あゆ暴露本でピエロ化加速、”いじめっ子”マツコに幻滅、堀北真希元事務所がピンチ……週末芸能ニュース雑話

あゆ暴露本出版で、ますますピエロ化

デスクH いやいや~、われらがあゆが、またやってくれたね!

記者T 1日に発売された暴露本『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎)の件ですね。エイベックスグループの松浦勝人会長とかつて恋仲だったことを明かし、話題になっています。同書は、ノンフィクション作家の小松成美氏が浜崎への取材をもとに、歌手デビューからブレークまでのサクセスストーリーをまとめた「事実に基づくフィクション」。2人が恋仲だったことは業界関係者やファンの間では知られた話ですが、内容はかなり脚色されているようですね。ネット上では「ここまで落ちぶれたか」「晩年ならまだしも、このタイミングで暴露本はダサすぎる」といった冷ややかな意見や、「TOKIO・長瀬智也との秘話だったら読みたかった」という声も多いです。

デスク どっちにしても、今さら感がハンパない……。どうやら、今年5月から2020年まで続く全国ツアーのプロモーションみたいだけど、あゆって本当、次から次へとツッコミどころ満載のことばっかりやらかすよね。つい最近も、20歳下の専属ダンサーとの熱愛発覚や、室温36度という暑さの中でリハーサルをしたり、ツアー中に男だらけのハワイ旅行に行ったり、枚挙にいとまがない。それに、『a-nation』の大トリも外されたんでしょ?

記者 はい。今年で18回目を迎えるエイベックス主催の大型音楽フェスティバル『a-nation 2019』ですが、出演アーティストの中に浜崎の名前がないんです。浜崎は、通算15回大トリを務めていますが、近年は浜崎の出番になる前に観客が退場し始める光景が当たり前となっていました。さすがの浜崎も、思うところがあったんでしょうね。

デスク エイベックスの英断だと思うよ。どんどんピエロ化するあゆを誰かがコントロールしてあげないと、そのうち本当にただのイタいおばさんになってしまうよ。仮にも”平成の歌姫”だよ? 全国ツアーが終わったら、少し休んでみたらどうかな。そうでもしないと、この迷走っぷりは止まらないよ!

記者 公正取引委員会によるジャニーズ事務所への「注意」が、思わぬところに飛び火しています。

デスク 「元SMAP退所組3人のテレビ出演を阻止するよう、テレビ局に圧力をかけていたのではないか」というこの問題について、マツコ・デラックスが「週刊文春」(文藝春秋)でジャニーズ擁護ともとれる発言をして、各所で波紋を呼んでいるようだね。

記者 2017年10月、稲垣吾郎が『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演した後、「月1レギュラー」という話が進んでいたものの、マツコの所属事務所が「稲垣を出すならマツコは降板する」と、MXサイドに申し入れていたそうです。マツコはこの件を認めた上で、「だってテレビ局は(3人を)使いたくないんだもん」と発言。「あの3人はSMAPにいたからこそチヤホヤされていたんだから」「あの3人を使うんだったら、キンプリ(King&Prince)を使いたいんですよ。分かるでしょう。それがテレビ」などとテレビ局側の意見を代弁していました。

デスク マツコって、忖度しないキャラで人気を博してきたはずなのに、なんか幻滅したなぁ。完全に、テレビに魂売っちゃったのか。

記者 木村拓哉とは中学時代の同級生ですし、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では関ジャニ・村上信五、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)ではA.B.C-Z・塚田僚一と共演するなど、ジャニーズ絡みの仕事が多いですからね。売れっ子のマツコがこれだけジャニーズと蜜月とは、テレビ界の現実をあらためて突き付けられたような気がしますね。

デスク MXといえば、稲垣のほか、昨年メンバーが一斉に退所したジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」が出演するバラエティ『イケダンMAX』を今年4月にスタートさせたりと、退所後なかなか地上波に出演できない元ジャニーズの”受け皿”的なテレビ局と認知されていたけど、7月末からはNEWS・小山慶一郎がMCを務める『小山慶一郎の健者のBORDER30 ~専門医が導く健康への分かれ道~』がスタートするなど、にわかにジャニーズが侵食してきているよね。インディペンデント色が強い弱小テレビ局まで押さえにくるとは、ジャニーズ恐るべし!

記者 現在、元SMAP3人の強い後ろ盾となっているAbemaTVには、決して圧力に屈しないでほしいですね!

デスク 堀北真希や黒木メイサ、桐谷美玲らを輩出した“女版ジャニーズ事務所”ことスウィートパワーが窮地みたいだね。

記者 「週刊新潮」(新潮社)によると、最盛期には20~30名近くいたマネジャーがここ1年で10人も退職しているらしいです。17年に引退した堀北の代わりに稼ぎ柱となった桐谷も昨年結婚し、仕事をセーブ。どうやら、少々経営が厳しくなっているようです。……って、日刊サイゾーでは5月に報じてますけどね(参照記事)!

デスク スイートパワーって、『中学聖日記』(TBS系)で人気を集めた岡田健史クンの事務所でしょ? 「棒演技」とか言われてたけど、僕的には、あのぶっきらぼうな感じが胸キュンでたまらなかったよ。「聖ちゃん、聖ちゃん」って、犬みたいでかわいかったなぁ。岡田クン、伸びシロありそうじゃない?

記者 スウィートパワーの売り出し方といえば、新人時代はとにかくいろいろな作品に出演させ、雑誌やテレビなどのメディア露出を増やし、知名度を上げていくというパターンが多かったんですが、岡田クンの場合、『中学聖日記』以降、オファーが殺到したものの、役のイメージを抜くために仕事をセーブしていたようです。堀北も桐谷も、デビュー以降、ずっと多忙な生活を続けてきた反動で、結婚を機に仕事と距離を取るようになったといわれているため、その反省から次期エースの岡田クンはじっくり育てる路線にしたようですね。

デスク スイートパワーのスタッフは女性ばかりで、新人スタッフは数カ月単位で地方に送り込まれ、地元のかわいい少女のスカウト活動をさせられる。それが嫌で辞めていく社員も多いらしいけど、マネジャーになると、事務所が借り上げた寮のマンションにタレントとともに住み込みで生活させられるんだってね。タレントは24時間監視され、自由時間がまったくない。スピード婚、電撃引退しちゃった堀北の気持ちもわからなくもない。

記者 ジャニーズ事務所しかり、吉本興業しかり、タレントや社員の待遇に注目が集まる昨今、ほかの事務所も働き方改革が必要ってことですね。

あゆ暴露本でピエロ化加速、”いじめっ子”マツコに幻滅、堀北真希元事務所がピンチ……週末芸能ニュース雑話

あゆ暴露本出版で、ますますピエロ化

デスクH いやいや~、われらがあゆが、またやってくれたね!

記者T 1日に発売された暴露本『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎)の件ですね。エイベックスグループの松浦勝人会長とかつて恋仲だったことを明かし、話題になっています。同書は、ノンフィクション作家の小松成美氏が浜崎への取材をもとに、歌手デビューからブレークまでのサクセスストーリーをまとめた「事実に基づくフィクション」。2人が恋仲だったことは業界関係者やファンの間では知られた話ですが、内容はかなり脚色されているようですね。ネット上では「ここまで落ちぶれたか」「晩年ならまだしも、このタイミングで暴露本はダサすぎる」といった冷ややかな意見や、「TOKIO・長瀬智也との秘話だったら読みたかった」という声も多いです。

デスク どっちにしても、今さら感がハンパない……。どうやら、今年5月から2020年まで続く全国ツアーのプロモーションみたいだけど、あゆって本当、次から次へとツッコミどころ満載のことばっかりやらかすよね。つい最近も、20歳下の専属ダンサーとの熱愛発覚や、室温36度という暑さの中でリハーサルをしたり、ツアー中に男だらけのハワイ旅行に行ったり、枚挙にいとまがない。それに、『a-nation』の大トリも外されたんでしょ?

記者 はい。今年で18回目を迎えるエイベックス主催の大型音楽フェスティバル『a-nation 2019』ですが、出演アーティストの中に浜崎の名前がないんです。浜崎は、通算15回大トリを務めていますが、近年は浜崎の出番になる前に観客が退場し始める光景が当たり前となっていました。さすがの浜崎も、思うところがあったんでしょうね。

デスク エイベックスの英断だと思うよ。どんどんピエロ化するあゆを誰かがコントロールしてあげないと、そのうち本当にただのイタいおばさんになってしまうよ。仮にも”平成の歌姫”だよ? 全国ツアーが終わったら、少し休んでみたらどうかな。そうでもしないと、この迷走っぷりは止まらないよ!

記者 公正取引委員会によるジャニーズ事務所への「注意」が、思わぬところに飛び火しています。

デスク 「元SMAP退所組3人のテレビ出演を阻止するよう、テレビ局に圧力をかけていたのではないか」というこの問題について、マツコ・デラックスが「週刊文春」(文藝春秋)でジャニーズ擁護ともとれる発言をして、各所で波紋を呼んでいるようだね。

記者 2017年10月、稲垣吾郎が『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演した後、「月1レギュラー」という話が進んでいたものの、マツコの所属事務所が「稲垣を出すならマツコは降板する」と、MXサイドに申し入れていたそうです。マツコはこの件を認めた上で、「だってテレビ局は(3人を)使いたくないんだもん」と発言。「あの3人はSMAPにいたからこそチヤホヤされていたんだから」「あの3人を使うんだったら、キンプリ(King&Prince)を使いたいんですよ。分かるでしょう。それがテレビ」などとテレビ局側の意見を代弁していました。

デスク マツコって、忖度しないキャラで人気を博してきたはずなのに、なんか幻滅したなぁ。完全に、テレビに魂売っちゃったのか。

記者 木村拓哉とは中学時代の同級生ですし、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では関ジャニ・村上信五、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)ではA.B.C-Z・塚田僚一と共演するなど、ジャニーズ絡みの仕事が多いですからね。売れっ子のマツコがこれだけジャニーズと蜜月とは、テレビ界の現実をあらためて突き付けられたような気がしますね。

デスク MXといえば、稲垣のほか、昨年メンバーが一斉に退所したジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」が出演するバラエティ『イケダンMAX』を今年4月にスタートさせたりと、退所後なかなか地上波に出演できない元ジャニーズの”受け皿”的なテレビ局と認知されていたけど、7月末からはNEWS・小山慶一郎がMCを務める『小山慶一郎の健者のBORDER30 ~専門医が導く健康への分かれ道~』がスタートするなど、にわかにジャニーズが侵食してきているよね。インディペンデント色が強い弱小テレビ局まで押さえにくるとは、ジャニーズ恐るべし!

記者 現在、元SMAP3人の強い後ろ盾となっているAbemaTVには、決して圧力に屈しないでほしいですね!

デスク 堀北真希や黒木メイサ、桐谷美玲らを輩出した“女版ジャニーズ事務所”ことスウィートパワーが窮地みたいだね。

記者 「週刊新潮」(新潮社)によると、最盛期には20~30名近くいたマネジャーがここ1年で10人も退職しているらしいです。17年に引退した堀北の代わりに稼ぎ柱となった桐谷も昨年結婚し、仕事をセーブ。どうやら、少々経営が厳しくなっているようです。……って、日刊サイゾーでは5月に報じてますけどね(参照記事)!

デスク スイートパワーって、『中学聖日記』(TBS系)で人気を集めた岡田健史クンの事務所でしょ? 「棒演技」とか言われてたけど、僕的には、あのぶっきらぼうな感じが胸キュンでたまらなかったよ。「聖ちゃん、聖ちゃん」って、犬みたいでかわいかったなぁ。岡田クン、伸びシロありそうじゃない?

記者 スウィートパワーの売り出し方といえば、新人時代はとにかくいろいろな作品に出演させ、雑誌やテレビなどのメディア露出を増やし、知名度を上げていくというパターンが多かったんですが、岡田クンの場合、『中学聖日記』以降、オファーが殺到したものの、役のイメージを抜くために仕事をセーブしていたようです。堀北も桐谷も、デビュー以降、ずっと多忙な生活を続けてきた反動で、結婚を機に仕事と距離を取るようになったといわれているため、その反省から次期エースの岡田クンはじっくり育てる路線にしたようですね。

デスク スイートパワーのスタッフは女性ばかりで、新人スタッフは数カ月単位で地方に送り込まれ、地元のかわいい少女のスカウト活動をさせられる。それが嫌で辞めていく社員も多いらしいけど、マネジャーになると、事務所が借り上げた寮のマンションにタレントとともに住み込みで生活させられるんだってね。タレントは24時間監視され、自由時間がまったくない。スピード婚、電撃引退しちゃった堀北の気持ちもわからなくもない。

記者 ジャニーズ事務所しかり、吉本興業しかり、タレントや社員の待遇に注目が集まる昨今、ほかの事務所も働き方改革が必要ってことですね。

SixTONES、SnowMan……ジャニー氏亡き今考える、滝沢社長「ジャニーズJr.戦略」は正しいのか?

 7月9日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が、87年の人生に幕を下ろした。戦後の日本で、「男性アイドルビジネス」を確立したという偉大な功績は広く知られるだけに、所属タレントや関係者だけでなく、多くの人々がジャニー氏の死を悼んでいる。

 一方で、ジャニー氏というカリスマトップを失ったジャニーズ事務所の今後は、世間の関心事であるらしい。ジャニー氏の姪にあたる藤島ジュリー景子副社長の次期社長としての資質、また、昨年いっぱいで芸能活動を引退し、ジャニーズJr.の育成やプロデュースを行う滝沢秀明氏の手腕など、各メディアのこうした報道は大きな反響を呼んでいるのだ。とりわけ、滝沢氏は、「ジャニー氏の後を継げるほどの才能の持ち主なのか」といった視線を集めている様子も見受けられるが、ジャニー氏亡き今、事務所の発展のため滝沢氏は何をすべきなのだろうか。今回、企業コンサルタントの大関暁夫氏に話を聞いた。

カリスマトップの後継者は意地悪な目で見られる

――滝沢氏は現在、ジャニーズアイランドの社長として、ジャニーズJr.の育成を行っており、公式エンタメサイト「ISLAND TV」を開設してネットに進出したり、興行のプロデュース、さらにはメディアへの売り込みなどを行っています。

大関暁夫氏(以下、大関) 滝沢さんが後継者として指名されていたことは、救いだったと思います。もし後継者がいない状態で、突然ジャニーさんが亡くなられた場合、ジャニーズ事務所はさらに混乱していたのではないでしょうか。

 一般的な企業において、カリスマ創業者が亡くなった場合、そのままの流れで引き継ぐのではなく、「第二創業」を行うという戦略があります。ベースは創業者が作ったものではあっても、後継者が自分のカラーを出して新たな手を打っていくのです。滝沢さんは、今複数のJr.ユニットを手掛けて、育成・プロデュースを行っているとのことで、間違っていない、非常にいいことだと感じますね。守りに入れば入るほど、ジリ貧になったり、これまで見えてこなかった問題が噴出しがちなんですが、滝沢さんのように新しい流れを作ることに尽力していると、そういった問題も見えにくくなります。

――「これまで見えてこなかった問題が噴出する」というのは、どういったことなのでしょうか。

大関 ジャニーさんの管理下であれば問題にならなかったことが、問題になってくるという意味です。周りが「ジャニーさんなりの考えがあるのだろう」と納得していたことが、通らなくなるとも言えます。一般的に、カリスマトップの後継者というのは「どれほどの能力があるの?」などと比較にさらされ、意地悪な目で見られがちなので、前から同じ問題はあったにもかかわらず、「後継者の管理がなってないからだ」とみなされ、問題が表に出てくる面もあると思います。それが、先代の手法を踏襲することのリスクとなるわけです。

 滝沢さんが今行っているJr.のプロジェクトが、ジャニーさんのご存命中から動き出したものであるという点も、よかったと思います。周りは「きっとジャニーさんも承認していたことだろう」と受け取るはずです。また、滝沢さんの事務所内での存在感やジャニーさんからの信頼度は、関係者はもとよりファンも十分認知しているでしょうし、であれば、「彼のやることなら納得できる」と思う人は多いのではないでしょうか。もしJr.育成を、滝沢さんではなくジュリーさんが行うことになっていたら、反感が高まっていた可能性もあると感じます。

――滝沢氏は今、SixTONESやSnowManら、複数のJr.ユニットを積極的に売り出しています。その中ですべきことや注意しなければいけないことなどはありますか。

大関 複数の若手ユニットを仕掛けていこうとする場合、「続けるか/辞めるか」の見極めを重視しなければいけません。例えば、売り上げやファンの反応を見て、あまりうまくいっていないと思うユニットは早めに撤退、そしてうまくいっているユニットにさらなる投資を行うべきです。

――取捨選択するというのは、なかなか残酷ですね。

大関 全てのユニットを育て上るのは非常に難しいと思います。「売れない」と判断したら、一度解散させて、個々のタレントの別の使い方を考える。ユニットに新メンバーを投入したり、メンバーを入れ替えたりして、リニューアルをかけるというのも手です。すでに滝沢さんは、SnowManというユニットでこうした采配を振るっていると聞きますが、戦略としては正しいと思います。ジャニーさんを間近で見てきただけに、応用力が非常に高いのかもしれませんね。

 一方、タレントは「製品」としてだけでなく、「スタッフ」としての見方もできると思います。製品としては「売れない」と判断したタレントでも、裏方や自身のサポート役など、スタッフとしての才能を見いだせたら、声をかけてみる。スタッフになるにしても、タレントとしての現場経験があることはプラスに働きます。痒いところに手が届く優秀なスタッフになれますから。まとめると、滝沢さんが今後行っていくべきなのは「複数の若手ユニットを仕掛ける」「取捨選択を早める」「その中で零れ落ちた人に新たな道を与える」「彼のチームをつくり、会社の強化につなげる」というのがポイントだろうと思っています。

――6人体制だったSnowManに、新メンバーのラウール、向井康二、目黒蓮が加入したときは、一部ファンから猛反発されていました。

大関 この先、SnowManをうまく成功に導けるかは、一つの試金石でしょう。何事もそうですが、うまくいけば人は黙ります。後継者がこうした批判を受けるのはやむを得ないですから、それを気にしていては新しいことに手が出せませんから。

――最近のJrユニットは、デビュー組を追い越すような活躍を見せています。連続ドラマやCM、また『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)などの大型音楽特番にも出演しているのですが、滝沢氏……ひいては事務所がJr.の売り出しに注力すればするほど、ファンの間では「デビュー組のベテラン勢の心が事務所から離れていかないか」「ジャニーさんが亡くなったことで、より不安になった」といった声が出てくるようになりました。

大関 滝沢さんは今、どんどん新しいことをしていかなければいけない時期ですから、それはやむを得ないことだと思います。極論、ジャニー氏がつくったグループのタレントに関しては、辞める人も出てくるでしょう。「後継者である滝沢が頑張っているなら、全力で協力したい」という人もいれば、「滝沢が新しいことをしたいなら、邪魔にならないようにしたい」という人もいるはずです。ただこちらに関しては、滝沢さんというより、現状デビュー組の統括を行っているジュリー氏がいかにフォローしていくかの問題のようにも感じますね。

 一方で、ベテラン勢のことに関しては、もう流れに任せるしかない。それに、デビュー15年を超えたグループというのは、いろいろな問題が浮上し、ある意味「終わりに近づいている」状態になります。グループでの活動をどうするのか――活動休止して個々の活動をメインにするのか、はたまた解散するのかは彼ら自身に任せるべきでしょう。なお一般的な企業では、会社の規模にもよりましが、カリスマトップが亡き後の後継者と「方針が違う」という理由から、優秀な社員が辞めることは珍しくありません。ただ、滝沢さんにとってジャニーズのタレントたちは、もともと一緒に仕事をしてきた仲間。敵は少ないタイプなのではないかと思います。

(後編につづく)

取材協力:大関暁夫(おおぜき・あけお)
All About「組織マネジメント」ガイド。東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。

「マナーが悪い」「失礼なのでは」飲食店の持ち込みで大ブーイングされた有名人3人

 近頃は、追加料金を支払えば「持ち込み可能」な飲食店も増えているが、禁止している店舗の方が大多数だろう。店側にとっては、単純に「利益が落ちる」だけでなく、持ち込んだ食品が原因で食中毒が起こった場合、営業停止などの処分を受けるリスクもある。一方、客の中には、店側に失礼という理由で「持ち込みはマナー違反」と考える人も多い。しかし中には堂々と持ち込みを告白し、批判された芸能人がいる。その一人がフリーアナウンサーの高橋真麻。

 高橋は5月30日に自身のブログで、夫とイタリアンレストランを訪れたことを報告。ピザにタバスコをかけようとしたところ、店には「辛みオイル」しかなかったため、夫に付近のコンビニでタバスコを買ってきてもらったといい、高橋は「やったー」と顔文字付きで喜びをつづった。

「しかし、高橋と夫の行動に、ネットユーザーからは『家じゃないんだから、お店にあるもので楽しむべき』『出来上がった料理の味を変えるのは失礼なのでは?』『食事中に買い物行くこともお行儀が悪い!』と非難の言葉が噴出しました」(芸能ライター)

 また、17年10月24日放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、“グルメ芸能人”として出演した俳優の高嶋政宏も、飲食店への持ち込みがやめられないと告白している。

 高嶋は「やめられない食へのこだわり」として、「お店で味が足りないと感じた時、持参した調味料で味を変えること」と明かした。MCの明石家さんまからは「(お店に)失礼。マネしたくない」とツッコまれたものの、高嶋は「お店の人の目を盗んでやることにスリルを感じ、興奮する」と説明、スタジオを騒然とさせた。しかし、高嶋はさらに「店員さんにバレないようにマスカットを食べた」ことが、女性に一番ウケたと熱弁した。

「高嶋の発言に、ネット上は『グルメを気取っているけど、食にうるさいだけ』『こういう人と一緒に食事をしたくない』『グルメ以前にマナーが悪すぎる』と呆れていました」(同)

 また、小説家のよしもとばななは、2006年に出版したエッセイ集『人生の旅をゆく』(NHK出版)に掲載した出来事が、ネット上で物議を醸したことがある。

 よしもとは都内のチェーン居酒屋で友人の送別会をした際、アルバイトにグラスを余分にもらい、友人がお土産に持ってきたワインを店に隠れて飲んだところ、突然店長が登場し説教されたそう。しかし、よしもとはエッセイの中で、「店長がもうちょっと頭がよかったら、私たちのちょっと異様な年齢層やルックスや話し方を見てすぐに、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を持っているということがわかるはずだ」「彼はまた持ち込みが起こるすべてのリスクとひきかえに、その人たちがそれぞれに連れてくるかもしれなかった大勢のお客さんを全部失ったわけだ」と本音をつづった。

「しかし、“嫌味”にも取れる文章に、ネットユーザーからは、『完全に場違い。ルール違反もはなはだしい』『よしもと本人も、新たなファンを失っている』『これで共感を得られると思っているなら、作家として終わり』と厳しい声が飛び交いました」(同)

 マナー違反ということに無自覚なことが、何よりも大問題なのかもしれない。
(立花はるか)

「マナーが悪い」「失礼なのでは」飲食店の持ち込みで大ブーイングされた有名人3人

 近頃は、追加料金を支払えば「持ち込み可能」な飲食店も増えているが、禁止している店舗の方が大多数だろう。店側にとっては、単純に「利益が落ちる」だけでなく、持ち込んだ食品が原因で食中毒が起こった場合、営業停止などの処分を受けるリスクもある。一方、客の中には、店側に失礼という理由で「持ち込みはマナー違反」と考える人も多い。しかし中には堂々と持ち込みを告白し、批判された芸能人がいる。その一人がフリーアナウンサーの高橋真麻。

 高橋は5月30日に自身のブログで、夫とイタリアンレストランを訪れたことを報告。ピザにタバスコをかけようとしたところ、店には「辛みオイル」しかなかったため、夫に付近のコンビニでタバスコを買ってきてもらったといい、高橋は「やったー」と顔文字付きで喜びをつづった。

「しかし、高橋と夫の行動に、ネットユーザーからは『家じゃないんだから、お店にあるもので楽しむべき』『出来上がった料理の味を変えるのは失礼なのでは?』『食事中に買い物行くこともお行儀が悪い!』と非難の言葉が噴出しました」(芸能ライター)

 また、17年10月24日放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、“グルメ芸能人”として出演した俳優の高嶋政宏も、飲食店への持ち込みがやめられないと告白している。

 高嶋は「やめられない食へのこだわり」として、「お店で味が足りないと感じた時、持参した調味料で味を変えること」と明かした。MCの明石家さんまからは「(お店に)失礼。マネしたくない」とツッコまれたものの、高嶋は「お店の人の目を盗んでやることにスリルを感じ、興奮する」と説明、スタジオを騒然とさせた。しかし、高嶋はさらに「店員さんにバレないようにマスカットを食べた」ことが、女性に一番ウケたと熱弁した。

「高嶋の発言に、ネット上は『グルメを気取っているけど、食にうるさいだけ』『こういう人と一緒に食事をしたくない』『グルメ以前にマナーが悪すぎる』と呆れていました」(同)

 また、小説家のよしもとばななは、2006年に出版したエッセイ集『人生の旅をゆく』(NHK出版)に掲載した出来事が、ネット上で物議を醸したことがある。

 よしもとは都内のチェーン居酒屋で友人の送別会をした際、アルバイトにグラスを余分にもらい、友人がお土産に持ってきたワインを店に隠れて飲んだところ、突然店長が登場し説教されたそう。しかし、よしもとはエッセイの中で、「店長がもうちょっと頭がよかったら、私たちのちょっと異様な年齢層やルックスや話し方を見てすぐに、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を持っているということがわかるはずだ」「彼はまた持ち込みが起こるすべてのリスクとひきかえに、その人たちがそれぞれに連れてくるかもしれなかった大勢のお客さんを全部失ったわけだ」と本音をつづった。

「しかし、“嫌味”にも取れる文章に、ネットユーザーからは、『完全に場違い。ルール違反もはなはだしい』『よしもと本人も、新たなファンを失っている』『これで共感を得られると思っているなら、作家として終わり』と厳しい声が飛び交いました」(同)

 マナー違反ということに無自覚なことが、何よりも大問題なのかもしれない。
(立花はるか)

【マンガ】ビンボーすぎて「薬も買えない」! 商売センスゼロの相棒がひらめいた仕事は…【1-6】

アパート購入、ゲストハウス建設の次は「トレジャーハント」!
スリランカを救い、我が家の家計もあわよくば救う!?

世界遺産のすぐそばに移住した、48歳・ただの主婦。
ゲストハウスを建設して左ウチワ……のはずが、2019年4月のコロンボ爆破テロで非常事態に!
山っ気の強い「主婦」が次に選んだ行動は――なんと宝石採掘だった!? 

1-6…糖尿病の薬が買えない!

――最新話は毎週木・土曜日に更新。お楽しみに!

 

★★”宝石掘り”クラウドファンディング、リアルタイムで進行中★★

 スリランカでゲストハウス「岩見荘」を経営する著者が立ち上げたクラウドファンディング企画。
 現地の人に”仕事”と”給料”を与え、出資したアナタには”宝石”が返ってくる!? マンガの展開へダイレクトに影響する本企画、5000円から出資受付中!(〆切:2019年8月31日)


<バックナンバーはこちら>

■プロローグ
#01
#02
#03
#04
#05
#06
#07
#08

東條さち子(とうじょう・さちこ)
主婦・マンガ家をしながら、スリランカでゲストハウスを経営。『主婦でも大家さん 頭金100万円でアパートまるごと買う方法』(朝日新聞出版)、『大家さん引退します。 主婦がアパート3棟+家2戸、12年めの決断! 』(ぶんか社)『海外でゲストハウスはじめました』(朝日新聞出版)など著作多数。

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1-6…糖尿病の薬が買えない!

――最新話は毎週木・土曜日に更新。お楽しみに!

 

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東條さち子(とうじょう・さちこ)
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吉本騒動の渦中でスタートした『べしゃり暮らし』は意義ある実写化になるか?

 7月27日より、『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)がスタートした。「M-1グランプリ」に出場するほどお笑い好きな森田まさのりが手掛けるマンガのドラマ化だ。吉本興業が揺れているこのタイミングで、お笑いを真正面から扱った作品が映像化されるというのも不思議な縁である。

第1話あらすじ 笑いのためには髪を剃り上げることも厭わない“学園の爆笑王”

 上妻圭右(間宮祥太朗)は幼い頃から人を笑わせることが大好き。笑いのためなら命懸けでなんでもやる“学園の爆笑王”だ。いつもの調子で、親友の子安蒼太(矢本悠馬)たちと昼の校内放送で軽快なトークを届けていた圭右の前に、関西出身の転校生・辻本潤(渡辺大知)が現れる。圭右は辻本の関西弁を聞くや否や、彼を放送に引き込んだ。すると、突然のアドリブにもかかわらず辻本が絶妙な掛け合いを披露し、全校中が大爆笑に。

 蕎麦屋を営む圭右の父・潔(寺島進)は、大の付くお笑い嫌い。かつては芸人の面倒を見ていたが、そのうちの1組「ねずみ花火」が店をけなすネタを行ったせいで客足は遠のき、外に働きに出た圭右の母・美津子(篠原ゆきこ)は過労で亡くなってしまった。このことが原因で、圭右がお笑いに打ち込むことを反対するようになる。

 辻本が元芸人だと知った圭右は、ライバル心を抱いて“打倒辻本”を掲げた。一方の辻本は、笑いを取るためには髪を剃り上げることも厭わない圭右に興味を抱く。そして、文化祭で行われる漫才コンテストに向けてのコンビ結成を圭右に持ちかけた。コンビ名は、「きそばAT(オートマティック)」。

 きそばATはコンテスト前に満足のいくネタを完成させる。しかし、他のコンビが2人のネタをパクリ、出番直前にそのまま披露してしまった。窮地に陥る2人だが、圭右は「適当にボケるから適当にツッコめ」と辻本にアドリブ漫才を提案。結果、会場は大爆笑に。実は観に来ていた潔も、2人の漫才に笑顔を見せた。コンテスト終了後、辻本は圭右に「本気で芸人を目指さないか?」と持ち掛けた。

連載当時とは受け入れられやすい笑いの形が変わった

『べしゃり暮らし』の連載が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で始まったのは2005年。当時と比べ、世間にウケる笑いの質は変わった。例えば、ねずみ花火がテレビで店のことを「まずい」「汚い」とネタにし、そのせいで客足が遠のいたくだり。かつては芸人特有のイジりとしてよくある手法だったが、放送当日のSNSを見ると「人をディスる笑いは最低!」と拒否反応を示すツイートが多く見受けられたのだ。さらに、文化祭できそばATが披露した即興漫才の内容(文化祭で客が入らなかった展示をイジる)にも「そういう笑いで家族が傷付いたのに自分も同じことをしている」と非難の声が上がっている。

 どちらのネタも、原作の漫才をそのまま再現したものだった。時代によって受け入れられる笑いの形はこうも違うのかと突き付けられた感がある。お笑いを題材にしたドラマは、とかくデリケートで難しい。

 お笑いを題材にしたドラマは、笑いの再現も難しい。さまざまな映画やドラマで俳優が漫才師を演じるシーンを見てきたが、残念な出来になるケースは多い。漫才に演技力は必要だけれど、それでいて漫才と芝居は別物である(だから、2018年3月まで放送されたテレビ朝日『笑×演』はチャレンジングな番組だった)。

 今作では、間宮と渡辺が長尺の漫才に挑んでいる。当然、観ていて“アハハ!”と笑えるクオリティには達していなかった。難しいことはそもそもわかっていたし、プロ並みの出来を求めるのが酷というもの。今作で演出を務める劇団ひとりは、「お笑いナタリー」のインタビュー(19年7月27日)でこんな発言を残している。

「期待して観てくれる方もいると思うんですけど、たぶん笑えないと思います(笑)」

「今回お笑いのシーンをやるうえで『とにかくそれっぽく見える』というところまでは、どうしても上げたかったんです。それさえできたらいいと思いました」

『べしゃり暮らし』の漫才シーンでは、面白さよりも熱を感じたい。今作は人間ドラマとして観るべきストーリーだと思う。

「漫才でなくても『何かやりたい』という気持ちになってくれたら」(渡辺)

 辻本潤役を務める渡辺大知は「テレ朝POST」インタビュー(19年7月27日)で、こんな発言をした。

「今回のドラマは漫才に魅せられる若者の話ですけど、好きなものとかやりたいことにまっすぐな気持ち、熱量、かける想い、がむしゃらさが美しく映ればいいなと思いながら演じました。ドラマを見てくれた10代の人たちがアツい思いを持ってくれたら嬉しいですし、漫才でなくても『自分も何かやりたい』という気持ちになってくれたらいいなって思います」

 肩をぶつけ合いながら舞台の袖からセンターマイクへ駆けていく疾走感。王道ともいえる手法だが、ここに熱と青春を感じることこそ醍醐味だと思う。渡辺が間宮にコンビ結成を申し出、その後、一度は断った間宮が逆にアプローチをし返すくだりは恋愛みたいでソワソワしたものだ。

 キャスティングもいい。間宮は26歳で渡辺は28歳。両者とも高校生活から10年前後経過しているが、それでもキラキラしていた。間宮が持つ暑苦しさは圭右のキャラクターに合っているし、『火花』(Netflix)で売れないストリートミュージシャンを演じた渡辺が辻本役を務めるのも感慨深い。原作のイメージを壊さない配役だと思う。加えて今夜放送第2話では、辻本の元相方役として小芝風花が登場する。彼女の大阪府出身というパーソナリティが生きるか、要注目だ。

 近年、NSC(吉本総合芸能学院)の入学希望者は定員割れしているという。連載開始時には有効だった「芸人を目指す」という設定も、今はさほど共感を呼ぶものではなくなった。しかも、お笑いというジャンル自体が大きな局面を迎えている。だからこそ、意義あるドラマ版になってほしいと願っている。

(文=寺西ジャジューカ)

吉本騒動の渦中でスタートした『べしゃり暮らし』は意義ある実写化になるか?

 7月27日より、『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)がスタートした。「M-1グランプリ」に出場するほどお笑い好きな森田まさのりが手掛けるマンガのドラマ化だ。吉本興業が揺れているこのタイミングで、お笑いを真正面から扱った作品が映像化されるというのも不思議な縁である。

第1話あらすじ 笑いのためには髪を剃り上げることも厭わない“学園の爆笑王”

 上妻圭右(間宮祥太朗)は幼い頃から人を笑わせることが大好き。笑いのためなら命懸けでなんでもやる“学園の爆笑王”だ。いつもの調子で、親友の子安蒼太(矢本悠馬)たちと昼の校内放送で軽快なトークを届けていた圭右の前に、関西出身の転校生・辻本潤(渡辺大知)が現れる。圭右は辻本の関西弁を聞くや否や、彼を放送に引き込んだ。すると、突然のアドリブにもかかわらず辻本が絶妙な掛け合いを披露し、全校中が大爆笑に。

 蕎麦屋を営む圭右の父・潔(寺島進)は、大の付くお笑い嫌い。かつては芸人の面倒を見ていたが、そのうちの1組「ねずみ花火」が店をけなすネタを行ったせいで客足は遠のき、外に働きに出た圭右の母・美津子(篠原ゆきこ)は過労で亡くなってしまった。このことが原因で、圭右がお笑いに打ち込むことを反対するようになる。

 辻本が元芸人だと知った圭右は、ライバル心を抱いて“打倒辻本”を掲げた。一方の辻本は、笑いを取るためには髪を剃り上げることも厭わない圭右に興味を抱く。そして、文化祭で行われる漫才コンテストに向けてのコンビ結成を圭右に持ちかけた。コンビ名は、「きそばAT(オートマティック)」。

 きそばATはコンテスト前に満足のいくネタを完成させる。しかし、他のコンビが2人のネタをパクリ、出番直前にそのまま披露してしまった。窮地に陥る2人だが、圭右は「適当にボケるから適当にツッコめ」と辻本にアドリブ漫才を提案。結果、会場は大爆笑に。実は観に来ていた潔も、2人の漫才に笑顔を見せた。コンテスト終了後、辻本は圭右に「本気で芸人を目指さないか?」と持ち掛けた。

連載当時とは受け入れられやすい笑いの形が変わった

『べしゃり暮らし』の連載が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で始まったのは2005年。当時と比べ、世間にウケる笑いの質は変わった。例えば、ねずみ花火がテレビで店のことを「まずい」「汚い」とネタにし、そのせいで客足が遠のいたくだり。かつては芸人特有のイジりとしてよくある手法だったが、放送当日のSNSを見ると「人をディスる笑いは最低!」と拒否反応を示すツイートが多く見受けられたのだ。さらに、文化祭できそばATが披露した即興漫才の内容(文化祭で客が入らなかった展示をイジる)にも「そういう笑いで家族が傷付いたのに自分も同じことをしている」と非難の声が上がっている。

 どちらのネタも、原作の漫才をそのまま再現したものだった。時代によって受け入れられる笑いの形はこうも違うのかと突き付けられた感がある。お笑いを題材にしたドラマは、とかくデリケートで難しい。

 お笑いを題材にしたドラマは、笑いの再現も難しい。さまざまな映画やドラマで俳優が漫才師を演じるシーンを見てきたが、残念な出来になるケースは多い。漫才に演技力は必要だけれど、それでいて漫才と芝居は別物である(だから、2018年3月まで放送されたテレビ朝日『笑×演』はチャレンジングな番組だった)。

 今作では、間宮と渡辺が長尺の漫才に挑んでいる。当然、観ていて“アハハ!”と笑えるクオリティには達していなかった。難しいことはそもそもわかっていたし、プロ並みの出来を求めるのが酷というもの。今作で演出を務める劇団ひとりは、「お笑いナタリー」のインタビュー(19年7月27日)でこんな発言を残している。

「期待して観てくれる方もいると思うんですけど、たぶん笑えないと思います(笑)」

「今回お笑いのシーンをやるうえで『とにかくそれっぽく見える』というところまでは、どうしても上げたかったんです。それさえできたらいいと思いました」

『べしゃり暮らし』の漫才シーンでは、面白さよりも熱を感じたい。今作は人間ドラマとして観るべきストーリーだと思う。

「漫才でなくても『何かやりたい』という気持ちになってくれたら」(渡辺)

 辻本潤役を務める渡辺大知は「テレ朝POST」インタビュー(19年7月27日)で、こんな発言をした。

「今回のドラマは漫才に魅せられる若者の話ですけど、好きなものとかやりたいことにまっすぐな気持ち、熱量、かける想い、がむしゃらさが美しく映ればいいなと思いながら演じました。ドラマを見てくれた10代の人たちがアツい思いを持ってくれたら嬉しいですし、漫才でなくても『自分も何かやりたい』という気持ちになってくれたらいいなって思います」

 肩をぶつけ合いながら舞台の袖からセンターマイクへ駆けていく疾走感。王道ともいえる手法だが、ここに熱と青春を感じることこそ醍醐味だと思う。渡辺が間宮にコンビ結成を申し出、その後、一度は断った間宮が逆にアプローチをし返すくだりは恋愛みたいでソワソワしたものだ。

 キャスティングもいい。間宮は26歳で渡辺は28歳。両者とも高校生活から10年前後経過しているが、それでもキラキラしていた。間宮が持つ暑苦しさは圭右のキャラクターに合っているし、『火花』(Netflix)で売れないストリートミュージシャンを演じた渡辺が辻本役を務めるのも感慨深い。原作のイメージを壊さない配役だと思う。加えて今夜放送第2話では、辻本の元相方役として小芝風花が登場する。彼女の大阪府出身というパーソナリティが生きるか、要注目だ。

 近年、NSC(吉本総合芸能学院)の入学希望者は定員割れしているという。連載開始時には有効だった「芸人を目指す」という設定も、今はさほど共感を呼ぶものではなくなった。しかも、お笑いというジャンル自体が大きな局面を迎えている。だからこそ、意義あるドラマ版になってほしいと願っている。

(文=寺西ジャジューカ)

「福山雅治は国民の恋人」「玉木宏は突然だった」……結婚ロスが強かった人気俳優ランキング

 手の届かない存在とわかってはいても、つい身勝手な理想やあこがれを膨らませてしまうのがファン心。それだけに、大好きな芸能人が突然結婚すると、言葉にならないほどのショックを受けてしまうもの。「独身イケメン最後の砦」と言われていた大物たちも続々と落ち着いていった今、「結婚でいちばん“ロス”が強かった人気俳優」は誰だったのか? 100人の女性に聞いてみた。

 1位は2015年に女優の吹石一恵と結婚した「福山雅治」で、なんと半数近い46票が集まる結果に。

「恐ろしく人気があるのに、浮いたうわさもなく、当たり前のように独身を貫いていたので、結婚せずに永遠のアイコンでい続けてくれるとかなり期待していた」(50代/個人事業主)
「あの歳まで結婚していなかったので、このまま結婚しないのではないかと思っていた分、ロスが大きかった」(20代/学生)

 など、46歳まで独身貴族を謳歌していたことで“一生独身”のイメージが強かっただけに、幅広い世代の女性が「一つの時代が終わったと感じた」(40代/専業主婦)ようだ。

 「福山さんの結婚のときは、職場でも悩んで寝不足だったり無気力になったりと、反応がさまざまだった」(40代/パート・アルバイト)というほど多くの女性がロスに陥ったのには、「まったく彼女の気配を感じさせなかったので、ショックが倍増した」(40代/専業主婦)「結婚する直前まで下ネタをバンバン言っていたので、独身を貫くのかと思っていた」(20代/正社員)「ゲイ疑惑もあるくらい、絶対に結婚しないというイメージがあった」(30代/正社員)という声からもわかるように、「直前までまったく結婚の気配を感じさせなかったこと」も影響しているのだろう。

 2位は23票で、18年に女優の木南晴夏と結婚した「玉木宏」。「『のだめカンタービレ』のイメージがとても良かったので、残念な気持ちになった」(50代/正社員)「『きょうは会社休みます。』の時のクールな役がかっこよく、いいなと」(40代/専業主婦)など、イケメンぶりを見せつけた数々のドラマでハートをわしづかみにされた女性たちが、結婚という現実に大きなショックを受けた様子。

 また、「結婚しそうでありながら、結婚しない時期が長く、油断しているときに突然結婚されたので、ロスが一番強かった」(20代/正社員)というように、寝耳に水の急展開にロスを感じたとの声も散見された。

 3位は、14年に一般女性と結婚した「西島秀俊」で15票。渋い見た目と高い演技力で不動の地位を築いてきた西島だけに、「誰もが知るほど有名になる前から、クールで存在感があり一般的な俳優とは違うと思って見てきたので、ファンの勝手な願望ながら、世間並みに結婚なんてしてほしくなかった」(40代/個人事業主)というコアなファンからの悲鳴が多く寄せられた。また、結婚相手が16歳下の一般女性ということから、「ズバリ、一番好きな俳優だから。結婚相手が私と同い年だったこともショックの原因」(30代/パート・アルバイト)との声も聞かれた。

 4位は、14年に3歳年上の女優・国仲涼子と結婚した「向井理」で9票。結婚を発表した際、向井は32歳。人気絶頂のさなかだったことも相まって、「当時まだ若くて嘱望されていた中での結婚なので一番驚いた」(40代/個人事業主)「結婚に向かないイメージだった。ずっとスクリーンの中でツンデレな彼でいてほしかった(笑)」(40代/パート・アルバイト)と驚き、ロスを感じた女性が少なくない様子。また、国仲との出会いとなったドラマ『ハングリー!』(フジテレビ系)では恋人同士を演じていたため、「奥様と共演したドラマが大好きで、かっこいいと思っていた。あの二人が結婚と聞いた時は、かなりロスで勝手に失恋した気分だった」(40代/専業主婦)「ドラマでの共演での結婚。ドラマでキスシーンもあったので、生々しくてもう見られないj・l」(30代/パート・アルバイト)との意見も上がった。

 5位は、13年、女優の菅野美穂と交際3カ月でのスピード婚を果たした「堺雅人」で7票。どんな役柄も見事に演じきるほど俳優としての実力に定評があっただけに、「我が道を行く個性派俳優というイメージだったのが、人気女優と結婚してイメージが変わった」(40代/正社員)「彼が演じる役は独特なキャラクターのものが多く、個人的にどの作品でも彼の演技に引き込まれていた。しかし彼が結婚したことによって、家庭というものが背景にあると考えながら演技を見ていると少し寂しい気持ちになってしまう。彼は演技が恋人くらいの素晴らしい役者だと認めていたためだと考える」(20代/正社員)など、素直な気持ちで演技を楽しめなくなってしまったファンが少なくないようだ。

福山雅治
・「国民の恋人だと思っていたから、今でも信じられない。なるべく既婚者であることをにおわせないでほしい」(30代/パート・アルバイト)
・「女性より仕事を選びそうなストイックなイメージが壊れてしまったから」(40代/パート・アルバイト)
・「なんとなくずっと結婚しない人だと思っていた。プロ意識の高い人だと思っていたから、結婚してもそれは公表しないと思っていた」(20代/無職)
・「ロスというよりも結婚願望があったんだという驚きの方が近い」(30代/正社員)
・「独身時代は大好きだったのに、結婚したら急に冷めた。生活臭といえばいいのか、急に劣化して『なんだかなぁ』と思った」(30代/正社員)

玉木宏
・「いろんな人とうわさがあったものの、結婚のうわさはなかったからショックだった。もっと美人な女優さんと結婚してほしかった」(30代/パート・アルバイト)
・「自惚れ感もなく、正統派な顔立ちで雰囲気も洗練されていてパーフェクトだったから」(20代/個人事業主)
・「顔もさることながら声も素敵なので、木南晴夏さんがうらやましい!」(40代/専業主婦)
・「『のだめカンタービレ』の千秋先輩以来のファンだから。また、発表が突然に感じた点も大きかった」(30代/正社員)

西島秀俊
・「俳優としてこだわりが強そうだから、そうそう結婚はしなさそうと思っていたのに結婚したから」(30代/正社員)
・「ロスしすぎて西島秀俊に魅力を感じなくなった」(30代/無職)
・「『あすなろ白書』の時から、あの何とも言えない雰囲気が好きだった。晩婚だったしショックだった」(30代/専業主婦)

向井理
・「家庭を持つイメージがなくて、まだ先だろうなと思っていた矢先の結婚発表で驚いた」(30代/無職)

堺雅人
・「まさか菅野美穂と結婚するとは思わなかった。びっくりして結構ショックだった」(30代/正社員)
(調査地域:全国/調査対象:女性/有効回答数:100サンプル)