モリカケ問題も豊田真由子元議員も「エリートにありがちな話」 “高学歴モンスター”に対処法なし!

 モリカケ問題などで、日本における最高峰のエリートであるはずの官僚や政治家たちが平気でウソをついたり、責任を転嫁する様子を見ていると、思わずあぜんとしてしまう。あまりの横暴さ、ずさんさに、旧帝大を卒業しているような人々が、いったいなぜ……? と不思議に思ったことがある人も多いだろう。実は、そんなエリートたちがたどってきた華々しいキャリアと人格には相関があり、彼らだからこそ陥りやすい「モンスター化」の要因があるという……。

 精神科医の片田珠美氏による著作『高学歴モンスター 一流大学卒の迷惑な人たち』(小学館新書)は、政治家や医師、弁護士らの豊富な事例を用いながら、そんな困ったエリートたちを分析した一冊。いったい、彼らはなぜ「モンスター」となってしまうのか? そして彼らに遭遇したら、どう対処すればいいのだろうか? 

 2017年に報道された豊田真由子元衆院議員のスキャンダルは、世間の耳目を集めた。「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか!」「このハゲー!」など、秘書に対してパワハラ発言の数々を浴びせていた彼女。さらに、園遊会に出席した際には、本来認められていない同伴者を入場させようとして一悶着を起こしていた。東大法学部を卒業し、旧厚生省の官僚から衆院議員に転身という輝かしい経歴を持つ彼女だが、その問題行動の数々は「高学歴エリートにありがちな話」であると、片田氏は分析する。

 一体、どういうことなのか?

 秘書に対して暴言を浴びせかけ、自分の都合が悪くなると「現実否認」と「自己正当化」を繰り返した豊田元議員。片田氏によれば、地位や名誉などを失う「喪失不安」や、自己愛が傷つくことを恐れるあまり、現実を受け入れられず願望を現実のように思い込む「幻想的願望充足」の心理状況などが、豊田元議員の言動から推測されるという。また、エリートたちはなまじ頭がよく弁が立つために、現実否認を続けることによって周囲を信じさせられると、自己の能力を過信してしまう……。そんな特質が、彼らの「モンスター化」を加速させるというのだ。

 豊田元議員以外にも、原発事故の自主避難者に対して「本人の責任」と発言し復興相を辞任した今村雅弘衆院議員、不倫疑惑が報じられた弁護士を政策顧問に起用した山尾志桜里衆院議員など、エリートの持つ特権意識や能力の過信があだとなり、非難を浴びる人間は枚挙にいとまがない。だが、そんな高学歴エリートたちの横暴は決して対岸の火事ではない。本書では、著者が接したり見聞きした、世間に紛れ込む迷惑な高学歴エリートの実像を描いている。

「完璧主義すぎるあまり些細なミスで怒り狂う金融機関の支店長」「依頼人を『レベルが低い』と悪しざまに罵る弁護士」といった例から見えてくる「高学歴モンスター」の実態は、自己陶酔的、傲慢で攻撃的、他人の気持ちを傷つけるのに鈍感……と、迷惑極まりない。まさに「モンスター」と呼ぶにふさわしい人物たちだ。

 では、運悪く彼らに直面してしまったら、どうすればいいのだろうか? 片田氏は「高学歴モンスターを変えるのは無理」と断言する。なぜなら、彼らには「モンスターである」という自覚がかけらもないために、それを変えることは至難の業。そのため、なるべく関わらないようにするか、周囲の人々もやり過ごすのが一番の対処法だという。どうしても関わらざるを得ない場合は、彼らをよく観察し、場合によってはスルーしたり、会話の証拠を残すことなどによって「自分自身の身を守るしかない」と、自衛の方法を伝授している。

 片田氏によれば、モンスターたちは、自分をまともに顧みることができないためにモンスター化する。本書を手にとって、彼らへの対処方法を学ぶとともに、自分が「モンスター」ではないか胸に手を当てて考えてみるべきだろう。

(文=萩原雄太)

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「高杉ファンに優しくして!」KinKi Kids堂本剛出演『銀魂2』で、またも“ムビチケ戦争”勃発!

 8月17日公開の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』に出演する、KinKi Kids堂本剛。昨年7月に公開された前作『銀魂』からの続投となり、役柄も変わらず高杉晋助を演じる。7月13日には「ムビチケ」と呼ばれるキャラクタービジュアルがプリントされた前売券が発売されたのだが、これが“即完売”となり、ジャニーズファンの間で驚きが広がっている。

 『銀魂2』のムビチケは第1弾が5月25日に発売されており、続けて第2弾が6月22日、そして第3弾が7月13日に発売された。各日3種類が数量限定で用意されて、キャストの写真が1人ずつ印刷されている。剛演じる高杉は第3弾にラインナップされており……

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「偏差値30台の私立中」を受験する意味――「お金の無駄」「勉強できない」偏見の先にあるもの

chugakuzyuken09

“親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 中学受験の世界に、一旦身を置いてしまうと、そこは“競争社会”なのだということを意識せざるを得ない現状がある。多くの中学受験塾は、学力ごとにクラス編成を組んでいるし、毎週のように行われるテストは、偏差値という数字で評価される。どちらかと言えば、子どもより親の方がその数字に一喜一憂するのである。

 それゆえ、中学受験生の親は、常に「上へ上へ」という気持ちに駆り立てられ、子どもが偏差値上位校に入らなければ「負け!」という感覚に陥る人もたくさんいるのだ。

 世間一般にも、「中学受験=偏差値の高い学校を狙う」というイメージがあり、例えば、偏差値30台の私立を目指そうものなら、「勉強ができなければ公立行かせればいいのに。お金の無駄では?」といった偏見の目を向けられてしまうことも、少なくない。しかし、私立中高一貫校を、偏差値順のランキングのみで判断することは、とても危険なことなのだ。

 理由は2つある。1つは“偏差値”というものの不安定さだ。偏差値は、“塾が決めているに等しい”部分があり、それも常に一定ではなく上下する。さらにいえば、偏差値ランキングというのは、10年たったとき、まったく違う並びになっているものなのだ。その“不安定な数字”だけを軸にして、我が子の学び舎を決めてしまうのはリスクが大きすぎる。

 もう1つは、偏差値が高くても子どもに合わない学校があるという点だ。私学は、創始者の確固たる“建学の理念”によって創設され、その信念が泉のごとく湧き続けている場所。「こういう子を育てたい」「こういう大人として社会に出したい」……そんな創始者の強烈な意志が、各校それぞれの特徴となっている。ゆえに、その“校風”に我が子が合うのかどうかという点が、中学受験では、何よりも優先されるべき問題なのだ。

 今回はあえて偏差値ではなく、校風に惹かれ“偏差値30台の学校”を受験したという親子にスポットライトを当ててみよう。

 恵子さんが、息子の誠也君を通わせた塾の方針は、こうだった。

「学校訪問時には偏差値表を見ない」

 これはつまり、「先入感を持たず、自分に合う学校を探せ!」という教えである。その塾は「たとえ、その学校の偏差値が70近くあって、今の自分の偏差値が40しかないとする。それでも、行きたいのであれば、目指せばいい」という雰囲気に満ちていたらしい。「偏差値が高いから無理」とか、逆に「偏差値が自分に合ってるから、ここ」という、“偏差値で区切る受験”には意味がないと、繰り返し言われていたという。

 恵子さんは、そういう環境下で誠也君と共に受験生活を送っていた影響により、偏差値表を封印。そして自宅から通学しやすいと思われる学校を、誠也君と共に回っていたらしい。

 恵子さんは当時を振り返り、こう筆者に語ってくれた。

「誠也は頑固な性格で、自分で納得しないと動かないところがあるのですが、私がいくら『この学校、どう?』って薦めても『ここは僕とは合わない』『ここは違う』と首を横に振るばかりで、6年生になろうかという時期にも、本命校が見えてこないという有様でした」

ところが、ある日、2人で訪れた学校にピンと来るものがあったのだそうだ。

「誠也が校舎の中でこう言ったんです。『ここがいい!』って。不思議な話ですが、私もその時、同じことを感じていて、『あ、ここが誠也に合う!』って思っていました」

 恵子さんは大人なので、さすがに雰囲気だけで本命校は決められないと、学校の教育方針などを冷静にじっくりと聞いたそうだが、最終的に、こう判断するに至ったそうだ。

「ここなら誠也は楽しいはず!」

 そう確信して、初めてその学校の偏差値を見ると、まさかの30台。誠也君の当時の偏差値は60前後だっただけに、「正直、もったいないかな? って思いました。でも、その後、誠也は何度学校に足を運んでも、その決意が揺るがないんですよ。『僕はここがいい!』と」

 当然、親戚筋からは「頭がいいのに、なぜわざわざ中学からそんな学校に?」との横やりが頻繁に入ったらしい。しかし、恵子さんは、「誠也の人生。誠也が進路を決めなくてどうする。それを応援することが唯一、親のできること。この学校は偏差値という数字を除けば、とてもいい学校」と考え、受験に突き進んだという。

 そして、誠也君は自らの意志を貫き、その学校に入学を果たした。その時、誠也君は「お父さん、お母さん、僕の行きたい学校に行かせてくれてありがとう」と言ってくれたそうだ。

 入学後の誠也君の“成績”を振り返って、恵子さんは苦笑しながら、こう教えてくれた。

「当然、余裕でぶっちぎりのトップにいるだろうと思ったら、甘かったんです(笑)。上には上がいて、やはりどんな学校であっても、トップの子たちはすごいなって!」

 それから年月が経過し、現在、誠也君は“難関”とされる大学に通っている。偏差値30台の中高に入って勉強を怠けたということはなかったようだ。

 恵子さんが息子の中高時代を懐かしむような眼差しで言った言葉が、筆者の胸に強く印象に残っている。

「誠也は、部活に勉強にと、中高を本当に目一杯楽しんでいました。一生の友達になるんだろうなっていう仲間との交友であるとか、本当に親身になってくださった先生方との信頼関係であるとか、目に見えないものをたくさんいただけたように思える、充実した6年間でした。やはり、この学校で間違っていなかったって心から思います」

 世の中には、数字という指標を超えた“進路”というものがあるように思う。中高一貫校の意義は、親から離れて、巣立ちをするまでの間、徐々にその子がその子らしさを発揮し、自己を肯定しながら、社会に出られる素地を作ることにほかならない。

 そう鑑みると、中学受験は“親離れ”“子離れ”のための助走であるとも言える。それゆえ、中学受験における一番、大切なことは“本人の意志”であり、その“意志”を親が尊重し、応援していくことが、次の良いステップにつながると、筆者は確信する次第だ。
(鳥居りんこ)

「ヤクザのナンパ」に中止命令!?  元極妻が考える、今どきの暴力団の扱い

gokutsuma30 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■大洪水の処理もヤクザなら早いのに……

この原稿を書かせていただいている7月11日も、まだ西日本の豪雨被害が続々と伝えられています。気象庁が「平成30年7月豪雨」と名付けたそうで、平成最後に最悪の水害……というのは、なんとも悲しいことですね。11日22時現在の報道では、13府県で死者175人、行方不明や連絡の取れない人は少なくとも61人、土砂災害は483件だそうです。これからは農作物の被害も深刻ですね。

震災もそうですが、21世紀でもこんな被害が出るのは驚きとしか言いようがないです。被害のない場所にいる私はコンビニでお釣りを募金させていただくくらいですが、ヤフーやLINEも募金を受け付けているそうですよ。ネットといえば、岡山県は32人の安否不明者のお名前などをサイトで公表したら、生存情報が寄せられて、不明者は18人にまで減ったそうです。まだ18人も……。でも、ネットすごいですね。

 前回は大阪北部の地震について書かせていただいたのですが、やっぱりこういう時は、ヤクザの出番だったのですけどね。おうちの中に入った泥のかきだしなんかも、うまいもんですよ。親分の号令の下、てきぱきと作業を進めます。警察も親も先生も怖くないけど親分は怖いから、みんながんばるのです。今なんか、ヘタに被災地に入ったら通報すらされちゃいますからね。

■ナンパはヤクザの仕事みたいなもの

 1995年の阪神・淡路大震災の際も、すでにマスコミはヤクザの災害支援をスルーしていましたが、それでもあの頃はまだできていました。テキヤによる焼きそばの炊き出しとか大好評でしたからね。海外のマスコミは、おもしろがって報道してましたけど。

 日本のヤクザは、事務所とトップの名前と顔と自宅を広く知られているわけですが、これは外国のマフィアではありえないことですし、ましてやマフィアが表立って災害支援なんかするわけないので、単純に「珍しい」のだと思います。

 で、若い衆は被災地でもナンパしたりするわけです。ナンパはヤクザの仕事みたいなもの。ヤクザにとって人生でいちばん大切なのは「モテ」なので、ナンパは最重要課題なのです。

 でも、6月1日付で、なんとヤクザに全国初の「ナンパ」中止命令が出たそうで、不良の間では話題になりました。報道によりますと、5月中旬に40~70代の幹部組員ら3人が組事務所近くで20代の女性の腕を引っ張り、立ちふさがったりにらみつけたりして「電話番号を教えろ。今から言う番号にかけてくれ」などと要求したそうです。これに対して、千葉県警が、暴力団対策法に基づく中止命令を出したとのこと。

 そもそも、これって事実なのでしょうか? 事実なら、これは「ナンパ」じゃなくて強要罪とかですよ。さっさと逮捕(パク)ればいいのに、何を意図して「ナンパ」の「中止命令」を出したのか、ほんと意味がわかりません。「70代のオジーのヤクザがいいトシしてナンパ」を前面に出して、ウケを狙いたかっただけのような気がします。

 あと、警察に限らず、お役所は「初物好き」ですよね。「日本初の」とか「女性初の」とか。でも“ヤクザ初”のナンパ中止命令……。警察は、よっぽどネタに困ってるのでしょうか? もうギャグでしかないです。

 前から気になってましたが、何かやらかして報道される有名人さんは、たいてい「事実と違うことを書かれた」とおっしゃってますよね。私も覆面で書いてますんで、お聞きしづらいところではありますが、ご本人にお聞きしたら、やっぱり「ぜんぜん違うお話」なのだと思いますよ。

ジャニーズは不祥事&退所続き……企業コンサルタントが「ジュリー氏の問題点」を斬る!!

 「ジャニーズ終わった」――そんなため息混じりの嘆きが、至るところから聞こえてくる。今年、ジャニーズ事務所は大揺れに揺れている。TOKIO・山口達也が、未成年への強制わいせつ事件で書類送検(不起訴)され退所、関ジャニ∞・渋谷すばるがグループ脱退と退所を発表、NEWS・小山慶一郎と加藤シゲアキが未成年との飲酒同席騒動でそれぞれ活動自粛と厳重注意処分を受け、Hey!Say!JUMP・岡本圭人は2年間の留学とそれに伴う活動休止を公表と、タレントの不祥事や人材流出が立て続けに起こったのだ。

 こうした現状を受け、世間には“ジャニーズ終焉”の空気が漂いだした。熱心なファンたちも、「ジャニーズ、大丈夫なのかな?」「応援しているのが不安」と口々に訴え、中には、SMAP解散騒動を機に、ジャニー喜多川社長とメリー喜多川副社長から、事務所の実権を引き継いだとされる藤島ジュリー景子副社長の手腕に、疑問を投げかける声もある。果たして、ジャニーズ事務所は本当に、終わりの始まりを迎えているのか。企業コンサルタント・大関暁夫氏に話を聞いた。

――今年に入ってからトラブルが頻発したことにより、世間では「ジャニーズ終わった」という声が高まっているのですが、大関さんの目にはどのように映るでしょうか?

大関暁夫氏(以下、大関) 今年起こった一連の騒動を見ていると、組織の求心力が落ちていると感じますね。やはり、2016年に起こったSMAP解散騒動、また有能といわれていたSMAPのチーフマネジャーが退職したことに、端を発しているのではないでしょうか。我々には見えない部分ですが、これまでは、経営者とマネジャーの信頼関係があり、だからこそタレントがしっかり働けていたものの、SMAP解散騒動以降は、それがややおかしくなっているのではないか、と。確固たる証拠はないですが、そういった雰囲気は伝わってきます。

――SMAP解散は、ジャニーズファンの間でもかなり尾を引いている騒動です。

大関 一般企業に置き換えて考えてみましょう。経営者が、その会社の主軸となる、スピリットを示すような“主力商品(=SMAP)”を粗雑に扱い、商品価値を下げる問題に発展させ、最終的に失ってしまったわけです。組織とは生き物なので、その影響は中にも外にも伝わります。SMAP解散は、経営責任を問われるべき騒動だったと思います。

――今年立て続けに起こっている不祥事や人材流出は、タレント個人の問題に感じるのですが、トップに問題があるといえるのでしょうか?

大関 はい。組織はトップの意思を反映して、風土が作られていきますから、当然、そのときに実権を握っているトップの求心力が弱ってくると、タレントの気持ちが離れ、問題を起こすようにもなると考えられます。例えばベンチャー企業でも同様で、社員が経営者の心意気や事業にかける思いに共感を覚えれば、単に「給料が安い」「仕事に恵まれていない」だけでは辞めていかない、「一緒に頑張って、いずれみんなでハッピーになればいいじゃないか」と思うものです。社員にそう思わせるのが、トップにとっては重要な部分だけに、やはり、SMAP解散騒動がベースにあって、ジャニーズのトップの求心力が弱まっていると感じますね。

――現在、ジャニーズ事務所の実権は、ジャニー喜多川社長とメリー喜多川福社長から、藤島ジュリー景子副社長に移ったとされています。

大関 代替わりって、ものすごく重要なポイントなんです。ただ、民間企業でも国営企業でも、世襲制をベースにしている組織は、大企業であればあるほどシステムが出来上がっているので、誰が継いでも大きな影響は出ないといわれています。北朝鮮を例に挙げるとわかりやすいかもしれません。北朝鮮は、現在、世襲で三代目という流れですが、社会主義国家としてのベースがしっかり出来上がっているため、世襲によって急激な変化が起こることはない。もちろん、継いだ人間の能力によって、徐々に変化がもたらされることはありますが、実権が移った段階ですぐに……というのは、そもそも組織としての統制がとれていないということになるでしょう。

 しかし、芸能事務所のような小さな組織では十分起こりうることなので、断言はできませんが、ジュリー氏に経営者としての器に問題があるといえるのかもしれませんね。ジャニー氏とメリー氏が厳しく統制を取っていたとしても、SMAP解散、そしてジュリー氏の経営方針や彼女自身のリーダーシップに、タレントがなんとなく嫌な印象を覚え、気持ちが緩んだということもあるのではないでしょうか。

――その気持ちの緩みが、山口や小山のような不祥事につながったのかもしれません。

大関 ああいった不祥事が立て続けに起こるのは、組織の緩みが出ている証拠です。下の者は、上の者の行動を見て、「上がダラけているんだから、俺もダラけていい」などと、自分の行動を決めるところがありますから。逆に上が厳しすぎて、下の者の気持ちが離れていくケースも考えられますが。もちろん、これは組織の中に入って検証しなければわからないことですが、「組織統制」という観点から考えると、やはりトップに何か問題や原因があると疑うべきだと考えます。

――これまでジャニーズは、ジャニー氏のイメージが強かっただけに、それを引き継ぐジュリー氏は大変かもしれないとは思います。

大関 ジャニー氏は、いわばカリスマトップ。カリスマトップの代替わりはリスクが高いものだと思います。ファーストリテイリングの柳井正氏やソフトバンクの孫正義氏などもそうなんですが、カリスマになりすぎればなりすぎるほど、誰にバトンタッチするか、どのタイミングでするかなどが、難しい問題になってきます。

 ただ、ジャニー氏のようなカリスマトップ自体が悪いわけではなく、組織の人間がトップに信頼感を持ち、崇めていることが前提となり、コミュニケーションが円滑に進んで、組織の統制が取れるということがあります。しかし、次の代に移ったときに、同じコミュニケーションの取り方が有効かというとそうではないんです。

――ジャニー氏に対してタレントが信頼を寄せているのは、ファンの目にも明らかだったと思います。実際にタレントがジャニー氏に関する話をテレビなどで披露する機会は多いです。

大関 組織にとってコミュニケーションは重要なんです。先のサッカーワールドカップの日本代表を例に出すとわかりやすいと思います。大会2カ月前になって、バヒド・ハリルホジッチ監督が更迭されましたが、選手とのコミュニケーションがうまく取れなかったことが原因だったそうです。連戦連勝していれば、選手も「この人についていけば間違いない」と思うでしょうが、実際には連戦連敗だっただけに、恐らく選手の間に「この人の言うことを聞いていていいのか?」といった気持ちが芽生えたのではないでしょうか。そこで、「我々の意見も入れてください」と訴えても、つっぱねられてしまっては、組織として崩壊に向かうのは当然。「俺はもう辞める」なんて人が出てきたら、その組織はもう崩壊寸前です。

 これをジャニーズに置き換えて考えてみましょう。ここ数十年、ずっと連戦戦勝を続けていたジャニーズにとって、“SMAP解散騒動”は、ある意味初めての大きな負けだったのでは。そんな敗北の雰囲気が漂う中、トップは、タレントとのコミュニケーションの取り方、心のつなぎ止め方、さらに大きく言うと組織の運営に関して、もっともっと気を使うべきなのです。それをカリスマトップの二代目を引き継いだジュリー氏が、もし「今まで通りやればいいや」と考えているならば、タレントから「だからSMAPは解散してしまったんだ」と見られてしまい、結果的に組織に対する気持ちが離れることも致し方ないのではないでしょうか。

――タレントの不祥事や人材流出が今後も続くのではないかと不安がっているファンは多いのですが……。

大関 SMAP解散騒動後、ジャニーズ事務所は連戦連敗状態と言えるかもしれませんね。日本代表は、監督が西野朗氏に替わった後、監督と選手間のコミュニケーションが円滑になり、それでチームがまとまって、予選突破を果たすことができたとされていますが、つまり“コミュニケーションの流れを変える”組織運営が重要なのです。ジャニーズ事務所においても、それができなければ、まだまだトラブルが続くと思います。

(後編につづく)

取材協力:大関暁夫(おおぜき・あけお)
All About「組織マネジメント」ガイド。東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。

 

ジャニーズは不祥事&退所続き……企業コンサルタントが「ジュリー氏の問題点」を斬る!!

 「ジャニーズ終わった」――そんなため息混じりの嘆きが、至るところから聞こえてくる。今年、ジャニーズ事務所は大揺れに揺れている。TOKIO・山口達也が、未成年への強制わいせつ事件で書類送検(不起訴)され退所、関ジャニ∞・渋谷すばるがグループ脱退と退所を発表、NEWS・小山慶一郎と加藤シゲアキが未成年との飲酒同席騒動でそれぞれ活動自粛と厳重注意処分を受け、Hey!Say!JUMP・岡本圭人は2年間の留学とそれに伴う活動休止を公表と、タレントの不祥事や人材流出が立て続けに起こったのだ。

 こうした現状を受け、世間には“ジャニーズ終焉”の空気が漂いだした。熱心なファンたちも、「ジャニーズ、大丈夫なのかな?」「応援しているのが不安」と口々に訴え、中には、SMAP解散騒動を機に、ジャニー喜多川社長とメリー喜多川副社長から、事務所の実権を引き継いだとされる藤島ジュリー景子副社長の手腕に、疑問を投げかける声もある。果たして、ジャニーズ事務所は本当に、終わりの始まりを迎えているのか。企業コンサルタント・大関暁夫氏に話を聞いた。

――今年に入ってからトラブルが頻発したことにより、世間では「ジャニーズ終わった」という声が高まっているのですが、大関さんの目にはどのように映るでしょうか?

大関暁夫氏(以下、大関) 今年起こった一連の騒動を見ていると、組織の求心力が落ちていると感じますね。やはり、2016年に起こったSMAP解散騒動、また有能といわれていたSMAPのチーフマネジャーが退職したことに、端を発しているのではないでしょうか。我々には見えない部分ですが、これまでは、経営者とマネジャーの信頼関係があり、だからこそタレントがしっかり働けていたものの、SMAP解散騒動以降は、それがややおかしくなっているのではないか、と。確固たる証拠はないですが、そういった雰囲気は伝わってきます。

――SMAP解散は、ジャニーズファンの間でもかなり尾を引いている騒動です。

大関 一般企業に置き換えて考えてみましょう。経営者が、その会社の主軸となる、スピリットを示すような“主力商品(=SMAP)”を粗雑に扱い、商品価値を下げる問題に発展させ、最終的に失ってしまったわけです。組織とは生き物なので、その影響は中にも外にも伝わります。SMAP解散は、経営責任を問われるべき騒動だったと思います。

――今年立て続けに起こっている不祥事や人材流出は、タレント個人の問題に感じるのですが、トップに問題があるといえるのでしょうか?

大関 はい。組織はトップの意思を反映して、風土が作られていきますから、当然、そのときに実権を握っているトップの求心力が弱ってくると、タレントの気持ちが離れ、問題を起こすようにもなると考えられます。例えばベンチャー企業でも同様で、社員が経営者の心意気や事業にかける思いに共感を覚えれば、単に「給料が安い」「仕事に恵まれていない」だけでは辞めていかない、「一緒に頑張って、いずれみんなでハッピーになればいいじゃないか」と思うものです。社員にそう思わせるのが、トップにとっては重要な部分だけに、やはり、SMAP解散騒動がベースにあって、ジャニーズのトップの求心力が弱まっていると感じますね。

――現在、ジャニーズ事務所の実権は、ジャニー喜多川社長とメリー喜多川福社長から、藤島ジュリー景子副社長に移ったとされています。

大関 代替わりって、ものすごく重要なポイントなんです。ただ、民間企業でも国営企業でも、世襲制をベースにしている組織は、大企業であればあるほどシステムが出来上がっているので、誰が継いでも大きな影響は出ないといわれています。北朝鮮を例に挙げるとわかりやすいかもしれません。北朝鮮は、現在、世襲で三代目という流れですが、社会主義国家としてのベースがしっかり出来上がっているため、世襲によって急激な変化が起こることはない。もちろん、継いだ人間の能力によって、徐々に変化がもたらされることはありますが、実権が移った段階ですぐに……というのは、そもそも組織としての統制がとれていないということになるでしょう。

 しかし、芸能事務所のような小さな組織では十分起こりうることなので、断言はできませんが、ジュリー氏に経営者としての器に問題があるといえるのかもしれませんね。ジャニー氏とメリー氏が厳しく統制を取っていたとしても、SMAP解散、そしてジュリー氏の経営方針や彼女自身のリーダーシップに、タレントがなんとなく嫌な印象を覚え、気持ちが緩んだということもあるのではないでしょうか。

――その気持ちの緩みが、山口や小山のような不祥事につながったのかもしれません。

大関 ああいった不祥事が立て続けに起こるのは、組織の緩みが出ている証拠です。下の者は、上の者の行動を見て、「上がダラけているんだから、俺もダラけていい」などと、自分の行動を決めるところがありますから。逆に上が厳しすぎて、下の者の気持ちが離れていくケースも考えられますが。もちろん、これは組織の中に入って検証しなければわからないことですが、「組織統制」という観点から考えると、やはりトップに何か問題や原因があると疑うべきだと考えます。

――これまでジャニーズは、ジャニー氏のイメージが強かっただけに、それを引き継ぐジュリー氏は大変かもしれないとは思います。

大関 ジャニー氏は、いわばカリスマトップ。カリスマトップの代替わりはリスクが高いものだと思います。ファーストリテイリングの柳井正氏やソフトバンクの孫正義氏などもそうなんですが、カリスマになりすぎればなりすぎるほど、誰にバトンタッチするか、どのタイミングでするかなどが、難しい問題になってきます。

 ただ、ジャニー氏のようなカリスマトップ自体が悪いわけではなく、組織の人間がトップに信頼感を持ち、崇めていることが前提となり、コミュニケーションが円滑に進んで、組織の統制が取れるということがあります。しかし、次の代に移ったときに、同じコミュニケーションの取り方が有効かというとそうではないんです。

――ジャニー氏に対してタレントが信頼を寄せているのは、ファンの目にも明らかだったと思います。実際にタレントがジャニー氏に関する話をテレビなどで披露する機会は多いです。

大関 組織にとってコミュニケーションは重要なんです。先のサッカーワールドカップの日本代表を例に出すとわかりやすいと思います。大会2カ月前になって、バヒド・ハリルホジッチ監督が更迭されましたが、選手とのコミュニケーションがうまく取れなかったことが原因だったそうです。連戦連勝していれば、選手も「この人についていけば間違いない」と思うでしょうが、実際には連戦連敗だっただけに、恐らく選手の間に「この人の言うことを聞いていていいのか?」といった気持ちが芽生えたのではないでしょうか。そこで、「我々の意見も入れてください」と訴えても、つっぱねられてしまっては、組織として崩壊に向かうのは当然。「俺はもう辞める」なんて人が出てきたら、その組織はもう崩壊寸前です。

 これをジャニーズに置き換えて考えてみましょう。ここ数十年、ずっと連戦戦勝を続けていたジャニーズにとって、“SMAP解散騒動”は、ある意味初めての大きな負けだったのでは。そんな敗北の雰囲気が漂う中、トップは、タレントとのコミュニケーションの取り方、心のつなぎ止め方、さらに大きく言うと組織の運営に関して、もっともっと気を使うべきなのです。それをカリスマトップの二代目を引き継いだジュリー氏が、もし「今まで通りやればいいや」と考えているならば、タレントから「だからSMAPは解散してしまったんだ」と見られてしまい、結果的に組織に対する気持ちが離れることも致し方ないのではないでしょうか。

――タレントの不祥事や人材流出が今後も続くのではないかと不安がっているファンは多いのですが……。

大関 SMAP解散騒動後、ジャニーズ事務所は連戦連敗状態と言えるかもしれませんね。日本代表は、監督が西野朗氏に替わった後、監督と選手間のコミュニケーションが円滑になり、それでチームがまとまって、予選突破を果たすことができたとされていますが、つまり“コミュニケーションの流れを変える”組織運営が重要なのです。ジャニーズ事務所においても、それができなければ、まだまだトラブルが続くと思います。

(後編につづく)

取材協力:大関暁夫(おおぜき・あけお)
All About「組織マネジメント」ガイド。東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。

 

『アド街』「東京・町田」回がナゾの高視聴率! 鎌倉、浅草を超えた数字に迫る

 6月23日放送の『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)が、11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークしていたことがわかった。出没した街は「東京都町田市」。市の大半が神奈川県に隣接していることから『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では「神奈川県である方が収まりが良い」とイジられるなど、悲哀に満ちた町田に、いったい何が起きているのか?

 まず、ここ最近の『アド街』の推移を見てみよう。5月26日「鎌倉・二階堂」8.2%、6月2日「チャーミングな埼玉ベスト20」9.1%、6月9日「日比谷」7.5%、6月16日「浅草千束」9.7%、6月30日「飯田橋」8.7% 、7月7日「栃木市」8.4%と、いずれも2ケタ回はない。つまり、「町田」が突出していることがわかるだろう。

 では、この日の裏番組はどうだったのか? 『エンタの神様大爆笑の最強ネタ大連発SP』(日本テレビ系)13.2%、『2018 FIFA ワールドカップロシア ベルギー対チュニジア』(フジテレビ系)12.4%、『世界ふしぎ発見!』(TBS系)8.0%、『サタデーステーション』(テレビ朝日系)7.2%となっている。

 これら番組の中で11.7%を獲得したことは大健闘といえるが、「町田」がここまで伸びた理由には何が考えられるだろうか? 

「まず1つ、日本テレビが通常放送の『嵐にしやがれ』を休止したことで、その層が流入してきたことが推察できる。また『エンタの神様SP』の夜9時台は、芋洗坂係長、我が家、タイムマシーン3号といったメンツでしたが、10時台はひょっこりはん、ANZEN漫才、NON STYLE、サンドウィッチマンと、さらに人気の高いメンツがラインナップされていました。ですから、『エンタ』を見ようとしていた視聴者も、10時台をメインに楽しみ、9時台はザッピングしていた可能性もありますね」(制作会社スタッフ)

 そうした浮遊票があったとはいえ、より積極的に見ようという視聴者がいなければ12%に迫る結果は残せないだろう。

「町田は、一時期ブームになった昭和の快男児、白洲次郎とその妻・正子が晩年まで暮らしていた場所。そこで『アド街』でも『白洲次郎と正子が暮らした町田』というテロップを全編にわたって表示し、2人の邸宅を訪ねたり、生前の次郎を知る人物を取材したことも大きいかもしれません。また、郊外の田園を生かして『週末農業』ができる場所として紹介したり、駅前に増えつつあるアニメショップを訪ねたり、青山学院大学の駅伝チーム御用達のレストランを案内したりと、老若男女が引っかかる要素が散りばめられていました。かと思えば、いわゆる『夜ふかし』的に、何かと神奈川と一緒にされる悲哀を住民に語らせるなど、硬軟織り交ぜたバランスの良い回でした」(芸能ライター)

 総じて言えば、町田のさまざまな魅力が圧縮された回だったともいえる。隠れた視聴率コンテンツとして、これから再注目されるかもしれない。
(村上春虎)

伊原六花「バブリーJKダンス」でブレイクも“肩書き効果”はいつまで?

 今春に高校を卒業したばかりの女優・伊原六花がいきなり“CMデビュー”をゲットした。

 伊原は大阪府立登美丘高校ダンス部元主将として知られ、バブル時代の衣装を着たダンスで一躍有名に。荻野目洋子の名曲「ダンシング・ヒーロー」とのコラボダンスが話題となり、昨年10月には大手芸能事務所に所属が決まった。

 これまでに写真集もリリース、4月からはラジオ番組を持つなど順風満帆な活動を行っている。

 だが、芸能関係者は「“肩書き効果”による仕事が舞い込むのは、せいぜい1年が限度だと思いますよ」と指摘。

「それまでに結果を残さなければ彼女も苦労することになる。彼女の場合は、かつての人気歌手を“再ブレイク”させるほどのパフォーマンスで注目を集め、事務所もダンスの実力を買って芸能界デビューさせたのだと思いますが、女優としての実力は未知数です」(同)

 その大きな分かれ目になりそうなのが7月スタートのドラマ『チア☆ダン』(TBS系)での演技だ。

「他の出演者と比べても、やはりダンスの面でドラマを引っ張るのは彼女しかいない。そこで結果を残せるか。視聴率も大事なのですが、単にダンスが上手い子だけでは印象に残らない。どう工夫してインパクトがある女優としてやっていくか。いきなりの試練だと思いますよ」(同局関係者)

 チャンスをモノにできるか注目したい。

日テレ『スッキリ』打ち切りへ!? 池上彰&加藤綾子で新番組の準備着々……

 NHKから独立した有働由美子アナウンサーを『NEWS ZERO』に迎え入れた日本テレビが、早くも次の一手を打ってきた。テレビ関係者が、こう耳打ちする。

「8月上旬に、ジャーナリストの池上彰と元フジテレビアナの加藤綾子がMCを務める特番が放送されるそうです。2人は昨年6月にも報道特番『池上彰が教えたい! 実は…のハナシ。』で共演していますが、今回は完全に“あの番組”の打ち切りを見越しての布石なのだとか」

 日テレといえば、6月の月間視聴率が全日、プライム、ゴールデンのすべての時間帯でトップの「三冠王」となり、全日帯は60カ月連続、月間「三冠王」は55カ月連続と、まったく死角がないように見える。しかし、前出のテレビ関係者は、「日テレは、かなり危機感を持っている」と言って、こう続ける。

「ゴールデンこそ鉄板の強さを誇る日テレですが、実は全日では『ZIP!』で月と水曜日にメインパーソナリティーを務めていた元TOKIO・山口達也、『news every.』キャスターのNEWS・小山慶一郎のスキャンダルがそれぞれ発覚した影響からか、ここ3カ月はテレ朝、フジに抜かれることもしばしば。特に平日朝が弱く、なんらかのテコ入れが必要な状況になってきている。加えて、有働の加入に不満を持つエースの水ト麻美アナが来年3月にフリー転身するのは、もはや既定路線。そのタイミングで、以前より打ち切り候補となっていた『スッキリ』を終了させ、新たに池上&カトパンによる新番組に切り替えたいというのが日テレの本音。そのための地ならしとして、今回の特番が組まれたと聞いています」(同)

 有働に続いて池上と加藤まで囲い込んだなら、日テレの天下はしばらく盤石となりそうだが……。

日テレ『スッキリ』打ち切りへ!? 池上彰&加藤綾子で新番組の準備着々……

 NHKから独立した有働由美子アナウンサーを『NEWS ZERO』に迎え入れた日本テレビが、早くも次の一手を打ってきた。テレビ関係者が、こう耳打ちする。

「8月上旬に、ジャーナリストの池上彰と元フジテレビアナの加藤綾子がMCを務める特番が放送されるそうです。2人は昨年6月にも報道特番『池上彰が教えたい! 実は…のハナシ。』で共演していますが、今回は完全に“あの番組”の打ち切りを見越しての布石なのだとか」

 日テレといえば、6月の月間視聴率が全日、プライム、ゴールデンのすべての時間帯でトップの「三冠王」となり、全日帯は60カ月連続、月間「三冠王」は55カ月連続と、まったく死角がないように見える。しかし、前出のテレビ関係者は、「日テレは、かなり危機感を持っている」と言って、こう続ける。

「ゴールデンこそ鉄板の強さを誇る日テレですが、実は全日では『ZIP!』で月と水曜日にメインパーソナリティーを務めていた元TOKIO・山口達也、『news every.』キャスターのNEWS・小山慶一郎のスキャンダルがそれぞれ発覚した影響からか、ここ3カ月はテレ朝、フジに抜かれることもしばしば。特に平日朝が弱く、なんらかのテコ入れが必要な状況になってきている。加えて、有働の加入に不満を持つエースの水ト麻美アナが来年3月にフリー転身するのは、もはや既定路線。そのタイミングで、以前より打ち切り候補となっていた『スッキリ』を終了させ、新たに池上&カトパンによる新番組に切り替えたいというのが日テレの本音。そのための地ならしとして、今回の特番が組まれたと聞いています」(同)

 有働に続いて池上と加藤まで囲い込んだなら、日テレの天下はしばらく盤石となりそうだが……。