東京B少年・那須とジャニーさん秘話、Snow Man・岩本はキメ顔&筋肉祭り!【Jr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、11月8日~14日公開の動画をチェックします!

Travis Japan、おバカキャラ・松田に振り回される

 8日に配信されたのは「Travis Japan【捜索願い】松田元太がデートで行く場所を推理!?」(再生回数は16日までに12万台)。埼玉県出身の松田元太がメインの回で、「イオンレイクタウン」(越谷市)の敷地を使い、松田がどこにいるのか、2チームで探し出す対決を行ったもの。チーム分けは、10月上演の舞台『いまを生きる』出演者チームの宮近海斗、七五三掛龍也、中村海人と、A.B.C-Z主演舞台『ジャニーズ伝説2018』チームの川島如恵留、松倉海斗、吉澤閑也の3人ずつ。最初のお題は「もしイオンレイクタウンでデートするならまず最初に行く場所は?」で、メンバーは再会を願って松田と別行動を開始した。

 宮近ら「舞台チーム」は映画館を目指しながら、お店を見て回る作戦に。「伝説チーム」はジャニーズJr.時代から松田と“シンメ”の松倉が「待ち合わせ場所とかなんじゃない?」と予想し、川島も「駅が一番近いんだ、kaze(エリア)が。たぶん、元太みたいな優しい人は電車降りてすぐの待ち合わせ場所に……」と、松田の性格を考慮して候補を絞った。いつもメンバーを“お母さん目線”で見守っている川島ならではの発想に筆者はビックリ。実際に松田は「電車があるのはkazeなんで……。いて、みんなを待ちたい」とkazeエリアに移動しており、見事に川島の推測が的中したのだった。

 伝説チームが目的地へ歩く間、川島があるお店に飾られている赤い人形を指差して、「あれめっちゃ可愛い!」と、リアクション。やや、キモ系の顔つきだったためか、吉澤が自虐的に「俺じゃん」と反応したところ、川島は「閑也、あんな鼻高くねぇ」と、瞬時にツッコんだ。吉澤は思わず「ハハハハ……」と乾いた笑いで返し、「おいおい、ちゃんとツッコまないと俺が悪者になるやろ!」と、ダメ出しする川島。実はこの人形が後にキーポイントになるとは、メンバーも思ってもみなかっただろう。かたや、舞台チームは「名前が気になる」「元太も単純なヤツだから」(宮近)と、ゲームセンターの「ユーズランド」へ。

 ここで松田は両チームに連絡し、「僕は(運転)免許を持っていません。免許を持っていないならば、どうするでしょう?」と、有力な情報を提供。今まで動画を見てきて、筆者は松田がおバカキャラだと思っていたが、ヒントの出し方がなかなかうまくて驚いてしまった。ヒントを参考に「電車で来る!」と確信した伝説チームは駅の出入口に行くも、松田を見つけられず制限時間の20分が経過。両チームとも罰ゲームの「激クサ袋のニオイを嗅ぐ」を実行した。松田の詳しい待機場所は「kazeの駅の近くのATMです」「お金がないとやっぱ一日始まらないから」とのことで、「ヤバッ!」と伝説チームは衝撃を受けたのだった。

 細かいことながら、女性ならば「いやいや、デート前にどこかでお金を下ろしてよ」と感じる人も多かったのではないだろうか(もし彼女に見られたら恥ずかしい)。ある意味、松田の単純さが露呈したようだ。ちなみに、川島たちは100m圏内まで松田に近づいていたとか。2問目は「イオンレイクタウンに来た時必ず行く場所とは?」(ヒントは最近松田が注目している物)。移動の際、松田本人は「kazeの雑貨屋さん『LIVING HOUSE.』。実際に来たら絶対来るし、今もすでに買ってあるんですよ。最近はなんか、本棚みたいの買ったんですけど、買って気づいたんですけど、本読まないんですよ、俺」と明かし、やっぱりおバカ……と、吹き出してしまった。

 双方の捜索中、松田が電話で「赤い人形」と、ヒントを発表すると、すぐに例の人形と気づく伝説チーム。舞台チームは行き先を話し合い、その中で七五三掛から「パジャマ、最近買ってるよ! 一週間で12着も買ったんだよ」との松田に関する情報も飛び出した。店名と場所を知っている伝説チームが「LIVING HOUSE.」へ向かうと、そこにはなぜか先に舞台チームの3人が。宮近が横柄な態度で「最近元太が好きな『家具』って言ってたから」と理由を告げると、「ゼッテー嘘だ」と伝説チーム・吉澤は疑うが、チームメイトの川島に「アイツらが言うんだから本当だよ。アイツらが嘘つくわけないもん」と擁護。川島の優しさに息苦しくなったのか、「いや会いました! 歩いてたらいました!」と松田を後をつけてきたことを、宮近は涙声で告白したのだった。

 偶然の発見はアウトのため、宮近らは、つじつま合わせで「インテリアショップを探していた」と小芝居まで展開。最終的に「全然俺のことわかっちゃいないよね」と嘆く松田だったが、ダチョウ倶楽部の「どうぞどうぞ」方式で、主役本人がニオイ袋の刑に。そんな松田、今回は映画『マトリックス』(1999年公開)を彷彿とさせる全身黒の私服がスタイリッシュで、妙にキマっていた。もしデートで彼氏がこの姿で現れたら、惚れ惚れしてしまうだろう。天然キャラとのギャップがファンの心を掴む一因なのかもしれない。

 そして、ファッションといえば、「Travis Japan【カップルコーデ対決】女性役も自給自足!Right-onの店長さんの判定は?!」が12日に配信されている。10月8日公開の東京B少年の動画に続き、セレクトショップ「Right-on」のプロモーション動画。3チームで「アウターカップルコーデ」に挑戦し、中村いわく「化け物」の吉澤のレディースコーデとは対照的に、そのままでも愛らしい松倉&七五三掛の女性役が楽しめる。試着後の松倉を見た松田が「オマエが好きだ!」と突如求愛(発情?)したかと思えば、お母さんポジションの川島は「そんなオマエらが好きだ!」と、ハグ。コメント欄を見る限り、宮近&七五三掛コンビの“ガチカップル感”も、ファンにとって興奮ポイントだった模様。こちらの再生回数は通常分を上回り、15万台(11月16日時点)となっている。

 9日配信分は「SixTONES【密着】「JAPONICA STYLE」MV撮影の裏側見せます!」(再生回数は16日時点で33万台)で、「YouTube アーティストプロモ」キャンペーンのポスター撮影や、滝沢秀明プロデュースの「SixTONES(ストーンズ) - JAPONICA STYLE [Official Music Video] 」(4日配信)の舞台裏を大公開している。まずはポスター撮影のシーンから始まり、京本大我がいつものアイドル誌の撮影とは違う緊張感&ワクワク感を抱いた一方、田中樹は自然体で挑んだそう。「楽しいですよ、やってて」と通常通り元気な森本慎太郎を含め、こうした一言ですら、彼らのバラバラなキャラクター性が垣間見えた。

 MVについては、滝沢プロデュースと聞いた瞬間のメンバーの様子、タッキーとガッツリ打ち合わせをする過程を紹介。しかし、滝沢Pの姿は一切映らず、少々拍子抜け。Jr.チャンネルの設定を守ってチラ見せもしないのか、それともあくまで主役はSixTONESだと考えて登場しなかったのか? その滝沢との打ち合わせでは「個人パートで自分をどう演出するかを各自考えよう」と宿題をもらったSixTONES。衣装協力の「CanCam」(小学館)編集部を訪問して打ち合わせを行ったが、個人的にこの場面はダラっと足を開いて座り、気だるそうな見た目の森本が若干気になってしまった。

 また、MVの監督・脇坂侑希氏と対面した時はジェシーが「ドカ雪をなんか最後にバーって……」と、リクエスト。確かに、MVのラストは大量の花びらが落ちる中、メンバーが前方へ走り出すといった一幕があったものの、筆者はてっきり滝沢のアイデアだとばかり思っていた。ネット上でも賛否が出た“謎の演出”が、まさかメンバー発信だったとは……。ちなみに彼らは今回のMVに向けてダンスを一新し、1日かけてしっかりレッスン。ハードなダンス練習の後半には高地優吾の足下がフラつき、立ち上がれなくなるほど足がつってしまったという。自称「神の手」の田中がマッサージしてあげる優しさ、助け合いの精神に感激(さすが5人兄弟に生まれただけある)。この日は満足のいく完成度に至らないまま、MV撮影まで各自個別練習することになったとか。

 3日後、滝沢立ち会いのもとMV撮影がスタート。何十回も踊り、さすがにいつもハイテンションの森本も疲労困憊だった。光る扇の振り付けでは高地が苦戦してしまい、全員が揃うまで何度も粘ってチャレンジ。高地は前半に京本を上に上げる動作があるのだが、撮影中に滝沢の指令で「京本を高く持ち上げた方がカッコいい」とアドバイスがあり、実際に1人の力のみで支えていた。これで腕の疲れが溜まり、思うように体が動かなかったのかもしれない。稽古も合わせて、傍目には高地が足を引っ張っていると感じてしまいそうなものだが、メンバーは本人を責めず、「でも、おかげでこのステップうまくなった感じ」(森本)「レパートリーが増えたね」(田中)と、フォロー。きっとこれまでも、こうして互いを思いやりつつ、活動をともにしてきたのだろう。田中は竹ぼうきで花びらを掃除するなど、好青年な一面がたくさん詰まっている(8分29秒頃~)。

 夜景の綺麗なビルの屋上ですべての撮影を終え、協力してくれたスタッフ陣に感謝の言葉を述べる田中。ジェシーが「SixTONESがなんか、遠い存在になりそう……忘れないでね」とファン目線に立って涙をこらえると、森本が「いっちゃお~!」と、はしゃいだ。田中は「あ、大丈夫です」「どんだけ素晴らしいお仕事しても、彼らは彼らです」と受け流し、SixTONESらしい賑やかなエンディングとなった。コメント欄は「やっぱり樹さん、爆モテすぎ。高地くんの足マッサージしてたり、『どんなに素晴らしいお仕事しても、彼らは彼ら』って言ってくれるし、ヤバい」「SixTONESの関係性って本当にスゴい」と盛り上がっているほか、Twitter上の滝沢ファンは「SixTONESのMVの裏側、タッキーが全く写ってない」と、ショックを受けている。

 10日の動画は「東京B少年【質問に答えます】包み隠さず話します!」で、コメント欄を通じて募集した質問に、東京B少年の6人が次々と答えている。1問目の「ファンからはどう呼ばれたいですか?」との問いに、浮所飛貴、岩崎大昇、金指一世、佐藤龍我が「下の名前」を推す中、ファッションセンスに定評がある藤井直樹は「ファッショナブル藤井」を希望。この日の藤井のシャツは4つ目ぐらいまでボタンを開けた状態だったため、真面目な浮所は「胸元、今日はだけすぎじゃない? 閉めた方がいいよ」と、本気モードで注意した。

 続いて、「なすりゅのお互いの好きなところは?」(佐藤・那須雄登コンビ)というファンが好きそうなテーマを挟み、「ファンが知らないほくろの位置を知りたい」では藤井、佐藤、金指がデコルテを見せるサービスカットも。パーソナルな質問から、「関西ジャニーズJr.との交流は?」「東京B少年のファンの名称は?」(B少女に決定)といったジャニーズ絡みの話題も出ている。また、浮所はかねてより顔つき、声がKing&Prince・平野紫耀に「似ている」と指摘されていたが、金指がその質問をピックアップしたところ、途端にニヤニヤし始める浮所。うれしさをこらえきれずに照れる浮所がやけに可愛らしかった(4分54秒頃~)。那須が「ワンチャン、“弟なんじゃないかな”みたいな」と口にすると、浮所は「あ、スゴい言われる!」と肯定し、岩崎は「影武者でしょ?」と、一言。メンバーも浮所と平野はソックリだと感じているようだ。

 さらに、服装の話に及んだ際は藤井が「前さ、那須さ、ダメージ(デニム)履いててさ、ジャニーさんに、『どこで転んだの?』って……」と、ジャニー喜多川社長の天然発言を暴露。那須は「どうしよう」と困惑してしまい、「こういうデザインなんだよね……」と、優しく教えてあげたとか。普段は意外と聞けないエピソードも多く、ファンも満足の内容だったのではないだろうか。再生回数は公開後6日で20万台。

 11日に公開されたのは「HiHi Jets【東京五輪】先取り!マラソンコースを歩いてみた(日本橋~浅草・雷門編)」。「HiHi Jets【東京五輪】先取り!マラソンコースを歩いてみた!その1【新国立競技場~日本橋編】」(10月28日配信)に続き、2020年開催の東京オリンピックに関連したお散歩動画となっている。まずオープニングで筆者が驚いたのは「その1」で、いきなり金髪になっていた橋本涼が、今回はなんと打って変わって黒髪に逆戻りしていたこと。ヘアセットも至ってナチュラル、全身黒の衣装を着ている分、やや落ち着いた印象に変化した。

 メンバーはひとまず浅草方面を目指して徒歩開始。「信号待ちの遊び時間~あ行をしゃべらないでトーク!~」タイム、マラソン雑学を入れながら東京観光を楽しむ面々。1時間38分後に浅草の雷門に着き、コースを外れて飲食店を探し回った。突然のアポにも関わらず、「純喫茶マウンテン」で撮影許可をもらい、「ナポリタン」(橋本・猪狩蒼弥)「昔ながらのソース焼きそば」(高橋優斗・作間龍斗)「チーズお好み焼き」(井上瑞稀)をシェアしつつ味わう5人。純喫茶にありがちな懐かしの“ザ・ナポリタン”を絶賛するメンバーを見て、なんだか好感度がグッと上昇した。肝心のお散歩は暗くなってきたため、2時間56分経過時点で断念。次回は浅草から再出発するとのことだった。再生回数は公開後5日で9万台。

 14日公開の動画は「Snow Man コンサートで披露した【ダンス動画】大公開!~岩本・渡辺・佐久間編~」(再生回数は16日時点で9万台)。前回の深澤辰哉、阿部亮平、宮舘涼太編に引き続き、夏に行われたコンサート『Summer Paradise 2018』で流れた「YouTube風」の映像をアップしている。冒頭、メンバーが出てくる説明コメントは前回と全く同じで、そこは手抜きせず後編のVTR振りも撮ってほしかったと、ややガッカリ。今回、1番手の岩本照は「体脂肪率4%の肉体美に注目」との触れ込みで、本編が始まった。

 パワープレイでTシャツを破るオープニングで始まり、キメ顔&筋肉を惜しげもなく披露。鍛えすぎず、かと言って無駄な肉がないボディは確かに見惚れてしまう美しさで、大半の女性ならばドキッとするシーンだ。岩本による“筋肉ショー”の次は、疑似マッスルTシャツを着たメンバーが合流し、腕立て伏せ&ダンス。岩本の両サイドにいる阿部と渡辺翔太がバテるあたり、体力面での差も伝わった。

 2人目の渡辺は椅子を使ったパフォーマンスに挑戦。黒ジャケットを羽織ったスマートな振る舞い、真剣な表情に「イケメンだなぁ……」と、ついつい惹き込まれた。最後の佐久間大介は、アニメオタクの個性を生かしてオタ芸ダンスを展開。YouTubeというより、テロップはニコニコ動画ふうなアレンジが加わっていた。前回、特に白いバスローブを着た宮舘の世界観は独特だったが、後編はそうした衝撃度はナシ。とはいえ、ファンの間では「ひいちゃんの筋肉がこんなアップで拝める時代が来るとは……」「無言で2分いけるひーくんの肉体美、翔太くんの圧倒的顔面が強い! 佐久間は安定すぎ」「渡辺くんは顔が良いから椅子に座ってるだけで絵になるねっていうコンセプト……伝われ!」「顔面と椅子で勝負した渡辺くん、ただひたすら顔が良すぎる……」と、大好評だった。
(中村チズ子)

疑似恋愛をウリにする”アイドル”の宿命か? 関ジャニ∞のストーカーに見る、ファンとの悩ましい距離感

「そろそろ限界だ」「すごく憂鬱」「寿命が縮まっているのではないかとも感じる」

“関ジャニ∞”の大倉忠義(33)が極一部のファンの女性の悪質なおっかけやストーカーまがいの行為に対して現在の複雑な心境を綴った。

「ファンファースト」のジャニーズタレント。本来、事務所がファンに対して、応援する際のルールなどを注意喚起するものだが、タレント本人が暴走するファンを直接批判するのは極めて稀なこと。それほど彼女たちの行動は目に余るものになってきている。

 移動に使用する駅などで待ち伏せ。いきなり抱き着く。手を握ってくる。バッグの中に物を入れる。お店に入ると隣の席で話を盗み聞きする。妄想したラブレターを入れる。Etc.

 こうしたファンに対しての忠告が込められているが、対策も難しいのが現状だという。

 多少力づくでも、無理やり排除するとか、ファンクラブの会員から退会させる処分をするなどの方法が思い浮かぶが、変に刺激すると行動がさらにエスカレートする可能性もある。過去には、松田聖子が舞台に上がってきたファンにあやうく殴られそうになったこともあれば、最近ではAKB48の握手会でファンに手を傷つけたられたりする事件も起きた。注意喚起がきつくなれば、さらにエスカレートするのがストーカーにも似たファンの心理でもある。直接ストーカー行為をするだけでなく、もっと陰湿なやり方もある。グラドルもアイドルと並び過激ファンの多いことで知られている。元グラドルのケースを紹介する。

「私が住んでいたマンションの前にいつまでも立っている男がいた。夜帰ってもいるし、朝出かける時もいる。別になにをするわけでもない。私の出入りを見て薄気味悪い笑いを浮かべるだけ。家の前の公道に立っているだけですから違法ではない。ストーカーと判断するわけにもいかない。その男の為に何度か引っ越しまでしました」

「よくプレゼントやファンレターを貰いますが、まともなものに交じって、“これを履いてステージに立って”とスケスケ素材のパンティーが入っていたこともあれば、コンドームもあった。それも精子が入っているものまで。捨てるしか方法はなかった」

 大倉も厳密に言えば、直接被害を受けたわけではなく、ストーカー的な行為として警察に届ける手もあるが、あまり大騒ぎにしたくないのが本音。

「仮に警察を呼ぶ事態になれば多くのメディアで報じられる。すべてがジャニーズに同情的な声ならいいが、警察を使ってファンを排除したと批判される可能性もある」(芸能関係者)

 外国の大物アーティストに見られるように、屈強なボディーガードを付ける方法もあるが、日本の芸能人が同じことをすれば、「なにを大物ぶって」と逆に顰蹙を買うのがオチ。事務所ぐるみの対策も難しい。芸能関係者が話す。

「ジャニーズ事務所にしてもタレントが増加する一方で、現場のマネ―ジャーさえ不足しているのに、個人に付き人なりをまわしてタレントをガードする余裕はないはず。結局、自己防衛手段を考えるしかないと思う」

 ジャニーズとファンの関係は長年に渡って培われたものである。日本の最初の男性アイドルグループとして登場した歌って踊れるイケメンたち。たちまち女の子を夢中にさせた。タイプの違うイケメンが増えれば比例するようにファンも増える。しかし、本来の芸能人の人気の形ではないのがアイドル。歌や芝居から歌手や俳優を好きになり応援するのが本来の形だが、アイドルは歌や踊りは二の次。ビジュアルありきで人気を博する。「可愛い」「カッコいい」とファンはアイドルとの疑似恋愛の世界に入る。目が合っただけで「私のことを気に入っている」などと疑似恋愛はエスカレートしていく。ファンの数が増えれば、疑似恋愛にハマっていく子も増える。ファン同士が「泊まり先は〇〇ホテル」と情報交換する時代。1人ではタレントに近づくこともできないが、仲間が増えれば行動も大胆になる。ハロウィンの渋谷で暴動を起こす若者たちにも似た群集心理が働く。そんな子でもファンに変わりはない。排除は難しい。ファンを減らすことはアイドルにとって命取りにもなりかねない。

 彼女ができれば必然的にファンは離れる。ファン離れは人気と仕事に大きく左右する。それが暗に恋愛禁止のルールに繋がっている。かつて、嵐のメンバーに熱愛が発覚した時は、コンサート会場で「別れろ」「もう応援しない」と抗議のプラカードがあがった。大野智はあわてて謝罪して別れる決断を発表したこともあった。

 一部の過激なファンは昔からいたが、今の子に比べたらおとなしいものだった。テレビ局の玄関に張り付き、出待ちして追っかけを繰り返す。常に同じメンバーだったこともあり、直接、高圧的に「帰れ」「いい加減にしろ」と言うアイドルもいたが、ネット時代の今はやりにくいのが現実。ファンに対して暴言を吐いたタレントの、言葉尻だけを取り上げて批判すればタレントが矢面に立たされ、世間から非難されることもありえる。

 ファンを増やし、ファンファーストでやってきたことが今の人気に繋がっている。これを無視して恋愛も自由にすれば、人気も仕事も下降するのがアイドルの宿命。ましてや、アイドル生命が長くなった時代。30歳を過ぎてもファンにとっては同じアイドルのまま。一部のファンの暴走だけを食い止める絶対的な対策などない。タレント自ら呼びかけて自重を促すしかない。それが今回の大倉の忠告になったが、果たして、どこまで効果があるのか。

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。

ヴィーガンは「恐怖心を煽るカルト宗教に似てる」? ネットで炎上しやすい理由とは?

第4回『ヴィーガン女子』

 取材コラム「女子がハマりやすいコミュニティ&ビジネスの闇」、第4弾のテーマは「ヴィーガン女子」。オシャレで、意識の高い女性が選択しているようにみえる「ヴィーガン」という生き方。考え方は人それぞれだから、何にこだわって生きていてもいいんだけど、実際に普通の人と、ヴィーガンの人たちの間に、なんとなく距離感ができているような……。菜食主義とそうでない人が、たびたびネット上でトラブルになるのは、どうしてなのでしょうか? その理由を探ります。

■SNSで流れてくる動物虐待の画像にうんざり…

 今年の春にお台場で行われた『肉フェス2018』で、出入り口付近に「ヴィーガンになろう」という立て看板が置かれていた。さらにその近くには、動物の屠殺現場の写真も……。

 この画像がTwitterに投稿されたことをきっかけに、「肉を食べる人は事実を知るべき」というヴィーガン派と、「ヴィーガンの考え方を強要するな」という反ヴィーガン派のバトルへと発展しました。また、同時期にホリエモンこと堀江貴文さんが「ヴィーガンとかまじ健康に悪いと思うよ」とTwitterに投稿し、こちらも物議を醸しました。

 そもそもヴィーガンとは、動物性食品の一切を断ち、菜食だけで生活する人のことをいいます。ベジタリアンと違い、ヴィーガンは卵やハチミツ、乳製品も口にしません。また、食事だけでなく革製品や毛皮類などの動物製品を使わない人も。ヴィーガンと一口に言っても、細かくタイプが分かれています。

 ここ数年でヴィーガン専用のレストランやカフェも増えてきているものの、ヴィーガンに対して恐怖心を抱いている人も少なくありません。大橋加奈子さん(30歳・事務職)もその1人で、「SNSで動物虐待の画像を見てしまうのが、本当にストレス」と嘆きます。

「学生時代の友人・M子は、動物が好きで昔から捨て猫の保護活動をしていました。ヴィーガンになった直接的なきっかけはわかりませんが、動物への愛情が発展したのかなと思っています」

 加奈子さんは、M子さんと深い友達付き合いはなかったものの、SNSでヴィーガンを普及させようとするM子さんの投稿に悩まされていたといいます。

「タイムラインを見てると、突然、動物が屠殺されている写真が出てくるんです。投稿者はM子で『食用にされる動物たちの残酷な現状を知ってほしい』みたいなことが書かれていました。私的にはグロ画像なので、見たくないものを見せられるこっちの身にもなってほしい。ヴィーガンに興味湧くどころか、M子の行動が怖いという印象しかないです」

 繰り返し流されるグロテスクな画像に嫌気が差した加奈子さんは、こっそりとM子さんをブロックしたといいます。

「動物の権利保護がきっかけでヴィーガンを始めた人の中には、<肉食=悪><畜産業=悪><動物実験=悪>と考えている人が多くいます。そのため、『肉を食べる人も悪い!』という考えに陥り、早く目覚めさせてあげたいと、攻撃的になってしまうんです」

 そう語るのは、ベジタリアンやヴィーガンの食生活を紹介するサイト「パリ・スタイル」を運営する石田千恵さん。石田さんもかつて、菜食主義になろうとしたものの、あることが原因で断念した過去があるといいます。

「菜食主義には、健康的でなおかつオシャレなイメージがあったので、気軽な気持ちで始めてみようと思ったんです。ところが調べてみると、菜食主義を勧める人のブログやTwitterには、屠殺される直前の豚や、サルが縛り付けられて実験されている現場など、動物が苦しむ画像ばかりが並んでいました。それらは、見ていて気持ちのいいものではありませんでした」

 もちろん、菜食主義を勧める人が全員攻撃的なわけではありませんが、「普及のやり方に疑問を持った」という石田さんは、菜食主義を始める前に断念したのです。このような攻撃的な一面は、ヴィーガンにネガティブなイメージがつく理由の1つだと石田さんは言います。また、「動物の権利保護」が目的のヴィーガンの極端な考え方は、カルト宗教と似ている部分があるとも指摘。

「両者とも何かを“禁止”して、それに強くこだわります。そして、『守らないと、よくないことが起きる』という恐怖心をあおって普及させます。何を信じるのも個人の自由ですが、それを人に押し付ければ、嫌がられて当然です」

 実は、石田さん自身、母親が某カルト宗教の信者だったことによる、大きな家庭内のトラブルを経験したそうです。

「母が信仰を家族に押し付けようとするあまり、命に関わる事件にまで発展しました。あくまで私の家庭の話ではありますが、考えを周囲に押し付けることは、そんな事態にもなり得るという例です」

 ヴィーガンの考え方をもっと多くの人に認知してほしいのであれば、「まずは、肉食に対する批判をやめること」だと言います。

「ヴィーガンが嫌われるのは、肉を食べる人たちのことを認めず、肉食はひどい・非人道的だと批判して、菜食主義を押し付ける人が少なからずいることが原因です。『押し付けではなく、現実を見せているだけ』という意見もありますが、人を不快にさせる画像を見せるのは、ただの悪趣味です。それよりも、オシャレなヴィーガン・カフェの食事や、高品質なせっけんがあることなどをポジティブにアピールしたほうが、より多くの人から理解されるはずです」

 ヴィーガンという生き方は、決して危険だったり攻撃的なものではありません。問題は、その価値観の伝え方にあるという石田さん。動物の権利保護といった正義感を満たしたり、恐怖心を植え付けることだけが、ヴィーガンの喜びではないはず。食べておいしい、使ったら良かった、そうしたポジティブな実感こそ、多くの人の関心を集めることにつながるのではないでしょうか。
(島野美穂/清談社)

(取材協力)
石田千恵
オシャレで優雅なパリ生活を応援するサイト「パリ・スタイル」の運営者。自身のパリ滞在の経験をもとに、美容やファッション情報のほか、オーガニック食品など健康情報も発信している。
パリ・スタイル

ヴィーガンは「恐怖心を煽るカルト宗教に似てる」? ネットで炎上しやすい理由とは?

第4回『ヴィーガン女子』

 取材コラム「女子がハマりやすいコミュニティ&ビジネスの闇」、第4弾のテーマは「ヴィーガン女子」。オシャレで、意識の高い女性が選択しているようにみえる「ヴィーガン」という生き方。考え方は人それぞれだから、何にこだわって生きていてもいいんだけど、実際に普通の人と、ヴィーガンの人たちの間に、なんとなく距離感ができているような……。菜食主義とそうでない人が、たびたびネット上でトラブルになるのは、どうしてなのでしょうか? その理由を探ります。

■SNSで流れてくる動物虐待の画像にうんざり…

 今年の春にお台場で行われた『肉フェス2018』で、出入り口付近に「ヴィーガンになろう」という立て看板が置かれていた。さらにその近くには、動物の屠殺現場の写真も……。

 この画像がTwitterに投稿されたことをきっかけに、「肉を食べる人は事実を知るべき」というヴィーガン派と、「ヴィーガンの考え方を強要するな」という反ヴィーガン派のバトルへと発展しました。また、同時期にホリエモンこと堀江貴文さんが「ヴィーガンとかまじ健康に悪いと思うよ」とTwitterに投稿し、こちらも物議を醸しました。

 そもそもヴィーガンとは、動物性食品の一切を断ち、菜食だけで生活する人のことをいいます。ベジタリアンと違い、ヴィーガンは卵やハチミツ、乳製品も口にしません。また、食事だけでなく革製品や毛皮類などの動物製品を使わない人も。ヴィーガンと一口に言っても、細かくタイプが分かれています。

 ここ数年でヴィーガン専用のレストランやカフェも増えてきているものの、ヴィーガンに対して恐怖心を抱いている人も少なくありません。大橋加奈子さん(30歳・事務職)もその1人で、「SNSで動物虐待の画像を見てしまうのが、本当にストレス」と嘆きます。

「学生時代の友人・M子は、動物が好きで昔から捨て猫の保護活動をしていました。ヴィーガンになった直接的なきっかけはわかりませんが、動物への愛情が発展したのかなと思っています」

 加奈子さんは、M子さんと深い友達付き合いはなかったものの、SNSでヴィーガンを普及させようとするM子さんの投稿に悩まされていたといいます。

「タイムラインを見てると、突然、動物が屠殺されている写真が出てくるんです。投稿者はM子で『食用にされる動物たちの残酷な現状を知ってほしい』みたいなことが書かれていました。私的にはグロ画像なので、見たくないものを見せられるこっちの身にもなってほしい。ヴィーガンに興味湧くどころか、M子の行動が怖いという印象しかないです」

 繰り返し流されるグロテスクな画像に嫌気が差した加奈子さんは、こっそりとM子さんをブロックしたといいます。

「動物の権利保護がきっかけでヴィーガンを始めた人の中には、<肉食=悪><畜産業=悪><動物実験=悪>と考えている人が多くいます。そのため、『肉を食べる人も悪い!』という考えに陥り、早く目覚めさせてあげたいと、攻撃的になってしまうんです」

 そう語るのは、ベジタリアンやヴィーガンの食生活を紹介するサイト「パリ・スタイル」を運営する石田千恵さん。石田さんもかつて、菜食主義になろうとしたものの、あることが原因で断念した過去があるといいます。

「菜食主義には、健康的でなおかつオシャレなイメージがあったので、気軽な気持ちで始めてみようと思ったんです。ところが調べてみると、菜食主義を勧める人のブログやTwitterには、屠殺される直前の豚や、サルが縛り付けられて実験されている現場など、動物が苦しむ画像ばかりが並んでいました。それらは、見ていて気持ちのいいものではありませんでした」

 もちろん、菜食主義を勧める人が全員攻撃的なわけではありませんが、「普及のやり方に疑問を持った」という石田さんは、菜食主義を始める前に断念したのです。このような攻撃的な一面は、ヴィーガンにネガティブなイメージがつく理由の1つだと石田さんは言います。また、「動物の権利保護」が目的のヴィーガンの極端な考え方は、カルト宗教と似ている部分があるとも指摘。

「両者とも何かを“禁止”して、それに強くこだわります。そして、『守らないと、よくないことが起きる』という恐怖心をあおって普及させます。何を信じるのも個人の自由ですが、それを人に押し付ければ、嫌がられて当然です」

 実は、石田さん自身、母親が某カルト宗教の信者だったことによる、大きな家庭内のトラブルを経験したそうです。

「母が信仰を家族に押し付けようとするあまり、命に関わる事件にまで発展しました。あくまで私の家庭の話ではありますが、考えを周囲に押し付けることは、そんな事態にもなり得るという例です」

 ヴィーガンの考え方をもっと多くの人に認知してほしいのであれば、「まずは、肉食に対する批判をやめること」だと言います。

「ヴィーガンが嫌われるのは、肉を食べる人たちのことを認めず、肉食はひどい・非人道的だと批判して、菜食主義を押し付ける人が少なからずいることが原因です。『押し付けではなく、現実を見せているだけ』という意見もありますが、人を不快にさせる画像を見せるのは、ただの悪趣味です。それよりも、オシャレなヴィーガン・カフェの食事や、高品質なせっけんがあることなどをポジティブにアピールしたほうが、より多くの人から理解されるはずです」

 ヴィーガンという生き方は、決して危険だったり攻撃的なものではありません。問題は、その価値観の伝え方にあるという石田さん。動物の権利保護といった正義感を満たしたり、恐怖心を植え付けることだけが、ヴィーガンの喜びではないはず。食べておいしい、使ったら良かった、そうしたポジティブな実感こそ、多くの人の関心を集めることにつながるのではないでしょうか。
(島野美穂/清談社)

(取材協力)
石田千恵
オシャレで優雅なパリ生活を応援するサイト「パリ・スタイル」の運営者。自身のパリ滞在の経験をもとに、美容やファッション情報のほか、オーガニック食品など健康情報も発信している。
パリ・スタイル

地方都市のほうが深刻……急増する梅毒患者、出会い系が盛んな地方都市がヤバイ!

 全国で梅毒患者の急増が問題になっている。大都市だけでなく、地方でも患者が急増しているのである。なぜ、今の時代に梅毒が、そして、なぜ地方でも急増しているのか……?

 国立感染症研究所の集計によれば、今年1月から11月4日までの累積患者数は5,811人で、昨年の5,820人を上回ることが確実視されている。

 中でも、患者が多いのは東京(1,474人)、次いで大阪(997人)、愛知(375人)、神奈川(305人)、福岡(256人)、兵庫(218人)となっている。やはり、人口に比例して大都市圏での患者数は多いが、広島でも153人。岡山では141人など、地方都市への拡大も続いている。

 こうした現状が明らかになる中、新聞各紙でも患者急増の話題は危機感を持って取り上げられている。

 今年のは患者数が18人と過去最多に迫ろうとしている福井県では、地元紙の「福井新聞」が「梅毒患者が増加、福井は最多迫る」とセンセーショナルに報道(2018年11月14日付電子版)。とりわけ地方では「今まで、患者などいなかったのに、なぜ?」と危機感を募らせているようだ。

 すでに治療法が確立している梅毒ではあるが、そもそも知識がなければ梅毒だとは気づきにくい。初期の症状は、身体にしこりを感じたり、赤い発疹が出るもので、疲労や風邪、なにかのアレルギーと勘違いされたまま、放置されがちだ。

 ある梅毒感染の経験者に尋ねたところ、発覚した経緯は、たまたま知識があったからだという。

「身体に発疹が出て、最近働き過ぎかな……と思ったんですが、ふと、少し前に出会い系で生でしたのを思い出して、性病科に行ったんです」

 もし、風邪か何かと勘違いして放置していれば、さらに悪化したであろうことは間違いない。

 そうした梅毒が感染する経路として指摘されるのは、やはり出会い系サービスの利用。ゆえに、風俗の少ない地方都市は都市部よりも事情が深刻だという。例えば、前述の福井は出会い系が重要な性処理のシステムとなっているからだ。

「福井に限らず、地方都市はそうですが、県庁所在地であっても若干のソープ以外は風俗産業が乏しい地域が多いのです。本番なしのデリヘルはどこでもありますが、サービスは凡庸で、遊び慣れると決して楽しいものではない。結果、出会い系で、生ハメすることに快楽を見いだす人が絶えないのです」(風俗ライター)

 出会い系の存在が必須なのは、仕方がない。それでも生ハメがいかに危険であるかの知識を早急に普及させる努力が必要なのではなかろうか。
(文=ピーラー・ホラ)

「なんでスーツなんだよ!」『下町ロケット』5話、農作業中の吉川晃司にツッコミ続出

 11月18日夜9時から第6話が放送される、阿部寛主演の『下町ロケット』(TBS系)。視聴率は第1話13.9%、第2話12.4%、第3話14.7%、第4話13.3%、第5話12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と順調だ。

 同ドラマは、池井戸潤の小説を原作とした作品。元宇宙科学開発機構の研究員だった佃航平(阿部)は、父親が経営していた下町の工場「佃製作所」を引き継ぎいだ。特許侵害訴訟、ロケットエンジン用バルブシステム開発、人工心臓弁ガウディ計画など、さまざまな困難を社員と共に切り抜けてきた佃は、農機具パーツの開発に乗り出し、取引先とのトラブルや社員の抱える問題に立ち向かっていく。

 第5話では、ギアゴーストの社長・伊丹大(尾上菊之助)が顧問弁護士・末永孝明(中村梅雀)との契約を打ち切るシーンからスタート。末永はギアゴーストのライバル会社・ケーマシナリーの顧問弁護士である中川京一(池畑慎之介)と手を組み、ケーマシナリーが有利になるように情報を流していたのだ。

 そんな中、帝国重工では、ヤタガラス7号機に使う新型エンジンが完成。佃もそのお祝いにと帝国重工を訪ねていた。しかし、宇宙航空部の部長である財前道生(吉川晃司)は、どこか浮かない様子。なにやら、ヤタガラス打ち上げを最後に開発の現場を離れることが決まったというのだ。「心が空っぽになったような気分で……」と語る財前を見て、佃は「稲刈りに行きませんか?」と提案。

 財前はその誘いに乗り、経理部長・殿村直弘(立川談春)の実家で立派に実った稲を収穫することに。佃は財前の隣で鎌を振るいながら、殿村が父の代わりに農業を手伝っていることや、機械化が進んでも農作業には人の手が欠かせないことを熱弁。そして、丸1日田んぼで汗を流した財前は、殿村の母が握ったおにぎりを食べながら「こんなにうまいものだったかなぁ、米は」と、感嘆の声を漏らすのだった。

「田んぼに現れた財前の服装は、スリーピースのスーツでジャケットを脱いだ状態。佃や財前はいつも通り作業着を来て稲刈りをしていたため、財前の姿はかなり浮いていました。これには視聴者からも『財前部長なんで稲刈りにスーツなんだよ!』『作業着姿が見られると思ったのに』『田んぼにスーツはさすがにどうなんだろう(笑)』とツッコミの声が相次いでいます」(芸能ライター)

 第6話では、新規事業として無人農業ロボットの開発をスタートした財前。さっそく佃のもとを訪れ、「深刻な労働力不足にあえいでいる日本の農業を救いたい」と、農業ロボット開発に対する思いを告白。そして、佃製作所が新しく開発する農機具のエンジンとトランスミッションを供給してもらえないかと申し出た。

 一方、ケーマシナリーとの裁判に勝訴したギアゴーストは、突然ダイダロスとの資本提携を宣言。さらに伊丹は、帝国重工の的場俊一(神田正輝)への復讐心に燃えるあまり、佃製作所とも縁を切るような発言をしてしまう。すると、ついに伊丹の暴走について行けなくなった島津(イモトアヤコ)はギアゴーストを退社し、佃製作所を訪ねてくるのだった。

「第6話からは、新章となる“ヤタガラス編”がスタートします。原作にあたる『下町ロケット ヤタガラス』(小学館)は2018年9月に発売されたばかり。『ドラマでどう仕上げてくるか楽しみ』『ヤタガラス編の伊丹さんを早く見たい』と、原作ファンからも期待の声が続出しています」(同)

 ここまで信頼関係を築き上げてきた伊丹による突然の裏切り。佃製作所とギアゴーストの関係はどうなってしまうのだろうか。

「なんでスーツなんだよ!」『下町ロケット』5話、農作業中の吉川晃司にツッコミ続出

 11月18日夜9時から第6話が放送される、阿部寛主演の『下町ロケット』(TBS系)。視聴率は第1話13.9%、第2話12.4%、第3話14.7%、第4話13.3%、第5話12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と順調だ。

 同ドラマは、池井戸潤の小説を原作とした作品。元宇宙科学開発機構の研究員だった佃航平(阿部)は、父親が経営していた下町の工場「佃製作所」を引き継ぎいだ。特許侵害訴訟、ロケットエンジン用バルブシステム開発、人工心臓弁ガウディ計画など、さまざまな困難を社員と共に切り抜けてきた佃は、農機具パーツの開発に乗り出し、取引先とのトラブルや社員の抱える問題に立ち向かっていく。

 第5話では、ギアゴーストの社長・伊丹大(尾上菊之助)が顧問弁護士・末永孝明(中村梅雀)との契約を打ち切るシーンからスタート。末永はギアゴーストのライバル会社・ケーマシナリーの顧問弁護士である中川京一(池畑慎之介)と手を組み、ケーマシナリーが有利になるように情報を流していたのだ。

 そんな中、帝国重工では、ヤタガラス7号機に使う新型エンジンが完成。佃もそのお祝いにと帝国重工を訪ねていた。しかし、宇宙航空部の部長である財前道生(吉川晃司)は、どこか浮かない様子。なにやら、ヤタガラス打ち上げを最後に開発の現場を離れることが決まったというのだ。「心が空っぽになったような気分で……」と語る財前を見て、佃は「稲刈りに行きませんか?」と提案。

 財前はその誘いに乗り、経理部長・殿村直弘(立川談春)の実家で立派に実った稲を収穫することに。佃は財前の隣で鎌を振るいながら、殿村が父の代わりに農業を手伝っていることや、機械化が進んでも農作業には人の手が欠かせないことを熱弁。そして、丸1日田んぼで汗を流した財前は、殿村の母が握ったおにぎりを食べながら「こんなにうまいものだったかなぁ、米は」と、感嘆の声を漏らすのだった。

「田んぼに現れた財前の服装は、スリーピースのスーツでジャケットを脱いだ状態。佃や財前はいつも通り作業着を来て稲刈りをしていたため、財前の姿はかなり浮いていました。これには視聴者からも『財前部長なんで稲刈りにスーツなんだよ!』『作業着姿が見られると思ったのに』『田んぼにスーツはさすがにどうなんだろう(笑)』とツッコミの声が相次いでいます」(芸能ライター)

 第6話では、新規事業として無人農業ロボットの開発をスタートした財前。さっそく佃のもとを訪れ、「深刻な労働力不足にあえいでいる日本の農業を救いたい」と、農業ロボット開発に対する思いを告白。そして、佃製作所が新しく開発する農機具のエンジンとトランスミッションを供給してもらえないかと申し出た。

 一方、ケーマシナリーとの裁判に勝訴したギアゴーストは、突然ダイダロスとの資本提携を宣言。さらに伊丹は、帝国重工の的場俊一(神田正輝)への復讐心に燃えるあまり、佃製作所とも縁を切るような発言をしてしまう。すると、ついに伊丹の暴走について行けなくなった島津(イモトアヤコ)はギアゴーストを退社し、佃製作所を訪ねてくるのだった。

「第6話からは、新章となる“ヤタガラス編”がスタートします。原作にあたる『下町ロケット ヤタガラス』(小学館)は2018年9月に発売されたばかり。『ドラマでどう仕上げてくるか楽しみ』『ヤタガラス編の伊丹さんを早く見たい』と、原作ファンからも期待の声が続出しています」(同)

 ここまで信頼関係を築き上げてきた伊丹による突然の裏切り。佃製作所とギアゴーストの関係はどうなってしまうのだろうか。

King&Prince・平野紫耀『ういらぶ。』、JUMP・知念超えの興収も「内容薄すぎ」の声

 King&Prince・平野紫耀が主演を務める映画『ういらぶ。』が11月9日に公開され、10~11日の国内映画ランキング(興行通信社提供)では3位にランクイン。土日2日間(全国215スクリーン)で動員14万3,000人、興収1億7000万円を記録した。ジャニーズ事務所が今最も力を入れて売り出している平野だが、ひとまず前作の主演映画の動員を上回り、結果を残したようだ。

 今作は、「好き」と言えずドSのフリをしている“超こじらせ男子”和泉凛(平野)と、幼なじみで超ネガティブなヒロイン・春名優羽(桜井日奈子)の恋を描くラブストーリー。累計発行部数180万部を突破した星森ゆきも氏による人気コミックの実写化で、平野&桜井のほかには玉城ティナ、磯村勇斗、桜田ひより、伊藤健太郎らが脇を固めている。

「平野といえば、今年は女優・平祐奈がヒロインを演じた映画『honey』(3月31日公開)でも主演に抜てきされており、こちらは9位スタート。公開前の時点で平との熱愛疑惑が広まった影響か、土日2日間(3月31日~4月1日、全国145館)で動員5万5,097人、興収は6406万5900円という結果でした。映画情報サイト『映画.com』によれば、『ういらぶ。』は『honey』の興収比265.3%で、桜井と俳優・吉沢亮が共演した映画『ママレード・ボーイ』(4月28日公開)と比べても興収比239.2%の成績だったとか」(ジャニーズに詳しい記者)

 Twitterなどでは「原作ファンだから楽しみだったけど、想像以上で満足。キュンキュンしすぎた」「原作ファンからしても最高でした!」と、好意的な感想が多く見受けられ、レビューサイトでも概ね高評価がついている。しかし、同作を見たネットユーザーからは「ハッキリ言って前半は平野くんのプロモーションビデオみたいな感じ。平野くんファンにはオススメの作品」「全体としての流れがない。メイン2人の演技がオーバー過ぎて、共感できる要素なし」と、手厳しい意見も。

 さらには、「ハラスメント満載のいじめ増長作品だった。親としては絶対見せたくない。今の世の中ではダメなシーンが目立つ」「ドキドキ・ワクワク感がなかった。演出と演技力の問題。桜井ファンにあまりオススメできず、平野ファン専用の映画」「5.0の評価をつける人はほぼ平野紫耀ファンだろう。内容が薄すぎて途中寝そうになった」と、脚本や演出の責任を問う声や、ネット上の絶賛コメントを疑問視する書き込みもあった。

 とはいえ、前述のように数字面ではまずまずの滑り出しとなった同作。今年秋公開の話題作のデータを見ていくと、例えばEXILE・三代目 J Soul Brothersの岩田剛典と杉咲花の共演作『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(10月5日公開)は『ういらぶ。』よりも上映館が多い全国323スクリーンだったが、土日2日間で動員8万9,000人、興収は1億1738万0800円。また、佐藤健と高橋一生が共演し『億男』(10月19日公開)の記録は土日2日間で8万9,000人を動員し、興収1億2000万円(全国299館)をあげている。これに比べ、215館で始まった『ういらぶ。』は動員14万を突破しているため、大健闘といえるだろう。

「今年公開のジャニーズタレント出演映画と比較しても、平野のブレークぶりが証明されています。Hey!Say!JUMP・知念侑李が単独初主演を務めた『坂道のアポロン』(3月10日公開)はオープニング2日間で動員6万5,000人、興収8500万円(全国289館)を稼ぎ、8位発進でした。『坂道のアポロン』はジャズを通して描かれる青春物語、『ういらぶ。』は中高生向けのラブストーリーと、ジャンルは違うものの、今作で平野は“知念超え”を果たしていますからね。ちなみに、ジャニーズでトップに君臨する嵐の櫻井翔主演『ラプラスの魔女』(5月4日公開)は、公開後土日2日間で、動員は約20万8,000人、興収は約2億7800万円(全国323館)でした」(同)

 また、黒島結菜とジャニーズWEST・小瀧望がW主演した3月3日公開の『プリンシパル 恋する私はヒロインですか?』(全国164館)は封切り直後の詳しいデータは不明ながら、8位に初登場していた。順位からしても、『ういらぶ。』は『プリンシパル』より好調な出足を切ったものとみられる。

 11月19日にはTOHOシネマズ 日比谷にて「『ういらぶ。』公開御礼トークSHOW!」が開催され、主演の平野が登壇する。こうしたイベントで、公開後も客足がさらに伸びていきそうだ。

King&Prince・平野紫耀『ういらぶ。』、JUMP・知念超えの興収も「内容薄すぎ」の声

 King&Prince・平野紫耀が主演を務める映画『ういらぶ。』が11月9日に公開され、10~11日の国内映画ランキング(興行通信社提供)では3位にランクイン。土日2日間(全国215スクリーン)で動員14万3,000人、興収1億7000万円を記録した。ジャニーズ事務所が今最も力を入れて売り出している平野だが、ひとまず前作の主演映画の動員を上回り、結果を残したようだ。

 今作は、「好き」と言えずドSのフリをしている“超こじらせ男子”和泉凛(平野)と、幼なじみで超ネガティブなヒロイン・春名優羽(桜井日奈子)の恋を描くラブストーリー。累計発行部数180万部を突破した星森ゆきも氏による人気コミックの実写化で、平野&桜井のほかには玉城ティナ、磯村勇斗、桜田ひより、伊藤健太郎らが脇を固めている。

「平野といえば、今年は女優・平祐奈がヒロインを演じた映画『honey』(3月31日公開)でも主演に抜てきされており、こちらは9位スタート。公開前の時点で平との熱愛疑惑が広まった影響か、土日2日間(3月31日~4月1日、全国145館)で動員5万5,097人、興収は6406万5900円という結果でした。映画情報サイト『映画.com』によれば、『ういらぶ。』は『honey』の興収比265.3%で、桜井と俳優・吉沢亮が共演した映画『ママレード・ボーイ』(4月28日公開)と比べても興収比239.2%の成績だったとか」(ジャニーズに詳しい記者)

 Twitterなどでは「原作ファンだから楽しみだったけど、想像以上で満足。キュンキュンしすぎた」「原作ファンからしても最高でした!」と、好意的な感想が多く見受けられ、レビューサイトでも概ね高評価がついている。しかし、同作を見たネットユーザーからは「ハッキリ言って前半は平野くんのプロモーションビデオみたいな感じ。平野くんファンにはオススメの作品」「全体としての流れがない。メイン2人の演技がオーバー過ぎて、共感できる要素なし」と、手厳しい意見も。

 さらには、「ハラスメント満載のいじめ増長作品だった。親としては絶対見せたくない。今の世の中ではダメなシーンが目立つ」「ドキドキ・ワクワク感がなかった。演出と演技力の問題。桜井ファンにあまりオススメできず、平野ファン専用の映画」「5.0の評価をつける人はほぼ平野紫耀ファンだろう。内容が薄すぎて途中寝そうになった」と、脚本や演出の責任を問う声や、ネット上の絶賛コメントを疑問視する書き込みもあった。

 とはいえ、前述のように数字面ではまずまずの滑り出しとなった同作。今年秋公開の話題作のデータを見ていくと、例えばEXILE・三代目 J Soul Brothersの岩田剛典と杉咲花の共演作『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(10月5日公開)は『ういらぶ。』よりも上映館が多い全国323スクリーンだったが、土日2日間で動員8万9,000人、興収は1億1738万0800円。また、佐藤健と高橋一生が共演し『億男』(10月19日公開)の記録は土日2日間で8万9,000人を動員し、興収1億2000万円(全国299館)をあげている。これに比べ、215館で始まった『ういらぶ。』は動員14万を突破しているため、大健闘といえるだろう。

「今年公開のジャニーズタレント出演映画と比較しても、平野のブレークぶりが証明されています。Hey!Say!JUMP・知念侑李が単独初主演を務めた『坂道のアポロン』(3月10日公開)はオープニング2日間で動員6万5,000人、興収8500万円(全国289館)を稼ぎ、8位発進でした。『坂道のアポロン』はジャズを通して描かれる青春物語、『ういらぶ。』は中高生向けのラブストーリーと、ジャンルは違うものの、今作で平野は“知念超え”を果たしていますからね。ちなみに、ジャニーズでトップに君臨する嵐の櫻井翔主演『ラプラスの魔女』(5月4日公開)は、公開後土日2日間で、動員は約20万8,000人、興収は約2億7800万円(全国323館)でした」(同)

 また、黒島結菜とジャニーズWEST・小瀧望がW主演した3月3日公開の『プリンシパル 恋する私はヒロインですか?』(全国164館)は封切り直後の詳しいデータは不明ながら、8位に初登場していた。順位からしても、『ういらぶ。』は『プリンシパル』より好調な出足を切ったものとみられる。

 11月19日にはTOHOシネマズ 日比谷にて「『ういらぶ。』公開御礼トークSHOW!」が開催され、主演の平野が登壇する。こうしたイベントで、公開後も客足がさらに伸びていきそうだ。

『今日から俺は!!』第5話 東京”半グレ”VS千葉ヤンキー、中村倫也の笑顔が怖すぎる……

 

 11月11日に放送された『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の第5話は、東京の不良たちとの対決編。原作でも屈指の好感度の低さを誇る紅野を中村倫也が演じるとのことで、注目の回だった。

■中村倫也の狂気の笑顔

 原宿を訪れた三橋貴志(賀来賢人)のクラスメート・佐川直也(柾木玲弥)は、東京の不良・ユタカ(平埜生成)にカツアゲされる。ボコボコにされた佐川が言い残した「お前なんか三橋さんと伊藤さんに殺されるぞ」という言葉に興味を持ったユタカの仲間・紅野、ゴロー(池田純矢)、岩田(市川刺身)は、遊び半分で千葉のヤンキー退治に繰り出す……というのが、今回のストーリーだ。

 三橋と伊藤を探す紅野に声を掛けられるのは、今井勝俊(太賀)だ。今井の絡まれ率の高さは、一体……。結果、今井は紅野らに集団でボコボコにされてしまう。しかし、三橋と伊藤の居場所について口を割らなかった男気に「今井は今日も今井だ」と、ネットではまたしても今井株が高騰! そして、やられた今井の姿を見て火がつく伊藤真司(伊藤健太郎)。三橋と伊藤は紅野を探し始めた。

 一方の紅野は、キャラクター的に今井と正反対。「ケンカはレジャーだよ」というセリフからは、常軌を逸した性格がうかがえる。中村倫也の笑顔がこんなに恐ろしく見える日がくるとは……。今まで登場したヤンキーとは明らかに異なるタイプで、現代で言えば半グレになるような奴らだ。

 要するに、千葉と東京では個性がわかりやすく対照的なのだ。ピンチになれば、仲間を見捨てることも平気な紅野。そして、仲間がやられたら全力で仇を討ちにいくのが千葉である。

 開久高校の介入もあり、追い詰められた紅野は、仲間を盾にすんでのところでタクシーで逃走し、勝ち逃げを図った。しかし三橋は、ずる賢さでも東京者を上回る。新聞に「犬を助けてくれたお兄さんを探しています」とニセの美談を似顔絵付きで投稿し、情報をゲット。紅野が通う高校へ乗り込むことに成功したのだ。そして高校の友人らの前で紅野をキレさせ、本性をあらわにして居場所をなくすという方法で追い詰め、頭脳的にリベンジを果たした。

■人気キャラ・中野誠を登場させてほしい!

 実はこの東京編、原作ではかなりの長編だった。軽井沢へ旅行に行った三橋らとユタカの間で一悶着あり、復讐のためにユタカが紅野らを伴って千葉へ遠征に行くという設定だったのだ。

 軽井沢編に触れてくれたならユタカが千葉にムカついている理由も明らかになるが、尺の問題もあるだろう。仕方なかったのかもしれない。それより、あの長編をうまく1話にまとめたなあと、今回は逆に感心した。

 ならば期待したい。原作における屈指の人気キャラクター・中野誠がドラマ版に登場しないのか、原作ファンはずっとヤキモキしているのだ。いまだ、キャスト・出演者の情報で、中野について触れられていないのだから。

 確かに、中野を登場させるには手間がかかる。彼の初登場は、三橋らが京都へ修学旅行に行った際だった。三橋らは同じく京都へ修学旅行に来ていた茨城の高校と揉めてしまい、この時に三橋&伊藤と中野は対峙。伊藤とのタイマンで敗北した中野だったが、これを機に両者は強さを認め合う仲となり、その後、中野は今井のいる紅高へ転校。一匹狼のスタンスで三橋らに絡むようになった。最終決戦となる相良猛(磯村勇斗)との対決でも三橋の援軍に加わる中野は、ニヒルな個性も相まってファンからの高い人気を集めている。

 今回の東京編は原作のおいしいところをつなげ、巧みに映像化していたと思う。この手法で、修学旅行編を削ってもいいから、なんとか中野を登場させてほしいと願うばかり。実は役柄とキャストが発表される前、中村倫也が中野を演じてくれるのかと早合点していたほどなのだ。

(文=寺西ジャジューカ)