NHKが恐れる「N国党」爆弾、職員の高額年収など都合の悪い事実が次々と明らかに?

 先の参議院選挙で台風の目となった「NHKから国民を守る党」(以下「N国」)。NHK受信料というキーワードの一点突破で議席を獲得すると、日本維新の会を除名になった丸山穂高議員が合流するなど話題は尽きず、聖域と化していたNHKの経営実態が白日の下に晒されることになりそうだ。

「NHKをぶっ潰す!」を合言葉に1議席を獲得したN国。彼らの主張はシンプルだ。党の公式HPには、「NHKにお金(受信料)を払わない方を全力で応援・サポートする政党です」という方針が掲げられており、「受信料は支払わなくていいの?」「支払わないとどうなるの?」といったQ&Aも合わせて掲示している。週刊誌の社会部記者がいう。

「当初は泡沫候補と目されていたN国ですが、議席を獲得するばかりか、3.02%以上の票を獲得したため、政党交付金をもらう権利まで獲得しました。YouTubeで公開した政見放送の動画の再生回数は300万回を超えており、これは安倍首相の動画の再生回数より上。国民のNHKに対する不信感が浮き彫りになりました」(社会部記者)

 選挙後には松井一郎・大阪市長が、「現職国会議員の受信料不払いを認めるなら、大阪市も役所で契約する分の支払いを拒否する」と発言。一方でNHKは30日、「受信設備があるにも関わらず、受信契約をしないことは法律を守っていないこと」「違法行為などについては、放置することなく、厳しく対処してまいります」という文書を出すなど、NHKをめぐる議論は活発化している。今後N国はどう動き、NHKはどう変わるのか? テレビ事情に通じたフリーのジャーナリストは言う。

「政見放送ではNHK職員の不倫を取り上げるなど、キワモノ的な扱いだったN国ですが、党のサイトで指摘しているように、NHKの人件費が年間1800億円にも上り、職員の平均年収が1800万円と超高額であることが国民に広く知れ渡れば、不払いはさらに広がるでしょう。また、NHKには新社屋建設計画がありますが、こちらはすでに1700億円かかることが確定しており、今後費用がさらに膨らむのは確実です。NHKは近年、ワンセグ携帯やカーナビからも受信料を取り立てており、その強引さに対する不満の声は高まっています。地上契約だけで月千数百円、衛星放送まで入れれば月2000円以上という受信料は決して安くありませんから、立花孝志代表がずさんな経営実態を繰り返し突けば、“山が動く”可能性は十分あるでしょう」(ジャーナリスト)

 NHKは事あるごとに“公共性”をアピールしているが、まずは莫大な受信料収入を国民に還元することを考える必要がありそうだ。

マツコ・デラックスを”自軍”に引き込んだジャニーズ事務所の懐柔策

 芸能界で向かうところ敵なしの”ご意見番”、マツコ・デラックスがテレビ局の「ジャニーズ忖度」にひと役買っていたことが判明した。

 発端は発売中の「週刊文春」(文藝春秋)。公正取引委員会が元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人に”圧力”をかけた疑いでジャニーズ事務所を注意した問題に関して、マツコは「あの3人はSMAPにいたからこそチヤホヤされていた」「あの3人は木村拓哉や中居正広とはマンパワーが違うのよ」とバッサリ。

 TOKYO MXの「5時に夢中!」では、2017年10月に稲垣の番組レギュラー計画が浮上したものの、月曜レギュラーで、稲垣のパートナー候補に挙がったマツコがこれを拒絶したという。マツコは文春の直撃に「私は『(共演者の)若林史江以外、嫌です』っていう話よ」「あの騒動直後の稲垣が出ることによって、あの番組が築き上げたカラーがどうなるか考えてよ。(中略)当時なら中居正広でも木村拓哉でも断ってたわよ」とブチ撒けた。

 これに「新しい地図」のファンは「ひどい」「見損なった」と猛反発。テレビ関係者は「アンチジャニーズだったマツコさんが、いつの間にか”親ジャニーズ”になっていたとは……。各局でレギュラー番組を持つマツコさんは、テレビ業界の影の権力者。各局にはマツコさん好みのイケメンを配置した”マツコ担当”がいるほど。ゲスト出演者のキャスティングはマツコさんが最終チェックを行い、合わなそうな人は最初の時点で弾かれます。マツコさんが『新しい地図』の3人に否定的な言葉を並べれば、テレビ局は必ず忖度しますよ」と話す。

 何より恐ろしいのは、マツコを自軍に引き寄せたジャニーズ事務所だ。芸能マネジャーは言う。

「共演する関ジャニ∞の村上信五や、高校の同級生である木村拓哉をうまく使って、マツコを懐柔したのでしょう。ジャニーズ事務所の次期社長と言われる藤島ジュリー景子氏ともマツコはツーカーなようで、親密ぶりが伝わっています。買い物好きのジュリー氏が”贈り物攻勢”を仕掛けたという話もある」

 結局、長いものに巻かれてしまったマツコ。いろいろな意味で残念な一面が見えてしまった感は否めない。

マツコ・デラックスを”自軍”に引き込んだジャニーズ事務所の懐柔策

 芸能界で向かうところ敵なしの”ご意見番”、マツコ・デラックスがテレビ局の「ジャニーズ忖度」にひと役買っていたことが判明した。

 発端は発売中の「週刊文春」(文藝春秋)。公正取引委員会が元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人に”圧力”をかけた疑いでジャニーズ事務所を注意した問題に関して、マツコは「あの3人はSMAPにいたからこそチヤホヤされていた」「あの3人は木村拓哉や中居正広とはマンパワーが違うのよ」とバッサリ。

 TOKYO MXの「5時に夢中!」では、2017年10月に稲垣の番組レギュラー計画が浮上したものの、月曜レギュラーで、稲垣のパートナー候補に挙がったマツコがこれを拒絶したという。マツコは文春の直撃に「私は『(共演者の)若林史江以外、嫌です』っていう話よ」「あの騒動直後の稲垣が出ることによって、あの番組が築き上げたカラーがどうなるか考えてよ。(中略)当時なら中居正広でも木村拓哉でも断ってたわよ」とブチ撒けた。

 これに「新しい地図」のファンは「ひどい」「見損なった」と猛反発。テレビ関係者は「アンチジャニーズだったマツコさんが、いつの間にか”親ジャニーズ”になっていたとは……。各局でレギュラー番組を持つマツコさんは、テレビ業界の影の権力者。各局にはマツコさん好みのイケメンを配置した”マツコ担当”がいるほど。ゲスト出演者のキャスティングはマツコさんが最終チェックを行い、合わなそうな人は最初の時点で弾かれます。マツコさんが『新しい地図』の3人に否定的な言葉を並べれば、テレビ局は必ず忖度しますよ」と話す。

 何より恐ろしいのは、マツコを自軍に引き寄せたジャニーズ事務所だ。芸能マネジャーは言う。

「共演する関ジャニ∞の村上信五や、高校の同級生である木村拓哉をうまく使って、マツコを懐柔したのでしょう。ジャニーズ事務所の次期社長と言われる藤島ジュリー景子氏ともマツコはツーカーなようで、親密ぶりが伝わっています。買い物好きのジュリー氏が”贈り物攻勢”を仕掛けたという話もある」

 結局、長いものに巻かれてしまったマツコ。いろいろな意味で残念な一面が見えてしまった感は否めない。

NGT48がSNS解禁「フォロー無断解除禁止」の謎ルールと吉本興業のグダグダ会見の共通点

 8月1日、全メンバーのSNS使用を解禁するとともに、あらたな運用ルールを発表したNGT48。その新ルールの内容が物議を醸している。

 メンバーの加藤美南が5月20日にインスタグラムのストーリーで、山口真帆の卒業公演について「せっかくネイルしてるのにチャンネル変えて欲しい」と投稿。これをきっかけにNGT48では同21日から全メンバーのSNS使用が禁止となっていた。

 今回SNSを解禁するにあたり、2つのルールが定められた。「ダイレクトメッセージ送信の禁止」と「48グループメンバーのフォローを断りなく外すことの禁止」である。

「一部のメンバーとファンとの交流が問題となったので、ダイレクトメッセージを禁止するというのは妥当でしょう。しかし、メンバーのフォローの無断解除禁止については議論の余地がある。というのも、卒業した山口真帆さんが一部のメンバーのフォローを解除していたことがネット上で話題にもなっていた。それを禁止するとなると、暴行事件の被害者である山口さんを非難しているかのようにも見えてしまう。また、フォロー無断解除を禁止したところで、暴行事件に至る問題は解決されるわけではないですしね」(芸能記者)

 少々煮え切らない印象もあるSNS解禁だが、運営の対応としては決して悪くはないとの意見もある。タレントの炎上事情に詳しい芸能ジャーナリストはこう話す。

「何か不祥事のようなことが起きた時、当事者が洗いざらいすべてを話せるケースはまれ。言えないことがたくさんあるなかで、どうにかやり過ごすしかないという現実がある。NGT48も同様です。現実問題として、何の対応もできないような状況で、どうにか運用ルールを絞り出したという点では評価できると思います」

 また、NGT48の運営のスタンスは、吉本興業の岡本昭彦社長のグダグダ会見に似ているという声もある。

「おそらく吉本としても、闇営業問題や社内体質について言えないことが多かったんだと思います。それに、大崎洋会長と岡本社長が手掛ける事業も多くて、退陣するという選択肢もなかったはず。だから、質問されてものらりくらり躱すというのが最善の策だった。完全にグダグダの会見でしたが、吉本が大ダメージを受けるような不用意な発言もなかったわけで、そういう意味では成功だったんですよ。NGT48も吉本も、本当であれば完全スルーしたいところなのに、何らかの対応をしつつ、事実上のスルーを決め込んだという点で、最低限のリスク回避はできていたといえるでしょう」(同)

 果たして世間が許すのかどうかはわからないが、多少の時間稼ぎはできたということ。NGT48のSNS解禁と吉本興業のグダグダ会見に共通点は多いようだ。

ネプチューン名倉潤の「うつ病休養」発表と東スポ報道の”あの噂”に関係は?

 どうにも気になるタイミングではある……。

 8月1日、お笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤が頚椎椎間板ヘルニアの手術後にうつ病を発症し、リハビリのため休養すると所属事務所が発表した。休養期間は約2カ月としている。

「ネット上でも名倉の異変は囁かれており、『しゃべくり007』(日本テレビ系)では雛壇の前列から後列に移っていたり、最近の『ネプリーグ』(フジテレビ系)ではまったく存在感がなかった。それもヘルニアの影響があったのかもしれません」(芸能ライター)

 しかし一方で、ネット上では『東京スポーツ』が今年6月に報じていた薬物に関する記事がクローズアップされ、今回の休養と関連付けようとする声も噴出している。

「東スポはKAT-TUNの元メンバー・田口淳之介被告と一緒に大麻所持で逮捕された元女優の小嶺麗奈被告の記事を掲載。『小嶺ルート』からマトリがお笑い界の超大物タレントに狙いを定めていると報じていました。さらに、小嶺にはアラフォー美女の親友がいて、その女性は数多くのジャニーズタレントとも交友があり、誰もが知る人気者で現在もバラエティー番組などで活躍する超大物お笑いタレントと男女の関係だったというヒントもありました」

 この東スポが報じた記事に、芸能界の一部が大慌てになっていたという報道も続いた。

「そして、この3人は今でもよく会っていて、都内で挙動不審な様子を見せていたとのことです。ネット上では、小嶺の親友アラフォー美女として、菅野美穂、片瀬那奈、吉野公佳の名前が挙がっているのですが、とりわけ吉野は嵐・大野智との熱愛ショットが写真誌に掲載されたことがあり、その大野は週刊誌に薬物疑惑が報じられたことも。そして、その吉野はかつて名倉とも熱愛報道がありました。こうした点と点をつなぎ合わせてストーリーを組み立てられ、ネット上がざわつく事態となっているようです」(週刊誌記者)

 名倉が単なる病気療養であれば、とんだ風評被害ということになりそうだが、果たして?

pH-1 からTWICE、NCT127まで全14曲! K-POP、サンプリングの元ネタを一挙解説

――毎月リリースされるK-POPの楽曲。それらを楽しみ尽くす“視点”を、さまざまなジャンルのDJを経て現在はK-POPのクラブイベントを主宰するe_e_li_c_a氏がレクチャー。7月にリリースされた曲から[いま聞くべき曲]を紹介します!

いま聞くべき1曲‖pH-1 - You don't know my name

 元2PM、Jay parkが設立したH1GHR Music所属のラッパー、pH-1のアルバム曲です。2000年代のアメリカのHiphop、R&Bを追っていた人には聞いただけで一発でわかる、冒頭の「You don't know my name~round and round and round we go,will you ever know,will you ever know it? 」ですが、これはアメリカのシンガーソングライター・Alicia Keysの「You don't know my name」という曲のサビのフレーズで、1:09~を早回し(※)しています。

□元ネタ:Alicia Keys-You don't know my name

 ということで今回はK-Popにおけるサンプリングについて説明したいと思います。その前に、まずはサンプリングの歴史・経緯について説明します。

 まず、手法でいう「サンプリング」は元々は1940~1960年代にエクスペリメンタルミュージック(実験音楽)のミュージシャンによって開発されたもので、環境音やさまざまな物を使って出した音を録音し、テープを切り貼りして音のコラージュを作ったりするところから始まりました。70年代にターンテーブル(レコードプレイヤー)を2台使い、当時流行していたソウル・ファンク・ディスコなどの楽曲のドラムブレイク(歌がなくドラムとベースだけの部分)を、同じレコードのドラムブレイクにつなぎ、ブレイクの部分だけを繰り返したものがブレイクビーツと呼ばれ、Hiphopのビートとなっていきます。

 Hiphopの3大DJ、Kool HercによるDJプレイの2:45~がわかりやすいです。

 このような成り立ちから、Hiphopはサンプリング技術に基づいた最初のポピュラー音楽ジャンルなどと呼ばれています。Hiphopの楽曲全てがサンプリングをしているというわけではないですが、前述のAlicia Keysの「You don't know my name」にもサンプリング元があります。

□さらに元ネタ:The Main Ingredient - Let Me Prove My Love to You(1:46~)

※ レコードを再生するターンテーブルには再生速度が33回転と45回転の2種類があり、本来33回転で再生するものを意図的に45回転にしてかけるとピッチが高くなりBPMも速くなる。それを利用したサンプリングの手法の1つです。今はデジタルでどうにでもなるのでわざわざターンテーブルで律儀にこれをやっている人は少ないかもしれませんが……。

関連曲:K-Popにおけるサンプリング

 では、ようやくK-Popにおけるサンプリングについてです。
■god - 어머님께

 1999年リリースのgodのデビュー曲、JYPの社長パク・ジニョンが作詞作曲をしています。リリース当時は自身のみの作詞作曲としていましたが盗作疑惑をかけられ、後に2Pacの「Life goes on」をサンプリングしたものと明かされます。バックでかかっているカノンのようなシンセのメロディが「Life goes on」と一緒ですね。

□元ネタ:2Pac - Life Goes On

 先程と同じ流れですが「Life goes on」にもサンプル元があります。

□さらに元ネタ:O'Jays - Brandy(0:16~)

■헤이즈 (Heize) - And July (Feat. DEAN, DJ Friz)

 2016年リリース、シンガー兼ラッパーのHeizeの曲、客演のDeanが作詞作曲をメインでしています。こちらに関しては併せてこの曲も。

iKON - 솔직하게 (M.U.P)

 サンプリングするパーツは曲によってさまざまですが、この2曲に関してはドラムの部分をこの曲からサンプリングしています。

□元ネタ:The Honey Drippers - Impeach The President

 この曲のドラムは数え切れないほどたくさんの曲からサンプリングされており、Hiphop界隈ではImpeachのドラムといえばこれ! というぐらいです。

■블락비 바스타즈 (BLOCK B Bastarz) - That's right

今まではメロディとドラムがサンプリングされていましたがこちらは声ネタ。Block Bの派生ユニット、BastarzのThat's right、0:10の「It's yours」部分がこちらです。

□元ネタ:T La Rock & Jazzy Jay - It's Yours(0:28)

■아이오아이 (I.O.I) - Whatta Man (Good man)

Produce101で結成された期間限定グループI.O.Iの2曲目の活動曲です。こちらは曲名も同じこちら。

□元ネタ:Salt 'N' Pepa - Whatta Man

曲のアイデンティティとなるサビが全く同じなのでこれをサンプリングとするかカバーとするか難しい所ですが、曲まるまる同じわけではないのでサンプリングに留まるのでしょうか。

 さて、ここからはリズムマシンやPCの作曲ソフト等で扱うサンプル・ループ素材について少し取り上げます。プリセットのサンプルとして元々ソフトや楽器に入っているものもあれば追加で買うようなパターンもありますが、基本は作曲ソフト等を購入すれば誰でも使えるもので、わざわざ使用許可を取る必要はありません。

楽器のサンプル例

■NCT 127 - Regular(0:36)

■TWICE - FANCY(0:04)

 2曲の共通している音に気付くのが難しいかもしれませんが、表記の場所で聞こえる「Aaaah!」という声ネタです。Twiceのほうがわかりやすいと思います。

 次も冒頭のAlicia Keys世代の方には、なんか聞いたことあるな……? となるかもしれませんが、 この曲でも同じサンプルを使っています。

■Nelly - Dilemma ft. Kelly Rowland(0:24)

 これはRolandという楽器メーカーのシンセサイザーの拡張ボード(DANCE SR-JV80-06 Expansion Board)に入っている声サンプルです。サンプルはこちら

 同じパターンで、作曲ソフトのサンプルを使っている曲の紹介をいくつかしたいと思います。ちなみにこちらはサンプル元が何なのかは不明です……。

作曲ソフトのサンプル例:1

■JB(GOT7) - Sunrise

백현 (BAEKHYUN) - Ice Queen

この2曲はトラックの上ネタが同じで、JBの曲はイントロからその部分が聞こえるので分かりやすいと思います。

作曲ソフトのサンプル例:2

Sleepy - 잠겨(Fall in love)

■이달의 소녀 (LOOΠΔ) - ++

■피오 (P.O) - 소년처럼 (Comme des Garcons)

몬스타엑스 (MONSTA X) - Party Time

 これら4曲全て同じギターのサンプルが使われています。

 もちろん既存曲からのサンプリングの場合著作権などが絡んでくるため、上記パク・ジニョンの曲のように盗作騒動になったりもしますが、Crushの「Oasis」のようにリスナーが早とちりして騒いでしまうパターンもあります(Crushの「Oasis」はEric Bellingerの「Awkward」の盗作だという議論が浮上し、Eric Bellinger本人がそうは思わないと否定した経緯があります)。

 私のもとに、この曲とこの曲のフレーズが同じなんですけどそんなことありますか? と質問が来たこともあります。1970年代ぐらいから、そのような議論は絶えないですが、韓国のHiphopウェブマガジン「RHYTHMER」が2014年にサンプリングのことについて書いた記事があり、日本語訳もされているので興味がある方は読んでみて下さい。

<落選したけど……紹介したい1曲>
크나큰 (KNK) - SUNSET

 220ent所属の5人組グループKNKの新曲です。びっくりするぐらいめちゃくちゃテクノです。

<近況>
気付いたら家にWe in the zoneの同じCDがたくさんあって怖いです。
8/12(月・祝) 15時~渋谷AsiaというクラブでK-Popをかけるクラブイベント、Todak Todakを開催します!
ゲストも豪華で広い所でやるので是非たくさんの方に来ていただきたいです!詳細はTodak TodakのTwitterアカウントを御覧ください。電子チケットの販売はこちら

e_e_li_c_a
1987年生まれ。18歳からDJを始めヒップホップ、ソウル、 ファンク、ジャズ、中東音楽、 タイポップスなどさまざまなジャンルを経て現在K-POPをかけるクラブイベント「Todak Todak」を主催。楽曲的な面白さとアイドルとしての魅力の双方からK-POPを紹介して人気を集める。

Twitter @e_e_li_c_a TodakTodak 
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「はるたん」が帰ってくる! 田中圭主演映画『劇場版おっさんずラブ』鑑賞券をプレゼント

 田中圭主演映画『劇場版おっさんずラブ~LOVEorDEAD~』が8月23日より全国公開されます! 本作は、2018年の「新語・流行語大賞トップ10」に選出されるなど、社会現象を巻き起こしたテレビドラマ『おっさんずラブ』の劇場版。ドラマで繰り広げられた男同士の三角関係がグレードアップし、“五角関係”の恋愛バトルが勃発することに。一体どのような内容となっているのでしょうか。早速あらすじを見てきましょう!

 天空不動産の春田創一(田中圭)が、上海、香港転勤から1年ぶりに日本へ帰ってきた。東京第二営業所では、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)をはじめとするおなじみのメンバーに加え、配属されたばかりの陽気な新入社員・山田ジャスティス(志尊淳)が春田を歓迎する。しかしそこに、本社で新たに発足したプロジェクトチーム「Genius7」のメンバーが現れ、リーダーの狸穴迅(沢村一樹)は、春田たちに即刻営業所から立ち去るよう言い放つ。狸穴の隣には、本社に異動した牧凌太(林遣都)がおり、激しく動揺する春田だったが、本社と営業所の確執が深まるほどに、牧との心の距離も開いてゆく。一方、コンビを組むことになった山田は、春田を励まし続ける。そして黒澤はある事故がきっかけで、突然“記憶喪失”になり、春田の存在のみを忘れてしまう……。

 天空不動産の会長の令嬢役として、お笑いコンビ・おかずクラブのゆいPが出演しています! おかずクラブの二人は同作のロケ地をめぐるほどの熱狂的なファン。相方のオカリナは「好きすぎる」という理由で出演を断ったそうですが、「相方が出演しているのは信頼している親戚が出てるような感覚で、自分が大好きなものに間接的に関われた気がしてすごくうれしかったです」とコメントを寄せています。

 今回は、映画『劇場版おっさんずラブ~LOVEorDEAD~』の鑑賞券を3名の方にプレゼント。“おっさん”たちの、純粋すぎるラブストーリーを劇場でご覧になるのはいかがでしょうか? サイ女読者の皆さま、奮ってご応募ください。お待ちしております!

※8月12日正午〆

ご応募はこちらから
カテゴリー: 未分類

「はるたん」が帰ってくる! 田中圭主演映画『劇場版おっさんずラブ』鑑賞券をプレゼント

 田中圭主演映画『劇場版おっさんずラブ~LOVEorDEAD~』が8月23日より全国公開されます! 本作は、2018年の「新語・流行語大賞トップ10」に選出されるなど、社会現象を巻き起こしたテレビドラマ『おっさんずラブ』の劇場版。ドラマで繰り広げられた男同士の三角関係がグレードアップし、“五角関係”の恋愛バトルが勃発することに。一体どのような内容となっているのでしょうか。早速あらすじを見てきましょう!

 天空不動産の春田創一(田中圭)が、上海、香港転勤から1年ぶりに日本へ帰ってきた。東京第二営業所では、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)をはじめとするおなじみのメンバーに加え、配属されたばかりの陽気な新入社員・山田ジャスティス(志尊淳)が春田を歓迎する。しかしそこに、本社で新たに発足したプロジェクトチーム「Genius7」のメンバーが現れ、リーダーの狸穴迅(沢村一樹)は、春田たちに即刻営業所から立ち去るよう言い放つ。狸穴の隣には、本社に異動した牧凌太(林遣都)がおり、激しく動揺する春田だったが、本社と営業所の確執が深まるほどに、牧との心の距離も開いてゆく。一方、コンビを組むことになった山田は、春田を励まし続ける。そして黒澤はある事故がきっかけで、突然“記憶喪失”になり、春田の存在のみを忘れてしまう……。

 天空不動産の会長の令嬢役として、お笑いコンビ・おかずクラブのゆいPが出演しています! おかずクラブの二人は同作のロケ地をめぐるほどの熱狂的なファン。相方のオカリナは「好きすぎる」という理由で出演を断ったそうですが、「相方が出演しているのは信頼している親戚が出てるような感覚で、自分が大好きなものに間接的に関われた気がしてすごくうれしかったです」とコメントを寄せています。

 今回は、映画『劇場版おっさんずラブ~LOVEorDEAD~』の鑑賞券を3名の方にプレゼント。“おっさん”たちの、純粋すぎるラブストーリーを劇場でご覧になるのはいかがでしょうか? サイ女読者の皆さま、奮ってご応募ください。お待ちしております!

※8月12日正午〆

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大野智が『24時間テレビ42・愛は地球を救う』のチャリTシャツに込めた人生観 「生きていくって大変で、楽しいことばかりじゃないでしょ?」

 長かった梅雨も終わり、やっと夏らしい天気になりました。花火大会や音楽フェスなど、夏は楽しいイベントが目白押しです! そして、夏のイベントで忘れてはいけないのがあの番組。そう『24時間テレビ・愛は地球を救う』(日本テレビ系)。

 ジャニーズグループのメインパーソナリティーが恒例になっていますが、今年は国民的アイドル「嵐」が務めます。嵐は2020年いっぱいでの活動休止を発表しており、メンバーたちも特別な思いがあるはず。多忙を極める中でも準備に励む嵐メンバーの熱い意気込みをアツコがお届けします!

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 櫻井翔くんが「毎年、暑い夏が始まるなぁと思うのが『THE MUSIC DAY』で、今年も夏が終わるんだなと感じるのが『24時間テレビ・愛は地球を救う』(ともに日本テレビ系)なんだよね」と合言葉のように言うんだけど、今年は特に嵐が『24時間テレビ42・愛は地球を救う』のメインパーソナリティーに就任したこともあって大忙し。それに今夏は中居正広さんがMCを務める『音楽の日2019』(TBS系)に嵐が初めて出演して、伝説の音楽番組『うたばん』を彷彿とさせるような中居さんと大野智くんの"喧嘩コント"があって、ファンの皆さんを大喜びさせたり。翔くんは選挙特番『zero選挙2019』(日本テレビ系)も担当して、スタジオでの進行はもちろんロケにも出て、同学年の小泉進次郎議員と5回目の対談をしたり。さらに嵐は『NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター』も務めることになり、今や目も回るほど超多忙な毎日を送る彼ら。恩師・ジャニー喜多川さんの突然の逝去という悲しみを携えつつも、常に前進を続け、大仕事に取り組んでいる嵐に話を聞いてきましたぁ!

大野智デザインのチャリTシャツは「見る度に新しい発見がある」
 まず今年の『24時間テレビ42・愛は地球を救う』のテーマは『人と人~ともに新たな時代へ~』で8月24日(土)~25日(日)に放送されるの。"令和"という新しい時代を迎えての初めての放送で、メイン会場がこれまた初めてとなる東京・国技館。アツも毎年、取材に行ってるけど国技館での開催は初めてだから、勝手が違いそうでちょっと心配よ。とはいえ、嵐全員としては6年ぶり5回目のメインパーソナリティーということで、メンバーはもちろんのことスタッフとの息もぴったりだから、番組的には何の問題もなし。

 まずは今年もチャリTシャツのデザインを担当した大ちゃんにチャリTの狙いを聞くと「テーマが人と人。だから手と手が重なり合ったものがいいかなと思って。でも生きていくって大変で、楽しいことばかりじゃないでしょ? 苦しいこともあるし泣きたくなることだってあるだろうし、そんな人間のいろんな感情や思い、その表情を丁寧に描きたいなと思って。その上でともに生きている植物なんかも描いて。最後に蓮の花を描いたんだけど、これはみんなが幸せになれるようにという願いを込めて描いたの」とのこと。メッセージ性があって、でも何とも大ちゃんらしい優しさと温かさ、繊細さの上に大胆さに溢れた作品で、メンバーもみんな口々に言っていたけど「見る度に新しい発見があるんだよ」って驚いていたわ。カラーも黄色、ピンク、水色、白、そして新色のミントの5色展開でとっても可愛いから、5枚とも欲しくなっちゃうことうけあい。

 そう言えば嵐が前回、担当した『24時間テレビ36・愛は地球を救う』の時は、大ちゃんと草間彌生さんがチャリTシャツを共同デザインしたんだけど、ふと気がつくと夏場のアツはそのチャリTを未だにパジャマ代わりにしているわ。やだ、もう6年も着てたのね。当時は『草間先生に「弥生ちゃんって呼んで」って言われて。どうしたらいい? なかなか呼べないよ~」なんて苦笑いしていた大ちゃん。あれから6年、今年はさらにブラッシュアップされた熱い思いが込められたチャリTシャツを着て国技館に行けるなんて、今から楽しみでしょうがないわ。他にも素敵なチャリティーグッズが目白押しだから、絶対に迷っちゃうと思うの。皆さん、ぜひぜひご覧くださいね。

メンバーは“イニシャル”でチャリTシャツに参加
 さて二宮和也くんは「とにかく1人でも多くの方に参加していただければと思ってます。僕ららしい24時間にしたいし、様々な問題と向き合って、その先のこともしっかり考えていきたい」と真摯な思いがいっぱい。番組内の『ドラマスペシャル 絆のペダル』に主演する相葉雅紀くんは「またグループでメインパーソナリティーが出来るなんて本当に光栄です。参加してくださる人、見てくださる人、とにかく皆さんに何かが伝わるような心に響く24時間にしたい」と意気込みを。松本潤くんは「令和元年の『24時間テレビ』ということで、時代も変わったので、何か新しいことをとスタッフやメンバーと話し合ってきました。今年限りで終わらせるのではなくて、これから長い時間をかけて取り組んでいけることにチャレンジできたらいいかなと。ぜひ皆さんにも協力していただければと思っています」と真剣な面持ちで。翔くんは「嵐の20周年というタイミングでの参加を大変嬉しく思います。僕らはじめ出演者一同、テーマにあるように手と手を取り合い、人と人とのつながりを考えた新しい24時間をお届けできたらと考えています」と思いの丈を。

 また大ちゃんが描いたチャリTシャツについても「メンバーのイニシャルも入っているんですよ。探してください。僕らは何もしてないんですけど、図らずもイニシャルという形で参加させてもらって本当に感謝ですね。大野さん、ありがとう」とお礼も忘れずに。これには潤くんも相葉くんもニノも「うんうん、全く知らなかったから本当に嬉しかったよね~。さすがリーダー!」と同意し、褒められちゃった当人の大ちゃんは「よせよ」と顔を赤くしてテレまくり。とはいえ、大ちゃんは「出来上がる前にメンバーに相談したら、余計に迷っちゃって大変だったんだよ」なんて笑いながらグチも。もう嵐って、こんなちょっとした会話でもチームワークのよさが見て取れるのよね。

読売テレビのスペシャルサポーターは「なにわ男子」!
 番組はチャリティーパーソナリティーに浅田真央さん、24時間テレビサポーターに徳光和夫さん、総合司会におなじみ羽鳥慎一さんと水卜麻美アナが。そしてそして関西ジャニーズJr.のなにわ男子が、読売テレビ(YTV)のスペシャルサポーターを務めることが決定。これも長い『24時間テレビ~』の歴史始まって以来の快挙。初めての任務なのよね。

 大任を請け負うことになったなにわ男子は西畑大吾くん、道枝駿佑くん、大西流星くん、藤原丈一郎くん、長尾謙社くん、大橋和也くん、高橋恭平くんの7人グループ。決まった瞬間は「えっ、ナイナイって、ドッキリかと思った」と関西人らしく笑わせたあと「東京からは嵐さんが。大阪からは僕らが盛り上げていきます」と元気いっぱいに宣言。ジャニーさんの家族葬での帰り際、「二宮さんから気をつけて帰ってね」と言ってもらったそうで「ビックリして、感激しました」とニッコリ。メンバーの高橋くんはドラマスペシャル『絆のペダル』にも出演することに。相葉くん演じる宮澤崇史の中高生時代役を演じるとあって責任重大。でも「相葉さんが『会いたいな』と言ってくださったようで嬉しかったです。真面目で人に好かれる役ですごく難しかったのですが、多くの人に見て貰いたいです」としっかりPR。メンバーは「この7人が出会えた事が何よりの奇跡。7人の絆を見せたい。僕らを知って欲しい」と言っていて、大阪パワー全開で望むそうなのでお楽しみに。

 さらにさらに、ニノや真央ちゃんの恒例『ダーツの旅的全国1億人インタビュー』や、チャリティーマラソンではいとうあさこさんやガンバレルーヤのよしこさんが走るそうで、まだまだ見どころは盛りだくさん。嵐のみんなは「令和初の24時間テレビですから僕らも全力で取り組みます。国技館で待ってますよ!」とのことなので暑い最中だけど、水分&塩分補給をして、ぜひ募金でのご参加を。現在、汗だくになりながら鋭意、絶賛撮影中の相葉くんのドラマの話はまた。お待ちくださいませ~!

カテゴリー: 未分類

【品川同性愛者殺人事件・前編】誰にもチヤホヤされない――41歳、元お嬢様に生まれた「闇」

世間を戦慄させた事件の犯人は女だった――。平凡に暮らす姿からは想像できない、ひとりの女による犯行。自己愛、欲望、嫉妬、劣等感――罪に飲み込まれた闇をあぶり出す。

 顔が大きいことを気にしていたというが、本人が思うほど大きくは感じない。むしろ、整形を経たとはいえ、目鼻立ちのはっきりした顔立ちは、ノーメイクでも際立ち、人目を引く。だが上下黒のジャージに、うつろな表情でうつむき、刑務官に縄を引かれ、足を引きずるように入廷するその様子には、憂鬱さしか漂っていない。かつて新宿2丁目でバーを複数経営し、行く先々でピンクのドンペリを開けて飲み歩いていたという華やかな生活の片鱗は、どこにも探すことができなかった。

【第4回 品川同性愛者殺人事件】

 スナック経営者の鈴木友幸(ゆうこ・当時39)が遺体となって発見されたのは、2005年4月のこと。大家から家賃滞納の連絡を受けた母親が、東京都品川区西五反田の自宅マンションを訪ねた際に、変わり果てた娘の姿を見つけた。胸や腹などを18カ所刺されており、死後1カ月が経過していたという。

「玄関で娘が布団をかぶってうつぶせに寝てました。酔っ払って寝てるのかと思って布団をバッとめくったら……死んでました。髪の毛に血がべったりついていて固まっててね」

 泣きながら母親は、さらにこう続けた。

「娘はいつも『みんな嫌うけど、そんなに悪い人じゃないよ』って前田をかばっていたのに。なんで殺されたのか、早く本当のことが知りたい……」

 鈴木さんの家からはクレジットカードが紛失しており、これを鈴木さんの死後、使われた形跡があった。また、事件までこのマンションに同居していた“前田”が、同年3月下旬から4月上旬にかけて複数の知人に「もう戻れないことをした」「鈴木さんを刺してしまった」などと打ち明けていたことから、警視庁はこの“前田”を犯人と断定。全国に指名手配した。

 “前田”と母親が呼び捨てにしていた人物は男性ではない。鈴木さんの恋愛対象は女性で、指名手配された前田優香(事件発生当時41)とは恋人関係にあった。2人の出会いは事件からおよそ2年前。優香はこの頃、やぶれかぶれだった。だがそこから遡ること10年ほど前、新宿2丁目でバーを経営していた頃は羽振りが良く「3000万円から4000万円ぐらいなら好きに使える」と豪語していたこともあった。酒が好きな優香は、一晩で10万円近くの飲み代を払うこともザラだったという。

「彼女と知り合ったのは、彼女が新宿2丁目でスナックのママをしている頃でした。派手な帽子をかぶり、顔立ちが魔女に似ていることから、店では『魔女』と呼ばれていました。大原麗子と岩下志麻が好きだったらしく、2人の名をとって『大原志麻』などと名乗ったこともありました」(優香を知る男性)

「いつもシャネルのスーツとかブランドの服を着てゴージャスなイメージでした。男性からも女性からもモテる人でしたね。当時、彼女が岩下志麻の大ファンだったので、愛称は志麻ちゃん。いつもピンクの大きな帽子をかぶっていて『帽子の志麻』と呼ばれていた時期もあった」(元従業員)

「志麻ちゃんは酒飲むと手がつけられなくてね。酒が入ると男女問わず『なんだこのやろう』って胸ぐら掴んだり喧嘩売ったりしてた。いつも羽根のついた帽子をかぶって、ドレスみたいな服を着ているのに酒乱なもんだから2丁目周辺では結構な有名人だったわ。でもまさか人殺しで指名手配されるなんてねぇ」(2丁目のバーの店員)

 派手な帽子と高級ブランドの服に身を包み、飲みに行けばピンクのドンペリを開ける優香は、かつて新宿2丁目で羽振りの良さとその奔放さが目立っていたが、ある日を境に、この町から姿を消した。当時付き合っていた男性から金を騙し取られて生活にも事欠くようになったのだ。店を手放したのちの優香は、五反田でデリヘル嬢として働きながら、新たな交際相手の男性から小遣いをもらう生活をしていた。

 借金を背負い、アルコールと睡眠薬に依存するようになった優香は、ある日過呼吸の発作を起こして倒れ、生まれ故郷の広島に住む親戚の元に引き取られていた。ところが親戚との関係が悪化し、再び上京。そんなとき、鈴木さんが店長をしていた品川区・武蔵小山のスナックに客としてふらりと訪れた。これが全ての始まりだ。

「鈴木さんは20年近くこの界隈のスナックで勤め、事件の3年前に独立。店長となって始めた飲食店では男装して接客をしていました。彼女はがっちりした体格でとてもボーイッシュ。常にスーツとネクタイ姿でした。気に入ったお客さんにはお酒を盛ったり、人生相談にも乗ってあげるなどきっぷが良く、お店はいつも繁盛してましたね」(武蔵小山のスナックのママ)

 精神的な不安から痩せたり太ったりを繰り返していた優香は、鈴木さんと出会った頃、太り気味だった。それまでいつも周囲からチヤホヤされていたのに、40歳も過ぎ、見向きもされなくなるんじゃないか……と不安になっていたところに、鈴木さんから求愛される。女性とは付き合ったことがなかったが、自信を失いかけていた優香に鈴木さんのまっすぐな思いは響き、出会って2カ月たたないうちに交際を始めた。

「店では1人でよくワインを飲んでましたが、時にドンペリも開けていた。『いいお客がついたね』なんて話していたんですが、そのうち客と喧嘩するわ、従業員を怒鳴るわ、酔っ払ってやりたい放題」(元従業員)

 豪快に金を使い、豪快に飲む彼女は、最初でこそ受け入れられるものの、次第に皆が眉をひそめ始める。だが惚れた弱みか、そんな優香を、鈴木さんだけがかばっていた。ほどなく優香は鈴木さんのマンションに転がり込み、一緒に住みながら、店を手伝うようになった。

 優香はそれまでアルコールにも溺れていたが、男にも依存する人生を送ってきた。父親は広島で飲食店を経営しており、裕福な家のお嬢様として育てられた。教育熱心な母親は、優香にしこたま習い事をさせた。そのおかげか優香の成績は上位をキープしていたが、母親は教育熱心なだけではなく、感情的でもあった。

「自分の思い通りにならないと手がつけられなくなるような性格で、しょっちゅう殴る蹴るの暴力を加えているのを見ていた。その暴力があまりにひどいので、遠巻きに見ていた腹違いの兄や、飲食店の従業員らが止めに入るほど」(親戚談)だったという。その後、景気の悪化とともに、父の事業も傾き始めたが、このとき母親が会社の金を脱税したことが決定打となり倒産、一家は没落していく。

 そして冒頭の、07年9月の東京地裁。彼女は母親との関係を、こう振り返る。

「小さい頃は、絵画、ピアノ、バレエ、日本舞踊、英会話……たくさんのお稽古ごとをやらされていました。母のしつけは厳しかったです。ブラシやスリッパで叩かれたり、父のいない時には殴ってきたり……怖かったです。その反面、お金や服には不自由しませんでした。父が死んだ後、母は私の名義でいろんなとこに借金したので、私が借金を背負わされました。それを知ったのが30歳くらいのとき……母に愛されているとは思っていませんでした」

 母親の愛情を男と金、そして酒に求めたのか。上京後の大学生時代は、妻子のある男性と付き合い、実家に戻ることはなかった。その男性からは金銭的な援助も受けていたという。その後も、別の男性の愛人として生活したり、ホステスとして銀座で働いたり、貸金業をやるなどして、新宿2丁目でのバー経営へと至っていた。店を失い、武蔵小山の店で出会った鈴木さんと交際を始めたときも、金銭的援助をしてくれる愛人がいた。

 40歳を過ぎて外見的な自信を失っていた自分を愛してくれた鈴木さんに対して、優香は、自分のこうした“男への依存”をとても告げることはできず、ひた隠しにしていた。これが綻びを生む。

(後編につづく)