嵐・相葉雅紀の『家系図バラエティ』放送内容を問題視する声でレギュラー化は困難か

 嵐の相葉雅紀が13日放送のバラエティ特番『はじめまして!一番遠い親戚さん』(日本テレビ系)で、司会に挑戦。芸能人の意外な親戚関係が次々と明らかになり、番組は大変盛り上がったが、一部からは放送内容を問題視する声が寄せられている。

 同番組は、ゲストの芸能人の遠い親戚を徹底的に調査し、巨大な“オリジナル家系図”を作るなかで、本人も知らない親戚を探すもの。番組では、宮川大輔と津川雅彦、IKKOと高良健吾、羽鳥慎一と永井美奈子が親戚だと判明するなど、次々と驚きの事実が明らかになった。テレビ情報誌の記者がいう。

「相葉雅紀の日テレ初のバラエティ番組MCということで注目されていましたが、視聴率は同時間帯トップと、上々の結果でした。内容は完全に『ファミリーヒストリー』(NHK)の焼き直しですが、一家で見るにはピッタリの内容です。

 テレビ業界は『ポツンと一軒家』『あいつ今何してる?』(テレビ朝日系)、『消えた天才』(TBS系)、『YOUは何しに日本へ?』『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)など、一般人が登場する番組が大人気ですが、『親戚さん』も基本は一般人で展開される番組ですから、“ヒットの法則”に当てはまっています。日テレは平日19時台の『火曜サプライズ』や『衝撃のアノ人に会ってみた』の数字が伸び悩んでいますから、一気にレギュラー化もあるかもしれません」(テレビ情報誌記者)

 遠い親戚が有名人かもしれないと思えば、一般人にも夢があるこの番組。ただ、長年差別問題に携わってきたフリーのジャーナリストは、この番組の問題点を指摘する。

「率直に言って、家系や家系図をテーマにした番組を放送することは、社会通念上、極めて問題があると言わざるを得ません。現在、就職面接では、本籍地、両親の出身地、家族の職業、資産状況、支持政党、読んでいる新聞、尊敬する人物などを聞くのはすべて禁止です。本人に責任のないことや、本来自由であるべきことを採用の判断基準にすることは、基本的人権の侵害にあたるからです。メディアであれば、それぐらい人権に関しては敏感にならなくてはいけないはず。

 家系を調べれば、国籍、養子、親の有無、離婚など、極めてデリケートな問題に突き当たる可能性があり、『ゲストの芸能人がOKと言っているから問題ない』『問題があれば放送しなければ良い』という意見は通用しません。そもそも、出自や血統を調べることが重大な人権侵害ですから、これこそまさにBPO(放送倫理・番組向上機構)の出番でしょう」(ジャーナリスト)

 せっかく見つけた“大魚”は、当たれば死ぬ毒を持っているよう。指をくわえて見ているのか、思い切って食べてしまうのか、日テレは果たしてどうする?

J1湘南・曹監督にパワハラ疑惑! バカ売れした”チームDVD”では激怒シーンに賞賛の声も

 サッカーJ1の湘南ベルマーレの曹貴裁監督にパワハラ疑惑が浮上。Jリーグきっての名将の醜聞にチームが揺れている。

 パワハラは、日本サッカー協会への匿名の通報によって発覚した。これを受けてJリーグは調査に乗り出しを決定。湘南は監督をチームの指揮から外すことを決め、代行監督を立てて今後のリーグ戦に臨む。週刊誌のスポーツ担当記者がいう。

「曹監督はプロサッカー選手を経て指導者の道を歩み、湘南の監督は今年で8年目です。その間には2度のJ2降格を経験していますが、それでもクビを切られなかったことが評価の高さの現れでしょう。湘南はJ1の中でも運営費が非常に少ないチームですが、曹監督は戦力的に見劣りする選手たちを徹底的に鍛え上げ、とにかく走りまくるサッカーを実践し、昨年にはルヴァンカップを制しました」(スポーツ担当記者)

 イニエスタ、ポドルスキー、ビジャ(いずれも神戸)、F・トーレス(鳥栖)といった世界的なスターに大金をはたくチームもあるなか、財政力で見劣るチームの選手たちが必死に汗をかき、勝利をもぎ取ろうという姿勢は好感が持てる。

 報道では、曹監督の態度が原因で複数の選手が練習に出て来られなくなったり、負けた試合の後に激しい言葉を浴びせられたりと、パワハラの一端が明かされており、これは非難されてしかるべきだが、そういったパワハラと表裏一体の熱い指導が、ついこの間まで賞賛の対象だったのも事実だ。フリーのスポーツライターはいう。

「湘南について今年、話題になったのがチームDVDです。湘南は毎年『イヤーDVD』を発売していますが、その2018年版のDVD『NONSTOP FOOTBALLの真実 第5章 -2018覚悟-』にはローカールームの映像が収められており、激しい口論の様子も収録されていて、一時は品切れになるなど、異例の大ヒットとなりました。その中には曹監督が激怒するシーンも含まれており、そうなると“熱意なのかパワハラなのか”の線引きがいよいよ難しくなります。

 プロ野球界では、広島カープの緒方孝市監督が選手を平手打ちしたことが問題になりましたが、こちらは厳重注意処分で終わりました。他のチームの監督も大なり小なり似たようなことをしているわけで、あまり細かく突っつくと“パンドラの箱”を開けることになりますよ」(スポーツライター)

 これが中学や高校の部活動なら問答無用でアウトだが、今回のケースは、サッカーに人生を賭けたプロの話。イエローカードなのかレッドカードなのか、Jリーグは難しい判断を迫られることになりそうだ。

小泉今日子、不倫相手の夢を叶えるため「豪邸売却」「電車利用」の異常献身ぶり

 元総理・小泉純一郎の次男で自民党の小泉進次郎衆議院議員とフリーアナウンサー・滝川クリステルの“電撃できちゃった婚“に世間が沸く昨今だが、筆者としては、同じ小泉姓の小泉今日子のほうに注目したい。

 小泉といえば、現在、俳優の豊原功補との不倫交際が賛否を呼んでいるが、思えば、俳優・永瀬正敏との結婚のときも逆風が吹き荒れていた。

 当時、人気アイドルだった小泉と永瀬は、雑誌の対談を通じて知り合い、熱愛に発展したが、小泉を溺愛していた所属プロの社長が交際に反対。芸能界に隠然たる力を持っていたことから、メディアは2人の関係を黙殺し、フライングで永瀬に直撃取材をかけた有名芸能リポーターが丸刈りになって謝罪するという“事件”もあった。

 それでも周囲の反対を押し切って1995年に結婚した2人だったが、当初から離婚を願う関係者から破局情報をさかんにリークされ、疑心暗鬼に襲われた末に別居。結局、04年に離婚した。

 その後、小泉はKAT-TUN亀梨和也との熱愛が報じられたこともあったが、15年、妻子持ちの豊原との不倫が発覚。18年2月、豊原が緊急会見を開いて交際の事実を認め、さらに小泉もデビューから36年間在籍した事務所から独立。自らが社長を務める事務所『明後日』を立ち上げ、「設立当初から力をお貸し頂いている俳優豊原功補氏は同じ夢を追う同士だと思っております」「一部の週刊誌などで報道されている通り恋愛関係でもあります」と、豊原との“交際宣言“をして世間をアッと驚かせた。

 小泉の豊原への真摯な恋愛感情に胸を打たれ、芸能マスコミは静観したが、しかし、不倫に対する世間の反応は冷ややかで、結果、豊原への仕事のオファーは激減。豊原は、小泉の事務所『明後日』から演出料や出演料を得て、その中から妻子へ送金しているという。

 といっても、小泉が女優業を休業中のため、事務所も無収入状態のはずだが、小泉の献身はそれにとどまらない。豊原の夢を叶えるため、5月には豊原が企画、脚本、演出、出演の4役を務める舞台をプロデュース。さらに、舞台終了後は、2人揃って来年公開予定の映画『ソワレ』の映画製作に乗り出し、「女性自身」(光文社)によれば、製作資金に充てるため、小泉は都内の一等地にある自宅を売却したという。

 人気女優という地位も不動産も捨ててまで、豊原との夢を叶えるため、奮闘する小泉。弱小事務所の社長らしく、移動も電車を利用中という健気な彼女に、陰ながら声援を送りたい。

 

『かりそめ天国』の「飯尾No.1 女性管理職編」に見る、気づかれにくい「セクハラの芽」

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「あの方からもらいたかった」ずん・飯尾和樹
『マツコ&有吉のかりそめ天国』(8月7日、テレビ朝日系)

 「#Me Too運動」は、ハリウッドの有名プロデューサーの長年にわたるセクハラ行為を、女優が告発したことから始まった。職権を濫用し、女性たちが断れないのをわかっていながら、肉体関係を迫る。非常にわかりやすいセクハラだと言えるだろう。

 それでは、ミスコンはセクハラにあたるのか? 勉強のできる人が頭脳を生かした職業についたり、運動の得意な人が才能を伸ばしてオリンピックに行くのと同じように、美に恵まれた人が、美を必要とする職業につくのは、合理的な考え方だと私は思っている。なので、ミスコンもセクハラではないのではないか。ただし、全女性に強制参加というのであれば、ちょっと話は変わってくる。

 セクハラという言葉になじみはあっても、概念がいまいちはっきりしないという人が多いので、何がセクハラで、何がそうでないのかは、当分議論が続くと思われる。Aさんの感覚ではセクハラでも、Bさんにはそうではないと感じられるケースも多々あるだろう。

 セクハラと思う視聴者は少なかっただろうが、私が「感じが悪いなぁ」と思ったのが、8月7日放送の『マツコ&有吉のかりそめ天国』(テレビ朝日系)内の企画「飯尾No.1」である。同企画は、これまで全国各地のキャバクラをずん・飯尾和樹が回り、各店舗のNo.1キャバクラ嬢を競合させて、飯尾のNo.1を選んでいた。放送時間が午後11時台だったことからできた深夜向きの企画と言えるだろう。

 しかし、同番組は10月から金曜の午後8時放送に変わる。ファミリー層の見るゴールデンタイムで、キャバクラがまずいと思ったのか、「飯尾No.1 女性管理職編」に企画を変更することにしたようだ。

 同企画は、飯尾が会社訪問をし、女性上司に会い、部下に仕事ぶりを聞く。そして「誰の部下として働きたいか」を決めるというものだ。その会話の中で、性的な話をしたりすることはまるでない。にもかかわらず、私がこの企画をセクハラ的だなと思わずにいられなかったのは、会社員に“魅力”を問うのが、適当だと思えなかったからだ。

 キャバクラのお仕事は、女性の魅力で多くの男性を惹きつけて、指名を稼ぐことと言えるだろう。指名の数が給料に直結することを考えると、彼女たちの優しさや美しさは「仕事」であり、「有料のサービス」と言える。一方、男性から見れば、キャバクラは金を払って好きな女性を選んでいい場所である。そういう世界で生きるキャバ嬢にとって、「飯尾No.1 キャバ嬢編」は通常業務の延長だろう。テレビに出るだけで箔付けにつながるし、幸運にも飯尾No.1の座を得れば、指名も増えるだろうから、いい宣伝になると言える。

 しかし、会社員は違う。会社員は人気商売ではなく、事務職や営業職などのプロとして採用されている。女性管理職は「女性だから」管理職に登用されたわけではなく、仕事の能力が管理職にふさわしいと判断されて、昇進したはず。なので、「この女性上司の下で働きたい」というテーマそのものが、そもそもおかしいのではないだろうか。男性上司ではなく、女性上司をターゲットにしているのは、女性に「特別なもの」を求めていると私には感じられるのだ。

 会社員の女性に対する「特別なもの」を求める姿が、飯尾が某社を訪問した際の会話にも出ていた。広報の男性が、首からぶらさげるタイプの入館証を飯尾に手渡した。飯尾は「あの方(受付嬢)から受け取りたかった」といい、広報の男性は「すみません」と謝罪する。

 広報の男性が飯尾に来館証を渡したのは、それが広報の仕事だから。しかし、飯尾は「女性からもらいたい」という「サービス」を無料で要求しているのである。会社員は事務や営業などのエキスパートとして仕事をして、その対価として給料をもらっているわけだが、一部の男性は、仕事とは関係ない「サービス」を、無料で女性に要求したり、受け入れてもらえることを当然のことと信じてやまない。これがセクハラの芽であると言えるのではないだろうか。

 視聴者のクレームを恐れる昨今、テレビの制作側も、いろいろ配慮していると思う。No.1キャバクラ嬢より、No.1女性上司の方が、女性を「応援している」印象を与えるので、女性視聴者を怒らせない。企業側も、女性上司をテレビで紹介してもらえたら、自社の宣伝とイメージアップにつながる。飯尾も、お笑い芸人として、おちゃらけて見せたわけで、本気とは限らない。誰も悪意などないし、それぞれの仕事をしたまでだろう。

 しかし、悪気がないからこそ、一番タチが悪いと言えるのではないだろうか。女性は会社員としての仕事をおろそかにすることなく、本業におおよそ関係ないサービスを無料で要求されても、笑顔で受け入れてほしいという意図が見え隠れするからだ。

 「#Me Too運動」をきっかけに、セクハラがいけないという気運が高まったことは事実で、恐らく、女性のカラダを触ったりするような、あからさまなセクハラは減っていくだろう。しかし、こういう「女性に本分以外のことを要求してもいい」という甘えを信じる男性が一定数いることを考えると、セクハラの根絶には、かなりの時間がかかるのではないかと思わずにいられない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

EXITりんたろー。「危機感持って」吉本興業の劇場改革を訴え!

 お笑いコンビEXITのりんたろー。が、吉本興業の劇場を改革するためのアンケート調査をTwitterに投稿し、話題になっている。りんたろー。が「∞ホールに所属する東京若手芸人の皆さんへ」と題したアンケートをツイートしたのは今月13日。冒頭では、吉本興業の一連の騒動について触れている。

<皆様も知っての通り例の一件があり、よしもとの良い部分もそうでない部分も世間に晒される事になりました>
<しかしそれを機に、よしもとという大きい会社が良き方向に向かい始めた兆しを感じている今日この頃の俺達です>

 そして、渋谷にあるヨシモト∞ホールの活気も取り戻すために、東京の若手吉本芸人たちに対して以下のように呼び掛けた。

<良いネタは良い環境で育まれるものです。この現状にもっと俺達自身が危機感を持って、今こそ社員さんと芸人が手を組んで劇場も変わらなきゃいけないギリギリなラインな気がしてます>
<芸人のみんなの意見や不満を集約して、劇場のえれぇ人とか社員さんとか協力してくれる人達と話し合いの場を設けてもらい、どうすれば活気のあったあの頃の劇場を環境の良い劇場を取り戻せるか対策を練りたいと思います>
<この会社が変わろうとしてる時に、劇場がこのままじゃまずいと思っています>

 質問事項としては、「劇場の良い所」「劇場の不満と改善案」「よしもと全体の不満と改善案」「今の芸人としての悩み」などがある。りんたろー。自身が、ヨシモト∞ホールの環境は現状、決して良くないという危機感を持っているのだろう。

 宮迫博之と田村亮が吉本興業からのパワハラや隠蔽指示を告発した会見以降、加藤浩次や松本人志といった大御所芸人らが事態を収束させるためにアクションを起こしているが、若手芸人で行動に出たのはりんたろー。が初めてだろう。先輩であるジャングルポケットの太田博久は「全くチャラくないけど、最高にかっちょいいね!」と反応し、りんたろー。の行動力を評価している。

EXITは“古きよき”ものに寄りかからない
 EXITといえば「ネオチャラ男キャラ」で笑いを取っているが、彼らの魅力はそれだけではない。他者を尊重し、柔軟性に富んだ考えを持っていることも、他の芸人にはない特徴だ。

 たとえば、「Smart FLASH」の取材で「ネオチャラ男とは?」と聞かれたりんたろー。と兼近大樹は、<ネオチャラはルールとモラルの中で遊ぶんですよ>と返答している。

 さらに兼近は、ライブドアニュースのインタビューで「飲みニュケーション」なる文化についても持論を展開し、話題になった。兼近は、<無理やり飲みに誘う上司は、人をナメてるんですよ。部下や年下なんだから、自分の考えを押しつけていいと思ってる。それは絶対にダメです>と、“相手の気持ちを尊重する”ことを説いている。

 また、お笑い界の古い価値観についても切り込んでいる。Yahoo!ニュースのインタビューで兼近は、「お笑い芸人はこうだ」というような凝り固まった感は出したくないと答えている。

<古いトレーニングの「うさぎ跳び」が今や「膝に負担がかかるからダメ」って証明されて、理論に基づいた最新トレーニングをした方がいい身体を作れる…みたいなことです。だから“古きよき”ものに寄りかかりたくないんです>

 吉本興業の岡本昭彦社長は会見で、吉本は全員が“ファミリー”であり、パワハラも家族ゆえの愛の鞭であったと釈明したが、この価値観も“古きよき”ものそのものだろう。会社を家族と例え、社長や上司が社員に手をあげたり、叱咤激励する文化は存在したが、実際は、芸人や社員を雑に扱い権力で従わせているだけだ。

 今の吉本興業には、EXITをはじめとした若手芸人たちが声を上げ、“新しい風”を吹かせることが必要なのかもしれない。

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N国に狙われるマツコ・デラックス、遠因に「元SMAP批判」説が浮上

「N国」ことNHKから国民を守る党の立花孝志代表が大暴れしている。

 先日の参院選で1議席を獲得し、政党要件を満たしたことで俄然勢いに乗る同氏は、次なるターゲットを、”芸能界の新御意見番”マツコ・デラックスに定めたようだ。

 発端は7月29日放送のTOKYO MX『5時に夢中!』でのマツコの発言だった。マツコが同党の躍進に「気持ち悪い人たち」「ふざけて(票を)入れている人も相当数いるんだろうな」と述べたところ、立花代表が激怒。

「選挙で投票してくれた人に、『ふざけてる』とか『気持ち悪い』とか、それを公共の電波で言ったらダメだろう」と訴え、今月12日にはTOKYO MXのスタジオ前に乗り込み、抗議活動を行った。

「完全に威圧行為。それでもメディアが取り上げるから、面白おかしくなってしまう。立花氏はマツコさんが生出演する毎週月曜日に必ずやって来ると宣言していますが、局側はすでに警察に相談しているようです」(テレビ関係者)

 マツコが狙われたのは、ここにきて急速にアンチが増殖していることと無関係ではない。

 公正取引委員会は先日、ジャニーズ事務所に対し、元SMAPの3人(稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)をテレビ出演させないよう”圧力”をかけた疑いがあるとして、注意処分を課した。

 これにマツコは「週刊文春」(文藝春秋)で、ジャニーズどうこう関係なく、元SMAPの3人では「単に魅力がない」とバッサリ。「木村や中居とはマンパワーが違う」とまで言ってのけ、ファンから猛批判を受けている。

「マツコは別の週刊誌で文春記事は『都合よく切り取られたもの』と釈明していましたが、ファンの反発は収まる気配がありません。こうした空気感に敏感なのが、N国。北方領土で泥酔騒動を起こした丸山穂高衆院議員や、ジャーナリストの上杉隆氏などが合流し、現在はなかなか香しい布陣になっている。彼らはアンチの多い大物タレントを狙い撃ちして、支持者を増やそうしているだけ。生贄を探しているのでしょう」(スポーツ紙記者)

 このほか、N国はフジテレビ系『バイキング』MCの坂上忍や、元宮崎県知事の東国原英夫氏をターゲットにしているという。炎上商法、ここに極まれり?

NHK『どすこい!夢の大相撲』紺野美沙子の熱すぎる相撲愛と「AI夢の対決」の可能性

 まさに夏の夜の夢。9日放送の『どすこい!夢の大相撲 ~令和元年 AI場所~』(NHK総合)は、NHKの進取の精神を感じさせてくれる良企画だった。

 大相撲史に名を刻む横綱同士が対戦したら、いったい勝つのは誰なのか? という妄想は相撲ファンなら誰もが一度は通る道。そんな夢の企画を、NHKが誇るアーカイブを十二分に生かし、日本IBMの技術協力のもと、筑波大学の体育系准教授までもが監修にあたり、日本相撲協会の生き字引ともいうべき親方の考察とともに再現していく。

 具体的には、映像記録がしっかりと残る第44代横綱・栃錦以降の29人の横綱の中から、チームごとにドラフト形式で3人を選出。先鋒・中堅・大将に分かれ、それぞれの現役時代のデータをもとにAIによって勝敗を決していく内容だ。

 歓声や行司の声などがもっとあれば、臨場感を足せるのでは? と思わないでもなかったが、AI相撲自体は思いのほか見応え十分。土俵際の逆転劇では思わず「おぉ!」と声が漏れてしまう場面もあった。

 ネット上での評価を散見すると、「勝敗の結果に納得がいかない」と憤る声も少なくないが、この手の企画では避けようのない議論。本稿ではもっと別な点から、今回の企画の意義深い点を振り返っておきたい。とにもかくにも良かったのは人選。それは選ばれた「9人の横綱たち」ではなく、その横綱を選ぶ演者たちのこと。

「博識部屋」は、相撲ファン歴約半世紀の2人、紺野美沙子とやくみつる。

「小町部屋」は、若手&スー女代表格ともいえる市川紗椰と山根千佳。

「爆笑部屋」は、相撲ネタでの露出も多い芸人枠、キンボシ西田淳裕とはなわ。

 そして、解説役であり、ナビゲーター役を務めたのが江戸時代からの相撲を見続けてきたであろうデーモン閣下(実際に閣下は、今回の番組企画では扱いきれない「映像がない時代の横綱」を解説するコーナーも任されていた。さすがNHK、使い方をわかってる)。

 いずれも相撲雑誌で連載を持っていたり、大相撲中継にゲストで呼ばれることも多い、芸能界を代表する好角家ばかり。また、上記3つの部屋がどの横綱を選ぶのか、という「横綱ドラフト」でアナウンスを務めたのは、TBSが毎年中継する『プロ野球ドラフト会議』でアナウンスを務める関野浩之。この配役も素晴らしかった。

 民放がこの手の企画に手を出したのならば必ずブッキングされたであろう、ジャニーズ枠も旬な芸人枠も一切ゼロ。好角家しかいないのだから、あとはその愛と熱量を楽しめばいいだけ。むしろその「異様な熱」こそがおかしみを生むのだ。

 象徴的だったのが紺野美沙子の存在感だった。というのも、番組冒頭からひとりで勝手に泣きだす始末。「どうしたの?」と心配するほかの出演者たちに「だって、この力士が(AIででも)復活したら泣いちゃう!」と切り返して、出足のよさを見せつけていた。

 それ以外にも、唐突に「大鵬ぉー!」と掛け声をかけたかと思えば、「大鵬が2番続けて負けるなんて。もう、(投げる)座布団1枚も残ってないですよ」と粋なコメントで憤って見せたりと、紺野の独り舞台ならぬ独り相撲状態。喜怒哀楽が激しすぎて、それが妙な色気に感じてしまう場面もあった。

 紺野といえば「元祖スー女」とも称される人物であり、今年6月に開催された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」にも出席していた、まさに“本物”。スー女の代名詞といえば、今回共演した市川紗椰や山根千佳なわけだが、紺野と比べてしまうと横綱と関脇ぐらいの差があったように思う。

 そういえば、2年ほど前の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に「相撲の未来が心配な女優」として出演していた紺野。おっとりとした笑顔と口調とは裏腹に「ご新規さんのスー女のマナーがいただけない」とバッサリ切っていたのを思い出した。

 そんな紺野の魅力以外にも、今回の企画で得た気づき、そして新たな可能性は多い。

今回が初開催となった「AI場所」だが、今後も年1場所くらいは実施できるのではないだろうか。デーモン閣下自身が「いろんなアイデアがここから湧く」と番組最後で語っていたように、選出する横綱を変えるだけでも楽しいし、取組の番手を変えたり、団体戦の形式を変えるなど、いかようにも楽しみ方はあるだろう。

 そしてもうひとつは、「AIでの夢の対決」は、他競技にも応用が利用できそうだ、という点。すぐに思い浮かぶのはプロ野球だ。歴史が長く、豊富な映像資料が残っている競技であればあるほど、時空を超えた夢の対決への期待値は大きい。

 また、大谷翔平が160キロを投げるたびに「ワシは170出しとった」と吠える金田正一しかり、メジャーリーグのすごい打撃を見ても「私らのほうが技術は上でした」とこぼす張本御大しかり。実績はわかるんだけども、格段に技術革新が進んでいる現代の競技レベルで競わせたら実際どうなの? というレジェンドも多いだけに、いくらでも「ifの対決」は描けるはずだ。

 いずれにせよ、近いうちに開催されるはずの次回AI場所でも、NHKのゲスト人選には大いに期待したい。ほかを変えるにしても、紺野は固定でお願いします。

(文=オグマナオト)

深田恭子『ルパンの娘』、「B級感が良い」から一転「飽きた」の声――視聴率6.0%のピンチ

 8月15日夜10時から、深田恭子主演の連続ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)第6話が放送される。深田の泥棒スーツ姿と個性的なキャスト、コミカルなストーリーが、ネット上を中心に注目を集めているかのように見えたものの、第5話の平均視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど低迷が続いている。

「本作は、作家・横関大氏の同題小説をドラマ化したもの。泥棒一家『Lの一族』の娘・三雲華(深田)と、警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の許されざる恋愛関係が描かれたラブコメディーで、和馬との結婚を夢見る華は、家族全員で泥棒をしていることを隠し、自身も仕方なく盗みに加担するというキャラクター。同ドラマでは、華の恋愛と宿命を、コミカルかつ切なく描いています」(芸能ライター)

 初回平均視聴率が8.4%でスタートすると、ネットユーザーの間では「ツッコミどころ満載で、笑いが止まらない!」「泥棒と警察の恋愛って設定がベタだけど、意外と面白い」「B級感が良い」と話題に。初回放送分が動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で公開されると、視聴数は1週間で112万回を超え、2005年1月より開始している「FOD」番組見逃し配信の歴代最高を更新したと報じられた。

「しかし、その後の視聴率は、第2話7.4%、第3話8.2%と推移を経て、第4話で一気に5.8%まで転落。第5話は6.0%を記録し、0.2ポイント回復したものの、一部視聴者からは『おもしろいけど、見逃しても構わないレベル』『クセが強くて疲れるというか、すでに飽きてきた』といった声も出ています」(同)

 第5話は、新たな盗みの計画を練る家族に対し、華は和馬への罪悪感から「もう泥棒はしない」と宣言。そんな中、華と和馬の両親の“合同結婚記念パーティー”が開催されたが、華が桜庭家に携帯電話を忘れてしまったことをきっかけに、和馬からある疑いをかけられる……という内容だった。

「同話には、 “伝説のダイヤモンド”を所持する女泥棒・双葉美羽役で、フリーアナウンサー・田中みな実がゲスト出演。セクシーな演技を披露しましたが、数字にはつながらず。また、ネット上には『田中のような素人を使うな』『深キョンの演技もヘタだけど、それ以下』という書き込みもありました」(同)

 第6話は、華が泥棒としての運命を受け入れて生きていこうとする。一方で警察も、「Lの一族」の逮捕に本気で乗り出すという内容が予告されているが、ドラマの視聴率は巻き返すことはできるのだろうか。

関ジャニ∞・錦戸亮、“浮気タレント”の「兄貴」呼びに困惑……「マジで不快」とファンも反発

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)が、8月14日深夜に放送。今回は、ゲストにアレクサンダー&川崎希夫妻を迎え、トークが展開された。

 アレクサンダーといえば、週刊誌に度々“浮気現場”を撮られており、子供が出来たにもかかわらず「やめられない」と話している。そんなアレクサンダーは、番組でも「浮気ってさ、ぶっちゃけ大したことじゃん?」と言ってのけ、妻の川崎が隣にいながら、これまでの浮気人数を「ざっと100人以上」とあっさり告白した。

 この開き直り方に、村上信五は「お前、ええなあ! ええ人生やなあ!」と感嘆の声を上げる。続けて、「でも愛はのんちゃん(川崎)にあるんでしょ?」と尋ねると、アレクサンダーは「愛はのんちゃんにしかないよね!」と断言。それに川崎が「ありがと」と返し、両者の不思議な関係に、メンバーも思わず苦笑い。すると、アレクサンダーは「ぶっちゃけ、愛しかないんだよ!」といい、なぜか錦戸亮に対して「わかるでしょ!? 兄貴!」と同意を求める。いきなり話を振られた錦戸は、「全然わからん!」と慌ててアレクサンダーを突き放すのだが、その後も完全に“ロックオン”されてしまうのだった。

 川崎に浮気がバレて、過酷なお仕置きを受けてもなお、ナンパをやめないアレクサンダーには、独自の「浮気ルール」があるとか。なんでも、浮気相手と食事やデートはせず、“1人1回限定”と決めているそう。すると、大倉忠義から「どうやって口説くんですか?」と、素朴な疑問が投げかけられる。しかし、アレクサンダーはキョトンとした表情を浮かべ、「言葉なんかいらないよね? 錦戸くん」とまた錦戸に話を振る。

 これに錦戸は「俺、仲間じゃないから!」とツッコミを入れたものの、村上が「アレクから見て、『俺と同じ香りやな』っていうのは亮?」と質問すると、アレクサンダーは「そうだね!」と即答。そして「錦戸くんだってさあ、しゃべんなくてもいいっしょ?」ともう一度確認したが、錦戸は「そんなことないよ!」と否定し、「めちゃめちゃしゃべりにくいな……なんか」と困惑。一方、メンバーは困り果てる錦戸の姿を見て大爆笑していた。

 今回放送を見ていたファンからは、アレクサンダーが自身と錦戸を“同類”だと認識していることについて、強く反発する声が続出。「亮ちゃんはイケメンだけど、アレクに同類だと思われるのは断じて許せない。一緒にしないで」「アレクに巻き込まれた感ハンパない亮ちゃん……『兄貴』って呼ぶな!」「アレクとは同じ香りしません! マジで不快だった!」といった、怒りの声が寄せられた。
(アズマミサト)

シベリアだけじゃない! 日本人戦死者の遺骨、いまだ数十万柱が野ざらし状態か

 日本の「戦後」は終わっていなかった。

 7月末、NHKが報じたあるスクープが列島に衝撃を走らせた。太平洋戦争の終戦直後、シベリアに抑留されて亡くなった日本人のものとして厚生労働省の派遣団が5年前に収集した遺骨について、専門家によるDNA鑑定で「遺骨はすべて日本人ではない」と判定されていたことが明らかになったのだ。

「日本人の遺骨ではないとわかったのは、厚労省の派遣団が東シベリアのザバイカル地方で収集した16の遺骨のうち、専門家によって判別できた14の遺骨。NHKの取材で、厚労省がこの調査結果を把握していながら、5年たった今も公表に踏み切っていなかったことも明らかになったのです」(全国紙社会部記者)

 太平洋戦争が終結したのは1945年。驚きなのは、戦後74年もたって、いまだに遺骨収集事業が終わっていなかったということだ。

 旧日本兵の遺骨約37万人分が帰還を果たしていないとされるフィリピンでも、厚労省がNPO法人に丸投げするかたちで収集を実施していた過去がある。しかし、専門家による骨鑑定により、日本人の遺骨は一体もなかったことが明らかになった。このNPO法人は、遺骨を発見した現地住民に報酬を支払っていたため、報酬目当てに「日本人のもの」としてでっち上げられた無関係な遺骨が相当数紛れ込んだとみられている。いずれにしろ、政府の遺骨収集に対する無関心さが露呈した格好だ。

 さらに、戦争末期に激戦の舞台となったサイパンなどでも、故郷に帰れないままとなっている多くの日本人の遺骨があるといわれている。

 日本人戦没者・戦死者の遺骨が放置されているのは、海外だけではない。国内最大の地上戦で日米両軍と民間人ら合わせて約20万人が犠牲になったといわれている沖縄戦の遺骨である。

「沖縄戦で亡くなった人々の多くの遺骨は、戦後長い間放置されてきた。いまだに沖縄県民や日本兵が逃げ込んだ『ガマ』と呼ばれる洞窟には多くの遺骨が眠っているといわれている。戦後72年目の2016年に遺骨収集における国の責任を初めて明文化した『戦没者遺骨収集推進法』がようやく成立したが、国主体の収集作業が十分に進んでいるとはいえない状況です(地元紙記者)

 沖縄では遺骨が眠っている可能性が高い場所が判明しても、そこにすでに民家などの建築物が建ってしまっていたり、土地所有者が変遷してしまっているケースも少なくないという。

「沖縄戦では日本人以外に多くの米兵も犠牲になっているが、米軍はかなり厳密に戦死者の収容を行っているため、日本人の遺骨のように放置されたままになっているケースは非常にまれ。米軍には、行方のわからない戦死者を捜索・収容する特別班があるともいわれている。日本政府の意識の低さとは大違いです」(同)

「戦後レジームからの脱却」を悲願とし、憲法改正に拘泥する安倍晋三政権。しかし、過去の清算を進めるその姿勢とは裏腹に、まともな戦後処理すらできていない現実が次々とあらわになっている。

 勇ましい言説と民主党政権の悪口ぐらいしか能のない安倍首相は、いまだ黄泉の国をさまよう御霊に、どんな言葉をかけるつもりだろうか?