未婚男性からは「ふざけるな!」の大ブーイング! 中国で“独身税”導入か

 人口の男女比の偏りから「男余り社会」が進行している中国で、事実上の独身税が導入される見通しだという。

 6月19日、中国財政部(日本の財務省に相当)が、所得税に関する新しい制度の導入についてホームページ上で公表した。それによると、子育てや子どもの教育に関する支出を、所得税の控除対象とする方針だという。

 具体的にどの程度まで控除を認めるかについては言及されていないが、子育て家庭を優遇する政策に対し、単身者たちから不満が噴出している。

 早速ネット上では、「結婚して子どもがいる人は、十分幸せな上、税金も優遇される。その穴埋めを未婚の若者にさせるというのか? ふざけるな!」「金がなくて結婚できないのに、子どものいる人ばかり税金が優遇されるのは不公平だ」などと、独身男性とみられる者たちからの、恨み節ともいえるコメントが相次いでいる。

 一部中国メディアも、「子育て家庭を優遇するということは、事実上の独身税である」と批判している。

 中国では経済的な理由や、子育て環境への不安から、結婚できない若者が多いことも事実だが、それ以上に、結婚適齢期の人口では、男性が女性よりも3,000万人も多い男余り社会であることも、独身者が多い理由だろう。ここまで男余りが進んだ原因は、一人っ子政策時代に横行していた男女の産み分けだ。

 ちなみに、紀元前の前漢の時代に独身税があったことがわかっており、少子化に頭を痛めていた恵帝が、未婚の15~30歳までの女性に、通常の5倍以上の税金を納めさせていたという記録が残っている。

 子育ても大変だが、中国では独身でいることも肩身が狭いのだ。

 (文=青山大樹)

未婚男性からは「ふざけるな!」の大ブーイング! 中国で“独身税”導入か

 人口の男女比の偏りから「男余り社会」が進行している中国で、事実上の独身税が導入される見通しだという。

 6月19日、中国財政部(日本の財務省に相当)が、所得税に関する新しい制度の導入についてホームページ上で公表した。それによると、子育てや子どもの教育に関する支出を、所得税の控除対象とする方針だという。

 具体的にどの程度まで控除を認めるかについては言及されていないが、子育て家庭を優遇する政策に対し、単身者たちから不満が噴出している。

 早速ネット上では、「結婚して子どもがいる人は、十分幸せな上、税金も優遇される。その穴埋めを未婚の若者にさせるというのか? ふざけるな!」「金がなくて結婚できないのに、子どものいる人ばかり税金が優遇されるのは不公平だ」などと、独身男性とみられる者たちからの、恨み節ともいえるコメントが相次いでいる。

 一部中国メディアも、「子育て家庭を優遇するということは、事実上の独身税である」と批判している。

 中国では経済的な理由や、子育て環境への不安から、結婚できない若者が多いことも事実だが、それ以上に、結婚適齢期の人口では、男性が女性よりも3,000万人も多い男余り社会であることも、独身者が多い理由だろう。ここまで男余りが進んだ原因は、一人っ子政策時代に横行していた男女の産み分けだ。

 ちなみに、紀元前の前漢の時代に独身税があったことがわかっており、少子化に頭を痛めていた恵帝が、未婚の15~30歳までの女性に、通常の5倍以上の税金を納めさせていたという記録が残っている。

 子育ても大変だが、中国では独身でいることも肩身が狭いのだ。

 (文=青山大樹)

池松壮亮の『宮本から君へ』が、屈指の青春ドラマとなり得たワケ

金曜深夜に放送されている『宮本から君へ』(テレビ東京系)は、文具メーカー・マルキタの営業として働く新卒のサラリーマン・宮本浩(池松壮亮)を主人公としたドラマだ。仕事に対して情熱を持てずにいた宮本が、駅のホームでいつも見かける女性・甲田美佐沙子(華村あすか)に声をかけたことをきっかけに物語は動き出す。

 原作は90年代前半に週刊モーニング(講談社)で連載されていた新井英樹の同名漫画。物語は二部構成となっており、1~4話は宮本と甲田美紗子の甘酸っぱくも痛々しい恋愛模様を描いており、5話以降は、先輩・神保和夫(松山ケンイチ)から引き継いだ営業先における新規案件の入札をめぐる、ライバル会社との激しい対決が描かれている。

 『宮本から君へ』が連載されたのは、バブル崩壊直後とはいえ、一度会社に入れば安定した生活が保障されると思われていた、まだ豊かな時代。汗水垂らして一生懸命に働くなんてカッコ悪いというのが、当時の空気だった。そんな時代のカウンターとして本作は描かれ、仕事にも恋愛にも一生懸命の暑苦しい男・宮本浩の生き方は、読者の間で賛否を呼んだ。

 舞台が現代に変わったドラマ版には、漫画のような賛否を呼ぶ破壊力はないものの、会社を舞台にした青春ドラマの傑作に仕上がっている。

 何より、役者が素晴らしい。今作が女優デビューとなる華村あすかの初々しい演技、松山ケンイチ、蒼井優、星田英利、柄本時生といった実力は俳優が脇を固めていて、深夜ドラマとは思えない豪華さだ。中でも一番目が行くのは、やはり主人公の宮本を演じる池松壮亮だろう。

 池松は、最近では是枝裕和監督の映画『万引き家族』等に出演している、27歳の実力派俳優。テレビドラマでは、福本伸行の漫画を映像化した『銀と金』(テレビ東京系)で主演を務めている。『銀と金』は、池松が演じるフリーターの青年・森田鉄雄が、銀さん(リリー・フランキー)と呼ばれる謎の男の導きによって、億単位の金が動く裏社会のマネーゲームに巻き込まれていく物語で、ドラマ自体は面白かったものの、森田を演じた池松の演技に対しては、若干の疑問があった。

 森田という存在は、当初、冴えない青年だったのが裏社会の荒波に揉まれることで、勝負師としての才能に目覚めていく男だが、池松演じる森田は、最初から目が血走っていて、狂気を秘めた迫力があった。本来、最初に見せるべき“普通の青年”の側面が機能していないように感じられたのだ。

 かつて、小栗旬は「クイック・ジャパン vol.115」(太田出版)に掲載された鈴木亮平との対談で、染谷将太と池松壮亮に関して「本当に死んだ目ができる」俳優だと絶賛し、(自分にはできない)熱のない芝居ができる彼らに憧れると語っていた。しかし、『銀と金』ではその死んだ目がもたらす狂気がマイナスに働き、平凡な青年役はあまり向いていないのだろう、と思ったのだ。

 そのため、『宮本から君へ』の宮本のような平凡な人間が一生懸命、足掻いている時の暑苦しさを演じることができるのか懸念したが、池松自身も不安があったようだ。

同誌vol.137のインタビューで、池松は『宮本から君へ』の大ファンで、初めて読んだ22歳の時は宮本を演じたいと思ったが、宮本は「手放しの前向きさ」を持ったヒーローであり、自分はそのようにはなれなかった人間なのだ、と語っている。そのうえで、今の時代に自分が演じるのであれば、漫画版とは違う「人間としての宮本」を演じるしかないという。

 ドラマを見ていると納得できる発言だ。ドラマの宮本は、行動こそ原作と同じで、自分の中に信念を貫こうとするあまりに、恋愛でも仕事でも周囲を傷つけ、上司からは自分のことしか愛せない「究極のエゴイスト」だと言われる。だが、宮本はそのことに自覚的で、自分の行動が身勝手な自己満足でしかないことをわかっている。この自覚的な部分が強調されているのがドラマ版といえる。

 ライバル会社の社員と喧嘩したり、見積書をもらうために横断歩道で土下座したりといった荒々しい場面に目が行きだが、ドラマで一番印象に残るのはナレーションだ。つぶやくように語られる心の声は内省的なもので、宮本が自身を醒めた目で見ているように感じる。そして、これは池松が本来得意とする熱のない演技だ。このナレーションが随所に挟まれることで、ドラマ版の宮本は、自分の信念を貫くために、あえて熱い人間として振舞っていると思えてくる。

 上記のインタビューで、池松は「嫌でも、前を向かなきゃいけないんじゃないか。強引にでも笑わなきゃいけないんじゃないか、という気分はおそらく入るだろう」と語っていたが、この、嫌でも前向きであろうとする宮本のあり方と、宮本を演じようとする池松の気持ちがリンクしたからこそ、ドラマの宮本にリアリティが生まれ、現代にも通用する屈指の青春ドラマとなり得たのだ。
(成馬零一)

山下智久の顔は「人類の奇跡」って本当!? Dr.高須幹弥がジャッジを下す!

1802yamashita【第66回】「高須幹弥センセイ、“奇跡の顔”ってどんな顔ですか?」

 現在ソロで活動中のジャニーズアイドル山下智久。ドラマや映画など話題作に次々と出演し、俳優としての活躍にも注目が集まっているが、事あるごとに取り沙汰されるのは、今年で33歳を迎えたとは思えないほど整ったルックスだ。山下のイケメン度はファンのあいだで「人類の奇跡」とまで称され、完成度の高さが絶賛されているのだが、果たして本当に“奇跡”と言える顔立ちなのか!? 高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生、山Pの顔面診断をお願いします!

■山Pはイケメンだけど奇跡ではない

 山下智久さんは、なんといっても目が特徴的です。蒙古ひだがほとんど張っておらず、涙丘がかなり見えていて、西洋人に近いタイプの目をしているんです。若干外斜視ですが欠点と言うほどではなく、ハーフっぽい目のカタチと相まって、エキゾチックやミステリアスといった印象を与える目になっていると思います。

 また、輪郭はシャープで女性っぽいイメージながら、目と眉の距離が近くて彫の深い顔立ちや、整った目鼻立ちは男性らしい印象もあり、顔に大きな欠点も見当たらないので、イケメン度はかなり高め。ジャニーズでいえば、岡田准一さんや中島健人さん、亀梨和也さんなどと同レベルだと思います。その中で誰が上なのかは、もう見る人の好み次第です(笑)。

 ただ、「人類の奇跡」というほどではないですね。そもそも「人類の奇跡」と言える顔立ちがどんな顔なのかよくわからないけれど、奇跡というくらいだから、ありえないくらい左右対象とか、人間離れしている感じなのかなと。山下さんは確かにイケメンだけど、そこまでではないですから、恐らく熱狂的な一部のファンが言っているだけなのでは?

 とはいえ、33歳という年齢からすると、肌はツルっとしていてシミや毛穴の開きもなくキレイだし、たるみもないので、5歳くらい若くは見えます。男性は30代になると顔や体に脂肪がつきやすくなり、太り始める人も多いんだけど、山下さんは体形もスマート。不摂生をせず、今のままでいけば、キレイに歳を重ねていけると思いますよ。ジャニーズでいえば、東山紀之さんのような雰囲気になっていくんじゃないかな?

■演技力がなくてもソロで売れる顔

 以前、NEWSのメンバーとして活動していたときから、グループ内で目立っていたと思いますが、山下さんほどのイケメンであれば、ソロでも十分やっていけるでしょう。1人でもグループでも、どちらでもそれなりの味が出せる顔だと思います。

 というのも、ソロで活動するのって中途半端なイケメンではムリなんですよ。例えば、V6の井ノ原快彦さんみたいに、愛されキャラとか、MCができるとか、何かしらの特技あればイケメンじゃなくてもやっていけるのですが、顔だけで人気を維持するのはかなり大変。なので、才能があるか、すごくかっこいいか、もしくはその両方でないと、長続きするのは難しいんです。でも、山下さんは、演技力などの才能がズバ抜けていなくても、それなりにあれば何とかなるくらい、ソロで通用するイケメンだと思います。

高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
公式ブログ

清純派アイドル・吉川友の路線変更が話題「下ネタキャラに転向したのかな?」

 6月30日放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)に、清純派アイドルとしてお馴染みだった吉川友が登場。アイドルとは思えない“下ネタ”を連発し、「いつの間にこんな…」と視聴者をざわつかせている。

 吉川友といえば、かつてはハロプロエッグ(現・ハロプロ研修生)として活動。アニメ『きらりん☆レボリューション』の声優ユニット「MilkyWay」としてCDをリリースし、当時の子どもやアニメファンにも知名度を広げた。2011年にはCDシングル「きっかけはYOU!」でソロデビュー。続く2ndシングル「ハピラピ ~Sunrise~」は、オリコンランキング4位にランクインしている。

 そんな彼女は同番組で、“体操が気持ち悪い”ことを反省。下半身の関節が非常に柔らかく、ファンを引かせてしまうという。実際にスタジオでは、仰向けに寝そべった状態で膝の関節を180度曲げる“逆M字開脚”を披露。見たことのない体勢に、共演者からは悲鳴が巻き起こっていた。

「今回吉川は、胸元が開いた赤い衣装とバッチリメイクで登場。この時点でかつてのファンは『なんかしばらく見ない間にケバくなった』とげんなりしてしまったようです。さらに彼女は、番組で意味深な言葉を連発。下半身だけが柔らかいことを『ゆるいんです、股が』と言ったり、『もし役に立つとしたら夜の営みくらい』と自虐していました。これにはMCの有吉弘行は『アイドルっぽくないよね意外と』と驚いた模様。ネット上では『下ネタキャラに転向したのかな?』『清純派とはなんだったのか…』『アイドルとしてこれはどうなの?』といった声が上がっています」(芸能ライター)

 放送内で吉川は、タレント・ぱいぱいでか美の衣装に着替えて番組後半に再登場。胸元にハートマークの穴が開いたセクシーな衣装を披露した。下ネタで散々場をかき乱した吉川だが、これには視聴者も「最高にエロい」「やっぱり吉川っていい乳してるな」と納得。とても“清純派”とは呼べない現在の彼女の姿が、無事世間に広まったようだ。

「以前から吉川は、一部ファンの間で“黙っていれば清純派”“中身がおっさん”などと言われてきました。アイドルにしては発言がかなり明け透けで、2016のバースデーイベントでも『肉食系女子としてやっていきたい』と抱負を語っています」(同)

 ちなみに彼女は、「8月8日はぱいぱいの日! ~わがままBODY頂上決戦~」というイベントでぱいぱいでか美と共演する。『有吉反省会』で吉川は「今でも清純派」と言っていたが、その路線はさすがにもう厳しいかもしれない。

内山理名、吉田栄作との交際“スピード公表”は「どちらかのリーク」内山の事務所は窮地に……

 女優・内山理名が俳優の吉田栄作と今年4月頃から交際していることを、6月30日発売のスポーツ紙が一斉に報じた。2人は昨年11月に放送されたドラマで初共演。その後、食事などを通して親密になったという。

 吉田はモデルの平子理沙と2年半前に離婚しており、現在は独身。内山は今年、デビュー20周年を迎える。過去には東山紀之と“15歳差カップル”として交際、さらに別の俳優とも時代劇での共演を機に親密な仲がウワサされたり、2年前にはヘアメイクとの恋仲も報じられていたが、内山にとっては東山以来の“ビッグネーム”のお相手となる。

「スポーツ紙の報じた内容を見る限り、とても前向きな“爽やかカップル”で統一されている。おそらく、どちらかの事務所関係者がリークした可能性があり、今後、週刊誌で続報が出ることを予想しての“スクープ潰し”の可能性もある」(在京テレビ局情報番組スタッフ)

 一方で心配されるのは内山が、近年売れっ子女優が次々と一線から退こうとしている芸能事務所・スウィートパワー所属というところだろう。

 昨年2月末日で稼ぎ頭だった堀北真希が芸能界を引退、さらに桐谷美玲も三浦翔平との結婚、仕事セーブが一部で報じられるなど、事務所にとっては看板女優の離脱が目立ち、痛手を被っている。

「そこへ安定した演技で実力派女優として知られる内山まで結婚となれば、さらに事務所にとっては厳しい状況になる。新たな稼ぎ頭として知英や桜庭ななみらにシフトしようとしていますが、すぐに育つわけではない。やはり、結婚や出産で活動に波がある女性芸能人を売っていくのは、なかなか一筋縄にはいかないものですね」(芸能関係者)

 とはいえ、2人には幸せになってもらいたいものだ。

板東英二、鉄板ネタを“二周目”狙い!? 「高倉健ネタ」と「ゆでたまごネタ」は、なぜ強いのか

 タレントの板東英二が、自身の“鉄板ネタ”の「2周目」狙いを目論んでいる。

 6月30日に放送された関西テレビ『鶴瓶&なるみのテレビのコト聞いてみよ!』にゲスト出演。かつて関西ローカルの番組で人気者にのし上がった歴史を5、6分程度のVTRでまとめ、自ら回顧。その後、番組MCを務めた笑福亭鶴瓶、なるみ、ピーコら旧知の仲であるタレントを前に、マイペースに名優・高倉健とのネタを披露。彼から時計を贈られたくだりを話し始めると周りからは「時計もろうた話はもうええ!」「ちょいちょい健さんの名前出てる」とイジられまくった。

 また、板東といえば、ゆで卵好きでも知られているが、その真相について「(ゆで卵は)いつだって食べれるんです。そんな(にも)食べへん」「アレを買えるくらい偉くなった(と見せるために買った)」と暴露。最後には「これからますます元気にならなアカン」と言い切り、鶴瓶からは「これだけよう(トークの)エンジンかかりまんな!」と呆れられていた。

「脱税事件の影響でしばらくテレビ業界とは疎遠になっていましたが、また徐々に再開し始めている。なんといってもかつての『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ系)の名司会ぶりは有名で、実力はある人。鶴瓶ほか明石家さんまら大御所芸人とのつながりも深く、トーク力もさびていない。それでいて、板東自身の話芸を知らない世代も増えてきている。今回の出演内容もウワサもすぐに広まるとなれば、あちらこちらかの出演オファーが届くでしょうね」(中堅放送作家)

 ちなみに御年78歳の板東。元気で何よりといったところだろうか。

W杯「日本対ベルギー戦」直前! 渋谷で大騒ぎするサッカーファンの心理を、臨床心理士が解説

mozaikugazou702 現在、開催中の『2018FIFAワールドカップ ロシア』で、2大会ぶりに決勝トーナメントに進出した日本代表。初の準々決勝進出がかかったベルギー戦(日本時間3日午前3時キックオフ)に向け、日本代表を応援する人々は徐々にボルテージを高めているようだ。そんな中、話題になっているのが、東京・渋谷に集結するサッカーファンの“熱狂ぶり”だ。日本戦開催日、駅前のスクランブル交差点周辺がユニフォームに身を包んだサッカーファンで埋め尽くされる光景は、いまやW杯の風物詩となっている。

 彼らは試合開始前から徐々に集まり出し、声だしをしたり、仲間同士で円陣を組んだりなどして、士気を高めながらキックオフの時を待つ。試合自体は、おのおのスマートフォンや近場のスポーツバーなどで鑑賞しているが、渋谷に集った人々はある種の“一体感”を抱きながら試合展開を見守るのだ。そして日本の勝利が決まると盛り上がりは最高潮に達し、大勢のファンがハイタッチをしながら交差点を渡り、ハグをし合い、「ニッポンコール」が飛び交う“お祭り状態”に。警視庁はそんなサッカーファンによる混乱やトラブルを防ぐため、機動隊員ら数百人を動員して警備に当たっており、29日のポーランド戦後には、「機動隊員の帽子を奪った」として男子大学生が現行犯逮捕されるという事件も起こった。

 こうした渋谷のサッカーファンの様子がニュースなどで報じられるたびに、ネット上では「日本が勝ってうれしいのはわかるけど、はしゃぎすぎ」「ただ騒ぎたいだけなんじゃない?」と冷ややかな声が少なくない。確かに外から見ると異様に見えるのかもしれないあの熱狂ぶりだが、今回は、そんな“渋谷で大騒ぎするサッカーファンの心理”を、神奈川大学心理相談センター所長、人間科学部教授である臨床心理士の杉山崇氏に解説してもらった。

 2002年の日韓W杯の際、「私もハイタッチしていました(笑)」と言う杉山氏は、最初に日本人は“お祭り好きの民族”である点を指摘する。

「日本の農村では、もともと月に一度はお祭りがあったんです。というのも、彼らは日々単調な農作業をしていて、これと言った娯楽もなく、ひもじい思いをしていただけに、月に一度はパーッと騒ごうと、お祭りを開いていたわけです。そうやってリフレッシュをして、日々の暮らしに耐えていた面があります。しかし、都市化して農村がなくなると、無理やりお祭りに巻き込まれることもなくなり、自分でお祭りをプロデュースしなければいけなくなりました。それをサッカーに見いだした人たちが、W杯日本戦の日に、渋谷に集まっているのかなと思います」

 人にはそれぞれ“その人にとってのお祭り”があり、例えば「好きなアーティストのコンサートに行く」「ハロウィンパーティーを楽しむ」というのもまた、お祭りの一種であると言えるそうだ。そんなさまざまなお祭りの中でも、特にW杯に熱狂する人が多いのは、サッカーという競技の特性に起因しているという。

「人は、頭を使っていると、感情的になりにくいという面があります。サッカーはボールをゴールに蹴り込むという単純明快なルールかつ、攻守の切り替えが速いスポーツだけに、熱くなりやすく、かつアドレナリンが分泌されやすいんです。サッカーは、“ルールが厳密”“攻守の入れ替えがゆっくりしている”野球とは違って、頭を使わずに見ることができるわけです。まさに、お祭りにもってこいのスポーツだと思います」

 また、W杯は、人間の持つ2つの本能的な欲求を満たしてくれる面もあるという。

「実は人間というのは、本能的に『仲間意識に酔いしれたい』という思い、また外集団(自分と競争し対立していると感じる集団)に対して、攻撃的な気持ちを向けたいという思いを持っています。W杯の『日本対○○』という構図は、帰属意識によって『日本人=仲間』と思えますし、対戦国チームに遠慮なくブーイングをするなど、敵意を向けることが許されるんです」

 日常生活では、たとえ同じ職場の仲間だとしても「実は利害関係があるなど、仲間意識に酔いしれられないことが多い。一方で、『みんな仲良くしましょう』と言われ、誰かに敵意を抱くことがよしとされない風潮もあります」とのこと。W杯は、そんな抑圧された思いの発散場となっているようだ。

「仲間意識への欲求に関して付け加えるならば、“仲間とのバンド活動に没頭している人”などは、W杯のようなお祭りが不必要というケースもあるかもしれません。ただし、やはりどうしても日常生活にはさまざまなしがらみがあるだけに、早々満たされるものではない。親子間でも『子どもには、親には、こうあってほしい』といった思いを抱いてしまうものですし、シンプルなマインドでの仲間意識は、なかなか抱けないのかもしれませんね」

 ちなみにサッカーファンたちが一斉に声を出して「ニッポンコール」をするのも、仲間意識をより強める行為だと言い、「帰属意識に飢えている人は、『みんなが1つになっている』と感動するんですね」と語る。

 恐らく、ベルギー戦のキックオフに合わせて、渋谷にはまた大勢のサッカーファンが押し寄せることだろうが、事故や事件を起こすことなく、節度を持って仲間意識への欲求を満たしてほしいものだ。

高プロは序奏でしかない? 政府が目指す「成果型」の完成形はすべての会社員に関係ある

 こんにちは! ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

 最初に個人的なお知らせがあります。7月中旬頃に新刊が発売されます。タイトルは『まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる!お金の貯め方・増やし方』(明日香出版社)です。Amazonでも予約受付が始まりました。この連載でも紹介してきた企業型DCやiDcCoの実践的なこともふんだんに書きました。読んでいただけたら嬉しいです。

 さて、6月29日、安倍政権が今国会の最重要課題と位置付けてきた働き方改革法案が成立しました。法案に盛り込まれる内容の中で最も注目されていたのは「高度プロフェッショナル制度」。略して高プロとも言われています。

 一部の高収入会社員限定のもので自分には関係ないと思っている人も多く、その場合、制度の内容にも注目していないかもしれません。今回は、高プロについての解説と、本当に自分に関係ないかということをお伝えしていきます。

高度プロフェッショナル制度って何?
 まず、高プロの対象者ですが、会社員の中でも年収1075万円以上で、かつ、アナリスト、コンサルタントなど一部の高度な専門業務に限られる、ということになっています。

 通常の会社員は1日8時間、週40時間の労働という法律上の縛りがあり、それを超えると時間外労働、そして深夜労働、休日労働という取り扱いになりますが、該当者からはそういった考え方がなくなります。労働時間という概念がほぼ無くなってしまうということです。当然、それらに対する手当、割増賃金もなくなります。労働への評価・対価は「時間型」から「成果型」になるのです。成果によっては、給料が下がることもあるでしょう。

 なぜこのような話が出てくるかというと、大きな理由としては、日本の企業は人件費のわりに、つまり労働時間のわりに生産性が低いことが指摘されているからです。経済成長を促し国際競争力を高めるためには、ここテコ入れしなければということです。また、労働者にとっても、現状だと仕事の遅い人の方が残業代等でお給料が高くなる現象も起こります。

なぜ国会でこんなに揉めたの?
 高プロに対しては反対意見が非常に多く大揉めになりました。揉めた大きな理由として挙げられるのは、「過労死」を招く可能性があるだろうという指摘です。

 何時間働いても問題がないので、仕事の完了や成果を求めて際限なく働いてしまう、というか働かされてしまう可能性は考えられます。今までの法律でもいわゆるブラック企業に勤務し過労で亡くなった方がいます。その遺族にとっては、労働時間という概念のない制度の成立など考えられないということで、声を上げています。人の「死」に繋がることとして国会も揺れたという印象が強いです。

 また、働き方改革とは、長時間労働を是正する、働き方の多様化を柔軟に受け入れるなど、働く手にとってプラスのものではなかったのですか? 実は、雇う側にとって都合の良い話だったのですか? という声もあります。会社と従業員が、同じ方向を向くのが理想ですが、どうしても対立する両者になりやすいのでこういった意見が出るのも当然でしょう。

 現在の法律でも「裁量労働制」という、きっちり所定労働時間を働くことではなく、成果が重視される制度があります。高プロよりも縛りがあるにも関わらず、長時間労働が横行しており、会社側に都合の良い制度では? という指摘が以前からありました。そして高プロについて議論する際、この裁量労働制の実態データが参考資料として使用されていたのですが、厚生労働省が高プロ成立のためにデータを改ざんしたのではという問題もありました。

その他の労働者には関係のないこと?
 高プロの対象は一部の人ですが、「時間型」から「成果型」への時流の変化は、将来的には全ての会社員にとって関係のあることだと思います。

 なにせ、高プロの元となったのは、第一次安倍政権の時に実現しなかった「ホワイトカラーエグゼンプション」と言われているからです。エグゼンプションとは、脱時間給制度です。こちらは年収400万円以上のホワイトカラーを対象と考えられていました。年収400万円となれば日本中の多くの会社員・契約社員が対象となります。政府が目指す「成果型」の完成形はここではないかと考えられます。

 今回の高プロ成立を含む働き方改革は、労働基準法制定以来70年ぶりの大改革です。法律の改正には何らかのメッセージがあると考えるべきだと思います。長らく、労働者に有利とも言える労働者トレンドだった法律ですが、もしかすると会社側に有利とも言える経営者トレンドに動いていく可能性、そして結果を出す人とそうでない人に対する報酬やストレスの格差が生まれるなども考えられるのではないでしょうか。

 今回の対象者は少なくても、関係の無い話とは思わない方が良さそうです。

SNSで「娘とデート」と書く父親に嫌悪感を抱く理由

 連日のように、小学生女児に対するワイセツ事件や連れ去り事件が報じられてますね。新潟の小学2年女児殺人事件の容疑者は、近所に住む若い男でした。首を絞めたという自供をしているという報道もあるようですが、なんで殺すの、こんな小さい子を。犯人の心理はまったく理解できないし、子どもを殺したヤツらは全員極刑でいい!

 こういう事件が続くと、小学3年生の娘ココのことも心配になります。オレはココが1年生の時から通学路で1人っきりにならないように徹底してきました。1年生の時は毎日オレが学校まで送ってました。学校から学童保育クラブまでは子どもの足だと7~8分かかるので、「必ず友達と一緒に行くこと」とずーっと言い続けました。2年生になってからは、ココと同じ幼稚園だった女の子が同じ小学校に入学したので、その子が毎朝、ココを迎えに来て2人で登校してます。

 子どもを狙う犯人の多くは、登下校に1人でいる女児をチェックしてるらしいじゃないですか。確かに、通学路を歩いていても、「ここでいきなり車を横付けして、子どもをひょいっと抱っこして連れ去っても、誰にも気付かれないな」と思う場所がいくつもあります。都会でも住宅街だと人通りがない場所があるわけで、うかうか安心してられない。やはり、ココが1人にならないようにするのが大切!

 しかし、3年生になってから6時間授業の日が週2日に増えたんです。そのうちの1日は、放課後に英会話教室がある。6時間授業の日は直接英会話教室に行かないと間に合わないので、一緒に英会話へ通ってる男子のママに、「学校から2人で行かせない? 下駄箱で待ち合わせして、そのまま2人で行かせよう」とLINEしたら、「そうしよう!」との返事。この男子とはクラスが別なので、ココに「必ずその子に『一緒に英会話教室に行くから下駄箱で待ち合わせ』と伝えなよ」としつこく念を押す。登校時にも、「今日は絶対一緒に行くこと!」と何度も言うと、ココは「しつこい!」とキレてました。学校に見に行こうかと思うほど不安だったものの、無事に一緒に行ったみたいで安心しました。

 近所だから子ども1人でも大丈夫だろう、という親の気のゆるみが犯罪に巻き込まれるきっかけ! 女の子は小学高学年までは絶対に1人で歩かせてはダメですね。今の時代は男児だって危険ですし。

 相変わらずココの服はオレが買ってます。最近はZARAで買っているんですが、店で女児の服を見ているパパはオレだけ! ココの夏物の短パンを物色していると、店員や買い物に来ているママたちにジロジロ見られるんですよ。それをこのコラムの担当Sさんに話したら、「まだココちゃんの服を買ってるんですか! そろそろキモイ」と言われてしまった! さすがにパンツとか水着とかは見てないから、服くらいいいじゃないか、と思うんですけどね。まあ、でもオレも50歳超えたオヤジだし、女児の短パンを真剣に見てると変態に見えるのかも。

 ところでオレは、今でもココと一緒に風呂に入っているんですが、だいたい何歳くらいまで入るんだろうか? この前、保護者会で先生が「毎年、3年生の後半になると、生理になる子が出てきます」と言ってました。さすがにココはそんなに早くないと思うけど、生理が始まったら風呂も終わりかね? ココがイヤだと言うまでは一緒に入るよ、オレは!

 そして最近オレが気持ち悪いと思っているのが、Facebookの投稿で見かける「今日は娘と○○でデートしてきました」と娘と手をつないだり、抱きしめたりしてる写真をアップしてるヤツ。娘と出かけるだけなのに「デート」ってなに? お前の彼女かよ? ドン引きで寒気がするほどキモイ……。そういう言葉を選ぶってことは、心のどこかで自分の娘を「女」として見てるってことでしょ。オレにはない感覚だから、なんで「デート」という表現を使うのか、意味がわかりません。娘はただの娘! SNSで「娘とデート」という表現はマジでやめてくれ!