今週の注目記事・第1位
「『小室哲哉は許せない』KEIKO 親族怒りの告発」(「週刊文春」7/12号)
同・第2位
「テレビCM『すまいーだ』の飯田GHDの会長(73)華原朋美の不倫愛に溺れる」(「フライデー」7/20号)
同・第3位
「秋篠宮ご夫妻も愕然 小室圭さん裏切りのマンハッタン留学」(「週刊文春」7/12号)
「『小室圭くん』が米国留学3年の勝算」(「週刊新潮」7/12号)
同・第4位
「『大人たちは金集め』安倍昭恵夫人と怪しい新興宗教」(「週刊文春」7/12号)
同・第5位
「『佐川不起訴』の『女特捜部長』がはるばる『函館地検トップ』」(「週刊新潮」7/12号)
同・第6位
「ライザップ 株主総会で社長がバラした『リバウンド率が高いタレント』誰だ?」(「週刊ポスト」7/20・27号)
同・第7位
「愛犬・愛猫の『命の値段は60万円』この判決は妥当か、不当か」(「週刊ポスト」7/20・27号)
同・第8位
「内田正人日大前監督の『雲隠れ姿』」(「FLASH」7/24・31号)
同・第9位
「元祖・天才棋士が『うつ病』と向き合った1年間」(「週刊現代」7/21・28号)
同・第10位
「1080円で選手に質問 ケイスケ・ホンダの新ビジネス」(「週刊文春」7/12号)
同・第11位
「収賄で逮捕の文科省エリート 一番のバカは『親父』か『息子』か『大学』か」(「週刊現代」7/21・28号)
同・第12位
「病床の朝日新聞社主をめぐる親族と後見人の『介護対立』」(「週刊ポスト」7/20・27号)
同・第13位
「座布団十枚! “死亡ネタ”でも大爆笑桂歌丸は『生まれ変わっても落語家』」(「週刊文春」7/12号)
同・第14位
「『紀州のドン・ファン』事件の迷宮! 金庫から消えた3億円」(「週刊新潮」7/12号)
同・第15位
「『新型ワクチン』で『高血圧』治療ができる!」(「週刊新潮」7/12号)
同・第16位
「金正恩3兆円を狙う『女エージェント』」(「週刊文春」7/12号)
同・第17位
「日本の『インフルエンサー』100人」(「週刊現代」7/21・28号)
同・第18位
「2018年上半期『ヒンシュク大賞』」(「週刊ポスト」7/20・27号)
同・第19位
「定年後から『100歳』まで お金の未来年表」(「週刊ポスト」7/20・27号)
同・第20位
「主演映画の明暗が分かれた『真木よう子』と『沢尻エリカ』」(「週刊新潮」7/12号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は現代とポストとFLASHが合併号。なぜこんな時期にと思うが、1週出さなければ、紙代も印刷代もいらないという消極的な理由ではないのか。
まあ、雑誌が売れない時代だから、仕方ないか。
まずは新潮から。私は、沢尻エリカと真木よう子という女優が好きになれない。2人でいて楽しい女性だとは、到底思えないからである(相手も嫌がるだろうが)。
安藤サクラという女優も苦手だったが、是枝裕和監督の『万引き家族』で、貧弱なリリー・フランキーとのSEXシーンで、彼女の迫力満点な真っ裸を見て以来、いいじゃないかと思えるようになった。あの子をよがらせるのは大変だろうが。
その沢尻と真木主演の映画が公開されたが、明暗が分かれたと新潮が報じている。真木の『焼肉ドラゴン』は公開2日間で第7位。ちなみに第1位は『万引き家族』。
一方の沢尻の『猫は抱くもの』はベスト10にも入らなかった。映画評論家の北川れい子氏は「沢尻さんはただ可愛く撮られようとしているだけで、大衆を引きつけるような女優にはなっていません」と手厳しい。綺麗なだけでは長持ちしないよ、沢尻さん。
さて未来年表流行りである。今週のポストは、定年後から100歳までの「お金の未来年表」が巻頭大特集。
失礼だが、これまでやっていたことのまとめとしか思えない。確かに100歳まで生きれば「生涯年金収入1億円」にはなるのだろう。
それを担保にカネを借りることができることもわかる。子どもに遺産は残さないが借金も残さないで綺麗に死んでいけというのもわかる。
だが、70歳をちょいと超えた今でさえ、身体のあちこちは痛く、記憶力は日増しに衰え、カミさんとは家庭内別居状態である。
あと数年で認知症か腰痛で、家から出られず歩けなくなるのだろう。100歳まで元気で好きなものをたらふく食べられ、外を気ままに歩き、少しのオシャレでもできれば長生きもいいが、そうできるのは1,000人のうち10人か20人ではないのか。
一日一期。明日あると思うな。これが高齢者の生きる道である。大きな借金してまで生きたくはない。そう考えている身にとって、この特集は無用である。悪いけど。
ポストでやっているビートたけしの連載は時々面白いものがある。
半年ごとにやる「ヒンシュク大賞」も楽しみにしているのだが、今回はネタがいっぱいあるのに、なぜかつまらない。
何でかな~? それはたけし自身が「ヒンシュク」の対象になっているのに、それには答えていないからである。
芸人なら、自分のスキャンダルをネタにするぐらいの度量がないと。そう思うのだ。
この上半期は、日大アメフト部、栄和人監督、貴乃花、福田惇一財務次官、加計孝太郎、TOKIOの山口達也、小室哲哉など、ヒンシュクどころか人間失格のような連中が目白押しだった。
だが、あまり冴えた斬り込みはなく、ヒンシュク大賞が栄監督というのもいただけない。
中で唯一よかったのは、佐川宣寿前国税庁官についてのくだりだ。
「まァ、佐川にとっちゃ、ヒンシュクならぬソンタク大賞グランプリは安倍晋三・昭恵夫妻だろうな。あの人たちの尻ぬぐいってのは間違いないわけでさ。今頃、“オレの天下り余生をどうしてくれるんだ!”って歯ぎしりしてるだろうよ」
毒舌のないたけしなんて、何とかのないコーヒーみたいなものだ。
現代の「日本のインフルエンサー100人」を読み始めたが、初っ端から堀江貴文の名前が出たところで読むのを止めた。
彼が、時代の変化に対応できる柔軟性と先見性があるとは、とても思えない。宇宙ロケットに入れ込んでいるといっても、カネはクラウドファンディングで集めているようだし、先日も打ち上げに失敗した。
彼は自分のSNSで客を集めたいために、いろいろなことに手を出してはいるが、しょせんは見世物小屋のおやじ程度だと、私は思っている。
日本を変える経営者というのがあるが、特にIT企業家は、これから20年先にどうなったかで判断するべきである。
研究者の中には山中伸弥も入っているから、人類の幸福に寄与する人間がこの中から出てくるとは思う。
若者のカリスマというのは、私が知っているのは渡辺直美しかいない。彼女はなかなかいいセンスを持っている女性だとは思うが、若者でなくなった時どうなるのか。見ていたいと思わせるものはある。
中にYouTuberなる人間たちがいるが、あと5年か10年したら、YouTubeそのものが様変わりしているに違いない。ブロガーとて同じこと。
ITなんぞ、まだまだ発展途上の未熟なツール。これがどう変わっていくのかで、新しいインフルエンサーが出ては消え、出ては消えていくことだろう。
今一番必要なインフルエンサーは、この不確実な時代をどうとらえ、どう対処すれば日本をいい方向へ変えられるのかを提示してくれる思想家、文学者なのではないか。
いつの時代もそういう人がいた。だが、いま見渡しても、それらしき人が絶滅した。そういう意味では、水先案内人なき時代といってもいいだろう。そうでなければ、安倍のような人間がのさばっていられるはずがない。
文春は、安倍首相に韓国の「親北議員」を紹介し、金正恩との話し合いが成功すれば、日本から払われる3兆円ともいわれる支援金を狙っている「女エージェント」がいると、いわくありげな記事を掲載している。
内容に注目するべきものはほとんどないが、懐かしい名前が出ていた。エージェントのAというのは日本人で、都内でコンサルタント会社をやっているというのだが、その後ろ盾というより愛人が、韓国の朴東宣(85)だというのである。
70年代に韓国政府(朴正煕政権)の意を受けてアメリカで議員たちに巨額な資金を提供して、大きな話題になった「コリアゲート事件」の中心人物だ。
私たちのような古い編集者には忘れられない名前である。朴がまだ健在で、何やら蠢いているというが、Aが文春のインタビューで話しているように、朴は保守派で、今の文在寅大統領とは距離が遠いはずだから、日朝会談で重要な役割ができるわけはない。
新潮へいこう。高血圧は薬である程度コントロールできるようになった。だが、毎日飲まなくてはいけない煩わしさがある。
新潮によると、毎日きちんと飲む人は半分ぐらいしかいないという。
だがその煩わしさから解放してくれる画期的なワクチンが、もうすぐできるというのである。
大阪大学大学院臨床遺伝子治療学の森下竜一教授は、1回の注射で1年ほど効果のある高血圧DNAワクチンを実用化すべく取り組んでいる。
5年後の2023年から24年頃にはというから、期待してもいいようだ。
オウム真理教元代表の麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚(63)の死刑が執行された。他にも6人の元幹部の執行が行われたという。
地下鉄サリン事件が起こり、麻原やほかの幹部たちが逮捕されたのは1995年であった。日本史上まれに見る大きなテロ事件だったが、麻原はほとんど語らずに死刑判決が確定した。
唯一といってもいいが、麻原の肉声が残っているのは、私が週刊現代編集長のときに公開した「麻原の自白調書」である。
警察と検察の2通の調書があったが、そこで麻原が饒舌に語っているのは、自分は無罪、弟子たちが勝手にやったことという、身勝手な自己弁護だった。
麻原の調書はないといい続けていた検察は赤っ恥を書き、私を目の敵にして講談社を脅しあげ、調書のコピーを奪い取った。
あれだけの大事件なのに、麻原だけが知る真相は闇に葬られたままである。元号が変わる前に執行したかったといわれているが、なぜそれほどまでに急ぐ必要があったのか。
多くの謎を残した。昭和の下山事件と同じように、平成のオウム事件といわれるであろう。
謎といえば、紀州のドン・ファン怪死事件も解決の糸口さえ見えてこない。殺された野崎氏は、カネを銀行には預けず、いくつものスーツケースの中に詰め込み、自分の留守の間は、知り合いに預けていたそうだ。
だが、頑丈な金庫の中も空っぽだったし、カネの入ったスーツケースも見つかってはいないようだ。新潮で捜査関係者がこう語る。
「遺産目当ての犯行という見方だけでなく、隠し金を奪うのが目的だったのではないかとの疑いが出てくると、捜査も別の取り組み方をしなければならない。隠し金の存在、さらには金庫からそれを頻繁に移動させていた事実を知る人物全員が重要参考人として捜査線上に浮上することになります」
面白いといっては故人になんだが、面白くなってきた。
桂歌丸が亡くなった。享年81。病の宝庫のような人だった。文春によれば、十数年前に肺気腫を患い、もともとメニエール病や腰痛もあり、入退院を繰り返してきた。
晩年は車いすで移動し、高座に上がっても鼻から酸素吸入チューブをつけたままだった。
落語家としても不遇の時代が長かった。同時代には立川談志、古今亭志ん朝、三遊亭圓楽などがいて、線の細い歌丸は、その連中の陰に隠れてしまっていた。
だが、「落語家は死ぬ時がゴールだから」といっていたという。日本テレビの『笑点』の司会になり、独特のとぼけた味が芸になり、病を自らネタにすることで、晩年は歌丸を見に行く客が殺到した。
生前、こう口にしていたそうだ。
「生きている間は苦しい思いをしろ、目をつぶったときに楽になるから」
名人上手ではないが、いい落語家さんであった。今晩は歌丸の落語を聞いて寝ようか。
朝日新聞は社主家との確執が長い間あった。村山龍平氏が1879年に朝日新聞を創立し、かつては村山家が株の3分の2を持っていた。
現在の社主は村山美知子氏で御年97歳。現在は要介護5で歩行困難、認知症も進んでいるという。
だがポストによると、彼女が雇った介護スタッフに介護され、一時は笑ったり歌ったりできたという。
村山社主は倒れる寸前、財産管理を藤木克尚税理士と身上監護を吉田途男医師に担ってくれるよう依頼したそうだ。いわゆる「成年後見人」である。
だが吉田氏が、昨年9月に介護スタッフを全員解雇し、村山氏に刺激を与えない「見守り」が徹底されたという。
介護スタッフたちは、これを不服として神戸地裁に不当解雇だと訴えたそうだ。
後見人として、また医師としての見地から、社主の健康維持を最優先にしたということのようだが、そうして、ただ生きているだけの状態にしておくのがいいのだろうかという疑問は湧く。
だが、もはや村山氏は、何らかの意思を表明できる状態にはないようだ。
ポストのいうように、これから21万人(17年末)といわれる後見人制度の利用者のうちで、こうしたトラブルが増えていくのだろう。
さて、文科省の事務次官候補だった、科学技術・学術政策局長の佐野太(58)が、受託収賄容疑で逮捕された。
それも息子を、東京医科大学へ不正入学させたというのである。佐野は政界へのパイプを持ち、あわよくば官界から政界に出ようという野心を持った男だったと現代が報じている。
息子も、自分のキャリアにふさわしい医大へ入れたかったのだろうか。
医大というのは、裏口でカネを積めば入学できるシステムがあるようだ。ある有名大学の医学部元教授が、中には1億円出す親もいたと話している。
東京医科大学は臼井正彦理事長というのが長年トップに居座り続けている。出来の悪い息子を入れてもらう代わりに、「私立大学研究ブランディング事業」への選定を依頼していたという。
文科省の役人が息子を入れるために、監督すべき相手からの頼みを聞いてやる。これがバレなければ、ひょっとすると文科省次官になっていたかもしれない。
財務省だけではなく、役人は腐りきっている。この事件、これだけで終わらせてはいけない。もっと根が深いはずだから。
W杯で男を上げたといえば、一番は本田圭佑であろうか。ロートル、役立たずといわれていたのに、本番では随所に見せ場を作り、さすが本田との声しきりである。
この人物、ビジネス感覚も相当なもので、以前、彼のオーデコロンというのを買ったことがある。さほどいいものではなかったが、嗅覚は相当なものだ。
今回も、本田は新メディア「REALQアスリートβ」なるものを立ち上げたそうだ。
読者が1,080円で参加権を購入して、選手に質問などを送信する。そこから選ばれたトップ3の質問を、選手にランキング形式で提示し、それに答えてもらうというのだそうである。
彼は以前から、ニュースを得るのにタダというのはおかしいという考えだったという。
ファンと選手を結び付け、それをカネにしようというのだ。サッカーファンなら喜びそうではある。
本田ももう歳だから、次の人生を考えなくてはいけない。中田英寿のような第二の人生を思い描いているのだろうか。
さて、先崎学九段という棋士を覚えておいでだろうか。現在48歳で、羽生世代といわれる中で最も早く、11歳で奨励会に入会し、米長邦男に師事した。
14年には九段に昇段している。その彼が、16年に起きた将棋界の「ソフト不正使用疑惑事件」で対応に追われ、気がついたら、うつ病になっていたというのである。
眠れない、疲れが取れない、落ち込む。やがて将棋が指せないようになる。
そして自殺願望が強く出て来て、ホームに立つのが怖くなったという。
昨年7月に慶応病院精神・神経科に入院。家族や友人の力もあり、今では概ね回復しているという。
だが、将棋の感性が戻らないというのだ。彼が、うつ病になってしまった人にいいたいという。
「運が悪かったと思って、半年から1年で必ず治るからその間、ちょっとつらいけど、だらだらと頑張って時間を稼いでくださいということです。(中略)うつ病は半年ぐらい経つと、人間の自然免疫で治っていくのだそうです。だからうつ病に悩んでいる人には死なないようにしましょうと言いたいですね。死なないでください」
私の周りにもうつ病の人間はいる。だが残念ながら完治したというのは聞いていない。やっかいな病だが、死んではいけない。
ところで芥川賞の候補、それも本命とされていた北条裕子の『美しい顔』(「群像」6月号)に「盗作疑惑」が持ち上がっている。
石井光太のノンフィクション『遺体』(新潮文庫)や、被災者の体験記をまとめた金菱清編『3・11 慟哭の記録』(新曜社)などを参考にしたが、それを巻末に参考文献として入れなかったのである。
講談社は詫びを出したが、その程度のことでは収まりそうになかった。そこで講談社は、社のHP上で、この小説を無料で全文読めるようにしたのである。早速読んでみた。
かなりの分量である。作品についての評は私の任ではないので、読後の印象だけにとどめる。東北大震災を被害者側、17歳の娘の視点で描いている。自分たちを消費するためだけに来ているメディアへの批判や、かけがえのない者を失い、残された者たちがそのことをどう乗り越えていかなければならないかなど、なかなかの筆力で一気に読ませる。
毎回、芥川賞受賞作は読んでいるが、ほとんどのものは途中で放り出してしまう。その程度の昨今の芥川賞であるから、この作品が賞を取ってもおかしくはない。
だが、東北出身でもなく、被災地を取材したわけでもない筆者がこれを書けたのは、先に挙げたノンフィクションだけではなく、多くの他人の著作を参考にしたのは間違いない。
そういう意味で責められるべきは、それをチェックできずに、しかも参考文献さえ示さなかった担当編集者である。小説の最後にお詫びと参考文献が載っている。
見逃せないのは、この言葉である。「編集部の過失により」。過失ではない。編集者が未熟だったのだ。怠慢だったのだ。群像といえば、講談社編集者の憧れだった。多くの作家を輩出してきたが、素晴らしい編集者も育ててきた。そうした文藝編集者が劣化した証左である。作家は編集者によって育てられる。だが編集者の質が落ちた出版社にいい作家はこない。
日大アメフト部の監督だった内田正人氏が雲隠れしてだいぶになる。FLASHは、自宅へ戻ってきた内田氏を激写している。
内田に話しかけると、「やめてくんないか──」の一言だったそうだが、奥さんが家から飛び出してきて、記者にタックルを仕掛け、ビデオカメラを振り払おうとしたそうだ。
今後は、田中英寿理事長の影響力の及ぶ会社への出向や再雇用があるのではないかという。
田中理事長は、7月下旬に第三者委員会の最終報告が出ると、いつたん辞職し、自分の息のかかった人間を据え、再び返り咲きを狙うのではと日大関係者は見ているようだ。
これを機に、日大は田中体制を変え、生まれ変わらなければいけないはずだ。日大の職員や学生がそれをできるか。そうでなくては日大を目指す人間は激減するはずだ。
私は、4月に愛犬に死なれ、いまだにペットロスが激しい。老衰だから大往生なのだが、もっと生きていてほしかった、もっと可愛がっておけばと、思い出しては泣いている。
これが、獣医師の診断ミスで死んだとなれば、飼い主はどうするのだろう。
ポストで、8歳の秋田犬を医師の診断ミスで失った福岡在住の女性が、180万円の損害賠償を求めた裁判で、福岡地裁が出した判断は、慰謝料40万円、治療費として15万円、葬儀費用3万8,000円だった。
ペットは、生後6カ月くらいまでは財産価値があるが、それ以上になると、血統書のある犬猫でも、法律上は「モノ扱い」なのだそうだ。
いくら獣医師がバカで、診断を誤ろうとも「殺犬・猫罪」に問われることはないという。
飼い主としては承服しがたいが、そうなっているそうである。遠くの孫より近くのペット。
なまじの人間よりなんぼか可愛いペットがモノ扱い? ふざけるなである。
ライザップという会社がある。売上よりCM代の方が多いのではといわれる不思議な会社だが、芸能人たちのダイエット前とダイエット後を出し、効果のほどを声高に謳っている。
この会社の社長が、リバウンドする率は、タレントの方が高いと認めたとポストが報じた。
一般会員のリバウンド率は7%だが、タレントはそれより高い。天野ひろゆき、森永卓郎、赤井英和などは、最近はやや膨らみ始めているようだ。
それはそうだろ。ある程度太っていた方が健康だという考え方もある。それにあの苦しい食事制限にいつまでも耐えられるはずはない。
新潮は、森友学園を巡る財務省の文書改ざん問題などを捜査していた東京地検特捜部長が、函館地検のトップに「栄転」したと報じている。
佐川宣寿前財務省理財局長ら38人に対する告発を受けて捜査していたが、結果は、官邸の顔色を伺って、「全員不起訴」にしてしまった。
この女性の名は山本真千子(54)。
「検察審議会に不起訴不服の申し立てが出ている以上、事後処理の面からも、山本さんはあと半年ほど大阪に残るべきでした」(若狭勝氏)
安倍の嘘を暴いてくれるのではと儚い期待をかけた私がバカだった。日本に三権分立などない。そのいい見本である。
安倍昭恵は、やはり怪しい女である。文春とフライデーがともに、親しく付き合っている新興宗教の女性が、金儲けのために昭恵を利用しているのではないかと報じている。
文春によれば、昭恵が発起人を務める「世界こどもサミット」というのがあるそうだ。今年2月には第2回の東京大会が有楽町で開かれた。
このサミットの事務局が置かれているのは、サロン「コミュニティ舘 湊」で、代表の菅沼奏香という人物が、昭恵が大好きなスピリチュアル系なのだ。
このサミットに登場するのは、生まれる前の記憶を持つ子どもや8カ国語を独習したという子どもたちだそうだ。
菅沼と島田由香という2人が、このサロンを拠点に布教活動を始めているという。
「二人が広めようとしているのは、縄文時代の生き方を理想とする『KAMIスタイル』という教えです。福島氏(島田のこと=筆者注)によれば、病気は人間の我欲が生み出した代物。宇宙の法則に則って生きていれば病気にはならない、というのです」(現役スタッフ)
何を信じようと勝手だが、こうした宗教が怪しいか怪しくないかは、どれだけ寄付を取るかでわかる。
受講料は、フライデーによれば2時間で300万円、人によっては1,000万円を請求された人もいるそうだ。
能天気な昭恵は、こどもサミットでこういっているという。「大人たちは何をしているかというとお金集め」。こうした彼女の言動が、菅沼の相棒の島田にこういわせるのだ。
信者の中には300万円の返還を求めている人もいるがと問われ、
「わずか三百万円じゃない! 一千万円くださる人もいるのに。うちは返すという条件は一切入れていない。(三百万円は)私個人の収入ではありません」
昭恵との交友を前面に出し、信者を集め、その中から被害者が出るようになれば、反社会的なカルト宗教になり、世間から批判が出たり警察沙汰にもなるかもしれない。
「そういった団体に昭恵夫人が深く関わることは、非常に危険です」(宗教学者の島田裕巳氏)
バカは死ななきゃ……ということですかな。
先週紹介したように、秋篠宮眞子さんと“婚約延期中”の小室圭さんが米国へ留学すると、スクープしたのは女性セブンである。
その後、各紙が、アメリカのニューヨーク州にあるフォーダム大学のロースクールに3年間通って弁護士資格を取得する予定だと報じた。
今週の新潮と文春がともに巻頭で、この3年間の不在は眞子さんとの婚約を自然消滅させるためではないのか、いや、在学中の2人の結婚はあり得ると、異なった見方の特集を組んでいる。
新潮は圭さんに厳しい。まず、この大学はコロンビア大、ニューヨーク大と共に「NYの3大ロースクール」と並び称されるほどで、合格率31.7%という狭き門だという。
それに合格したのだから圭さんの実力はなかなかのものではあるが、新潮は、アメリカの大学は皇室や王室に対して憧れを抱いているから、自己紹介文に「私はロイヤルファミリーのプリンセスと婚約している」と書いた可能性があるのではと新聞記者に邪推させている。その上、入ってからも勉強が大変なようだ。
「一日のスケジュールは、授業が大体4~6時間。その後遅くまで次回の予習。それが8時間ほどかかるので、合計で12時間以上、机に向かうことになります」(同大学で学んだ吉田大助弁護士)
卒業できれば次は司法試験。吉田弁護士がいうには、合格率は7割程度だが、外国の留学生だと言葉の問題があり、4割ぐらいに下がるそうである。
新潮が問題にするのは留学費用のこと。年間授業料はおよそ5万9,500ドル(約660万円)だから3年間で2,000万円。奨学金をもらったとしても生活費がかかる。
母親の元婚約者と400万円もの金銭トラブルを抱えているのに、大丈夫なのかと老婆心をのぞかせる。
圭さんは弁護士資格を取って、眞子さんと添い遂げようと考えているようだが、秋篠宮家の考え方は違うという。
「秋篠宮家にとっては“自然消滅となれば大いに結構”というお立場です。物理的のみならず心理的にも距離が広がり、お二人が別々の道を歩み始めれば御の字、というわけです」(宮内庁関係者)
文春はどうか。留学の話は秋篠宮家には寝耳に水だったという。眞子さんが知っていたのかどうかには触れていない。
文春によれば、あのトランプ(18歳から2年間)や俳優のデンゼル・ワシントンも通っていたそうだ。文春も学費や生活費を含めると3年間で2,900万円ぐらいかかると計算するが、それを助けるのが、圭さんが勤める奥野法律事務所の奥野善彦氏(82)だそうである。
奥野氏は圭さんのことをすごく買っていて、
「学費については、小室君が優秀で大学からの奨学金で免除されたそうですから、私たちの方は、生活費だけ支援しようと思っています」(奥野氏)
資格を取ったら、この事務所に戻ってくると圭さんはいっているようである。
奥野氏以外にもICU時代に留学したときに知り合った米国在住の先輩がいるそうで、相談に乗っているようである。
また奥野氏は、「結婚は学生でもできます。一時帰国するのか、その辺はお二人で十分に語り合って決断されたのではないかと思います」と、眞子さんの同意があったのではないかと仄めかす。
文春に語っている「宮内庁関係者」もこう語る。
「眞子さまも、最初は驚かれたはずです。でも留学が決まった後も、ご結婚に対して強い意志は変わらず、秋篠宮夫妻も、眞子さまの立場を尊重されるお考えに変わりはないと見られます」
新潮とは180度違う見方をしているようである。両誌を読んで感じるのは、こうだ。圭さんの学力、英語力は相当なもののようだ。留学は日本から逃げ出すという意図ではなく、以前から決めていた。眞子さんにも話し、同意を得ていたようだ。
3年後、アメリカから白馬に乗った王子様が帰還し、眞子さんに正々堂々と結婚を申し込む。そうあってほしいものだ。
さて、今では歌手というよりスキャンダルで名前が出ることが多い華原朋美(43)だが、今度の相手は東証1部上場で、昨年度の売上高1兆3,300億円を誇る大手戸建分譲会社、飯田GHD(グループホールディングス)の代表取締役会長・森和彦氏だとフライデーが報じている。
この御仁、御年73歳。歳の差、実に30歳。チョッピリうらやましいね。
6月中旬の夜、高級ステーキ店での食事を終えた2人は黒塗りの送迎車・マイバッハに乗り込んで、新宿区内の華原が暮らす高級マンションへと向かった。
マンション前で降りた2人はエントランスへと消えていった。森氏がそこを出てきたのは3時間後の夜11時半だったという。
森氏は結婚しているから「不倫」ということになる。きっかけは華原の出ている番組のスポンサーが森の会社で、同社のCMソングも華原が歌い、昨年行われた華原の全国ツアーのスポンサーにもなっている。これも森の一存で決定したそうである。
だが、一流企業の会長が不倫では、社内はもちろん株主からも批判が出ること間違いない。
森氏はフライデーに対して、代理人の弁護士を通じて、華原とは会社ぐるみで付き合っていると弁解したうえで、「誤解を招く形になってしまったのは不徳の致すところ」と官僚のような返答をしている。
華原は極度の恋愛体質で、かつて男にフラれたときは、精神安定剤を大量に飲み急性薬物中毒で救急搬送された過去もある。華原の呪いが森の会社に降りかかるかも?
今週の第1位はこれで決まり。
文春のグラビアに、マスクをしているが、紀ノ国屋の袋を持ち、にこやかに笑っている女性が載っている。キャプションに「私は元気です by KEIKO」とある。
あれ~、彼女(45)って11年に、くも膜下出血を発症してリハビリ中で、芸能活動を休止し、音楽には興味を示さず、小学校4年生の漢字ドリルをやるレベル程度にしか戻っていないはずじゃなかったの?
文春で不倫を報じられ、会見を開いて、涙ながらに引退と妻の介護の大変さを語っていた小室哲哉(59)がいっていたことと、ぜんぜん違うじゃん。
この会見後、一部の識者といわれるバカどもが文春批判を繰り広げた。文春はそれ以降、「予断なく検証取材を重ねた」という。
結果、小室のいうことは真っ赤な嘘だったことが、親族並びにKEIKO本人が立証してくれたというのである。
その上、これからは妻と向き合って生きていくといっていた小室だが、会見後一度も、妻が暮らしている実家の大分県・臼杵市に行っていないそうだ。親族Aさんがこう話す。
「小室さんの会見以降、桂子(KEIKOの本名=筆者注)についてご心配の声もいただきますが、桂子はおかげさまでいたって元気なんです。ひとりでよく買い物に出かけるし、地元の体操クラブにも通っています。このあいだも先生から上級クラスに誘われたほどです」
地元の音楽関係者も、KEIKOは仲間とよくカラオケボックスに行き、マーク・パンサーのラップまでやるそうだ。
では、夫の小室はどうしているのか。5月中旬、妻と暮らしていたマンションを引き払い、別の高級マンションへ引っ越したが、妻には知らせていないという。
そのマンションには相変わらず、にんにく注射の看護師が出入りし、泊まっていくそうである。
東京の音楽関係者は、「小室は、A子さんとの再婚を本気で考えているようです」と話す。
また、会見で突然引退を表明したようだが、実は、昨年末に所属事務所に引退の意向を伝えていたそうだ。
小室もグラビアページに登場している。ラフな格好にサングラスと野球帽といういでたちで、近所の弁当屋のメニューをじっと見ている図である。今でも年収2億円あるといわれる還暦間近の男のしょぼくれた姿が見事に映し出されている。
小室がテレビカメラの前で平気で嘘をついたのは、いま日本中を覆っている「嘘つきは安倍晋三の始まり」という空気を見習ったからではあるまいか。
【巻末付録】
今週は合併号だから、さすがに両誌とも質量ともに豊富である。
まずは現代から。袋とじの巻頭は、「水曜日のカンパネラ コムアイ ありのままの私」。女優の二階堂ふみが撮ったそうだ。コムアイというのはよく知らないが、若者のカリスマだという。ボーイッシュでかわいい子だ。女が女を撮るといやらしさは薄まる。だが、いい写真だ。
後半の袋とじは「あの女優の『濡れ場』シーン ベスト50」。ナンバー1は大島渚の『愛のコリーダ』。そうかな?
「突然、引退してしまった『あなた』へ」。石川秀美、木之内みどり、能勢慶子など。「ミス・インターナショナルがグラビア界に参戦! 奈月セナ」。今一つの袋とじは「巨乳だらけの『脱衣』水泳大会」。なんだかよくわからん。
ポストは、初っ端から私の好きな綾瀬はるかできた。「麗しき女 綾瀬はるか」。彼女は目がいい。横になって見つめられると胸苦しくなってくる。
袋とじは「映画になった『女性器写真家』の数奇な運命」。別に袋とじにする必要はないんじゃないか。
後半の袋とじは「富士出版の伝説 久保千代子さんの現在」。富士出版の広告にでてくる「三十路の女」である。2000年に写真集を出した頃は34歳。ということは?
今は知りたくない。この頃の彼女がいいのだ。
もう一つの袋とじは「奇跡の42歳 岩本和子」。これはいい! 42歳といえば熟れ頃、食べ頃だね。
「櫻井淳子『純心』」「三上悠亜 セックスの履歴書」「あべみほ 世界基準の全裸美脚ヌード」。あべみほが私の好み。「柔らかグラドルビキニ大開脚」。イヤー盛りだくさんですな。
というわけで、ヌードではないが綾瀬はるかを出したポストが、質量ともに現代を圧倒した合併号だった。
(文=元木昌彦)