結婚するかもしれない人」なわけで、やって終わりの人じゃないですよね?

 とはいえ『美』という点で気の合う二人。初日を終えて、お互いに「今日会った感じがしない」「まだまだ喋り足りない」と、まだ好印象。

 中でもナツキは、『一緒に高めていけるのかなと期待。外側から内側をきれいにしていく。内側をきれいにして外側に出していくっていう内と外をやっている気がする。2人揃ったら最高やん、みたいな』と笑顔で答えていました。

 とはいえ、『美意識』が高いということは、お互いに厳しい目を持っているということ。その昔、私も美意識の高い男と付き合ったことがあったものの、だんだんシンデレラの継母みたいな男に思えてきて別れました。ちょっとしたことで、「そんなのもできないの!」とか「ここの掃除がなってない!」とか言われて……。

 よく「一緒に高めあえる関係が理想」というけれど、舞台は家の中ですよ? そんなの疲れちゃません? ハイスペには関係ないのでしょうか。それに、あれほど美しい上に人間性も素晴らしいと言われる杏さんと結婚した東出昌大さんがあっさり不倫するのに、どれだけいい体をしてても結婚からずっと「この子とやりたいな」と思われるのは「体がいいだけ」じゃ絶対無理でしょう。

 突っ込みどころ満載の『ハイスぺ編』は始まったばかり。継続してウォッチしていきます。

カテゴリー: 未分類

“日本一稼ぐ”エンリケも結婚! 「キャバ嬢を射止めるのはどんな男性?」歌舞伎町オーナー社長に聞く!

 名古屋・錦にある「アールズ・カフェ」で7年連続ナンバー1に君臨し、バースデー・イベント3日間で、2億5000万円以上の売り上げを達成したこともある“日本一稼ぐキャバ嬢”ことエンリケ(小川えり)。昨年11月に惜しまれながら現役を引退し、今後の動向に注目が集まっていた中、去る1月1日に、突如、結婚を発表。エンリケのYouTubeチャンネルやSNSには祝福コメントが殺到したが、一方で「旦那さんってどんな人なんだろう?」といった声も多数見受けられることに。

 エンリケ自身が「去年の4月くらいに出会いまして、自分のお客さんでした」「お金を特別持っているというわけでもない」と語っているが、「婚約指輪は約1300万、結婚指輪は約500万で総額約2000万」とも明かしていることから、ネット上では「やっぱりお金持ちとしか思えない!」「どんな仕事をしているのかな?」などと大盛り上がりしたのだ。

 エンリケに限らず「人気キャバ嬢の結婚相手」は、人々の興味関心をそそる話題だが、お相手男性に何かしらの特徴や傾向はあるのだろうか。今回、そんな“夜の街”の知られざる事情を探るべく、新宿・歌舞伎町のキャバクラ「クラブアップス」「アップスター 」「VIKINI」「VIPLeo」のオーナー社長であり、コラムニストとしても活躍する内野彩華さんに話をうかがった。

人気キャバ嬢を射止めるのは「派手に金を使う男」とは限らない?

 その美貌と卓越した接客術で大金を稼ぐ人気キャバ嬢たち。自ずと結婚相手も「お金持ちに違いない」と想像する人が多いようだが、実際のところはどうなのだろうか。

「お店のお客さんと結婚するキャバ嬢は多いですね。お相手の年齢は千差万別。20歳くらいで水商売の世界に入ることが多いのですが、始めたばかりの子は、シャンパンをポンポン開けてくれるような派手にお金を使うお客さんに目が行きがち。22~23歳くらいで結婚する子は、今流行りの業種でいうと、 不動産・建設関係、金融関係、あと情報商材などを取り扱う仕事の男性とゴールインするケースが多いと思います」

 しかし、派手に使えば使うほど、「お金はなくっちゃいますよね」と本質を突く内野さん。そのため、「借金を抱えてしまい、キャバ嬢に『お金を貸してほしい』などと持ち掛けるようになって離婚してしまったり、結婚に至らず破局することも珍しくありません。そもそもキャバクラで大金を使う人って、それだけ稼いでいるわけですが、その分大きなストレスも抱えているので、それを発散するように女遊びに走り、交際を続けられないこともよくあるんですよ」という。

「なので、そこからさらに水商売歴を重ねた25歳以上のキャバ嬢は、そこそこ稼いではいるものの、店では派手にお金を使わない……例えば土地やマンション、車など、自分のものにお金を使い、堅実にかつ豊かに暮らしている男性を選ぶようになります。自営業の方や会社の役員さんに多いですね」

 その後、30歳に近づいてくると、キャバ嬢は水商売に疲れてしまい、「早く結婚相手を選ばなくては」と考えるようになるそうだ。

「その場合だと、フラッと店に飲みに来ただけという、価値観や金銭感覚が合う同い年の男性と結婚することもありますね。あと同郷の幼なじみと結婚する例も」

 キャバ嬢を射止める男性は、お店で大金を使い、高価なプレゼントを贈っていそう……そういったイメージを持つ人も少なくないだろうが、一概には言えないようだ。

 一方で、こうした傾向に当てはまらない相手と結婚したケースでは、「同業者」が挙げられるという。

「例えばホストですね。うちの店の女の子にもいましたよ。ただ、妻側がお店を辞め、夫がそのままホストを続けていると、妻は嫉妬心を抱くようになるみたいで、結局夫側も引退することに。なので、キャバ嬢とホストが結婚すると、意外に地味に暮らすようになるものなんですよ。それから、売れないバンドマンなど、夢を追いかけている男性を『支えたい』と言って、結婚した話も聞きますね」

 先でも触れられたように、内野さんによると、お客さんと結婚するキャバ嬢は少なくなく、エンリケもまたそのケースに当てはまる。キャバ嬢を射止められるお客さんとそうではないお客さんに、大きな差はあるのだろうか。

「水商売をしている女性全般的に、異性関係にだらしない男性は嫌いだと思います。女の子にチヤホヤされたいからと言って、いろんな店に行って指名をするお客様は好かれないでしょうね。ただ、水商売を始めたばかりの子は、やっぱりお店で『シャンパ ンを入れてほしい』と言ったら、その通りにしてくれる男性が好きだから、本来の人間性に気づかずにお金に浮かれて、心が動いてしまうというのはあると思います」

 逆に、水商売経験を重ねた25歳以降のキャバ嬢には、「飲み慣れていない」「キャバクラに行くのは接待のときくらい」といったお客さんの方が、より良く目に映るようだ。

「キャバ嬢が結婚を考えるタイミングについてですが、『若いうちに玉の輿に乗ってやろう』と考えている子は別として、だいたい『30歳くらいまでには』という子が多いように思います。なので、30前になると結婚を考え始める。うちの店の子でも、そのくらいの年頃になると、お金を派手に使うお客さんではなく、フリーでついたお客さんと番号交換をするなど、普通に出会いを求めていますよ」

 ネット上の話題をかっさらったエンリケの結婚も、こうした傾向に当てはまっているのだろうか。今後また有名キャバ嬢が結婚を発表した際には、内野さんの考察を振り返りつつ、気になるお相手を想像してみてもいいかもしれない。

内野彩華(うちの・あやか)
新宿・歌舞伎町のキャバクラを経営。アップスグループのオーナー社長。津田塾大学情報数理学科在学中から銀座のクラブで働き、人気・売り上げともにナンバーワンに。新卒で日本オラクル(株)に入社し、営業を経験。1年半でトップセールスになる。25歳で会社を辞め、歌舞伎町でキャバクラを開業。独自の恋愛哲学を持ち、『男が手放さない女のヒミツ―「あ、この子いいな」が「ずっと一緒にいたい」になる』(大和出版)など著書多数。一方、これまでに約3万人の起業家・会社役員と接した経験から、起業セミナーや経営者の為の講演会などでも活躍。キャバ嬢育成、
キャバクラ立ち上げ、既存キャバクラの経営指導にも日々取り組んでいる。一児のママ。
公式サイト

“日本一稼ぐ”エンリケも結婚! 「キャバ嬢を射止めるのはどんな男性?」歌舞伎町オーナー社長に聞く!

 名古屋・錦にある「アールズ・カフェ」で7年連続ナンバー1に君臨し、バースデー・イベント3日間で、2億5000万円以上の売り上げを達成したこともある“日本一稼ぐキャバ嬢”ことエンリケ(小川えり)。昨年11月に惜しまれながら現役を引退し、今後の動向に注目が集まっていた中、去る1月1日に、突如、結婚を発表。エンリケのYouTubeチャンネルやSNSには祝福コメントが殺到したが、一方で「旦那さんってどんな人なんだろう?」といった声も多数見受けられることに。

 エンリケ自身が「去年の4月くらいに出会いまして、自分のお客さんでした」「お金を特別持っているというわけでもない」と語っているが、「婚約指輪は約1300万、結婚指輪は約500万で総額約2000万」とも明かしていることから、ネット上では「やっぱりお金持ちとしか思えない!」「どんな仕事をしているのかな?」などと大盛り上がりしたのだ。

 エンリケに限らず「人気キャバ嬢の結婚相手」は、人々の興味関心をそそる話題だが、お相手男性に何かしらの特徴や傾向はあるのだろうか。今回、そんな“夜の街”の知られざる事情を探るべく、新宿・歌舞伎町のキャバクラ「クラブアップス」「アップスター 」「VIKINI」「VIPLeo」のオーナー社長であり、コラムニストとしても活躍する内野彩華さんに話をうかがった。

人気キャバ嬢を射止めるのは「派手に金を使う男」とは限らない?

 その美貌と卓越した接客術で大金を稼ぐ人気キャバ嬢たち。自ずと結婚相手も「お金持ちに違いない」と想像する人が多いようだが、実際のところはどうなのだろうか。

「お店のお客さんと結婚するキャバ嬢は多いですね。お相手の年齢は千差万別。20歳くらいで水商売の世界に入ることが多いのですが、始めたばかりの子は、シャンパンをポンポン開けてくれるような派手にお金を使うお客さんに目が行きがち。22~23歳くらいで結婚する子は、今流行りの業種でいうと、 不動産・建設関係、金融関係、あと情報商材などを取り扱う仕事の男性とゴールインするケースが多いと思います」

 しかし、派手に使えば使うほど、「お金はなくっちゃいますよね」と本質を突く内野さん。そのため、「借金を抱えてしまい、キャバ嬢に『お金を貸してほしい』などと持ち掛けるようになって離婚してしまったり、結婚に至らず破局することも珍しくありません。そもそもキャバクラで大金を使う人って、それだけ稼いでいるわけですが、その分大きなストレスも抱えているので、それを発散するように女遊びに走り、交際を続けられないこともよくあるんですよ」という。

「なので、そこからさらに水商売歴を重ねた25歳以上のキャバ嬢は、そこそこ稼いではいるものの、店では派手にお金を使わない……例えば土地やマンション、車など、自分のものにお金を使い、堅実にかつ豊かに暮らしている男性を選ぶようになります。自営業の方や会社の役員さんに多いですね」

 その後、30歳に近づいてくると、キャバ嬢は水商売に疲れてしまい、「早く結婚相手を選ばなくては」と考えるようになるそうだ。

「その場合だと、フラッと店に飲みに来ただけという、価値観や金銭感覚が合う同い年の男性と結婚することもありますね。あと同郷の幼なじみと結婚する例も」

 キャバ嬢を射止める男性は、お店で大金を使い、高価なプレゼントを贈っていそう……そういったイメージを持つ人も少なくないだろうが、一概には言えないようだ。

 一方で、こうした傾向に当てはまらない相手と結婚したケースでは、「同業者」が挙げられるという。

「例えばホストですね。うちの店の女の子にもいましたよ。ただ、妻側がお店を辞め、夫がそのままホストを続けていると、妻は嫉妬心を抱くようになるみたいで、結局夫側も引退することに。なので、キャバ嬢とホストが結婚すると、意外に地味に暮らすようになるものなんですよ。それから、売れないバンドマンなど、夢を追いかけている男性を『支えたい』と言って、結婚した話も聞きますね」

 先でも触れられたように、内野さんによると、お客さんと結婚するキャバ嬢は少なくなく、エンリケもまたそのケースに当てはまる。キャバ嬢を射止められるお客さんとそうではないお客さんに、大きな差はあるのだろうか。

「水商売をしている女性全般的に、異性関係にだらしない男性は嫌いだと思います。女の子にチヤホヤされたいからと言って、いろんな店に行って指名をするお客様は好かれないでしょうね。ただ、水商売を始めたばかりの子は、やっぱりお店で『シャンパ ンを入れてほしい』と言ったら、その通りにしてくれる男性が好きだから、本来の人間性に気づかずにお金に浮かれて、心が動いてしまうというのはあると思います」

 逆に、水商売経験を重ねた25歳以降のキャバ嬢には、「飲み慣れていない」「キャバクラに行くのは接待のときくらい」といったお客さんの方が、より良く目に映るようだ。

「キャバ嬢が結婚を考えるタイミングについてですが、『若いうちに玉の輿に乗ってやろう』と考えている子は別として、だいたい『30歳くらいまでには』という子が多いように思います。なので、30前になると結婚を考え始める。うちの店の子でも、そのくらいの年頃になると、お金を派手に使うお客さんではなく、フリーでついたお客さんと番号交換をするなど、普通に出会いを求めていますよ」

 ネット上の話題をかっさらったエンリケの結婚も、こうした傾向に当てはまっているのだろうか。今後また有名キャバ嬢が結婚を発表した際には、内野さんの考察を振り返りつつ、気になるお相手を想像してみてもいいかもしれない。

内野彩華(うちの・あやか)
新宿・歌舞伎町のキャバクラを経営。アップスグループのオーナー社長。津田塾大学情報数理学科在学中から銀座のクラブで働き、人気・売り上げともにナンバーワンに。新卒で日本オラクル(株)に入社し、営業を経験。1年半でトップセールスになる。25歳で会社を辞め、歌舞伎町でキャバクラを開業。独自の恋愛哲学を持ち、『男が手放さない女のヒミツ―「あ、この子いいな」が「ずっと一緒にいたい」になる』(大和出版)など著書多数。一方、これまでに約3万人の起業家・会社役員と接した経験から、起業セミナーや経営者の為の講演会などでも活躍。キャバ嬢育成、
キャバクラ立ち上げ、既存キャバクラの経営指導にも日々取り組んでいる。一児のママ。
公式サイト

普通の女の子が力を合わせ、自ら道を切り開く――「プリキュア」に見るシスターフッドの力

 放送開始から16年、女の子向けアニメとして高い人気を誇る「プリキュア」シリーズ(毎週日曜放送、ABCテレビ・テレビ朝日系列)。16作目の『スター☆トゥインクルプリキュア』が1月26日、最終回を迎える。

 過去作品の多くは「地球」を中心に物語が展開されてきたが、今作ではその舞台を「宇宙」へと広げ、史上初めて異星人のプリキュアも誕生。さまざまな価値観や考え方を持つ者同士の共生を、子ども向けにわかりやすく伝える描写が話題を集めた。

 主なターゲット層は、3~6歳の女の子に設定されているこのアニメ。だが、一緒に鑑賞する親をはじめとして、大人からの支持も高い。30代の筆者もその一人だ。子どもはいないし、女性だが、幼少期にプリキュアを見て育った世代にも当たらない。それでも毎週放送日の朝は、欠かさず録画予約を入れた上で、リアルタイム視聴のためテレビ前に待機する。つらいことがあったり、気合を注入したかったりするとき、ふと気がつくと主題歌を口ずさんでいる。「プリキュア」に、これほど魅了されるのはなぜなのだろうか?

「プリキュア」と「セーラームーン」の大きな違い

 全く見たことがないという読者のために説明しておくと、「プリキュア」とは、敵に立ち向かうために女の子たちが変身する戦士の名前だ。どのような敵と、なぜ戦うのかという設定は作品ごとに変わるが、初代『ふたりはプリキュア』(2004~05年放送)以来、通底している「プリキュアらしさ」のひとつが、シスターフッド(女性同士の絆)が魅力的に描かれていることだ。

 つまり、ある女の子が、個性も得意なことも異なる別の女の子との出会いを通じて成長していく「ガール・ミーツ・ガール」の構造が貫かれている。サポート的な立場の男性キャラクターが活躍することもあるが、あくまでも女の子たちは自らの頭で考え、動き、道を切り開いていく。

 女の子同士の連帯を描いている点では、1990年代を代表するアニメ『美少女戦士セーラームーン』(テレビ朝日系)と通じる。だが『セーラームーン』では、主人公・月野うさぎの前世はプリンセスだ。彼女を守護するほかの戦士との間には、立場の違いもある。一方、プリキュアたちの関係は、対等な存在同士が共闘する「バディもの」が下敷きになっている。

 例えば、『ふたりはプリキュア』の主人公である美墨なぎさ(キュアブラック)と雪城ほのか(キュアホワイト)は、ともに中学生。同じクラスだが、なぎさはラクロス部で活躍するいわば体育会系、一方のほのかは科学部所属で、クラスメイトから「蘊蓄(うんちく)女王」と呼ばれているようなタイプだ。昼ご飯を食べたり、放課後の時間を過ごしたりする仲間はそれぞれ別にいて、「美墨さん」「雪城さん」と少し距離を置いて呼び合う仲。そんな「異質」な女の子同士がプリキュアになることで、バディを組まなければいけなくなる。

 同作のコンセプトは、「女の子だって暴れたい」。初代プロデューサーの鷲尾天氏が意識したのは、映画『48時間』や『リーサル・ウェポン』だったという。格闘マンガ顔負けの激しい肉弾戦を展開するのも、現在まで受け継がれる特徴だ。プリキュアたちは、うわべだけの「なかよし」ではなく、時には大人も胸をえぐられるようなぶつかり合いを乗り越え、絆を強めていく。『ふたりはプリキュア』第8話で、なぎさがほのかに「あなたなんてプリキュアってだけで、友達でもなんでもないんだから!」と言い放ってしまうシーンは象徴的だ。その後、40話以上のエピソードを積み重ねる中で、視聴者はバラバラだった2人が唯一無二のバディへと成長するさまを目撃する。

プリキュアが貫く「関係性の核」とは

 プリキュアシリーズにおいて、主な転機は過去に2回あった。まずは『Yes!プリキュア5』(07~08年)。ここを境に戦隊モノを意識したチーム制が採用され、「ふたり」という冠が外れる。さらに、『Go!プリンセスプリキュア』(15~16年)。あえて「プリンセス」というモチーフを前面に出した上で、従来の「お姫様は守られる存在」というイメージを刷新した。以降は、同様に「魔法」や「宇宙」などのモチーフを設定し、社会性も意識した内容が目立つ。

 だが、「私と、私とは違うあなたが手をつなぐことで強くなる」という関係性の核は変わっていない。16作目の『スター☆トゥインクルプリキュア』は、「ヒーロー」であるはずのプリキュアがほかの星では「侵略者」と呼ばれたり、プリキュアの敵対勢力「ノットレイダー」を絶対的な悪として扱わない描写がされたりした点で新しかった。しかし、相いれない相手を力でねじ伏せるのではなく、認め合い、手をつないだ先にこそ力や希望が生まれるという世界観の前提には、初代の『ふたりはプリキュア』からの伝統がある。シスターフッドは、世界を救うのである。

 プリキュアの世界観は、近年のハリウッド映画などで見られる、ジェンダーやエスニシティの多様性を重視する潮流も先取りしていた。

 戦う女性を描いた海外作品といえば、『ワンダーウーマン』(17年)は記憶に新しいだろう。女性だけが住む島で育ち、戦い方も仕込まれたプリンセスが、最強の戦士として世界を平和に導くために立ち上がる。当時盛り上がりを見せていた「#MeToo」運動の気運とも呼応し、同作は称賛を浴びた。個性が異なる姉妹の絆をロマンティックに描いたディズニーの長編アニメ『アナと雪の女王』の続編も、現在進行形で興行成績を伸ばしている。

 女性は現実社会でもフィクションの世界でも、受動的な役割を負わされる傾向が依然として強い。だからこそ、こうした作品の数々は、抑圧にさらされてきた女性たちをエンパワメントする。同時に、新しい表現の可能性を広げることにも貢献している。プリキュアはそれを10年以上前から実践してきたのだ。その“果実”は、作中の描写にも如実に表れている。

 例えば『ワンダーウーマン』での女性主人公の描かれ方に関しては当時、映画『ターミネーター』などで強い女性キャラクターを生み出したことで知られるジェームス・キャメロン監督が苦言を呈し、波紋を呼んだ。英紙ガーディアンの取材に対し、「物扱いされる女性の象徴。表現として『後退』している」とコメントしたのだ。

 個人的には「後退」とまでは思わない。キャメロン氏の真意も推し量ることしかできない。ただ、美しく、愛情深く、家柄も由緒正しい完璧すぎるワンダーウーマンが、男たちの「ヒュー! すげえな!」という視線を浴びつつ奮闘する姿には、なんとも言えない居心地の悪さを感じてしまったのは確かだ。強さ自体にカタルシスは感じても、「私のヒーローだ」という確信を得られなかった。

 一方、プリキュアとして戦うのは、時に例外はあるものの、基本的には「普通」の、そして非常に「さまざまな」女の子たちだ。前述したように、初代の『ふたりはプリキュア』が「優しくてかわいいだけの女の子らしさ」を覆して、世の中を驚かせたのは2000年代初め。『フレッシュプリキュア!』(09~10年)では、悪に手を染めた敵幹部がプリキュアに転身する画期的事例が生まれたし、『スイートプリキュア♪』(11~12年)では、「優しい心があれば、女の子は誰だってプリキュアになれる」という名言もすでに飛び出していた。「いい子」じゃなくたって、何者でもなくたって、「ヒーロー」になれると示したのだ。

「違い」を尊重するプリキュアが育むもの

 さらに、プリキュアのチームの中心を担うキャラクターにも、歴史を重ねてきたからこその多様性がある。

 例えば、『スター☆トゥインクルプリキュア』の主人公である星奈ひかるは、宇宙が大好きでオタク気質。教室の中ではあまり目立たず、ひとりで絵を描いているときのほうが生き生きしているような性格だった。そんな彼女は、仲間と出会うことで一歩一歩世界を広げ、同時に自分の個性を殺すことなく、リーダーとして成長していった。集団の中で器用に同調することや、強く自己主張して周囲を統率したりすることを得意としない視聴者にとっても、共感しやすい「ヒーロー」だったと思う。

 能力や立場に上下関係をつくらず、「違い」 を尊重し合って肩を並べる――。困難な営みではあるけれども、 それは絶対に可能なのだとプリキュアたちは示し続ける。 シスターフッドを原点として引き継がれてきたその伝統は、 これからもさらに多様な「ガールズヒーロー」 を生み出していくに違いない。  

■加藤藍子(かとう・あいこ)
1984年生まれ、フリーランスの編集者・ライター。 慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、全国紙の新聞記者、 出版社などを経て独立。教育、子育て、働き方、ジェンダー、 舞台芸術など幅広いテーマで取材・随筆を行う。30歳の頃、たまたま『フレッシュプリキュア!』( テレビ朝日系)を見たことがきっかけで、 プリキュア沼の住人になる。

【駅で働くネコたち】ストーブで丸まって、車でぬくぬく……冬の日のネコ模様!【鹿児島・山形・福島・埼玉】

全国各地の駅で働くモフモフの動物たちを紹介する当連載。山形県から鹿児島県まで、モフモフのかわいい駅長や観光大使のお仕事ぶりを月2回紹介しちゃいます♪ 今回は、寒さ極まる冬の模様をサイゾーウーマン限定で公開!

・お正月編
・クリスマス編

しょこら駅長

最近の出来事:地元・川西町の「町報かわにし」に、先月の駅長就任式の様子が掲載されました♪ 東京・高円寺のイベント「座の市」では、町報としょこら駅長の名刺をお配りしてきました!

お名前:ショコ・ラ・ダリヤ
年齢:2~3歳
勤務先JR東日本 米坂線羽前小松駅
勤務時間:平日 8:00~19:00/土日祝 8:45~16:30
Twitter@chocolat_komatu

駅長就任エピソード:羽前小松駅にいた迷い猫出身。駅舎で面倒を見ているうちに、地元民から愛される存在となり、10月に駅長ポストへ就任。このたび、晴れてJRお墨付きの駅長に!

らぶ駅長&ぴーち施設長

最近の出来事:会津は雪が降り積もりました。らぶ駅長は雪の中を楽しそう巡回しています。ぴーち施設長も線路を点検したり、お仕事がんばってます♪ 18日は「にゃん旅鉄道写真講座」でらぶ駅長の撮影会を開催しました。

お名前:らぶ駅長、ピーチ施設長
勤務先会津鉄道 芦ノ牧温泉駅
勤務時間:9:00~16:00(らぶ駅長 水・木お休み/ぴーち施設長 月・火・金お休み)
Twitter@ashinomakionsenインスタグラムashinomakionseneki
レギュラー番組『にゃん旅鉄道』(福島中央テレビ、TVer)放送中

就任エピソード:2015年、初代名誉駅長・ばすの跡を継いだらぶが二代目名誉駅長に就任。17年10月には、らぶ駅長の弟・ぴーちが名誉施設長のポストに就いた。

にゃん太郎観光大使

最近の出来事:寒い日が続いているので、にゃん太郎は近ごろ家で寝てばかりいます(笑)。駅のお客さまには「23歳まで生きられますよ」と言っていただきました。長生きしてもらいたいです。

お名前:にゃん太郎観光大使
勤務先JR九州 肥薩線嘉例川駅
勤務時間:日曜 10:30~不定(帰宅時間はにゃん太郎都合)

観光大使就任エピソード:迷い猫出身。2015年11月ごろから駅舎に住み始めると、地元民から愛されるアイドル猫に。16年5月には霧島市役所観光課から嘉例川観光大使に就任。

ラビたま駅長

最近の出来事:地元の農家さんによるこだわり野菜マルシェ「みそのいち」を31日(金)に開催します! ラビたま駅長も当日15時~16時30分で出勤します♪ 2月にはストリートピアノを活用したイベントも準備中です。

お名前:ラビたま駅長
勤務先埼玉高速鉄道 浦和美園駅
勤務時間:9:30~11:30 14:30~16:30(火・木はお休み)

駅長就任エピソード:埼玉県こども動物自然公園のふれあいコーナー出身のイエウサギ。2015年6月に駅長就任! 浦和には“うさぎ神社”として知られる調神社(つきじんじゃ)もある。

天皇に仕える女官は “プロ彼女”? 「お世継ぎ」「添い寝」と女の争い【日本のアウト皇室史】

 皇室が特別な存在であることを日本中が改めて再認識する機会となった、平成から令和への改元。「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な天皇家のエピソードを教えてもらいます!

“モテた”明治天皇と選ばれし側室

――前回伺った、明治時代の宮中のお正月のエピソードでは、天皇皇后両陛下と女官たちが「大きな家族」のようだったというお話が印象に残りました。想像以上に和やかというか、ほのぼのしているというか……。そういう雰囲気の中で、天皇から好意をほのめかされた女官もいるのでしょうか? その場合どうなってしまったのか気になります。

堀江宏樹(以下、堀江) 抜け駆けする同性に厳しいのが女社会ですからね(笑)。例のお正月の光景が出てくる回想録『女官』(実業之日本社)(※)を書いた山川三千子という女性が女官になったのは、明治後期のことです。モテモテだった明治天皇がすでに中高年の域に入られ、女性関係も落ち着いていたからこそ、女官たちもノンビリしていられた……と考えたほうが良さそうですね。

※『女官 明治宮中出仕の記』(講談社)として現在は文庫化

――山川三千子さんってどんな方だったのですか?

堀江 山川三千子は、明治25年(1892年)、久世通章(くぜみちあき)の長女として京都に生まれました。公家華族の出身、子爵令嬢という非常にステイタスの高い女性です。ただ、生家の家庭事情は複雑だったとか。お父上の通章子爵は婚外恋愛が激しい方でしたから。家庭事情が複雑だった人ほど、男女関係について禁欲的になるか、あるいは柔軟になるか、その二択のような気が僕にはするのですが、山川三千子は確実に前者でした。

 そんな彼女が女官として宮中に出始めたのは18歳の時、明治42年(1909年)のこと。窮屈な京都の実家を離れ、東京で「自活」したかったからのようですね。宮中での女官を夢見て面接試験に合格、主に明治天皇と皇后の両陛下にお仕えし、大正3年(1914年)には退官しました。

 知的な彼女が明治・大正時代の宮中生活を記録してくれたのは、後世の我々にとって、はかりしれない価値があることでした。ただ、その記録『女官』の中にはなかなか刺激的な部分も含まれるのですね(笑)。

 明治天皇はたくさんの皇子・皇女の父君となられましたが、その母親は全て皇后ではなく、側室扱いの女官たち。しかし、明治天皇は自分より三歳年上の昭憲皇后に敬意と愛情をもって接し続けました。二人は終生、仲睦まじいご夫婦だったのです。

 しかしご成婚から何年たっても皇后に、ご懐妊の兆しが現れないため、どうしてもお世継ぎを得なくてはならないということで慣例に従い、権典侍(ごんのてんじ)もしくは典侍(てんじ、ないしのすけ)と呼ばれる高等女官の何人かが、天皇の「側室」となったわけです。

――権典侍と典侍の違いを教えてください。

堀江 ものすごく乱暴な説明ですけど、権典侍の方が側室となる確率はかなり“高め”です。天皇にお目通りがかなう高等女官であれば、天皇のお手つきになる可能性はどの役職にもあるのですが。

 また、権典侍には天皇に添い寝する「夜伽(よとぎ)役」という、大事なお役目がありました。天皇のお側近くに仕える存在であるべきという観点から、自分の私室である「局(つぼね)」に引きこもりがちで、外出もまれだったそうです。いわば「プロ彼女」ですね。現代でも、アイドルとか俳優の“彼氏”から、ときたま来るお誘いの連絡を逃したくないので、家でずーっと待ってる女性、いますよね。ああいう感じ。

 典侍の方が権典侍よりも、キャリアウーマンのカラーは強く、また格上の存在ですが、典侍が天皇の側室となることもありました。

 側室的な女性は、なんだかんだいって嫉妬されますし、女社会において肩身が狭い。それに天皇のお側近くに仕えた人々の語った言葉から、明治天皇がいかに魅力的な男性であったかは明らかなんですね。例えば女官たちだけでなく、お側近くで御用を勤めた「侍従職出仕(じじゅうしょくしゅっし)」という役職の少年たちの目にも、明治天皇は「理想の男性」として映っていたようです。

 侍従職出仕として仕えた坊城俊良による『宮中五十年』(講談社)には、「正装に威儀を正された陛下の、一段と晴れやかな、輝く竜顔のおん美(うるわ)しさ、私は今でも、ときどき思い出しては、恍惚となるのである」なんて熱烈な一節が出てきます。10歳くらいの男の子にもこれだけ魅惑的なんだから、明治天皇の微笑みは、女官たちにとってどれほどキラースマイルだったことか……(笑)。まぁ、天皇と恋愛関係にはなり得ない少年だったからこそ、「恍惚となった」という本音が後に書けたのでしょうが。

――そんな明治天皇は、お肉がお好きだったと聞いたことがあります。女性関係でも相当な「肉食」でいらっしゃったのでしょうか。

堀江 いや、それがね、明治天皇はモテモテなのに、真面目でいらっしゃるんですよ。

 明治天皇のご生母は中山慶子(なかやまよしこ)という女官です。彼女は、明治天皇にとって父君にあたる孝明天皇の典侍でした。『女官』によると、中山慶子典侍は、明治天皇が女官の誰かを側室にしなきゃという時に「いくら天皇さまだからといって、御自分の御勝手ばかり遊ばしてはいけません。こういうことは本人(=女官)も得心の上、これと(天皇が)お定めになった人以外に召されることは断じてございませんように」と“御忠告”なさったのだそうです。要するに同時並行で複数の女官を側室にするな! ということですね。モラルを問いたのでしょう。

 それでも、実際に同時複数妊娠発覚みたいなパターンが1度だけありました。それは明治天皇が20代になったばかり、つまりごく若い頃のお話。詳しくいえば明治6年(1873年)頃に典侍だった葉室光子と橋本夏子のケースですが、2人とも子供は死産、ご本人も亡くなってしまっています。

 その後の明治天皇ですが、お子さまの生まれ方を見ていると、1人の女官とのみ、ある時期まで集中的に関係を持ち、子どもを授かっていくというのが常道だったようです。ただ、そういうルールがあったところで、女官同士の争いは隠然と存在していたようで、明治天皇ご本人がこういう御製(=天皇の和歌)を作って、女官たちに自粛を求めていますね。

「むつましく 枝をかわせて 咲く梅も さかり争う 色はみえけり」一見、仲良さそうに咲いている梅の花々にも、お互いをライバル視して争う気配が感じられるものだ。女官同士、仲良くしてくれよ、とでも意訳しておきましょうか。天皇の後宮のことを昔から「御内儀(おないぎ)」と呼びましたが、御内儀生活は楽ではありませんでした。

 次回は、2月8日更新予定。天皇に“言い寄られる”女官についてお話したいと思います。

ベテラン万引きGメンが尊敬してやまない大先輩、「催事のスペシャリスト・敬子」の思い出

 こんにちは、保安員の澄江です。   

 先日、久しぶりに新人さんの入社があり、現場におけるインターン研修の指導を任されました。研修現場は、職員の間で「万引き犯の巣窟」と揶揄される大型スーパーM。ここは昭和の最先端といった雰囲気の老舗で、長いこと取り引きさせていただいているクライアントのひとつです。防犯機器の導入もなく、たくさんの常習者を抱えているため、研修には打ってつけのお店と言えるでしょう。新人さんとは、最寄駅の改札口付近で待ち合わせをして、現場まで一緒に向かうことになりました。

「おはようございます。今日一日、よろしくお願いいたします」

 待ち合わせ場所に到着すると、40代と思しき、どこかボーイッシュな感じのする女性が駆け寄ってきました。なんでも部長さんから私の人着(にんちゃく:人の特徴や背格好のこと)を聞いてきたそうで、「すぐにわかりました」と、妙に得意気な顔をしています。型通りの挨拶をかわして、現場に向かうまでの間に話を聞いてみると、今年44歳になるという彼女は独身で、前職ではラブホテルの受付や清掃をしていたとのこと。前の仕事を辞めた理由を尋ねれば、勤務中に殺人事件が発生した際、その第一発見者になってしまったことで嫌気が差したと話しています。

「前の職場では、援助交際しているような女子学生や、部屋で麻薬を使っているような人が普通にいました。私、こう見えても根が真面目なので、そういう人を見ると注意したくなっちゃうんですよ」

 どうやら人並み以上に正義感が強い方のようですが、ただそれだけでは、この仕事は務まりません。声をかけるまでに至るプロセスが、非常に重要なのです。

「そんな簡単に声をかけられることはないから、まずは現場に慣れることから始めた方がいいわよ。声をかけたい気持ちが強すぎると、誤認事故につながりかねないから、常に冷静でいないとね」
「はい、先生! いろいろと勉強させていただきます」

 この日は、2件の捕捉がありましたが、いずれの発見も私の目によるもの。自分で見つけることができず悔しがる彼女に、そのうち1件の声かけを担当してもらいました。実況検分から調書作成まで、警察対応も一通り経験できたそうで、随分と刺激的な1日になったようです。

「今日一日、あっという間でした。インターンの初日に、こんな経験までさせてもらえるなんて……。私も、先生みたいになれるよう、頑張ります」

(私にも、こんな時があったのよね……)

 どこか昂りながらも、尊敬のまなざしで私を見つめる彼女を見て、自分の新人時代のことを思い出しました。今回は、私が尊敬してやまない敬子さんについて、お話ししていきたいと思います。

会社のエース敬子さんと、高級ホテルの催事場へ……

「あなたが、ウワサの澄江ちゃんね」

 入社後まもなく、研修に参加するため事務所の会議室に入ると、この会社のエースであられる先輩保安員の敬子さん(当時52歳)から声をかけられました。どうやら勤務初日に捕らえた少年の件が、みなさんの間でウワサになっていたようで、どんな人なのか私に会ってみたかったと仰ってくれています。

「勤務初日に挙げる人なんて、なかなかいないから、あなたに会える日を楽しみにしていたのよ。この仕事は、気に入ったかしら? 怖いことは、ない?」

 どことなく往年の京塚昌子さん似ている敬子さんは、とてもおおらかな感じがする方で、その口調も柔らかで優しいものでした。一つひとつの言葉から、慈愛に満ちた雰囲気が醸し出されるようで、この人に説諭されたら泣いてしまうような気がします。

「はい。やりがいのある仕事なので、これからも頑張りたいと思います」
「それは、よかった。今度、指名をもらった大きな催事の現場があるんだけど、私と一緒に入ってみない? スーパーと違って、なかなか難しいけど、経験しておいた方がいいと思うわよ」
「本当ですか? 私なんかでよければ、是非お願いします!」

 その翌月、都内にある高級ホテルの催事場で開催された百貨店のセール会場に、敬子さんと2人で入る機会に恵まれました。セール期間は、金曜日から日曜日までの3日間。その初日である当日は、外商の担当がつくような別格のお得意様だけが限定招待されており、場内は煌びやかで優雅な雰囲気に包まれています。

「澄江ちゃん、この状況、どう思う?」
「皆さん裕福そうで、万引きするような人は、いないように見えます」
「そう思うでしょう。それが意外といるのよ。初日は、いつも挙がるから油断しないでね」

 開場と同時に売場に入ると、場内は数分もかからないうちに大勢の客であふれ、思うように身動きが取れないほどの状況になりました。要領を得られず、右往左往しながら巡回を続けていると、いつのまにか私の隣にいた敬子さんが言います。

「澄江ちゃん、あそこにいる赤いショルダーバッグの女、わかる?」
「え? あ、はい」
「たぶんやるから、よく見ていてね」
「うそ!?」

 敬子さんが言う赤いショルダーバッグの女は、一見して30代前半にみえる派手な女性で、その服装や雰囲気から察するに水商売の方に見えます。遠目から様子を窺うと、高級ブランドの皮財布を選んでいるようで、値札を確認しては戻すという行為を繰り返していました。

(本当に、やるのかしら? お金は持っていそうだし、私には商品を選んでいるようにしか見えないけど……)

 しっかりと手元を確認するべく、比較的近い場所まで移動して、彼女の行動を見守ります。するとまもなく、3つの高級皮財布を手にした彼女が、特設された精算会場の方に向かって歩いて行きました。

(やっぱり、買うみたいね)

 レジの行列に並び始めた彼女の姿を見送り、売場に戻るべく踵を返すと、またしてもいつのまにか隣にいた敬子さんが言います。

「どこ行くの? もうすぐよ。ほら、見て!」
「ええっつ!?」

 すぐに振り返ると、前にいる人の陰に隠れながら、手にある全ての財布を赤いショルダーバッグの中に隠す彼女の姿がありました。この時に見た悪意あふれる魔女のような目は、いまも脳裏に焼き付いています。

「もう出るわね。いい機会だから声かけしてみなさい。きっと変な言い訳するわよ」

 すると、敬子さんの声に反応したように動き出した彼女は、しきりと後方を気にしながら出口に向かうエスカレーターに乗り込み、ホテルの正面玄関から出ていきました。商品に手をつける前から彼女の犯意を察知し、その行動を読み切ってみせた敬子さんの職人技に驚愕しながら、異常なまでの早足で前を行く彼女の後を追います。

「お客様、お待ちくださいませ。お支払いしていただかないといけないものがございます」

 高級店における声かけだからか、不自然なほど丁寧な口調になってしまい、それを聞いた敬子さんも笑いを堪えているように見えました。

「これのことですか? 混んでいたので、あとで払おうと思っていたんです。いま払いに行きますね」

 ショルダーバッグから、隠した財布を取り出してみせた彼女は、意味不明な言い訳をしてホテルに戻ろうと歩き始めます。すっかり動揺してしまい呆然としていると、ショルダーバッグのハンドルを咄嗟に掴んだ敬子さんが、有無を言わせぬ威厳のある態度で彼女に言いました。

「あなた、そんな言い訳は通らないわよ。わかっているでしょ?」
「はい、ごめんなさい……」

 思いのほか強烈だった敬子さんの迫力に、すっかりたじろいだ様子の彼女は、事務所までの同行を求めると素直に応じてくれました。

「今日は、どうしたの? なにか、嫌なことでもあった?」
「ちゃんと買うつもりで来たんですけど、お金を使うのが嫌になっちゃって……」

 スナックの雇われママを生業にしているという彼女は、29歳。お母さんのように話しかける敬子さんに、すっかり心を開いているように見えます。事務所に到着して、テーブルの上に盗んだモノを出してもらうと、高級財布のほかに、ネクタイピンとカフスもショルダーバッグから出てきました。全て3つずつ盗んでいるので、その理由を尋ねれば、複数の馴染み客にプレゼントするつもりだったと話しています。盗んだ商品は、いずれも高級品で、被害総額は15万円を超えました。被害届が出されれば、逮捕必至の状況にありますが、お店側は買い取ってくれればいいという姿勢でいます。どうやら会場がホテルということもあり、警察沙汰を起こしたくないというのが本音のようです。商品を買い取れるだけのお金を用意できるか尋ねると、20万円以上の現金を所持していたので、警察は呼ばずにコトを済ませることになりました。敬子さんと2人で、被害品の精算を済ませた彼女を店の外まで見送り、帰りの道中に話を聞きます。

「あの人がやるって、どうしてわかったんですか?」
「目よ。どう見たって、買い物する目じゃなかったでしょう?」
「確かに……」

 催事のスペシャリスト、敬子。職員の間で敬遠されるほど厳しい現場で、数々の高額品狙いを捕捉してきた敬子さんは、65歳で引退され、82歳でご逝去されました。最後にお会いした時には、随分と認知症が進んでおられたようで、私のことを孫と勘違いされ、とても優しくしてくださったことを覚えています。晩年は、警察や万引きの実録番組を楽しみに過ごされたそうで、その時に限って饒舌になられたと、娘さんから聞きました。おそらくは、人生の大半を費やしたであろう自分の仕事に、誇りを持っておられたのでしょう。

(私も、そろそろかしらね……)

 1日の勤務を終えても疲れを感じさせないほど、軽快な足取りで歩く新人さんの背中を見送った私は、迫りくる自分の終末を意識しました。次のお休みは、亡き敬子さんの墓前に伺い、お花を供えたいと思います。
(文=澄江、監修=伊東ゆう)

【100均ずぼらシュラン】セリア「ファブリックボード」他5アイテム【週間まとめ1/20~1/24】

安くてお得に日用品を買いに行ったつもりが、あれもこれもとカゴに入れてしまう100均ショップ。「超便利!」とほくそ笑むグッズもあれば、「買わなきゃよかった……」なトホホなグッズも潜む、魑魅魍魎な100均ワールドのアイテムを、ズボラなアラサー女子が私見全開で斬る「100均ずぼらシュラン」、今週のまとめです。

セリア【ナチュラル素材 ファブリックボード(縦長 A4サイズ)】

【100均ずぼらシュラン】セリア「ファブリックボード」他5アイテム【週間まとめ1/20~1/24】の画像1

木製のパネルに麻の布を貼りつけたファブリックボードです。お部屋の模様替えに。

ダイソー【オリジナルMyカレンダー】

【100均ずぼらシュラン】セリア「ファブリックボード」他5アイテム【週間まとめ1/20~1/24】の画像2

日付や曜日すら記載されず、日付用の罫線だけしかない、オリジナルを作成できるカレンダー。

ダイソー【クレンジングタオル】

【100均ずぼらシュラン】セリア「ファブリックボード」他5アイテム【週間まとめ1/20~1/24】の画像3

“水”だけで化粧が落とせるタオルです。使い心地は……?

ダイソー【梱包用発送ケース(2枚)】

【100均ずぼらシュラン】セリア「ファブリックボード」他5アイテム【週間まとめ1/20~1/24】の画像4

段ボール紙で作られた組み立て式のケースです。フリマアプリ愛用者は要チェック!

ダイソー【美姿勢サポーター】

【100均ずぼらシュラン】セリア「ファブリックボード」他5アイテム【週間まとめ1/20~1/24】の画像5

フリーサイズのサポーターです。モデルのような姿勢になれる!?

この記事も読まれています

【100均の収納アイテム・DIYグッズ】おすすめアイテム27選!【ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツ】

ダイソー、セリアの商品をチェック! 100均ずぼらシュランバックナンバー