ベッキーの“TBSレギュラー復帰”に黄信号!? 泉ピン子への「不義理」で……

 7月1日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に泉ピン子が出演し、先ごろ巨人の片岡治大コーチとの真剣交際が報じられたベッキーに苦言を呈した。泉は報告がなかったことに「失礼だろ」と怒り気味。さらにベッキーと連絡を取ると「誠実な人とお付き合いしています」と述べたようで、これには「前の相手が不誠実すぎるんだ」とピシャリ。ベッキーに対する泉の愛のある説教といえるが、一方で危ぶまれるのが、ベッキーのTBS復帰だろう。

「何しろベッキーはTBSでは多くのレギュラーを抱えていましたからね。『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』では、地味な格好の“木部さん”に扮して一般人に紛れ込む企画などで知られました。さらに不倫報道から最初に地上波復帰を果たしたのは『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』です。しかし、謹慎に入ってからわずか4カ月目の出演であったため『いくらなんでも早すぎるのでは』と非難が殺到しました。両番組へのレギュラー復帰は、現在もかなっていません。もともとファミリー向け番組への出演が多かったので、不倫イメージがアダとなっています」(放送作家)

 このタイミングで泉のご機嫌を損ねてしまったのは、問題といえるかもしれない。

「泉ピン子といえば、TBSに絶大な影響力を持つ存在ですからね。同局の名物アナウンサーである安住紳一郎とも昵懇であり、さらに泉がロケコーナーを担当する『ぴったんこカン・カン』にはベッキーも準レギュラーとして出演していました。いわばアッコファミリーならぬピン子ファミリーの一員ともいえます。やはり、交際報告はきちんとすべきだったでしょう。泉は、おせっかいおばさんキャラの代表格ともいえますが、中高年の支持も厚いですから、ベッキーに対する視聴者の思いを代弁しているともいえるでしょう」(同)

 放送では笑いに変えられてはいたが、ベッキーのTBS復帰にはイエローカードが出てしまったのかもしれない。

(文=平田宏利)

「アホ丸出し」「本気で引く」 自撮り写真で“物議を醸した”芸能人たち

 『2018 FIFA ワールドカップ ロシア大会』で2大会ぶりに決勝トーナメントに進出し、強豪ベルギーを相手に善戦を見せたサッカー日本代表。惜しくも敗れ去ってしまったが、“サムライブルー”には日本中から熱い声援が送られた。

 芸能界からも多くのエールが送られ、女優・川口春奈もインスタグラムにメッセージを投稿。「最高でしたね! ほんとにほんとにお疲れ様でした!」と選手たちをたたえ、日本代表ユニフォームを着用した自撮り写真をアップ。しかしその頬には、五輪マークがペイントされていた。

「この川口の姿に、『アホ丸出しじゃないか』『W杯と五輪の区別がついてないのか』『恥ずかしいです。投稿消してください』などの声がコメント欄に殺到する事態に。川口は翌日の投稿で、『JJで2020年のオリンピック企画で五輪マーク描いてもらったけど服はサッカーってだけ』と、軽い調子で釈明していました」(芸能ライター)

 思わぬ波紋を広げてしまった川口だが、芸能人が「自撮り写真」の投稿で失敗してしまった事例は案外多い。

「俳優の杉浦太陽は、7月2日のブログに自撮り画像を投稿。しかし本文中で写真に触れる記述はなく、写真自体もキラキラの目や画像の白っぽさなど加工が施されたような印象がありました。“キメ顔”を披露した杉浦でしたが、ネット上では『こんなドヤ顔笑うわ。年齢考えろよ』『正直言って気持ち悪い』『白く飛ばしすぎ。加工ヘタクソですね』『ほんとやめてほしい。自分の父親がキメ顔の自撮りをSNSに上げてたら、本気で引くわ』と散々な言われようです」(同)

 モデルの紗栄子は、ロンドンを走行中のバス内で撮影したショットを披露。続く投稿でコーディネートに使用したブランドを紹介した。

「紗栄子のファッションはボーダーのカーディガン・真っ赤なワンピース・丸いブラックレンズのサングラスというもので、さらに別の写真でニーハイロングブーツを履いていたことが確認できます。目立ちすぎる紗栄子のコーディネートに、『周りから見て「何やってんだこの日本人」と思われてそうで恥ずかしい』『サングラスもニーハイも恐ろしいほど似合ってないな』『ロンドンで気取ったところで、まったく絵にならない』『「紅の豚」の主人公に似てる』と批判が上がっています」(同)

 “かまってちゃん”“イタすぎる”と叩かれやすい芸能人の自撮り写真。自己アピールも必要な職業だが、いったん「冷静な目」でチェックしてから投稿した方が良さそうだ。

ドラマ『チア☆ダン』、映画版がヒドすぎて前評判イマイチ……土屋太鳳のムチムチなチア衣装に頼るしかない?

 土屋太鳳がチアダンスに青春をかける女子高生を演じる、7月期のTBS系ドラマ『チア☆ダン』。映画化もされた実話を題材とした作品だが、業界内ではかなり微妙な前評判となっているようだ。

 原作は、アメリカのチアダンス選手権で優勝を果たした福井県立福井商業高校のチアリーダー部「JETS」の実話に基づく、映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(2017)。今回のドラマでは、映画版の9年後を舞台に、「JETS」に憧れる生徒たちが全米制覇を目指すという物語となっている。

「映画版の『チア☆ダン』が、とにかく評価が低かった。事実に基づいているとはいえ、ストーリーはありきたりで、不自然で過剰な演出の連続。一部では“広瀬すずを見るための映画”と酷評されていました。物語の設定は変わっているとはいえ、“そんな題材をわざわざドラマ化して大丈夫か?”という声も聞こえてきます」(映画関係者)

 今回、土屋太鳳とともにチアダンス部員として出演するのは、E-girlsの石井杏奈、元「ViVi」(講談社)専属モデルの佐久間由衣や、山本舞香、朝比奈彩、「Seventeen」(集英社)専属モデルの大友花恋などだ。このキャスティングも不安材料のひとつだという。テレビ局関係者はこう話す。

「いわゆるグループアイドルのメンバーではなく、モデル系を中心にキャスティングしています。おそらく女性視聴者を意識したものと思われますが、アイドル系とは違って男性の固定ファンが少ないので、ネット上での組織的な拡散というものがあまり見込めない。いろいろ事情があるとは思うんですが、話題性を考えれば、乃木坂46か欅坂46のメンバーが1人くらい入っていれば違ったとは思いますね」

 その一方で、土屋太鳳のチア衣装は期待大だという声も上がっている。芸能ライターはこう話す。

「土屋は、なかなか肉感的なボディーの持ち主で、推定Dカップともいわれています。比較的ピチッとしていて、太ももが露出しているチア衣装に食いつく視聴者は少なくないと思いますよ。映画版でも“見せ場は広瀬すずのチア衣装だけ”なんていう声があったので、そういう意味では土屋のムチムチで健康的な肢体に期待せざるを得ません」

 ドラマ版『チア☆ダン』は、果たして映画版の雪辱を果たすことができるのか?

『わろてんか』でブレークの徳永えり 2クール連続の連ドラ掛け持ちで、ヒロイン・葵わかな超える売れっ子ぶり!

 3月で放送を終えたNHK連続ドラマ小説『わろてんか』で、北村笑店の会計係で、風太(濱田岳)の妻・トキ役を演じてブレークを果たした、徳永えりの勢いが止まらない。

 4月期、徳永はテレビ東京系『ヘッドハンター』(江口洋介主演)と、NHK総合『デイジー・ラック』(佐々木希主演)に、いずれも重要な役どころで掛け持ち出演したが、7月期も2つの連ドラへ出演する売れっ子ぶりだ。

 その7月期には、深夜枠ながら、テレビ東京系『恋のツキ』(木曜深夜1時~/26日放送開始)で初の連ドラ主演。フジテレビ系『健康で文化的な最低限度の生活』(吉岡里帆主演/火曜午後9時~)にも脇役でレギュラー出演する。

 30歳にして、初の主演作となる『恋のツキ』は、米大手動画配信サービス「Netflix」とテレ東がタッグを組んだ作品で、新鋭漫画家・新田章氏の同名漫画が原作。徳永が演じるのは、31歳でフリーターの主人公・平ワコ役。恋人のふうくんと付き合って4年、同棲を始めて3年目に突入し、トキメキはもう感じられないが、年齢を考えると別れるという選択肢を考えることはできなかった。そんなとき、見た目がタイプで趣味が合いそうな高校生・伊古ユメアキと出会い、欲望に負け、浮気をしてしまう。ふうくんとの目先の結婚と、伊古くんとの焦がれるような恋愛のどちらを取るか揺れ動く、アラサー女性のリアルな日常を描いた刺激的なストーリーが展開される。

「『恋のツキ』は、テレ東の深夜ドラマということで、リアルタイムで視聴する人は少ないでしょうが、31日からBSジャパンでもオンエアされ、『Netflix』では、11月30日に全話一挙配信されますし、多くの視聴者の目に触れる可能性がありそうです。物語的に、主演の徳永には演技力が求められそうで、ここでガッチリ業界評を高めたいところでしょうね」(テレビ誌関係者)

 徳永がブレークした作品『わろてんか』で主演を務めた葵わかなは、4月期には、嵐・二宮和也主演『ブラックペアン』(TBS系)でヒロインの看護師役に起用されたが、存在感で、“猫ちゃん”役の趣里に劣る印象が否めなかった。

 その葵は、8月1日公開の映画『青夏 Ao-Natsu ~きみに恋した30日~』で佐野勇斗とダブル主演を務めるが、ドラマはしばらくお休みとなるもよう。もちろんドラマ出演がすべてではないが、葵を超えるほどの売れっ子ぶりを見せる徳永の今後に期待が懸かる。
(文=田中七男)

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ジャニーズだけがヤバいわけじゃない! 女子アナにも「コンプラ講習必須」の声

 不祥事が相次いだジャニーズ事務所の所属タレントが、コンプライアンス講習を受講していることが話題になった。報道によれば、これまで複数回実施されており、全タレントが出席必須。情報管理、法律などの分野についてレクチャーを受ける内容だという。

「長い間、芸能界は一般常識が通用しない世界だったが、世間の流れを受けて、それではやっていけなくなった。タレント本人たちには気の毒だが、そういうことだと割り切ってやってもらうしかないでしょうね。今後、この流れは他の事務所にも波及すると思う」(芸能関係者)

 そんな中、別の芸能プロ幹部は「あいつらにも絶対に受けさせないといけない」と指摘する人物がいる。蝶よ花よと扱われている女子アナたちだ。

「大卒の会社員なので、一見、社会人としての常識があると思いきや、ミスコン出身でちやほやされて、そのまま局アナやフリーアナになっている輩が多すぎる。そんな彼女たちが勘違いを起こして、これまでジャニタレと熱愛騒動を起こしてスキャンダルになったり、社内不倫で左遷されたりと問題が起こっている」(同)

 テレビ局は今、マスコミ業界の中でも「最も法令遵守に厳しい会社」のはずなのだが「アナウンサーに関しては、担当番組の都合や収録スケジュールが不規則なこともあって、コンプライアンス講習があっても受講できないことの方が多いと聞く。今、そんな甘い話が通るはずもなく、最も徹底して受講させるべき」と、前出の幹部は厳しい声を上げている。

 もっとも、個性が死んでしまうという側面もあるが、これも時代の流れなのか。

嵐・二宮和也、ファンの“目撃情報”に困惑!? KAT-TUNコンには「1ミリも行ってない」と否定

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm、7月1日放送)にて、コンサートの“見学席”について語られる場面があった。

 リスナーから「『嵐のワクワク学校』大阪公演に行かせていただき、 とても楽しかったです。見学席に目をやると、関西ジャニーズJr.の子たちが見学に来ていました。中には西畑(大吾)くんがいて、 西畑くんは探検部に拍手していて本当に“信者”だなと思いました」というメッセージが届き、これを読み上げた二宮。そして「見学席とか見るんですね!」と驚きの声を上げ、「みんな見るんだ? なぜ!?」「双眼鏡で? マジ!?」と……

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「イライラする!」「知識ないくせに」 “サッカーW杯”で批判を浴びた女性タレント

 サッカーW杯ロシア大会・決勝トーナメントに進出した日本は7月3日未明、ベルギーに惜敗し初のベスト8入りを逃した。それでも、日本代表チームは同大会を通じて国民を大いに熱狂させてくれたが、「その裏では複数の芸能人が批判を浴びていた」(芸能ライター)という。

「日本対ベルギー戦終了後にインスタグラムを更新した川口春奈は、『最高でしたね! ほんとにほんとにお疲れ様でした!』といったコメントとともに、日本代表ユニフォーム姿の自撮りを公開。しかし、その頬にはなぜかオリンピックの五輪マークがデカデカとペイントされていたんです」(同)

 ファンの中には「早くも2年後のオリンピックを見据えているのか!?」と前向きに捉える者もみられたが、「W杯とオリンピックの違いもわかってなさそう」「キメ顔なだけに恥ずかしいね~」「やっぱり“にわか”だったんだ」との声も。

「川口はその後の投稿で『JJで2020年のオリンピック企画で五輪マーク描いてもらったけど服はサッカーってだけ』と釈明しましたが、これに対しても『言い訳にしか聞こえない』『じゃあなんで最初の投稿で説明しなかったんだ?』などとツッコまれています。川口といえば、5月17日の投稿でロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の試合を観戦しに現地入りしていたことを明かしており、その時はその時で『あわよくば大谷選手とお近づきになろうって魂胆?』と疑われる始末で、何をやってもにわか丸出しに見えてしまうキャラなんでしょう」(同)

 ちなみに、川口は11年度の全国高校サッカー選手権大会で「7代目応援マネージャー」に選ばれた過去を持つが、15~17年まで「2代目Jリーグ女子マネージャー」を務めた佐藤美希も、今回のW杯でアンチを増やすことに。

「佐藤はホリプロの先輩・足立梨花の後任としてマネージャーに抜擢され、今年からは足立と同じく『Jリーグ名誉マネージャー』に就任しています。しかし、佐藤はもともと横浜FC所属の“キング・カズ”こと三浦知良選手すら知らなかったほどサッカーに疎かった」(スポーツ紙記者)

 今回、佐藤はNHKのW杯番組のスタジオキャスターに抜擢されたものの、解説のために来てもらっていたガイナーレ鳥取前監督・森岡隆三氏の名前を言い間違えたり、ウルグアイ対エジプト戦に関するコメントで選手の名前を間違えたりして、視聴者をいら立たせた。

「選手の名前については稲垣秀人アナウンサーが訂正しましたが、佐藤は気にせず話し続け、ネット上には『せっかくのW杯なのに佐藤のせいでイライラする!』『サッカーの知識もないくせして妙に自信満々なところもムカつく』『なんで佐藤みたいなヤツがキャスターやってるの?』といった批判が噴出。一方で、佐藤のファンからは応援の声が寄せられ、足立も6月16日付のTwitterで『みんなが思ってるよりテレビで喋るのって緊張するし頭ではわかってても口が動かなかったりするものですよ』と、後輩を擁護するような投稿をしていました」(同)

 そんな足立ものちに、自分が炎上の中心人物となってしまった。

「日本対ポーランド戦で物議を醸した“ボール回し”について、足立は28日深夜に『いやいや、そんな試合は見たいくない(本文ママ)』などとツイートし、批判が集まると『なんかほんとここ最近、サッカー関連でめんどくさい人多すぎ なんなの?好きなこと呟かせてよ 嫌なら私のツイート見るなよ 返事するなよ いろんな人のいろんな見方があっていいじゃんか。めんどくさいな』と、明らかにキレ気味の態度を取ったんです」(同)

 ネットユーザーからは「自分の意見があるのはいいけど、芸能人の発言には反響があって当たり前」「逆に、嫌ならリプライ見るなよ」「選手や監督の気持ちを考えたら、こんなこと言えなくない?」といった指摘が相次いだ。

「たしかにこの“ボール回し”には賛否両論がありますが、石田純一や野村周平など否定的なコメントを出したほかの芸能人もバッシングを浴びました。足立の場合は反感を買いやすいツイート内容に加え、対応したこと自体がミスだったと言えそうです」(同)

 フィールドの外でもあちこちに波紋が広がっていたW杯は、それだけ注目を集めるビックイベントということなのだろう。

TBS宇垣美里アナ、「ヤンジャン」グラビアで確認された“致命的な弱点”とは?

 担当編集者はおそらく気づいていたのだろう。

 7月5日に発売された「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて、TBSの宇垣美里アナウンサーが表紙&巻頭グラビアを飾り、反響を呼んでいる。

「彼女は集英社で発行している『週刊プレイボーイ』で連載コラムを担当しているので、その縁で今回のグラビア出演となったのでしょう。撮影は民家のような場所で行われ、彼女が初夏の休日を過ごしているというコンセプトのようです。衣装は全部で3パターン。水の出ているホースをあごにつけてカメラをのぞき込んだり、畳の上で寝そべったりなど、キュートな表情を見せています」(芸能ライター)

 アイドルにも引けをとらない美貌だが、グラビアを見た週刊誌編集者は「彼女には致命的な弱点がある」と指摘する。

「グラビアは6ページありますが、各ページのメインカットのほとんどが口をキュッと閉じた、すまし顔。表紙も同じ表情です。2ページ目だけは笑顔ですが、これは引きのカットで、スカートをたくしあげる彼女の素足を見せたい意図で選ばれたものでしょう。他の笑顔のカットは全て小さい扱いとなっています。以前にも彼女は『週刊プレイボーイ』でグラビアを飾っているのですが、このとき掲載された笑顔のカットに対して、『かわいくない』『このアナって口を閉じてるとかわいいけど、口を開けるととたんにブサイクになるんだよな』『口は開かないほうがいい』と散々な言われようでした。『ヤンジャン』の担当者も同じように感じて、メインには使わなかったのでしょう。同じ表情だけでは長いページは組めないので、苦心したでしょうね」(同)

 飾らない率直なキャラとして知られる宇垣アナ。営業スマイルは苦手なのかも?

「完全に偽物です」ロシアの歌手、あまりにも堂々とくまモンをパクる……

 ここまで堂々とパクるパワーが、おそロシア。

 YouTubeが普及してから、とてつもなく便利になったこと。それは、まだ知らない海外の歌手の発見だ。かつては、ワールドミュージックを扱っているCDショップを小まめに回ったり、はたまた海外旅行でも、CDショップで「これは期待できそうだ」と感じる一枚を探したもの。

 それが、今や全世界の音楽をリアルタイムで知ることができる。その国ではメジャーな歌手でも、インディーズ系であっても。

 そんな探索の中で、見つけたのがロシアの歌手・KISA。そのMVを見て、最初に思ったのは「綾波……?」。謎の綾波レイ要素に加えて、常に前髪で顔は隠れている。メカクレフェチとはなかなか、高度な日本文化の理解……と思ったら、あまりにもハイレベル過ぎた。

 そのデビュー曲「Нарисую」は「私は描く」という意味のロシア語だそうだが、MVに延々と表示されるのは「エロアニメ」という日本語。おまけに、この曲、サビの部分で「Нарисую хентай」と繰り返している。いったいどういう意味か、Google翻訳に頼ってみたら「私はヘンタイを描く」だという。

 いったい何を目指しているのか。あまりにも明後日な日本文化リスペクト(?)に、目がくぎ付けになってしまう歌手。

 そんな彼女の今年のリリース曲「Boom Boom」。イラストには、なんかどこかで見たことのあるようなクマに似たモノが……。

 と思っていたら、最近のライブには、このクマが一緒にステージに登場。……あれ、くまモンってロシアに進出してたっけ?

 当のくまモンの公式サイトを見ても、そんな情報は一切ナシ。そこで、熊本県の担当部署に聞いてみると……。

「完全に偽物です」

 この世界規模でリアルタイムに情報が行き交う時代に、ここまで堂々とパクるとは。呆れつつも、この謎過ぎる歌手に、ますます興味は募るばかりだ。

 ちなみに、当のくまモンもどきだが、本物に比べると異常に足が長い。いざとなったら「ほら、違いますよ!」と反論するところまで想定済みなんじゃなかろうかとも思うのだが……。
(文=昼間たかし)