『今日から俺は!!』第6話 ムロツヨシと佐藤二朗のコントが足を引っ張る

 11月18日に放送された『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の第6話は、オープニングからムロツヨシ扮する椋木先生が大フィーチャーされた回。ストーリーは、原作で言うところの「レプリカヤクザ編」である。

■ムロツヨシをメインにしたいがために選ばれた地味なエピソード

 まずは、今回のストーリーをざっと説明する。気の弱い教師・坂本(じろう/シソンヌ)は道でヤクザの剛田(勝矢)に激突。偶然そこに落ちてきた電光看板から自分を救った“命の恩人”坂本に、剛田は感謝した。

 ヤクザの事務所が潰れ、無職になってしまった剛田に、坂本は生徒指導専門の実習生の仕事を紹介。翌日から剛田は生徒指導の教師として軟高にやって来た。強力な用心棒を手に入れ気が大きくなった坂本は突然強気な教師にキャラ変し、三橋貴志(賀来賢人)をはじめとした不良たちに圧力を掛けていく……という内容である。

 まず意外だったのは、原作に数ある秀逸なエピソードの中で、比較的地味な「レプリカヤクザ編」が選ばれたことだ。はっきり言って、特にドラマでやるべき話ではない。ほかにドラマ向けのエピソードは数多いものの、ムロをメインにしたいがために教師を中心に据えた話が選ばれただけのような気がしてならない。話の回数は限られているのに、この1週分が本当にもったいない。

 しかも、原作版「レプリカヤクザ編」のいいところをことごとく改悪しているのが解せない。例えば、屋上から三橋と伊藤真司(伊藤健太郎)が飛び降りた場面。ドラマでは剛田が三橋らを追いかけるだけで終わったが、原作では「世の中の役に立とうと思っていたのに、青少年を死に追いやってしまった」と剛田はショックを受けている。

 これがあるとないとでは、全然違う。ただの荒くれ者なのか、良かれと思ってやってしまっていることなのか、剛田に対する印象がまったく異なるのだ。

 話の着地点も、原作のいいところがバッサリ削除された。三橋のワル知恵でみんなから「剛田先生!」と慕われ、暴力で生徒を屈服させていた剛田は「俺はオマエらの味方だー」と改心。こうして坂本の恐怖政治は終焉し、剛田は生徒に愛される教師を目指して猛勉強を始める。これが原作でのエンディングだった。しかしドラマ版では、教育者を目指すはずの剛田が、ただの悪い輩で終わってしまっている。赤坂哲夫(佐藤二朗)らの無駄なコント部分がなければ、それくらい描写できたはずなのに! 特に今回、原作にはないドラマオリジナルのくだりがことごとく足を引っ張っている。完全に失くせとは言わないが、もう少し自重してもいいのでは……。

 このドラマが批判されるとしたら、その大部分はムロと佐藤のコント部分に原因がある。福田組作品にとってドラマの筋に関係ない2人のユーモラスなくだりはマストかもしれないが、冷める時だってある。

 ムロが出演中のドラマ『大恋愛』(TBS系)では、彼のアドリブが作品のいいスパイスになっている。そう、スパイスでいいのだ。程々だからいい。1話丸々のムロは、正直キツかった。椋木先生は主役を張るようなキャラじゃない。今回はスピンオフ辺りでやるべき話だったと思う。

 前回のレビューでもチラッと触れたが、ならば原作版の重要キャラである中野誠や高崎秀一を登場させてほしい。こういう1週分が本当にもったいないのだ。

■次回「廃ビル編」と太賀への大いなる期待値

 しかし、最後の最後でテンションが上がった。第6話のクライマックスは次週予告にあった。ついに、今井勝俊(太賀)が廃ビルに閉じ込められる原作の伝説エピソードが選ばれたのだ。「廃ビル編」は、ドラマでも愛されキャラとして人気急上昇中の今井の最大の見せ場のひとつ。原作を知らない視聴者の反応が今から楽しみで仕方ない。

 YouTubeで公式の次回予告では、以下のような解説が記されている。

「原作伝説のエピソード解禁!! 三橋と今井の仁義なき、そして世界一ムダな闘いが幕を開ける…!」

「原作ファンの皆様、お待たせしました!ついにあの伝説のエピソードが解禁!!原作を知らない皆様、逆に何も情報いれずに見ても滅茶苦茶おもしろいですよ!!」

「三橋を罠にかけた今井。だが今井は忘れていた…三橋はやられたら100倍にして返す男だということを…。三橋と今井の仁義なき、そして世界一ムダな闘いが幕を開ける…!」

 正直、あの面白さを実写で表現するのは至難の業だと思う。しかし、もし成功したならば脱帽だ。元は背が高かったはずの今井を、決して長身ではない太賀は好演していると思う。しかし、「廃ビル編」の今井はとりわけハードルが高い。逆に言うと、これをうまく演じられたならば、ドラマ版『今日から俺は!!』の英雄になれる。三橋にしてやられた瞬間の今井のあの表情をどこまで演じきれるのか? 純粋に期待しながら、第7話を待ちたいと思う。

(文=寺西ジャジューカ)

『今日から俺は!!』第6話 ムロツヨシと佐藤二朗のコントが足を引っ張る

 11月18日に放送された『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の第6話は、オープニングからムロツヨシ扮する椋木先生が大フィーチャーされた回。ストーリーは、原作で言うところの「レプリカヤクザ編」である。

■ムロツヨシをメインにしたいがために選ばれた地味なエピソード

 まずは、今回のストーリーをざっと説明する。気の弱い教師・坂本(じろう/シソンヌ)は道でヤクザの剛田(勝矢)に激突。偶然そこに落ちてきた電光看板から自分を救った“命の恩人”坂本に、剛田は感謝した。

 ヤクザの事務所が潰れ、無職になってしまった剛田に、坂本は生徒指導専門の実習生の仕事を紹介。翌日から剛田は生徒指導の教師として軟高にやって来た。強力な用心棒を手に入れ気が大きくなった坂本は突然強気な教師にキャラ変し、三橋貴志(賀来賢人)をはじめとした不良たちに圧力を掛けていく……という内容である。

 まず意外だったのは、原作に数ある秀逸なエピソードの中で、比較的地味な「レプリカヤクザ編」が選ばれたことだ。はっきり言って、特にドラマでやるべき話ではない。ほかにドラマ向けのエピソードは数多いものの、ムロをメインにしたいがために教師を中心に据えた話が選ばれただけのような気がしてならない。話の回数は限られているのに、この1週分が本当にもったいない。

 しかも、原作版「レプリカヤクザ編」のいいところをことごとく改悪しているのが解せない。例えば、屋上から三橋と伊藤真司(伊藤健太郎)が飛び降りた場面。ドラマでは剛田が三橋らを追いかけるだけで終わったが、原作では「世の中の役に立とうと思っていたのに、青少年を死に追いやってしまった」と剛田はショックを受けている。

 これがあるとないとでは、全然違う。ただの荒くれ者なのか、良かれと思ってやってしまっていることなのか、剛田に対する印象がまったく異なるのだ。

 話の着地点も、原作のいいところがバッサリ削除された。三橋のワル知恵でみんなから「剛田先生!」と慕われ、暴力で生徒を屈服させていた剛田は「俺はオマエらの味方だー」と改心。こうして坂本の恐怖政治は終焉し、剛田は生徒に愛される教師を目指して猛勉強を始める。これが原作でのエンディングだった。しかしドラマ版では、教育者を目指すはずの剛田が、ただの悪い輩で終わってしまっている。赤坂哲夫(佐藤二朗)らの無駄なコント部分がなければ、それくらい描写できたはずなのに! 特に今回、原作にはないドラマオリジナルのくだりがことごとく足を引っ張っている。完全に失くせとは言わないが、もう少し自重してもいいのでは……。

 このドラマが批判されるとしたら、その大部分はムロと佐藤のコント部分に原因がある。福田組作品にとってドラマの筋に関係ない2人のユーモラスなくだりはマストかもしれないが、冷める時だってある。

 ムロが出演中のドラマ『大恋愛』(TBS系)では、彼のアドリブが作品のいいスパイスになっている。そう、スパイスでいいのだ。程々だからいい。1話丸々のムロは、正直キツかった。椋木先生は主役を張るようなキャラじゃない。今回はスピンオフ辺りでやるべき話だったと思う。

 前回のレビューでもチラッと触れたが、ならば原作版の重要キャラである中野誠や高崎秀一を登場させてほしい。こういう1週分が本当にもったいないのだ。

■次回「廃ビル編」と太賀への大いなる期待値

 しかし、最後の最後でテンションが上がった。第6話のクライマックスは次週予告にあった。ついに、今井勝俊(太賀)が廃ビルに閉じ込められる原作の伝説エピソードが選ばれたのだ。「廃ビル編」は、ドラマでも愛されキャラとして人気急上昇中の今井の最大の見せ場のひとつ。原作を知らない視聴者の反応が今から楽しみで仕方ない。

 YouTubeで公式の次回予告では、以下のような解説が記されている。

「原作伝説のエピソード解禁!! 三橋と今井の仁義なき、そして世界一ムダな闘いが幕を開ける…!」

「原作ファンの皆様、お待たせしました!ついにあの伝説のエピソードが解禁!!原作を知らない皆様、逆に何も情報いれずに見ても滅茶苦茶おもしろいですよ!!」

「三橋を罠にかけた今井。だが今井は忘れていた…三橋はやられたら100倍にして返す男だということを…。三橋と今井の仁義なき、そして世界一ムダな闘いが幕を開ける…!」

 正直、あの面白さを実写で表現するのは至難の業だと思う。しかし、もし成功したならば脱帽だ。元は背が高かったはずの今井を、決して長身ではない太賀は好演していると思う。しかし、「廃ビル編」の今井はとりわけハードルが高い。逆に言うと、これをうまく演じられたならば、ドラマ版『今日から俺は!!』の英雄になれる。三橋にしてやられた瞬間の今井のあの表情をどこまで演じきれるのか? 純粋に期待しながら、第7話を待ちたいと思う。

(文=寺西ジャジューカ)

『ジャニ勉』大倉の”鳥貴族の差し入れ”と、キムタクへの「なんでそんなことすんやろ?」発言で大盛り上がり

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)。11月21日深夜放送分では、俳優・八嶋智人らをゲストに迎えてスタジオトークが展開された。

 八嶋が“大物俳優列伝”を披露している時のこと。八嶋との共演が多い事務所の先輩・木村拓哉について話題が及び、八嶋が「本当のスターはしゃべりながら、ノールックでゴミを投げてもゴミ箱に入る」と話すと、これに対して大倉が「なんでそんなことするんですか?」と真顔で……

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「テストの点改ざん」「親のお金を盗む」中学受験どころではなくなった、元優等生女子の復活劇

“親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 中学受験はどう取り繕おうが、子どもに対して「勉強」というものを、文字通り「強く」「勉めさせる」ものである。自発的に勉強し続ける子もいるにはいるが、大抵は親がスケジュール管理をしながら、志望校合格までの道のりを伴走する。

 当然、そこには、遊びたい盛りの子どもに、「遊び」よりも「勉強」を優先させなければならないという親の葛藤が生まれる。「受験するのだ!」という親子の覚悟があってこその受験道なのだが、やはり一筋縄ではいかない世界。中には、さまざまな理由により、中学受験を途中で辞めるケース、またリタイアしたものの「やっぱりやろう」と戻ってくるケースも稀ではない。

 今回はそんな再チャレンジした親子の話をしてみたい。

受験と水泳の両立で過労に……

 雄介君は水泳に熱中していたが、学区公立中学にはプールがなく、従って水泳部もなかったそうだ。このまま公立中学に進学して、ほかの部活動とスイミングスクールでの活動を両立させるか、私立の水泳部のある設備の整った環境に進ませるかという2つの選択肢がある中、雄介君は新5年生の段階で中学受験を自ら選択したという。

 小5の雄介君のスケジュールは次の通り。

 学校の後は、週3日塾に通い、塾がない日はスイミングスクール、週末は模試。

 最初はどうにか両立でき、成績も順調に上がっていったそうだが、小学6年になった5月、雄介君に悪夢のような出来事が襲う。「急性胃腸炎」で緊急入院となり、入院期間は2週間に及んだという。

 ドクターは雄介君のお母さんである美和子さんにこう言ったそうだ。

「これは過労のようなもの。小学生にこんな生活をさせて……。塾も水泳もなんて、とんでもない。どっちかやめないと、また入院することになるよ! お母さん、勉強より命の方が大事でしょ?」

 美和子さんはこのドクターの言葉に打ちのめされ、「良かれと思っていたことなのに、私は最愛の息子に無理をさせていたの?」と苦悶したそうだ。

「私は人から指摘されないとわからないくらい、受験にのめり込んでいたみたいで、肝心な息子の体力を過信していたんです……。でも、水泳が生きがいのような雄介から、水泳を取り上げることはできません。なので、残された選択肢は1つしかありませんでした」

 それは、問答無用での退塾。しかし、夏が過ぎて秋を迎えた頃、体調が回復した雄介君は、美和子さんにこう切り出したという。

 「ママ、もう1回、中学受験塾に行かせてもらえないかな? 中学に入った時のことを考えたら、やっぱり地元のプールなしの学校よりも、あの私立中学に行きたい。あそこで思い切り、泳ぎたいんだよ」

 6年生での半年間のブランクは相当だろう、これを今から挽回できるのか? と美和子さんは躊躇したそうだ。加えて、雄介君に無理だけはさせたくないという気持ちもあったという。そこで、以前通っていたような集団塾は諦め、個別塾に切り替える作戦にしたそうだ。

 「個別塾の先生が『お母さん、受験は期間ではなく熱量ですよ』っておっしゃったので、それならば、雄介にやる気がある以上、親は応援あるのみだと思いました」と美和子さん。雄介君は「もう、あんなヘタはこかない」と言い、受験が終わるまでという条件でスイミングスクールを週1日に減らす。そして、遅れを取り戻すべく、個別塾でただひたすら、志望校の過去問を解き続けていたそうだ。

 その甲斐あって、雄介君は見事に第1志望校に合格。今現在は強豪水泳部で活躍中とのことだ。このケースは、中学受験がいかに小学生にとって過酷なものかを実感させられるとともに、小学生とはいえ、本人が決めた意志はやはり強いのだなぁと感心させられた出来事となった。

小5までは優等生、なのに問題行動は出始め……

 もう1つ、別のケースを紹介しよう。花音ちゃんは小3から受験塾に通いだした利発な女の子。中学受験は母である明日実さんの希望であったそうだ。

 花音ちゃんは5年生までは最上位クラスにいたものの、徐々に下位クラスに移動し、6年生の段階では下から数えた方が早いクラスが定位置となっていたそうだ。

 その頃から、花音ちゃんに問題行動が出始める。テストの得点を改ざんしたり、親の財布からお金を盗むようになり、明日実さんもその度にコンコンと花音ちゃんを諭していたそうだが、泣いて謝るわりには同じことが繰り返される。

 明日実さんは筆者に当時の心境を教えてくれた。

「もう受験どころじゃないなって……。成績が悪いより何より、親にも先生にも、平気で嘘をつくってことが許せませんでした。親子のバトルは激しくなり、主人との夫婦喧嘩も絶えなくなっていったんです。その内、主人は家に帰って来なくなりました」

 そんな明日実さんをさらに追い詰めたのが、ご主人と花音ちゃんからのある言葉だったという。当時のことを思い出したのか、明日実さんは目に涙を浮かべて話を続ける。

「主人も花音も口を揃えて、言うんですよ。全部、私が悪いって……」

 もう何もかもが嫌になったという明日実さんは、花音ちゃんにも何も言わずに退塾届を提出。これで成績を気にすることも、点数で座席を決められてしまうこともなくなった花音ちゃんは、さぞかし自由を満喫すると思いきや、「そうではなかった」そうだ。

「退塾届を出したのは6年生の9月のことなんですが、11月の頭あたりに、塾の室長から電話があったんです。『どうです? お母さん、もう1回、花音にチャンスを与えませんか?』って。聞けば、退塾したはずの教室に花音は毎日のように顔を出して、ただ室長の横に居させてもらっていたんだそうです。びっくりしました……」

 明日実さんは、その時「私は花音の気持ちを、まったくわかろうとしていなかった」と感じたという。

 花音ちゃんは、ほかの受験生よりも早い、3年生入塾。「ずっと勉強を頑張ってきたのに、このままでは志望校に受からない。大好きな先生たちの期待に応えられない。そのストレスをどうしていいのかがわからなかった。でも、受験はやめたくない」と、室長先生にポツリポツリと語っていたそうだ。

 室長先生は、明日実さんに「お母さん、花音は『なぜ勉強するのか?』『どうして私立中学に行きたいのか?』『そのためには何が必要か?』……紆余曲折を経て、ようやくわかってきたところです。これは彼女にとって、決して無駄な遠回りではありません。人生にとって、とても大きなことを学んだんですよ」と語り、背中を押してくれたという。

 結果、花音ちゃんの希望で、受験は再開。結果は第1志望には届かなかったものの、「ここも好き」という第3志望校に入学となり、現在、演劇部で大活躍。成績も優秀で、家でもよく家事を手伝ってくれる優しい子に成長したそうだ。

 中学受験は一筋縄ではいかないことが普通だ。親子のバトルもあるし、「もう、受験はやめ!」と絶望する日も多い。だが、筆者は思う。人間は疲れたら休めばいいのだ。そして、また沸々とエネルギーが湧いてきた時に「やっぱり、この道」と思う方向に行けば、それで間違いない。さまざまな葛藤あってこそ、学び多き濃い時間こそが中学受験なのだと思う。

 蛇足ではあるが、明日実さんの夫婦仲も、花音ちゃんの問題行動が収まると同時に、何事もなかったかのように元に戻ったと聞いている。
(鳥居りんこ)

「内臓と血液をぜんぶ抜き取った」遺体も! ヤクザ界「平成最大の謎」を元極妻が語る

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■謎また謎の射殺事件

 最近は、毎日のように「平成最後の……」とか「平成のうちに……」というフレーズにふれますよね。ちょっと飽きてきましたが、不良業界(?)で一番の「平成問題」は、前回でもご紹介した若頭射殺事件です。

 日本最大組織の若頭という事実上のナンバー2の射殺事件なのに、今も謎が多すぎるのですが、「平成のうちに」ご本人の著書を含め関連書籍が2冊も出版されるとは……。すごい動きです。

 今のところわかっている若頭の「襲撃グループ」は、皆さん、中野太郎会長率いる中野会系の組員でした。事件当日から山口組執行部はそれをわかっていたといわれていますが、警察が犯人を特定して指名手配するのに半年かかっています。しかも当初は詐欺などの別件でした。

 ここでもう「警察はナニをやってるのか」的な謎がありますが、トップの中野会長は今日まで逮捕されていません(もちろん「逮捕してほしい」と言っているわけではないです)。

 この襲撃グループのメンバーはホテルの射撃犯と見届け役、指示役の合計6人で、このうち2人は遺体で発見されています。1人は滞在先の韓国で「病死」とされましたが、韓国の当局が「内臓と血液をぜんぶ抜き取った状態」で日本に返してきたそうで、これも謎です。おなかには綿が詰められていたそうで、一体何のためにそんなことをしたのか、さっぱりわかりません。もちろん病死ではなく、若頭を殺された宅見組のカエシ(報復)ではないのかとか、中野会による口封じではないのか……というのも不良の間では話題になりました。

 もう1人は「通報」で発見されました。警察官が指定された場所に行くと、ご遺体が衣装ケースに入れられていたそうです。糖尿の持病があったそうで、ガリガリに痩せて、足は壊死していたと報道にありました。

 そして、最後に逮捕された見届け役は、事件から17年にわたって逃亡を続けていて、逮捕された時は「ほっとした」そうです。判決は無期懲役でした。

 元極妻が言うことではないですが、やはりヤクザは哀しいですね。

 この襲撃グループの逃亡資金は、どうしていたのでしょうか。中野会系の組員なのですから、中野会長がご存じないとは思えません。

 以前の中野会長は「日本一のお金持ちヤクザ」や「元ヤクザで同和事業の大物」の皆さんと交流があったので、お金も何とかなっていたのだと思います。今はこのお2人も亡くなっていますが、事件直後は何とかなっていたのでしょうか。ただ17年も逃げるって大変ですよね。報道では、見届け役さんは逮捕された時も現金をかなり持っていたそうで、「お財布さん」がいたはずです。

 一方で、山口組執行部は、事件のあとに中野会関係者への襲撃を禁止する通達を何度も出しています。これは中野会を守るためでも、ご近所さんの迷惑を考えてのことでもなく、暴力団対策法で「抗争状態」となると事務所が使えなくなるからです。もっとも宅見組は事実上容認されていて、バンバンやっていました。このあたりを中野さんは、どう語られるのでしょうね。

 一説には、渡邉芳則五代目が中野さんに若頭の銃撃を命令したともいわれています。でも、若頭は当時かなり体調を崩されていて、引退もほのめかしていました。たとえ対立していたとしても、銃撃までする必要があったのでしょうか。

 ちなみに若頭は前から肝臓が悪く、フランスにも治療に行っていますが、フランスに着いたとたんに入国拒否されて帰国したことがありました。実は、若頭のような大物ヤクザがフランスまで行けたのは安倍晋三総理のお父さんのおかげ……と、亡くなられた田中森一元弁護士が『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』(幻冬舎)に書かれています。今では考えられませんね。こんなのを書いてしまった田中元弁護士は、やっぱり有罪判決を受けて服役しました。

 本当に謎の多い射殺事件、中野さんは何を語られるのか、興味津々です。山平重樹先生の評伝とも併せて楽しみです。

長嶋一茂&石原良純にまさかの「歌手デビュー」企画が浮上中! 高嶋ちさ子プロデュースで!?

 フジテレビといえば、かつて『クイズ!ヘキサゴンII』の企画で「Pabo」「羞恥心」を誕生させるなど、“番組からの歌手デビュー”を得意とするところだった。

 そんな中、今度はテレビ朝日内で仰天企画が持ち上がっているという。

「今バラエティ界でもっとも数字を持っている長嶋一茂と石原良純にユニットを組ませて、歌手デビューをさせてみてはどうかというプランがあると聞きます。仮タイトルは『いいかげんにしなさい』で、“昔のうるさ型オヤジ”をテーマに、ネット配信限定での販売を想定しているようです。しかも、同じく“うるさ型”の高嶋ちさ子にプロデュースを依頼するのだとか」(バラエティ番組関係者)

 長嶋、石原、高嶋の“毒舌トリオ”は、11月2日放送の『ザワつく!一茂良純 時々ちさ子の会』(テレビ朝日系)でも共演。“パワハラ&褒めるを考えるSP”と題し、パワハラと褒め方について3人が独自の見解で語り合い、大いに話題を呼んだものだった。

「今の芸能界では、梅沢富美男、坂上忍、有吉弘行など、炎上をものともせずに持論を展開する毒舌キャラがウケています。中でも、長嶋と石原は今やコンビを結成したかのような関係となっており、セットで起用されることが多い。高嶋にしても、“ご意見番”的ポジションではなく、現場に降りてきて物申すタイプで、テレビ的には希少な存在。それでいて、バイオリニストとしての才能は誰もが認めるところです。確かに、この3人の歌手デビューは見てみたい気がしますね」(業界関係者)

 実現すれば、世間が「ザワつく」のは間違いなさそうだ。

「ケンカ売ってる?」「テレビで言うことじゃない」賛否分かれた芸能人の“こだわり”3つ

 誰しも1つは持っているであろう“こだわり”。それをうっかりテレビで告白して賛否を呼んだ有名人も少なくない。11月10日放送の『田中みな実 あったかタイム』(TBSラジオ)で、番組パーソナリティでフリーアナウンサーの田中が居住地のこだわりを明かし、批判が巻き起こった。

「田中はゲストのホフディラン・小宮山雄飛とトークを展開。“渋谷生まれ渋谷育ち”の小宮山が『渋谷区の人は港区にコンプレックスがある。港区の方がちょっと高級っていうのが何となくあって』と話すと、港区在住の田中も同意した後、『私も港区から出たくなくて』とコメント。小宮山から『杉並区とか嫌でしょ』とツッコまれると、『嫌だっていうと、難しいところだけれど。渋谷区になるよりかは港区でいたいなという気持ちはちょっとある』と返しました。これにネット上で『北区在住だけどケンカ売ってるの?』『逆に田舎者っぽい発言』といった批判が噴出することに」(芸能ライター)

 また、滝沢カレンも洋服に関するこだわりを明かし、波紋を呼んだ。

「7月11日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)に出演した滝沢は、“ファッション”というテーマでトークを展開。『お給料もらったら8割って言っていいぐらいの数を買います』と洋服好きであることをアピールし、『1週間に2回服を捨てる』と告白。共演者からは驚きの声が上がり、ネット上でも『物を大切にしないって引く』『たとえ事実だとしてもテレビで言うことじゃない』という厳しい非難が寄せられてしまいました」(同)

 一方、共感を呼び好感度を上げたのは、北川景子が明かした料理のこだわり。

「北川は11月3日に放送された『サタデープラス』(TBS系)にVTR出演しました。その際、『料理をしてそう』という自身に対するイメージから料理の話題に。スタッフから『DAIGOからどんな感想があるのか』聞かれると、『おいしいって言ってくれる』とした上で、『私も文句とか言わせる雰囲気を出さない』『文句あるなら食べないでほしいから』と発言。これに『気持ちわかる!』『そりゃあ文句言われたら許さないよね』といった共感の声が多く寄せられていました」(同)

 共感を呼ばない“こだわり”は、なるべく公言しない方が身のためかもしれない。

日テレの日曜ゴールデン帯が完全崩壊へ! 山口問題の『鉄腕DASH』、“やらせ疑惑”の『イッテQ!』、『行列』は低調続く……

 まさに独壇場で、我が世の春を謳歌していた、日本テレビの日曜ゴールデン帯が崩壊への道を歩む気配となってきた。

 18日、『ザ!鉄腕!DASH!!』は13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、山口達也脱退後に再スタートを切った5月13日放送回以降、自己ワーストタイを記録。
“やらせ疑惑”で渦中の『世界の果てまでイッテQ!』は16.5%で、前週(11日)より0.1ポイントダウン。同番組は、この視聴率が取れない時代で20%超えを連発する人気バラエティー。ふだんは18~19%台が定位置で、2週連続16%台は異例の事態。

 後番組となる『行列のできる法律相談所』も12.4%どまりで、前週(同)より1.2ポイント下げ、前の2つの番組の不振に引きずられるように低調な数字となった。

 これが、強力な裏番組の影響を受けたのなら、許容できる面はある。事実、前週(同)、テレビ朝日が午後6時30分からオンエアした『ポツンと一軒家』2時間半スペシャルが15.4%の高視聴率をマークし、『DASH!!』『イッテQ!』の勢いを止めた。だが、18日は『一軒家』も休止で、日テレの視聴率に影響を及ぼすような裏番組がなかっただけに、事態は深刻なのだ。

「TOKIO元メンバー・山口達也の少女への強制わいせつ事件、そして今回の『イッテQ!』のラオスやタイのお祭りでの“やらせ疑惑”、それを暴いた『週刊文春』(文藝春秋)の記事に対する日テレの初動対応ミスと、不祥事が続いています。“やらせ疑惑”報道に対しては、即謝罪すればよかったのですが、当初は否定してしまったため、視聴者の信頼を損なってしまいました。山口がいなくなったことで、『DASH!!』は、かねて課題だったマンネリ化に加え、メンバーがなかなか揃わず、視聴率もジリ貧です。『イッテQ!』は超人気番組なだけに、一気にファンが去ってしまうとは考えられませんが、これまたジリジリ数字が落ちていく可能性も大です。これら2番組の視聴率が下がっていけば、連動するように、『行列』も落ちていき、ドル箱だった同局の日曜ゴールデン・プライム帯は崩壊への一途をたどるかもしれませんね」(テレビ局関係者)

 これまで、他局がまるで太刀打ちできなかった『イッテQ!』だが、『一軒家』という強力な裏番組が出現し、逆転されてしまう可能性も十分で、“やらせ疑惑”の代償は高いものになりそうだ。
(文=田中七男)

「スポーツ選手狙い?」「アスリートハンター」と疑惑の声続出の女性有名人3人

 11月21日、元AKB48の高城亜樹とプロサッカー選手・高橋祐治の真剣交際が報じられた。一部ネット上では「高城ってスポーツ選手狙い?」という声が出ている。

「報道によると、2人は数年前に知人の紹介で知り合い、1年以上前から真剣交際に発展していたとか。高城の所属事務所も、マスコミの取材に対して交際を認めるコメントを出しています。高橋選手はモデルで女優の高橋メアリージュン、高橋ユウを姉に持つことでも知られますが、本人もJ1リーグのサガン鳥栖で活躍中です」(芸能ライター)

 そんな中、ネット上では高城の“過去”が掘り返されている。

「高城はAKBに在籍していた2014年、元AKBメンバーの野中美郷とともに、福岡ソフトバンクホークスの今宮健太、森唯斗両選手と合コンしていたことが報じられました。これは高城のTwitterに投稿された『今日はみちゃとSBの今宮選手と森選手と4人で食事したよ』というツイートが発端で、すぐに削除して『私が書いていないことが、私のTwitterで呟かれている』『怖い』と発信したものの、ネット上では『裏アカウントにでも書こうとして、誤爆したんだろ』と見られていました」(同)

 さらに、高城はグループ卒業直前の15年にも『週刊文春』(文藝春秋)によって、Jリーグコーチとの密会をスクープされた。そんな高城がこのたび、高橋選手との交際を報じられたとあって「またスポーツ関係者?」「高城って野球選手と合コンした子だよね。今はサッカー選手か~」「スポーツ選手ばかり狙う女なの?」などとささやかれている。

「高城のように、スポーツ選手とのウワサが多い女性有名人はほかにも。たとえばモーニング娘。卒業後、テレビ東京アナウンサーを経てフリーに転身した紺野あさ美は、現在北海道日本ハムファイターズに所属する杉浦稔大投手と17年に結婚していますが、過去には広島東洋カープの野村祐輔投手と交際し、その間に横浜DeNAベイスターズの三嶋一輝投手と浮気していたことが報じられました」(同)

 こうした経緯から、杉浦投手との結婚が発表されると、ネット上には「紺野はマジで野球選手が大好きだったんだな」「女子アナになったのも、野球選手、特にピッチャーと出会うためだったのでは?」といった書き込みが続出した。

「テレビ朝日の竹内由恵アナも、“アスリートハンター”のイメージが強いのではないでしょうか。これまでにサッカー日本代表選手の香川真司、元プロ野球選手の片岡治大、プロバスケットボール選手・田臥勇太との熱愛が伝えられました。ただ、今年10月には『文春』が一般男性とのお泊りデートをキャッチしているので、竹内アナはスポーツ選手にこだわっているわけではないのかも」(マスコミ関係者)

 一方、“野球ファン”をアピールしすぎたせいで熱愛疑惑が浮上したのは、ダレノガレ明美。彼女は読売ジャイアンツ・坂本勇人選手のファンを公言していたが、13年1月放送の『1番ソングSHOW』(日本テレビ系)で「好きな人がいる」「球場でかっこいい~って応援している」などと発言したことで、坂本のファンを中心に「交際しているのでは!?」と、大騒ぎに。

「ダレノガレのSNSに直接批判が殺到したため、同3月に出演した『サンデージャポン』(TBS系)で熱愛疑惑を否定。14年には埼玉西武ライオンズの炭谷銀仁朗選手と“大人の関係”が報じられましたが、こちらも事務所を通して『(連絡先は知っているが)男女の関係では無かった』と、コメント。ただ、ネットユーザーの間では『野球選手とばかりウワサになってるね』『野球選手を使って注目を集めてるみたい』などと言われていました」(同)

 高城と高橋選手のニュースに関しても「高城サイドが話題にしたくて、マスコミにリークしたんじゃ?」といった声が出ているが、2人がゴールインするニュースは聞けるだろうか。

ひょっこりはんはあのインテリ芸人、八幡カオルはあの大御所芸人と!? 親戚同士の意外な芸人たち

 意外と狭いお笑い業界では、親戚筋である芸人同士が複数存在するという。今回は3組を紹介していこう。

 まずは今年、大ブレイクを果たしたお笑い芸人のひょっこりはんとお笑いコンビ・ロザンの宇治原史規。11月17日に放送された『サタデープラス』(TBS系)に、ひょっこりはんがVTR出演した際、ひょっこりはんはスタジオに宇治原がいると教えられ、うれしげに手を振りながら「史規お兄ちゃーん」とあいさつ。さらに「親戚なんですよね、はとこで」と明かすなどし、スタジオを驚かせた。しかし、宇治原は「母親同士がいとこで」とひょっこりはんとの親戚関係を認めながらも、「親戚なんですけど、子どもの頃1回も会ったことないので。吉本芸人になってから会ったので、ただの吉本の後輩です」とクールに語るなどし、ひょっこりはんとの温度差を見せていた。

「ひょっこりはんからすれば、自分の憧れている芸能界で活躍する親戚のお兄ちゃんということで憧れがあるのでしょうが、宇治原さんからしたら特に思い入れが無いということでしょうね。これから親交を深めていくでしょうから注目です」(テレビ局関係者)

 また、2000年に芸能界を引退したお笑い界の大物・上岡龍太郎を伯父に持つのが、人気若手お笑いコンビ・ミキの昂生と亜生だ。2人の母親が上岡の妹ということだが、上岡と2人は幼少時代に数回会ったのみとのこと。しかし、2人は自分たちの実力で売れたいと、偉大な伯父の名前を利用するでもなく芸に励んでいたというからアッパレである。

「2人はデビュー後も上岡さんに連絡も報告もしていないと公言しているので、決して深い親戚づきあいをしていたわけではないでしょうが、小さい頃から意識をしていたことは間違いない。上岡さんは若い頃、スラっとした端正なルックスをしており、その姿は今の亜生さんにそっくり。やはり、血は争えないなといった印象です」(芸能関係者)

 上記の2組とは対称的に、薄い血縁にもかかわらず親戚づきあいをしているのが、落語家の笑福亭鶴瓶とものまねピン芸人の八幡カオルだ。八幡は、鶴瓶の息子で俳優の駿河太郎の妻のいとこという関係。それゆえに鶴瓶とは何の血の繋がりはないものの、それを知った鶴瓶が食事会を開催。2017年4月11日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)で初共演した際は、鶴瓶が共演を抱き合いながら喜ぶなど、さすがの包容力を見せている。

 親戚とはいえ、その関係性は人それぞれなのが興味深い3組。芸事の道にはセンスや血筋が大事だと言われているが、果たして本当なのか気になるところだ。